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ミハイロフスキー劇場バレエ「新春スペシャル・ガラ」1月4日
2015/01/17(Sat)
4日に見に行った新春ガラの感想、くるみ割り人形の途中(オマールのスペイン)で放りっぱなしだったので、ライモンダまで追記しました。 とりあえず頭から。

第1 部 「くるみ割り人形」より第2 幕 ~おとぎの国~
マーシャ: アンナ・クリギナ
王子: アンドレイ・ヤフニューク
ドロッセルマイヤー:アレクセイ・マラーホフ
くるみ割り人形:アレクセイ・クズネツォフ
ネズミの王様:ミハイル・ヴェンシコフ
コロンビーナ:タチアナ・ミリツェワ
ピエロ:マクシム・ポドショーノフ
スペイン人形:ワレーリア・ザパスニコワ、アレクサンドル・オマール
アラビアの人形:オリガ・セミョーノワ
中国の人形:アレクサンドル・ガヴリシ、ユリア・チーカ
パストラル:エレーナ・シリャコワ、エカテリーナ・ホメンコ、アンドレイ・ラプシャーノフ
トレパック(ロシアの人形):エカテリーナ・グサロワ、アーラ・マトヴェーエワ
                 ニコライ・アルジャエフ、ロマン・ヴォルコフ
ワルツ:ヴィクトリア・ザリポワ、イリーナ・コシェレワ、スヴェトラーナ・ベドネンコ、アンナ・ナウメンコ
     デニス・モロゾフ、ミハイル・シヴァコフ、イワン・ザイチェフ、??

相変わらず意味不明なドロッセルマイヤーの振りですが、その変らぬボヤルチコフさんの振付や人形たちの衣装が本当に懐かしく愛おしかったです! 
クズネツォフのくるみ割り人形も出番は少なかったけれど、良かったです。 ドロッセルマイヤーとくるみ割り人形がお辞儀をしながら幕が降りるあのラスト、やっぱりいいですよね~~。 やっぱりマールイのくるみはこれでなきゃ!!と思ったことでした(ナチョ版見た事ないけどね)。
マラさんは全く変わらぬスリムな体型で御御足も美しく、指先爪先まで神経の行き届いた綺麗な動き。
年末にキャスト表を見て、コロンビーナにミリツェワちゃんの名前を見つけてやった~~と思ったのですが、2幕じゃあの踊りは見られないんですよねぇ。 彼女の人形ぶり、本当に最高だもの! でも今日も、床に座ってパタって倒れてしまう動きが愛らしくって。
スペインのオマールもスリムな体型を保っていますねー。 踊りも伸びやかにはつらつとしていて良かったです。 マーシャと王子のGPDDの後に人形達が一組一組出てきて踊るでしょ。 あの時も音楽への乗せ方がとてもよくて、上品な上手さがありますよね、彼は。 

アラビアのセミョーノワが以前よりも落ち着いた感じの妖艶さを漂わせてとても美しく素敵でした。 スヒフやマルチナさんもお帰りなさい!!
中国のアレクサンドル・ガヴリシの跳躍の高さが凄い! 涼しい顔してビックリするほど高く飛んでました。 ラストのピルエットも軸がしっかり高速で会場を沸かせましたね~~。 ガヴリシという名前には記憶があったので調べてみたところ2010~11の来日時にくるみの中国で見ていました。 その時のシャープな踊りよりも断然今回の方が安定感もあって上手かった。 HPを見ると持ち役にはしていませんが、1回くらい白鳥の道化で見たかった気がします。 バヤデルカのブロンズアイドルは踊っているみたい。
チーカも変らないなぁ・・・。 
パストラルの女の子は丁寧に愛らしく。 ラプシャーノフもガヴリシ同様、体が良く動いていて且つ力みのない踊りでとても良かった。
トレパックは相変わらず体力勝負だな・・・。 アルジャエフはお馴染みだけれどロマン・ヴォルコフは初めてです。 若そうだけど写真だけで経歴が記載されてませんでした。 マトヴェーエワ、頬紅を真っ赤に塗ったトレパック化粧でもとっても上品な感じで癒される。 グサロワが持っていたリボン?が途中でポールから取れ、ポールも一部壊れた?というアクシデントがありましたが、皆さん全く動じず最後まで走り(周り?)きりました~~~。 
で、ドロッセルマイヤーほどではないにしろ、パストラルとトレパックの振り付けも個性的過ぎて良く分からないんですよね、昔から(笑) でも、今はそれが本当に懐かしく愛おしい。
花のワルツの4組のカップルにシヴァが!!!!! 年末に光藍社さんの方からシヴァコフ来ますよ!と伺っていたのに、この日のキャスト表には名前がないし、プログラムの来日メンバーにも名前がなく、、会場に着いてしばらくはず~~~~~~んと暗くなっていたのですが、ワルツに出ていると教えていただいた後は気分も晴れ晴れ、ひたすらこの瞬間を待っておりました♪
シヴァは体もよくしまって、時々気になる臀部下あたりのお肉もすっきり白タイツの似合う、王子体型そのままでした。 くるくるな巻き毛の量も減らず、おでこも広がらず良かった良かった♪  鬘が似合わないのも変ってない(笑)。 これでコシェレワとペアだったらそこだけ見ていればよくて完璧だったのに、なんで組まないの~~~。  コシェレワの変らぬ凛とした踊りも素晴らしい。
GPDDが始まって、まっさきに舞台に走りこんできたシヴァ。 主役のような存在感があったよ! やはり所作がエレガントですぅっと立っているだけの時も指先足先まで綺麗で、やっぱり真ん中で見たいなぁ。 
クリギナとヤフニューク、2人とも好きなダンサーなので、かな~り楽しみにしていたのですが、クリギナがなんとなく萎縮しているようで踊りが冴えず、主役の輝きがない。 彼女の音楽性のあるクリアな踊りがとっても好きなのに、この日は緊張していたのか、らしくなかったように思います。 ヤフニュークとはチッポリーノで組んでるし、スムースに踊れるんじゃないかと思っていたのですが、意外でした。
ヤフニュークはきっちり端正な踊りでした。 ただ、彼はもっと美しくて上手いはずだし、もっと堂々としていていいと思う! 
マーシャが夢から覚めてのエンディング。 最初に書いちゃったけど、ドロッセルマイヤーとくるみ割り人形がお辞儀をしながら幕が降りるあのラスト、やっぱりいいなぁぁぁ。 じっと見つめていたらいろんな事が急に思い出されて少しセンチになってしまいましたが、ほっこり大好きなマールイのくるみです。


第2 部 「白鳥の湖」より第2 幕 ~オデットと王子、湖畔の出会い~
オデット:アナスタシア・ソボレワ
ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
悪魔ロットバルト:ミハイル・ヴェンシコフ
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、エカテリーナ・ホメンコ、ヴェロニカ・イグナツェワ
大きい白鳥: スヴェトラーナ・ベドネンコ、イリーナ・コシェレワ、ワレーリア・ザパスニコワ

3年ぶりのレベデフはまだ少年の面影を残しながらも凛々しさと落ち着きがまし、体はまだ華奢といえる細さのまま。 彼は本当に踊りが伸びやかで美しいですねぇ。 ソボレワはレベデフには若干大きいような気もしますが、リフトなどのサポートも危なげなかったです。
新しい白鳥は、オデットよりも先に白鳥たちが出てくるんでしたね。 すっかり忘れていましたが、やっぱりこれは好きじゃないなぁ。 しかも出て来た5羽の白鳥さんたちバラバラよ・・・・。
アナスタシア・ソボレワは2001~03年までキエフバレエ学校で学び、その後モスクワバレエアカデミーに移り2010年に卒業。 ボリショイバレエ団に3年籍を置いた後、2013年にマールイに移籍して今はファーストソリストです。 身長も高いけれど、ともかくほっそ~~~いというのが第一印象。 特に腕が細く長く、肘から先は長~く伸びる小枝のようです。 儚げで慎ましやかな感じのオデット向きのダンサーですね。 
オデットとジークフリートはヴィジュアル的には美しかったし、二人とも丁寧に心をこめて踊っていたのは十分に伝わって来ましたが、まだ若い2人がこの場面だけを感動的に演じるのは難しいですよね。
大きい白鳥のスヴェトラーナ・ベドネンコはドネツクのバレエ団から2011年にはエイフマンに移り、マールイには2013年に入団したダンサーですが、さすがエイフマンにいただけあって長身。 足も長くよく上がりますが、上げすぎて次のパの音楽に遅れるのはちょっと・・・。 ザパスニコワは以前と比べると変な音取りがなくなって良くなったと思いますが、少し元気よすぎかな? という事でやはり目はここでも凛とした踊りが美しかったコシェレワにいってしまいました。
ヴェンシコフはヴェンシコフだった(笑) 意外とここは出番が少ないんだわね・・・。
 
 
第3 部 「ライモンダ」より第3 幕 ~ライモンダの結婚式~
ライモンダ: 吉田都(ゲスト・ソリスト)
騎士ジャン・ド・ブリエンヌ: デニス・マトヴィエンコ(ゲスト・ソリスト)
ハンガリー王アンドレイ二世:アレクセイ・マラーホフ
伯爵夫人シビラ・ド・ドリス:アンナ・ノヴォショーロワ
ハンガリーの踊り:クリスティーナ・マフヴィラーゼ、ミハイル・ヴェンシコフ
ヴァリエーション:タシアナ・ミリツェワ
グラン・パ:アナスタシア・ロマノワ、アンナ・ナウメンコ、エレーナ・トゥルシナ
       ワレーリア・ザパスニコワ、スヴェトラーナ・ベドネンコ、イリーナ・コシェレワ
       ユリア・バラグロワ、アナスタシア・ソボレワ、
       アンドレイ・ヤフニューク、ヴィクトル・レベデフ、 
       ニキータ・ナザロフ、アンドレイ・ネミチ

都さん、相変わらず年をとらない・・・。 気品と優しさにあふれたライモンダで、別格感漂う圧巻のプリマっぷりでした。 舞台にも良い緊張感が流れ、びしっと締まります。 ジャン・ド・ブリエンヌのデニスは踊りの調子はいまひとつのようにも見えましたが、彼の眼差しや所作からは都さんへの敬意の念がしっかり感じられました。 
コシェレワはこの日は大活躍。 ベテランでファーストソリストのコシェレワを何もこんなに踊らせなくてもと思いますが、若手やゲストが主演を務める中で、彼女をすべての演目で見られたというのは古参マールイファンにとってはたまらなく嬉しくまたありがたく。 ところで名前のあるソボレワは本当に踊ってましたっけ? いなかったような気がするんだけどなぁぁ。
グラン・パの4人の男性、当たり前ですがやはりヤフニュークとレベデフが上手い(でも、ナザロフとネミチはコール・ドなのだから、それを思えば立派なできでした!)。 ヤフニュークはきっちりと、レベデフは柔らかく、あー眼福♪
ミリツェワちゃんのしっかりしたヴァリもマフヴィラーゼとヴェンちゃんのノリノリのハンガリーもとても良かったです。
そして、ハンガリー王のマラーホフさんとドリス伯爵夫人のノヴォショーロワさんの存在感もさすが。


そうだ! くるみの演奏が始まって耳に聞えて来たオケの音が、10日ほど前に聴いたキエフの分厚く勢いのあるくるみの音とは違い、とてもエレガントで繊細な音色だったのがとても印象的でした。  でも会場で前日の公演も見ていた友人によれば前日は時差ボケか正月ボケか?いまいちまとまりのないオケだったそうですが、この日の演奏はとても良かったです。 
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2015年 | CM(4) | TB(0) | ▲ top
コメント
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M様

 3年ぶりのミハイロフスキー、堪能されたようですね。私は特にファンというわけではないけれど、生まれて初めて見に行ったバレエがここの「くるみ割り人形」でした。主演はエフセーエワでしたよ。

 以来、ペレンさん見たさに、時々発作的にチケットをゲットし、見ております。3年ぶりのペレンさんは相変わらず美しかった!「海賊」はああいうバレエなので、まぁ、あっさりと楽しみ、ロビーのチンタイガー(着ぐるみ)に一人大喜びしておりましたが…。

 確かにペレンさんもマトヴィエンコも若くはなく、マチソワはきついかも。でも、ついこの間、ロイヤルでは高田茜さんが「ドンキ」のキトリでほぼマチソワしてました。オシポワがソワレの途中で怪我をしたので。

 私はもう、茜さんが心配で仕方がないですよ、若いとはいえ、マチソワとダブルで代役をさせるんですから。マネージメントはもっと本気でダンサーの身体を大切にして欲しいですね。

 「くるみ」ならば「ドンキ」よりはましだとは思うので、大丈夫という判断なのでしょうか。それにしても、ペレンさん、元気でまた日本に来て欲しいです。今度はマラトさんと踊って欲しいな。

 レベデフも初めて見ましたが、いいダンサーですね。ちょっとアリとしては王子様っぽかったですが…。ミリツェワさんはパキッとした踊りが素敵でした。マラーホフさんは着膨れたパシャぶりが見事。すっかりデブの色ボケじいさんでしたよ。

 ボリショイでお金を使いすぎ、吉田都さんは見られずに残念です。まぁ、私の予算はたいした事ないですが、やっぱりずっと見続けているバレエ団があって、楽しみにしているダンサーがいると、「ああ、幸せだなぁ…」と思う事が多いです。これからも無理のない程度ですけど、楽しいバレエ鑑賞を私も続けたいです。さあ、次はマリインスキーだ!
 
    MIYU

 
2015/01/18 00:10  | URL | MIYU #-[ 編集] ▲ top
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MIYUさん、

今年もどうぞよろしくお願いします。
私のマールイデビューも同じく「くるみ割り人形」です。 1998年の12月でハビちゃんが主演でした。 そのハビブリナが今回は教師(まだ現役ダンサーでもあると思いますが)として来日していたという事に年月の流れを感じずにはいられませんでした。
そしてその出会いとなった98年に入団してきたペレン、オーリャ、シヴァコフ、プーちゃん(もう移籍してしまいましたが・泣)たち98年組は私にとってやはり特別の存在なのです。

高田さん、ドンキのマチソワですか!! 最初から分かっていたマチソワ以上に急遽というのは精神・肉体的に負担が大きいですよね。 もうちょっといろいろ考えてアンダー入れるべきじゃないのかなぁ。

レベデフは本当にこの先が楽しみなダンサーです。 でもあっちこっちから引き抜きのターゲットにされるのではないかと心配でもあるのですけれど・・・。  今回すべての演目でサラファーノフとかぶっていたのですが、10歳くらい年齢の離れたサラファーノフは彼にとって願ってもないお手本だと思うのです。 入団直後から主役のチャンスを与えられた以外にもそういう意味でも恵まれた環境にあると思うので、彼が好きだというクラシックをサラファーノフから貪欲に学んでいって欲しいです。 まだまだ舞台上でのいろいろな事がサラファーノフを見た後だとおやおや・・と思いますしね。

そしてMIYUさん、マリインカの来日年はバレエフェスの年でもあります(笑) お財布事情はとんでもない事になりそうですが、楽しみではありますね!! ともかく私としてはロパートキナ&ダニーラのダイヤモンドを見られる事を切に切に願うばかりです!
2015/01/18 12:57  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
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やったぁ!感想ありがとうございます!
マラーホフさん、ミリツェワちゃんそしてコシェレワの3人の名前を見るだけで嬉しくなってしまう。しかも皆さん3年ぶりでも期待裏切らず、情景が目に浮かびます。もう、脳内再生してます。
都さんとデニスの組み合わせもスペシャルですね。
白鳥と海賊のレビューも楽しみにしています~。
2015/01/19 14:35  | URL | うみーしゃ #-[ 編集] ▲ top
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うみーしゃさん、

こんばんは。
全く自分でもびっくりな7連荘ですよ!
ダンサーたちもタイトなスケジュールで大変だけど、あたくしたちも、もう限界って感じでした(笑)。
でも、やっぱり彼らがいる時間は幸せ以外の何ものでもなく、一つの舞台を見るごとに次の舞台も見逃したくないという思いにさせられます。
マラさん、ミリツェワちゃん、コシェレワ、ぜ~~んぜん変っていませんでしたよ。
考えてみればコシェレワは5年ぶりだったのですよね。 
ジゼル、海賊、白鳥の感想も一つずつ上げていきたいですが、平日はちょっとむりなので時間がかかりそうです。
9日のペレン&ルジ&レベデフの海賊は3年前の西宮のようなすっばらしく楽しく素敵な舞台でしたよ♪
2015/01/19 22:57  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
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