すべてはその朝始まった |
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2006/10/19(Thu)
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「すべてはその朝始まった」
原題 : DERAILED (2005年 米 107分) 監督 : ミカエル・ハフストーム 出演 : クライブ・オーウェン、ジェニファー・アニストン、ヴァンサン・カッセル 鑑賞日 : 10月14日 (DVD) ![]() ごく普通のビジネスマンのチャールズ(クライブ・オーウェン)は美しい妻とかわいい娘と幸せな日々を送っていた。そんなある日、彼は通勤電車の中で美しい女性ルシンダ(ジェニファー・アニストン)と偶然知り合う。彼女にも愛する夫と娘がいたが、チャールズとルシンダは通勤電車の中で会話を重ねるうち、次第に打ち解け、親密になっていく。やがて2人は、相手への想いを抑えきれずに一夜を共にしてしまう。しかし、その不倫現場に銃を持った暴漢(ヴァンサン・カッセル)が押し入り2人を襲撃する。さらに、2人の秘密を知ったその男は、その後もチャールズへの恐喝をエスカレートさせていく。(allcinemaより) <思いっきりネタばれです、これからご覧になる方はここでお引取りを・・・笑> Derailed というタイトル、そのままですね・・・ チャールズが電車の中でルシンダに出会った事が起因となり、順調に歩んできたと思われる幸せな人生から外れていってしまう・・・。 脱線したのは電車ではなく、電車に乗っていたチャールズという笑うに笑えないひっかけ。 「すべてはその朝始まった・・・」と、刑務所の部屋で一人の受刑者がノートに綴っている冒頭シーンがとても効いている映画だと思う。 ジェ二ファー・アニストンが出演しているサスペンスというので見てみたものの、最初のうちは、物語の展開にたいした新鮮味もなく、少し退屈さを感じていたのだけれど、妙に冒頭のフレーズが気になっていた。 そして、事件が起こり、チャールズがたった一人でよれよれ、おたおた、孤軍奮闘(笑)しだしたころから次第に面白くなっていった。 ![]() 不倫事実は家族にも社会的にも内緒にしておかなければならない、人の弱みにつけ込んだ美人局という犯罪。 さらに情事の相手(だと思っている)がホテルの部屋に入り込んできた暴漢・ラロッシュに乱暴されるのを助けられなかったあげく、妊娠までさせてしまったという罪悪感を負わせるという巧妙な手口。 ヴァンサン・カッセルがその心底汚らしい非情な犯罪者をものの見事に演じていた。 彼はちょっと個性的な顔をしているのでこういう役って妙にはまるし、本当に不気味・・・。 ルシンダがラロッシュに帰り道をつけられて、自宅で人質に取られているシーン。 チャールズは呼び出されるままにルシンダの家を訪ねるわけだけれど、とても子供がいるようには見えないあの家の雰囲気は、ルシンダも怪しいと、観ているものに気付かせようとした監督のサービスなんだろうか? それともただの犯人たちの墓穴? クライブ・オーウェンは、意思の弱そうなとろんとした目が、今回のカモ役にぴったりで(失礼!)、その情けなさゆえ、形勢が転じてからの捨て身の復讐には思わず同情。 その復讐のために、やはりチャールズがあの刑務所に服役していた人物なのではないかという安易な想像と可能性もさらに引っ張って仄めかす。 後半のストーリーの展開はなかなか良かったと思います。 刑務所であのノートに書き込んでいた人物も最後に判明し、その人物に驚いた人もいるだろうし、最後の最後でチャールズがラロッシュの一歩先を行く事になるのも鮮やか。 ストーリーを締めていたのが、この一件の巻き添えになって殺されてしまったチャールズの同僚のおじにあたるチャーチ警部役のジャンカルロ・エスポジート。 眼光鋭く、冷静な捜査を続ける彼の存在が適度な緊張感を与えていた。 脇役って本当に大きな影響力があるのだと最近つくづく感じます。 ジェ二ファーは、固定化しつつあるコメディエンヌというイメージとは全く違った顔を見せていました。 100%の汚れ役にはなっていなかったけれど、たまにはこういう役も良いですね! でも、この映画、どうして未公開だったんだろう? 話もそこそこ面白いし、地味っちゃー地味だけど役者も揃っているのに。 配給元も何を考えているのやら??? |
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ただの不倫モノって思ったら、結構面白かった!これ見たら不倫なんてしようとは思わなくなりますぞ … 2006/10/21 00:53 映画/DVD/感想レビュー 色即是空日記+α |
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やー、いい表現ですね!