10月19日(火) ペテルブルグ2日目(その1)
2010/11/20(Sat)
19日ものんびり7時半に起床。 今日も天気は良さそうで嬉しい!
滞在中のスケジュールは、行ってみたい場所を二人それぞれに大まかにピックアップしておいて、その日の天候でプランを組む事にしていた。 雨の心配がなさそうな今日はドストエフスキー文学記念館に行ってみる事とする。 オープンは11時なので、その前にカザン大聖堂に立ち寄る。 前回訪れたアレクサンドル・ネフスキー大修道院での厳かな礼拝と聖歌の感銘は未だ記憶に新しく、日曜日ではないけれど、また礼拝を見られたらと思いながら重たいドアを開ける。 ここは二重ドア。
運よく礼拝が行われていて、聖歌も聴く事が出来ました。 聖堂内に響き渡る聖歌は、なんとわずかに5,6人。 花崗岩の円柱、大理石で出来ているというモザイク床、色調をやや落とした聖像画、お香の匂いや蝋燭の灯りなどが、とても穏やかで荘厳な空間を成していると感じました。 スカーフを着用していなかったのでちょっと遠巻きにその様子を見ていましたが、礼拝者には寄付金を納める人も多く、大聖堂の維持もこういう方たちに支えられているのだと改めて実感。

外は寒い。
昨日、今日、いったい気温は何度くらいなんだろう? 気温が分からないので比べられるものでもないけれど、今日の裏地のあるウールのパンツの方が昨日穿いていたコーデュロイのパンツよりちと寒い。 
私は人よりもかなり寒がりな方なのに、今回準備した洋服はちょっとロシアをなめている・・・(笑)。 2008年の訪ロより時期が2週間早いのと、出発前の東京の暑さになんとなくペテルブルグまで暖冬ならぬ暖秋と思わせられて。 セーター類もすべてウールだった前回とは違い、アクリル素材が半分。 ダウンも薄めのを持って来たし。 頼みの綱はヒートテック(デビュー・笑)と腰に貼るカイロです♪ 

大聖堂を後にして、地下鉄でドストエフスキー文学記念館へ向かう。  ネフスキー・プラスペクト駅から地下鉄3号線で一駅先のマヤコーフスカヤへ行き1号線に乗り換え、また一駅先のウラジーミルスカヤ駅へ。 乗換駅では11時少し前でもまだ通勤ラッシュ並みの人混みで、あちらの方は歩くのがとっても早いので、邪魔にならないよう行き先を間違えないように表示を確認するのがちょっと大変。 それでも2年前には皆無だった英語表記がいたるところに設けられ、ホームなども壁を塗り直したのか明るく綺麗になった気がした。 

昨日は写真をけっこう撮ったのに、2日目ですでに息切れか(笑)、ドストエフスキー文学記念館関係の写真は撮り忘れてしまった。 入館料は150ルーブル。
 
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ここはドストエフスキーが1878年から亡くなる1881年まで暮らした家だそうです。 ドストエフスキーの作品は、はるか昔の高校生時代、「罪と罰」を読み始めたものの、重たさと暗さに即断念してしまったっきりなんだよなぁぁぁ。 今回も来る前に読もうと思ったのだけれど、そんな時間の余裕もなく。 うみーしゃさんによれば、「そういう時はマンガです!」。 そーか、その手があったのですね! 
半地下のような入り口を入りロビーでコート類を預け、彼の生涯やロシアの変遷を紹介した資料館となっている2階に。 この資料館は外観から一転、室内は黒を基調としたすっきりモダンな感じで、展示品の並べ方も平面的ではなく3D的配置で工夫を凝らしてありました。 課外授業なのか、高校生らしきグループも来館していたのですが、ここだけではなく美術館や宮殿でも多くの地元学生のグループを見かけました。 一つのグループでけっこう年齢層がまちまち(同学年ではなく1年生から6年生までとか)だったのが印象的。 中には今ここに来てもなぁと思うほど幼い子供たちのグループも見かけましたが、それでも何か感じ取り、記憶に残るものはあるのでしょうね。 そういう意味では子供たちの教材には事欠かない街ですね。
3階はドストエフスキーが住んでいた部屋が当時のまま残されている。 書斎、応接間、食堂などを見ることが出来ましたが、日々愛用していた品々をついさっきまで本人が触れていたかのように見ることが出来るのは本当にありがたい事だと思う。 資料館にもあった数本の黒い傘やステッキ、手巻きタバコの缶や書斎の机の上に置かれたペンなどはファンにはたまらないだろうなと。



引き続き、うみーしゃさんからのレポもご紹介。

◆カザン大聖堂
マールイから徒歩7分のネフスキー大通り沿いの古い大聖堂。
以前日曜に偶然入ったときは、礼拝の真っ最中で、その荘厳な雰囲気と聖歌隊の低い美声に立ちつくしてしまった。今回は日曜じゃないから礼拝は無理かな?と思っていたら火曜でもやっていました。人は少なかったし、聖歌隊も私服だったけど、やはり美しい声に感動。このまま一日中いてしまいそうだった。この日は地下鉄でドストエフスキー文学記念館へ行く予定にしていたので、早々に切り上げてメトロへ。

◆ドストエフスキー文学記念館
ネフスキー・プロスペクト駅から地下鉄を1駅、マヤコフスカヤ駅で乗り換えて、ウラジミルスカヤで下車、出口からまっすぐ徒歩2分。
1Fはチケット売りとクローク。ロシアの建物はどこもクロークにかなりの面積。冬は全員分のスペース必要だしね。
2Fはモダンな資料館になっている。資料の展示はモノトーンの額縁や壁で統一されていて、上からケースを吊るして空間を上手く使っていて、センスいいと感じた。
ちょうど現地の高校生の見学とバッティングしてしまった。ツアーガイドのお姉さんが30分以上も息もつかずにしゃべり続けているので、子供たちは飽きていた様子。(苦笑)質問すらさせない。
最近、ロシア人はとにかくおしゃべりしていないと気がすまないのではないか・・・。誰かに話を聞いてもらわないと、ストレスがたまってしかたない人たちなのではないか。と感じる。しかも話すことに酔っているのでは。(笑)
例えばラジオ番組。最後は司会者とリスナーとゲストが一度に話しだして必ず収拾つかなくなる。(笑)「いっぺんにしゃべるな~!!!」
ロシア語の司会者は(通訳も)大変だと思う。

3Fはドストエフスキーの生活した空間がそのまま保存されている。テーブル、書斎、大きな古時計、ロシアの暖炉、コートかけや傘など、当時の雰囲気そのまま配置されていて感動。特に、暖炉ってロシア独特。(寒さが半端じゃないからね)ドストエフスキーがこの窓から通りを眺めてたのかぁ・・・なんて。うふ。天井が高いせいか、壁紙の模様が部屋ごとに違うのに、しかも派手なのに目に痛くない。日本より50cmは高かった。
どこかの国の観光客が「英語デキマスカ」と話しかけている。博物館のおばあさんは話せない。「この辺にマーケットがあるはずなんだけど。見つからないのよ」館内に座っていたおばあさんに訳すと、
「出て右、すぐ前よ。伝えてあげて。」と言う。「きたーーーーっ。」私たちも駅からまっすぐ来たけど、市場なんて見なかったよなぁ。ロシア人の言うスグは感覚だから良くわからない。「家、近くだよ」と聞いても実は電車で6時間だったりするし!(爆)せめて、徒歩○分とか○mくらいとかまで聞き出してあげられれば良かったかなと反省。あのおばちゃんはマーケットを無事見つけられたのだろうか・・・。

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