ロシア文化フェスティバル2014 ガラコンサート
2014/09/10(Wed)
だいぶ経ってしまいましたが、8月28日にロシア文化フェスティバル2014のプログラムの一つである「イリーナ・ペレン&マラト・シェミウノフ フィーチャリング ロシアの芸術美・ロシアン・ビューティーガラ・コンサート」なる公演に行ってきました。
場所は渋谷・さくらホール。 729席のこじんまりしたホールですが、1階の比較的前方でも傾斜があるために見やすく、落ち着いた雰囲気の良いホールでした。 ただ、ステージが狭いのでPDDといえども若干抑え目にならざるを得ない感じではありましたが・・・。
バレエを主としたプログラムにメゾ・ソプラノの独唱とピアノ演奏、そして、あ、やっぱりロシアだな~というちょいと不思議でユニークな映像が組み込まれた公演でした。

ペレンとマラトは22日のBallet Exhibition 2014でも見る事ができたのですが、二人とも去年の夏より若干痩せたかな?という印象でした。 ペレンの肩周りもそれほど気にならず、白いチュチュが似合わないなんていう事は全くなくて安心しました。 22日は超久しぶりに彼女の「ライモンダ」が見られて嬉しかったです。 2009年の彼女のライモンダはそりゃーもう素晴らしかったので是非もう一度と思っていましたし。 この日は3演目に出演でしたが、「黒鳥のPDD」はちょっとぬるかったです。 Ballet Exhibition 2014同様、なぜかヴァリがブルメイステル版で使われているバージョンだったのですが、邪悪さと妖艶さが足りない。 オディールの魂胆が見えないのよね~~。 アイメークをかなりきつくしていたので、悪女ぶりを期待していたのですが残念。 
「スパルタクス」が一番良かったかな? スパルタクスとヴァレリアのPDDは以前のマールイのガラで見ていますが、クラッススとサビーナのPDDをこの二人で見るのは初めてだったので、万全のパートナーシップによるアクロバティックなパフォーマンスに目を見張りました。 特にマラトがペレンを頭上にリフトしたまま床に開脚でしずみ込むところは客席からどよめきが。 リフトされているペレンの身体コントロールも相変わらず見事です。 「春の水」は音楽がテープではなく、舞台下手に置かれたピアノの演奏とメゾ・ソプラノの歌にのせてのパフォーマンスで、とても新鮮な感じでした。 舞台が狭いせいか、以前よりも迫力は少なめ。 
他の出演者の方の中で楽しみにしていた清瀧さんは、体も軽くシャープなジャンプが良かったです。 エレガントな身のこなしもいいですね。 ロシアの踊りとライモンダのヴァリを踊った佐々木美緒さんという方は新シーズンより新国立劇場バレエ団のファーストアーティストだそうです。 長身でプロポーションがよく、目鼻立ちのはっきりしている美人さん。 11月の眠れる森の美女で何を踊るのか楽しみです。
あと、個人的に嬉しかったのがピアノ生演奏でラフマニノフの幻想的小作品集から前奏曲 嬰ハ短調を聴けた事。 コジェヴァートフさんはバレエ、オペラの伴奏でも大忙しでしたが、重々しく荘厳で情熱的なこの曲の演奏がとても素晴らしかったです。 


<第1部>
1.オープニング ピアノ&ダンス
  「ピアノによるレッスン風景より」チャイコフスキーメドレー
2.コンサート
   ピアノ・ソロ ラフマニノフ:幻想的小作品集 OP32 前奏曲 嬰ハ短調
     ピアノ:ユーリー・コジェヴァートフ
   チャイコフスキー 6つの歌作品6-6「ただ憧れを知る者だけが」
   グリンカ: イネジリヤよ、私はここに
     メゾ・ソプラノ:ワレンチナ・パンチェンコ
     ピアノ:ユーリー・コジェヴァートフ
3.グレゴリーセドフ制作編集演奏のDVD上映 「白鳥の湖」より白鳥のアダージョ
4.バレエ 
   チャイコフスキー「白鳥の湖」より
     ロシアの踊り:佐々木美緒(新国立劇場バレエ団)
     黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ:イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ 
   チャイコフスキー「眠りの森の美女」より
     オーロラのヴァリエーション
     フロリナのブルーバード ヴァリエーション
   チャイコフスキー「くるみ割り人形」2幕より王子と金平糖のアダージョ
     清瀧千晴、織山万梨子(牧阿佐美バレエ団)


<第2部>
1.バレエ
   ハチャトリアン「スパルタクス」より
     イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ 
2.グレゴリーセドフ制作編集演奏のDVD上映
   プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」よりマーチ
   リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
3. コンサート
   リムスキー=コルサコフ:4つの歌より第3曲悲歌「静かな夜に夢見たこと」
   リムスキー=コルサコフ:春により代2曲 高嶺に吹く風もなく
   ルビンシテイン:夜
   ラフマニノフ:6つの歌「夜の静けさに」
     メゾ・ソプラノ:ワレンチナ・パンチェンコ
     ピアノ:ユーリー・コジェヴァートフ
4.ピアノ&バレエ
   スクリャービン:マズルカ
   アサフィエフ:バフチサライの泉
   グラズノフ:ライモンダ3幕ヴァリエーション 
     佐々木美緒(新国立劇場バレエ団)
5.グレゴリーセドフ制作編集演奏のDVD上映
   プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」よりモンテギュー家とキャピュレット家
6.バレエ
   プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」より
     ユリの花を持った少女たちの踊り
     ジュリエットのヴァリエーション
   ミンクス:「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
     キトリ:織山万梨子 バジル:清瀧千晴
7.バレエ~ピアノ伴奏と歌にのせて
   ラフマニノフ「スプリング ウォーター」
     イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ、ワレンチナ・パンチェンコ、ユーリー・コジェヴァートフ

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コメント
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開演してすぐ、オディールを踊られても、こちらも受け入れ態勢ができていないですよね。もったいなかったです。スパルタクスは、去年も見たけど、アクロバティックですね。どうやったら、あんなに簡単そうにペレンを担ぎ上げられるのか、不思議でなりません。春の水も生ピアノ、生歌付で新鮮でした。
いい席で見られて、理奈先生とお話できて、また、終演後も楽しかったですよね。バレエ団の夏の来日がなくなっても、毎年夏に来日してくれる、マラトさんとペレンさんに心から感謝します。
2014/09/17 22:38  | URL | こうすけ #-[ 編集] ▲ top
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まぁ、ちょっとプログラミングがバラエティーに富みすぎていて、まだバレエ観賞態勢にもなりきっていなかったですしね。
二人の信頼関係が絶大なものにせよ、マラトのサポート力は本当に素晴らしいですね。 ロパートキナが全幅の信頼を寄せるのも頷けます。
いよいよ今度の冬はマールイの3年ぶりの来日ですが、馴染みの顔がどれだけ見られるのか楽しみでもあり不安でもあります。 夏はとっくの昔に諦めましたが、冬については毎年の来日を復活させて欲しいですね。
2014/09/18 08:29  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
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