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一年間ありがとうございました
2010/12/31(Fri)
大忙しだった今日の大晦日。 1日が過ぎるのは早かったり遅かったりいろいろですが、1年が過ぎるのが本当にあっという間ですね。
3ヶ月に一度検診を受けなければならない疾患は一つに減り、たいした風邪もひかずに過ごせたので健康面ではまずまずの一年。 それでも猛暑に起因する体温調節機能障害には我ながら驚きました。 日中は急にかぁ~~と体中がほてったり、夜中に寝汗で目が覚めたり・・・。 その症状は、就寝時、エアコンを28度設定で朝までつけっぱなしにすることですぐに治りましたが、人の体の繊細さと強さの両方を改めて思い知らされました。 
昨年に比べ、会社の方は業績的にはかなり上向いて来たものの、新しい雇用に関しては依然消極的。 少人数で仕事をこなす事を目的として本社が導入を強固に迫ったシステム化は、日本の独特な商習慣の中では返って仕事量を増やしてしまう事が多くて困りもの。 海外では取引先とは対等のパートナーとして遂行可能な業務でも、日本では強者vs弱者的な土壌から上手くいかない事が多いという実態を海外の上層部には理解できない・・・。 
プライベートは、けっこう大変な年だったかな? いろいろと話を聞いてもらったり、アドバイスをしてくれた方々には感謝です。 支えてくれる人がいる、元気を与えてくれる人がいるというのは本当にありがたいものです。 自分も誰かにとってはそういう存在でありたいなと思います。
現実逃避願望も一役買ってか?聴く&読むのクラシック音楽再入門(笑)の年でもありました♪ ここに来てフルトヴェングラーに陥落(笑)したのがそもそもの始まりでしたが、それまで知らない人でもなかったのに、何で今頃興味を持ったのか自分でも分からない。 けっこう不器用な生き方に彼の人生、音楽をもっと知ってみたいと思ったのかもしれません。 来年は生誕125周年という事で関連著書やCDも数多く販売されそうな感じです。
また丸山眞男、中野雄、宇野功芳、中川右介、許光俊などの著書を突っ込みつつも楽しく読んだおかげでずい分CDにも散財しちゃいましたが、いい時間を与えてもらいました♪

さて、まもなく2010年も終わりです。 
本年もいろいろとありがとうございました。
新しい年が皆様にとって今年よりも喜びや幸せの多い充実した一年になりますように。
来年もよろしくお願い致します。
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マールイ「くるみ割り人形」 12月24日の感想
2010/12/31(Fri)
クリスマス・イヴの公演、観客が少なくてダンサーには気の毒でしたが、お客さんの反応はとても温かく、ホールのつくりのせいか拍手がとてもよく反響されて、実際の観客数より多く感じられたのは良かったです(笑)。

明るく楽しく勢いがあった昨日の公演とは何か違う・・・。 
音? 県民ホールは音響が良いはずなのに厚みと張りのない音に加え、スピードもスロー。 舞台上もなんとなく温い空気が漂っていた。 そこにおっとりマーシャのペレンだしね。

そのペレンの1幕の衣装は去年と同じちょっとピンクがかったパープル。 去年はなんで?と思いましたが、彼女は細い手足のわりには肩や胸板がしっかりしているので、こういうデザインだと淡いピンクやブルーよりはこの色の方がいいのかな? 
この日のペレンはちょっと覇気がないというか、踊りも表情もやや控えめであまりノリが良くなかったように感じました。 ここ数年の彼女にしては珍しいかな? 

くるみ割り人形のラプシャーノフは頑張っていたとは思うのだけれど、前日に職人芸のトルマチョフの人形を見ているだけに分が悪い。 ラプシャーノフにはこれから長~く愛着持って踊っていって彼のくるみを作っていってもらいたいと。

ドロッセルマイヤーのヴェンシコフもねずみの王様のユリバリソフも前日同様、キレのある踊りで良かった。 できればねずみキングはマラさんで見て3キャスト制覇したかったのだけれど・・・。 この日もホストに徹し、優雅な踊りと楽しい小芝居を見せてくれたマラーホフさんには大満足。 

で、誰が出てきたのか??と思ったのが王子のコリパエフでした。 ロミジュリで見た時はいい感じだった髪を短く切ってしまったうえにオールバックで銀色のスプレーをかけてある。 チラシでしか見た事ないけど、Kバレエのくるみの王子みたいな頭と言えばいいのか。 どーしてそこまで頑として主役の時はかつらを被らない??? なんだかとっても変だった・・・。 コリパエフは体にぴったりとした衣装で上下白となると、彼の線の細さばかりが強調されてしまって、踊りまで膨らみのないものに見えてしまうなぁ。 ラインは綺麗な方なんですけどね。 体質的に筋肉がつかないのだとしたら可哀想だけどペレンをリフトするのが大変そうだった。 前日のシヴァはここでシェスタコワを片手リフトなんかしてびっくりさせてくれたけど・・・。

この日、一番印象に残ったのはノヴォショーロワさんのアラビア。 この踊りがこんなにあっという間に終わってしまったように感じたのは初めて。 しっとりした踊りに切なさや秘めた情熱のようなものが感じられる踊りでした。 
チーカのコロンビーナは踊りは上手いけれどちょいと人形らしさが足りなかった。 ポドショーノフはやはり表情が豊かでピエロのツボをきっちり押さえているし、人形たちの中でのまとめ役みたいな感じもさり気なく出していてさすがだなと。

そして、ワルツには今期お初となるヤフニュークが!! 彼ってなんでこんなにかつらが似合うんだろう?(笑) 腕の動きが綺麗ですねぇ。 プーちゃんが跪きヤフニュークがアチチュードで立つツーショットがこれまた異様に美しかったです。 真ん中そっちの気で見入ってしまいましたわ。 
ここでのペレンはダンマガ4月号の表紙で着てたイエローベースのチュチュ。 ピンクや青のビーズが散りばめられた衣装で金平糖の精としては悪くはないけれど、前日のシェスタコワの白ベースに金刺繍のチュチュの方が自分としては好みだな。 踊りと表情も1幕よりは良くなってキラキラしてました。 コリパエフはまぁ1幕と同じような感じですが、存在感的には4人のカバリエの中に埋没してしまってましたね。 

そんなわけで自分的にはそれほど盛り上がらなかったイヴのくるみでした。 



マーシャ : イリーナ・ペレン
王子 : ニコライ・コリパエフ
ドロッセルマイヤー : ミハイル・ヴェンシコフ
くるみ割り人形 : アンドレイ・ラプシャーノフ
フリッツ : アレクセイ・クズネツォフ
父 : アレクセイ・マラーホフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : リシャート・ユリバリソフ
コロンビーナ : ユリア・チーカ
ピエロ : マクシム・ポドショーノフ
スペイン人形 : タチアナ・ミリツェワ、ニキータ・クリギン
中国の人形 : エカテリーナ・ホメンコ、アレクサンドル・ガヴリシ
アラビアの人形 : アンナ・ノヴォショーロワ、
        オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : ナタリア・クズメンコ、エレーナ・シリャコワ、パーヴェル・ヴィノグラードフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、アンナ・スーホワ、
         ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、アンドレイ・ヤフニューク、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : パーヴェル・ブベルニコル
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団

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マールイ「くるみ割り人形」 12月23日の感想
2010/12/28(Tue)
主役から脇まですべてが良くて、舞台からあったかい空気が惜しみなく溢れ出ていたようなマールイらしい明るく楽しい舞台でした。 ちょっと日にちが経ってしまったので、特に印象に残っている事だけ思いつくまま。

シェスタコワのマーシャを見るのは2回目かな? 踊り自体は総じて去年・おととしよりも全然良いと思います。 結果論ではありますが、今回3人のマーシャを見て、シェスタコワのマーシャという役への愛着、入れ込み方のようなものを強く感じました。 マーシャを踊る事をすごく大事にしているのが感じられて、彼女らしい緻密な見せ方(今まで時にtoo much)も自然に受け止められたし。 
踊りは1幕のPDDが自分的には良かったです。 彼女の音楽性は誰もが認めるところだけれど、まるで音楽を奏でるように動かしていたアームスがとっても綺麗でした。 

王子のシヴァ、多摩ではかな~り心配しましたが、体力的なへたり感もなかったし、サポート含めてすべてに余裕がありました。 多摩のミリツェワの踊りはピルエットなどもやけに威勢がよくてそこでもうシヴァが慌てちゃってた感がありましたが、シェスタコワは丁寧な踊りの入りに軸がしっかりしていて余計な事をする必要もないし、慣れというかお互い分かっている感も違うのでしょうが。 
最初に人形とバトンタッチするところ、フォーラムは広いのでトルマチョフと合体するまでかなりあの人形くるくる回転を繰り返して出て来なくちゃいけないんですね。 その辺の出だしからラインに緩みがなくて綺麗でした。 人形の腕から王子の腕への感触の変化を感じると同時に人形の心から大人の男性の感情に変わっていく表情も好きなんですよね。 
2幕のGPDD。 えっと正直申しまして、26日のプハチョフのノーブルラインが上書き(というのも合ってないですが)されてしまい、きちんと思い出すことができないのですが、シヴァコフらしいゆったりさの中に温かさや愛情が感じられてとても幸せな気持ちになったのだけは覚えてる(笑) 最後のピルエットもぶれる事無く最後まで綺麗に回りきってフィニッシュでした。

トルマチョフの人形も最高でした! 技術的にはクズネツォフに軍配が上がり始めそうな気配もあるけれど、人形としての踊りはまだまだこの人の醸し出す雰囲気が一番だなぁ。 首の傾き、肘、膝、足首なんかの関節のシャープな動きと人形の動きの自然な余韻がとてもいい。 去年の兵庫でも感じたけれど、マーシャの事がとっても好きな健気な人形なんだよなぁ。
 
マラーホフさんのお父さんは子供たちともゲストたちとも小芝居を繰り広げながらホスト役を演じておりました。 ノヴォショーロワさんとの語らいがいつも長いんですよね、マラさんは(笑)。 セミョーノワとの踊りも手足の動きが優雅で美しい。 
望み叶ったユリバリソフのねずみの王様。 長い手足が作り出すラインがとても綺麗でシャープさとエレガントな感じが上手い具合に交じり合っている。 まだ、この人のねずみという感じはないけれど、丁寧な踊りに好感が持てます。
マチネでコロンビーナを踊ったミリツェワはこちらではスペインに。 ベテランソリストなのによく働くなぁ。 あ、でもそれを言ったらワルツは全公演ですものね・・・。
2幕のお人形さんたちも皆さん心のこもった踊りで良かったです♪
そして、オケもあいっかわらず鳴らしてます、吹かしてますって感じで炸裂してます。 もちろん甘美な旋律のパートはきちんと美しいですよ♪


マーシャ : オクサーナ・シェスタコワ
王子 : ミハイル・シヴァコフ
ドロッセルマイヤー : ミハイル・ヴェンシコフ
くるみ割り人形 : デニス・トルマチョフ
フリッツ : アンドレイ・ラプシャーノフ
父 : アレクセイ・マラーホフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : リシャート・ユリバリソフ
コロンビーナ : マリア・ドミトリエンコ
ピエロ : パーヴェル・ヴィノグラードフ
スペイン人形 : タチアナ・ミリツェワ、アレクサンドル・オマール
中国の人形 : エカテリーナ・ホメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
アラビアの人形 : オリガ・セミョーノワ、
            オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : ユリア・チーカ、ナタリア・クズメンコ、アンドレイ・ラプシャーノフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、アンナ・スーホワ、
         ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : ヴァレンティン・ボグダーノフ

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DVD新作リリース情報
2010/12/27(Mon)
DVDでーた1月号が出たので、新しいリリース情報など。


1月07日「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」 リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー
      「アデル ファラオと復活の秘薬」 ルイーズ・ブルゴワン、マチュー・アマルリック
      「ヤギと男と男と壁と」 ユアン・マクレガー、ジェフ・ブリッジス
      「レバノン」 ヨアフ・ドナ、イタイ・タイラン、オシュリ・コーエン 
      「ジョニー・マッド・ドッグ」 クリストファー・ミニー、デージ・ヴィクトリア・バンディ
      「日本のいちばん長い夏」 木場勝巳、池内万作、キムラ緑子、田原総一郎
  12日「ベスト・キット」 ジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン
      「アダルト・ボーイズ青春白書」 ケビン・ジェイムズ、クリス・ロック 
  14日「きな子 見習い警察犬の物語」 夏帆、寺脇康文、戸田菜穂
  19日「みんな元気」 ロバート・デニーロ、ドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセール
2月02日「踊る第捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」 織田裕二、柳葉敏郎
  04日「ナイト&デイ」 トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ピーター・サースガード
      「ぼくのエリ 200歳の少女」 カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション
  09日「食べて、祈って、恋をして」 ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム
  26日「イエロー・ハンカチーフ」 ウィリアム・ハート、マリア・ベロ、クリスティン・スチュワート 
      「ガフールの伝説」 声:ジム・スタージェス、エミリー・バークレイ
      「マイ・ブラザー」 トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール
  04日「瞳の奥の秘密」 リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル
      「闇の列車、光の旅」 バウリーナ・ガイタン、エドガー・フロレス
  18日「Flowers フラワーズ」 竹内結子、仲間友紀恵、鈴木京香、田中麗奈
  21日「オカンの嫁入り」 宮崎あおい、大竹しのぶ
3月02日「エクスペンダブルズ」 シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム
  04日「悪人」 妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、樹木希林
      「シングルマン」 コリン・ファーズ、ジュリアン・ムーア
      「クロッシング」 リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チールド
4月08日「大奥」 二宮和也、柴咲コウ、掘北真希、大蔵忠義

「レバノン」 2009年に制作さらたイスラエル、フランス、レバノン、ドイツ合作映画。 第66回ベネチア国際映画祭りで金獅子賞に輝いた戦争映画。 1982年6月、イスラエルがレバノンに侵攻したレバノン戦争に戦車兵として従軍したサミュエル・マオスが実体験に基づいて綴った作品との事。 goo映画の解説はこちら

「ジョニー・マッド・ドッグ」 2008年、フランス、ベルギー、リベリア合作映画。 アフリカの少年兵の実態を描き第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門HOPE賞を受賞したバイオレンス・ドラマ。 公式サイトはこちら
 
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マールイ「白鳥の湖」 12月26日の感想
2010/12/26(Sun)
鎌倉芸術館でマールイ「白鳥」初日を見て来ました。 最寄の駅は鎌倉駅と思い込んでいたら大船だったんですね・・・。 昨夜会館のHPのアクセスをチェックして気づきました。
公演はと~~っても素晴らしかったです。 オーリャとプーちゃん、ハラショー!!!

本日のキャストです。

オデット/オディール:オリガ・ステパノワ
ジークフリート:アルテム・プハチョフ
ロットバルト:ミハイル・ヴェンシコフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:タチアナ・ミリツェワ、ワレーリア・ザパスニコワ、ニコライ・コリパエフ
小さい白鳥:ユリア・チーカ、エカテリーナ・ホメンコ、ナタリア・クズメンコ、マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥:ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ、ワレーリア・ザパスニコワ
2羽の白鳥:ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・クラシューク
スペイン:オリガ・セミョーノワ、ニーナ・オスマノワ、アレクサンドル・オマール、デニス・モロゾフ
ハンガリー:エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
ポーランド:ユリア・カミロワ、オリガ・ラヴリネンコ、アーラ・マトヴェーエワ、エレーナ・スヒーフ
       ウラジーミル・ツァル、イリヤ・アルヒプツォフ、アルチョム・マルコフ、フィリップ・パルハチョフ
イタリア:タチアナ・ゴルディエンコ、アントン・アパシキン

指揮者:パーヴェル・ブベルニコフ

いや、ほんと、今日が白鳥初日とは思えないほどの出来だったと思います。
オーリャの白鳥はほぼ3年ぶりですが、オデットは女性としてのしっとり感と白鳥の女王たる風格のようなものが増し、オディールでは妖艶とかそういうのじゃなくて目力があって強くて思わず惹きつけられる魅力というようなものを感じました。 踊りも磐石、途中で見せた、かなり高く脚をあげたまま、まるで軸足が床に突き刺さったように微動だにしないバランスは素晴らしかった。 プーちゃんがもうちょっと離れてあげたらオーリャが一人で立っているというのがもっとよくわかったのに。 全くいつでもくっつき過ぎだよ、プーちゃん!(笑)
そして、そのプハチョフが完璧と言っていいほどにさいこーに素晴らしかったです。 以前マリインカでコルスンツェフを見たときに、どんなシーンで切り取っても王子以外の何物でもないと思った事がありますが、今日のプーちゃんもまさにそういう感じでした。 ポール・ド・ブラも立ち姿も踊りもすべてが美しいマールイ1のダンスール・ノーブル。 眼福でありましたよ!!  特に2幕の黒鳥のPDDでのヴァリは絶好調!という感じで本当に美しくため息ものでした。 

ひょっとしてヴェンシコフのロットバルトを見たのは初めてかもしれません。 こちらもとても良かったです。 今シーズンのヴェンシコフは踊りに切れがあるし、以前より体が絞れているせいか動きも軽くラインが綺麗。 ヴェンシコフなんでそれなりのアピールはあるのですが、あくまでも役の範疇でのパフォーマンスなのでプラスにしか働かない。  

マラーホフさんの家庭教師も相変わらずいろいろ芸は細かく、老けメイクと裏腹にみなぎるパワーで大サービス。 トロワの二人の女性から誘われて踊った後に目を回してくるくる回るところはもの凄く回転が速くてびっくり。 ちゃんと椅子にランディングできるのか心配になったもの(笑) 夕闇迫って皆がはけていくところも凄い勢いでスキップしながら、王子に向かっての一緒に行きましょーよの手招きが凄い勢いでね・・・。 ノリノリでした♪ 

コール・ドも初日としては上出来だと思います。 ただ揃ってるんじゃなくて気持ちが合ってきている一体感のようなものがあったように感じられた。 肝心のラストがちょいとバラバラだったのは悔やまれますが、東京公演できっと修正できるだろうと。 
小さい4羽は登場の横一線の踊りは若干バラバラでしたが、4羽の白鳥の曲の部分はよく合わせてました。 2羽の白鳥も踊ったエリマコワがどこにいてもラインの綺麗な踊りで目立つようになったのが嬉しいです。 同じく2羽を踊ったクラシュークも技術はしっかりしているしポーズが綺麗で良かったと思います。
男性たちの方も破綻なく。 いつもは赤貴族にいるマスロボエフがワルツの4カップルの方に変わっていましたね。 赤貴族はかなりの長身グループになったので、ぎりぎりのところでおん出されちゃった感じ。 同じような身長のモロゾフはまだ?赤にいたのでじゃんけんで負けたとか?(笑) で、その4カップルの男性も8人組みの方もアントルシャはお見事でした! 
2幕のディベルティスマンも皆さん良かった。

今日惜しかったのは大きな4羽とパ・ド・トロワかな。
その両方でキャストされていたワガノワ新卒のザパスニコワはトロワでは相当緊張していたようで、途中から足が動かなくなっちゃったかな? すでにピーテルでは重要な役も踊っていますが、日本公演の白鳥初日のトロワじゃ緊張しますよね。 くるみのスペインでは落ち着いて踊っていたので、慣れてくれば立ち直ってくるものと思います。 4羽の方も同様かと。
トロワの芯のコリパエフもなんだかなぁぁぁでした。 調子悪かったのかもしれませんが、相変わらずボーっとしていて・・・。 王子に気をつかわせて歩み寄られる前に自分から王子に話かけに行ってよね! 

また、何か思い出したら後日。
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マールイ「ロミオとジュリエット」 12月8日の感想<2幕&3幕>
2010/12/25(Sat)
<2幕>
ロレンス神父の立会いで結婚式を挙げたロミオとジュリエット。 結婚の喜びのPDD。 ここのユニゾンとリフトはけっこう息が合っていた。 再び神父が現れて3人で片膝をついたようなポーズで踊るのだけれどこれは何を意味するのだろう? 神父の不安と迷い?

広場ではカーニバルが催され、マキューシオとタランテラが陽気に踊る。 アルジャエフがどうのという事ではなく、見せ場の多いマキューシオも、2回あるのだったらもう一日はポドショーノフとかでも見たかった役だ。 コール・ドも勢いよく弾けていて良かった。 ロミオとジュリエットも群集の中を楽しそうに走り回る。
そこに現れるティボルト、死、生の3人。 死というキャラクターの設定は理解できるにしても生ってのがわけ分からず。 だいたい生は死といる時は分かるけど一人でいると(いたのかな?)どこにいるかも何しているんだかも分からないし。 
一人で戻って来たロミオにティボルトが剣を差し出し挑発するが、ロミオは誘いに乗らない。 はっきりしない態度のロミオにいらだったマキューシオが剣を取りティボルトと闘う。 ここの剣舞もなかなか見応えあり。 ロミオというかコリパエフ、ぼく知らない・・・というわけではなかったが、もうちょっと真に迫った演技が欲しかった。 ロミオの傍らに仮面をつけに戻ったふざけ半分なマキューシオの隙だらけの背中を一突きにするティボルト。 いくらなんでもそれってないだろう・・・卑怯だぞ。 死にゆくマキューシオの踊りは周りのリアクションも含めてちょっと中途半端だったように思う。 時間も短かった? 変な言い方だけれど花道飾りきれずに死んじゃったみたいで、 成り行きがわかっていてもここはハラハラし、次第に気持ちが悲しく重くなっていくものなのに、そういう気持ちにもならなかった。 
マキューシオの死に驚くロミオの前に死が現れ逆さにした剣をブラブラさせてロミオの怒りと憎しみを煽り立てる。 必要ないというか邪魔な演出だ。 死から奪い取るようにして剣を持ったロミオはティボルトに襲い掛かり、激情にまかせてティボルトを刺し殺す。 ま、実際ティボルトの方が強そうでそんな風には見えなかったけれど、この辺以降はコリパエフの演技向上を期待します。 ごめんね、やっぱり演技の上手いマスロボエフで見たかったよ! 断末魔のティボルトはアブデラフマンさながらの熱演で、痙攣するわのた打ち回るわ這いずるわで執拗にロミオに挑もうとする。 でもそこにホワンとしたロミオが・・・。 温度差ありすぎのような。 あと、ロミオとティボルトの真剣勝負の間、全く他人事でマキューシオの亡骸を囲んで故人を偲んじゃっていた友達4人もなんとかならなかったのか・・・。  

騒ぎを聞きつけたキャピュレット夫人が現れ、動揺と驚愕露わにティボルトのもとへ駆け寄る。 壊れていく心を全身で表すノヴォショーロワさんの演技は圧倒的。 2年前のプレミアのキャスト表ではJuliet`s brotherとなっていたティボルトだが、今回のプログラムの物語解説では普通にジュリエットの従兄弟となっている。 ティボルトの死に嘆き叫ぶキャピュレット夫人の姿は、息子を失った母親とも愛人を失った女とも見えるけれど、確か1幕の舞踏会の場面で後者説を疑うようなそれっぽいシーンがあったように思う。
そのままマクミランばりの慟哭のシーンになって夫人の踊りかと思ったが、 駆けつけたジュリエットの激しい悲憤の踊り。  両手を上げて天を仰ぎ脚を高く上げ、がくっと体を崩す繰り返しにジュリエットの感情がよく表され、肢体の大きさもものを言っていた。 ジュリエットの悲嘆を目の当たりにし罪悪感と絶望で崩れ落ちるロミオ。 

<3幕>
ジュリエットの寝室。 忍び込んで来たロミオの姿に驚き、体を震わせ両こぶしを彼の胸に打ちつけて詰るものの、必死に詫びるロミオを突き放せるわけもなく、愛しさに負けて許すジュリエット。
別れのPDD。 中央奥に置かれた大きなベッドの上でのパフォーマンス、特にリフトはマットの弾力などで安定していないので何気に大変かと。 夜明けが近づきロミオはジュリエットに別れを告げ寝室を後にする。 この別れのシーンも寝室を二人で走り回った末にロミオが上手に捌けるという感じで、もう少し二人の心の切なさが溢れてくるような振付にできなかったのかと思ってしまいます。

ベッドに座り込み悲しみに沈むジュリエット。 焦点の定まらないうつろな瞳、それでも何とかしなければどうにかしなければと思いつめているようなペレンの表情がとても印象的だった。 友人たちが現れ、ジュリエットに婚礼衣装を着せる。 仕度が整ったところにキャピュレット夫妻がパリスを伴いジュリエットの部屋を訪れ、パリスとの婚礼を告げる。 そんな事はできないと、ジュリエットはヴェールを外し婚礼衣装を脱ぎ捨て、父親に結婚を取り下げてくれるよう泣きながら必死に訴える。 ジュリエットに拒絶されたパリスの悲しみの踊り。 ユリバリソフのパリスは動きは美しいけれどあまり感情は出さない。 一方、自分の足に縋り付く娘を振り払い、突き飛ばし、それでも泣き続けながら頑なに拒否しようとするジュリエットに激昂したキャピュレット候は、怒りを露に鞭で床をたたき、親に逆らう事など許されないのだと脅しながら凄まじい形相で寝室を出て行った。 ツァル、迫真の演技とかいう表現では片付けられないほどの激しさでした。 もう、何か乗り移っちゃっている感じ・・・。  

追い詰められたジュリエット。 絶望の中でロミオへの募る思いだけを支えに、父親にどうされようと自分はロミオと生きるという決意をこめたように両拳を振り上げては回転を繰り返すという、この場では珍しいようなジュリエットの力強い踊り。 ジュリエットは一幕から踊りまくりだけれど、ここへきてもペレンの踊りは本当に磐石だった。 しかもマイム代わりに踊りで感情をしっかり訴えられているところが素晴らしい。 
一縷の望みを抱いてロレンス神父の教会に向かうジュリエット。 神父は迷いながらもジュリエットに仮死状態になる薬を与える。 驚いて断ろうとするジュリエットに少しだけ飲ませて一瞬気を失わせ覚醒させるという人体実験的薬の説明がなんとも・・・。 説得力ありますかね? これならばと納得して急いで戻って来た自室に両親とパリスの姿が。 薬を飲む決心をしているジュリエットは神妙な顔で両親に結婚を承諾する意を告げる。 満足そうな顔の両親に相変わらず無表情のパリス。 けれどもパリスと手を取らされると一瞬にして不安になるのか、ジュリエットは躊躇し再びこの結婚から逃れようと父親にすがり出す。 父は取り合わず、母親も厳しい表情のままパリスを連れて部屋を出て行く。 この場のペレン、ツァル、ノヴォショーロワさん(どうしても「さん」がついてしまう)の演技は素晴らしかったです。 それぞれの立場というより家族としての切なさが悲しく伝わって来ました。  
ジュリエットには時間がない。 躊躇することなく思いがかなえられる事だけを念じて一気に薬を飲み干す。 薬が回り遠のく意識の中ベッドに倒れこむジュリエット。

ジュリエットの葬儀。 キャピュレット家の墓所では黒いマントに身を包み蝋燭を手にした人々がジュリエットの死を悼んでいる。 その人々のなかに紛れ込んだロミオは棺台に横たわっているジュリエットに近づき愕然とする。 
ロミオの嘆きのソロ。 肩倒立などの?というような振付もあったけれど、足を高く突き上げ、床を転げ回り、激しく踊る様にロミオのやり場のない悲しみや無念さなど様々な感情が感じられて、ここでのコリパエフは良かったです。 そして死を決意してジュリエットに口づけし、傍らで毒を呷り絶命する。
ほどなく目を覚ますジュリエット。 目覚めと新しい人生を与えられた事を実感するように深く呼吸をし、ロミオを捜し霊廟の中を走り回る。 棺台の下の階段に頭を下に仰向けに倒れているロミオを発見し、こぼれるような笑みで(逆さに倒れていれば、変だと気づくに違いないとは思うものの、これも演出なので仕方がないのでしょうかね? ま、暗がりの中、少し離れた所で見つければ分からないか?!)夢中で駆け寄りロミオを抱きしめるジュリエットの表情が凍りつく。 ロミオの亡骸を揺さぶり泣き崩れるジュリエット。 そしてロミオの短刀を手に取り迷う事無く胸を一突きにしロミオに重なるようにゆっくりと崩れ落ちていく。 
事の顛末と二人の本当の死を知らされた両家の人々は折り重なった二人の遺体を前に悲しみに打ちひしがれる。


                         - 幕 -


上演時間が休憩20分を含めて2時間ちょっと(ピーテルでの上演よりダンサーの人数が少ないので若干変更して短くしていると聞きましたが)という今回のヴィノグラードフ版は、物語や感情の機微を繊細に描写したつくりではないので、シェイクスピアの原作を脳内補足し、プロコフィエフの素晴らしい音楽、美しく悲しい旋律の助けを得ても、感動に浸りきれない部分がありました。 踊りまくり路線はこのままに、せめて二人の出会いの場、別れのPDDや最後のジュリエットの自害の場面はもう少し丁寧に描いたらどうだろう? キャピュレット候のあの激しさも、家長の強さ、名家に生まれた者の宿命を代弁するためなのかもしれませんが、あの鞭はどうなんだろうな(苦笑)。 なにせ、初めて見たときはあまりにびっくりしたもんで・・・。
ただ、この新作を手がけた2008年頃というのは、劇場が上演作品の短縮化(2時間くらいが好ましい)を推進しようとしていたように記憶していますが、オリジナル(と言ってもヴィノグラードフは1965年、76年、98年と3度も手がけているようなので比べる事に意味はないですね・・・)もこんな感じでけっこう独創的で短かったんでしょうかねぇ?
主役二人については、役作り的にも技術的にもお互い違うパートナーの方がいいだろうなと。 コリパエフはかなり華奢なので、今の体型だとリフト満載の振付作品でペレンレベルの身長のダンサーと組むのはきついだろうと思います。 ヤパーロワちゃんあたりだと、もっとリフトも楽々できるはずだし。
ま、そんなこんな、突っ込みどころは多すぎる作品でしたが、プレミア後もレパートリーとして定着しているこの作品を日本に持って来て披露してくれたのは良かったと思います。



ジュリエット: イリーナ・ペレン
ロミオ: ニコライ・コリパエフ
パリス: リシャート・ユルバリソフ
ティボルト: アレクサンドル・オマール
マキューシオ: ニコライ・アルジャエフ
生: ユリア・バラグロワ
死: エレーナ・イヴォルギナ
キャピュレット: ウラジミール・ツァル
キャピュレット夫人: アンナ・ノヴォショーロワ
モンタギュー: イリヤ・アルヒプツォフ
ヴェローナの領主: アレクセイ・マラーホフ
ロレンス神父: キリル・ミャスニコフ
ジュリエットの友人: ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ、ヴィクトリア・ザリポワ
ロミオの友人: アンドレイ・マスロボエフ、マクシム・ポドショーノフ、ニキータ・クリギン、パーヴェル・ヴィノグラードフ
隊長: アレクセイ・クズネツォフ、デニス・トルマチョフ
タランテラ: オリガ・セミョーノワ
指揮:パーヴェル・ブベルニコフ
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マールイ くるみ割り人形 神奈川県民ホール
2010/12/25(Sat)
クリスマス・イヴですが・・・(笑)、神奈川県民ホールのくるみ割り人形に行って来ました。 多分そんなわけでなんでしょうが、客席はあまり埋まっていなかったです。 ダンサーの皆さんもその辺の事情はおわかりかなぁとは思いますが、ちょっと気の毒でした。
で、こちらは途中からイヴなんて忘れてたのですが、みなとみらいからどわっと乗客が乗り込んできて、ふと周りを見渡せばそこらじゅう若者のカップルなんで、あ、そうか・・・と。

本日のキャストです。

マーシャ : イリーナ・ペレン
王子 : ニコライ・コリパエフ
ドロッセルマイヤー : ミハイル・ヴェンシコフ
くるみ割り人形 : アンドレイ・ラプシャーノフ
フリッツ : アレクセイ・クズネツォフ
父 : アレクセイ・マラーホフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : リシャート・ユリバリソフ
コロンビーナ : ユリア・チーカ
ピエロ : マクシム・ポドショーノフ
スペイン人形 : タチアナ・ミリツェワ、ニキータ・クリギン
中国の人形 : エカテリーナ・ホメンコ、アレクサンドル・ガヴリシ
アラビアの人形 : アンナ・ノヴォショーロワ、
          オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : ナタリア・クズメンコ、エレーナ・シリャコワ、パーヴェル・ヴィノグラードフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、アンナ・スーホワ、
         ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、アンドレイ・ヤフニューク、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : パーヴェル・ブベルニコル
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団

取り急ぎ、キャストのみ。
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マールイ「ロミオとジュリエット」 12月8日の感想<1幕>
2010/12/22(Wed)
マールイのヴィノグラードフ版「ロミオとジュリエット」は2年前にペテルブルグでのプレミアをペレン&マスロボエフ、ヤパーロワ&チュージン(当時ゲストプリンシパル、現ダンチェンコ)で見ているのだけれど、初回はペテルブルグのミハイロフスキー劇場で観劇するという事に舞い上がっていたり、ペレンのジュリエットが心配だったり(笑)、2回目は1幕立ち見で半分くらい舞台が見えなかったり・・・と余裕を持った鑑賞ができなかったので、今回初めてじっくり見ることができたように思います。 


<1幕>
なんで前奏曲が「アルハンブラ宮殿の思い出」なのかは依然としてさっぱり分からず。
幕が上がると主人公をはじめ登場人物たちが思い思いのポーズで静止している。 さながら1枚の絵画のようだ。 人々がキャピュレット対モンテギューと両脇に分かれると、キャピュレット候とモンテギュー候が剣を構えて睨み合う。 一触即発な広場にヴェローナの領主が現れ剣を収めさせる。 いや、マラーホフさん、威厳があってかっこいいです。 初演の時にはヴェローナ候の登場は他の版と同じようにもう少し後だったので、びっくりしました。

メタリックゴールド基調の衣装のキャピュレット家とシルバー基調のモンテギュー家の若者たちの挑発の踊り。 それぞれ10人プラス隊長かな? え~、あまりにバラバラじゃないですかね・・・。 きちんと隊列組んでるんだからそれなりに揃えてもらわないと・・・。 エスカレートした彼らはついに剣を取り争いだす。 あっと言う間に刺されて息絶えたモンテギュー側隊長のトルマチョフが床にころがったままなので、他のダンサーたちに踏まれるんじゃないかとちょいと心配だった(笑)。
ティボルトとモンテギューの一人との差し勝負は激しく動き飛び跳ねながら剣を合わせていてなかなかハードな振り。 オマールのティボルトの血の気が多くて不敵っぷりがなかなかで、動きにも切れがあって良かったです。 
で、びっくりだったのがその後に現れた両家の父・・・。 刃渡り1メートルもあろうかというぶっとい剣での闘いはまるでスローモーションを見るようでした。 重いよね・・・。 
騒ぎを聞きつけ腹立たしそうな顔で現れたヴェローナ候が二人の間にわって入り両家を諌め、広場から追い出す。

そんな街の人々の様子に心を痛めるロレンス神父の踊り。 立ち姿や差し出す腕の動きが綺麗です。 往年のプリンス、ミャスニコフも普通の神父さんが普通に似合うようになりまして、今後はこういうポジションで舞台に立ち続けるのでしょうね。

ロミオ、マキューシオ、ロミオの友人4人がやってくる。 でもやっぱり、そこだけ空気がほわ~~んとしちゃうのがロミオというよりコリパエフなんだよな・・・。 友人のなかにマスロボエフがいますが、正直、この日のロミオ役は演技がしっかりできてペレン@ジュリエットを正面から受け止められるマスロボエフに演じて欲しかった。 友人4人の踊りはそれぞれ安定していてアントルシャも美しく決まって良かったです。 
キャピュレット家で行われる舞踏会に忍び込むべく各々仮面を選んで、いざ!

登場のペレン、2年前にペテルブルグのプレミアを見たときには幼さというか少女っぽさを表現しようと意識していたように思うけれど、今回はあえて工夫はせずに10代もそろそろ終わりのちょっと分別のある娘を自然体でいっている感じ。 縄跳び、2回くらいで止めちゃったな(笑)。
キャピュレット夫妻の登場。 分かっていてもすご・・・と思ってしまうこの衣装。 ジュリエットに婚約者のパリスを紹介する。 婚約者の意味も分からずというよりは、とりあえず、両家の子女としてのたしなみ的な笑顔を向けるジュリエット。 両親に両腕を取られ挟まれるようにして踊るジュリエットの表情が次第に困惑気味に。 何か自由が奪われていくと言うような意味なのか? パリスがジュリエットのデコルテに手のひらをつけるのも何なのだろう? あなたはもうただの少女ではないのです・・・って感じ?

キャピュレット家の人々の踊り。 クランコのクッションダンスは美しく素晴らしいけど、こちらはキャピュレット夫妻の間にティボルトが入り、大勢を従えた力強い踊り。 ここはノヴォショーロワさんが圧巻でした。 権勢を誇る家の女主人らしい貫禄と女も盛りの色気のようなものがあって素晴らしい。 スリットから覗く脚もセクシーです。 男性も女性も被り物が立派で重そうで、ここの踊りは何気に大変なんでしょうね。 オマールはここではちょっと体格負けしている感じ。 彼は細いですよね。 あ~~、やっぱりカシャネンコでも見たかった~~(悲)。 めっちゃくちゃかっこよかったんですよ。 彼のここの踊りは!! 
続いてお披露目となるジュリエットとパリスの踊り。 二人にむかってキンキラキンの紙ふぶきがかけられる。 綺麗だけど、足元がすべりそうで危ないよ・・・。 ジュリエットはまだそれほどパリスを嫌がる様子もない。 イタリアンフェッテのような振りからそのままピルエットというジュリエットのソロはとても難しそうなのにあんなに紙ふぶきが撒き散らされていて、見ているこちらが恐くなる。 ペレンの脚は強靭だ・・・。

仮面をつけたロミオたちが紛れ込んでくる。 が、ロミオがジュリエットに目を奪われた瞬間を見逃してしまった。 というかイマイチよく分からなかったんだよな。 立て込んでいる舞踏会場で人に揉まれているうちに出会い、その瞬間にお互いに心奪われ、本能の導くままに手を取り合い踊りだす。 左右対称な二人の動きがやがて一つに重なって行く出会いの喜びの踊りだけれど、二人のラインが微妙にずれていた。 その後は語り合う事に夢中で床に座り込んでお絵かき状態??? その様子に困惑しながらのパリスのソロ。 ユリバリソフの長い手足の動きは優雅ですが、ここの振りがヴィノグラードフからボヤルチコフへの自然な流れを感じさせるような微妙な振付。 ドロッセルマイヤーの難解な動きに通じるものがあったんだよな。 

温くなった空気を一変させるかのようなティボルトとマキューシオの剣舞。 冒頭の踊りよりさらに白熱した飛んで跳ねて剣を合わせてで、一つタイミングを外すと怪我をしそうな踊りです。 殺気だったティボルトとおちゃらけたマキューシオの対比が印象的。 ジュリエットの友人たちとロミオの友人たちとの踊りを経て、ロミオ、ティボルト、パリス、マキューシオという悲運を辿る4人が手を繋いだシニカルなダンス。   

正体がばれそうになりキャピュレット家を後にするロミオたち。 コリパエフのロミオはすでにポォ~っとして一人夢の世界に入り込んでしまったような。 いいんだか悪いんだか・・・。 こちらも夢見心地なジュリエットはティボルトにあの男はにっくきモンテギューのロミオだと告げられショックを隠せない。 ペレン、演技はとても上手くなっているけれど、驚きの表現は要研究。 

バルコニーの場。 
回廊の一階部分だけを残してその上をバルコニーに見立てている。 この作品はこのアーチ型の回廊をうまく組み合わせて効果的に背景を演出し、場面転換もスピーディーなのが見事。 その一階の回廊ではティボルト率いる家臣たちが、まだモンテギューたちが忍び込んでいるのではないかとランプを手に巡回警戒中。 ロミオは急いで柱の影に隠れる。 この演出、とっても気に入ってます! 満点の星空のもと、虫の鳴き声まで聞かせてくれるのもこの版くらいだろうなぁ(笑)。    
隠し切れない恋の喜びを伸びやかな手足の優雅な動きに乗せて表すジュリエット。 ただ、なぜここでジュリエットがロミオに気づく演出がないのかは素朴な疑問。 ペレンが忘れたのかとも思ったけれど、翌日のヤパーロワちゃんも同じだったのでそういう演出なのだと。
ロミオのソロ。 コリパエフの脚のラインは綺麗だけれど、自分の好みとしては華奢に思えるのでもうちょっと筋肉がつくといいな。 ジャンプは高くて柔らかくマネージュもスピードがあって良かったです。 それでもなんつーかこの人から疾走感というようなものが感じられないのは困ったものだけれど、瑞々しさは十分に感じられました。 回廊を走ってくるジュリエット。 高ぶる感情そのままの勢いで踊るペレンについていくのが精一杯な感じのコリパエフだったなぁ。 リフトもアクロバティックで複雑な動きが多くて大変だと思うけれど、この振りを旋律に乗せて流麗な動きで見せないと逆効果になるので、二人に同等の力量が要求されるところですね。 振付の問題なのか二人の問題なのか、ドラマティックな感情の盛り上がりにはやや欠けるPDDでした。 ジュリエットがバルコニーに戻るのも踊りの延長で走り去ってしまうだけだし。 一人柱に手をやるコリパエフからは、「僕恋に落ちちゃった。ルン♪」というようなふきだしが見えるようだったし。 ま、最後は二人手を伸ばし合いお互いを求め、愛を誓い合っての幕でしたが。 ペレンのロミオにはもう少し男臭いか包容力があるダンサーが合うだろうな。 
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紅まどんな
2010/12/21(Tue)
お歳暮に紅まどんなという愛媛県産のみかんをいただきました。
こんな種類のみかんがあるなんて初めて知りましたが、平成17年に品種登録されたというまだ新しい品種なんですね。 一言でみかんといってもそれぞれの産地で今はいろいろな種類が作られているんですねぇ。 温暖化の影響で今まで作れていた品種が栽培に適さなくなってしまったとか、今までみかんなんて無理だったのに育つようになったとかいろいろな話も聞くので、農家の方たちも大変なんだろうなと。 いただいた紅まどんなはLサイズで直径が7センチ強なのですが、グレープフルーツみたいに横に半分にカットしてスプーンで食べると食べやすいです。 オレンジのように甘くてジューシーなうえにちょっとプルンとした食感も珍しいとっても美味しいみかんです。 東京などでは店頭には並んでいないようですが、通販での取り扱いはかなりあるようです。 
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ミハイロフスキー劇場1月公演キャスト&くるみとジゼルのキャスト
2010/12/20(Mon)
ミハイロフスキー劇場の1月公演のキャストがスパルタクス以外、発表になっています。 サラファーノフのミハイロフスキー劇場デビューは予定通り22日ジゼルのアルベルトです。 その後すぐに海賊のアリでも登場。 ミリツェワは新版「海賊」でのギュリナーラデビューになるのかな? 来日ツアーでもすでに昔同様大車輪の活躍ですが、ピーテルに戻っても舞台に立つ回数がどんどん増えていくのでしょうね。
お留守番公演のラ・シルフィードでエフィ役にキャストされている二人のダンサー、初めて名前を見るような・・・。 コール・ド所属のダンサーですが、移籍組とか新人さんなのだろうか? 女性コール・ド・ダンサーの人数がなんとなく増えているような気がしますが、気のせい?
さて、光藍社さんのマールイサイトにフォーラムのくるみとジゼルのキャストが発表になりました。 こちら。 23日のシヴァのくるみでユリバリソフのねずみの王様が見られそうです♪ だけどジゼルがなぁぁぁ。 自分的に見たかった脇のキャストはすべて28日にご集合・・・。 参ったなぁぁぁ。

1月03日 マチネ ラ・シルフィード     
     シルフィード: エカテリーナ・ボルチェンコ
     ジェームズ: ヴィクトル・レベデフ
     マッジ: アンドレイ・ブレクバーゼ
     エフィ: ヴェロニカ・イグナチェワ
1月03日 ソワレ くるみ割り人形 by ヤコブソン・バレエ
1月05日 マチネ ラ・シルフィード
     シルフィード: 未定 → エルビラ・ハビブリナ(12/22追記)
     ジェームズ: 未定 → マキシム・エレメーエフ(12/22追記)
     マッジ: アンドレイ・ブレクバーゼ
     エフィ: エカテリーナ・ドゥガノワ → ユリア・ズバレワ(12/22変更)
1月05日 ソワレ くるみ割り人形 by ヤコブソン・バレエ
1月06日 くるみ割り人形 by ヤコブソン・バレエ
1月07日 くるみ割り人形 by ヤコブソン・バレエ
1月13日 くるみ割り人形 by ヤコブソン・バレエ
1月22日 ジゼル     
     ジゼル: イリーナ・ペレン
     アルベルト: レオニード・サラファーノフ
     ミルタ: オリガ・ステパノワ
     ペザント・パ・ド・ドゥ: サビーナ・ヤパーロワ、アンドレイ・ヤフニューク
1月26日 スパルタクス 未定 →(12/22追記)
     スパルタクス: デニス・モロゾフ
     ヴァレリア: イリーナ・ペレン
     クラッスス: アンドレイ・カシャネンコ
     サビーナ: オリガ・ステパノワ
     クリクサス: アンドレイ・マスロボエフ
1月27日 スパルタクス 未定 →(12/22追記)
     スパルタクス: アレクサンドル・オマール
     ヴァレリア: サビーナ・ヤパーロワ
     クラッスス: マラト・シェミウノフ
     サビーナ: イリーナ・ペレン
     クリクサス: デニス・モロゾフ
1月30日 マチネ 海賊
     メドーラ: エカテリーナ・ボルチェンコ
     コンラッド: エフゲニー・デリャビン
     ギュリナーラ: サビーナ・ヤパーロワ
     アリ: アレクサンドル・オマール
     ビルバンド: ウラジーミル・ツァル
     ランケデム: デニス・モロゾフ
1月30日 ソワレ 海賊
     メドーラ: イリーナ・ペレン→ エカテリーナ・ボルチェンコ(1/29追記)
     コンラッド: アルテム・プハチョフ
     ギュリナーラ: タチアナ・ミリツェワ
     アリ: レオニード・サラファーノフ
     ビルバンド: アンドレイ・カシャネンコ
     ランケデム: アントン・プローム
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マールイ「くるみ割り人形」 相模大野公演のキャスト(追記あり)
2010/12/18(Sat)
こうすけさんより相模大野公演のキャストをいただきました。 いつもありがとうございます~♪
今日の王子はヤフニュークなんですねぇぇ。 見たかったなー。 でもこの土日だけは両日家の用事に専念して点数稼がないと、この後兵庫までいろいろほったらかしですから・・・。  バレエ団の事情もいろいろあるでしょうが、やはり年に一度の日本公演、シヴァ、プーちゃん、アンドレイの主演の数は演目の偏りなくそれなりに確保して欲しいものだと切に思います。
くるみはあと2回見る予定ですが、見たいのはマラさんの父とまだ未見のユリバリソフのねずみの王様。 上手く当たるかなー??

マーシャ : サビーナ・ヤパーロワ 
王子 : アンドレイ・ヤフニューク
ドロッセルマイヤー : ミハイル・ヴェンシコフ
くるみ割り人形 : アンドレイ・ラプシャーノフ
フリッツ : デニス・トルマチョフ
父 : マラト・シェミウノフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : リシャート・ユリバリソフ
コロンビーナ : タチアナ・ミリツェワ
ピエロ : マクシム・ポドショーノフ
スペイン人形 : マリア・リヒテル、ニキータ・クリギン
中国の人形 : ナタリア・クズメンコ、デニス・トルマチョフ
アラビアの人形 : オリガ・セミョーノワ、
           オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : ユリア・チーカ、エカテリーナ・ホメンコ、パーヴェル・ヴィノグラードフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、アンナ・スーホワ、
         ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : パーヴェル・ブベルニコフ
演奏 : 東京ニューシティ管弦楽団

20101217花



コメント欄にうみーしゃさんからの公演の感想をいただいています。
詳しく楽しいレポなので、こちらの記事の方にも追記という形であげさせていただきます♪
いつもありがとうございます。


もう今月はくるみばっかり見てますので記憶のあるうちに覚書(笑)。珍しくマラーホフさんが客席にいたので舞台にとても集中できました。10年見てるけど、日本では初めてかも。
えーと、本日の注目1。ユルバリソフのねずみキング。
踊りがきれいで丁寧です。すごく若くてまじめそうな方なんですが、妙に舞台で見ると、ねずみの踊りってこんなにおもしろかったっけと思ってしまったさ。長身なのにもったりがなく、ジャンプも高くラインもキレイ。立ち姿も様になりますの。かかとをコンコンやる振りが好き。
注目2。ヴェンシコフのドロッセルマイヤー。彼はやっぱり美男ですねぇ。白塗りメイクが生えます。ちょっとしたアレンジもあったのかな?一味違うミーシャ・ワールド。空間支配という意味ではあれですが、くるみにふさわしい丁寧な役作りかと。
(普段はあの方をほめるんだけどね。今日は。笑)
注目3。マラト比では控えめなお父さん。きらっきらな貴族父。真ん中でゆったり手足をを伸ばして宮廷風ダンス。1幕見ると、マールイってなんて素敵な男性が多いのだろう、とびっくりですよ。(笑)
子供たちも楽しかったです。男の子に小芝居が加わり始めましたよ!
眼福なのがミリツェワちゃんのコロンビーヌ。ポドちゃんのピエロとの絡みがおもしろく、かわいらしく幸せな気持ちになりました。
ねずみや雪の精になるとちょっとお疲れも見えましたが、今シーズンのコールドは男女ともにとてもキレイです。まぁ昔からのファンは、涙が出るくらい感動的なあれを求めちゃうのだけど、12月にこれだけまとめてくれればOK。白鳥もところどころ混ぜてほしいな。そうすれば地方公演もっと行くよ!!
サビーナちゃんとヤフニュークは技術的に問題なし!
2人のタイミングはばっちりなのに。(以下省)
去年よりちょびっとがっしり感が増してる気がするが、ヤフニュークのポーズ・腕の運びはとってもキレイです。フォーラムも楽しみ。そして、ヤパーロワちゃんって本当に上手なんだなぁと。しかも軽そう~。小柄な分、ひょひょいっと持ち上げられてる感じがあります。
スペインのニキータの踊りも良かったわ。昨年よりぱりっとしていて普通に楽しめます。マリア・リヒテルも今年は来てくれて嬉しい♪
花ワルではエリマコワの笑顔とぷーちゃん夫妻の美しいラインを堪能。男子も良かったです~。

あと3回見る予定だけど、チャイコフスキーはいいですね。今回の指揮者、アトリーチナ(すばらしい)ですよ。でもオケはやっぱりロシアの生がいいですねん♪

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タワーレコードでもチェブラーシカ♪
2010/12/17(Fri)
昨日タワーレコードでCDを購入した際に目に止まったクリスマスプレゼント用のチェブラーシカラッピング。  特にCDを誰かにプレゼントする予定も無いしなぁぁ。 でもチェブラーシカ可愛いよなぁぁぁ。 そんな事を思いながら、口は勝手に「ラッピングは有料ですか?」なんてしゃべってる。 無料と聞くや否や、「では、チェブラーシカでラッピングしてもらえますか」と言ってしまった私。 そ!急遽自分ご褒美に変更です♪ 
チェブ

今年はけっこうタワレコに貢献したし、まぁ、許されるであろう(笑)

ついでにもらってきたぴあクラシックVol17(ほんとはDANZAを捜していたのでしたが)、けっこう読みでがあります。 こちらもウェブで最新号もバックナンバーも読める(こちら)ので便利ですが、薄いので持ち歩いて時間つぶすのにいいんだよな! 2011注目の来日公演バレエ&ダンス編(こちら)に、5月のバーミンガム・ロイヤル・バレエの「真夏の夜の夢」には吉田都がバレエ団と最後の共演とありました。 NBSのHPでは都さんはアシュトンプロのどちらを踊るとは明記されていませんでしたが、真夏でタイターニアを踊ってくれると思っていていいのかなー。 多分バーミンガムのお知らせは年明け早々くらいですよね。
さらに、もう今更期待はしていませんでしたが、7月~8月の公演にキエフバレエがあります。 恒例の光藍社クラシック・バレエ・ハイライトですよね。 マールイの夏はもう巡って来ないんですねぇ・・・。
10月~11月にサンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ(ペトホフさんち)が来日します。 そして12月~1月には新生マールイが!!  
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マールイ「くるみ割り人形」 新潟公演のキャスト
2010/12/17(Fri)
12月15日のマールイ新潟公演を見に行った方からキャスト表をいただきました。 どうもありがとうございます&お疲れ様でした♪
脚の心配をしていたミリツェワですが、昨日の公演では全く問題なしで、公演自体も大変素晴らしかったとの事です。 良かったですね~~。
ドロッセルマイヤー・父・ねずみの王様とくるみ割り人形・フリッツ組はフル回転で大変だと思いますが、みんなのノリノリな姿をいろいろな役で毎回見られるのはとても嬉しいです。
23日のフォーラム公演まではバス移動が続くみたいですが、頑張って下さいね~。

マーシャ : タチアナ・ミリツェワ
王子 : ミハイル・シヴァコフ
ドロッセルマイヤー : アレクサンドル・オマール
くるみ割り人形 : デニス・トルマチョフ
フリッツ : アンドレイ・ラプシャーノフ
父 : ミハイル・ヴェンシコフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : アレクセイ・マラーホフ
コロンビーナ : サビーナ・ヤパーロワ
ピエロ : パーヴェル・ヴィノグラードフ
スペイン人形 : ワレーニア・ザパスニコワ、リシャート・ユリバリソフ
中国の人形 : ユリア・チーカ、アレクセイ・クズネツォフ
アラビアの人形 : オリガ・セミョーノワ、オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、
             クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : マリーナ・ニコラエワ、エレーナ・シリャコワ、アンドレイ・ラプシャーノフ
トレパック : アーラ・マトヴェーエワ、イリーナ・イヴォルギナ
         ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

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京都の和菓子
2010/12/15(Wed)
子供の頃から和菓子好きなのですが、最近食べて美味しかったのが京菓子、和菓子の老舗という大原女家さんの「わすれ傘」と「かま風呂」。 京都祇園に本店のあるこのお店の店舗は関東にはたった2件。 東京は日本橋高島屋のみですが、吉祥寺東急地下の銘菓コーナーでわすれ傘105円、かま風呂130円(だったかな?)で購入。 新宿の伊勢丹もそうですが、全国の銘菓が個数単位で買えるってのはいろんなお菓子に手が出せて(笑)とっても魅力ですよね~~。 
左甚五郎のわすれ傘にちなんだという「わすれ傘」は最中ですが、中の小豆餡がとても美味しい! どこかでこの味食べた事があると思ったら、虎やの「御代の春」! 虎やさんは160円とややお高いですが、傘は安くて美味しいです♪ 傘の長さは10センチほどで、細長いから食べやすいのもいい!!
 
わすれ傘

かま風呂の方は写真も撮らずにさっさと食べてしまいましたが、小豆餡と柚子餡の2種類あって両方とも美味。 柚子餡はほどよく上品な柚子加減が良かったです。 こちらのお菓子が大原女家さんの代表銘菓みたいですね。

京都のお土産に八橋じゃないものを・・・と思ったら、駅周辺に3店舗あるようですし、一度お試しを! もちろん阿闍梨餅も!(笑) 
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ミハイロフスキー劇場3月コンテンポラリーダンスフェスティバル変更
2010/12/14(Tue)
12月1日に記事にした(こちら)ミハイロフスキー劇場で3月に予定されていたThe I international Mikhailovsky Contemporary Dance Festivalですが、フェスティバルと銘打ってのイベントではなくなり、当初予定されていたアジュール・バートンとキャロル・アーミテッジ振付作品の公演はキャンセルとなったようです。 ナチョの既存の作品「Duende」と「Withouf Words」の2作品を3月15日と16日にミハイロフスキー劇場バレエ団のプレミアとして上演するみたいですね。
その代わり?、3月31日に「Triple Bill by Nacho Duato」というプレミア公演が新たに組まれました。 演目等、詳細はまだ発表されていませんが、これはナチョの新作になるのかなぁ?
やはりコンテに対しては、ピーテルの観客側ダンサー側、それぞれに色々な受け止め方があると思うのですが、日本公演プログラムに載っているインタビューで、クリギンが「デュアト作品だけでなく、様々な振付家の作品に取り組む事になりそうです。」と発言しているのも気になります。 様々な振付家の作品というのはコンテンポラリーに限った事なのでしょうかね?  
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マールイ「くるみ割り人形」 12月12日の感想
2010/12/13(Mon)
<1幕>
ミリツェワのマーシャを見るのは初めてですが、元気いっぱいキラキラな女の子という感じで良かったです。 マールイで彼女ほど目の表情が豊かなバレリーナもいないだろうな。 クリスマスプレゼントにもらったドレスを気に入って、他の女の子たちに、このドレス新しいのよ、素敵でしょ! でもあなたのもいいわね!とやっているミリツェワがとても可愛かった。

フリッツのトルマチョフ、やんちゃないたずら坊主をひたすら楽しそうに演じてました。 いつまでも若いなぁ。 男の子たちの中にいたニキータ、最近ようやくどこに出ていても顔が分かるようになった。 こちらも楽しそうでしたね!

お父さんはマラト。 マラトが真ん中にいるといつもそこを頂点に見えない鋭角な三角形という空間が出来上がるのだけれど、今回は来客の男性役でかなり長身のダンサーが数名いたためマラトが傑出したでかさに見えなかった。 けっこうな驚き(笑)。 マラト父は置時計と自分の時計の時間を確認してみたり、来客と談笑してみたり(ツァルと楽しそうだったな)と小芝居も念入りに。 今日くらいの演技だととってもいいです!

ドロッセルマイヤーはマラーホフさん。 フリッツに壊されたくるみ割り人形を治す時の念の入った点検、これで良し!となった時の優しい顔が印象的でした。 エレガントで手足の動きが美しくというのはいつも通りでしたが、今回踊り自体がとても大きく見えました。 全身でのムーブメントも大きいし、ちょっとしたジャンプの飛距離も長いような・・・。 それがとても自然に見えるというのは気持ちも体も乗っているという事なんでしょうね。 幕が上がる前の幕前の踊りが終わり、上手にはけて行くときの足の運びが最後まで凄く綺麗だった(笑)。 恐いですよね~。 日本のマールイファン、こんなところまで見てるんだから!(爆)

くるみ割り人形のクズネツォフ。 見るたびに上手くなってます。 ピルエットも綺麗だったし、あの人形の足のままのアントルシャも軽々こなしてましたものね。 

ねずみのヴェンちゃん、ノリノリ。 気合が入りすぎてる事もなく、いい感じでノリノリ。 ねずみの王様の踊りもけっこうきついと思いますが、終始ラインが綺麗でした。 

コロンビーナのドミトリエンコも回転など軸がしっかりしていて上手いダンサーですね。 去年も見てたのにな・・・。 今後ちょっと注目。 ピエロのヴィノグラードフもジャンプも高く安定していて、この人も去年より上手くなっているんじゃないかな?

そして、よ~やく登場の王子シヴァコフ! 去年は眠りの4人の王子と白鳥トロワでしか見られなかったので、マールイでの主演は2年ぶり。 なんだかなぁぁぁ。 体はそこそこ絞れていたように思いますが、出だしはラインが温かったかも。 普段あまり組まない相手だからか回転系のサポートが辛そうで若干必死な目。 そのせいかどうかは分かりませんが、息切れ気味な表情が気になりました。 熱でもあるのかと思った。 一方ミリツェワは歯切れの良い踊りでしたが、左足に故障でもあるのか、左が軸になった回転は不安定。 

雪の場のコール・ドはそこそこ揃っていて、全員並んだところは綺麗だったな。
 

<2幕>
スペインのユリバリソフはマラトくらいの長身ダンサーですが、長身ダンサー特有のもったり感もなく、綺麗な踊りの爽やかなスペインでした。 こちらも今後注目だな。 新卒のザパスニコワはチーカやエリマコワのいかにも新卒というようなピチピチ感はなくて大人びた顔立ちで落ち着いている。 

中国の踊りのアレクサンドル・ガヴリシは初見(多分)。 幕間でキャスト表をチェックした時、アレクサンドルまで見てオマールだと勝手に決め込んでいたのですが、アレレ同じように濃いけどちょっと違うぞと思って慌ててその場でキャスト表を見直しました。 いや、なかなかシャープな踊りで良かったです。 さらにこちらも今後要チェック。

アラビアはしっとりとしたセミョーノワが良かった。 彼女のこの役も見るのは初めてじゃないけど、ドミトリエンコ同様、確実に上手くなっているのでしょうね。 

パストラルのラプシャーノフも弾力のあるジャンプが目を引き、今年のくるみ割り人形は期待できるかなという感じでした。

花ワル、まぁしかし、男女共にコール・ドのスタイルが本当に良くなりましたね。 4人のワルツではほとんどオーリャとプーちゃんカップルしか見ていませんでした。 眼福。  
続くGPDD。 ワルツの男性4人では、やはりプハチョフの佇まいの美しさに目がいきます。 立ち姿だけでなんでこんなに差が出るのかと思いますが、後はマスロボエフ、モロゾフ、コリパエフの順になってしまうのですよね。 頭のてっぺんから爪先まで神経が行き届いているかいないか・・・、そんな風に単純に言い表せる事ではないと思うけれど、それがこのGPDDでの踊りに現れていたように思います。 (ここに来てアンドレイ禁断症状が・・・。 ヤフニュークの美しいライン、早く見たいよぉ・・・)
ミリツェワは1幕よりは左足の危なげない感じはなかったと。 主役らしい輝きがあって良かったです。 シヴァも1幕よりは動きが良くなって、熱でもあるんじゃ?という思いはなくなりましたが、やはり息があがってる。 怪我からの主演復帰に約半年かかったようですが、まだ体力的に戻り方が不十分なのかな? それじゃぁラウレンシアは無理だよなぁ・・・。 踊りの切れという点ではいま一つ二つでしたが、高さとスピードがあるマネージュは綺麗でした。 

まだロミジュリ2回とこのくるみの3回だけですが、オケはいいようです。 ブベルニコフさんもボグダーノフさんもそういうスタイルの指揮者には見えませんが、相変わらず炸裂・爆演ぎみで、アニちゃんの血が騒いでいるような・・・。 いい演奏を聴きながらバレエを見られると言うのは本当に幸せですね♪ 





マーシャ : タチアナ・ミリツェワ
王子 : ミハイル・シヴァコフ
ドロッセルマイヤー : アレクセイ・マラーホフ
くるみ割り人形 : アレクセイ・クズネツォフ
フリッツ : デニス・トルマチョフ
父 : マラト・シェミウノフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : ミハイル・ヴェンシコフ
コロンビーナ : マリア・ドミトリエンコ
ピエロ : パーヴェル・ヴィノグラードフ
スペイン人形 : ワレーニア・ザパスニコワ、リシャート・ユリバリソフ
中国の人形 : ユリア・チーカ、アレクサンドル・ガヴリシ
アラビアの人形 : オリガ・セミョーノワ、
            オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : ナタリア・クズメンコ、エレーナ・シリャコワ、アンドレイ・ラプシャーノフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、アンナ・スーホワ、ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : ヴァレンティン・ボグダーノフ

 
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マールイ「くるみ割り人形」 パルテノン多摩公演
2010/12/12(Sun)
本日のキャストです。

マーシャ : タチアナ・ミリツェワ
王子 : ミハイル・シヴァコフ
ドロッセルマイヤー : アレクセイ・マラーホフ
くるみ割り人形 : アレクセイ・クズネツォフ
フリッツ : デニス・トルマチョフ
父 : マラト・シェミウノフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : ミハイル・ヴェンシコフ
コロンビーナ : マリア・ドミトリエンコ
ピエロ : パーヴェル・ヴィノグラードフ
スペイン人形 : ワレーニア・ザパスニコワ、リシャート・ユリバリソフ
中国の人形 : ユリア・チーカ、アレクサンドル・ガヴリシ
アラビアの人形 : オリガ・セミョーノワ、オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、
             クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : ナタリア・クズメンコ、エレーナ・シリャコワ、アンドレイ・ラプシャーノフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、アンナ・スーホワ、
         ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : ヴァレンティン・ボグダーノフ


キラッキラな輝きと表情豊かなミリツェワにはマーシャはよく合いますね。 今までずっと見逃していたので彼女のマーシャは初めてでした。 シヴァはう~ん・・。 ほとんどがサポートの1幕は、まだミリツェワとの合わせ具合が十分じゃないのか、ピルエットのサポートでかなり苦戦してましたね。 久しぶりに腰の引けてるシヴァを見た・・・。 それでも2幕の踊りでは持ち直して良かったです。
ちょっと家内事情で立て込んでまして、感想は明日あげたいと思いますが、あと少しだけ。 
男の子で良い踊りをする子が増えたのが嬉しかったですね。 マラーホフさんのドロッセルマイヤーの美しい踊りとくるみ割り人形への愛しみのようなものがいいですねー。 あとワルツの男性4人、いろいろ思いましたです・・・。 プーちゃん、美しい! 
あ、オケも、相変わらず炸裂系ではありますが今年はいいですね(去年はどこのオケだ!?と思うことが多かったので)。 指揮者の力量の差でしょうか??? 
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クリスマスなCD♪
2010/12/11(Sat)
家の玄関のドアに飾るクリスマスリースが欲しいなぁと思って、12月になってからちょこちょこ売り場を覘いているんだけど、なかなか気に入るのがなくて結局買えずに終わってしまいそうな予感・・・。 よそのお宅の玄関に飾ってあるのを見ると、みんな素敵に見えるのに、実際に売り場で手に取ると、これ!と思えず。 そんなに優柔不断な性格じゃないんだけどなぁぁ。

そんなわけで、クリスマス気分に浸るのはもっぱらCDで(笑)。 4,5年前まではシーズンになるとレンタルショップで新しめのリリースをいろいろ借りてきて聞き比べたりもしていたのですが、お気に入りのCDってのはそうそう変わるものでもなく、結局いつも同じものをかけてしまうので最近は新規開拓しなくなっちゃったな。
 
必ず毎年かけているのが、この二つ。
セリーヌ

スーパースタークリスマス

セリーヌ・ディオンの「These are special times」とオムニバスの 「Superstar Christmas」。 セリーヌの艶やかで伸びのある歌声が好きで一時期は四六時中聞いていました。 産休に入る前までくらいかな。 コンサートには一度しか行った事がないけれど、あの細い体のどこからあのパワーが出てくるのかという感じで、最初から最後まで全力投球なライブだったなぁ。 最近はご無沙汰しちゃってますが、クリスマスシーズンには必ずこのCDをひっぱり出して聞いています。 最後の2曲は彼女の両親&13人の兄弟姉妹という家族全員での合唱で、ほんとにほのぼのと楽しそうな感じなのがいい(だから、ボーナストラックのタイタニックのカラオケバージョンはいらないのにぃぃ)。 時にはそのままベストアルバムの「ザ・ベリー・ベスト」をかけてセリーヌモードにどっぷり浸ってしまいます(笑) 
一方、収録曲のチョイスが好きなスーパスター・クリスマスはボーナストラックのワムのラスト・クリスマスが決め手! 未だにワムのラスト・クリスマスと山下達郎のクリスマス・イブがツートップってのも(笑) JR東海のCM,あの女の子、15歳の深っちゃんなんですよね。 懐かしいなぁ!!

試聴はしてないのですが、今年はスーザン・ボイルとマライア・キャリーの新譜が話題なようですね。
  
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マールイ、ロミジュリ2日目
2010/12/10(Fri)
昨夜はヤパーロワちゃんとモロゾフのロミジュリを見た後、忘年会の2次会へダッシュ! この週末から22日あたりまでがラッシュでしょうかねぇ?


ヤパーロワちゃんのジュリエットは純心で可愛い少女。 軽やかな足の運びに生き生きとした歯切れの良い踊り。 ペテルブルグで数多く踊っているだけに、決められた振付にどう感情を乗せて表現したらいいかというような事がよく掴めていて、ジュリエットの感情の表現が繊細。 モロゾフのロミオも周りとのバランスを取りながら実直なロミオを好演。 特にラストシーン、横たわるジュリエットの元への疾走に、悔しさと悲しさとこれが最後・・・というのが切なく伝わってきてジンと来てしまいました。

そして気のせいかもしれないけれど、ツァルのジュリエットパパがさらにパワーアップしていたような・・・。 怒りで足を踏み鳴らした振動だけでジュリエットが飛んでしまいそうな激しさ。 名家の長としてキャピュレット家の将来を考えてというのを超えて、娘が自分に逆らおうとしている事にも逆上しているような迫力。
ノヴォショーロワさんのキャピュレット夫人、初日は娘を不憫に思うことも無くと書いたのですが、ジュリエットに合わせて変えたのかもしれないけれど、きちんと見ていなかったシーンもあったかもしれないと自信がなくなりました。 パリスとの結婚を拒絶しようと父親に必死の抵抗を試みるジュリエットを心配そうに見つめながらも、視線を自分に向けられると、不憫とは思いつつも感情に流されてはいけないと、心の葛藤に絶えている母でした。

パリスのマラト、すっきりなハンサムフェイスにロングの金髪がなかなか似合ってる。 この版のパリスの正しいあり方ってのがイマイチわからないんですが、なんか、この中でやたら一人で優しさとエレガンスを追求していたみたいだけれど・・・。 踊りはあまり本調子ではないようにも思いましたが、セットで舞台が少し狭くなっているところに彼が両腕を広げ、片足を伸ばしきると、彼だけで舞台の半分が占められてしまう感じ・・・。  で、凄く一生懸命なのは痛いほど分かるのだけれど、演技に関しては一人トーンが違うというか、自分の演技プランと周りがちょっと合ってないというか・・・。 ロミジュリに限らず、この辺はまだ彼の課題でもあると思います。

コール・ドは、しょっぱなのキャピュレット家10人vsモンタギュー家10人の踊りのシーンは初日よりは少し纏まっていたかと思います。 あぁいうシーンなのでびったし揃える必要はないと思うけれど、あんまりバラバラなのはね・・・。  後の踊りもエネルギッシュで良かったです。 
家長同士のちゃんばらは・・・、いくらなんでもあの剣は大きくて長すぎでしょ。 闘う以前に剣に振り回されてるよ。

ストーリーを追った感想はまた後日。


お、そういえば! 今日のフィギュアスケートの男子ショートプログラムのハイレベルな激戦ぶりったら半端じゃなかったですね。 こんな大舞台でこれだけのパフォーマンスができるなんて、タフな選手たちが揃いましたね! フリーが今から楽しみです!
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マールイ「ロミジュリ」初日&来日公演キャスト変更
2010/12/09(Thu)
マールイ東京公演初日の「ロミオとジュリエット」を見てきました。
思ったよりもお客さんが入っていて良かったです。 2階席より上は分からないけれど、一階は8割方埋まってましたかね? 
相変わらず奇抜なキャピュレット家の衣装(特に被り物)には引いてしまうし、休憩1回含めて2時間というのはやはり物語をみせるという点では描写が薄くて物足りない。 来日公演という事で本国よりも出演者が少ないので、日本公演用にカットした部分もあるとの事ですが、せめてロミオとジュリエットの関係くらいはもう少し丁寧に描いてもいいんじゃないのかな? さらに突っ込みどころも満載・・・。 ペテルブルグでのプレミア時よりも多くなっているような気がする・・・。 その辺は後日感想で。
ペレンのジュリエットは幼くは見えないし、パートナーがコリパエフとだといろんな意味で「ロミオジュリエット」でしたが、踊りは磐石だしソロのシーンや2幕の両親とのからみなどの演技はとても良かったと思います。 コリパエフもソロは良かったと思うけれど、肝心のバルコニーのシーンでペレンの勢いについていけない感じが・・・。 
今日良かったのはノヴォショーロワさんのジュリエット母。 この人の素晴らしさは、表情だけでなく体が台詞を発するというところですよね。 でも、ジュリエットにはけっこう恐い母。 パリスとの結婚を嫌がるジュリエットを不憫に思う様子もなく、パリスとの結婚を承知した時には政略結婚の成功に不敵な笑みを浮かべていたようにも見えた(笑)。 ともかくかっこ良かったです。

ロミジュリに関しては今日はこんなところにしておいて、プログラムから推測できるキャストを。 
どうやら兵庫のジゼルのアルベルトはコリパエフで、松本のドンキの主演はペレンとプハチョフのようです。 シヴァコフじゃなくて残念・・・・。 そのシヴァ、エスパーダを一日踊るようです。    
で、光藍社さんのHPに来日公演のキャスト変更のお知らせが出ています。 こちら。 今日の会場にもお知らせがありました。 ボルチェンコとロマチェンコワが来日しないための変更と膝の故障でオブラスツォーワが来日できなくなった事に関わる変更のようです。
オブラスツォーワの代役はテリョーシキナだそうで、2005年の夏にルジが彼女を連れて来て以来のツーショットとなるのかな? そんなわけで?、今年の公演予定を分かっているキャストを入れて一覧にしてみました。


12月04日(土) 17:00 栃木総合文化センター くるみ割り人形 ミリツェワ、プローム
12月05日(日) 17:00 群馬県民会館 くるみ割り人形 シェスタコワ、シヴァコフ
12月08日(水) 18:30 東京文化会館 ロミオとジュリエット ペレン、コリパエフ
12月09日(木) 18:30 東京文化会館 ロミオとジュリエット ヤパーロワ、モロゾフ
12月11日(土) 15:00 千葉県文化会館 くるみ割り人形 ペレン、プローム
12月12日(日) 15:00 パルテノン多摩 くるみ割り人形 ミリツェワ、シヴァコフ  
12月15日(水) 18:30 新潟県民会館 くるみ割り人形 ミリツェワ、シヴァコフ
12月16日(木) 18:30 練馬文化センター くるみ割り人形 ペレン、プローム
12月18日(土) 13:30 グリーンホール相模大野 くるみ割り人形 ヤパーロワ、ヤフニューク 
12月19日(日) 15:00 静岡市民文化会館 くるみ割り人形 シェスタコワ、シヴァコフ
12月20日(月) 18:30 アクトシティ浜松 くるみ割り人形 ヤパーロワ、コリパエフ  
12月23日(木・祝)12:30 東京国際フォーラム(A) くるみ割り人形 ヤパーロワ、ヤフニューク
12月23日(木・祝)16:30 東京国際フォーラム(A) くるみ割り人形 シェスタコワ、シヴァコフ
12月24日(金) 18:30 神奈川県民ホール くるみ割り人形  ペレン、コリパエフ
12月25日(土) 12:30 東京国際フォーラム(A) くるみ割り人形 ミリツェワ、プローム
12月26日(日) 15:00 鎌倉芸術館 白鳥の湖 ステパノワ、プハチョフ
12月27日(月) 18:30 オーチャードホール ジゼル ルジマトフ、ペレン
12月28日(火) 18:30 オーチャードホール ジゼル ルジマトフ、シェスタコワ

1月02日(日) 15:00 大宮ソニックシティ 白鳥の湖 ??、ルジマトフ
1月04日(火) 12:00 東京国際フォーラム(A) 白鳥の湖 シェスタコワ、プハチョフ
1月04日(火) 17:00 東京国際フォーラム(A) 白鳥の湖 ルジマトフ、ペレン
1月06日(木) 18:30 オーチャードホール ドン・キホーテ テリョーシキナ、ルジマトフ
1月07日(金) 18:30 オーチャードホール ドン・キホーテ テリョーシキナ、ルジマトフ
1月08日(土) 13:00 東京国際フォーラム(A) 白鳥の湖 シェスタコワ、プハチョフ
1月09日(日) 13:00 東京国際フォーラム(A) 白鳥の湖 ルジマトフ、ペレン
1月10日(月・祝) 16:00 宮城県民会館 白鳥の湖 ??、ルジマトフ
1月12日(水) 18:30 まつもと市民芸術館 ドン・キホーテ ペレン、プハチョフ
1月14日(金) 18:30 愛知県芸術劇場 白鳥の湖 ??、ルジマトフ
1月15日(土) 15:00 兵庫県立芸術文化センター ジゼル ペレン、コリパエフ
1月16日(日) 15:00 兵庫県立芸術文化センター 白鳥の湖 シェスタコワ、ルジマトフ
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マールイ「ロミオとジュリエット」キャスト発表 
2010/12/07(Tue)
<一つ下の記事にうみーしゃさんからいただいた「ラウレンシア」10月19日&20日の感想をアップしていますので、どうぞご覧下さい!>

マールイの「ロミオとジュリエット」、明日とあさってのキャストが光藍社さんのマールイサイトに発表になっています。 こちら。 良かった~。 今年もちゃんとキャストを発表してくれるんですね~。 主役以外のキャストで公演を見に行こうと決める人も多いと思うのでこうやって事前に発表してくれるのは本当にありがたいです。

ツァルが両日ジュリエット父なんですねー。 嬉しいです! ティボルトにカシャネンコがキャストされなかったのはかな~り残念ですが(来日はしているのだろうか?)、オマールもここ一年活躍の目立ったダンサーですから期待できますね!  


12月8日(水)
ジュリエット: イリーナ・ペレン
ロミオ: ニコライ・コリパエフ
パリス: リシャート・ユルバリソフ
ティボルト: アレクサンドル・オマール
マキューシオ: ニコライ・アルジャエフ
生: ユリア・バラグロワ
死: エレーナ・イヴォルギナ
キャピュレット: ウラジミール・ツァル
キャピュレット夫人: アンナ・ノヴォショーロワ
モンタギュー: イリヤ・アルヒプツォフ
ヴェローナの領主: アレクセイ・マラーホフ
ロレンス神父: キリル・ミャスニコフ
ジュリエットの友人: ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ、ヴィクトリア・ザリポワ
ロミオの友人: アンドレイ・マスロボエフ、マクシム・ポドショーノフ、ニキータ・クリギン、パーヴェル・ヴィノグラードフ
隊長: アレクセイ・クズネツォフ、デニス・トルマチョフ
タランテラ: オリガ・セミョーノワ
指揮:パーヴェル・ブベルニコフ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団


12月9日(木)
ジュリエット: サビーナ・ヤパーロワ
ロミオ: デニス・モロゾフ
パリス: マラト・シェミウノフ
ティボルト: アレクサンドル・オマール
マキューシオ: ニコライ・アルジャエフ
生: クセーニャ・ルシーナ
死: アーラ・マトヴェーエワ
キャピュレット: ウラジミール・ツァル
キャピュレット夫人: アンナ・ノヴォショーロワ
モンタギュー: イリヤ・アルヒプツォフ
ヴェローナの領主: パーヴェル・マスレンニコフ
ロレンス神父: キリル・ミャスニコフ
ジュリエットの友人: ユリア・チーカ、ヤナ・アルフィモワ、オリガ・アストレイコ、マリア・ドミトリエンコ
ロミオの友人 アンドレイ・マスロボエフ、マクシム・ポドショーノフ、ニキータ・クリギン、パーヴェル・ヴィノグラードフ
隊長: アレクセイ・クズネツォフ、デニス・トルマチョフ
タランテラ: ニーナ・オスマノワ
指揮:パーヴェル・ブベルニコフ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
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「ラウレンシア」 10月19日&20日の感想 by うみーしゃさん
2010/12/07(Tue)
【バレエ・レビュー】( )内は20日のキャスト
ラウレンシア: イリーナ・ペレン
  フロンドーソ: アントン・プローム
  司令官: ミハイル・ヴェンシコフ
  エステヴァン(ラウレンシアの父): セルゲイ・モカナコフ(アレクセイ・クズネツォフ)
  ジュアン(フロンドーソの父): アンドレイ・ブレクバーゼ
  メンゴ(バイオリニスト): デニス・モロゾフ(ニキータ・クリギン)
  パスキュアーラ: アナスタシア・ロマチェンコワ(サビーナ・ヤパーロワ)
  ジャシンタ: オクサーナ・ボンダレワ(エルビラ・ハビブリナ)
  司令官の部下: フィリップ・パーカチョフ、パヴェル・マスレニコフ
  結婚式のパ・ド・シス:
  イリーナ・ペレン、ヴィクトリア・クテポワ、オクサーナ・シェスタコワ(ヴァレリア・ザパスニコワ)
  アントン・プローム、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・ヤフニューク
  カスタネットの踊り: マリアム・ウグレヒカーゼ、アレクセイ・マラーホフ
  フラメンコ: オリガ・セミョーノワ(アンナ・ノヴォショーロワ)、アレクサンドル・オマール、ミハイル・シヴァコフ

18日19日ラウレンシア
1幕1場:本当にマールイの女性は美女揃いだなぁと思う。めちゃくちゃスタイル良い上に、体型がそろってきていますね。踊りも合っていて、華やかさで見ごたえもあるんだけど、なんですかね。エリートOL集団?黙々と淡々と、という感じがしてしまう。昔のように、皆で一緒に踊るのが楽しい!!っていう雰囲気ではない・・・。先頭に立つ5人のグループ・リーダーが持ち場や車間距離を計算しつつそれぞれまとめていくぞ、というなんとなく真面目な気合は感じるものの、少々無機質かもしれません。いや、美しいコールドでしたよ。だけどね・・・。
主役はペレンちゃん。美しく優しい娘さん。以前ドンキを見たときは色気有りすぎ!?とも思ったけど、今日は純粋で気立てのいい村娘。ロマチェンコワが親友役。改めて見ると、地面に杭を打ったようにまっすぐ立つロマチェンコワ姐さんは、とても力強くて安定していて気持ちいい。上手いんだなぁ。とため息。
2日目はヤパーロワちゃん。線が細いながら正確でキレイな踊り。個性というか、インパクトがちょっと弱いけどね・・・。舞台って難しいねぇ。彼女の「踊り」はすごく好きで、バレエを習ったことのある者としては、憧れずにはいられない。
2年前ダメダメで、マールイの男性陣は一体どうなっちゃうんだろう、と心配していたコールドもかなりキレイにそろっていて、こちらは嬉しかった。若手が増えました。日本に来ていないメンバーもいるだろうけど、長身男性チームの顔がほとんど知らない人ばかり。でも、このラウレンシアのちょっとスペインちっくな振付がとってもかっこいい上に、身体を45度くらいずつ向きを変えていく振りの全員の角度、タイミング、アームスが揃っていて「おおお」という感動が。マスロボエフが1日目はいなかったけど、2日目はリーダーになってまとめてくれました。男の子チームにコリッパー・ヤフニューク・ニキータ・クリギンなどソリストが沢山まざっていたのも良かった。日本公演でこんな豪華な組み合わせはまずないですものね。小さいチームもくるみ割人形隊が真ん中で大活躍。いやぁ見ごたえあります。
1日目は気づかなかったけど、2日目、ここでなぜか客席がざわざわとしてびっくりした。え・なんで?まだ事件は起こってないよ!?(笑)
ヴァイオリン弾きのゴメスは1日目モロゾフ。2日目クリギンJr。2人ともなかなか良かったです。司令官の手下にやられて倒れこむ演技が自然で良かった。クリギンはちょっと繊細な、女の子のような美少年系。(やっと顔を覚えた)謙虚でやさしそうな雰囲気がマル。日本でも人気出ると思うよ!お父様ファンとは違う層にね。私みたいな。(笑)最後の挨拶のとき、あまりにも後ろの中に隠れているので「今までどこにいたんだ!」というような感じ~。(笑)

1幕2場:洗濯場のシーン。
フロンドーソに水をかけるペレンの仕草が本当にカワイイ。
個人的には、重そうなたらいをぶちぶち運んでいる女の子もGOOD。
この辺のマイムというか、演技はマールイは抜群だよなぁ。端から端まで。
何より、場面と場面のつなぎがぱっぱっと進んで非常にテンポよく気持ちいい。
そんなのどかな田園風景に影を落とす権力者の司令官とその手下。手癖が悪く、村を歩く若い女性を拉致して乱暴する困り者。突然そんなシーンが展開されて、しかも懇願する女性ジャシンタを「やっちまえ」と手下に下げ渡す司令官の非常っぷりは嫌悪感を覚えるほど。(ヴェンシコフがなりきりでハマリすぎ!)存在感のある悪役でさすがです。
手下の2人はフィリップ・パルハチョフとパーヴェル・マスレンニコフ。
パーヴェル・マスレンニコフはオペラでもよく出演していて、ドンキだとの闘牛士チーム。悪役が似合わない人の良さそうな草食系で、所作が少々ルダコ(爆)。2007年の訪ロの際、マラーホフさんと仲良さげに話していて、紹介してもらいました。ツァルたちと一緒によくオペラのバレエにも出ているそうです。手下2人とジャシンタの暴行シーン・・・一応パ・ド・トロワは初だと思うので、おめでとう♪って感じかな。でも悪役似合わないよう。もう一人のパリジャチョフ、多分ザリポワをいつもエスコートしている男性だと思います。デマチでは長身で目立つのに、踊りのときどこにいるのか発見できなかったけど、今回覚えた。(笑)この人も見るからに「いい人」そう。振付は、見ていてぎょっとした・・・。踊りじゃなく振りに、男性の乱暴さ・粗野さがあって、スパルタクスの戦闘シーンよりもある意味露骨な嫌悪感を覚えるくらい。初めて見たらかなり衝撃的。 
行方不明になった女の子ジャシンタを心配して村の人たちが集まってくる。ヴァイオリン弾きのゴメスが倒れているのを発見し、ラウレンシアはフロンドーソを心配する。再会した二人は愛を確かめ、結婚を決意する。と・そこへ、ジャシンタがぼろぼろになって村へ逃げ戻ってくる。司令官(の家臣たち)にされたひどいことを訴え、幕。2日目はハビブリナさんでした!ボンダレワの情熱的な演技もよいけれど、ハビちゃんの、抑えた中に感情が見え隠れする切ない表情にぐっと胸を打たれました。やっぱりハビちゃんすごい!ボンダレワは・・・昔ならともかく今のメンバーの中にいるとかなりぽっちゃりに見えてしまうのですが、きっと演技力を買われているのでしょう。白鳥のようなチュチュは厳しいかも・・・。(いや、世間では普通ですよ。最近のマールイ女の子特に細長化してるから・・・。)


2幕
このラウレンシアという台本でバレエを起こそうとした 意図はなんなんだろう。時代もあると思うけど、
幸せいっぱいの村の様子から一転、権力者による村娘の強姦というむごい展開にちょっと驚いた。そんな状態で幕が切れるのに、2幕はいきなり主役2人の結婚式。こんなときあの子はどこに?とちょっと考えてしまう。
前座で新郎新婦のお父さん2人のチョイ酔拳ちっくな踊り。ブレグバーゼさん、出演も久々だけど、顔の見える役っていつ以来だろう。グルジア系の彫りの深い顔、結構とっつぁんって男前なのですね。脚さばきも年齢不詳(笑)。舞台での堂々たる余裕と、とにかく楽しんでいるのが伝わってきました。2日も見られて幸せ♪
そして、2幕と言えば、、「もうすぐマラーホフさんの出番♪」と緊張に胸が高鳴る。
おっとぉその前にシヴァでした。(笑)フラメンコ3人の踊り。
あら、久々のシヴァ。やっぱり彼はハンサムですねぇ。以前。2006年頃ペレンと白鳥を毎日のように
踊っていたころよりも、男っぷりがましたような。ちょっと色気も出てきたりして。スペインの決めポーズがまたキレイなんですよね。伊達男ぶりというより正統派。彼の動きはきっとスローモーションでもキレイでしょう。
オマールも若さ弾ける踊り。観客へのアピールもラティーノ♪この2人は、身長も踊りも違うけど、並んで踊るとタイミングはぴったり(すごい)。目立つのはオマールだけど、私はやっぱりシヴァの方を見ちゃう。だってバレエのお手本みたいなポーズなんですもん。また、はっとしたときの表情がすごくりりしくて、これは普通にほれるよなぁ。(爆)バレエ団で一緒に踊った子も好きになっちゃうんじゃないかしら?(私がここまで褒めるの、あまりないんですよー)シヴァ、今までアナタを待っててよかったよ。舞台に戻ってくれてありがとう!
セミョーノワも良かったです。まぁ、2日目にノヴォショーロワさん見ちゃうと・・・。いや。やっぱりすごいんですもん。

さて、音楽が一段とゆっくりになり、カスタネット隊の登場。赤い衣装のコールドを従えて、緑のカップル2組が前座。左はツァルと、知らない女性、右は、なんとポリョフコでした。(1日目は緊張のあまり左右のカップルを見られなかったんだけど・・)そして、ミリアム・ウグレヒカーゼというグルジア系の美女とマラーホフさん。いやぁ、一段と背が高く手足が長い!!マラーホフさんと言えば、かつてはスペインの踊りの他、くるみのドロッセルマイヤーやねずみやお父さんや、とにかくキャラクテールが多くて、こんなにクラシックしている踊りを見るのは久々だけど、ラインが本当に美しくて感無量。アダージョなのにお結構複雑な振り付け(アームスがね)。ゆっくりって難しいんですよ。こんなにノーブルな踊りを見られると思っていなかったので、とても嬉しい。もう・・・結婚式が楽しくてたまらないというらんらんの笑顔。役に入り込んでるなぁぁ。音楽をはじからはじまでゆーーーくり使いきる大きな動き。この音の取り方が好き。マールイでは、コシェレワとか、ミリツェワかな。彼女たちは表情もとても穏やかですもんね。まるでお風呂につかってるかのように。(笑)それが余裕になり、ゆったり感にもなり、観客もうっとりと癒されてしまうのです。アタシだってできるならあんな動きしたいさ。(無理) 若手は見習って!盗んで!
 結婚式のパ・ド・シス。ここまでソリストが揃っているのに、ここまでバラバラだとは。(苦笑)体型もタイプも違うプリマを揃えすぎたか?確かにリフトあり、ずり下ろしポーズあり、抱えての回転有りで3組合わせるのは大変だと思うけど、技術じゃなくて気持ちがね。。。それまでが良かっただけに、うーーん。一度も一緒に踊ったことがないんじゃないか、くらいバラバラでした。タイミングも腕の角度も違うし。これはクテポワがあまり周囲を見ていないのと、スーシャが自分のテンポで踊るわ、と決意していて・・・。男性はなんとか頑張ってたんですけどね。一番安心なのがやっぱりヤフニュークでしょうか。ヴァレリア・ザパスニコワが入った2日目は少し持ち直し?ペレンが見守りモードになっていた。(笑)
さて、3日も主演をこなしたプロームも良かったです。体力大丈夫?って心配していたんですが、どんどん調子をあげてきて、ジャンプやバリエーションは秀逸!もともと演技の上手い人だし、主役オーラも出してた。調子のいいときは本当にノリノリですよね~。
唯一「おっと危ない!」というのが1日目、ペレンの連続のリフト+アンウォー・ピルエットのろくろ回しかな。身長のバランスもあるけど、この二人だとやりづらそう。ペレンちゃんは一人でもキープするし回る子だけど。途中で「もう、自分で何とかする」モードに入っていたような。(爆)
でも、即席ペアにしては、息も合っていたし良かったと思います。少なくともコリッパーのような「おい!」ということにはならない。主役はこれくらいの人にやってほしい!

幸せいっぱいの結婚式に又訪れた司令官とその手下。もともとラウレンシアを気に入っていた司令官は「何もこんなときに」というタイミングで結婚式をぶちこわし、花婿を逮捕。ラウレンシアも拉致してしまう。
暗転。花嫁衣裳をぼろぼろにされて戻ってきたラウレンシア。村人ももう黙ってはいられない、と村中の男女がたいまつと武器を手に蜂起を決断。先ほどまでの初々しい村娘と、陵辱され尊厳を傷つけられ、戦う決意を固めた強い女性。この演じワケが見事!本当に、ペレンがこんなにドラマチックな演技派になるなんて、誰が予想したでしょう。普段は天然なおとなしい感じのペレンちゃんですが、入り込むとすごい。シンクロナイズド・スイミングのかつての女王、フランスのヴィルジニー・デデューを思い出しました。彼女も普段シャイなんだけど、ひとたび役を表現するときはスゴイんです。普段出て来ない感情を深いところから引っ張り出して噴出している感じ?
ノリノリで蜂起の場面にはじけていたツァルとシヴァが受けました。あなたたち、こういう皆で騒ぐシーンでも、誰よりも熱心ですね!(笑)
蜂起を達成し、支配者を葬ったあとのエンディング・ナンバー。かっこいい踊りだった!ここの音楽が耳に残る。
セットもそんなに大変そうじゃないし、いろんな人の出番もあるし、日本にも持ってこられる演目では。子ども向きではないけどね・・・。
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10月19日(火) 「ラウレンシア」 2幕の感想
2010/12/06(Mon)
<2幕1場>
活気に溢れた村の広場ではもうすぐラウレンシアとフロンドーソの結婚式が始まる。 ロンドン公演の際にSynopsisを読んでいたので話の展開に関しては分かってはいたものの、あの1幕の重いラストにこの2幕の華やかなオープニングを目にすると非常に違和感を覚えるというか、不謹慎じゃないの?と言いたくなるというか。 不幸にも命を落とした人の喪が明けないうちに・・・というような気にさせられました。 

祝宴の席はすでにお酒が入っていい気分な両父の踊りから始まる。 フロンドーソの父のブレクバーゼさんは太鼓腹(もちろん詰め物です)をものともせず足さばきも軽快に表情豊かに踊ってくれる。 2分くらいの短い踊りだけれど、とても惹き付けられて、ちょっと引いた目線で見ていた自分をまた物語に引き戻してくれた感じ。  
続くフラメンコの踊りにようやくシヴァコフ登場! 臙脂のブラウスに刺繍入りの黒いベストに黒タイツに天然くるくる巻き毛のシヴァは、そのままアルハンブラ宮殿に佇ませたくなるほどの(タイツ姿はないか・・・笑)セクシーないい男っぷり。 スパニッシュな見栄きりもばっちり決まって、挑戦的で情熱的な眼差しもカッコいいったらありゃしない(笑)! 途中、何回かジャンプしてアチチュードのようなポーズをキープするところがあるのですが、速いテンポにもぴたりと合わせたシヴァはジャンプも高いしラインも綺麗。  眼福です! それでもやはり、こういうシヴァもいいけれど、常に真ん中に立てる人でいてもらいたいと思わずにはいられない。 ま、そういうわけで、オマールの事は、シヴァより少し背が低いのねと思っただけで全く見ていませんでした。 すんません。
カスタネットの踊りはコール・ドと3組のペア。 そのメインの一組がマラーホフさんとマリアム・Ugrekhilidze。 他のペアは一方にツァル、もう一方になんとポリョフコ!! 美しくて艶のある笑顔に柔らかくどこまでも反る背中は健在です。 マラさんの美しい容姿と美しくエレガントなクラシカルなラインは本当に絵になりますねぇ。 ポリョフコと組んでくれたら良かったのになぁ(一緒に見られて見るのが楽だし・・)。 
白一色のウェディング衣装に身を包んだラウレンシアとフロンドーソを中心に3カップルのパ・ド・シス。 ここまでのディベルティスマンはマールイらしく明るく一丸という纏まりがあってとても良かったのだけれど、見せ場の一つであろうこのパ・ド・シスが、盛り上がったお祝い気分が削がれる感じのバラバラさであまり良くなかったですね。  真ん中で音をたっぷりとって決めのポーズをアピールしながらにこやかに踊るペレン、常に自分のペースで先に動いてしまうちょっとすまし顔のシェスタコワ、技術的な問題で自分の踊りに精一杯なために二人にはついていけない強張った顔のクテポワ。 それぞれのパートナーに合わせなくてはならない男性3人という事でちょっと残念でした。 技術的にレベルの違いすぎるダンサーをキャストするのは困りものですが、踊りの個性が違っても、もう少し気持ちが寄り添っていればまだいいんだろうけどな。 シェスタコワとクテポワはここまで物語を共にしていないし、ジェシンタがあんな目に合う設定でなければ、ラウレンシア、パスクアラ、ジェシンタという構成で踊れたのになぁ。 だったらもっと花嫁と彼女を祝福するその友人という雰囲気で見せられただろうにと思ってしまいました。 ジェシンタはやはりこの結婚式には姿を見せません。

パスクアラのソロ。 ロマチェンコワの揺るぎない踊りに気分も和らぐ。 パスクアラも踊りでの見せ場がたくさんある役なのでドンキのフラワーガールなどとは違って、ロマチェンコワクラスでないと務まらないと思います。
ヤフニュークとコリパエフのパ・ド・ドゥ。 ヤフニュークはザンレールの着地が少し乱れたりといつもの彼らしくはなかったけれど、それはこちらの期待値がかなり高いからで、踊り自体はとっても美しくラインも綺麗でした。 コリパエフもジャンプも高く綺麗に纏めていて良かったです。 こういう位置なら文句はないのよね、この人は。
続くフロンドーソのソロは最大の見せ場かな? バットリー、ピルエット、クペ・ジュテ・アン・トゥールナンなどがてんこ盛りでいちいち難しそうなパばかり。 技術的にも体力的にも大変そうな踊りですが、プロームは見事にこなしてました。 かなりの成長だと思います。
ラウレンシアのソロ。 キックジュテ、ピルエットの組み合わせを5回繰り返しながらステージを一周するという、一見単調だけれどかなり高度なテクニックを要すると思われる踊り。 ポワント音もなくふわっと軽く浮き上がるような高いジャンプの連続は今のペレンならではの素晴らしさ。

宴もたけなわな広場にまたもや現れる司令官。 先日の恨みをはらさんとばかりに凄い形相でラウレンシアとフロンドーソに近づき、力づくで二人を引き離してフロンドーソを逮捕する。 村人たちがうろたえて騒ぐなかラウレンシアも家来たちに連れ去られる。  

<2幕2場>
城に押し込み司令官を倒そうと、斧や棍棒を隠し持った村人たちが森に集まる。 息子を逮捕されたジュアンとエステヴァンも後を追ってくる。 ここのブレクバーゼさんにまた泣かされるのですよ・・・。 自分も息子が心配でならないのに、城で司令官に何をされるかわからないラウレンシアを心配し悲痛な思いのエステヴァンを強く支えるその姿。 エステヴァンの肩をだいて歩くだけなのに、その背中からやりようのない怒りと悲しみが伝わって来るのです。
城門の前まで来たものの、恐ろしさのあまりに行動を起こせない村人たちの前にウェディング衣装をずたずたに引き裂かれたラウレンシアがよろけた足取りで現れる。 屈辱と怒りと悲しみに気がおかしくなったようなラウレンシアは躊躇している村人たちを嘲笑い、煽り立てるように蜂起を促す。 落ちていた自分の婚礼用の白いヘアチーフを拾い上げ、村人の頭にまきつけ、指差しながら狂ったように笑うラウレンシアが哀れ。 そこに女たちも次々にやって来てラウレンシアと行動を共にする。 ジェシンタの姿も見える。 ここの力強い音楽はとても印象的で後々まで耳に残ります。 オケもこういう吹き鳴らし敲きまくれる旋律って好きでしょ!(笑) その音の力強さに負けないくらいの狂気半分入り混じったようなペレンの迫力あるパフォーマンスもいい。 
民衆が城になだれ込む様子は降ろされた緞帳にチャブキアーニの作品のその場面が映像として映し出されます。 オープニングもそうでしたが、チャブキアーニへのオマージュが嫌味なく表れていて良かったと思います。

<2幕3場>
城内。 中央奥から怒れる民衆たちが手に手に武器(スコップ、斧、棍棒)を掲げながら広間に走りこんでくる。 のっけから熱気があって凄い迫力。 捕らえられていたフロンドーソも仲間に助け出されて広間に走ってくる。 ラウレンシアとの再会。 (水をさすようですが、女としてここで何も無かったようにフロンドーソと抱擁を交わせるかってのは瞬間走った疑問でした・・・。 でも、この時は怒りに燃えてるし無事なフロンドーソの姿を確認できればそれだけで嬉しいよね。)
民衆に取り囲まれ蜂の巣にされる司令官。 ヴェンシコフ、無残・・・。 
勝利した仲間たちの前で踊るフロンドーソ。 ここもなかなかきつそうな踊りです。 本当にフロンドーソはこれでもか!と踊りまくる大変な役ですねぇ。 プローム、偉い!
さきほどの音楽がまた流れ、全員での力強い勝利の踊り。 自由を手にした喜びを全身で表すラウレンシアはジャンヌ・ダルクさながらにかっこよかったです。 
--- 幕 ---


唐突なストーリーの展開についていけなかったり不愉快になったりもしましたが、話の明るい部分ではマールイらしい親しみやすさが活かされていたし、チャブキアーニが自身が踊る作品として創ったものなので、踊りに関しては必然的に質・量ともにタイトルロールよりもフロンドーソの負担が大きいですが、準主役的ポジションのダンサーにも多くの見せ場が与えられ、ディベルティスマンも華やかなので、バレエ団には合った作品だと思います。 
また、最近の新作ではお約束ごとのような豪華な衣装と色彩感覚に優れた舞台セットも、作品世界を味わうのに一役買っていました。
日本にはどうでしょう? 舞台がスペインだし、ナチョが気に入っていたら持ってくるかもしれませんね。
余談ですが、カーテンコールに司令官モードで出てきたヴェンシコフにちょっとしたブーイングがかかってました(苦笑)。 ヴェンちゃんのあまりの成り切りぶりゆえのブーイングではありますが、なんか気の毒にも思ったので、早くダブルキャストくらいにはしてあげてくださいね!
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10月19日(火) 「ラウレンシア」 1幕の感想
2010/12/05(Sun)
  ラウレンシア: イリーナ・ペレン
  フロンドーソ: アントン・プローム
  司令官: ミハイル・ヴェンシコフ
  エステヴァン(ラウレンシアの父): セルゲイ・モカナコフ
  ジュアン(フロンドーソの父): アンドレイ・ブレクバーゼ
  メンゴ(バイオリニスト): デニス・モロゾフ
  Pascuara: アナスタシア・ロマチェンコワ
  Jacinta: オクサーナ・ボンダレワ
  司令官の部下: フィリップ・パーカチョフ、パヴェル・マスレニコフ
  結婚式のパ・ド・シス:
   イリーナ・ペレン、ヴィクトリア・クテポワ、オクサーナ・シェスタコワ
   アントン・プローム、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・ヤフニューク
  カスタネットの踊り: マリアム・Ugrekhilidze、アレクセイ・マラーホフ
  フラメンコ: オリガ・セミョーノワ、アレクサンドル・オマール、ミハイル・シヴァコフ
  指揮者: ヴァレンティン・ボグダノフ

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振付家ワフタング・チャブキアーニの生誕100年を記念してメッセレルが復刻、今年6月にプレミア公演となったマールイの最新作。 ロシアでのプレミアは大変好評、ロンドン公演も大成功で観客と関係者に大いに評価されたというこの作品を見るのを楽しみにして劇場に向かった。

以下、ストーリーを追いながらのレビューです。

<1幕1場>
緞帳にチャブキアーニのフロンドーソが映し出されるというオープニング。

舞台はスペインのフエンテ・オブフーナというのどかな農村。 
村人たちが広場に集まって来る。 女の子たちの柔らかい色調の色とりどりの衣装がとても美しい。 野菜を積んだ荷車を取り囲みおしゃべりに夢中な彼らの前にラウレンシアが現れ、その後を追いかけて来たフロンドーソが彼女に熱く愛を語るも、ラウレンシアに軽くかわされてしまう。 ラウレンシアのペレン、華やかだけれど、適度に可愛らしくお茶目でチャーミング! フロンドーソのプローム、髪を黒く染めていたので一瞬分からなかった。 ロンドンのデニスも真っ黒に染めていたけれど、チャブキアーニに敬意を表して?この役を演じるダンサーは髪を黒く染める事になっているのだろうか? いずれフロンドーソデビューするシヴァも黒髪に???

ヴァイオリニストのメンゴ、ラウレンシアの友達のパスクアラ(Pascuaraの読み方が分かりません・・・)がやって来ると村は一層にぎやかになり楽しいダンスが繰り広げられる。 パープルのスカート16人の踊りはよく揃っていて、スペインっぽい腕の動きが印象的。 本拠地だとコール・ドに知らない顔も多いけれどリヒテルとフィロソワを発見してなんとなく和む。 
続いてパスクアラとメンゴの踊り。 ロマチェンコワの上手さは今更言うまでもないけれど、お手本のようにしっかりとした踊りでピルエットは軸もまっすぐで回転も速くて本当に見事。 モロゾフも今年はロミオにスパルタクスにと順調な活躍ぶりで、踊りも安定してダンサーとして充実の時を迎えている感じ。 息がぴったり合った二人はとても楽しそうで、舞台に牧歌的な幸福感を運んでくれている。 
男女4人ずつのパ・ド・ユイットにはヤフニュークとコリパエフが。 ふわっと飛び上がるヤフニュークの柔らかい踊りはいつ見てもいいなぁ。 ただ、いつもより決めが緩くてあまり調子が良くはないような・・・。 
カスタネットを叩きながらのフロンドーソのソロ。 1幕からスペイン情緒豊かだわ。 細かいステップにジャンプにと忙しい振付。 プロームはよくこなしていたけれど、これは手足の長すぎるマラトには大変だろうなぁ。 この踊りを下手で楽しそうに眺めているペレンとロマチェンコワのツーショットもいい感じ。 いつまでも仲良しでいてね!  
ラウレンシアとフロンドーソのPDD。 うーんと、なんというか、やっぱりこの二人だと、自分の目にはどうしても恋人同士には見えないのが辛い。 初めて見る人にはちゃんと恋人同士に見えるのかなぁ? あ、二人の演技が下手だというわけではないですよ、決して! 雰囲気とか、身長のバランスがね・・・。 特にラウレンシアが飛び上がって来るようなリフトとなると、プロームにペレンは大きすぎてちょっと気の毒だ。
パスクアラの友人になるのかな? ジャシンタ役のボンダレワ。 マールイに入団直後から重要なソロを踊っているダンサーで、今回踊りを見るのを楽しみにしていた一人。 若干肉付きがよすぎる気はするけれど、踊りはダイナミックで切れ味もあって安定感も抜群。 

そんな楽しくのどかな村のひと時が司令官の出現によってかき消される。 いや~~、ヴェンシコフ、登場の瞬間から成りきり度120%くらいで、実にえらそーで暴慢で冷酷そうですごい威圧感でした。 この司令官にはドン・フェルナン・ゴメスというこてこてスパニッシュな名前がついてます。 ラウレンシアの美しさに目を留めた司令官は不敵な笑みをみせ、ラウレンシアを城に連れてくるように部下に命令する。 ラウレンシアは彼女を心配して側にいたパスクアラと捕まりそうになりながらも、フロンドーソの助けもあって上手くその場を逃げ出す。

<1幕2場>
森の小川の洗濯場に向かうラウレンシア。 ちらっと後ろを振り返りニコッと。 フロンドーソが後を追ってくるのを確かめて満足している様子。 けっこう困った娘だなぁぁぁ。 男を振り回して喜ぶタイプ??
バレエで洗濯シーンってのも・・・、なんて庶民的な作品なんだ!  ラウレンシアがフロンドーソに水を浴びせてからかい、彼に頭上高くリフトされては驚いて足をばたつかせ・・・、長閑です。 気持ちが高ぶり再び愛の告白をするフロンドーソにまたしても答えをはぐらかすラウレンシア。 
司令官が部下を連れてやって来る。 一人で洗濯をしていたラウレンシアに迫り押し倒して乱暴しようとするが、そこにフロンドーソが戻って来て司令官に勇敢に立ち向かいボウガンで脅しラウレンシアを助けて逃げ去る。

かわって娘たちが洗濯にやって来る。 メンゴとパスクアラがやって来ると洗濯も忘れて踊りに興じる娘たち。 パスクアラは村一番の踊り手なのか、娘たちがさかんに自分の踊りを見て!と踊ってみせる。 そうじゃなくて、こう踊るのよ!とでも言うようにパスクアラが歯切れの良い踊りをみせる。 ロマチェンコワのお姉さんな感じがまたとてもいいです。 嫌悪感と緊張感が漂ったシーンから一転して再びほのぼのとした場面への展開にややついていけない自分。
 
そこへ血相を変えたジャシンタが走りこんできて、司令官たちがやって来る事を告げる。 娘たちは大慌てで洗濯物片手に逃げるが、逃げ遅れたジェシンタが司令官の部下二人に捕まってしまう。 それに気づいたメンゴがジェシンタを助けようとするが、部下の一人に殴られ気絶。 ジェシンタを弄ぼうとする二人。 代わる代わるジェシンタの腕を取ったりリフトしたり、一応マノンの娼館のような踊りの振り付けにはなっているけれど、あちこち体を触りまくったり二人でジェシンタにのしかかろうするのがクラシックバレエの物語での許容範囲を越えているようなリアルさと品の無さで不快。 司令官が現れると部下二人は慌ててジェシンタから離れるが、助けて欲しいと懇願するジェシンタを今度は司令官が値踏みするような扱いをしたあげく、部下二人に好きにしろと言い放つ始末。 連れ去られる哀れなジェシンタ。 

ラウレンシアが連れ戻って来た村人たちにメンゴは介抱される。 先ほどの一件でフロンドーソの勇敢さと真の愛情に心を打たれたラウレンシアが結婚の承諾をする。 幸せに包まれた二人を温かく祝福する村人たち・・・。 ジェシンタの悲劇を目の当たりにした直後のこのシーンには言いようのない居心地の悪さを覚える。 

すると髪は乱れ衣服がボロボロになったジェシンタが足を引きずり戻ってくる。 ジェシンタの嘆きと悲しみの踊り。 しっかりとコントロールされた身体から感情がダイレクトに伝わってきて、ボンダレワの表現力の豊かさと技術の高さを感じました。 ジェシンタを襲った不幸な出来事に動揺しながらも黙って見守るしかない村人たち。 そこには、狂乱の場のジゼルのような重苦しさと悲痛さがありました。
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マールイ「くるみ割り人形」 12月4日栃木公演キャスト(追記あり)
2010/12/04(Sat)
こうすけさんより、マールイの今日の栃木公演のキャストをいただきました(ありがとうございます♪)ので、ご紹介します。 ドロッセルマイヤーは当初発表のマラトからオマールに変更になっていますが、マラトは元気だそうです。

マーシャ : タチアナ・ミリツェワ
王子 : アントン・プローム
ドロッセルマイヤー : アレクサンドル・オマール
くるみ割り人形 : デニス・トルマチョフ
フリッツ : アレクセイ・ラプシャーノフ
父 : アレクセイ・マラーホフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : ミハイル・ヴェンシコフ
コロンビーナ : マリア・ドミトリエンコ
ピエロ : マクシム・ポドショーノフ
スペイン人形 : マリア・リヒテル、ニキータ・クリギン
中国の人形 : エカテリーナ・ホメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
アラビアの人形 : アンナ・ノヴォショーロワ、
          オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : ユリア・チーカ、ナタリア・クズメンコ、パーヴェル・ヴィノグラードフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、アンナ・スーホワ、
        ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
       アルテム・プハチョフ、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : ヴァレンティン・ボグダーノフ


2年ぶりのミリツェワが表情豊かでキラキラだったそうです。 今回指揮者は誰が来るのだろうと思っていたのですが、このヴァレンティン・ボグダーノフさんという方は初めての来日ですかね? 


さて、いただいた今ツアープログラムのくるみ割り人形のキャストを見る限り、男性ダンサーで初めて見る名前はないようですが、女性ダンサーでは今年ワガノワを卒業したワレーリア・ザパスニコワがスペイン人形にキャストされています。 わりと身長があるので花ワルの4人あたりにキャストされるのかなと思っていましたが、ちゃんと認識可能な役の方にキャストされて良かったです。 すでにペテルブルグではリラの精で準主役デビューしている新人さんなので楽しみですね!

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シシコワが来た!!!
2010/12/03(Fri)
うわ~~~~!
マールイの面々、無事来日したようですが(飛行機、日本上空で凄く揺れたんじゃないかしら?)、なんとなんと、シシコワが来日しているそうです!! (こうすけさん、お知らせ本当にありがとうございます!) 嬉しい~~♪ 冬は何年ぶりだろう? 夏は確か2008年に来てくれましたよね・・・。

眠りがないので至芸の白い猫は見られませんが(無念だ~~)、ドンキのキューピッド、思いっきり棒を振り回して弾けてくれるくるみの中国は見られるかもしれないですね!
来てくれてありがとう
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新国立劇場「シンデレラ」 12月1日の感想
2010/12/02(Thu)
昨日は新国立劇場に「シンデレラ」を見に行って来ました。 ちょっと早めに行って一階のシアターショップを覗こうと6時前に新宿に着いたら京王線が人身事故でストップ。 動き出すのをあの人混みの中で待って、さらにギュウギュウ詰めの電車に乗るのはやだなぁと思い、甲州街道をひたすら真っ直ぐ歩いて劇場まで行きました。 都庁から新宿駅へ押し寄せるように向かってくる人の流れに逆行するのは何気に大変で・・・。 楽器を持ったオケの方もいて気の毒だなぁと。

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劇場の入り口でサンタクロース姿の方たちに出迎えられましたが、「いらっしゃいませ、こんばんは。」という言葉にファーストフード店を連想してしまう自分が情けなく・・・。 
ツリーやライトでさらにクリスマス気分がアップ。 大きなクリスマスツリーの前にはシンデレラの衣装をつけた人形が置かれ、その隣に立って記念撮影ができるという趣向が凝らされていました。 子供たちは大喜びですね!

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さいとう美帆さんの主演を見るのは初めてです。 彼女のシンデレラというと、前回2008年の公演で代役の代役で超ハードスケジュールな公演を見事に務めたというのが記憶に新しいですが、その時の大変な経験がしっかり実を結んでいる感じで、とても素敵なシンデレラでした。
彼女のシンデレラは、姉たちのように好き勝手に過ごせなくても少々こき使われても、めげる事なく明るくまっすぐ前を向いて生きている女の子。 可憐で健気というより、カラッと生き生きしているシンデレラと言い表したくなるのはちょっと変だけれど、音楽に乗ったテンポの良い軽快な踊りがそういう快活な印象を与えたのかもしれない。 膝から下の足の動きの表現力がとても豊かで、ちょっとフレックスにしたりする足先の細かい動きも流れるようで見事だった。 身体ばかりでなく顔の表情もとても豊かで、自分のシンデレラがきちんと出来上がっている感じだった。

本日のお目当てはマイレン王子だけれど、第2のお目当ては仙女の川村さん。 たおやかな身のこなしに温かみ溢れる彼女の雰囲気にこの役はぴったり。 四季の精を呼び出して踊らせ、シンデレラに魔法をかける事のできる特別な妖精というのも納得のキラキラ感もいい。 ニキヤが見られないのがひっじょ~~に悔しい・・・。

四季の精はそれぞれに良く踊っていたと思うけれど、夏は振りがつまらないのかちょっと退屈。 秋を踊った米沢さんは初見。 メリハリがあってポーズが綺麗に決まっていて良かった。 パ・ド・シャみたいな空中両足プリエが速い動きの中に入れられていたりして、毎回見るたびに大変だよな・・・と思う星の精たちの踊り。 大柄なダンサーがいないのも当然だと思える。

前回西山さんを乗せて暴走&曲がりきれずに転倒した馬車、今回はゆっくり目に走っていて安心しました。

身のこなしが優雅でプリンス然としているマイレンの王子。 ふわっとしたジャンプに指先足先まで神経の行き届いた美しさはいつもどおりで、もっともっと踊っていてよと思ってしまう。 シンデレラ登場で、シンデレラがじっと前を見たまま階段を下りてくるシーンでは、優しくさいとうさんの腕を取りながら視線はさり気なく彼女の足元に注がれる。 このシーン、ポアントで自分の足元が見られない状態で階段を下りる女性ダンサーは本当に怖いと思うのですよね・・・。 二人して大緊張のシーンではないだろうか?
二人の踊りもとても良かった。 さいとうさんのソロではピケやシェネ(だったと・・・)を繰り返してステージを2周くらいするのだけれど、速度が落ちる事なく綺麗に回っていたと思います。 さいとうさんも姫の輝きがあったけれど、シンデレラの初々しい輝きとは違う、生まれながらに備わっているような気品と落ち着きで彼女を優しくエスコートしながら次第に高まるシンデレラへの気持ちを確信していくようなマイレン王子の表情が印象的だった。 一方さいとうさんは1幕と比べるとお人形チックな目パッチリでの表現がやや平坦だったようにも思う。

アクリさんと堀さんの意地悪姉コンビは久しぶり。 とても息が合っていて細かい芝居もタイミングを外さない。 オレンジを持って二人で腕を組んでバッタバッタと走り回るところはいつ見ても楽しいし、なんだかんだ悪ふざけしながらもお互い想いの良い姉妹。  それに、以前よりシンデレラに対する陰険さも少なくなったような気がする。 だから1幕のさいとうさんが明るく生き生きしていてもその辺のバランスは取れているんだよね。  3幕でのシンデレラとの別れのシーンなんてちょっとほろっときてしまったくらいだし。   

4人の王子もレベルが高く、安定していました。 Kバレエで主役をはっていた芳賀さんと輪島さんがこういうポジションで一緒に新国で踊っているのを見るのもちょっと不思議な感じですが、今後もどんどん活躍して欲しいです。

お久しぶりなバリノフ君の道化、最初の開脚ジャンプの柔らかさと高さは流石でした。 たまにピルエットの軸が傾いたりはしたけれど、テクニック的に難しそうで体力的にもきつそうな役を茶目っけたっぷりにこなしていたと思います。

ナポレオンとウェリントンの芝居がもうちょっとこなれて自然になれば言う事ないのですが、こればかりはねぇぇぇ。 でもウェリントンのくしゃみのタイミングだけは外してくれるなよ!

ラストシーン、キラキラでまばゆいほどの仙女に見守られながら、幸せの高みへと一歩一歩階段を登って行くシンデレラと王子の姿には、見ているこちらも心安らいで優しい気持ちになりますねぇ。 
先日のペンギン・カフェや火の鳥のような新しい作品に貪欲にチャレンジする姿も立派ですが、この作品のように回数を重ねバレエ団として自信を持って臨んでいる姿を見られるのも嬉しい事だと感じました。



シンデレラ    さいとう美帆
王子       マイレン・トレウバエフ
義理の姉たち  マシモ・アクリ、堀 登
仙女       川村真樹 
父親       石井四郎
ダンス教師   吉本泰久
春の精      丸尾孝子
夏の精      本島美和
秋の精      米沢唯
冬の精      寺田亜沙子
道化       グリゴリー・バリノフ
ナポレオン    八幡顕光
ウェリントン    小笠原一真
王子の友人   芳賀望、江本 拓、菅野英男、輪島拓也
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The I International Mikhailovsky Contemporary Dance Festival
2010/12/01(Wed)
ミハイロフスキー劇場のプレイビルに、3月に行われるThe I international Mikhailovsky Contemporary Dance Festivalのスケジュール及び演目がアップされています。

3月15日&16日
Duende
振付: ナチョ・ドゥアト
音楽: クロード・ドビュッシー
ワールドプレミア: 1991年11月21日 ネザーランド・ダンス・シアター

Without Words
振付: ナチョ・ドゥアト
音楽: フランツ・シューベルト
ワールドプレミア: 1998年10月29日 アメリカン・バレエ・シアター

Remansos
振付: ナチョ・ドゥアト
音楽: エンリケ・グラナドス
ワールドプレミア: 1997年11月5日 アメリカン・バレエ・シアター

Duendeは新国立劇場で2006年3月に上演されていますが、新国立劇場によれば、「ドゥアトの祖国スペインの民がドゥエンデと呼ぶ、夜の闇に息づく不思議な魔力を描いた『ドゥエンデ』」との事です。 Duendeと Without Wordsはミハイロフスキーが、サラファーノフが踊りたいと言っていた Remansosは、ボリショイが踊るのかなぁ?


3月18日&19日
Busk
振付: アジュール・バートン

Blue Soup
振付: アジュール・バートン

両日ともニューヨークにあるAszure Barton and Artistsというカンパニーによる上演のようです。 コンテの振付家なんて知るわけもない私なのですが、このアジュール・バートンという方は有望な若手女性振付家らしいです。 
公式サイトがこちらで、フェースブックがこちら


3月22日&23日
Three Theories
振付: キャロル(でいいのか?)・アーミテッジ

こちらは Armitage Gone! Dance というやはりニューヨークにあるカンパニーの公演のようです。 長くヨーロッパで活動していたKarole Armitageさんという方が2005年にアメリカに戻って来て立ち上げたカンパニーだそうです。 こちら



このフェスティバルで、ナチョ・ドゥアトがマールイに新しく振付けた作品を披露するわけではないのですね。 秋にピーテルにやって来た時のインタビューでインスピレーションがいっぱいで早く作品を創りたいとは言っていましたが、同時に、まずダンサーたちに自分のダンスを教えなければいけないので振付家としての仕事はその次になるというような事も言っていたので、とりあえず、自分の既存の作品を踊らせてナチョの舞踊言語に十分慣らせたところで劇場用の新しい作品に取り掛かるという感じになるのでしょうね。
15,16日のナチョの作品が上演される日はいいとして、後の4公演、ピーテルの観客は興味持つのかなぁ?
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