RONDAN RIOJA CRIANZA ROJO
2013/08/29(Thu)
スペインのリオハ、ボデガス・サンタマリアというワイナリーの「RONDAN RIOJA CRIANZA ROJO(ロンダン・リオハ・クリアンサ赤) 2008」を飲みました。 

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ヴィノスヤマザキで1980円で購入。
 リオハのワインといえばマルケス・デ・リスカル社のボトルに網のかかったワインが好きで昔はよく飲んでいましたが、最近はちょっとご無沙汰気味。 こちらのワインは初めて飲みました。 
スペインワインの代表的品種である黒ブドウのテンプラニーリョ90%と同じく黒ブドウのガルナッチャ10%の構成。 リオハにおけるクリアンサとは樽または瓶で最低2年以上、そのうち最低1年樽で熟成させたワインの事を言うそうですが、こちらのワインは18ヶ月の樽熟成と12ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされるそうです。 フルーティーで華やかな香りに甘み、酸味、渋みのバランスの良い味わい。 口に残る感じが滑らかで上品な飲み心地のミディアム・ボディなワインでした。 おつまみにモッツァレラとトマト、FLOで買ったミックスオリーブを合わせました。
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夏休み親子芸術劇場 8月23日
2013/08/27(Tue)
22日は<ディアナ・ヴィシニョーワ華麗なる世界>のBプロを見て、23日は以前こちらでもご紹介した東京インターナショナルバレエカンパニーの「夏休み親子芸術劇場」を見に連荘でゆうぽうとへ。
ガラ最終日という事もあって狭いゆうぽうとのホワイエが大混雑だった22日と打って変わって客入りはe悪かったですが、馴染みあるクラシックバレエ作品の美味しいとこ寄せ集めみたいなガラはけっこう楽しかったです。
パンフレットを買わなかったので演目の詳細や出演者は分かりませんが(残念な事に会場での掲示はなし)、以下分かる範囲で。
記憶違いがあるかもしれませんがご容赦を。


<第1部>
「パキータ」
キャストが分かっていなかったのでリュシアンはもしやニコライ??なんて楽しみに待っていたら、下手奥から登場したのはサレンコでした。 20日のガラにも出演していましたが、どんな作品も踊れて一定レベルの安定したパフォーマンスを見せてくれる彼は日本のバレエ団の公演にはひっぱりだこですよね。
コール・ド・ダンサーのレベルにはばらつきがありましたが、皆さん丁寧でしたし、楽しんで踊りながらきちんと見せるというダンサーも多かったです。 ピンクのチュチュをつけたダンサーの音取りがとても良かったなぁ~。
トロワの芯はラプシャノフ! マールイのダンサーが目の前で踊っているというだけで無償に嬉しい。 マールイではダンス・キャラクテールなのでノーブルな王子系の衣装のラプシャノフは珍しいですが、踊りもサポートもとても良かったです。 ポーズも終始綺麗でした。 マールイの中で見ていると特に感心する事もなかったりしますが、やはり子供の頃から教育を受けたダンサーの腕の動きや立ち振る舞いってエレガントで美しいのですよね! 
この後にいくつかヴァリエーションが入ったのですが、ドンキの1幕のキトリのフェアテのある踊りやドルシネアのヴァリや3幕のヴァリ(怪しい記憶・・・)もあったりと、?!だったりもしましたが、ミンクス祭りって事でOK。 フィナーレはパキータのフィナーレで華やかな〆でした。


「タリスマン」
ニコライはタリスマンに出演。 ラプシャノフとは反対にノーブルな役どころばかり見ていたコリパエフがこういうキャラクターを踊るのを見るのは初めて。 女性ダンサーがマールイのダンサーたちのようにはいかないのでサポートは大変そうでしたが、彼自身の踊りはなかなか見応えありました。 ジャンプや回転やマネージュだらけでタフな演目ですが、最後までスタミナ切れする事はなかったですし、空中で足技をみせるようなジャンプなどもさり気なく数回入れていてけっこう余裕でした。 今まで散々、姿勢が腕が!なんて言ったりしましたが、伸び伸びダイナミックに踊っている姿を見てちょっと見直しました(って相変わらず失礼だけど)。


「ゴパック」
暑さと湿度をものともせず、ラプシャーノフのジャンプが高~~~い。 こちらもダイナミックで爽快なゴパックでした。


「海賊」
セパレートのチュチュで海賊のオダリスク。 その後にメドーラのエカテリーナ・ボルチェンコとアリのピョートル・ボルチェンコのGPDD。 カーチャはボヤルチコフ版のブルーのチュチュ。 やっぱり和みますねぇぇぇ。 カーチャは切れ味鋭くシャープに踊っていました。 彼女のシェネは相変わらず綺麗です。 カーチャが驚くほど小さく見える双子の兄(でしたっけ?)のピョートルは身長197センチだそうですが、今コンセルヴァトワールの所属との事。 ハリウッドの俳優でよく似た顔の人がいるんだけど思い出せない。 アリとしてはメドーラへの傅き方が足りないような気もしましたが・・・。


<第2部>
「白鳥の湖」より第3幕
休憩時間に見せていただいたプログラムにはディベルティスマンにニコライの名前が載っていたのに出演はなし。
カーチャがオディールでピョートルがジークフリードでした。 カーチャはこの日1時間も空けずに2回目の32回転。 2度ともぶれずにしっかり回っていましたがスピードはメドーラの時の方があったかな。 ピョートルはもう少し姿勢よくアームスももうちょっと神経使ってくれると良かったです。 ただまぁ、カーチャは生き生きと楽しそうに踊っていたので、昨年のダンスマガジンのインタビューで「兄と一緒に踊りたい」と言っていたように彼女にとっては踊りやすく頼もしいパートナーなのでしょうね。


正直なところ、会場に行くまでは選ばれしプロフェッショナルなダンサーたちが繰り出すクォリティーの高いヴィシガラを見た後で大丈夫かなぁぁぁと思わなくもなかったこの公演ですが、冒頭で触れたとおりクラシックの見慣れた作品ばかりという事で、とても落ち着くというか妙な心地よさがあるというか、目も耳もやんわりと癒されて帰って来ました。 見に行って良かった!



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ペレンとマラトも来日中
2013/08/25(Sun)
今週はマリインカ以来の一週間にバレエ3本と忙しく寝不足な日々でした・・・。
まず、20日の火曜日に芝公園のメルパルクホールでペレンとマラトが出演したBallet exhibition 2013 というガラを見てきました。
このガラ、どこの主催なのかはよく分かりませんが、Valeri Class、永田スタジオ、薫仍バレエスタジオ協力との事。 他の出演者は女性は知らない日本人ダンサーばかりでしたが、男性ダンサーにはヤロスラフ・サレンコやアレクサンドル・ブーベルというよく知られた顔も。
プログラムは、

<第1部>
  ラ・シルフィード パ・ド・ドゥ
  バヤデールより
  エスメラルダ グラン・パ・ド・ドゥ
  引き裂かれた二人
  ダイヤモンド
  ロミオとジュリエット パ・ド・ドゥ
<第2部>
  Russian Dance イリーナ・ペレン
  トワイライト
  ライモンダ グラン・パ・ド・ドゥ  
  リーズの結婚より グラン・パ・ド・ドゥ
  海賊のグラン・パ・ド・ドゥ
  春の水 イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ
<第3部>
  「眠れる森の美女」より 第3幕 
   オーロラ姫:イリーナ・ペレン
   デジレ王子:マラト・シェミウノフ
 

出産休暇を終えて5月に舞台復帰したペレンの踊りを久しぶりに見られて良かったです。 体の方はすっかり元に戻っているようで、というよりも、ちょいとムッキリなナチョ体型に変ってしまった昨年の1月より肩周りなどはすっきりしている感じです。 どうか、このままで・・・。
ルースカヤはベージュ?に赤の衣装がとっても美しかったですが、ルースカヤの振付ってどれだけあるんでしょうね? 依然マールイのガラでコシェレワが踊った振付ともだいぶ違ったようですし・・・。 
春の水はややアクロバティックさを控えめに。 オーロラはボヤルチコフ版の見慣れた白にゴールドの刺繍が施されたチュチュで、若干アレンジされてはいましたがプティパだったので嬉しかったです。 
マラトが少し痩せたような気がしましたが、サポートは相変わらず万全です。

彼らは日本に来る前にはスペインのカタルーニャ北部にあるペララダ城で行われたガラに出演して来たそうです。
アンヘル・コレーラ、デニス&アナスタシア・マトヴィエンコ、ドミトリー・グダーノフ、アンナ・アントニーチェワにマールイのアレクサンドル・オマール、エイフマンのエレーナ・クズミナ、夏のキエフの公演に出ていたドミトロ・チェボタルなどが出演しています。
ペレンとマラトは「春の水」と「スパルタクス」(最近、劇場でかからなくなりましたね、ナチョが嫌いなのだろうか?)、オマールはクズミナと「Maldecidos de amar」という作品を踊ったようです。 

また、現在シルヴィアとのコラボレーションでワークショップを開催中。 名古屋、大阪が終わり東京は27日です。 

さらに、8月29日~9月9日までの予定で、江ノ島のGallery Tさんで、昨年12月に娘のEvaちゃんが誕生するまでのエキサイティングな9ヶ月を題材とした「9 or 9 from 0」というマラトの個展も開かれます。

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29日の17時よりオープニングパーティーが予定されています。
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スタダン「20世紀のマスターワークス」 8月17日
2013/08/21(Wed)
17日の土曜日にテアトロ・ジーリオ・ショウワで行われたスターダンサーズ・バレエ団の「20世紀のマスターワークス」を見て来ました。
思えば7月のロイヤルの来日公演は2週間早かった梅雨明け直後の猛暑でしたが、今回もまたボネッリとひかるさんは猛暑第2弾の真っ只中に来日という事で・・・。 来てくれてほんとにありがとう!
以下キャストと思いつくまま簡単な感想です。

「フォー・テンペラメント」 (The four Temperaments) 
 振付:G.バランシン 音楽:P.ヒンデミット

 テーマ 1.久保田小百合、大野大輔
      2.小池知子、横内国弘
      3.金子紗也、友杉洋之
 第1ヴァリエーション メランコリック (Melancholic)
      福原大介
      厚木彩、佐藤万里絵、
      岩崎祥子、中里みゆき、荒原愛、秋山和沙
 第2ヴァリエーション サンギニック (Sanquinic)
      林ゆりえ、吉瀬智弘
      松坂理里子、荻野日子、鈴木就子、大森美香
 第3ヴァリエーション フレグマティック (Phlegmatic)
      フェデリコ・ボネッリ
      黒田美菜子、酒井優、角屋みづき、坂井萌美
 第4ヴァリエーション コレリック (Choleric)
      小林ひかる 
      全員


男性は白のTシャツに黒タイツ、女性はベルトでウエストマークがついた黒のレオタードに白タイツ。
小山久美さんのプレトークで、この作品は当初はゴージャスな衣装で踊られたのだけれど、それではダンサーの動きがよく分からないという事で現在のレオタードの衣装になったという説明がありました。
テーマ1の久保田さんは足が長く体のラインも綺麗なのでポーズが美しい。 特にアラベスクなどで足を上げたポーズなど鮮やかで目を惹きます。 踊りでは第2ヴァリエーションのゆりえさんが素晴らしかったです。 音楽性に優れていて踊りも安定していてとても上手いし、吉瀬さんとのパートナーシップもスムース。 第3ヴァリエーションのボネッリ。 踊り始めのカクンと頭と腕を垂れる仕草が無気力ですか??(笑) 彼の動きは腕も体もとても柔らかで目に優しい。
4つの気質は憂鬱、快活、無気力、怒。 それぞれのニュアンスをあまり掴めませんでしたが、初めて見る作品という事で興味深く、また動きの面白さは楽しむ事ができました。


「牧神の午後」 
 振付:J.ロビンス 音楽:C.ドビュッシー
 林ゆりえ 吉瀬智弘

三方の壁に見立てた白い布で区切られたレッスンルームで鏡があるのが観客側という設定。 この作品一度だけポリーナちゃんとマラーホフで見た事がありますが、もう5年半も前の事だったなんて。 月日が経つのがほんと、早すぎる・・・。
マラーホフほどではないにしろ、自分のラインをチェックする目に満足感と自信が見え隠れする吉瀬さんのナルシシストぶりはなかなかでした。 ゆりえさん、首を傾ける仕草やふっと見せる表情が艶っぽくて、大人の女性になりましたねぇ。 初めて見た18歳の彼女はまだ可愛い子って感じでしたから。
最初は鏡を通してさり気なく交わらせていたお互いの視線が宙を泳ぐようにしてダイレクトに交わされた時のちょっとした衝撃が良かったです。 その後のまったりした初々しいエロティシズムは独特な感じでしたね。 


「スコッチ・シンフォニー」 
 振付:G.バランシン 音楽:F.メンデルスゾーン
 吉田都、フェデリコ・ボネッリ
      大野大輔、川島治
      佐藤万里絵、樺澤真悠子、金子紗也、木原萌花
      谷川実奈美、松本実湖、窪田希菜、西原友衣菜
      鴻巣明史、草場有輝、横内国弘、渡辺大地、加地暢文、佐々木源蔵


バランシンがスコットランドを滞在中に伝統的なキルトをつけた軍隊の行進や民族舞踊に触発されて振りつけた特にドラマ性はない作品との事でしたが、ボネッリ扮する若者の心を奪うや彼の心を試すように姿を消したり表れたりして彼を翻弄するピンクのロマンティックチュチュの都さんがまるで妖精のようでラ・シルフィードに通じる世界がありました。
都さんとボネッリのペアを見るのはいったい何時以来なんだろうと思い出せないほど久しぶりですが、やはり息が合っていてすごくしっくり来ます。 都さんのやんわりとボネッリの甘さがいい感じ。 都さんの踊りは軽やかで且つしっかりしていてぶれない。 途中で動きを止めるような回転もしっかりとコントロールしています。 ボネッリも柔らかく気品のある踊りが相変わらず好ましい。
キルトを来た男性ダンサー、同じく淡いピンクのロマンティックチュチュのバレリーナたちの踊りも磐石で、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」の旋律に乗って盛り上がるフィナーレは見事でした。


この日の管弦楽はテアトロ・ジーリオ・ショウワ専属のテアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラでしたが、とても良い演奏だったと思います。 「スコットランド」の最後4楽章のトランペットが入るあたりは比較的控えめだったのでもう少し迫力欲しかった気もしますが、まぁ、演奏会じゃないですものね・・・。 こんな素敵なホールで良い演奏を聞けてHappyでした♪  

指揮:田中良和
管弦楽:テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
ピアノ:大室晁子
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プーシキン美術館展(2)
2013/08/16(Fri)
さてさて、美術展の顔二つも良かったですが、それ以上に気になったり気にいったのは別の作品たちで・・・。

「民衆を導く自由の女神」が有名なロマン主義のウジェーヌ・ドラクロワは、歴史的な事件や物語を題材としてとりあげる事が多かった画家ですが、「難破して」はバイロンの長編詩「ドン・ジュアンの難破」から着想を得たそうです。 バイロンの長編詩といえば、バレエ「海賊」にも繋がり、足をとめてじっくり見てしまいました。 避難用の小船の上で二人の乗組員が水夫の死体を海に投げ捨てようとする様子が描かれていますが、生き残った人たちの運命を握る波立つ暗い海が不気味です。

同じくロマン主義のジャック=フランソワ・スウェバックの「旅回りの一座」というタイトル通り、旅の一座が道行く様子を描いた32x39の比較的小さな絵。 馬や人、遠くの木々の様子がとても細かく丁寧に描かれています。 特にほぼ中央に描かれた馬の頭に付けられた飾りが綺麗で質感も感じられるほどリアルでした。 一座のアイドル的な馬なのかしら?

「青の時代」から「バラ色の時代」への移行期である1905年頃に描かれたというパブロ・ピカソの「マジョルカ島の女」は微妙に焦点が定まらないような視線と意思を持って閉じられているような唇の表情が印象的。 それぞれに濃淡のある明るいブルーと茶のコントラストも美しくとても魅力的な作品でした。 女性の装いがイスラム風だということでマジョルカの人なのだろうと見なされているそうです。 

ポール・セザンヌの「パイプをくわえた男」。 物憂げな表情でテーブルに頬杖をつく男性自身にも目は留まったのだけれど、こちらも青と茶の色使いの美しさに惹かれる。 青と茶って自分ではあまり組み合わせないけど、意外に上品な感じがでるものなのだなぁと思ったりして・・・。 
キュービズムの誕生を予感させるものと言われているようですが、なるほど背景や洋服の色の区切りがそんな感じに見えなくもなく。

自然主義、バルビゾン派を代表するジャン=フランソワ・ミレーの「薪を集める女たち」。 ミレーの風景画と農民の暮らしを描いた作品は本当に大好きで、どんな絵も独特な色彩感が素晴らしく、自然や農民への尊敬の念が感じられる崇高な雰囲気が漂っているように思います。 こちらの作品は山中から大きな薪を運ぶ二人の女性にスポットライトが当てられていますが、手前の女性の背中ののけぞり具合からその薪の重さと労働の過酷さが伝わってきます。 
バルビゾン派とはフランスのフォンテーヌブローの森に隣接しているバルビゾン村やその周辺に居を構え、風景画や農民画を写実的に描いた一派です。

その隣に飾られていたのが同じくバルビゾン派のジャン=バティスト・カミーユ・コローの「突風」。 天気の急変を告げるような突風に2本の大木の枝葉がしなり、道を急ぐ一人の女性の姿が画面全体に緊張感を与えているように感じました。 暗い深緑と黒とグレーの色使いがなんとも言えない不思議な力を持っていて、しばし見入ってしまいました。
コロー展、5年前にあったのですよね・・・。 また近いうちにというのは無理ですかねぇぇぇ。

オリエンタリスムの画家と言われるウジェーヌ・フロマンタンの「ナイルの渡し舟を待ちながら」。 全体のトーンがライトブラウンにグレイッシュブルーで落ち着いた雰囲気。 遠くに見える地平線に沈んでいく太陽が描かれていて、らくだに乗った主人と二人の召使のいる川のほとりは広い原野の中なのだとわかります。 その空間の広がりにそこはかとない寂寥感が漂うようで・・・。 いったいこの人たちは舟が来るのを待ちながらどのくらいここにこうしているのだろう? 

その他、マルク・シャガールの「ノクターン」や詩人のアポリネールと恋人のマリー・ローランサンを描いたというアンリ・ルソーの「詩人に霊感を与えるミューズ」、などユニークさが際立つ作品も面白く見ましたが、自分の好みはやはり群集や風景を細かく描写する写実的な絵なんだなと再認識。 
美術館でもらってきたちらしを見ると、秋以降もさまざまな美術展が予定されていて9月にはミケランジェロ展も始まりますが、さしあたりとっても楽しみなのは10月8日から東京都美術館で開催されるターナー展です。 

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プーシキン美術館展(1)
2013/08/13(Tue)
今治タオルにひっかかったせいでプーシキン美術館展に入場したのは2時15分くらいでした。 
平日でも11時から14時くらいがかなり混んでいるという話でしたが、チケット売り場にもまだ50人くらいの行列が。 会場はというと、こういう美術展にありがちな入り口とメインの展示スペースは詰まっているという具合でしたが、気に入った絵を見に戻ることも問題なかったので覚悟していたほど混んでなかったです。 GW中にいったミュシャ展の方がやはり凄かった・・・。 ま、といっても混雑の感じ方は人それぞれですけどね。

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展示は以下の4つの時代に分かれています。

第1章 17~18世紀 古典主義、ロココ
第2章 19世紀前半  新古典主義、ロマン主義、自然主義
第3章 19世紀後半  印象主義、ポスト印象主義
第4章 20世紀    フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリ


モスクワにあるプーシキン美術館は、モスクワ大学教授イワン・ツヴェターエフが「大衆の啓蒙のため、古典芸術の美術館を」と設立寄付を呼びかけ1912年にモスクワ大学付属アレクサンドル3世美術館として開館したことに始まる美術館だそうです。 1917年にロシア革命が起こり、新政府は芸術は人民のものとしてアレクサンドル3世美術館を国有化、国立モスクワ美術館と改名。 1937年にプーシキンの没後100年を記念して「プーシキン美術館」と改称されたとの事です。 
今回の美術展のテーマでもあるフランス絵画、プーシキン美術館に収められているフランス絵画の収集家については、美術館展公式サイトに詳しく説明されています。

ポスターやチケットにも使われているこの美術展の顔であるルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」の前はやはり一番人が多かったです。 わりと大きめなキャンバスを想像していたら56x47と思っていたより小さい絵でした。 夢見るように少しとろんとした眼差しが背景のピンク色の柔らかさと調和が取れていて幸福でまったりした時間が流れているような絵でした。

もう一つの顔である新古典主義の代表的な画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルの「聖杯の前の聖母」は堂々たる?116x84。 画面中央の聖母マリアだけが光に照らしだされたような背後との明暗の差が印象的ですが、少しあでやかすぎるマリア様でした。
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東横線への乗りかえって・・・
2013/08/10(Sat)
昨日は夏休みを取って横浜美術館で開催中のプーシキン美術館展に行ってきました。
先日キエフを見に行った際に、今年3月に東急東横線が東京メトロ副都心線との相互乗り入れを開始して以来初めて東横線を利用しました。 その日は渋谷で山手線から乗り換えてみたのですが、キョロキョロしながら案内に従って階段下りたりあちこち曲がったり7、8分くらいかかったかなぁ? 休日の12時頃だったのでそれほど混んではいませんでしたが、階段など狭い箇所もあって通勤ラッシュ時はさぞ大変だろうと・・・。 で、今までにはなかった最大の問題は、急行&特急は渋谷からの始発がなくなって座れる保証がない事。 やっぱり3、40分もあれば座席に座って本を読むなり寝るなりしたいですからねぇぇぇ。
そんなわけで昨日は渋谷の先頭の人よりも有利(笑)という事で新宿3丁目から副都心線に乗ってみました。 たまたま新宿3丁目から座れたのですが、曜日の違いはあれど、私の場合は時間的にもほとんど差がないのでこちらのルートの方が良いかなと。

1時少し前にみなとみらいに着き、ランチを食べようと6月にオープンしたばかりのマークイズみなとみらいへ。 4階のレストラン街はかなり混んでいましたが、浅草キッチン大宮という洋食屋さんでマグロとアボカドのライスボウルをいただきました。 微妙に違うアボカドとマグロのトロトロ感を楽しみながら、ご飯に合う醤油系のすっきりした味付けに満足でした。
マークイズみなとみらいはた~のしそうな雑貨のお店がたくさんあって全部覘いたらもの凄い勢いで散財してしまいそうな感じです。 時間に余裕がなかったのが幸い・・・。 でも一件だけ、今治タオルのお店のタオル美術館だけは素通りする事ができなくて(タオル好き・・・)、店内じっくり見てしまいました。 様々なタオルやベビー用品で日常使いや贈り物として喜ばれそうな物がたくさんあってもう大変(笑)。 ムーミンシリーズが充実していましたが、ムーミンよりもミィのデザインの方がはるかに多い。 全商品の半分以上がミィだったような感じだなぁ。 もっとムーミン&ノンノンとかあればいいのにと思いつつ、しっかりと自分用にレモンイエローのムーミンとスナフキン大好きな友達にグリーンのスナフキンのミニタオルを買いました。 ふわふわしていていい気持ち♪
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マークイズみなとみらいには今度ゆっくり買い物を楽しみに行きたいです。
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長嶋茂雄&松井秀喜 国民栄誉賞受賞記念切手
2013/08/08(Thu)
長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞受賞を記念して、切手シート(50円切手10枚)と5月5日の表彰式の模様を収録したオリジナルDVDのセットを販売する事が決まったそうです。
販売価格は4,480円で送料、税込みとの事ですが、郵便局での窓口販売はしないという事なのでしょうか?
申し込みは8月15日から10月15日までで、読売情報開発か郵便局のネットショップでの扱いのようです。 (ネットショップではまだ準備できていないみたいですが。)
表彰式はとても感動的で素晴らしかったのでその映像をまた見られるのは嬉しいですけれど、切手だけで売ってくれればいいのにな~と思わなくもなく・・・。  でも、ほんとは誰かがその記念切手でハガキをくれるのが一番嬉しいかも(笑)。
夏の甲子園の開幕にあわせて、今松井氏が帰国しているせいもあり、インタビューやらTV出演やらで露出が多くなっていますが、松井が引退を決めた時の長嶋さんの言葉や今の心境などいろいろ興味深い話が多く、松井ファンとしては嬉しい限り。
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キエフ・バレエ「華麗なるクラシックバレエ・ハイライト」8月4日
2013/08/07(Wed)
今年のキエフの夏公演は行くか行かないかちょっと迷っていたりして、7月になってからチケットを購入したため一階かな~~り後ろでの観劇でした。 ただ、前がお子さんで遮るものはなく視界良好だったので充分良く見えて楽しめました。 


<第1部>

眠りの森の美女」よりワルツ、ローズ・アダージョ
音楽:P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ
オーロラ:カテリーナ・クーハリ
4人の王子:コスチャンチン・ポジャルニツキー、ドミトロ・ティボタル、
       イーゴリ・ブリチョフ、セルギイ・クリャーチン
キエフ・バレエ


自分が見た前回(2011年)のガーランドワルツは8組だったけれど、今回は数えるのを忘れたものの全幕とそれほど変わらない人数のコール・ドの踊りが披露されました。 約3週間のツアーの最終日、みなさん疲れを見せることもなく笑顔でしっかりした踊り。
毎回いろいろ物議をかもす(笑)こちらの4人の王子はお化粧もっと普通にしませんかってくらい書き込みすぎ! 二人目の王子が帽子を従者に被せたりして遊んでましたが、あとはわりと普通でした。
初見のクーハリは黒髪に丸く大きな目でヴィシニョーワに似た顔立ちの比較的小柄なバレリーナ。 王子たちを見つめる様子が初々しいというよりちょっと媚びたように見えてしまったのはその顔立ちのせいかなぁ。 ローズアダージョのバランスでは王子の手をすぐに取ってしまいましたが、踊りはとても落ち着いているし回転も安定していて柔らかい身のこなしが印象的でした。 


「人形の精」より
音楽:J.バイヤー 振付:N.レガート、S.レガート
人形の精:オリガ・モロゼンコ
ピエロ:オレクサンドル・ストヤノフ、ヴィタリー・ネトルネンコ


「人形の精」もすっかり夏の定番になっていますが、毎回キャストが違うのでそれなりに新鮮に楽しく見られます。
オリガ・モロゼンコはお人形としてはピエロたちをそれほどからかうでもなくわりとあっさりで嫌味のない可愛らしさ。 踊りも丁寧で上手かったです。
ピエロたちはストヤノフがちょっぴりクールでネトルネンコがいじいじ&ムーゥゥって感じでしたが、二人の対比加減も良くお芝居も上手くて楽しませてくれました。 特に子供たちはとても楽しそうであちこちから無邪気な笑いが聞こえてきました。 そういえば、前回はベンツィアノフがおっさんパワーでなんか別物の演目に仕立てて盛り上げていましたが、今回は爽やかでしたねぇ(笑)。
今回、個人的にはストヤノフに注目だったのですが、さりげなく540を連続で入れていて、テクニック的には彼のほうが目立っていたかな。

 
「白鳥の湖」第1幕2場より
音楽:P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ、L.イワノフ
オデット:オリガ・ゴリッツァ
王子:セルギイ・シドルスキー
キエフ・バレエ


オデットとの出逢いの後で、王子が白鳥たちのところへオデットを探しにまた戻ってくる場面から第2場最後まで。
ゴリッツアが自分の記憶よりも長身でシドルスキーとの並びも良かった事が意外でした。 年始のオーロラの時はカザチェンコ(超スーパービューティーライン)と並んでいたからあらゆる点で不利だったのだわと改めて思いました。 二人ともお互いへの想いがあまり伝わってこなかったけれど、悪くはなかったです。 ただ、ゴリッツアは白鳥を踊るには腕があまり長くないので腕の動きをもう少し美しく見せられたらなぁと。


「カルメン」
音楽:G.ビゼー、R.シチェドリン 振付:S.ジュベドキ
エレーナ・フィリピエワ、ドミトロ・チェボタル

背中は大きくあいているけれど首元のつまったホルターネックの黒のロングドレスのフィリピエワと上半身裸で黒のロングスカートのチェボタル。
アロンソのカルメンとは全くスタイルの違う初見のジュベドキ版ですが、フィリピエワの動きが素晴らしい。 とくに大きく動かされる腕が美しく逞しく雄弁でした。 チェボタルも同じような動きをしているのに伝わってくるものが違うのですよね・・・。 


「海賊」第2幕よりパ・ド・ドゥ
音楽:R.ドリゴ 振付:M.プティパ
メドゥーラ:カテリーナ・クーハリ
コンラッド:オレクサンドル・ストヤノフ


実は1幕はプログラム&キャスト表をもらわないで見ていたので、この演目は??状態で見ていました。 背景には入り江の向こうに大きな帆船が描かれているから「海賊」? でも「シルヴィア」?? 音楽は確かシルヴィアだったかと・・・。 ま、とりあえず「海賊」の寝室のPDDのようですが、なかなかにラブラブなメドゥーラとコンラッドでありまして、息の合った二人は複雑なリフトもなんなくこなしていました。 クーハリの顔を覗き込むようにして笑顔をみせるストヤノフがスィートでしたねぇぇぇ。



<第2部>

「くるみ割り人形」第2幕より 花のワルツ、アダージョ&コーダ
音楽:P.チャイコフスキー 振付:V.コフトゥン
クララ:カテリーナ・クーハリ
王子:コスチャンチン・ポジャルニツキー
ヴィクトリア・メジャク、オリガ・モロゼンコ、セルギイ・クリャーチン、ドミトロ・チェボタル
キエフ・バレエ 


花のワルツってマールイのピンクのイメージなのですが、キエフは白が基調で、女の子のドレスは赤や青が一色使いでアクセントカラーとなっています。 去年の冬に全幕で見ているけど覚えていない・・・。 ライモンダばりの男性4人のアン・レールは皆さん着地が綺麗でお見事でした。 
2部が開く前に気づいたのですが、1部も2部もクーハリに始まってクーハリに終わるんですね。 彼女の踊りはとても丁寧です。 若干メリハリに欠けるような気もしますがこれは好みの問題だし、安定感があるので安心して見ていられますね。 ポジャルニツキーはヴァリが見られなくて残念でしたが、ノーブルでサポートもしっかりしていて良かったです。


「白鳥の湖」第2幕より 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ、L.イワノフ
オディール:オリガ・ゴリッツァ
王子:セルギイ・シドルスキー 


ゴリッツアを見ていると首の長さや体のラインからなんとなくミリツェワちゃんを思い出します。 邪悪な心をすました氷の微笑に隠しって感じのオディールでした。 ヴァリがブルメイステル版だったので、もう少し強さや鋭さがあると良かったのですが、大きな踊りで見栄えもよく32回転はあまり動かずにしっかり回っていました。
シドルスキーはなんとなく踊りがこじんまりしていて本調子ではないような・・・。 もちろん立ち振る舞いなどはノーブルでエレガントな王子様ですが、ゴリッツアのピルエットのサポートで若干がたがたしたりして彼らしくなかったです。 

「ゴパック」
音楽:V.ソロヴィヨフ=セドイ 振付:R.ザハロフ
ドミトロ・チェボタル

ゴパックというと小柄でゴムマリのような跳躍が得意なダンサーの演目という印象でしたが、チェボタルはけっこう上背があって動きもシャープでとてもダイナミック。 


「瀕死の白鳥」
音楽:C.サン=サーンス 振付:M.フォーキン
エレーナ・フィリピエワ

フィリピエワの死にゆく白鳥は、最後、大きく開かれた瞳だけが死を見据えたような感じでしたが、人間的な感情をいっさい入れ込まず自然界の生き物がただ命尽きて行くというように見えました。 白鳥の湖でも見せてくれた事のあるいくつ関節があるのかと思うほど細かく波打つ腕の動きが素晴らしかったのですが、あまりに凄いために会場から拍手が出てしまいちょっと残念な気も。 


「パキータ」より
音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
カテリーナ・クーハリ
オレクサンドル・ストヤノフ
オリガ・モロゼンコ テリアナ・ソコロワ、オクサーナ・シーラ、アンナ・ボガティル


キエフのパキータを見るのは2回目かな? 華やかな赤のチュチュのウエスト部分だけが黒の切り替えになっている衣装が眩しいです。 4人入ったヴァリエーションはみなそつのない踊りだったと思います。 ちょっとミスもありましたが4番目に踊った子が好みでした。
クーハリは4演目目ながら疲れも見せず丁寧できっちりした踊り。 最後の最後に32回転が待っているというのも大変な事ですが、シングルでぶれることなく涼しい顔で回っていました。 そしてストヤノフは今の若者的な?技もなんなくこなしてしまいますが、だからといってバリバリテクニック系ではなく踊りがソフトなのがいいですね。 まぁ、贅沢を言えば二人にもっと主役としての圧倒的な華のようなものがあればなと。 ストヤノフ、シドルスキー同様冬の来日メンバーから名前がなくなってしまったけれど、来ないのかなぁ? 全幕で王子を見てみたくなったんですけどね。

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平和への願い、モアイのワイン
2013/08/05(Mon)
「ISLAND EASTER MERLOT」アイランド イースター メルロー 2012年を飲みました。
エノテカで1,496円で購入。

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エチケットがモアイで(今までそんなデザイン見た事ありません)チリのワインと聞けば飲まないわけにはいきません(笑)。

クイマイQUIMAIという生産者は初めて聞きましたが、チリ最大のワインメーカーであるコンチャ・イ・トロのグループワイナリーでこのワインはイースター島のモアイ像に敬意を表して生まれたのだそうです。
2012年と若いワインですが、色は黒みを帯びた紫色で、それだけでコクのある味わいを期待してしまいます。 
メルロー100%ではなく、メルロー85%、カルメネール15%のミックスだそうですが、メルロー主体としてはかなり濃厚で果実味もたっぷり。 甘みに隠れるようにしっかりした渋みも存在しています。 ただ、それだけでなくちょっと変った味わいがあって、何なのだろうと考えていたのですが、やはり樽からついた香りなのかなぁ?
3分の1ほど飲み残してしまったのですが、ヴァキュームして冷蔵庫の野菜室に入れておいたワインを翌日飲んだところ、味わいはほとんど変らず、冷えていた分味がシンプルにすっきりと感じられてまた別の美味しさを味わえました。
こちらのモアイシリーズ、メルローの他にカベルネ・ソーヴィニョン、レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニョン、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、レゼルヴァ・シャルドネの5種類があります。
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マールイのバレリーナたちが来日中 in 大阪
2013/08/03(Sat)
こうすけさんに教えていただいたのですが(いつもありがとうございます)、大阪NHKホールで今日と明日上演される「月と狼と太陽」という公演に、なんとマールイの女性ダンサーたちが13人ほど出演しています。

来日しているのは、
ユリヤ・バラグーロワ、マリア・グルホワ、エカテリーナ・グサロワ、エフゲーニャ・キセレワ、
オリガ・ラブリネンコ、アリーナ・ロパティナ、ズヴェズダナ・マルチナ、アーラ・マトヴェーエワ、
アステリーク・オハネシアン、エレーナ・スヒフ、エレーナ・ツルシナ?、ワレリア・ザパスニコワ、
ヴィクトリア・ザリポワ

懐かしい面々ばかりですねぇぇぇ!

主演は椿火呂花であとは麻乃佳世など元宝塚メンバーやオペラ歌手との事ですが、いったいどのような内容なのでしょうか???、

こうやって夏に日本にやって来られるのだから、来年の夏、ペテルブルグでのシーズンが終了した後に短い期間で構わないのでガラ公演を企画してくれないでしょうか、光藍社さん!!
いやいや、来年の夏なんて言ってないで、来年の春先あたり、ミハイロフスキー劇場がまたsnowなんちゃらなんてやっている間、招聘していただけないでしょうかね。
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7月30日 PMFオーケストラ演奏会
2013/08/02(Fri)
PMFオーケストラ
指揮:準・メルクル

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 (ヴァイオリン:ヴァディム・レーピン)

          -- 休憩 --

ベルリオーズ:幻想交響曲 

<アンコール>
ヴァディム・レーピン:パガニーニ ヴェニスの謝肉祭
オーケストラ:ホルスト(田中カレン編) 組曲『惑星』から「ジュピター」(PMF讃歌)



PMF(Pacific Music festival)オーケストラは、1月から3月にかけて世界の約20都市で行われるライブ・オーディション(地理的な条件でオーディションを受けられない受験者はレコーディングによるオーディション)に受かった18歳から29歳までの若手音楽家(毎年約1300人ほどの受験者が110人規模のオーケストラのポジションを争う)で編成されるオーケストラです。 
この日のコンサートは、7月の始めから錚々たるメンバーの教授陣による指導を受けながら数多くのコンサートをこなしてきた彼らのラスト2のコンサートでした。 PMFについてはこちらを。
そのPMFの芸術監督は、2010年から3期務めたファビオ・ルイージから準・メルクルに代わりました。 メルクルさんはドイツ人の父と日本人の母を持つ1959年ミュンヘン生まれの54歳で、N響と水戸室内管弦楽団とのかかわりが深いようです。 

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 
ブルッフのヴァイオリン協奏曲は好んで聴くヴァイオリンコンチェルトの一つで、生演奏を聴きたいとずっと思いながらなかなか機会に恵まれなかったので、この公演を知ってすぐに行く事を決めました。 五嶋みどり、ヴェンゲーロフ、チョン・キョンファの手持ちのCDではみどりさん&BPOのCDをよく聴いています。
レーピンを生で聴くのも初めて。 今年42歳だそうですが、年齢相応な感じの落ち着きと貫禄に最初はちょっと怖めの表情・・・でしたが、だんだん優しい顔に見えてきました(笑)。 レーピンの奏でる音はとても美しく伸びやか。 指揮者とのアイコンタクトだけでなく、時々ファーストヴァイオリンのメンバーにも目を配りながら演奏をリードしているようでした。 音程に関して、3楽章でけっこう微妙なずれが多かったようだったのが気になりましたが、それでも温かく包容力を感じさせる優しい音色とその演奏姿には魅了されました。 きっとザハロワ姫もこの包容力とふと見せる温かさのようなものにやられたのではないかと、音楽を聴きながら妙に納得してしまった事でした。 隣で聴いていた友人も全くの同感との事!(笑)
オケは、序盤、フレーズの出だしに若干心もとなさを感じる事もありましたが、丁寧で艶やかな弦の響きが良かったです。

ベルリオーズ:幻想交響曲 
幻想交響曲は昨年12月の都響と今年のシュツットガルト交響楽団の公演で素晴らしい演奏を聴いていたので、聞き劣りするのではないかと少し不安があったのですが、幻想としてはかなり明るめながらなかなか痛快な演奏で聴き応えがありました。
メルクルさんの指揮はブルッフより俄然緻密でエネルギッシュで表情豊か。 世界各国から集まったメンバーをここまで纏め上げて、レベルが高く一体感のある音を作り出すというのは本当に凄い事なのでしょうね。 メンバーたちへの愛情もたっぷりと感じられたなぁ。 
弦楽器は1楽章から終楽章まで安定したクリアな音色でメルクルさんにしっかり応えていたと思います。 3楽章ではイングリッシュホルンとオーボエのやりとりが牧歌的なのどかさを漂わせていましたが、どこにいたのか?返すオーボエの音がわりと大きかったですね・・・。
そして管楽器が素晴らしかった4楽章、5楽章。 打楽器、金管の迫力に煽られるように、若い演奏家たちが一丸となって爆演度を増して行きながら盛り上がりきってフィナーレへ。 断頭台への行進にもうすこし重暗さがあり、魔女たちの饗宴にもう少し陰湿でおどろおどろしさがあったらなと思わなくもありませんが、ぎっしりと埋まった舞台から届く音の迫力と熱さは本当に圧巻でした。 

アンコール
レーピンは弦楽器のピチカートをバックに超絶技巧の「ヴェニスの謝肉祭」。 メチャクチャ超絶技巧でありながら、人々の会話のざわめきや動物の鳴き声のような音にも聞こえたりと、とっても楽しい演奏でした。 ヴァイオリンってこんないろんな弾き方でびっくりするくらい多彩な音色がだせるんですねぇ!  
オケはジュピターを編曲したPMF讃歌。 幻想のフィナーレで勢いづいた打楽器がもう止まらないとばかりにノリノリで、オケ全体も生き生きと華やかに良い演奏。 幻想でも大活躍だったティンパニー奏者の童心に返ったような喜びに満ち足りた笑顔がとっても素敵でした。 
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