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リバティーン
2006/12/14(Thu)
「リバティーン」
原題 : THE LIBERTINE (2004年 英 110分)
監督 : ローレンス・ダンモア
出演 : ジョニー・デップ、ジョン・マルコビッチ、サマンサ・モートン
鑑賞日 : 11月25日(DVD)


17世紀、王政復古のイギリス。追放されていたある男が、恩赦を受けてロンドンへと戻ってきた。ジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)ことロチェスター伯爵である。悪友たちが演劇議論を交わすバーに寄った彼は、国王チャールズ二世(ジョン・マルコビッチ)の親族を前に、性描写の入った政府批判の詩を詠んだ武勇伝を話してきかせた。世間を騒がし続ける破天荒なジョンだが、その才能は国王も認めるところだった。ある日、劇場でひとりの女優エリザベス(サマンサ・モートン)を目にしたジョンは、演技指導を申し出るが……。(goo映画より)

ジョニー扮するジョン・ウィルモットがいきなり見る者に語りかけるというプロローグは、いささか奇を衒ったようにも感じるけれど、ものの見事に彼の映画の世界へと引きずり込まれた気がします。 そして、ジョニーが脚本を3行読んだだけで出演を決めたというだけあって、スクリーンからも彼のこの役への入れ込み方がよく伝わってきました。 狂気とエロティシズムと奔放さをもった人物が廃頽していく様を演じるという、いかにもジョニーが惹かれそうなプロットです。

自らの欲望のまま、酒と女にうつつを抜かし、才能と命を棒に振ったジョン・ウィルモットの生き様はとうてい理解できないけれども、ともかくジョニーが最初から最後まで魅力的でした。 梅毒に侵され、顔が原型を留めないほどに醜く変わり果てるという彼の晩年(33歳で死去)を、特殊メイクで臨んだジョニーの演技も素晴らしかったです。 最後の最後になって、若くして死に行く放蕩者(Libertine)としての人生を後悔しているように思えたジョンが哀れでした。


この映画の出演者(ロザムンド・パイク、トム・ホランダー、ルパート・フレンド)がかなり「プライドと偏見」と重複していますね。 先に作られたのはこちらなので、この映画で目に留まったという事なのでしょうか? 
ロザムンド・パイクは007シリーズの「ダイ・アナザー・デイ」のボンド・ガールで見たのが初見でしたが、すでにその時に知的で透明感のある美しさが魅力的な女優さんだと思いました。 リバティーンのジョンの妻エリザベス・マレットのように、夫から愛されない辛さにも負けずに強く生きるというような、精神的に強い女性が似合いそうな感じですね。
対して、ジョンから愛された女優のエリザベス・バリーを演じたサマンサ・モートンは、内向的で従順そうだった出会いから、女優として成功して以降のジョンへの微妙な心変わりなどを心憎いほどの上手さで演じていたと思います。
チャールズ2世役のジョン・マルコビッチは、彼にしてはアクが抜けた演技だったと思うけれど、燻し銀の輝きでした。
この記事のURL | 映画(ら行) | CM(11) | TB(5) | ▲ top
コメント
- TB&コメント有難う御座います♪ -
Mさま、こんばんは〜♪
いや〜、ひじょ〜に厳しい作品でしたぁw
ジョニデとマルコビッチの演技は見応えあったんですけどね〜^^;
特にマルコビッチはある意味ジョニデ以上に素晴らしかったかと^^
ただワタクシ的には他に見どころが・・・。:゚(。ノω\。)゚・。

ではでは〜、これからもよろしくお願いします♪
2006/12/15 05:44  | URL | Aki. #msZFOyjE[ 編集] ▲ top
-  -
こんばんわ。
TB&コメントありがとうございました。
ジョニーが一番美しかったのではないかと・・
鼻がもげても。
かなり贔屓目入ってますけど(^^;
役者魂もしっかりと見られましたし。
2006/12/15 19:55  | URL | PINOKIO #-[ 編集] ▲ top
-  -
akiさん、こんばんは☆

マルコビッチがあぁいう役を、ジョニーの濃さとぶつかり合わないように演じていたのが素晴らしかったと思います。 それでいてちゃんと四つに組んでいましたから。
>ただワタクシ的には他に見どころが・・・
ジョンの妻役のロザムンド・パイクの美貌は見所にはなりませんでしたか?(笑)


PINOKIOさん、こんばんは☆

>ジョニーが一番美しかったのではないかと・・
確かにジョニー・デップは色気もあったし、美しかったですね。 ジャック・スパロウ船長だと
自分の顔をキャンバスにしてますからねー。 もったいない!
2006/12/15 23:10  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
- こんにちは♪ -
私ってばとんでもなく辛い点数つけてますね〜(汗)
ジョニーがコスプレをやるってことですごく期待していたんですよ。
彼の演技にも時代背景にも満足だったのですが、どうにもこうにもウィルモット伯を好きになれなかったのです。
マルコビッチはこういう作品には欠かせない人ですよね〜。
2006/12/17 09:04  | URL | ミチ #0eCMEFRs[ 編集] ▲ top
-  -
ミチさん、こんにちは。

私も、ジョニーだからなんとなく雰囲気にのまれた感じでそれほどの嫌悪感を抱かずにすみましたが、この人物そのものは好きにはなれないですね。
舞台ではマルコビッチがウィルモット伯だそうですが、彼のも凄そうですよね・・・(笑)
2006/12/17 16:29  | URL | M #-[ 編集] ▲ top
-  -
Mさん、今晩は☆
最近映画をさっぱり観ていないルーピーQです(汗
この作品、個人的には合わない作品だったのですが、(ジョン・ウィルモットという人物が好きになれなかったのが一番の要因)ジョニーの熱演は素晴らしかったと思います。^^
病に冒されてからの演技は鬼気迫る迫力で見ごたえありました!
2006/12/18 00:22  | URL | ルーピーQ #-[ 編集] ▲ top
-  -
ルーピーQさん、こんばんは☆

やはり、ウィルモット伯を好きになれないでこの映画を見ていた人は多いですよね。 ジョニーは熱演だったし、ふとした時に見せる表情などはとても美しかったんですけどね・・・。
2006/12/18 21:12  | URL | M #-[ 編集] ▲ top
-  -
Mさん、こんにちは♪
やっと感想を書き上げたのでお邪魔しました。
映画として好きとは言い難いけれど、ジョニーに久々にノックアウトされました。
嬉しくなって感想を書いておこうと思い立ちました。
やっぱりジョニーはこうでなくっちゃ…って(笑)
TBはまた何度かトライさせてくださいませ。
2007/03/20 01:13  | URL | fizz♪ #0HzTjQFo[ 編集] ▲ top
-  -
fizzさん、こんばんは☆
この映画のジョニーは本当に凄かった・・・。サマンサ・モートンやジョン・マルコビッチの助演の力も大きいとは思いますが、一つ間違えば陳腐な駄作になりかねないこのストーリーを、これだけの映画にできたのはジョニーが演じたからだと思います。
私もTBができませんでした。一緒に?再トライいたしましょう!(笑)
2007/03/20 22:13  | URL | M #-[ 編集] ▲ top
- こんにちは -
ちょくちょく見ています。継続して日記感服します。僕も努力しないと・・・。最近寒くなってきたので風邪などに気をつけて下さい。また遊びに来ます。
2008/11/10 18:44  | URL | #-[ 編集] ▲ top
-  -
コメントを下さった方へ、

お名前がないので・・・。 URLたぐっていったのですが、よくわからなくてごめんなさい。
日記はグリムスの成長のためもあって毎日更新していますが、時間のある時にいつあげてもいいような記事も時々用意してたりもします(笑)
2008/11/10 22:20  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
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