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ミラノ・スカラ座「ロミオとジュリエット」 9月22日 第2幕
2013/10/04(Fri)
第2幕
<第1場:市場>

マキューシオ、ベンヴォーリオ、娼婦たち、街の若い男女が大騒ぎしながら踊っている賑やかな市場に幸せに浸り天にも昇る心地のロミオが現れる。 ロミオというかフォーゲルのでれ~~っとしまらない顔がほんとに・・・幸せそうでした。 いつものようにいちゃついてくる馴染みの娼婦を愛想なくつっかえすつれないロミオ。 まぁ本当に20日はそこまで冷たくしなくてもと思うくらいの虐げぶりでしたが、22日はもう少し大人な対応だったかな? 娼婦の方もかなりしつこかったし、周りからもなんだよなんだよその態度と非難?されてましたからね。  でも、おでこ以外にキスしちゃ駄目じゃない(笑)! ここでのロミオはフォーゲルの大らかな明るさがぴったりの幸せそのものの陽性な踊り。 マンドリンの芸人たちと結婚式の行列。 マンドリンのソロは両日とももう少し軽快にぶれなく踊れると良かったと。
結婚式でさらに賑わう市場にジュリエットの乳母がジュリエットから預かった手紙をロミオに渡すためにやってくる。 みんなで乳母をからかったりロミオが乳母のスカートをまくりあげてというのは相変わらず・・・。 二人だけの結婚式を挙げましょうというジュリエットの手紙に喜んで舞い上がったロミオにキスをされ、気を失いかけ倒れる乳母がかわいい♪
何も言わずに有頂天で去っていったロミオを訝しげな表情で見送るマキューシオ。 ステラのマキューシオは顎鬚のせいで精悍というかちょいと怖いというか、姿だけをみるとティボルトと間違えそうな雰囲気なので、彼が見せた表情が思いのほか記憶に残っている。 

<第2場:教会>
ロレンス修道僧の教会。 大小さまざまな蝋燭が灯され壁の上中央にキリストの磔刑図が飾られている素朴なセットで落ち着いた趣があります。 ロレンスの衣装は年季が入ってちょっとくたびれていたけど・・・。 ロミオが勢いよく走りこんできてロレンスにジュリエットの手紙を見せ、今から式を挙げてほしいと頼みこむ。 乳母と一緒に現れたジュリエットはロミオの姿をみとめるなりロミオに駆け寄り抱きつく。 早く誓いの儀式をとロレンスに迫り、別れ際にいつまでもキスをし続ける二人の姿は、微笑ましいというよりこの日は時間のない恋人同士が生き急いでいるように見えてしまいました。

<第3場:市場>
結婚式のお祝いムードも最高潮で人々の踊りも一段とエネルギッシュに盛り上がっている市場に、荒れた様子のティボルトが現れる。 大公にきつく戒められているにも関わらずマキューシオを挑発し剣を交える。 戻って来たロミオに気がついたティボルトが今度はロミオを挑発するが、親戚となったティボルトと争いを起したくないロミオはなんとか事を納めようとする。 そんなロミオに嫌気が刺したような顔のマキューシオがティボルトと再び剣を交える。 二人とも二刀流で見事な剣さばきでした。 ただ髭づらでちょっと血の気が多いような気がするマキューシオがおどけた様子を見せていても、やはりなんだか違う感じに見えてしまうんですよね。 ティボルト二人・・・とまでは言わないけれど。 
優勢だったマキューシオはやはり最後はロミオと闘わせたかったのか、ロミオに自分と代わるように迫る。 それをかたくなに拒むロミオに軽く小突かれた瞬間、背後にいたティボルトの剣がマキューシオの体に突き刺さる。 驚くロミオ、静まり返る群衆。
マキューシオは何でもないとおどけて見せ周りを安心させるけれど、彼の傷は致命傷でやがて踊りながら地面に倒れて絶命する。 マキューシオは倒れる寸前にロミオとティボルトをそれぞれ指差し激昂する。 初日はロミオに敵を打てと言っているのかと思ったけれど、この日は両家の争いのために命を落とすことの怒りをぶちまけていたように見えた。
マキューシオの亡骸にしがみついていたロミオの嘆きがティボルトへの怒りに変わり、剣を抜き我を忘れてティボルトに襲い掛かる。 怒りにまかせたロミオの剣がティボルトの体を突きティボルトは倒れる。 倒れながらもロミオに飛び掛ろうと大ジャンプをするティボルトの死は壮絶。 ティボルトの遺体を蹴り唾をはき貶める街の娘たち。 嫌な奴の死とはいえ、普通の娘たちがと思うとちょっとぞっとする。
騒ぎを聞きつけたキャピュレット夫人が現れ、娘たちを突き飛ばしてティボルトの亡骸に抱きつきながら慟哭する。 夫人は拾い上げた剣をロミオに向かって振りかざすがベンヴォーリオに止められる。 ロミオは夫人のスカートに取りすがって泣きながら謝罪するが夫人が許すはずもなく、ベンヴォーリオに促されてその場から逃げ去る。 やり場のない悲しみと憤りに地を叩き、自分の体を地面にぶつけるように転げまわるキャピュレット夫人の激しい嘆き。 狂気と怒りと悲しみが渦巻く凄まじさ。
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