ダンチェンコの白鳥!
2010/04/18(Sun)
ダンチェンコの白鳥、と~~っても楽しかったです♪
ところどころ2007年の12月にチェルノブロフキナとスミレフスキーで見た時の舞台が蘇ったり、ここ、こんなだったっけ?と思ったり、相変わらずいい加減な記憶だ・・・。

初見のナタリア・ソーモアは長身でスタイルに恵まれたダンサー。 2幕(湖畔)ではまだ白鳥の女王というほどに他から際立った存在には見えなかったけれど、安定した技術に支えられた素直で抑制のきいた踊りは目に優しく好ましかったです。 
プーホフは、前回くるみの王子の印象があまり良くなく、スミレフスキーで見るつもりだったけに、なんでまた彼を見なくちゃならない?・・・という気持ちがあったのですが、前回よりはサポートが抜群に上手くなっていました。 主役らしい舞台上での落ち着きも出て来た様に思いますが、その落ち着きはイワンチェンコ並みのオールバックのせいかもしれません(笑) 2幕に限って言えば、オデットと王子の間の愛はあまり感じられなかったなぁ。 ソーモアのオデットが儚げでも悲しげでもなく、だからと言って自分の運命を切り開いていけるような強い女性でもないのだけれど、不幸な境遇にあるという事をあまり感じさせないような雰囲気のオデットだったからだろうか? 

この舞台、圧巻だったのは3幕の舞踏会でした。 ディベルティスマンはすべてロットバルトの手下。 それぞれのメインの踊り手が向ける挑発的な視線の先はジークフリートで、これからとっても楽しい事が始まるのよ!!と王子とオデットの破滅へのプロローグを演出している快楽に浸っている感じ。 そのディベルティスマンの踊りの中にオディールをチラチラ登場させて王子を翻弄しようと畳み掛けてくるのが、ほんと、ぞくぞくするほどでした。
ソーモアもオディールは小悪魔的な魅力に溢れていてとても魅力的でした。 

詳しい感想はなんとか書きたいと思っているのですが、これだけは忘れないうちに書いておかなくちゃ! エスメラルダも白鳥もオーケストラの演奏がとても良かったと思います。 音そのものが良かったというのもあるし、やはり劇場つきのオケでしか出せない舞台との一体感のようなものも久しぶりに味わえた気がします。 今年はマールイがコケタからねぇ。 マールイも昔は打楽器が爆走しまくっていた事がありましたが、こちらのオケは怒涛のティンパニーですね・・・。 今日もマズルカでは主旋律消しまくりの勢いだったし、勢いあまって体勢を崩していたようにお見受けした場面も(笑)。 今日は2階バルコニーだったのでオケピットがけっこう見えたのでした。 素晴らしいバイオリンを聞かせてくれたコンマスは女性の方で、アダージョとチャイコフスキーPDDでは立って演奏されてました。


オデット&オディール: ナタリア・ソーモア
ジークフリート: ミハイル・プーホフ
王妃: ガリーナ・イスチェンコ
悪魔ロットバルト: アントン・ドマショーフ
道化: デニス・アキンフェーエフ
アダージオ: エリカ・ミキルチチェワ
パ・ド・カトル: アンナ・ハムジナ、マリア・クラマレンコ、セルゲイ・クジミン、ドミトリー・ハムジン
3羽の白鳥: イネッサ・ヴィクブラートワ、エリカ・ミキルチチェワ、マリア・ボロディネツ
4羽の白鳥: キーラ・ブリシェナ、アンナ・ヴォロンコーワ、ガリーナ・イスマカーエワ、ユリア・ゴリュノーワ
スペインの踊り: カドリヤ・アミーロワ
ナポリの踊り: アンナ・ヴォロンコーワ
ハンガリーの踊り: クセーニャ・シラジャン、ダリヤ・ダリエンコ、アレクサンドル・セレズニョフ、ドミトリー・ロマネンコ
マズルカ: イリーナ・ベラヴィナ、エリマル・クガートフ
この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<ミハイロフスキー劇場 5月前半公演キャスト | メイン | 合同ガラキャスト変更 & マールイ来日演目>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://amlmlmym.blog15.fc2.com/tb.php/1862-634cebfd

| メイン |