2017 03 ≪  04月 123456789101112131415161718192021222324252627282930  ≫ 2017 05
12月23日 新国立劇場「シンデレラ」
2016/12/25(Sun)
23日ソワレの「シンデレラ」を見て来ました。
新国のシンデレラ、一昨年は見に行かなかったので(ボリショイとキエフでいっぱいいっぱいだったような曖昧な記憶が・・・)、4年ぶり。 その時も小野&福岡ペアで大姉は山本隆之さんでした。

2017010201.jpg


その当時は上手くて才能あるダンサーとは思いつつ特に彼女の日を選ぶほどのファンではなかったのですが、今ではすっかり大好きな新国のダンサーになった絢子ちゃんのシンデレラ、明るく快活で心優しい娘というアプローチは変わりないけれど、役への入り込み方がとても自然で生き生きとしていて、姉たちにフォーカスが当たっている時の目立たない小芝居にも手抜きがない。 踊りは切れと柔らかさを上手い具合に使い分け、音楽的で軽やかで安定感も抜群。 2幕の難易度高く体力もいりそうなヴァリのラスト、跳躍を挟みながらの細かいターンの連続では加速するスピードがシンデレラの高まる恋心と興奮を表すようでとても印象に残りました。

雄大くんも本当に王子役が板について来ましたね。 ロミオの時はモブシーンで時々関西人入っていたように見えたところもありましたが(笑)、今回は本当に正統派な王子様。 絢子ちゃん同様安定感抜群の踊りは文句なしで、2回転して片足で降りてバランスなどの足に負担がかかりそうな振付も軸ぶれもなくスムースで見応え十分でした。
絢子ちゃんとの鉄壁のパートナーシップで2人のPDDは息の合った美しいものだったし、出会えた幸福感も徐々にじわ~っと溢れ出し、2人ともキラキラでしたねぇ。 王子がシンデレラをみつめる優しい眼差しには愛情と大らかな包容力のようなものを感じました。 

仙女の木村さんは頭が小さく体の線の細いダンサーですね。 どんなテンポのリズムにもきちんと合った踊りは見ていて気持ちよかったですし、ポーズも綺麗ですが、若さのため仙女という特別キャラの存在感のようなものはまだ出せていなかったように思います。 まぁ、本島美和ちゃんで見られなかったがっかり感が先に来ていたのですけれど・・・。
四季の精では春の精の五月女さんのシャープな踊りと冬の精の細田さんの美しく完成度の高い踊りが目を惹きました。  
そしてシンデレラ鑑賞の楽しみの一つである星の精たちの踊りも、自然な動きを許さないような振付やフォーメーションをスピード感を保ったままの素晴らしい出来。 くるみの雪の精とこのシンデレラの星の精の踊りってコール・ドならではの素晴らしさを堪能できる特別に感動的なシーンですよね。

道化は初見の福田さん。 運動量の多さなどものともせず、軽快なジャンプと爽快な回転とチャーミングな演技で楽しませてくれました。 
小口さんと宝満さんのシンデレラの姉たちはほとんど毒気がないけれど、それぞれにキャラ立ちしているのでやはり見ていて楽しい。 根は優しい二人なのでシンデレラが幸せを掴み自分達の元を去っていく事になった時の抱擁シーンはけっこうジンときちゃうんですよね。 

物語がハッピーエンドを迎える三幕は、見るたびに最後を飾る主役2人のPDDがあったら言う事ないのに・・・とちょっと物足りなく思ってしまうのですが、それでも宮殿での華やかな祝宴の中、幸せに溢れたロマンティックなラストシーンはいつ見てもいいですねぇ。

さて、この公演で王子の友人の一人で細田さんとペアを組んでいた男性ダンサーに目が留まりました。 和製ルダコ・・・って感じの見た目なダンサー。 多分、新国には今シーズン入団で以前はKバレエで踊っていた浜崎恵二朗さんかと。 身長もあるし、見た目バリバリ王子です! 今後、ちょっと注目かな♪





シンデレラ:小野絢子
王子:福岡雄大
姉娘:小口邦明
妹娘:宝満直也
仙女:木村優里
春の精:五月女 遥
夏の精:飯野萌子
秋の精:池田理沙子
冬の精:細田千晶
道化:福田圭吾
ナポレオン:高橋一輝
ウェリントン:貝川鐵夫
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2016年 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://amlmlmym.blog15.fc2.com/tb.php/3231-4c9b7d42

| メイン |