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KAJIMOTO主催 2018~19 来日オーケストラ♪
2017/10/23(Mon)
20日のコンサートでもらったチラシの中にKAJIMOTOの来年度の来日オーケストラ速報がありまして、それがふっふっふ~~なラインナップでした♪

2018年
 5月 ズービン・メータ指揮 / イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
   (ヴァイオリン:辻彩奈)
 6月 ヤクブ・フルシャ指揮 / バンベルク交響楽団
   (ピアノ:ユリアンナ・アウデーエワ)
 9月 サー・サイモン・ラトル指揮 / ロンドン交響楽団
   (ピアノ:クリスティアン・ツィメルマン、ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン)
11月 トーマス・ヘンゲルブロック指揮 / NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団
   (ピアノ:エレーヌ・グリモー)
12月 ダニエル・ハーディング指揮 / パリ管弦楽団
   (ヴァイオリン:イザベル・ファウスト)

2019年
 2月 テオドール・クルレンティス指揮 / ムジカ・エテルナ
   (ヴァイオリン:パトリツィア・コパチンスカヤ)



さすがに来期の都響への出演はないフルシャは、主席指揮者を務めるバンベルク交響楽団を率いて来日です♪♪ 嬉しい~~~~! 
アウデーエワは誰のピアノコンチェルトなのか? ブラームスだったらいいなぁぁぁ!
さらにベルリンフィルを退任するサー・ラトルが早々に音楽監督に就任したロンドン交響楽団と来日。 今回のベルリンフィルのコンサートはチケットが取れなかったのでこちらも嬉しいニュース。 ジャニーヌ・ヤンセンも楽しみだわ!
で、NDRにはグリモーが帯同だし! 個人のリサイタルもあったらいいなぁ。 12月はファウストがパリ管と来日というのも!!
それぞれの公演の詳細が発表になるのが待ち遠しいです。

また、フルシャですが、2018/2019シーズンよりチェコフィルの主席客演指揮者に就任する事が決まったようです。 そしてチェコフィルの主席指揮者兼音楽監督にはセミョン・ビシュコフが就任するそうです。
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10月20日 N響 第1868回定期公演Cプログラム
2017/10/22(Sun)
NHK交響楽団
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
会場:NHKホール

ブラームス:交響曲第3番ヘ長調

 --- 休憩 ---

ブラームス:交響曲第2番ニ長調


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配られたプログラム(小冊子のPhilharmony October 2017)によれば、指揮者のクリストフ・エッシェンバッハさんは77歳。 指揮者としては働き盛りとの解説を読むにつけビエロフラーベクさんの71歳での逝去が本当に早すぎたと惜しまれます。  
今年は自分的にはNHKホールでのN響の演奏を今までになく数多く聞いています。 春の定期会員などのコンサートはお目当ての指揮者やソリストがいたのでできるだけ近くで見たい!聴きたい!・・・という思いから1階の中央ちょっと後ろの席で聴いたのですが、この日はオケ全体が見える見晴らしの良い2階席を取りました。 音の聞こえ方がやはり一階とは違うので、そして、会場は違うものの比較的ステージに近い席で聴いていた先日のチェコフィルの音もまだ少し耳に残っていたせいもあり、慣れるまで少し時間がかかりました。 

第3番の1楽章はそんな感じで始めのうちは耳の調整みたいなところもあったのですが、クラリネットの音が鮮やかな第2主題くらいからは演奏に惹き込まれて行きました。 2楽章は繋がれていく木管、その後のヴァイオリンのさざ波のような旋律の美しさが秀逸。 相当昔の映画ですが、「さよならをもう一度」で使われた事でも有名な3楽章は自分も大好きなのですが、出だしがかなりのスローテンポ。 スローなだけでなく静かな音ながらも起伏がしっかりしていて心をかき乱されるような、悲しみに沈んでいたとしたら底まで突き落とされそうなほど悲哀を帯びています。 中間部の木管楽器の演奏がまた良かったのですが、とくにオーボエの第1奏者の方の歌うような豊かな音色は絶品。 そして最後の朗々と響き渡るホルンのソロには言いようのない侘しさのようなものもあり心に沁みました。 4楽章も弦・管ともに熱演でフィナーレ手前の盛り上がりは聴き応え十分。 静かに消えるように終わっていく曲なのでその余韻を大事にしたかったところですが、まだ音も消えないうちにブラボーと拍手が出てしまったのは残念。 

第2番1楽章の出だしのホルンのソロがまた良い音で! たっぷり響く弦、フルートなどクリアでさわやかな木管も見事。 2楽章の第一主題はブラームスが「自分の生涯で一番美しい旋律」と言ったそうですが、ただ美しいのではなく平和的にドラマティックに響くから一番美しい旋律なのだろうと感じます。 2楽章は楽章を通じて美しく大好きな楽章です。  エッシェンバッハの歌わせ方も上手い。  3楽章のオーボエの歌いまわしがまた素晴らしくて、他の管楽器の主席も連鎖的に次々と熱い演奏を続けていくというのをこの日は何度も見たように思います。 華やかに明るく壮大な4楽章、エッシェンバッハのつける微妙な緩急によってより劇的に堂々としたフィナーレを迎えたように思います。

エッシェンバッハは指揮者としてN響のステージに上がるのは今回が初めてとの事ですが、終演後の雰囲気もとても良く、指揮者・オケともに満足のいく演奏だったのだと思います。
また彼は25日、26日とサントリーホールで行われるBプログラムでも登場しますが、関節炎のために左手が上手く動かず、弾き振り予定だったモーツァルトのピアノ協奏曲がブラームスの交響曲第4番に変更になりました。 期せずしてブラームス交響曲チクルスとなったのはブラームス大好きな私にはとっても嬉しい!  そしてキュッヒルさんがコンマスとの事でそちらも楽しみです。 でもまろさんはお休みでしょうか? お二人揃ったら凄いのに!!
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マールイ「シンデレラ」 10月19日・20日キャスト
2017/10/21(Sat)
ミハイロフスキー劇場「シンデレラ」、10月19日と20日のキャスト表もいただきました♪

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19日はヴォロンツォーワ&ザイツェフが主演ですが、継母がタッチキンからゲストのイリーナ・コレスニコヴァ。 自分の記憶が正しければコレスニコヴァがマールイへ客演するのは初めてのような気がしますが、ペレン、シヴァコフたちとワガノワの同級生ですから、劇場にもまだ多くの仲間がいるわけですね! 演技の上手い彼女ですから、さぞかしはまっていた事でしょうねぇ。 そのシヴァコフも久しぶりに各国の王子で出演です。 ミリツェワちゃんが姉役で出ているのも嬉しい! そしてペレンも先日無事に第2子の男の子を出産したとの事です。 あと、一つ気になったのがPageにキャストされているIwan Kuligintって・・・。 もしかして??


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20日は18日と同じソボレワとレべデフ主演で、他のキャストも同じダンサーが多いですね。
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マールイの新版「シンデレラ」
2017/10/20(Fri)
かな~~りご無沙汰してしまっているマールイ記事ですが、ミハイロフスキー劇場の新シーズンのオープニングは新作の「シンデレラ」でした。 (といってもボヤルチコフ版の「シンデレラ」を見た事がない人も多いかもしれませんね)
現在ロシア滞在中のお友達が10月18日にその新作「シンデレラ」をご覧になったそうでキャスト表を送って下さいました(ありがとうございます~~~!)のでご紹介。

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最後の来日から2年近くになり、劇場もどんどん変化を続けていて、身近なものではなくなっていく淋しさは増すばかりなのですが、馴染みのあるダンサーの名前もたっくさん載っているキャスト表を見るとやはり嬉しくなりますね~~。
シンデレラと王子はソボレワとレベデフです。 で、継母があの長身美女のアーラ・マトヴェーエワ♪ 見たいなぁ!! ヤフニュークのダンス教師も興味津々だぞ! この版ではシンデレラのお父さんは登場しないみたいですね。 あればマラーホフさんかなぁ?なんて思いながら目を通しました

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2007年に大幅な改修を行った劇場ですが、今年の夏にも修復を行ったそうです。 平土間は縦に走る中央通路がなくなってしまったのですね。 客席数を少し増やしたのかな? (でも、なんとなく椅子が前よりチープになった気がするなぁぁぁ)

2018年の正月公演はキエフですが、2019年の正月公演でマールイが見られればいいなと。 新作たくさんひっさげてみんなで日本に来て下さ~~い!!
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スペインマジョルカ島の稀少品種ワイン 12Volts
2017/10/18(Wed)
スペイン、マジョルカ島にあるクアトロ・キロスというワイナリーのワイン、「12Volts 2015」を飲みました。

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セパージュはカイエット&フォゴノウ60%、シラー20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、メルロー10%という事ですが、カイエット&フォゴノウ(Callet-Fogoneu)という品種は初めて聞きました。 ワインの品種を広く紹介しているサイトでも記述がなく、このワインを扱っているショップサイトによれば、ほぼマジョルカ島だけで栽培されている希少品種の黒ブドウなのだそうです。
色は黒っぽい紫で、ほんのり花のような香り。 比較的しっかりした味わいでバランスは取れていますが、若干酸味が残る気もします。 ゴルゴンゾーラチーズをのせたクラッカーとキャロットラペをおつまみに。
エチケットがとてもユニークですが、毎年違うアーティストに依頼しているのだそうで、この2015年はロサンゼルスに住む超人気アーティストのゲイリー・ベースマン作。 どこかで聞いた名前だと思ったらCoachとコラボしたアーティストなんですねー。

このお値段2500円のワインを買ったのは島田屋という調布と三鷹の境にあるワインショップ。 

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たまたまネットで見つけたのですが、フレンドリーで小さいお店ながら品数は多く、地下にはワインセラーまであるという本格派。 扱っているワインは1000円以下のものから2~3000円のものが多く、デイリーワインを捜すにはうってつけ! しかも産地もバラエティーに富んでいて、店内見ているだけでも楽しい♪ 像の絵柄のワインがあったので産地を確認するとやはりタイでちょっと驚きましたが、タイからの輸出品を増やそうという計画があり、海外のワイン生産のプロの教えを受けてワイン生産に取り組んでいるのだそうです。 今回は見送りましたが、そのうち飲んでみようと思うかもしれません♪

見た映画は「美女と野獣」。 ハーマイオニー時代から好きだったエマ・ワトソンがベルなら見なくちゃ!という事で。 透明感のある歌声も素敵でした。 歌のレッスンも大変だったようですが、それより大変だったのは野獣役の大きな靴に踏まれないように気をつけなくてはならないダンスシーンだったとか・・・。 
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新国立劇場「くるみ割り人形」 主要キャスト
2017/10/15(Sun)
新国立劇場の新作「くるみ割り人形」の主要キャストが発表になっています。 こちら
新版はフリッツではなくクララの姉のルイーズという役があるのですね。 ソロの踊りもきっとあるのでしょうね~。 フリッツはいるのかな? それともお姉ちゃんが人形壊しちゃうのかな(笑) 奥村さんの王子がないのは残念ですが、ねずみの王様で存分暴れてもらいたいですね!!

10月28日(土)14:00
クララ:小野絢子
王子:福岡雄大
ドロッセルマイヤー:菅野英男
ねずみの王様:奥村康祐
ルイーズ(クララの姉):細田千晶
雪の結晶:飯野萌子、広瀬碧
花のワルツ:芝山紗帆、飯野萌子、原健太、浜崎恵二郎

10月29日(日)14:00
クララ:米沢唯
王子:井澤駿
ドロッセルマイヤー:貝川鐵夫
ねずみの王様:渡辺峻郁
ルイーズ(クララの姉):奥田花純
雪の結晶:柴山紗帆、渡辺与布
花のワルツ:寺田亜沙子、細田千晶、原健太、浜崎恵二郎

11月3日(金・祝)13:00
クララ:米沢唯
王子:ワディム・ムンタギロフ
ドロッセルマイヤー:貝川鐵夫
ねずみの王様:井澤駿
ルイーズ(クララの姉):池田理沙子
雪の結晶:柴山紗帆、渡辺与布
花のワルツ:寺田亜沙子、細田千晶、原健太、浜崎恵二郎

11月3日(金・祝)18:00
クララ:小野絢子
王子:福岡雄大
ドロッセルマイヤー:菅野英男
ねずみの王様:奥村康祐
ルイーズ(クララの姉):細田千晶
雪の結晶:飯野萌子、広瀬碧
花のワルツ:芝山紗帆、飯野萌子、原健太、浜崎恵二郎

11月4日(土)14:00
クララ:木村優里
王子:渡辺峻郁
ドロッセルマイヤー:貝川鐵夫
ねずみの王様:奥村康祐
ルイーズ(クララの姉):奥田花純
雪の結晶:柴山紗帆、渡辺与布
花のワルツ:寺田亜沙子、細田千晶、原健太、浜崎恵二郎

11月5日(日)14:00
クララ:米沢唯
王子:ワディム・ムンタギロフ
ドロッセルマイヤー:貝川鐵夫
ねずみの王様:井澤駿ルイーズ(クララの姉):池田理沙子
雪の結晶:柴山紗帆、渡辺与布
花のワルツ:寺田亜沙子、細田千晶、原健太、浜崎恵二郎



また来年5月の「白鳥の湖」で未定だった奥村さんのパートナーは柴山紗帆さんに決まったようです。
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10月4日 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 コンサート
2017/10/14(Sat)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ペトル・アルトリヒテル
会場:サントリーホール

スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」Op.73
          (ピアノ:アリス=紗良・オット)

    ――― 休憩 ―――

ドヴォルザーク:交響曲第8番 Op.88 B.163

<アンコール>
ピアノ:ショパン夜想曲 嬰ハ短調(遺作)「レント・コン・グランエスプレッシオーネ」
オーケストラ:ドヴォルザーク スラブ舞曲第2集より第7番 ハ長調
        <<亡きビエロフラーヴェクへの想いを込めて>>
        ドヴォルザーク スラヴ舞曲第2集より第8番 変イ長調


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2013,2015年に引き続き今回のチェコフィル来日公演でタクトを振るはずだった主席指揮者のイルジー・ビエロフラーヴェクさんが5月31日に亡くなられました。 2年前の指揮姿から71歳というお年での逝去に信じられない思いでしたが・・・。 
当初のプログラムを変更する事無く代役を引き受けたアルトリヒテルさんは、3月にプラハ交響楽団を率いて来日し、東京芸術劇場では「わが祖国」を演奏しています。 コンサート自体は素晴らしいものでしたが、その指揮スタイルはビエロフラーヴェクさんとは似ても似つかないとても個性的なものだったので、イメージが沸かないというか何と言うか・・・。


売られた花嫁は弦楽器の細かい音が音の洪水のように聞こえます。 その洪水の中(笑)、主題の短いフレーズをヴァイオリンから順に奏でていくのがそれぞれの挨拶のようでもあり面白い。 管楽器も加わってスラブ舞曲を連想させるような民族調のメロディーになり表情豊かで速いテンポの曲調が気持ちの良い曲でした。 

アリス=紗良・オットのピアノは、彼女が報道ステーションに出演した際の演奏を2度ほど聴いた事がありますが生で聴くのは初めてです。 その時に裸足で演奏するというのを知って驚いた記憶がありますが、「音楽は楽しむもの、自然体で演奏するために」裸足が良いのだそうです。 彼女の言う自然体というのは体とピアノのより一層の一体感とかリラックスしてという事なのでしょうか? 自分も学生時代にはピアノを習っていましたが、家での練習は素足だったりソックスで、スリッパは履いていなかったですね。 直接触れるとやはりペダルの感触は違いますし、プロであればより繊細なペダルコントロールができるのでしょうね。
「皇帝」というと骨太のオーケストラと力強く堂々と鳴らすピアノの競演というイメージがあるのですが、この日の演奏はそれとは全く違うものでした。 曲のテンポは少し遅めでアリスのピアノは線が細く清らかに澄んだ音色。 ピアノを弾いていないときはオケの方に振り向き耳を澄ませたり、ピアノに向かいながらオケの演奏に浸ってとろけそうな笑みを浮かべたり口ずさんでみたりと自由奔放にオケと自分の音楽の間を行ったり来たりしているような・・・。 見ていて飽きない~~♪  そんなわけで1楽章は物珍しさ感一杯だったのですが、素晴らしかったのが2楽章のしっとりとした情感が込められた透明感あふれる響きの繊細な演奏。 生まれる一音一音に愛おしさを感じているような彼女の表情もまた魅力的でした。  3楽章への誘い方も良かったなぁ。  さらに3楽章はオケとの対話を楽しみながらも小気味の良さと躍動感ある力強さなどの多彩なところをみせ、聴き応えのある演奏だったと思います。
演奏前には彼女の思い描く「皇帝」をアルトリヒテルさんと密に打ち合わせをしたのでしょうか? 音量を抑えたオケは鳴らすところは鳴らしていましたが、ピアノの音質とのバランス加減が絶妙な、柔らかくて美しい演奏でした。
アリスはコンサートの前日に日本に着いたばかりで、時差ぼけが取れていないのでアンコールは遅い曲をという事でショパン夜想曲 嬰ハ短調(遺作)。 プロなのだから時差ぼけ云々は言わないで欲しいと思いましたが、柔らかなタッチで奏でられるもの悲しい旋律は美しく、トリルも音がクリアで綺麗でした。 

今回の一番の楽しみはドヴォルザークの交響曲の中で一番好きな8番をビエロフラーヴェク指揮チェコフィルの演奏で聴く事でした。 ビエロフラーヴェクさんのタクトがこういうかたちで叶わぬ事となったのは本当に悲しく、また公演前はアルトリヒテルさんとの相性はどうなのかと若干不安だったりもしたのですが、温もりがあって美しい出だしの弦の音を聴いた瞬間、心穏やかに幸せな気持ちに包まれいっぺんに惹き込まれました。  民族音楽的情緒にあふれたこの曲はどこを切り取っても美しく耳馴染みの良い旋律ばかりで、ブラームスがドヴォルザークのメロディーメーカーとしての才能を羨んだという話にも納得がゆきます。  愁いを帯びた弦の美しい演奏で始まる1楽章は、鳥のさえずりのようなフルートが聞えるあたりからはのどかな自然の中に誘われていくようですが、その後は力強く壮麗な雰囲気に。 アルトリヒテルさんは相変わらず変わった動きが多く、間近で見ていると大鷲が羽ばたいているごとくモーションの大きい指揮姿は個性的としか言いようがないのですが、オケとの息はばっちり合っているようで、最後まで堅実で明晰で情感豊かな曲の構築は素晴らしかったです。
2楽章は一つの楽章の中での旋律が色彩豊かで四季の移り変わりに触れているような感じ。 中盤のシュパチェクのヴァイオリンソロや管楽器の音色も優美で美しい。 なんとなくだけれど、1楽章の終わりはチャイコフスキーの旋律を感じ、2楽章の終わりではブラームスを思い浮かべるのですよね・・・。 
そしてチェコフィルの艶やかな弦で聴く第3楽章のノスタルジックなメロディーの美しさはたとえようもないほどで、この演奏がずっと終わらなければいいと思うほどに素晴らしかったです。 中間部のオーボエとフルートも綺麗な音だった。
4楽章冒頭のトランペットのファンファーレは澄み切って張りのある音。 変奏曲でのフルート独奏、オーボエ、クラリネット、ファゴットの音もクリアで美しく、16型の弦の厚みと相俟ったコーダでの迫力ある盛り上がりは圧巻。

演奏後、フルート奏者を真っ先に立たせて賛辞を贈ったアルトリヒテルさんはその後も管楽器奏者たちを褒め称え、シュパチェクや他の弦楽器の第1プルト奏者たちとも握手を交わし、オーケストラのメンバーをたててご自分はあくまで控えめに。 

  
アンコール1曲目のスラブ舞曲第2集より7番は速いテンポの賑やかな曲。 本当にお手の物という鮮やかさ!  続いてアルトリヒテルさんより「次の曲は亡きビエロフラーヴェクさんを追悼して」とアナウンスされた8番。
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亡き人を偲ぶにふさわしい穏やかでゆったりした心鎮まる曲でした。


チェコフィル、最近は2年後とに来日しているので次回も2年後だと良いなと今から待ち遠しいです。 誰が主席指揮者に就任するのかも気になるところですが、そう遠くない将来、その任についたフルシャが見られれば・・・。
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お月見うさぎ菓子(これでお仕舞♪)
2017/10/10(Tue)
中秋の名月の前にご紹介した源吉兆案の舟月夜。 源吉兆庵のサイトでは季節限定菓子のためかすでに削除されてしまいましたが、羊羹を切るとこんな感じ。

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あっさりとした甘さで小豆の風味が生かされて美味しかったです。 


こちらは新宿中村屋が出している月餅「円果天」。 「円」は家庭円満、「果点」は中国語でおやつ、「天」は天からの恵みを表しているそうです。 中国人の知り合いは中秋節の朝、中国のお母さんから電話がかかってきて「家庭円満のために、今日絶対に月餅を食べなさい!」と言われたのですって。 

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こちらの月餅は小さい一口サイズで250円以上とお安くはありませんが(月餅って中国料理店などで売られているものも何気に高いですよね)、いろいろな味の月餅が楽しめます。 卯の字とウサギの絵柄のこちらの月餅はやはり期間限定で求肥入りの黒餡で美味でした。  ウサギの月餅はもう販売していないかもしれませんが、「円果天」は伊勢丹新宿本店で販売されています。
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アンサンブル・ウィーン=ベルリン コンサート 10月1日
2017/10/09(Mon)
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
会場:三鷹市芸術文化センター

カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
ジョナサン・ケリー(オーボエ)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
リヒャルト・ガラー(ファゴット)
シュテファン・ドール(ホルン)



ツェムリンスキー:ユモレスク
バルトーク(マーク・ポプキン編曲):ルーマニア民俗舞曲
ヒンデミット:5つの管楽器のための小室内音楽
リゲティ:6つのバガテル

   --- 休憩 ---

ニーノ・ロータ:ささやかな音楽の捧げ物
ジュリオ・ブリッチャルディ:ロッシーニの歌劇『セビリアの理髪師』による幻想的なポプリ
レスピーギ:木管五重奏曲ト短調
ルチアーノ・ベリオ:オーパス・ナンバー・ズー(作品番号獣番)*奏者による日本語のナレーション付き)
 第1曲:いなかのおどり(きつねに騙されるひよこの様子)
 第2曲:うま(戦争をする人間の愚かさを疑問に思う馬のモノローグ。 砲弾が飛び交う敵と味方の真ん中で考える馬)
 第3曲:ねずみ(年老いたねずみが若かりし自分を振り返る)
 第4曲:ねことねこ(睨みあう2匹の猫の様子)

<アンコール>
ドビュッシー:『子供の領分』より ゴリウォーグのケークウォーク


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2年前に引き続き、今回の来日ツアーでも三鷹市芸術文化センターで公演が行われました。 今回は前回来日できなかったオーボエのジョナサン・ケリーも加わって正式メンバーでの公演です。
今回は前半でウィーン、ドイツ、ハンガリーの作曲家を取り上げ、後半はオールイタリアンというプログラムが組まれました。

一曲目のユモレスクから色彩豊かで美しい音が会場に響き渡ります。 続くバルトーク、ヒンデミット、リゲティはそれぞれ5,6の短い曲で構成されていますが、どの作品も様々なリズム、旋律に溢れ、個々の楽器のカデンツァやアンサンブルとしての絡み合いなどヴァラエティーに富んでいて、聴き惚れているうちにあっという間に終わってしまいました。
前半で一番気に入ったのは上述の要素が一番色濃かったように感じたヒンデミットで、管楽器の魅力を堪能。 どの楽器も素晴らしかったのは言うまでもありませんが、3楽章のドールさんのホルンの繊細な弱音の刻みが特に印象的です。
後半も5人のアンサンブルの妙のようなものがますます冴えわたり、厚みと壮麗さも増していったように思います。 それぞれの楽器の音の多彩さと奥深さにもただただ感嘆するのみ。
プログラムのトリ、ベリオの「オーパス・ナンバー・ズー」は演奏者が語りも務める異色の作品。 奏者たちは自分の楽器を吹く傍ら楽譜に指示されたリズムと抑揚で動物たちが登場するユーモアと風刺の効いたテキストを読むというスタイル。 日本ではテキストを和訳した谷川俊太郎が「Opas number Zoo」を「作品番号獣」と訳した事に由来し、最近では「作品番号獣番」というタイトルが定訳となっているそうです。 この語りをみなさん日本語でやってくれたのです! 彼らの日本語の節回しがなんとなく狂言っぽかったりするのも面白い。 一番台詞が多くて大変だったのはフルートのシュッツでしたが、一番活舌良く聞きやすかったのはケリー。 うまを受け持ったドールさんは内容が重かったので神妙。 ガラーさんもすごく生真面目な感じで、すべてのタイトルをちょっとおどけた調子で案内していたアンドレアスが一番気楽そうだったかな(笑) 5人の熱演で会場からも笑いが絶えず、とっても楽しく幕となりました。
アンコールは一転、また精緻で素晴らしいアンサンブルの世界に浸らせてもらい幸せな気分♪


終演後はCD購入者対象のサイン会があり、前回や今回の公演で演奏された曲が入っているライブ盤の新譜を購入したので私も5人からCDのブックレットにサインをもらいました。 ウィーンフィル、ウィーン響、ベルリンフィルの主席という錚錚たるメンバーですが、本当に皆さん気さくで優しくて明るい。 トップバッターのドールさんは私がお願いしたドールさんの紹介ページにサインをし終わると、一ページめくって隣に座っているガラーさんのページを開いてガラーさんにパスしてくれまして♪  シュッツさんに流暢な日本語でびっくりしましたと話しかけると、「流暢、ほんと? 覚えるの本当に大変だったんだよ!」と笑顔で返してくれました。 隣のケリーさんは「流暢」に受けまくって笑ってましたけどね・・・。 
アンドレアスには7月に急逝されたお父様のエルンストさんのお悔やみを。 昨年2月のクラリノッツ公演での親子3人の共演の様子もまだ記憶に鮮明に残っていて、訃報に接した時には信じられない思いで本当にショックでした。 まだ2か月ほどしか経っておらず、この会場でコンサートを行う事が彼にとって辛い事でなかったと良いのですが、素晴らしい演奏に感謝です!

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コッポラの和食に合うワイン
2017/10/08(Sun)
FRANCIS COPPOLA DIRECTOR`S RED BLEND 2013 CALIFORNIAを飲みました。 ワインマーケットパーティーで1380円で購入。

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映画監督のフランシス・フォード・コッポラは1975年にナパヴァレーのワイナリーを購入して以来、様々なブランドのワインを作っていますが、このレッド・ブレンドは「和食に合うワインを!」というテーマで日本限定でリリースされたものだそうです。 ブレンドはジンファンデル44%、カベルネ20%、プティ・シラー19%、シラー17%との事。
綺麗な紫色のワインで、ほんのり甘い果実の香り。 私は和食に赤ワインを合わせようとは思わないのでいつもと同様、映画を見ながらモッツァレラチーズにオリーブオイルと黒コショウ、生ハムというおつまみで飲みました。 甘みと渋みにスパイシーなアクセントも加わって初めのうちはちょぴり複雑な味わいに感じたのですが、慣れてくるととても美味しい! けっこう濃くもあってコスパのとても高いワインです。
継続的にこのブランドを生産する予定はない貴重なシリーズなので、店頭で見つけたら是非!!


見た映画はデンマークとドイツ合作「ヒトラーの忘れもの」。 第2次大戦終戦直後のデンマークが舞台。 祖国に帰れずデンマークに残された少年兵たちがドイツ軍が埋めた無数の地雷の撤去作業を強いられるという史実に基づいた物語。 戦争の傷後の深さ、歴史の背景などに直面すると愕然とするものはありますが見るべき作品だと思います。 原題は「under sandet」(砂の下)、英語版タイトルは「Land of Mine」(地雷の地)であるのに対し、史実の悲惨さを軽く扱うようないかにも日本版としてつけそうな邦題には不快感を覚えます。
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