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10月28日 レ・ヴァン・フランセ
2016/10/31(Mon)
「フランスの風」という意味のレ・ヴァン・フランセ(Les Vents Francais)は、ポール・メイエが中心となり国際的に活躍する彼の友人達とフランスのエスプリを受け継ぐ木管アンサンブルとして結成したグループで、演奏される機会の少ない名曲の紹介、最高の奏者で最高の演奏を心がけ、合奏でも個人の輝きを見せるというフランスの伝統を重んじているのだそうです。

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三鷹市芸術文化センターでの公演は今回が6度目で、木管楽器の響きが美しいこのホールはメンバーたちのお気に入りでもあり、三鷹なしでは日本のツアーは成り立たないとまで感じているとの事。 ここのホールの名称は「風のホール」という事もあり、より親しみがわくのでしょうね。

【出 演】
エマニュエル・パユ(フルート)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ポール・メイエ(クラリネット)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
ジルベール・オダン(バソン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

【曲 目】
オンスロー:木管五重奏曲ヘ長調 op.81
ベートーヴェン:フルート三重奏曲ト長調 WoO.37

---   休憩  ---

エスケシュ:六重奏曲「メカニック・ソング」
ジョリヴェ:セレナード~オーボエ主題を伴う木管五重奏のための
プーランク:六重奏曲

<アンコール>
テュィレ:六重奏曲よりカヴォット



曲目はどれもこれも初めて聴くものでしたが、ル・ポン同様音が素晴らしく美しい。 ヴィンヤードのサントリーホールとは違うシューボックス型の625席の小ぶりのホールなので、音が鮮明に力強く響くように感じました。 

ジョルジュ・オンスローはフランスに亡命したイギリス貴族の父を持つ作曲家。 オンスローは弦楽四重奏、五重奏の作品が極めて多い作曲家ですが、木管五重奏は彼が67歳の1851年に作られた曲とこの一曲のみのようです。 初めて聴く曲ながらこの時代の作品なので旋律には安心感があるというか・・・。 美しく叙情的な旋律の多い綺麗な曲でした。

フルート三重奏はピアノ、フルート、バソン(ファゴット)。 ピアノと2管の音のバランスも絶妙。 パユの張りがあって煌くような情熱的な音も素晴らしいけれど、印象に残ったのはピアノとバソンのなんとなくバロックのそよぎを感じるような音の響き合い。 

ティエリー・エスケシュのメカニック・ソングはフランセのために書かれた曲。 「オスティナート(何度も繰り返して続く音楽パターン)が用いられた作品で16分音符がずっと継続した後、少しずつ変化が訪れ歌になっていく。 まるで機械が人間に変化していくような印象を受ける曲」とはルルーの解説ですが、ともかく細かい音の連続と重なり。 確かに最初機械的にそれぞれの楽器で刻まれていた音が対話を始めて融合していくような感じではありました。 もの凄く素晴らしい演奏だと思うのですが、次のコンサートでもまた聴きたい曲かと言われれば自分の好み的にはそうでもないかな・・・と。 

アンドレ・ジョリヴェのセレナードは「叙情歌」「奇想曲」「間奏曲」「滑稽な行進曲」と名づけられた4つの楽章から成るオーボエが主役の曲。 ルルーの演奏を聴くのも今回が初めてですが、難曲を表情豊かに楽しそうに弾きこなしてしまう様はまるで神業師を見ているよう。 オーボエの音色というのは哀愁があったり愛嬌があったりとフルートやクラリネットとは違う独特の魅力がありますね。  

メンバーが今や自分たちのテーマ音楽と言っているプーランクの六重奏曲は、なんと言うか、もうそれぞれが楽譜も見ない、互いを見なくて思うままに弾いていても極上のアンサンブルになってしまうというような曲との一体感を感じました。 どの曲もピアノが入ると一層華やかになるのですが、それに加えてこの曲はピアノがどっしりとした骨組みを作っている感じ。 途中のホルンのソロも素敵でした。 ヴラトコヴィチのホルンも初めて聴きましたが、すべての曲で他の楽器との音量のバランスがよく、まろやかで温かみのある音色に癒されました。 

アンコールの「ガヴォット」が終わっても拍手は鳴り止まず、何度も何度もメンバーがステージに戻って来てくれて、客電がつくまでに5,6回続いたような気がします。

そして終演後はCD購入者対象のサイン会が行われました。 私はCDは買わなかったのでそのまま帰路につきましたが、サイン会の様子を眺めていた友人によれば、私服に着替えたメンバーたちは疲れた様子もみせず、和気あいあいとした和やかなサイン会だったそうです。
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ミハイロフスキー劇場11月公演主要キャスト
2016/10/28(Fri)
ミハイロフスキー劇場11月の公演キャストが発表になっています。
メッセレルがブルノンヴィル版を改訂した「ラ・シルフィード」のプレミア公演が11月12日と13日に4公演予定されています。 エラ・ペリソンとジュリアン・マッケイがキャストされているのが興味深いです。 ペリソンは25日のジゼルにもキャストされていますがサラファーノフとは初共演かな? 
また、バレエ団は11月18日から20日までアメリカのカリフォルニア州のセゲルストロム芸術センター(Segerstrom center for the Arts)で新版「海賊」の公演を行います。 ホールのサイトにキャストがでていましたが、モンタナ州生まれのジュリアン・マッケイが奴隷のPDDにキャストされています。


11月01日 バッハへのオマージュ
    マラト・シェミウノフ/サビーナ・ヤパーロワ/ヴァレリア・ザパスニコワ
11月02日 バッハへのオマージュ
    マラト・シェミウノフ/サビーナ・ヤパーロワ/ヴァレリア・ザパスニコワ
11月03日 バッハへのオマージュ
    マラト・シェミウノフ/サビーナ・ヤパーロワ/タチアナ・ミリツェワ
11月05日M くるみ割り人形
    マーシャ:ヴァレリア・ザパスニコワ
    王子:イワン・ザイツェフ
11月05日S くるみ割り人形
    マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
    王子:ヴィクトル・レベデフ
11月06日M くるみ割り人形
    マーシャ:イリーナ・ペレン
    王子:イワン・ザイツェフ
11月06日S くるみ割り人形
    マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
    王子:ヴィクトル・レベデフ
11月08日 くるみ割り人形
    マーシャ:ヴァレリア・ザパスニコワ
    王子:レオニード・サラファーノフ
11月12日M ラ・シルフィード(プレミア)
    シルフィード:アナスタシア・ソボレワ
    ジェームズ:ヴィクトル・レベデフ
11月12日S ラ・シルフィード(プレミア)
    シルフィード:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
    ジェームズ:レオニード・サラファーノフ
11月13日M ラ・シルフィード(プレミア)
    シルフィード:エラ・ペリソン
    ジェームズ:ジュリアン・マッケイ
11月13日S ラ・シルフィード(プレミア)
    シルフィード:アナスタシア・ソボレワ
    ジェームズ:ヴィクトル・レベデフ
11月15日 Triple Bill by Iwan Vasilief
     Blind affair/Bolero/Morphine
11月24日 ジゼル
      ジゼル:アナスタシア・ソボレワ
      アルベルト:ヴィクトル・レベデフ
      ミルタ:エカテリーナ・ボルチェンコ
11月25日 ジゼル
      ジゼル:エラ・ペリソン
      アルベルト:レオニード・サラファーノフ
    ミルタ:エカテリーナ・ボルチェンコ
11月27日M チッポリーノ
    チッポリーノ:アンドレイ・ヤフニューク
    ラディショーシュカ:ヴェロニカ・イグナツェワ
    マグノリア:スヴェトラーナ・ベドネンコ
    さくらんぼ伯爵:ジュリアン・マッケイ
11月27日S チッポリーノ  
    チッポリーノ:イワン・ザイツェフ
    ラディショーシュカ:サビーナ・ヤパーロワ
    マグノリア:アナスタシア・ソボレワ
    さくらんぼ伯爵:ヴィクトル・レベデフ


アメリカ公演キャスト
Friday, November 18 7:30 p.m.
Medora Ekaterina Borchenko
Conrad Ivan Vasiliev
Birbanto Alexander Omar
Gulnare Anastasia Soboleva
Slave girl Mikho Naotsuka
Slave Victor Lebedev

Saturday, November 19 2:00 p.m.
Medora Angelina Vorontsova
Conrad Ivan Zaytsev
Birbanto Andrey Kasyanenko
Gulnare Veronika Ignatyeva
Slave girl Valeria Zapasnikova
Slave Victor Lebedev

Saturday, November 19 7:30 p.m.
Medora Ekaterina Borchenko
Conrad Ivan Vasiliev
Birbanto Alexander Omar
Gulnare Anastasia Soboleva
Slave girl Irina Zhalovskaya
Slave Julian MacKay

Sunday, November 20 1:00 p.m.
Medora Angelina Vorontsova
Conrad Ivan Zaytsev
Birbanto Andrey Kasyanenko
Gulnare Veronika Ignatyeva
Slave girl Mikho Naotsuka
Slave Victor Lebedev
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新国立劇場「ロメオとジュリエット」の主要キャスト
2016/10/27(Thu)
明後日開幕の新国立劇場「ロメオとジュリエット」の主要キャストが発表になりました。 こちら
30日の公演でロメオ役にキャストされていた井澤駿さんが怪我のため降板で代わりにムンタギロフが出演するそうです。 6公演あって主演キャストは2ペアのみというのはちょっと淋しい。
さて、主役以外を見てみると・・・、本島美和ちゃんは今回キャピュレット夫人を全公演務めるんですねー。 とっても楽しみ~~。 で、覚悟はしていましたが、やはりマイレンの名前はここにはなく・・・。 やっぱりティボルト見たかったなぁ。
現役引退を発表した(ほんとにほんとに残念です)長田さんは出演されるのでしょうか? 私は「シンデレラ」は無理なのですが日本バレエ協会の「バヤデルカ」は見に行きます!


【10月29日(土)14:00】               
ジュリエット:小野絢子
ロメオ:福岡雄大
マキューシオ:福田圭吾
ティボルト:菅野英男
ベンヴォーリオ:奥村康祐
パリス:渡邊峻郁
キャピュレット卿:貝川鐵夫
キャピュレット夫人:本島美和

【10月30日(日)14:00】               
ジュリエット:米沢 唯
ロメオ:ワディム・ムンタギロフ
マキューシオ:福田圭吾
ティボルト:中家正博
ベンヴォーリオ:奥村康祐
パリス:渡邊峻郁
キャピュレット卿:貝川鐵夫
キャピュレット夫人:本島美和

【11月2日(水)13:00】               
ジュリエット:小野絢子
ロメオ:福岡雄大
マキューシオ:福田圭吾
ティボルト:菅野英男
ベンヴォーリオ:奥村康祐
パリス:渡邊峻郁
キャピュレット卿:貝川鐵夫
キャピュレット夫人:本島美和

【11月3日(木・祝)14:00】               
ジュリエット:米沢 唯
ロメオ:ワディム・ムンタギロフ
マキューシオ:木下嘉人
ティボルト:中家正博
ベンヴォーリオ:奥村康祐
パリス:渡邊峻郁
キャピュレット卿:貝川鐵夫
キャピュレット夫人:本島美和

【11月4日(金)14:00】
ジュリエット:小野絢子
ロメオ:福岡雄大
マキューシオ:木下嘉人
ティボルト:菅野英男
ベンヴォーリオ:奥村康祐
パリス:渡邊峻郁
キャピュレット卿:貝川鐵夫
キャピュレット夫人:本島美和

【11月5日(土)14:00】               
ジュリエット:米沢 唯
ロメオ:ワディム・ムンタギロフ
マキューシオ:木下嘉人
ティボルト:中家正博
ベンヴォーリオ:奥村康祐
パリス:渡邊峻郁
キャピュレット卿:貝川鐵夫
キャピュレット夫人:本島美和
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Fm ST.Petersburg  ミハイロフスキー「トリプルビル」 10月22日
2016/10/26(Wed)
22日にエルミタージュ劇場で上演されたワシリーエフのトリプルビルの写真をいただきました。
お友達によれば「モルヒネ」が一番面白かったそうですが、女性陣(クリギナ、ドミトリエンコ、ザパスニコワ、ヤパーロワ)のヘアスタイルやお化粧からもどんな内容なのかとても気になります。
ペレンは普通に見えますが、あのエプロンはキッチンドランカーみたいでもあるし(笑)、プレミア前の彼女のインタビューで「なぜか私は薬中の話にはいつもキャストされる」と言っていたのも気になるし。 劇場の舞台写真には大きな注射器があるしねぇぇ。

公演ポスター
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プログラム 「Blind Affair」のキャスト (キャストは後ほど追記します)
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プログラム 「ボレロ」「モルヒネ」のキャスト
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 「Blind Affair」のカーテンコール
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「ボレロ」のカーテンコール
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「モルヒネ」のカーテンコール (写真をクリックすると大きくなります)
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10月17日 ル・ポン国際音楽祭2016 東京特別公演
2016/10/24(Mon)
一週間経ちますが、17日(月)にサントリーホールで行われた「ル・ポン国際音楽祭2016 東京特別公演」を聴いて来ました。

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姫路市の市長さんの提案をもとにフランス語で懸け橋を意味するLe Pontという言葉から大進君が名づけた、「ル・ポン国際音楽祭」は、ヨーロッパにおいてさかんな演奏家の出身地やゆかりの地で聴衆との距離の近い手作りの音楽祭を自身も開催したいという大進君の強い思いから2007年に始まった音楽祭。 彼と親交のある世界的な演奏家が多く集まり、大進君ゆかりの赤穂市と姫路市で室内楽のコンサートを低料金で開催してきた年一度の音楽祭りです。 10年目を迎えた今年は特別に東京で初めて行われる事となり、決定した時から楽しみに待っていた公演です。
第2部からは大進君と親交のあるという皇后様がご臨席。 RBブロック2列にご着席でしたが、座席数の少ないブロックで警備もしやすく音も良いという事なのでしょうね。 セレナーデでは特に大新君と堤さんをしっかりとご覧になっていたように思いました。

ヴァイオリン:樫本 大進(音楽監督)
ヴァイオリン:ナタリア・ロメイコ
ヴィオラ:アントワン・タメスティ
チェロ:堤 剛
チェロ:クラウディオ・ボルケス
コントラバス:ナビル・シェハタ
フルート:エマニュエル・パユ
オーボエ:古部賢一
クラリネット:ポール・メイエ
クラリネット:アンドレアス・オッテンザマー
バスーン:ジルベール・オダン
ホルン:ラデク・バボラーク
ピアノ:エリック・ル・サージュ



モーツァルト:オーボエ、クラリネット、バスーンのためのディヴェルティメント第5番 K.439b
(古部、オッテンザマー、オダン)

ドヴォルザーク:ノクターン ロ長調 Op.40, B.47
(ロメイコ、樫本、タメスティ、ボルケス、シェハタ)

シェーンベルク(ヴェーベルン編):室内交響曲第1番 Op.9
(ル・サージュ、樫本、ボルケス、パユ、メイエ)

   -----  休憩  -----

マルティヌー:マドリガル・ソナタ H.291
(パユ、ロメイコ、ル・サージュ)

ブラームス:セレナーデ第1番 Op.11
(樫本、タメスティ、堤、シェハタ、パユ、オッテンザマー、メイエ、オダン、バボラーク)
 


これだけの錚々たるメンバーでの演奏なので、すべての曲が素晴らしかったのですが、それぞれの楽器の美しい音が非常にクリアに良く聞こえてくるのがまた感動的でした。

明るい朱色のロングドレスの紅一点、ナタリア・ロメイコは初めて名前を聞くヴァイオリニストだったのですが、紗矢香ちゃんが一位になった翌年のパガニーニ国際コンクール1位になったヴァイオリニストなんですね。 ドヴォルザーク「ノクターン」での憂いのある音色が印象的。
マルティヌーのマドリガル・ソナタではパユの瑞々しく透明感のある美しい音が素晴らしかった。 

曲目で圧巻だったのは前半後半それぞれのトリに置かれた2曲。
シェーンベルクの室内交響曲第1番は15人編成で演奏された曲ですが、今回演奏されたのはそれをアントン・ヴェーベルンが五重奏に編曲したものです。 メロディーは私にはあまり耳触りが良いものではなく好みとは言いがたいながら、音符の密度の濃さ、5つの楽器から出される音の量とふり幅の広さにただただ圧倒された曲でした。 一人で弾くならまだしも、一糸乱れぬ5人のアンサンブルなんですものね! 圧巻のフィナーレにブラボーが鳴り止まず!!
私の手持ちCDのブラームスのセレナーデ1番はオーケストラバージョンなので室内楽編成での演奏は初めて聴きました。 ホルンの響きのせいか、どこか牧歌的でのどかな1楽章はこの曲のなかでも大好きな楽章。 以前ベルリンフィルのシュテファン・ドールさんが人数の少ない室内楽で他の楽器とバランスを取った音を出すのはけっこう大変なんですと仰っていたのを思い出しましたが、バボラークさんのホルンの音量のコントロールも絶妙でそれでいてまろやかに柔らかく響き渡ります。 クラリネットのオッテンザマーとメイエは2人とも2本用意して2楽章で変えていたような? 
まぁしかし、なんと美しい音楽なんだろう!!! シェーンベルクのただただ驚嘆という演奏とは異なり、大好きなブラームスの多彩な旋律をとっても幸せな気持ちでゆったりと聴く事ができました。

パユ、ル・サージュ、メイエ、オダンの4人は、すでに21日からレ・ヴァン・フランセの公演中です。 3箇所で行われる東京公演、曲目もそれぞれに違いオペラシティか三鷹でちょっと迷ったのですが、金曜日という事で三鷹市芸術文化センターでの公演を聴きに行く予定にしています。 三鷹ではなんと6回目の公演で、メンバーもホームグラウンドの一つのように感じているのだそうです。 
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Fm ST.Petersburg ミハイロフスキー「The Bronze Idol」 10月19~21日
2016/10/23(Sun)
ミハイロフスキー劇場で10月19、20、21日の3日連続で上演された「The Bronze Idol」のキャスト表、カーテンコールの写真をいただきました。
この作品は昨シーズンの5月に初演された時には英語のタイトルが「I Love You Peter`s Great Creation」となっていたのですが、今シーズンは「The Bronze Idol」に変更されています。 これ「青銅の偶像」と訳したらいいんですかね? 青銅の騎士(The Bronze Horseman)じゃないですしね・・・。 またマリインカと違って劇場サイトの舞台写真を見ると、全編を通じて暗いんですよね。 
10月19日のキャスト
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 詩人(プーシキン):アレクサンドル・オマール
 エフゲニー     :レオニード・サラファーノフ
 パラーシャ     :アンナ・クリギナ
 青銅の騎士    :アルテム・マルコフ



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左からオマール、サラファーノフ、クリギナ
クリギナの斜め左後ろがペテルブルグ市民役のコシェレワです
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ペテルブルグの街中にあるこの作品の広告。 もしかして劇場前の道を挟んだところかな? 
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10月20日のキャスト
主役3人は19日と同じですが青銅の騎士がマラさん♪
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 詩人(プーシキン):アレクサンドル・オマール
 エフゲニー     :レオニード・サラファーノフ
 パラーシャ     :アンナ・クリギナ
 青銅の騎士    :アレクセイ・マラーホフ


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10月21日のキャスト
当初のパラーシャ役はヴォロンツォーワだったのですが、どこぞのツアーに参加とかでクリギナに変更
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 詩人(プーシキン):アレクサンドル・オマール
 エフゲニー     :イワン・ザイツェフ
 パラーシャ     :アンナ・クリギナ
 青銅の騎士    :アルテム・マルコフ


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詩人役のオマール、3日間連続の主演お疲れ様でした。 クリギナもね!!
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Fm ST. Petersburg マリインスキー「スパルタクス」 10月18日
2016/10/21(Fri)
本日は18日にマリインスキー新館で上演された「スパルタクス」の写真をいただきました♪
マリインスキーのスパルタクスはヤコブソン版で3幕2時間40分の作品。 上映時間は2幕のマールイのスパルタクスと全く同じなんですね。

キャストは
スパルタクス:ダニーラ・コルスンツェフ
フリーギア:ヴィクトリア・テリョーシキナ
エギナ:タチアナ・トカチェンコ
クラッスス:ソスラン・クラエフ
ハーモディウス:マキシム・ジュージン


ダニーラのスパルタクスを見られたなんて、なんて羨ましい!!! フリーギアはテリョーシキナだしね。 見たいなぁぁぁ!  金の奴隷で彼の逞しい肉体は確認済みとはいえ、王子姿からはちょっと想像もつかないほどの厚みのある体なんですよね。 スパルタクスの衣装もとっても似合う♪
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ピンクの衣装がエギナのトカチェンコ、で、ハーモディウスのジュージン、テリョーシキナ、ダニーラです
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しっかし、女性ダンサーは肌露出度メチャメチャ高いですね。 みんなため息がでるほどのプロポーションでさすがロシア! さすがマリインカ!!
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Fm ST.Petersburg アカデミー・バレエの「白鳥の湖」 10月17日 
2016/10/20(Thu)
ペテルブルグでサンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエの「白鳥の湖」を見に行かれたお友達から写真をいただきましたので(ありがとうございます~~)、皆さんとShareさせていただきます。
尚、このページの写真の著作権は撮影者にあり、私はお預かりする形で写真を公開させていただいています。 いかなる場合であっても複製・送信・配布・改変などの行為は禁止致しますのでよろしくご理解下さいませ。

アカデミーのパンフレットは一冊でロシア語と英語に分かれているので便利ですね。 ロシア語を勉強している人には単語チェックなどできてさらにお役立ちかも!
 
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この日のオデット・オディールはもとマールイのダリア・エリマコワ。 昨年12月の来日公演で見たオデットもしっとりと美しかったですが、とっても素敵なバレリーナになっていたそうです。 マールイを退団した時にはとても残念に思ったのですが、移籍してチャンスをつかみ経験を重ねながら成長していく様子を見聞きできるようになった今は良かったなと思います。  是非日本でも全幕!! 昨年プーちゃんが早ければ2018年に来日があるかもと言っていましたが、その通りになるといいなぁ。

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こちらがキャスト表。 キャスト表も役名、ダンサー名共にロシア語の下に英語が書かれているので分かりやすい!!
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この日の王子はプーちゃんではなく、ガラでもダーシャと組んでいたステファン・デミン。 ロットバルトのセルゲイ・ダヴィドフはスパルタクスを、道化のアンドレイ・グドゥマはゴパックを(くるみではドロッセルマイヤー、ねずみの王様など)踊っていたダンサーです。ダーシャと言えばマールイ一年生の時にいつも一緒にいたチーカの事が思い出されるのですが、チーカもマールイを去ってしまい、今はどうしているんでしょうね? 
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大阪あれこれ
2016/10/16(Sun)
先日の法村友井バレエ団のバヤデルカで初めてフェスティバルホールに行ったのですが、新しいホールは入り口からゴージャス感溢れ絨毯もふわふわでちょい感激(笑)。 客席階に向かうエスカレーターの長さにはびっくりでしたがどのくらいあるんだろう? 傾斜も緩いのよね。 ラウンジ&バーも真っ青な暗さのホワイエはもうちょっと明るいと目に優しかったように思いますが・・・。 
客席は木の床が靴しだいではちょっと滑りそうでしたが、やはり綺麗ですねー。 私はサブセンターだったので分かりませんがセンターブロックは座席表を見ると千鳥配置になっているので見やすいのかな? 

宿泊はホテルモントレ大阪(大阪駅から徒歩5分ほど)を取りました。 昔、神戸で泊まったモントレが落ち着いた雰囲気でパティオも素敵でヨーロッパのプチホテルみたいな感じでとても良かったので大阪も泊まってみたくて。 やはりこちらも落ち着いた雰囲気で、一つ一つのスペースも広くちょっと日常を離れられた感じ♪ 
 
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部屋はダークブラウン基調のヴィエンナトラディショナルスタイルという事ですっきりと。 シングルで予約したのですが、ホテルの都合か?ツインの広い部屋に変更されていました。  部屋は手前がバストイレで奥がベッドルームですが中ドアがあったので廊下での物音は聞こえず音の遮断率高しです。 ただ、JRの線路側だったので電車の音は聞こえましたが気にならない程度です。

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エレベーターの中も素敵でしょ♪
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レイトチェックアウトなるものもついていたので通常11時のチェックアウトが12時でOK。 これは今回とてもありがたく、10時の開店と同時に梅田阪急にお財布一つ(笑)で行けて、11時過ぎに部屋に戻って荷物の整理をして11時半にチェックアウトで大学時代の友人との12時のランチに余裕で間に合う。
梅田阪急にはお気に入りのGOKANという菓子店目当てで必ず行くのですが、先に1階でストールや小物など関西っぽいデザインのものはないかなーなんてふらふらしてから降りていったら、焼き菓子、お米のお菓子コーナーは長蛇の列でたまには違うものを買って帰ろうと思っていたけど即中止。 御使い物に買う人がとても多いんですよね。 という事でいつもどおり大好物のパイを。
「和栗ひと粒」栗のパイとサツマイモの「ほくほく芋」のパイはそれぞれ一つ195円。 栗のパイは栗と餡子の甘さが上手く絡み合っていて、さつまいもはしっとりとした食感がとても良くてどちらも本当に美味なんです。 今回は無花果のパイ(238円)も合わせてそれぞれ2個ずつを自宅用に。 

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(8日の昼くらいからiPhoneのカメラの調子が悪くて写真が上手く取れていなかったので、ランチの写真は友人のをもらったけど、すみません、これは拝借しちゃいました)

ランチは蒸し料理専門店musという文字通り蒸し料理を目玉にしているお店です。 大阪駅から北に徒歩10分。 私は荷物もあったし、なにしろ暑かった(29度予想でした・・・)ので御堂筋線で一駅中津まで行って徒歩3分の経路でした。 このお店、たまたまネットで見つけて面白そうで友人もOKだったので行ったのですが、お店の前に20人くらい人がいてびっくり。 11時開店のこのお店、友人が予約をしようと電話したらランチの予約は不可だったので、30分前に来てくれて順番を取ってくれていたのだけれど、それでも待ちで、入店したのは20分過ぎでした。 人気店なんですね・・・。 頼んだランチは旬野菜のせいろ蒸しで1200円。 
こんな感じのメニューでせいろにのった野菜はボリュームたっぷりでしたが、蒸し加減がちょっと硬すぎ。 野菜くささもけっこう残っているので塩だけでいただくには苦手な野菜があるとちょっとつらいかな? 

・山の芋を使った特製ミニとろろ
・おばんざい3品
・うずら卵
・お味噌汁
・お漬物
・ごはん(黒米と麦ごはんから選べるので麦ごはんにしてとろろをかけていただきました)

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あまり長居はできない雰囲気だったのでさっさと切り上げ近くのホテルでお茶をして3時半前には別れて4時過ぎの新幹線で東京に戻りました。
大阪駅でいつも会社用に買うお土産はやはりGOKANの「ええもんちぃ」  丹波黒大豆が3つ入ったマドレーヌでなかなか好評なんですよ♪  蓬莱の豚まん551も買って帰りたかったんだけど、凄い行列で新幹線に乗り遅れそうだったので止め。

久しぶりに会った友人とのおしゃべりはつきるはずもなく、時間切れだったのが残念でしたが、前日のシヴァの舞台に始まってとても楽しい二日間、十分リフレッシュできました!! 
またこういう機会があるといいなぁ。
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ミハイロスフキー劇場で「クリスマスキャロル」
2016/10/13(Thu)
ミハイロフスキー・バレエのイワン・ワシーリエフは先シーズンに自身振付の3作品をトリプルビルという形で劇場で上演していますが、今度は2幕作品の「クリスマス・キャロル」の振付に挑戦するのだそうです。 劇場のニュースはこちら
 
12月31日にエルミタージュ劇場でプレミアが予定されているこの作品は、チャールズ・ディケンズの原作に基づき、チャイコフスキーの音楽を使って制作されるとの事で、すでにリハーサルも始まり数枚の写真も劇場サイトに上がっています。 主人公のスクルージはワシーリエフが演じるとの事。 
キャストとして名前が出ているのはペレン、ザイツェフ、マラト、イグナツェワ、ザパスニコワ、クリギナ、クズネツォフですが、他にも多くのダンサーが出演するとの事です。 コシェレワとのリハーサル写真が載っているのでコシェレワもきっと重要な役で出演するんですね。 婚約者? アフィーシャのイラストでブルーのドレスを着ている女性はコシェレワにそっくりだし♪ 
で、ペレンは翌日の元旦にピーテルを発って日本にくるのですかね? 相変わらずタイトスケジュールだなぁ。 
作品自体や衣装・舞台装置にも興味がありますが、子どものためのアルバム / 四季 / 交響曲からどの曲、どのフレーズを選曲するのかがとても気になります。
そしてこの作品の教師としてシヴァコフの名前が記載されていますが、教えるだけじゃなくて公演で踊ってくれればいいけどなぁ。 ほんと、まだまだもったいないですよ!!

まーともかく、マールイにはまだまだ日本に持って来て見せてもらいたい作品がたくさんあるので、何とか光藍社さんに頑張っていただきたいところです。
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法村友井バレエ団「バヤデルカ」 10月7日
2016/10/11(Tue)
レニングラード国立バレエが毎年2ヶ月近い冬公演を行っていた時代、バレエ団としては何度も「バヤデルカ」を上演したのに、シヴァコフがソロルにキャストされた事は一度もありませんでした。 ほとんどがルジマトフでコルプが2度ほどだったと思います。 光藍社さんのアンケートには何度も何度もリクエストしたのですけどね・・・。  なので、バレエ団自体の公演があるのかないのかというような状況になってしまい、もうシヴァのソロル全幕なんて見られないだろうと諦めて久しかったこの夏に法村友井バレエの「バヤデルカ」に客演と聞いた時の嬉しさと言ったら!! Dream comes trueです♪
シヴァコフ自身もプログラムに「今回は私にとって特別な興奮する来日なのです。 と申しますのは私は日本で数多くのバレエ作品を踊りましたがバヤデルカは初めてとなるからです」とメッセージを寄せているように、待ちに待った日本でのソロルだったのだと思います。 シヴァの好きな役ですものね!


以下大阪から戻り、時間を見つけながら継ぎ足し継ぎ足し少しずつ書いた感想です。 書きなぐりで纏まりがなく恐縮ですが、この先あまりまとまった時間が取れないのでアップしてしまいます(最近はいつもこんなですけど・・・)。 週末あたりに思い出した事があれば付け加えたり文章を直したりするかもしれません。


昨年夏の来日でチェックしているとは言えシヴァも体型の変わってくるお年頃(笑)、劇場では教師としての活動が主になってきているだけにちょっと心配していましたが、ほぼ問題なしのすっきり体型に一安心♪ 
衣装はシヴァがマールイでソロルを踊っていた時の衣装なのかな?  良く似合っていたけれどやはり鬼門の被り物・・・のターバンが・・・、大きすぎやしませんかね? 
出の寺院前でのシーン、シヴァのムーブメントが柔らかく美しいなと思いました。 特にアームスの動きが綺麗でした。 ニキヤを想うときめいたような優しい顔とマグダベアに向けるきっとした表情、どちらも「あ、シヴァだ!」でした。 ニキヤとのパ・ド・ドゥでもサポートをしっかりしながら自身のラインも気を配られた綺麗なものだったと。 
しかし、2人のパ・ド・ドゥをカーテン全開でかなり長い時間大僧正が見ているんですよね・・・。 そういえばマグダベアがニキヤに伝えたソロルからの伝言を内容までしっかり聞いてしまっているようだったなぁ。

ニキヤの法村珠里さんは初見ですが、モスクワ・バレエ・アカデミーに2年間ほど留学した後プロのダンサーとしてバレエ団で数々の主役を踊り、受賞暦も多く、近いところでは2015年に文化庁芸術祭優秀賞を受賞しているバレリーナです。
比較的小柄なためシヴァコフとの身長差はかなりありますが、技術がしっかりしているダンサーなのでシヴァもサポートでそれほど大変なようには見えませんでした。 1幕の神殿前のソロで微笑を浮かべて踊るニキヤはあまり見た事がありませんが、大僧正の告白に対してはやや嫌悪を持ってきっぱりと。
終始踊りはとても安定していたので物語を安心して見ていられました。

さて、再びシヴァ。 1幕2場のラジャの屋敷あたりからは俺様ソロルぶりがヒートアップ(笑)。 ラジャからガムザッティを妻にするようにと言い渡される時に腕組みをして偉そうに話を聞いていたソロルは初めて見たかも(笑)。 自分にはニキヤが・・とうろたえて、それでもガムザッティの美しさに驚き・・・というところはなんというかちょっと段取りくさくて、このあたりになってくるとやはりマールイのバレリーナ相手にもっと自然な演技をするだろうしヴァを見たかったなと思わなくもなかったです。
ニキヤが屋敷にやって来てガムザッティへの祝福の踊りを踊っている間は、迷う心のままというか動揺を隠せず、すみの方へ隠れてみたりニキヤを見ていたりと落ち着きがありませんでしたが、その時も腕組みをしていたような・・・。 でも不安な時につい肘に手をやってしまう事ってあるなぁ、自分も。

大僧正がやって来て人払いをし、ソロルとニキヤの関係をラジャに密告するシーン。 ガムザッティとアイヤがすぐに戻って来て思いっきりそばで聞いていたのがなんとなく違和感だったのですが、どこの席からも見えて、話の展開が分かり易いっちゃぁ分かり易いですね。 


2幕の婚約式、ラジャ、ガムザッティがそれぞれ輿に乗って登場した後にソロルが象に乗って登場。 またまた腕組みして大きくて立派な象さんの上から挨拶をするソロルのえっらそうな事!(笑) 

ガムザッティの今井沙耶さんは2015年の全日本バレエコンクール女性シニアの部で1位を取った若手で期待のホープとの事。 彼女も小柄で珠里さんよりもさらに華奢ですかね。 何不自由なく育った気位の高い小娘(ご本人が若いだけにね)といった感じかな?
2幕の婚約式での踊りはシヴァと組むと若干シヴァに頼りすぎな面も見えましたが、イタリアンフェッテやフェッテ・アン・トゥールナンなども綺麗に回っていたソロは良かったです。

シヴァのヴァリ。 体の軸が安定していてブレがなく音楽もよく捉えた良い踊りでした。 ジャンプの高さやダイナミックさは以前と比べればなくなりましたが、その分丁寧でラインが綺麗になった気がします。 マネージュはスピードがあ って爽快でした。

2幕の最初のうちはガムザッティとの結婚は避けられぬ運命と、ニキヤの事は忘れたかのようでしたが、ふいに舞姫のポーズを取るソロルの気持ちはやはり揺れ動いているのでしょう。 そんなソロルに不安げな今井さんのガムザッティ。 

続くニキヤの踊り。 彼女を直視することができず暗い顔で視線を落とすソロル。 ラジャ、ガムザッティ、ソロルが並ぶ天幕の下は気まずい空気が流れそれぞれが神経を尖らせている様子。 不安と嫉妬とプライドがぐちゃぐちゃになっているガムザッティがソロルに何度も視線を送るのは常套ですが、ラジャもソロルの心の内を探るように頻繁に様子を伺っていました。 ソロルが煮え切らない暗い表情でガムザッティの手に口付けするのを見たラジャが立ち上がりアイヤに花籠を持ってくるように言いつけたその瞬間、ひょっとしてラジャは、ニキヤを始末すると大僧正には言ったものの、もしソロルがニキヤの事などもう眼中になく自分の娘に夢中になっていたのなら、愛娘の婚約祝いのめでたい日にわざわざたかが舞姫なんぞを殺してケチを付けなくてもいいと思っていたのではないか?と今まで思った事もない事が頭によぎりました。 それってソロルの優柔不断こそがニキヤを死に追いやった、まさにその決定的瞬間だったという事??
花籠をもらって嬉しそうに踊るニキヤを落ち着いて見ていられないソロルは支柱を掴み立ち上がる。 シヴァからは目が離せなかったのでニキヤの踊りは最初からあまり見られず・・・。
蛇に噛まれガムザッティを責めるニキヤを無視するように早々にガムザッティを連れて退席するラジャ。 ほんと、早かったですね。 ソロルは一人取り残され、大僧正から受け取った解毒薬を手に自分を見つめるニキヤの視線を自分にはもう何もできないと悲痛な面持ちで受け止めるしかない。 絶望したニキヤは解毒剤を捨て息絶える。 彼女に駆け寄り抱きしめながら嘆くソロル。


ニキヤの死にショックを隠せず動揺しながら部屋に戻って来たソロルにマグダベアが水タバコを勧める。 ここまでみっちりたっぷりだった法村版バヤデルカですが、ソロルを慰めるマグダベヤの踊りだけはありませんでした。 どんな蛇ダンスかけっこう期待していただけに残念(笑)。

影のコール・ドは24人で2段のスロープを降りてきますが、音楽のテンポが少し遅い。 この3幕2場の幻影の場は終始音楽が遅めだったのですが、特に精霊たちのシーンは四分音符がみな付点四分音符的長さというか・・・、ちょっと間延びした感じで静謐な世界に漂う独特の緊迫感のようなものがあまり感じられなかったのが残念でした。 編曲もマールイなどで耳に馴染んでいるバージョンとは少し違うものなので、おや?あれ?とかちょっぴり違和感。 もちろんあくまでも個人的な好みの問題ですが、音の記憶ってけっこうやっかいですね。 そんなゆぅ~っくりな音楽でもダンサーたちはしっかりとアラベスクパンシェでスロープを下って来ました。 地上に降りてきてから少しグラグラしている人もいましたが、全体的には揃っていて綺麗だったと思います。 
影のトリオもみな充実した踊りで良かったです。

ニキヤとソロルの踊りは、流石に何度もペアを組んで踊っているダンサー同士ではないので美しく切ない2人の愛の世界というわけにはいきませんでしたが、破綻なく、2人とも丁寧に踊っていました。 
シヴァはヴェールを含めサポートは万全で、ヴァリでは着地のしっかりしたトゥールザンレールを入れながらのマネージュが素晴らしかったです。 いい具合に力が抜けていて綺麗だったな。 

王国の崩壊
この日の公演にはバレエ団の演出にはない元マールイの懐かしいユーリ・ペトゥホフさんが振付けた王国の崩壊が付け加えられています。 どんな感じなのかとても興味があったのですが、ほぼボヤルチコフ版と同じでした。 というか、プログラムにはこのフィナーレはボヤルチコフ氏の依頼で以前振付けたものですとあるのですが・・・。
結婚式が始まるといつしかソロルにしか見えないニキヤの亡霊が現れ、ソロルの心は自分にはないと気づいているガムザッティをさらに不安にさせる。 ニキヤの訴えでソロルはラジャとガムザッティがニキヤを殺した事を知るけれど時すでに遅しで大僧正に結婚の誓いをさせられる。 聖なる火への誓いを破った2人の結婚が神の怒りに触れ神殿は崩壊し人々は死に王国は滅ぶ。 一人生き残った大僧正がたなびくニキヤの白いヴェールの後を追い幕。 このラストを見ながらマールイのいろいろな大僧正が浮かんできちゃいました。 けっこう好きだったのですよね、このエンディング。


全3幕休憩2回、18時半に始まった舞台が終わったのは21時40分。 法村友井バレエ団のバヤデルカはストーリーが丁寧に紡がれ、婚約式でのディベルティスマン(ソリストたちの出来栄えも良く見応えのあるパフォーマンス)等、踊りも多く内容豊か。 ダンサーすべてが一丸となった渾身の舞台で、最愛のマールイ旧版に近いバージョンという事もあり心から楽しむ事ができました。
そしてバレエ団には何よりもシヴァコフをゲストで呼んでくれた事を感謝したいと思います。




ニキヤ:法村珠里
ソロル:ミハイル・シヴァコフ
ガムザッティ:今井沙耶
ラジャ:法村圭緒
高僧:井口雅之
マグダベア:奥田慎也
親衛隊隊長:大野晃弘
アイヤ:大力小百合
黄金の神像:豊永太優
マヌー:堤本麻起子
太鼓の踊り:坂田麻由美、岡田兼宣、市田繕章 
影のトリオ:河野裕衣、神木遥、中尾早織

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明日はシヴァのソロル!
2016/10/06(Thu)
明日は大阪のフェスティバルホールで上演される法村友井バレエ団の「バヤデルカ」を見に行きます。
念願の、ほんっとーに念願のシヴァのソロルが見られます。 振付のペトゥホフさんと共に無事来日したようで一安心。 体型も保っているようで良かった! ペトゥホフ版の神殿の崩壊、ソロルがどんな結末を迎えるのかもとても楽しみな今回のバヤデルカです。

バヤデルカのリハーサルの様子等はバレエ団のFacebookで見られます。
ニキヤとガムザッティの法村樹里さんと今井沙耶さんは2人は9月の始めにペテルブルグに赴きシヴァコフとのリハーサルをされています。 レッスン場所はワガノワかしら? クナコワさんのレッスンも受けたのですねー。
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昭和記念公園 チューリップ 2016 Others
2016/10/05(Wed)
ハッピージェネレーション  白地に赤がのくっきりとした色のコントラストが目を惹いたハッピージェネレーションは今年自分でも植えたカーニバル・で・リオとよく似ています
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ホワイトフラッグ 黒い茎が珍しく、花びらがちょっとモコッとしていて可愛らしい品種
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チャイナタウン  葉は白の縁取りがあり花びらの外弁には緑が入り、ピンク、緑、白のコントラストが美しい
球根を見つけたら自分でも植えて楽しみたい
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ポーランドシック
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サニープリンス & アッティラグラフティ
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ピンクサプライズ
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ポーランドビュティー  ピンクにアプリコットが入ったちょっと珍しく上品な色合い
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今回の昭和記念公園チューリップはこれにてお仕舞いです♪
もう少し涼しくなったら、今年もチューリップの球根を植えつけようと思います。
今年も富山産とオランダ産のもので約100球ほど予約済み、あとは店頭で気にいる物があれば少し買い足そうかなと。

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マールイ 10月2日のスペシャル「チッポリーノ」 写真&動画
2016/10/04(Tue)
10月2日の夜に上演されたマールイの超豪華版、オール・スター「チッポリーノ」、写真が劇場サイトに上がっています。 こちら
マグノリアのペレンとさくらんぼ伯爵のレベデフだけはおすましモードですが、他のキャラクターたちの弾けっぷりが凄い!! 写真だけでこれだけ伝わってくるのだから、実際に劇場で見たらどれだけ楽しかったのだろうと思わずには、というか、悔しがらずにはいられない舞台です。

      チッポリーノ:レオニード・サラファーノフ
      ラディショーシュカ:アンナ・クリギナ&アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
      マグノリア:イリーナ・ペレン
      さくらんぼ伯爵:ヴィクトル・レベデフ
      レモン王子:デニス・マトヴィエンコ
      トマト警察署長:イワン・ワシーリエフ


また、↓ではフィナーレの様子が見られます。 トマト警察署長のワシーリエフは、コロコロぶりからマリオみたいに見えますけど、心底なりきって楽しんでますね。 デニスもサラファーノフもノリノリ!! 

こちら
https://www.youtube.com/watch?v=Hngvu8G4rsg
こちら
https://www.youtube.com/watch?v=u6x8c_xGiHE

最後にダンサーたちが上手手前に集まって、2階のボックス席で観賞していた女性に挨拶していますが、横顔がちらっとしか見えない金髪の女性は誰? この特別公演に関係のある人物なのですよねぇ?

そして劇場のインスタグラムでも別の写真や動画が見られます。 デニスとサラファーノフはお子さんと一緒です。 オマールがワシーリエフにトマトを伝授してあげたんですねー。 デニスのプリンスレモンのリハにはマラトが同席しています。 

https://www.instagram.com/mikhailovskytheatre/

また、デニスのインタビューがこちらです。 デニスにとってはサラファーノフもワシーリエフも気の知れたダンス仲間なので、リハーサルもお互いもーれつにアイデアを出し合って大変盛り上がった充実した時間だったみたいですね。
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昭和記念公園 チューリップ 2016 Pink & Red
2016/10/02(Sun)
今日は一番好きなピンクと赤のチューリップです。
ピンクのチューリップでこれ!自分でも球根から育ててみたい!!と思う品種がなかったのがちょっと残念だったと言えば残念だったのですが、見頃の花が多くとても綺麗でした。

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ニューデザイン 遠めで見ると花びらにくっきり白い縁取りがあるようでとても目立ちます
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八重咲きのファンタジーレディ
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白に赤紫の縁取りのデルピエロ 小ぶりで丸い花形が可愛らしいです
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ダブルプライス 紫がかったボリューミーな八重咲き
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アップピンク
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プリティウーマン 今年は植えなかったけど去年は自分でも育てた品種です
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昭和記念公園 チューリップ 2016 ビタミンカラー
2016/10/01(Sat)
なんで今頃?ではありますが、昭和記念公園のチューリップです♪
花としては季節はずれには違いありませんが、いやしかし、巷に球根が出回る時期なんですよねぇぇ。 半年後の参考のため(笑)アップする事に致しました。
チューリップを見に行ったのは4月16日(土)。 タイミング的には悪くなく、十分楽しみましたが、植えられている品種にすっごく気に入ったり、これ面白~いとかメチャ綺麗というような新たな感動があまりなかったのがちょっと残念でした。 単に好みのものが少なかったという事なんだろうな! 

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鮮やかな黄色のストロングゴールド
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イエローポンポネット
蕾やちょっと開花した時のふんわり丸い形が可愛らしくて目を惹きます
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黄色と赤の2色咲きのシルクサプライズ  今回初めて見たような気がします
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こちらは黄色とチョコレート色のガボタ
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背は低いんだけど葉っぱに黄色の縁が入ったギャラントはけっこう目立ちます
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とってもオーソドックスなチューリップのヤンファネス
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一本だけ紛れ込んだ赤いチューリップが小さな風船みたいに見える?(笑)
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ビューティ オブ アペルドーン
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オレンジクィーン
ビューティ オブ アペルドーンと極めて似ている品種ですが、オレンジの割合が多めです
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オレンジニンジャ  何でこの名前なのか調べたのですが、わからなくて残念 ピンクも混ざっているような色合いなので少しずつ色が変化するのだろうか?
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