5月13日 ウィーン交響楽団コンサート
2013/05/19(Sun)
ウィーン交響楽団
指揮:大野和士

モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」序曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 (ヴァイオリン:庄司紗矢香)

          -- 休憩 --

ブラームス:交響曲第4番

<アンコール>
庄司紗矢香: マックス・レーガー プレリュードト短調
オーケストラ: J.シュトラウスII ワルツ「春の声」
         J.シュトラウスII トリッチ・トラッチ・ポルカ
         J.シュトラウスII 「雷鳴と稲妻」



3年前のコンサートの直後からずっと楽しみにしていたウィーン交響楽団の来日。 今回はソリストが庄司紗矢香ちゃんでブラームスという事で一層楽しみだったわけですが、やはり自分的に残念だったのは指揮者が前回のコンサートですっかりファンになってしまった主席指揮者のファビオ・ルイジさんでなかったこと。 2012年にMETの主席指揮者に就任してからはNYに生活拠点を移したといっていたし、チューリッヒ歌劇場の音楽総監督にも就任しているようなので、最近はウィーンで振ることが極端に少なくなっているようです。 METではなく(チケ代高いだろうし・・・)、早くチューリッヒと来日してくれないかなぁぁ。
 

モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」序曲
小編成かと思ったら、そのままコンチェルトに移行できたほどの多めの編成(コントラバス6人)。 厚みがあるけれど重々しいわけではなく、温もりを感じさせるようなまろやかさのある音でした。 わりと速めのテンポだったためか、さっさとあっさり終わってしまったという感じもしましたが・・・。

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
2010年のコンサートでも五嶋龍君のソロでこの曲を聴いています。 その時はオケがヴァイオリンソロを飲み込みそうな勢いがあって交響曲ヴァイオリン付きと言われる所以を納得したような記憶がありますが、今回は指揮者がオケを押さえたのか、紗矢香ちゃんのソロが音色、存在感ともに非常に際立っていました。 音程は全く乱れず、澄みきっていてしかも情緒がある高音の美しさにはうっとりでした。 堂々と聴かせるカデンツァの演奏と対照的な2楽章での繊細で柔らかな音、張りがあって勢いのある3楽章の重音とラストに向かってどんどん艶やかにる響いてくる音色も本当に素晴らしかったです。 
この日の紗矢香ちゃんは上品なピンク地にゴールドの模様が入ったワンショルダーのドレス。 衿もとには大きなバラの花のような飾りがいくつもあしらわれていて華奢な体にちょうど良い具合のアクセントになっていました。
演奏後の鳴り止まない拍手に応えてくれたアンコールはレーガーのプレリュードト短調。 重音がブラームスの3楽章の延長のような感じもしたけれど、スケールが大きくて素晴らしい演奏でした。

ブラームス:交響曲第4番
コントラバスが8台になりさらに大編成に。 大野さんのブラ4は正攻法というか真っ向勝負的な曲作りでした。
1楽章の出だしがなんとなく纏まりがなく、2楽章ではしきりにアイコンタクトを取るコンマスと第2ヴァイオリン主席がちょっと気になったりしましたが、3楽章からは弦楽器全体の音色が豊潤になってきて勢いも増し、管楽器(柔らかで美しいフルートの旋律が印象的)とのバランスも良くフィナーレに向かって見事な盛り上がりをみせました。 

アンコール
この日、オケが一番素晴らしかったのはJ.シュトラウスIIの3曲かもしれません。 もう皆目を瞑ってたって指揮者がいなくたってぴたりと合っちゃうよというくらい一体感があってノリノリで音が弾む弾む♪ やはりウィーンのオーケストラにとっては特別な作曲家なのですね。
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