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7月4日 ハンブルク交響楽団コンサート
2017/07/16(Sun)
ハンブルク交響楽団
指揮:シュテファン・ザンデルリンク
会場:武蔵野市民文化会館

ブラームス:交響曲第4番ホ短調

 ――― 休憩 ―――

ブラームス:交響曲第1番ハ短調

<アンコール>
モーツァルト:フィガロの結婚


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6月に初来日を果たしたブリュッセル・フィルハーモニー交響楽団に続き、ハンブルク交響楽団も初来日との事です。 
全国9箇所での日本ツアー、ハンブルグが生誕の地であるブラームスの交響曲第1番と第4番というプログラムは武蔵野だけの特別プログラム!  「彼らのDNAにみっちりと叩き込まれたブラームスを」と特別に依頼したのだそうです。 本当に武蔵野の担当者は意欲的ですよね。 以前マールイの「眠りの森の美女」でも当時芸術監督だったルジマトフに直接交渉してボルチェンコのオーロラを実現させたりもしています。 私はともかくブラームスの交響曲が好きなので、ブラームス生誕の地のオケが演奏となればやはりどうしても聴いてみたくなります。 
今回のツアーの指揮者であるシュテファン・ザンデルリンクは巨匠クルト・ザンデルリンクの次男ですが、時期を同じくして弟のミヒャエル・ザンデルリンクもドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を率いて来日中で、武蔵野でも6月26日にコンサートがありました。 武蔵野は違いましたが、日本国内で兄弟そろってブラームスの1番と4番を振っていたのですね(笑)。

演奏会で「1番&3番」と「3番&4番」という組み合わせのプログラムは聴いた事がありましたが、どちらもほぼプログラム後半にあてられる「1番&4番」は初めてです。 武蔵野の案内にはただ1番4番と書かれていただけだったのでさて順番は?と気になっていました。 やはり4番→1番なんですね! ミヒャエルの方も同プログラムの順番は4番→1番だったようです。
さて、この日は台風3号が九州や四国に上陸、武蔵野市も開演のちょうど30分くらい前から雨が降り始め、休憩時間の20時頃には猛烈な豪雨。 あの湿気では空調システムが効いているとはいえ、楽器の調整はとても大変だったのではないでしょうか? あちらの方は低気圧状態もかなり辛いと聞きますし、コンディション的には最悪だったかもしれませんね。

4番のテンポは若干遅め。 1楽章はなんとなく纏まりが悪くお互いの音が絡み合って上手く抜けて来ないようにも聞こえましたがメロディーラインは好みのトーン。 2楽章の出だしのホルンのふくよかで朗々とした響きは綺麗で、全体的にも楽章を追うごとにどんどん音も開放されて来たような感じでした。 ただ、何だろう? 手探り感が拭えないというか、いま一つ会心という出来ではないように思いました。 やはり最初うーん・・・ながら後半は素晴らしかった4月のルイージ&N響と無意識のうちに比べたのかもしれませんが、今回のツアーで4番を演奏するのは武蔵野だけだったのが要因でしょうか?

1番もどちらかといえば少し遅めのテンポでした。
女性のティンパニー奏者というのは珍しいですよね? 日本人女性でNomuraさんという方でした。 1番では男性奏者に変わるのかなと思ってましたが引き続き担当。 ですが、4番の時とは違って出だしから強く引き締まった堂々とした音。 14型の編成が変わったわけでもないのに弦の音も厚くなりオーケストラ全体の音が生き生きと躍動感あるものに変わったように思いました。 弦も管もそのバランスもとてもいい。 2楽章は美しいメロディーが続きますねぇ。 後半のホルンとヴァイオリンの響きあいに詩情があり、その後のコンマスの艶やかで伸びのある音がとても美しかった。 その余韻に浸りたかったのに、指揮者が手を下ろさないうちからの咳の連発が何とも腹立たしい。 団員もちょっとむかついていたような。 3楽章はクラリネットが目立ちますが、曲を通してオーボエ、クラリネット、フルート、ファゴット、ホルンのソロの聴かせどころが多いですね。 どの奏者も良かったですがなかでもオーボエ奏者の情感豊かな演奏が素晴らしかったと思います。 この曲の中で一番好きな4楽章は、第1主題が流れてくると無性に高揚するのですが、渋いながら温かみのあるオケの音もじわじわと熱くドラマティックになってゆき、最高潮でのフィニッシュでした。本当に感動的!!  

アンコールのモーツァルトは典雅に軽快な響きが美しかった。 

購入したプログラムのツアーメンバーリストにおそらく日本人と思われる5人の名前がありました。いずれも女性です。 またブリュッセル・フィルハーモニー同様第2ヴァイオリンの主席奏者が日本人の方なのですが、本当に今多くの日本人演奏家が海外のオーケストラで活躍されているのですね。 5月に聴きに行ったコンチェルト・ケルンはコンサート・ミストレスが平崎真弓さんという日本人の方でメンバーをリードしながらとても素晴らしい演奏をされていました。
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