7月12日 「アンサンブル・ウィーン=ベルリン」コンサート
2015/07/15(Wed)
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
会場:三鷹市芸術文化センター

カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
クレメンス・ホラーク(オーボエ)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
リヒャルト・ガラー(ファゴット)
シュテファン・ドール(ホルン)

ハイドン:ディヴェルティメント 木管五重奏版
        Allegro con spirit
        Chorale St.Antoni
        Menuetto
        Rondo Allegetto
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」木管五重奏版
ドヴォルザーク:「スラブ舞曲集」より第8番、第10番、第15番

    --- 休憩 ---

バーバー:「夏の音楽」op.31
リベラ:エアーズ・トロピカル
       夜明け Alborada
       ソン Son
       ハバネラ Habanera
       ベネズエラのワルツ Vals venezolano
       アフロ Afro
       コントルダンス Contradanza
ガーシュイン:「ポーギーとベス」木管五重奏版

<アンコール> 
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より第3楽章



12日の日曜日に三鷹市芸術文化センターにアンサンブル・ウィーン=ベルリンの公演を聴きに行きました。 テーマは「#summer」。 今回は都内でも他に公演があり、13日のすみだトリフォニーホールで行われた各楽器の協奏曲プログラムは非常に魅力的だったのですが、都合により諦めました。
三鷹市芸術文化センターの風のホールは625席のシューボックス型のコンサートホールで、オケだとやや小さいのですが、このような室内楽の演奏にはぴったりな響きの良いホールです。 そのホールでベルリンフィル、ウィーンフィル、ウィーン響の首席奏者で構成されたアンサンブルユニットのコンサートがS席5,500円で聴けるなんて、感謝の一言です。 

彼らの演奏は言うまでもない事ですが素晴らしいものでした。 まろやかな音、張りのある音、透明感のある音、力強い音、繊細な音、どんな音であってもため息がでるような美しさ。  そして絶妙なハーモニー。 聴き惚れましたです♪

ハイドンのディベェルティメントの2曲目「聖アントニウスのコラール」は、先日3日の新日本フィルのコンサートで聞いたブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の主題となっている曲だったので特別に親しみを感じたのですが、こういう偶然ってなんとなく嬉しいですね。
「真夏の夜の夢」はそれぞれの奏者の技巧を堪能。 特に印象的だったのが一曲目のフルート。 楽園へと導いていく小鳥のさえずりのような爽やかさと安らぎのある響きでうっとりでした。 そしてドールさんのホルンのソフトで甘い音色も相変わらず素晴らしいです。 オーボエもクリアで本当に綺麗な音。
ドヴォルザークの3曲はオーケストラのアンコールピースとしてよく聴く曲ですが、ファゴットの低音が効いた厚みのあるアンサンブルに管楽器の五重奏でこれだけ聴かせる事が出来るのだと驚きました。 圧巻でした。
古典の世界を離れた後半は、より一層表現の自由度が高まってエネルギッシュに熱い夏♪  クラリネットのオッテンザマーは前半はリードの調子がイマイチなのか、なんとなく音が詰まって澄んでいないような印象を受けたのですが、後半は2月に聴いた協奏曲同様に濁りのない美しい音でした。

後半のプログラムの中では、ラテンジャズとクラシックの作曲家であるキューバ出身のパキート・デ・リベラ作曲「エアーズ・トロピカル」がとっても新鮮で良かったですね~。 それぞれの曲に独特の味わいがあるようだったし、楽器の組み合わせもヴァラエティーに富んでいて、様々なコンビで生み出される音がとても色彩感豊かでした。

アンコールも他日のコンサートの本プログラムで演奏された曲だけあって素晴らしかったです。
ドールさんによれば、今回のプログラムを作る上でのコンセプトは、4世紀にわたる作品を通して、木管アンサンブルの伝統に敬意を表する事。 そして出来たのが、一貫性があり、少しユーモアも交え、同時に機知と高度な演奏技術も含まれているこのプログラムとの事です。 5つの木管楽器だけでこれほど変化に富んだ音楽が生み出されるというのは本当に素晴らしい事だともおっしゃっていますが、まさにその通りの演奏会でした。

コンサート終了後には関連CD購入者に限ってのサイン会がありました。 とりあえずCDを一枚購入すれば5人全員からサインをもらえるのですが、ソリストのCDを買った場合には(このメンバーでのCDはなかった・・・)プログラムにもサインをもらえました。 私はオッテンザマーのブラームスのCDを買ったので、他の方たちにはプログラムにしてもらいました。 みんな気さくで陽気な人たち♪

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さて、オッテンザマーは来年の2月にも三鷹市芸術文化センターに登場です。 お父上のエルンストとお兄さんのダニエルとの「ザ・クラリノッツ」です。 三鷹は2月6日(土)ですが、2日(火)には東京文化会館の小ホールでもコンサートが予定されているので、多分他の会場でもいくつか予定されているのでしょうね。
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