ちょっと変った可愛いあじさい
2017/05/31(Wed)
先週の日曜日に寄せ植え用の花の苗を探していた時に見つけた可愛らしくてちょっと変わった紫陽花(鉢は8号鉢)。

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ラベルには常山アジサイsapphireとありましたが、実際はアジサイとは別属(アジサイ科ディクロア属)の植物で学名はディクロア・フェブリフガ(Dichroa febrifuga)というのだそうです。 直径1センチにも満たない手まり麩のようなものが蕾で、星型のような青い綺麗な花がさくそうです。

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また、秋には実がなって青く色づくという花後にも楽しみが待っている植物のようです。
まずは小さな青い星型の花が咲くのを楽しみに!!
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5月19日 N響 第1861回定期公演Cプログラム
2017/05/28(Sun)
NHK交響楽団
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
会場:NHKホール

グリンカ:幻想曲「カマリンスカヤ」
ボロディン:交響曲第2番ロ短調

   ――――― 休憩 ―――――

チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調


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フェドセーエフさんも、この人が指揮をするなら可能な限り聴きたい指揮者の一人で、2月のN響出演以来3ヶ月ぶりの再会♪ 高齢の方なのでお姿を拝見するまではちょっと気がかりだったりもするのですが、とてもお元気な様子で良かったです。


グリンカといったら「ルスランとリュドミラ」の作曲者くらいの知識しかないのですが、ロシア芸術音楽の基礎を築いた「近代ロシア音楽の父」と呼ばれる人物なのだそうです。
幻想曲「カマリンスカヤ」は1848年の作品で婚礼歌「高い山から」と男性舞踊歌「カマリンスカヤ」という二つのロシア民謡を使ったそうで、少し重々しい旋律の「高い山から」と軽やかな「カマリンスカヤ」の旋律が交互に現われて最後には入り混じったようでいて「カマリンスカヤ」の旋律が何度も繰り返され盛り上がって「ぱっ」と終わる。  木管、弦、それぞれの旋律が美しく聴きやすい曲でした。

ボロディンも「イーゴリ公」しか馴染みのない作曲家。 作曲家としてよりも博士号を持つ化学者としての名声が高く、研究で忙しい毎日のため音楽活動に割く時間が限られていたため作品数はそれほど多くありませんが、作曲家としての才能も非常に高かった人物なのですね。
交響曲2番は聴いた事がなかったので、予習にyoutubeで聴いてみましたが、好みの曲調だったのでフェドセーエフさんの指揮で生演奏を聴けるのを楽しみにしていました。 
弦が重々しく奏でた主題が次々に様々な楽器で変奏のように引き継がれていく1楽章。 弦のアンサンブルも各管楽器の演奏も良かったです。 2楽章は弱音でリズムを刻み続けるホルンと弦のピチカート、中間部のゆったりした美しいメロディーがとても印象的。 安らぎをもたらすようなハープの音にホルンののどかな調べ。 全体的にゆったりした3楽章も綺麗なメロディーが多かったです。 木星を連想させるような出だしの4楽章は明るく楽しくノリの良い終楽章。 この交響曲は管楽器の存在感を随所に感じる事の出来る曲なんですね。 4楽章は特にトロンボーンやチューバの管の響きが冴え渡っていたように感じました。

やはり本当に名曲中の名曲で、子供の頃から好きだったチャイコフスキーの音・旋律はやはり今でも自分の心に特別な音楽として響いてくるのだとしみじみ思わせてくれたフェドセーエフさんの4番。 この曲は金管がしっかりしているオケでないととんでもない事になってしまうのだけれど、ホルンに若干不安定なところがあった以外、トランペット、トロンボーン、テューバが力強く素晴らしく、さすがN響と思った事でした。 
20分近い長さの1楽章は様々なメロディーがドラマティックに繰り広げられて聴き応え十分すぎる楽章ですが、曲の素晴らしさに負けない圧倒的な演奏にかなり高揚した気分になりました。  
メランコリックな2楽章はこの日の4番の中で一番心に残った楽章。 切々と語りかけるような前半の美しいメロディーと、後半主旋律を奏でる弦に入れ替わり絡む管楽器。 誰かの人生と他の人たちの人生が瞬間的に交錯している。 なぜだかそんな不思議な感覚を持ちました。 
続けて演奏された3楽章の出だしのピチカート。 驚くほどの弱音でさざ波が引いては寄せるようなまろやかな音の起伏に聴きほれました。 素晴らしい! 2楽章と3楽章は随所に繊細さも感じられました。
祝祭的なムードと活気に溢れる4楽章はどんどんボルテージが上がっていき、それぞれの楽器の競演のようでもあり。 ただ、どんなに熱を帯びていってもアンサンブルが乱れる事など全くなくもう指揮者と完全に一体化している感じです。 そこで鳴り響いた運命のファンファーレはとても劇的・・・。 そして華やかに躍動的に最高潮に盛り上がって圧巻のフィナーレです♪
本当になんてすっばらしい曲なんでしょうね!!  そしてなんて素晴らしいフェドセーエフさん!!!  フェドセーエフさんに応えたオケも見事でした。 弦もさることながら管楽器のソロも本当に秀逸ですね。 さらに、秘かに(笑)ファンになった植松さんのティンパニーにも魅せられました。  


ブラボーと盛大な拍手に包まれ何度も繰り返されたカーテンコール。 フェドセーエフさんも嬉しそうにされていて本当に良かった。 仕事から解放された金曜日の夜にこんなコンサートを聴けてしあわせです♪   

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アマリリス開花日記
2017/05/27(Sat)
ゴールデンウィークに実家に帰った際に父親からアマリリスの鉢を一鉢もらいました。 父は深紅、朱、ピンク、白と色とりどりのアマリリスを育てますが、毎年少しずつ株分けしているので今は20鉢くらいになっています。 その中から色が朱と分かっている小さい鉢をもらって来ました(電車なので大きいと重いから・笑)。
父からの①水遣りは土の表面が乾いてから ②雨にはあてないようにというアドバイスはきちんと守ったつもり・・・。
もらった時の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、茎はまだ短く葉っぱの最端と同じくらいの長さでした。 そこからぐんぐんと伸びるわ伸びるわ・・・。
 

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5月12日


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5月15日


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5月16日一つ目が開花


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5月18日二つ目


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5月20日三つ目と四つ目はほぼ同時に


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5月20日


翌日以降一つ、また一つとしおれていきましたが、その途中で5つ目が咲き、現在はその5つ目だけとなっています。 初めてのアマリリス、10日ほど楽しみました♪

下はミリオンベルのオレンジマーブル。 14日と比べるとさらに10センチほど直径が大きくなって花も沢山ついてとってもhappy

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5月21日


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フェド様&N響
2017/05/24(Wed)
フェドセーエフさん&N響のコンサート、先週金曜日のC定期に引き続き、「水曜夜のクラシック(第2夜)」を聴いて来ました。
前半のベレゾフスキーのチャイコンも良かったですが、個人的には後半のリムスキー・コルサコフの「スペイン奇想曲」とチャイコの「フランチェスカ・ダ・リミニ」が素晴らしくて大満足。 加えて、アンコールがハチャトゥリアンのノリノリの「レズギンカ」!!! もう~めっちゃくちゃ楽しかったです♪  N響がこんなにノリノリ?! 今年になってN響のコンサートは5回目だったのですが、今まで抱いていた勝手なイメージが変って来ました。
同じプログラムの「午後のクラシック・第2回」公演が明日ミューザ川崎で予定されています。 もう一度聴きたいですが、さすがに明日は会社は休めないしぃぃ・・・。 お時間あって興味のある方、是非!!
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コンサートINDEX
2017/05/22(Mon)
2015年
01月18日 樫本大進&エリック・ル・サージュ  三鷹市芸術文化センター
02月05日 プラハ・フィルハーモニア管弦楽団  東京芸術劇場
02月22日 東京都交響楽団&アンドレアス・オッテンザマー サントリーホール
03月07日 フィルハーモニア管弦楽団&ヒラリー・ハーン 東京芸術劇場
03月16日 ベルリン放送交響楽団&ペーター・ツィンマーマン サントリーホール
05月28日 チャイコフスキー・シンフォニック・オーケストラ サントリーホール
06月04日 ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団&ソフィア・グリャク 東京オペラシティ・コンサートホール
06月09日 庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリ サントリーホール
07月03日 新日本フィルハーモニー&ラルス・フォークト サントリーホール
07月12日 アンサンブル・ウィーン=ベルリン  三鷹市芸術文化センター
10月08日 ウィーン・フィルハーモニー     サントリーホール
10月26日 ザ・フィハーモニクス        東京芸術劇場
10月28日 チェコ・フィル&庄司紗矢香     サントリーホール
11月04日 フィンランド放送交響楽団&諏訪内晶子 サントリーホール
11月11日 東京交響楽団&ユンディ・リー    サントリーホール 
11月20日 NHK交響楽団           NHKホール

2016年
02月06日 ザ・クラリノッツ          三鷹市芸術文化センター
02月12日 樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ 東京オペラシティ・コンサートホール
02月25日 三浦文章&辻井伸行 協奏曲     オーチャード・ホール
03月24日 読売日本交響楽団第6回東京オペラシティ名曲シリーズ
04月09日 東西狂言の会             三鷹市公会堂
04月22日 日本フィルハーモニー&庄司紗矢香  サントリーホール
05月11日 ベルリン・フィルーハーモニー交響楽団 サントリーホール
05月14日 ベルリン・フィルーハーモニー交響楽団 サントリーホール
05月18日 トッパンホール15周年室内楽フェスティバル トッパンホール
05月20日 エマニュエル・パユwithフレンズ・オブ・ベルリン 杉並公会堂
05月29日 アンドレアス・オッテンザマー クラリネット・リサイタル 三鷹市芸術文化センター
05月30日 樫本&小菅&ボルケス トリオ     東京オペラシティ・コンサートホール
06月20日 五嶋みどり&オズガー・アイディン デュオ・リサイタル サントリーホール
08 月27日 読売交響楽団&ダニエル・オッテンザマー 東京芸術劇場
09月02日 辻井伸行 音楽と絵画コンサート     東京芸術劇場
09月10日 東京都交響楽団&ターニャ・テツラフ   東京芸術劇場
10月17日 ル・ポン国際音楽祭2016 東京特別公演 サントリーホール
10月28日 レ・ヴァン・フランセ         三鷹市芸術文化センター
11月22日 三浦文彰リサイタル          紀尾井ホール
11月26日 ドイツ・カンマーフィルハーモニー   所沢市民文化センター ミューズ
12月05日 ドイツ・カンマーフィルハーモニー   東京オペラシティ・コンサートホール
12月09日 ザ・フィルハーモニクス        東京芸術劇場
12月14日 東京都交響楽団            サントリーホール
12月23日 東京都交響楽団            東京芸術劇場

2017年
01月25日 ベルリンフィル八重奏団        杉並公会堂
02月04日 NHK交響楽団              オーチャード・ホール
02月18日 NHK交響楽団&諏訪内晶子     NHKホール
02月25日 堤剛&小山実稚恵 デュオ・コンサート 小金井宮地楽器ホール
03月04日 イザベル・ファウスト リサイタル    三鷹市芸術文化センター
03月16日 プラハ交響楽団             東京芸術劇場
04月21日 NHK交響楽団              NHKホール
04月23日 ヴェニス・バロック・オーケストラ    三鷹市芸術文化センター
05月03日 東西狂言の会              三鷹市公会堂
05月14日 コンチェルト・ケルン           三鷹市芸術文化センター
05月19日 NHK交響楽団              NHKホール
05月24日 NHK交響楽団              NHKホール
06月09日 ブリュッセル・フィルハーモニー     武蔵野市民文化会館
06月21日 金子三勇士 リサイタル         杉並公会堂
06月30日 NHK交響楽団&ターニャ・テツラフ  NHKホール
07月02日 どりーむコンサート            府中の森芸術劇場
07月04日 ハンブルグ交響楽団           武蔵野市民文化会館
07月12日 樫本大進&アレッシオ・バックス    オペラシティ・コンサートホール
07月13日 日本フィルハーモニー&菊池洋子   杉並公会堂
07月22日 東京都交響楽団             東京芸術劇場
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新国立劇場バレエ団「眠れる森の美女」 5月13日
2017/05/21(Sun)
この日のお楽しみの一つの唯ちゃんのカラボス!とリラの精の対決で物語りは始まる。 
慈愛に満ちたリラの細田さん。 7日と比べると舞台での存在感が一段と増している感じがします。 
6人の妖精の踊りは7日同様、皆手堅く上手い。 誰が何を踊っても本当に遜色がないのが新国立バレエ団の層の厚さを物語っていますね。
寺田さんは踊りが柔らくニュアンスの付け方も上手い。 丸尾さんの安定感は抜群で最後の連続回転の見惚れるような滑らかさ。 萌子さんも奥田さんも手堅く上手い。 五月女さんもいつもながらの小気味良い踊り。 仙道さんはやや緊張気味のように感じましたがそれでもきっちりと。 コール・ド・ダンサーたちもの醸し出す優雅で温かな雰囲気は眠りのプロローグにぴったりです。
比類ないほどに美しく高雅な美和ちゃんの王妃様。 彼女は本当に演技達者な人で3幕のラストまで常にその表情、細やかな気配り、仕草のすべてが国王の妻、オーロラの母、民衆の王妃としてのものでした。 
そしてお楽しみだった唯ちゃんのカラボスは冒頭のリラとの対決もそうでしたが、気が強い小悪魔なカラボス。 表情たっぷりにマイムの動きも大きく芝居にとても熱が入っていたと思います。 踊りもキレキレシャープに勢いよくいくのかと思ったら意外にもソフトタッチでちょっとおとなしいかなという印象。 

5月5日に幕を開けた今回の眠り。 一週間以上も待ちに待ってようやく小野&福岡ゴールデンコンビの主演舞台です。 ですが、この版では絢子姫が出てくるまでは、休憩を一つはさまなくてはならず・・・(笑) ようやくようやく1幕となり絢子姫の登場です! ほんと、じらされたな~~~。
その絢子ちゃんのオーロラ、両親や周りの人々の愛情をたっぷり受けて大切に育てられた淑やかで明るいお姫様。 16歳の初々しさも自然に表現され、ステップの一つ一つが軽やかで旋律を纏っているような音楽性溢れる踊りに一瞬で惹きこまれました。 脚がほどよく高く上げられたアチチュードバランスもプロムナードもプリンセスらしい落ち着いた笑顔できっちりでした。 その間、4国の王子はチャーミングなオーロラにただただ心奪われていく感じで、それぞれの表情を見ているのも楽しかったです♪ 
オーロラの友人たちの8人のバレリーナの踊りは華やぎとエレガンスがあり、よく揃っていて1幕のクウォリティを底上げしていますね。  

2幕
伯爵夫人の堀口さん以下、キャストは7日とそれほど変わりはないので印象も変わらず。
雄大王子の登場! 体型的には特に変わりがなかったのでちょっと安心。 胸元がはだけたこのデジレの衣装はやはり好みではありませんが、爽やかな奥村君よりは雄大君の方が気にならず(笑)。 雄大君のソロ、手先足先までよく伸びていて綺麗でした。 テクニック的にも安定しているし。 
視線をやや落としがちに憂いを含んだ佇まいの幻影の場のオーロラ。 オーロラを追いかける王子の前に何度も立ちふさがっては王子の気持ちを確かめるリラの精。 始めのうちは少し厳しい表情だったのが少しずつ緩み、王子の完璧な陥落を見て取った時に見せたこれ以上ないくらいの優しい笑顔がとっても印象的。 ここの音楽もなんとなく切ないメロディーですが、オーロラを追いかける雄大王子のそれは切なそうで真剣な表情、本物の姫に会いたいという気持ちの高まりに思わずぐっと来てしまいました。 独奏チェロの演奏も美しかったです。 このシーンでここまでドキドキして王子に応援モードになったのは初めてで、自分でもびっくり(笑)。 その後の絢子ちゃんの長めのヴァリアシオンもただただ見入ってしまいました・・・。
王子をオーロラの元に導くリラ。 王子はカラボスの手下に邪魔され剣を抜いていたけれど、カラボスの魔力からはリラが体を張って?進む道を示しながら王子を守るのですね。 7日は気がつかなかった。 そして王子は無事にオーロラの元へ行き着き、口付けでオーロラを目覚めさせた愛の力にカラボスは力つきて崩れ落ちる。 唯ちゃんの演技も最後まで熱が入っていました。 オーロラとデジレの目覚めのPDDでは最初は恋心に恥じらいを見せていたオーロラが、王子の熱い思いを受けて気持ちの高まりを隠す事なく恋に落ちていき幸せに浸っていく様が静かながら情熱的に演じられていてとても良かったです。 こういうシーンは2人のファン冥利につきますね♪ 

3幕  
宝石の3人はこの日も磐石な出来ながら、イタリアンフェッテトリプルは7日の方が揃っていたかもしれません。 あの日の揃い方は驚くくらい凄かった! 
そしてダイヤモンドの奥村君の踊りのしなやかで端正な事と言ったら・・・。 王子役でのいろいろなプレッシャーとは無縁のこの役を本当に楽しみながら、踊る喜びに満ち満ちて輝いていましたねー。 
白い猫と長靴をはいた猫の息のあった踊り。 パッシーンという音が響き渡るくらい思いっきり長靴猫(原健太)をはたいた白猫の原田さん、うん、このくらいじゃないとね! 原さんの長靴猫もアクションが大きくて白猫への執着心も強くて(笑)とても良かったです。 この日は狼の福田紘也さんものりのりでキャラクテールの踊りは次から次へとどんどんテンションが上がっていく感じ。 最後を締めた親指トムの福田さんの切れのある踊りも良かったです。 フロリナと青い鳥が井澤さんのお疲れモードもあり(前日はデジレでしたものね)やや精彩を欠いた感はありましたが、最終日に相応しくキャラクテールたちが祝宴を盛り上げたダンスでした。 
オーロラとデジレのGPDDは絢子ちゃん、雄大君のそれぞれの素晴らしいパフォーマンスに二人の鉄壁のパートナーシップが見せる圧巻の出来でした。 踊りの冴えに加えて二人のプレゼンスが貫禄すら感じさせるものになってきているのも嬉しい限りです。 


最終日という事もあり、カーテンコールは何度も何度も繰り返され盛り上がりました。 舞台のダンサーたちと観客たちの一体感が感じられる幸せな時間でもありますね。
来年の「眠り」での小野&福岡ペアの公演日は6月16日のソワレですが、追加でもう一回あるでしょうか? でも、スケジュール的に見て、可能性があるとしたら10日くらいですかね?

今シーズンを締めくくる6月の「ジゼル」、主要キャストは可能な限り早く発表していただきたいものです!


                      


オーロラ姫 : 小野絢子
デジレ王子:福岡雄大
リラの精:細田千晶
カラボス : 米沢 唯
誠実の精:寺田亜沙子
優美の精:丸尾孝子
寛容の精:飯野萌子
歓びの精:五月女遥
勇敢の精:奥田花純
気品の精:仙頭由貴
エメラルド:奥田花純
サファイア:飯野萌子
アメジスト:五月女遥
ゴールド:奥村康祐
フロリナ王女:柴山紗帆
青い鳥:井澤 駿
長靴を履いた猫:原健太
白い猫:原田舞子
赤ずきん:広瀬碧
狼:福田紘也
親指トム:福田圭吾

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新国立劇場バレエ団「眠れる森の美女」 5月7日
2017/05/20(Sat)
2年半ぶりの新国立劇場のイーグリング版「眠れる森の美女」。 絶対外せない鉄板小野&福岡ペアの他にどうしても奥村君のデジレが見たくて、今回は7日と13日の2公演を選びました。 間際で発表された絢子ちゃんと雄大君がフロリナ&青い鳥を踊る5日、6日のどちらかも行きたかったのですが、生憎他の予定を入れてしまっていたので断念。 せめて、リラ・カラボスと合わせてもうちょっと早く発表できないものでしょうかね? ここ数年の新国立劇場には何かと不満を感じる事が多いわ・・・ 

すっかり忘れていたけれど、待ち受けるカラボスとゴンドラから降りてくるリラの精の睨み合いで幕が開く物語でしたね・・・。
リラの精・・・、あのロリータファッションもどきのチュチュにナイトキャップのようなヘアドレスはあまりにも気の毒というかセンスが悪すぎ。 それでも細田さんは涼やかに輝いていましたが、もっと色のはっきりとしたオーソドックスなチュチュに変えてもらいたいものです。 細田さん、少し緊張していたようにも見えましたが、恵まれたプロポーションでのラインの綺麗な端正な踊りは彼女ならでは。
リラお付きの妖精たち(プログラムにはリラの精たちとなっています)は皆踊りが安定していて上手いですね。 スタイルもよくて綺麗なダンサーが多いし、さすが新国です。 そしてイーグリング版の名前を持った妖精たちは通常の5人ではなくなく、気品の精を加えた6人。 堀口さんの優美の精は流石に他の人とは違う存在感があり見せ方も上手。 勇敢の精の奥田さんも切れと強さがあってとても良かった。 清清しい踊りだった寺井さんの気品の精の音楽は2幕の貴族の踊りを使っています。
で、こちらも忘れていたけれど、カラボスは大嫌いな蜘蛛の乗り物に乗っての登場でした。 まー、それほどグロくもリアルでもないのでこのくらいなら目を閉じずに見ていられますが(本物は恐怖!!というくらい大嫌い)。 初演の時は見られなかったので美和ちゃんのカラボスはお初ですが、他を圧倒する存在感が凄いです!! 彼女の演技力には以前から定評がありますが、カラボスの感情がそのまま代弁されているような勢いがあってダイナミックな踊りも本当に素晴らしい!! でもってオーレリのような強く妖しい美しさには思わずため息が出てしまうし♪ 本島さん、主演こそなくなりましたが、ダンサーとして素晴らしいキャリアを築いて充実されていますよね。 カラボス、かっこい~~~でプロローグは終わってしまいました(笑)。

オーロラの池田理沙子さんは入団早々にこの2016-17シーズンで3演目に主演を任されたバレリーナ。 可愛らしく初々しい様子が16歳のオーロラ姫にはぴったりです。 踊りはとても堅実で、一番緊張するであろうローズアダージョも軸などがぶれる事もなくそつなくこなしていましたし、その後のソロも落ち着いていて感心。 ただ、もう少し表情豊かに踊りにも伸びやかさがあれば良かったとは思います。 演技の硬さから察するに、まだ余裕を持ってオーロラを演じきれていないので、自然に湧き出てくるオーロラとしての感情の表現や心情が乗っての体で歌う踊りというところまでは至っていないのではないかと。 オーロラの友人たちやワルツのダンサーたちが皆にこやかな表情で柔らかに踊っていたので余計にそこが気になったのかもしれません。   
4国の王子は渡辺・貝川・中家・浜崎さんと豪華なメンバーです! シンデレラ以来大注目&期待の浜崎さんがイタリアの王子だったのでキャスト表を手にした時からワクワクと(笑)。 オーロラのサポートは渡辺さん、いずれ彼のデジレも見てみたいです。  

2幕冒頭。
伯爵夫人の堀口さんの凜とした佇まい。 貴族にも村人たちにも惜しみなくソリストを投入していますが、村人たちには八幡さんまで。 今回は彼の親指トムは外してしまったので短いけれど踊りが見られて良かったです。 
そしてようやくデジレ王子の登場。 髪を後ろでちょっとだけ結んだ奥村君は初々しく品のある王子様。 指先、足先まで神経の行き届いた端正で軽やかな踊りは本当に綺麗です。  颯爽としたマネージュはスピード感があり、ザンレールなどは高さに余裕がありました。 
池田さんは幻影の場でも1幕と同じ印象。 幻影の場は、ともかく場に相応しくない孔雀の羽のような色合いのヴィヴィッドカラーのコール・ドの衣装を変えて欲しいですねぇ。 フォーメーションはとても綺麗なのに動けば動くほどなんか違う世界へと運ばれそうで・・・。 オーロラの眠る奥深い森を表したいのならもっと落ち着いた色合いがあるでしょうし、リラ同様、麗しいバレリーナたちのためにもこちらも普通のチュチュにしていただきたいです。 
乗り物系にやたら気合の入っている舞台装置、リラの精が王子をオーロラのもとへ導いていくゴンドラもとてもゴージャスで二人しか乗らないなんてもったいない大きさ(笑) 奥村王子の表情も晴れやかです♪  
城の前でのリラとカラボスの対決、カラボスへの照明がちょっと暗かったような気が・・・。 リラの善の力と王子のオーロラへの愛の力の前に敗れるカラボス。 
100年の眠りから覚めたオーロラとデジレの目覚めのパ・ド・ドゥ。 リラの導きで出会った2人が自然に恋に落ちていく様が美しい間奏曲によって描かれるこのシーンはいいですねぇ。 以前バーミンガム・ロイヤルで見たライト版でもこのPDDがあってロホの素晴らしい表現に感動した事を思い出しました。  ロホはチュチュでしたがイーグリング版はロミジュリのバルコニーシーンでも着られそうな柔らかな生地のドレスなので、ロミジュリを見ているような錯覚も覚えます。 けっこうリフトもありますしね。 優しい笑顔でオーロラを見つめる奥村王子が印象的でした。  

3幕
ここの宝石たちはゴールドがダイヤモンド代わりでダンサーも男性です。 奥田さん、飯野さん、五月女さんはそれぞれタイプの違うダンサーだと思いますが、揃い方が抜群で、特に3人揃ってのイタリアンフェッテの動きや角度がぴったりだったのは感動もの! 木下さんも守備範囲が広いというか、ノーブルな踊りも綺麗にこなすダンサーなんですね。
フロリナと青い鳥は柴山さんと井澤さんの爽やかペア。 井澤さんは身長も高く手も長いのでソフトタッチながら動きのラインが大きく見栄えがします。 柴山さんはいつもながらのお手本のようにきっちりとした品の良い踊り。  
猫カップル、赤ずきんと狼も客席を和ませてくれる楽しい踊り。 親指トムの小野寺さんは小気味よい踊りでした。 
オーロラとデジレのGPDD。 2人とも丁寧に一つ一つをこなしていくという感じでした。 ここでも奥村王子は常に池田さんを気遣うようにしっかりとアイコンタクトをとりながらリードしていたと思います。 2人の息もよく合っていたのでフィッシュダイブ3連続などの見せ場も見事に決まっていました。 池田さんは表情はやや硬いながらも踊りは本当に安定、奥村さんはヴァリでも颯爽と軽やかに美しく、プリンシパルとしての存在感をしっかり感じさせてくれました。
大団円のフィナーレ、充実の踊りを見せてくれたダンサーたちが勢ぞろいで華やかに!


衣装などに不満はあるものの、コール・ドからソリストまでレベルの高いダンサーたちによる充実の舞台を堪能する事ができて本当に良かったです。 「眠れる森の美女」は来シーズンも上演がありますが、5公演のうち主演キャストが決まっているのは今のところ2公演。 まだ奥村さんの名前はありませんが、今度は唯ちゃんと組んでくれないかなぁぁと期待しているのですが・・・。 ヴァレンタイン・バレエで見た2人のソワレ・ド・バレエがとても良かったのですよねー。 


                       

 
オーロラ姫 : 池田理沙子
デジレ王子:奥村康祐
リラの精:細田千晶
カラボス : 本島美和
誠実の精:川口藍
優美の精:堀口純
寛容の精:若生愛
歓びの精:広瀬碧
勇敢の精:奥田花純
気品の精:寺井七海
エメラルド:奥田花純
サファイア:飯野萌子
アメジスト:五月女遥
ゴールド:木下嘉人
フロリナ王女:柴山紗帆
青い鳥:井澤 駿
長靴を履いた猫:宇賀大将
白い猫:玉井るい
赤ずきん:広瀬碧
狼:福田紘也
親指トム:小野寺雄

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サフィニアもうどんこ病?
2017/05/14(Sun)
ちょっと気候が不安定ですが、かなり日中暑い日もあったので花たちはぐんぐん育っています(庭の雑草はちょっと放っておくととんでもない事になる困った季節の始まりではあるのですが・・・)。
サフィニアのヘブンリーブルーは鉢の大きさと同じくらいにまで伸びてきて花数も増えていい感じになってきました。
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ハート模様がはっきり出ていなかったももいろハートは二株の内一株の方は模様がはっきり出ています。 土ではなく、株そのものの問題ですね。
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ミリオンベルのオレンジマーブルはさらにこんもり大きくなって、直径が50センチ強に育ち、花にも一部斑が出てきました。
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ほとんどの株が元気に育っているなかで、サフィニアブーケのキューティーピーチにうどんこ病の気配が・・・。 葉と茎の一部がなんとなく白っぽい。 さらに、分枝は多いのだけれど、中央にキューっと詰まってしまって茎が伸びていかないみたいです。 花がけっこうついているので勇気がないのだけれど、半分くらいに透いた方がいいのだろうか? 2年前も同じような株が一つあって、結局鉢よりも茎が伸びる事無く上手く育たなかった事があったのですよね。 何かストレスを感じているのかなぁ?
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4月21日 N響 第1859回定期公演Cプログラム
2017/05/12(Fri)
NHK交響楽団
指揮:ファビオ・ルイージ
会場:NHKホール

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調
(ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ)

   ――――― 休憩 ―――――

ブラームス:交響曲第4番 ホ短調


<アンコール>
ピアノ:バッハ パルティータ第1番変ロ長調 ジーク


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3週間も経ってしまいましたが例によって自分のための忘備録として・・・。

この人が指揮をするなら可能な限り聴きたいという何人かの指揮者の一人がイタリア人指揮者のファビオ・ルイージ。 ドレスデン歌劇場やライプツィヒ放送交響楽団、ウィーン交響楽団などの芸術監督、音楽監督を務め、2011年9月にはメトロポリタン・オペラの主席指揮者にも任命され、現在は世界的名門オケやオペラカンパニーへの客演も頻繁で国際的評価もとても高い人気指揮者。 2010年のウィーン響との来日公演の演奏で、その指揮の熱さとカーテンコールでの誠実そうなお人柄に心惹かれてしまった私です。 
3年前のN響B定期では人気のサントリーホール公演のため?チケット取りを失敗したので、今回は気合を入れました(笑) 偶然にもこの公演を含んだSPRINGシーズンCプログラムが全部聴きたい公演だったのでシーズン会員としてちょっとだけ早くチケットをゲット! ルイージさん、生演奏は2011年のPMF以来6年ぶりだったんだわ!

N響とは初共演のイタリア人のベアトリーチェ・ラナは、2011年に18歳でモントリオール・国際音楽コンクールで優勝、2012年には浜松国際ピアノアカデミーのコンクールで第1位、2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでは第2位という実績を持ち主。 将来を非常に嘱望されているピアニストなのだそうです。

ピアノ協奏曲第1番はベートーヴェンが24歳の1795年に作られた曲で1801年に出版されていますが、作曲の順番としては後から出版された第2番の方が先なのだそうです。 その1番を現在同じく24歳のラナによる演奏で聴けるというのは単なる偶然なのか粋な選曲なのか?
彼女の演奏はとても端正でクリアで、一音一音丁寧に刻まれていく感じ。 若さを感じられる溌剌とした調子もいいです。 また、対照的にゆったりと美しく奏でられた2楽章の叙情的な旋律も非常に魅力的。 ですが、個人的に一番惹かれたのは3楽章のアップテンポな演奏。 一楽章の出だしの古典的交響曲のような旋律とは全く異なる斬新でオペレッタの賑わいのようなメロディーが多い3楽章自体も好きですが、彼女の躍動感があってとてもリズミカルなトリル演奏が素晴らしく、オケとの軽快な掛け合いにこちらも気分が高揚しました。
オケはラナの端正で知的なピアニズムに合わせるようにオーソドックスで格調高い演奏。 クラリネットなどの管楽器の音色も美しく、終楽章の熱の入った盛り上がりも見事でした。
ラナのアンコールのパルティータ、こちらも粒立ちの良いクリアな音でとても良かったです。 ルイージもステージ下手奥で椅子に座って笑顔で聴き入っていました。

後半のブラームス。 4番は他のどの曲よりも緊張しながら出だしのフレーズを聴くのですが、なんとなく弦楽器の音がきれいに出切っていないような、旋律の輪郭がややぼやけていたような。 弦よりも管の音が勝っていてバランス的に自分的には奇妙な感じで1楽章はルイージとオケがうまくかみ合っていないような印象を受けました。 
それでも2楽章からは次第に耳慣れた?バランスになって来て違和感もなく演奏に聴き入りました。 3楽章になるとようやく調子が上がってきて、アタッカで続いた4楽章ではルイージの指揮もどんどん熱くなり、情熱のぶつけ合いのようなオケとのやり取りを見ているだけで心満たされ幸福感を覚えました。 16型のN響の弦楽器群ならばもっと渋くどっしりとした4番にもなるだろうけれど、ルイージの演奏は少し違ったのです。 テンポを揺らしたり表情付けが緻密で豊かだったこの曲を聴きながら「歌」という言葉が頭に浮かんだ。 4番の後半を聴きながらこんな事を感じた事は今までなかったけれど、やはり歌わせる指揮者なんですねぇ、この方は。


大きな拍手と止まないブラボーに何度も何度も繰り返されたカーテンコール。 ルイージは穏やかな表情でN響の主要メンバーに握手を求め賛辞を送っていましたが、Maroさん始め団員たちも彼に信頼を寄せ尊敬しているというのがよく分かりました。  とても良い雰囲気だったので、近いうちにまたこのコンビの演奏を聴ける機会があればいいのですが、すでに発表された2017~18シーズンの公演にルイージの名前はないんですよね。 とっても残念。 その次のシーズンには是非またルイージマンスを!! 

残念と言えば、この公演の一週間前に行われたかなり評判の良かったメンコンと巨人に行けなかった事も残念。 ですが、6月のクラシック音楽館で放映される事になっていますのでそれを楽しみに待つ事にします♪

  6月 4日(日) N響 第1858回定期演奏会(4月15日 NHKホール)
  6月11日(日) N響 第1859回定期演奏会(4月21日 NHKホール)


また、5月21日(日)は4月8日に行われた「NHKバレエの饗宴2017」が放映されます。 こちらもしっかり見なくっちゃ!

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チューリップ後の花々
2017/05/05(Fri)
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4月9日に3株植えたミリオンベルの「オレンジマーブル」が株もこんもりと大きくなって花数が増えて来ました。 本来薄いオレンジ色にピンクの斑が入る花なのですが、花色がほぼ黄色なのでこのままオレンジやピンクが出てこないのかとちょっと落胆気味・・・。 土のせいなのかなぁ?

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通販のサントリーフラワーからは半びらにハートの模様が入るももいろハート、サフィニアブーケのキューティーピーチ、サフィニアのへブンリーブルーをそれぞれ2株ずつ、ミリオンベルのイエロー・チェリーピンク、プラチナピンクを一株ずつ購入して一鉢にミックス植え。 4月23日に植えて少しずつ大きくなって花も咲き始めました。 ミリオンベルは一週間後に分枝させるためにピンチをしましたが、サフィニアはなし。 形良くこんもり育つってくれますようにっと! 

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おととしの秋に植えたボンザ・マーガレット、2年目の春も綺麗に咲いてくれました。 ローズピンクは4月23日前後がピークだったかな? さくらは今が見頃のようです。 花が咲き終わったら刺し芽をして株を増やしてみようかと思っていますが、実行が伴うかどうか・・・(苦笑)

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でもってず~~っと悩みの種なのがミニ薔薇。 一年半前に買ったちっちゃくて可愛い花色の2号鉢のミニバラ。 

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5号鉢に植え替えて外で育てているのですが、常にうどんこ病との闘いで・・・。 薬剤で対処しているのだけれどあまり効いている様子がなく、蕾を切ってしまうのは可哀想なので今はそのまま咲かせちゃっているのですが、どうしたら良いものか...
白いツルバラのグリーンアイスは全く大丈夫なんですけどねー。

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フィンランド国立バレエ団 4月24日
2017/05/02(Tue)
24日(月)にフィンランド国立バレエ団の公演を見てきました。
今年独立100周年を迎えるフィンランド。 日本でも数多くの祝賀行事が予定されているそうですが、その一つが初来日となるフィンランド国立バレエ団の公演。 日本公演用に創作したムーミンバレエの第2作(第1作は2015年)「ムーミンと魔法使いの帽子」をひっさげての意欲的な公演です。


第1部 北欧ガラ

「白鳥の湖」第三幕より 
振付:ケネス・グレーブ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
  スペインの踊り     レベッカ・キング
                小守麻衣、オレガ・レッパヤルヴィ、マクシム・チュカユロフ、ヴィッレ・マキ
  ハンガリーの踊り   エミリア・カルミッツァ、ニショラス・ツィーグラー
  ロシアの踊り      松根花子
                マルチン・クルチュマーシュ、ジュゼッペ・マルティーノ、ルアン・クリグフトン、イリヤ・ボロトフ
  オディールと王子のグラン・パ・ド・ドゥ
                オディール:ハ・ウンジ
                ジークフリート:デニス・ニェダク
                ロットバルト:ガブリエル・ダヴィッドソン

ニェダクがゲスト出演でジークフリートを踊るというのも楽しみだったこのプログラムですが、GPDDだけでなく、スペイン、ハンガリー、ロシアの踊りも上演というちょっと贅沢なプログラム。 で、ヌレエフ版を髣髴とさせる存在のマント付きスーツ姿のロットバルトのガブリエル・ダビッドソンがスレンダー長身超ハンサムで、その踊りに期待に期待が膨らみ続けたのですが、結局最後までサポートと演技だけだったのはちょっと肩すかし・・・(笑)。
スペインは男性4人にチュチュの女性1人。 女性はジークフリートを誘惑するのですが、彼女のサポートにすっと入っただけのニェダクはそれだけでも格の違いが分かるというか、瞬間的に舞台の空気が引き締まったような気がしました。 
またロシアも変っていて、男性4人の衣装&踊りはコサック系なのに、女性はハーレムパンツで怪しげに体をくねらせこちらも王子を誘惑? 3国の踊りはどれも、やはりヌレエフ版のように動きの多いものでした。
GPDDでオディールを踊った韓国出身のエトワール、ハ・ウンジは小柄でシャープな踊りをするダンサー。 ニェダクは磐石。 やはりこの人の踊りはノーブルでエレガントです。  


トゥオネラの白鳥「レンミンカイネン組曲」より抜粋
  振付:イムレ・エック 音楽:ジャン・シベリウス
  トゥオネラの白鳥:ティーナ・ミュッリュマキ
  レンミンカイネン:ヤニ・タロ

レンミンカイネンが求婚者の母親に出された3つ目の課題のトゥオネラの白鳥を射るという話をイメージしているのかは定かではないですが、二人のダンサーの高い身体能力によって表現されているコンテンポラリー。 曲が好きなので飽きはしなかったけれど、振付的にはあまり曲を生かしきれていない気がしないでもなく・・・。


「シェヘラザード」よりグラン・パ・ド・ドゥ
  振付:ケネス・グレーブ 音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフ
  シャフリヤール王:ジョナタン・ロドリゲス
  シェヘラザード:アビゲイル・シェパード

ゾベイダと金の奴隷ではなく、シャフリヤール王とシェヘラザードの千夜一夜物語。 シャフリヤール王はシェヘラザードを威圧するようでもあり、激しく求めるようでもあり。 対するシェヘラザードは胸に秘めた覚悟のようなものを時に感じさせながらも王への愛情を情熱的にぶつけていくというなかなかに面白いPDD。 コール・ドの存在が宮廷の華やかさに一役買っていて、さらに女性たちはシェヘラザードに力を与え後押ししているようでした。


バレエ「悲愴」より
  振付:ヨルマ・ウオティネン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
  ソロ:アンティ・ケイナネン

個人的にガラでは一番印象に残った作品。 登場して来たスキンヘッドのダンサーは白塗りの目の下が黒く、上半身裸に白い腰みののような衣装で、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」を思い出させます。
ユーモラスだったり恐怖に怯えているようだったり落胆したりと次々に変る彼の表情とムーブメント。 その姿からは微かに危うさや不気味さも感じられますが、そこに何を見ているのか、何に突き動かされているのだろうと思わず惹き込まれて見てしまいました。 飛んだり跳ねたり回転したり、でんぐり返しまであって運動量はかなりのもの。  この公演のfacebookには同じ衣装の男性が何人も写っている写真が掲載されていますが、何分くらいのどういう作品に仕上がっているのでしょう? 音楽もチャイコフスキーだし、すごく興味をそそられたので是非全編を見てみたいです。


「ドン・キホーテ」第三幕より ”ファンダンゴ” ”グラン・パ・ド・ドゥ”
  振付:パトリス・バール 音楽:レオン・ミンクス
  キトリ:アリーナ・ナヌ
  バジル:ミハル・クルチュマーシュ  

コール・ドによる華やかでスペイン情緒が感じられるファンダンゴが嬉しいサプライズ! キトリを踊ったアリーナ・ナヌはプラハ国立歌劇場バレエ団のプリンシパルとの事ですが、大柄で見栄えがし、バランスや回転が安定している足の強そうなダンサーでした。 バジルのミハル・クルチュマーシュはもうちょっとテンション上げても良かった気もしますが、第1部のトリらしく舞台を盛り上げてくれました。



第2部 たのしいムーミン一家 ~ムーミンと魔法使いの帽子~
  振付:ケネス・グレーブ 音楽:トゥオマス・カンテリネン

  ムーミントロール:フローリアン・モーダン
  スノークのお嬢さん:ルツィエ・ラーコスニーコヴァー
  ムーミンパパ:キンモ・サンデル
  ムーミンママ:イラ・リンダール
  スニフ:ルアン・クリグフトン
  スナフキン:ジュゼッペ・マルティーノ
  ちびのミイ:イーガ・クラタ  

舞台奥に置かれた二つのベッドに横たわる大きく膨らんだ白いもの・・・。 ムーミンパパ&ママ、ムーミンのお目覚めです!(笑) アニメや絵本で親しんだまんまのムーミンたちがそのままビッグサイズで目の前にいるって事だけで、もう見に来た甲斐があるというものです♪  スノークのお嬢さん(というよりノンノンだよなー、やっぱり)がポアントでつつつー(凄い!)と登場して来て2カップルでゆったりと踊るのですが、90度くらいまで脚をあげて、あんなバランスの悪い衣装をつけてトウでバランスを取っている姿は健気でとってもラブリ~~でそれだけで感動的! 
スニフもまんまスニフでしたが、こちらはもう少し動き易そうです。 
ちびのミイはともかく元気が良くてみんなを振り回して・・・。 でもとってもキュートで憎めない感じの女の子。 クラシックバレエ的な踊りも思いの他多くて、ムーミンと並ぶもう一人の主役のような存在でした。
物語は平穏な日常にムーミンが見つけた魔法使いの帽子を巡っていろいろな事が起こるという設定ですが、ムーミン谷の自然やファンタジーをほどよく絡ませた楽しい演出だったと思います。 後半に出てくる魔法使いとルビー(チュチュ)の踊りはクラシックバレエのPDDとしても良かったですしね。 
ラストシーン、背を向けてベンチに座りムーミン谷を眺めながら大きな赤い風船(ハート型だったかな?)を手に寄り添うムーミンとノンノンの姿には会場の空気もホッコリでした。 


この公演はスペシャル企画として第2部のカーテンコールのみ、席からの写真撮影が認められていました。
(左から順に、ルビー、魔法使い、ママ、パパ、ノンノン、ムーミン、ミイ、モラン、スナフキン)
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