ミラノ・スカラ座「ロミオとジュリエット」 9月22日 第1幕(1~3場)
2013/09/29(Sun)
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
ジュリエット:アリーナ・コジョカル
マキューシオ:アントニーノ・ステラ
ティボルト:ミック・ゼーニ
ベンヴォーリオ:マルゴ・アゴスティーノ
パリス:リッカルド・マッシミ
キャピュレット公:アレッサンドロ・グリッロ
キャピュレット夫人:サブリナ・ブラッツォ
大公:マシュー・エンディコット
ロザリンデ:ルアナ・サウッロ
乳母:デボラ・ジズモンディ
ロレンス修道僧:マシュー・エンディコット
マンドリン・ダンス(ソロ):ヴァレリオ・ルナデイ
3人の娼婦:ベアトリーチェ・カルボネ、エマヌエラ・モンタナーリ、アレッサンドラ・ヴァッサッロ
モンタギュー公:ジュゼッペ・コンテ
モンタギュー夫人:セレーナ・コロンビ
ジュリエットの友人:
アントネッラ・アルバノ、クリステッレ・チェッネレッリ、ヴィットリア・ヴァレリオ、
ルーシーメイ・ディ・ステファノ、アントニーナ・チャプキーナ、ジュリア・スケンブリ


やはり「ロミオとジュリエット」は、異性としてときめく事ができ同性として寄り添える見目麗しいダンサー同士での舞台がいいですね。 3度目の正直でようやく初共演となった二人の舞台が日本だったなんて、それを2度も見られたなんて、本当にありがたく幸せな事です。

第1幕
<第1場:市場>

夜が空けた市場に人々が集まってくる。 2月にシアタスカルチャーで見たロイヤルのロミジュリと比べると舞台に乗っている人数はやや少な目かな? 初日はそんな事が気になりましたが、多分初日は舞台上が暖まるのに少し時間がかかったような気がしたからなのだと思います。 22日は最初からダンサーたちのテンションも高く、活気に溢れた舞台でした。
ロミオ、ベンヴォーリオ、マキューシオの並びは身長的に大・中・小。 やはりフォーゲルは長身で金髪で一人目立ちます。 でもこの人の不思議なところは目立つんだけど周りと馴染んでしまうところ。 東バの「白鳥」「ジゼル」に客演した時もそうだった。 
市場の喧騒の中での踊り。 フォーゲルの客席を向いてふわっと浮いた柔らかなジュテがはっとするほど綺麗でした。 特に20日はこの最初の一ジャンプだけで周りとのダンサーとしての違い、華の違いに思わずドキッとした。 
しっかし、3人衆含めたここの男たち、娼婦だろうがただの町娘だろうがおかまいなしにスカートめくりまくりって・・・。 ロイヤル版ではこんなにしつこい記憶はないんだけどなぁ(笑)。 
人々の雑踏の中に胡散臭い男たちが混じり始める。 ティボルト率いるキャピュレット家の郎党たち。
渋くて不敵な顔つきのティボルトのミック・ゼーニ。 身長もそこそこ高いし脚が綺麗です。 ティボルトのキャスティングもひっじょーに大事ですが、不穏な空気を撒き散らすゼーニはとってもいけてます! 
キャピュレット家とモンタギュー家に分かれた若者たちはちょっとした事をきっかけにいさかいとなりすぐに剣を抜きあう。 このシーンも20日よりも22日の方が初めから勢いがあり、ダンサーたちが舞台狭しと動き回っていましたが、こういうところは普段から合わせ慣れているスカラ座ダンサー同士の方が迫力がありますね。 フォーゲルはちょっと及び腰気味で剣を持っていない左手の動きがいまいちだったかと。 

<第2場:キャピュレット家のジュリエットの控えの間>
オレンジがかった?ピンクのドレス姿が愛らしいコジョカルのジュリエット。 乳母を相手に無邪気に戯れ部屋を走り回る様子は意外にもかなり活発な女の子。 パリスに対してははにかみながらしとやかに挨拶をするものの手にくちづけをされそうになるとあわてて手を引っ込めて逃げ出してしまい、見知らぬ男性に手をとられる事自体にまだ慣れていない幼いジュリエット。 
パリス役のリッカルド・マッシニはほりが深くもの静かで思慮深い感じのハンサムガイ。 彼も脚がまっすぐ綺麗でラインの美しいダンサーでした。

<第3場:キャピュレット家の家の外>
キャピュレット家の舞踏会に招かれた客人たちが続々と集まってくる。 シックで美しい女性たちの衣装で何よりも目立っていたのがエナン。 長い円錐形や、なぜかムール貝を連想させるロザリンデのかぶりもの、大きな三日月形や、キャピュレット夫人の角型の2重エナンなどデザインも様々。
幕開け同様、全く相手にされないロザリンデにひるむ事無くちょっかいを出し続けるロミオ。 フォーゲルだとやけに楽しそうに見えるのよね・・・。
キャピュレット家の門前でのロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオの踊り。 マキューシオのステラの動きはとてもシャープで、細かく早いステップも軽快にこなしていた。 ベンヴォーリオのマルゴ・アゴスティーノもよく踊っていてマキューシオとの揃い方は初日のクリスティアン・ファジェッティよりも良かった。 フォーゲルは初めてのマクミラン版だし長身ということもありややぎこちなさを感じた20日よりも動きはスムースで、3人並ぶと彼の踊りはとても速い音楽の中でも体をゆったりと大きく使ってポーズが綺麗に見える。
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