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ロシア・バレエ・グラン・ガラ 7月24日
2015/07/27(Mon)
7月24日に武蔵野市民文化会館で行われたグラン・ガラを見て来ました。 この公演、アルテ友の会感謝公演「ロシア・バレエ・グラン・ガラ」となっていて、アルテ友の会会員は3,000円、一般でも4,500円と破格のお安さなのですが、武蔵野がそういう価格帯なのは珍しいことではないので、他会場の公演と同じプログラムと思って疑う事もなかったのですが、実際は他会場の半分の演目でした。 しかも「海賊」と「バヤデール」はGPDDではなくどちらもアダージョとコーダだけという中途半端さで、ちょっとがっかり。 

<第1部>

「海賊」第2幕より メドーラとアリのアダージョ、コーダ
 メドーラ:オレーサ・シャイターノワ
 アリ:ブルックリン・マック


マックの身体能力の高さをいかした踊りはやはり目を見張るものがありますね。 身のこなしがしなやかでジャンプも高く、高度なテクニックをさらっと入れてしまうのも凄い。
マリンブルーの膝下丈ドレスのシャイターノワの愛らしさも相変わらず。 コーダではグランフェッテの32回転後にも回転を続けていたので、いったい何回回ったのかわかりませんが、ちょっと最後に乱れたのが惜しかったです。 が、最後の高速シェネは綺麗に決まっていました。


「白鳥の湖」第3幕より 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
 オディール:マリア・アラシュ
 ジークフリート王子:アレクサンドル・ヴォロチコフ


黒いチュチュのバレリーナと白いタイツの王子衣装の男性ペアが出てくるだけでやはり古典としての雰囲気がいっぺんに増す感じがしますね。 もちろんボリショイのプリンシパルペアというのも大きいと思いますが。 
ヴォロチコフは足のラインも綺麗だし、所作など王子度も高く、ヴァリエーションも普通に良かったのですが、サポートに安定感がなかったように思います。 アラシュの勢いについていけないのかなんとなくあわあわしていた感じ・・・。  
アラシュは伸びやかで大きな踊りが良かったです。 が、期待していたあのヴァリはわりとあっさりでした。 マーシャやオーリャのような不敵さを漂わせた妖艶さを期待していたんですけどね(笑)、アラシュには。 最後に客席をキッと睨めつけるようにして黒鳥の空気を残してはけていったのは流石。


「カルメン組曲」より
ハバネラ/ホセのヴァリアシオン/エスカミリオのヴァリアシオン/
カルメンとエスカミリオのアダージョ/カルメンとホセのアダージョ
カルメン:田北志のぶ
 ホセ:アレクサンドル・ザイツェフ  
 エスカミリオ:イーゴリ・コルプ
 

なんだろう? ちょっと不思議な感じですが、3人ともいい意味で毒気の少ないキャラの造形で3人のバランスはとても良く取れていたように思います。
田北さんはもうちょっと肩の動きに妖しさが欲しかった気もしますが、脚の動きには色気も意思もあってとても見事でした。 ただ、ハバネラでは若干幼さを感じさせる表情などもありましたが・・・。
ザイチェフは長期真面目、カルメン一筋なホセ。 こちらも若干気が弱そうに見えたところもありますが、ヴァリアシオンではそのナイーブな表現にさすがシュツットガルト出身と思わせる上手さがありました。  
で、コルプ。 ヴィシのカルメンにはねっとりと情熱的&挑戦的に対していましたが、今回のコルプのエスカミリオは、有り余る官能や過剰なギラギラ感のない、清清しささえ感じてしまうような直球男で、前述したように他の二人とのバランスもとても良かった。 サポートも安定しているし自身の動きにもキレがあってかっこ良かったです。
なかなかに良い世界を作り出していたので、できればカルメンとホセのアダージョで終わりではなく、ザイチェフホセがカルメンを刺してしまうところまで見たかったな。


<第2部>

「ラ・バヤデール」第2幕より ガムザッティとソロルのアダージョ、コーダ
 ガムザッティ:オレーサ・シャイターノワ
 ソロル:ブルックリン・マック 
 

このペアはこっちもアダージョとコーダだけなのか・・・。 
出だし、、ジャンプの高さ、タイミングなど、同じ音楽で踊っているの?と思うほどすべてにおいてバラバラというのは酷すぎ・・・。 結局アダージョはお互い自分のペースで踊っていた感じで、いーくら気持ちの通い合わないガムザッティとソロルという設定だとしても、コンテじゃないんだし、もうちょっと綺麗に見せて欲しかったです。
と言いつつ、海賊しかり、なんか、半端な踊りを強要されているみたいで気の毒な気がしました。 このペアにはどちらか1演目をフルに踊らせてあげて、誰かが短いソロ作品を踊るとかできなかったのでしょうか?
シャイターノワのイタリアンフェッテの切れややマックの跳躍の高さや柔軟性はとても良かったです。


「瀕死の白鳥」
 田北志のぶ


とてもオーソドックスな表現の白鳥でしたが、その分静かにじんわり伝わってきたような気がします。 田北さんの長い腕がとても映える演目ですよね。


「ドン・キホーテ」第3幕より キトリとバジルのグラン・パ・ド・ドゥ
 キトリ:エレーナ・エフセーエワ
 バジル:アンドレイ・エルマコワ 


最後の最後でようやくきっちりとしたと素晴らしいGPDDが見られてすっきりした気分でした。 
2年ぶりのエフセーエワはまた綺麗になりましたね。 ほっそりとした体型もそのままキープで鮮やかなキトリのチュチュがとってもよく似合う。 すぅーっと伸びてパッとポジションに止まる足の動きはエフセーエワならでは。 ヴァリエーションでの音楽性豊かな踊りは特に魅力的でしたが、彼女らしい明るいオーラと溢れるパワーで舞台を盛り上げてくれました。 どの踊りでもフィニッシュのポーズを音楽に合わせてピタッと決めていたのも気持ち良かったです。
エルマコワのクラシックをピンで見るのは初めてかも。 長身のダンサーの長~い足が空中高くスピードに乗ってパッと真っ直ぐ一文字に開かれるのはものすんごい迫力と美しさです。 長い手足をもてあますような事も無く、ダイナミックながらもエレガントな動きにひたすら感心。 エフセーエワのサポートも万全だし、位置取りも上手い。 サポートしている時の彼自身のラインもとても綺麗でした。 

フィナーレは「花は咲く」でダンサーたちが再登場し、それぞれが数本の花を持って客席に降りて観客に手渡したり投げ込んだりというお馴染みのスタイル。 演目数が半分に削られていたので、このフィナーレもなかったらさらに淋しいなと思ったのですが、ここは省略されず嬉しかったです。 こういう時のダンサーの素顔もまた素敵ですものねー。


18日に川口で幕を開けて以降、どんどん暑さが厳しくなってきて、ダンサーたち、かなりお疲れではないかと思いますが、あと少し怪我をしたり体調を崩したりする事なく最後の公演まで頑張って欲しいなと思いつつ会場を後にしました。 そして今までよりも長期滞在となる日本をちょっとでも楽しんでもらえたらこちらも嬉しいです。
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マールイ、神奈川はボルチェンコ&レベデフ
2015/07/24(Fri)
マールイの来年の来日公演、東京公演のキャストはすでに光藍社さんのサイトで発表されていますが、1月11日(月・祝)に神奈川県民ホールで上演される「白鳥の湖」のキャストが「ボルチェンコとレベデフ」と チケットぴあに出ていると教えていただきました。 ありがとうございます!
うん、これは予想通りでした。 予想を裏切ってソボレワとかソドレワだったりしないかな?とも思ったのですが、次回以降に持ち越しという事ですね。 それにしても、レベデフ、全9公演のツアーで6公演に主演(新春もいれてます)とは、働きすぎ。 本拠地ピーテルでの大活躍そのままの勢いですね。 怪我しないでね~~。
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キエフ・クラシック・バレエ「眠りの森の美女」 7月18日
2015/07/23(Thu)
「未来ある子どもたちに、本物の芸術にふれてほしい」という願いのもとに設立された音楽劇場の作品なので、上演時間も一回の休憩を含め約2時間に凝縮されています。
例えばマールイのボヤルチコフ版の眠りなら、休憩を除き165分で上演されるところを105分に纏めてあるわけですが、大まかにどんな感じになっているのかというと・・・。

プロローグでは5人の妖精は登場するもののヴァリがなく、ヴァリがあるのはリラの精だけです。 舞台転換とおそらく少ない人数で回しているコール・ド・ダンサーの衣装変えのための時間として編み物のくだりはプロローグと1幕の間に置かれてます(編み物をしていた女の子たちに対する式典長がけっこう冷たかったなー。 困った、どうしよう?じゃなくて、あっと言う間に編み針を取り上げて王様に渡しちゃったもんなー・笑)。 ローズ・アダージョはしっかりと踊られますが、その後のオーロラのヴァリやコール・ドの踊りがなく、カラボス登場の音楽へと変っていくとまもなくカラボスが現れ、オーロラは針で指をさして倒れてしまう。 嘆き悲しむ国王夫妻のもとにリラの精が・・というのはそのまま。 ここまでで50分。
2幕の貴族は男性だけで、ご婦人方はなし。 狩に誘ってもその気のないデジレをおいて皆早々に立ち去ってしまいました。 そこへリラの精が現れオーロラの幻影を見せるというシーンはありましたが、コール・ドの踊りも含め、短め。 パノラマではゴンドラはなしで、リラとデジレが少し踊って袖にはけた後、舞台転換のため一度幕。  幕が上がるとそこは城で、デジレがオーロラにキスをして・・・と早めな展開。 カラボスはリラの力に負けちゃった感じで退散。
3幕もさくさくと進みます。 宝石さんたちはいませんでした。 猫、フロリナ王女&青い鳥(アダージョだけかと思ったりもしましたが、きちんとコーダまで)、赤ずきん、シンデレラの順で踊られ、リラがお祝いの踊りをちょろっと踊ってオーロラとデジレのGPDD。 全員による踊りで大団円。 2幕と3幕で55分でした。 

フィリピエワは昨年12月のキエフバレエの公演でも見ていますが、相変わらず若々しくて、オーロラ姫を演じても全く違和感を与えない。 16歳のオーロラ姫には清清しい初々しさがあり、結婚式では大人の女性の気品と存在感がある。 踊りもパの一つ一つが丁寧で磐石。 いつも思うことですが、一音たりとも無駄にせずに体のどこかで音にのっている音の取り方は素晴らしいですね。 動きが滑らかでしなやか。 
デジレ王子のミキタ・スホルコフは初見かなと思ったら、2012年の夏のキエフ・クラシック・バレエのチャイコ3大バレエで見ていました。 1幕では4人の王子役も務めてフル回転。 デジレの登場でみせた高速マネージュはラインも綺麗で素晴らしく、観客の拍手も大きかったです。 3幕のGPDDはフィリピエワのサポートという事でやや緊張気味にも見え、実際ちょっとサポートが危なかったところもありましたが、いい具合に力の抜けたヴァリでは足がすっと5番にはいるなどきっちりとした踊りです。 王子役として今後成長が期待できるダンサーだと思いました。
リラの精はカザチェンコかと思うほどの抜群のプロポーションのアナスタシア・シェフチェンコ。 2013~14年のキエフバレエ公演でバヤデルカのグラン・パ、影のトリオや眠りの妖精、宝石を踊っていたダンサーで、きりんのようにひょろひょろと細く長い。 ゆったり優雅な踊りでした。
フロリナ王女のモスカレンコもキエフの公演で来日していたダンサーです。 ほぼシェフチェンコと同じ役回りでしたね、あの時は。 今回はフィリピエワとオーロラ姫とフロリナ王女を代わる代わるに担当するようですが、ロイヤルブルーの鮮やかなチュチュがとても似合う華やかな顔立ちのダンサーで踊りも安定していました。 青い鳥のチェボタルももうキエフの公演で何度も見ていますが、余分な力の入っていない柔らかな足捌きが良かったです。 4人の騎士でもフィリピエワをがっちりサポート。
ディベルティスマンで個人的に気に入ったのは猫コンビ。 白い猫のアンナ・ボガティルはちょっとだけボリューミーな感じもするのですが、ふざけたり怒ったりする仕草にも落ち着いた色香がある。 長靴をはいた猫の方も余裕の扱いで、なんだか長~く連れ添っているカップルがちょっとお互いをからかって遊んでいるような妙な雰囲気がとっても大人な感じで(笑)良かったです♪

ま、ちょっと、舞台美術が簡素な上に、王様と王妃様の椅子が赤い布を貼ったようなただの四角い箱だったり、オーロラが眠りにつくベッドがこれまた布を貼った棺のようなものだったりしたのは、うむ~~~で残念ではあったのですが、それでもダンサーたちの物語を丁寧に伝える姿と、何より真摯な踊りにそんなものはどうでもいいやと、充分満足な舞台でした。 見に行って本当に良かったです♪



オーロラ姫:エレーナ・フィリピエワ
デジレ王子:ミキタ・スホルコフ
リラの精:アナスタシア・シェフチェンコ
カラボス:イェヴゲン・リエン

4人の騎士:ドミトロ・チェボタル、ヴィタリー・ネトルネンコ
       ミキタ・スホルコフ、ティモフィー・ビコヴェッツ
フロリナ王女:ユリヤ・モスカレンコ
青い鳥:ドミトロ・チェボタル
白い猫:アンナ・ボガティル
長靴をはいた猫:ヴィタリー・ネトルネンコ
赤ずきんちゃん:長澤美絵
オオカミ:ヴォロディミル・クツゾフ
シンデレラ:エリザヴェータ・ゴギードゼ
フォーチュン王子:ティモフィー・ビコヴェッツ
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クラシックバレエ・ハイライト前橋公演のキャスト
2015/07/22(Wed)
コシェレワ、ロマチェンコワ、シヴァコフ参加の華麗なるクラシックバレエ・ハイライトが本日の前橋公演よりスタートしました♪ 初日公演にかけつけたこうすけさんからキャスト表をいただきましたので(ありがとうございます!!)掲載します。 
私も前橋行きたかったのですが、どーにも会社を休めず、泣く泣く諦めました。

2015072201 のコピー


コシェレワのクララは初めてじゃないでしょうか? きっとラブラブなパ・ド・ドゥでしょうね!! 早く見た~い(東京でも踊ってね!)。
ヌッツァ・チェクラシヴィリというダンサーと組んで「エスメラルダ」と「グラン・パ」を踊る高野陽年さんは、ミハイロフキー入団後にグルジア国立バレエに移籍したという方ですよね。 xxシヴィリさんなので、パートナーの方もグルジア国立バレエのダンサーなのかな?
来日早々猛暑日でダンサーたちにはなんとなく申し訳ない思い・・・。 シヴァたちも夏の公演は2009年が最後なので、久しぶりの日本の夏。 今はその頃よりもかなり暑いのでびっくりなんじゃないでしょうか? ただでさえ9日連続の公演(しかも連日移動)はきついのだから、皆さん、怪我と熱中症にはくれぐれも気をつけて体調を整えながら頑張っていただきたいです。 
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東京インターナショナルバレエ 夏休み親子芸術劇場
2015/07/20(Mon)
バレエ公演情報を教えていただきましたので皆様にもお知らせ。
8月15日、16日に、東京インターナショナルバレエ団の夏休み親子芸術劇場「ラ・バヤデール」の公演がゆうぽうとで行われます。 ニキヤはミハイロフスキー劇場のエカテリーナ・ボルチェンコです。
以下はバレエ団のサイトにの詳細ですが、他のバレエ公演の会場で配られているチラシには、ソロル役として同じくミハイロフスキー劇場のセルゲイ・ストルコフの名前が記載されているそうです。 (お知らせいただきありがとうございました。 この件、以前にも別に情報をいただいていたのですが、ソロル役がわかってから・・・なんて思っているうちに忘れてしまっておりました。 すみません!)。 

8月15日(土)17:30開演
   16日(日)15:00開演
ゆうぽうとホール
演出:振付ヴャチェスラフ・ホミャコフ(マリインスキー劇場バレエマスター)
指導:イリーナ・シトニコワ
主演 ニキヤ:エカテリーナ・ボルチェンコ
   ガムザッティ 妹尾弥矢子(15日)
            玉井るい(16日)


チケットはバレエ団の他、チケットぴあ、イープラスで発売中です。

ボルチェンコはこちらのバレエ団の公演には何度も出演していますので、すっかりお馴染みさんな感じですね。 私は2年前にボルチェンコ、コリパエフ、ラプシャーノフが出演したガラを見に行きましたが、とても楽しい公演でしたよ♪
今年は演目もバヤなので見に行きたいのですが、16日は急遽バレエフェスのガラを見に行く事にしたし、ちょっと無理かな~~。 ストルコフは今年のマールイの「海賊」二日目でランケデムの踊りがなかなか端正で良かったのでソロルもとっても気になるんですけどね!
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キエフ・クラシック・バレエ「眠りの森の美女」キャスト
2015/07/18(Sat)
品川のきゅりあんにキエフ・クラシック・バレエの「眠りの森の美女」を見に行きました。
プロローグ付きの3幕ですが、1幕と2幕の間に休憩が1回入り、2幕3幕は続けて上演されて2時間5分♪ 子供たちが飽きないで見ていられる長さに上手くまとめてあります。

取り急ぎ、キャストを記載しておきます。
オーロラ姫とフロリナ王女はフィリピエワとモスカレンコのダブルキャストのようです。
フィリピエワ、去年の年末も見ていますが、ほんと、ぜんっぜん変らない!!
光藍社のサイトに紹介はありませんが、モスカレンコ、シェフチェンコ、チェボタル、ネトルネンコもキエフ・バレエからの出演ですね。

オーロラ姫:エレーナ・フィリピエワ
デジレ王子:ミキタ・スホルコフ
リラの精:アナスタシア・シェフチェンコ
カラボス:イェヴゲン・リエン

4人の騎士:ドミトロ・チェボタル、ヴィタリー・ネトルネンコ
       ミキタ・スホルコフ、ティモフィー・ビコヴェッツ

フロリナ王女:ユリヤ・モスカレンコ
青い鳥:ドミトロ・チェボタル

白い猫:アンナ・ボガティル
長靴をはいた猫:ヴィタリー・ネトルネンコ

赤ずきんちゃん:長澤美絵
オオカミ:ヴォロディミル・クツゾフ

シンデレラ:エリザヴェータ・ゴギードゼ
フォーチュン王子:ティモフィー・ビコヴェッツ
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7月12日 「アンサンブル・ウィーン=ベルリン」コンサート
2015/07/15(Wed)
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
会場:三鷹市芸術文化センター

カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
クレメンス・ホラーク(オーボエ)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
リヒャルト・ガラー(ファゴット)
シュテファン・ドール(ホルン)

ハイドン:ディヴェルティメント 木管五重奏版
        Allegro con spirit
        Chorale St.Antoni
        Menuetto
        Rondo Allegetto
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」木管五重奏版
ドヴォルザーク:「スラブ舞曲集」より第8番、第10番、第15番

    --- 休憩 ---

バーバー:「夏の音楽」op.31
リベラ:エアーズ・トロピカル
       夜明け Alborada
       ソン Son
       ハバネラ Habanera
       ベネズエラのワルツ Vals venezolano
       アフロ Afro
       コントルダンス Contradanza
ガーシュイン:「ポーギーとベス」木管五重奏版

<アンコール> 
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より第3楽章



12日の日曜日に三鷹市芸術文化センターにアンサンブル・ウィーン=ベルリンの公演を聴きに行きました。 テーマは「#summer」。 今回は都内でも他に公演があり、13日のすみだトリフォニーホールで行われた各楽器の協奏曲プログラムは非常に魅力的だったのですが、都合により諦めました。
三鷹市芸術文化センターの風のホールは625席のシューボックス型のコンサートホールで、オケだとやや小さいのですが、このような室内楽の演奏にはぴったりな響きの良いホールです。 そのホールでベルリンフィル、ウィーンフィル、ウィーン響の首席奏者で構成されたアンサンブルユニットのコンサートがS席5,500円で聴けるなんて、感謝の一言です。 

彼らの演奏は言うまでもない事ですが素晴らしいものでした。 まろやかな音、張りのある音、透明感のある音、力強い音、繊細な音、どんな音であってもため息がでるような美しさ。  そして絶妙なハーモニー。 聴き惚れましたです♪

ハイドンのディベェルティメントの2曲目「聖アントニウスのコラール」は、先日3日の新日本フィルのコンサートで聞いたブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の主題となっている曲だったので特別に親しみを感じたのですが、こういう偶然ってなんとなく嬉しいですね。
「真夏の夜の夢」はそれぞれの奏者の技巧を堪能。 特に印象的だったのが一曲目のフルート。 楽園へと導いていく小鳥のさえずりのような爽やかさと安らぎのある響きでうっとりでした。 そしてドールさんのホルンのソフトで甘い音色も相変わらず素晴らしいです。 オーボエもクリアで本当に綺麗な音。
ドヴォルザークの3曲はオーケストラのアンコールピースとしてよく聴く曲ですが、ファゴットの低音が効いた厚みのあるアンサンブルに管楽器の五重奏でこれだけ聴かせる事が出来るのだと驚きました。 圧巻でした。
古典の世界を離れた後半は、より一層表現の自由度が高まってエネルギッシュに熱い夏♪  クラリネットのオッテンザマーは前半はリードの調子がイマイチなのか、なんとなく音が詰まって澄んでいないような印象を受けたのですが、後半は2月に聴いた協奏曲同様に濁りのない美しい音でした。

後半のプログラムの中では、ラテンジャズとクラシックの作曲家であるキューバ出身のパキート・デ・リベラ作曲「エアーズ・トロピカル」がとっても新鮮で良かったですね~。 それぞれの曲に独特の味わいがあるようだったし、楽器の組み合わせもヴァラエティーに富んでいて、様々なコンビで生み出される音がとても色彩感豊かでした。

アンコールも他日のコンサートの本プログラムで演奏された曲だけあって素晴らしかったです。
ドールさんによれば、今回のプログラムを作る上でのコンセプトは、4世紀にわたる作品を通して、木管アンサンブルの伝統に敬意を表する事。 そして出来たのが、一貫性があり、少しユーモアも交え、同時に機知と高度な演奏技術も含まれているこのプログラムとの事です。 5つの木管楽器だけでこれほど変化に富んだ音楽が生み出されるというのは本当に素晴らしい事だともおっしゃっていますが、まさにその通りの演奏会でした。

コンサート終了後には関連CD購入者に限ってのサイン会がありました。 とりあえずCDを一枚購入すれば5人全員からサインをもらえるのですが、ソリストのCDを買った場合には(このメンバーでのCDはなかった・・・)プログラムにもサインをもらえました。 私はオッテンザマーのブラームスのCDを買ったので、他の方たちにはプログラムにしてもらいました。 みんな気さくで陽気な人たち♪

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さて、オッテンザマーは来年の2月にも三鷹市芸術文化センターに登場です。 お父上のエルンストとお兄さんのダニエルとの「ザ・クラリノッツ」です。 三鷹は2月6日(土)ですが、2日(火)には東京文化会館の小ホールでもコンサートが予定されているので、多分他の会場でもいくつか予定されているのでしょうね。
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天使のチャーム トーレス社 サン・ヴァレンティン
2015/07/09(Thu)
TORRES社の SAN VALENTIN(サン・ヴァレンティン)2013を飲みました。 

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定価は1600円ですが、エノテカのキャンペーンで1360円で購入。 ガルナッチャ100%のワインです。 
最近スペインのワイン、それもガルナッチャ(フランス語名のグルナッシュの方がよく使われますが)にこだわっているという父親にプレゼントしたついでに自分の分も購入。
トーレスには牛のチャームがついているワインが多いのですが、こちらは天使のチャームつき。 エチケットにもワイングラスを手に乾杯している2人の天使が描かれているこのワインは、トーレスの3代目オーナーが奥様へのヴァレンタインのプレゼントとして造ったワインなのだそうです。

色は青みの強い紫色で芳香が漂いました。 ワインを口に含んで舌先でころがすとふわっとした甘みを感じましたが、その後に顔を出したほどよい酸味が印象的。 タンニンもほどよく感じられた美味しいワインでした。  
オリーブオイルと黒胡椒をかけたミニトマトとモッツアレラ、クリームチーズをのせたお気に入りの前田製菓の10種類の野菜クラッカーをおつまみに。

見た映画は「エクソダス 神と王」。 旧約聖書の出エジプト記をもとにモーゼに率いられたヘブライ人がエジプトを脱出する過程を描写しているこの映画、映画評論家の評価が芳しくないというこの映画ですが、映像的には迫力があって私的には十分楽しめました。
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7月3日 新日本フィルハーモニー交響楽団コンサート
2015/07/05(Sun)
新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:ダニエル・ハーディング
会場:サントリーホール

ブラームス:悲劇的序曲
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 

  --- 休憩 ---

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 
       (ピアノ:ラルス・フォークト)



ダニエル・ハーディング、私は昨年イザベル・ファウストがゲストだった時に聞いて以来の2回目ですが、新日本フィルのMusic Partnerに就任して今年でもう6期目なんですね。 そして来年からはパーヴォ・ヤルヴィの後任としてパリ管弦楽団の主席指揮者に就任する事が決まったそうです。 今回のゲストソリストであるフォークトのブラームスの2番を聴くのもこれが2回目ですが、1回目はそのヤルヴィとカンマーフィルとの昨年12月のコンサートでした。 なんかちょっと不思議な巡り合わせのような気がします♪
昨年のコンサートでのフォークトの演奏が素晴らしかったのと、彼のキャラクターになんとなくはまってしまい・・(笑)、是非また聴いてみたいと思っていたところにオールブラームスのこのプログラムがあったので即決でした。

悲劇的序曲
ブラームス好きなので好きな曲は多いですが、この曲もその一つ。 12~3分の曲の中に壮大な交響曲を思わせるような情熱的なメロディー、切なさ、わずかな明るさ、緊迫感など多くの表情をみせ、そのすべての旋律が美しく素晴らしい。 
16型の大編成ですが、弦は重厚な響きではなく透明感があり綺麗にまとまった音できかせます。 ただ、管、特に金管楽器がいまいち張りのない音だったのは残念。

ハイドンの主題による変奏曲
ブラームスは変奏曲を得意とし、45年ほどの作曲家活動の間に変奏曲を16曲作曲していますが、作曲した変奏の総数は150を超えるとも言われているのだそうです。 一つの主題に様々な発想を得て次々に新しい命を吹き込むように新たな旋律を生み出していくような作業が好きだったのでしょうか?
管楽器もこの曲は持ち直したと思います。 オーボエは生き生きと表情豊かで良かったし、出番の多かったホルンも安定した音だったし。 そのオーボエとホルンが活躍する第4変奏のアンダンテ・コン・モートの出だしがいつ聞いても「マノン」の寝室の出だしの音楽を思い出させるんですよね・・・(笑)。 ここ大好きです♪

ピアノ協奏曲第2番
フォークトの印象は12月のカンマーの時とほぼ同じで、豪快さこの上ない演奏っぷりを見せたかと思えば神経を可能な限り研ぎ澄ませて繊細なタッチで滑らかに優しく歌ったりと多彩な表現力。 カンマーとの共演ではフリースタイルでオケとの丁々発止も限界ぎりぎりくらいまでのエキサイティングな演奏でしたが、新日本フィルとの共演はオケとの対話がもっと穏やかで絶妙なバランスだったように思います。 これはハーディングの意図されたコントロールとも思いますが。 カンマーとの演奏はゾクゾクするほどエキサイティングで楽しくて魅了されましたが、この日の演奏は曲そのものの素晴らしさをより味わえたような気がして満足度もかな~り高かったです。 大好きな3楽章、気持ちを静めてくれるような穏やかなチェロの音色。 自分の席からはピアノの陰で演奏している木越さんが見えなかったのが残念ですが、ターニャ・テツラフの時と同様、フォークトは木越さんがソロで弾いている時は身を乗り出して聞き入り、演奏はチェロを引き立てて寄り添うような優しいものでした。 
4楽章はハーディングを軸にフォークトとオケの息の合い方が実に見事で気持ちよく、華やかなエンディングに向かって軽快に飛ばしあっという間に終わってしまった感じでした。 もっと聴いていたかったなぁ。
オケは前半2曲より断然良くて、滑らかで洗練された音を出しながら十分に情熱的で素晴らしかった。 この曲を聴き終わって、やっぱりピアノコンチェルトで一番好きなのはブラームスの2番!と改めて感じさせてくれたのもフォークトと同じくらいオケの力も大きかったかもしれません。
フォークトもハーディングも演奏後は満面の笑みで納得のパフォーマンスだったようです。 熱い抱擁を交わしたり(笑)、軽い投げキスなどしたりして仲良しさんですね。
フォークトは今後も機会があれば数多く聴いてみたいです。 
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第26回バレエの祭典 ラインナップ
2015/07/01(Wed)
第26回バレエの祭典のラインナップが発表になっています。
<バレエの祭典>特別鑑賞会から<バレエの祭典>プレミアム・シーズンというように表記が変ったそうですが、最初、何か別のイベントなのかと思ってしまいました(笑)。
これまでよりも期間が短くなったようで、2015年12月から2016年9月までで6公演8演目です。 ハンブルグ・バレエ団の公演が新たに祭典の取り扱いとなったのは嬉しいですね! 新企画の<バレエの王子様>というのは・・・。 ただのグループ公演ではなく、数人の男性ダンサーをフォーカスしたガラ的企画なんでしょうかねぇ? ミラノ・スカラ座は次は「ライモンダ」が見たいと思っていたのですが、またドンキなのか・・・。

1)2015年12月17日~20日【1演目】
 シルヴィ・ギエム<ライフ・イン・プログレス>

2)2016年2月【1演目】
 東京バレエ団  ブルメイステル版「白鳥の湖」(東京バレエ団初演)

3) 2016年3月【2演目】
 ハンブルク・バレエ団  「リリオム(回転木馬)」/「真夏の夜の夢」
   予定されるゲスト:アリーナ・コジョカル

4) 2016年6月【2演目】
 英国ロイヤル・バレエ団  「ロミオとジュリエット」/「ジゼル」

5) 2016年7月【1演目】
 新企画!<バレエの王子様>(仮題) 
   予定される出演者:スティーヴン・マックレー、レオニード・サラファーノフほか

6) 2016年9月【1演目】
 ミラノ・スカラ座バレエ団   「ドン・キホーテ」
   予定されるゲスト:ナターリア・オシポワ、レオニード・サラファーノフほか
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