タジンでポトフ
2016/08/28(Sun)
しばらく使っていなかったタジンが最近また活躍しています♪
野菜がちょっと不足しているなーと感じる時、サラダではなくてタジンでポトフを作っています。 弱火で少し時間をかけて蒸すことによって野菜が美味しくなって量もたくさん食べられるんですよね。 体を冷やさないのもいいし。 

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写真の具材は人参、じゃがいも、玉ねぎ、パプリカ、ピーマン、かぼちゃ & あらびきウィンナ。 ウィンナを入れるとその脂分で味に少しだけコクがでるような気がしますが、味付けはコンソメ、塩、胡椒で適当に。 ただ野菜そのものの味に左右されるので、人参、じゃがいも、かぼちゃはなるべく質のいい物を使うようにしています。 ほくほくのじゃがいもとかぼちゃの美味しさったら、ホント、たまりませんよ~~。 ブロッコリー、カリフラワー、マッシュルームも美味しいです♪
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バレエの巨匠たち Cプログラム 8月6日
2016/08/24(Wed)
もう3週間近く経ってしまいましたが・・・、巨匠公演最終日のCプロは休憩無しのぶっ通し110分プログラムです。 映画なんかだとそれ以上の時間を座りっぱなしなわけだからどうって事ないはずなんですが、なんとなく始まる前は緊張しますね、途中緊急事態が起きないようにと(笑)。


「ウィスパー」
音楽:フレデリック・ショパン
振付:エドワード・クルグ
デニス・マトヴィエンコ、アナスタシア・マトヴィエンコ 


Bプロ最後の飛ばしぶりに体大丈夫かな?と心配したデニスが中二日、元気に登場で良かった♪ 


「眠りの森の美女」よりグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ
カテリーナ・チュピナ、ミキタ・スホルコフ 


チュピナは1998年生まれ。 今年バレエ学校を卒業して入団したばかりのまだ少女の面影残るバレリーナでオーロラ役にはぴったり。 期待の新星のようですが、アダージョでは音楽よりも先に動いて自分のテンポで踊っているところがあり、やはり相当緊張していたのかなと。 まぁ、周りが巨匠だの大ベテランだのですから無理ないですね。 小柄で可愛い子なのでハイライト公演で踊っている「くるみ割り人形」の方を見たかった気がします。 冬は来てくれるかな?
スホルコフもそんなチュピナ相手にサポートで苦戦していましたが、もうちょっと踊りに伸びやかさがあるといいと思います。


「Escape ~終わりなき旅~」
音楽:ゾーイ・キーティング
振付:コンスタンティン・ケイヘル
ファルフ・ルジマトフ、デニス・マトヴィエンコ
  

ラストで上手から強烈なライトが当たるシーンの前、ルジが上手に一度捌けたのが見えたのですが、戻って来たルジは黒のサングラスをかけてました。 あのシーン、相当眩しくて目が辛いんでしょうね。


「Blind Affair」
音楽:マックス・リヒター
振付:イワン・ワシリエフ 
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ
 

今シーズン劇場でもプレミア公演を行ったワシーリエフ振付の作品。 この作品のテーマの根底にあるのは、人間とインターネットやモバイル機器などの関係性の推移という事で、作品の終盤におかれたこのPDDはテクノロジーが発達した環境の中で人間の愛の力、人間の感情の揺ぎ無い価値が表現されているそうです。 劇場では今シーズンはペレンとワシーリエフで踊っていましたが、来シーズンのマラトのデビューをワシーリエフが約束してくれたそうです。 2人ともグレーの衣装に黒い目隠しで全体的に暗めなトーン。 このアダージョを見る限りは目を見張るような斬新な振付はなく、目新しい感じもしませんでした。 長身のマラトのリフトゆえに2人の作り出すムーヴメントは美しく見ごたえのあるものでしたが、ペレンとさほど身長が違わないワシーリエフだとかなり印象が違ってくるのでは。 目隠しで視界が暗くクリアではないとは思いますが、そんな事は全く感じさせないほど2人の動きは自然で滑らかで、絶対的な信頼関係で結ばれているとはいえ、凄いなーというパフォーマンスでした。 


「カルメン」
音楽:ジョルジュ・ビゼー、ロディオン・シチェドリン
振付:セルゲイ・シュヴィドキ
エレーナ・フィリピエワ、ドミトロ・チェボタル


背中が腰の位置くらいまでぱっくり大きくあいた黒いホルターネックのドレス姿のフィリピエワ。 Aプロのシェヘラザードを見た時に以前より体が絞れているように感じたけれど、筋肉が無駄なく綺麗についているんですね。 キレの良いダンスのフィリピエワはとってもクールで、キッと見据える瞳の目力も凄い。 ぱっと開かれた5本の指の妖しく力強い動きも印象的。 
裸の上半身に黒のロングスカートのような衣装のチェボタルは怪我でA,Bプロを降板したけれどもがこの演目は予定通り出演。 影のように寄り添うパートナーでフィリピエワとの息もよく合っていた。


「タンゴ」より
音楽:ミシェル・ポルタル
振付:エドワード・クルグ
デニス・マトヴィエンコ、アナスタシア・マトヴィエンコ  


こういうガラ公演でちょっと一息つかせてくれるというか、こちらもリラックスしながら見られる演目。 アナスタシアはこの作品が一番いいな。 


「牧神の午後」(「ニジンスキーの肖像」より)
音楽:クロード・ドビュッシー
振付:ヴァーツラフ・ニジンスキー
改訂振付・演出:ファルフ・ルジマトフ
ファルフ・ルジマトフ、カテリーナ・カザチェンコ
 

おそらくもう10年くらい?前のルジの公演でマハリナと踊ったのを見て以来だと思います。 ルジの腕や足の動きにオリジナルの牧神の特徴的な動きが見られるけれど、半獣半身の牧神ではなく衣装は白いシャツに黒いスーツ。 そして黒いロングドレスのスタイル抜群のカザチェンコは座っているだけの前半から上品にセクシーで妙に存在感がある。 立って並ぶとそれほど身長が変わらない二人ですが、終盤にルジがカザチェンコを頭上にリフトしたのには驚きました。 ルジも凄いけどリフトされるカザチェンコも上手いんだろうなぁ。 彼女短い期間ですがエイフマンで踊っていた事もあるのですよね。 そんな大技(笑)が入ってもとてもスタイリッシュでアダルトな作品でした。


「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」より
音楽:トム・ウィレムス
振付:ウィリアム・フォーサイス
カテリーナ・マルコフスカヤ、マクシム・チャシェグロフ
  

この音楽がけっこう好きで、自由に体を動かしてみたくなるし、もし自分がダンサーだったら絶対に踊ってみたいと思う作品。 バレエ的な流れにフェイントのようなオフバランスの踊りもけっこう好きです。 2人とも体がよく動いていて良かったです。  


「アイス・メイデン(氷の姫)」より
音楽:エドヴァルド・グリーグ
振付:フョードル・ロプホフ
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ
 

アンデルセンの童話をもとにロプホフが振付け1927年に初演された3幕バレエの1幕のアダージョ。 若者アサークが氷の乙女と出会いその美しさに魅せられるシーンだそうです。 
登場してすぐにマラトの肩の上でアラベスクのポーズをとるペレン。 この2人に振付られたわけではないし(彼ら用に少しアレンジしているのかなぁ?)、こういうアクロバティックな振付を相当な昔からダンサーたちが踊りこなしていたというのに驚きました。 フィギュアスケートのデススパイラルっぽいのもありましたよね? どんなスリリングな振付でも安心して見ていられるのもこのペアならではですね。 でもペレンの美しいクラシックラインも見たいんだけどなぁー。


「瀕死の白鳥」
音楽:カミーユ・サン=サーンス
振付:ミハイル・フォーキン
エレーナ・フィリピエワ  


先日見たアナニアシヴィリほどではなく、ほど良く波打たれた腕の動きは美しい。 生きる事に思いを残しながらも最後は死を悟って受け入れて静かに眠りにつくような白鳥でした。


「トゥオネラの白鳥(Black Swan)」
音楽:シャン・シベリウス
振付:マリヤ・ヴォルシャコワ
ファルフ・ルジマトフ
 

音楽のせいもあってかなり気に入った作品。 クラシックを踊っている時よりも、むしろこういう作品を踊っている時に彼の体の動きのしなやかさやラインの美しさを感じます。 


「海賊」よりパ・ド・ドゥ
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ、ワフタング・チャブキアーニ
アリ:デニス・マトヴィエンコ
メドーラ:アナスタシア・マトヴィエンコ
 

デニスは自身の記念ガラの最終日最終演目とあっていっそうテンション高いような。 動きのすべて、気持ちのすべてが120%くらいのパッションに溢れていたように思います。 マネージュ、ピルエット、540と繰り出すパフォーマンスのレベルも高く、まだまだこれからも多くの舞台でそのパフォーマーぶりを味わう事ができるのだろうなと思わせてくれました。 アナスタシアも(この人、あまり表情がないのでわかりにくいけれど)気持ちが乗っていたようで、32回転も手拍子に押されるように速いテンポのままエネルギッシュに回りきってとても良かったです。  



プログラム自体は予定されていた110分よりも20分近く早く終わってしまいましたが、その分フィナーレがさらに充実♪ ダンサーたちも皆笑顔で楽しそうでしたね~。  何度も何度も繰り返されたカーテンコールの後に鳴り止まない拍手に応えたデニスがグランド・ピルエットを披露し、その後御大ルジマトフもグランド・ピルエット。 客席の盛り上がりも最高潮に達したところでようやく幕となりました。 当初思っていたより中身が濃く質の高い公演で、3日間すべて見に行って良かったなと思います。 
また、来年1月のキエフ公演の詳細も発表になり、フィリピエワだけでなくカザチェンコも来日予定で、今度は白鳥に主演するのでとても楽しみになりました。 ペレンとマラトはいくつかのイベントのために来年1月にもまた来日するそうですが、デニスは今度いつ来てくれるのだろう? 芸術監督となったノヴォシビルスクとマールイのダンサーでこのようなガラ公演を来年の夏に企画してくれないかなぁぁぁ、光藍社さん!!  
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2017年1月 キエフ・バレエの公演詳細発表
2016/08/17(Wed)
来年1月のキエフ・バレエの公演内容が発表になり、メール会員先行販売も始まりました。 こちら
フィリピエワもカザチェンコもニェダクも来てくれます♪  カザチェンコの白鳥が見られるのもとっても嬉しい。 でも久しぶりに見られるかなと期待していたゴリッツァの名前がないのは残念!
そしてサラファーノフがゲストですが、彼は2002年まではキエフのダンサーだったのですよね。 未定となっているダンサーが誰なのか気になりますが・・・。 今年の雪辱戦というわけにはいかないですものね。

1月03日(火)13:00 東京国際フォーラムA 新春特別バレエ
  第1部「パキータ」より 未定、レオニード・サラファーノフ
  第2部「白鳥の湖」より第1幕第2場 カテリーナ・カザチェンコ、デニス・ニェダク
  第3部「眠りの森の美女」より第3幕 エレーナ・フィリピエワ、ミキタ・スホルコフ
1月04日(水)15:00 東京文化会館 白鳥の湖
  エレーナ・フィリピエワ、デニス・ニェダク
1月05日(木)18:30 東京文化会館 眠りの森の美女
  未定、レオニード・サラファーノフ
1月06日(金)18:30 東京文化会館 バヤデルカ
  エレーナ・フィリピエワ、デニス・ニェダク
1月07日(土)14:00 東京文化会館 バヤデルカ
  未定、レオニード・サラファーノフ
1月08日(日)14:00 東京国際フォーラムA 白鳥の湖
  カテリーナ・カザチェンコ、デニス・ニェダク
1月09日(月・祝)14:00 東京国際フォーラムA 白鳥の湖
  エレーナ・フィリピエワ、ミキタ・スホルコフ
1月13日(金)18:30 東京国際フォーラムA 眠りの森の美女
  エレーナ・フィリピエワ、デニス・ニェダク
1月14日(土)15:00 神奈川県民ホール 白鳥の湖
  オレシア・シャイターノワ、ミキタ・スホルコフ
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バレエの巨匠たち Bプログラム 8月3日
2016/08/15(Mon)
Bプロは、マトヴィエンコ夫妻の3演目がAプロと違うだけで他の出演者は前日のAプロと同じ演目の上演です。 2日はわりと空席が目立っていたので、エトワールガラの初日を迎える3日はどうなんだろう?と少し心配でしたが、逆に客入りはこの日の方が良かったです。 8割近くは埋まっていたのではないでしょうか。


<第1部>

「ジゼル」第2幕より
音楽:アドルフ・アダン
振付:ジャン・コラーリ、マリウフ・プティパ
アルブレヒト:デニス・マトヴィエンコ
ジゼル:アナスタシア・マトヴィエンコ

ヒラリオン:ミキタ・スホルコフ
ミルタ:カテリーナ・カザチェンコ
ドゥ・ウィリ:ナタリア・パテンコ、マルガリータ・アリヤナフ 

ウィリたちを従えたミルタが墓からジゼルを呼び出しすシーンから。 
アナスタシアのジゼル、復活の回転は軸もぶれず速度も十分でした。 彼女の回転系は安定していますよね。 踊りは最後まで破綻なく悪くはありませんでしたが、表現がわりと淡白なんですよね。 
一方愛する人を失った悲しみからか、死なせてしまった自責の念からか、憔悴しきってお墓に花を手向けにやって来たアルブレヒトのデニス。 幕を通してデニスがけっこう細やかな演技をしていたのでジゼルにももう少し応えて欲しかったなぁと。 デニスは踊りも最初から熱が入っていて、短い時間の中で観客にいろいろ見せよう届けようとしているのがよく分かりました。 ミルタに踊らされるところなどはもう本当に息も絶え絶えで・・・。 最後まで迫真のパフォーマンスでした。 
個人的に今回のジゼルで一番楽しみだったのはカザチェンコのミルタ。 相変わらず抜群のスタイルでウィリの女王の貫禄十分な佇まい。 アルブレヒトやヒラリオンの必死の命乞いをすぅっと無視するときの淡々とした冷たさもいい。 腕の動きも綺麗でした。 ヒラリオンのスホルコフは通常のヒラリオンの踊りに回転などのアレンジを加えてずい分と濃い内容の踊りでした。 コール・ドは今回のキエフの公演にはジゼルが入っていないせいか、まぁちょっとバラバラしてましたかね・・・。

 
<第2部>

「タンゴ」より
音楽:ミシェル・ポルタル
振付:エドワード・クルグ
デニス・マトヴィエンコ、アナスタシア・マトヴィエンコ 


Aプロの「ウィスパー」同様、クルグの作品。 ルーマニア生まれのクルグは2003年にそれまで自身がプリンシパルとして活躍していたスロベニア国立マリボール歌劇場バレエ団の芸術監督に就任し、デニスは「現代社会を意識している」と彼の作品を高く評価しているそうです。 夫妻がよく踊っている「レディオ&ジュリエット」もクルグの作品ですね。
この作品は男女の愛憎を描いたものとの事ですが、憎というほどまだ深刻ではなさそう。 テーブルをはさんで向かい合う男と女。 黙ったまま怒りを全身で表す女に、ひたすら言い訳をしているちゃらい男。 男が女かお金の問題でも起こしたのか・・・という感じでしたが、怒ったままでもきっちりステップを合わせてタンゴを踊るというのが面白かった。 最後に怒り冷めやらずという顔でスタスタスタスタ舞台を横切るアナスタシアが可愛かったです。 2人が上手と下手に別れて消えて行き、男だけが未練がましく振り返る。


「シェヘラザード」よりアダージョ
音楽:N.リムスキー=コルサコフ
振付:ミハイル・フォーキン
ファルフ・ルジマトフ、エレーナ・フィリピエワ


「ゴパック」
音楽:V.ソロヴィヨフ=セドイ
振付:ロスチスラフ・ザハロフ
ヴィタリー・ネトルネンコ  


「スパルタクス」よりパ・ド・ドゥ
音楽:アラム・ハチャトリアン
振付:ゲオルギー・コフトゥン
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ


「Escape ~終わりなき旅~」
音楽:ゾーイ・キーティング
振付:コンスタンティン・ケイヘル
ファルフ・ルジマトフ、デニス・マトヴィエンコ 


「赤と黒」よりパ・ド・ドゥ
音楽:エクトル・ベルリオーズ
振付:ウヴェ・ショルツ
カテリーナ・マルコフスカヤ、マクシム・チャシェグロフ 


「ボヴァリー夫人」より
音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
振付:マイケル・シャノン  
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ


「トゥオネラの白鳥(Black Swan)」
音楽:シャン・シベリウス
振付:マリヤ・ヴォルシャコワ
ファルフ・ルジマトフ


「海賊」よりパ・ド・ドゥ
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ、ワフタング・チャブキアーニ
アリ:デニス・マトヴィエンコ
メドーラ:アナスタシア・マトヴィエンコ 


メドーラのヴァリはガムザッティのヴァリだったかと。 すべてシングルのグランフェッテは安定していてスピードもありました。 
デニスは、ジャンプは思い切り良く、最後に少し腰を落とすピルエットは回転数も多く、マネージュは形も綺麗でスピードもありと、ともかくAプロのドンキ以上の大サービスです。 そしてまだまだ若い者には負けないぞとばかりに見せてくれた気迫のこもった540の連発に会場は大いに盛り上がりました。 素晴らしかったです。


初日と同じ演目を踊った他のダンサーたちも皆素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。 初見だったり、以前一度見たけれどあまり覚えていなかった演目は、昨日は目の前での展開を追いかけ分かろうとするのに必死な部分もあったのですが、2度目となると落ち着いて見られます。 それぞれの作品で、ダンサーたちが感性豊かに踊りで伝えていたり、キャラクターの心情を細やかな演技で表現していたりというのを改めて感じました。 正直、初日は少し冗長に感じた「赤と黒」と「ボヴァリー夫人」もこの日はそのように感じる事なく作品世界を楽しめたし。 全く異なる個と個がぶつかるデニスとルジの「Escape ~終わりなき旅~」は、観客の前で本番を向かえて初めて命が吹き込まれた作品はこうやって上演を重ねながら少しずつ自由にその姿を変えていくんだなぁと思ったというか・・・。 とは言っても振付家が表現しようとしている事が何なのかはわかりませんが、こういう作品の場合、自分にとっては音楽が好みか否かという事で受け入れ度合が違うんですよね。 キーティングのこの曲はメロディーもアレンジもけっこう聞き易い。 非常に気に入っているトゥオネラの白鳥を使ったルジのこの作品もとても興味深いので、振付家自身の解説を聞いてみたいなぁ。 だって黒鳥だしね(笑)!  


フィナーレでのダンサーたちは前日よりもいっそうリラックス&楽しそうで、客席との一体感もアップ。 カーテンコールもかなり長く繰り返され、さすがにお仕舞いかと思ったその後に、みんなが手を繋いで出てきてくれた時には(この雰囲気にちょいと合わないルジはいませんでしたが)、会場も大歓声に包まれました。 
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バレエの巨匠たち Aプログラム 8月2日
2016/08/11(Thu)
もう少し時間が経ってしまいましたが(っていつもの事ですが)、デニス・マトヴィエンコのダンサーデビュー20周年記念ガラ、「バレエの巨匠たち」に3日間すべて行って来ました。 コンテ中心のプログラムでしたが、A,Bプログラムは第1部で充分な時間を割いてクラシック作品の一部を上演、第2部のラストをクラシックのグラン・パ・ド・ドゥで〆てくれたので、コンテがそれほど好きではない自分にとってもバランス的にはほど良かったです。


<第1部>

「白鳥の湖」第1幕2場より
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
振付:マリウフ・プティパ
ジークフリート:デニス・マトヴィエンコ
オデット:アナスタシア・マトヴィエンコ

ロットバルト:ミキタ・スホルコフ
小さい白鳥:カテリーナ・ディデンコ、アナスタシア・寺田
        マリア・ドブリャコワ、イーナ・チョルナ

デニスは昨年マールイの正月公演で組み慣れない大柄なボルチェンコ相手にジークフリートを踊った時よりは愛妻がパートナーとあって全然調子が良さそう。 湖畔のシーンだとサポートだけかと思いましたが、このガラ仕様の王子のメランコリックなソロで丁寧な踊りを堪能。  一方アナスタシアは美人でプロポーションも良く、アラベスクなどの静止のポーズは綺麗だったのですが、ポール・ド・ブラや足の運びに繊細さがなく時に乱暴で、彼女の踊りからは情感があまり感じられず、期待したようなしっとりと大人なジークフリートとオデットの恋物語ではなくて残念。 王子の視線は熱かったんだけどなぁぁぁ。  
ロットバルトのスホルコフは線は細いけれどほどよいダイナミックさがあって良かったです。 欲を言えばジークフリートの後ろで彼を翻弄しようとしている姿にはもう少し悪魔的凄みが欲しかったですが、ロットバルトを配してくれて良かったなと・・・。 
コール・ドは16人と少なめでしたが、空間が目立たないようにフォーメーションが工夫されているようにも思えました。 昼間もキエフの公演があってマチソワなので大変ですね。 若干ばらけ気味なところもありましたが4羽の白鳥はよく揃っていたと思います。 今回のコール・ド、キエフの割には小柄なダンサーが多いような?



<第2部>

「ウィスパー」
音楽:フレデリック・ショパン
振付:エドワード・クルグ
デニス・マトヴィエンコ、アナスタシア・マトヴィエンコ 


愛がテーマとの事ですが、こちら含め、プログラムにもっと作品内容の解説が欲しかったと思う作品がいくつか・・・。
2人の息はぴったりで、アナスタシアもコンテは普通に良かったです。


「シェヘラザード」よりアダージョ
音楽:N.リムスキー=コルサコフ
振付:ミハイル・フォーキン
ファルフ・ルジマトフ、エレーナ・フィリピエワ


フィリピエワがこの一演目だけなのは淋しいですが、彼女も昼間の公演で踊っていますしね。 彼女は少し前よりも体が絞れているように見えました。 動きも相変わらずしなやかで音取りも上手いし衰えないですねー。 同じくルジの肉体も衰えを感じさせませんが、さすがに跳躍などのスケールは小さくなったと思います。 初日だからか?エロティシズムの濃厚さは控えめだったかと。


「ゴパック」
音楽:V.ソロヴィヨフ=セドイ
振付:ロスチスラフ・ザハロフ
ヴィタリー・ネトルネンコ
  

チェボタル怪我のための代役だそうですが、最初の2回のジャンプのダイナミックさと高さが素晴らしかった。 最後までスタミナが切れることもなく若さでつっぱしった感じのゴパックでした♪


「スパルタクス」よりパ・ド・ドゥ
音楽:アラム・ハチャトリアン
振付:ゲオルギー・コフトゥン
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ


この2人のサビーナとクラッススのPDDは何度か見ていますが、舞台が比較的狭い会場だったので、今回文化会館の広いステージでマラトが心置きなく動けているのが見られて良かった♪ 二人の揺ぎ無い信頼感による磐石としか言いようのないパートナーシップで、投げる方も投げられる方も、支える方も支えられる方も思い切りの良いダイナミックなパフォーマンスを披露していて見事でした。 2人の表情もいいし。 しっかしペレンがマラトの肩に手をかけて倒立したままマラトが床に開脚していくラストシーンは何回みてもその究極のアクロバティックな振付にぞくっとします。 ペレンの体のコントロール力は本当に素晴らしいです。


「Escape ~終わりなき旅~」
音楽:ゾーイ・キーティング
振付:コンスタンティン・ケイヘル
ファルフ・ルジマトフ、デニス・マトヴィエンコ 


当初予定の作品から変更になった作品でプログラムには解説がなく、キャスト表の裏にも特に補足もないため、何を表現した作品なのかはさっぱりわからず。 
舞台上には大きな白いビニールが所狭しとあちこちに敷かれていて、照明を当てられ演出の一部であったり、デニスに巻き付けてがんじがらめにするようだったり、ルジが怪しげにたなびかせてみたりと、なかなか効果的。 特に最後に上手から強い光を浴びたルジのシルエットが映し出されるのは印象的でしたね。
デニスとルジは2人とも上半身裸で濃い臙脂?と白のトレーニング系?パンツ。 こうして2人並ぶと2人の筋肉のつき方が違うのもわかって、というか年も考えるとルジの肉体は異常なほどですね・・・。 同じ振りの時の二人の踊りのスタイルの違いも興味深い。 デニスは音楽のままにフリースタイルな躍動に溢れルジは美を崩さない。 Escape 終わりなき旅というタイトルに無理やり結びつけると、ルジ演じる人なのか心の闇なのか、から逃げようとして逃げ切れない永遠に続くデニスの葛藤といったところ?? 

 
「赤と黒」よりパ・ド・ドゥ
音楽:エクトル・ベルリオーズ
振付:ウヴェ・ショルツ
カテリーナ・マルコフスカヤ、マクシム・チャシェグロフ 


マチルドの寝室でのマチルドとジュリアンのPDD。 どことなく不敵で挑戦的な愛と緊迫感とがとても良かったと思います。 小柄なマルコフスカヤの軽やかな踊りと長身で均整の取れた体で堂々とした踊りのチェシャグロフの対比も面白かった。リフトの多い振付でしたが、パートナーシップは万全でした。


「ボヴァリー夫人」より
音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
振付:マイケル・シャノン
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

  
イルゼ・リエパのために1995年に振付けられた作品で、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番2楽章に使ったエマと不倫相手である青年のPDD。 
上品な白いキャミソールドレス?のペレンはほのかに艶やかでとても美しく、ベストスーツ姿のマラトの美青年っぷりもかなりのもの。 この上ない愛の喜びに身をゆだね幸せに浸りながらも許されない関係ゆえの切なさと苦しさからも逃れられない心のうちを二人とも丁寧に大人の演技でみせてくれたと思います。 息の合った踊りもとても良かったです。 特にペレンのポアントの細かい綺麗な動きとマラトの肩に手をかけて飛び上がった時の180度以上の大開脚のしなやかさが印象的でした。


「トゥオネラの白鳥(Black Swan)」
音楽:シャン・シベリウス
振付:マリヤ・ヴォルシャコワ
ファルフ・ルジマトフ


急遽、追加になった演目。
今年の6月にペテルブルグで初演されたこの作品の振付家であるマリヤ・ヴォルシャコワはマールイが「シンデレラ」を制作した際に、ニコライ・ボヤルチコフとともに演出・振付をした方との事です。
配られたキャスト表(最終日のCプロ)にはトゥオネラの白鳥なのに(Black Swan)とわざわざ表記がある(プログラムの紹介分などにはBlack Swanとは書かれていないのですけどね)のは?ですが、ルジのガウチョパンツもどきと肌が透けて見えるような短い胴衣は黒で、歌舞伎の隈取以上の化粧からしても、どう見ても黒鳥ですからね。 
シベリウス生誕150年の昨年はシベリウスの曲を聴く事が多く、トゥオネラの白鳥も物悲しくて暗く神秘的な旋律が気に入っていてよく聞きましたが、この作品はトゥオネラ川を泳ぐ白鳥というよりは死の国トゥオネラの死神の舞のようです。 ルジの身体の動き、特に腕の動きの滑らかさに両性具有的な印象を受けました。 ルジマトフに振り付けた作品ですが、身体のラインの美しい長身女性ダンサーが踊るのも見てみたい気がします。


「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー
バジル:デニス・マトヴィエンコ
キトリ:アナスタシア・マトヴィエンコ 

ウラディスラヴァ・コヴァレンコ、カテリーナ・チュピナ、キエフバレエ 

マールイのパキータでお馴染みの背景にコール・ド・ダンサー付きでとても華やかな雰囲気ですが、デニスとアナスタシアのアダージョはいま一つしっくりきていないというか、やはりアナスタシアのクラシックラインがどうも緩いというか、特にアームスがダメだわ・・・。 ピルエットやシェネなどは綺麗でスピードもあるしグランフェッテもシングルでしっかり回りきったりする技術は充分なのですけれどね。 
デニスは愛妻相手に相変わらずハッピーモードで存在感十分なパフォーマンス。 マネージュのスピードは目に鮮やかなほどだったし、グラン・ピルエットも高速で、ともかくソロは120%な勢いで観客を湧かせてくれました。 そのあまりの飛ばしぶりに明日以降大丈夫か?と思わず心配になるほどでしたが、彼のその心意気に素直に感激!! 
一週間以上も経ったので怪しいといえば怪しい記憶なのですが、名前が2人出ていたヴァリエーションは最初のヴァリ一つだけだったような。 キエフのダンサーで華は添えてくれたけどどっちなのかわからず。


フィナーレはそれぞれのペアが作品の見せ所を少しずつ踊るガラ恒例のスタイル。 和やかで皆も楽しそうな笑顔でした。 デニスの晴れやかで満足そうな表情がとっても良かったな!
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ウルトラマンナボナ♪
2016/08/01(Mon)
休日の買い物ルートの途中に亀屋万年堂があって、時々いろいろ買い込む(笑)のですが、昨日見つけて即お買い上げだったのが、これ。
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円谷プロとのコラボのウルトラマンナボナ!
通常店頭で売っているナボナはチーズ味とパイン味に季節限定物の3種類で賞味期限も比較的短いのですが、このウルトラマンナボナは賞味期限60日のロングライフで「スペシウムバニラ」と「スペシウムチョコ」の二種類。 優しい甘さのクリームがあの独特の食感のカステラによく合って美味しかったです。
個人的にはセブンだったらもっと嬉しいけれど(笑)、子供も大人も喜びそうですよね、これ♪

さらにHPでこれも絶対ゲットしなければ!というピーターラビットのママンミールなるものを見つけてしまいまして・・・。
ママンミールは大好きなままどおると味が似ていて美味しいのでよく買うのですが、限定パッケージのこんな商品があったとは!!
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