シヴァのコンラッド♪
2013/11/30(Sat)
今日で11月も終わりですが(早いよぉぉぉ)、マールイの11月公演で少しキャスト変更があり、シヴァコフの名前が久しぶり♪ 5月30日のソロルを降板して以来、なかなか名前が載ってこなかったので気になっていたのですが、22日に海賊のコンラッドを踊ったようです。 しかも降板したバヤデルカ同様パートナーはコシェレワで!という粋なはからい? シヴァがアリじゃなくてコンラッドってのもかな~~~~り久しぶりですね。 
また29日の白鳥の湖はセカンドソリストのスヴェトラーナ・ベドネンコというダンサーがオデット&オディールデビューをしたようです。
劇場は12月12日にナチョ版「くるみ割り人形」のプレミアを迎えます。 12月中のバレエはすべてくるみ割り人形です。


11月12日 バヤデルカ
        ニキヤ:イリーナ・ペレン
        ソロル:イワン・ワシーリエフ
        ガムザッティ:オクサーナ・ボンダレワ → ヴィクトリア・クテポワ 
11月13日 バヤデルカ
        ニキヤ:エカテリーナ・ボルチェンコ
        ソロル:ヴィクトル・レベデフ
        ガムザッティ:ヴィクトリア・クテポワ → イリーナ・コシェレワ
11月16日 ラウレンシア
        ラウレンシア:アンジェリーナ・ボロンツォーワ
        フロンドーソ:イワン・ワシーリエフ
        コマンダー:ミハイル・ヴェンシコフ
11月17日(マチネ) ラウレンシア
        ラウレンシア:ザパスニコワ
        フロンドーソ:マラト・シェミウノフ
        コマンダー:アレクサンドル・オマール
11月17日(ソワレ) ラウレンシア
        ラウレンシア:エカテリーナ・ボルチェンコ → アンジェリーナ・ボロンツォーワ
        フロンドーソ:イワン・ザイチェフ
        コマンダー:ミハイル・ヴェンシコフ
11月20日 海賊
        メドーラ:エカテリーナ・ボルチェンコ → ヴィクトリア・クテポワ
        コンラッド:イワン・ザイチェフ
        アリ:レオニード・サラファーノフ
        ギュリナーラ:アナスタシア・ロマチェンコワ
        ビルバンド:アンドレイ・カシャネンコ
        ランケデム:アントン・プローム
11月22日 海賊
        メドーラ:エカテリーナ・ボルチェンコ → イリーナ・コシェレワ
        コンラッド:イワン・ザイチェフ → ミハイル・シヴァコフ
        アリ:レオニード・サラファーノフ
        ギュリナーラ:サビーナ・ヤパーロワ
        ビルバンド:ミハイル・ヴェンシコフ
        ランケデム:アレクサンドル・オマール
11月23日 海賊
        メドーラ:オクサーナ・ボンダレワ
        コンラッド:アンドレイ・カシャネンコ
        アリ:ヴィクトル・レベデフ
        ギュリナーラ:アナスタシア・ロマチェンコワ
        ビルバンド:ウラジーミル・ツァル
        ランケデム:アントン・プローム
11月25日  Festival Diaghilev P.S.
          Gods and dogs (by Jili Kylian, performed by Bavarian state Ballet)
          Invisible
          Na Floresta
11月27日  Festival Diaghilev P.S. (performed by Norwegian National Ballet)
          Wings of Wax (by Jili Kylian)
          Suite (by Jo stromgren)
          Soldiers Mass (by Jili Kylian)
11月29日 白鳥の湖
         オデット&オディール:スヴェトラーナ・ベドネンコ
         ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
         悪の天才:ウラジーミル・ツァル
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光圀饅頭
2013/11/29(Fri)
水戸の銘菓というとすぐに思いつくのが「のし梅」や「吉原殿中」なのですが、もう一つ(いやいや、もっともっとあるんでしょうけどね~)とっても美味しい和菓子があるんです。
運平堂本店梅の屋光圀の光圀饅頭。  運平堂さんは水戸市よりも北にある日立市大みか町にある老舗のお菓子屋さんで、そちらでは大みか饅頭という商品名で売られています。  

2013112802 のコピー


お店のサイトで見るとこんな感じ。
米の粉を主とした白い生地はかるかんに似た感触で中の餡子は小豆のさらし餡。 一つ約85円というお安さでと~~っても美味しい。 賞味期限が3日と短いので大量買い(笑)はできませんがお薦めです(お菓子一つの大きさは6センチくらいと小ぶりなので食べようと思えば複数個いけますけどね・笑)。
一緒に買った香ばしい「萩もなか」ときみ餡を包んだ「十三まいり」も美味しいです♪  
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11月19日 バーミンガム市交響楽団コンサート
2013/11/26(Tue)
バーミンガム市交響楽団
指揮:アンドリス・ネルソンス

ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15(ピアノ:エレーヌ・グリモー)

   --- 休憩 ---

ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98

<アンコール>
エレーヌ・グリモー:ラフマニノフ 絵画的練習曲≪音の絵≫Op.33より 第2番 ハ長調
オーケストラ:エルガー 朝の歌




何度も挑戦したベルリンフィルのチケット入手に敗退しなければ、連日となるので足を運ばなかったであろうこの公演。 (しっかし私は4回も落ちたのに、連日のようにベルリンフィルのコンサートに通っていた人もいるんですよね・・・。 世の中不公平だ・笑)
考えてみればプログラムは好きな曲ばかりだし、注目を集めるネルソンス&グリモーも実際に聴いてみたかったので、機会に恵まれたのを素直に喜ぶ事としました。 
ネルソンスは1978年ラトヴィアのリガ生まれ。 2008年にバーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任してすぐに音楽批評家たちから高い評価を得、2010年のウィーンフィルの来日公演では療養中の小澤征爾さんの代役として指揮者を務めるなど活躍はめざましく、2014/2015年シーズンからはボストン交響楽団の音楽監督に就任する事が決まっているそうです。


ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
イタリアの舞踏家ヴィガーノ夫妻の依頼で作曲したバレエ音楽の幕開けに演奏された曲。 ギリシャ神話の巨人プロメテウスが人間を創造してゆくまでを描いたバレエだそうですが、1801年の3月に初演されて好評を博したもののやがて忘れ去られてしまったと。 本編は16曲あるそうですが、今ではこの序曲のみがよく演奏されるとの事。
以前レオノーレ序曲のCDを捜していた時に購入したハーディング&ドイツ・カンマーフィルのアルバムに収められていたので聴いた事はありますが、生演奏は初めてでした。
ここしばらくサントリーホールでのコンサートが続いていたのでオペラシティの厚い大きな塊のような音の聞え方が最初は少し気になったのですが、弦の音色は明るく華やぎがありました。 流れるように軽快な演奏のこの序曲はコンサートのオープニングにぴったりでしたね。


ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 
エレーヌ・グリモーはブラームスなしでは生きていけないというほどにブラームスを敬愛しているピアニスト。 私もブラームスは一番好きな作曲家なのでブラームスを盲目的に愛するピアニストでこの曲が聴けるのはとっても嬉しい。 グリモーは10月にネルソンスと組んだブラームスピアノ協奏曲第1番(バイエルン放送交響楽団)、ピアノ協奏曲第2番(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)の2枚組CDをリリースしたばかりです。 
厚みは感じるけれどベートーヴェン同様やはり明るさのあるオケの音色。 出だしの、トリルが多く胸騒ぎを覚えるような旋律も明快に流れていったような気がします。 ネルソンスは大きな体でダイナミックに動きながら思いのままにオケから音を引き出している感じ。 腕をこねくり回すような仕草がユニークで、王道中の王道のようなチェコフィルのイルジー・ビエロフラーヴェクさんの後だけに余計に個性的な姿と映りました。
グリモーの演奏を生で聴くのは初めてですが、しっかりしたタッチの硬質の音が美しい。 1楽章は途中オケの音に隠れてしまいそうなところもあったけれど、後半からはバランスが良くなったように思います。 鎮魂の響きを感じさせる静かな旋律が美しい2楽章ではグリモーもブラームスの魂と心を合わせるように丁寧に一音一音を紡ぎだしているようで、素晴らしい楽章でした。 グリモーは自分が演奏していない時もオケの音をよく聴き、身を委ねながら音楽を全身で感じ取ろうとしているようでした。 一転して3楽章はクリアで力強いタッチの情熱的な演奏で、オーケストラとの掛け合いもほどよい緊張感を保ったままエネルギッシュに盛り上がりました。 

演奏後は客席からの拍手が鳴り止まず、何度も何度も客席に応えた後にアンコールのラフマニノフ。 粒立ちの良いキラキラと輝くような音色に、今度はグリーグのコンチェルトを聴きたくなりました。 
グリモーはこの後アメリカ、ヨーロッパでコンサートが続きますが、フィルハーモニア・オーケストラとバーミンガム市交響楽団とのツアーでまたネルソンスと共演。 しかも3月のウィーンのコンサートでベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を弾く以外はすべてブラームスの1番か2番というプログラムという徹底振り。


ブラームス:交響曲第4番 ホ短調
オペラシティは客席がかなりフラットなので、後方ブロックの前の方でもぎっしりと配置されたステージ上の演奏家は手前の人たちくらいしか見えない。 序曲とこの交響曲は右手のコントラバスは7人だったのだけれど、他の弦楽器は何人編成だったのだろう? オケの音はとてもボリューミーでした。
円熟した落ち着きの中に淋しさと暗さが漂うイメージのある曲ですが、さらに熱が入って饒舌になったネルソンスの指揮のせいか、とても生気の感じられる充実した演奏でした。 けっこうテンポを揺らしていて情感たっぷりの演奏でもあったけれど、弦の響きは常に安定して艶やかで、3楽章の管楽器群と4楽章のフルートも良かったです。日数も経ってしまったので後はすでに記憶が薄く・・・。

4,5回ほど繰り返されたカーテンコールの後でようやくアンコール。 その前にネルソンスが英語で観客の来場に感謝を述べました。 自分たちの公演期間中、ベルリンフィルのコンサートと重なっている事は多分承知しているでしょうから、そういう日に自分たちの演奏を聴きに来てくれてありがとうというような気持ちがあったのかもしれませんね。 そして、自分は日本語は喋れないけれど彼は上手いからとヴィオラのチーフ?に日本語で通訳をさせていました。 彼はアンコール曲を紹介した後に「ホンジツハマコトニアリガトウゴザイマシタ」と結び、会場の温かい笑いを誘っていました。
「朝の歌」は瑞々しく軽快で明るい演奏。 ベートーヴェンとエルガーを聞くに、ブラームスよりはこちらのような曲の方がオケには合っているのではと思いつつ、いつまでも会場を離れたくないような大満足の演奏会でした。
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武蔵野にキーシンが!
2013/11/24(Sun)
29日の金曜日に武蔵野市民文化会館にパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェンづくしコンサートを聴きに行くのですが、今日そのチケットを取りに行ったところ、ビックリするお知らせが掲示されていました。

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なんと、来年4月22日(火)に武蔵野市民文化会館にキーシンが来るのだそうです!!
思わず受付のおねーさんに「キーシンが来るんですか!!」と言ってしまったら、「そーなんですよ! まだ詳細は決まっていないんですけどね~♪」とうれしそー&ほこらしそーなお顔で答えてくれました。
サントリーホールのコンサートが5月1、4日ですから、今回も日本での滞在期間はわりと長く、津々浦々とはいかないまでも多くの会場でコンサートが予定されているのでしょうね。
武蔵野、すごいなぁぁぁ。 1月にはツィメルマンも来るんですよ。 チケットは早くに完売。 東京ではここだけのカンマー・フィルも完売だし、キーシンのチケットもきっととんでもない勢いで完売しちゃうんだろうな・・・。 取れるかなぁ?
ところでパーヴォパパのネーメさんもまだまだバリバリの現役で活躍中で7月に来日するスイス・ロマンド管弦楽団の芸術監督を2012年から務めているんですね。 
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キーシン & 大進くん
2013/11/21(Thu)
19日はバーミンガム市交響楽団のコンサートを聴きにオペラシティに行って来ました。
11月も後半に入り、クリスマスの飾り付けがぐっと増えてきましたが、オペラシティのホール内にもガーデンにもクリスマスツリーが飾られていてとても綺麗でした。
こちらがサンクンガーデンの大きなツリー。
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Singing Manという巨人もツリーを眺めてご満悦??
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会場でもらったジャパンアーツ関係のチラシの中に、気になっていたキーシンとスイス・ロマンド管弦楽団のチラシもありました。
ジャパンアーツのサイトにもすでに情報が掲載されています。



<<エフゲニー・キーシン ピアノリサイタル>>

5月1日(木)  19時 サントリーホール
5月4日(日・祝)15時 サントリーホール

シューベルト:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番「幻想ソナタ」嬰ト短調
スクリャービン:「12の練習曲」 8より
 第2番 嬰ヘ短調
 第4番 ロ長調
 第5番 ホ長調
 第8番 変イ長調
 第9番 嬰ト短調
 第11番 変ロ短調
 第12番 嬰ニ短調「悲愴」


わかっちゃいましたど、S席18,500円とお高いですねぇぇぇ。
半端に500円がつくのは消費税増税のせいですね・・・。 ちょっと便乗っぽい席種もあるよーな。 


<<山田和樹指揮 スイス・ロマンド管弦楽団>>

7月8日(火)19時 サントリーホール
藤倉大:Rare Gravity(世界初演)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14


コンチェルトは大進くん! チャイコフスキーが聞けるんだ~~~♪
嬉しい~~!!!
藤倉大さんは1977年生まれの作曲家という事で、79年生まれの大進くんと山田さんと若い同年代の音楽家たちの公演ですね。
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グラチャン4日目
2013/11/17(Sun)
昨日は女子のグラチャンバレーを見に東京体育館へ。 12時開始の第一試合から計3試合、充実したバレー観戦となりました♪

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チケットは完売との事で、女子バレーの人気の高さが伺えます。 ちなみに金曜日も完売との事だったので、最終日の今日ももちろんチケットは残っていないかと。

第一試合はアメリカvsタイ。 さすがに会場は2~3割の入りですが、少人数ながらタイの応援団の太鼓を叩きながらの大きな声援は会場中に響き渡っていたのでタイチームも力をもらったのでは?
オリンピック後にメンバーが変ったチームが多い中、長くタイナショナルチームでプレーしているメンバーの多いタイのまとまりは今回参加チームの中では一番だと思います。 観戦している日本人にもタイのメンバーはお馴染みだからすごく親しみを感じてほとんどの人がタイチームを応援していたような・・・。 お国柄かどんな時でも明るくて一生懸命な選手たちなので、それだけでも応援したくなります。 ただ、じぶんはなんといってもカーチ・キライファンですから、やはりキライのチームが負けるのを見たくはなかったので、一人おとなしくアメリカを応援してました。
んなわけで試合前の練習中のキライ♪
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この大会、運悪くバレエと重なり初戦しか見ていないのですが、昨日のアメリカは精彩がなかったです。 リズムがつかめないというのかチームがバラバラというのか・・・。 セッターとスパイカーのタイミングも合っていなかった。 3-2で負けはしましたが、プレーとしてはタイの方が上でした。
タイはセッターのヌットサラ・トムカムが素晴らしい。 正確なトスで相手に的を絞らせない多彩な攻撃を展開。 スパイカーも長身のアメリカ選手を物ともせずに強烈なスパイクを打ち込んでましたねぇ。 凄かった。 要所で見せるプルームジット・ティンカオとの息のあったクイックは爽快!

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ブラジルvsロシアは190センチ前後の選手が揃ってそーかんな眺め(笑)。 ガモちゃん(結婚して代表からは離れたようです)いないの淋しいなと思いながらロシアを応援しましたが1-3で負けてしまいました。 小細工しない力と力の勝負みたいなバレーで決まった時の迫力は半端じゃなかったです。

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で、今日初めて実際に見ましたが(初戦のロシアでは気がつかなかった)、タイとロシアはリベロを二人使っています。 二人のリベロが同時にコートに立つことはできず、リベロ同士で交替しています。 基本的には相手がサーブ権を持っている時と自分達がサーブ権を持っている時で使い分けているようです。 ロシアのリベロは一方が不調で最後は一人の選手がずっと出ていましたが・・。

最終試合の日本vsドミニカ共和国(写真、ぼけました~~)。 
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ブラジルとロシアの選手達を見た後だと、なんて日本チームは身長が低いのか・・・と驚きます。 ドミニカには2メートルの17歳の新人がいて、彼女が途中出場してとんでもない鋭角なスパイクを決めだしてからはチームが活気づいてしまいましたねぇぇぇ。 他の選手のスパイクもかなり強烈でしたが、一枚リベロの佐藤選手が吹っ飛ばされながらもよく上げていてお見事! 彼女のレシーブがなければ3セット目は取られていて試合の流れも変ったかもしれません。

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日本が今日ブラジルを破ればグラチャンで初の金メダルだそうです。 世界ランキング一位のブラジルもどーしたんだというくらい乱れることもあるので、緻密なバレーで良い試合をして欲しいです。 MB1をいかすにはまずサーブレシーブを完璧にセッターに返すことですね。 頑張れ!!
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新国バレエ オリジナル版「眠れる森の美女」を2014-15シーズン開幕公演で
2013/11/14(Thu)
昨日出かけた新国立劇場でもらったチラシの中に2014-2015年シーズンの開幕公演(11月8日(土)~16日(日))となる「眠れるの森の美女」のチラシがありました。 大原永子さんが舞踊芸術監督に就任するにあたり、新国立劇場バレエ団のオリジナル版を新制作するとの事です。 
振付は英国ロイヤル・バレエの元プリンシパルダンサーでイングリッシュ・ナショナルバレエの前芸術監督ウエィン・イーグリングさん。 彼は「くるみ割り人形」は振り付けていますが、眠りはないようなので、ベースのない全くのオリジナルという事になるのでしょうか。
新国立劇場のサイトにも紹介記事が掲載されています。 こちら
新国のサイト、リニューアルしてからすっごく見づらくなったように感じるのは自分だけだろうか??

もう一枚、新規団員オーディション(2014年2月8日)のチラシには2014-2015年シーズンのゲスト教師としてウヴァーロフとクレメントヴァの名前がありました。 クレメントヴァは出演も兼ねてという事があるかもしれませんね~。 

さて、昨日のバレエ・リュスですが、サイトには休憩を含んで2時間40分とありましたが、実際には2時間55分でした。
最初の演目の火の鳥と次のアポロの間の休憩時間が35分、アポロと結婚の間が25分です。 休憩時間が35分というのは初めての経験でしたが、ちょっと長すぎ。 舞台装置の入れ替え(大変そうには思えないけど)や小野さんと寺田さんが連続出演だった事が関係しているのかなぁ?
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山寺後藤美術館コレクション展 バルビゾンへの道
2013/11/13(Wed)
10月19日の記事で概要を紹介した「山寺後藤美術館コレクション展 バルビゾンへの道」を11月2日(金)に見に行って来ました。
「山寺後藤美術館から出展された約70作品で、バロック期から19世紀後半におよぶ神話画、宗教画、肖像画、静物画、そして近代へと向かう絵画の新たな可能性の扉を開いたバルビゾン派の風景画に至るヨーロッパ絵画の変遷を紹介する」というこの美術展、平日の午後でありながら、そこそこの来館者(閑散というわけではなく人混みという言葉を全く浮かべる事のない適度な密度の空間でした♪)でとても心落ち着くひと時を過ごせました。
その後に見に行ったターナー展の116点という出展の数にいささか疲れた事もあり(会場、暗すぎ!!!)、70点くらいの作品をゆっくりと、また気に入った作品は何度もじっくりと見ることができるのはなんて贅沢な事なのかしらなどと思ったりもしています。


展示は以下の4つのカテゴリーに分かれています。

神話・聖書・文学
美しさと威厳
風景と日々の営み
静物―見つめる


神話や聖書、史実を題材とした絵画が至高とされ王家や教会に飾られた時代から、裕福な貴族や商人が個人の肖像画を描かせるようになって絵画がより身近なものとなり、ルネサンスの頃に物語絵の背景だった風景が独立した風景画というジャンルに発展し、絵空事や神話ではなく現実社会そのものという意味の写実主義として田園風景や人々の生活を描くバルビゾン派へ繋がったという流れで見せています。
作品は本当に粒ぞろいで一つ一つの絵を見るのがすごく楽しかったのですが、自分の気に入った作品を少しばかり並べると・・・。

<神話・聖書・文学>
「エジプトからの帰還途中の休息」 ジュゼッペ・バルトロメオ・キアーリ
ヘロデ王が死に逃避先からエジプトへ戻る途中に休息をとる聖家族。 安らいだ表情で優しげにイエスをみつめるマリアさまの表情が秀逸です。 イエスの無邪気な微笑みも可愛らしい。 周りの天使たちの顔もみなおだやかでほんわりとした温かさが伝わってくる絵です。

「エジプトへの逃避」 ヴィットリオ・アメデオ・チニャローリ 
イエスの命を守るための逃避行の始まりなのですが、イエスを抱くマリアさまやヨセフからはそれほど緊迫感が感じられず、がんとして動こうとしないロバを天使がなんとか歩かせようとするなど、とてもユーモラスで微笑ましい空気に包まれています。

「リア王とコーデリア」 エドワード・マシュー・ウォード
静かに絶望と悲しみをたたえた二人の目の表情がとても印象的。

「パオロとフランチェスカ」 アレクサンドル・カバネル
頭の中ではチャイコフスキーのフランチェスカ・ダ・リミニの旋律が流れつつも、ジョヴァンニに殺されベッドに横たわるフランチェスカと彼女の側に崩れ落ちている姿にロミオとジュリエットを思い浮かべ・・・。


<美しさと威厳>
「ミルマン夫人の肖像」 エドワード・ジョン・ポインター
ミルマン夫人の憂いを帯びた美しい表情、綺麗に編まれた髪、ドレスの質感とレースなどの装飾の細かい描写が素晴らしい。

「栗色の髪の少女」 ジャン=ジャック・エンネル
わずかに定まらないような視点でじっと一点を見つめている少女。 毛先がぼやかされている長い髪の栗色と黒味のある青色のセーターが少女の何か思いつめたような表情をより強調している。

「婦人の肖像」 ギョーム・ヴォワリオ 
袖口のレースの描写が実に繊細で、思わず手を伸ばしてその感触を確かめたくなるほどにリアル。


<風景と日々の営み>
「庭にて」 ジャン=フランソワ・ミレー
唯一のミレー作品は水彩・パステル・クレヨン画でした。 こちらに背中を向けている小さな女の子の姿が今の日本のアニメでよく目にするような絵でもあるのだけれど、つくづく可愛らしい。 幼子への愛情たっぷりな目線というのは古今東西変らないものなんですねぇ。 

一番楽しみにしていたジャン=バティスト・カミーユ・コローは3作品
「サン=ロー近くの丘と牧場」 1835-40年頃
「水車小屋のある水辺」 1855-65年頃 
「サン=ニコラ=レ=ザラスの川辺」 1872年

若い頃の作品の「サン=ロー近くの丘と牧場」は他の2点とは違って色もあでやかにくっきりと描かれています。 空間の広がりも上手く言えませんが他の2点とはなんとなく違うような感じ。 
よくコローは銀灰色を帯びた色調が特徴的な靄の画家と言われますが、この展示会に出展された「サン=ニコラ=レ=ザラスの川辺」と「水車小屋のある水辺」は優しさと深みのある緑がとっても印象的でした。 森や木々を描いた他の絵同様に独特の遠近をつけながら丁寧に描きこまれた木々の葉の描写が素晴らしく、ちょっとひんやりとした湖畔の空気が感じられるよう。

「月明かりの湖」 アンリ=ジョゼフ・アルピニー
遠くで優しい光を放つ満月と水面に長く長く反射された月の光りが静かな湖畔に生命力を与えているような幻想的な絵で不思議な癒しを感じさせる。

「月夜の羊飼い(帰路)」 シャルル=エミール・ジャック 
こちらの月はダークトーンで描かれた羊飼いと羊の群れとは対照的に目もくらむような明るさを放っている。 月以外の光は全くない暗い帰路を急ぐ羊飼いの不安な気持ちを煽るような不気味な光り。

「フォンテーヌブローの森の小径」 ナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ  
小径を囲む大きな木々の陰影とその道を抜けた先の陽だまりとの明暗のコントラストが見事で、木々の葉も丁寧に描かれていて美しい。


という感じですが(最後までおつきあいいただいた方、ありがとうございました)、18日(月)の最終日が迫って来ていますので、興味のある方はどうぞ見逃さないようお出かけになって下さい。

会場で買ったグッズはコロー「水車小屋のある水辺」の縦5センチのマグネット。
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女子バレー グラチャンバレー開幕
2013/11/12(Tue)
女子バレーのグラチャンバレー初日、日本はロシアに3-1で勝利!
ロシアチームもだいぶ選手の顔ぶれが変り、ガモワとコシェレワがいなくなったのが淋しい。 新チームだから試合中にペースを崩す事が多かったのかとも思いましたが、そうは言っても強豪揃いの欧州地区で優勝したチームなのだから、そのロシアを破った日本が見事だったという事ですよね! しかも平均身長は13センチも低い(結局セッターは175センチの宮下選手から竹下前セッターと同じ159センチの中道選手になったんですね)。
特にサーブとレシーブが良かった。 今回から始めたMB1というミドルブロッカー一人、ウイングスパイカー4人という驚きのフォーメーションなので、他のチームよりリベロがコートにいる時間が少ない。 それでレシーブが良かったのだからそれも凄い!
あとびっくりしたのがフォワードにいる迫田選手が後ろに下がってバックアタックのように助走をつけて飛び込んできてスパイクを打つ攻撃。 解説の河合曰く「バックアタック風・・・」。 ロシアチームもバックアタックと勘違いして判定にクレームをつけていましたが、あんな事誰もした事ないですもんね・・・。  彼女のバックアタックはこれまでも得点源でしたから今後も大いに期待!
明日はアメリカ戦。 見られないのが非常に残念ですが、今日のような拾ってつなげる日本らしいバレーを!!!
今回は土曜日に東京体育館に見に行きます♪
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虎の巻
2013/11/10(Sun)
エキナカポータルのマンスリースイーツ(これでけっこう美味しい和洋菓子の情報仕入れてます・笑)で11月はディラ三鷹に虎屋ういろが出店と!
毎月10日と20日は2種類の特別なういろが味が楽しめる「虎の巻」が販売される日! 週末となった今回、忘れずに買いに行って来ました。 去年初めて買ってすっかり気に入っちゃったのですが、東京では池袋の東武百貨店でしか買えないので、忘れちゃったり売り切れだったりで結局1年ぶり。
11月の虎の巻は秋三昧のういろ&黒ゴマきなこのういろ。

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黒ゴマの方は甘さは抑え目でほんのりゴマの風味。 ちょっぴりゴマ豆腐的な味と食感。 秋三昧はかぼちゃと紫芋の二段重ねでかぼちゃの中に小さな渋皮栗が入っているのですが、栗が美味しかったな(笑)。 紫芋もほどよく甘くて緑茶によく合いました♪
来月の虎の巻は鳴門金時芋のういろとりんごあんのういろだそうです。 
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上野 韻松亭
2013/11/08(Fri)
今日は休みを取って上野を探訪♪ 東京都美術館で開催されているターナー展を見に行って来ました。 開催27日目の昨日、入場者が10万人を超えたとの事でなかなか盛況のようです。 12時前に入館したのですが、平日にも関わらずけっこう混雑していました。 金曜日は20時まで開館しているので仕事帰りに行った方が案外空いているのかもしれないですね。
上野という事で前から行ってみたかった韻松亭で早めのランチをいただく事にしました。
 
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11時ちょっと前に着いたのですが、すでに20人近く待っていましたかね。 それでも座席数はかなりあるようですぐにカウンター席に案内されました。
こちらのお店、創業は明治8年で、「鐘は上野か浅草か」と詠われる寛永寺の鐘楼に隣接することから「松に韻(ひび)く」さまを愛で、韻松亭と名づけたそうです。 木造の落ち着いた趣のお店です。 
花籠膳の雪(花籠、茶碗蒸し、豆ご飯、赤だし)という1、890円のランチを。 ただ、夫も私も豆ご飯がそれほど得意ではないので普通のご飯に変えてもらいました。
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花籠の中にはいろいろな食材のお料理が入っているのですが、味付けがとても品がよくて、野菜やお豆腐本来の味を大事にしているなぁという印象です。 煮野菜はほどよい歯ごたえが感じられたのも嬉しい。
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お茶は独特の味がする香ばしいおから茶でした。 おから茶って体に良い効能が多く含まれているんですよね。 今年の冬はちょっとおから茶にこってみようかな。
さて、約2時間かけたターナー展の後は国立科学博物館で開催中の「大恐竜展ーゴビ砂漠の驚異」に。 その前にちょっと休憩がてらcafe HIBIKIでお茶。 パンダのパンケーキがなんとも・・・(笑)
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今日のメインはターナー展のはずだったんだけど、恐竜(トリケラトプス好き)展がね、思いのほか大ヒットでした♪ その話は追々(多分)。 
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ミハイロフスキー劇場11月公演主要キャスト
2013/11/06(Wed)
ミハイロフスキー劇場の11月公演のキャストが出揃いました。
月末には今まで多分上演した事がないキリアンの作品も他のバレエ団によって上演されるのですね。 ペテルブルグでも本当にいろいろな作品が見られるようになって来ましたね。

さて、ペレンがようやくクラシックに復帰。 復帰作品がバヤデルカなのはいいけれど、ソロルがワシーリエフ(彼女には身長が低すぎ)・・・って、ほんとに踊るだろうか?
8日にレベデフとジゼルを踊るアナスタシア・ソボレワはマールイのダンサーリストに名前はありませんが、今年のモスクワコンクールでデュエット部門の女子銅メダルを取ったボリショイのダンサーですかね? 彼女は2009年にミハイロフスキー劇場で行われたグランプリで金メダルを取っています。 ちなみにその時のグランプリがスミルノワ。 5日のジゼルでプロームとぺザントを踊るヴェロニカ・イグナチェワというダンサーも初めて名前を聞いたような・・・。 
ボルチェンコが満遍なく主演を務めていてとても充実しているようです。 そしてレベデフも順調に舞台経験を積んで成長している模様。 本当に本当に次回の来日が待たれますねぇぇぇ。 あまりメンバーが変わらないうちに早く来て欲しいです。 もう年末年始じゃなくていいから、劇場が他のイベントに使われる事の多い2月から3月あたり、早春の風物詩って事で、光藍社さん、新しくスタートきりませんか?? 


11月01日 眠りの森の美女
        オーロラ姫:オクサーナ・ボンダレワ
        デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
        リラの精:イリーナ・コシェレワ
        カラボス:リシャト・ユリバリソフ 
11月02日 眠りの森の美女
        オーロラ姫:エカテリーナ・ボルチェンコ
        デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
        リラの精:スヴェトラーナ・ベドネンコ
        カラボス:マラト・シェミウノフ
11月05日 ジゼル
        ジゼル:サビーナ・ヤパーロワ
        アルベルト:レオニード・サラファーノフ
        ミルタ:ヴィクトリア・クテポワ
        ペザント・パ・ド・ドゥ:ヴェロニカ・イグナチェワ、アントン・プローム 
11月06日 ジゼル
        ジゼル:イリーナ・コシェレワ
        アルベルト:ニコライ・コリパエフ
        ミルタ:ヴィクトリア・クテポワ
        ペザント・パ・ド・ドゥ:アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム 
11月08日 ジゼル
        ジゼル:アナスタシア・ソボレワ
        アルベルト:ヴィクトル・レベデフ
        ミルタ:イリーナ・コシェレワ
        ペザント・パ・ド・ドゥ:アンナ・クリギナ、アンドレイ・ヤフニューク 
11月09日 チッポリーノ
        チッポリーノ:アレクセイ・クズネツォフ
        ラディショーシュカ:ユリア・チーカ
        マグノリア:イリーナ・コシェレワ
        さくらんぼ伯爵:イワン・ザイチェフ
        レモン王子:デニス・モロゾフ
11月10日 グランプリ
        エカテリーナ・ボルチェンコ、アンジェリーナ・ボロンツォーワ、イリーナ・ペレン
        イワン・ワシーリエフ、デニス・マトヴィエンコ、レオニード・サラファーノフ
11月12日 バヤデルカ
        ニキヤ:イリーナ・ペレン
        ソロル:イワン・ワシーリエフ
        ガムザッティ:オクサーナ・ボンダレワ
11月13日 バヤデルカ
        ニキヤ:エカテリーナ・ボルチェンコ
        ソロル:ヴィクトル・レベデフ
        ガムザッティ:ヴィクトリア・クテポワ
11月16日 ラウレンシア
        ラウレンシア:アンジェリーナ・ボロンツォーワ
        フロンドーソ:イワン・ワシーリエフ
        コマンダー:ミハイル・ヴェンシコフ
11月17日(マチネ) ラウレンシア
        ラウレンシア:ザパスニコワ
        フロンドーソ:マラト・シェミウノフ
        コマンダー:アレクサンドル・オマール
11月17日(ソワレ) ラウレンシア
        ラウレンシア:エカテリーナ・ボルチェンコ
        フロンドーソ:イワン・ザイチェフ
        コマンダー:ミハイル・ヴェンシコフ
11月20日 海賊
        メドーラ:エカテリーナ・ボルチェンコ
        コンラッド:イワン・ザイチェフ
        アリ:レオニード・サラファーノフ
        ギュリナーラ:アナスタシア・ロマチェンコワ
        ビルバンド:アンドレイ・カシャネンコ
        ランケデム:アントン・プローム
11月22日 海賊
        メドーラ:エカテリーナ・ボルチェンコ
        コンラッド:イワン・ザイチェフ
        アリ:レオニード・サラファーノフ
        ギュリナーラ:サビーナ・ヤパーロワ
        ビルバンド:ミハイル・ヴェンシコフ
        ランケデム:アレクサンドル・オマール
11月23日 海賊
        メドーラ:オクサーナ・ボンダレワ
        コンラッド:アンドレイ・カシャネンコ
        アリ:ヴィクトル・レベデフ
        ギュリナーラ:アナスタシア・ロマチェンコワ
        ビルバンド:ウラジーミル・ツァル
        ランケデム:アントン・プローム
11月25日  Festival Diaghilev P.S.
          Gods and dogs (by Jili Kylian, performed by Bavarian state Ballet)
          Invisible
          Na Floresta
11月27日  Festival Diaghilev P.S. (performed by Norwegian National Ballet)
          Wings of Wax (by Jili Kylian)
          Suite (by Jo stromgren)
          Soldiers Mass (by Jili Kylian)
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10月31日 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団コンサート
2013/11/04(Mon)
10月31日にサントリーホールにチェコ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聴きに行きました。 チェコフィルは2011年に東日本大震災が起きた時に来日中でした。 仙台でのコンサートを始め、いくつかの公演を中止して帰国せざるを得なかった事を大変残念に思い、帰国後一ヶ月もたたないうちにプラハで日本の復興のためにチャリティーコンサートを開催してくれたオーケストラです。

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:イザベル・ファウスト)

    --- 休憩 ---

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

<アンコール>
イザベル・ファウスト:J.S.バッハ 無伴奏パルティータ第2番より「サラバンド」
オーケストラ:ドヴォルザーク スラブ舞曲第3番
        高野辰之/イルジー・カラフ編曲 ふるさと



指揮者のイルジー・ビエロフラーヴェクさんは、昨年20年ぶりにチェコフィルの主席指揮者に復帰。 1990年から92年までチェコフィルの主席指揮者を務めた後、94年にプラハ・フィルハーモニア管弦楽団を設立して2005年まで音楽監督の任につき、2006年から昨年まではBBC交響楽団の主席指揮者を務めています。 プラハ・フィルハーモニア管弦楽団といえば、2012年に来日して、現在の音楽監督であるヤクブ・フルシャさんの指揮で素晴らしい演奏を聞かせてくれたのが記憶に新しいです。 フルシャさんはビエロフラーヴェクさんのお弟子さんとの事。
ビエロフラーヴェクさんは、就任以来、世界一流のオケ、チェコ最高のオケとしてのレベルに達する事ができるように、厳しい練習の伝統と芸術面の高い目標を取り戻すつもりで臨んできたとの事です。


グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
先頭をきってステージに入ってきた長身細身の若者が客席に向かってにこりと微笑んでコンマスの席に着席する。 彼が24歳でコンマスに就任したというヨゼフ・シュパチェックという若き(1986年生まれ)ヴァイオリニストなんですね。 
温もりを感じさせるまろやかな弦の音色がとても心地良い。 オケの奏でる音はとても美しいのだけれど、この曲だったらもうちょっとめまぐるしいような勢いや快活さ、ロシア的な迫力があってもいいような・・・。  とっても上品なルスランとリュドミラでした。

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
イザベル・ファウストの事を知ったのはちょうど2年前。 タワレコのブラームスコーナーにリリースされたばかりのヴァイオリン協奏曲のCDが大量に陳列されていたのですが、ヴァイオリニストの背景のサトイモの葉のような大きな葉っぱとぼかされた植物のグリーンがやけに鮮やかなジャケットだったので思わず手に取ったのでした。 そのヴァイオリニストが彼女。 ただ、その時はCDは購入せず、その後も縁がなかったので彼女の演奏を聴くのはこのコンサートが初めてでした。
音量のないファウストの出だしに少々不安を感じたのも束の間、張りのある澄んだ美しい音色に惹きつけられる。 控えめな感じの演奏なのだけれど、とても丁寧に音を紡ぎ出していて、演奏している姿に精神性の高さを感じました。 カデンツァは、ジャパン・アーツのtwilogによればベートーヴェンがピアノ版に編曲したものをファウストが少しアレンジしたものだそうですが、重音やトリルが細かくて綺麗で表現力豊かな見事な演奏でした。 そして高音がとりわけ美しい。 第2楽章も素晴らしかったし、第3楽章はファウストのヴァイオリンの周りを踊るように飛び交っている音符が見えるような感じに軽快で、最後まで続く繊細で明るく美しい音色の演奏に魅了されました。
オーケストラの音色もファウストの音にとても合った温かい響きで、特に弦は大切なものをしっかりと守るような優しさで包み込んでいたと思います。
ファウストのアンコールの「サラバンド」も静かに心に染み入ってくるような素晴らしい演奏。 
余談ですが、彼女のヴァイオリンは1704年製ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティー」だそうです。 名前の由来を知りたいなぁ。

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
グリンカ同様に16型の舞台狭しな大編成で上手はヴィオラ。 コントラバスは中央の一番後ろに位置して8名でした。 第1楽章の出だし、コントラバスのかすかな響きにファゴットのうめくような旋律が重なる。 このファゴットが重苦しいのだけれど柔らかくて思わず聴き入ってしまいました。 続くクラリネットの良い響き、その後の金管の抑え目だけれどしっかりと輪郭のある音と、管楽器の音色も素晴らしいです。 第2楽章は軽快で、ここのワルツはいつも心和みます。 第3楽章では金管が炸裂、弦も力強く華々しく。 それでも爆奏ではなく、節度がある感じです。 盛り上がる3楽章も魅力的ですが、6番で一番好きなのは第4楽章。 悲しい運命から逃れる事が出来ないというように押し寄せる弦の揺らめきがなんとも言えず好きです。 チェコフィルの弦楽器群の音の重なりが本当に美しかった。 最後はコントラバスが静かに静かに静寂の世界を終わらせていく。 8人のコントラバスの4人が弓で、他の4人が指で爪弾いているのですね。
ビエロフラーヴェクさんの悲愴は派手なアプローチをしない厳格で誠実な王道の演奏だったように感じました。 悲愴だけでなく、それは他の二曲にも共通するところだと思いますが、ヴァイオリン協奏曲はファウストの音楽観とも通じるところもあってあのような素晴らしい演奏になったのではないでしょうか。
アンコールはやはりドヴォルザークですね! オケのメンバーのリラックスした笑顔が印象的。 ふるさとはちょっとびっくりなチョイスでしたが、オーケストラ用のアレンジが新鮮。 

そんなわけで、この日のコンサートには大満足で、ヴァイオリニスト好きの私はイザベル・ファウストのファンになってしまいました。 たった一曲聴いただけですが、彼女の音楽との向きあい方というか曲の表現にとても惹かれました。 衣装もちょっと斬新で、白基調に赤や黒のラインの模様の膝下までのロングチュニックドレスに黒のレースのレギンス。 来年の6月にダニエル・ハーディング指揮で新日本フィルとブラームスのコンチェルトで共演する予定なので逃さず聴きに行くつもりです。 またビエロフラーヴェクさんとチェコフィルもすでに2015年の10~11月の来日が決まっているので、こちらも楽しみに待ちたいと思います。
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ロシアンランチ
2013/11/01(Fri)
気がつけば9月10月と休みを取らないまま過ぎてしまい、有休たまってやばいぞって事もあって、今日は午後半休でBunkamura ザ・ミュージアムで行われている"バルビゾンへの道"に行って来ました。 
その前に渋谷ロゴスキーでランチを。 ここは2年ぶりくらいだけど、ランチを食べるのは初めてです。 ちょいとふんぱつして1360円のボルシチとピロシキのランチ。


肉ピロシキ&野菜ピロシキ ロシア漬け添え & サラダ
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自分のげんこつくらいの大きさのピロシキが二つで、ちょっと多いかなぁと思ったのですが、カラッと揚がっていて油っぽくなく、手づかみにしても手にほとんど油がつきません。 野菜も肉も味付けがやや薄めな事もありしつこさがなくて簡単にたいらげてしまいました。
サラダはビーツの鮮やかな赤紫が染み込んでいる小さなキューブのジャガイモがアクセント。 

田舎の家庭風ボルシチ
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吉祥寺のカフェ・ロシアのボルシチはビーツの赤紫ですが、こちらはトマトベースでクリーミー。 お肉、量は少なかったけど(笑)とろけるほど柔らかくて美味しかった。


ロシア紅茶
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ジャム入りですが、ほどほどの甘みですっきりしてました。
(あれ~~? なんでこの写真真四角なんだ?? なんか最近ちょっと変よ???)
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