ワガノワ・バレエ・アカデミー「くるみ割り人形」 1月22日
2016/01/24(Sun)
22日の金曜日にロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの「くるみ割り人形」を見てきました。
ラブリーで微笑ましくてとても楽しい公演でした。  非常に美しくて凝っている舞台装置と衣装はほぼマリインカと同じデザインですよね? 
以下、殴り書きで感想行きます!(笑)

誰が一番印象に残ったかと言えば、それはもぉー、少女マーシャのアンナ・シャローワちゃん♪  何年生なんでしょうねー? (キャスト表、学年も一緒に記載して欲しかったなー) 舞台に乗って観客の視線を集めている時間がダントツに長いわけですが、緊張感を切らさないで、常に指先や爪先をきちんと意識して、演技もしっかりし続けているってのが凄いです。 1幕1場のパーティーで話がどんどん進んでいく場よりも、2場でおもちゃの兵隊たちとねずみたちの闘いのシーンでの椅子に座って一喜一憂しながらの演技なんかはほんとに大変だと思うのですが、頑張ってましたね。 
公演チラシに小さいマーシャ候補としての彼女のインタビューが載っているのですが、先生からは「バレエであっても自然に動くように、自然に感情を表現するように」というアドバイスをもらったそうです。 「マーシャを踊りたいという気持ちが一番大切だと思います」という抜擢されるよう願っていた本人の強い思いも語られています。

1幕1場では低学年の生徒たちもたくさん出演していますが、一人ひとりが本当にシュタールバウム家のクリスマスパーティーを楽しんでいる子供になりきっていて、みんな驚くほど演技が達者ですねー。 表情も生き生きしている!  
ドロッセルマイヤーだけは先生が演じていましたが、大人の役は上級生たち。 おじいさま&おばあさまの踊りはなかなか大変ですね!
道化、人形、ムーア人はまずまずの踊りでしたが、人形のスミルノーワのピノキオなみに細い脚にはちょっとびっくり。 もうちょっと筋肉がつくといいけれど・・・。
2場のおもちゃの兵隊たちとねずみの戦いも楽しくて良かった! ここのネズミの王様も子分のしっぽで剣を研いてましたけど、子分の芝居はなくって残念(笑)。 王様は3幕に出てこなかったところを見ると、くるみ割り人形のあの一撃でやられちゃったんですねー。 
ようやく登場の大人のマーシャと王子。 セヴェナルドは美人ですがちょっとお化粧が濃い。 もっとナチュラルでいいのに。 踊りはしなやかに体を十分使っていて良かったです。 オスタペンコは少年っぽさもまだ残っていますが、なかなか落ち着いた雰囲気でノーブル。
雪のコール・ドはけっこう揃っていましたが、同じ振りのため個人個人の差が歴然としてしまうところでもありますね。 ジュテなどのジャンプの着地でドスンという豪快な音を出していたのはちょっと気になりました。 

2幕の各国の踊りは皆良かったです。 特に印象が強かったのがアラブのダリア・ボシュコーワ。 しっかり体をコントロールしながら生徒とは思えない妖艶さで踊りきりました。 ムーア人も踊ったティムル・ディムチコフの高い連続ジャンプも見事。 
パ・ド・トロワはどうしてもチビプハチョフ&ミリツェワちゃんの映像がちらつくんですが、キラキラな女の子2人はしっかり踊っていたし、その2人をきっちりサポートしていた男の子も立派♪

花のワルツでは、4組のワルツの女の子たちがけっこうしっかりとアピールしながら踊っていて、なかなか華やかな感じでした。 
プリンセスと王子のPDD。 2人とも長身の部類ではないと思うのですが、二人の身長さのバランスはとてもよく、息もよく合っていました。 オスタペンコは上半身がわりと厚く脚が長く、なんとなくシクリャローフの体型に似ているような。 物腰がエレガントで王子らしいダンサーです。 サポートも安定しているし、セヴェナルドをサポートしている時の自身のラインにもとても意識が行き届いていて綺麗だったのは感心。 踊りは技術はしっかりしていたけれど、ちょっと重いのか硬いのか、しなやかさに欠けていたように感じました。 力が入りすぎていたのかな?
セヴェナルドは長い腕の動きのせいか踊っていると身長よりも大きく感じます。 ピルエットは速さを意識して乱れる事もありましたが、総じて余裕のあるメリハリのきいた踊りには好感が持てました。 何よりも主役に相応しい華があるのがいいですね。


夢に向かってまっすぐに進んでいる只中である生徒たちの一生懸命でひたむきな姿からはプロの舞台とはまた違った感動をもらったような気がします。 なんかね、心が洗われて、とっても気持ちよくリフレッシュできたような感じです♪ 
 




マーシャ/プリンセス:エレオノーラ・セヴェナルド
くるみ割り人形/王子:パヴェル・オスタペンコ
少女マーシャ:アンナ・シャローワ
フリッツ:ニキータ・ザハロフ
ドロッセルマイヤ-:ワディム・シローチン
ネズミの王様:セルゲイ・オスミンキン
道化:マルコ・ユリウス・ピェタリ・ユセラ
人形:アンナ・スミルノーワ
ムーア人:ティムル・ディムチコフ
雪の精:ヴラダ・ボロデュリナ、ユリア・ゾロティフ
スペインの踊り:クセーニャ・リング、ローレンス・ジェイムス・ランバート
アラブの踊り:ダリア・ボシュコーワ
中国の踊り:アンナ・スミルノーワ、
トレパック:アリーナ・スホルキフ、マリア・トゥルエフツェヴァ
       イリア・モギフニコフ、ステパン・コロレフ
パ・ド・トロワ:ポリーナ・ザイツェワ、ソフィア・ヴァリウリーナ、ヤン・ベーギシェフ
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