インクレディブル・ハルク
2009/03/11(Wed)
「インクレディブル・ハルク」
原題 : THE INCREDIBLE HULK (2008年、米、112分)
監督 : ルイ・レテリエ
出演 : エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ティム・ブレイク・ネルソン
鑑賞日 : 3月7日(DVD) 

ハルク1

研究実験の事故で心拍数が上がると緑色のモンスター“ハルク”に変身してしまう、科学者のブルース(エドワード・ノートン)。彼はその体質の軍事利用を狙うロス将軍(ウィリアム・ハート)から逃れながら、ミスター・ブルーなる謎の科学者と連絡を取り、元の身体に戻る方法を模索していた。 潜伏していたブラジルからアメリカに戻ったブルースは、最愛の女性ベティ(リヴ・タイラー)と再会。 しかしロス将軍とその部下のブロンスキー(ティム・ロス)が再び彼の捕獲作戦を実行し……。 (goo映画より)

ハルク1


アメリカってマーヴェル・コミックしかないのか?と思ってしまうほどこれが原作ってのが多い。 このキャラクターの存在は知っていたけれど、2003年のアン・リー監督、エリック・バナ、ジェ二ファー・コネリー主演の映画を見たのが、多分初めてだったような・・・。 しかもお目当ては悪役だったジョシュ・ルーカスだったし。

そんなわけでエリック・バナが演じたハルクの記憶がほとんどないのだけれど、エドワード・ノートンにいたっては、超人ハルクとはおよそ結びつかないような華奢で繊細というイメージの演技派な彼が脚本や編集に携わってまでこの映画に出た事自体が不思議に思える・・・。
だから、見てみようという興味はわくんだけど。

ロス将軍の追跡を逃れ、逃亡の地のブラジルでストイックなまでに自己鍛錬に没頭する姿や、ベティと5年ぶりに再会して消える事のなかったお互いへの想いを確かめ合った後も背負わされた過酷な運命から逃れられない事へ苦しむ主人公に引き込まれてしまうのはやはりエドワード・ノートンの力という気がする。
前作のハルクはそこまでの心の機微は描かれていなかったし、ラブストーリー的要素も本作の方がしっかりしている。

リヴ・タイラーはベン・アフレックと共演した「世界で一番パパが好き」以来かな? 大らかで温かくてしっかりしてそうに見える彼女が今回もベティ役を好演。

そもそもアメコミの「ハルク」が主人公ハルクのどんな面を前面に出している物語なのか知らないのだけれど、この映画では巨大化した怪物のダークサイドはハルクのパワーに魅せられ自らもそのパワーを手に入れたブロンスキーが一手に引き受け、ハルクはその邪悪な怪物を倒す側に回る。 で、その2体間の善悪の闘いはいまいちパッとせず。
ベティの父でもあるロス将軍の、異常とも思える軍事への恐ろしいほどの執着心などは、現実に通じるものでもあるのでぞっとする。

映像で一番印象に残っているのは冒頭のブラジルのスラム街の空撮。 斜面にふぞろいのマッチ箱を適当に積み上げ、繋ぎ合わせたような家々の並びの猥雑さ。 それが遠くからのショットだと美しくも可愛らしくも見えて不思議な絵だった。

エドワード・ノートンといえば「幻影師 アイゼンハイム」も、騙されはしなかったけれどいい映画だった。 そして全くの余談ながら、名前や顔立ちからエドワード・ノートンに結びついているのが、エドワード・バーンズとジョン・キューザック。 バーンズは大好きだけどキューザックはうーん・・・かな(笑)。

そうそう、映画のラストに「アイアン・マン」のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が出てきてビックリしたのだけれど、これはマーベル・ヒーローが集結する2011年公開予定の「ジ・アベンジャーズ」への布石だそうです。
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コメント
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エドワード・ノートンって、不思議な魅力があります。
なで肩だし、強そうじゃないし、正直「どこがいいんだろう」と不可思議なんですよ、どの映画でも最初の何分かは。
それが観終わってみると、ノートンっていいじゃん?!
という、、、結局ファンなのかしら?などと錯覚しちゃいます。
ファンじゃないはずなんだけどなあ。
2009/03/12 21:24  | URL | おロシア人 #-[ 編集] ▲ top
-  -
おロシア人さん、こんばんは。

映画記事にもコメントいただき嬉しいです~。
私も彼は好みじゃないし、ファンでもない。 でも、凄く印象は強いんです。
抑えた中になにか訴えかけてくる力があるんですよね。
「キングダム・オブ・ヘブン」で演じた、ほとんど顔がわからないけど、とても惹き込まれたボードゥアン4世も圧巻でした。
2009/03/12 22:56  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
- こんにちは♪ -
Mさん、こんにちは~♪
コメントをありがとうございました!
またよろしくお願いいたしますね~。

アメコミの「ハルク」には全く興味がなかったのに、エドワード・ノートンが演じるということで俄然興味が出ちゃいました。
本編を見ても、緑色に変身した後は「うーん」って感じでしたが、ノートンが演じている部分はやっぱり良かったわ。
特にファンというわけでもないけど、彼の出演作は見たくなってしまうんですよね。
2009/03/13 17:13  | URL | ミチ #0eCMEFRs[ 編集] ▲ top
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ミチさん、

こんばんは。
エコーをありがとうございます。 

バナが演じた前作もやはりハルクになってしまうと「うーん」という感じでどうにもブルースとは
かけ離れているのですが、ブルースに関しては今回のノートンの方が断然魅力的でした。 ブルースの人物像が全く違うので比べるべきものではない事はわかっているのですけれど。
私もファンではないですが、好きな役者さんではあり、彼が出ている映画は外さないという妙な安心感があったりします。
2009/03/14 00:01  | URL | M #il9tusdg[ 編集] ▲ top
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