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1月18日 樫本大進 & エリック・ル・サージュ
2015/01/18(Sun)
本日三鷹市芸術文化センターで開催された大進くんとエリック・ル・サージュのデュオコンサートに行って来ました。
今回は昨年没後90年、今年は生誕170年を迎えるフランスの作曲家となるガブリエル・フォーレの作品を中心に組まれたオール・フレンチ・プログラム。

樫本大進(ヴァイオリン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調op.13
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ

 ----- 休憩 -----

フォーレ:ロマンス 変ロ長調op.28
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

<アンコール>
フォーレ:初見視奏曲
      子守唄



フォーレの2曲は2人のCD「フォーレと、ヴァイオリン」にも収録されていて、コンサートの予習に聴いていました。 CDも素晴らしいけれど生演奏はさらに素晴らしい。 ル・サージュのピアノは初めて聴いたのですが、驚くほど色彩感豊かでポリフォニック。 あちらこちらから柔らかで優美な音が沸き立つように聞こえてきてものすごく広がりがあります。 
大進くんのヴァイオリンはハリのある美音でありながら温もりも感じさせる音色。 優しくしっかり寄り添うようだったり、熱く語りかけるようだったりするル・サージュのピアノに表情豊かに情熱的な演奏で応えていました。 
プーランクのヴァイオリン・ソナタは初めて聴きましたが、ジネット・ネヴーの依頼で作曲され、スペイン内乱の際に銃殺された詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカに献呈された作品なのだそうです。 このソナタについてプーランクは「ヴァイオリンとピアノの音の適切なバランスは、両者を同じように扱うことによってのみ得られる。」と言っているそうですが、今日の演奏もみごとなまでにヴァイオリンとピアノが生き生きと渡り合っていました。 プーランクは1899年に生まれ1963年に亡くなった20世紀の作曲家で、このソナタにも苦手とする現代音楽的旋律もあるのですが、それが全く気にならないほど演奏が素晴らしく、また作品自体も魅力的でした。 特に2楽章3楽章がドラマティックで、オーケストラで演奏される交響詩のようなイメージを持ちました。
フランクは交響曲が大好きなのですが、ヴァイオリン・ソナタもやはりメロディーが美しい。 この作品もプーランク同様ヴァイオリンとピアノが対等とされている曲で、ヴァイオリン・ソナタと銘打ちながら、ピアノのソロの部分はまるでピアノ協奏曲のカデンツァのような美しさがあるのですよね。 もちろん大進くんのエネルギッシュなヴァイオリンも圧巻でした。 
アンコールの2曲も含め、本当にすべて素晴らしい演奏だったので、是非近いうちにプーランクとフランクのヴァイオリン・ソナタもこの2人の演奏でCDを出していただきたい。  

終演後はCD、プログラム購入者を対象としたお2人のサイン会がありました。

2015011801.jpg


コンスタンチン・リフシッツとのベートヴェン・ソナタ全集の第2集を購入して大進くんにサインをもらいました。 本当は持っているフォーレのCDに2人のサインが欲しかったけれどそれは無理だし、ル・サージュさんにはプログラムにサインしていただきました。
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