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2月25日 辻井伸行x三浦文彰 究極の協奏曲コンサート
2016/02/29(Mon)
辻井伸行x三浦文彰 究極の協奏曲コンサート

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読売日本交響楽団
指揮:クリストファー・ウォーレン・グリーン

三浦文彰(ヴァイオリン)
 マスネ:タイスの瞑想曲
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲二長調

  --- 休憩 ---

辻井伸行(ピアノ)
 ラフマニノフ:前奏曲 作品32の12
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第18変奏
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調

<アンコール:三浦&辻井>
ガーシュイン:プレリュード第3番



2月25日にオーチャードホールで行われた「辻井伸行x三浦文彰 究極の協奏曲コンサート」に行って来ました。

文彰くんの演奏を初めて聴いたのは2012の3月11日、ヤクブ・フルシャ率いるプラハ・フィルハーモニア管弦楽団のコンサートでした。 その時の演目もチャイコのヴァイオリンコンチェルトだったのですが、彼もオーケストラの演奏も素晴らしく、それ以来お気に入りなヴァイオリニストです。 
チャイコのコンチェルトは彼が16歳でハノーファー国際コンクールで優勝した時のファイナルで演奏した曲だったために演奏を求められる機会も多く、これまでかなり弾き込んで来た曲との事です。
一楽章はカデンツァで美音をたっぷりと聴かせてくれましたが、演奏自体はわりとあっさりしていたように思わなくもなく・・・。 指揮者のグリーンさんが若干抑え目気味だったからかもしれませんが、オケもおとなしめですっきりな仕上がりだったような。 それでも最後の盛り上がりは華やかで、最近はこの曲ではもう当たり前なのか?拍手が会場全体から沸き起こりました。 文彰くんのヴァイオリンの音色は2楽章からはより艶やかに瑞々しく響き、2楽章は抒情的で美しかった。 3楽章はオケと競い合いを楽しむかのようにさらに若いエネルギーを爆発させて情熱的に軽快に飛ばしてくれました。 低音も高音も澄み切っていて綺麗な音でした。 グリーンさんを見る目が真剣そのものだったのも印象的です。
チャイコの前のタイスの瞑想曲は伸びやかに美しい音色でした。 

休憩を挟んだ後半は辻井くん。 ニュースステーションが取り上げてくれていたおかげで彼が子供だった頃から知っていましたし、TVなどでは演奏を聴いた事は何度もあったのですが、生演奏を聴いたのは今回が初めてでした。
彼のプログラムはラフマニノフづくし。 独奏の2曲は柔らかくて繊細な音と粒立ちがよくキラキラとした音のコントラストがとても印象的でした。
数あるピアノコンチェルトの中でも最も難易度の高い曲の一つといわれる3番。 鍵盤が全く見えていない演奏者とは信じられないほどの圧倒的な演奏。 1楽章ではその奇跡的な光景と紡ぎ出される生きた音を目の当たりにして驚愕というか・・・感動のあまり涙が出てきました。 姿を見ていると涙が止まらなくなりそうだったので、しばらくは目を瞑って耳に入ってくる音に集中。 テンポが早くても打鍵は強くそれでいて決して乱暴ではなく、キラキラ輝く音一つ一つに生命力が感じられるのですよね。 2楽章からは落ち着いて彼の演奏を見ながら聴く事ができましたが、3楽章の最後まで、表現力豊かに音楽にその身を委ねたような渾身の演奏は言葉にならないほど素晴らしく圧巻でした。
オーケストラも見事だったと思います。 特に木管群の音が美しく聞き応えがありました。  

アンコールは辻井・三浦両氏によるガーシュインのプレリュード。 この公演での即席ペアとはいえなかなか息の合った演奏だったと思います。 文彰くんがけっこう気を使っていたのかな? この2人は今年の大河「真田丸」のオープニングのテーマ曲(ヴァイオリン)とエンディングの紀行BGM(ピアノ)演奏を担当しているのですが、偶然のキャスティングなのでしょうか? やるなぁ、NHK(笑)。

2月16日の千葉県市川を皮切りに28日の栃木県宇都宮まで全10公演がすべて完売だったという驚異的なこのツアー。 世界的な演奏レベルの注目若手日本人ソリスト2人に磐石のオケと人気のあるクラシックの名曲中の名曲というプログラムのなせる業だと思いますが、期待以上の素晴らしいコンサートでした。 売れっ子二人のスケジュールを合わせるのは大変かもしれませんが、近いうちに「究極の協奏曲コンサートpart2」を是非実現させて欲しいものです。 できれば二人でのデュオ・コンサートも企画して欲しい!!
文彰くんが「真田丸」のテーマも弾くという5月のリサイタルは、行きたいのはやまやまながら、あまりに5月にいろいろ予定を入れてしまっているため諦めざるを得ないのですが、これからも2人のコンサートは可能な限り聴いてみたいと思います。
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可愛すぎるグーグルのうるう年ウサギ
2016/02/29(Mon)

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今日のグーグルロゴ、可愛すぎ~~。
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カリフォルニアのちょっとだけ変った味のピノ
2016/02/27(Sat)
California Centoral coastのシャイド・ヴィンヤーズのRYDER ESTATE Pinot Noir(ライダー・エステート ピノ・ノワール)2012を飲みました。
YANAGIYAで2,322円で購入。

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色は少し黒みがかったルビーでけっこう透明感あり。
ちょっと変わった味のするピノ。 何かに似てるどこかで飲んでるんだけどなんだっけ~~?と考えながらしばらく飲んでいて、あ!!と思ったのはなんと紹興酒。 ちょっとあの独特な風味に似ていたのです。 ただそれが気になりすぎることはなく、舌触りも滑らかでやや辛口のすっきりした味わいのワインでした。
 
おつまみは細かく裂いた鶏のささ身の酒蒸しに黒胡椒をかけたものとモッツアレラとトマトのサラダ。
見た映画は「チャイルド44 森に消えた子供たち」 。 犯罪の存在など国家が認めないスターリン独裁政権下のソ連で起こった連続殺人の犯人を追うエリート捜査官が、やがて反逆者として命を狙われていくというサスペンスミステリー。 ロシアが舞台で登場人物はすべてロシア人なのにみんなで英語を話しているというのがなんだかなーではあるのですが、最後まで緊迫感たあって面白かったです。 トム・ハーディーがとっても魅力的。 
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ミハイロフスキー劇場3月主要キャスト&香港公演
2016/02/24(Wed)
ミハイロフスキー劇場3月公演の主要キャストが発表になっています。
2月のキャスト発表の時、コシェレワ、ロマチェンコワ、ミリツェワ、ヤパーロワの名前が一つもないって淋しすぎるなぁとぼやいたかいがあったのか(笑)、ロマチェンコワ以外の3人の名前が見られますね♪ ロマチェンコワも1月に元気に来日してくれたし、公演には出演していると思います。
バレエ団は香港で行われるHong Kong Arts Festivalに参加し、3月17,18,19日にナチョ版「眠りの森の美女」を上演する事になっています。 こちら。 キャスト等は分かりませんが、チケットはすべてsold outのようです。

3月02日 バッハへのオマージュ
      サビーナ・ヤパーロワ、タチアナ・ミリツェワ、マラト・シェミウノフ
3月03日 バッハへのオマージュ
      サビーナ・ヤパーロワ、ヴァレリア・ザパスニコワ、マラト・シェミウノフ
3月04日 バッハへのオマージュ
      サビーナ・ヤパーロワ、タチアナ・ミリツェワ、マラト・シェミウノフ
3月06日 Na floresta, Duende, White Darkness
      イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ 
3月07日M Na floresta, Duende, White Darkness
      イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ 
3月07日S Na floresta, Duende, White Darkness
      イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ 
3月12日 チッポリーノ
      チッポリーノ:アレクセイ・クズネツォフ
      ラディショーシュカ:サビーナ・ヤパーロワ
      マグノリア:イリーナ・コシェレワ
      さくらんぼ伯爵:マリオ・ラブラドール
3月13日M チッポリーノ
      チッポリーノ:アンドレイ・ヤフニューク
      ラディショーシュカ:アンナ・クリギナ
      マグノリア:スヴェトラーナ・ベドネンコ
      さくらんぼ伯爵:マリオ・ラブラドール
3月13日S チッポリーノ
      チッポリーノ:イワン・ザイチェフ
      ラディショーシュカ:ヴェロニカ・イグナツェワ
      マグノリア:アナスタシア・ソボレワ
      さくらんぼ伯爵:ヴィクトル・レベデフ
3月24日 ジゼル
      ジゼル:エラ・ペリソン
      アルベルト:ヴィクトル・レベデフ
      ミルタ:エカテリーナ・ボルチェンコ
3月25日 ジゼル
      ジゼル:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
      アルベルト:レオニード・サラファーノフ
      ミルタ:アンドレア・ラザコワ
3月27日M ジゼル
      ジゼル:エラ・ペリソン
      アルベルト:マリオ・ラブラドール
      ミルタ:ヴァレリア・ザパスニコワ
3月27日S ジゼル
      ジゼル:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
      アルベルト:レオニード・サラファーノフ
      ミルタ:アリッサ・ソドレワ
3月31日 白鳥の湖
      オデット&オディール:エカテリーナ・ボルチェンコ
      ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
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越冬した花
2016/02/21(Sun)
2月も後半になり、晴れた日の日中は植物たちに日光が当たる時間が増えて来ました。 チューリップも芽がだんだん伸びてきて、これからは水遣りも晴れが続けば二日に1回はしないといけないかんじです。
去年の秋が異様に暖かかったせいか、夏のあいだ多くの花をつけていたサフィニア(ラベンダーレース)

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と深紅のペチュニアは11月になっても花をつけ続けていたので、基本一年草なんだからと少しずつ枝を切りながらもなかなか始末する事ができなくて気がつけば12月・・・。 冬本番になれば寒さで枯れてしまうだろうと思ってそのままにして時々水をやり続けていたのですが、結局越冬してしまったようです。 2月になってもまだ花は咲いていましたが、ようやく思い切ってすべて切り戻したところ、二株とも根元から元気な緑色の葉っぱがたくさん出てきました。 

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写真はラベンダーレースですが深紅のペチュニアも似たような状態です。 深紅と一緒に植えていたインカのペチュニアもずっと花をつけ続けていましたが、新芽は出てきていないので駄目かもしれません。
春植えの苗のプランもそろそろ考え始めないと。 また楽しい季節がやってきます♪
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ミラノ・スカラ座バレエ団「ドン・キホーテ」公演概要
2016/02/20(Sat)
9月に予定されているミラノ・スカラ座の「ドン・キホーテ」の公演概要が発表されました。  こちら

9月22日(祝・木)14:00 
  キトリ:ポリーナ・セミオノワ
  バジル:レオニード・サラファーノフ
9月23日(金)18:30 
  キトリ:マリア・コチェトコワ
  バジル:イワン・ワシーリエフ
9月24日(土)13:30
  キトリ:ニコレッタ・マンニ
  バジル:クラウディオ・コヴィエッロ
9月24日(土)18:00
  キトリ:ポリーナ・セミオノワ
  バジル:レオニード・サラファーノフ
9月25日(日)13:30
  キトリ:マリア・コチェトコワ
  バジル:イワン・ワシーリエフ


会場:東京文化会館(上野)   
入場料(税込み):S=\19,000 A=\17,000 B=\15,000 C=\12,000 D=\9,000
E=\6,000 
一斉発売:4月9日(土)10時

第26回「バレエの祭典」会員受付の際はオシポワとサラファーノフが予定されているとありましたが、オシポワの来日はなくなったようですね。 その代わり?年始のマールイ公演を降板したセミオノワがこちらでリベンジよろしくサラファーノフと共演するようです。 24日のマチネで主演予定の2人はスカラ座のプリンシパルです。 個人的には昨年10月のザハロワ主演の「眠りの森の美女」で急遽パートナーを務めたというJacopo Tissiというダンサーが出演したりしないだろうかとちょっぴり期待していたのですが、プリンシパルペアの登板ですね。 スカラ座のドンキは2007年に見ているので、今回はラトマンスキーの「眠りの森の美女」が見たかったのですけどねー。 写真で見ると、衣装がとっても綺麗なのです♪ カラボスかっちょいいし!! 
祭典会員の鑑賞日お伺いもそのうち届くのでしょうが、どの日にしよう? キトリならオシポワも見てみたかったのですけどね~。
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PARAISO Pinot Noir
2016/02/19(Fri)
PARAISO Pinot Noir Santa Lucia highlands 2010 (パライソ ピノ・ノワール サンタルチア・ハイランズ)を飲みました。
ヴィノスやまざきで3,218円で購入。 このお値段も安くはありませんが、少し前までは4000円くらいしたのだそうで、美味しいピノとしてお店の方のお勧めでもありました。

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カリフォルニア州サンタ・ルシアのパライソ・ヴィンヤードはもともとは有力ワイナリーに葡萄を卸していた葡萄栽培農家ですが、「品質も価格も自分たちの納得できるモントレーの名をつけたワインを造りたい」と1988年に一番良い区画の一番良い葡萄を用いてワイン造りを始めたそうです。 ワインコンペでも数多くの受賞歴があるワイナリーのようですね。

ピノの割にはけっこう濃いルビー色。 一口目は凄く甘く感じたのですが、5,6分おいて飲んだ二口目以降はそんな甘さは感じませんでした。 何でだろう??  色同様、凝縮感たっぷりで渋さや酸味もきちんと感じさせる美味しいワインでした。

合わせたのはチーズセット(ミモレット、ゴルゴンゾーラ、ブリー、チェダー)とミニトマト各種という事で切っただけ♪
見た映画は「アリスのままで」 。 高名な言語学者で公私共に充実した人生を送っていた50歳の主人公が遺伝性の若年性アルツハイマーを発症し、すべての記憶を無くしていく過程での苦しみ、悲しみ、闘い、家族との絆を描いた映画。 女優では初めて世界主要6大映画賞の<主演女優賞>を制覇したジュリアン・ムーアの演技は本当に素晴らしくじわっと心に沁み渡ります。 映画の中でアリスが吐いたある一言はまさしくこの病気に対する恐怖であり現実なのだと思いました。
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2月12日  樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ
2016/02/18(Thu)
樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ
会場:東京オペラシティ コンサートホール

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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番

 ――― 休憩 ―――

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番

<アンコール>
バッハ:ヴァイオリンとチェロのためのソナタより“カンタービレ、マ・ウン・ポコ・アダージョ”



2016年は大進君がロン=ティボー国際コンクールで史上最年少優勝をとげた1996年から20年目にあたる節目の年という事で、日本で様々な演奏を聴かせてくれる年になります。 毎年赤穂・姫路で行われているル・ポン国際音楽祭ですが、第10回を記念した特別公演としてサントリーホールで開催されるのもとても嬉しくありがたい事です。

  2月 :樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ リサイタル
  5月 :ベルリンフィル公演
  5月 :樫本大進&小菅優&クラウディオ・ボルケス トリオ
 10月 :ル・ポン国際音楽祭
 12月 :ドイツ・カンマー・フィル公演 ゲストソリスト
  1月 :ベルリン・フィル八重奏団
 

そのDaishin Yearの幕開けとなるリフシッツとのデュオリサイタルを2月12日に東京オペラシティで聴いて来ました。

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番
CDでは何度も聴いているものの、2人のベートーヴェン・ソナタ・チクルスリサイタルは聴きに行かなかったので初めて生演奏を聴きました。 リフシッツさんの生演奏も初めてでした。 ウクライナの人なので勝手に大柄なイメージを持っていたら意外にも大進君と同じくらいの身長なんですね。 見た目にもとっても気の合ったデュオという感じです♪
リフシッツは1楽章の前半は少し調子が良くないのかなと思ったのですが、それ以降はクリアなタッチでヴァイオリンに優しく寄り添ったり、起伏の激しい旋律をスケール大きく彩り豊かにと見事な演奏。
大進君のヴァイオリンは出だしから好調で広い音域すべてがうっとりするほど美しい張りのある音色。 ピアノ以上に表情豊かに情熱的に美音を響き渡らせた堂々たる演奏でした。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
1楽章のとても柔らかで優しいピアノの出だし。 その後の交互に主旋律を奏でるようなヴァイオリンとピアノの掛け合いでは淀みの無い旋律の流れがとても美しく一気に惹き込まれました。 そして曲を通して、穏やかではあるけれど期待感高まるような弾む心や静かな情熱のようなものが随所に見え隠れしている素晴らしい演奏だったと思います。 
ベートーヴェンの7番と比べるとこちらはよりヴァイオリンとピアノが対等に密接に響きあう曲ですね。 今度は是非ブラームスのヴァイオリンソナタ全集をCDリリースしてリサイタルも行って欲しいと切に思います。

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
一度も聴いた事がない曲なので、Youtubeで一回くらいは聴いておかなくてはと思いつつも何もしないで当日を迎えてしまいました。
ベートーヴェン、ブラームスとは違う時代の音楽だなぁと思いながら聴いていましたが、自分が好きなロミオとジュリエットやシンデレラで聞かれるようなロマンティックで甘美なメロディーは一切顔を出さず、重暗く、厳粛でいながら激しいという印象の曲でした。
気迫みなぎる2人の演奏は圧巻の一言で、ヴァイオリンとピアノは対等なロールを持ち、エネルギッシュで情熱的。 素人目にも技巧的にそうとう高度なのだろうとわかる曲ですが、ここへ来て大進君の弓毛もかなり切れだして演奏の激しさを物語っていました。 

アンコールのバッハ。 プロコフィエフのソナタの後に聞くバッハは神聖で洗練された美しさが一層際立っていたような気がします。


終演後にCD購入者対象に行われたサイン会。 持っていなかったリフシッツさんとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集の第3集を購入してお2人からサインを貰いました。 かなりの行列でしたが、終始なごやかな雰囲気でした。 「20周年おめでとうございます。 今年も沢山聞かせてもらいます。」と話しかけたら「おぉ!そうでしたね! よろしくお願いします!!」とリアクションよろしく明るい笑顔で返してくれてとても嬉しかったです。

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次はいよいよ念願のベルリンフィル公演です。 前回4回くらい抽選で落とされまくったので、今回はダメもと!!と2公演申し込んだら2公演とも当たってしまって・・・。 5月11日と14日に出かけます。 5日連荘ですが、まさか大進君、完全休養日ってないですよね???

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新国立劇場バレエ団「ラ・シルフィード / Men Y Men」 2月11日
2016/02/14(Sun)
新国立劇場の「ラ・シルフィード/Men Y Men」、2月11日の最終日に行って来ました。

オランダ国立バレエやENBで芸術監督を務めたウエイン・イーグリングの作品で2009年にENBで初演された「Men Y Men」は新国立劇場では今回が初演となるそうです。
暗く落とされた照明の中、序盤は上半身裸で黒いパンツの男性ダンサーが皆同じ振りで踊ったり2人一組になってリフトを繰り返したりというようなダンスが繰り広げられます。
途中上手からアルブレヒトのようにユリの束をかかえてダンサーが出て来たのが、意表をつかれた感じで印象的。また上手から下手へとただ歩いて横切るようなところではマイレンと貝川さんの爪先が断トツに綺麗だったのに感心。 やはりマイレンはすべてのムーブメントとポーズが美しい。 特に腕と上半身の動きには目を惹かれます。 
終盤、福田さんの躍動感、その後に出て来たダンサーの柔軟性豊かな全身の動きと爆発力のある回転が素晴らしかった。 
コンテンポラリーではあるけれど回転や静止のポーズでもクラシック的要素が強く、目に馴染みやすいダンスで、やや重暗いけれどもラフマニノフの厳かで耳触りのいい旋律もあって好みのタイプの作品でした。 ところどころスポットライト的に当てていた照明の使い方も効果的。
作品自体は気に入ったのですが、後半盛り上がりはしたものの満足感に満たされないところで急に終わってしまった感があるのが残念。 15分ほどの作品だったのであと5分くらい他のダンサーのソロの見せ場を作って欲しかったなぁと思います。



「ラ・シルフィード」の全幕はすっごく久しぶりに見たような気がして、いったいいつ見たのが最後だろう?と思って自分の鑑賞記INDEXで調べてみたら、なんと2006年の1月にシェスタコワとルジマトフで見て以来でした。 10年ぶりって自分でもびっくり。
この作品、ジェームズ自身は言うまでもなく、彼の現実逃避が招く出来事がすべて後味が悪いのであまり好きな作品ではないのですよね。  それでも今回見ようと思ったのは絢子ちゃんのシルフと雄大君の踊りが見たかったからです。 

絢子ちゃんは、悪気のないというか、ジェームズを好きになってしまった自分の心のままにひたすら彼の気持ちを自分に向けようとする可憐なシルフ。 
踊りは1幕で椅子に寝ているジェームズの周りを楽しそうに飛び跳ねている様子も妖精らしかったけれど、2幕のシルフたちが揃った後でのヴァリエーションのふわふわっとした浮遊感がとても素晴らしかったです。
雄大君のジェームズは生真面目というのともまた違うと思うのだけれど上手い言葉が見つからない・・。 あまり感情がよく読み取れないジェームズだったのですが、踊りはさすがに手堅いです。 2幕のザンレールでの着地はらしくなく乱れていましたが、アントルシャの足さばきは余裕があって美しく、高い跳躍や切れのある開脚も見事でした。 
木下さんはめげない明るさとエフィへの強い愛情を持ったちょっとうざいグァーンでしたが、やりすぎというほどでもない演技加減は良かったです。 踊りも軽快でした。
堀口さんは心のつかめないジェームズに対する不安と結婚目前の喜びの間で揺れるエフィを好演。 
主役2人の他に一番楽しみにしていたのは演技巧者の本島さんのマッジだったのですが、期待通り素晴らしかったです。 薄汚い衣装に身を包み、ドロや埃で汚れた顔のメイクをしていても美貌が隠せない本島さんが、杖を突いて腰を曲げ、口をひん曲げ顔をくしゃくしゃにして眼光鋭く荒んだ魔女になりきって大暴れする姿はすさまじい迫力。 でも、マッジはなぜあれほどジェームズを痛めつけるのでしょうね。 最後は彼女の魔力で殺してしまうのだから。
コール・ドは新国らしく1幕も2幕も良く揃っていました。 第1シルフの寺田さんもしなやかな踊りがとても美しかったです。

婚約者のジェームズに裏切られた悲しみを引きずる事もなくあっさりとグァーンと結婚してしまったエフィ、自業自得とは言え命まで失ったジェームズ、ジェームズへの憎しみと怒りにまかせたようにして二つの命を奪ってしまったマッジと、やはりやりきれない幕切れではあるのですが、ソリストからコール・ドまでのバレエ団の力量が生かされた良い舞台だったと思います。


 
  



ラ・シルフィード
シルフィード:小野絢子
ジェームズ:福岡雄大
グァーン:木下嘉人
エフィ:堀口純
マッジ:本島美和
アンナ:フルフォード佳林
ナンシー:飯野萌子
2人の友人:中家正博、池田武志
第1シルフ:寺田亜沙子

Men Y Men
マイレン・トレウバエフ、貝川鐵夫、福田圭吾
輪島拓也、小口邦明、小柴富久修
原健太、高橋一輝、渡部義紀
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ザハロワ&ペレン出演のGrand ballet Japan 2016
2016/02/12(Fri)
昨日見に行った「ラ・シルフィード」の会場で友人に教えてもらったのですが、8月12日に西宮の兵庫県立芸術文化センターで、ザハロワとペレンの出演するGrand Ballet Japan 2016という公演があるそうです(2人ともぴあのお気に入りに登録してあるのになー。 見ないで消しちゃったかしらん??)。 こちら。 昨年末12月30日に開催されたGrand Ballet Japan 2015が第一回だったようですが、その公演にもペレンとマラトは出演しています。
チケットぴあでは昨日から販売が始まっていますが、芸術文化センターの一般発売は3月1日との事です。
ペレンとマラトは8月に他の公演で来日すると聞いているのでタイミング的にはその流れですが、ザハロワは6月に名古屋&東京、7月23~27日までオール・スター・ガラで来日してまた8月と近年にない頻繁な来日ですね。
コール・ド・ダンサーはどこのダンサーなのだろう? カテリーナ・カルチェンコってキエフのダンサーにいましたが、キエフなのかモスクワなのか・・・。 そして発表されている出演者の中に名前はありませんが、HPにはロヂキンの写真が掲載されています。 ザハロワのパートナーですかね?
この公演、日本サイドで出演者のオーディションもありその際に選ばれた日本人のダンサーも出演するようですね。 また電話で主催者に確認したところ、演目もお知らせされているように「白鳥の湖」の2幕と「ライモンダ」の3幕だけなんだそうです。  ザハロワ出演とはいえ、それで18,000円はちょっと高いなぁ。
とっても興味はあるのですが、東京から出かけるのはちょっと悩んでしまいます。 お盆ですしねー、新幹線のチケット取るのも大変かも!!


日 時 2016年8月12日(金) 開演 19:00  (開場 18:15)
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール
料 金 A \18,000 / B \15,000 / C \10,000 / D \6,000
発売日 一般 2016年3月1日(火)

出演者
スヴェトラーナ・ザハーロワ
イリーナ・ペレン
マリアンヌ・リジュキナ
マラト・シェミウノフ
アナトーリ・スタブロフ
エレーナ・ドブリャヌスカヤ
タチアナ・アファニュチナ
カテリーナ・カルチェンコ
エリーナ・ポホヅヌフ
エレーナ・コンドラチェヴァ
ビクトリア・コスチュチェンコ
アナスタシア・ヴァランキナ
カテリーナ・ブルヂク
クリスティン・ヴェトチンキナ
エレーナ・ポナマリョヴァ

プログラム
白鳥の湖より2幕、ライモンダより3幕

お問い合わせ先 078-891-7389 (GRAND-BALLET-JAPAN)
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ビアトリクス・ポター 生誕150周年 ピーターラビット展
2016/02/10(Wed)
今年はビアトリクス・ポターさんの生誕150周年という事で大規模な原画展が開催されるそうです。
昨日「ロパートキナ 孤高の白鳥」を見に行った文化村でチラシに気がつきました。

ビアトリクス・ポター 生誕150周年 ピーターラビット展
期間:8月9日(火)~10月11日(火) 会期中無休
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
開館時間:10:00~19:00(毎週金・土は21:00まで)


公式サイトはこちらです。

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私は自分の家、オフィスの自分のデスク周りなどにもやたらピーターラビットが散在しているピーターファンなのですが、この展示会は英国ナショナルトラストが所蔵する絵本原画やスケッチなどが過去に紹介されたことのない規模で展示されるという事で嬉しいです!! 今までに見た事がないピーターの原画も気になるし、グッズなどもどんなものが販売されるのかな~~っととっても楽しみ♪

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ミハイロフスキー・バレエ「ジゼル」 1月6日
2016/02/09(Tue)
ジゼル役が当初発表のポリーナ・セミオノワからアンジェリーナ・ヴォロンツォーワに変更になった公演。 ヴォロンツォーワとサラファーノフは、昨年予定されていてヴォロンツォーワが降板した組み合わせでもあります。 正直、ポリーナちゃんのジゼルをそれほど見たいと思っていたわけではないので、ペテルブルグでも組む事が多いこの組み合わせの方が安心して見られていいのかもと思いなおしました。


ヴォロンツォーワは美人というより可愛らしいタイプのダンサーなので素朴であどけなく愛らしい村娘という雰囲気です。 ご落胤ではないふつうの村娘。 踊りは病弱の娘にしてはやや元気すぎ気味ですが、(というか、本来の踊りよりもゆったり柔らかく踊ろうとして時々地が出てしまうという感じなのかな?)しっかりと安定感があり上手いです。 一幕の狂乱のシーンの始まりですでに涙ぐんでいたのが印象的なのですが、役に没頭しやすい感受性豊かなダンサーなのではないでしょうか? かなりブリブリながら演技は上手いと思いますが、いきなり感電でもしたのかとこちらがびっくりするような心臓発作の演技はやりすぎ。 
2幕冒頭、アルベルトと踊り始めた時のジャンプの着地で凄い音を立てていたのでこの先どうなるのかと思いましたが、その後はポアント音も静かで良かったです。 踊りに勢いがありすぎて精霊らしさには欠けていましたが、純粋な心を持った無垢な娘がひたすらアルベルトを守ろうとしているというのは伝わって来ました。 アルベルトもそんなジゼルの純粋な真心に自分の侵した過ちの重大さとジゼルの存在の大切さに気づいて改めてジゼルを愛おしく感じているようでした。
ヴォロンツォーワはこの後、海賊、白鳥の湖と見ましたが、結果的にはこのジゼルが一番良かったと思います。

サラファーノフのアルベルトは昨年のペレンとの舞台でのアルベルトとは少し人物設定が違ったように思います。 一言で言うと軽薄感が強い。 明らかにジゼルに対して遊びというのがわかるアルベルトでキスしようとして逃げられたのを悔しがっている様子等はゲームを楽しんでいるようでもありました。 身分がばれると取り繕うでもなくジゼルには冷たい態度を取るけれど、ジゼルの狂乱の場でいたたまれない様にジゼルの腕をとり一緒に踊るアルベルトは初めて見たような気がします。 彼女の死には愕然としショックを受けて、無我夢中でジゼルに近寄りろうとしてもベルタに突き飛ばされうろたえるばかり。 見かねた従者に引っ張られて去って行く時も混乱したままだったかと。 踊りはひとつひとつの動きが綺麗でエレガントです。 ジャンプも柔らかく高さも十分。 ちょっとぉぉぉだったのは去年と違う衣装ですかね? 中途半端な丈で裾が割れてひらひらしているあれ、れっきとしたドルグーシン版のアルベルトの衣装ですが、いくら村人っぽく見せかけるための衣装とはいえひどいなぁぁぁ。 衣装だけ取ったって、絶対ハンスの方がかっこいいじゃん!! ま、衣服だけではごまかしようの無い貴族の洗練さにジゼルが心惹かれたという説得力はありますが。
2幕では自分の軽薄な振る舞いを心から悔いているようで沈痛な面持ちのアルベルトでした。 踊りは伸びやかで柔らかく、終盤のアントルシャは細かい足捌きが綺麗で腕を降ろしたまま重力を感じさせない跳躍も素晴らしかったです。 別れのシーンも切なくて良かったのですが、最後にジゼルの墓に駆け寄りお墓を叩くのはどうも違うんじゃないかという気がして好みじゃないのです。 

ツァルのハンスは見た目相変わらず反則なくらいカッコいいのですが、今回は一段と演技が濃かったです。 ツァル贔屓の私ですらうざ!と思ったくらいだから・・・(笑)。 一幕ラストで目をむき出し口を大きく開けたまま、固まった状態で呆然としていたのも凄すぎました。 でもでも、やっぱりアルベルトじゃなくてハンスでいいじゃない!
2幕は鬼火の場面の猛ダッシュもミルタに命ぜられるままの踊りも良かったです。

ペザントのヤフニュークとイグナツェワ。 イグナツェワは初見だった昨年ほどの驚嘆はありませんが、ヤフニュークとのやりとりもさらに自然になったし、爽やかに愛らしく、歯切れの良い踊りでとっても良かったです。  彼女は昨年コール・ドからコリフェに昇進しています。 ヤフニュークも変わらず端整で踊りもダイナミックだけれど柔らかくてラインが綺麗。 しつこいですが、彼の主演の古典をまた見たいです・・・デジレ王子(旧版)とか。 
可憐なダンサーたちのよく揃っていてにこやかな踊りのパ・ド・シスは、いつもこちらの気持ちをほっこりとさせてくれて大好き。 ニキフォロワやクリギナの顔がいつまでも見られますように! 

しっかし、今回は初っ端から皆全体的に小芝居が増えて演技も濃くなっている気がしました。 どうしたんだろう?  ヤフニュークですら、周りとのコミュニケーションが多くてなんかいつもと違うと思いましたもの。 ナチョの締め付けから開放された反動だったらもうそろそろ収まる頃ですよねぇ?
で、その勢いで?若干いつもとトーンが違うお芝居だったのがアンナさん。 アンナさんのベルタは最愛のジゼルを失って取り乱し激情に駆られながらも、相手は貴族という最後の踏みとどまりがあったと思うのですが、今回はお構い無しのぶち切れ状態でした。  そうそう、マラさん公爵にワインを勧めながら急に様子が変になったりして、昔思いを寄せた事でもある相手だったのかしら? マラさんは今回特に意味ありげには見えなかったけどなぁ。 

ミルタはザパスニコワ。 今年もコシェレワのミルタを見たかったけれどこちらも世代交代の波が。 始めのうちは表情や体の動きが硬く、緊張感漂いまくっていましたが、次第に落ち着いて堂々としてきたように思います。 まだミルタとしての威厳や場のしきり感はそれほどありませんが、それなりには怖かったです。
コール・ドは白鳥よりは揃っていて群れが一丸となった怖さみたいなのは出ていたと思います。 


昨年、今年と続けて持ってきた「ジゼル」ですが、ジゼル、ミルタと初めてのキャストで新鮮ではありました。 好きな演目ですけれど、出演者も少ないので、次回来日では違う作品を見せて下さいね~~~。





ジゼル: アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
アルベルト: レオニード・サラファーノフ
ミルタ :ワレーリア・ザパスニコワ
森番ハンス: ウラジーミル・ツァル
ぺザント・パ・ド・ドゥ: ヴェロニカ・イグナツェワ、アンドレイ・ヤフニューク
ベルタ(ジゼルの母) :アンナ・ノヴォショーロワ
バチルド(アルベルトの婚約者): オリガ・セミョーノワ
公爵 :アレクセイ・マラーホフ
アルベルトの従者: ロマン・ペトゥホフ
ドゥ・ウィリ: タチアナ・ミリツェワ、アスティク・オガンネシアン
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2月6日 ザ・クラリノッツ コンサート
2016/02/07(Sun)
昨日三鷹市芸術文化センターで行われたザ・クラリノッツの「"ON STAGE" ~オペラ、舞曲、そして映画音楽とともに~」というコンサートに行って来ました。 
クラリノッツとはオッテンザマー父と息子2人から成るトリオです。

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ザ・クラリノッツ The clarinotts, Clarinet Trio
 エルンスト・オッテンザマー(ウィーン・フィル クラリネット主席)
 ダニエル・オッテンザマー(ウィーン・フィル クラリネット主席)
 アンドレアス・オッテンザマー(ベルリン・フィル クラリネット主席)
ピアノ:菊池洋子

 
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
  歌劇『皇帝ティートの慈悲』より「私は行くが、君は平和に」
  歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「風はおだやかに」
  歌劇『後宮からの逃走』より「どんな責め苦があろうとも」
ベーラ・コヴァーチ
  ファリャへのオマージュ (ダニエル&ステージ外のアンドレアス)
  カーシュインへのオマージュ(アンドレアス&菊池)
  ショレム・アレイヘム (ダニエル&アンドレアス&菊池)
ジョアッキーノ・ロッシーニ
  踊り

      --- 休憩 ---

ペーター・レーヘル
  マンハッタン・スウィート、ウディ・クラリネッツ
フランツ・チブルカ
  ブロードウェイ・インプレッションズ
ルイス・ボンファ
  オルフェの歌
ベーラ・コレーニ
  ファイヴ・アンド・モア(テイク・ファイブ)

<アンコール>
フランツ&カール・ドップラー:「リゴレット・ファンタジー」
バリー・マニロウ:「コパカバーナ」


父エルンストとダニエルがウィーンフィルの主席クラリネット奏者、弟アンドレアスがベルリンフィルの主席クラリネット奏者と、これ以上のグレード、しかも親子で3人ともイケメンなんて!!  はないだろうというトリオは2005年に結成されたとの事です。
家でそれぞれが練習しているうちになんとなく合奏として興じるようになり、ごく自然ななりゆきでオッテンザマーアンサンブルとしてコンサートを始めたとか。 その当時はまだダニエルが19歳、アンドレアスは16歳だったそうです。 
私は全く知りませんでしたが、三鷹では結成後早々に2006年に3人でのコンサートが開催されています。 

前半のモーツァルトの3曲はクラリネットのみ。 お父さんが吹いていたベルが付いているのがバセットホルンなのかバスクラリネットなのか分からないのですが、3本のクラリネットだけでも音域の幅と音の厚み強弱など実に多彩な音が生まれるものなのですね。 音そのものの美しさや上手さ、アンサンブルとしてのいろいろな表情を楽しませてもらいました。

「ファリャへのオマージュ」はダニエルのクールな独奏かと思いきや、突然ステージの外から呼応するようなクラリネットの音(アンドレアスがステージ袖、客席の最後列あたりと移動しまくった模様)が聞えてきて、笑いも漏れるちょっと楽しい展開に。  ですが、スペインをはっきりと感じさせるリズムが効いているノリのいいカッコいい曲でした。 「ガーシュインへのオマージュ」もそれと分かる軽快な旋律が良かったです。 「ショレム・アレイヘム」はイディッシュ語で「あなたに平和を」というほどの日常的挨拶の言葉なのだそうですが、哀愁漂う出だしのメロディーはどことなく中東音楽を思わせます。 後半はアップテンポでダニエルとアンドレアスの丁々発止が繰り広げられ熱いエンディングに。 2人は演奏中の譜面台の高さが違うんですよね。 ダニエルは高めでアンドレアスは低めなので、お父さんが抜けて二人が譜面台を向かい合わせに置くとお兄ちゃんが弟を押さえつけているよう(笑)。

再び親子3人だけのロッシーニの踊りでは、ダニエルがピアノの椅子に座り、楽器もエンドピンを付けたバスクラリネット(バセットホルンかもしれませんが)に変えて演奏。 お父さんのクラリネットとともに低音が厚みを増してアンサンブルがより重厚になり、掛け合いも絶妙でとても素晴らしい一曲でした。

後半はすべて菊池さんも加わったアンサンブルで。 最初にアンドレアスが、前半のクラシック中心とは違ったもっとフリーな音楽を楽しむプログラムと紹介してくれた通りに映画音楽、ミュージカルの有名な曲が多く含まれ、サウンドもリズムもフリーといった感じでした。 そして遊び心があって尚且つ超絶技巧・・・。
個人的には耳に馴染んでいる「オルフェの歌」とテイク5をアレンジした「ファイヴ・アンド・モア」が絶品に聞こえました。

アンコールの2曲も含めて最後まで、一曲たりとも惹き込まれなかった演奏はなかったほどに圧巻で、それでいてその特別で素晴らしい音楽との距離感のないアットホームな空気のあるコンサートでした。

終演後にはCD購入者へのサイン会があり、1月20日にリリースされたばかりのCD「THE CLARINOTTS」を購入した私も3人のサインをもらっちゃいました♪ CDは今度の週末にじっくり聴いてみようと思っています。

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ザハロワ&レーピン「瀕死の白鳥」
2016/02/06(Sat)
チケットぴあにワディム・レーピンをお気に入りに登録していたら(忘れてたけど・・・)こんなお知らせが来ました。
スヴェトラーナ・ザハロワ/ワディム・レーピン「瀕死の白鳥」、プリセール2月6日(土)昼12:00

6月11日(土)17時より愛知県芸術劇場コンサートホールでザハロワ&レーピン「瀕死の白鳥」~マイヤ・プリセツカヤに捧ぐ~という公演が予定されています。
2人の他には室内合奏団とダンサー3名の出演が予定されているそうですが、そのダンサーが誰なのかは分からず。

<2月6日追記>
コメント欄でnaomiさんに教えていただきました(ありがとうございます)。 
すでに公演会場で配られているチラシによると予定されている3名のダンサーはミハエル・ロブーヒン、ウラジーミル・ヴァルナヴァ、ドミトリー・ザグレビンとの事です。


なんですが、プログラムがなかなか好みでして。

   アルビノーニ:オーボエ協奏曲
   ジョン・ウィリアム:Revelation シンドラーのリストより
   バッジーニ:精霊の踊り
   サンサーンス:白鳥
   他


イープラスでも同じタイミングでプレオーダーがあるようですが、一般発売は2月13日(土)10時からだそうです。

で、名古屋でのたった一日しかない公演なのだろうか?とぐぐってみたところ、トランス=シベリア芸術祭in Japanという公演でサントリーホールでもザハロワが出演する公演がある事が分かりました。

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2016年6月17日(金) 19:00 開演
 
   サン=サーンス: 白鳥(瀕死の白鳥)
   ペルト: フラトレス
   モンティ: チャ-ルダーシュ
   ポンセ: エストレリータ、他

出演
バレエ:スヴェトラーナ・ザハーロワ
ヴァイオリン:ワディム・レーピン、他

料金
未定 (2月下旬一般発売予定)


さらに18日にはサントリーホールでミッシャ・マイスキー、諏訪内晶子さんなど豪華メンバーが揃う魅力的なコンサートもあるようです。
【日時】 2016年6月18日(土)18:00
【会場】 サントリーホール
【出演】 ワディム・レーピン、諏訪内晶子、田中杏菜 (ヴァイオリン)
     アンドレイ・グリチュク (ヴィオラ)
     ミッシャ・マイスキー (チェロ)
     ニコライ・ルガンスキー (ピアノ)
【曲目】 プロコフィエフ: 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 op.56
              ヴァイオリン/ワディム・レーピン、諏訪内晶子
      ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 op.81, B.155
              ヴァイオリン/諏訪内晶子、田中杏奈
              ヴィオラ/アンドレイ・グリチュク
              チェロ/ミッシャ・マイスキー
              ピアノ/ニコライ・ルガンスキー
      チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 op.50 「偉大な芸術家の思い出に」
              ヴァイオリン/ワディム・レーピン  
              チェロ/ミッシャ・マイスキー
              ピアノ/ニコライ・ルガンスキー


そして22日にはオペラシティ コンサートホールでレーピン&マイスキー協奏曲の夕べも予定されています。 自分の好きなブラームスにチャイコフスキー♪

【日時】 2016年6月22日(水)19:00
【会場】 東京オペラシティ コンサートホール
【出演】 ワディム・レーピン (ヴァイオリン)
      ミッシャ・マイスキー (チェロ)
     広上淳一 (指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団
【曲目】 アウエルバッハ:ヴァイオリン協奏曲第3番"深き淵より"
                ヴァイオリン/ワディム・レーピン
     チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 op.33
                チェロ/ミッシャ・マイスキー
     ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102
                ヴァイオリン/ワディム・レーピン
                チェロ/ミッシャ・マイスキー

コンサートも聴きに行きたいけれど、この時期ロイヤルの公演もあるんですよね・・・。 20日にサントリーホールで予定されている五嶋みどりさんのリサイタルにも行きたいし・・・。
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ミハイロフスキー劇場2月公演主要キャスト
2016/02/02(Tue)
ミハイロフスキー劇場の2月公演のキャストが発表になっています。 
タッチキンから移籍したという直塚美穂さんが早々に海賊で奴隷のPDDにキャストされていますね。 そして海賊にもバヤデルカにも名前がなかったペレンが久々にドンキにキャストされていてちょっとびっくり。 パートナーがザイツェフというのも珍しいですね。 (やはりと言うか、結局変更になりましたね) 
なんとなく先月あたりから世代交代というか、変わったなぁぁぁとつくづく思わされるような・・・。 
コシェレワ、ロマチェンコワ、ミリツェワ、ヤパーロワの名前が一つもないって淋しすぎるなぁ。

2月04日 海賊
     メドーラ:エカテリーナ・ボルチェンコ
     コンラッド:レオニード・サラファーノフ
     ギュリナーラ:ヴェロニカ・イグナツェワ
     奴隷のPDD:ヴァレリア・ザパスニコワ&マリオ・ラブラドール
     ランケデム:アレクサンドル・オマール
2月05日 海賊
     メドーラ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
     コンラッド:イワン・ワシリーエフ
     ギュリナーラ:アナスタシア・ソボレワ
     奴隷のPDD:ミホ・ナオツカ&ヴィクトル・レベデフ
     ランケデム:アンドレイ・カシャネンコ
2月07日M 海賊
     メドーラ:スヴェトラーナ・ベドネンコ
     コンラッド:イワン・ザイツェフ
     ギュリナーラ:ヴェロニカ・イグナツェワ
     奴隷のPDD:ヴァレリア・ザパスニコワ&マリオ・ラブラドール
     ランケデム:セルゲイ・ストレフコフ
2月07日S 海賊
     メドーラ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
     コンラッド:レオニード・サラファーノフ
     ギュリナーラ:アナスタシア・ソボレワ
     奴隷のPDD:ミホ・ナオツカ&ヴィクトル・レベデフ
     ランケデム:アレクサンドル・オマール
2月11日 バヤデルカ    
     ニキヤ:エカテリーナ・ボルチェンコ → アナスタシア・ソボレワ
     ソロル:レオニード・サラファーノフ
     ガムザッティ:スヴェトラーナ・ベドネンコ → アリッサ・ソドレワ
2月13日 バヤデルカ
     ニキヤ:アナスタシア・ソボレワ
     ソロル:ヴィクトル・レベデフ
     ガムザッティ:アリッサ・ソドレワ → エカテリーナ・ボルチェンコ
2月14日 バヤデルカ
     ニキヤ:スヴェトラーナ・ベドネンコ
     ソロル:イワン・ザイツェフ
     ガムザッティ:エカテリーナ・ボルチェンコ → アリッサ・ソドレワ
2月17日 ロミオとジュリエット
     ロミオ:レオニード・サラファーノフ
     ジュリエット:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
2月18日 ロミオとジュリエット
     ロミオ:イワン・ザイツェフ
     ジュリエット:ヴァレリア・ザパスニコワ
2月19日 ロミオとジュリエット
     ロミオ:レオニード・サラファーノフ
     ジュリエット:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
2月21日 ドン・キホーテ
     キトリ:イリーナ・ペレン → アナスタシア・ソボレワ
     バジル:イワン・ザイツェフ
     森の女王:スヴェトラーナ・ベドネンコ
     大道の踊り子:エラ・ペリソン
2月22日 ドン・キホーテ
     キトリ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
     バジル:レオニード・サラファーノフ
     森の女王:エカテリーナ・ボルチェンコ
     大道の踊り子:ヴァレリア・ザパスニコワ
2月23日M ドン・キホーテ
     キトリ:アナスタシア・ソボレワ
     バジル:ヴィクトル・レベデフ
     森の女王:アンドレア・ラザコワ → スベトラーナ・ベドネンコ
     大道の踊り子:アリッサ・ソドレワ
2月23日S ドン・キホーテ
     キトリ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
     バジル:イワン・ワシリーエフ
     森の女王:エカテリーナ・ボルチェンコ
     大道の踊り子:ヴァレリア・ザパスニコワ → エラ・ペリソン
2月27日 ジゼル
     ジゼル:アナスタシア・ソボレワ
     アルベルト:ヴィクトル・レベデフ
     ミルタ:アリッサ・ソドレワ
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英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」主演キャスト出演日変更
2016/02/01(Mon)
NBSより英国ロイヤル・バレエ団、来日公演の「ロミオとジュリエット」の主演キャストの出演日に変更があったため希望日再確認の連絡が来ました。 祭典会員用に最初のお知らせが来たのが1月20日だったのに、なかなかサイトに詳細がアップされなかったので、何かあるのかな?とは思っていたのですが・・・。 出演予定者変更という文字を見たときにはドキッとしましたが、キャストそのものは変らず出演日の変更でした。
この変更を持って、本日サイトにもキャストが掲載されたようです。 こちら。 また、拙ブログを見てくださっている方にご迷惑がかからないよう、現時点のキャストを改めて書き出しておきます。


ロミオとジュリエット
 6月16日(木)18:30 ローレン・カスバートソン、フェデリコ・ボネッリ(変更なし)
 6月17日(金)18:30 ナターリヤ・オシポワ、マシュー・ゴールディング 
                         ↓
                ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー  
 6月18日(土)13:00 サラ・ラム、ワディム・ムンタギロフ(変更なし) 
 6月18日(土)18:00 マリアネラ・ヌニェス、ディアゴ・ソアレス
                        ↓
                ナターリヤ・オシポワ、マシュー・ゴールディング 
 6月19日(日)13:00 ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー
                        ↓
                マリアネラ・ヌニェス、ディアゴ・ソアレス

ジゼル
 6月22日(水)19:00 マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ
 6月24日(金)19:00 ナターリヤ・オシポワ、マシュー・ゴールディング 
 6月25日(土)14:00 サラ・ラム、スティーヴン・マックレー 
 6月26日(日)14:00 ローレン・カスバートソン、フェデリコ・ボネッリ
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