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皆さま、良いお年を!
2012/12/31(Mon)
年賀状書きはここ5,6年で一番早く、本日17時半にすべて終了♪ いつもはゆく年くる年の除夜の鐘がBGMだったけれど、今日はなでしこだったなぁ(笑)。 昨夜19時からNHK BSで始まった「ロンドン五輪・プレーバック」は、よくあるダイジェスト版のちょっと長めの特番かと思ったら29時間ぶっ通し。 なでしこはまるまる2試合の放送だったのに女子バレーは韓国との3位決定戦を1時間に短縮というのはちょっと悲しかったな・・・。 でも28年ぶりのメダルの感動が蘇りました。 

さてさて、今年も残すところあと2時間を切りました。 前年にも増してあっという間の1年だったなぁ。
この一年、ブログを読んでくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。
新しい年がより素晴らしい年になりますように。
そして・・・、マールイファンの願いが一つでも多く叶えられる2013年でありますように!!!
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松井選手現役引退
2012/12/29(Sat)
昨日の朝飛び込んできた松井現役引退という衝撃的なニュース。 淋しかったです。
なんというか・・・、なぜか急に思い立ってずいぶん前に買って積んだままになっていた松井の著書「不動心」を一昨日から読み始めたところだったのです。
2006年5月の左手首骨折について振り返る事から書き始められたその本を読みながら、あの大怪我を乗り越えて2009年にはワールドシリーズでMVPを取ったんだよな~と懐かしく思い出しながら、シーズンが終わってしばらく頭から消えていたけれど、いつになったら次の球団が決まるのだろう・・・などと思っていた矢先の報道でした。
メジャーの選手の平均年齢は28歳、日本人とは別次元のパワフルな世界で膝の故障を抱えたままの38歳の松井選手の活躍の場所がそう簡単に見つからないとう事は分かっていても、まだチャンスはあるんじゃないかと期待したりもしましたが・・・。
まだもう少し松井選手のプレーする姿を見たかったですが、今まで十分に野球の素晴らしさ、面白さを見せてもらったし、ジャイアンツ、ヤンキースの試合を応援しながら楽しい時間や興奮や感動も沢山もらいましたものね。  感謝です!!! 
時が来て、再び日本の野球界に戻って来てくれる日を楽しみに待っています。
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ミハイロフスキー劇場 1月2月公演主演キャスト
2012/12/26(Wed)
ミハイロフスキー劇場1月2月公演の主演キャストが発表になっています。
演目的にはヴァラエティーに富んでいて、なかなか良いラインナップだとは思いますが、もっとダンサーいるでしょう!という文句がついつい出てきてしまいます・・・。 くるみにまでゲストですか??
ペレンがいないとはいえ、サラファーノフのパートナーとしてノヴィコワの踊る回数が少し多すぎると感じます。 オーリャもロマチェンコワも名前がなくて淋しいです。 まー、そんな中でザパスニコワがローレンシアデビューというのがちょいとびっくりというか・・・。 彼女はスパルタクスでもヴァレリアを踊っていますし、若手の中では一番期待されているという事なのでしょうね。 

1月03日マチネ くるみ割り人形
           マーシャ:サビーナ・ヤパーロワ
           王子:ミハイル・シヴァコフ
      ソワレ くるみ割り人形
           マーシャ:アンナ・オリ
           王子:ヴィクトル・レベデフ
1月05日     ラ・シルフィード
           シルフィード:オーレシア・ノヴィコワ
           ジェームズ:レオニード・サラファーノフ
1月06日     ラ・シルフィード
           シルフィード:エカテリーナ・ボルチェンコ
           ジェームズ:ヴィクトル・レベデフ
1月07日マチネ くるみ割り人形
           マーシャ:未定
           王子:ニコライ・コリパエフ
      ソワレ くるみ割り人形
           マーシャ:サビーナ・ヤパーロワ
           王子:アンドレイ・ヤフニューク
1月10日     眠りの森の美女
           オーロラ姫:オクサーナ・ボンダレワ
           デジレ王子:ヴィクトル・レベデフ
           リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
1月11日     眠りの森の美女
           オーロラ姫:オーレシア・ノヴィコワ
           デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
           リラの精:イリーナ・コシェレワ
1月13日マチネ チッポリーノ
           チッポリーノ:アレクセイ・クズネツォフ
           ラディショーシュカ:ユリア・チーカ
      ソワレ チッポリーノ
           チッポリーノ:アンドレイ・ヤフニューク
           ラディショーシュカ:サビーナ・ヤパーロワ
1月27日マチネ 海賊
           メドーラ:未定
           コンラッド:アンドレイ・カシャネンコ
           アリ:ミハイル・シヴァコフ
      ソワレ 海賊
           メドーラ:エカテリーナ・ボルチェンコ
           コンラッド:イワン・ザイツェフ
           アリ:ヴィクトル・レベデフ
1月31日     ローレンシア
           ローレンシア:エカテリーナ・ボルチェンコ
           フロンドーソ:イワン・ザイツェフ
            
2月02日     ローレンシア
           ローレンシア:エカテリーナ・ボルチェンコ
           フロンドーソ:イワン・ザイツェフ
2月03日     ローレンシア
           ローレンシア:ワレリア・ザパスニコワ
           フロンドーソ:マラト・シェミウノフ
2月06日     バッハへのオマージュ
2月07日     バッハへのオマージュ
2月08日     Without Words/Nunc Dimittis/Prelude
2月14日     白鳥の湖
           オデット&オディール:エカテリーナ・ボルチェンコ
           ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
2月15日     白鳥の湖
           オデット&オディール:エカテリーナ・ボルチェンコ
           ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
2月16日     ドン・キホーテ
           キトリ:オーレシア・ノヴィコワ
           バジル:レオニード・サラファーノフ
2月19日     ジゼル
           ジゼル:サビーナ・ヤパーロワ
           アルベルト:ニコライ・コリパエフ
2月20日     ジゼル
           ジゼル:オーレシア・ノヴィコワ
           アルベルト:レオニード・サラファーノフ
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12月22日 キエフ・バレエ「くるみ割り人形」
2012/12/25(Tue)
午前中にマールイのネット中継を見たので、マチネくるみ2本立てになってしまいました。 それがキエフのくるみの鑑賞中にいろいろなところで感心させてくれたり邪魔してくれたり・・・(笑)。
キエフにはあまり知っているダンサーがいないので、今回の来日メンバーに前回まで重要な役どころで活躍していたオリガ・キフィヤク、テチアナ・ロゾワ、ユリア・トランダシル、田北さんの名前がないのがちょっと淋しいです。
しかし、いつも思うのですが女性でカテリーナという名前が多いですね~。 ウクライナで一番多いくらいの名前なのでしょうか?
以下、備忘録的なつぶやきです。


<1幕>
フィリピエワのクララは可愛らしく賢くて慎ましげな少女。  彼女は年齢を重ねるにつれ可愛らしさが増すような感じがするのが凄いですね~。 クララを演じていてもその愛らしさは本当に自然でこれっぽっちも違和感がありません。
 
キエフのくるみ割り人形は女の子が演じるのですよね。 で、悪がきボーイズも女の子なので、なんとなく舞台上の空気が優しいというか・・・。 特に午前中にマールイの悪がきたち(マスロボエフがまだ頑張ってました~)を見た後だったから余計にそう感じたのかもしれません。 でもなぁ、ねずみたちとの戦闘の時にちょっと温い感じがしないでもないので、やっぱりくるみ割り人形は男性ダンサーの方がいいかも。

ねずみの王様は見かけはシャグマみたいな頭で長いコートを羽織って偉そうで勇ましいなりなのだけれど、ちょこちょこと歩幅狭く、胸の前で手首を下に向けて折っているのがちゃんとねずみちゃんでなんか可愛くて・・・。 

赤い軍服の上着に白タイツ姿がとても美しいシドルスキーの王子。 スター然としている人ではないけれど、クララがときめきを覚え、夢中になっていく夢の世界の王子様として十分な気品と魅力がありますよね。 フィリピエワとの並びもいいし、ダンスの息もぴったり。 

雪の精たちの衣装はブルーの背景に合わせてか白にブルーの刺繍が施されているチュチュなのだけれど、好みとしては純白のチュチュで幻想的な銀世界というのがいいな。 などと思いながら見ていたキエフの女の子たちは、みな背が高いという記憶があったのですが(記憶違いか?)、今回来日しているコール・ドはそれほど高くないというかほどほどの身長ですね。 白鳥はどんな感じなのかなぁ? 初日のわりには乱れる事無く足音も静かで良かったです。


<2幕>
そのままドンキが踊れそうな衣装のスペイン。 ステパンチェンコが最後に滑ったのか転倒したのが残念でしたが、怪我もなさそうで良かったです。 たまたまでしょうが、秋に新シーズンが始まって以降、けっこうあちこちの舞台で転倒を目撃しているような・・・。
東洋のカザチェンコはお化粧がちょっと・・・でしたが、体のラインのとても綺麗なダンサーで踊りは良かったです。 で、キエフの東洋といえば、前回はヤン・ヴァーニャにやられてしまったわけですが(笑 & なので今回の王子役にはちょっとびっくりです )、この日のセルギイ・クリヴォコンも長身スリムで精悍な顔立ち(そう見えました)で怪しくセクシーでした。 ひょっとしてロットバルトあたりにキャストされていないかとプログラムを確認してみましたが、まだ踊り的にそこまでは役がつかないダンサーなのかな。
中国の寺田さんは手堅く。 
ロシアは女の子のぼわ~~んとしたスカートが可愛い。 マクシム・コフトゥンはジャンプが柔らかく音楽にも綺麗に合わせていてとても良かったと。
フランスはスタイルの良い男女二組のカップルなのですが、これがまた見事に合ってなくて・・・。 ソコロワを除いてプログラムにもソリストとして紹介されているダンサーなのでもうちょっとしっかり美しく見せて欲しかった気もします。

クララと王子のPDD. 
フィリピエワの踊りは全くぶれがなく、お手本のように綺麗で一つ一つの動きに気持ちが込められていて丁寧。 他を圧倒する存在感がありながらも王子と交わす微笑みや音楽と戯れるように踊る姿に優しさと温かさを漂わせていて、見ているこちらまで心優しい気持ちになって幸福感で満たされます。 役によって差はあるでしょうけれど、踊りって本当にその人が出るんだなぁとつくづく感じてしまいます。
シドルスキーはリフトを含めたサポートは万全、ジャンプは軽快でマネージュの真っ直ぐ伸びた脚が美しかったです。

夢から覚め、両手で掲げたくるみ割り人形をみつめるフィリピエワの笑顔のなんとも輝かしい事! あ~良かった~、楽しかった~と心から思える素敵な舞台でした。 
そしてキエフの公演はいつもオーケストラがいいですね~。 この日のくるみも情感豊かな演奏が素晴らしく、また舞台上のダンサーとの一体感も感じられてさらにhappyな気分に♪ 






クララ: エレーナ・フィリピエワ
王子:セルギイ・シドルスキー
ドロッセルマイヤー: ロマン・ザヴゴロドニー
フリッツ: マリヤ・ドブリャコワ
ねずみの王様: イーゴリ・ブリチョフ
くるみ割り人形: カテリーナ・カルチェンコ
コロンビーナ: マリーナ・ステパンチェンコ
アルレキン: イーゴリ・コステンコ
サラセン人: アンナ・ボガティル、ミハイロ・ドゥロボト
シュタールバウム: ドミトロ・ルキヤネッツ
シュタールバウム夫人: リュドミーラ・メーリニク
スペイン: マリーナ・ステパンチェンコ、ヘンナージィ・ペトロフスキー
東洋: カテリーナ・カザチェンコ、セルギイ・クリヴォコン
中国: カテリーナ・ディデンコ、寺田 宜弘
ロシア: カテリーナ・タラソワ、マクシム・コフトゥン
フランス: エリザヴェータ・チェプラソワ、テチヤナ・ソコロワ
      アンドレイ・ピサレフ、イワン・ボイコ

指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

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マールイ「くるみ」 キャスト
2012/12/22(Sat)
昨夜のマールイ「くるみ割り人形」のキャストを分かったダンサーだけ。

マーシャ : サビーナ・ヤパーロワ
王子 : ミハイル・シヴァコフ
ドロッセルマイヤー : ミハイル・ヴェンシコフ
くるみ割り人形 : デニス・トルマチョフ
フリッツ : アレクセイ・クズネツォフ
父 : アレクセイ・マラーホフ
母 : オリガ・ポリョフコ!!
ねずみの王様 : リシャト・ユリバリソフ
コロンビーナ : ユリア・チーカ
ピエロ : 
スペイン人形 : マリア・リヒテル(多分)、ニキータ・クリギン
中国の人形 : 
アラビアの人形 : オリガ・セミョーノワ
パストラル : アンドレイ・ラプシャーノフ(多分)
トレパック : 
ワルツ : エレーナ・コチュビラ、
       ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・カシャネンコ


お母さん役がポリョフコですよ!! 最近またバレエの舞台に出る事が増えているみたいで嬉しいです。 近いうちに日本でも見られるといいですが。 マラさんがまた優しい笑顔で嬉しそうにポリョフコを見つめるんですよね~。 とっても幸せそうな大人のカップルでした♪
サビーナはやはり上手いですねぇ。 踊りは文句なしなので、あとは2幕のGPDDでもう少し幸福感というか柔らかなオーラを出せるといいなぁ。 
シヴァはですね・・・。 びみょ~に体が横に大きくなったようで、3月までにもちっと絞って下さいましね。 
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まもなくマールイ「くるみ割り人形」ネットライブ♪
2012/12/21(Fri)
ミハイロフスキー劇場で今夜上演される「くるみ割り人形」がネット中継されます。 こちら
キャストは、

  マーシャ    : サビーナ・ヤパーロワ
  王子      : ミハイル・シヴァコフ
  くるみ割り人形: デニス・トルマチョフ


19時開演なので日本では日付が変わる0時からです。 明日は休みだし起きていられないわけではないけれど、おそらく今まで同様明日の午前中でも見られると勝手に思っているので私は今夜は寝てしまおうかなと。
忘年会、残業などなどで今週はちょっとお疲れ・・・。
で、中継の日の王子がシヴァで良かったぁぁぁ!! 
今、期間中の「魅惑のバレエ映画祭」、シヴァの「ジゼル」を見に行きたいとは思っていたのだけれど、バタバタしているうちに残すところあと一週間。 バタバタしていただけじゃなく、ここに来て、昔を振り返る事に少し躊躇もあったので、今のシヴァを見られるなら、それが一番嬉しい。
ねずみの王様、ドロッセルマイヤー、キャラクテールたちもどんなキャスティングになるのか楽しみです。
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英国ロイヤル・バレエ団 来日公演概要発表
2012/12/19(Wed)
来年7月の英国ロイヤル・バレエ団の来日公演の詳細が発表になりました。 こちら
「不思議の国のアリス」と「白鳥の湖」の他に、まだ出演者等詳細は出ていませんが、当初は予定のなかった「ガラ」公演が追加されています。
自分的にはボネッリとマックレー狙いなのですが、一番見たかったボネッリのジークフリートがなくてちょっとがっかり。 白鳥はどのキャストにするかかなり迷います・・・。 ロイヤルの白鳥って全くわからないのですが、NBSに記載されているダウエル演出っていうのとチャコットのレポートでアシュトンとビントレーが一部追加振付となっているのは同じバージョンと考えていいんですかね? ロイヤルのHPを見てみたのですが、レパートリーについての記載が見つからず・・・。 同じバージョンだとすると、ジークフリートは軍服にコートを羽織って登場で、湖畔でもその軍服のままみたいですね。 白鳥たちの衣装もあれだしな・・・。


<不思議の国のアリス>
7/5(金)6:30 pm
アリス:ローレン・カスバートソン
ハートのジャック/庭師ジャック:フェデリコ・ボネッリ
白うさぎ/ルイス・キャロル:エドワード・ワトソン
ハートの女王/アリスの母親:ゼナイダ・ヤノウスキー
マッドハッター/マジシャン:スティーヴン・マックレー

7/6(土)1:00pm
アリス:ベアトリス・スティックス=ブルネル
ハートのジャック/庭師ジャック:ルパート・ペネファーザー
白うさぎ/ルイス・キャロル:ブライアン・マロニー
ハートの女王/アリスの母親:イツァール・メンディザバル
マッドハッター/マジシャン:未定

7/6(土)6:00pm
アリス:サラ・ラム
ハートのジャック/庭師ジャック:スティーヴン・マックレー
白うさぎ/ルイス・キャロル:リカルド・セルヴェラ
ハートの女王/アリスの母親:ラウラ・モレーラ
マッドハッター/マジシャン:アレクサンダー・キャンベル

7/7(日)1:00pm
アリス:ローレン・カスバートソン
ハートのジャック/庭師ジャック:フェデリコ・ボネッリ
白うさぎ/ルイス・キャロル:エドワード・ワトソン
ハートの女王/アリスの母親:ゼナイダ・ヤノウスキー
マッドハッター/マジシャン:スティーヴン・マックレー


<ロイヤル・ガラ>
7月10日(水)6:30pm[予定]


<白鳥の湖>
7/12(金)6:30 pm
オデット/オディール:アリーナ・コジョカル
ジークフリート王子:ヨハン・コボー

7/13(土)1:00pm
オデット/オディール:ロベルタ・マルケス
ジークフリート王子:スティーヴン・マックレー

7/13(土)6:00pm
オデット/オディール:サラ・ラム
ジークフリート王子:カルロス・アコスタ

7/14(日)1:00pm
オデット/オディール:マリアネラ・ヌニェス
ジークフリート王子:ティアゴ・ソアレス
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12月15日 新国立劇場「シンデレラ」
2012/12/18(Tue)
シンデレラは比較的公演数の多い7公演なので、主役二人以外のキャストが発表されてから観賞日を決める事にしていました。 川村さんが仙女にキャストされればその日にしたかったのですが、残念ながら彼女の出演日はなく、どうしたものかと思った矢先に山本さんが義理の姉たちを踊るというのでその内の初日を見る事としました。

その山本さんは長女の義姉役でしたが、アクションが大きく、後方や上の方の席からでも演技が分かりやすそうで、ご自身も楽しんで義姉になりきって演じているのだろうなと思いました。 もう、出だしからちょっとしたダンスも音楽にぴたりと合わせていちいち上手い。 2幕で舞踏会のゲストたちがいぶかしげに(笑)みつめるなか、一人真ん中でダンスを踊った時の存在感は流石でした。 彼を中心に舞台がびしっとしまった感じがしましたもの。
妹の高橋さんも義姉役は初めてでしょうか? ちょっと頭と気が弱そうな妹を好演していて山本さんとのコンビも踊り・演技ともに良かったです。 
アシュトン版の義姉さんたちは根は優しい人たちなのがいいですよね。 今回、山本さんの義姉は王子に見初められたシンデレラに恭しく頭を下げ、別れのシーンでシンデレラをひしと抱きしめる姿にはジンときてしまいました。 

小野さんは快活で明るく心優しいシンデレラ。 踊りはとても切れがあり、1幕のあの独特な足の動きのソロも軽快でしなるように柔らかい足先の動きが残像もくっきり残るほど。 くるくる変わるお茶目な表情も可愛いらしくとても魅力的でした。 
2幕のソロも伸びやかで軽やかで音楽性豊かで素晴らしいです。 舞台真ん中に立つ王子の周りをピケ(だったかと)で2周するシーン、ピケも綺麗でしたが、王子の周りを回るという振付自体がけっこう印象的です。
一つだけ、むむ・・っと思ったのは、王子の前でガラスの靴を履くシーン。 けっこうあっさりささっと(笑)と穿いていましたが、もう少し恥じらいながら幸せオーラを漂わせて穿いてくれればなおいいかなと。

福岡さんは彼らしいソフトで端正な踊り。 難しそうなステップとジャンプの組み合わせも着地をすんなり決めて技術的にとっても安定しているように感じます。 自分の目の前に広がる煌びやかな夢のような世界に驚きドキドキしながら心弾ませるシンデレラを優しくエスコートするプリンスぶりも爽やかです。 3幕の最後まで常に視線がシンデレラに向けられていて愛ある優しき王子だったのも好印象。 

強く凛々しい女を演じさせたらピカイチという印象が強い湯川さんですが、すべてを包み込むような温かみをもった仙女も似合いますね。 
仙女に呼び出された四季の精はみな良く踊っていたけれどいつ見ても夏の精の踊りは冗長に感じてしまいます。 一転、秋の精の踊りは非常に動きの激しいアレグロで腕の長い長田さんのラインがきれいでした。 春を踊った早乙女さんはアーティストからの抜擢なのですね。 新国も新しいダンサーの名前をけっこうキャスト表に見かけるようになったなぁ。 
続くコール・ドの星の精たちの踊りも鬼のアシュトンステップで本当に大変そうですが、さすがは新国が誇るコール・ド・バレエ、きれいに揃っていました。 ただ若干初日の硬さのようなものもあったので2日目以降はもっとスムースかと。

八幡さんの道化を見るのは2008年以来の3回目ですが、踊り、演技ともに素晴らしくて、この作品の道化ってこんなに舞台上にいて活躍してたっけ?と思うほど存在感がありました。   高く柔らかい開脚ジャンプ、速くて綺麗なピルエットなど踊りも調子良さそうでした。 義姉たちのドタバタぶりを少し離れたところで眺めながら手に持っている人形とやたらいろいろ突っ込みを入れているのが楽しかったです。 

今日の出演はあるのかな?と思っていたマイレンは王子の4人の友人で2幕と3幕にご出演。 他の3人は誰なのかよくわからないのですが、出だしの4人揃ってのザンレールは皆綺麗に決まっていて気持ちよかったです。 その中でもマイレンの流麗なムーヴメントは一際目を引きますが、誰よりも高く振り上げられた脚もさっと差し出された腕もエレガントで本当に美しいです。 やはりまだまだ真ん中で見たいダンサーだとつくづく思います。 アルブレヒトも見てみたかったなぁ・・・。




シンデレラ:小野絢子
王子:福岡雄大
義理の姉たち:山本隆之 高橋一輝
仙女:湯川麻美子
父親:石井四郎
春の精:五月女 遥
夏の精:西川貴子
秋の精:長田佳世
冬の精:寺田亜沙子
道化:八幡顕光
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:貝川鐵夫
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新国立劇場のクリスマスツリー
2012/12/15(Sat)
新国立劇場「シンデレラ」の初日に行ってきました。
山本さんの義姉、ご本人がとても楽しんで踊っているように見えました。 ちょっとしたところでもきちんと音をとって、いちいち踊りが上手いんです(笑)。 長い間主役を務めてきた人だけに、奇抜なドレス姿でも舞台の中央に立つ彼の姿には吸引力があるというか舞台が締まるような感じがありますね。 
マイレンは王子の友人で2幕と3幕にご出演~♪

                  こちらはメインエントランスのクリスマスツリー。
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    そしてオペラパレス1階ホワイエのクリスマスツリー。
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Dance Cubeにマリインスキー公演のレビュー
2012/12/13(Thu)
12月10日に更新されたDance Cubeにマリインスキー公演のレポートがあがっています。
 
 11月17日白鳥の湖 スコーリク&シクリャローフ
 11月22日アンナ・カレーニナ ヴィシニョーワ&ズヴェレフ&バイムラードフ
 11月24日ラ・バヤデール コンダウーロワ&イワンチェンコ&エフセーエワ

今回持ってきた全幕3作品のレビューがすべて出ていますので、ロパートキナの白鳥と最終日のガラのレポートが来月取り上げられる事もないのでしょうね。 
今回の3公演、もっと写真を載せて欲しかったなぁ。 シクリャローフったら、ジークフリートはオールバックだったのね・・・・。
しかし、バヤデルカのレビュー、コンダウーロワ絶賛はいいけれど、イワンチェンコのソロルとエフセーエワのガムザッティについては皆無ってのは・・・。 その代わり?、イワンチェンコのソロルは10月に大阪バレエカンパニーの「バヤデルカ」に客演した舞台のレビューで取り上げられていますし、写真も数多く見られます。   
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ミハイロフスキー劇場 新版「ロミオとジュリエット」など
2012/12/12(Wed)
ミハイロフスキー劇場は、明日13日、ナチョ・ドゥアト版「ロミオとジュリエット」のプレミア公演初日を迎えます。
主演キャストもようやく4公演すべて発表になりました。

12月13日 
   ジュリエット:ナタリア・オーシポワ
   ロミオ:レオニード・サラファーノフ
12月14日 
   ジュリエット:ナタリア・オーシポワ
   ロミオ:イワン・ワシーリエフ
12月15日 
   ジュリエット:ナタリア・オーシポワ
   ロミオ:イワン・ワシーリエフ
12月16日 
   ジュリエット:オーレシア・ノヴィコワ
   ロミオ:レオニード・サラファーノフ

多分ファーストキャスト(今度はちゃんとセカンドキャストも決まっていればいいけれど)なのだと思いますが、ヤフニュークがマキューシオ、カシャネンコがティボルトを踊るようです。  ヴィノグラードフ版でもメチャクチャかっこいいティボルトを踊っていたカシャネンコのキャスティングは大いに納得ですが(スペイン国立ダンスカンパニーのロミジュリでもティボルトはワイルドで悪でとってもクールだった!)、ヤフニュークのマキューシオはちょっと意外でした。 クレージーなくらいのお調子者を彼がどんな感じで演じるのかは非常に気になるところです。


さて、 ミハイロフスキー劇場の来年1月から4月までの公演スケジュールもすでに発表になっています。
3月4月は公演数が少ないですね・・・。

1月03日マチネ くるみ割り人形
      ソワレ くるみ割り人形
1月05日     ラ・シルフィード
1月06日     ラ・シルフィード
1月07日マチネ くるみ割り人形
      ソワレ くるみ割り人形
1月10日     眠りの森の美女
1月11日     眠りの森の美女
1月13日マチネ チッポリーノ
      ソワレ チッポリーノ
1月27日マチネ 海賊
      ソワレ 海賊
1月31日     ローレンシア

2月02日     ローレンシア
2月03日     ローレンシア
2月06日     バッハへのオマージュ
2月07日     バッハへのオマージュ
2月08日     Without Words/Nunc Dimittis/Prelude
2月14日     白鳥の湖
2月15日     白鳥の湖
2月16日     ドン・キホーテ
2月19日     ジゼル
2月20日     ジゼル

3月07日     ロミオとジュリエット
3月08日     ロミオとジュリエット
3月09日     ロミオとジュリエット
3月13日     眠りの森の美女
3月14日     眠りの森の美女
3月15日     眠りの森の美女
3月22日     チッポリーノ

4月11日     海賊
4月12日     海賊
4月14日マチネ チッポリーノ
      ソワレ チッポリーノ
4月18日     白鳥の湖
4月19日     白鳥の湖
4月26日     ラ・シルフィード
4月27日     ラ・シルフィード
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牧阿佐美バレエ団「眠れる森の美女」にコルプとアニちゃん♪
2012/12/11(Tue)
イープラスからのお知らせでちょっとびっくりしましたが、牧阿佐美バレエ団が3月に上演予定の「眠れる森の美女」に、イーゴリ・コルプがゲスト出演でデジレ王子を踊るんですね。

出演:
<3/8(金)・3/9(土)>
オーロラ姫:ゲストを予定
フロリモンド王子:イゴーリ・コルプ(マリインスキー・バレエ プリンシパル)
<3/10(日)>
オーロラ姫: 牧阿佐美バレヱ団ダンサー
フロリモンド王子: 牧阿佐美バレヱ団ダンサー

あ、牧さんのところはフロリモンド王子ですね。 オーロラ姫もゲストだそうですが、マリインスキーからなのでしょうか? まさかいろいろついでにエフセーエワって事はないよねぇぇぇ。

***12月12日追記***
牧阿佐美バレエ団のサイトに主演キャストが発表されました。

<3/8(金)・3/9(土)>
オーロラ姫: アナスタシア・コレゴワ(マリインスキー・バレエ ファースト・ソリスト)
フロリモンド王子: イゴーリ・コルプ(マリインスキー・バレエ プリンシパル)
<3/10(日)>
オーロラ姫: 伊藤友季子
フロリモンド王子: 京冨侑一籠


で、さらに魅力的なのが、
指揮:アンドレイ・アニハーノフ(with東京ニューシティ管弦楽団)

こちらの版では2幕終盤に間奏曲がないとの事で残念ですが、でもアニちゃんの眠りだし!! 昨年のコッペリアではアニちゃんマジックでこちらのオケが素晴らしい演奏をしてくれましたしね。 今度も期待大!
惹かれます! と~~~っても惹かれます♪
イープラスでは明日より座席選択先行が始まるようです。
しかし、日程がベジャール公演とおもいっきりかぶってるんですね。
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キエフ「新春特別バレエ」都さんのパートナーは厚地さん
2012/12/10(Mon)
キエフバレエ来日公演で来年1月3日に予定されている「新春特別バレエ」で、「眠りの森の美女」に出演する吉田都さんのパートナーが新国立劇場バレエ団の厚地康雄さんに決まったそうです。 こちら
厚地さんは新国の今シーズンではシルヴィア、シンデレラ、ジゼルとすべて主役か主要キャストにキャストされていますが、都さんのパートナーに抜擢されるとは! デジレ王子というのも大変な役どころですが、なるべく緊張しないで頑張って欲しいですね。
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ルーマニア 狼男のワイン
2012/12/09(Sun)
ルーマニア、セナトール社のワイン「KIVA Cabernet sauvignon 2008」を飲みました。
ワインマーケットPARTYで1,890円で購入。

kiva.jpg


狼男のエチケットに?!と思ってボトルを手にとってみると、なんとルーマニアワイン。
ルーマニアのワインは初めて飲みましたが、ルーマニアは「バッカスの国」と言われ、6000年以上のワイン作りの歴史を持った国なんだそうです。 ルーマニアワイン専門店さんのサイトに詳しく紹介されていますので、興味のある方はこちらを。
KIVAというネーミングの理由をしりたかったのですが、残念ながら分からず。 
色は綺麗な明るめのルビーですが、一口目は少し渋み味が強くて複雑な味がしたのですが、20~30分経つと気にならなくなり、落ち着いた味わいになりました。
しかし、狼男といえば満月なのに、このエチケットはで三日月なのね~(笑)
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12月2日 マリインスキー「オールスター・ガラ」
2012/12/08(Sat)
<第1部>
レニングラード・シンフォニー
音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィチ(交響曲第7番)、振付:イーゴリ・ベリスキー
娘:スヴェトラーナ・イワーノワ
青年:イーゴリ・コールプ
侵略者:ミハイル・ベルディチェフスキー


第1部 穏やかな幸せ
第2部 侵攻
第3部 レクイエム

プログラムの解説によれば、
作品で描かれているのは勝利を収めながらも帰還できなかった人々についての苦渋の物語で、61年の初演時、このテーマは子供の時に戦争(ドイツによるレニングラード包囲戦、41~44年)で家族を亡くしていた多くの若い出演者にとって身近なものだった。 
との事です。

ショスタコーヴィチの曲を使ったプロパガンダ色濃い作品で、振付や舞台美術なども時代を感じさせるものではあるけれど、少し思い気持ちになりながらもただただ舞台に見入ってしまいました。
このツアーお初のコルプ、あまり独自色を出さず、奇をてらう事無く普通に踊っている時が一番いい。 衣装も皆と同じ白いポロシャツ?にタイツだし。 爽快でダイナミックなジャンプ、不屈な精神が見て取れるような表情も良かった。  2部の最後か3部の冒頭で多分コルプのジャンプの前後で上手奥からエネルギッシュな跳躍でダイアゴナルに舞台を横切った男性ダンサー二人も見事でした。
2部、次第に音量が大きくなるスネアドラムを主体としたパーカッションの響きは侵攻軍が迫り来る様をおどろおどろしく表現し、茶色のTシャツ&タイツにデビルを象徴するような黒い兜姿の敵兵たちの踊りにも迫力があり不気味な恐さも感じられた。
そしてロパートキナからマトヴィエンコ、さらに変更となって娘役を演じたイワーノワがとても良かったです。
特に恋人や多くの人が次々に捕らえられ命を奪われていく凄惨な状況に恐れおののき悲しむ様、過酷な戦時下を生き抜いたラスト近くで、女の子たちが静かに多くの死者を悼むなか、失ったものの大きさを嘆き打ち震えながら怒りを顕にする様などがとても印象に残りました。 

すでに第二次世界大戦が終わって70年近く、東西の冷戦が終結して四半世紀近く経っていますが、だからこそ、この演目を上演する事は戦争の記憶を風化させない意味でも大切な事なのかもしれないですね。 ペテルブルグの若いダンサーが踊る事を通じて祖国を守ってくれた人々に思いを馳せ、舞台を見る観客も国を問わずまたそれぞれの戦争への意識を新たにする事ができるのですね。

余談ながら、
合わせて5時間半という、製作1974年のソ連映画「レニングラード攻防戦I」と77年製作「レニングラード攻防戦II」を友人から借りて見たことがあります。 900日近くにわたってドイツ軍に包囲されて兵糧攻めにされ、100万人以上のペテルブルグ市民が犠牲になった凄惨な状況、また母国を守るために戦線で戦う兵士たちの姿ををロシアの視点から描いた大作です。 ショスタコーヴィチの音楽を聴きダンサーの踊りを見ながら映画のシーンが断片的に思い出されました。


<第2部>
「アルレキナーダ」よりパ・ド・ドゥ
音楽:リッカルド・ドリゴ、振付:マリウス・プティパ
ナデジダ・バトーエワ、アレクセイ・ティモフェーエフ

バトーエワがとてもチャーミング。 フェッテで一度落ちてしまったのは惜しかったけれど、そのまま笑顔で最後まで愛らしく楽しげに演じていて良かったです。 ティモフェーエフは跳躍力があり、リズミカルな踊りの中にコミカルな味もうまく出していたと思います。 見ている時はもっとあれこれ思っていたのですけど、さら~~っと忘れてしまってもう思い出せない・・・。


グラン・パ・クラシック
音楽:ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール、振付:ヴィクトル・グゾフスキー
アナスタシア・ニキーチナ、ティムール・アスケロフ

ニキーチナは白鳥など白いチュチュだと上半身が少しぽっちゃり見えたりもするのですが、足が長く綺麗で美人ダンサーなので、グラン・パの濃いロイヤルブルーのチュチュはすっきりと見えてとても映えます。 マリインスキーのガラでは過去にテリョーシキナの素晴らしいグラン・パを見ているので当然の事ながら満足はしませんが、彼女がまだコリフェという事を考えれば致し方ないのかなと思います。 アラベスクなどの静止のポーズは伸びやかでとても綺麗だし、無理にバランスをとってグラグラする事なく出来る事だけでさらっと纏めたのもかえって好感が持てました。 わりと押し出しの強そうなバレリーナなので、今回のツアーで踊った中では一番彼女に合っていたのではないかと思います。
アスケロフは悪くはなかったですが、腕の動きに神経が行き届いていなく、長い腕だけにもったいないです。 ニキーチナに合わせてもう少しきびきび踊ってもらった方が自分的には好みでした。


チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー、振付:ジョージ・バランシン
マリーヤ・シリンキナ、ウラジーミル・シクリャローフ

辛口です。
客席からの盛大な拍手を思えば、とても良かったパフォーマンスなのでしょうが、あまり感心せず。
チャイパドってもっと爽やかで、二人の踊りが次から次へとよどみなく繰り広げられていくというイメージなのに、シクリャローフのあの気合の入れまくり方はなんだろう。 どうだどうだと言わんばかりの自己満足&陶酔丸出しで、純粋に踊る事を楽しんでいるダンサーの幸福感でこちらの心を満たしてくれるなんて事はこれっぽっちもない(完璧に去年のルグリガラのフォーゲルと比べてますが、個人の感想だしお許しあれ)。 
シリンキナは上手いし安心して見ていられますが、この演目にしては踊りが柔らかすぎるかな? 好みとしてはもう少しメリハリをつけて欲しかった。 
ただ、音楽のテンポももうちょっと速い方がと思ったところもありましたからね・・・。


海賊
音楽:アドルフ・アダン(リッカルド・ドリゴ)、振付:マリウス・プティパ
オクサーナ・スコーリク、アンドレイ・エルマコフ

今回の来日でスコーリクを見るのはこれが初めてですが、キーロフの腕と脚を持つ白鳥向きのバレリーナですね。 もうちょっと気持ちに余裕をもって踊れるといいなぁと思いますが、長身のエルマコフとの並びもとてもいいですねぇ。 メドーラのヴァリをイタリアン・フェッテで見たのは初めてのような気がしますが、これも華があっていいですね。 エルマコフは体躯が好みなので今回の若手メンバーの中では一番のお気に入り。 爽やかな雰囲気に高い跳躍と空中でのキレのある動きはアスリートっぽくて、なんとなくゼレの風(笑)を感じます。 最近はロパートキナと踊る事も多いようですが、この先主役を踊れる男性ダンサーとしてうま~く育つといいなと思います。
そういえば、現時点ではエルマコフと言えばズヴェーレフ(キャラかぶりまくり)なズヴェーレフ、ガラで見られず残念でした。 


ビギニング
音楽:エリック・サティ(グノシエンヌ第1番)、振付:ウラジーミル・ワルナワ
イーゴリ・コールプ

ルネ・マグリットの「人の子」という絵画からインスピレーションを得た作品で今年の6月12日にミハイロフスキー劇場のガラで初演したばかりとの事ですが、コルプの奇才の世界も、さすがにパクリタルの「白鳥」を初めて見た時のような驚きや斬新さもないので、それほど強烈な印象はないです。 サティのこのメロディーはすごくコルプに合っているような気はするんですけどね。 
振付のウラジーミル・ワルナワは、古典からコテンテンポラリー、ジャズに至るまで既成の枠にとらわれない柔軟なスタイルが特徴の1988年生まれの新進気鋭の振付家及びダンサーとの事です。


ディアナとアクテオン
音楽:チェーザレ・プーニ、振付:アグレッピナ・ワガノワ
エレーナ・エフセーエワ、キム・キミン

さぞかしこの演目が合うだろうと思っていたエフセーエワでしたが、もちろん悪くはないけれど彼女にしては思い切りがよくないというか、時々持ち前の切れ味の良さとエレガンスの間でバランスがとれなくて踊りが萎縮しているような気がしなくもなく。 それでもサニーの笑顔を見るとこちらの気持ちも明るくなります。 年齢的にも30歳を前にして、これから彼女がどんな風に変化していくのか楽しみですが、まずは日本バレエ協会公演のオデット&オディールに期待!
キム・キミン(なぜかフルネームになる・・)の高くて滞空時間の長い跳躍に目を見張る。 手足も長く、かなり身体能力の高いダンサーなのだろうけれど、体つきがあまりに華奢なため、アクテオンの衣装やポーズがあまり様にならないのが惜しいと言えば惜しい。 


<第3部>
「パキータ」よりグラン・パ
音楽:ルードヴィヒ・ミンクス、振付:マリウス・プティパ
[ソリスト] ウリヤーナ・ロパートキナ、ダニーラ・コルスンツェフ
[ヴァリエーション] ダリア・ヴァスネツォーワ、マリーヤ・シリンキナ、スヴェトラーナ・イワーノワ、アナスタシア・ニキーチナ

同じくコルスンツェフがパートナー、そして豪華なソリストが揃った2006年のロパートキナ・ガラでこれ以上の上演はあり得ないだろうという素晴らしいパキータを見ているだけに、さほど期待はしていませんでした。
でも、やはり凛とした表情で高雅な佇まいのロパートキナが登場すると一瞬にしてその世界に惹き込まれます。 若い娘パキータの結婚式というよりは、在位xx年の女王の式典という風格です。 パキータの振りでは腕を後ろから前に回すあの独特な振りがとても好きなのですが、その腕の振り、ステップ、決めのポーズのどれを取っても本当に美しい。
リュシアンのコルスンツェフは正直ちょっと踊りが重かったような気がします。 体も3年前よりは肉がついてるし・・・、踊りはバヤデルカの日が一番体が動いていて良かったかな。 でも古典演目でロパートキナの芸術性を損なう事無く、エレガントな身のこなしと自然体の確実なサポートで彼女と同じ世界を作り出せるのはダニーラならではなのですよね。 どんな時でも最高に美しいあの腕。 ファンですから勝手に言わせてもらってます(笑)。 そして時々見つめ合って微笑みをかわす二人のなんと絵になる事!!
マリインカのパキータはマールイのまだ終わりじゃないよ!と違ってあっさりと終わってしまうのがなんとも淋しかったのですが、ツアー最終日のガラのおおとりで、格調高い舞台をみせてもらって幸せでした。

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新国立劇場「シンデレラ」山本さんがいじわる義姉!
2012/12/07(Fri)
12月15日(土)に初日を迎える新国立劇場のシンデレラの主役以外のキャストがようやく発表になりました。
今回、川村さんの仙女がなくて、というか川村さんの出演がなくてとても残念です。 シルヴィアにも全く出演がなかったので、状況がちょっと気になります。 マイレンの名前もここにはありませんが、王子の友人役あたりでの出演はあるのでしょうか? 
ですが、びっくりしたのが山本隆之さんの義理姉!! 多分お姉さんの方ですよね・・・。 このシリーズ、仙女待ちでまだチケットを買っていなかったので山本さんの日に行こうかな。


12月15日(土)14:00
シンデレラ:小野絢子
王子:福岡雄大
義理の姉たち:山本隆之 高橋一輝
仙女:湯川麻美子
父親:石井四郎
春の精:五月女 遥
夏の精:西川貴子
秋の精:長田佳世
冬の精:寺田亜沙子
道化:八幡顕光
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:貝川鐵夫

12月16日(日)14:00
シンデレラ:米沢 唯
王子:厚地康雄
義理の姉たち:古川和則 野崎哲也
仙女:本島美和
父親:石井四郎
春の精:細田千晶
夏の精:堀口 純
秋の精:奥田花純
冬の精:厚木三杏
道化:福田圭吾
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:小笠原一真

12月18日(火)14:00
シンデレラ:長田佳世
王子:菅野英男
義理の姉たち:山本隆之 高橋一輝
仙女:湯川麻美子
父親:石井四郎
春の精:五月女 遥
夏の精:井倉真未
秋の精:竹田仁美
冬の精:丸尾孝子
道化:八幡顕光
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:貝川鐵夫

12月21日(金)19:00
シンデレラ:小野絢子
王子:福岡雄大
義理の姉たち:古川和則 野崎哲也
仙女:本島美和
父親:石井四郎
春の精:細田千晶
夏の精:西川貴子
秋の精:長田佳世
冬の精:厚木三杏
道化:福田圭吾
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:小笠原一真

12月22日(土)14:00
シンデレラ:米沢 唯
王子:厚地康雄
義理の姉たち:古川和則 野崎哲也
仙女:本島美和
父親:石井四郎
春の精:細田千晶
夏の精:堀口 純
秋の精:奥田花純
冬の精:寺田亜沙子
道化:福田圭吾
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:小笠原一真

12月23日(日・祝)14:00
シンデレラ:長田佳世
王子:菅野英男
義理の姉たち:山本隆之 高橋一輝
仙女:湯川麻美子
父親:石井四郎
春の精:五月女 遥
夏の精:井倉真未
秋の精:竹田仁美
冬の精:丸尾孝子
道化:八幡顕光
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:貝川鐵夫

12月24日(月・休)14:00
シンデレラ:小野絢子
王子:福岡雄大
義理の姉たち:山本隆之 高橋一輝
仙女:湯川麻美子
父親:石井四郎
春の精:五月女 遥
夏の精:西川貴子
秋の精:奥田花純
冬の精:厚木三杏
道化:八幡顕光
ナポレオン:吉本泰久
ウェリントン:貝川鐵夫
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皇帝ダリア
2012/12/04(Tue)
皇帝ダリアって知ってます?
駅まで向かう道沿いのお宅に植えられている美しい花に気がついたのが去年の晩秋。 今年も11月に入った頃からピンク色の大きいけれど可憐な花が咲き始め、脇を通る度に何と言う花なんだろうとずっと気になっていたのですが、ふとそのお宅のフェンスを見ると「皇帝ダリア」と書かれた紙が貼られていました。 きっと花の名前を尋ねる人が多かったのでしょうねぇ。 だって本当に目立つんですもん。
写真を撮らせてもらったので、場所が特定できないもの(笑)を2枚ほど。

P1000875 のコピー


P1000874 のコピー

 
この花は日が短くならないとつぼみがつかないので11月に入る頃に咲き出すのだそうです。 つぼみもたくさんつけるし、この時期なので花もちもよく、かなり長い期間楽しむ事ができます。
花の直径は15~20センチもあり成長すると草丈4メートル近くにもなる堂々とした姿から皇帝と名づけられたそうなのですが、繁殖力もとても強いそうです。 うちのお隣さんも今年初めて植えたそうなのですが、台風で一度茎が折れてしまい駄目かなあと思っていたところ、そこから剪定したように枝分かれしたのですって。 今では皇帝ダリアの隣に植えてある梅の木に覆いかぶさるくらいの勢いで困ってしまったわと・・・。 庭植えをする時は場所を選んだ方がいいみたいですね。
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終わってしまった・・・
2012/12/02(Sun)
終わってしまいました・・・。
待ち焦がれて待ち焦がれて初日を迎えたのに、始まればあっという間に終わってしまう・・・。
今日のオールスター・ガラ、マリインスキーの公演最終日のガラとしてはちょっと物足りないし淋しいものもありましたけど、次回の来日が楽しみなダンサーも見つけたことだし良しとしよう(笑)。
今回台湾からずっとツアーを続けていたダンサーも多かったのでしょうか? 
お疲れ様でした。
そしてありがとう。
第3部のパキータ終了後のカーテンコールでの滝のようなテープと風船は凄かったです・・・。
コールに応えて出てきてくれたロパートキナとコルスンツェフもそれぞれ風船を手に持っていてお茶目♪
ジャパンアーツのバレエ専用ツィッターに公演後のパキータチームの記念写真がアップされています。
次回は2015年11月との事。
(しかし、オケ・・・、1部のショスタコは良かったのにそれ以降はなんだったんだ??)
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映画「ファースト・ポジション」
2012/12/01(Sat)
アメリカで唯一のバレエ・コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」に出場した7人を追ったドキュメンタリー映画「ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!」 が本日よりBunkamuraル・シネマと109シネマズ川崎で公開されています。 以降順次全国で公開される予定です。 こちらがスケジュール。
ジャーナリスト出身の監督のベス・カーグマンが2年の歳月をかけて撮ったデビュー作だそうですが、5分足らずの予告編だけでも、夢への道のりの過酷さを容易に推し量る事ができます。
フォーカスした7人は、デニス・ガニオに師事したイタリア在住の米軍医の11歳の息子、内戦のシエラレオネで両親を失いアメリカ人夫婦の養女となった14歳の少女、貧しい家庭を養うためにロイヤルバレエ団に入りたいコロンビア生まれの16歳の少年など、国籍も環境も違う少年少女たち。 映画評論家の泰早穂子さんによれば一瞬の美にかける情熱に、見る方が勇気をもらう清新なる一作だそうです。
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