10月4日 ミュンヘン・バッハ交響楽団コンサート
2014/10/05(Sun)
昨日は東京オペラシティに30年ぶりの来日というミュンヘン・バッハ管弦楽団によるブランデンブルグ協奏曲全曲演奏会を聴きに行きました。
ソワレのオール・バッハ・プログラムの方も聴きたかったのですが、テニスもあるし・・・という事でマチネだけでしたが、小編成ならではのアットホーム的なとても素晴らしいコンサートでした。 

ミュンヘン・バッハ管弦楽団
指揮(&チェンバロ):ハンスイェルク・アルブレヒト

第1番ヘ長調
第3番ト長調
第4番ト長調

--- 休憩 ---
        
第6番変ロ長調
第5番二長調
第2番ヘ長調

<アンコール>
主よ、人の望みの喜びよ
G線上のアリア


ヴァイオリン(コンサートマスター):ミヒャエル・フリードリヒ
ヴァイオリン:アルブレヒト・キューネル
トランペット:ヨアヒム・シェーファー
フルート:エンリク・ヴィーゼ
リコーダー:シュテファン・テミング
オーボエ&リコーダー:イーガル・カミンカ
オーボエ:ニック・ドイチュ
テオルボ:シュテファン・ラース


1番:6曲の中で構成が一番大きい曲。 演奏会中、チェロ、チェンバロ、テオルボ以外の奏者はすべて立ったままの演奏でした。

3番:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれ3名とテオルボの10名による演奏。 テオルボという楽器は初めて聞きましたが、リュートによく似た楽器です。 17世紀にイタリアで急速に広まった楽器だそうですが、じぶん的にはこの音色ってスペインを連想させるんですよね。 テオルボのソロの旋律がとても美しかった。

4番:ヴァイオリンと2本のリコーダーが独奏楽器。 リコーダーのどことなくユーモラスな音の響きが曲全体にのどかで明るい感じを与えている。 2本のリコーダーは主旋律と副旋律に分かれているのだけれど、主旋律を吹くエンリク・ヴィーゼさんは、体全体を動かしオーバーアクション気味のひっじょーに個性的な演奏スタイル。 時々急に直立不動状態になるのがちょいとびっくりでしたが(笑)、相方のシュテファンさんは言うまでもなく、他の奏者たちともこまめにアイコンタクト以上のものを取りながらの熱演でした。


6番:ヴァイオリンが入らない弦楽器のみの演奏。 弦楽器でヴァイオリンの高音が入らないとすごく落ち着いて聞こえます。 1台のコントラバスの響きがよいアクセントになっている感じがしました。

5番:フルート、チェンバロ、ヴァイオリンが独奏楽器ですが、チェンバロの比重が非常に高く、音楽史上初のチェンバロ協奏曲に位置づけられるというのも納得。 すべての楽章、チェンバロの音色に聴き入ってしまうような音楽なのですが、2楽章のうら寂しさは特に印象的でした。

2番:トランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンが独奏楽器。 トランペットが少し小さく見えたのは奏者が比較的背が高い人だからでしょうか? 高音でスピードの速い演奏が見事でした。 リコーダー奏者は相変わらずの演奏ぶり。 コンサートの〆らしく華やぎのある作品でした。

で、ブランデンブルグ協奏曲もすべて素晴らしかったのですが、アンコールの「主よ、人の望みの喜びよ」と「G線上のアリア」は自分にとっては、遥か昔、小学生の時に器楽部で実際に演奏をした大好きな曲なので、その2曲をバッハ作品演奏のスペシャリストたちの演奏で聴けた事がとても嬉しく感動的でした。


さて、ブランデンブルグ辺境伯クリスティアン・ルオトヴィヒに献呈されたために「ブランデンブルグ協奏曲」と呼ばれていますが、献呈のために書き下ろしたものではなく、バッハがケーテンという町で宮廷楽長を務めていた時代に作曲した協奏曲の中から加筆・再編されたものだそうです。 いくつか聞いたことはあるものの、全曲のCDは持っていなかったのでこのコンサートの予習用に購入したのがこちら
2014100501.jpg

ブランデンブルグ協奏曲(なぜか3番は1、2楽章のみで3楽章が収録されていない)の他にチェンバロ協奏曲なども入っていてとても贅沢な一枚です。
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