マールイ 「スペシャル・ガラ」 の感想
2010/01/11(Mon)
実は、ほとんど書き終えた感想が新しいメールの不具合のため(これまでドラフトはメールの下書きをずっと使っていたのです)消えてしまい、ため息をつきながら大急ぎで2部だけ書き直しました・・・。
明日以降、またいつ書けるかわからないので、中途半端ですがあげてしまいます。

<第1部>
「騎兵隊の休息」全1幕
音楽:I.アルムスゲイメル 振付:M.プティパ/P.グーセフ改訂演出
マリア :アナスタシア・ロマチェンコワ
ピエール:アントン・プローム
テレーズ :オリガ・セミョーノワ
少尉 :マクシム・ポドショーノフ
騎兵大尉 :ウラジーミル・ツァル
連隊長 :ニコライ・アルジャエフ
マリアの友達:クリギナ、ヤパーロワ
レニングラード国立バレエ

<第2部>
「海賊」第2幕よりパ・ド・トロワ
音楽:R.ドリゴ 他  振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ、改訂振付:F.ルジマトフ
イリーナ・ぺレン、アルチョム・プハチョフ、アイドス・ザカン

プーちゃん、かっこいい!! 改訂版の「海賊」はミハイロフスキー劇場サイトの写真を見る限り、総じて衣装が好きではありませんが、コンラッドはいいですね♪ プーちゃんならではのダイナミックで美しい踊りを堪能。 今までプーちゃんってノーブルな役どころでしか見ていないので、空中で開脚した足を入れ替えるような足技や捻り系回転を見たのって初めてでしたが、何をやっても美しく決まる人だなと。 ま、ちと着地が乱れたりしたのが惜しかったですが。
ペレン@メドーラの衣装はなぁぁぁ。 上半身は普通だけれど、チュチュの部分が柔らかな生地でひざ丈ドレス。 色もゴールド。 振付はほとんど変わっていないので、やはりチュチュで見せて欲しい場面です。 フェッテは先日の白鳥同様後半にもダブルが入り今までより回転がシャープになったかな? 
ザカンのアリ、こちらも衣装がゴールド。 跳躍力があるダンサーで、ルジ直伝系アリでしたが、まだ荒削りな部分があります。 たぶん相当緊張していたと思うので本領発揮というわけにはいかなかったと思いますが・・・。 中央アジア系の顔立ちに長いエクステンションを垂らしていたのが、なんとなくアメリカ先住民を思い起こさせ、なんか雰囲気違うぞ・・・という感じで見ていたら集中力が切れてしまいました。


「トンボ」
音楽:F.クライスラー 振付:A.パブロワ
アンナ・クリギナ

2008年のロンドン公演でお披露目した時は、アンナ・パブロワが踊っていた作品の復刻という事で話題になった作品です。 衣装もパブロワが着ていた物と似せてある感じですね。
耳慣れた「美しいロスマリン」の曲に乗せてあっという間に終わってしまった作品でしたが、いつでも安定してきっちり音を掴んだ踊りを見せてくれるクリギナで見られたのが良かったです。


「チッポリーノ」よりパ・ド・トロワ
音楽:K.ハチャトゥリアン 振付:G.マイヨーロフ
アレクセイ・クズネツォフ、サビーナ・ヤパーロワ、ニコライ・コリパエフ

クズネツォフがチッポリーノ、ヤパーロワがラディショーシュカ、コリパエフがさくらんぼ伯爵で、彼らの住んでいる
国のレモン王子の足を踏みつけて牢に入れられてしまったチッポリーノのお父さんを助けに行く前に元気に踊るというシーンからだそうです。
セットが何もなくて、いきなりこのシーンだけだとちょっととっつき難い感じはしますけれど、それぞれがキャラクターになりきっていて良かったです。 コリパエフはこういうほのぼのマイペースな役があってますね。 踊りも伸びやか&優雅で良かったです。 クズネツォフは彼としては普通の出来かな? ヤパーロワちゃんは生き生きと可愛らしく。
この作品、女性も男性も多くのソリスト級ダンサーを見られるので、是非一度日本に持って来ていただきたいです。 普段の古典作品では見られないダンサーの別の顔も見られるし!


「スパルタクス」よりサビーナとクラッススのパ・ド・ドゥ
音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
アナスタシア・ロマチェンコワ、アンドレイ・カシャネンコ

昨年のスパルタクスとヴァレリアのPDDのようなドラマがあるPDDではないので、たたみかけるように圧倒的な踊りで魅せないと、見ているこちらに力が入って疲れてしまう。 踊りこみとパートナーシップが重要になってくるダンスだと思いますが、リフトが一度上がりきらなかったり、まだぎこちない面もあったのが少し残念です。 ロマチェンコワは全幕ではヴァレリアしか踊っていないから(ミハイロフスキー劇場HPのプレイビルのキャストが正しければ)仕方ないですけれどね。 それにしても騎兵隊のマリアとは別人のように妖艶なロマチェンコワ...なんですが、相変わらず男前。 彼女も何でもできてしまうダンサーなんですね。


「春の水」
音楽:S.ラフマニノフ 振付:A.メッセレル
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

大柄な二人でのこの演目を間近で見るとかな~り迫力がありますね。 ペレンはダイブとかアクロバティックな振りなど、いつも思い切りがいいですが、やはり相手がマラトだと本当に安心しきっている感じです。 足の方から飛び込むダイブも体を横に投げ出すダイブも見事なロングダイブでした。 体を反らせたままのペレンを片手でリフトして回転したり、ほとんど立ったままの姿勢のペレンを片手リフトしたまま袖に駆け抜けていくマラトも立派です。 お互いの絶対的な信頼感あってのものですね。 


「アルビノーニのアダージョ」
音楽:T.アルビノーニ 振付:B.エイフマン
ファルフ・ルジマトフ、レニングラード国立バレエ

以前にも何回か見ていますが、生演奏で見るのは初めてのような気がします。
「自由を求め、新しい世界へと飛び出そうとするが、それは果たせない。 男の孤独感に凄みさえ漂う作品」との解説ですが、それがそのままストレートに伝わってきたように思います。 個人的にはこういう表現の方が好みです。


<第3部>
「パキータ」より
音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
オクサーナ・シェスタコワ、ファルフ・ルジマトフ
イリーナ・コシェレワ、サビーナ・ヤパーロワ、オリガ・ステパノワ、アナスタシア・ロマチェンコワ
イリーナ・ペレン、エカテリーナ・ボルチェンコ
アイドス・ザカン、レニングラード国立バレエ
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コメント
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どうもです~。
書いてる途中の感想消えると、オチますよねぇ。。
今期ロマチェンコワはとっても活躍してくれて嬉しいです。スパルタクスのような踊りは、特に今回のような振付だと、散々クラシックで王子やら悪魔やらやってきた人が新境地開拓で魅せてくれる、というパターンが希望ですわ。カシャーネンコはまだまだ若いので、振付通り、という感じでしたね!でも相当難しいんだろうけど。
 ペレンの陽オーラはまぶしすぎます~。
調子のいいときの彼女ってノンストップで勢いあって、むしろ「春の水」のような演目の方が得意なのかも?とさえ思ってしまう。白鳥はあんなにしっとり踊るのにね!
両方できるなんて本当にすごい!!長身の姫系でこんなに勢いよく飛び上がるバレリーナは、なかなかいませんことよ!もっともっといろんな演目で見たいです。
2010/01/12 10:49  | URL | うみーしゃ #-[ 編集] ▲ top
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うみーしゃさん、

時間と努力が一瞬にして消え去る・・・、こたえますよねぇ、あれは・・・。

ロマチェンコワは2年ぶりだけに、来てくれただけでも嬉しいのですが、ダンサーとしてのいろいろな顔で私たちをワクワクさせてくれてますよね! めちゃくちゃしっかりした基礎を持っている人って何でもできるんだなと改めて思いました。 私は彼女のパ・ド・ブレやシェネが大好きなんです!!
カシャネンコはキャラクテール的ダンスはすっばらしく上手いと思うので、サポート力や演技力がついたらマールイの中でも得がたい貴重なダンサーになると思うので頑張って欲しいです。 ティボルトはめっちゃ、はまってましたよね!
ペレンも昨年からの好調を維持していて本当に嬉しいです。 なんであんなに疲れ知らずなんでしょうね?? 3年ぶりにニキヤも見られたので今はまたライモンダとジュリエットが見たいです~♪
2010/01/13 23:05  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
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