世界バレエフェスティバル ファニーガラ 8月16日
2015/08/30(Sun)
第4部の大トリ「ドン・キホーテ」のカーテン・コール後にNBSの方が出てこられて、ダンサーの中には私ならあの演目はこう踊る! とか、まだまだ踊り足りないと言っているダンサーもいるので(笑)、引き続き第5部の特別ガラの上演を行うとの説明がありました。 ただ、なんでもオーケストラとの契約は予算の都合で第4部までなので、第5部の演奏は録音テープとの事。 でも通常のガラのオープニングと同じように序曲「戴冠式交響曲」が(テープで)流れ、中幕に上演演目が映し出されるのです♪ ただし、出演者の記載はなし! なもんですから、どんなアレンジ(パロディー?)で誰が踊るんだろうと弥が上にも期待が高まりますよね~~。


「カルメン」よりエスカミーリョのソロ
 ヴィエングセイ・ヴァルデス


Aプロでヴァルデスってヴィシとロホを足して2で割ったような顔?とけっこうヴィシに似ているなと思っていたのですが、最初はヴィシかと思いました(席、遠かったし・・・)。 
ファニーのトップバッターだから、空気がまだ変わっていなかったせいもあってちょっと硬かったですね。 なんつーか、ロパートキナの超かっこいい男装の麗人を見た後だったのでそういう意味でもちょい分が悪かったかな~~?


「瀕死の白鳥」
 ダニーラ・コルスンツェフ、ワレリー・オブシャニコフ、エドウィン・レヴァツォフ  


まだまだ踊り足りないダンサーと聞いた時に希望の灯はともったのですが(笑)、本当にガラを見に来て良かったです♪♪♪  しかし、まさか、これか??(笑)
下手奥から白いチュチュ&白タイツで後ろ向きにパ・ド・ブレ(少し粗かったですが・・・)で出てきたデカく三角筋逞しい黒髪のダンサー・・・。 まさかと思うけどけっこう腕の動きが綺麗でもしかしたら・・・!!。
オオハクチョウはそのまま上手に消えてしまい、客席にはちょっとした笑いと戸惑いが。 今度は上手手前から登場し少し顔を見せたかと思いきや(ダニーラ!!!)すぐにまた背を見せて下手に消え去ろうと・・・したのに別のドデカイ白鳥にステージに押し戻される(爆笑)。 ちょっと姿を見せただけなのに、この2羽目はなぜか一目でレヴァツォフと分かりました。 白塗りだったけどハムレットのときの顔のままだったのよね・・・。
ステージ中央に押し戻され仕方なく踊り続けていたオオハクチョウは、振付通り脚を折りたたみ床に座って腕を一振り二振りすると(確か)、ついに足の痛みに耐えかねたのか、やってらんねーよとばかりにトウシューズを脱ぎ、片方ずつ上手と下手に投げ捨てる。 ポアントを脱ぎ捨ててせいせいしたのか、気を取り直したように再び踊り始めるオオハクチョウの視線に上手袖から投げられたロープのようなものが・・・。 何だろう?と軽い気持ちでロープを手繰り寄せるも何かもの凄く重いものがひっかかっているようで、なかばやけくそで力任せに引っ張り続けると小さなソリのような乗り物が。 しかもそこには小ぶりのハープを奏でている天使の羽とわっかをつけたオブシャニコフさんが・・・。 可愛い!!  レーピンの「ヴォルガの舟曳き」さながらに必死の形相でソリを引き続けるオオハクチョウを呆れたようにみつめる天使@オブシャニコフはハープを置くとおもむろに銃を取り出し、狙いを定め引き金を引く・・・・。 赤い閃光に包まれオオハクチョウは絶命する。 
瀕死ではなく最後必死の白鳥でしたけれど、ロパートキナ直伝かもしれないアームスはなかなかでしたね! でも酷いわ、銃で撃つなんて!!


「お嬢さんとならず者」
 ウラディスラフ・ラントラートフ、マリーヤ・アレクサンドロワ


髪を両サイドで結ってリボンをつけたミニスカート姿のラントラートフがか~わいい! で、ならず者、ラントラートフのパートナーなんだからマーシャに決まっていると思うものの、深く被ったハンチング帽からい見える目がマーシャのようなマーシャじゃないような・・・。 それになんだか小柄で華奢に見えるものだから・・・昔のギャング映画にああいう格好をした少年たちがよく出てきたっけなぁなんて思いつつ確信するのにちょいと時間がかかりましたがマーシャでした。 マーシャのマネージュが見事でカッコよかったです。 ラントラートフの恥ずかしがりやのお嬢さんっぷりも、マーシャのちょい悪チンピラっぷりもなかなか。 最後はお嬢さんがならず者をがっつり肩に担いで消えていきました・・・。 


「こうもり ~Did Vladmaus」
 ウラジーミル・マラーホフ、マリア・アイシュヴァルト、リュドミラ・コノヴァロワ、ディアナ・ヴィシニョーワ
 

マラーホフのベラはナイトキャップまで被った熱の入れようでしたが、ちょっと恐かったかも・・・。 黒電話を持ってくるお手伝いさんの代わりが大きなアイパッドを持った私服のヴィシで、検索の結果現れたウルリックらしき人物がアイシュヴァルトって豪華なメンバーですね。 あんまり覚えていないのですが、コノヴァロワもウルリックでしたよね? 
舞台の上手奥にはちゃんとパーテーションも置かれていてベラはお約束のお着替え♪ で、変身したベラは黒のビスチェの背中にダチョウなみの大きな羽をつけていて・・・(笑)、恐ろしさ倍増の感もありましたが、美脚を惜しげもなくさらしたマラーホフのポワントでのステップは見事でありました。 


「4羽の白鳥」 x 2
 アレクサンドル・リアブコ、フリーデマン・フォーゲル、ダニール・シムキン、マチアス・エイマン
 エドウィン・レヴァツォフ、エルヴェ・モロー、オスカー・シャコン、スティーヴン・マックレー


実に錚々たるメンバーによるあり得ない演目(笑)。 みんなポワント履いていましたが、男性サイズ、それも大柄な人なら足だってでかいだろうというサイズのポワントってそんなに簡単に手に入るんでしょうか? まずそんな事に感心してしまいました。 
最初のうちは手も足もぜーんぜん合わなくてそれだけでお腹の肉が痛いほど笑えます。 でも7人! もう一人は?? 7人のうち6人はすぐ分かったけれど一人だけ最後まで誰だか分からなかった長身ダンサーがいて・・・、それはフォーゲルでした・。 そこへピカチュウの着ぐるみで現れた最後の一羽がシムキン! でもきちんと腰の辺りに丈の短いチュチュが縫い付けられているんです。 かわいすぎ!!
最後に下手に捌ける時、一番上手側にいたエルヴェのジュテが美しくて、ほんとうにバレリーナの白鳥姿のようでした。


「眠れる森の美女」 ~オーロラ姫のお誕生日
 マルセル・ゴメス、ヤーナ・サレンコ、シルヴィア・アッツォーニ
 マリア・アイシュヴァルト、ディアナ・ヴィシニョーワ  


誰が見てもゴメスと分かるジャイアントオーロラ(笑)。 白地に肩、ウエスト、チュチュの裾がピンク、大きなピンクの薔薇もふんだんにあしらわれたとっても凝ったゴージャスなチュチュ。 何気にお化粧も綺麗です。 ローズアダージョの後のヴァリを踊ったのですが、指先や爪先までめちゃくちゃ神経の行き届いた優雅な踊りに正直びっくりでした。 ポワントもすっごく滑らかで上手で信じられない~~。 
お付きの小姓さんはゴメスがポワントで立つと小人のように小さい。 確かゴメスが小姓の頭に手を置いてポワントでバランスとってましたものね・・・。 見ている時は誰かわからなかったのですが、サレンコとアッツォーニだそうで・・・。 最後の方でマネージュで爽快に周るゴメスに追い回されてキャーと悲鳴をあげながら逃げ回る姿がなんとも可愛かったです。
オーロラ姫のお誕生日というタイトル通りに最後には大きなケーキが出てきてゴメス姫がろうそくを吹き消し、お祝いに出て来たこうもりチームのヴィシが本物の小さなバースデーケーキをゴメスの顔にグチャっと・・・で、the end。
ゴメス、芸達者なんて域は遥かに突き抜けていて、ほんと、すっご~~~く素敵なエンターティナーで好きになっちゃいました~~♪  




カーテンコールはファニーガラの衣装のままのダンサー、ガラの衣装のダンサー、私服に着替えたダンサーと様々でしたが、ロイヤルブルーのロングドレス姿のマーシャが目を惹きました。 Bプロ同様、ガラでも手ぬぐい投げがあったのですが、それもみんな楽しそう♪ いつも手ぬぐい投げで楽しみにしているのが、意外な強肩ダンサーを見つけること(笑)。 前回は野球好きのマシュー・ゴールディングがなかなかの強肩ぶりを発揮して遠くまで飛ばしていましたが、残念ながら今回はスーパースローはなかったような。  
次回のフェスは2018年ですが、東京オリンピックの2020年にも企画があるそうです。 フェスの1年前倒しなのか、別の企画なのかはよく理解できなかったのですが、いずれにしても2020年の夏はスポーツ&バレエの祭典になりそうですね! お願いだから開催時期は重ならないようにして下さいね~~♪♪ 
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