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シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011 Aプロ 10月25日の感想
2011/10/30(Sun)
<第1部>
「白の組曲」
シエスト:乾友子、高木綾、渡辺理恵
テーム・ヴァリエ(パ・ド・トロワ): 田中結子、木村和夫、後藤晴雄
セレナード:西村真由美
プレスト(パ・ド・サンク):佐伯知香、松下裕次、氷室友、長瀬直義、宮本祐宜
シガレット:吉岡美佳
マズルカ:木村和夫
アダージュ(パ・ド・ドゥ):上野水香、柄本弾
フルート:小出領子
東京バレエ団


2007年のルグリガラで見ていたのにもかかわらず、記憶がない。 幕が開いたときの整然とした美しさにちょい感動。
田中、木村、後藤というのもなんとも贅沢なトロワですね。 クラシックで木村さんと並んでしまって、ごとやん大丈夫かと心配しましたが、この日は調子も良かったと。 木村さん田中さんは磐石。 
個人的に一番印象に残ったのが佐伯さん。 メリハリのあるくっきりとした動きに彼女らしい愛らしさも加味されて華やかな雰囲気。 一つ一つのパも綺麗だし、技術も高い人なのでしょうね。 この振付だったら、やっぱりこの人たちだろうなという男性カトルチーム、アントルシャてんこ盛りも最後まで乱れる事無く踊りきって見事。 松下さんが安定していてラインが綺麗なのはいつもの事だけれど、この日は長瀬さんの堅実な踊りも目を惹きました。
シガレットの美佳さんはほんわり周りを包み込むような優しさに溢れた踊りで目の保養。 終始にこやかな水香ちゃんと彼女をしっかり支えまくった柄本さんペアも良かった。
フルートの小出ちゃん。 このパート、曲に合わせて踊るのがとても難しそうで、フルートソロの旋律とミスマッチにならないタイミングとニュアンスをきちんと表現するのはさらに大変そうに感じましたが、小出ちゃんらしい、はっきりとしたムーヴメントで魅せてくれたと思います。
フィナーレでソリストたちが次々に入ってきて盛り上がりながら大団円ってのはやっぱりスカーッとしていいですよね~~。


「マノン」より第一幕(寝室)のパ・ド・ドゥ
シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル


ルグリ先生の7月の公演からの短い期間に4キャストでこのシーンを見るというのも日本にいながらでは驚きですよね。
4者4様ではあるけれど、一番落ち着いていたというか、出合ったばかりの恋人たちの幸福の絶頂というよりは、穏やかな愛の日々ってな風にも見えました。 でも、ギエムの表情や仕草はとても自然で可愛かったなぁ。


「スプリング・アンド・フォール」よりパ・ド・ドゥ
吉岡美佳、高岸直樹


この作品、見たことあっただろうか? 春と夏の方ではない跳躍と落下という世界はこのPDDだけでは表現しきれていないと思うけれど、美佳さんは独特の雰囲気があって良かった。 ただ、二人から伝わってくるものはわりと淡々としていて、ドヴォルザークの夢み心地になるほどの美しいメロディラインに、思わず目を瞑ってオケの音に集中したくなってしまった・・・。




<第2部>
「田園の出来事」
ナターリヤ:シルヴィ・ギエム
ベリヤエフ(家庭教師):マッシモ・ムッル
ラキティン:後藤晴雄
ヴェラ(養女):小出領子
コーリア(息子): 松下裕次
イスライエフ:アンソニー・ダウエル
カーチャ(メイド):奈良春夏
マトヴェイ(従僕):永田雄大


2005年に見た時はそれほど面白い作品とは思わなかったのだけれど、今回は40分があっという間に過ぎた気がします。 前回の配役ではギエムとムッルはともかく、小出ちゃんの記憶しかないと思って調べてみたら、小出ちゃん以外は、全員海外からのゲストダンサーだったのですね。 

ギエムは、ベリヤエフにかき乱される想いと、家族の前では妻として母としての自分を演じきらねばという思いに揺さぶられている一人の女性を、踊りと演技でとても細やかに表現していたと思います。 そんな中でラキティンにベリヤエフへの気持ちを少女がはにかむ様な表情で打ち明けてしまったシーンがなんだかとても微笑ましかった。 そしてその瞬間、ジ・エンドになってしまった後藤@ラキティンの表情もまた可笑しく・・・。 
前回のムッルのベリヤエフは爽やかでナターリヤに対する青年らしい一途さの印象だけが強く残ったのだけれど、今回はヴェラやカーチャに見せる別の顔もしっかり記憶。 
小出ちゃんのヴェラはギエムとムッルに負けない存在感を放ち、ヴェラの感情表現もストレートで容赦ないのがいい。 奈良さんの純度100%の明るさもすごく魅力的。 奈良さんって自分的には真夏の強い日差しの中のひまわりって印象なんですよね。
でも、この日の私的一番は松下さんの弾けっぷり。 まさに彼にぴったりの難度の高い振付(決して飛んで跳ねてだけのダンサーではないですが)で、踊る事の素晴らしさと楽しさを伝えてくれたなぁ。 
騒動から一歩離れたところにいるようなイスライエフだけれど、ダウエル卿の見せる哀愁、時に達観してしまったような表情がドラマに味わいを与えていたように思います。 
平凡な家族の避暑地での生活に起こった波乱、感情をさらけ出した事でそれぞれに傷つきながらも、家族としての何か見えない絆を深めたような、そんな風にも感じさせてくれました。



指揮: アレクサンダー・イングラム
ピアノ: ケイト・シップウェイ
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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アニちゃんのコッペリア♪
2011/10/29(Sat)
スターダンサーズ・バレエ団「コッペリア」を見て来ました。 と~っても素敵な舞台でしたよ~~♪

スワルニダ: 吉田都
フランツ: フラヴィオ・サラマンカ
コッペリウス博士: 東秀昭

当初フランツ役にキャストされていたカレーニョは、来日前のアメリカ公演中での怪我から十分に回復しなかったために降板、ピーター・ライト卿の推薦でドイツのカールスルーエ・バレエのErster Solist(ドイツのバレエ団の最高位との事)のフラヴィオ・サラマンカというダンサーが代役を務めました。 wikipediaに彼のページもあるんですね。 サラマンカは身体能力が高く、茶目っ気もあって若さ溢れるダンサーでした。 
初日までは日本にいたいと帰国せずにいたカレーニョからは、開演前に観客への挨拶がありました。 律儀な方ですね。 今回は残念だけれど、また日本で踊る機会を楽しみにしているとの事です。 彼は今日の公演を最後まで客席で見守っていました。 
都さんは、ダンサーを辞める日なんて来ないんじゃないかと思うほどの素晴らしさで、カレーニョも彼女と踊れなかった事だけは悔やんでも悔やみきれなかったんじゃないかなと思ってしまったくらい。
そして、都さん同様素晴らしかったのが、アニハーノフさん!!! 高く上げた両手を震わせ、指揮台で軽く飛びはねながらの熱演は相変わらず。 アニちゃんマジックにかけられたオケがまたよく鳴っていまして、素晴らしかったです。 ハイ、東京ニューシティ管弦楽団です! きっとダンサーたちだってアニハーノフさんの情熱と愛情てんこ盛りの音楽に心地よく踊る事ができたに違いないと!! ソロの踊りではダンサーに高々と指揮棒を向けてフィニッシュだし、アニハーノフさん自身のテンションアップも凄かったです。 
カーテンコールでは当然のことながら都さんがアニハーノフさんをお迎えに。 ちょっとはにかんだ笑顔で都さんの手に口付けするアニちゃん。 今度は自分のテンションが最高潮でした(笑) だって都さんとアニちゃんのツーショットですよ~~!!
続いてライト卿がお出ましになり、都さんと軽くハグ。 サラマンカの出来にも大満足のようでした。 そして何度も何度も繰り返されるカーテンコールの間中、ライト卿は終始温かな笑みを都さんに向けていて、都さんの事を誇りに思い、宝のように思い、父親のような深い愛情で大切に思っているのだなぁと思わずにはいられませんでした。  舞台の感想についてはまた後日。
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アレクセイ・マラーホフさん客演、法村友井バレエ団「バフチサライの泉」 byうみーしゃさん
2011/10/28(Fri)
うみーしゃさんが、10月20日にマールイのアレクセイ・マラーホフさんを招いて尼崎市のアルカイックホールで上演された法村友井バレエ団の「バフチサライの泉」の感想を送って下さいましたので、皆さんにご紹介します。
全くストーリーを知らなくても物語の運びがとてもよくわかるうえに、うみーしゃさんならではの細部までも見逃さない観察眼で、ロシアバレエへの愛情たっぷりに書いてくださった渾身のレポです。 本当にどうもありがとうございました。
ギレイ汗は、マラーホフさんご自身のイメージからはひどくかけ離れた人物像ですが、3時間という長丁場を役になりきって演じきったマラーホフさん、役に入り込み、またそこから抜け出すのも大変だったのではないでしょうか・・・。
しかし、読めば読むほど、1回限りの上演だったのがつくづく残念に感じられます。




マールイきっての演技派(断言)で名脇役のアレクセイ・マラーホフさんが、日本の法村友井バレエにメインキャストで客演。マールイ・ファン歴10年超ですが、こんなサプライズが来るなんて!!なるべく贔屓目の無い様に(無理!)書いたつもりですが、マールイ・ファンにしかわからない表現もありますことをご了承下さい・・・。
アルカイックホールは初めて行きました。阪神線尼崎駅直結の上品なたたずまいのホールです。大阪からなら、梅田駅からスグで便利な場所です。今回京都から入ったので(JR東海道本線快速で30分くらい。新大阪からなら10分程度)、JR尼崎駅からタクシーで10分くらいでした。客席数の割に舞台は割と広めで奥行きがあるし、ホールの内装もとてもステキ。柱の間にレース・アイロンの装飾が埋め込まれていて、ちょっとロシアを思い出してしまった。(血の上の教会の門壁とか。)
  「バフチサライの泉」は初見。法村でも上演が10年ぶりだそうです。幕にバフチサライの場面を描いた中央アジア風の絵画と、ロシア語で「Бахчисарайский фонтан」(バフチサライの泉)・・・。すごい!さすが~。緞帳見るだけで気分があがってきます。

◆メインキャスト
ギレイ汗・・・アレクセイ・マラーホフ
ザレマ ・・・法村 珠里
マリア ・・・阿部悠起子
ヴァツラフ・・・今村 泰典
ヌラリ ・・・佐々木 大

プロローグ:
バフチサライの泉の前で、うなだれたクリミア汗国の王、ギレイ・汗(アレクセイ・マラーホフ)が悲しみにくれている。(ここでなぜか客席の赤ちゃんが泣き出してひやっとしました。)
泉の水がライティングで瞬くような装置。クリスマスのイルミネーションみたい。

第1幕:ポトツキー公爵家の庭園
ポーランド貴族の娘マリアはヴァツラフと婚約したばかり。館での盛大な宴会の中抜け出して踊る二人。貴族たちの踊りも始まり大団円。そこへ突然ギレイ汗の集団に襲撃を受けてマリアの両親・婚約者は皆殺しにされてしまう。マリアの美しさに打たれたギレイ汗はマリアを本国へ連れ帰る。
そうか、ポーランドだからマズルカなんだー。マズルカかぁ・・・。関係ないけど、個人的に発表会のトラウマを思い出しました。これ・・・難しいんだよなぁ。
白と薄緑を基調にした貴族たちの衣装が上品で好み。貴族・サーバント・兵士たちと常時30名前後が舞台の上に乗っている感じで、とっても豪勢でにぎやか。群舞が大勢で盛り上がって踊っている終盤にマリアとヴァツラフがさらっと登場して芝居しながら物語がなんとなく進んでいて、その脇では屋敷の人たちがいろいろ小芝居していて、展開が速い。かなり複雑な物語で長時間の公演なのに、全然長さを感じなかったです。
 主役のマリア(阿部悠起子さん)は若手のホープらしいです。長い手足と首から肩にかけてのラインが美しく清楚な雰囲気。
順番に自信なしですが、1幕に男性二人による剣の舞。クラシック的なパが多く脚さばきのキレイな踊り。(マールイだったらヤフニュークとコリパエフ?)ローズピンク隊の女性4人も剣を使った繊細な美しい踊り。(ザリポワ、カミロワ、バラグロワ、アステレイコとか?笑)そして、大団円の息のあったチャルダッシュな踊り。ソロの女性が姐さん的でカッコいい!!長身の女性が多いですねー。
若い婚約者同士のマリアとヴァツラフの美しいPDD。後ろ向きでマリアがヴァツラフの肩に跳び乗ったりと結構高度なリフトやステップ満載。(すんごい難しいことしてるなぁ・・・)
ロシア・バレエの美しいポールド・ブラはやっぱり良いですね。うっとりしてしまう。首・肩・腕が一本の線でつながったようなラインと優雅な柔らかい動きにみとれる。そのせいかな?「日本人の群舞」ということがあまり気にならなかった。バレエを長くやっている友人は脚ばかり見てしまう、と言ってましたが。私はテクニックに詳しくないし、あまり脚は気にならないけど、腕や肩のラインの美しいバレリーナになぜか惹かれます。やっぱりロシア・バレエはいいなぁ♪しかし、1幕物語の冒頭からこのボリュームって、すごい一大スペクタクルだな。
そんな幸せな一族に襲撃の火の手が。ダッタン人の戦闘隊長、将軍ヌラリ(佐々木 大さん)がすばらしい跳躍で大立ち回り。舞台がわいていました。(マラーホフさんも「ダイさんはホントに素晴らしい!」と大絶賛!)ポトツキー公爵も強気で最期までがんばったけど(ブレグバーゼさんのアンドレイⅡ世(ライモンダ)を思い出します。)ダッタン人の手に殺害され。炎の中二人で逃げ出そうとしたヴァツラフとマリアの前に大王ギレイ汗が・・・。
マラーホフさん、でかっ!身長もあるけど、マントのせいか、演技のせいか、動きが大きいせいか、舞台前方を陣取っているせいか。とにかく大きく見えるのと、舞台が急に狭く感じました。ベルベット地の黒い上下に金のベルト、重厚な刺繍のマントをなびかせ~・・・この人の空間支配はすごいなあ・・・。特にこの日は気迫がすごくて。ヴァツラフ殺害後、マリアの掛け布を外したギレイは、その美しさに驚嘆して後ずさり。(5歩は下がった!)無理やり捉え、炎の屋敷をあとに帰還・・・。幕。  
殺されてしまったヴァツラフや公爵夫妻、マリア、剣の舞の男性とローズピンク隊の女性4名がアンコールでご挨拶。休憩は15分。長編作品だからかしら。女性が多いのに化粧室に行ききれないのでは。(笑)

第2幕:ギレイ汗の宮殿
  ギレイの妻たちが順にわらわらと登場。ハーレムパンツに中央アジア的な刺繍の美しいガウンを羽織って妖艶な踊り。結構好みな美人さんが多い♪第一の后、ザレマ登場!(法村珠里さん)召使を数人引き連れて。姿見を持ち歩いている子供が健気だ。ザレマがこの後宮の主で一番の実力者であることがわかります。第2・第3夫人の衣装も長身が映えてすてき。ザレマに嫉妬する目線とか、何とかチャンスを狙おうという表情がお二人からよく伝わってきました。このまとまりがマールイと通じるというか、いろんなことが揃っていて、マラーホフさんが出ない間も充分おもしろく見られました。尼崎まで来て良かったなと。物語も踊りもおもしろいし。
  ギレイ・汗の帰還。ここからマラーホフさんワールドが・・・。(笑)
王の帰還に喜び緊張する後宮の女たち。宦官3人が気を使いながら王を着替えさせ、ガウンをかけて帽子をかぶせる。ギレイ汗はバヤの大僧正のようなスキンヘッド。その上に帽子・・・。(ゴム付)
(・・・この帽子ってあとの修羅場でカギになる小道具だよな・・・。てことは脱ぎ捨てるんだよな・・・。帽子ってマールイのダンサー鬼門なんだよな・・・。とちょっとツァルとぷーちゃんのライモンダ(アブデラマンとジャン)を思い出して心配がよぎる。杞憂でしたが(笑))
女性たちがアピールの踊り。しかしマリアのことで頭がいっぱいのギレイは不機嫌になるばかり。子供たちの果物カゴの踊り。(かわいいーー)供物を差し出すも、ギレイは無関心。宦官たちが心配そうに見守る。後宮の美女たち7-8名が踊り順番に差し出されるが、誰を見ても首を振るばかり。
どんどん不機嫌になっていくギレイ、後宮の空気が凍る・・・。不満が態度にありありと表れ、酒を手酌で飲み始め、次にはアヘンを吸い始める。第一夫人のザレマが妖艶な踊りでアピールするも、彼は目にも留めない、むしろうざそう!心変わりが信じられないザレマ。ザレマの失墜を嘲笑する第2・第3夫人の妖艶な踊り。・・・「こ、こわー。」大奥だよ!どこの後宮も大変ね・・・。
  ・・・若い女性に夢中になっている主人は、しばらく(あきるまで)ほっとくのが良いのだけど、この時代に寵愛を失うということは後宮での死。ザレマのアピールは必死に。そこへ引き出されたマリア。大王はすっかり彼女のとりこだと、宮廷全体が知ることになる。それはザレマの時代の終わり。

確かに、大勢のオリエンタル・ビューティに囲まれていると、ポーランドの清楚な姫君はまったく反対のタイプ。しかも自分に媚びないし。正直、宴よりマリアのところへ跳んで行きたいさー。なんてギレイの心情がふつふつと聞こえてきて、宮廷の中は不穏な空気に。「おい、王様が大変だよ。心変わりなすったよ。」と人々の心の声が。(笑)マラーホフさんのあの、ト書きが聞こえそうな渾身の演技なのでした。何が違うのでしょうね、この人の場合。表情の微妙な動きが音楽にすごく合っているのかなぁ。でも迫力がありすぎてどんな音楽だったかも覚えていないわ・・・。
こういう話って子供でもわかるのかな?と客席の反応が気になったりして。(笑)本来はバレリーナの見せ場なのでしょう。ガン見せずにいられない踊りの数々。・・・レッスンに行ってないから用語が出てきません、すみません・・・。すごかったです。かわいい声で客席からブラボーの嵐。ザレマの踊りはすごいです。数々のパをこなしながら、表情ではギレイに対する情熱的な愛情と寵愛を失うかもしれない恐怖を表現しなければならず、とにかく濃い役です。踊りながら物語がどんどん進んで行くので、あっという間の第2幕でした。初めて見たけど、すごいバレエだなー・・・大津フィルも初めてですが、良く鳴っていて嬉しい。大団円シーンは好みの怒涛系。(笑)
正反対の二人の女性のそれぞれ見せ場の踊りがあるし、なぜそんなに上演されなくなってしまったのかしら。マールイならマリアにペレン、ザレマにオーリャ、もしくはコシェレワがマリアでペレンがザレマとかね!ヤパーロワちゃんがマリアなら身長差もあって可哀想度が増すかも。(爆)

下のページに続く
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アレクセイ・マラーホフさん客演法村友井バレエ団「バフチサライの泉」 byうみーしゃさん
2011/10/28(Fri)
第3幕第1場:マリアの寝室
  殺された両親と婚約者の思い出に浸りながら縦琴を弾くマリア。ハープの旋律が優しく物悲しい。マリアの衣装は真っ白で膝丈の裾がなびくドレス。ウエストで切り替えがあり上半身のラインが見えるタイプ(ジュリエットとは違うラインね)ゆるくねじって下げた髪がとても美しい。そこへ夜着に着替えたギレイがやって来る。薄布のマントを脱ぎ捨て、帽子をとり「冨も権力も差し出す」と強く迫る。ギレイの衣装はショッキングスカイブルーで一瞬●ニクロのフリースのように・・・見えた(爆)。踊っていると気にならないのですが、長身な分水色の面積がでかくて。(苦笑)
ここで全く思いがけずマラーホフさんのPDDを見ることができました!!役柄では若いマリアと世界を征服した大王なので恐らく相当年齢差はある二人。嫌がるマリアを力づくで何とかしようにも、受け入れられない現実に苦悩するギレイ。世界を手に入れた男なのにね。ここでマリアのアラベスクをサポート、逃げるマリアをつかまえリフト、体制変えてマリア逆立ち状態での頭上のリフト。と二人の複雑な心境のPDDが続く。マラーホフさん自身のソロの踊りはないけれど、この場面を知らなかったのでびっくりしました。確か推定身長188cm(本人もわからないと言っていたが)のマラーホフさんに頭上に逆様にリフトされたら相当怖いだろうなーー。女性は素晴らしいキープを魅せてくれました。獰猛な王の大男、ギレイ汗はドカドカと大股で舞台を縦横無尽。勢い良すぎてオケピに落ちちゃうんじゃないかとひやひやした(笑)とにかく、初めて見るマラーホフさんのPDDに某前としてしまいあまり冷静に見られなかったです・・・。 

それにしても、確か1週間くらい前に来日して、初役・初顔合わせで普段あまり踊らないPDDをここまでまとめるなんて、大変だったと思います。私の記憶にあるマラーホフさんの役柄は、白鳥のスペイン、マズルカ、家庭教師、海賊のパシャ、くるみのドロッセルマイヤーやお父さん、眠りの王様、狼、従者、じいや、ジゼルの従者、公爵・・・。最近ではラウレンシアのカスタネットの踊り(これが本当にステキだったのよ)もちろんロシアでもペアで踊っているけれど、今回のようなリフト満載のPDD初めてだったので・・・。ゲストダンサーと日本人のペアの場合、ユニゾンやリフトで息が合わない箇所があったり雰囲気に違和感が出て、初日は転校生状態だったりするものですが、なんだかとてもなじんでいました。マラーホフさん自身の気合(!)はもちろんですが、受け入れる側のバレエ団の協力と団結もあったと思います~。ロシアに留学経験有りのダンサーも沢山いるようで、クラスもロシア・メソッドなのでレッスンには全く問題なかったようです。阿部さんはそれほど長身ではないと思うのですが、1幕であれだけでかく見えたマラーホフさんが、PDDではちょうど良いバランスに。不思議~。とにかく、短期間で合わせたとは思えない迫力のあるPDDでした。(ま・うみーしゃも応援モードだったけどね。)一瞬で終わってしまったー。もう一度見たいよー。。。
 
  で、ここからが対決の場。ギレイが去った後の寝室にザレマが忍んできます。マリアにギレイの寵愛を返してくれるよう懇願しますが、言葉が通じません。逆にマリアはポーランドに帰してほしいと頼みます。バヤデルカのように一人の男性を争っているのではないので、なんだかこのやりとりが悲しい。ところが寝室でギレイの帽子を見つけたザレマは大激怒。召使が助けを呼びに行きますが、かけつけたギレイの目前でマリアを刺し殺してしまいます。怒りに震え絶望するギレイ。ザレマにも死を命じます。激情の女性ザレマ、求愛はするけれど、命乞いはしない。毅然と受け取めるのでした・・・。
 
ここでタタールの歌が入ります。歌手は中村瑞子さん。歌詞はロシア語でした。もしかしてプーシキンの詩から・・・?ギレイ汗の、二人の女性に対する想いが唄われています。うーん。贅沢な夜だ。アリアまで聴けるとは。

第3幕第2場:ザレマの処刑
忠実な将軍ヌラリは、ギレイの決意を変えようとポーランドから連れてきた美女たちを差し出します。しかし絶望の渕にいるギレイの気持ちは変わらず・・・。
捕らえられた女性たちの踊りと、男性ダンサーによる迫力のダッタン人の踊り。コールドバレエ大好きの私には嬉しい限り。本当に全幕通してすごい人数が板に乗っていて賑やかなことこの上なし。しかし、下手ですんごいオーラを放っているマラーホフさんの表情が気になって目がいそがしい・・・。目立つのですよ~。
  ヌラリの説得もむなしく、ザレマは崖から突き落とされ処刑される。

エピローグ:バフチサライの泉
泉のそばで死んでしまったマリアとザレマを回想するギレイ。激しい後悔と悲しみが襲い、心は深く沈んだまま、残りの人生に何の希望も見出せないままに・・・。
ギレイはザレマに対して後悔というか、昔の日々を思い出して愛情を取り戻すことはあったのかしら?そんな含みを持たせるようなラストでした。

バフチサライの泉はいろいろなダンサーの見せ場があり、演技力もいるし、古典的な踊りと民族的な踊りてんこ盛りでとても楽しめます。複雑な物語なのに重い感じにも冗長な感じにもならないし。なぜ上演されないのでしょう。キャスティングの難しさかなぁ・・・。女性二人の主役も然りですが、ギレイも、誰にでも出来る役ではないですね。もっと連続して上演してほしいです!!!

最後にレベランスに出てきたマラーホフさん。コワいメイク顔をくしゃくしゃにして感無量の表情。彼にとっても、やりがいのある役だったのではないでしょうか。おつかれさまでした。ご贔屓さんが日本のバレエ団に客演って本当に嬉しいことなんですね。幸せな一夜でございました。
法村バレエの皆様も、本当にありがとうございました。。。
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ミハイロフスキー劇場HPにJapan Tourの記事
2011/10/27(Thu)
ミハイロフスキー劇場HPのツアー欄に12月からのジャパンツアーの記事がアップされました。
12月からというのは、オーケストラの公演ですが、12月3日より8都市で19回のコンサートが行われるとの事。 第9に出演するオペラ歌手の名前も紹介されています。
一方、バレエの方はというと、当然の事ながら光藍社さんの発表している内容と同じです(笑)。 参加メンバーに関しては一切記載がありません。 去年は会場や演目などの詳細も出ていましたが、今年もこれから少しずつアップデートされていくのかな?  どんないつもの顔と新しい顔になるのかはわかりませんが、 ひたすら1月を待つのみです♪

ミハイロフスキー劇場が日本で始めてツアーを行ったのは30年前、それ以来冬のツアーは素晴らしい伝統となっているとも紹介されています。 どーか、この素晴らしい伝統をいつまでもいつまでも守って行って下さいね。 私もずっと応援していきます♪ 
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妖怪おめみえ
2011/10/26(Wed)
準備中だった新国立劇場バレエ団オフィシャルブログが公開されています。 こちら
「パゴダの王子」関係の記事がすでにいくつか上がっていますが、衣装が平安絵巻だわ!! これで動く(踊る?)となると大変だと思いますが、皇帝姿のマイレンが素敵です。 あと妖怪!! 自分で着たくはないけれど、かぁわいい~~♪
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「パゴダの王子」ストーリー動画、ビントレー監督インタビュー記事など
2011/10/24(Mon)
新国立劇場の新作「パゴダの王子」の初日まで一週間を切りましたが、新国立劇場のサイトには、「パゴダの王子」ストーリー解説動画ビントレー監督、美術担当のレイ・スミスさんのインタビュー動画が掲載されています。

振付がすべて終了したのは10月15日だったそうで、素人的にはそんなにぎりぎり?と驚いた次第ですが、このくらいのタイミングが普通なんでしょうか?  動画からはビントレー監督のゴールが見えてきた事への安堵感や作品に対しての期待感やらいろいろ伝わって来ますが、少年っぽいキラキラした表情でお茶目な方ですね。 水のシーンに出てくる蛸の事、あれ、日本語で「美味しい!」って言ってたのかな?(笑) 
美術担当のレイ・スミスさんが参考にしたアーティストとして歌川國芳、ウィリアム・モリス、ピアズリーを上げていますが、ウィリアム・モリスの草花をモチーフとしたデザインは図柄、色使いともに好きなものが多くて、ストーリ解説動画の中で見られる舞台美術の模型の一部もとっても好みな感じで舞台を見る楽しみが一つ増えたような気がします。


さらに、「没後150年 歌川國芳展」WEBサイトに掲載されているビントレー監督のインタビュー「國芳の魅力を語る」が非常に興味深く、「パゴダの王子」の着眼点がとても良く分かって作品を見る上で役立ちます。 こちらでの内容で、物語の展開や舞台美術にますます興味が沸いてきました♪ 

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ベルリン・バロック・ゾリステン with 樫本大進 at サントリーホール
2011/10/23(Sun)
20日(木)にサントリーホールにベルリン・バロック・ゾリステン with 樫本大進を聴きに行って来ました。
Aプログラムという事で、曲目は以下の通り。 事前に発表になっていたものから変更はありませんでした。
メンバーの構成は、ヴァイオリン6、ヴィオラ2、チェロ1、コントラバス1、ハープシコード1。

ヨハン・ゲオルグ・ピゼンデル:弦楽のためのソナタ ハ短調
J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」より「6声のためのリチェルカーレ」
J.S.バッハ:「フーガの技法」より「対位法1」&「対位法9」
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
 (ヴァイオリン・ソロ:樫本大進、ベルンハルト・フォルク)
             - 休憩 -
アントニオ・ヴィヴァルディ:「和声と創意への試み」より『四季』
 (ヴィオリン・ソロ:樫本大進)


<アンコール>
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲から
ヴィヴァルディ:『四季』から「冬」第4楽章


バッハと同世代を生きたヨハン・ゲオルグ・ピゼンデルは18世紀前半に宮廷楽団のヴァイオリニストとして活躍した人で、ヴィヴァルディやアルビノーニが彼のために多くの作品を書いたヴァイオリンの名手なのだそうです。
彼の作曲を含む最初の3曲は初めて聴きましたが、いずれもすんなりと耳に入ってくるアンサンブルの綺麗な曲でした。 「音楽の捧げもの」は編成が少人数になってハープシコードも入りませんでしたが、ハープシコードの響きがあるだけで自分的には容易にバロック音楽全盛の世界へいざなわれてしまいます。

「2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調」は今回のコンサートのためにアンネ=ゾフィー・ムターとサルヴァトーレ・アッカルドのCDを購入して予習。
ムター
ようやく大進くん登場だったのですが、フォルクさんがかな~り身長のある方で二人の身長差は30センチくらいあったかも?? アイコンタクトも大変だったんじゃ?
それはさておき、二人のヴァイオリンは上品だけれど力強く伸びやか。 音を大切に優しくメロディーを奏でていた2楽章も印象的で、他のメンバーが奏でる旋律との響き合いも素晴らしく美麗な1曲でした。

「四季」を生演奏で全曲聴くのは初めて。 家にあるCDの演奏(名盤とか名演奏という評価のCDではないですが)はもう少し人数の多い編成で音が厚く輪郭ぼんやりなのだけれど、この日聴いた「四季」はとても旋律がクリアで生き生きとしていてあまりの違いにびっくり。 大進くんのヴァイオリンの艶やかな音の美しさと迫力、メンバーそれぞれが気持ちを通わせながら創っていくアンサンブルの見事さにも圧倒された。 

ブラヴォーもかかりまくり、客席も熱くなった素晴らしい公演でした。 今回のツアーは20日に始まって29日の兵庫までほぼ毎日、全国9ヶ所で公演というなかなかハードなスケジュール。 もしどうしようかと迷っている方がいらっしゃいましたら、是非会場へ!!
こちらは横浜みなとみらいホールのHPに掲載されているものですが、大進くんとヴィオリストのヴァルター・キュッスナーさん(コンサートでもメンバー一人一人に気を配っていた気さくそうなまとめ役らしい方です♪)からのメッセージです。 

ちなみにBプロはこちらのラインナップ

ヨハン・ゲオルグ・ピゼンデル:弦楽のためのソナタ ハ短調
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
 (ヴァイオリン・ソロ 樫本大進)
J.S.バッハ:「フーガの技法」より「対位法1」&「対位法9」
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調
 (ヴァイオリン・ソロ 樫本大進)
             - 休憩 -
ヨハン・アドルフ・ハッセ:フーガとグラーヴェ ト短調 
J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」より「6声のためのリチェルカーレ」
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 (ヴァイオリン・ソロ:樫本大進、ベルンハルト・フォルク)


10月20日(木)19時 サントリーホール Aプロ
10月21日(金)19時 山形テルサ Aプロ
10月22日(土)14時 東北大学百周年記念会館川内荻ホール Aプロ
10月23日(日)14時 愛知県芸術劇場コンサートホール Aプロ
10月24日(月)19時 武蔵野市民文化会館 Bプロ
10月25日(火)19時 アクロス福岡シンフォニーホール Aプロ
10月26日(水)19時 横浜みなとみらいホール Bプロ
10月28日(金)19時 ハーモニーホールふくい Aプロ
10月29日(土)14時 兵庫県立芸術文化センター Aプロ 

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英国王のスピーチ
2011/10/21(Fri)
「英国王のスピーチ」
原題: THE KING`S SPEECH  (2010年 英・豪 118分)
監督: トム・フーパー
出演: コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース
鑑賞日: 9月17日 (DVD)

1英国王

1936年の英国。国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)の後継として長男のエドワード8世(ガイ・ピアース)が即位するが、離婚歴のある米国女性と結婚するために1年もしないうちに王座を捨ててしまう。ジョージ6世として王位に就くことになった弟のヨーク公(コリン・ファース)は内気な性格に加え幼い頃から吃音症に悩み、公務でのスピーチは常に苦痛の種だった。そんな夫を優しく励ます妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、オーストラリア人のスピーチ矯正専門家ローグ(ジェフリー・ラッシュ)を見つけ出すのだった。(goo映画より)

英国王


アルバート公という方は、王位をめぐる骨肉の争いも数知れずという王家で国王になりたいというような野心など全くなく、次男としての役割を誠実に果たしながら家族とともに穏やかに暮らしていく事を望んでいた人だったのですね。 そんな彼が国王に即位しなければならなくなり、そのために長年悩んでいた吃音治療にも真剣に取り組まなければならなくなった時に出会った一般人のスピーチ矯正専門家ローグ。 アルバート公の置かれた重要な立場と責務と心情までをも理解した上で 皇族に対する無礼も省みずにあくまでも一人の患者として接する事で、一度は関係に罅が入るものの、やがてアルバート公の信頼を得、彼の吃音も治し友情を深めていくという物語が小気味良いテンポで進んでいく。

現存でなくても、まだ人々の記憶に残っていたり、写真や資料が数多く残されている人物を演じるのは役者にとってもチャレンジングな事だと思うけれど、私はコリン演じる国王の悩みや苦しみを誰でも直面する身近な問題として共感を覚えながら微笑ましく見ることができました。
ジェフリー・ラッシュはパイレーツ・オブ・カリビアンのバルボッサの怪演が記憶に新しいけれど、実力者だけにけっこういろんな役で見ている事に改めて気づいたりして。 ニモのナイジェルやガフールの伝説(映像がクリアで美しかった)エジルリブの声もあててたんですねえ。 目の表情の微妙な変化だけでアルバート公に対する感情を伝えられる凄い役者だと改めて感じました。
ヘレナ・ボナム=カーターも心優しい賢夫人をチャーミングに演じていて、最近のどきつ目な彼女のイメージと違っていてとても新鮮。

映画のラスト、ドイツとの開戦直前にジョージ6世が国民に向けて行ったスピーチを無事終えた後、ローグが国王がWeaponsのWでつかえた理由をたずね、国王が「わざとだよ。一つもミスしなかったら、国民は私だとわからんかもしれんからな」というシーンは、映画の撮影開始まであと数週間となった時に孫であるマーク・ローグさんがローグ氏の日記から提供したエピソードなのだそうです。

アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞の4冠に輝いた本作ですが、ハリー・ポッターやクィーンなど数多くの作品で映画音楽を手がけているアレクサンドル・デブラの音楽も印象に残っています。 ベートーヴェンの第7交響曲や皇帝も(もう一曲くらい知ったメロディーが流れていた気がするけど・・)、他の曲ともバランスよくさり気なく使っていたのが流石。

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新国立劇場「アンナ・カレーニナ」キャスト発表
2011/10/19(Wed)
今日届いた新国立劇場・情報誌「ジ・アトレ」11月号に、来年3月に再演が予定されているボリス・エイフマン「アンナ・カレーニナ」 のキャストがすべて掲載されていました。 劇場HPにはまだアップされていませんが、間もなくかと。

3月16日(金)&20日(火・祝)
 アンナ:厚木三杏
 カレーニン:山本隆之
 ヴロンスキー:貝川鐵夫

 
3月17日(土)マチネ&18日(日)
 アンナ:ニーナ・ズミエヴェッツ(ボリス・エイフマンバレエ劇場)
 カレーニン:オレグ・マルコフ(ボリス・エイフマンバレエ劇場)
 ヴロンスキー:オレグ・ガヴィシェフ(ボリス・エイフマンバレエ劇場)


3月17日(土)ソワレ
 アンナ:長田佳世
 カレーニン:福岡雄大
 ヴロンスキー:厚地康雄


ゲストダンサーは前回と同じくエイフマン・バレエからで、アンナとヴロンスキー役も同キャスト。 カレーニンだけが、セルゲイ・ヴォロブーエフから変っています。 そして新国立劇場のダンサーの誰がキャストされるのだろうと思っていた17日のソワレはとっても魅力的な3人がキャストされました~♪ 見た事がなくても山本さんのカレーニンというのはある程度イメージできるけど、福岡さんは全くイメージできない(笑)。 だから余計に楽しみです。
セットも素敵だったけれど、選曲されているチャイコフスキーの作品群がまたとても良かったのですよね。


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「ジュエルズ」Blu-ray 出荷遅延
2011/10/18(Tue)
当初14日に届けられる予定だったマリインスキー劇場バレエのBlu-rayの「ジュエルズ」、当日に入荷に時間がかかっておりお届け予定日が確定していませんとの連絡をAmazonからもらいましたが、翌日には27日お届け予定との連絡がありました。 他はどうなのだろうとチェックしたところ、HMVは31日発売予定、タワーレコードは在庫状況お取り寄せで1週間~3週間。 でも、DVDはすでに発売されたのですね。 Amazonは一時的に品切れ、タワレコは在庫わずか、HMVは24時間以内に出荷可となかなかバラバラな様子。 
いつも買っただけで満足しちゃって、実際に見るまでには時間がかかる事が多いので(都さんのロイヤルのくるみなんて、何年新品のままなんだか・・・)、このくらいの遅れはかまわないのだけれど、キャストを思いっきり勘違いしてまして・・・。
↓が収録内容ですが、2006年の収録という事で、日本公演とだぶってしまい、てっきりダイヤモンドはロパートキナとコルスンツェフだと思っていたら、ゼレだったんですね・・・。 「へっ?」ってな感じではありましたが、NYCB仕込のゼレのダイヤモンドを見られるのも嬉しい!!

・バランシン:ジュエルズ
 (音楽:フォーレ、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー)

・ボーナス:ゲルギエフ・インタビュー(トミー・ピエルソン監督)
 (『ジュエルズ』について(英語)(約7分)/字幕なし)

 ウリヤナ・ロパートキナ、イーゴリ・ゼレンスキー、
 イリーナ・ゴルプ、アンドリアン・ファジェーエフ、
 ジャンナ・アユポワ、マリインスキー劇場バレエ団
 トゥガン・ソヒエフ(指)マリインスキー劇場管
 収録時期:2006年4月
 

お蔵入りか・・・と思った「ジュエルズ」が今回手に入るのは本当に嬉しいですが、マリインスキーももっと積極的に映像を残して販売して欲しいです。 特にロパートキナ! バヤデルカ、ジゼル、ライモンダは是非に是非に欲しいです。

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ベルリン放送交響楽団 ブラームス交響曲第3番&第4番
2011/10/16(Sun)
14日(金)に東京オペラシティーにマレク・ヤノフスキ指揮、ベルリン放送交響楽団のブラームス交響曲第3番、第4番を聴きに行って来ました。 ブラームス好きの私にはドイツのオケでブラームスが聴けるという事だけでもとても嬉しい事だったのですが、演奏会としてもとても素晴らしかったです♪

ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
<アンコール> シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」より間奏曲


ブラームスとワーグナーのコンサートは男性客の比率が高いと言われますが、そんなにキョロキョロ見渡したわけではないけれど、確かにそんな感じでした。 私の周りも然り。 でも、よく行く新宿のタワレコのクラシックコーナーなんて、お客さんの8割近くが男性ってのはいつもの事だしなぁ。

ベルリン放送交響楽団の演奏を聴くのは今回初めてですが、ドイツのラジオ放送が始まった1923年に設立されたドイツの名門の一つで、ベルリンや海外でのコンサートを始め、ドイツ放送との共同制作によるラジオ放送や数多くのCD録音など、活発な活動を行っているオーケストラだそうです。
弦楽器の人数の多い大編成の現代オーケストラの奏でるドイツサウンドは質実剛健。 テンポを大きく揺らすというような事はありませんでしたが、メリハリもあり、音量表情共に豊かな音色でした。
2002年から芸術監督兼主席指揮者を務めているヤノフスキさんは、左手をひらひらさせて音の調整をするのが特徴的でしたが、時折大きなアクションもあるけれど厳格な雰囲気の方で、楽譜から読み取るイメージ通りに忠実に各楽器を歌わせて形作っていくという印象です。 
オケのメンバーは表情豊かな人が多く、本当に楽しそうに、体をゆさぶりながらメンバー一体となってヤノフスキさんめがけて音を届けていたという感じ。 

演奏には大満足なので、曲の感想はそれぞれ特に残ったところだけ。
3番は、3楽章のホルンの柔らかで哀切な響きが印象的だったなぁ。 この曲はすべての楽章が静かに終わっていくのだけれど、大ラスの4楽章でまだヤノフスキさんが腕を下ろしきらず、余韻が残っているうちにブラボーがかかって拍手になってしまったのはちと残念だった。
4番は、1楽章のあの出だしが、わりと淡々と流れて行ったなぁ。 好みとしてはもっと切なく、音を切らずに繋いでくれ・・・なのですが、でも、だから違和感とかちょっと気に入らないとかそんな気持ちは全くなく、指揮者によってやっぱり様々だなぁと思いつつ、各パートが呼び掛け合い響き合い寄り添っていくような音のたたみかけにすっかり魅了されていました。 
3番と4番では団員もわずかにメンバー交代していたようで、楽団HPにコンサートマスターとして紹介されているライナー・ウォルターさんは4番のみの出演で、3番でコンマスを務めていたヴァイオリニストと二人並んで弾いていたのですが、その二人のアイコンタクトというか、竹馬の友が嬉しそうに語らいながらってな笑顔を交わしながら弾いている姿がなんとも言えず・・・。 そのお二人の弓使いの違いも楽しみながら見入り、聴き惚れてしまった4番でした。

10月08日の兵庫芸術文化センターを皮切りに、9日(豊田市)、10日(横浜みなとみらいホール)、11日(松戸・聖徳大学)、12日(NHKホール)、14日(東京オペラシティ)とけっこうなハードスケジュールだったツアーも今日の北九州ソレイユホールでの公演で終了です。 
現在72歳のヤノフスキさんは2016年までオーケストラと契約があるとの事なので、きっとまた聴く事ができるのではないかと期待しています。 
また、12日のNHKホールでの公演の様子はすでにNHKFMでライブ放送されていますが、10月29日(土)の午後11時半からNHKBS,プレミアムシアターで放映される予定なので、こちらもとっても楽しみ。 プログラムは、以下の通りです。

ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」 ピアノ:河村尚子
ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」

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ミハイロフスキー劇場11月公演キャスト発表
2011/10/15(Sat)
ミハイロフスキー劇場11月公演のキャストが発表になりました。

11月02日 ロミオとジュリエット
       ロミオ: ニコライ・コリパエフ
       ジュリエット: サビーナ・ヤパーロワ
       パリス: リシャト・ユリバリソフ
       ティボルト: アンドレイ・カシャネンコ
       マキューシオ: ニコライ・アルジャエフ
       指揮:ファルハド・ケリモフ
11月03日 ロミオとジュリエット
       ロミオ: デニス・モロゾフ
       ジュリエット: タチアナ・ミリツェワ
       パリス: リシャト・ユリバリソフ
       ティボルト: アレクサンドル・オマール
       マキューシオ: アレクセイ・クズネツォフ
       指揮:ファルハド・ケリモフ
11月04日 ロミオとジュリエット
       ロミオ: ニコライ・コリパエフ
       ジュリエット: サビーナ・ヤパーロワ
       パリス: ミハイル・ヴェンシコフ
       ティボルト: ウラジーミル・ツァル
       マキューシオ: 未定
       指揮:ファルハド・ケリモフ
11月09日 スパルタクス
       スパルタクス: デニス・モロゾフ
       ヴァレリア: 未定
       クラッスス: マラト・シェミウノフ
       サビーナ: ヴィクトリア・クテポワ   
       クリクサス: アンドレイ・マスロボエフ
       指揮:ヴァレリー・オブジャニコフ
11月10日 スパルタクス
       スパルタクス: アレクサンドル・オマール
       ヴァレリア: サビーナ・ヤパーロワ
       クラッスス: アンドレイ・カシャネンコ
       サビーナ: オリガ・ステパノワ   
       クリクサス: アンドレイ・マスロボエフ
       指揮:ヴァレリー・オブジャニコフ
11月11日 スパルタクス
       スパルタクス: 未定
       ヴァレリア: 未定
       クラッスス: マラト・シェミウノフ
       サビーナ: イリーナ・ペレン   
       クリクサス: デニス・モロゾフ
       指揮: 未定
11月19日 Without Words,Duende,Prelude
11月27日マチネ ジゼル
       ジゼル: エカテリーナ・ボルチェンコ
       アルベルト: ニコライ・コリパエフ
       ミルタ: ヴィクトリア・クテポワ
       指揮: ヴァレンティン・ボグダノフ 
11月27日ソワレ ジゼル
       ジゼル: オーレシア・ノヴィコワ
       アルベルト: レオニード・サラファーノフ
       ミルタ: オリガ・ステパノワ
       指揮: ヴァレンティン・ボクダノフ 
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豪、ニューサウスウエールズ州の美味なワイン♪
2011/10/13(Thu)
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州(州都はシドニー)Bimbadgen Estate(ビンバジン エステート)のBimbadgen Ridge 2008 Shiraz Cabernet Merlotを飲みました。

リッジ豪


昨年8月にナショナル麻布マーケットで1480円で購入。
シラーズ(Shiraz) 82%、カベルネソーヴィニオン(Cabernet Sauvignon)10%、メルロー(Merlot) 8%というブレンドの妙なのか、適度にパワフルでふくよかな味わいのとてもコストパフォーマンスの高い美味しいワインでした。 一度に飲みきれなくて翌日も飲んだのですが、酸化して味が落ちる事もなく、逆により熟成したような変化に驚きました。

「ビンバジン」とはアボリジニの言葉で「美しい眺め」という意味だそうですが、シドニーから車で2時間ほどのハンターバレーの中心に位置する、その名のとおり素晴らしい眺望のワイナリーなのだそうです。 シドニーに最後に行ってからもう10年ほど経ってしまいましたが、ハンターバレー日帰りツアーってけっこう人気があったと記憶しています。

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ミハイロフスキー劇場 ナチョ・トリプルビル キャスト
2011/10/12(Wed)
14日,15日のナチョ・トリプルビルのキャストが発表になっています。
今朝、見たときには14日のPreludeと15日のDuendeにサラファーノフの名前があったのですが、さきほどチェックしなおしたら消えていました。 後半の海賊と白鳥には出演予定のようですが。
先シーズンはプレリュードの主演はすべてサラファーノフでしたが、今回はヤフニュークです!(9月のオープニングも彼だったそうです) ヤフニュークは去年のロンドン公演でプレミアだったサモドーロフ振付のコンテにも抜擢されていたし、古典だけでなく、あらゆるジャンルの踊りに秀でたダンサーなんですね。 チッポリーノだって踊っちゃうくらいだし!(笑) この3作品はそこそこ踊りこまれて来ているので、やはり今度の来日で見てみたかったなぁ。  

<10月14日>
Duende 
タチアナ・ミリツェワ、オリガ・セミョーノワ、マラト・シェミウノフ、サビーナ・ヤパーロワ、ニコライ・アルジャエフ、
アンドレイ・ヤフニューク、ニキータ・クリギン、ニコライ・コリパエフ、ヴィクトリア・ザリポワ、
アルファ・ンゴビ・オリンピアダ・ソーラ、エルヴィラ・ハビブリナ、アンドレイ・ネーミッチ
指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ

Nunc Dimittis 
エカテリーナ・ボルチェンコ、アンドレイ・カシャネンコ、エフゲニー・デリャビン
エルヴィラ・ハビブリナ、デニス・モロゾフ
ヴィクトリア・クテポワ、マクシム・マリニン
ヴェラ・アルブーソワ、ミハイル・ヴェンシコフ
マリアム・Ugrekhilidze、リシャト・ユリバリソフ
クリスティナ・Makhviladze、パーヴェル・マスレンニコフ
指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ

Preludeアンドレイ・ヤフニューク
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ、エカテリーナ・ボルチェンコ、エフゲニー・デリャビン
オクサーナ・ボンダレワ、リシャト・ユリバリソフ、オリガ・ステパノワ、デニス・モロゾフ
タチアナ・ミリツェワ、アンドレイ・ヤフニューク、サビーナ・ヤパーロワ、ニコライ・コリパエフ、
マリア・ドミトリエンコ、アンドレイ・マスロボエフ、ヴィクトリア・ザリポワ、アレクセイ・クズネツォフ
指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ


<10月15日>
Duende
エフゲニー・デリャビン、サビーナ・ヤパーロワ、ヴィクトリア・ザリポワ、ニコライ・アルジャエフ、
エフゲーニャ・マツァシェワ、アンドレイ・ヤフニューク、ヴィクトル・レベデフ、アンドレイ・カシャネンコ、
ニーナ・オスマノワ、マリーナ・ニコラエワ、アントン・ブコフ、エカテリーナ・ホメンコ
指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ

Nunc Dimittis 
イリーナ・ペレン、アンドレイ・マスロボエフ、ニコライ・コリパエフ
マリア・ドミトリエンコ、アルテム・プハチョフ、
バレリア・ザパスニコワ、フィリップ・プルハチョフ、
オリガ・セミョーノワ、ミハイル・シヴァコフ、
マリアム・Ugrekhilidze、、アルテム・マルコフ、
タチアナ・ボルシャコワ、アントン・ブコフ、
ユリア・チーカ、アントン・アパシキン
指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ

Prelude
アンドレイ・ヤフニューク
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ、エカテリーナ・ボルチェンコ、エフゲニー・デリャビン
オクサーナ・ボンダレワ、リシャト・ユリバリソフ、オリガ・ステパノワ、デニス・モロゾフ
タチアナ・ミリツェワ、アンドレイ・ヤフニューク、サビーナ・ヤパーロワ、ニコライ・コリパエフ、
マリア・ドミトリエンコ、アンドレイ・マスロボエフ、ヴィクトリア・ザリポワ、アレクセイ・クズネツォフ
指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ
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バレエDVDコレクション 「くるみ割り人形」 
2011/10/10(Mon)
購入してからけっこう経っちゃったけどデアゴスティーニのバレエDVDコレクション第2号のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団「くるみ割り人形」を今日見ました。 ライト版のくるみは2006年に都さんとボネッリが客演したスターダンサーズ・バレエ団のものを見た事があります。 自分の感想をざっと読み返したところ、舞台装置や衣装はこのDVDのバーミンガムのものを借りていたような感じだけれど、ずい分いろいろ文句つけてるなぁ(苦笑) 今日見たDVDでは、シックで重厚感があって夢もあってとても素敵だなと思ったんですけどね・・・。 照明の明るさとかが違ったのだろうか? それとも日本人に似合わない色調だったのか・・・。
このくるみの収録は1994年で、都さんのロイヤル移籍前年という事ですが、楚々として気品もあり、今更ですが、音楽性豊かに難しい事をさらっとやってしまう踊りが素晴らしい! それまでにムハメドフと組んだ事があったのかどうかは知りませんが、GPDDの最後の方の彼は、僕、なんだかすんごいバレリーナと踊ってる??とでも言いたそうな満たされた笑顔で、思わずこちらも顔が緩んでしまう。 コール・ドの中に日本人っぽい女の子がいましたが、バレエ学校に在学中の佐久間さんだったのかなぁ? どことなく似てたように思いますが。
このバレエDVDコレクション、マガジンがとてもよく出来ているんですね。 詳細なストーリーにDVDでのチャプター割りがきちんと記載されていて、場面写真も豊富だし、演出&見どころ、テクニック、ダンサー紹介、豆知識という丁寧なフォローアップもあり、とても分かりやすいです。 状況説明、テクニック用語やマイムの意味がわかる解説字幕付き(もちろんoffにもできる)で、あまり馴染みのない作品を見るには便利です。 

ラインナップは変更になる場合があるかもしれないとの事ですが、現在予定されている作品は以下の通りです。 これ持ってるから、あれ入れて欲しかったなーというのもありますが(笑)、これだけのラインナップ自体が、もうすごいことですね。 


「白鳥の湖」
 アドヴェンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ(アダム・クーパー)
 キーロフ・バレエ (ユリヤ・マハリナ)
 パリ・オペラ座バレエ団 (アニエス・ルテスチュ、ジョゼ・マルティネス)
「くるみ割り人形」
 ニュー・アドベンチャーズ
 ベルリン・国立バレエ団(ウラジーミル・マラーホフ)
 バーミンガム・ロイヤル・バレエ団(吉田都、イレク・ムハメドフ)
「眠れる森の美女」
 パリ・オペラ座バレエ団(オーレリ・デュポン、マニュエル・ルグリ)
 キーロフ・バレエ
「ジゼル」
 オランダ国立バレエ(アンナ・ツィガンコーワ)
 オーストラリア・バレエ団
「コッペリア」 
 オーストラリア・バレエ団
 キーロフ・バレエ
「ドン・キホーテ」
 ロシア国立チャイコフスキー記念ペルミ・バレエ(ニーナ・アナニアシヴィリ、アレクセイ・ファジェーチェフ)
 アメリカン・バレエ・シアター(ミハイル・バリシニコフ)
「ロミオとジュリエット」
 英国ロイヤル・バレエ団(アレッサンドラ・フェリ、ウェイン・イーグリング)
 パリ・オペラ座バレエ団(モニカ・ルディエール、マニュエル・ルグリ)
「真夏の夜の夢」
 アメリカン・バレエ・シアター
 ミラノ・スカラ座バレエ団(アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ)

「ラ・シルフィード」 デンマーク・ロイヤル・バレエ団
「ラ・バヤデール」 パリ・オペラ座バレエ団
「海賊」 キーロフ・バレエ団
「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」 英国ロイヤル・バレエ団
「シンデレラ」 チューリッヒ・バレエ
「シルヴィア」 パリ・オペラ座バレエ団
「エクセルシオール」 ミラノ・スカラ座バレエ団
「ナポリ」 デンマーク・ロイヤル・バレエ団
「イワン雷帝」 パリ・オペラ座バレエ団
「スパルタクス」 ボリショイ・バレエ
「ル・パルク」 パリ・オペラ座バレエ団
「ファラオの娘」 ボリショイ・バレエ(スヴェトラーナ・ザハロワ)
「パゴダの王子」 英国ロイヤル・バレエ団
「椿姫」 パリ・オペラ座バレエ団
「マイヤーリンク(うたかたの恋)」 英国ロイヤル・バレエ団
「プルースト」 パリ・オペラ座バレエ団
「三人姉妹」 英国ロイヤル・バレエ団
「スペードの女王」 ボリショイ・バレエ
「石の花」 キーロフ・バレエ
「ザ・フォー・シーズンズ」 カナダ国立バレエ団
「ジュエルズ」 パリ・オペラ座バレエ団
「若者と死」 パリ・オペラ座バレエ団
「カルメン」 パリ・オペラ座バレエ団
「こうもり」 ミラノ・スカラ座バレエ団
「ピーターと狼/子供と魔法」 ロイヤル・バレエ・スクール/ネザーランド・ダンス・シアター
「チャイコフスキーガラ」 ミラノ・スカラ座バレエ団
「アナニアシヴィリと世界のスターたち」
「マリインスキーニューイヤーガラ」 マリインスキー・バレエ
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もうすぐベルリン放送交響楽団のコンサート♪
2011/10/09(Sun)
14日の金曜日にマレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団の演奏を聴きに行きます。
曲目はブラームスの交響曲第3番と第4番。 コンサートで交響曲2本という構成は自分は初めてかも。 
ドイツの名門オーケストラによるブラームス(大好き♪)の交響曲という事で、発売当初から興味があったのですが、10月はもしかしたらまたペテルブルグ?なんていうのがあり、チケット購入は見送り。 ところが、ピーテル行きもなくなり(プログラムがいまいち・・・)、じゃぁ行ってみようかと思った矢先に届いたジャパンアーツ夢倶楽部会員ご招待リストにこの日が入っていたものですから、即応募したところ、運よく当選しました。 わ~~い!!

ツアーは昨日の兵庫芸術文化センターの公演でスタートしたばかりですが、すでにジャパンアーツのオーケストラ・ブログ(今までバレエ・ブログしか読んだ事がなかったのだけれど、キーシンやこのコンサートを機に最近読み始めました)に音楽評論家のレポートが掲載されています。 大編成ながら野暮な低音偏重主義ではない音というのが印象的。
ヤノフスキ氏のインタビューもとても内容が濃くて、インタビュアーの質問への一つ一つの答えがどれも率直でわかりやすく、彼らの音楽をこれから聴くにあたりとても参考になる事ばかりです。 オケにとって、やはり今回の来日は難しい決断だったようですが、それでもオーケストラの日本へ道義的な姿勢を示すというのが最終的な結論だったとの事です。
来日中止、降板のニュースが続いた頃は確かに気分が沈みがちでしたが、今、いろいろな情報誌やネットなどを見ていると、震災後に一番敏感だったドイツを始めとして、世界中からアーティストが来日して、私たちに心のこもったパフォーマンスを届けようとしてくれているのがよくわかって嬉しいです。
ベルリン放送交響楽団は来日前の台湾と韓国公演も大盛況だったとの事です。 日本も負けてられないな!

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釜飯好き
2011/10/08(Sat)
お天気に恵まれそうなこの3連休ですが、特に遠出の予定もなく、残業続きだった9月中旬以降の疲れをしっかり取っておこうかなと。 今月半ばから来月半ばまでの一ヶ月はバレエやコンサートの予定をけっこう入れてあるので、家でおとなしくという見え透いた得点稼ぎというか・・・。

今日は釜膳という釜飯やさんでランチを。 前に一度行ってとても美味しかったので、また行きたいと思っていたのですが、季節がら、マツタケがあるんじゃないかな~なんて狙って行ったのですが、むふふ、バッチリ!でした(写真撮るの忘れたよ~~・泣、なので、お店のサイトをご覧あれ)。 赤だし、お漬物付きで2000円とやはり高めですが、マツタケの良い香りが上品に立ち込めて美味しかったです♪ ここの釜飯は、最後に釜にこびりついたおこげを剥がし取り、カツオだしでとったつゆでお茶漬け風にいただくというのが、2度美味しくて気に入っています。
私の釜飯好きは子供の頃からなのですが、両親とよく旅行に行った際に、横川駅のホームで列車到着を待っているおぎのやさんの釜飯を買いに父親とホームに飛び出していくのが好きで・・・(笑)。 みんな血相変えて飛び出して行くんですよね、機関車連結作業のごくわずかな時間だけですから。 懐かしいなぁ、あの光景。 最初の頃は釜もちゃんと持ち帰って家で使ったりもしてたっけ。
実際にどこを観光したのかなんて覚えちゃいないですが、横川駅の事だけはよく覚えてる(笑)。 親の行きたい所に付いていくだけの子供の記憶なんてそんなもんだよね。 
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ラトル指揮 ベルリンフィル3D“音楽の旅”
2011/10/05(Wed)
ベルリンフィルの来日公演に合わせるかのように11月より全国で公開が決定している「ラトル指揮 ベルリンフィル3D“音楽の旅” ~マーラー「巨人」/ラフマニノフ「交響的舞曲」~」のジャパンプレミアが11月3日に東京、杉並にある普門館にて開催されるそうです。 

収録日時:2010年11月22日~24日
収録場所:エスプラナード劇場(シンガポール)
曲目:マーラー 交響曲第1番 『巨人』/ラフマニノフ 『交響的舞曲』
演奏:ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(コンサートマスター:樫本大進)
指揮:サー・サイモン・ラトル


2002年にベルリン・フィルの芸術監督に就任して以来、ラトルはベルリン・フィルの社会貢献という事を常に考え、いろいろなプロジェクトを行ってきたようですが、コンサートの様子を積極的に映像に残して世界に発信するのも、多くの人に彼らの音楽を届けて、クラシックに親しみをもってもらおうとする試みの一つですね。
こちらは映画公開だけでなく、11月23日に3Dブルーレイも発売されるようです。

さて、プレミアの開催される普門館ですが、私は近くを通った事しかないのですけど、やたら巨大な建物に初めて見た時は驚きました。 大ホールは4702席だそうで、ほとんど国際フォーラムAと同じ規模なんですねぇ。
しっかしそんな大きなホールの大スクリーン(ですよね・・・)で、3Dってどんな事になっちゃうのやら・・・。 で、なんで3D?なんですが、それについてはこちらをどうぞ。 実はわたし、3Dにはあまり興味がなく、まだ映画館でも一度も経験した事がないのです。 アバターくらいからでしたっけね? アバターを見た友人は3Dメガネをかけていると、字幕が読みにくいので疲れたなんて言っていたけど、その辺は改善されたのかなぁ?

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ミハイロフスキー劇場10月公演キャスト変更など
2011/10/04(Tue)
ミハイロフスキー劇場の10月の公演キャストに変更が出ています。 ペレンはジゼルからも名前が消えてしまいましたが、ヤパーロワちゃんが3連投ってのも大変ですね・・・。 中日のアルベルトがヤフニュークからシヴァコフに変更。 なんでだろう?
ノヴィコワの白鳥への客演はなくなったようですね。 その煽り?でレベデフのパートナーがペレンからボルチェンコに変更。 という事はペレン&レベデフは日本でお初という事になりそうですね。

劇場のダンサーリストに新メンバーを発見。 といってもコール・ド・ダンサーは人数が多いのでわからないのですが、男性セカンドソリストにSergey StrelkovとIvan Zayzevというダンサーの名前が追加されています。 セルゲイは今年ワガノワを卒業した新人だと思いますが(じっくり見ている時間はなかったのですが、学校公演でソロルを踊っている映像などががYouTubeにあがっています)、イワンの方はちょっとぐぐった程度ではわかりませんでした。   


10月05日 ジゼル
        ジゼル:ペレン→ サビーナ・ヤパーロワ(10/4変更) 
        アルベルト:ニコライ・コリパエフ
        ミルタ:オリガ・ステパノワ
        ペザント:タチアナ・ミリツェワ、アントン・プローム 
10月06日 ジゼル
        ジゼル:サビーナ・ヤパーロワ
        アルベルト:ヤフニューク→ ミハイル・シヴァコフ(10/4変更)
        ミルタ:ヴィクトリア・クテポワ
        ペザント:ユリア・チーカ、アンドレイ・ラプシャノフ 
10月07日 ジゼル
        ジゼル:ペレン→ サビーナ・ヤパーロワ(10/4変更)
        アルベルト:ニコライ・コリパエフ
        ミルタ:オリガ・ステパノワ
        ペザント:タチアナ・ミリツェワ、アントン・プローム 
10月08日 King of the Dance
        レオニード・サラファーノフ、ギョーム・コテ、マルセル・ゴメス
        デヴィッド・ホールバーグ、デニス・マトヴィエンコ、イワン・ワシーリエフ
10月09日 King of the Dance
        レオニード・サラファーノフ、ギョーム・コテ、マルセル・ゴメス
        デヴィッド・ホールバーグ、デニス・マトヴィエンコ、イワン・ワシーリエフ
10月14日 Duende. Nunc Dimittis. Prelude
10月15日 Duende. Nunc Dimittis. Prelude

10月16日マチネ チッポリーノ
        チッポリーノ:アレクセイ・クズネツォフ
        ラディショーシュカ:ユリア・チーカ
        マグノリア:エカテリーナ・クラシューク
        さくらんぼ伯爵:ニコライ・コリパエフ
        レモン王子:デニス・モロゾフ
        トマト警察署長:ウラジーミル・ツァル
10月16日ソワレ チッポリーノ
        チッポリーノ:アンドレイ・ヤフニューク
        ラディショーシュカ:サビーナ・ヤパーロワ
        マグノリア:オリガ・ステパノワ
        さくらんぼ伯爵:アルテム・プハチョフ
        レモン王子:マラト・シェミウノフ
        トマト警察署長:ウラジーミル・ツァル
10月19日 海賊
        メドーラ:オリガ・ステパノワ
        コンラッド:アルテム・プハチョフ
        ギュリナーラ:オクサーナ・ボンダレワ
        アリ:アントン・プローム
        ビルバンド:アンドレイ・カシャネンコ
        ランケデム:アンドレイ・マスロボエフ
10月20日 海賊
       メドーラ:ペレン→ エカテリーナ・ボルチェンコ
       コンラッド:アンドレイ・カシャネンコ
       ギュリナーラ:ヤパーロワ→ タチアナ・ミリツェワ
       アリ:ミハイル・シヴァコフ
       ビルバンド:ウラジーミル・ツァル
       ランケデム:オマール→ デニス・モロゾフ
10月22日マチネ 海賊
       メドーラ:ヴィクトリア・クテポワ
       コンラッド:エフゲニー・デリャビン
       ギュリナーラ:ユリア・チーカ
       アリ:オマール→ アントン・プローム
       ビルバンド:ミハイル・ヴェンシコフ
       ランケデム:デニス・モロゾフ
10月22日ソワレ 海賊
       メドーラ:ボルチェンコ→ イリーナ・ペレン
       コンラッド:プハチョフ→サラファーノフ→アルテム・プハチョフ(10/18変更)
       ギュリナーラ:ミリツェワ→ サビーナ・ヤパーロワ
       アリ:シヴァコフ→ ヴィクトル・レベデフ
       ビルバンド:アンドレイ・カシャネンコ
       ランケデム:プローム→ アレクサンドル・オマール
10月26日 白鳥の湖
        オデット&オディール:ペレン→ エカテリーナ・ボルチェンコ(10/4変更)
        ジークフリート:ヴィクトル・レベデフ
        悪の天才:ツァル→ パーヴェル・マスレンニコフ(10/4変更)
        道化:トルマチョフ→アンドレイ・ラプシャノフ(10/4変更)
        トロワ:ミリツェワ、ボンダレワ、ヤフニューク(10/4追記)
10月28日 白鳥の湖
       オデット&オディール:ノヴィコワ→ イリーナ・ペレン(10/4変更)
       ジークフリート:レオニード・サラファーノフ
       悪の天才:ヴェンシコフ→ ウラジーミル・ツァル(10/4変更)
       道化:クズネツォフ→ デニス・トルマチョフ(10/4変更)
       トロワ:クラシューク、ザパスニコワ、プローム(10/4追記)
10月29日 白鳥の湖
        オデット&オディール:エカテリーナ・ボルチェンコ
        ジークフリート:マラト・シェミウノフ
        悪の天才:ツァル→ ミハイル・ヴェンシコフ(10/4変更)
        道化:トルマチョフ→ アレクセイ・クズネツォフ(10/4変更)
        トロワ:ボンダレワ、オグネシャン、プローム(10/4追記)
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新国立劇場バレエ団によるバレエ オープニング ガラ 10月1日の感想
2011/10/02(Sun)
20111001新国立


<第1部>

『アラジン』から「序曲」「砂漠への旅」「財宝の洞窟」
振付:デヴィッド・ビントレー 音楽:カール・デイヴィス

アラジン:八幡顕光
プリンセス:小野絢子
魔術師マグリブ人:マイレン・トレウバエフ

オニキスとパール:さいとう美帆、高橋有里、大和雅美、江本拓、菅野英男、福田圭吾
ゴールドとシルバー:西川貴子、丸尾孝子、貝川鐵夫、清水裕三郎
サファイア:湯川麻美子
ルビー:長田佳世、厚地康雄
エメラルド:芳賀望、寺島まゆみ、寺田亜沙子
ダイヤモンド:川村真樹


「アラジン」は今年5月の公演で初めて全幕を見たのですが、その時とほぼ同じキャストじゃないかと。 あの時は、1幕の最後に置かれたこの財宝の洞窟でけっこうお腹いっぱいになっちゃって、その後の肝心な2幕3幕でなんとなく集中力が途切れちゃったのですが・・・。 こうやって単独で上演しても、ほんと、見応えのある場面ですよね。
砂漠から洞窟の入り口に立ち、その不思議な洞窟の中に入って行くアラジンの冒険心を掻き立てるようなあのセットが非常にお気に入り!
八幡さんはアラジンをすっかり自分のものにしているので、アラジン的にはちょっと中途半端な場面でも、しっかり役に入っていられるのがいいですね。
マイレンも怪しくしたたかなマグリブ人になりきってましたが、当人比ではわりと濃度薄め? この日の公演では踊りが見られなくてとても残念でした。

オニキスとパールは仮面をつけているので誰が誰やらわからないのがじれったいのですが、みなさん、切れがあって颯爽とした踊り。 このメンバーですから、磐石なはずです!
ゴールドとシルバーは本来格調高くいくところなんだろうけど、それなりに無難に。
サファイアの湯川さんが良かったです。 しなやかに柔らかく、うっすら色香も漂い、回転なども安定していてとても目を惹く踊りでした。 
ルビーはやたらリフトの多いパートですが、長田さんと厚地さんの息もぴったりで安心して見ていられました。 厚地さんはかなり線の細いダンサーですが、リフトのサポートの安定感は抜群なので、長田さんのポーズも毎回キレイに決まってました。
ダイヤモンドの川村さん。 新国でチュチュ姿の一番映える人といったら間違いなく彼女でしょうね。 立ってポーズをとっているだけで、圧倒的なプリマの輝き。 踊りのラインも相変わらず美しかったけれど、若干足元が乱れていたようでさほど好調という感じではなかったかな。  


<第2部>

「眠れる森の美女」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・チャイコフスキー
オーロラ姫:小野絢子
デジレ王子:福岡雄大


二人とも最初はかなり緊張していたようで、固かったと思います。
小野さんのオーロラは堂々たるものでしたが、好みの問題で駄目でした。 あまりに直線的なスパッとした動きがどうにも見慣れているオーロラの舞からはほど遠く、振付自体もかなり違うので、まぁ、仕方ないです。
福岡さんはサポートにまだ安定感がなく、二人での流れに流麗さを失わせてしまうところがありましたが、ソロは素晴らしかったです。 動きが柔らかく美しく、足音もほとんどしないしスピード感のある跳躍も綺麗。 途中細かな回転ではやや大味になったところもありましたが、今後はこのバレエ団を背負っていける人だと十分に思わせる出来だったと思います。
ただ、この二人の組み合わせってどうなのかなぁ・・・。 菅野さんの方が小野さんには合うかなぁなんて思ったりして。


「ロメオとジュリエット」第1幕よりバルコニー・シーン
振付:ケネス・マクミラン 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
ジュリエット:本島美和
ロメオ:山本隆之


パゴダの王子を降りた山本さん、大丈夫かなと思っていましたが、無事踊りきれて良かったです。 本島さんも頑張っていたとは思うけど、体のしなやかさが足りないのと音楽を纏えないのがこのPDDだけという上演にはちょっと辛いかな・・・。  


「ドン・キホーテ」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー 改訂振付:アレクセイ・ファジェーチェフ 
音楽:レオン・ミンクス
キトリ:米沢唯
バジル:菅野英男


菅野さんはキエフ・バレエの来日公演で何度か見ていて純クラ向きの端正な踊りのダンサーという印象だったので、バジル?とちょっと意外だったのですが、けれんみはそれほどないものの、安定した美しい踊りで魅せてくれました。 さり気なかった片手リフトをはじめ、サポートもとても上手いです。 女性がきっちりした技術の持ち主だったとしても、そんなバレリーナを傾けちゃったりする人もいるので、なんかとても気持ちの良いサポートでした。
米沢さんもそのきっちりしたテクニックを持っているダンサーなんですね。 軸がまっすぐで、回転系はとても綺麗でした。 グランフェッテも得意なようで、最初2回ほどトリプルも混ぜていました。 場数を踏んでいけば主役の華のようなものも出てくるでしょうし、楽しみなダンサーだと思います。  


「シンフォニー・イン・C」から最終楽章
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ジョルジュ・ビゼー

第1楽章プリンシパル:長田佳世、福岡雄大
     コリフェ:西山裕子、大和雅美、小口邦明、小柴富久修
第2楽章プリンシパル:川村真樹、貝川鐵夫
     コリフェ:細田千晶、川口藍、清水裕三郎、田中俊太郎
第3楽章プリンシパル:寺田亜沙子、輪島拓也
     コリフェ:寺島まゆみ、堀口純、野崎哲也、宝満直也
第4楽章プリンシパル:丸尾孝子、古川和則
     コリフェ:さいとう美帆、高橋有里、アンダーシュ・ハンマル、原健太


これは全楽章見たかったですね。 これだけのダンサーを揃えていながらなんともったいない!
最初に出てきた4楽章のペア、失礼ながらコリフェにさいとうさんと高橋さんを従えていては、丸尾さんにはちょっと荷が重いかなぁと。 そして古川さんが、パートナーに対してこんなに優しかったでしたっけ?というちょっとびっくりな(こちらも失礼ながら)印象の変化。 ダンスも柔軟性に秀でていて良かったです。 
すべてのダンサーが揃うフィナーレに向かって、まず第1楽章のダンサー登場。 長田&福岡ペアは眼福~~。 長田さんはいつ見ても長い腕が描く軌跡が綺麗で、音取りやニュアンスのつけ方もすごく好みというのがありますが、キラキラ輝いてたな~~。 福岡さんはもうこういう踊りは無敵な感じで柔らかいバネのきいた跳躍は本当に素晴らしいです。
川村さんは、やはり気品があってラインが綺麗。 2楽章はコール・ドも長身のダンサーを配しているので、海外のバレエ団かと見まがうくらいの壮観さ。
3楽章の寺田さんは、やや頼りない感じで、自分としてはまゆみさんで見たかった。 輪島さんはちょい地味ですが無難な踊り。
最後に舞台狭しと全員で踊る様は本当に美しく圧巻でした。 これを見るにつけ全楽章を上演しなかった事がつくづく残念に思われ、来シーズンには是非オール・バランシン・プログラムを組んでもらいたいものだと思いました。



今回のガラが平成23年度文化庁芸術祭オープニングも兼ねていたため、皇族や関係者を招いた事で一般に開放された席が少なくなり、公演を見たかった人がすべて見られなかったようなのはとても残念です。
ただ、今回の公演の内容自体は新シーズンの幕開けに相応しく、ダンサー総出の華やかで素晴らしいものだったので、来シーズン以降、日頃新国立劇場のバレエ公演に親しんでいる観客向けに劇場独自のオープニング・ガラを催してくれたらと思います。 

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秋です!
2011/10/01(Sat)
洗濯物を干していた時にふっと鼻をくすぐった香り。 今年初のキンモクセイの芳香でした。 2メートルほどの木が庭に一本あるのですが、ベランダから見下ろすとこんもり丸く刈られた木の上の方に、淡いオレンジに色づいた花のついた枝が5,6本ありました。 家から駅までの道沿いでもけっこうあちこちからキンモクセイ独特の甘い香りが漂ってくるのですが、今年は久しぶりに家の木で気づいたなぁぁ。 じぶんは何に秋を感じるかというと、これなんですね。 キンモクセイの匂いが澄み切った空気の中を漂うと、あー、秋だ、もう夏は遠いなと。 そして夜には虫の音のハーモニーもいっそうにぎやかになるんですよね! 

さて、今日は新国立劇場の「バレエ・オープニング・ガラ」に行って来ました。 こちらの公演は平成23年度(第66回)文化庁芸術祭オープニングでもあるので、それらしい関係者の姿も多かったです。 2階バルコニー席へ通じるドアが閉鎖されていたりして「おや?」とは思っていたのですが、皇太子殿下が来賓としていらしてました。 ひょっとしたら2階席は一般には開放されなかったのかもしれないですね。 
私的には長田さん!と福岡さん!だった今日の公演の様子は明日にでも。
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