キエフ・バレエ「新春特別バレエ」 1月3日(訂正あり)
2017/01/04(Wed)
キエフバレエの「新春特別バレエ」を観て来ました。
この日より5日連続の鑑賞となる予定で、明日から会社が始まってしまえばもう感想を書いている時間など取れないのは目に見えているので、短いですが感想です。
(4日の白鳥を見て、パキータのカトルで印象に残ったダンサーがビコヴェツではなくリガイだったと分かりましたので関連文章を訂正しました)

第1 部『パキータ』より
パキータ: イリーナ・ペレン
リュシアン: レオニード・サラファーノフ

パ・ド・カトル: ヴラディスラヴァ・コヴァレンコ、 マルガリータ・アリアナフ
         ティモフィー・ビコヴェツ 、 オレク・リガイ
ヴァリエーション:アンナ・ムロムツェワ、マリーナ・ステパンチェンコ
          カテリーナ・ディデンコ、オリガ・スクリプチェンコ

夏もそうでしたが、ペレンはかなりほっそりした感じで少し筋肉も落ちたかしら?  柔らかい踊りは目に優しく良かったですが、好みで言えばもう少し威厳を感じさせるような雰囲気とメリハリのある踊りが見たかったです。 とは言うもののコンテばかりだった夏には見られなかった彼女らしい美しいクラシックのラインを堪能できたのには満足です。
サラファーノフは変らず端正な踊りで磐石。 コーダでのアントルシャは何回だったのだろう? 高いジャンプで余裕がありました。

パキータはめったに踊らないのかな? 8人のコール・ドは始めから終わりまでかなりバラバラでした。
他のダンサーは惜しいなと思うところが無きにしも非ずなダンサーもいましたが、よく踊れていたかと。 ゆったりと優雅なジャンプを見せていたカトルのビコヴェツリガイ(記事をアップした時にはビコヴェツと書いたのですが、本日の白鳥のトロワでビコヴェツを確認できてカトルで気に入ったダンサーはリガイの方だったと分かりました)とヴァリエーションの3人目の長身でラインの綺麗なムロムツェワ(多分)が特に印象に残っています。 ヴァリの4人目のディデンコもきっちりかっちり回転も綺麗で上手かったです。 


第2 部『白鳥の湖』より第1 幕2 場
オデット: カテリーナ・カザチェンコ
ジークフリート王子:デニス・ニェダク
ロットバルト: ドミトロ・チェボタル

小さな白鳥:カテリーナ・ディデンコ、イーナ・チェルナヤ
       ユリア・リュビンツォーワ、アナスタシア・寺田 

念願のカザチェンコの白鳥! ほっそりと長い手足の描くラインが本当に美しく、過剰なものは一切なく、振りを丁寧に踊るだけでオデットをあれだけ表現できるのですね。 肩というのか腕のつけねの動きがとても優雅で綺麗。 ニェダクのノーブルさも相変わらずで、心にしみ入るようなとっても大人なオデットとジークフリートを見せてくれました。
8日の2人の白鳥、チケットは取ってあったのですが、用事が入って見に行けなくなってしまったのが心から残念です。



第3 部『眠りの森の美女』より第3 幕
オーロラ: エレーナ・フィリピエワ
デジレ王子: ミキタ・スホルコフ

リラの精: カテリーナ・カザチェンコ
フロリナ王女: オレシア・シャイターノワ
青い鳥: ティモフィー・ビコヴェツ
ダイヤモンド:カテリーナ・ディデンコ
宝石の精:マルガリータ・アリアナフ、カテリーナ・ペチ、ナタリア・パテンコ
赤ずきん:カテリーナ・シロチナ
狼:ドミトロ・チェボタル
白い猫:エリザベータ・ゴギィゼ
長靴をはいた猫:ヴィタリー・ネトルネンコ
シンデレラ:カテリーナ・チュピナ
フォーチュン王子:コスチャンチン・ポジャルニツキー

フィリピエワはある時点から年齢を重ねるのを止めてしまったような・・・。 全く衰えを感じさせることもない見事な踊りとプレゼンス。 若いスホルコフと並んでも自然な雰囲気を作ってしまうのも流石ですね。 スホルコフも夏のガラで眠りのGPDDを踊った時より安定してとても良くなったと感じました。 ニェダクという素晴らしい王子様のお手本も身近にいるので貪欲に吸収して欲しいです。
オデットを踊ったばかりのカザチェンコがリラも踊ってくれたのも嬉しい。 本当にこの人のスタイルの良さはキエフの中でも抜きん出ていて踊りのラインも美しく目を惹きつけます。 5日の眠りでペレンとの美脚競演というのも楽しみですねー。
青い鳥のビコヴェツは力みがなく軽やかなブリゼが良かったです。  5日はニェダクが青い鳥なんですねー。 こちらも楽しみ! 
フロリナ王女役の、おそらく初見のシャイターノワはわりと小柄でむっちり体型のバレリーナで、スパッ、パキッとした踊りは安定感もあり、見せ方も心得ているのですが、ちと逞しい・・・。
その他のダンサーたちも好演で、特にダイヤモンド&宝石の精たちの踊りも破綻なく上々の出来だったように思います。 誰か一人あれって言う事がけっこうありますものね。 ディデンコ、上手いし今回のツアーで活躍しそうなバレリーナです。


そしてキエフと言えばオケ! 最初から安心の演奏でとても良かったのですが、眠りはいっそう熱が入ったというか素晴らしかったです。 ですが、眠りはわりとテンポが速いですね。 オーロラとデジレのGPDDなどマールイと比べるとかなり速い気がします。 

指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

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コメント
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2017/01/04 22:15  | | #[ 編集]
-  -
鍵コメを下さった方へ、
今年も一つでも多く心に残る舞台にめぐり合えます様に。
本年もよろしくお願い致します。
2017/01/06 07:47  | URL | M #il9tusdg[ 編集]
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