マールイのダンサーがチェコとイタリアのガラに出演
2012/02/28(Tue)
もうすでに終わってしまった公演ですが、マールイのダンサーがチェコとイタリアのガラに出演したというニュースが劇場サイトのイヴェントページに上がっていました。
せっかくですので、書き留めておきます。

2月19日にチェコのブルノ市、チェコ国立ブルノ歌劇場で行われたバレエ・ガラコンサートにペレン、シェミウノフ、ボンダレワ、レベデフが出演しました。
ペレンとマラトは、「Dos que quieren」とスパルタクスから「サビーナとクラッススのアダージョ」、ボンダレワとレベデフは「グラン・パ・クラシック」を踊ったそうです。 ちょっとダンススタイルの違う二人だけれど、ボンダレワは技術が高くダイナミックなダンサーなので、レベデフ共々見応えがあるでしょうね。 
レベデフと言えば、昨日発売になったダンスマガジン4月号にインタビューが掲載されていました。 彼の今の目標は、キャリアの最初の3,4年の間にミハイロフスキーのレパートリーを、主役だけでなくどんな役でもいいからすべて踊る事だそうです。 前途洋洋な若者らしい頼もしい発言ですね~。 今の彼にはどんな役でもダンサーとしての貴重な財産になるでしょうし、違う立場から主役を見る事で、主役が担うべき役割や大変さも感じる事ができるでしょうしね。 そんな彼の踊りをまた近いうちに見られる事を切に願います。

さて、もう一組、カミロワ!とツァル♪が、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で2月12日から19日まで開催されたRussian Culture Festivalの一環であるバレエ公演に出演し、白鳥の湖の「スペインの踊り」とライモンダの「Pandéros」、ドン・キホーテからの抜粋を踊ったそうです。 すご~~い!! 見たかったな~~(って無理でしたが)。 ドンキからは何を踊ったのかなぁぁぁ?



劇場サイトにはドルグーシンさんの続報も掲載されていました。 容態は安定しており良くなってきているとの事です。 良かったです。 このままどんどん良くなって少しでも早くパリからペテルブルグに戻って来られるといいですね。
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アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクトBプロ 2月23日の感想
2012/02/26(Sun)
ゆうぽうとホール : 一階8列24番

<第1部>

「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン


やはり初日より余裕があっていい感じです。 それに自分としてもダンサーたちとの嬉しい再会みたいな気持ちがあって、わくわく感も違いますね♪  ま、欲を言えば、なんとか工夫してクリメントヴァとリアブコにも踊って欲しかったかなと。


「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン
ロベルタ・マルケス、スティーヴン・マックレー

タランテラはとても好きな作品で、今まで2回、2009年10月のNYCBの来日公演と2009年12月のマリインカのガラで見ています。 同じ作品でもご本家NYCBペアとテリョーシキナ&サラファーノフではだいぶ雰囲気が違ったのですが、マルケスとマックレーはコミカル色も濃く、また違った印象を与えてくれました。 
マルケスはちょっとお疲れ気味で気力で踊りきったように感じられました。 頑張って表情もつけたりして作品の雰囲気も出そうとしていたのですが、腕の動きなどけっこう雑。 マルケス一人だったらそれほど分からなかったかもしれませんが、マックレーの溌剌として神経の行き届いた俊敏な動きとの差が大きくて気になってしまいました。
そのマックレーはショーマン的才能もたっぷり感じさせてくれる素晴らしい踊りっぷり。 もう即興で踊っていますってくらいに一つ一つのステップやジャンプが音楽と共に体に染み込んでいるようで、ともかく見ていて楽しいし、体の切れの美しさはため息もの。 


「くるみ割り人形」より グラン・パ・ド・ドゥ
原振付:ワシリー・ワイノーネン
ダリア・クリメントヴァ、ワディム・ムンタギロフ

クリメントヴァの濃いピンクの衣装がとても綺麗でした。 スカートがちょっと大きめでたわんだ感じがするのもなんか素敵。 彼女はまさにお菓子の国の女王という優雅さと気品きがあり、丁寧な踊りがとても良かったです。 そうそう、回転系がとても綺麗でした。 
ムンタギロフはちょいとあわあわしていたAプロとは打って変わって安定したサポートで、長身のクリメントヴァのリフトも全く問題なし。 技術的な事だけでなく、すっと差し出す手には包容力があり、クリメントヴァを見つめる目は優しさにあふれていて、この若さで!と感心させられました。  踊りはゆったりと大らかでスケールの大きさを感じさせます。


「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ 音楽:チェーザレ・プーニ
ローレン・カスバートソン、セルゲイ・ポルーニン

ディアナの衣装というと、白や赤の無地という勝手な思い込みがありますが、カスバートソンの衣装はアースカラーに大きな水玉がいくつか入っているもの。 カスバートソンはとってもチャーミングでパッとした明るさがありますよね。 踊りは伸びやかで美しかったです。 彼女もポルーニンとの方が踊りやすそうでしたね。
ポルーニンは出のジャンプの勢いと背中の反りが、神話そのままに牡鹿が木陰から飛び出してきたみたいに見えました。 けっこう肉付きのいい腿や脹脛にやや驚きましたが、あれだけ高いジャンプやウルトラE級の技を次々に繰り出すとなるとああなりますかね。 540の3連続ってのはほんとにびっくりしました。
アクティオンでは彼の超絶技巧をありがたく楽しみましたが、美しさも持ち合わせている貴重なダンサーだし、フリーになるにはいろんな意味で若すぎると思うので、できればどこかのバレエ団に所属してバレエを続けていって欲しいですね。 今回の日本でのグループ公演がそういう方向に向かっていく一因になればいいなと思います。 


「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
アリーナ・コジョカル、アレクサンドル・リアブコ
三原淳子(ピアノ)


二人とも踊り終わった後には少し放心状態のようにも見えたほどの熱演で、客席も大いに沸いていて、そしてもちろん凄かったのですが、私はそこまで惹き込まれませんでした。 ちょっとへそ曲がりみたいで嫌なんですけどね(苦笑)、なんでだろうな・・・。 
舞台の真ん中に立つコジョカルが、アルマンの仕打ちに耐え切れなくなったマルグリットが苦しみから逃れたいだけの必死な思いでそこに居るというように感じられなかったんですよね。 コジョカルの踊りも雄弁すぎる気がしたし、あんなに人気のあるリアブコ萌えしないというのもあるかもしれない(マラーホフの贈り物のアイシュヴァルト&ラドメイカーの時は瞬殺だったのよ・・・)。
ガラ公演の演目として、こういう激しく複雑な思いをリフト多用の難度の高い振付で、踊りとか演技とかを必要以上に意識させる事なく見せるのって至難の業だと改めて思いました。    



<第2部>

「ザ・レッスン」
振付・デザイン:フレミング・フリント 音楽:ジョルジュ・ドルリュー
教師:ヨハン・コボー
生徒:アリーナ・コジョカル
ピアニスト:ローレン・カスバートソン


プログラムを読んだ時点ではどうなんだろうなぁぁだったのですが、こういう作品もありだなと思わせる優れた作品だと思いました。 もちろん教師、生徒、ピアニストのキャスティング次第でしょうし、人それぞれですが。

添え物かくらいに思っていたピアニストが思いの外キーパーソンで・・・。 
生徒が持ってきたトゥシューズを顔をしかめながらピアノの裏に投げ捨てたのは、バレエを習っていたのに挫折して不本意ながらレッスンピアニストとなった彼女が未来のある生徒に嫉妬して・・・くらいにしか思っていなかったのだけれど、まさかトゥシューズ=殺人鬼のスイッチとは・・・。
カスバートソンの演技が素晴らしかったです。 朗らかでキラキラな彼女がここまで変貌するとは凄い。 やはりロイヤルのプリンシパルは演技的にもかなりの資質を求められるのですねぇ。
コジョカルはやはり椿姫よりも、愛らしい無邪気な少女の方がすんなりきます。 教師をからかう快活な少女が恐怖におののいていく様も良かったし、勝手放題踊っていたコジョカルのダンスもとても丁寧で綺麗でした。 
で、コボーさんです!
レッスン場に現れたコボーは内気で落ち着かず、その挙動には笑いさえ誘われそうになるけれど、ここは心理サスペンス系の映画を思わせる音楽がけっこう不気味でした。 最初から十分怪しかったけれど、生徒がトゥシューズを履いたところで立場が逆になるや、次第におどおどした様子が消え、どんどん変質者的な狂気が増してくるコボーの表情は音楽を上回る不気味さ。 狂気が増すにつれて踊りのテンションも上がっていく。 
プログラムに載っている殺めてしまった生徒の脇に立ちすくむコボーの写真を見て、それがラストシーンで、どれだけずっしり重く陰鬱な作品なのかと思いましたが、そこに、事を未然に防ごうとレッスンを止めさせようとしたものの教師に追い出されたピアニストが戻って来るのです。 そしてピアニストが教師にあれこれ指図しながら、手際よく生徒の死体を片付けレッスン場を元通りにした頃には曇ガラスの向こうから次の生徒がやってきて・・という結末にこちらも唖然。 
コボーもコジョカルも凄いですが、共犯者となりながらも精神障害の弟を見捨てる事が出来ずにいる人生を諦めた姉というようなカスバートソンにやられた・・・という感じでした。 
平日ソワレでってのも妙に納得ですよね。



<第3部>

「ドン・キホーテ」 ディヴェルティスマン
原振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ダリア・クリメントヴァ、ロベルタ・マルケス、
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン

高村順子、西村真由美、乾 友子、高木 綾、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、岸本夏未

と~~っても楽しかったです♪
ディヴェルティスマンというのでどんな趣向を凝らすのかと思ってましたが、GPDDをベースに全員が入れ替わりでソロを踊り、東バのダンサーがアントレやフラワーガールなどで彩りを添えるという形式でした。
キトリーズのそれぞれのチュチュが素敵でみんな似合ってたなぁ。 NBSのツィッターのこの写真が一番良くわかるかな。
 
アダージョはコジョカルとコボー。 コジョカルはリフトでは180度開脚したままぶれもせず、バランスも音楽が足らないほど長い。 コボーのバジルってのは最初??だったのですが、本人とっても楽しそうでフラワーガールとの踊りも笑顔全開ノリノリでした。
ポルーニンのソロはどこで使われる曲だっけか? あの背面飛びのような空中回転技はなんて言うのか忘れたけど、それをマネージュでやっていて見事でした。
この後は順番が定かではありませんが、マルケスは1幕のカスタネットのヴァリ。 タランテラよりも動きが良くて可愛かった。
カスバートソンは第1ヴァリ。 袖がレースで黒が多めの上品なチュチュがとっても似合っていて美しかったです。
マックレーはここでも見せる見せる!! 最後まで素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれたマックレーには本当に感謝です。
クレメントヴァがベテランらしい落ち着いた第2ヴァリ。
ムンタギロフがGPDDのバジルのヴァリで肢体を生かした伸びやかな踊り。
コジョカルのヴァリはやや音楽を無視した感じだったけれど、キュートに溌剌と。 その後の超スローなイタリアンフェッテにはびっくりでした。
そしてコーダはもう全員で乱れ舞(笑)。 ムンタギロフがボルーニンに負けじと高い跳躍後に頭が床につくほど背中をしならせるパフォーマンスを披露。 あの体の柔らかさが彼のソフトで上品な踊りを作っているのか~と感心。
あっという間の楽しく素晴らしい25分間(プログラムには30分と出ていましたが)でした。


生憎この日は別件で駆け込みぎりぎりな送別会があり、カーテンコールはほんの最初だけで会場を後にしました。 これだけが非常に残念。
少ない人数でこれだけ素晴らしいプログラムを組んでくれて、ダンサーの皆さんは相当お疲れだと思いますが、怪我や体調不良がなくて良かったです。  本当にありがとう!! 
この公演は「芸術的な面で観客と演者それぞれに実り多い公演を実現したい」と、コジョカルが2年もかけて企画してくれたそうです。 その過程は非常に大変だったと思いますが、是非また、このような素晴らしい公演を見せてもらえればと思います。
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ご回復をお祈りします
2012/02/24(Fri)
ミハイロフスキー劇場のサイトによると、同劇場のバレエコーチであるニキータ・ドルグーシンさんが脳出血のため、パリで緊急手術を受けたという事です。

ドルグーシンさんは、パリ・オペラ座の招きでマスタークラスとオープンクラスを開催するために渡仏しており、18日には1回目のレッスンを行ったそうですが、その後体調が急変し、22日に予定されていた2度目のレッスンは行われず、パリのアンリ・モンドール病院で緊急手術を受けたそうです。
今もなお、病院の医師たちが懸命な治療を続けているそうですが、深刻な状態が続いているとの事です。 
ドルグーシンさんは1938年生まれですので、まだまだお若いですし、強い肉体と精神力で乗り切られると信じています。 どうかご容態が一時も早く回復されますように。

<追記>
意識が回復したと連絡が入ったとの事です。
少しホッとしましたが、どうか早く良くなられますように。
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ミハイロフスキー劇場3月公演追加キャスト
2012/02/22(Wed)
ミハイロフスキー劇場3月公演、主役以外のキャストも発表になっています。
プレミア以来、ず~~~~っとヴェンシコフが務めてきたラウレンシアの司令官役にようやく新たなキャスティング(オマールです)。 女性に乱暴をはたらく人物でもあるので、積極的にキャストされたい役じゃないかもしれませんが、いつまでもシングルキャストってのはいろいろ大変すぎますものね。
シングルキャストといえば、新版眠りのリラとカラボスもずっとボルチェンコとユリバリソフですが、そろそろ違うダンサーが見たいですねぇ。 チケットは売れているようですが、3日連続主要キャストが同じって、踊るダンサーも大変だし劇場にはいいダンサーがたくさんいるんだから、もっと使ってよ!って思ってしまいます。 
3月21日にミハイロフスキー劇場でのプレミアを予定している「バッハへのオマージュ」にも多くのダンサーが起用されるといいのですが。 こちらは、プレミア2日目の22日の公演が眠りと同様ネット中継される予定です。


3月07日 ラウレンシア
       ラウレンシア:イリーナ・ペレン
       フロンドーソ:イワン・ワシーリエフ
       司令官:ミハイル・ヴェンシコフ
       パスクアラ:タチアナ・ミリツェワ
       ジェシンタ:オクサーナ・ボンダレワ
       メンゴ:デニス・モロゾフ
       指揮:ファハラディン・ケリモフ
3月08日 マチネ ラウレンシア
       ラウレンシア:エカテリーナ・ボルチェンコ
       フロンドーソ:イワン・ザイチェフ
       司令官:アレクサンドル・オマール
       パスクアラ:アナスタシア・ロマチェンコワ
       ジェシンタ:エルビラ・ハビブリナ
       メンゴ:アンドレイ・マスロボエフ
       指揮:ファハラディン・ケリモフ
3月08日 ソワレ ラウレンシア
       ラウレンシア:イリーナ・ペレン
       フロンドーソ:イワン・ワシーリエフ
       司令官:ミハイル・ヴェンシコフ
       パスクアラ:サビーナ・ヤパーロワ
       ジェシンタ:オクサーナ・ボンダレワ
       メンゴ:ニキータ・クリギン
       指揮:ファハラディン・ケリモフ
3月10日 マチネ チッポリーノ
       チッポリーノ:アンドレイ・ヤフニューク→アレクセイ・クズネツォフ
       ラディショーシュカ:サビーナ・ヤパーロワ→アンナ・クリギナ
       マグノリア:オリガ・ステパノワ
       さくらんぼ伯爵:アルテム・プハチョフ
       レモン王子:ミハイル・ヴェンシコフ
       トマト警察署長:ウラジーミル・ツァル
       指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ
3月10日 ソワレ チッポリーノ
       チッポリーノ:アレクセイ・クズネツォフ→アンドレイ・ヤフニューク
       ラディショーシュカ:アンナ・クリギナ→サビーナ・ヤパーロワ
       マグノリア:イリーナ・コシェレワ
       さくらんぼ伯爵:未定
       レモン王子:デニス・モロゾフ
       トマト警察署長:アレクサンドル・オマール
       指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ
3月21日 バッハへのオマージュ
3月22日 バッハへのオマージュ
3月24日 バッハへのオマージュ
3月28日 眠りの森の美女
       オーロラ姫:イリーナ・ペレン
       デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
       リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
       カラボス:リシャト・ユリバリソフ
       指揮:ワレリー・オブシャニコフ
3月29日 眠りの森の美女
       オーロラ姫:イリーナ・ペレン
       デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
       リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
       カラボス:リシャト・ユリバリソフ
       指揮:ワレリー・オブシャニコフ
3月30日 眠りの森の美女
       オーロラ姫:イリーナ・ペレン
       デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
       リラの精:エカテリーナ・ボルチェンコ
       カラボス:リシャト・ユリバリソフ
       指揮:ワレリー・オブシャニコフ
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ボリショイ・バレエ団「スパルタクス」 2月1日の感想
2012/02/21(Tue)
東京文化会館 : 一階10列21番

隋分経ってしまったし、順番もくるってしまいましたが、とりあえず残しておくために・・・。

ルンキナのフリーギアと超人的に飛びまくるであろうワシーリエフのスパルタクスにも惹かれなかったわけではなかったのだけれど、1度だけしか見られないなら、やはりマーシャを外す事はできないとの理由で選んだこの日。
録画してあったはずのムハメドフ主演のものが見つからず(泣)、結局この日の舞台が初スパルタクスとなってしまいました。 あれがここか・・・くらいの感じで見られたら鑑賞後の記憶ももっと鮮明だったかとは思いますが、最初から最後まで、いろいろなダンサーに圧倒されながらのあっという間の3時間でした。
そして、舞台上のダンサーたちをある時は鼓舞し、ある時は優しく寄り添うような自在なボリショイ管の演奏も素晴らしかったです。 打楽器の爆裂感にはしびれましたねぇぇぇ(笑)。 

ひ弱そうなプロフィール写真に記者会見のほわ~んとした雰囲気の写真の子がスパルタクスって・・・と思っていたドミトリチェンコでしたが、身長もほどほどにあり適度な筋肉もついていて、均整の取れた体のラインがとても綺麗なダンサーでした。 ただ、見た瞬間にニコラス・ケイジ(昔は軟弱、最近は小汚い・・・)が浮かんで離れなくなっちゃって、これには困った(笑)。 
1幕のほんの始めのうちだけ、最初の哀しみのソロあたりは、踊りと気持ちが一緒になっていないような感じがしましたが、奴隷となった事の悲嘆が、奴隷ゆえに剣闘士として闘わされ、それと知らずに仲間を殺させられた事への怒りに変っていくという役どころそのままに、話が進むにつれ、スパルタクスとしての気概のようなものがじわぁ~~っと伝わってきました。 フリーギアへの愛情も激しくはないけれど深く強い想いが感じられて良かったです。 もっと強く人を惹きつけるカリスマ性があった方がいいのかもしれませんが、キャラが傑出していたマーシャのエギナは別格として、クラッスス、フリーギアとはバランスが取れていたので私的にはけっこう好みなアプローチでした。
踊りも最後まで息切れする事なく、高い跳躍と勢いと丁寧さが保たれていて素晴らしかったと思います。 1幕と3幕に上手奥からと下手奥から斜めにジュテを3度ずつ繰り返すという同じ振付があったのですが、すべての跳躍が高くて綺麗に開脚していて強い印象が残っています。 3幕では両手に剣を持っていたっけ?

クラッススのバラーノフの踊りは、ダイナミックさや派手さはあまりなく綺麗に無難にまとめている感じ。 2幕でマーシャと並んでピルエット?やアチチュードジャンプを繰り返すシーンでは、高さや勢いともにマーシャの方が勝っていて、3幕まで持つのかなと若干不安になりましたが、その後は持ち直しておりました。
衣装のせいもあるけれど、バラーノフ演じるクラッススを見ていてふと浮かんだのが、映画「グラディエーター」でホアキン・フェニックスが演じていた17代ローマ皇帝のコモドゥス。 人の上に立つ者として生まれたプライドの高い彼が持っていた屈折した雰囲気と自信のなさから来る神経質な感じがよく似ていた。 そして、その役作りが最初から一環していて、スパルタクスへの復讐心を滾らしていくところなどはとても良かったと思います。

ニクーリナは手足が長く可憐な雰囲気の美人で踊りのラインの綺麗なバレリーナ。 跳躍や体を反らせた時の脚の動きのしなやかさと美しさには惚れ惚れ。  躊躇のない流麗なリフトも見事でした。 GALAで何度となく見てきた3幕のPDDも、そこに行き着くまでの二人を見ていると物悲しさが一層深まりますが、引き裂かれていく夫婦の悲痛な色合いというのはわりと薄かったように思います。 それでもニクーリナはラストシーンが素晴らしかったです。 スパルタクスの亡骸の上に楯を乗せながら、最愛の人だけに向ける慈しみの目、その人を失っていく身を切るような悲しみに耐えている淋しい瞳、最後にフリーギアの芯の強さを見たような気がしました。

エギナのマーシャはもう何といったらいいのか・・・。 まぁ、スパルタクスよりもクラッススよりも誰よりも敵に回したくない人物でしたね。
このキャストだと、マーシャの傑出したスターオーラと存在感のため、物語はエギナを中心に回っているような気もしましたが、他の2日間はどんな感じだったのだろう。 
どんなシーンでマーシャが登場しても、そこだけ特別に光り輝いているというかエネルギーが湧き出ているような感じで、ちょっとした演技でも視線や体が雄弁だったし、踊りはどれも素晴らしかったです。
2幕で爽快にビシッと脚を上げながらグランバットマンで貴族たちを従えて行進してくるエギナは誇り高く、高い志を持った指揮官のようでかっこよかったですねぇ。 もう惚れ惚れです。 3幕の娼婦たちに羊飼いたちを誘惑させるあのエロティックなソロも強烈でしたが、色っぽさの中にも凄みがあるし、なんとなく意味深だった棒を持ったダンスも最後はきりりと、やっぱりマーシャかっこいい!になっちゃうんだな。 
そんなマーシャのエギナのソロで一番印象的だったのは、2幕の途中にあった長いソロ。 クラッススの心を掴むことで、自分の存在を周りに認めさせたいと願う踊りだと思うけれど、前を見つめすごく厳しい顔をしたかと思えば悩ましげでもあり、エギナの心の葛藤、めざすものに突き進んでいこうとする決意のようなものが秘められていたソロだった。 マーシャはこういう微妙な心の内を表現するのが上手いと思います。 

際立った主役陣に負けず劣らず素晴らしかったのがコール・ド・ダンサーたち。 女性はみなスタイルが良くて綺麗で、男性も長身のダンサー&イケメン多しで、いつまで見ていても見飽きない。
1幕のダンスでは、始めのうちはパの多さと素早さやパワフルなダンスに驚き圧倒されていたのだけれど、ふと、そんな動きなのに非常に音楽的というか、音符を可能な限り無駄にしていない振付である事にさらにびっくりさせられた。 可視化というのともまた違うのだけれど、音を常に感じ一体になって纏うというか絡み合うといるというか・・・。 ともかくそんなダンスを最後までたっぷり見せてくれたダンサーたちにはいくら拍手してもしきれない感じでした。 
男性ダンサーでその役柄からも目立っていたのが、3人の羊飼いと4人の羊飼い。 特に4人の方のサラサラ髪のダンサーは非常に気になったのですが、公演中には確定できず、ボリショイのHPで確認してデニス・ロヂキンと判明。 まだコール・ド・ダンサーなんですね。 ロヂキンとどっちがどっちで迷っていたもう一人はラントラートフのようでした。(その後のライモンダと白鳥でもこの二人は大活躍で、た~っぷり鑑賞させていただきました~~♪) 3人の方ではメドヴェージェフの切れ味のある踊りが素晴らしかったですね。


ちょっと時期が悪くて1回だけしか見られなかったのがかなり残念でしたが、今までそれほど深みにははまらずにすんでいたボリショイに一気に引きずり込まれたこの日のスパルタクスでした。 次回の来日は2014年の秋だそうですが、今から楽しみだし、もうちょっと長く居てもらって、「スパルタクス」も是非また持ってきてもらいたいです。





スパルタクス(剣奴、反乱の指導者) : パヴェル・ドミトリチェンコ
クラッスス (ローマ軍の司令官) : ユーリー・バラーノフ
フリーギア(スパルタクスの妻) : アンナ・ニクーリナ
エギナ(娼婦、クラッススの愛人) : マリーヤ・アレクサンドロワ
剣奴: アントン・サーヴィチェフ
道化役者たち: チナーラ・アリザーデ、アンナ・オークネワ、マリーヤ・ヴィノグラードワ、
       マリーヤ・ジャルコワ、ヤニーナ・パリエンコ、アンナ・レベツカヤ、
       バティール・アナドゥルディーエフ、アレクセイ・マトラホフ
       エゴール・シャルコフ、アレクサンドル・プシェニツィン
3人の羊飼いたち: ディミトリ・ザグレービン、デニス・メドヴェージェフ、アレクサンドル・スモリャニノフ
4人の羊飼いたち: アレクサンドル・ヴォドペトフ、エフゲニー・ゴロヴィン、
         ウラディスラフ・ラントラートフ、デニス・ロヂキン
羊飼いの女性たち: スヴェトラーナ・パヴロワ、ダリーヤ・コフロワ、ジュ・ユン・ベ、
         クセーニャ・プチョルキナ、ユリア・ルンキナ
娼婦たち: アンナ・レベツカヤ、アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ、マリーヤ・ジャルコワ、
         アンナ・オークネワ、ユリア・グレベンシコーワ、クリスティーナ・カラショーワ、
         ヤニーナ・パリエンコ

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アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクトAプロ 2月17日の感想
2012/02/19(Sun)
ゆうぽうとホール : 一階11列34番

<第1部>

「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン


今回のガラのためにこの作品を振付たリアム・スカーレットは11歳で初めての振付を手がけ、25歳にして次世代のバレエ界を担う才能と謳われているそうで、昨年3月にロイヤル・バレエ団に入団した青年との事です。 
という事で、ガラに出演のダンサーすべてが登場して顔見せ的にそれぞれが技巧を見せ合えるオープニングにうってつけの作品。 音楽がチャイコフスキーですんなり入り込めるのもいい。 女性は白いチュチュで男性は黒タイツ。 アブストラクトバレエだけに、並んで同じ振付で踊るようなところは、もう少し揃うと作品的にもより見栄えがすると思います。 この作品はAプロ、Bプロ通してずっと踊られるので、その辺は日程が進むほど良くなっていくでしょうね。 ただ、Aプロは後半にエチュードがあるので、オープニングはちょっと違った感じの作品でも良かったかもしれません。


「ゼンツァーノの花祭り」
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル 音楽:エドヴァルド・ヘルステッド、ホルガー・シモン・パウリ
ロベルタ・マルケス、ヨハン・コボー

マルケスはひょっとして初見かもしれません。 黄色い衣装が良く似合って可愛いマルケスは、殺風景な舞台の上にいても色とりどりの花が咲き乱れるお花畑に佇んでいるような感じ。 ともかくキュート。 踊りは細かい足捌きも丁寧で軽やかなステップも綺麗でした。
コボーもさすがブルノンヴィルダンサーの面目躍如たる華麗な足捌き。 膝下は意のままというかもう勝手に音楽と遊んでいるという感じなんですよね。 最後の方で二人が左右に動きながら跳躍したあとマルケスのピルエットを支えるというハードなサポートがありましたが、そこも含め、サポートも堅実でした。


「眠れる森の美女」より ローズ・アダージオ
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン


幕が上がると舞台上には白いシャツに腰に薔薇の花をさした黒いスラックス姿の男性4人。 振付はプティパとしか書いていなかったけれど、じゃぁ、いったいコジョカルはどんな衣装で出て来るのかと思いきや、うすいピンクのチュチュ・・・。  最初こそ御伽噺のお姫様が現代にタイムスリップしたかのような妙な感じだったけれど、踊りが始まれば男性ダンサーたちのノーブルな立ち振る舞いに目が自然に馴染んで行く(笑)。 
コジョカルはロイヤルの眠りらしく両腕をアン・オーにして微動だにしないバランス。 踊りは一分の隙もなく余裕のプリマぶりでしたが、見た目は相変わらずの可憐なお姫様でした。
ただ、なんかコジョカルの顔が変!と気になったのですが、眉が少しだけだけど八の字だったのが・・・・・。


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンタギロフ

今回のガラで私らしい理由で(笑)一番注目していたのが、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、プリンシパルのムンダギロフ。 昨年6月29日にミハイロフスキー劇場の「白鳥の湖」にボルチェンコのパートナーとして客演したダンサーなのです。 今でもキャストが残っているので変更はなかったと思っているのですが。 
長身で太股もほどよく筋肉がついていて体格に恵まれたダンサーです(デリャビンやマラトほどでかくはない)。 まだ21歳くらいなのかな? 一人で踊る分には伸びやかで技術も安定していて悪くはなかったのですが、カスバートソンと組んで踊るとサポートなどにやや乱れがあり、あきらかに合わせ不足というのが感じられました。 二人とも長い手足を持て余し気味で、前半のアダージョの最後で二人が上げた腕を組み替えながら女性が男性の前で回転するするところ、めっちゃくちゃぎこちなくてあちゃ~~でした。 
カスバートソンもよく動けていてステップや高速ターンも良かったのですが、踊りの流麗さを断ち切るようなアクセントが入っていたので、自分の好きなチャイパドとはちょっと違ったな。
とりあえず、初日だったので、2日目以降はもっと息もあってよくなるんじゃないかと思います。


「レ・リュタン」
振付:ヨハン・コボー 音楽:ヘンリク・ヴィェニャフスキー、アントニオ・バッジーニ
アリーナ・コジョカル、スティーヴン・マックレー、セルゲイ・ポルーニン
チャーリー・シエム(ヴァイオリン)、橋望(ピアノ)


幼少期にヴァイオリンのレッスンに励んでいたというコボーが敬意を捧げるヴィェニャフスキーとバッジーニの超絶技巧曲にのって、3人のダンサー(コジョカル含め、みんな白シャツ、黒いパンツにサスペンダー)と二人のミュージシャンがそれぞれにしのぎを削るというユニークな作品。
ヴァイオリニストのシエムとマックレーの技巧の応酬という形で火蓋が切られるのだけれど、ともかくマックレーの踊りが凄い。 シエムが超絶技巧で奏でる音楽をそのまま奪い取るように高速回転やステップに取り入れてしまう。 自由自在のスピードで体を動かし、それをピタッと止めてしまうマックレーの身体能力の高さと音楽性にただただ感嘆。 タップダンスっぽいステップも鮮やかでした。 ポルーニンも加わって男同士の闘いはさらに激化(笑) シャープなマックレーに対してボルーニンは膨らみのあるダイナミックなジャンプ。 やや荒さもあるかなという気はしますが、その辺はキャリアの違いかな?  そこまでかなり無心で見入っていたので、この演目にコジョカルも出て来ることを忘れていたけれど、後ろ向きで、時々可愛らしく腰を振りながらコジョカルが登場。 ちっちゃいなぁ・・・。 コジョカルの登場でマックレーとポルーニンの闘いはコジョカル争奪戦に変る(笑) どっちにしようか迷っていたコジョカルの視線がふとヴァイオリニストに注がれ、フニャ~っとした可愛い笑顔のコジョカルのハートはヴァイオリニストの物に♪
さすがコボーはヴァイオリニストを敬愛しているだけあって、女神はヴァイオリニストに微笑むようになっているんだわね!!
とって~~も楽しく茶目っ気のある作品で、また見たいと思いましたが、ダンサーを選ぶだろうな~~。



<第2部>

「エチュード」
振付:ハラルド・ランダー 音楽:カール・チェルニー、クヌドーゲ・リーサゲル
エトワール:アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、セルゲイ・ポルーニン
白の舞踊手(ソリスト):高村順子、佐伯知香
東京バレエ団


東京バレエ団のエチュードを見るのは2回目ですが(てっきりサラファーノフとフォーゲル客演公演だと思ってチェックしたらそれは見ていなくて、もっと前だったのだけど、いつ見たんだっけ?)、以前の印象と違いとても楽しめました。
冒頭、基礎中の基礎レッスンの連続、スポットライトがあてられたバーに並んだ12人の右足の一糸乱れぬ動き、すっばらしかったですね。 そして薄暗いブルーの照明に照らし出されたバレリーナの影絵みたいなシルエット、とっても好きなワンシーン。 そんな幕開けから、東バのダンサーはとても良かったと思います。 メンバーもプリンシパルダンサーを除いて、おなじみの主要メンバーはほとんど投入されていたのではないでしょうか? 女性では、田中さん、奈良さんの踊りに目が行きましたが、ポーズをとった時の乾さんの腕の美しさは群を抜いていましたねぇ。 後半のダンサーたちがディアゴナルにグランジュテを繰り返し、交差していくところ、スピードも凄くあって素晴らしかったです。 作品を通して女性はもう言う事なしですが、男性ダンサーの身長がもう少し揃えば、もっと洗練された感じになるんだけどなぁ。 
マックレーとポルーニンの二人はここでも揺ぎ無いテクニックを惜しみなく披露。 「レ・リュタン」で感じた二人の個性の違いは、担うパートの特色によく生かされていて、こちらも見応え十二分でした。 自分的にはシャープで端正な踊りのマックレーの方が好みだな。
で、コジョカル! 素晴らしかったです。 ロマンティックチュチュでコボーをパートナーに踊っている姿はまさにシルフの軽やかさと透明感を醸し出しているのに、再びチュチュに着替えた後は、テンション高くマックレーとボルーニンと真っ向から技巧を競い合う。 後半のバネの効いたマネージュと超高速シェネは今までコジョカルに対して抱いていたイメージが全く変ってしまったほど圧巻で座長の意気込みを感じました。 そして3人のボルテージの高まりそのままに、全員ヒートアップのフィニッシュ!! 
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牧のエスメラルダ
2012/02/18(Sat)
エスメラルダ:マリーヤ・アレクサンドロワ
カジモト:菊池研
フロロ:中家正博
フェビュス:逸見智彦

デヴィッド・ガルフォース指揮 東京ニューシティ管弦楽団


マーシャのエスメラルダが見たい!! 菊池さんのカジモトならきっと良いはず!だけで大した期待もせずに見に行った牧阿佐美バレエ団の「ノートルダム・ド・パリ」ですが、いやいや、とても良かったです。

マーシャのエスメラルダは官能的とか蠱惑的ではなく、キリッとして清潔感のある色気にどこか無邪気な可愛らしさが潜んでいるような娘。 踊りは身体を大きく使いメリハリのある動きが鮮やか。
菊池さんは目の表情が豊かで、カジモトの様々な心の内を見事に表現していた。 2幕のエスメラルダとの切ないPDDがとても良かったなぁ。 危なげのないしっかりしたサポートも良かったです。
中家さんというダンサーは初めて見ました。 嫉妬に狂う冷酷な人物という面の表現は少し弱かったかもしれないけれど、踊りはダイナミックで上手いです。 
フェビュスは・・・、逸見さんをもってしても?あの金髪の鬘は似合わないし、私には罰ゲームにしか見えなかったあの歩兵隊の衣装も気の毒なような気がするけれど、ただの女好きなとんでもない奴でしたね・・・。
主役以外では1幕の最初にソロを踊った二人と2幕の最後で連続開脚ジャンプを見せてくれた二人が際立っていました。 1幕の最初の人は清瀧さんかなぁ?
マーシャの存在感は抜群でしたが、男性3人も拮抗した力を見せ、4人の納まり具合がとても良い見応えのある舞台だったと思います。
オケも今日は良かったです。 特に打楽器の迫力。 音楽も要所要所で大きな役割を果たしていたので、今日の演奏は舞台の成功に一役も二役もかっていたと思います。
そんなわけで、明日どうしよう??ともし迷っている方がいたら、是非!おでかけ下さい。
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ドリーム・プロジェクト初日
2012/02/17(Fri)
アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト Aプロ初日に行って来ました。
明日、あさってもあるのでほんの少しだけ(って、ただの言い訳で~す・笑)。
まず、当初の予定通りのメンバーが揃って来日してくれた事に感謝です。 通常のNBSの公演よりは、発表されてからの期間が短いと言えば短いですが、それでもこれって凄いな、ありがたい事だなと心から思います。
一人のダンサーが2演目続けざまに出る事も多々あり、全員が演目ごとのカーテンコールに出られないくらい、皆さんフル回転。 特に男性は大変だわ~~。

コジョカルは久しぶりに見ましたが、このAプロだけで、いろんな顔を見せてくれました。 調子も良さそうでしたが、こんなに踊りまくりで大丈夫だろうか? 初挑戦というエチュードは、本当に初めて踊るの?というくらいの素晴らしいパフォーマンスで、体力配分も最後まで完璧。
そしてコジョカル同様、4演目出演とハードながら魅せてくれたのがマックレーでした。 今日、何回回ったんだろうね??? 軽く100回転は超えていると思いますが、美しくって切れもあって見事でした。
今日、ちょっと・・・だったのがチャイコフスキー・パ・ド・ドゥのカスバートソンとムンダギロフですが、このペアだけ普段一緒に踊らない違うカンパニーのダンサーの組み合わせという事で、多分合わせる時間もなくて大変だったのだろうと思います。 明日、あさっては、もっと息があってくるんじゃないかな?
コボー振付の「レ・リュタン」、とてもお茶目な作品で楽しいですよ~~。 
それぞれの演目の感想は後日。


<第1部>

「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン

「ゼンツァーノの花祭り」
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル 音楽:エドヴァルド・ヘルステッド、ホルガー・シモン・パウリ
ロベルタ・マルケス、ヨハン・コボー

「眠れる森の美女」より ローズ・アダージオ
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンタギロフ

「レ・リュタン」
振付:ヨハン・コボー 音楽:ヘンリク・ヴィェニャフスキー、アントニオ・バッジーニ
アリーナ・コジョカル、スティーヴン・マックレー、セルゲイ・ポルーニン
チャーリー・シエム(ヴァイオリン)、橋望(ピアノ)


<第2部>

「エチュード」
振付:ハラルド・ランダー 音楽:カール・チェルニー、クヌドーゲ・リーサゲル
エトワール:アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、セルゲイ・ポルーニン
白の舞踊手(ソリスト):高村順子、佐伯知香
東京バレエ団
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マールイ、オシポワ白鳥デビューとバヤデルカ revised version(追記あり)
2012/02/16(Thu)
ミハイロフスキー劇場の4月公演のキャストが一部発表になりました。
なんと言ってもびっくりなのは、オシポワの白鳥デビューです。 多分、今回の移籍にあたってボリショイでは踊れなかった役を踊らせてもらえると言っていた演目の一つなのでしょうね。 ABTからのゲストでマルセロ・ゴメスがオシポワのパートナーを務めます。 なんか、もうミハイロフスキー劇場は何でもありって感じで、今までには考えられなかったようなキャスティングで人を呼ぼうというか、注目を集めようというのでしょうかね・・。

さて、今日から3日間、劇場では「バヤデルカ」が上演されますが、プレイビルにさり気なく"revised version"と出ていまして、今日がニューバージョンのプレミアとの事です。 少し手をいれるかもしれないと話には聞いていたので、てっきりナチョが改訂するんだ(止めてくれ~~!)と思っていたのですが、Overall choreographic revision: Mikhail Messerer とあるので、どうやらメッセレルのようです。 どこをどう変える気なのか、あのままで申し分ない、どこのものでもないマールイのバヤデルカなのに!
キャストは中日のガムザッティが未発表のままです。 コシェレワが来たりしないかな・・・、でもな・・・。

<2月16日追記>
プレイビルに本日のバヤデルカのガムザッティ役が発表されていました。
ま~~ったく考えもしませんでしたが、アナスタシア・マトヴィエンコとの事。 ミハイロフスキー劇場にお久しぶりの登場ですね。 夫君のデニスは、至って最近マリインスキーの団員名簿から名前が消えてしまいましたが、アナスタシアの方はまだ在籍しているようですので、ご近所さんから助っ人という事ですね。
こちらはどうしたのかなとちょっと心配ですが、明日のガムザッティがオーリャからクテポワに変更になっていました。 



2月15日 バヤデルカ
       ニキヤ:イリーナ・ペレン
       ソロル:ヴィクトル・レベデフ
       ガムザッティ:ヴィクトリア・クテポワ
       指揮:ワレリー・オブシャニコフ
2月16日 バヤデルカ
       ニキヤ:ナタリア・オシポワ
       ソロル:イワン・ワシーリエフ
       ガムザッティ:未定→アナスタシア・マトヴィエンコ
       指揮:ワレリー・オブシャニコフ
2月17日 バヤデルカ
       ニキヤ:エカテリーナ・ボルチェンコ
       ソロル:ミハイル・シヴァコフ
       ガムザッティ:オリガ・ステパノワ→ヴィクトリア・クテポワ
       指揮:ワレリー・オブシャニコフ


4月03日 アルミーダの館 
        アレクサンドラ・ティモフェーエワ、ミハイル・ロブーヒン、ミハイル・マルチュニュク
       シェヘラザード
        ニコライ・ツィスカリーゼ、イルゼ・リエパ
4月04日 アルミーダの館 
        アレクサンドラ・ティモフェーエワ、ミハイル・ロブーヒン、ミハイル・マルチュニュク
       シェヘラザード
        ニコライ・ツィスカリーゼ、イルゼ・リエパ
4月05日 アルミーダの館 
        アレクサンドラ・ティモフェーエワ、ミハイル・ロブーヒン、ミハイル・マルチュニュク
       シェヘラザード
        ニコライ・ツィスカリーゼ、イルゼ・リエパ
4月11日 ドン・キホーテ
        キトリ:イリーナ・ペレン
        バジル:レオニード・サラファーノフ
4月12日 ドン・キホーテ
        キトリ:ナタリア・オシポワ
        バジル:イワン・ワシーリエフ
4月14日 ドン・キホーテ
        キトリ:イリーナ・ペレン
        バジル:イワン・ワシーリエフ
4月18日 白鳥の湖
4月19日 白鳥の湖
        オデット&オディール:ナタリア・オシポワ 
        ジークフリート:マルセロ・ゴメス
4月21日 白鳥の湖
4月22日 白鳥の湖
        オデット&オディール:ナタリア・オシポワ 
        ジークフリート:マルセロ・ゴメス
4月25日 ロミオとジュリエット
4月26日 ロミオとジュリエット
4月27日 ロミオとジュリエット
4月30日 眠りの森の美女
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tutto bene
2012/02/14(Tue)
今年のバレンタイン、うちのハズ(めちゃチョコレート好き)への受け狙いチョコはこちらです。

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tutto beneというコブタがモチーフのチョコレート♪ 
デパートの特設会場で一目で気に入って即買。 可愛いでしょ!! 

箱もラブリ~(笑)。

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8種類のお味は、ビター、スィート、ミルク、ホワイト、抹茶、ストロベリー、ラズベリー、ゆず。 奴はさっそく抹茶、ラズベリー、スィートを食べてましたが、きちんと甘くて美味しいとの事。

tutto beneとは「すべてうまくいくよ!」という意味のイタリア語との事。 そしてイタリアではコブタは「PORTA FORTUNA 」(幸せを運ぶ者)と呼ばれているそうです。
このチョコをつくっているのはメサージュ・ドゥ・ローズという会社なのですが、どうやらバレンタインなどの特別な時期の百貨店での販売以外は注文販売専門の会社のようです。 
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ボリショイ・バレエ団「白鳥の湖」 2月9日マチネの感想
2012/02/13(Mon)
東京文化会館 : 一階9列12番

チケット発売時はニクーリナとチュージン主演だったこの公演、私はニクーリナちゃんの白鳥見たさで取ったのでしたが、諸事情?でニクーリナからルンキナに変更。 
そのお目当てニクーリナは王子の友人として出演。 レモンイエローのドレスに可憐さをさらに引き立てられているようなニクーリナの踊りは、音楽にもよく合っていてアレグロな動きでも雑にならず、細かいパも綺麗でした。 演技は薄味だと思うけど、やっぱり今の彼女のオデットを見ておきたかったなぁ。

ルンキナのオデットは儚げで美しく、白鳥の女王らしい気高さにどこか孤高な感じが漂っている。 ジークフリートに対してはガードが固く、最後まで王子に心を許してよいものか迷っていたようだった。 初めての事に動揺して迷っているというよりはすでに深く閉ざしてしまっている心をそう簡単には開けないという感じかなぁ。 踊り方は極めてオーソドックスだったと思うけれど時折手首から先の力が抜けてぼやけた軌跡になるのが独特というか、少し気になりました。
彼女のオディールはオデットと一卵性というか瓜二つ。 心を閉ざしたオデットのヴェールを剥ぎ取られた一人の女性が、ロットバルトの魔法にかけられて冷淡な誇り高き悪女に変えられてしまったかのようでした。 美女の冷めた薄笑いってゾクゾクするほど恐いのよ・・・。オデットとオディールの対比でこんな印象を持ったのも初めてだったけれど、どちらもロットバルトの創造物と思えば至極納得でルンちゃん凄い!

チュージンは爽快な開脚、跳躍の高さ、回転など十分素晴らしいとは思うのだけれど、踊っていない時の立ち姿含め、なぜか自分ははっとするほどには美しく感じられない。 ま、単に好みの問題だと思います。 でも、サポートは抜群に上手いですね。 演技的にはオデットに対してもオディールに対してもわりと淡白だったので、王子の物語としての牽引力は少し弱かったように思います。 ルスランの恋人へ注ぐ惜しみない愛を見た直後だったせいもあるかもしれないし、違う役で比べるのも申し訳ないですが、ジークフリートがルスランだったらなーと途中から思ってしまった事でした。

道化の岩田さん、この日の公演に対する思い入れが随所に感じられる熱く真剣な踊りでした。 指先、足先まで常に神経が行き届き、登場直後のでんぐり返しでさえ、美しくバレエ的。 ピルエットはソワレもあるのにこんなに飛ばしちゃって大丈夫なのかと思うほどのエネルギッシュな高速回転。 軸ぶれもほとんどありませんでした。 彼の踊り、演技のすべてに今までボリショイで培ってきたありったけのものを皆さんにお見せしたいという気概が感じられ、見ているこちらも思わず背筋を正してしまったくらい。 一幕最後のピルエットでは指揮者のソローキンさんまでが音楽を止めてピットから拍手を送ったいましたが、客席からも常に大きな拍手が岩田さんに送られていました。 

ロットバルトのラントラートフはチュージンより少し身長が高く、王子の背後に怪しく潜み王子を思うままに操りながらシンクロして踊るところは二人のバランスがよく冷ややかな美しさがあって良かったです。 ただ、体の線が細く、踊りのラインも残像も端正で、雰囲気的にも悪魔としての禍々しさやアクの強さが感じられないので、この人のキャラじゃないと思いますが・・・。
湖畔のシーンではジュテに物足りなさを感じましたが、舞踏会でのソロは跳躍もダイナミックでピルエットも安定していて良かったかなと。 

コール・ドも、これだけスタイルの良いラインの美しいバレリーナたちだと、佇む姿だけで静かながらドラマティックな異界にいざなえるだけの説得力がありますね。
3羽の白鳥は3人ともかなり長身のバレリーナ。 やはり音とりのタイミングというのは三者三様若干の違いはありますが、3人とも長い手足を伸びやかに動かしながらダイナミックに踊っていました。 自分が気に入ったのはグレベンシコーワなのかマルチェンコワなのか分からず。 んで、マールイの3人もせめてこのくらい合わせてくれたらなぁぁと遠い目。

各国の王女の踊りとなっている舞踏会のディヴェルティスマン。 王女役のダンサーがそれぞれに際立つソロを見せてくれるのはいいのだけれど、ところどころ無理に振付けているように感じる踊りもあり、リードペア&群舞としての舞台を見慣れている目には若干物足りなくもあります。 
そういうわけで、一番良かったと思ったのが、体を大きく使いメリハリのある踊りが綺麗だったハンガリー王女のマルチェンコワ。 ロシアの踊りはルースカヤなどと比べると振付が単調でつまらない。 スペインのアリザーデはライモンダのヴァリが良かったので注目していたのだけれど、いざ踊りが始まると、目はバックボーイズに惹き付けられ、彼女の事はチラ見程度で終わってしまった・・・。  あれだけ美形美脚ボーイズがキメキメで踊っていたら、ねぇ! 特に左側二人(カリムとベリャコフなのか??)は超魅力的でありました(笑)。 ナポリもポーランドも群舞での美しさや勢いを見たい感じ。 

そして最終場。
過ちを許された王子が再びオデットと寄り添おうとする間に割って入り、あっという間にオデットを奪い去るロットバルト。 ここの展開は相変わらず早いなぁぁぁ。 紗幕の向こうの無表情なロットバルトが王子の反撃も許さぬ冷酷さでオデットの息の根を止める。 何が起こったのかわからない王子はロットバルトとオデットを追おうとするも、そこにはもう誰もいなく、自分ひとりが取り残されている事に呆然とする。
チュージンはまだ演技をしていたのに幕が降りてしまったようで、なんとなく悲しみも絶望感も中途半端なまま終わってしまった感じでしたが、グリゴロ版はやっぱり王子に自然に感情移入できないと駄目かなぁぁぁ。


やはりラストがどうも感動的ではないというのは前回と変りませんでしたが、スパルタクス、ライモンダと見てきて名前と顔が一致するダンサーも増え、主役以外のダンサーの見どころも多かった事で、見に来て良かったな~と心から思える公演でした。
ボリショイ管の素晴らしい演奏を異なる曲で3回も聴けたのも幸せな事です♪
今回、来日してくれたすべての関係者の方に感謝です。 ハードスケジュールにも関わらず、こんなに熱くて気持ちの入ったプロフェッショナルな素晴らしい公演の数々をありがとうございました。





オデット/オディール: スヴェトラーナ・ルンキナ
ジークフリート王子: セミョーン・チュージン
王妃 (王子の母) : エカテリーナ・バリキナ
悪魔ロットバルト: ウラディスラフ・ラントラートフ
王子の家庭教師: アレクセイ・ロパレーヴィチ
道化: 岩田守弘
王子の友人たち: アンナ・ニクーリナ、アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
儀典長: アレクサンドル・ファジェーチェフ
ハンガリーの王女: オルガ・マルチェンコワ
ロシアの王女: アンナ・レベツカヤ
スペインの王女: チナーラ・アリザーデ
ナポリの王女: ダリーヤ・コフロワ
ポーランドの王女: アンナ・オークネワ
3羽の白鳥: アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ、オルガ・マルチェンコワ、ユリア・グレベンシコーワ
4羽の白鳥: スヴェトラーナ・パヴロワ、ユリア・ルンキナ、
       ダリーヤ・コフロワ、マルガリータ・シュライネル
ワルツ: アンナ・レベツカヤ、アンナ・オクネワ、マリーヤ・ヴィノグラードワ、ヤニーナ・パリエンコ、
     カリム・アブドゥーリン、デニス・ロヂキン、アルテミー・ベリャコフ、ミハイル・クリュチコフ
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ボリショイ・バレエ団「ライモンダ」 2月7日の感想
2012/02/12(Sun)
東京文化会館 : 一階9列15番

ライモンダは、物語としてはとてもシンプルだけれど、ソリストやコール・ドが踊りの美しさ・技巧とともに、踊りを言葉代わりに様々な感情を伝えてくれるとても見応えのある作品で、大好きなバレエ作品の一つ。
ボリショイの舞台美術はシンプルだけれど、重厚感のある上品なつくりで、踊りのために広く場所を開けながらも、高く伸びた柱と両脇奥にしつらえた階段で空間の広がりを感じさせている。 そして衣装も落ち着いた色調で素晴らしく美しい。

ジャンのルスラン(スクヴォルツォフとタイプするのはちとめんどう)が登場。
え、ヤフニューク??と思ったほど雰囲気が似ていて若干うろたえる(笑)。 さっと上げた両腕や一挙手一投足がなんてそっくりなのだろうと思いだしたら止まらない・・・。 ヤフニュークがマールイの中で踊っている時にはそれほどモスクワ系という事を意識した事はなかったのだけれど、ボリショイのダンサーのクラシックを見てしみじみ感じてしまいました。 (休憩時間にヤフニュークファンの方と同じ思いを確認し勝手に盛り上がってしまった。)
で、そのルスラン、どーもピルエットのサポートが上手くないのか、そのたびにマーシャを傾かせていましたが、リフトは特に問題なかったし、ライモンダに向けるとろけた表情、目の奥まで覗き込むような優しい表情がとてもいい。 踊りも端正でノーブルでけっこう好みのタイプです。 昔、たしかルンキナとガラで踊った時にもいいなと思ったことを思い出しました。
ボリショイのジャンといえば、長~い白マントですが、ルスランはマントが鬼門なのか、早々に誰か(本人?)に踏まれたり、マーシャのリフトでマントがひっかかったりと散々でしたね。 マント姿に関してはふたりの騎士(衣装は黒&ゴールド?)の方が身長もあって全然似合ってましたね。 短髪のカリムがかっこ良かったです(笑) 

下手奥の階段を駆け下りてきたマーシャのライモンダ。 あたりがパァ~っとさらに明るくなった感じ。 一心にジャンを見つめるキッラキラなライモンダのはにかむような表情がほんとーに可愛い!!
グリゴロ版のライモンダは1幕冒頭からジャンが出てきてソロも踊るし、ライモンダとのパ・ド・ドゥがあるのがいい。 そしてジャン自身がライモンダに結婚の誓いと庇護の象徴である白いヴェールを渡して出征していくというのがきちんと描かれているのもいいですね。 ライモンダとジャンの絆をしっかり目に刻む事でその後の展開がよりスリリングに映ります。

5つあるライモンダのヴァリエーションは、マーシャにはその順番通りにどんどん彼女に合ったタイプの踊りになっているように感じました。 最初のピチカートはとても意識的に丁寧に細やかに踊っていたような気がします。 ヴェールのヴァリではヴェール捌きがややシャープすぎるかとは思ったけれど、マーシャらしいといえばマーシャらしい。

シプーリナとニクーリナはどちらもダンスは上手いです。 ラインや踊りの好みはニクーリナですが、役を踊るという意味ではシプーリナの方が見せ方も上手く、周りとの呼吸もあっていて一日の長というか、さすがプリンシパルという感じでした。 2幕でアブデラフマンの濃厚なアプローチを受けているライモンダを気遣う様子など細かいところまでしっかり演じていたと思います。
なぜそういう役名なのか?な感じの吟遊詩人のラントラートフとロヂキン。 スパルタクスの4人の羊飼いでひっじょ~に気になったデニス・ロヂキンが吟遊詩人にキャストされていたので楽しみにしていたのですが、あの目の化粧は? サラサラナチュラルヘアを上げて固めてしまうと雰囲気もけっこう変るんですね~。 こうやって二人並んでしまうと、ラントラートフの所作の美しさと隙のなさが目立ちました。 ロヂキン、腕が遊んでいる事が多かったすね。 ですが、まだコール・ドのロヂキンがプリンシパルのシプーリナと組んじゃうという事自体が凄いですよね。 ツアーで十分なダンサーがいないというのもあるのかもしれないけれど、期待の若手なんでしょうね~。 踊りはジャンプが高く、アントルラッセの後ろの足の高さも十分で目を惹き付ける踊りですが、細かいところはまだ・・・という具合なので、今後の成長が楽しみです。 2幕のヴァリエーションは二人とも良かった。 ラントラートフはノーブル系できっちり美しく、ロヂキンは多少粗っぽいけれどダイナミックさは魅力。 ま、個人的好みとしてはラントラートフですが(笑)

1幕で、中央に吊られている紗幕の後ろに重なるようにして身をかがめていたコール・ド・ダンサーにほの暗いスポットライトが当てられて始まる夢の場の演出はとても美しく幻影的。 スタイルの良いダンサーばかりで本当に眼福。 ヴァリエーションは二人とも上手かったですが、スケールの大きな踊りが目を惹いた第1ヴァリのアリザーデが良かったです。
この夢の場でのライモンダとジャンのパ・ド・ドゥもリフトの失敗はあったものの、ルスランのぞっこんスウィートな優しい眼差しが良かったですね~。 心細くなっているライモンダの淋しさを払拭させるような表情でした。

2幕のディヴェルティスマンもダイナミズムに溢れていて素晴らしかったです。 サラセン人の女の子たちの膝下、なんであんなに棒のようにまっすぐな綺麗な足なんでしょう!! 色香も爆裂していたスペインの女性は、みんなボルチェンコだよってくらい長身のダンサーが大きく踊るのですごいパワーだったな~。

ロブーヒンのアブデラフマン。 あるガラ公演のドンキPDDで彼のさり気なく熱い仕草を見て以来、ロブーヒンの演技は気に入っているのですが、今回も真っ直ぐに想いをぶつける一本気なアブデラーマンを好演。 自分がサラセンの王だとか、財力を見せ付けるとかそういうのは全く心になく、狂おしいまでにライモンダに魅せられてしまった高潔な騎士アブデラフマンでしたね~~。  決闘に敗れ息絶え絶えの苦しみの中、最後までライモンダへの想いを伝えようとする姿には思わずジンときてしまった。
そして踊りの方は、話したくも思い出したくもないほど辛い怪我をしたという彼の状態はどうなのだろうと、心配モード目線だったのですが、大技を組み込みながらも気負いのない踊りだったと思います。 ガンガンなスパルタクスを見た後のせいか、ロブーヒンの踊りには周りのダンサーとはなんとなく違う柔らかさと美しさを感じました。

マーシャのライモンダは一見険しい嫌悪の表情に見えたけれど、真っすぐに強烈なアブデラフマンの情熱に揺さぶられそうになるのに怯えているようにも見えました。 あまりにもジャンと違いすぎるしね。 ここでのヴァリは彼女らしいシャープさとダイナミックさが冴えていたと思います。 一人で回るピルエットは軸がびくともしない(笑) 

3幕グラン・パの8組のダンサーは、ツアーも後半でお疲れなのか、ややばらばらでリフトもびしっとは決まっておらず、期待していたほどではなかったです。 でも、見目麗しいダンサーばかりで、夢の世界である事は間違いないなぁ。 
そして男性カトル。 男同士の芝居っ気は良かったのだけれど、いざザンレール合戦が始まると、驚くほどの総崩れで、マールイの2009年のライモンダを超えてしまってましたね・・・。
しっかし、そんなものを吹っ飛ばしてくれたのが、マーシャの圧巻中の圧巻なヴァリエーションでした。 光沢のある薄藍色のチュチュというのはライモンダの結婚式では意外な気がしたけれど、これがマーシャにめっちゃくちゃ似合っていてとっても華やかでした。 堂々たる風格と気品と強さと周りの人を幸せに導くような天分を感じさせる素晴らしい踊り。
ルスランのヴァリも美しくて見事でした。 あの空中で片足を伸ばしたままのポーズを決めるジャンプ、ふっと浮いたままキープされる時間が長くてため息ものだったなぁ。 
グラン・パが終わると、ドリス夫人やアンドリュー2世と喜びを分かち合うというようなシーンもなく、主役の二人が舞台奥の壇上に上り、サクサクとジ・エンド!でしたが、大満足な舞台でした。

実は、前回の来日までは、マーシャは大好きでも、バレエ団自体にそれほど思い入れはなかったのですが、今回の来日公演でマリインカと並ぶ(マールイは別格だから・・・)大好きなバレエ団になりました♪





ドリス伯爵夫人シビル:エカテリーナ・バリキナ
ライモンダ(その姪):マリーヤ・アレクサンドロワ
アンドラーシュ2世(ハンガリー国王):アレクセイ・ロパレーヴィチ
ジャン・ド・ブリエンヌ(ライモンダの婚約者の騎士):ルスラン・スクヴォルツォフ
アブデラフマン(サラセンの騎士):ミハイル・ロブーヒン
クレマンス(ライモンダの友人):エカテリーナ・シプーリナ
アンリエット(ライモンダの友人):アンナ・ニクーリナ
ベルナール(吟遊詩人):ウラディスラフ・ラントラートフ
ベランジェ(吟遊詩人):デニス・ロヂキン
執事:アレクサンドル・ファジェーチェフ
ふたりの騎士:エフゲニー・ゴロヴィン、カリム・アブドゥーリン
第1ヴァリエーション( ライモンダの夢の場面):チナーラ・アリザーデ
第2ヴァリエーション( ライモンダの夢の場面):ダリーヤ・コフロワ
6人の踊り手:マリーヤ・ヴィノグラードワ、マリーヤ・ジャルコワ、アンナ・オークネワ、
オルガ・マルチェンコワ、ユリア・グレベンシコーワ、アナ・トゥラザシヴィリ
サラセン人の踊り:ユリア・ルンキナ、デニス・メドヴェージェフ
スペインの踊り:クリスティーナ・カラショーワ、マリーヤ・ジャルコワ
マズルカ:クリスティーナ・カラショーワ、アントン・サーヴィチェフ
ハンガリーの踊り:アンナ・レベツカヤ、アレクサンドル・ヴォドペトフ
グラン・パ:マリーヤ・ヴィノグラードワ、ユリア・グレベンシコーワ、オルガ・マルチェンコワ、
      アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ、アンナ・オークネワ、アナスタシア・ソーボレワ
      ヤニーナ・パリエンコ、スヴェトラーナ・パヴロワ
      カリム・アブドゥーリン、アルテミー・ベリャコフ、デニス・ロヂキン、
      ミハイル・クリュチコフ、バティール・アナドゥルディーエフ、ミハイル・コーチャン
      マクシム・スーロフ、エフゲニー・ゴロヴィン
4人の踊り手のヴァリエーション:アルテミー・ベリャコフ、デニス・ロヂキン、
                カリム・アブドゥーリン、ミハイル・クリュチコフ
ヴァリエーション:ダリーヤ・コフロワ
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ペテルブルグでバレエガラ「二つの首都のスターたち」
2012/02/10(Fri)
来週の金曜日、2月17日の19時から、サンクト・ペテルブルグのオクチャブリスキーホールで「2つの首都のスターたち」というバレエガラコンサートが行われます。 こちら
マリインスキー、ミハイロフスキー、ボリショイ、ダンチェンコのダンサーや国際コンクールの受賞者が一堂に会するガラとの事ですが、ペテルブルグにいれば絶対見に行くわ~という豪華な出演者です♪

「海賊」よりパ・ド・ドゥ
ナタリア・ソーモワ、イーゴリ・ゼレンスキー

「ラジオとジュリエット」
アナスタシア・マトヴィエンコ、デニス・マトヴィエンコ

「グラン・パ・クラシック」
ヴィクトリア・テリョーシキナ、ウラジーミル・シクリャーロフ

「パリの炎」よりパ・ド・ドゥ
「セレナーデ」よりパ・ド・ドゥ

ナタリア・オシポワ、イワン・ワシーリエフ

「スパルタクス」よりアダージョ
「Dos que quieren

イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

「ラ・シルフィード」よりパ・ド・ドゥ
クリスティーナ・シャプラン、セミョーン・ヴェリチコ

「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ
エカテリーナ・クリサノワ、ヴャチェスラフ・ロパーチン

「白鳥の湖」よりパ・ド・ドゥ
アリーナ・ソーモワ&イーゴリ・コルプ

「ボレロ」
ファルフ・ルジマトフ

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マチネの白鳥行って来ました!
2012/02/09(Thu)
午前中で仕事をきりあげ上野にすっとんで行き、公演後はバレンタイン用のチョコレートを物色し、友達と食事をして帰ってきた一日でありました♪  
いや~、しかし、平日の昼間だっつーのに残券わずかという事でしたが、ホント、大入りでしたです。 
  
グリゴローヴィチ版の白鳥は、やはりなんというか、すっきりしない思いが残るなぁぁぁ。 今日で通算3回目で3人目の王子でしたが、王子の見せ方で凄く印象が違ってしまうラストだと思います。
数日前にマチネの道化も岩田さんに変更とお知らせがあり楽しみにしていましたが、舞台に対する愛情たっぷりの渾身のパフォーマンスでした。 素晴らしかった。 ただのでんぐり返しですら優雅で美しい♪ 1幕最後の連続ピルエット後には指揮者のソローキンさんが少し音楽を止めて、自身も岩田さんに向けてピットから温かい拍手を送っていました。 これにはびっくりでしたが、皆さんが岩田さんにとって今日のマチソワがどういう舞台なのかというのをよくわかっているのでしょうね。
ソローキンさん、最後のカーテンコールでは、最後列のコール・ドの位置まで下がっていって、コール・ドの子たちも前に進み出るようにって促すんですよね。 ダンサーたちへの愛情たっぷりなこういう指揮者さん、初めて見ました。 マーシャもルンキナもオケに向かって丁寧に感謝の意を表していたし、良い関係が築かれているんですね。 

ボリショイ3公演、今度の週末を使ってなんとか感想を書き上げたいと思います。 そして、マールイの残りに戻るつもりです。 肝心な公演を残したままだし。 でも来週末はコジョカルチームなんだよね!(笑)   
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マーシャ Love♪
2012/02/08(Wed)
昨日はボリショイの「ライモンダ」を見て来ました。 マーシャが圧巻。 眠りの森の美女の6人の妖精の徳をすべて兼ね備えたように愛らしく上品で凛としている、多くの表情と細やかな感情を持つ魅力的なライモンダでした。
「スパルタクス」も「ライモンダ」も感想が中途半端なまま、明日はルンキナの「白鳥」です。 もちろんとっても楽しみなんですが、スパルタクスとライモンダであんな愛らしいニクーリナちゃんを見てしまうと、彼女見たさに買ったチケットだけにやっぱり彼女で見たかったな~~~という思いもぼ~~んと膨らんでしまってます(笑)。
JAサイトには、昨日の「ライモンダ」のレポートがアップされていますが、マーシャの楽屋でのエピソードがもう・・・!! 全くなんて人なんだろうな
そんなわけで迷っていた牧のノートルダム・ド・パリ、先ほどポチっと致しました♪
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新国立劇場「マノン」主演キャスト発表
2012/02/05(Sun)
友人から新国立劇場の「マノン」のキャストが発表になったと教えてもらいました。 短いメールで、「出たから、まぁ見てよ」って(笑)。

6月23日(土)16:00
  マノン:小野絢子
  デ・グリュー:福岡雄大
  レスコー:菅野英男
6月24日(日)14:00
  マノン:サラ・ウェッブ(ヒューストン・バレエ)
  デ・グリュー:コナー・ウォルシュ(ヒューストン・バレエ)
  レスコー:芳賀望
6月26日(火)19:00
  マノン:サラ・ウェッブ(ヒューストン・バレエ)
  デ・グリュー:コナー・ウォルシュ(ヒューストン・バレエ)
  レスコー:芳賀望
6月30日(土)14:00
  マノン:本島美和
  デ・グリュー:山本隆之
  レスコー:福田圭吾
7月1日(日)14:00
  マノン:小野絢子
  デ・グリュー:福岡雄大
  レスコー:菅野英男

福岡さんは小野さんと、は早々に発表になっていたのですが、長田さんと福岡さんペアで見てみたかったなぁ。 そしてゲストはテューズリー&マクミラン本家を期待していたのですが、叶わず。 海外からのゲストダンサーはヒューストン・バレエのアメリカ人のお二人。 サラ・ウェッブはマクミランの諸作品を踊っているダンサーとの事です。 
ヒューストン・バレエのHPを見てみたところ、レパートリー一覧が見つからなかったのですが、ウェッブのレパートリーにマノン、ウォルシュの好きなバレエ(自分の役としてという事だと思いますが)にマノン、彼のデ・グリューの映像もあったので、得意としている作品ではあるのでしょうね。

Kバレエや東京バレエ団の外国人ゲストというのは事情がはっきりとしていて分かりやすいのですが、最近の新国立劇場のゲストに関しては、隋分と意表を突かれます。
「白鳥の湖」のザハロワとウヴァーロフの代役が中国中央バレエ団のプリンシパルに決まった時は、正直、だったら川村&貝川、米沢&菅野組、それぞれに2日間ずつ踊る機会をあげて経験を積ませてあげればいいのにと思いました。 監督が変わって、人脈も変って、視点も変って、これまでとは違うゲストが今後も増えるのでしょうね。
ロシア色が褪せていくのは淋しいですが、世界中には素晴らしいダンサーが数多いるわけで、東京バレエ団のマシュー・ゴールディングのような出会いがあるといいけどなー。
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ミハイロフスキー劇場4月5月公演スケジュール
2012/02/03(Fri)
とっくに発表になっていたミハイロフスキー劇場の4月5月の公演スケジュール、ピックしたつもりでしたが、忘れていたようだったので(笑)、とりあえず。 でもって、1月21日の記事にした6月のスケジュールがいつの間にか劇場サイトから削除されていました。 なにか大きな変更でもあったのかしら?
くじけずに言い続けますが、同じ演目を3~4回も続けてスケジュールを組むのはやめて、オペラと同じロシア方式に戻して下さい。 な~んで、自分たちの伝統的なスタイルがあるのにヨーロッパの真似する必要があるんですかねぇぇぇ。
5月15日から3日間予定されているナチョの「バッハへのオマージュ」は3月21日、22日がミハイロフスキー劇場としての初演になるようです。 この作品は2007年の2月に神奈川県民ホールでスペイン国立ダンスカンパニーによる上演があったので、ご覧になった方も多いと思います。 ちなみに私は見ていません。 劇場のロシア語サイトの方にだけインタビューページがあるのですが、ペレンのインタビューの中で、彼女が日本公演の休みを利用して県民ホールにその公演を見に行った事を話しています。 ナチョと一緒に写真を撮ったと言っていますが、デマチでもしたんですかね~(爆)  当たり前ですが、その時には5年後にはナチョが自分の劇場の芸術監督になっていて、自分たちがその「バッハへのオマージュ」を踊る日が来るなんてこれっぽっちも思ってもいなかったでしょうね。 本当にあり得ないような驚きの展開でしたねぇぇぇ、彼らにとっても私たちにとっても・・・。

4月11日 ドン・キホーテ
4月12日 ドン・キホーテ
4月14日 ドン・キホーテ
4月15日 ドン・キホーテ
4月18日 白鳥の湖
4月19日 白鳥の湖
4月21日 白鳥の湖
4月22日 白鳥の湖
4月25日 ロミオとジュリエット
4月26日 ロミオとジュリエット
4月27日 ロミオとジュリエット
4月30日 眠りの森の美女

5月01日 眠りの森の美女
5月04日 ジゼル
5月05日 ジゼル
5月06日 ジゼル
5月13日 海賊
5月15日 バッハへのオマージュ
5月16日 バッハへのオマージュ
5月17日 バッハへのオマージュ
5月23日 Without Words, Duende, Nunc Dimittis
5月24日 Without Words, Duende, Nunc Dimittis
5月27日 マチネ チッポリーノ
5月27日 ソワレ チッポリーノ
5月30日 くるみ割り人形
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マリインカ来日プリンシパルメンバー
2012/02/01(Wed)
ボリショイの「スパルタクス」を見て来ました~。 すっばらしかったです。
スパルタクス役のドミトリチェンコはJAサイトの写真だと、子犬のようなトロンとしたお目々で、とってもひ弱そうな印象を受けたのですが、身長もあるし均整の取れた体で立派なスパルタクスでした。 
まーともかく、男性ダンサーのダイナミックで勇壮で拷問に近いような怒涛な踊りは物凄い迫力でした。
マーシャはもう、裏で画策するというより、あなたがローマ軍の司令官ですか?というほど力強く男前。 ニクーリナは体のラインが綺麗でしなやかで、可愛いし・・・。 やっぱり白鳥見たかったなぁ。
そうそう、期待の大型新人のオリガ・スミルノワは、プログラムには参加メンバーとして写真つきでプロフィールがありましたが、今回本当に来日しているのでしょうか?

さて、今日の本題はプログラムに載っていた秋のマリインカの公演情報です。
期間は11月中旬から12月初旬。 演目は「白鳥の湖」「ラ・バヤデール」「アンナ・カレーニナ」と既報どおり。
そして! 来日予定ダンサーともなんとも書いてありませんが(笑)、ロパートキナ、ソーモワ、テリョーシキナ、ヴィシニョーワ、コルプ、コルスンツェフ、デニス・マトヴィエンコ、シクリャローフの顔写真が載っていました。 やった~~! ダニーラ、来るんだわ~~~♪(このまま、変更がありませんように!!)
で、ちょっと「えっ!」と思ったのが会場で、東京は東京文化会館の他に文京シビックホールでも上演があるようです。 あのホールもけっして見やすいホールじゃないしなぁぁぁ。 「アンナ・カレーニナ」ですかね?
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