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10月26日 ザ・フィルハーモニクス
2015/11/12(Thu)
もう2週間以上も経ってしまいましたが、楽しみにしていたザ・フィルハーモニクスの公演について備忘録的に。

ザ・フィルハーモニクス
会場:東京芸術劇場
司会:ティボール・コヴァーチ (通訳:松田暁子)


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1stヴァイオリン&リーダー :ティボール・コヴァーチ (ウィーンフィル第2ヴァイオリン主席)
2ndヴァイオリン :ローマン・ヤーノシュカ
ヴィオ:ラティロ・フェヒナー (ウィーン・フィル)
チェロ:シュテファン・コンツ (元ウィーン・フィル、現ベルリン・フィル)
コントラバス:エーデン・ラーツ (ウィーン・フィル コントラバス主席)
クラリネット:ダニエル・オッテンザマー (ウィーン・フィル クラリネット主席)
ピアノ:フランティシェク・ヤーノシュカ


J.シュトラウスII(コンツ編):喜歌劇「こうもり」よりチャールダーシュ
F.クライスラー(コンツ編):中国の太鼓
ゲオルグ・ブラインシュミット(F.ヤーノシュカ編):ウィーンはいつもクルク島
ファリャ(クライスラー編):「三角帽子」よりスパニッシュ・ダンス
C.サン=サーンス(コンツ編):動物の謝肉祭より「白鳥」
カルロス・ガルデル(F.ヤーノシュカ編):ボル・ウナ・カベーサ
T.コヴァーチ:ユダヤの母

   --- 休憩 ---

J.ブラームス(コヴァーチ編):ハンガリー舞曲 第6番
F.ヤーノシュカ:ドナウの鮫
C.サン=サーンス(コヴァーチ編):交響詩「死の舞踏」
F.リスト(F.ヤーノシュカ編)愛の夢 第3番
アーティー・ショウ(オッテンザマー編):スイング・タイム
スティング(コンツ編):イングリッシュマン・イン・ニューヨーク

<アンコール>
 ピアソラ:リベラルタンゴ
 ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番



昨年同様、彼らの演奏する姿と奏でられる音楽を心から楽しめた素晴らしいコンサートでした。 
彼らは本当に楽しそうに幸せそうに、そして何かに憑かれた様に演奏するんですよね。 その音楽にぐいぐい惹き付けられます。 白鳥や愛の夢はクラシックとしてしっかり聴かせてくれましたが、去年のプログラム(こちら)と比べると民族音楽調&ジャジーなサウンド路線になっていると感じました。 
その「白鳥」と「愛の夢」は特にチェロのコンツの演奏が素晴らしく、とりわけ「白鳥」は切ない響きの中に感じられる温もりのような音色が美しく、しみじみと心に染み入って来た感じでした。 ボル・ウナもヴァイオリンの音色がロマンティックでメロディーが半端なく美しかったです。 
そしてクリク島でみせたヤーノシュカ兄弟のピアノとヴァイオリンのかけあいがとってもエキサイティング! 即興的にも聞える2人の演奏、放っておいたら音楽はどこまで形を変えていったのかと今思い出してもゾクゾクしてきます。 この兄弟二人だけのコンサートをもっと小さい会場でカジュアルティスト(ドリンクつき・笑)で企画してくれないかなぁぁ。 めっちゃくちゃ素敵で今まで経験した事のない未知の世界に連れて行ってもらえそうです。
この日のコンサートで特別に演奏されたスパニッシュ・ダンスはファリャの三角帽子をクライスラーが編曲したものをさらにフィルハーモニクス用にコヴァーチがアレンジしたものだそうですが、さりげないラテンサウンドもまた見事でした。
「ユダヤの母」はマーラー第1番3楽章と第7番とユダヤの民族音楽をコヴァーチがミックスさせたそうですが、彼らのアルバム「魅惑のダンス~ 私のお気に入り」にも収録されていて民族調でメランコリックな旋律が印象的な私もお気に入りの一曲。
「ドナウの鮫」という??というようなタイトルの作品は、ピアニストのヤーノシュカ弟がドナウ川のほとりを散策していた時に、ここに鮫が現れたら・・・というイマジネーションが働いてしまって生まれた曲だそうで、鮫を発見した周りの大騒ぎが表現されるのか、またはジョーズのような不気味さかと思いきや、わりと穏やかな曲でした(笑)
前回も披露された「スイング・タイム」はオッテンザマーが彼の力量を思う存分発揮し、ついでにカッコ良さも見せつけるノリノリの作品。 メンバーも一層楽しそうなのよね、こういう曲!
スイング・タイムの盛り上がりそのままに最後の曲のイングリッシュマン・イン・ニューヨークもアンサンブルがとっても良かったです。
アンコールのハンガリー舞曲では、途中昨年同様ヤーノシュカのIt’s Piano time!になり、音楽の可能性の無限さを感じさせてくれる魅惑の演奏で、楽しかった時間にさらに感動と幸福感をもらいました。 本当にこの人の才能は凄すぎ!!
司会役として、ユーモアも交えながら作品の説明をしてくれたコヴァーチさんは、その話し方や表情から誠実でおおらかなそうな人柄が漂っていましたが、顔からあふれ出る大汗をハンカチで拭いながら「とぉっても暑いです!!」と日本語で悲鳴をあげていまして、会場大笑い。 シャツにジャケットというきちんとした格好であんなエネルギッシュな演奏の連続じゃ、そりゃ~暑いでしょ! 

次の来日はいつになるのか、今から楽しみですが、叶うことなら毎年来て欲しいです。 それからヤーノシュカ兄弟のスペシャルコンサートも、是非!!

<11月18日 追記>
と、思ったら、ジャパンアーツの今後のコンサート予定に出ていました! 来年の12月にまた来日してくれるみたいです。 嬉しい♪♪♪
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