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マリインスキーバレエ「愛の伝説」 11月27日
2015/11/30(Mon)
マリインスキーの「愛の伝説」、2日とも見てきました。
キャストの違いはもちろん、見る側としての初回の緊張と2度目の慣れ、座席(同番12列違い)の違いなどもあって、二つの舞台の印象はけっこう異なりますが、見応えのある作品ですし生で見られて本当に良かったです。 
ともかく1日目はロパートキナが舞台にいる限りはロパートキナ集中!だったので、力が入りすぎてしまいました(笑)が、2日目は話の展開もダンサー登場のタイミングなどもわかっているので落ち着いて、また全体を見る事もできた感じです。

ロパートキナのラインのなんと美しく鮮やかなこと。 音楽をしっかり捉えた腕や脚の動き、全身のポーズがすべて美しく、クリアなラインが一つ一つ目に焼き付けられていくようでした。 気高く威厳のある女王バヌーでしたが、クールではあるけれど、恐れ、怒り、嫉妬、悲しみなどが全身から伝わって来ました。 また、2幕の始め、一人フェルハドへの思いに悩み苦しみながら舞台奥の小さな空間で膳を組んだような姿ですら、威厳があり目を離せない。 次第に体をくずし、物憂げに脚などをさすっている姿ときたらそれはもう悩ましく・・・。  バヌーは1幕から3幕まで踊りもかなり多いんですね。 背筋にそうとう負担がかかりそうな独特の動き、そしてスピーディーな踊りが多い中にクラシックバレエ的なピルエットやグランフェッテなども組み込まれていて、2幕の後半はかなり辛いのではないかと思いました。 ただ、愛の伝説の独特な舞踊言語の中に唐突にグランフェッテというのが少し不自然な気もしましたが・・・。 ソロで踊っている時間も長いので踊り手次第では見ていて飽きそうです。 しかし、ロパートキナの身体能力も衰えないですね。 3幕のフェルハドとのPDDで立っているエルマコフのウエストベルトを掴んだだけで倒立というアクロバティックな振付を完璧に美しくこなしたのには驚きました。 本当に素晴らしい! 

シリン役のシャプランは昨年マールイに半年ほど在籍し、当初今年のマールイのジゼルにキャストされており、あの当時はマールイでレベデフとのペアを見るのを楽しみにしていました。 マリインスキーに移籍後も順調にレパートリーを増やし主演数も増えていたので、この来日公演では一番注目しているダンサーです。 涼しげで可愛い顔つき、スレンダーなラインは好みのタイプ(笑)。 かなり長身ですが、それでもまだロパートキナの方が背が高いのですね・・・。 シリンもかなり踊りが多いですが、頑張っていたと思います。 ただロパートキナと同じ空間に立ち主役として渡り合うには、当然の事ながらまだまだ荷が重過ぎる感じでした。 前日の疲れもあるのか安定感に欠く場面もちらほら。  

フェルハドのエルマコフ、こんなにどっかんとガタイがよかったでしたっけ? この青い中途半端ソロルみたいな衣装がいまいちよろしくない?? 柔らかでダイナミックな踊りは良かったしサポートも万全ですが、控えめというか押し出しが弱いのが惜しいというか・・・。 姉妹二人から愛される愛憎劇の主人公なので、そのドラマを色づけるような強くはっきりとした表現が欲しかったです。

で、そんなエルマコフとは全く正反対で滅茶苦茶強烈な印象を残したのが宰相役のスメカロフ。 今となっては皆ベテランですが、彼もワガノワ98年組なんですよねー。 女王への激情も強く深く痛々しく、濃い表現にキッレキレの迫力あるダンスが素晴らしかったです。 さすが元エイフマンダンサー。 

怪しげな魔術をかける托鉢僧はプー(元マールイのアルテム・プハチョフ。 12月のアカデミーの来日で会えるといいなぁ!!)兄ドミトリー。 白塗りなんで顔があまりよく分かりませんが、横顔なんかはプーちゃんにやっぱり似てる。 
フェルハドの友人4人で顔と名前が一致するのはトカチェンコだけですが、開脚は綺麗に開いて軽快、ピルエットも安定していて彼が一番上手かった。
道化のポポフはバネのある跳躍も高速回転も良かったです。

コール・ドの踊りもてんこ盛りでした。 
なかでも金銀財宝を渡すという女性コール・ド16人とバトーエワの黄金の踊りは、リズムが狂うようなステップと複雑なフォーメーションがクラシックバレエとは全然違っていて難しそうで変わっていて新鮮(笑)。 
男性コール・ドも見せ場が多かったですね。 1幕で3人+3人、8人、8人、6人がめまぐるしく入れ替わり立ち替わり現われては踊り、音楽もヒートアップし宰相も加わってどんどん迫力を増していく様は見ごたえたっぷりでした。 マリインスキーなので勇壮ながらも品があるのですが、これがボリショイだったらどこまでワイルドにパワーアップするのかとボリショイでも是非生の舞台を見てみたいと思いました。 その3人+3人の将校?役でそれぞれ一人ずつ気に入ったのですが、キャスト表には出てないしプログラム見ても誰なのか分からないしでちょっと悔しい。

オーケストラの演奏も良かったです。 弦は柔らかく美しく金管も安定していたし、特にトランペットの表情付けが豊かで素晴らしかったです。 現代音楽にありがちな不協和音などがなく、単調に感じられるメロディーはあったものの、標題音楽的というか映画音楽のように分かりやすく聴きやすい音楽だったのが良かったです。



シリン(王女):クリスティーナ・シャプラン
フェルハド(宮廷画家):アンドレイ・エルマコフ
メフメネ・バヌー(女王、シリンの姉):ウリヤーナ・ロパートキナ
宰相:ユーリー・スメカロフ
托鉢僧:ドミートリー・プィハチョーフ
フェルハドの友人たち:エルネスト・ラティポフ、ワシーリー・トカチェンコ
           アレクセイ・ネドヴィガ、アンドレイ・ソロヴィヨフ
シリンの友人たち:石井久美子、スヴェトラーナ・イワノワ
           クセーニャ・オストレイコーフスカヤ
黄金の踊り:ナデージダ・バトーエワ
踊り子たち:アナスタシア・ペトゥシュコーワ、エカテリーナ・チェブキナ
道化:グリゴーリー・ポポフ
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三の酉
2015/11/29(Sun)
今日は府中にある大國魂神社の酉の市をのぞいて来ました。  今日は三の酉ですが、三の酉がある年は火事が多いと言われていたりするんですよね・・・。
日曜日という事もあってかなりの人でにぎわっていましたが、神社近辺のコインパークがことごとく満車で、辛うじてとめられた神社脇の臨時駐車場が閉まってしまうまで30分しかなかったのでかけあしでした。 

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とりあえず、熊手を最初に見たのですが、熊手の露天は5店ほどあってけっこう迷う迷う。 

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時間がないのでよけいに焦ったし・・・(写真も慌てて1枚だけ)。 10万円以上する大きな立派なものから可愛らしいものまでいろいろありましたが、おかめの下に七福神、米俵、小判、おかめの上に梅の花がついている小ぶりの熊手を買いました。 三の酉だからと1800円を1500円にまけてくれたのですが、さらにそんな小さな熊手なのにもかかわらずお店の人に手締めまでしてもらって、なんとなく気恥ずかしく・・・。
家に帰ってさっそく玄関の入り口に向けて下駄箱の上に置きました。 福が来てくれるかな? 
たくさんの露天が出ていましたが、ケバブや中国風おやきのシャーピンなどのお店もあってちょっとびっくりでした。 今や露天も国際色豊かなんですね~♪
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もうすぐマリインカ♪
2015/11/24(Tue)
20日の三重から始まっているマリインスキーの来日公演、精密検査で大阪での白鳥に出演できなかったテリョーシキナが東京公演には予定通り出演するとジャパンアーツのサイトにお知らせがありました。
大阪公演で彼女を見られず残念な思いをした方たちもいらっしゃるのになんですが、東京は予定通りという事でほっとしました。 精密検査が必要だったと聞けば、やはり彼女の状態は気になりますが、お医者様が海外に行って踊っても大丈夫と言ったのですから楽しみに待ちたいと思います。 そしてこれ以上のキャスト変更が起こらない事、特に個人的には12月5日ソワレがこのまま無事に幕を開けてくれる事を心から願います。
私は27日の「愛の伝説」からそれぞれ2公演ずつ見る予定です♪ ジュエルズは本当に貴重な機会なので迷ったのですが、「ダイヤモンド」を9年前のままにしておきたくて見送ってしまいました。 
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ミハイロフスキー劇場12月公演 主要キャスト
2015/11/21(Sat)
ミハイロフスキー劇場の12月公演の主要キャストが発表になりました。
12月なので後半はすべて「くるみ割り人形」。 ナチョのくるみ割り、人気あるんですかね? ピーテルのバレエファンはいろいろなバージョンが見られて楽しいかもしれませんねー。
で、びっくりしたのが12月11日と12日の「眠りの森の美女」。 ルジマトフがカラボスを踊るらしいです。 ナチョ版のカラボスは黒っぽいプリンセスラインのドレスですよね・・・。 着るんですか?  あーでも、マラトにしてもあまり想像できないなぁぁぁ。 ユリバリソフはすっごく似合ってるんだけど・・・。

12月02日 ロミオとジュリエット
        ロミオ:イワン・ザイツェフ
        ジュリエット:ヴァレリア・ザパスニコワ
12月03日 ロミオとジュリエット
        ロミオ:レオニード・サラファーノフ
        ジュリエット:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
12月04日 ロミオとジュリエット
        ロミオ:イワン・ザイツェフ
        ジュリエット:ポリーナ・セミオノワ
12月06日M 海賊
          メドーラ:スヴェトラーナ・ベドネンコ
          コンラッド:イワン・ザイツェフ
          ギュリナーラ:ヴェロニカ・イグナツェワ
          奴隷のPDD:ヴァレリア・ザパスニコワ、マリオ・ラブラドール
          ビルバンド:アンドレイ・カシャネンコ
12月06日S 海賊
          メドーラ:エカテリーナ・ボルチェンコ
          コンラッド:レオニード・サラファーノフ
          ギュリナーラ:アナスタシア・ソボレワ
          奴隷のPDD:アストリフ・アガンネシアン、ヴィクトル・レベデフ
          ビルバンド:アレクサンドル・オマール
12月09日 眠りの森の美
         オーロラ姫:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
         デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
         リラの精:スヴェトラーナ・ベドネンコ
         カラボス:マラト・シェミウノフ
12月10日 眠りの森の美女
         オーロラ姫:イリーナ・ペレン
         デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
         リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
         カラボス:マラト・シェミウノフ
12月11日 眠りの森の美女
         オーロラ姫:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
         デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
         リラの精:イリーナ・コシェレワ
         カラボス:ファルフ・ルジマトフ
12月12日 眠りの森の美女
         オーロラ姫:イリーナ・ペレン
         デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
         リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
         カラボス:ファルフ・ルジマトフ
12月16日 くるみ割り人形
         マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
         くるみ割り人形/王子:レオニード・サラファーノフ
12月17日 くるみ割り人形
         マーシャ:イリーナ・ペレン
         くるみ割り人形/王子:ヴィクトル・レベデフ
12月18日 くるみ割り人形
         マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
         くるみ割り人形/王子:レオニード・サラファーノフ
12月20日M くるみ割り人形
          マーシャ:ヴァレリア・ザパスニコワ
          くるみ割り人形/王子:イワン・ザイツェフ
12月20日S くるみ割り人形
         マーシャ:イリーナ・ペレン
         くるみ割り人形/王子:ヴィクトル・レベデフ
12月25日 くるみ割り人形
         マーシャ:イリーナ・ペレン
         くるみ割り人形/王子:ヴィクトル・レベデフ
12月26日M くるみ割り人形
          マーシャ:ヴァレリア・ザパスニコワ
          くるみ割り人形/王子:イワン・ザイツェフ
12月26日S くるみ割り人形
          マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
          くるみ割り人形/王子:レオニード・サラファーノフ
12月27日 くるみ割り人形
         マーシャ:イリーナ・ペレン
         くるみ割り人形/王子:ヴィクトル・レベデフ
12月29日 くるみ割り人形
         マーシャ:アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
         くるみ割り人形/王子:レオニード・サラファーノフ
12月30日 くるみ割り人形
         マーシャ:ヴァレリア・ザパスニコワ
         くるみ割り人形/王子:イワン・ザイツェフ
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シュツットガルト・バレエ団「ロミオとジュリエット」 11月13日
2015/11/20(Fri)
シュツットガルトの「ロミオとジュリエット」は2005年に同じアマトリアン&フォーゲルで見て以来。 クランコのロミジュリ自体もその後は見ていないから10年ぶりという事で、しっかり記憶にあるのはクッションダンスと大広間とレースのカーテン越しのホワイエというキャピュレット家の家の造りと懸垂キスくらいだったかな?(笑) 舞台美術や衣装は変わっていないと思いますが、橋脚がアーチ型になった回廊の上下のスペースの効果的な利用と絵画のように美しい色彩の衣装は本当に素晴らしいですね。
その10年前のキャストはマキューシオがアレクサンドル・ザイチェフ、ベンボーリオがミハイル・カニスキン、ティボルトがイリ・イェリニク、というスターダンサーばかりでしたが、今は皆バレエ団を離れていて時の流れとカンパニーの変化を感じます。 また、その間、マクミランのロミジュリは映像も含めると10回程度は見る機会があったので、久々に見たクランコ版は、マクミランと比べると演出がわりとシンプルでスピーディーで、ロミオとジュリエットにしても14歳とか16歳にそれほどこだわる必要もないように感じ、ダンサーも自分なりのアプローチがし易いのではないかと思いました。 フォーゲルとアマトリアンは共に30代半ばですが、それがどうというようには感じませんでした。 年齢差がないのがいいのかもしれませんね。
 
フォーゲルのロミオは流石に10年前のような能天気に明るく若さに溢れた向こう見ずなロミオではなく、所作にどことなく落ち着きを感じたりもしたけれど、無邪気でまっすぐな雰囲気はそのままです。 幕開きで、マントにくるまり一人ロザリンドへの想いに酔っているトロ~ンとした表情がさまになるのもフォーゲルならではかと(笑)。 
彼の踊りはポーズを決める時にぐうっと伸びる体のラインが綺麗で、私はそれがとても好きなのですが、この日も1幕の広場での踊りでは一際それが目立っていました。 キャピュレット家の舞踏会に忍び込む前の館前でのマキューシオ、ベンヴォーリオとの3人の踊りはマクミランに負けず劣らずハードな振付で、フォーゲルの年齢にはきっついだろうなーとも思いますが、若干崩れつつも切れよく綺麗に纏めていたと思います。

アマトリアンのジュリエットは無理に少女っぽくは作らず自然体で、素直にすくすく育ったお嬢さんという感じでした。 パリスに対しても家にとっての大切なお客様に礼儀正しく振舞うといった雰囲気かな? 
バルコニーのシーン。 ロミオと出会って生まれて初めて知ったときめきと、その初めての感情にのぼせてしまいそうな様子をアマトリアンはとてもキュートに演じていました。 短いシーンだけれど、ロミオが訪ねて来る前に一人でどきまきするジュリエットは本当に微笑ましいですね。 ロミオを見つければ驚きと恥かしさで植木の陰に隠れちゃうし。

二人のPDDは本当に素晴らしかった。 ここで何よりも好きなのは、ジュリエットへの思いは体中から溢れんばかりと背中を大きくゆったりのけぞらせるロミオのランベルセ。 フォーゲルのランベルセは美しく雄弁でうっとりです。 マクミラン同様かなり複雑で動きの速いリフトの連続も、組みなれている二人はスピーディーに滑らかに、高まる互いの気持ち、至福の時を過ごす喜びを見事に表現していたと思います。 もちろんフォーゲルの安定したサポートがあってでしょうが、アマトリアンの動きがしなやかで空中でのどんなポーズも素晴らしく美しかった。 
そして階段のないクランコ版といえば、ロミオがジュリエットを抱きかかえてバルコニーに戻したあとの別れ際の懸垂キスですね♪ 

最終日のロミオ役にもキャストされていたマキューシオ役のダニエル・カマルゴ、ベンヴオーリオ役のパブロ・フォン・シュテルネンフェルスは、共にフォーゲルがインタビューで才能豊かで個性も持っている若手と語っていたダンサーなので、期待しながら見ていたのですが、確かに二人とも溌溂とした良いダンサーでした。 特にカマルゴは3人の踊りと舞踏会でのソロで見せたバネのきいた余裕のある跳躍が印象的で、さらにティボルトとの剣舞?では剣の扱いも上手く、それでいてバランスを崩さない軽快な動きが見事でした。 彼はブラジル出身なんですね。 ティボルトに刺されて死んでゆくところはおどけてみせるシーンも少なく、戦わなかったロミオを責めるわけでもなく、痛みに耐え、いきなり訪れた死の恐怖への動揺を見せまいと必死になっているようでマクミラン版よりもリアリティーというか悲壮感を感じました。

ティボルト役はプリンシパルのロマン・ノヴィツキー。 登場した時にはちょっと線が細い?とも思いましたが、不遜で、モンタギューの人間に対する敵対心をこれっぽっちも隠そうとしない常に殺気だっているようなティボルト。 演技も上手かったですが、こちらもマクミランと比べると死に様は意外にあっさりなんですね。 まぁ、あちらはちょっとやりすぎですが。
ティボルトの死を知ったキャピュレット夫人の取り乱し方は納得できる範囲だったのですが、自ら髪をほどいたのがわかったのと、ガウン?の胸元のボタンをはずしてはだけたようになったのが少し演技としては不自然。 

パリス役のコンスタンチン・アレンはハワイで育ったアメリカ人プリンシパルで、まだ20代前半と若いダンサーです。 ハンサムではありますが、お化粧のせいかプロフィールの素顔っぽい写真よりもダークな感じ? フォーゲルよりも少し高い長身のダンサーで身のこなしも綺麗でした。 フォーゲルがオネーギンの日のレンスキーだそうで、なんとなく逆な印象・・・。 

3幕のロミオとジュリエット別れのシーンのPDDもリフトを多用したアクロバティックな振付でした。 抑えきれない喜びに溢れていた肢体がここでは言いようのない絶望感をまとっているのがなんとも痛ましい。  ベッドで目覚めたロミオがジュリエットの長い髪を自分の指に絡めて愛おしそうにしながらも虚ろな表情なのがとても切なく、ロミオは命を絶つ前にも同じ仕草をするのでとても印象に残るのですが、10年前の公演の感想でも同じ事を書いていて・・・。 という事はフォーゲル仕様なのか、はたまたクランコロミオのお決まりなのか?  

一人残されパリスとの結婚までの猶予がなくなったジュリエットがロレンス神父のもとに走り薬をもらい、またその薬を飲むまでの葛藤も展開が早かったです。 他の版はもう少しジュリエットの葛藤がじっくり描かかれ、ここで踊り手ではなく演技者としての力量が問われたりもしますが、クランコ版はここまでも過剰な演出はなかったのでここもテンポよく。

薬を飲んだ仮死状態のジュリエットが葬られている霊廟でジュリエットの死を悼むパリス。 結婚の承諾をするまでに激しくパリスを拒み、彼の自尊心をひどく傷つけたという演出ではなかったので、心優しいパリスならば彼女の死を嘆くというのは自然ではあるけれど、ロミオがパリスを殺すというのはあまり好きではないのでそのままあっさり消えてもらいたかった。
ラスト、それぞれの絶望と身を切られるような思いの中、別々に命を絶つロミオとジュリエット。 悲しい運命はわかりきっていても、ここまで舞台上で役を生きてきた二人の死を見るのは切ないですね・・・。 会場の静寂が悲しみをいっそう増したような気がしました。


しかし、オーケストラの演奏は酷かったですね・・・。 最後の最後までドラマティックなところで金管がよくはずしてくれた事・・・。  バレエ団はホームではシュツットガルト州立管弦楽団の演奏で上演しているのでしょうから、ちょっとびっくりだったのではないでしょうか?  

余談ですが、こちらはバレエ団の日本ツアーのブログ。 ティボルトを踊ったノヴィツキーが今回のブログカメラマンを務めているそうですが、普段見られないリハーサルや楽屋での様子がわかって嬉しいです♪





キャピュレット家
キャピュレット公:ローランド・ダレシオ
キャピュレット夫人:メリンダ・ウィザム
ジュリエット:アリシア・アマトリアン
ティボルト:ロマン・ノヴィツキー
パリス:コンスタンチン・アレン
乳母:ダニエラ・ランゼッティ

モンタギュー家
モンタギュー公:キリル・コルニロフ
モンタギュー夫人:エレナ・ブシュエヴァ
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
マキューシオ:ダニエル・カマルゴ
ベンヴォーリオ:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス

ヴェローナの大公:ルイス・シュティンス
僧ローレンス:ルイス・シュティンス
ロザリンド:アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ
ジプシー:アンジェリーナ・ズッカリーニ、森田愛海、ロシオ・アレマン

カーニバルのダンサー:ルドヴィコ・パーチェ、ルイジ・ヤン、パウラ・レゼンデ
オスカン・アイク、ロジェ・クワドラド

ヴェローナの貴族と街の人々:シュツットガルト・バレエ団


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11月20日 第1821回 定期公演Cプログラム
2015/11/18(Wed)
NHK交響楽団
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
会場:NHKホール

ショパン:ピアノ協奏曲第1番
       (ピアノ:チェ・ソンジン)

   ――― 休憩 ―――

グラズノフ:バレエ音楽「四季」作品67―秋
ハチャトゥリアン:バレエ組曲
            「ガイーヌ」「剣の舞」「ばらの少女たちの踊り」「子守歌」「レズギンカ舞曲」
チャイコフスキー:序曲「1812年」




フェドセーエフさんでこの魅力的なプログラムを聴きたくて取ったチケット。 出遅れたせいもありますがチケットの売れ行きたいへん良好で一階は後方の席しか取れませんでした。
同じプログラムの土曜日は早々に完売だったし、金曜日も公演時にはノーチケだった模様。 広いNHKホールなのに凄いこと! 正直、ショパンのピアニストにはこだわりはなかった(公演間際まで誰だか覚えてなかった)のだけれど、話のネタになりそうな、直前のショパンコンクールで1位に輝いたチョ・ソンジンでした。 コンクールでの疲れがちょうど出るタイミングだったのか、なんだかあまり輝きとか冴えがなかったです。 でも、ユンディのベートーヴェンのようなショパンよりは詩情があったかな?
後半の3曲はもう最高~~でした。 グラズノフの美しさ、ハチャトゥリアンのメロディアスな曲と熱い曲。 でレズギンカになったらサモイロフさんが叩きに来たりして・・・なんて妄想しながらずっと聴いてましたが、N響のパーカッションの方も力演(爆)でした。 そして1812年に至ってはいったい金管何人乗ってるの~~というくらいの大人数での爆発的な大迫力演奏に笑っちゃうくらい興奮♪ 楽しい楽しいコンサートでした!
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ロシアケーキ
2015/11/17(Tue)
先日千葉県の館山に海老を食べに出かけた両親が中村屋のロシアケーキを送ってくれました。

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館山の中村屋というのは子供の頃の私には特別なお店で(大昔ですからねー、今みたいにケーキ屋さんはそんなにたくさんなかったのです。 田舎だしね。)、父が館山に出張に行くと必ずモンブランやエクレアなどのいろいろなケーキをお土産に買って来てもらったのです。
久々に館山に行くというメールをもらって「あの中村屋はまだあるのかなぁ??」と何気なく書いた私の返信を思い出した父が、お店を捜して行ってくれたのでした。 お店は今でも地元の美味しいパンやさんとしてとても繁盛しているそうですが、今では珍しいロシアケーキを食べられる店としても人気なのだそうです。 ケーキというよりは分厚いクッキーですけどね♪

私は初めて食べました。 見た目ちょいとごついですし少し厚めでわりと固いので、最初は食べ難いとも感じたのですが、要領を得てくれば大丈夫(笑)。 さくさくとした食感で素朴な味わいの美味しいお菓子です。 ちょっとカロリー高そうですけどね~~。 

なんでも中村屋のロシアケーキは明治期に新宿中村屋で修行中だった長束実さんが、ロシア皇帝のお抱え製菓技師に正統なロシアケーキ作りの技術を伝授され、その技術を2代目七郎さんが引き継いだのがはじまりなのだそうです。 そしてその技能の保存に努めた3代目の長束さんが正統なロシアケーキとして日本唯一の後継者だとか。

このロシアケーキはこんな風に作られているそうです。
まずビスケットを焼き、アーモンド、ピーナツ、砂糖などを用いたマコロンをその上に絞りつけ、さらに丹念に焼きつけるという二度焼きが特徴です。プラム、チョコレート、ジャム、クルミなどが独特の風味を添え、おいしさを盛り立てます。 

種類はコパン、プラム、カラコスキ、ホワイト、ヒシ、ハートの6種類。 こちらに写真つきでそのお味が紹介されていて通販もできるようです。
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11月11日 ユンディ・リ ショパンを弾く 協奏曲の夕べ
2015/11/17(Tue)
ピアノ:ユンディ・リ 
東京交響楽団
指揮:現田茂夫
会場:サントリーホール

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ショパン:ピアノ協奏曲第1番

   ――― 休憩 ―――

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」


ショパンのピアノ協奏曲の1番と2番を一夜のコンサートで聴けるというのがそもそもこのコンサートの目玉だったはずなのに、直前にユンディの強い希望で2番がベートーヴェンの「皇帝」に変わってしまい、けっこうがっかり。 確かに2番よりは「皇帝」の方が華やかでスケールも大きいですが、でもね・・・。 ユンディは今ベートーヴェンに夢中♪とのことらしい。
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11月4日 フィンランド放送交響楽団コンサート
2015/11/16(Mon)
フィンランド放送交響楽団
指揮:ハンヌ・リントゥ
会場:サントリーホール

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シベリウス:交響詩「フィんランディア」
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
        (ヴァイオリン:諏訪内晶子)

   ――― 休憩 ―――

シベリウス:交響曲第2番ニ長調

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秋の園芸(2)
2015/11/15(Sun)
本日、ようやくチューリップの球根の植え付けを終えました。
今年は約100球です。 いっぺんには出来なかったので3週に分けて植えました。
昨年も購入した国華園からはオレンジブレンド30球と大好きなアプリコット・ビューティーにスプリンググリーン、トリコレットを。 ブレンドはいったいどんな品種なのか、咲いてみてからのお楽しみなんですが、とりあえず大鉢に20球、残りはアプリコット・ビューティーと組ませました。
今回初めて富山県花卉球根農業協同組合からも買ってみました。 やはり日本のチューリップと言えば富山ですものね。 今まで植えたことのない種類ばかりを買いました。
乙女桜、楊貴妃、カーニバルデリオ

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とトムポーズ、明日香
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トムポーズは去年昭和記念公園で一番気に入った品種で、自分の家でたっぷり見られたらなぁと思っていたので迷わず購入。
あとは地元の花屋さんで白雲とストロングラブ、レムズフェイバリット、ケープタウンを数球ずつ。

さて、10月半ばに作った寄植え。 シクラメン・プラチナリーフの花が咲きました。 うっす~らピンク色の花でした。 他の苗も順調に大きくなって花もよく咲きました。

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これに気をよくしてもう一鉢、11月の始めに植えたのがこちら。
 
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パンジー&スィートアリッサムという定番の組み合わせにリシマキアシューティングスターという銅葉色にきれいなピンクの斑が入っている品種で、花やさんの店頭で見た瞬間にその可愛らしさに釘付け♪ パンジーもちょっとシックな色合いが気に入っています。

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10月28日 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団コンサート
2015/11/15(Sun)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク
会場:サントリーホール

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スメタナ:連作交響詩『わが祖国』から「シャールカ」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
            (ヴァイオリン:庄司紗矢香)

   ――― 休憩 ―――

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
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10月26日 ザ・フィルハーモニクス
2015/11/12(Thu)
もう2週間以上も経ってしまいましたが、楽しみにしていたザ・フィルハーモニクスの公演について備忘録的に。

ザ・フィルハーモニクス
会場:東京芸術劇場
司会:ティボール・コヴァーチ (通訳:松田暁子)


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1stヴァイオリン&リーダー :ティボール・コヴァーチ (ウィーンフィル第2ヴァイオリン主席)
2ndヴァイオリン :ローマン・ヤーノシュカ
ヴィオ:ラティロ・フェヒナー (ウィーン・フィル)
チェロ:シュテファン・コンツ (元ウィーン・フィル、現ベルリン・フィル)
コントラバス:エーデン・ラーツ (ウィーン・フィル コントラバス主席)
クラリネット:ダニエル・オッテンザマー (ウィーン・フィル クラリネット主席)
ピアノ:フランティシェク・ヤーノシュカ


J.シュトラウスII(コンツ編):喜歌劇「こうもり」よりチャールダーシュ
F.クライスラー(コンツ編):中国の太鼓
ゲオルグ・ブラインシュミット(F.ヤーノシュカ編):ウィーンはいつもクルク島
ファリャ(クライスラー編):「三角帽子」よりスパニッシュ・ダンス
C.サン=サーンス(コンツ編):動物の謝肉祭より「白鳥」
カルロス・ガルデル(F.ヤーノシュカ編):ボル・ウナ・カベーサ
T.コヴァーチ:ユダヤの母

   --- 休憩 ---

J.ブラームス(コヴァーチ編):ハンガリー舞曲 第6番
F.ヤーノシュカ:ドナウの鮫
C.サン=サーンス(コヴァーチ編):交響詩「死の舞踏」
F.リスト(F.ヤーノシュカ編)愛の夢 第3番
アーティー・ショウ(オッテンザマー編):スイング・タイム
スティング(コンツ編):イングリッシュマン・イン・ニューヨーク

<アンコール>
 ピアソラ:リベラルタンゴ
 ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番



昨年同様、彼らの演奏する姿と奏でられる音楽を心から楽しめた素晴らしいコンサートでした。 
彼らは本当に楽しそうに幸せそうに、そして何かに憑かれた様に演奏するんですよね。 その音楽にぐいぐい惹き付けられます。 白鳥や愛の夢はクラシックとしてしっかり聴かせてくれましたが、去年のプログラム(こちら)と比べると民族音楽調&ジャジーなサウンド路線になっていると感じました。 
その「白鳥」と「愛の夢」は特にチェロのコンツの演奏が素晴らしく、とりわけ「白鳥」は切ない響きの中に感じられる温もりのような音色が美しく、しみじみと心に染み入って来た感じでした。 ボル・ウナもヴァイオリンの音色がロマンティックでメロディーが半端なく美しかったです。 
そしてクリク島でみせたヤーノシュカ兄弟のピアノとヴァイオリンのかけあいがとってもエキサイティング! 即興的にも聞える2人の演奏、放っておいたら音楽はどこまで形を変えていったのかと今思い出してもゾクゾクしてきます。 この兄弟二人だけのコンサートをもっと小さい会場でカジュアルティスト(ドリンクつき・笑)で企画してくれないかなぁぁ。 めっちゃくちゃ素敵で今まで経験した事のない未知の世界に連れて行ってもらえそうです。
この日のコンサートで特別に演奏されたスパニッシュ・ダンスはファリャの三角帽子をクライスラーが編曲したものをさらにフィルハーモニクス用にコヴァーチがアレンジしたものだそうですが、さりげないラテンサウンドもまた見事でした。
「ユダヤの母」はマーラー第1番3楽章と第7番とユダヤの民族音楽をコヴァーチがミックスさせたそうですが、彼らのアルバム「魅惑のダンス~ 私のお気に入り」にも収録されていて民族調でメランコリックな旋律が印象的な私もお気に入りの一曲。
「ドナウの鮫」という??というようなタイトルの作品は、ピアニストのヤーノシュカ弟がドナウ川のほとりを散策していた時に、ここに鮫が現れたら・・・というイマジネーションが働いてしまって生まれた曲だそうで、鮫を発見した周りの大騒ぎが表現されるのか、またはジョーズのような不気味さかと思いきや、わりと穏やかな曲でした(笑)
前回も披露された「スイング・タイム」はオッテンザマーが彼の力量を思う存分発揮し、ついでにカッコ良さも見せつけるノリノリの作品。 メンバーも一層楽しそうなのよね、こういう曲!
スイング・タイムの盛り上がりそのままに最後の曲のイングリッシュマン・イン・ニューヨークもアンサンブルがとっても良かったです。
アンコールのハンガリー舞曲では、途中昨年同様ヤーノシュカのIt’s Piano time!になり、音楽の可能性の無限さを感じさせてくれる魅惑の演奏で、楽しかった時間にさらに感動と幸福感をもらいました。 本当にこの人の才能は凄すぎ!!
司会役として、ユーモアも交えながら作品の説明をしてくれたコヴァーチさんは、その話し方や表情から誠実でおおらかなそうな人柄が漂っていましたが、顔からあふれ出る大汗をハンカチで拭いながら「とぉっても暑いです!!」と日本語で悲鳴をあげていまして、会場大笑い。 シャツにジャケットというきちんとした格好であんなエネルギッシュな演奏の連続じゃ、そりゃ~暑いでしょ! 

次の来日はいつになるのか、今から楽しみですが、叶うことなら毎年来て欲しいです。 それからヤーノシュカ兄弟のスペシャルコンサートも、是非!!

<11月18日 追記>
と、思ったら、ジャパンアーツの今後のコンサート予定に出ていました! 来年の12月にまた来日してくれるみたいです。 嬉しい♪♪♪
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ミハイロフスキー劇場 来日公演キャスト変更
2015/11/10(Tue)
光藍社さんのサイトにマールイの来年1月公演のキャスト変更のお知らせが出ています。 こちら
ボルチェンコが劇場の都合で来日しなくなり、セミオノワが10日の公演に出演できなくなったためのキャスト変更との事です。 結果的に1月7日の「海賊」以外、すべての公演でキャストに変更が出る事となってしまいました。
劇場サイトの日本ツアーの詳細でもこの変更後のキャストが出ています。過去にマールイでここまで大幅なキャスト変更はなかったので、ちょっと残念です。 


新春特別バレエ 
 1/ 2(土) 14:00開演/東京国際フォーラム ホールA 
   「くるみ割り人形」:クリギナ&ヤフニューク → ヴォロンツォーワ&レベデフ
   「白鳥の湖」:ソボレワ&レベデフ → ソボレワ&ルジマトフ
   「ローレンシア」:ヴォロンツォーワ&ワシリーエフ →ペレン&ワシーリエフ
白鳥の湖
 1/ 3(日) 14:00開演/東京国際フォーラム ホールA 
   イリーナ・ペレン、
   ヴィクトル・レベデフ → レオニード・サラファーノフ
ローレンシア
 1/ 5(火) 19:00開演/東京文化会館 大ホール
   アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ → イリーナ・ペレン
   イワン・ワシーリエフ 
ジゼル 
 1/ 6(水) 19:00開演/東京文化会館 大ホール
   ポリーナ・セミオノワ
   ヴィクトル・レベデフ → レオニード・サラファーノフ
海賊 
 1/ 7(木) 19:00開演/Bunkamuraオーチャードホール 
   イリーナ・ペレン
   ヴィクトル・レベデフ
   ファルフ・ルジマトフ 
 1/ 8(金) 19:00開演/Bunkamuraオーチャードホール 
   エカテリーナ・ボルチェンコ → アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
   レオニード・サラファーノフ
   ファルフ・ルジマトフ 
白鳥の湖 
 1/ 9(土) 15:00開演/東京国際フォーラム ホールA 
   ポリーナ・セミオノワ
   ヴィクトル・レベデフ → レオニード・サラファーノフ
 1/10(日) 14:00開演/東京国際フォーラム ホールA 
   ポリーナ・セミオノワ → イリーナ・ペレン
   レオニード・サラファーノフ → ヴィクトル・レベデフ
 1/11(月・祝) 15:00開演/神奈川県民ホール
   エカテリーナ・ボルチェンコ → アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
   ヴィクトル・レベデフ  
 1/12(火) 18:15開演/聖徳大学(関係者のみ)
   アナスタシア・ソボレワ
   ヴィクトル・レベデフ  
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オールスター・バレエ・ガラの詳細
2015/11/07(Sat)
来年7月に開催予定のオールスター・バレエ・ガラの詳細ページができています。 こちら

会場はすべて東京文化会館でAプロ、Bプロ、それぞれ2公演ずつ予定されています。

<<プログラムA>>
2016年07月23日(土) 14時開演
2016年07月26日(火) 18時30分開演

<<プログラムB>>
2016年07月24日(日) 14時開演
2016年07月27日(水) 18時30分開演



現在出演が決まっているのは、
 ニーナ・アナニアシヴィリ
 アレッサンドラ・フェリ
 スヴェトラーナ・ザハロワ
 マルセロ・ゴメス
 エルマン・コルネホ


さらにマリインスキー所属ダンサーなど、出演ダンサーは今後も追加決定していくようです。

しっかしチケット料金が27,000/21,600/16,200/12,900/7500円と、S席はバレエフェスよりもお高い設定。 夢倶楽部のネット販売が11月22日となっているので、それまでにはある程度ダンサーと演目が決まるんでしょうかね~~? どんなメンバーでどんな演目が見られるのか、バレエフェスとどんな違いを見せるのか、いろいろ気になるところではありますが、お値段に見合う素晴らしいものであって欲しいですね。
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2号鉢の超ミニバラ♪
2015/11/05(Thu)
先日行ったホームセンターでも売り場がより充実していたのですが、最近、観葉植物や多肉などのミニプランツがとっても人気のようですね。 一鉢だけでも可愛いし、寄植えにするとちっちゃいながらも華やかで見ているだけでなんとなく幸せな気持ちになりそうな。 お値段が安いのも魅力です。
専門雑誌なども結構出ているようで、眺めているだけでも楽しいです。 今度挑戦しようと目下研究中♪

で、売り場をふらふらしていて見つけたちっちゃなミニ薔薇。 

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花の色がとても綺麗だったので思わず買ってしまいました。 一つ198円。ついでに鉢を入れるバスケットを398円で購入。 これで794円ってなんかすっごくお得な買い物をした感じで家に帰ってからはルンルン気分でした(笑)。 鉢のサイズは6センチの2号なんですが、そのサイズの受け皿が売っていなかったので、困った末にアルミホイルをバスケットの大きさに合わせ波型にカッティングして敷いてみましたが、なんかもうちょっと気の利いたものを捜して来ないとなー。 でも、それよりこのまま室内で上手く育てられるかが心配です。
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新国立劇場「ホフマン物語」 10月30日
2015/11/03(Tue)
10月30日に新国立劇場の新作「ホフマン物語」の初日を見てきました。
詳しいストーリーは劇場サイトのこちらの<ものがたり>の項目で確認いただくとして、日本のバレエ団が取り上げる作品としてはどうなんだろうと、若干不安な気持ちを抱きながら会場に足を運びましたが、8人いるプリンシパルのうち7人を一度に見られるという贅沢なキャスティングとダンサーたちの踊りに満足して帰って来ました。

20代の若いホフマンがそうとは知らずに恋をした、まるで生きているかのような人形オリンピア役の長田さん。 カクカクッとした人形振りでの踊りばかりだったので、彼女のたおやかで柔らかい踊りが見られなかったのは残念ですが、彼女の長い腕の動きが人形振りをより表情豊かに見せていたと思います。 ポワントでの人形的な動きをベースに難しそうな振りも多く、そこに押し殺したような人形の感情も織り込んで、非常に大変な役なのだろうと思いました。 
30代のホフマンが愛する女性は、小野さん演じる過度な運動が生命の危機となるという謎の病を患うアントニア。 登場の瞬間からキュート&清楚なオーラに包まれています。 場の雰囲気をあっという間に作れるダンサーになりましたねー、絢子ちゃん。 アントニアの幕はコール・ドも含め、ポージングや衣装でどことなくライモンダを思わせるクラシックバレエを存分に楽しめる幕で、新国のダンサーならではの美しく上品なバレエを堪能できました。 小野さんの存在感は本当に際立つものがあって、音楽性あるしなやかな踊りも素晴らしい。 
信仰生活に入っている40代?のホフマンがサロンで出会った高級娼婦ジュリエッタ役の米沢さん。 なんとなく幼い雰囲気のある米沢さんが娼婦役というのは意外な感じがしましたが、お化粧のせいか?なかなかに妖艶で不敵な感じもあって良かったです。 踊りは本当に隙もブレもなく、どんな動きもポーズも思いのままで、アクロバティックな振り付けも見事にこなしていました。

さて、主役ホフマンの雄大くん。 踊りはいつも通りに磐石。 流れるように柔らかい踊りで安定感も抜群です。 ピーター・ダレルの振付って、これまであまり目に馴染みのない、動きのベクトルに逆向きの負荷をかけるような独特なものがあるように感じましたが、それもそつなくこなしていたのでは。 クラシックシーンでのタイツ姿がもうちょっと絞れていれば言う事なかったのだけれど・・・。 コンビという面ではやはり小野さんと組んでいる時が一番自然でスムースでしたが、雄大君の踊りもけっこう多く、その上に3人のサポートと、技術的な大変さに加え肉体的タフネスを求められる役でした。 
惜しむらくは演技面の物足りなさかな? ホフマンという人物像をもう少し色濃く、深く表現できると良かったと思います。 日本のバレエ団が取り上げる作品としてどうか?と思っていたのは、ダンサーたち、特にホフマン役のダンサーが演劇的部分をどれだけのレベルでこなせるかという事でしたが、初演という事もあり、まだホフマンの人生を十分には語れていなかったように感じました。  

そういう面でやはりさすがだったのがマイレンで、ホフマンの人生に姿を変えてまとわりつき、ホフマンを苦しめ続ける4人の悪魔を冷徹、コミカル、不気味に演じて強烈な印象を与えていました。 3の線のこっけいなお化粧だったのが残念でしたが、スパランザーニ役では久々にマイレンの軽快でラインの綺麗な踊りが見られて嬉しかった。

ラ・ステラ役の本島さんは出番は少ないながら、華やかな雰囲気が役にぴったりでした。 彼女も持ち前の演技力でどんな役でもこなしますよね。

その他の出演者では、プロローグでホフマンの友人を演じた、八幡さん、福田さん、奥村さんの3人の踊りが印象的。 それぞれ、ダリルの振付がかなり難しそうなのですが、音楽に乗って切れの良い踊りを見せてくれました。
特に堀口さんの伸びやかな踊りが良かった2幕の幻影の3組も磐石で、コール・ド・ダンサーの踊りも綺麗に揃っていてさすが新国という感じでした。 


演劇面でさらに全体的なレベルを上げて、三つの恋物語をもっと魅力的に、ホフマンの人生をもっとドラマティックに伝えてもらいたいという注文はありますが、音楽も聞きやすく、舞台装置・衣装(3幕はやや微妙ですが・・・)も素敵な作品なので、また近いうちに再演して欲しいと思います。


 


ホフマン:福岡雄大
オリンピア:長田佳世
アントニア:小野絢子
ジュリエッタ:米沢唯
リンドルフ/スパランザーニ/ドクターミラクル/ダーパテュート:マイレン・トレウバエル
ラ・ステラ:本島美和
ホフマンの友人(ルーサー):福田圭吾
ホフマンの友人(ナサーニエル):八幡顕光
ホフマンの友人(ハーマン):奥村康祐
ウェイトレス:五月女遥、奥田花純、柴山紗帆
スパランザーニの召使い:小口邦明、高橋一輝
幻影たち:寺田亜沙子、堀口純、丸尾孝子
      奥村康祐、井澤駿、小柴富久修
芸人たち(パ・ド・カトル):寺田亜沙子、堀口純、貝川鐵夫、林田翔平

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