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2月22日 新国立劇場「ジゼル」 クリメントヴァ/ムンタギロフ
2013/02/28(Thu)
クリメントヴァって比較的小柄なダンサーだったのですね。 160センチくらい? 昨年2月のコジョカルガラではそのオーソドックスで素晴らしい踊りで舞台上で大きく見えましたが(自分の感想をチェックしたら長身のクリメントヴァなんて書いてある・・・唖然)、ムンタギロフとの身長さがこれほどあったとは・・・。 
ちなみに昨年12月にENBのシニア・プリンシパル(最高位)に昇進したムンタギロフは1990年生まれの22歳で身長は186センチだそうです。

<1幕>
クリメントヴァのジゼルは内気で控えめだけれど品のある可愛らしい少女で、常にアルベルトを視界のどこかで追っているような姿もいじらしい。 踊りは軽やかで折り目正しいというかとてもきちんとしていて安定している。
狂乱のシーンは、アルベルトとの幸せな時間の記憶をたどりながら、そのアルベルトの愛が偽りのものだったという悲しみに少しずつ少しずつ壊れていくような静かな狂乱でした。 事切れる前にあちらの世界からのお誘いも見えていないようで、自分ひとりの苦しみの中で果ててしまうというように見えたのが一層不憫に感じられました。
ムンタギロフは貴公子然としていて立ち振る舞いがおっとり優雅で明らかに村人たちとは身分が違うのが分かります。 純粋な心の持ち主でジゼルの事も遊びなどではなく心から愛おしく思っている様子。 
長い腕の動きや足先の動きが綺麗でした。
バチルドに姿を認められると顔を曇らせ、この場をどうやり過ごせばよいのかわからずに困惑している感じだったのが印象的。 狂乱のシーンではジゼルの様子に驚きながらも彼女に近寄りなんとかしようとし、踊りだそうとしたジゼルにはそっと寄り添い腕を貸そうとするアルベルト。 こんなアルベルトは初めて見たので、心優しいムンタギロフ@アルベルトの解釈なのかと思ったのですが、24日に見た菅野さんも同じだったので、決められた演技なのですね。 
ジゼルが息を引き取った後、お前のせいだとハンスを責める姿も力なく、ベルタに突き飛ばされながらもジゼルにすがり付いていたアルベルトは心入り乱れたままウィルフリードにせかされその場を立ち去っていく。

ハンスが見られなくて残念と思っていた輪島さんのウィルフリードは主人を思う気持ちは良く伝わってきたのですが、ちょっと軽そうなところもあったので、もう少し貴族側の人物としての落ち着きと気品が欲しかったです。 
この日の舞台でけっこう心に残ったのがハンスの古川さん。 口ひげを蓄えた姿にむさくて無粋路線かと思いきや、摘んだ花をジゼルの家の戸口に飾るような心優しく一途にジゼルを愛するハンスでした。 ジゼルの死に身を震わせて悲しみ嘆く様には深い絶望と後悔が感じ取れました。
ぺザントの江本さん、4人の・・・というシーンなどではお馴染みのダンサーですが、PDDのヴァリを見たのは初めてのような気がします。 そつのないしっかりした踊りです。 一方の寺田さんは、何だろう?不安定なわけではないのに情緒のない踊りというのか?、なんとなく物語から浮いた存在に見えました。
楠元さんは身分の違いをさり気なく漂わせてはいたけれど、わりと庶民的な鷹揚さが感じられるバチルド。 そしてクールランド公爵のマイレンはもっと威厳たっぷりどっしりな感じで来るのかと思ったら意外に普通で若々しく。

<2幕>
こちらのミルタはヴェールを被ってご登場。 堀口さんの滑るような細かいパ・ド・ブレは見事でした。 ただ、その後に腕を交互に前に出しながらアラベスク?でポーズをとって進んでいく時の腕の動かし方があまりに直線的で何かを打ち落とさんばかりだったのと、精霊たちを呼び出す時にニキヤばりの炎を煽るような勢いだったのは好みではなかったです。 演技的には無表情のこっわ~いミルタでウィリの女王らしい貫禄もあり良かったと。 コール・ドもよく揃っていて良かったですが、交差でアラベスクのポーズを作る際の腕の動きがミルタほどではありませんが他の劇場よりもシャープだったのがやはり気になりました。 

ジゼルのお墓にやってきたアルベルトはジゼルを失った悲しみに打ちひしがれている。
クリメントヴァとムンタギロフのパートナーシップが遺憾なく発揮されたのは2幕だったのかなと思います。 ウィリとなったジゼルとその気配だけを感じているアルベルトが次第にお互いの思いを強く感じて一体となっていく様がとても自然でした。 クリメントヴァが華奢で小柄なのでリフトなどは比較的楽なのだろうとは思いますが、クリメントヴァの浮遊感を際立たせるムンタギロフのサポートは万全。 特にジゼルがアルベルトに腰を支えられて片足で横に素早く移動していくシーンは地面すれすれをすうっと滑って流れて行くようで見事でした。 
ムンタギロフはアントルシャやグランジュテの跳躍が高く、回転も軸がしっかりしていて全くぶれずに音楽をしっかりと使い切ってきれいに止まっていました。 回転といえば、ヴァリエーションもブリゼやアントルシャではなく珍しいザンレールでした。 菅野さんはブリゼだったのでここはダンサーの自由なのですね。 
夜明けの別れのシーン、ジゼルは倒れているアルベルトを抱き起こし、愛おしそうに頬ずりをする。 アルベルトを守り抜いた安堵の笑みを浮かべていたジゼルが、アルベルトを残しお墓に消えていく時には永遠の別れの悲しさにひたすら耐えているようだったのが切なかったです。  

時にドラマティック、時に慈愛に溢れた音色だった井田勝大さんと東響の演奏も素晴らしかったです。 バレエ公演でこれだけ良い演奏を聞いたのも久しぶりでした。




ジゼル:ダリア・クリメントヴァ
アルベルト:ワディム・ムンタギロフ
ミルタ:堀口 純
ハンス:古川和則
クールランド公爵:マイレン・トレウバエフ
バチルド:楠元郁子
ウィルフリード:輪島拓也
ベルタ:堀岡美香
村人のパ・ド・ドゥ:寺田亜沙子 江本 拓
モンナ:丸尾孝子
ジュリマ:厚木三杏

指揮:井田勝大
管弦楽:東京交響楽団

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ミハイロフスキー劇場 今シーズン中のツアーなど
2013/02/27(Wed)
先日ミハイロフスキー劇場の5月~7月のプレイビルを記事にした時点では発表になっていなかった5月にプレミアと予告されていたナチョ・ドゥアトの新作のスケジュールが発表になっていました。
5月23,24,25日と3日連続のプレミア公演で、トリプル・ビルとなっているので、「ナ・フロレスタ」と新作と既存のもう1作品という事なのでしょうか? 
その他、バレエ団は3月末~4月始めのロンドン公演の後、4月23,24日にはミュンヘンのバーバリアン州立バレエ団主催のウィーク・オブ・バレエに出演し、6月10,11日にはロシア南西部のヴォロネジで開催されるプラトーノフ・アート・フェスティバルに参加するとの記事がHPに上がっています。
ま、個人的にもっぱら気になるのは次期芸術監督と今度の日本ツアーはいつなのかという事なのですが・・・。
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マールイ マラーホフさんがセカンドソリストに♪
2013/02/26(Tue)
マールイで以下のようなダンサーの昇進があったようです(新人さんについてはよくわからないので触れていません)。
ビッグプロモーションはマラーホフさん  重要なキャラを任されたりあんなに踊りが上手いのになぜかずっとコール・ドだったマラさんがコリフェを飛び越えセカンドソリストに昇進しています。
きゃ~~、おめでとうございま~~す。
実力のあるダンサーがこうやってきちんと認められるというのは、最近のマールイのニュースの中でもトップクラスの嬉しいニュースですね! プロフィール写真も相変わらずとっても素敵です! 

<ファーストソリスト>
 オクサーナ・ボンダレワ
 サビーナ・ヤパーロワ
 ヴィクトール・レベデフ
 イワン・ザイツェフ


<セカンドソリスト>
 ヴァレリア・ザパスニコワ
 アレクセイ・マラーホフ
 ミハイル・ヴェンシコフ


セカンドソリストに名前があるヴェンシコフ。 ヴェンちゃんは今までもセカンドソリストでしたっけ? 確かコリフェでしたよね? で、オマールはもともとセカンドソリストでしたよね? 
ファーストソリストだったミャスニコフが現役を引退してコーチになったようです。
そして最後はちょっと淋しい話ですが、ダーシャ(エリマコワ)の名前がなくなっています・・・。
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「ディアナ・ヴィシニョーワの華麗なる世界」 公演概要発表
2013/02/23(Sat)
8月に予定されている「ディアナ・ヴィシニョーワの華麗なる世界」の公演概要が発表されています。 こちら
マリインスキーからはコルプだけなんですね。 ひそかにズヴェーレフとか期待してたのだけど(笑)。 豪華メンバーながら、自分的にテンション上がるダンサーがいない事もあり、もうちょっとメンバーに新鮮さが欲しかった気もします。 未定な作品も多いですがプログラムも何気に無難な路線だし。
さて、祭典会員用は一公演だけなので、どちらにしたものか・・・。 


出演者(予定
ディアナ・ヴィシニョーワ(マリインスキー・バレエ) 

ティアゴ・ボァディン(ハンブルク・バレエ)
エレーヌ・ブシェ(ハンブルク・バレエ)
アシュレイ・ボーダー(ニューヨーク・シティ・バレエ)
ホアキン・デ・ルース(ニューヨーク・シティ・バレエ)
マルセロ・ゴメス(アメリカン・バレエ・シアター) 
マチアス・エイマン(パリ・オペラ座バレエ団) 
イーゴリ・コルプ(マリインスキー・バレエ)
ミリアム・ウルド=ブラーム(パリ・オペラ座バレエ団)
上野水香(東京バレエ団) Aプロのみ

ピアノ演奏:アレクセイ・ゴリボル(「ダイアローグ」「椿姫」
共演:東京バレエ団


予定演目
Aプログラム
「ダイアローグ」ジョン・ノイマイヤー振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、ティアゴ・ボァディン

「オネーギン」ジョン・クランコ振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス

「くるみ割り人形」ルドルフ・ヌレエフ/マリウス・プティパ振付
ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

未定
ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

ティアゴ・ボァディン作品
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン

未定
エレーヌ・ブシェ、マルセロ・ゴメス

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」ジョージ・バランシン振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース

「ドン・キホーテ」 マリウス・プティパ振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース

「海賊」マリウス・プティパ振付
上野水香、イーゴリ・コルプ

「チーク・トゥ・チーク」ローラン・プティ振付
上野水香、イーゴリ・コルプ


Bプログラム
「カルメン」アルベルト・アロンソ振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス、イーゴリ・コルプ
東京バレエ団

「椿姫」ジョン・ノイマイヤー振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス

「ライモンダ」ルドルフ・ヌレエフ/マリウス・プティパ振付
ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

ウェイン・マグレガー作品
ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

ジョン・ノイマイヤー作品
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボアディン

ジョン・ノイマイヤー作品
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン

「タランテラ」ジョージ・バランシン振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース

「パリの炎」ワシリー・ワイノーネン振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース

☆Aプロ、Bプロとも、プロローグ/フィナーレはマルセロ・ゴメスが振付るとの事。



Aプログラム
2013年
8月17日(土) 3:00p.m. 
8月18日(日) 3:00p.m.

Bプログラム
2013年
8月21日(水) 7:00p.m.
8月22日(木) 7:00p.m.

会場:ゆうぽうとホール
前売開始日:4月6日(土) 10:00a.m.
入場料:S=\16,000 A=\14,000 B=\12,000 C=\9,000 D=\7,000 学生券=¥2,000 
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カスバートソン&ボネッリ「ロミオとジュリエット」
2013/02/22(Fri)
20日の水曜日にシアタスカルチャー『英国ロイヤル・バレエ団』の「ロミオとジュリエット」を見て来ました。
2012年3月収録ですが、当初はロミオ役にセルゲイ・ポルーニンが予定されていたのですね。 彼が突如ロイヤルを退団したのでボネッリにキャスト変更という曰く付きの公演でしたが、わたくし的にはありがたや~~というキャスト変更でボネッリのロミオ見たさに行って来たのでした。 

1幕の始まる前と(1幕と2幕の間に休憩20分)2幕の前にモニカ・メイスン、レスリー・コリア、ジョナサン・コープ、ボネッリ、カスバートソンなどのインタビューやリハーサルの映像がありました。 
剣を使った争いのシーン、ティボルトが水平に切る剣をしゃがんで避けるマキューシオに、ぎりぎり待てるところまで待ってしゃがむようにという指示を出す指導者。 マキューシオ役のアレクサンダー・キャンベルの顔は真剣そのもの。 リハ後のインタビューで「もっとがまんしていたいけれどやはり恐い。 けれど本番で頑張ります。」と言っていたアレクサンダー、うんうん、もの凄く真に迫った格闘シーンだった!
また、ティボルト役のガートサイドも、以前の稽古で上上下下の順番を間違えて相手の剣を頭のど真ん中で受けてしまい怪我をしたと言っていました。 ヨハン・コボーは割れた剣の破片が目に入ってしまったとか。 カスバートソンも、3幕が上がる前にベッドでロミオを待っていたら額に傷を負った姿でやって来たのでびっくりした事があったそうで、今回フェデリコが血だらけで来なければいいけど・・・なんて縁起でもない事を言ってましたよ。 ロミジュリの剣を使っての格闘シーン、どのバレエ団の上演でも剣で目をつついたらどうしようと、いつも見ていてとても恐いのですが、それだけではなく、あの迫力を出すために毎回ダンサーたちはそうとう危険な振付をこなしているのですね。 
そうそう、誰だったかは忘れましたが、マクミランはとても映画が好きな人で、彼の作品が世界中の映画館で上映される事を知ったらとても喜ぶでしょうと言っていました。 
この特典映像は合わせて15分ほどです。

さて、舞台の感想を少しだけ。
カスバートソンのジュリエットは最初の乳母と戯れるシーンでは子供っぽさに欠け、舞踏会でのパリスとの最初の踊りでは妙な艶かしさがあり、なんか違うかしら?と思ったのですが、ロミオと出会ってからは瑞々しい清潔感と可憐さのあるとても素敵なジュリエットを見せてくれました。 少々大人っぽく感じるのはその人の顔立ちや個性と思ってしまえばどうって事はありません。 踊りもとても良かった。
ボネッリは、明るく優しく適度に甘く適度に大人な男な、とても魅力的なロミオでした。 ロイヤルのダンサーでずっと一番好きなダンサーなので、もちろん贔屓目もたっぷりですが、まんまロミオだったな! キャピュレット家の舞踏会に紛れ込む前のマキューシオとティボルトと3人の踊り、舞踏会でのソロなど、踊りはずっと安定していてマクミランの振り付けを全く難しく見せないでさらっとこなしていたのも頼もしい。 カスバートソンとのパートナーシップもとても良く複雑なリフトもごく自然に決まっていました。
二人ともダンス以上に素晴らしかったのが演技です。 大画面に大写しなので表情がわかりやすかったというのもありますが、一つ一つのシーンでの彼らの心情が手に取るように分かりました。 もう途中からは演技ではなく、役を生きるという事すら越えたロミオとジュリエットそのもののように感じました。 特に3幕のジュリエットの部屋での別れのシーン、その後、ジュリエットが一人で過酷な運命に向かい合って決断していく様、ジュリエットの亡骸を引きずり揺さぶるロミオ、ロミオの体の温もりにほんの少しの行き違いを嘆くのも束の間、今だったら直ぐに追いつくとでも思ったように迷う事無く短剣を手にした様などは見ていて辛すぎるほどでした。 凄く凄く良かった終盤の物語、パリスを殺してしまうシーンって本当にいらないよなぁ。
(7月の来日公演でカスバートソンとボネッリの白鳥があったらどんなに良かっただろう!!!)
ティボルトのガートサイドは凄みがあって威圧的。 コルプから彼独特の毒気や色気を抜いたらあんな感じ? ヴェローナ大公のギャリー・エイヴィスはできればキャピュレット公で見たかったけれど、わずかな登場にも関わらず相変わらず存在感抜群でかっこいい。
その他の役のダンサーから役名のないダンサーに至るまで、すべての出演者が、それぞれの人物になりきって舞台上にいるというのは凄い事ですね。 誰かにフォーカスをあてると、後ろにいる、劇場の客席からだとあまり目を留めないようなダンサーたちの表情まではっきり映ってしまうのですが、誰もがヴェローナの街の人々として存在していました。 もしマクミランがこの映像を見たら、本当に心から感激するだろうと思います。 

その映像ですが、それほど違和感はありませんでしたが、舞踏会でロミオがジュリエットに初めて目を留める瞬間が映されていなかったのと(見落としてはいないと思うのですが)、バルコニーのPDD、別れの朝のPDDで見つめ合い求め合う二人の片方しか捉えていなかった部分が多かったのは残念に思いました。 この二つのシーンは多少遠めになってしまっても二人の姿を映して欲しかったです。 
この公演のDVD/Blu-rayは英国で2月25日に発売となりますが、いずれ日本版もリリースされると期待しています。 出たら絶対買っちゃうなぁ!

以下キャストですが、2010年の日本公演で同じ役で見ていたキャストもちらほらと。
乳母のクリステンさんはすぐにそうと分かったけれど、キャピュレット夫人はあんな美人なのに全く記憶になく。
ジュリエットの友人は高田茜さん以外は全部同じでした。
蔵健太さんが出演していないかと目を凝らしてみましたが、確認できず。 



ジュリエット: ローレン・カスバートソン
ロミオ: フェデリコ・ボネッリ
マキューシオ: アレクサンダー・キャンベル
ティボルト: ベネット・ガートサイド
ベンヴォーリオ: ダーウィッド・Trzensimiech
パリス: ヴァレリー・ヒリストフ
キャピュレット公:クリストファー・サウンダース
キャピュレット夫人:クリスティーナ・アレスティス
エスカラス(ヴェローナ大公): ギャリー・エイヴィス
ロザライン: タラ=ブリギット・バフナニ
乳母: クリステン・マクナリー
僧ロレンス: クリストファー・ニュートン
モンタギュー公: クリストファー・ニュートン
モンタギュー夫人: サイアン・マーフィー
ジュリエットの友人: リャーン・コープ、イオーナ・ルーツ、エマ・マグワイア
             ロマニー・パジャック、アカネ・タカダ、サビーナ・ウエストコム
3人の娼婦: Itziar Mendizabal、ラウラ・マックローチ、サマンサ・レイン
マンドリン・ダンス: ジエームズ・ヘイ
            ポール・ケイ、ミハイル・ストイコ、アンドレイ・ウスペンスキー
            ジェームズ・ウィルキー、ヴァレンティノ・ズチェッティ
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ミッドナイト・イン・パリ
2013/02/19(Tue)
「ミッドナイト・イン・パリ」
原題:Midnight in Paris (2011年・米・94分)
監督:ウッディ・アレン
出演:オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤール
観賞日:2月2日(Blu-ray)

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ハリウッドの売れっ子脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン)は、婚約者イネズ(レイチェル・マクアダムス)とともに愛するパリを訪れる。ワンパターンの娯楽映画のシナリオ執筆に虚しさを覚えているギルは、作家への転身を夢見て、ノスタルジー・ショップで働く男を主人公にした処女小説に挑戦中。パリへの移住を夢見ていたが、お嬢様育ちで現実主義者のイネズは、安定したリッチな生活を譲らない。そんな2人の前に、イネズの男友達ポール(マイケル・シーン)が登場。イネズと水入らずでパリを満喫しようとしていたギルにとって、彼は邪魔者でしかなかった。そうして迎えた第1夜。ワインの試飲会に参加した後、1人で真夜中のパリを歩いていたギルは、道に迷ってモンターニュ・サント・ジュヌヴィエーヴ通りに迷い込む。物思いに耽っていると時計台が午前0時の鐘を鳴らし、旧式の黄色いプジョーがやってくる。その車に乗り込んだギルは、古めかしい社交クラブで開かれているパーティに参加。(goo映画より)

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映画脚本家としてそこそこ成功していながらも小説家になる夢を捨てきれないギルが、タイムトリップで紛れ込んだ憧れの黄金の時代の1920年代で出会った人々との触れ合いを通し、偽らざる自分と向かい合いながら今を精一杯生きる事の大切さに気づくというストーリーをファンタジックに仕立てたとてもチャーミングな映画でした。
映像もまた魅力的~~。 物語の舞台が監督のアレンが愛して止まないというパリだったからこそのお洒落な映画でもあったのでしょうね。 どんなちょっとしたシーンでも、切り取ったら素敵な絵になるようなショットばかりでした。
そして多彩な登場人物同士の会話の中にアレン監督がさり気なくこめたメッセージが散りばめられています。 ハッとさせられたり背中を押された気持ちになる台詞も多いのでは。

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<以下、大いにネタバレです>
それにしてもフィッツジェラルド、ジャン・コクトー、ピカソ、ヘミングウェイなどギルのタイムトリップ先に出現する人物たちの顔ぶれが凄い・・・。
その中でもダリィ!ダリィ!と自分の名前をやたら連呼するエイドリアン・ブロディ演ずるサルバドール・ダリが滅茶苦茶可笑しかったけれど、実際のダリも本当にあんな感じだったとか。

タイムトリップを楽しんでいたギルだったけれど・・・。
ギルが敬愛する1920年代で出会い心奪われていくアドリアナもまた19世紀末のベルエポックに憧れ、そこで出会った芸術家たちはルネサンス時代こそが黄金期と豪語する。 魅惑の時代に生きる偉大な先人たちが、その時代に生きている事を最良の幸せと感じていないと分かった時のギルのポカンとした表情が印象的。 
ギルが言っていた婚約者のイネズとは価値観は大きく違うけど些細な事が一緒というのも何気に考えさせられる台詞です。 確かに価値観の大きく違うパートナーと人生を共に過ごすのは簡単な事ではないけれど、ちょっとした意外な共通点というのに胸騒いで魅力的に思えてしまう事もあるし。
まぁ、そんなこんなでイネズともアドリアナとも別れ、パリで暮らす事を決めたギルは、コール・ポーターの音楽と雨のパリが好きという事で意気投合した骨董屋のガブリエルといい雰囲気に。 ラストシーン、雨の中、街に吸い込まれるように消えていく二人の後ろ姿もなかなか素敵でした。

「エネミーライン」以降、わりと多くの作品を見ていて好感度の高いオーウェン・ウィルソン、5年ほど前には自殺未遂報道にびっくりもさせられたけれど、復帰後は順調な活躍ぶりで何より。 人が良くてちょっと押され気味なロマンティスト系は彼の得意とするキャラだけにとても良かったです。 
マリオン・コティヤールはねっとりした色香が好みではないけれど、こういうクラシカルな雰囲気は良いですね。
裕福な家に育った奔放なアメリカ娘を演じたレイチェル・マクアダムスは健康的な色気を振りまきながら、ちょっぴり嫌な娘を好演。 そういえばレイチェルとオーウェンはウエディング・クラッシャーズでも恋人役で共演してましたね。 クリストファー・ウォーケン様がとっても普通の役で出演していらしたあの映画もとてもいい映画でした。

5作品ぶりに自身も出演するというアレンの新作「ローマでアモーレ」は6月公開が決定したそうです。

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ミハイロフスキー劇場5~7月公演スケジュール
2013/02/16(Sat)
ミハイロフスキー劇場の5月から7月の公演スケジュールが発表になっています。

5月09日 白鳥の湖
5月10日 白鳥の湖
5月12日 白鳥の湖
5月15日 眠りの森の美女
5月16日 眠りの森の美女
5月18日 眠りの森の美女
5月27日 ドン・キホーテ
5月30日 バヤデルカ
5月31日 バヤデルカ

6月03日 ロミオとジュリエット
6月04日 ロミオとジュリエット
6月05日 ロミオとジュリエット
6月06日 ロミオとジュリエット
6月07日 ロミオとジュリエット
6月13日 ジゼル
6月15日 白鳥の湖
6月19日 白鳥の湖
6月22日 白鳥の湖

7月29日 眠りの森の美女
7月30日 眠りの森の美女
7月31日 眠りの森の美女


5月に予定しているという新作と「ナ・フロレスタ」のプレミアについてはまだ日程は未定のようですね。 さらに先日こうすけさんに教えていただいた、すでにリハーサルが始まっている「パリの炎」はいつ上演されるのでしょうか? 7月はオペラが9日でシーズンを終えた後は29日の眠りまで何も入っていないので、その間に持ってくるのか、来シーズンのオープニングとして予定しているのか、どうなんでしょう?
3月から7月まで、ナチョのコンテの上演予定もないのですよね。 その辺、何か意味がある事なのかない事なのかわかりませんが・・・。 
5月の終わり、マリインカのプログラムが良ければペテルブルグに行きたいな~~などと思ったりもしますが、8月に日本でグループ公演でもしてくれませんか~~~。
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安くて美味しい南フランスワイン♪
2013/02/15(Fri)
フランス、ラングドック地方、ムーラン・ド・ガサック社の「TERRASSES DE GUILHEM CABERNET SAUVIGNON テラス・デ・ギレム カベルネ・ソーヴィニョン」 2011年を飲みました。
WINE MARKET PARTYで1、396円で購入。
ネットでの扱いも多く、価格がもう少し安い設定のショップもあります。


テラス



正直、フランスワインでこの値段だと、それほど美味しいものには出会えないだろうという思いこみがあったのですが、これがもう大間違いでした。 酸味、渋み、甘さのバランスが良くて癖のない上品な味わいのミディアムボディのワインです。 
それもそのはず、こちらのワイナリーは、高級ワインの産地にはなり得ないと言われてきた南フランス、ラングドック地方で例外的に素晴らしい土壌を得た一級畑のワイナリーなのだそうです。 ちょっと前に飲んだナパカベのスペルバウンドより。コストパフォーマンスという面では断然こちらが上ですね♪
カベルネの他に、赤ワインはメルローとグルナッシュ、シラー、サンソー、カリニャン、ムール・ヴェードルの5種類をブレンドしたルージュがあります。 白はシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、数種類をブレンドしたブランの3種類。 赤ワインは他の2種も今度飲んでみようと思います。
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キエフバレエ、中国国立上海バレエからのメッセージ
2013/02/13(Wed)
光藍社メールマガジンでキエフバレエのダンサーと中国国立上海バレエのソリスト達からのお礼のメッセージが届いたとのお知らせがありました。 こちら。  
キエフバレエは、マトヴィエンコ、チェブィキナ、カザチェンコ、ゴリッツア、フィリピエワからの動画メッセージとなっています。 シドルスキーとワーニャからのメッセージがないのがちょっと残念!
また、夏のバレエ公演の案内は3月頃を予定しているとの事です。
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Dance Cube
2013/02/12(Tue)
Dance Cubeが更新されています。 こちら
日本国内のレポートは12月から1月に行われた数多くの公演を取り上げています。 じっくり読むとかなり時間がかかりそう。  なんとヴァラエティーに富んだ公演が国内で行われている事か!!
ロンドンからのレポートではタマラ・ロホがイングリッシュ・ナショナル・バレエの芸術監督に就任して初めてのクリスマス&ニューイヤーのロンドン公演の様子が詳しく紹介されています。 イーグリング版「くるみ割り人形」とマクミラン版「眠れる森の美女」が上演され、眠りではロホのオーロラ、ムンタギロフのデジレ王子、クリメントヴァのリラの精という現ENB最高のキャストも組まれたようです。 ロホのオーロラ、また見たいなぁ。 是非、近いうちにバレエ団を引き連れて日本に来てもらいたいです。 
クリメントヴァとムンタギロフは新国立劇場でのジゼルがあと1週間と迫っていますが、ムンタギロフは12月にシニア・プリンシパルに就任したとの事です。
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ワンコインのしあわせ♪
2013/02/11(Mon)
2月に入りお花屋さんの店先が色とりどりの様々な花で明るくにぎやかになってきて、春が近づいているなぁと思うこの頃です。
一番好きな花は?と聞かれたら「チューリップ」ですが、同じくらい好きなのがトルコギキョウ。
夏の花ですが、最近では季節に関係なく売られているような・・・。 可愛らしいヒペリカム(アンドロサエマム)が一本入った花束が500円で売られていました。 お買い得~。 3連休なので、家で花を見ていられる時間が多いのも嬉しいです♪ (しかし差し色が一本っていうのは、花瓶に生けるにあたりなかなか難しいですね・・・)


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今では品種改良が進んでいろいろな種類のトルコギキョウがありますが、紫やピンク系より白っぽくてくしゅくしゅっとしている花びらの多いものが好みです。 
このトルコギキョウという和名はキキョウの花の形や色に似ている事、トルコ石や花の形がターバンを連想させる事などからついたらしいのですが、この花を初めて見た時には、紫の花じゃなかったせいか、全くそんな事は思わなかったな。 でも、ターバンというのがチューリップと同じなので自分の好み的には納得(笑)。
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新国立劇場「ジゼル」主要キャスト
2013/02/10(Sun)
新国立劇場「ジゼル」の主要キャストが発表になっています。
そっか、新国のジゼルはアルベルトとハンスだったのでしたね。 そのハンス役にマイレンがキャストされています。 私は22日、24日に行く予定なので、マイレンと古川さんのハンスが見られますが、輪島さんも見てみたかったなぁ。
ジゼルは2006年の7月以来の6年半ぶりの舞台なので、初役のダンサーも多いのでしょうね。
「シルヴィア」のマーズでのスピーディーで溌剌とした踊りが素晴らしかった竹田仁美さんを村人のパ・ド・ドゥで見られるのも嬉しいです♪ 本島美和ちゃんのミルタもけっこう怖そうな気がして楽しみ(笑)。 


2月17日(日)14:00
ジゼル:長田佳世
アルベルト:菅野英男
ミルタ:本島美和
ハンス:マイレン・トレウバエフ
クールランド公爵:貝川鐵夫
バチルド:湯川麻美子
村人のパ・ド・ドゥ:竹田仁美 八幡顕光
ドゥ・ウィリ:細田千晶、寺田亜沙子

2月20日(水)19:00
ジゼル:ダリア・クリメントヴァ
アルベルト:ワディム・ムンタギロフ
ミルタ:堀口 純
ハンス:古川和則
クールランド公爵:マイレン・トレウバエフ
バチルド:楠元郁子
村人のパ・ド・ドゥ:米沢 唯 福田圭吾
ドゥ・ウィリ:丸尾孝子、厚木三杏

2月22日(金)19:00
ジゼル:ダリア・クリメントヴァ
アルベルト:ワディム・ムンタギロフ
ミルタ:堀口 純
ハンス:古川和則
クールランド公爵:マイレン・トレウバエフ
バチルド:楠元郁子
村人のパ・ド・ドゥ:寺田亜沙子 江本 拓
ドゥ・ウィリ:丸尾孝子、厚木三杏

2月23日(土)14:00
ジゼル:米沢 唯
アルベルト:厚地康雄
ミルタ:厚木三杏
ハンス:輪島拓也
クールランド公爵:貝川鐵夫
バチルド:湯川麻美子
村人のパ・ド・ドゥ:細田千晶 奥村康祐
ドゥ・ウィリ:細田千晶、寺田亜沙子

2月24日(日)14:00
ジゼル:長田佳世
アルベルト:菅野英男
ミルタ:本島美和
ハンス:マイレン・トレウバエフ
クールランド公爵:貝川鐵夫
バチルド:湯川麻美子
村人のパ・ド・ドゥ:竹田仁美 八幡顕光
ドゥ・ウィリ:細田千晶、寺田亜沙子
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ミハイロフスキー劇場の今後・・・
2013/02/09(Sat)
ミハイロフスキー劇場の現芸術監督であるナチョ・ドゥアトが、ウラジーミル・マラーホフの後任として2014年8月にベルリン国立バレエの芸術監督に就任する事が決まりました。 こちら
ドゥアトは2014年2月1日まで芸術監督としてミハイロフスキー劇場にとどまるそうです。 そして退任後も振付家として劇場と関わっていくとの事。
確かナチョの任期は2015年いっぱいだったように記憶しているので、任期途中での退任という事になりますが、ロシアにも私のダンサーたちにも別れを告げる気は全くないというドゥアトは、ベルリン国立バレエに移ってからの活動において、ミハイロフスキー劇場との共同制作や両劇場の主要ダンサーの交流、他のコラボレーションなどで残りの責務を全うしようと考えているようです。
別にいいのに・・・、スパッと消えていただいて・・・。
ドゥアトのミハイロフスキー劇場での今後の活動として、アンジェイ・パヌフニクの音楽を使った1幕物の新作と彼の伝説的な作品「ナ・フロレスタ」のプレミア公演が5月に予定されている他、12月には「くるみ割り人形」を上演するとの事です。
ミハイロフスキー劇場の新芸術監督は今シーズンが終わるまでには発表されるそうです。

2007年に、30年の長きに渡ってバレエ団を率いてきたボヤルチコフ氏が劇場を去って以来、ミハイロフスキー劇場はいったいどこに向かって進んでいるのかという感じですが、ドゥアトとケフマン氏の構想が描いたとおりになるのかどうか、鍵を握るのは次期監督なのだと思います。
その構想どおりに事を運べるような、振り付けには興味を持っていないおとなしい人物を芸術監督に据えるのでしょうか? でも、ケフマン氏の事だからネームヴァリューとかこだわりますよね、きっと・・・(苦笑)。
今、劇場のダンサーたちが何をどう思っているのかは分かりませんが、マールイファンとして、またロシアバレエファンとしては、ドゥアトなどの現代作品も踊れる、クラシックを格とする、ペテルブルグの様式美を大切に守っていくカンパニーであって欲しく、そのように導いてくれる人格者が次期監督として選ばれる事を切に願う次第です。
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ミハイロフスキー劇場3月4月公演スケジュールなど
2013/02/05(Tue)
ミハイロフスキー劇場3月公演の主演キャストと4月公演スケジュールが発表になっています。
3月26日から4月7日までロンドンツアーが組まれていますのでペテルブルグでの公演回数は少なめです。 3回目のロンドンツアーに関しては、主演がどこのバレエ団の公演ですか?という感じなので、特に注目していません。
さて、ペテルブルグ。 ドゥアト版ロミオとジュリエットは12月のプレミア以来という事ですが、ザパスニコワとザイチェフペアが主演デビューです。 眠りの森の美女ではボルチェンコがオーロラデビュー。 そしてその日のリラの精は、英国人として初めてワガノワで学ぶ事を許可され、2012年に卒業してマールイに入団したばかりのイザベラ・マグワイヤ・メイヤーズのデビューとなります。


3月07日 ロミオとジュリエット
        ロミオ:レオニード・サラファーノフ
        ジュリエット:ナタリア・オシポワ
3月08日 ロミオとジュリエット
        ロミオ:イワン・ザイチェフ
        ジュリエット:ヴァレリア・ザパスニコワ
3月09日 ロミオとジュリエット
        ロミオ:レオニード・サラファーノフ
        ジュリエット:ナタリア・オシポワ
3月13日 眠りの森の美女
        オーロラ姫:オーレシア・ノヴィコワ
        デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
        リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
3月14日 眠りの森の美女
        オーロラ姫:エカテリーナ・ボルチェンコ
        デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
        リラの精:イザベラ・マグワイヤ・メイヤーズ
3月13日 眠りの森の美女
        オーロラ姫:オクサーナ・ボンダレワ
        デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
        リラの精:イリーナ・コシェレワ
3月22日 チッポリーノ

4月11日 海賊 
4月12日 海賊 
4月14日 マチネ チッポリーノ 
       ソワレ チッポリーノ
4月18日 白鳥の湖
4月19日 白鳥の湖
4月26日 ラ・シルフィード
4月27日 ラ・シルフィード 
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ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団コンサート
2013/02/04(Mon)
1月31日にサントリーホールで行われたロッテルダム・フィルのコンサートを聴いて来ました。
庄司紗矢香さんのコンチェルトとブラームスが聴きたくて取ったチケットです。

ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
指揮 :ヤニック・ネゼ=セガン

シューマン:歌劇『ゲノフェーファ』序曲 Op.81
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op.63 (ヴァイオリン:庄司紗矢香)

--- 休憩  ---

ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98

<アンコール>
庄司紗矢香:J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調からアダージョ
オーケストラ:ブラームス セレナード第1番からスケルツォ



ヤニック・ネゼ=セガンは1975年モントリオール生まれの37歳という若い指揮者ですが、すでに数多くの世界中の一流のオーケストラと共演しており、現在はロッテルダム・フィルハーモニーの音楽監督、ロンドン・フィルハーモニーの主席客演指揮者、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務めている多忙を極める指揮者だそうです。

ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団はオランダではアムステルダム・コンセルトヘボー管弦楽団に次ぐ第2のオーケストラと評価されているそうですが、2008年にネゼ・セガンが音楽監督に就任するまではゲルギエフが1995年から長い間主席指揮者を務めていたオーケストラです。 ゲルギエフは名誉指揮者というポジションで今も携わっているみたいですね。
オーケストラの公式サイトには日本ツアーのブログも作成されています。 オランダ語ですが、サントリーホールでのリハーサルの写真や美味しそうなお刺身とお鮨の写真が(笑)。


「ゲノフェーファ」はシューマンが完成させた唯一のオペラで、4幕ものだそうですが、あまり良い評価を得られず、現在ではこの序曲だけが演奏されているとの事です。
シューマンって馴染みがあるのはピアノを習っていた頃に弾いた子供の情景くらいで、手持ちのCDで聞くのもピアノコンチェルトくらいなので、この曲は初めて聴きましたが、叙情的で綺麗な曲でした。 オーケストラの音もクリアで透明感がありました。

プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲も今まで聴いた事がなかったので、このコンサートに行くにあたりCDを購入しました。 1番(秋に大進君が弾く予定)2番のカップリングで999円と安価だったのでこちらを購入。
プロコ
<ヴァイオリン> ダヴィッド・オイストラフ
第1番:ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮、ロンドン交響楽団
第2番:アルチェオ・ガリエラ指揮、フィルハーモニア管弦楽団

自分の耳にはかろうじて許容範囲の不協和音が少なからず含まれているけれど、哀愁ある美しいメロディーやカスタネットの響きにスペインの開放感を思わせる3楽章など、聴きこむにつれて、とても気に入ってしまった曲。
お目当ての紗矢香ちゃん、ベアトップの赤いロングドレス姿の彼女は、まるでバレリーナかと思うほどの華奢な体で、こんなに細かったっけ?と思わずびっくりで、比較的短い曲ながら体力は大丈夫なのかとちょっと心配に(もちろん、全くの杞憂でした)。
ピチカートが若干弱いような気がしたけれど、伸びやかで艶やかな音は非常に美しく、最後まで力強く凜とした演奏でした。 ただオケとのコンビネーションは初日という事で音量のバランスや対話がまだ完璧ではないような気も。
アンコールのバッハはしっとりとした歌い上げが見事でした。

ブラームスの交響曲4番になって初めて気がついたのですが、指揮者のネゼ=セガンは譜面を持ち込まずに暗譜でした。 前半はそれほど指揮者に注目していなかったので全く気がつかなかったけれど、やはり暗譜だったのでしょうか? アンコールも譜面なしだったし。
1楽章の出だし、とても澄み切った美しい音色が自分の持っているカラヤン&ベルリンフィルの演奏を思い出させました。 上がる音と下がる音の優しい会話のようなこの出だしはとても好きなフレーズです。 ゆったりとたっぷり歌っていた2楽章とは対照的に、3楽章、4楽章は情熱的に激しく、音の塊がうねりのように押し寄せていたのが印象的。 
やっぱりブラームスの交響曲は素晴らしい!!と思わせてくれる良き演奏でしたが、ブラームスにしては明るく、指揮者の勢いと若さがそのまま反映したような4番でした。
アンコールのセレナーデもどことなくドヴォルザークのような明快さが溢れていたように思います。


弦楽器の配置はシューマンとブラームスは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが対向配置で間にヴィオラとチェロ。 コントラバスは中央奥に8台。 プロコフィエフは全体的に人数が減ってコントラバスは6台に。
こちらのオケ、第1ヴァイオリンはほとんどが女性で、第2ヴァイオリンも女性が多かったのですが、やはり女性と男性では腕力などの力の差で奏でる音にある程度の違いって出るものなのでしょうか? 全体的な弦の音が柔らかくて重量感があまりなかったように感じたのでなんとなくそんな事を考えてしまいました。 
団員の方たちの服装ですが、男性は普通でしたが、コンミス始め女性は個性的でややカジュアル度高めな方が多かった気がします。 極個人的な意見として、ソワレのコンサート、しかもサントリーホール!なのでもう少しフォーマルな装いの方が良かったです。 そしてさすがオランダ、身長の高い方が多かったですね。 
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英国ロイヤル・バレエのロミジュリ二つ
2013/02/02(Sat)
シアタスカルチャー「英国ロイヤル・バレエ団」の「ロミオとジュリエット」のチケットが発売になっています。
ほとんどの劇場が2月20日と21日に上映予定です。

【出演】 ロミオ:フェデリコ・ボネッリ
     ジュリエット:ローレン・カスバートソン
     他 英国ロイヤル・バレエ団
【振付】 ケネス・マクミラン
【音楽】 セルゲイ・プロコフィエフ
【美術】 ニコラス・ジョージアディス
【演奏】 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団


昨年の3月に収録したもので、主演はフェデリコ・ボネッリとローレン・カスバートソン。 私が実際に見た彼の舞台は都さん、サラ・ラム、コジョカルがパートナーだったので、比較的小柄なバレリーナの相手役という印象が強かったのですが、長身のカスバートソンとも組むのですね。 
今更ですが、都さんの東京でのロイヤルファイナルジュリエットはボネッリで見たかったのですよねぇ。

その都さんのロイヤル・バレエ団日本公演「ロミオとジュリエット」がアンコール放送されるそうです。

「Eテレアーカイブス」 2013年2月16日(土)午前0:00-2:21(Eテレ)

英国ロイヤルバレエ団公演 (収録:2010年6月29日 東京文化会館)
バレエ「ロメオとジュリエット」(全3幕)
ジュリエット:吉田都
ロメオ:スティーヴィン・マックレー
 


さて、シアタスカルチャーのロミジュリの次の作品は3月29日上演予定の「不思議の国のアリス」(出演未定)ですが、7月の来日公演の予習として見ようか見まいかちょっと迷っています。 出演者が発表されてから決めようかな?

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