16ブロック
2007/02/20(Tue)
「16ブロック」
原題 : 16 BLOCKS(2006年 米・独 101分)
監督 : リチャード・ドナー
出演 : ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース
鑑賞日 : 2月3日(DVD)


夜勤明けで署に戻った刑事ジャック・モーズリー(ブルース・ウィリス)は、上司に簡単な任務を課せられた。それはわずか16ブロック先の裁判所まで囚人エディ・バンカー(モス・デフ)を護送するというもの。嫌々任務を引き受けたジャックはエディを車に乗せて護送を始めたものの、渋滞やうるさいエディに嫌気がさし、エディを車に残したまま酒を買いに行ってしまう。だがジャックが車に戻ってくると、そこにはエディに向けて銃を構える男がいて……。(goo映画より)

 
この映画を紹介する雑誌で、ブルース・ウィリスがモス・デフの片腕を掴んで車の脇に立っている1枚の写真を見たときには、ダイ・ハードのマクレーン刑事なみのタフで凄腕の刑事なのかと思ってしまった私。 ところが、主人公ジャックは酒びたりでよれよれな署のお荷物的存在の刑事。 いやーちょっとびっくりだった(笑)。

ジャックが護送する羽目になった囚人エディは、車の中で一人鼻にかかった声で勝手に喋り捲って本当にうざったい! ジャックでなくても、あれではエディーをほっぽり出して息抜きしたくなると思わず同情。 ただ、ここで持ったエディーに対する口だけの信用ならない軽薄男というイメージが後でぐっと効いて来る感じがした。

黒幕が誰なのか分からずハラハラしながら推理していくストーリーではないのでかまわないのだろうけど、ジャックのかつての相棒フランク刑事(デヴィッド・モース)の雰囲気が登場の瞬間から怪しさ100%なのはなぁ・・・。
まぁ、みどころはそこからのジャックとエディの裁判所までの逃亡劇に絡むアクションや、逃げ回りながら、ジャックとエディがお互いの感情をむき出しにする事によって相手を理解すると同時に自己再生していく過程だろうからよいのだろうけど・・・。

追い込まれたジャックとエディがのっとった路線バス。 
最初は「スピード」を連想させ、ついには「ガントレット」状態・・・。
この辺からのエディの純粋さに魅力を感じられるようになってきて、それが思わず心温まるようなラストにいい感じで繋がっている。

特に秀でた作品というわけではないけれど、枯れた状態から持ち直していくジャックを演じたブルース・ウィルスの自然な演技が良かったです。 モス・デフも観客の心を捉える事のできる存在感ある演技で、ブルース・ウィリスとの渡り合いも見事だったと思う。 2時間以内に署から裁判所に連れて行かなくてはいけないという状況と、映画の上映時間がほぼシンクロしているのもなかなかグッド。
デヴィッド・モースは、かなり昔に見たメグ・ライアン共演の「プルーフ・オブ・ライフ」の芯の通った強い男という良い印象があるのだけれど、基本的に悪役系の人なのかなぁ??

レンタルDVDでも特典として、もう一つのエンディングが見られます♪
この記事のURL | 映画(さ行) | CM(6) | TB(4) | ▲ top
コメント
- TB&コメント有難う御座いました♪ -
Mさま、こんばんは〜♪
ご無沙汰で御座いました(^^ゞ

いや〜、もう何から何までMさまと同意見だったりします^^
↑の写真見るとちょび髭以外はいつものブルースだと思っちゃいますよね^^;
それがアレだったので中々新鮮で、びっくりはしたけど良かったと思いました^^
ちなみにデヴィッド・モースはワタクシ的には『ザ・ロック』の時の印象から、どちらかと言うと”悪”なイメージです(^^ゞ

ではでは〜、これからもよろしくお願いします♪
っと、ついでに『ザ・センチネル』にTBさせて頂きますね〜w
2007/02/21 06:35  | URL | Aki. #msZFOyjE[ 編集] ▲ top
-  -
akiさん、こんばんは。

毎年この時期はこうなってしまうのですが、ようやく映画の方に手が廻るようになりました(笑)

ブルース・ウィリス、始めのうちは、あまりにヨレヨレなんで、これでダイ・ハード4は大丈夫なんかい?などという全く別の心配をしたりしましたが・・・、今までとちょっと違った魅力を発見できた気がして良かったです。
2007/02/21 20:08  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
- TB&コメントありがとうございました。 -
おはようございます♪
物語の設定や流れは、明らかにどっかで見たなぁ、という感じでしたけど。
それを飽きさせずに魅せる「リチャード・ドナー」はやっぱり職人という感じで…。
派手さは控えめだけど、老成さを感じさせる作品でした♪
2007/02/22 04:49  | URL | 耕作 #-[ 編集] ▲ top
-  -
耕作さん、こんばんは。

耕作さん、ご自分のブログでもリチャード・ドナーの事をとても褒めていらっしゃいましたよね。 ベテランの役者たちの腰の据わった雰囲気も相俟って、たしかに老成と形容するにふさわしい作品だったと思います。
2007/02/22 21:29  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
- こんにちは♪ -
ブルース・ウィリスが登場した時には驚きませんでしたか?
すごく老けて太っちゃったな〜って。
(あの太鼓腹は詰め物なんでしょうね)
>枯れた状態から持ち直していくジャック
そうそう、それが一番の見所かな。
ブルースったら絶対にかっこ悪いままでは終わらない人ですから〜(笑)
温かいラストも良かったです。
デヴィッド・モースって「グリーン・マイル」でもいい人役じゃなかったかしら?
とにかくガタイがいいので、いい役も悪い役も目立ちますよね。
2007/02/25 10:04  | URL | ミチ #0eCMEFRs[ 編集] ▲ top
-  -
ミチさん、こんにちは。

そーなんですよ。いきなりヨレヨレで太った主人公に、この話、どう進行するのだろう?と思ってしまいました(笑) 最後は渋くかっこいい路線に戻っていてホッとしました。
「グリーン・マイル」は未見なのですが、善悪両方を演じている役者さんの方が、その時に見ている映画で推測の余地があるのでいいのかもしれませんね。
2007/02/25 15:06  | URL | M #-[ 編集] ▲ top
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