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ブラームス・シンフォニック・クロノロジー (2) 12月11日
2014/12/20(Sat)
ブラームス
ハイドンの主題による変奏曲
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(ヴァイオリン:クリスティアン・テツラフ)

   ----- 休憩 -----

交響曲第2番 ニ長調

<アンコール>
テツラフ:バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番よりラルゴ
オーケストラ:ブラームス ハンガリー舞曲第3番ヘ長調
                ハンガリー舞曲第5番ト短調



二日目は1877年、ブラームス44歳の時に完成した「交響曲第2番 ニ長調」と翌年45歳の作品「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調」。 ちなみに「ハイドンの主題による変奏曲」は40歳の時に書かれた曲。


ハイドンの主題による変奏曲
曲の雰囲気はがらりと変りながらも美しいメロディーが多く、フィナーレは打楽器と弦楽器が壮麗に歌い上げ、スケールも大きくて序曲を思わせるような曲ですね。


ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ソリストのクリスティアン・テツラフさんの演奏を初めて聴いたのは2012年5月の北ドイツ放送交響楽団とのメンコンですが、それ以来になります。 25分弱で疾風のごとく弾き抜けた?これがメンコン!?というくらいの情熱的で現代的な演奏が印象的なヴァイオリニストなのですが、昨日のカンマーフィルのブラームスを聴き終わって、絶対にオケと相性が良いに違いないと妙な自信がありました(笑)。
果たして・・・。 痺れましたです、ハイ。 オケの演奏は昨日の2曲同様やはりやや速めだったと思いますが、そこに空気を引き裂くかのように切れ味するどく入ってきたヴァイオリンソロの鮮烈な響きに思わず背筋がピンとなる感じでした。 テツラフさんの音は常にシャープでクリーンで、オケの音にかき消されることはありません。 緊張感を保った速いテンポであっても聴かせるところはしっかりと歌いカデンツァも素晴らしかった。
2楽章、表情豊かな演奏者の多いこのオケの中にあってもその表情付けが際立っているオーボエ奏者主席なんですが、出だしの大らかで優しい響きが良かったです。 ヴァイオリンの高音も綺麗だった。
3楽章は最初から躍動感溢れ、ヴァイオリンとオケが互いを挑発しあうようにどんどんと勢いを増していき、ラストの小気味よいメロディーでの盛り上がりも半端なく、素晴らしく熱い演奏でした。

アンコールはバッハ。 昨日はフォークトさんもオケもブラームスだったので、このチクルスはアンコール含めてすべてがブラームスなんだと勝手に決め込んでいましたが、そういうお決まりごとでもなかったらしい。 厳かに奏でられる旋律に繊細さと柔らかさがあってとても美しかったです。


交響曲第2番 ニ長調 
交響曲1番が構想から完成までに21年をかけて書かれたのとは対照的に、1番完成の翌年にわずか数ヶ月ほどで書き上げてしまったという第2番。 1楽章の牧歌的な響きから、ブラームスの田園交響曲などと呼ばれたりもするようですが、確かに牧歌的にのどかで明るい雰囲気のある曲だけれど、この日のカンマー・フィルの演奏はそれだけではなかったです。 それぞれ違った顔を持つ楽章の音楽はどれもとても魅力的で聴かせどころも多いことに改めて気づきました。 そして4楽章はこんなにヒートアップする曲だったかと驚くほどで、激烈に演奏されたフィナーレには、爽快感を伴った興奮を覚えました。 魂揺さぶられた~~。 

アンコールは1日目に続きハンガリー舞曲から。 ちょっとユーモラスな旋律が印象的な3番も、誰でも1回くらいは聴いた事があるだろうという5番も色彩豊かで聴いていてとても楽しかったです。 弦の音も深みと艶がありましたねぇ。


音楽の授業でいやいや聞かされたクラシック音楽は苦痛以外のなにものでもなかった人でも、テツラフさんとカンマー・フィルのこのカッコいいヴァイオリンコンチェルトや圧倒的な素晴らしさだった交響曲2番に出会ったら、絶対に衝撃を受けるんじゃないか、そんな風に思わずにはいられないこの日のコンサートでした。
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コメント
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2014/12/23 09:28  | | #[ 編集] ▲ top
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鍵コメを下さった方へ、

ありがとうございます!!!
ともかく、もーいくつ寝ーるーと~~ですね♪
2014/12/23 22:11  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
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