ミハイロフスキー劇場で
2015/09/16(Wed)
ミハイロフスキー劇場のプリンシパルであるイリーナ・ペレンとマラト・シェミウノフが解雇されたと聞きました。

ペレンが9月12日「海賊」でメドーラにキャスティングされていたのにもかかわらず、劇場の許可を得ないまま海賊を降板して、シェミウノフと共にモナコのモンテカルロで9月12日、13日に開催されたGala Russeに出演した事が理由のようです。
ペレンとマラトのプロフィールは劇場のサイトからは即座に消され、キャスト変更に関してはこのような告知がなされた事から劇場側の激昂ぶりが伺われます。

あまりにも早急な処分、それも解雇処分という事に驚きましたし、このような事態となった事をとても残念に思っています。
モンテカルロのガラへの出演はだいぶ前から決まっていた事なのでおそらく劇場も承知はしていたはずです。 ミハイロフスキー劇場からの予定出演者はペレン、ヤパーロワ、サラファーノフ、シェミウノフでしたが、サラファーノフとヤパーロワは出演を見送りました。 ただ、ペレンとマラトはこの公演のポスターに起用されているため、二人にとってはやはり大事な公演であったのではないかと思います。 
劇場プレイビルにペレンの名前がワシーリエフがコンラッドを踊る日のメドーラとして発表されたのは7日だったと記憶しています。 劇場での海賊の最終的なキャスト決定のタイミング等、内部事情はわかりませんが、充分なコミュニケーションが取られないままに起きてしまった一件のように感じられます。
ペレンもマラトも長くミハイロフスキー劇場だけに籍を置いてきたダンサーですし、特にペレンの劇場に対する貢献は極めて高いものがあると思います。
二人の解雇が一時的なものであり、あまり時間を置く事無くして事態が好転するよう願わずにはいられません。
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コメント
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M様

 naomiさんのツィッターで数日前に教えていただいて以来、私も本当に驚き、一人で大騒ぎしています。一方、Mさんのブログはワインの話題になっていたので、Mさんもそのうちきっとすごく驚いて悲しい思いをするのでは、と密かに思っておりました。

 ガラの事は直接の原因ではありますが、きっと問題の根はもっと深いところにあるのでしょう。Mさんの記事を読ませていただいて思ったのですが、ペレンはシュミウノフと踊る事を大切にしたかったし、劇場側は興行の事を考えて、ペレンを人気の男性ダンサーと踊らせたかったのでしょう。

 一月の海賊で、ペレンはメドラを踊りましたが、何と、マラトさんは休憩時間にロビーで奥様方に取り囲まれておられました。私は「何でマラトさんがコンラッドを踊らないのかなぁ。似合うのになぁ。」とのん気に思ってチンタイガー(着ぐるみ)で喜んでおりましたが、それではあまりにのん気すぎでした。

 ペレンとレベデフの白鳥は観客にはうけるのでしょうが、きっとペレンは残りのダンザー人生をもっとマラトさんと共有したかったのでしょう。それが今回のトラブルの背景にあるのではないでしょうか。

 コジョカルのロイヤルとのトラブルと退団も、コボーとのパートナーシップにこだわりすぎたが故か、と思われます。結局、二人は追われるようにバレエ団を退団し、コボーは芸術監督のひどい仕打ちを自らのフェイスブックで告発する泥仕合となってしまい、とても残念でした。

 それにしても、解雇はひどすぎます。劇場側も、もう少し頭を冷やし、きちんとペレン、シュミウノフと話し合って欲しいですね。解雇が一時的なものであれば、本当にうれしいのですが…でも、一度こじれたものはなかなか元には戻らないですからね…。

 まぁ、購入した1月3日のチケットは、復縁を期待して、もう少し手元に持っておこうか、と思います。

 バレエは現実にはない美しさ、夢を求めるもの、と私は思っております。ペレンは本当に美しく、それだけでなくて、素晴らしいバレリーナでもあります。あのように高次元で二つがそろうのは滅多にないこと。どうか、彼女の踊りがこれからも見られますように。

    MIYU
2015/09/17 00:52  | URL | MIYU #-[ 編集]
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すっかりご無沙汰しておりますが、このニュースを聞いてお伺いしました。
皆さん同様かなり驚いています。
当事者同士にしかわからない事情があるとはいえあまりにも唐突な印象です。
以前は毎年のように当たり前のように観ていたマールイ。
両者にとって、またファンにとって良い解決策が為されることを祈ってます。

2015/09/17 05:52  | URL | F #3evlSK3s[ 編集]
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MIYUさん、

私はキャスト変更にはすぐに気づいたのですが、まさかそれがこんな事になるとは思ってもいませんでした。
確かにペレンにとってマラトと踊る事は大切な事であり喜びであると思うのですが、律儀な彼女達なので、先にした約束なり契約を守るという事も大事な事だったように思います。 よくある劇場の都合でというキャンセルは自分達が納得しない限りしたくないのでしょうね。
ポリーナとワシーリエフの出演日はかなり早くから発表していましたが、サラファーノフとヴォロンツォーワがその後しばらくして発表になった後、その他のキャスト発表はほとんどが間際でした。 劇場内でのキャスト調整が迅速ではなかった上にやはりきちんとした意思の疎通を図らなかったのではと思えてなりません。 
もし彼らがMIYUさんの仰るような覚悟のもとに、モンテカルロのガラを優先したのであれば、こうなった以上、もう2度と劇場には戻らないかもしれませんね。
ただ、ペレンの踊りは今後も見られると思いますよ。 ミハイロフスキーから離れてしまえば全幕での主演というのはもう見られないかもしれませんが、ガラのような公演(8月31日の公演のような)への出演はこれからもあると思います。 でも、私はバレエ団の全幕を踊る彼女とマラトを見たいです。 

コジョカルとコボーがロイヤルを去ったのも衝撃的でしたが、組織の一員として上手くやっていくというのは大変な事も多いものですね。 
2015/09/17 23:12  | URL | M #il9tusdg[ 編集]
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Fさん、

こちらこそご無沙汰しております(でもFさん宅のご馳走を見ていつも舌なめずりしております・笑)
今年の1月、夏と久しぶりにコシェレワが来日して、Fさんも舞台をご覧になっているかしら?と思っておりました。
しかし、本当に衝撃的でした。 ここまで強引な劇場総裁というのも・・・。 彼が総裁になって劇場のステイタスも上がり良くなった事ももちろん多いのですが、ボヤルチコフ時代のダンサーもファンもほんわかしていたマールイがただただ懐かしいです。
2015/09/17 23:13  | URL | M #il9tusdg[ 編集]
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