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ボリショイ・バレエ団「白鳥の湖」 11月26日
2014/11/30(Sun)
もうかなり前からボリショイの中で一番好きな男性ダンサーはスクヴォルツォフなんです。 タイプするの大変なので(笑)ルスランに変えますが、所違えど、ルスランもシヴァコフと同じ98年組なんですねぇぇ。 フォーゲルもそうで、自分にとって98年ってのは妙に当たり年なんだなぁとどうでもいい事を改めて思った次第なんですが・・・。

この日の舞台はそのルスラン♪につきました。 彼がジークフリートとして登場して舞台が引き締まる感じがするのがやはりロヂキンの時とは違います(ロジキンがどーのこーのじゃないけれど)。 コール・ド・ダンサーを率いての乾杯の踊りも、やはり3角形の頂点にいる人である存在感が違う。 王子としての立ち振る舞いも落ち着いていてエレガントで、優しそうな瞳の笑顔も素敵です。 

王子とのトロワはコフロワとクレトワで、出て来た時は双子のように似て見えましたが、踊りだすと全く違う・・・。 いちいちいらない色気を振りまいているようなコフロワの踊りがちょっとげんなりでした。 ソリストとリーディングソリストなので仕方ないですが、クレトワとの間に技術的な差もありすぎてペアとしてはどうなのかなぁ。 クレトワは前回同様、華やかにメリハリのある美しい踊りで良かったです。 あとレヴェランスの時に常にコフロワがクレトワより若干前に出ているのもなんとなく気になりました。
ルスランの踊りは柔らかで綺麗。 跳躍の高さは普通ですが、指先足先まで温さがなく、ザンレールの着地も綺麗に決まっていたし、さすがはプリンシパルの踊りでした。 サポートも安心して見ていられますよね。 

そうそう、王妃様のカラショーワも長身美女ですが、とっても色香のある方で、ジークフリートに一歩一歩歩み寄ってくる様がなんだかとても艶かしく、特にロヂキンの時には危ない母子に見えたんでしたっけ。 

道化のスモリャニノフはかなり筋肉質なダンサーですね。 しかもカチンカチンに固そうに見える・・・。 道化にしては比較的大柄なのでピルエットや跳躍に迫力がありました。 テクニシャンだとは思いますが、ちょっとアクが強いかなー。 で、ボリショイの道化って王子が好きでまとわりついている存在ではないんですね。 新国やマリインスキー(確か)だとオディールの邪悪さを感じ取って王子に気づかせようとするけれど、彼はオディール? いいんじゃない?くらいの反応でしたから(笑)。

楽しみにしていたニクーリナの白鳥。 可愛らしい顔立ちと目使いのせいか、あどけなさを感じるオデットで、白鳥の群れを率いる女王というよりは白鳥たちに大事に守られてきた姫という感じ。 なので落ち着いてシリアスな表情のルスランとの並びが自分が理想とするオデットとジークフリートには見えなかったというか、有体に言ってしまえば、おじさんと少女みたいな感じでですね・・・、ちょっと違ったんだなぁぁぁ。 いや、もちろんルスランはとっても素敵なんですけど、もう少し大人で悲恋の似合うオデットと見たかったです。 ザハロワを見た後というのもありましたが、ニクーリナのオデットからは、美しいラインが目を惹くとか演技が細やかでドラマ性があるというように特に際立った印象はうけなかったのが少し残念でした。 
一方のオディール。 妖艶さや魔性で王子を誘惑するというのではなく、不機嫌とも見える表情を保ち、時々口元を歪め不適な微笑を浮かべるというアプローチは面白かったです。 踊りは大きくはっきりと。 彼女は足が綺麗なのでアントレでのアラベスクなどのポーズはとても綺麗でした。 PDDでは、多少の乱れはルスランがしっかりと補正していたので、伸び伸び踊っているという感じでした。 ヴァリはスピードもあり、ここで王子を落とさずしてどうすると言わんばかりの熱のこもりようでヒートアップ。 32回転もダブルを多く織り交ぜ(トリプルもありましたっけ?)フィニッシュも綺麗にまとめていました。
ルスランは本当にこの日は好調で、黒鳥のPDDも安定していて素晴らしかったです。  
 
ロットバルトはロヂキン、ホールバーグの降板がなければラントラートフだったんだよなぁぁなどと思っていたからというわけではないけれど、う~~~ん、あのキレキレシャープなベリャコフの正統派ロットバルトを見た後ではちょっと分が悪い。 まだあまりこの役を踊っていないのかデーモニッシュな雰囲気が踊りと体のラインから感じられないのですよね。 グリゴローヴィチ版ではロットバルトがただの悪役ではなくて王子の運命を操る陰の主役なので、もう少し強い存在感が踊りと醸し出す雰囲気に欲しいです。

ハンガリーのカルポワは美しくデカイ。
スペインボーイズ、気に入った右から2番目のダンサーはHPをチェックしたところミハイル・コーチャンらしく、プログラムに4人だけ紹介されているコール・ドの一人でした。  切れがあって爽やかで良い感じです。 バヤデルカの金の仏像をレパートリーにしているそうなので見られるかもですが、あの被り物じゃちょっともったいないなぁぁぁ。 他の男の子たちもジャンプバットマン?で伸びた脚が綺麗で勢いがあって良かったです。 眼福。 そしてこの日はちゃんとアリザーテの踊りも見たのです(笑) きびきびとした動きが気持ちよい踊りでした。  
ナポリのチミホロワも可憐で上手い。 で、トランペットの朗々とした響きがとっても聴き応えがあったんですよねー。 その後のファンファーレは潰れてましたけど・・・。  
ポーランドのパリエンコはえーっと記憶がほとんんど飛んでしまいました。
ロシアのセメニャチェンコが終盤で滑るアクシデント。 ロシアは踊りきりましたが、王子の前での花嫁候補たちの踊りには出て来なかったので脚を痛めたようです。 大事無いといいですが。 (ハンガリーでもコール・ドの女の子が転んでいたけど新しいバレエ床の状態は大丈夫?) 5人で踊るはずが4人になってしまってフォーメーションなど大丈夫なのかと少しハラハラしましたが、こちらの心配がバカみたいなほどに全く動じる事なく、4人が次から次へと魅力を振りまきながら王子の手を取り踊っておりました。 すご~~い! こういうのって予め練習しているのでしょうか? それともプロなら出来ちゃうの?? なんかとっても感心&感動してしまったのでした。
 
コール・ドはポアントの音は20日より若干大きかったような気もしましたが(自分の席は同じ)。 そろそろ疲れも溜まってきていますよね。 でも踊りはよく揃っていたと思います。 特に2幕2場は叙情的で美しかったです。 

ラストシーンは相変わらずあっけないのですが、ルスランの演技は上手かったです。 オデットを失ったジークフリートの絶望と悲しみがしんみりと伝わって来ました。





オデット/オディール:アンナ・ニクーリナ
ジークフリート王子:ルスラン・スクヴォルツォフ
王妃(王子の母):クリスティーナ・カラショーワ
悪魔ロットバルト:デニス・ロヂキン
王子の家庭教師:ニキータ・エリカロフ
道化:アレクサンドル・スモリャニノフ
王子の友人たち:ダリーヤ・コフロワ、クリスティーナ・クレトワ
儀典長:ヴィタリー・ビクティミロフ
花嫁候補たち
ハンガリー:アンジェリーナ・カルポワ
ロシア:マリーヤ・セメニャチェンコ
スペイン:チナーラ・アリザーデ
ナポリ:アンナ・チホミロワ
ポーランド:ヤニーナ・パリエンコ
3羽の白鳥:マリーヤ・セメニャチェンコ、オルガ・マルチェンコワ
      アナ・トゥラザシヴィリ
4羽の白鳥:ユリア・ルンキナ、アンナ・ヴォロンコワ、
      スヴェトラーナ・パヴロワ、マルガリータ・シュライネル
ワルツ:アンジェリーナ・カルポワ、アンナ・レベツカヤ、
    アナ・トゥラザシヴィリ、ネッリ・コバヒーゼ、
    ミハイル・クリュチコフ、イワン・アレクセーエフ、
    ドミトリー・エフレーモフ、アルテミー・ベリャコフ
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2015年 マリインスキー東京公演の日程
2014/11/27(Thu)
昨日のボリショイ公演の会場でもらったチラシに来年のマリインスキーのお知らせがありました。
20日もチラシをもらったのですが、どうやら気づかずに(時々入れ忘れって事もありますけど・・・)捨ててしまったらしいです。
ボリショイ公演のプログラムには詳細は3月発表となっていましたが、チラシには2月発表予定でチケット発売が3月28日(土)よりとなっています。 相変わらず早いなぁ。 ジャパンアーツの会員先行はそれより早いのですし・・・。 今回も席を選べないセット券の発売が一番最初にあるんですかね? あれはいいんだか悪いんだかで個人的にはちと勘弁だな・・・。
会場はジュエルズだけシビックなんですね。 このあたりまでシュツットガルトの東京公演が文化会館であるのかな? シュツットガルトの見たい公演とジュエルズがぶつからないといいなぁ。
11月29日(日)と12月3日(木)の予定がありませんが、東京公演を各地と行ったり来たりする事なく行えれば、ダンサーたちの負担も少なくなって望ましい事ですね。

「ジュエルズ」
11月26日(水)18:30 文京シビックホール

「愛の伝説」
11月27日(金)18:30 東京文化会館
11月28日(土)13:00 東京文化会館

「ロミオとジュリエット」
11月30日(月)18:30 東京文化会館
12月01日(火)18:30 東京文化会館
12月02日(水)13:00 東京文化会館

「白鳥の湖」
12月04日(金) 18:30 東京文化会館
12月05日(土)12:30 東京文化会館
12月05日(土)18:30 東京文化会館
12月06日(日)13:00 東京文化会館


そういえば、昨日の会場にアニハーノフさんがいらしてました。 29日に東京ニューシティ管弦楽団とのコンサート「怒涛のロシア音楽」がありますのでもう来日されていたのですね。 
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ボリショイ・バレエ団「白鳥の湖」 11月20日
2014/11/24(Mon)
ザハロワの全幕は2009年の新国立劇場の「ライモンダ」以来、最後に見た白鳥は2008年のボリショイ来日公演でした。 そんなに見ていなかったんだと自分でもびっくり。 出産もありましたしね・・・。

ザハロワは上半身が薄く、肩周り、腕などもかなり細かったですが、痛々しいと思わせるほどではなくほっとしました。 直視する事さえ憚られるような神々しさのようなものは薄れたけれど、気高い美しさを持ったザハロワのオデット。 その姿からは儚げな脆さと凛とした強さが混在して漂っている。 ただ、年齢差とダンサーとしての格の違いのある王子役のロヂキンとの並びは、運命の恋に落ちていく恋人同士としては少し無理があるように感じられ、グランアダージョはザハロワの造形美のみにはっとさせられるだけでうっとりとさせられる事もなく、残念ながら物足りなさが残りました。 けれどもその後のザハロワのソロ、コーダでの踊りは素晴らしく、矜持のようなものを感じました。 
2幕1場のオディールはひたすら美しく強い誘惑者。 美しいラインを保ちながらとてもシャープで伸びやかな踊り。 ただ体力的に少しきつかったのかヴァリの後ではかなり息があがっていたようで、そんなザハロワを見ながら今まで感じた事のない必死さと気迫を感じました。 32回転は移動はしましたが、かなり速めのテンポの音楽にきっちり合わせてシングルで回り、フィニッシュも綺麗に決めて爽快! コーダもそのままの弾けたノリで会場も大盛り上がり。 素晴らしかったです!!

ジークフリートのロヂキン。 2012年2月の前回の来日公演では重要な役どころにキャストされるとは言ってもまだコール・ドだったのですよね。 成長著しい期待の若手というところでしょうか。
1幕1場の下手からのジュテの登場シーンで見せた跳躍の柔らかさを始め、彼のふわっとした高くて柔らかい跳躍はどれもとても見事でした。 跳躍だけでなく彼の踊りはソフトでエレガントですね。 好みとしてはもう少し芯がしっかりしている方がすきですが、悪くはなかったです。 でも、アームスだけは柔らかすぎるかな? もちっと男らしい表現が欲しい・・・。
2場でのザハロワとのパートナリングはやはりイマイチというかいっぱいいっぱいなんですね。 気持ち的にもサポート的にも。 リフトはきちんと決めていましたが、ザハロワがピルエットで何度も傾いていたので、もう少しサポートは頑張って欲しいです。 演技もわりと控えめでした。
ロヂキンの雰囲気が変わったのは黒鳥のPDDのヴァリを破綻なく踊り終えたあたりかな。 輪郭がいまいち温いのですが、跳躍も高く着地も乱れる事無く、マネージュもスピードがあって良かったです。 ほっとしたような満面の笑顔が印象的でした。 そこから気持ち的にも落ち着いてその後はザハロワ相手にあまり臆する事無く舞台を務め上げたように思います。
2幕2場の2人はしっとりと気持ちの通い合うものもあって良かったです。

ロットバルトのベリャコフは、前回の来日時にはロジキンと共に白鳥のワルツやライモンダのカトルなどで見ていたダンサーですが、特に記憶に残っておらず。 長身&スリムでロットバルトのタイツに施されている(鋭利な金属片というか骨というか・笑)デザインが異様に生きるシャープな動きをするダンサーでした。 ダークな雰囲気も適度にあってすべてがソフトなロジキンとの対比具合もなかなか良し。 2幕のソロも勢いがあり良かったです。

1幕1場で王子の友人としてトロワを踊ったニクーリナとクレトワは2人とも堅実な踊りで舞台に華やかさを添え、道化のメドヴェージェフもスピードのある回転の連続で会場を沸かせていました。 
ワルツには久しぶりのネッリちゃんが。 ボリショイとマリインスキーの合同ガラにも出演していた彼女がその後あまり活躍できていないようなのは残念ですが、やはり目が行ってしまう彼女はソロで踊る役で見たいです。 男性4人はみなスタイルもよくハンサムガイたちでしたが、いかんせん誰が誰なのか分からず・・・。 小さくてもいいからプログラムに写真載せて欲しいなぁと思いつつ先ほどサイトでしっかり確認致しました。 顔が好みだったのはアレクセーエフだったような(笑)。

1幕2場の白鳥たち。 席はわりと前の方でしたが、ポアントの音はほとんど聞えず、比較的良く揃っていたと思います。 最近のロシアの4羽の白鳥はあまり小さくないなぁなんて思っていたら、その後に出て来た3羽はもの凄いオオハクチョウで・・・。 ザハロワが華奢なせいでかなり肉厚に見えたのが気の毒なような。 黒髪で面長のトゥラザシヴィリは音取りが独特でしたね。
しかし、ボリショイの白鳥、いつもながらテンポが速い。 せめて湖畔はもう少しゆっくり、神秘さを感じられる程度に落としてくれるといいのですが。

2幕1場の舞踏会。 花嫁候補たちはいずれも劣らぬ美女軍団。 毎回同じ事を思ってしまう自分が情けないけれど、スペインはどうしても後ろのボーイズに目がいってしまい、ほとんどチホミロワの踊りを見ていない。 キャスト表に名前がないのでこれこそ誰が誰だか分からずですが、右から2番めのダンサーが良かったな。 

2幕2場。 ジークフリートの過ちを許し、再び心を通い合わせたオデットとジークフリートを無残に引き裂くロットバルト。 この場のロットバルトにはオデットはすでに無用の存在とばかりに即座に命を奪い、ジークフリートに絶望だけを残して消えていく。 ロヂキンの生気を失ったような顔が切なかったです。



公演が終わってから読んだフィーリンのインタビュー記事で知った事ですが、ザハロワは10月に体調を崩していたようです。 回復が順調で日本公演に間に合ってくれて本当に良かったです。 3度繰り返されたカーテンコールの最後、会場を見渡し小さく頷きながらほっとしたような微笑を浮かべていたザハロワの姿が印象的でした。 良き舞台でした。



オデット/オディール:スヴェトラーナ・ザハーロワ
ジークフリート王子:デニス・ロヂキン
王妃(王子の母):クリスティーナ・カラショーワ
悪魔ロットバルト:アルテミー・ベリャコフ
王子の家庭教師:ヴィタリー・ビクティミロフ
道化:デニス・メドヴェージェフ
王子の友人たち:アンナ・ニクーリナ、クリスティーナ・クレトワ
儀典長:アレクサンドル・ファジェーチェフ
花嫁候補たち
ハンガリー:アンジェリーナ・カルポワ
ロシア:アンナ・レベツカヤ
スペイン:アンナ・チホミロワ
ナポリ:ダリア・コフロワ
ポーランド:マリーヤ・セメニャチェンコ
3羽の白鳥:アンジェリーナ・カルポワ、オルガ・マルチェンコワ、
      アナ・トゥラザシヴィリ
4羽の白鳥:ユリア・ルンキナ、アンナ・ヴォロンコワ、
      スヴェトラーナ・パヴロワ、マルガリータ・シュライネル
ワルツ:アンナ・レベツカヤ、ネッリ・コバヒーゼ、
    アナ・トゥラザシヴィリ、ヤニーナ・パリエンコ、
    ミハイル・クリュチコフ、イワン・アレクセーエフ、
    ドミトリー・エフレーモフ、クリム・エフィーモフ
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来年のマリインスキー公演で「ジュエルズ」!!
2014/11/20(Thu)
ボリショイの公演プログラムの中の広告ページに載っていました。
2015年のマリインスキーの公演期間は11月20日~12月6日まで。 すでに発表になっている「白鳥の湖」「愛の伝説」「ロミオとジュリエット」に加え新たに発表されたのが「ジュエルズ」です!!! ただし、たった一夜限りとのことで・・・。 チケット争奪戦が怖すぎる・・・。 当初のガラがジュエルズに変わったという事なのでしょうか? だったらせめて2公演くらいやっていただけないでしょうか・・・。

予定メンバーは、
ロパートキナ、テリョーシキナ、ソーモワ、ヴィシニョーワ、コンダウーロワ、
スコーリク、シリンキナ
イワンチェンコ、コールプ、コルスンツェフ、シクリャローフ、アスケロフ、
セルゲーエフ、エルマコフ


となっています。
デニスは来ないのかしら? ま、まだ1年先の予定ですからね。
来年3月に全国公演他詳細発表との事です。
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新国立劇場「眠れる森の美女」 11月16日 プロローグ 
2014/11/18(Tue)
<プロローグ>
紗幕の向こうに影二つ。 ふてぶてしそうに構えるカラボスと宙に吊られたゴンドラに乗ってゆっくりと下りてくるリラの精。 挑戦的な視線を送るカラボスとその視線を凛とした表情で受け止めるリラ。 オリジナリティーにこだわった幕開けなのかもしれませんが、その後のオーソドックスな展開をみればもっと普通に格調高く幕を開けても良かったのでは?

オーロラの洗礼式に集う宮廷の人々の衣装がいまいち。 女性たちのドレス、男性のコートのような長い青い上着、重厚さに欠ける国王夫妻のガウンなど、デザインや色調があまり好みではなかったなぁ。 一人多い6人の妖精たちの衣装はコール・ドとほぼ同じようなイエロー系色で6人ともデザインが全く同じ。 リラの精にいたっては全体的にちょっとスウィートすぎる感じでスカート部分はフリルのようになっているレイヤードで色も薄めのラベンダー。  まぁ、このデザインで濃い色だったら品が落ちるだけですけれどね。

6人の妖精たちの踊りはさすがに皆安定していました。 初見だと思う誠実の川口さんは長身で手足が長くプロポーションの良さが際立っていました。 喜びの大和さんは風格がありますねー。 勇敢の細田さんのメリハリのある大きな踊りも良かったです。 リラの寺田さんも伸びやかに丁寧に踊っていて決めのポーズがとても綺麗でした。 そしてコール・ドの女性たちのプロポーションの良さには川口さん同様目を見張るものがありました。

式典長は輪島さん。 最近踊っている姿をあまり見ていないので淋しい感じはありますけれど、招待客リストを何度も何度も見直しながら、誰か抜けているようなんだがな・・。 う~~ん、誰であったかな??? いやいや、これで大丈夫であろう??  という自問自答を繰り返している様子がツボ。 

カラボス登場・・・。 カラボスの乗り物って様々ですが、あたくしの大っ嫌いな蜘蛛をデザインした乗り物でした。 そして舞台後方には白い蜘蛛の巣のタペストリーが・・。 最悪だわ・・・(笑) 濃いエメラルドグリーンと黒のコントラストが鮮やかなカラボスの衣装は素敵でした。 舞台を見ていた時には気づかなかったのだけれど写真を見ると胸元や肩の周りは蜘蛛の巣をイメージしたデザインになっているんですねぇぇ。 湯川さんはもうこの役をずっと踊って来ているような堂の入り様で見ていてスカッとする凄みがありました。  
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新国の新作「眠れる森の美女」
2014/11/17(Mon)
日曜日に新国立劇場に新作「眠れる森の美女」を見に行ってきました。
主役の2人が特に素晴らしかったとても良い舞台でしたし、最終日の盛り上がりのようなものも感じました。
20日にボリショイの「白鳥」を見に行くので、それまでには殴り書き程度になっても思いつくままに感想を・・・とは思っていますが、全然自信ない・・・。 時間がない・・・。

この新作は元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル、引退後はオランダ国立バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエの芸術監督を務めた振付家であるウエイン・イーグリングが新国立劇場のために振り付けた作品。
2013年9月の制作発表時にイーグリングは、「プティパのスタイルを守る」「世代から世代へ伝えたい」という事に重きを置きながらも「カラボスは女性、トウシューズで踊る」「目覚めのシーンを新しく」「王子のソロやガーランドダンスも新しく」「第3幕にも新しいソロを」という独自色を織り込みたいと発表していました。

振付については、プティパのスタイルを守りながらもロイヤル色強くという感じだったでしょうか? 特に違和感なく見られましたが、衣装に関してしょっぱなから違和感ありあり・・・。
作品の構成はプロローグ、1幕、2幕、3幕と普通ですが、休憩はプロローグと2幕の後に入ります。 25分の休憩2度入れて上演時間は3時間15分。 

まずは以下にキャストを。

オーロラ姫:小野絢子
デジレ王子:福岡雄大
リラの精:寺田亜沙子
カラボス:湯川麻美子
国王:貝川鐵夫
王妃:楠元郁子
式典長:輪島拓也
誠実の精:川口藍
優美の精:丸尾孝子
寛容の精:飯野萌子
喜びの精:大和雅美
勇敢の精:細田千晶
気品の精:柴山紗帆
4人の王子:井澤駿、田中俊太郎、池田武志、清水裕三郎
伯爵夫人:本島美和
ガリソン(王子の友人):マイレン・トレウバエフ
エメラルド:奥田花純
サファイア:広瀬碧
アメジスト:大和雅美
ゴールド:小野寺雄
長靴を履いた猫:加藤大和
白い猫:玉井るい
フロリナ王女:長田佳世
青い鳥:奥村康祐
赤ずきん:五月女遥
狼:小口邦明
親指トム:八幡顕光

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モンテス・アルファ ピノ・ノワール
2014/11/14(Fri)
世界のピノ・ノワール5本セット15000円→12000円で購入したうちのモンテス・アルファ ピノ・ノワール2012年を飲みました。
定価は2200円です。 何度も書いていますが、ワインに興味を持つきっかけとなったモンテス社。  ともかく外れがなくてコスパが高い。 可能な限り、作っているすべてのワインを飲んでみたいワイナリーです。
前回エノテカでピノ・ノワールフェアをやっていた時には売り切れてしまい購入できなかったモンテスのピノは、チリのカサブランカ・ヴァレー地区で栽培されたピノ・ノワール種を、60%はフレンチオーク、40%はタンクで12ヶ月熟成させたワインです。 今回のボトルは創業25周年を記念したシール付き。

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色は少し赤みのある紫でほんのりと甘いフルーツのような香り。 一口目は甘いと思った次の瞬間に軽い酸味と苦味が別々に感じられる複雑な味わいでしたが、デカンタージュしたワインは30分も経つとそんなバラバラ感もなくなりバランスが取れた上品な味わいに。  ミディアムボディのとても美味しいワインでした。

モッツアレラチーズとトマトのスライスにオリーブオイルと塩・ブラックペッパーをかけたものと、最近お気に入りの前田製菓(あたり前田のクラッカーです♪)のRich vegetable crackersをおつまみに。
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ボリショイ・バレエ オリガ・スミルノワ怪我で降板
2014/11/13(Thu)
東京公演の開幕まであと1週間と迫ったボリショイ・バレエですが、オリガ・スミルノワが怪我で来日できなくなったとジャパン・アーツのHPにお知らせが出ています。 こちら

スミルノワが主演予定だった3公演は以下のようにキャスト変更となるようです。

11月26日(水)13:00公演「白鳥の湖」 Bunkamuraオーチャードホール
オデット&オディール役:エカテリーナ・クリサノワ

11月30日(日)17:00公演「白鳥の湖」 アクトシティ浜松
オデット&オディール役:アンナ・ニクーリナ

12月4日(木)18:30公演「ラ・バヤデール」東京文化会館
ニキヤ役:エカテリーナ・クリサノワ
ガムザッティ役:アンナ・チホミロワ


とりあえず、最小限のキャスト変更で済んでよかったと思います。
今回スミルノワの公演は取っていなくて、なんとか26日の白鳥か4日のバヤに行けないかといろいろ画策していたところなのですが、とりあえずは無理しなくていいかな・・・と。
これ以上のキャスト変更が起こらないことを願いつつ一週間後の開幕を楽しみに待ちたいと思います。
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来日情報 ダンチェンコ、スコティッシュバレエ
2014/11/09(Sun)
今日はモーリス・ベジャール振付 べートーヴェン第9交響曲のマチネに行って来ました。 NHKホールは久々でしたが、1階の中央席はオーチャードよりはましながら、あまり段差がないので前の人の座高が高いとかなり舞台が見えなくなりますね・・・。 男性だったけど、そんなに高い人じゃなくて良かった。
見る前はあまり得意のジャンルではないかな・・・と思っていましたが、思った以上に楽しめました。 ファブローとシャコンの存在感はさすがでしたが、2楽章のメインカップルを務めた大貫さんの軽快さもとても良かった。 そして美佳さん、プロポーションの良さと御御足の美しさに改めてみとれてしまいました。

さて、会場でもらったチラシの中からバレエ公演情報を。
国立モスクワ音楽劇場バレエ(ダンチェンコ)が5年ぶりに来日公演を行います。 ただ、演目が前回の2010年と同じ「白鳥の湖」と「エスメラルダ」というのがちょいと残念というか、違う演目が見たかった気がします。 チラシにはキャストも載っていましたが、ソーモワとスミレフスキーしか知らないなぁ。 エスメラルダは平日のマチネが二回ですが、21日の夜は会場(東京文化会館)が取れなかったのかしら?  
主催はキョードー東京でチケッ発売トは1月24日(土)ですが、HPには最速先行受付14年11月08(土)10:00~15年1月23日18:00ってなってますが・・・。 もう受付中なの???

「エスメラルダ」
 5月20日(水) 13:30 オクサーナ・カルダシュ、イワン・ミハリョフ
 5月20日(水) 18:30 ナターリャ・ソーモワ、ゲオルギー・スミレフスキー 
 5月21日(木) 13:30 エリカ・ミキルチチェワ、デニス・ドミトリエフ

「白鳥の湖」
 5月23日(土) 12:00 ナターリャ・ソーモワ、ドミトリー・ソボレフスキー
 5月23日(土) 17:30 エリカ・ミキルチチェワ、ゲオルギー・スミレフスキー 
 5月24日(日) 12:00 クセーニャ・ルシコーワ、デニス・ドミトリエフ


スコティッシュ・バレエ団が23年ぶりに来日だそうで、3月26日(木)~28日(土)まで、オーチャードホールでクシシュトフ・パルトール版「ロミオとジュリエット」を上演します。 こちらは12月6日よりチケット発売。
クシシュトフ・パストールは前回のバレエフェスでザハロワとメルクリエフが踊った「トリスタンとイゾルデ」を振付けた方です。 あの作品、とても良かったですよね!

そして新国立劇場バレエ団の2015/16シーズンの開幕公演はピーター・ダレルの「ホフマン物語」だそうです。 10月30日(金)~11月3日(火)まで。 上述のスコティッシュ・バレエがレパートリーとして持っているようです。

チラシではありませんが、第9のプログラムにバーミンガム・ロイヤルバレエ団の公演日程が載っていました。
ピーター・ライト版「白鳥の湖」は4月25日(土)~27日(月)、デヴィッド・ビントレー版「シンデレラ」が5月1日(金)~3日(日)まで。 会場は東京文化会館です。 また愛知県芸術劇場で5月6日(水・祝)に「白鳥の湖」、9日(土)に兵庫県立芸術文化センターで「シンデレラ」が予定されています。

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2015年 夏もマールイ♪
2014/11/08(Sat)
本日届いた光藍社さんからのDMに2015年夏・秋開催公演のお知らせが同封されていました。
一瞬目を疑いましたが(って大袈裟だけど、でも本当にそんな嬉しい驚きだったのよ)、冬に引き続き夏のマールイが戻って来ます!!!

華麗なるクラシックバレエ・ハイライト 
~サンクトペテルブルグ・シティ・バレエとミハイロフスキー劇場バレエのソリストたち~


7月~8月にかけての公演で、4月の一般発売前に会場限定で先行販売があるようです。 彼らの最後の夏公演は2009年でしたから、なんと6年ぶりの復活という事になるんですね。 あの頃とはメンバーもだいぶ変ってしまったけれど、馴染みの顔とフレッシュな顔で冬の公演とはまた違った彼らの姿を見られるのならこんなに嬉しい事はないです。 
サンクトペテルブルグ・シティ・バレエって初めて聞きましたが、いろいろなバレエ団があるのですね・・・。

一方キエフも、キエフ・クラシック・バレエによる「眠りの森の美女」と「チャイコフスキー3大バレエ・ハイライト」が同じく7月~8月に予定されています。

さらに9月にはサンクトペテルブルグ・バレエ・シアター(タッチキンバレエ)が来日し、「白鳥の湖」「眠りの森の美女」を上演するようです。 タッチキンも光藍社さんの招聘になったんですねぇ。 久しぶりにHPをチェックしてみましたが、ルダコは今もプリンシパルとして在籍しているようです。 ルダコにも会えるかな?? 
ついでにアカデミーも・・・・なんて思ってしまいますが、アカデミーは今どんな状況なのでしょう? 劇場サイトが見つけられなくなってしまって・・・。 プーちゃんの踊り、見たいです!
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2015年 マリインスキー・バレエの演目
2014/11/06(Thu)
ジャパンアーツのサイトで2015年~2016年の公演予定が新たに発表になり、2015年11月~12月に予定されているマリインスキー・バレエの演目が発表になりました。 こちら

「ガラ」
「愛の伝説」
「ロミオとジュリエット」
「白鳥の湖」


との事です。
「愛の伝説」は見てみたかったので嬉しいです。
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アルゼンチン 月と太陽のワイン♪
2014/11/02(Sun)
アルゼンチンのミッシェル・トリノのワイン、「CICLOS MALBEC - MERLOT 2011」をKINOKUNIYA vino kitchenで飲みました。 

2014110101.jpg


隣接のKINOKUNIYA アントレで2160円で購入したものを、そのまま店内に持ち込み抜栓してもらい飲むことができるので、なかなかリーゾナブルな値段でワインと食事を楽しめます。 ネットで検索すると1700円前後で販売されているワインのようです。

月と太陽をモチーフにして作られたというレリーフに目がいって思わず手に取ったワインですが、シクロスとは「周期、サイクル」という意味があり、ワイナリーのあるカファジャテ地区に良質なブドウをもたらす朝晩の冷涼な気温と日中の十分過ぎる日照・高い気温の気象条件に感謝と敬意を表してつけられた名前だそうです。

色は赤みのある綺麗な紫色。 構成はマルベック50%、メルロー50%。 しっかりはしているけれど酸味と渋みは控えめでやさしい甘みが勝っている感じです。 口当たりがとてもいいのでけっこうくいくい飲んでしまいましたが、おかげさまで二日酔いにもならず、とても美味しいワインでした。
牛のロースステーキ、ローストポーク、厚切りスモークベーコンの盛り合わせとの相性も抜群でしたが、しいたけの串焼きにもばっちりでした♪
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