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新国立劇場バレエ団 ヴァレンタイン・バレエ
2017/02/19(Sun)
<第1部> 
テーマとヴァリエーション
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:ジョージ・バランシン
米沢 唯、福岡雄大

寺田亜沙子、奥田花純、細田千晶、飯野萌子
貝川鐵夫、木下嘉人、小柴富久修、浜崎恵二郎



<第2部 パ・ド・ドゥ集>
「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー
柴山紗帆、井澤 駿

ソワレ・ド・バレエ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
振付:深川秀夫
米沢 唯、奥村康祐

タランテラ
音楽:ルイス・モロー・ゴットシャルク、ハーシー・ケイ
振付:ジョージ・バランシン
小野絢子、八幡顕光


<第3部>
トロイ・ゲーム
音楽:ボブ・ダウンズ、バトゥカーダ
振付:ロバート・ノース
福田圭吾、中家正博、池田武志、小口邦明、原 健太、福田紘也、宝満直也、髙橋一輝


最近では珍しい雄大君と唯ちゃんのペア。 始めのうちはなんとなくお互い硬いような、特に唯ちゃんが緊張しているようにも見えましたが、ソロあたりからはそんな感じもなくなったように思います。 難易度の高い振り付けを音楽にきちんと合わせてさらっと踊ってしまう二人はさすが。 雄大君は12月のシンデレラと比べると若干踊りが重いような気もしましたが、相手が誰でもサポートに落ち着きが出て来ましたね。 ま、唯ちゃんはサポートいらないようなものだけれど・・
4組のカップルも皆上手く、一人ひとりをもっとじっくり見たかったなぁ。 個人的には細田さんの描く美しいラインが好みでした。 男性ではシンデレラでのまるで王子な雰囲気に気になるダンサーとなった浜崎さんが、アーティストながら抜擢されていてやはり思わず目が行ってしまいました。 コッペリアではどんな役で見られるかしら?
そして、作品をより格調高いものにしたのがコール・ド。 ほっそり長身とスタイルもよく踊りも端正で、チャイコフスキーの音楽とバランシンの振付をこれ以上ないほどに美しく表現していると思いました。 さすが、新国のコール・ドです!!

ドンキPDDの柴山さんは今まであまりソロで見た事がなかったのですが、音取りも良いし、技術のしっかりしたバレリーナなんですね。 体の軸が安定していて回転もとても綺麗です。 32回転は後半にもダブルをいれていて最後ちょっと落ちかけたのが残念でしたけど、後半をシングルで纏めていれば完璧に綺麗に回れたと思います。 
井澤さんも怪我も治ってダイナミックでしたね。 ただ、ちょ~~~っとだけプレパレーションが長くて流れが切れる感じもするので、もっと自然に動きが繋がればいいなぁと。

「ソワレ・ド・バレエ」は初めてみましたが、グラズノフの甘くロマンティックな旋律にのった星空の下のダンス。 可愛らしい雰囲気の中にも大人のしっとり感もしっかり漂わせている唯ちゃんは、こちらの作品の方が生き生きとしていて断然魅力的! 
奥村君は身のこなしが軽やかで、しなやかできっちりした踊りが気持ちいいですね。 2人のコンビネーションも良かったです。

「タランテラ」って本当に運動量が半端じゃないですね・・・。 絢子ちゃん、コミカルな役も何気に似合っていてチェーミングでした。 久しぶりの八幡さんとの息も合っていて2人ともアレグロの音楽に軽快に乗って楽しそうに涼しい顔して超絶技巧♪  タンバリンのたたきっぷりも豪快で気持ち良かったな! 

男性8人による「トロイ・ゲーム」も初見。 舞台写真もしっかり見た事なかったようで、上半身ほぼ裸に超短パン+レッグウォーマー?な格好にちょいとビックリしました。  ギリシャ風の衣装なんだそうですが・・・。
自己陶酔?な8人の戦士?によるエネルギッシュでユーモラスな作品。 軽快なサンバのリズムを多く使っているのもいいですね! 舞台上を思い切り走ったりジャンプしたり、ソロでテクニックを見せつけたり、また武術のような動きもあったりと男性ダンサー的には踊り甲斐のある演目じゃないでしょうか。 それぞれ個性豊かに芸達者で良かったです。 中家さん、クールに決めてましたね♪


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キノコでフレンチ
2017/02/18(Sat)
フェドセーエフさん指揮のコンサートは自分にとってはSpecial eventなので、その後のディナーもちょっぴりスペシャルに以前から興味を持っていた恵比寿にある「マッシュルーム」というフレンチレストランに行って来ました。
このお店はシェフがキノコ好きという事で、お料理に他の店ではお目にかかれないいろいろな天然キノコが使われていて、キノコずくしのおまかせコースなんていうのも用意されているのです♪ 今回は迷ったのですが、キノココースは次回トライで5000円のディナーコースにして10種類のキノコのソテーを追加でいただきました。 
いつも、どこかに食事に行っても始めの二皿くらいまでは写真を撮ったりするんですが、後は忘れてお料理が出てくるとすぐ食べちゃうんですよねー。 今回はキノコという事もあり気合を入れました!(笑)

四角いテーブルナプキンもこんな風に折れるんですね!
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メニューの表紙イラストだってもちろんキノコ♪
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<アミューズ>
蕗の薹ときのこの揚げ物
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きのこは香茸だったっけ? しっかり覚えたつもりが忘れてしまったんですが旨みがじわっと出てくる感じで美味しかった。 蕗の薹はやっぱりちょっと苦い。

<前菜>
旬の有機野菜のグリエ ラヴィゴットソース 黒毛和牛のブレザオラ(生ハム)とジャンボマッシュルームを添えて
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マッシュルームがほんとにジャンボ! 両端生ハムが乗っているのでわかりにくいですが、10センチ以上はありましたよ♪ しっかりしたコクのある味。

キノコのドライフルーツマリネと旬の魚貝類 桜海老ドレッシング 愛媛産甘平添え
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10種類のきのこのソテー
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すべてえのきや椎茸、しめじに見えるんですが・・・、時計回りに全部名前を言ってもらいましたがどれも知らない名前ばかりで当然覚えられるわけもなく。  ちゃんとメモすれば良かった!
さっぱりなものから濃厚なものまで味も食感もさまざまでしたが、みんな美味しい。 土や木の匂いがするわけじゃないけれどイメージできると言うか・・・。

<主菜>
野生猪ばら肉の煮込み 軽い燻煙 泥牛蒡とマデラ酒のソース 黒胡椒ムース 
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猪はとても美味しかったけれども思った以上に油が多かったとの事。 ソースに使われた牛蒡の風味がなんともいえず美味だったとか。

阿波尾鶏と原木椎茸のグリエ ガルムソース
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ほどほどに油はのっているものの比較的さっぱりした味の阿波尾鶏にからめるガルムソース(魚醤)が絶品!! 思わずパン(自家製でこちらも美味しい!)をおかわりしてソースは残す事無くいただきました。

<デセール>
こんなキノコ型のボードに本日のデザートメニューが貼られているんです。 とことんどこまでもキノコ!
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あ、でもデザートにはさすがにキノコメニューはなしなのね・・・。

栗のしっとりケーキ 和栗のアイスを添えて
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私は栗を使った和菓子や洋菓子が大好きなので迷わずこちらをチョイス。 口の中でケーキがシューンと小さくなる感じもgood! 
アイスは甘さ控えめでケーキとの相性もとてもいいです。

赤いルバーブのコンポートと生姜のアイス 
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ルバーブの酸味と生姜の辛味の組み合わせが面白かったそうな。 ルバーブってジャムを見た事はあったけど食べたのは初めてかも。

<プティフール>  
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キノコ型のクッキーはお土産用に販売してほしいなぁ。

ワインセラーにはたくさんのボトルがストックされていましたが、今回はグラスでピノ・ノワールとカベルネ・ソーヴィニヨンの2種を。 そうそう、お料理が映えるようにお皿はプティフールを除いてすべて白でしたが、デザインが凝っているんですよね。 食べやすく機能的でもありました。


店内のインテリアにもキノコがあちこちに飾られていたのですが、お店の入り口にはたくさんのキノコのフィギュアがぎっしりと飾られたショーケースがあって帰りにじっくり見ようと思ったのだけれど、お店の方が外まで見送ってくれたのでそのまま写真を撮るのを忘れて帰って来てしまいました。 次回は写真を撮ってから入店しようっと!
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パリ・オペラ座来日公演 キャスト変更
2017/02/16(Thu)
2週間後に迫ったパリ・オペラ座バレエ団日本公演に大幅なキャスト変更が出ています。 こちら

「バレエ・スプリーム」の演目について追加情報は出ないかとここのところ頻繁にNBSのサイトをチェックしていてたのですが、アンケートを郵送し終わった事もあり昨日はアクセスしなかったところ、パリ・オペラ座キャスト変更という郵便が家に届いていてとっても嫌な予感が!

エルベとマチューが怪我のために公演に出演できなくなったとの事でしたが、それに伴うキャスト変更の多さにびっくりというか大いに不満というか・・・。
2人については状態がちょっと深刻のようなので一日も早く回復して舞台に復帰できるようにと思わずにはいられませんが、当初の配役から大きく変わらないようにというNBSのリクエストに対して、「リハーサルの時間や芸術上の観点から」という理由でこのような大幅なキャスト変更をしてきた事には納得しかねます。 「芸術上の観点」と言われて、ごもっともと納得するにはチケット代も高すぎる・・・。 
前回のバーミンガムの「白鳥の湖」でジェンナ・ロバーツの来日後の怪我の際に、マシューはたった一日のリハーサルで代役の平田さんと踊りましたしね。 ゲストのマシューができるのだから、同じバレエ団で2週間以上の時間があったのならできない事もないでしょうにと思ってしまいます。

話は変わりますが、光藍社さんの夏の公演のWEB先行が昨日から始まっています。 こちら。 ハイライトは関西だけなんですねぇぇ。 東京でも見たいんだけどなぁ!! 半分半分にはできないのかしら??  わたし、もうお話聞かなくても大丈夫だし!(笑)
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2月4日 N響オーチャード定期 2016/2017シリーズ 第92回
2017/02/12(Sun)
フェドセーエフさんでこのプログラムという事で凄~く楽しみにしていたコンサート。 今年85歳を迎えられるフェドセーエフさんが元気に来日して下さって本当に嬉しい。
日本で数多く公演しているものの、東日本大震災以降に東北でコンサートを行う事が出来ていない事を気にされていて何かできる事があればとずっと思われていたフェドセーエフさん、今回の福島県いわき市での公演を心待ちにしていたのだそうです。

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NHK交響楽団
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
会場:オーチャード・ホール
男性合唱:東京混声合唱団
児童合唱:いわき市立高坂小学校、いわき市立平第三小学校合唱部

ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」
ハチャトゥリヤン:組曲「仮面舞踏会」

    -----  休憩 -----

チャイコフスキー :幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー :序曲「1812年」

<アンコール>
チャイコフスキー:組曲第4番「モーツァルティーナ」より『祈り』
 


「はげ山の一夜」も「ロメジュリ」も好きな曲ながら生演奏で聞くのは前回が思い出せないくらい久しぶり。 「はげ山の一夜」は鳴らすところは鳴らしているけれど、爆音という感じではなく分厚い音も統制が取れて綺麗に聞こえました。

続く「仮面舞踏会」は生で聞くのは初めてです。 第1曲のワルツは憂いを帯びどことなく暗く妖しげなメロディーに真央ちゃんのフリーの演技が蘇る。 どっしりとした音量に気持ちよく揺さぶられました。 第2曲のノクターンでのコンマスのヴァイオリンの音はとても美しいけれど少し線が細くて若干他の楽器に押されがち(自分の席が前方下手すぎたせいかもしれません)な気も。 第3曲のマズルカは華やかでもあり、グロッケンシュピールの音色に癒されすぎて眠りの世界に導かれそうでもあり(笑)。 第4曲のロマンスはともかく旋律が美しく、特に弦の音が魅惑的に美しい。 最後のトランペットの堂々として朗々とした響きも耳に残ります。 オケのアンコールでも時々演奏される第5曲のギャロップは軽快で賑やかで楽しいのですが、とことんN響のサウンドには重量感がありますねぇ。 

「ロメオとジュリエット」を振るフェドセーエフさん、恋人達の愛のテーマではご自身もすっかり物語のロマンスの世界に入り込んでいるような表情と手の動き。 役を生きているバレリーナが腕や指先で心情を表現しているようというか。  20分足らずの曲に織り込まれているさまざまなシーンを滋味あふれた音色でドラマティックに作り上げたフェドセーエフさんとそれに応えたN響、素晴らしいです。 

そして本日の白眉だった序曲「1812年」。 始めはなぜこのプログラムに合唱団が記載されているのだろうと不思議に思ったのですが、フェドセーエフさんの意向でこの作品が被災地の子供達の合唱付きになったとの事です。
ロシア正教の聖歌から取られたという冒頭の旋律が男性合唱で歌われるとなんと厳かに感動的に響く事か。 ペテルブルグのアレクサンドル・ネフスキー修道院で聞いた聖歌の男性の厚みのある穏やかな声を思い出しました。  子供達はラ・マルセイエーズに対抗するロシア民謡をロシア語の合唱で。 必死に国を守ろうとするロシアの人たちの姿が見えるような真に迫る熱唱で涙が出ました。 人の声の力は凄い! 
オケはバンダとして上手と下手袖にトランペットとトロンボーンを3人ずつ置き管楽器増員でかなりの音量。 合唱と拮抗する渾身の演奏で特にラストの盛り上がりは華々しく爽快なものがありました。 合唱、オケ、打ち鳴らされる鐘の音が多少混濁気味な感はありましたが、感動的な圧巻のフィナーレで、本当にこのコンサートを聴きに行って良かったと心から思える素晴らしい序曲「1812年」でした。  
(いわき市の合唱部の子供達のこの日の様子がこちらのサイトでわかります。)

そんな圧巻で感動的な曲の後に選曲されたアンコールの「モーツァルティーナ」からの『祈り』。 優しく穏やかな弦の美しい弱音が心に浸み入りました。


フェドセーエフさんは5月にも来日されて二つのプログラムでN響と共演します。 すでにチケットを取った5月24日の公演では「フランチェスカ・ダ・リミニ」が聞けるのが個人的にはとっても楽しみ。 そして11月にはチャイコフスキー・シンフォニック・オーケストラとの来日も予定されていて、今年はフェドセーエフイヤーです♪ サモイロフさんにも会えますよねー、嬉しい!!!
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1月25日 ベルリン・フィル八重奏団コンサート
2017/02/05(Sun)
前回杉並にベルリン・フィル八重奏団を聴きに行って大感動したのは2年前だと思っていたら、2014年の1月でした。 時の経つのがあまりに早く、3年なんて本当にあっという間・・・。

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ニールセン:軽快なセレナード (Cl. Fg. Hrn. Vc. Cb.)
ドヴォルザーク(シェーファー編):5つのバガテル Op. 47(八重奏版)

----- 休憩 -----

シューベルト:八重奏曲 D.803


樫本大進 Daishin Kashimoto (第1ヴァイオリン, 1st Violin)
ロマーノ・トマシーニ Romano Tommasini (第2ヴァイオリン, 2nd Violin)
アミハイ・グロス Amihai Grosz (ヴィオラ, Viola)
クリストフ・イゲルブリンク Christoph Igelbrink (チェロ, Cello)
エスコ・ライネ Esko Laine (コントラバス, Contrabass)
ヴェンツェル・フックス Wenzel Fuchs (クラリネット, Clarinet)
シュテファン・ドール Stefan Dohr (ホルン, Horn)
モル・ビロン Mor Biron (ファゴット, Fagott)



ニールセン:軽快なセレナード
デンマークを代表する作曲家ニールセンのこの曲は1914年に王立劇場のメンバーによるアンサンブルの地方公演用に書かれた曲だそうです。 「軽快なセレナード」という訳題よりも”Serenata in vano”は「甲斐なきセレナード」とした方が、ニールセンがこの曲の説明で「紳士たちがバルコニーに女性を呼び出そうと恭しくセレナードを歌うものの彼女は出てこず、それなら少々物憂い旋律をと歌うもそれも効果なく、結局甲斐がないため自分たちで楽しもうと行進曲で退散する」という内容にあっているとの事。in vano=甲斐がないという意味だそうです。 英語のin vainと同じなのかな?
初めて聴く曲なのにコンサートの前にこの解説を読まなかったので、第1&2ヴァイオリンとヴィオラを除く、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットの5人で演奏が始まった時には「へー、珍しい・・」くらいにしか思っていなかった自分が情けなく・・・。 紳士たちの心情の変化を表しているだけに、表情の違う旋律を楽しめた曲でした。

ドヴォルザーク(シェーファー編):5つのバガテル
ドヴォルザークの5つのバガテルも初めてですが、バガテルとは本来「ちょっとしたもの」「ささやかなもの」という意味だそうですが、音楽では軽やかで小規模なピースの事を意味するのだそうです。 
ドヴォルザークがある室内楽グループのために書いた曲でオリジナルは二つのヴァイオリン、チェロ、ハーモニウム(リード・オルガン)だそうですが、今回のコンサートで演奏されるのはシュテファン・ドールの知人のクラリネット奏者ウルフ=グイド・シェーファーが八十奏団の来日公演のために編曲した作品で、当然の事ながら世界初演。
ドヴォルザークらしい素朴で美しい旋律と哀愁を帯びた旋律が多く、それを極上のアンサンブルで聴く事ができるというのは幸せ以外の何物でもないですね。 ヴァイオリンとヴィオラが加わって一段と色彩豊かになり、1楽章の変奏曲風の流れや4楽章のカノンの響きは特に美しかったです。 

シューベルト:八重奏曲
シューベルトの八重奏曲を弾くために結成されたベルリン・フィル八重奏団だけに、前回のコンサートに引き続き今回も後半のプログラムとして演奏されました。
前回は3楽章の終わりで大進君の弦が切れるというアクシデントがあったなぁと思い出して今回は大丈夫だろうかと途中勝手にドキドキしたりもしたのですが、何事もなく! 今回の来日中にレコーディングも行ったという八重奏曲は、2013年に一新された今のメンバーにとっても特別な曲であり弾き込んだ曲でもあると思いますが、慣れというような感じは全くなく、曲を楽しみながら弾いているように見えたドヴォルザークとは違って、より緊張感と集中力を持って緻密で絶妙なアンサンブルを奏でていたように思います。 美しい音が変幻自在に音色を変えて響きあうのですよね・・・。 本当に素晴らしかったです。

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ミハイロフスキー劇場2月公演主要キャスト
2017/01/31(Tue)
ミハイロフスキー劇場の2月の公演キャストが発表になっています。
昨年大晦日にエルミタージュ劇場でプレミア公演を行ったワシリーエフ振付の「クリスマス・キャロル」がミハイロフスキー劇場でも上演されます。 キャストには若干の変更がありますが、ヤパーロワちゃんの幽霊に大いに興味あり1
ちょっとびっくりなのは、同じくワシリーエフ振付の「Morphine」のワシリーエフのロールにルジマトフが一日キャストされている事。 ルジの方で興味を持ったのですかねー? なんだかんだとペレンとルジのお付き合いも長くなったもんですねぇ。
さて、最近プレイビルでよく名前を見るようになったエラ・ペリソン。 ジゼルではサラファーノフとキャストされたり、ワシーリエフの作品でも名前が出るようになったり。 昨年の来日で見ていて好みのタイプだったので、これからの活躍も楽しみですし近いうちに是非日本で見られるといいなーと。


2月01日  クリスマス・キャロル
       エベニゼル・スクルージ:イワン・ワシリーエフ
       ボブ・クラチット(書記):アンドレイ・カシャネンコ
       クラチットの妻:イリーナ・ペレン
       フレッド(スクルージの甥):アレクセイ・クズネツォフ
       フレッドの妻:アンナ・クリギナ
       マーレイの亡霊:アレクサンドル・オマール
       過去のクリスマスの幽霊:ヴェロニカ・イグナツェワ
       現在のクリスマスの幽霊:マラト・シェミウノフ
       未来のクリスマスの幽霊:ヴァレリア・ザパスニコワ
       若き日のエベニゼル・スクルージ:セルゲイ・ストレルコフ
       ベル(若き日のスクルージの婚約者):エラ・ペリソン
2月02日  クリスマス・キャロル
       エベニゼル・スクルージ:イワン・ワシリーエフ
       ボブ・クラチット(書記):アンドレイ・カシャネンコ
       クラチットの妻:イリーナ・ペレン
       フレッド(スクルージの甥):アレクセイ・クズネツォフ
       フレッドの妻:アンナ・クリギナ
       マーレイの亡霊:アンドレイ・ネミッチ
       過去のクリスマスの幽霊:サビーナ・ヤパーロワ
       現在のクリスマスの幽霊:マラト・シェミウノフ
       未来のクリスマスの幽霊:ヴァレリア・ザパスニコワ
       若き日のエベニゼル・スクルージ:セルゲイ・ストレルコフ
       ベル(若き日のスクルージの婚約者):エラ・ペリソン
2月04日M チッポリーノ
       チッポリーノ:アレクセイ・クズネツォフ
       ラディショーシュカ:サビーナ・ヤパーロワ
       マグノリア:スヴェトラーナ・ベドネンコ
       さくらんぼ伯爵:ジュリアン・マッケイ
2月04日S チッポリーノ
       チッポリーノ:アンドレイ・ヤフニューク
       ラディショーシュカ:ヴェロニカ・イグナツェワ
       マグノリア:アナスタシア・ソボレワ
       さくらんぼ伯爵:ヴィクトル・レベデフ
2月08日  THE BRONZE IDLE
       パラーシャ:アンナ・クリギナ
       エフゲニー:レオニード・サラファーノフ
       プーシキン:アレクサンドル・オマール
2月09日  THE BRONZE IDLE
       パラーシャ:アンナ・クリギナ
       エフゲニー:レオニード・サラファーノフ
       プーシキン:アレクサンドル・オマール
2月11日M Na Floresta / Prelude / White Darkness
       ヴォロンツォーワ、ボルチェンコ、ペレン、サラファーノフ、ミッチェル、シェミウノフ
2月11日S Na Floresta / Prelude / White Darkness
       ヴォロンツォーワ、ボルチェンコ、ペレン、ザパスニコワ、サラファーノフ、ミッチェル、シェミウノフ
2月14日  Morphine
       ペレン、ルジマトフ、ザパスニコワ、ヤパーロワ、ドミトリエンコ、クリギナ、オマール、
       ナザロフ、ネミッチ、クリンチュク
        Blind Affair
        ザパスニコワ、サラファーノフ、ストレルコフ、カシャネンコ、ヤパーロワ、コシェレワ、クリギナ、
        ドミトリエンコ、オマール、ラプシャノフ、ナザロフ、ネミッチ
       Love is All Around
        ワシリーエフ、ペレン、クズネツォフ、オマール、ヤパーロワ、クリギナ、シェミウノフ
2月15日  Morphine
        ペレン、ワシリーエフ、ザパスニコワ、ニキフォロワ、ドミトリエンコ、クリギナ、オマール、
        ナザロフ、ネミッチ、クリンチュク
        Blind Affair
        ザパスニコワ、サラファーノフ、ストレルコフ、カシャネンコ、ヤパーロワ、コシェレワ、クリギナ、
        ドミトリエンコ、オマール、ラプシャノフ、ナザロフ、ネミッチ
       Love is All Around
        ワシリーエフ、ペリソン、シェミウノフ
2月17日  くるみ割り人形
       マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ → ワレリア・ザパスニコワ
       くるみ割り人形&王子:デニス・マトヴィエンコ
2月18日M くるみ割り人形
       マーシャ:ワレリア・ザパスニコワ → アンナ・クリギナ
       くるみ割り人形&王子:レオニード・サラファーノフ
2月18日S くるみ割り人形
       マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ → ワレリア・ザパスニコワ
       くるみ割り人形&王子:デニス・マトヴィエンコ → ヴィクトル・レベデフ
2月22日  ドン・キホーテ
       キトリ:アナスタシア・ソボレワ
       バジル:ヴィクトル・レベデフ
       森の女王:スヴェトラーナ・ベドネンコ
       大道の踊り子:エラ・ペリソン
2月23日  ドン・キホーテ
       キトリ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ→アナスタシア・マトヴィエンコ
       バジル:ロマン・ポルゴブニコフ
       森の女王:エカテリーナ・ボルチェンコ
       大道の踊り子:ワレリア・ザパスニコワ
2月26日M リーズの結婚
       リーズ:アナスタシア・ソボレワ   
       コーラス:ヴィクトル・レベデフ
       シモーヌ:マキシム・ポドショーノフ
       アラン:コンスタンティン・クリンチュク
2月26日S リーズの結婚
       リーズ:アンナ・クリギナ   
       コーラス:レオニード・サラファーノフ
       シモーヌ:ニコライ・ツィスカリーゼ
       アラン:アレクセイ・クズネツォフ
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祝! フェデラーにお花を♪
2017/01/29(Sun)
フェデラーが全豪オープンの決勝で3-2でナダルを下して優勝です!!
wowowは契約していないので、ネットでドキドキしながら経過をチェックしていましたが、フルセットに持ち込まれてからはもう恐くてチェックもできない有様で・・・。 ナダルも大好きな選手だけれど、やはり自分は何が何でもフェデラーなので。

そんなフェデラーに私からもお祝いのお花を・・・♪(笑)

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昨年も植えたプレミアムジュリアンブライダルスィーツコレクションのジュリアン。 今年はプリンアラモードを選びました。 今年も他の花とは合わせず単体で。 
昨年の後半はなんだかバタバタで、チューリップの球根を植えるのが精一杯だったのでコンテナガーデンは淋しい限りですが、ビオラやアリッサムなど好みの色の苗を見つけたら春に向けて寄せ植えを作りたいと思っています。
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観賞記2017INDEX
2017/01/19(Thu)
01月03日 新春スペシャル・ガラ キエフ・バレエ
01月04日 白鳥の湖         キエフ・バレエ(フィリピエワ、ニェダク) 
01月05日 眠りの森の美女     キエフ・バレエ(ペレン、サラファーノフ、カザチェンコ)
01月06日 バヤデルカ       キエフ・バレエ(フィリピエワ、ニェダク、ペレン)
01月07日 バヤデルカ        キエフ・バレエ(ペレン、サラファーノフ、シャイターノワ)
01月13日 眠りの森の美女    キエフ・バレエ(フィリピエワ、ニェダク、カザチェンコ)
01月22日 ラ・バヤデール     日本バレエ協会(長田、橋本、馬場)
02月17日 ヴァレンタイン・バレエ 新国立劇場バレエ団
02月24日 コッペリア         新国立劇場バレエ団
03月02日 ラ・シルフィード     パリ・オペラ座バレエ団
03月11日 グラン・ガラ       パリ・オペラ座バレエ団        
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ミハイロフスキー劇場1月公演主要キャスト
2017/01/17(Tue)
すでに1月も折り返し地点を過ぎてしまいましたが、自分的にはMonthly dutyなので(笑)マールイの1月の公演スケジュール&キャストをアップしたいと思います。
1月6,7日のキャストは本当にこのまま? レベデフはマチソワ2日連続4公演だったのですかね? サラファーノフは来日中だけど、ザイツェフとザパスニコワって組んでなかったっけな? ここにきてまたレベデフの働きすぎが気になります。 どうか怪我をしないでね! そのレベデフ、劇場のインスタにソボレワとのウェディングの短い動画がアップされています。
16日に行われた豪華メンバーによるワシリーエフのガラ、早く写真がアップされるといいなぁ。
帰国後のサラファーノフも今月は大忙しですね。 マラトも12日のロシア大使館でのイベントを終え帰国してすぐにカラボスで時差ぼけは大丈夫だったのかな?  ペレンとマラトは夏にも来日予定だそうです♪


1月03日M ラ・シルフィード
        シルフィード:エカテリーナ・ボルチェンコ
        ジェームズ:イワン・ザイツェフ
1月03日S ラ・シルフィード
        シルフィード:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
        ジェームズ:ヴィクトル・レベデフ
1月04日M ラ・シルフィード
        シルフィード:エラ・ペリソン
        ジェームズ:ジュリアン・マッケイ
1月04日S ラ・シルフィード
        シルフィード:アナスタシア・ソボレワ
        ジェームズ:ヴィクトル・レベデフ
1月06日M くるみ割り人形
        マーシャ:ワレリア・ザパスニコワ
        王子:ヴィクトル・レベデフ
1月06日S くるみ割り人形
        マーシャ:アナスタシア・ソボレワ
        王子:ヴィクトル・レベデフ
1月07日M くるみ割り人形
        マーシャ:アナスタシア・ソボレワ
        王子:ヴィクトル・レベデフ
1月07日S くるみ割り人形
        マーシャ:アナスタシア・ソボレワ
        王子:ヴィクトル・レベデフ
1月12日  眠りの森の美女
        オーロラ姫:アナスタシア・ソボレワ
        デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
        リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
        カラボス:ファルフ・ルジマトフ
1月13日  眠りの森の美女
        オーロラ姫:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
        デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
        リラの精:スヴェトラーナ・ベドネンコ
        カラボス:ファルフ・ルジマトフ
1月14日  眠りの森の美女
        オーロラ姫:アナスタシア・ソボレワ
        デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
        リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
        カラボス:マラト・シェミウノフ
1月15日  眠りの森の美女
        オーロラ姫:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
        デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
        リラの精:スヴェトラーナ・ベドネンコ
        カラボス:エイドリアン・ミッチェル
1月16日  イワン・ワシリーエフ ガラ
Ivan Vasiliev, Irina Perren, Ella Persson, Leonid Sarafanov, Marat Shemiunov (Mikhailovsky Theatre)
Maria Vinogradova, Nina Kaptsova, Kristina Kretova, Denis Rodkin, Denis Savin, Igor Tsvirko (Bolshoi Theatre)
Anastasia Matvienko (Mariinsky Theatre)
Anna Germizeeva, Olga Grishenkova, Denis Matvienko, Roman Polkovnikov (Novosibirsk Opera and Ballet Theatre)
Lyubov Andreeva (Boris Eifman Ballet Theatre)
1月18日  白鳥の湖
        オデット&オディール:エカテリーナ・ボルチェンコ
        ジークフリート:レオニード・サラファーノフ
1月19日  白鳥の湖
        オデット&オディール:アナスタシア・ソボレワ
        ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
1月20日  白鳥の湖
        オデット&オディール:スヴェトラーナ・ベドネンコ
        ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
1月22日M リーズの結婚
        リーズ:アナスタシア・ソボレワ
        コーラス:ヴィクトル・レベデフ
        シモーヌ:ロマン・ペトゥホフ
        アラン:デニス・トルマチョフ
1月22日S リーズの結婚
        リーズ:アンナ・クリギナ
        コーラス:レオニード・サラファーノフ
        シモーヌ:ニコライ・ティスカリーゼ
        アラン:アレクセイ・クズネツォフ
1月26日  ドン・キホーテ
        キトリ:アナスタシア・ソボレワ
        バジル:ヴィクトル・レベデフ
        森の女王:エカテリーナ・ボルチェンコ
        大道の踊り子:エラ・ペリソン
1月27日  ドン・キホーテ
        キトリ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
        バジル:デニス・マトヴィエンコ
        森の女王:アンドレア・ラザコワ
        大道の踊り子:ワレリア・ザパスニコワ
1月29日M ジゼル
        ジゼル:アナスタシア・ソボレワ
        アルベルト:ヴィクトル・レベデフ
        ミルタ:アンドレア・ラザコワ
1月29日S ジゼル
        ジゼル:エラ・ペリソン
        アルベルト:レオニード・サラファーノフ
        ミルタ:エカテリーナ・ボルチェンコ
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キエフ・バレエ「新春特別バレエ」 1月3日(訂正あり)
2017/01/04(Wed)
キエフバレエの「新春特別バレエ」を観て来ました。
この日より5日連続の鑑賞となる予定で、明日から会社が始まってしまえばもう感想を書いている時間など取れないのは目に見えているので、短いですが感想です。
(4日の白鳥を見て、パキータのカトルで印象に残ったダンサーがビコヴェツではなくリガイだったと分かりましたので関連文章を訂正しました)

第1 部『パキータ』より
パキータ: イリーナ・ペレン
リュシアン: レオニード・サラファーノフ

パ・ド・カトル: ヴラディスラヴァ・コヴァレンコ、 マルガリータ・アリアナフ
         ティモフィー・ビコヴェツ 、 オレク・リガイ
ヴァリエーション:アンナ・ムロムツェワ、マリーナ・ステパンチェンコ
          カテリーナ・ディデンコ、オリガ・スクリプチェンコ

夏もそうでしたが、ペレンはかなりほっそりした感じで少し筋肉も落ちたかしら?  柔らかい踊りは目に優しく良かったですが、好みで言えばもう少し威厳を感じさせるような雰囲気とメリハリのある踊りが見たかったです。 とは言うもののコンテばかりだった夏には見られなかった彼女らしい美しいクラシックのラインを堪能できたのには満足です。
サラファーノフは変らず端正な踊りで磐石。 コーダでのアントルシャは何回だったのだろう? 高いジャンプで余裕がありました。

パキータはめったに踊らないのかな? 8人のコール・ドは始めから終わりまでかなりバラバラでした。
他のダンサーは惜しいなと思うところが無きにしも非ずなダンサーもいましたが、よく踊れていたかと。 ゆったりと優雅なジャンプを見せていたカトルのビコヴェツリガイ(記事をアップした時にはビコヴェツと書いたのですが、本日の白鳥のトロワでビコヴェツを確認できてカトルで気に入ったダンサーはリガイの方だったと分かりました)とヴァリエーションの3人目の長身でラインの綺麗なムロムツェワ(多分)が特に印象に残っています。 ヴァリの4人目のディデンコもきっちりかっちり回転も綺麗で上手かったです。 


第2 部『白鳥の湖』より第1 幕2 場
オデット: カテリーナ・カザチェンコ
ジークフリート王子:デニス・ニェダク
ロットバルト: ドミトロ・チェボタル

小さな白鳥:カテリーナ・ディデンコ、イーナ・チェルナヤ
       ユリア・リュビンツォーワ、アナスタシア・寺田 

念願のカザチェンコの白鳥! ほっそりと長い手足の描くラインが本当に美しく、過剰なものは一切なく、振りを丁寧に踊るだけでオデットをあれだけ表現できるのですね。 肩というのか腕のつけねの動きがとても優雅で綺麗。 ニェダクのノーブルさも相変わらずで、心にしみ入るようなとっても大人なオデットとジークフリートを見せてくれました。
8日の2人の白鳥、チケットは取ってあったのですが、用事が入って見に行けなくなってしまったのが心から残念です。



第3 部『眠りの森の美女』より第3 幕
オーロラ: エレーナ・フィリピエワ
デジレ王子: ミキタ・スホルコフ

リラの精: カテリーナ・カザチェンコ
フロリナ王女: オレシア・シャイターノワ
青い鳥: ティモフィー・ビコヴェツ
ダイヤモンド:カテリーナ・ディデンコ
宝石の精:マルガリータ・アリアナフ、カテリーナ・ペチ、ナタリア・パテンコ
赤ずきん:カテリーナ・シロチナ
狼:ドミトロ・チェボタル
白い猫:エリザベータ・ゴギィゼ
長靴をはいた猫:ヴィタリー・ネトルネンコ
シンデレラ:カテリーナ・チュピナ
フォーチュン王子:コスチャンチン・ポジャルニツキー

フィリピエワはある時点から年齢を重ねるのを止めてしまったような・・・。 全く衰えを感じさせることもない見事な踊りとプレゼンス。 若いスホルコフと並んでも自然な雰囲気を作ってしまうのも流石ですね。 スホルコフも夏のガラで眠りのGPDDを踊った時より安定してとても良くなったと感じました。 ニェダクという素晴らしい王子様のお手本も身近にいるので貪欲に吸収して欲しいです。
オデットを踊ったばかりのカザチェンコがリラも踊ってくれたのも嬉しい。 本当にこの人のスタイルの良さはキエフの中でも抜きん出ていて踊りのラインも美しく目を惹きつけます。 5日の眠りでペレンとの美脚競演というのも楽しみですねー。
青い鳥のビコヴェツは力みがなく軽やかなブリゼが良かったです。  5日はニェダクが青い鳥なんですねー。 こちらも楽しみ! 
フロリナ王女役の、おそらく初見のシャイターノワはわりと小柄でむっちり体型のバレリーナで、スパッ、パキッとした踊りは安定感もあり、見せ方も心得ているのですが、ちと逞しい・・・。
その他のダンサーたちも好演で、特にダイヤモンド&宝石の精たちの踊りも破綻なく上々の出来だったように思います。 誰か一人あれって言う事がけっこうありますものね。 ディデンコ、上手いし今回のツアーで活躍しそうなバレリーナです。


そしてキエフと言えばオケ! 最初から安心の演奏でとても良かったのですが、眠りはいっそう熱が入ったというか素晴らしかったです。 ですが、眠りはわりとテンポが速いですね。 オーロラとデジレのGPDDなどマールイと比べるとかなり速い気がします。 

指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

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