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延長50回
2014/08/31(Sun)
甲子園で行われる硬式高校野球ほど注目度が高くはないものの、同じく夏休みに開催される全国高校軟式野球選手権。 その準決勝、中京高校vs崇徳高校の試合が4日間に渡る延長50回という日本記録を作った。 28日の木曜日から15回サスペンデッドを3日繰り返し、4日目となった今日は大会日程の都合上、今日中に決勝戦を行わなくてはならず、9時から始まる試合が9回で決着がつかなければ抽選で勝者を決める事になっていたそうです。 得点により勝者が決まって良かった。 軟球は打球があまり飛ばないので得点が入りにくいという面もあるそうなのですが、3日間も相手に得点を与えなかったという事は両チームの守備がいかに堅実で共に精神的にも強いチームだったという事ですね。  
そして13時から始まった決勝戦では延長50回を征した中京高校が三浦学苑を2-0で破って優勝。 凄い!
延長50回を戦った両校のピッチャーはいずれも一人で投げきったそうですが、中京の松井投手は709球投げたとの事。 さらに決勝戦でもリリーフして77球投げたそうですが、体はどうなっちゃっているんだろう・・・。  明日から学校が始まってゆっくり体を休める時間もないかもしれないですが、崇徳のピッチャーとともに、日本一のアスレティックトレーナーのケアを受けさせてあげてもらいたいものです。 
再試合にするよりは延長にした方が回数を多く戦わなくてすむ可能性はもちろん高いわけですが、あくまでも1試合中だから、一度選手交代したら、ベンチに下がった選手は出られないですしね・・・。 ここまで伸びちゃうのは想定外だとしても、選手の体の事を考えるとやはりルールの改定も必要なのかもしれませんね。 2日待たされたチームもそれはそれで大変だったろうし・・・。

レッドソックスで大活躍中の上原投手が、ジャイアンツに入ってすぐの頃だったか、ぼくは高校・大学と肩を酷使してないですから、他のピッチャーよりも余力があります・・・というような事を言っていたのを、こんな事があると思い出したりするんですよね。 9月復帰予定が白紙になってしまったマー君も心配だし・・・。 彼には焦らずしっかり治してもらいたいです。 で、復帰後は日本と同じ当番間隔で投げる事を許してあげて欲しいなぁ。 それぞれ配球が違うんだから、体への負担も違うだろうし、一人ひとりのピッチャーの投球スタイルを考慮してそういう事に融通がきけばいいなぁと思います。
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イスラエルのプレミアムワイン
2014/08/30(Sat)
イスラエル、ゴラン高原のワイン YARDEN MERLOT 2010を飲みました。 渋谷東急で3780円で購入。

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ヤルデン(YARDEN)とはヘブライ語でヨルダンの意味で、エチケットに描かれているランプはヨルダン川が流れるワイナリーのある地域で古くから使われていたもので、オリーブオイルを使ったアルコールランプなのだそうです。

こちらのワインはよく行く渋谷のイタリアンレストランの店長お奨めのもので、初めて飲んだのは5,6年前ですが、お店においてあるのはカベルネソーヴィニョンなので、メルローは初めて飲みました。 なんでも、イスラエル航空ビジネスクラスでサーブされるワインだそうです。 ちなみにカベルネの方はファーストクラスらしいです。
かなりこくのあるメルローで、上品な渋みと柔らかな口当たりでカベルネ同様とても美味しいワインでした。 ま、ちょっとお高いですが、夏休みだったので特別に♪ そして贅沢ついでにディーン&デルーカでローストビーフを買ってきて、オリーブオイルをかけただけのプチトマトと一緒にあわせました。 
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有明コロシアムに行って来ました♪
2014/08/24(Sun)
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昨日は有明コロシアムに女子バレーワールドリーグ決勝ラウンド4日目を見に行きました。
木・金とせっかくの勝ち試合をテレビで見られず悔しかったのですが、その分までしっかり会場で応援して来ました♪ ベルギーは現在世界ランク22位ですが、プールJ-Oで自分達よりも上位の国を破って出場してきたチームなので、3日終わったところで全敗とはいっても、身長もあるチームであり、けっして油断してはならない相手でした。 

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(試合前の練習)

そんな嫌な予感が的中?して第1セットは終始ベルギーのペースでなかなか攻撃が思うように決まらず、追いついてはリードされという展開。 ともかくベルギーの選手のポジショニングが良く、決まったかに見えるスパイクをことごどく拾われ、強打で逆にやられてしまう。  レシーブ力のあるチームですね! でもそんな流れを断ち切ったのが木村選手のサーブと途中出場の江畑選手の思い切りの良いスパイクでした。 26-24と最後まで接戦でしたが、この1セットを取った事がとても大きかったです。 これで試合の流れもつかんだし、ストレート勝ちしたという事は今日のブラジル戦に臨むにあたり大きな意味がありますしね。
このゲーム、劣勢の時は常に木村選手にボールが集まっていたのですが、彼女は本当に冷静によく決めてました。 あれでよく決めたなというシーンが何度もあって、本当に素晴らしい選手になったと思います。 感動しました。 写真がしょぼくて申し訳ない(笑)。 
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佐野選手も相手の強打を拾い捲っていましたが、展開が楽になった2セット、3セットは休養を兼ね?もう一人のリベロの筒井選手の出場が多かったです。 
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(練習中です)

セッターは先発は宮下選手でしたが、1セットの途中から中道選手に。 宮下選手はレシーブとブロックが上手いのでひっこんでしまったのは残念だったのですが、多彩なトスワークという点では、中道選手のレベルまでにはもう少し経験が必要ですね。

順番は逆ですが、第1試合の中国vsトルコ戦も2セットから観戦しました。 接戦でしたが、どちらもちょっとしたミスが多かったかな。観客は3割くらい? 会場的にはほとんどトルコサポートでしたけどね・・・。
第2試合のブラジルvsロシアはもっと力の均衡した白熱した試合を期待していたのですが、あまりロシアにいいところがないままブラジルのストレート勝ち。 2年後の自国開催オリンピックでの優勝をめざしているチームに隙はないですねぇぇ。

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(ダントツ人気のシェイラ選手)

自分的にはロシアを応援していたので負けちゃって残念でした。 私の一押しコシェレワ選手は力強いスパイクを打ちまくって活躍していたんだけどなー。 ちょっとチームがバラバラだったのと、レシーブ力が弱かったなぁ。
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(コシェレワ選手)

今日のブラジルとの一戦。 金メダルがかかっています。
どうか、思いっきり悔いのない戦いを!!


さて、初めて行った有明コロシアムですが、前後の段差が十分にあるので、前の人が少々身を乗り出そうがほとんど視野をさえぎられる事もなくとても観やすかったです。
ただ、会場の設計自体があまりよくない。 東京体育館や代々木体育館は体育館の出入り口から客席まで十分な広さの通路があるのに、コロシアムは入り口を入るといきなり観客席で、人が歩くにしても2列分の幅程度の狭い通路しかないので、移動がもの凄く大変。 昨日は入場は西側一箇所だけだったけれど、試合後は東側も開放したのかなぁ? 混むのが恐ろしくて、速攻で出てきちゃったから分からないけど・・・。 国際展示場駅までの陸橋もあの大人数が一挙に・・・と思うとちょいと不安にもなったりして。 

そしておまけはメグカナです♪ 試合前のレポーターの打ち合わせかな??
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女子バレー ワールドグランプリ開幕♪
2014/08/20(Wed)
女子バレー、ワールドグランプリの決勝ラウンドが始まりました。
今日から日曜日までの連日、有明コロシアムで開催されます。
参加6カ国は予選の上位中国、べルギー、トルコ、ブラジル、ロシアと開催国日本の6チームです。 木村選手は2年間トルコリーグに所属していたので、元チームメイトとの対戦があったりするのかな?
夏の暑い時期に5日間連続というのはけっこうきついと思いますが、どのチームの選手も怪我などする事なく、ベストな状態で試合に臨んで欲しいと思います。

さて、今日のロシア戦は第3セットは帰宅中に、第4セットは家で見られました。 日本チームは予選リーグの前半はあまり良くなかったのですが、後半は立て直してきて調子を上げていると聞いていました。 でもまさかロシアに3-1で快勝するとは予想していなかったので嬉しいビックリ。 で、放送中に何度も耳にした「ハイブリッド6」という戦術名はいったい何?と思ったら、「日本に絶対的なエースはいない。選手には従来よりいろんなポジョションをやってもらうことなるが・・・」という事で、6人がすべてオールラウンドプレーヤーというような事らしいですね。 確かに実情はそうなのかなぁと思いますが、やっぱり私は絶対的なポイントゲッターのエースが欲しい!!  でももうオリンピックは2年後、そろそろ明確なチームプランのもとに頂点を目指して進んでいかなければですものね。 現実をしっかり見なければ! そんな全日本、リベロに佐野選手が復帰しましたね。真鍋監督に「あなたがすべてのボールの半分をレシーブしなさい」と言われているそうですが、そう言われても全く驚かないほど彼女のレシーブは凄いです。 守りに関しては彼女が絶対的なエースですよね!!
このシリーズ、土曜日に会場に見に行きます。 有明は初めてなのでどんな感じなのか楽しみです。 見やすい席だといーなー。
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シチリアの美味しいワイン
2014/08/17(Sun)
CANTINE COLOSI NERO D'AVOLA 2012(カンティーネ・コローシ ネオ・ダーヴォラ2012年)を飲みました。 
エトワール・ガラの帰りに東急デパート本店 1728円で購入。

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ネオ・ダーヴォラという品種のワインを飲んだ記憶がなかったのとエチケットが綺麗だったので買ってみたのですが、ネオ・ダーヴォラはシチリア原産でシチリアで一番良い品種と言われているそうです。 

色は青みの強い紫色。 香りは果実や何かの花の匂いのような・・・。 
フルボディ一歩手前のミディアムボディという感じで酸味と甘みがほどよく混ざり合っていて濃厚というほどではないけれど主張の強い味。 飲みなれてくると甘さの方を強く感じました。 
デパートで買ったので定価ですが、ネットでは1400円くらいで購入できます。 とても美味しいワインなので1400円なら文句なしにお勧めです♪
おつまみはオリーブオイルと黒胡椒をかけただけのモッツアレラチーズと生ハム。 相性はとても良かったです。
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エトワール・ガラ Bプロ 8月1日
2014/08/16(Sat)
Aプロの翌日にBプロも見に行ってきました。 Bプロは古典色が薄いという事にチケットを買ってしまってから気づいたので、あっちゃー・・・とちょっと不安だったのですが、流石は演出力に定評のあるエトワール・ガラ、十分魅力的でした。

<第1部>
「眠れる森の美女」より ハイライト
振付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:P.I.チャイコフスキー

《ローズ・アダジオ》ドロテ・ジルベール、
           バンジャマン・ペッシュ、アレクサンドル・リアブコ、
           エルヴェ・モロー、福田昂平(Kバレエ カンパニー)

ドロテは華やかな姫でしたが、表情が少し硬くて若干緊張していたのかな? でも長いバランスで最後は王子の手を取らずにポーズをとるという見事なプロムナード。 その4人の王子もまた豪華な顔ぶれで・・・。 一人Kバレエからの助っ人が入っていましたが、次の次でモペイを踊るフォーゲルはやはり無理だったのでしょうか。 オーロラを見つめるリアブコの優しい表情がなんともいえず素敵でした。  

《ローズ・アダジオのヴァリエーション》ローラ・エケ
踊りは良かったですが、このヴァリエーションは好みで言えばもう少し柔らかな表情で軽やかに踊って欲しいです。

《第2幕の王子のヴァリエーション》オードリック・ベザール
マクミランのデ・グリューの難儀な振りを思い出させるような脚の動きや、ヌレエフらしくダンサーに全く気を抜く隙を与えない拷問のような振付の連続。 最後のほうは流石に少し息が上がっていましたが、べザールはラインを崩す事無くきっちり踊っていました。 

《第3幕のグラン・パ・ド・ドゥ》アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ
オペラ座の衣装って本当にゴージャスだし、他のバレエ団とはセンスが違いますね。 小さい薔薇?の飾りが付いているオーロラの衣装が美しく可愛らしいだけでなく、デジレの上着のお花の刺繍がものすご~~く素敵。 踊りのほうは失礼ながら普通でした。 もちろんマチューの佇まいや身のこなしは美しく麗しかったけれど、ペアとしての合い方がいま一つだったように思います。


「デジール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アレクサンドル・スクリャービン
ピアノ演奏:金子三勇士
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


Aプロに続き、二人で踊ることの素晴らしさをしみじみと感じさせてくれたのがハンブルグペアです。 なんというか、すべてを分かち合っているというか・・・、踊っている姿がそれだけでドラマなんですよね。 
金子さんが見とれるような表情で二人を見ながら丁寧に演奏していたのも強く印象に残っています。


「モペイ」
振付:マルコ・ゲッケ 音楽:C.P.E. バッハ 
フリーデマン・フォーゲル 


久しぶりに見るフォーゲルのモペイ。 彼の引き締まった筋肉美を堪能しましたが、2度3度と見ても面白いかというとそうでもないので、できれば何か他の演目を見たかったなぁ。


「ル・パルク」より "解放のパ・ド・ドゥ"
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ 音楽:W.A.モーツァルト
イザベル・シアラヴォラ、バンジャマン・ペッシュ


薄化粧にシャツというさっぱりとラフな姿であるにもかかわらず匂いたつようなシアラヴォラの色香。 


「こうもり」より
振付:ローラン・プティ 音楽:ヨハン・シュトラウスⅡ世
アマンディーヌ・アルビッソン、エルヴェ・モロー


アルビッソンははつらつと生き生きとしていて純クラの2演目より良かったです。 エルヴェはどんな衣装でも麗しいし、踊りも綺麗でしたが、なんとなく表情が冴えなかったかな? 


<第2部>
「牧神の午後」
振付:ヴァーツラフ・ニジンスキー 音楽:クロード・ドビュッシー
バンジャマン・ペッシュ、ローラ・エケ


牧神とニンフの2人だけのバージョンは初めてかもしれません。  ペッシュの「牧神の午後」といえば、2007年のルグリ公演でのティエリー・マランダン振付の作品(白いブリーフいっちょでペッシュの名前がティッシュに変りそうになった、あの作品です)があまりにもきょーれつだったため、今回のニジンスキー版にどうペッシュ色を出してくるのか妙に期待が高かったのですが、欲望の対象となるニンフへ向ける表情などは意外に控えめでした。 エケのニンフはもっとクールかと思いましたが、こちらも意外にソフトな感じ。 

「牧神の午後」
振付:ジェローム・ロビンズ 音楽:クロード・ドビュッシー
アマンディーヌ・アルビッソン、エルヴェ・モロー


ロビンスの「牧神の午後」は何度か違うダンサーで見ていますが、今までで一番作品そのものに得心がいったというか・・・。
アルビッソンはこの演目が一番でした。 エルヴェの醸し出す気だるい官能のようなものに髪をおろした彼女の柔らか且つつかみどころがないような雰囲気がとても良く合っていて、作品の紹介にある不可思議な世界というものを感じさせてくれました。 


<第3部>
「シェリ」
振付:ローラン・プティ 音楽:フランシス・プーランク
イザベル・シアラヴォラ、マチュー・ガニオ


50歳に近づき世間の酸いも甘いも知った元高級娼婦レアと裕福な家庭でわがまま放題に育った24歳年下の美青年シェリ。 身をひかなければとわかっていてもシェリを突き放す事ができずにいるレアとその思いを全く知らないシェリとの甘い寝室のPDDとのことですが、白いTシャツ、短パン、靴下に黒い靴という格好のマチューがかわいそすぎ。 それでもそんな格好でも間抜けにも下品にもならないのがマチューならでは。 物語は全く違いますが、大ラスの「椿姫」の黒のPDDに繋がる幸せな恋人同士の寝室のPDDなのかな??


「アモヴェオ」
振付:バンジャマン・ミルピエ 音楽:フィリップ・グラス
ドロテ・ジルベール、オードリック・ベザール


歩く、抱きしめるなどの日常的な動きを鍛え抜かれたバレエの身体で表現する事によってラブストーリーの変容を見せることを望んだ作品との事。
ドロテの身体能力の高さを改めて感じたコンテです。 べザールのサポートも安心して見ていられました。 スターの輝きがあるダンサーでなければどうなんだろう?とも思える作品でしたが。


「お気に召すまま」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:W.A.モーツァルト
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


アッツォーニの愛らしさもリアブコの愛する者に向ける優しい眼差しも反則に近いものがあります(笑)。 何を踊っても素晴らしかったこのペアがこの公演の成功の立役者である事は言うまでもないですね。


「椿姫」より“黒のパ・ド・ドゥ”
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
ピアノ演奏:金子三勇士
イザベル・シアラヴォラ、フリーデマン・フォーゲル


フォーゲルのアルマンは見るまでかなり不安だったのですが・・・。 一人憂鬱にふさぎこむ姿や訪ねてきたマルグリットに向ける冷たい視線に彼が言いようもない辛い思いをしたというのは見て取れなかったけれど、まぁ、そこは翳りというものに縁遠いフォーゲルだから仕方なしと。
マルグリットへの押さえ切れない思いをまっすぐにぶつけていくあたりからは良かったです。 シアラヴォラもアルマンに自分の辛さを訴えにきたもののアルマンの情熱を前にして苦しさの中でまた受け入れてしまうマルグリットを好演。 複雑なリフトも流れるようにこなし、定年でバレエ団を退団したダンサーとは思えないほどでした。

  
Bプロのフィナーレも同じく「マンボ」。 椿姫の後のマンボはAプロ以上に妙な感じ・・・。 
シアラヴォラ、やはりとても明るい方ですねー。 そして牧神の衣装のままのペッシュもカーテンからすっと脚だけみせてみたり妖しげな視線を投げかけたり・・と観客を楽しませてくれました。 エケもニンフのあの手のポーズをしてくれたりして2人ともサービス精神旺盛♪
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エトワール・ガラ Aプロ 7月31日
2014/08/10(Sun)
<第1部>
「ジュエルズ」より "ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン 音楽:P.I.チャイコフスキー
ローラ・エケ、オードリック・べザール


2人とも長身で手足が長くスタイルが良いのでビジュアル的には本当に美しい。 踊り手によってドラマがあったりなかったりと印象が違うPDDですが、2人の間には駆け引きはしているものの通い合う男女の恋心のようなものが見えて、特にべザールの優しい視線が印象的でした。


「マノン」第1幕より デ・グリューのヴァリエーションとパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ編曲レイトン・ルーカス
イザベル・シアラヴォラ、フリーデマン・フォーゲル


マノンとデ・グリューが出会った直後のデ・グリューのヴァリとPDDで、フォーゲル的には一番合っているパートではなかったかと思います。 あのヴァリは相当踊りこなさないと綺麗には踊れないのでしょうねー。 フォーゲルはバランスよく踊っていましたが、若干軸足には苦戦していたかなという感じ。 でも幸福感に溢れた表情やサポートは良かったです。
シアラヴォラは十分魔性の女でしたが、無邪気な少女かというとそれはちょっと厳しかったですね。  


「白鳥の湖」第2幕より アダージョとヴァリエーション
振付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:P.I.チャイコフスキー
アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ


オデットと出会う前の王子の憂愁のソロから。 あれだけの美男子の憂いのソロで、踊りも美しいのに、なぜかぐっと来るものがないんだなーわたしには・・・。 あまりにも整いすぎているから?
アルビッソンはわりと厚みのある体型のせいか動きが重く感じられ、ラインも綺麗に保てていないので好みのオデットではありませんでした。 プログラムを読む限り、全幕で白鳥を踊った事がないような感じ?


「マーラー交響曲第3番」より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:グスタフ・マーラー
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


絶品! やはりパートナーシップが全く違います。 差し出す手とその手を取るタイミング、シンクロする動きの一つ一つ、なんて自然で一体化しているのでしょう。 複雑なリフトも本当に流れるようで素晴らしかったです。 


<第2部>
「3つの前奏曲」
振付:ベン・スティーブンソン 音楽:セルゲイ・ラフマニノフ 
ピアノ:金子三勇士
ドロテ・ジルベール、オードリック・ベザール


このガラにピアノ演奏は金子三勇士さんがすべて担当するという贅沢さ。 
2人とも白の衣装でドロテは短いワンピース、べザールはレオタードだったかな? レッスンバーを挟んで二人が踊る前半はバーを小道具として効果的に使ったリフトなど物珍しさも手伝って興味深く見られました。
ドロテ、出産は今年になってからだったと思いますが、その影響は全く感じられない体のラインと細さにはびっくりです。


「月の光」 *世界初演
振付:イリ・ブベニチェク 音楽:クロード・ドビュッシー
ピアノ:金子三勇士
エルヴェ・モロー


エルヴェは美しかったです。 ただ、ドビュッシーの「月の光」だし、エルヴェの身体ラインの美しさを思いっきり引き立てるようなもっとクラシックよりの振り付けの作品を期待していたのですが、よくあるコンテだったのが少し残念。


「オネーギン」より"鏡のパ・ド・ドゥ"
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I.チャイコフスキー 編曲クルト=ハインツ・シュトルツェ
アマンディーヌ・アルビッソン、フリーデマン・フォーゲル
 

タチアナを踊ってエトワールに任命されているアルビッソン。 一人机に向かいオネーギンを思いながら夢見るような表情で筆を走らせている時の愛らしさはなかなか良かったのですが、フォーゲルと踊り始めてからはわりと凡庸。 正直、鏡のPDDって自分の中でこうあって欲しいというほどわかっていないのです。 特にオネーギンの方なんですが・・・。 フォーゲルは大柄なアルビッソンを問題なくリフトしてアルビッソンもポーズを綺麗に整えていたけれど、2人からはあまり高揚感が伝わって来なかったです。


<第3部>
「アルルの女」より
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー
シルヴィア・アッツォーニ&アレクサンドル・リアブコ


自分的にはこの日の白眉でした。 アッツォーニのヴィヴェットは本当にいじらしくイノセントです。 冒頭のほんの最初の部分だけはフレデリの愛が感じられていただけに、その後、フレデリの心がどんどん離れていきもう届かないものなのだと絶望するまでの繊細な表現も素晴らしかった。
リアブコはファランドールが凄かったです。 狂気というよりは静かに静かに少しずつ壊れていくその崩壊の様がスピード感溢れるマネージュや彼の動き・表情に現れていて、やがて窓から身を投げてしまうまで、こちらに息もつかせないような緊迫感がありました。  


「イン・ザ・ナイト」
振付:ジェローム・ロビンズ 音楽:フレデリック・ショパン
ピアノ:金子三勇士
イザベル・シアラヴォラ&バンジャマン・ペッシュ、ドロテ・ジルベール&マチュー・ガニオ、ローラ・エケ&エルヴェ・モロー


てっきりシアラヴォラとペッシュ組が第3カップルだと思っていたら、第1カップルでした。 恋愛を楽しんでいる大人のカップルという感じで素敵でした。 
2組目のドロテとマチューはキラキラ・ピカピカなカップルでビジュアル的には文句なしですが、相変わらずマチューに不感症の私。
第3カップルのエケとモローも美しかったです。 強気な女に振り回されそうで振り回されず、しっかり繋ぎとめている男という感じでしたかね? ま、しかし、ここはロパートキナとコルスンツェフの映像をあまりに何回も見すぎたために他のカップルでは別物としか思えず・・・。 駄目だなぁ、じぶん。


フィナーレの音楽は・・・・、「マンボ」でした。 ショパンで美しくしっとり終わっただけにちょいびっくり&吹きだしました。 カップルでの(べザールだけ一人でしたが)後挨拶が一通りすんだ後で、両端のダンサーが皆を引っ張るように舞台中央後ろに周りこみ、今度は一列で一人一人がマンボのリズムに合わせて思い思いのポーズをとりながら前に出てきたのですが、女性陣に対して男性陣はけっこう控えめだったのがかわゆい。 フォーゲルはいつもの明るさでしたけど、べザールは一番シャイだったかな~~。 で、ladiesの中ではシアラヴォラが一番ノリノリでお茶目で、舞台でのゴージャスな大人の女という印象とは違って可愛くて気さくな雰囲気だったのが意外な発見でした~~。
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お疲れさんには和菓子です♪
2014/08/09(Sat)
ここ最近、(というか今年になってからずっとこんなだなぁぁ、workloadが多すぎるんですが・・・)、バレエやコンサートのない日は家と会社の往復のみでかーなりストレス溜まっていたのですが、昨日は早く終わったので新宿の伊勢丹へ。 ネットでは完売になっているフェイスタオルとお揃いのバスタオル(タオル好き)を捜しているのですが、新宿のデパートでまだ伊勢丹はチェックしてなかったよなーと思いふらふらと。 結局捜しているタオルはありませんでしたが、地下のお菓子売り場に行ったら、なんとこんな時間に阿闍梨餅がまだた~~くさん残っていて思わぬ収穫♪ ふと目を上げると阿闍梨餅の上の棚にはままどおるが! この二つは本当に大好物で、週末のおやつ用にしっかりと買って帰りました。 ラッキー!!
デパ地下の全国銘菓コーナーって、都内に店舗のない地方の銘菓が手に入るので魅力的ですよね~~。 立川の伊勢丹では松本銘菓「老松」も売ってます♪

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さて、忙しいとはいえ、買ったチケットは無駄にはできぬ!と先週はエトワール・ガラも見に行って来ました。 今回も行かないはずだったのに、フォーゲルが急遽参加という事で気がついたらチケットを買ってしまったのでした(笑)。 それもどーにかなるべーとAプロは平日マチネ・・・(だって一番席が良かったのよ!)。 楽しかったので、1演目1行くらいの感想は残したいなと、明日、阿闍梨とままどおるをほおばりながらトライしようと考えておりまする~~~。 
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年末のキエフと新春のマールイ
2014/08/05(Tue)
12月24日(水)に東京オペラシティコンサートホールにて「バレエ版 クリスマス・スペシャル・クラシックス チャイコフスキー3大バレエ組曲」という公演が行われます。 こちら
光藍社さん主催でミコラ・ジャジューラさん指揮、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団の演奏。 キエフバレエのソリストたちのバレエも上演されるとの事。 (ちなみにオーケストラと合唱団によるクリスマス・スペシャル・クラシックスという公演もあります)

プログラムは、
バレエ組曲「眠りの森の美女」より
バレエ組曲「白鳥の湖」より
バレエ組曲「くるみ割り人形」より


予定されているキエフバレエのソリストは
 テチヤナ・ゴリャコワ、ユリヤ・クリク、ヤン・ヴァーニャ、オレクサンドル・ストヤノフ

キエフバレエは6月に発表になっていた12月の「くるみ割り人形」に加え、「バレエ・リュスの祭典」と題して「レ・シルフィード」と「シェヘラザード」も上演しますが、来日予定のソリストが当初の発表とは変わってしまい、マツァーク、ゴリッツァ、ニェダク、シドルスキーは来なくなってしまったようです。 残念!


そして、マールイの新春公演も主演キャストが発表になっています。
 <1月3日> 
   くるみ割り人形:アンナ・クリギナ、アンドレイ・ヤフニューク
   白鳥の湖:アナスタシア・ソボレワ、ファルフ・ルジマトフ
   ライモンダ:吉田都、デニス・マトヴィエンコ

 <1月4日> 
   くるみ割り人形:アンナ・クリギナ、アンドレイ・ヤフニューク
   白鳥の湖:クリスティーナ・シャプラン、ヴィクトル・レベデフ
   ライモンダ:吉田都、デニス・マトヴィエンコ

 
都さんとデニスのライモンダ~~~! 本当はライモンダはペレンで見たかったのだけれど、このペアはこのペアで魅力的ですね~~~。
ルジマトフと白鳥を踊るアナスタシア・ソボレワはボリショイバレエで3年経験を積み昨年ミハイロフスキーに移籍してきたダンサーで、今はファーストソリストです。 で、同じく白鳥を踊る予定になっているシャプランは、ミハイロフスキーからファーストソリストとしてマリインスキーへ移籍しています。 マールイの公演に本当に来るのでしょうか? シャプランとレベデフのジゼルはすごく楽しみにしていてとっても見たかったのですが、すでに籍のないダンサーとなると話は別だなぁ。 マールイの公演に連れてくる意味も必要もないような・・・。 その代り、来年のマリインカの来日で絶対来てね!という気持ちです。
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アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクトBプロ 7月27日
2014/08/03(Sun)
◆第1部◆

「オープニング」
振付:ペタル・ミラー=アッシュモール 音楽:アレクサンドル・グラズノフ
アリーナ・コジョカル
オヴィデュー・マテイ・ヤンク、ロベルト・エナシェ、堀内尚平、クリスティアン・プレダ、ルーカス・キャンベル


さすがに男性ダンサーの皆さんも踊りなれてきて、Aプロの時に感じた緊張感とかコジョカルに対しての遠慮のようなものもなくなって、伸び伸び楽しげに踊っていて良かったです。


「パリの炎」
振付:ワシーリー・ワイノーネン 音楽:ボリス・アサフィエフ
ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンタギロフ


こんな風にエレガントでさわやかな「パリの炎」もありなんですね!! 
この日のムンタギロフは眠りよりも遥かに好調だったと思います。 カスバートソンともこちらの演目の方が組みやすかったのか、気持ち的にもリラックスしているようで、余裕が感じられました。 ポーズやラインがとても綺麗でしたが、特にマネージュが足が伸びきっていて美しかったしザンレールの着地は床に吸い付くように見事に決まっていました。 たぎるような熱さというものはなかったですがこれはこれでありだなぁと。
カスバートソンもダイナミックだけれどエレガントで華やかで良かったです。


「真夏の夜の夢」より "結婚式のパ・ド・ドゥ"
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
アリーナ・コジョカル、ダヴィッド・チェンツェミエック


昨年のヴィシニョーワガラでエレーヌ・ブシェとディアゴ・ボアディンで初めて見た作品ですが、格調高くロマンティックに大人の愛を見せてくれたハンブルグペアと比べるとちょっと印象が弱かったです。 コジョカルとチェンツェミエックのダンサーとしての格の違いがそのまま出てしまった感じで、作品の世界を十分に描き出せなかったように感じました。


「白鳥の湖」より "黒鳥のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー 


サレンコがBプロのみで1作品だけというのもちょっと残念ですね。 ともかくバランス決めなくちゃ!という感じだった彼女を初めて見た頃とは全く違い、作品の流れのなかで自然にそういう技を見せながらプリマの風格も漂わせるダンサーになりましたねー。 腕というか手首から先の表情がすごくはっきりしていてインパクトがあったのですが、もしかしてわりと手が大きいのかしら? 32回転もとても安定していて、後半をすべてダブルで回っていました。
マックレーも彼ならではの技巧をふんだんに取り込み、素晴らしいヴァリを見せてくれました。 マネージュも速くて綺麗だったし、ザンレールの連続も音にぴたりと合っていて見事でした。 キャラ的にはちょっとダーク系の王子で、今目の前にいるオディールが先日愛を誓ったオデットと同じ姫なのかと迷っているのではなく、オディールの正体を見抜きながらも騙されているふりをするかしないか考えているような王子でしたねぇぇぇ。  黒と黒の騙しあいのPDDって感じで面白かったです♪


「ノー・マンズ・ランド」より パ・ド・ドゥ
振付:リアム・スカーレット 音楽:フランツ・リスト
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
ピアノ演奏:高野直子


リアム・スカーレットがイングリッシュ・ナショナル・バレエのために振り付けた作品。 「ノー・マンズ・ランド」とは敵対する両軍の最前線の間の占領されていない地域という意味で、最前線に赴く男と残された女性達の関係、彼らの思いを描いた作品との事です。
ライモンダが戦地に赴いているジャンを思うあまりの夢の場のように、愛する男を最前線に送り出した女が男を心配し、会いたい、無事に戻って来て欲しいという悲痛なまでの思いに男の同じ思いが重なると解釈すればいいのでしょうか。
体を合わせながらのPDDにもお互いを感じていながらもここにはいないという空しさ、微笑の中にも隠せない不安など、切なさ溢れるPDDでした。 コジョカルとコボーの息は言うまでもなくぴったりですが、リフトも多かったこの作品、本当に呼吸の合ったペアでないと作品の意図したものを上手く伝えられないだろうと思いました。


「ドン・キホーテ」
振付:アレクセイ・ラトマンスキー(原振付:マリウス・プティパ) 音楽:レオン・ミンクス
ユルギータ・ドロニナ、イサック・エルナンデス 


ドロニナとエルナンデスのペア、とても良いですねー。 アダージョでの片手リフトもあっさり決めていたし、二人ともとても安定していて、出だしからテンションも高いです。 ドロニナの完璧な長~いバランスも嫌味がなくてお見事。 ヴァリも音楽にきっちり乗って魅力的なキトリでした。 ただちょっと前半飛ばしすぎたのかコーダの32回転はやや疲れが見えた感じでした。
そして今回のガラで個人的に収穫だったのがエルナンデス。 Aプロでコンテを見たときは、ぼくはコンテは超得意です~~なダンサーかと思ったのですが、不意打ちをくらったようなアリのアプローチと柔らかな踊りに俄然興味が沸き、バジルも楽しみにしていました。 前半はドロニナをよくサポートしていたし、彼女にちょっと疲れの気配が見えた後半はエルナンデスが思いっきり盛り上げました。 テクニックをちゃんと見せながらジャンプでも回転でもしなやかで柔らかくて、なんつーか見ていて清清しい感じ。 
元オランダのマシューの時もそうだったけど、自分が知らないだけで、世界には才能に恵まれた素晴らしいダンサーが沢山いるんだなぁと改めて感じた事でした。


〈本日の特別プログラム〉 「眠れる森の美女」より "ローズ・アダージオ"
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー、ダヴィッド・チェンツェミエック
オヴィデュー・マテイ・ヤンク、ロベルト・エナシェ 


コジョカルはスカート部分がやや大きめなピンクのチュチュ。 ルーマニアバレエの男性たちはオープニングの衣装と同じなのかな? 濃い臙脂のシャツに黒のスラックスで腰の辺りに赤い薔薇をさしてましたっけか? コジョカルはすでに4演目めですが、バランスでは腕をしっかりアン・オーまで上げて王子から王子へと繋いでいきました。 前回は四人の王子達がゴージャスだったんだよなーと思いながらプロムナードを見ていたら、音楽がおや?っという感じで繰り返され、マックレーが登場してコジョカルの手を取り、続いてムンタギロフ、エルナンデスも出てきてちょいと豪華になったフィナーレでした。


◆第2部◆

「レディオとジュリエット」
振付:エドワード・クルグ 音楽:レディオヘッド
アリーナ・コジョカル、ダヴィッド・チェンツェミエック
ロベルト・エナシェ、堀内尚平、オヴィデュー・マテイ・ヤンク
クリスティアン・プレダ、ルーカス・キャンベル


5,6年前からでしょうか? マトヴィエンコ夫妻がよくガラでPDDを踊っている作品で、素肌に黒いジャケットを羽織ったデニスがカッコよくて一度生の舞台を見てみたいと思っていたので、今回上演が決まった時から楽しみにしていました。 ロミオとジュリエットとの繋がりも気になったし。 「ロミオの死後、ジュリエットが命を絶たなかったら何が起こるのか。 クルグはジュリエットを暴力に取り巻かれた現代、男性社会でがんじがらめになった女性として造形する」という解説にさらに期待は高まったのですが、冒頭のモノクロの映像から始まってダンサーたちが出てきての踊りも含め、ステージが暗すぎて、ここのところかな~りお疲れ気味の自分には観賞自体がとても辛かったです。 「ロミオとジュリエット」である必要があったのかを感じられないまま、面白いと思えないまま、目を開けている事の辛さに負けて眠りに落ちてしまいました。
オープニングをどうするんだ!という問題はあるかもしれませんが、これをBプロにするなら第1部と第2部と逆にしてもらって、最後は出演者皆が出る海賊形式で終わって欲しかったなぁなどと思ったりして。 あるいはAプロとBプロの内容を反対にするとかね・・・。 


終演後は期間中の東日本大震災被災者への義捐金とチャリティーへの感謝ということで、コジョカル、コボー、カスバートソン、マックレー、エルナンデス参加のトーク・イベントがありました。 公演の疲れなど全く見せる事なく、期間中に観客から寄せられた様々な質問に5人とも熱心に答えてくれました。 舞台前の緊張をどうやってほぐし、気持ちをコントロールするのか、それぞれのバレエ団での今後の活動予定などといった全員に向けられた質問や個人別の質問がありましたが、エルナンデスがこういうガラに出演できるのは、新たなダンサー仲間との出会いがあり、自分にとっても非常に刺激になり勉強になると言っていたのが特に印象に残っています。
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