2月12日  樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ
2016/02/18(Thu)
樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ
会場:東京オペラシティ コンサートホール

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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番

 ――― 休憩 ―――

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番

<アンコール>
バッハ:ヴァイオリンとチェロのためのソナタより“カンタービレ、マ・ウン・ポコ・アダージョ”



2016年は大進君がロン=ティボー国際コンクールで史上最年少優勝をとげた1996年から20年目にあたる節目の年という事で、日本で様々な演奏を聴かせてくれる年になります。 毎年赤穂・姫路で行われているル・ポン国際音楽祭ですが、第10回を記念した特別公演としてサントリーホールで開催されるのもとても嬉しくありがたい事です。

  2月 :樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ リサイタル
  5月 :ベルリンフィル公演
  5月 :樫本大進&小菅優&クラウディオ・ボルケス トリオ
 10月 :ル・ポン国際音楽祭
 12月 :ドイツ・カンマー・フィル公演 ゲストソリスト
  1月 :ベルリン・フィル八重奏団
 

そのDaishin Yearの幕開けとなるリフシッツとのデュオリサイタルを2月12日に東京オペラシティで聴いて来ました。

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番
CDでは何度も聴いているものの、2人のベートーヴェン・ソナタ・チクルスリサイタルは聴きに行かなかったので初めて生演奏を聴きました。 リフシッツさんの生演奏も初めてでした。 ウクライナの人なので勝手に大柄なイメージを持っていたら意外にも大進君と同じくらいの身長なんですね。 見た目にもとっても気の合ったデュオという感じです♪
リフシッツは1楽章の前半は少し調子が良くないのかなと思ったのですが、それ以降はクリアなタッチでヴァイオリンに優しく寄り添ったり、起伏の激しい旋律をスケール大きく彩り豊かにと見事な演奏。
大進君のヴァイオリンは出だしから好調で広い音域すべてがうっとりするほど美しい張りのある音色。 ピアノ以上に表情豊かに情熱的に美音を響き渡らせた堂々たる演奏でした。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
1楽章のとても柔らかで優しいピアノの出だし。 その後の交互に主旋律を奏でるようなヴァイオリンとピアノの掛け合いでは淀みの無い旋律の流れがとても美しく一気に惹き込まれました。 そして曲を通して、穏やかではあるけれど期待感高まるような弾む心や静かな情熱のようなものが随所に見え隠れしている素晴らしい演奏だったと思います。 
ベートーヴェンの7番と比べるとこちらはよりヴァイオリンとピアノが対等に密接に響きあう曲ですね。 今度は是非ブラームスのヴァイオリンソナタ全集をCDリリースしてリサイタルも行って欲しいと切に思います。

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
一度も聴いた事がない曲なので、Youtubeで一回くらいは聴いておかなくてはと思いつつも何もしないで当日を迎えてしまいました。
ベートーヴェン、ブラームスとは違う時代の音楽だなぁと思いながら聴いていましたが、自分が好きなロミオとジュリエットやシンデレラで聞かれるようなロマンティックで甘美なメロディーは一切顔を出さず、重暗く、厳粛でいながら激しいという印象の曲でした。
気迫みなぎる2人の演奏は圧巻の一言で、ヴァイオリンとピアノは対等なロールを持ち、エネルギッシュで情熱的。 素人目にも技巧的にそうとう高度なのだろうとわかる曲ですが、ここへ来て大進君の弓毛もかなり切れだして演奏の激しさを物語っていました。 

アンコールのバッハ。 プロコフィエフのソナタの後に聞くバッハは神聖で洗練された美しさが一層際立っていたような気がします。


終演後にCD購入者対象に行われたサイン会。 持っていなかったリフシッツさんとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集の第3集を購入してお2人からサインを貰いました。 かなりの行列でしたが、終始なごやかな雰囲気でした。 「20周年おめでとうございます。 今年も沢山聞かせてもらいます。」と話しかけたら「おぉ!そうでしたね! よろしくお願いします!!」とリアクションよろしく明るい笑顔で返してくれてとても嬉しかったです。

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次はいよいよ念願のベルリンフィル公演です。 前回4回くらい抽選で落とされまくったので、今回はダメもと!!と2公演申し込んだら2公演とも当たってしまって・・・。 5月11日と14日に出かけます。 5日連荘ですが、まさか大進君、完全休養日ってないですよね???

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