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InterpressにDance Openの写真♪
2010/03/31(Wed)
ミハイロフスキー劇場で開催中のダンス・オープン、29日の公演の写真がInterpressに載っています。 たくさんあって嬉しい! こちら。 今回すっかりチェックをするのを忘れていましたが、こうすけさんに教えていただきました。 ありがとうございました♪

ミハイル・カニスキンとエリサ・カブレラ(でいいのか?)のジゼルはマールイのコール・ドつきですが、写真が小さいのと暗いので誰なんだか全くわからず。 昔はもう少し写真が大きく見られたと思うのですが・・・。 
デニスのピエロ、きっといたずらでやんちゃな方なんだろうと推測しますが、怒られちゃうかな?、デニスってピエロメイクが似合いすぎ!
ダニーラの矢のような爪先! 相変わらず美しい~~。 
キナ様のルーススカヤは衣装もココシュニックもゴージャス! 大地の温もりと大らかさを感じさせるロシアの女性から一転、シェイクスピアの悲劇のヒロインオフィーリアの写真も素敵。 是非両作品を合同ガラで踊ってもらいたいです。
ライモンダのボルチェンコの手の込んだ飾りが施されているチュチュは初めて見るような。 ほんとに最近のマールイのプリマのチュチュは良質で美しい(値の張る・笑)チュチュばかりですね。 
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バレエ作品「ラウレンシア」
2010/03/30(Tue)
マールイの7月13日からのロンドン公演でワールド・プレミアが予定されている新作「ラウレンシア」ですが、チャブキアーニが振付けた作品の復元という事で、いったいどのようなバレエなのだろうと関心があったのですが、先日古本屋で買ったダンスマガジン2008年6月号の「これがロシア・バレエだ!」のチャブキアーニ関連の記事の中に詳しい説明がありました。

チャブキアーニが振付けた全幕作品の2作目(1作目は「山の心」)にあたる「ラウレンシア」は1476年にスペインのコルドバ地方で実際に起こった民衆蜂起をもとにロペ・デ・ベガの戯曲「フエンテ・オベフーナ」をバレエ化したものでアントニオ・ガデスが振付けた「アンダルシアの嵐」と同じ主題だそうです。 
初演はキーロフ劇場において1939年3月22日。ドゥジンスカヤとチャブキアーニが主演したとの事です。

ストーリーをそのまま引用させてもらいますと、
「コルドバの農村フエンテ・オベフーナの娘ラウレンシアは、同じ村の若者フロンドーソを愛している。 ある日、村を治める領主がやって来て、美しいラウレンシアを見初めるが、彼女は領主の求愛を退ける。 恨みに思った領主はラウレンシアとフロンドーソの結婚式の当日、フロンドーソを捕らえ、ラウレンシアを自分の城に連れ去る。 自力で脱出したラウレンシアは村の人々に蜂起を呼び掛ける。 領主の圧制に我慢できない人々は立ち上がり、城を襲ってフロンドーソを助け出す。 彼は領主を一騎打ちで倒し、人々は村の自治を勝ち取る」

この作品が当時大成功を収めた要因として、チャブキアーニが振付けた数々のディベルティスマンの素晴らしさが上げられるようです。 主役の踊りにはスペイン情緒溢れる腕や上体の表現が盛り込まれ、1幕2幕ともに登場人物の演技すべてがスペイン風の踊りによって綴られていたのだそうです。 
ロプホーフが「ドン・キホーテ」の終幕に挿入した「ファンダンゴ」の振付の影響を受けたとも考えられている第2幕の「カスタネットの踊り」というのが特に評判が高かったとの事。
これをメッセレルがどう改訂復元し、マールイのダンサーがどう表現するのか気になるところではありますね。 ロンドンかぁ~~~。

ミハイロフスキー劇場ではすでに昨年12月から「ラウレンシア」の準備に取り掛かっていますが、劇場の写真を撮り続けているNikolai Krusser氏のフォトサイトに最近あがった写真の中に、ペレンとボルチェンコがいかにもという衣装で練習している写真があります。 ボルチェンコはダンマガのインタビューでラウレンシアの主役の練習を始めたと言っていたので、この二人がロンドンでの2日間の公演に主演するのかもしれませんね。



さて、劇場ホームページの英語版に31日のチャブキアーニ記念ガラのプログラム&キャストがアップされました。 この公演だけ、ゼレンスキー、ニオラーゼ、ツィスカリーゼとチャブキアーニゆかりのダンサーが出演予定です。


3月31日 ワフタング・チャブキアーニ(Vakhtang Chabukiani)記念ガラ

Pas de deux Diana and Acteon
Music by Riccardo Drigo
Choreography by Agrippina Vaganova
Jordan-Elizabeth Long and Miguel Ángel Blanco

Spring Water
Music by Sergey Rachmaninov
Choreography by Asaf Messerer
Irina Perren and Marat Shemiunov

Pas de deux from Giselle
Music by Adolphe Adam
Choreography by Jules Perrot and Marius Petipa
Elisa Cabrera and Igor Kolb

Adagio from Scheherazade
Music by Nikolay Rimsky-Korsakov
Choreography by Mikhail Fokine
Irma Nioradze and Ilya Kuznetsov

Pas de deux from Don Quixote
Music by Ludwig Minkus
Choreography by Alexander Gorsky
Elena Evseyeva, Anton Korsakov and The Mikhailovsky Ballet

Intermission

Pas d’esclave from Le Corsaire
Music by Adolphe Adam
Choreography by Marius Petipa revised by Pyotr Gusev
Anastasia and Denis Matvyenko

Melody
Music by Christoph Willibald Gluck
Choreography by Asaf Messerer revised by Vakhtang Chabukiani
Irina Perren and Marat Shemiunov

Gopak
Music by Vasily Solovyov-Sedoy
Choreography by Rostislav Zakharov
Denis Medvedev and Anton Korsakov

Pas de deux from La Bayadère
Music by Ludwig Minkus
Choreography by Maurice Petipa revised by Vakhtang Chabukiani
Anastasia Kolegova and Igor Zelensky

Swan
Music by Camille Saint-Saens
Choreography by Mikhail Fokine
Irma Nioradze

Narcissus
Music by Nikolay Cherepnin
Choreography by Kasyan Goleyzovsky
Nikolay Tsiskaridze

The Basque Dance from The Flames of Paris
Music by Boris Asafiev
Choreography by Vasily Vaynonen
Kristina Karasyova, Alexey Karyagin, Andrey Merkuriev, Polina Rassadina
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新国立劇場「アンナ・カレーニナ」 3月26日の感想
2010/03/29(Mon)
26日に新国立劇場に「アンナ・カレーニナ」を観にいって来ました。
劇場に出ていたタイムテーブルをきちんと 確認したわけではないのですが、25分間の休憩を挟んで1幕40分、2幕50分くらいだったかな?  両幕ともスピーディーな話の展開とダンスの洪水であっという間に終わってしまいました。

 <主な出演者>
 アンナ: ニーナ・ズミエヴェッツ
 カレーニン: セルゲイ・ヴォロブーエフ
 ヴロンスキー: オレグ・ガヴィシェフ
 キティ: 堀口純

物語はアンナと夫のカレーニン、アンナと不倫関係に陥るヴロンスキーの3人が格となり、コール・ド・バレエが物語の状況や主人公たちを取り囲む世間の目、アンナの心理などを巧みに表現している。 
アンナ役のニーナ・ズミエヴェッツはしなやかで強靭な肉体を持つバレリーナ。 どんな高度なリフトも激しい踊りも体のコントロールが抜群で、長い手足をもてあます事もなく音楽にぴたりと合わせてエネルギッシュでダイナミック。 淑女で一人の優しい母親が本能のままにヴロンスキーを求める官能的な女性に変貌し、やがて破滅していく様を迫真の演技で魅せてくれた。
セルゲイ・ヴォロブーエフとオレグ・ガヴィシェフは共に24~5歳の若いダンサーだけれど、それぞれのキャラクターの苦悩と葛藤、アンナに寄せる想いを見事に演じ踊りきっていたと思う。 ズミエヴェッツ同様、長身の二人が長い手足でダイナミックに切れ味良く踊る様は圧巻。 確かに20代じゃないと体力的にきついだろうなぁと思わせる振付です・・・。 特にカレーニンを演じたヴォロブーエフが妻が他の男に心を移し関係を持った事への怒り、敗北感、嫉妬などどこかにぶつけたい激情と闘いながら翳りのある表情で一人狂ったように踊る姿は切なく、思わず彼に感情移入してしまいました。

セットはシンプルでスタイリッシュ。 アンナはいったい衣装を何着着替えたのだろうというほど、袖に下がって出てくるたびに衣装が違っていたように思います。 
演出面で一番印象的だったのがアンナとヴロンスキーが結ばれる場面。 舞台上手側には紗幕で区切ってしつらえた寝室で思いを馳せるアンナ、下手側には自宅のカウチで悶々とするヴロンスキー。 交互にスポットライトを当てながらそれぞれの滾る想いを見せた後に照明の元に浮かび上がる二人がそれぞれの場所でシンクロするように同じ振りを踊リ始める。 観客もこの二人の想いがどうにもならず頂点に達したと感じた瞬間、アンナが意を決して家を飛び出しヴロンスキーのもとへ向かう。
最後、アンナがブリッジから線路に身を投げるシーンも、効果音とともにコール・ドを走り迫る列車に見立てるという想像を超えたもので驚きました。

もう一つ、特筆すべきは上述したようなコール・ドの役割。 踊りは全体としてのポジショニングが難しそうで、一人間違ったら連鎖でボロボロになりそうな複雑なフォーメーションに見えるものが多かったです。 それでいて高度なテクニックやスピード、高さを求められているので、スペースを広く取って踊れる主役のソロやパ・ド・ドゥよりある意味厳しいですね。 特に男性ダンサーたちは女性よりも出番が多かったと思うし、俳優並みの演技力が必要なシーンも多くて本当によくここまで持ってこられたなぁと感心してしまいました。 コール・ドも場面に応じてめまぐるしく衣装が変わったので衣装替えも大変だったろうなぁ。 その衣装も場面の情景をきちんと表現できるようにデザインされているのですよね。

さらに感心させられたのはエイフマンの選曲。
チャイコフスキーのそれぞれの旋律に掻き立てられる高揚感、緊迫感、悲哀というようなものが振付と物語をさらにドラマティックに感じさせていたように思います。

作品に使われた音楽は以下の通り。

<1幕>
弦楽セレナーデハ長調 第1楽章
組曲第1番ニ短調 序曲とフーガ
交響的バラード「ヴォエヴォーダ」
組曲第1番ニ短調 間奏曲
なつかしい土地の思い出 スケルツォ ハ短調
交響曲第6番ロ短調「悲愴」 第1楽章
交響曲「マンフレッド」 レント・ルグーブレ
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
弦楽六重奏曲「フィレンツェの想い出」 ニ短調

<2幕>
交響曲第2番ハ短調 第4楽章
幻想序曲「ハムレット」
組曲第3番 ト長調 主題と変奏
組曲第3番 ト長調 悲歌
交響曲第6番ロ短調「悲愴」 第3楽章
なつかしい土地の思い出 瞑想曲 ニ短調
幻想曲「テンペスト」
幻想序曲「ロミオとジュリエット」


非常に満足した公演でしたが、主演3人との身長差、体格差から来るちょっとした違和感が気になる部分もあり、長身ぞろいのエイフマンのダンサーだけで見てみたら、緊迫感などもっと違うインパクトがあったのだろうか?などと思いましたが、また逆に日本人の主演ダンサーでも見てみたかったとも。
ダンスマガジンの対談でエイフマン氏が語っていたように、カンパニーの日本公演が一日も早く実現して欲しいです。



さてさて、そんな公演の帰り道、電車の中で考えたのはアンドレイ・カシャネンコの事でした・・・。 セルゲイ・ヴォロブーエフとオレグ・ガヴィシェフのスピーディーでシャープな踊りが、エイフマンからマールイに移籍してきた年のロミジュリ・ティボルトで見せたカシャネンコの切れ切れの凄みのある踊りを思い出させたのですが、クラシック中心のマールイに来たのは彼にとって良かった事なんだろうか・・・? 今年の来日ツアーでの4人の王子のぎこちなさやロットバルトでの元気のなさがけっこう気になってました。 以前はよくクラッススやイアーゴにキャストされていたのに、2月にペテルブルグに帰ってからの公演キャストにも名前が載らなくなってしまって、元気でやっているんだろうかと・・・。 いいダンサーではあるので上手く使って育ててくれればいいなぁ。 けっこう好きなんですよね、あの子。


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そして、今日は多数の死傷者が出たモスクワの地下鉄テロ事件に愕然としました。 モスクワからペテルブルグへ向かう特急列車が爆破された事件から3ヶ月余りで再び起きてしまった凄惨なテロに心が痛むし、腹立たしいです。 軽々しい発言はできませんが、どうかモスクワ市民の方やロシアの人々の不安が少しでも早く取り除かれますように。 
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ミハイロフスキー劇場「Dance Open」豪華キャスト 
2010/03/28(Sun)
ミハイロフスキー劇場では、今日から4日間にわたり「Dance Open」が開催されますが、30日までの演目とキャストが発表になっていました。
マールイのソリストはボルチェンコとマラトの名前しかありませんが、ロパートキナ、テリョーシキナ、コルスンツェフ、コルプなどマリインスキーのダンサー中心にウラジーミル・マラーホフも出演するなかなか豪華な顔ぶれです。 28日はクチュルクとミハリョフがトップバッターとして出演します。 ゴージャスに生まれ変わった劇場を見たら、二人ともきっとびっくりするだろうなぁ。


3月28日 タチアナ・ヴェチェスロワ(Tatiana Vecheslova)記念ガラ

The Cavalry Halt
Music by Ivan Armsheimer
Choreography by Marius Petipa
Oksana Kucheruk, Roman Mikhalyov

Melody
Music by Christoph Willibald Gluck
Choreography by Asaf Messerer revised by Vakhtang Chabukiani
Ekaterina Borchenko, Marat Shemiunov

Pas de deux from Esmeralda
Music by Cesare Pugni
Choreography by Agrippina Vaganova
Anastasia Stashkevich, Denis Medvedev, the Mikhailovsky Ballet

Finale of The Fountain of Bakhchisarai
Music by Boris Asafiev
Choreography by Rostislav Zakharov
Anastasia Kolegova, Alexandra Iosifidi

Pas de deux fromDon Quixote
Music by Ludwig Minkus
Choreography by Alexander Gorsky
Victoria Teryoshkina, Denis Matvienko, the Mikhailovsky Ballet

Intermission

Polonaise and Mazurka from Paquita
Music by Ludwig Minkus
Choreography by Marius Petipa revised by G.Konishchev
Students of the Vaganova Ballet Academy

Pas de deux from The Sleeping Beauty
Music by Pyotr Tchaikovsky
Choreography by Marius Petipa
Anastasia Kolegova, Anton Korsakov

Portrait in red
Music by Antonio Vivaldi (arranged by Vanessa Mae)
Choreography by Yury Petukhov
Oksana Kucheruk

Pas des esclave from Le Corsaire
Music by Adolphe Adam
Choreography by Marius Petipa revised by Pyotr Gusev
Anastasia, Denis Matvyenko

Aria
George Frideric Handel (or Lacrimosa by W.A.Mozart)
Vladimir Malakhov

Suite of dances from Gayaneh
Music by Aram Khachaturian
Choreography by Nina Anisimova
Anton Korsakov (torches), Ilya Kuznetsov (tambourine), Dmitry Pykhachyov (swords), Polina Rassadina, Elena Bazhenova, students of the Vaganova Ballet Academy



3月29日 コンスタンチン・セルゲーエフ(Konstantin Sergeyev)記念ガラ

Polonaise and Mazurka from Paquita
Music by Ludwig Minkus
Choreography by Marius Petipa revised by G.Konishchev
Students of the Vaganova Ballet Academy

Adagio from Cinderella
Music by Sergey Prokofiev
Choreography by Konstantin Sergeyev
Elisa Cabrera, Mikhail Kaniskin

Panaderos from Raymonda
Music by Alexander Glazunov
Choreography by Marius Petipa revised by Konstantin Sergeyev
Anastasia Petushkova, Sergey Kononenko, the Mariinsky Ballet

Adagio from Raymonda
Music by Alexander Glazunov
Choreography by Marius Petipa revised by Konstantin Sergeyev
Ekaterina Borchenko, Marat Shemiunov

Russian dance
Music by Pyotr Tchaikovsky
Choreography by Kasian Goleyzovsky
Ulyana Lopatkina

Rose waltz from The Nutcracker
Music by Pyotr Tchaikovsky
Choreography by Vasily Vaynonen
Students of the Vaganova Ballet Academy

Pas de deux from The Nutcracker
Music by Pyotr Tchaikovsky
Choreography by Vasily Vaynonen
Elena Evseyeva, Anton Korsakov, students of the Vaganova Ballet Academy

Intermission

Pas de deux from Giselle
Music by Adolphe Adam
Choreography by Jules Perrot and Marius Petipa
Mikhail Kaniskin, Elisa Cabrera, the Mikhailovsky Ballet

Pas de trois from The Fairy Doll
Music by Riccardo Drigo
Choreography by S. and N.Legat revised by Konstantin Sergeyev
Anton Korsakov, Anastasia and Denis Matvyenko

Adagio from Romeo and Juliet
Music by Sergey Prokofiev
Choreography by Leonid Lavrovsky
Olesya Novikova, Igor Kolb

Aria
George Frideric Handel (or Lacrimosa by W.A.Mozart)
Vladimir Malakhov

Monologue of Ophelia from Hamlet
Music by Nikolay Chervinsky
Choreography by Konstantin Sergeyev
Ulyana Lopatkina

Pas de deux from Swan Lake
Music by Pyotr Tchaikovsky
Choreography by Marius Petipa
Victoria Teryoshkina, Danila Korsuntsev



3月30日 ガリーナ・ウラノワ(Galina Ulanova)記念ガラ

The Seventh waltz from Les Sylphides
Music by Frederic Chopin
Choreography by Mikhail Fokine
Anastasia Stashkevich, Denis Medvedev

Adagio from The Fountain of Bakhchisarai
Music by Boris Asafiev
Choreography by Rostislav Zakharov
Anastasia Kolegova, Ilya Kuznetsov

Pas de deux from The Sleeping Beauty
Music by Pyotr Tchaikovsky
Choreography by Marius Petipa
Daria Khokhlova, Anton Korsakov

Adagio from Romeo and Juliet
Music by Sergey Prokofiev
Choreography by Leonid Lavrovsky
Olesya Novikova, Igor Kolb

Pas de deux Diana and Acteon
Music by Riccardo Drigo
Choreography by Agrippina Vaganova
Jordan-Elizabeth Long, Miguel Ángel Blanco

Intermission

From role to role
Music by W.A.Mozart
Choreography by Lyudmila Semenyaka
Daria Khokhlova

Pas de deux from Giselle
Music by Adolphe Adam
Choreography Jules Perrot and Marius Petipa
Igor Kolb, Elisa Cabrera, the Mikhailovsky Ballet

Pas des esclave from Le Corsaire
Music by Adolphe Adam
Choreography by Marius Petipa revised by Pyotr Gusev
Anastasia and Denis Matvyenko

Swan
Music by Camille Saint-Saens
Choreography by Mikhail Fokine
Ulyana Lopatkina

Pas de deux from Swan Lake
Music by Pyotr Tchaikovsky
Choreography by Marius Petipa
Anastasia Kolegova, Danila Korsuntsev

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マールイ4月公演、さらに詳細キャスト♪
2010/03/27(Sat)
ミハイロフスキー劇場の4月の公演キャストですが、今までにないほどの詳細なキャストが発表されています。
例えば白鳥なら4羽、3羽の白鳥まで・・・。 主役、準主役級以外のダンサーの活躍ぶりもわかって嬉しい限りですが、何かの気まぐれではなく、今後もずっと続けて発表していただけますよう、遠く離れた日本からお願い申し上げますわ♪

3日と25日に出演予定だったアルブーソワが両日とも降板のようですが、先日のロンドンのヌレエフ・ガラには「ムーア人のパヴァーヌ」で出演していたので怪我などではないでしょうがどうしちゃったんでしょうか?
先日チェックした時にはキャストが出ていなかった9日の白鳥は超豪華です。 これ、昨年9月のプレミア初日のキャストとほぼ同じなんじゃないでしょうか? ペレンとコシェレワがビッグスワンなんてね! 9日は何か特別な公演なのでしょうかね?? 小さな白鳥にもその他の役にもクリギナの名前がないのがちょっと気になります。 
29日の「白鳥」はペレンからコシェレワに変更ですが、シヴァはそのままなのでホッ♪ どう考えてもペレンは踊りすぎだよなぁ。 まるで日本公演なみ・・・。 
白鳥の主演に加え、コシェレワもかなりの公演に出演予定のようで大活躍ですが、シェスタコワはジゼルの主演だけのようですね。 何かしら理由があるのでしょうが、舞台感や体のラインを保つのは大変だろうなと。
 

4月02日 スパルタクス
      ヴァレリア: イリーナ・ペレン
      スパルタクス: デニス・モロゾフ
      サビーナ: オリガ・ステパノワ
      クラッスス: マラト・シェミウノフ
      クリクサス: アンドレイ・マスロボエフ
      指揮: アナトリー・リバルコ
4月03日 スパルタクス
      ヴァレリア: エルビラ・ハビブリナ → アナスタシア・ロマチェンコワ
      スパルタクス: デニス・モロゾフ
      サビーナ: ヴェラ・アルブーソワ → イリーナ・ペレン
      クラッスス: マラト・シェミウノフ
      クリクサス: アレクサンドル・オマール
      指揮: アナトリー・リバルコ   
4月05日 ジゼル
      ジゼル: イリーナ・ペレン
      アルベルト: ミハイル・シヴァコフ
      ハンス: ウラジーミル・ツァル
      ミルタ: ヴィクトリア・クテポワ
      ペザント: サビーナ・ヤパーロワ、アンドレイ・ラプシャノフ
      指揮:ヴァレンティン・ホグダノフ
4月09日 白鳥の湖 (キャスト未定)
      オデット&オディール: エカテリーナ・ボルチェンコ
      ジークフリート: マラト・シェミウノフ
      悪の天才: ウラジーミル・ツァル
      道化: デニス・トルマチョフ
      パ・ド・トロワ:アナスタシア・ロマチェンコワ、オクサーナ・ボンダレワ、アンドレイ・ヤフニューク 
      小さい4羽の白鳥:ナタリア・クズメンコ、サビーナ・ヤパーロワ、ユリア・チーカ、マリーナ・ニコラエワ
      大きな3羽の白鳥:イリーナ・ペレン、ヴィクトリア・クテポワ、イリーナ・コシェレワ
      指揮者: アナトリー・リバルコ
4月11日 海賊
      メドーラ: オリガ・ステパノワ
      コンラッド: アルテム・プハチョフ
      ギュリナーラ: アナスタシア・ロマチェンコワ
      アリ: アレクサンドル・オマール
      ランケデム: アントン・プローム
      ビルバンド: ミハイル・ヴェンシコフ
      クラシックトリオ: イリーナ・コシェレワ、エカテリーナ・クラシュク、ヴィクトリア・クテポワ
      指揮: アナトリー・リバルコ
4月14日 ドン・キホーテ
      キトリ: オクサーナ・ボンダレワ
      バジル: アイドス・ザカン
      ドン・キホーテ: アレクセイ・マラーホフ → ??
      サンチョ・パンサ: デニス・トルマチョフ → ??
      エスパーダ: ニコライ・コリパエフ
      大道の踊り子: ヴィクトリア・クテポワ
      森の女王: イリーナ・コシェレワ
      メルセデス: クリスティーナ・ Makhviladze
      指揮: ミハイル・パブージン
4月16日 バヤデルカ
      ニキヤ: イリーナ・ペレン
      ソロル: アルテム・プハチョフ
      ガムザッティ: ヴィクトリア・クテポワ
      大僧正: アンドレイ・ブレクバーゼ
      黄金の偶像: アントン・プローム
      奴隷: アンドレイ・マスロボエフ → ??
      影のトリオ: アナスタシア・ロマチェンコワ、エルビラ・ハビブリナ、イリーナ・コシェレワ
      指揮: ミハイル・パブージン
4月17日 ムーア人のパヴァーヌ & オペラ:道化師 (キャスト未定)
      ムーア人: ファルフ・ルジマトフ
      デズデモーナ: オリガ・セミョーノワ
      イアーゴ: アレクサンドル・オマール
      エミリア: アンナ・ノヴォショーロワ
      指揮: ピーター・フラネツ
4月18日 眠りの森の美女
      オーロラ姫: サビーナ・ヤパーロワ
      デジレ王子: アンドレイ・ヤフニューク
      リラの精: イリーナ・ペレン → イリーナ・コシェレワ
      カラボス: アレクサンドル・オマール
      指揮: ミハイル・パブージン
4月21日 モーリス・ベジャール・カンパニー
4月22日 モーリス・ベジャール・カンパニー
4月23日 モーリス・ベジャール・カンパニー
4月24日 眠りの森の美女
      オーロラ姫: イリーナ・ペレン
      デジレ王子: ニコライ・コリパエフ
      リラの精: イリーナ・コシェレワ
      カラボス: アンドレイ・ブレクバーゼ
      指揮: ミハイル・パブージン
4月25日 ジゼル
      ジゼル: ヴィクトリア・クテポワオクサーナ・シェスタコワヴィクトリア・クテポワ
      アルベルト: アンドレイ・ヤフニューク
      ハンス: アレクサンドル・オマール
      ミルタ: ヴェラ・アルブーソワヴィクトリア・クテポワオクサーナ・シェスタコワ
      ペザント: アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム
      指揮: ミハイル・パブージン
4月29日 白鳥の湖
      オデット&オディール: イリーナ・ペレン → イリーナ・コシェレワ 
      ジークフリート: ミハイル・シヴァコフ
      悪の天才: ミハイル・ヴェンシコフ
      道化: アレクセイ・クズネツォフ
      パ・ド・トロワ: サビーナ・ヤパーロワ、ユリア・チーカ、マキシム・エレメーエフ 
      小さい4羽の白鳥:ナタリア・クズメンコ、サビーナ・ヤパーロワ、ユリア・チーカ、マリーナ・ニコラエワ
      大きな3羽の白鳥:ヴィクトリア・クテポワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
      指揮者: アナトリー・リバルコ → ??
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パリ・オペラ座バレエ団「ジゼル」 3月21日の感想<2幕>
2010/03/25(Thu)
<2幕>
さいころ遊びをする輩のいる薄暗い墓地にヒラリオンが現れ、ジゼルの墓に花を手向ける。 ジゼルのお墓は下手奥に設置されていた。 そこにまた別の・・・と思った人影は白いドレスにベールを被ったウィリたち・・・。 両腕を胸の前で上下させ小走りにヒラリオンと他の男達を追い掛け回す彼女たちの姿は哀れさを越えておどろおどろしい。
ウィリの女王ミルタの登場。 細かいパ・ド・ブレが美しい。 ただ、ミルタが花の冠ではなく質感たっぷりのメタリックな冠をつけているのはどーかと思ってしまう。 背中についているウィリの羽とは相容れないような・・・。 ジローのミルタは女王の風格漂う圧倒的な存在だったけれど、冷酷さや怖さは感じなかった。 ただただ強く、獲物を容赦なく踊り続けさせる事だけのために存在しているようなミルタ。 ウィリたちはこの世に執着を残した魂というより、ミルタの力に操られている魔物という感じ?
アラベスクでの交差の場面はそれぞれのラインが揃っていないのと動きがあまり流麗でなくて余情に乏しかったです。
一幕では気にならなかっただけなのかもしれないけれど、2幕は全体的に音楽が少し速かったように思います。 そのわずかな速さが残像や余韻を消し去ってしまったいたのではないかと。
 
白いドレスに花冠なしの纏め髪姿のオーレリは清楚で凛とした感じが一層際立っている。 ジゼルの墓の前にウィリたちが何列にも重なってジゼルの登場を待つというのは初めて見ました。 

沈痛な面持ちで現れたアルブレヒト。 従って来たウィルフリードはしつこくアルブレヒトを連れ戻そうとはせずにあっさり引き返してしまう。 ジゼルの墓に寄り添うように跪くアルブレヒトの背後から精霊となったジゼルが現れる。 すぐに彼女の気配を感じ取るものの、「いや、まさか」といったような表情だったアルブレヒトがやがてジゼルの存在を確信した時には一瞬だけれど安堵のような喜びの表情を見せていた。
オーレリはほとんど無表情に近いのだけれど透明感があり、わずかに傾ける顔の角度や影のように寄り添う事でアルブレヒトに対する変わらぬ想いを表していたような気がした。 メリハリが利いてシャープだった1幕とは一転してしっとりとたおやかな踊り。 スーブルソーに軽やかさを欠いていたのが残念と言えば残念でしたが。
二コラの踊りは雑なところはまるでないけれどダイナミック。 サポートがとてもスムースで安定していて、高すぎる事のない絶妙なポジションでリフトされたオーレリは全く重力を感じさせずにゆらゆらと浮遊している。 
2幕を通じてアルブレヒトがジゼルの気配を感じて彼女を追おうと目を凝らすのとは対照的に、ジゼルは焦点をわずかにアルブレヒトから外していたのですが、それが二人の心が一つに結ばれる事は永遠にないのだと言っているような気がして切なかったです。

ジョシュアのヒラリオン、昨年夏のコ・スターで見てなんとなく気に入ってしまったので綺麗なラインの踊りを見られたのは嬉しいのだけれど、ミルタたちに踊り殺されるシーンとしては破綻なさ過ぎて、まだ役に慣れていないのかと思いました。 そしてここではウィリたちの勢いの凄さに圧倒されました。 ヒラリオンを沼に突き落としてミルタ、ドゥ・ウィリと下手に消えていくところ、ここが次のアルブレヒトを狩りに行く(ほんとにそんな感じだったのですよ)助走になっているようで・・・。
二コラの踊りはここでも雄弁でアントルシャシスの跳躍も高く、余力がありましたねぇ。 

夜明けを告げる鐘の音に気づいたジゼルはその表情に微かに安堵を浮かべていたけれど、視線を静かにミルタに注いでいたのが印象的だった。 ミルタとウィリたちが森の奥に消えて行くのを背中で感じながらジゼルはアルブレヒトに近づき、起き上がろうとしている彼の背後から優しく包むように彼を抱きしめる。 彼女からの抱擁は万感の思いをこめたジゼルの別れの言葉だったのですね。 お墓に消えていくジゼルを追うようにお墓の前で再び倒れるアルブレヒト。 
すると、一呼吸する間もなく「はっ」とした様子で我にかえり身を起こしたアルブレヒトがジゼルを探すように振り返る。
・・・・・・・・、夢落ち??? う~~~~ん。 でもジゼルがはらはらと落とした白い花はそのままで・・・。
アルブレヒトはマントを纏わず、引きずりながらうなだれてもと来た道を引き返していく。 引きずっているマントがそのまま彼の中で引きずる悔恨のような気がして重苦しいようなラストだった。




強硬なスケジュールを組んでこの日の公演のためだけに来日してくれたオーレリと二コラには心からありがとうと言いたいです。 
そしてカーテンコールでは最終日だからなのか、1幕の出演者もそのままの衣装で出てきてくれて、サイズが再び見られた事でラストでちょっとへこんだ気持ちも再浮上(笑)。 指揮者もステージにあがったところで、オーレリと二コラが下手に向かって走り出したので??。 てっきりルフェーブルさんでも出てくるのかと思ったら、ウィルフリード役のジャン=クリストフ・ゲリの手を引いて中央に連れて来ました。 もしかしたら最後なの?と思ったらNBSのサイトによれば日本公演をもってオペラ座を退団したのだそうです。 
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パリ・オペラ座バレエ団「ジゼル」 3月21日の感想<1幕>
2010/03/22(Mon)
パリオペのバレリーナでは一番好きなオーレリのタイトルロールが見たくて選んだこの日の公演でしたが、割れんばかりの大拍手で迎えられた、マントをなびかせながら坂道を走り降りてくるアルブレヒト@ル・リッシュへの待ち焦がれた思い、強い期待感にいきなり気圧された幕開けでした。 いやー、今まで何度も割れんばかりのという言葉は使ったけれど、この日二コラに送られた拍手は本当に凄かったです。 雹か霰が降ってきたようだった。

<1幕>
まず村の若者たちが登場し、その後にヒラリオン。 ヒラリオンのジョシュア・オファルトは長身でラインの綺麗なダンサー。 付け髭をつけているけれど、村で育った森番っぽくは見えず、アルブレヒトの仕草や剣の紋章を疑うシーンでも恋敵への直感というより理詰めな感じが強かった。 演技もわりと控えめだったけれど静かに物言うような目がけっこう良かったです。 しかし、ずい分バタバタと駆け回る事の多いヒラリオンでしたね。 一歩目からすでにトップギアな感じで膝下がフル回転で、忙しないというか・・・。

舞台奥に設置された坂道を走り降りてくるアルブレヒト。 その勢いと軽い足取りに彼の浮かれた気持ちを感じる。 脱いだマントを渡し、「どうだ、これなら村人っぽいだろう?」というような仕草を見せるアルブレヒトにウィルフリードがすかさず「腰に剣が・・・」と呆れ顔を見せる。 版によってはウィルフリードが真剣にアルブレヒトの行為を心配し止めさせようとするけれど、ここではウィルフリードすら大した事とは思っていない。

オーレリ@ジゼルの登場。 とっても愛らしく、恋する喜び、幸せな気持ちがストレートに伝わってくる無邪気で聡明な少女という感じ。 ベンチに腰掛ける時にフェイントをかけたジゼルは初めて見ましたわ・・・(笑)。 始めのうちは恥じらい、アルブレヒトに対して少し気後れしているような様子もみせるのだけれど、彼女の方からアルブレヒトの肩にもたれかかるというように次第に恋心を募らせ、恋人らしく素直に甘えてみせる。
オーレリの踊りはとても生気に溢れていて、ためを取るところは十分に取るけれどモーションが速い。 技術的にももちろん安定していて申し分ないのだけれど、そういうところを誇示する事なく、ジュテを流すようにして高くは飛んでいなかったのがとても印象に残っている。 

一方、アルブレヒトにとってはジゼルとの時間はたまに違う世界の空気を吸いに行くようなもので、後でバチルドに言い訳したように森に狩を楽しみに来たのと変わらない事なのだろう。 ジゼルが村人たちに紹介した時もなんとなくバツが悪そうだったし、ジゼルがバチルドからもらったネックレスに驚き、近くにバチルドが来ていると分かるとやっかいな事になったらまずいぞというような表情をみせ、実際正体がばれた時にはバチルドを見て口に人差し指をあて「しぃー!」と合図を送っていたし・・・。 
二コラの踊り。 最初のソロで見せたアントルラッセのジャンプが凄く高くて柔らかくて素晴らしかった。 考えてみれば、私は二コラの舞台って軍服姿でなんとなく重く感じた踊りの「3人姉妹」とバレエフェスくらいでしか見ていない。 

パリオペのジゼルはコール・ドもふんだんに投入。 ジゼルとアルブレヒトが村人たちと一緒に踊るシーンも女性だけではなく、それぞれがカップルになっているので、一列ではなくて十字になってました。 十字は他のバレエ団でも見た事があるけれど、男女ペアで人数倍ですから、舞台にものすごく人が乗っている感じがして、大公ご一行様が到着してからは人酔いしそうなくらいでした・・・。 パリオペの場合どの演目をとっても、豊富な人材に踊る機会を可能な限り与えようと配慮されているのかなと感じます。
そのクールランド大公はヤン・サイズ! ターバンのような大きな被り物にどっしりとしたマント。 シベリアにでも行けそうなくらいの重装備。 付け髭も何もない全くの素のままのサイズはあまりにも若々しくかっこ良すぎて、アルブレヒトよりもヒラリオンよりも美麗な若き大公ってまずいよなぁ、気が散るだけだ。 おまけに大公一行はペザントの踊りを村人たちと一緒に下手手前で興じるのだから参ってしまいます。
ペザントはユレルとティボー。 ユレルは上手いのだけれど、シンデレラの姉の踊りが素直に納得できる硬いラインの描き方で好みとは遠い。 ティボーは着地も綺麗でアントルシャなどの足裁きもシャープ。 ただこちらも直線的な感じのラインと空間の使い方が好みではなかったために目は自然と大公へ・・・。 困った困った。 
ジゼルの8人の友人たちの踊り。 名前と顔が一致しているのはフルステーだけなのですが、彼女のフォルムが一番目を惹いたかな? 
ペザントの踊りの後、一行はジゼルとベルタに勧められて家に入る。 この時、クールランド大公は跪いているジゼルの顔をくいっと上げてまじまじと見るのですよ。 まぁ~~ったく!
村人たちの踊りもまた人多し・・・。 
ジゼルとアルブレヒトが踊りに加わろうとしたところでヒラリオンが出てきて剣を差し出し、これはアルブレヒトの剣で彼は貴族だとジゼルに告げる。 この剣を見たあたりからアルブレヒトの表情がみるみる冷めて取り繕ったような不自然さに変わる。 自分の問いにただ笑ってごまかすだけのアルブレヒトに困惑するジゼルは、家から出てきたバチルドがアルブレヒトと会話を交わしている様子を遠くから不安な眼差しでみつめている。 
正体がばれてしまったアルブレヒトに向ける大公の冷ややかな視線とバチルドの落ち着いた様子が、アルブレヒトは以前にも身分の下の娘に手をだした事があるのではないかと思わせる。 そんな事を思ったのはこれが初めてだったのだけれど、サイズの目がアルブレヒトを腹立たしく思いながらも「おまえ、またやったのか」というような軽蔑した呆れ顔にも見えたのですよ。 この後もしばらくジゼルとアルブレヒトに加え大公も見なきゃいけない(サイズから目が離せないじぶん)なんてかな~りきつかったです(苦笑)。
その様子を目の当たりにしたジゼルの表情が凍りつき、正気をなくしていく。 思い出をたどる仕草にも空しさと悲しさが漂い、静かに壊れていきながらも聡明な彼女はなんとか自分を取り戻そうと狂ってしまいそうな心を押さえつけようとしているようで、その姿のいじらしくも悲痛な面持ちにアルブレヒトは初めて自分のした事の残酷さを思い知るようだった。 
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癒しのバラ
2010/03/20(Sat)
こちらのお花、会社の最寄り駅のそばの花やさんで10本1000円で買いました♪

バラ


このお店の扱っている花は質が良くて値段が安いものが多いのですが、最近はカラフルなバラ、ガーベラ、フリージアなど1本100円で売っていて、毎日通り過ぎるたびに欲しい欲しいと思っていたのです。 でも、平日は家にいる時間が寝る時間を除けば数時間しかなく、せっかくの花を愛でている時間も気持ちの余裕もないよなぁぁ、悔しいよなぁと買わずじまいだったのだけれど、今日から3連休だし!と昨日ようやくゲット!
真っ赤な大輪のバラもいいですが、じぶんが好きなのはこういうわりと小ぶりのタイプです。 スプレータイプもけっこう好き。 
ただ無造作に花瓶に挿しただけですが、部屋の中に花があるだけで明るくなるし柔らかな空気が漂っているような感じがします。 花を見ているとなんとなく優しい気持ちにもなりますよねぇ。

桜の花芽もだんだん大きく膨らんできて、ピンク色の花びらがちらっと見えているものもあるし、来週の週末にはかなり咲いているんでしょうねぇ。 桜の次はチューリップ。 また今年も昭和記念公園に行くのが楽しみです♪  
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オーリャ、完全復帰!!
2010/03/19(Fri)
ミハイロフスキー劇場4月公演の詳細キャストが発表になっています。 こちら
とっても嬉しいキャストもちらほらと♪

4月02日 スパルタクス
      ヴァレリア: イリーナ・ペレン
      スパルタクス: デニス・モロゾフ
      サビーナ: オリガ・ステパノワ
      クラッスス: マラト・シェミウノフ
      指揮:
4月03日 スパルタクス
      ヴァレリア: エルビラ・ハビブリナ
      スパルタクス: デニス・モロゾフ
      サビーナ: ヴェラ・アルブーソワ
      クラッスス: マラト・シェミウノフ
      指揮:   
4月05日 ジゼル
      ジゼル: イリーナ・ペレン
      アルベルト: ミハイル・シヴァコフ
      ハンス: ウラジーミル・ツァル
      ミルタ: ヴィクトリア・クテポワ
      指揮:ヴァレンティン・ホグダノフ
4月09日 白鳥の湖 (キャスト未定)
4月11日 海賊
      メドーラ: オリガ・ステパノワ
      コンラッド: アルテム・プハチョフ
      ギュリナーラ: アナスタシア・ロマチェンコワ
      アリ: アレクサンドル・オマール
      ランケデム: アントン・プローム
      ビルバンド: ミハイル・ヴェンシコフ
      指揮: アナトリー・リバルコ
4月14日 ドン・キホーテ
      キトリ: ?
      バジル: アイドス・ザカン
      ドン・キホーテ: アレクセイ・マラーホフ
      サンチョ・パンサ: デニス・トルマチョフ
      エスパーダ: ニコライ・コリパエフ
      指揮: ミハイル・パブージン
4月16日 バヤデルカ
      ニキヤ: イリーナ・ペレン
      ソロル: アルテム・プハチョフ
      ガムザッティ: ヴィクトリア・クテポワ
      大僧正: アンドレイ・ブレクバーゼ
      奴隷: アンドレイ・マスロボエフ
4月17日 ムーア人のパヴァーヌ & オペラ:道化師 (キャスト未定)
4月18日 眠りの森の美女
      オーロラ姫: サビーナ・ヤパーロワ
      デジレ王子: アンドレイ・ヤフニューク
      指揮: ミハイル・パブージン
4月21日 モーリス・ベジャール・カンパニー
4月22日 モーリス・ベジャール・カンパニー
4月23日 モーリス・ベジャール・カンパニー

4月24日 眠りの森の美女
      オーロラ姫: イリーナ・ペレン
      デジレ王子: ニコライ・コリパエフ
      指揮: ミハイル・パブージン
4月25日 ジゼル
      ジゼル: ヴィクトリア・クテポワ
      アルベルト: アンドレイ・ヤフニューク
      ハンス: アレクサンドル・オマール
      ミルタ: ヴェラ・アルブーソワ
      指揮: ミハイル・パブージン
4月29日 白鳥の湖
      オデット&オディール: イリーナ・ペレン
      ジークフリート: ミハイル・シヴァコフ
      指揮: 


まずはスパルタクスのキャストに注目です! 確かクロワゼのインタビューだったか(すみません、おロシア人さん宅のアンケートでした・・・)、オーリャはサビーナのリハーサルを始めているとありましたが、いよいよデビューのようです。 クラッススはマラトだから何にも心配はいらないですね。 そして翌日のヴァレリアは、なんと、ハビちゃん!! ハビちゃんにあのアクロバティックなリフトは想像つかないけれど、きっとしっとりと情熱的なヴァレリアを演じるのだろうなぁ! 男性の主役キャストが両日同じなのがちょっとつまらない気がしますが、両方ともに見てみたいキャストです。
そして、オーリャは11日の海賊でメドーラにキャストされています。 プーちゃんがコンラッドだし、熱い舞台になること事間違いなしですね!
14日のドンキはなぜか男性キャストだけしか発表されていませんが・・・、3月に引き続き、またザカンがバジルという事は先日の評判が良かったのでしょうかね? 今度はキトリは誰になるんだろう? ロマチェンコワなら身長のバランスはまずまずかしら??
4月24日は国際フェスティバル中のマリインスキーも「眠り」を上演。 あちらはソーモアとゲストのデーヴィット・ホールバーグが予定されています。
そ~~して! 29日の白鳥には再びシヴァコフの名前が! しかもペレンとだし、二人の白鳥も何年ぶりなんだろう? どうか、このままキャスト変更がありませんように!! 
コシェレワとシェスタコワの名前がありませんが、二人とも3月のこれからの公演にキャストされていますので、怪我とか病気ではないですね。

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モルドバ共和国 クリコヴァ社のワイン
2010/03/18(Thu)
モルドバ

もう一ヶ月も前の話ですが、コシェレワとシヴァコフ客演の「白鳥の湖」を静岡まで見に行った帰りの新幹線で、モルドバ共和国のワイン「スパークリング クラシック スペシャル」をご馳走になりました(こうすけさん、ご馳走様でした♪)。 いただいたワインはクリコヴァ社の赤のスパークリングだったのですが、モルドバ産も赤のスパークリングも初めて飲みました。 
ボトルの栓はシャンペンと同じく針金つきの金具でとめられていて、コルクを抜いた瞬間に甘い香りがふわ~~っと。 コップに注ぐと、膨れ上がるきめ細かい綺麗なピンクの泡! 香り同様泡もワインもフルーティーな甘みの強い、ワイン自体がデザートのような味わいでと~~っても美味しかったです。

モルドバ共和国のワイン作りの歴史は古く、紀元前5000年前から始まった生産は紀元前3000年頃にはワインの一大生産国にまで成長したのだそうです。 現在、英国王室御用達ワインとしてパーティーで振舞われたりエリザベス女王が愛飲しているワインもモルドバ産との事です。
この日にいただいたスパークリングワインだけでなく、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノなども豊富にあるようなので、今度はその中から試してみようと思います。 モルドバワインはいろいろなお料理にあわせてこんなお店で飲めるようですよ。
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グルジア国立バレエ「ロミオとジュリエット」3月5日の感想<後半>
2010/03/17(Wed)
<2幕>
多くの若者たちで活気溢れるヴェローナの広場。 舞台奥の高いところにブリッジのようなものがあり、大きなマリア像が運ばれてきた。 
吟遊詩人で目を惹く踊りを見せていたメルガリーエフがここでは道化に扮しキレと弾力のある踊りを披露していた。 彼はその後、ロミオたちがやってくると下手奥に下がり、見物人の小さな輪の中で道化らしい曲芸を披露していたのにあまり見えなくて残念。 もちろんこれはそういう設定なのでしょうけれど演出が細かいですね。 中央で踊るコール・ドでタンバリンを叩いていた男性二人のうち、下手側に立っていたウエーブがかかった黒髪の男性が、まだ荒削りな部分もあるけれどアピール感があって今後伸びそうなダンサーだった(もしかしたらジゼルでハンスを踊ったダヴィド・アナネリなのかもしれませんが、いまいち自信なし)。
広場の人々を掻き分けるようにしてジュリエットの乳母がやって来てロミオに手紙を渡す。 ジュリエットのメッセージに歓喜の表情のロミオ。
ロレンス神父がテーブルの上に並べた白い花と頭蓋骨を手に取り・・・。 これは俗世の存在のはかなさの象徴と人生の喜びの象徴の対比との事です。 大きなショールに身を包んで現れたジュリエットを見て、ふっと浮かんだのが聖母マリアで、これは1幕と2幕の冒頭でマリア像を見たせいなのかもしれないけれど、 やはり私はニーナのジュリエットに少女を重ねるのがなかなか難しかった。
夫婦となり永遠の愛を誓うジュリエットとロミオ。 寄り添いながら踊る二人の動きも息もぴったりでした。
再びヴェローナの広場。 太守が出した「何人たりともヴェローナの広場で武器を使ってはならない」という布告にもかかわらず、若者たちは挑発を繰り返した挙句にまた小競り合いを始める。 ロミオは両家の間に入り何とか鎮めようとするけれど、血気盛んで向こう見ずな彼らの勢いを止める事はできない。 ただ、ウヴァーロフのこの辺の演技はわりとあっさりしていて、ジュリエットと結婚してキャピュレット家と親戚になってしまったというロミオの苦悩があまり伝わってこなかった。
岩田さんのマキューシオはキャラ的に毒気がないかなぁ。 ティボルトを挑発するおちょくり加減がやや弱めというか・・・、一方ティボルトは気性が荒いというよりもマキューシオを小ばかにしている感じで、確かマキューシオがロミオか誰かに気を取られてる時に切りつけたんじゃなかったっけ? 時間がたってしまったので定かではありませんが、えっ?と思った記憶があるんですよね。
致命傷を負ったマキューシオの踊りはずい分長かったような気がする。 最後まで周りを笑わせるようなおちゃらけたマキューシオではなく、死を意識し始めて人生観が変わっていくような、まだ死にたくないと訴えているような悲愴感漂う若者の断末魔だった。
マキューシオの死を嘆き天を仰ぐロミオ。 ロミオとティボルトの決闘シーンはわりとあっさり。 演出が細かいというのか、マキューシオの死のシーンの間はティボルトは飲み屋に姿を消し、出てきた彼は若干酔っているような様子にも見えた。
ティボルトの死を半狂乱で嘆き悲しむキャピュレット夫人。 舞踏会などで二人の怪しい関係を仄めかすような伏線がなかったので唐突な気がしないでもなかったけれど、逆に言えばここがやっぱりそうだったのねと確認するシーンなんですよね(笑)。 あの曲でジュリエットが悲憤慷慨に踊るのはマールイのヴィノさん版くらいなのかな? こちらの版では舞台奥のブリッジでジュリエットが一部始終を見てしまう。

<3幕>
ジュリエットの部屋。 別れのPDD。 ニーナのジュリエットはまさにピュアといった感じでだんだん少女に見えてくるような気がする。 ウヴァーロフは一段と包容力が増したような感じで、ジュリエットの部屋を出て行く時も、身を切られるような辛い思いというよりは、今はこれまでという潔さのようなものが。
幸福と悲しみの狭間にいるジュリエットにパリスとの結婚を迫るキャピュレット夫妻。 アフメテリはすでにジュリエットは自分のものだといわんばかりのわりと強気なタイプのパリスで、ジュリエットが結婚を承知しない事に憮然として部屋を出ていったように見えた。 そんなジュリエットの態度に激怒するキャピュレット卿。 ロレンス神父の庵を挟んで、ジュリエットの部屋のシーンではジュリエットは何度もロミオが去っていた窓に近寄り思いを馳せる。 最初はただロミオが去った場所というくらいにしか思っていなかったけれど、実はその窓の遠く向こうにロミオが追放されたマントヴァが見えたのでしょうね。 
なんとか結婚から逃れようとするジュリエットはロレンス神父に助けを求める。 泣き崩れるジュリエットが痛ましいにしても、ずい分簡単に仮死状態に陥る薬をあげてしまったものだと・・・。 昨年の春に見たデンマークロイヤルバレエのように神父がロミオと同世代ならともかく、せっかく老練な感じの神父さんだったのでもう少しその決断に重みが欲しかった。
部屋に戻ってきたジュリエットはパリスとの結婚を承諾し一人になると意を決したように薬を一気に飲み干す。 薬を飲む事の恐怖もロミオへの強い想いで瞬時に吹き飛ばしてしまうようなそんな強さを感じさせるジュリエットだった。
マントヴァで一日も早いジュリエットとの再会を願って暮らすロミオにベンヴォーリオ(確かそうだったと)が彼女の死を告げる。 絶望と声にならない苦しみを全身で表して踊るウヴァーロフ。
キャピュレット家の納骨所にロミオが駆けつける。 葬儀参加者はすべて立ち去った後で、ロミオがパリスと鉢合わせしてパリスを殺してしまうシーンはない。 ロミオがさらに人を殺めてしまうというのは純真な愛を貫いて死んでいった主人公たちには相応しくなく感じるのでほっとする。 ただ眠っているようにしか見えないジュリエットの顔を愛しそうになでるロミオが痛ましい。 横たわるジュリエットを抱きおこしふらふらと石段を降り、後を追う決意を彼女に告げた後ジュリエットの体を両手で高く掲げ再び石段を登り安置台に横たえるロミオ。 これを、リフトがキツイだろうなぁなどと余計な事を感じさせないで観客の心を現実に戻さないようにやってのけるのはとんでもなく大変だろうな・・・と結局思ってしまうのだけれど。 毒を飲んでロミオが息絶えるのと入れ替わるように目覚めたジュリエット。 なんと惨い瞬間なのだろう。 息を吹き返した安堵感、これからロミオと幸せな人生を歩むのだと実感する間も無いままロミオの死という現実をつきつけられ、見る見る表情が崩れていくニーナのジュリエット。 自分の胸に掻き抱いたロミオをゆっくり横たえると彼が飲んだ薬の瓶をみつけるが、もう薬は残っていない。 呆然とするジュリエットの目にロミオの短剣が映る。 迷うことなく剣を拾い上げ胸を一突きし、ロミオの顔に手を触れながら命尽きていくジュリエット。 お互いを追いかけた壮絶な二人の死だったけれど、ジュリエットの手がロミオの体に触れたままだったのがせめてもの救いだった。
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ペレン! シヴァ!! ツァル!!!
2010/03/16(Tue)
きゃ~~~~、観たいよぉぉぉ!
シアラヴォラが降板した4月5日の「ジゼル」、新キャストは15日に発表&払い戻しできますなんて書かれていたので、どんなキャストにするんだい!と思っていたら、

  ジゼル: イリーナ・ペレン
  アルベルト: ミハイル・シヴァコフ
  ハンス: ウラジーミル・ツァル


というキャストです
飛んでいけるものならリターンチケットでも何でも買いますわ~~~。 シヴァにツァルなんて! 去年のジゼルはシヴァ2公演ともハンスはペトゥホフだったんですよね。
ミルタはまだ発表になっていませんが、コシェレワだったりして・・・。
シヴァコフは12月のラ・シルフィードの降板以来、約4ヶ月ぶりの本拠地主演の舞台、あの時もパートナーがペレンで久々の組み合わせに心躍ったのものでしたが、今度こそ!!
光藍社さん、次回本当にジゼル上演なら、是非この組み合わせもお願いしますね!!!(でも、ライモンダやドンキを希望!) 白鳥でも是非是非またペレン&シヴァ、コシェレワ&シヴァを見せてくださいね。

さて、ピーテルでは3月のキャストにもぱらぱら変更が出ていました。
チッポリーノは結局トルマチョフが踊ったようですが、本当にヤフニュークはこの役を踊る予定だったんだろうか? ちょっとキャラじゃなさすぎ。 どーしてキャスティングしないのか不思議ですが、プロームだったらとってもチャーミングなチッポリーノになると思うのですけどね。 踊り的にも向いてるし。
この公演だけ未発表だった27日の「白鳥の湖」は結局5日の公演と同じ顔ぶれ。 マラトは3月に3回あった白鳥公演のすべてでジークフリートを踊る事になるんですねぇ。 教育月間か? ロンドンでも踊らせる気なら止めた方がいいと思うけどなぁぁぁ。 それよりロットバルトを踊らせてあげようよ! 周りとの調和を考えて少し控えめにしろ!という条件で(苦笑)。 

3月14日 チッポリーノ
     チッポリーノ: アンドレイ・ヤフニューク → デニス・トルマチョフ
     ラディショーシュカ: サビーナ・ヤパーロワ
     さくらんぼ伯爵: ニコライ・コリパエフ
     マグノリア: イリーナ・コシェレワ
     レモン王子: デニス・モロゾフ
     トマト警察署長: アレクサンドル・オマール
     指揮者: ミハイル・パブージン
3月19日 ライモンダ
     ライモンダ: イリーナ・コシェレワ
     ジャン: アルテム・プハチョフ
     アブデラフマン: ウラジーミル・ツァル
     指揮者: 未定 → ミハイル・パブージン
3月21日 ジゼル
     ジゼル: オクサーナ・シェスタコワ
     アルベルト: アルテム・プハチョフ
     ハンス: ウラジーミル・ツァル
     ミルタ: オリガ・ステパノワ
     指揮者: 未定 → ミハイル・パブージン
3月23日 ロミオとジュリエット
     ジュリエット: サビーナ・ヤパーロワ
     ロミオ: ニコライ・コリパエフ
     パリス: マラト・シェミウノフ
     ティボルト: アレクサンドル・オマール → ウラジーミル・ツアル
     指揮者: アナトリー・リバルコ
3月24日 ロミオとジュリエット
     ジュリエット: アナスタシア・ロマチェンコワ
     ロミオ: デニス・モロゾフ
     パリス: リシャト・ユリバリソフ
     ティボルト: ウラジーミル・ツァル → アレクサンドル・オマール
     指揮者: アナトリー・リバルコ
3月27日 白鳥の湖  
     オデット&オディール: エカテリーナ・ボルチェンコ
     ジークフリート: マラト・シェミウノフ
     悪の天才: ウラジーミル・ツァル
     指揮者: ミハイル・パブージン

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マールイリハーサル動画 & シアラヴォラ
2010/03/15(Mon)
バレエ雑誌「クロワゼ」のHPで、マールイの1月24日神奈川県民ホールの公演前のリハーサルの様子が映像で見られると教えていただきました。 こちらです。 ありがとうございます~。
バーレッスンではロマチェンコワ、ペレン、ステパノワ、コシェレワ、ボルチェンコ、シヴァコフ、プーちゃん、ヤフニューク、マラト、マラさん、ツァルなどなど、かなり多くのダンサーが映っています。 ダンサーのレッスン着、いろいろですね~~~。 レッスンの指導をしている男性は・・・、メッセレル氏でしょうか? 劇場HPの写真とは髪型があまりに違いすぎますが顔は似てる?? ガラ公演ではドルグーシンさんが表に出てきていたのでメッセレル氏は来日していないのかと思いました。 もしかしたら東京公演後に交代したのですかね? 元気溌剌なドルグーシンさんでも移動の連続の地方公演は辛いでしょうしね。
くるみのスペイン(女性わからず、男性はニキータ??)とアラビア(セミョーノワ、スヒフなど)のリハもあります。 私としては後ろでチョロチョロしているシヴァが気になるところ(笑)。 超短パンのシヴァとツァルの談笑シーンもお得な感じ♪
もう一本はイワノワ先生指導による白鳥の湖の湖畔のシーン。 ここでもシヴァコフが登場! 邪魔しちゃ駄目よ!(笑)


クロワゼ


で、会社帰りには「クロワゼ」を立ち読み(コラコラ)。 1ページまるごとのステパノワのインタビューがあり、ディアナちゃんの写真も載っていました。 6ヶ月にして、早、カメラ目線のディアナちゃん(笑)、かわいいです。 相変わらず、ご夫妻の仲は熱々で、二人は16歳からずっと一緒なんだそうです♪ プーちゃんもとってもいいパパみたいですよ!

さらに光藍社さんの企画担当の方の記事もあり、マールイの日本公演がどのようにして成り立っているのかというような興味深い話ばかりでとても面白かったです。 

先日、ミハイロフスキー劇場で4月5日に上演される「ジゼル」にパリオペのシアラヴォラが客演とお知らせしましたが、やはりリハーサル中の怪我のために踊る事ができなくなったという告知がありました。 彼女の公演は怪我からの復帰後に延期されるようです。
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パリオペ 呟きの続き
2010/03/14(Sun)
マリ=アニエスのシンデレラ、昨日は家で継母や義姉に虐げられながら暮らしているシンデレラの印象しか書いていなかったけれど、プロデューサーに見出され、映画スターの煌びやかな衣装に身を包んだ姿は本当に美しくまさに大輪の花。 そして髪型やヘアアクセサリー効果で彼女から醸し出される雰囲気が、あの時代のハリウッドスターそのままの感じでした。

ガラコンサートで数回見た時にはいまいちピンとこなかったあのシンデレラと映画スターのパ・ド・ドゥ。 こうやって物語を見てきて初めてすんなりと入って来たように思います。 なんでシンデレラはいきなりあの回転イスなのか・・とか!(笑) 直前までシンデレラの美しさに魅了された映画スターの友人たちに囲まれていたんですね。 そして雑魚どもを追い払った本命?映画スターが彼女に近づいて来て、ともに恋に落ちた二人で踊る幸福なパ・ド・ドゥだったんだ!
 
前後しますが、家で一人になったシンデレラのチャップリンを真似たタップダンスもなかなかでした。 でも、感心したのはタップダンスよりも、コート掛けを相手に見立てて踊るところ(アシュトンだと箒だよね)。 円運動するようにできているから簡単には倒れないものの、あれをもって踊るのはかな~り大変なんじゃないかと。 
3幕では義姉が投げたオレンジ(もちろん本物ではありません)がオケピットに落ちてしまうというハプニングがあったけれど、全く動じる事なく、オケのメンバーにそれ拾って頂戴!とアドリブ利かせていたマリ=アニエスがとっても可愛かった。 それも一回で上手く舞台に投げ上げられず、2度もやったんだよな・・・。 でも考えてみればオケの人は最初は何がなんだか分からなかったかもですね。 

目の保養をさせてもらった男性コール・ド、その恵まれたラインを生かしたフォーサイスとかバランシンとか見せてもらいたいなぁと思ってしまいましたわ。 ずい分前のルグリと輝ける仲間たちでのパフォーマンスも良かったし。

義姉のユレルとロンベールも羞恥心を捨てた(笑)コミカルな演技と踊りが上手かったです。 ラインを崩しながら下手に踊るのって難しいですよね。 

最後にオケ、最近の中では一番良かったと思います。 編成も厚かった?? 
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パリオペ「シンデレラ」 超雑感
2010/03/13(Sat)
誰でも知っているシンデレラの物語を1930年代のハリウッド映画界に置き換え、超どでかいキング・コングまで登場させた作品はいったいどんな感じに仕立てられているのかととっても興味があった「ヌレエフ版シンデレラ」。
最後まで飽きることなく楽しめました。
パケットが見たくて取った公演でしたが、その後ジョゼが継母にキャストされ超ラッキー。

パケットはあまり印象が良くなかった昨年の夏のゴールデン・バレエ・コー・スターよりはかなり良かったと思います。 体も軽くなったような感じ。 大柄なジロー相手でもサポートは安定感があって良かったです。 欲を言えばスターオーラがもうちょっとあると良かったのだけど(きっと、マチューだと、本当にキラキラなんだろうな)、バックの男性陣がなかなかに華やかだけに、その中で別格感を漂わせるってかなり大変な事なんでしょうね。 
しっかしパリオペって本当に男性ダンサーの層が厚く充実していると感心してしまいます。 なんたって長身でスタイル良くハンサムなダンサーが多いもの!(笑)  その中でもやっぱり目立つのは楽しみにしていたヤン・サイズ。 2幕は映画スターの友人でかな~り長いこと舞台にいたのでたっぷりと堪能できました。 すっと取るポーズも踊りも綺麗だし、群舞の中でも常に観客を意識した踊りの彼は、その他大勢にはならず、やはり目を惹き(と感じます♪)ます。 特に最後は見納めだ~と思ってずっと見てたら、ロシアのキャバレーでのジョゼを見損ねてしまった・・・。 
そのジョゼ、絶妙なポワントワークで継母を好演。 あんなにポワントで踊りまくるとは思わなかったけど、足、大丈夫なんでしょうかね?(カーテンコールでも始めのうちはきちんとバレリーナモードで片足を後ろにしてたっけ!)  1幕の弾けっぷりは期待したほどではなかったけれど、3幕のラスト、お決まりのシンデレラの靴に足を入れようとする一連のシーンではノリノリで会場も今日一番の爆笑。
そして今日がシンデレラデビューだったというマリ=アニエス、健気とか孤独という雰囲気はあまりなく、少々のいじめにはへこたれず辛い境遇でも凛として前を向いて生きている娘という感じ。 ダンスの方は、パケットとのリフトで少し慎重になっているかなと感じたけれど、軸のしっかりした大きな踊りが良かったと思います。 
とりあえず、今日はこんなところで・・・。


<本日のキャスト>
シンデレラ:マリ=アニエス・ジロー
映画スター:カール・パケット

二人の義姉:メラニー・ユレル、ステファニー・ロンベール
継母:ジョゼ・マルティネス

ダンス教師:マチアス・エイマン
プロデューサー:ヴァンサン・シャイエ
父:エリック・モナン

春:マチルド・フルステー
夏:エヴ・グリンツテイン
秋:シャリーヌ・ジザンダネ
冬:サラ・コーラ・ダヤノヴァ

膝に痛みがあると、今日のダンス教師役を降板したペッシュ、大事無く、ジゼルではアルブレヒトを踊れるといいですね。
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ヤン・サイズ♪
2010/03/12(Fri)
パリ・オペラ座バレエ団の来日公演が始まりましたね! 
NBSのサイトに今日のキャストを見に行ったら、会場で配ってくれる詳細キャスト表までアップしてくれていて嬉しいびっくり。 そうしたら!! 今回はあまり期待しない事にしていたヤン・サイズの名前を見つけてやったぁぁぁ~♪ いったい何年ぶりなのだろう?? 
今日は第1幕2場の夏、第2幕2場の映画スターの友人、第3幕1場のスペインの居酒屋のシーンにキャストされているので、各幕で彼を見られたのですねー。 いいなー。 この辺のキャストも日替わりなのかなぁ? ソワレに出るダンサーはマチネには出ないとか・・・、でもそんな人数の余裕があるのだろうか?  どーか、明日のマチネでもヤン君の踊りを見られますように!

キャスト表を見るまで気が付かなかったのだけれど、パリオペ公演の演奏も東京ニューシティなんだ・・・。 自分が見た公演だけですが、マリインスキー&グルジア、マールイ、パリオペと招聘元に関係なく、最近のバレエ公演ではニューシティの演奏する頻度ってものすごく多いですね。 ここの演奏を2007年夏のボリショイ・マリインスキー合同ガラで初めて聞いた時はそこそこいけるかなと思ったけれど、最近はがっかりな演奏が多いような気がします。 今日なんてグルジアのロミジュリとパリオペのシンデレラと2班に分かれてのプロコフィエフ競演だったみたいですが、大丈夫だったのだろうか? 劇場つきのオケでもない限り、バレエ音楽なんて普段の活動ではほとんど演奏する事のない曲ばかりなのでしょうけれど、なんとかもうちょっとプロの音という事を意識して頑張っていただきたいと思う今日この頃です。
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ニーナ 最後のジゼル
2010/03/10(Wed)
ニーナの最後のジゼルを見て来ました。
ニーナもウヴァーロフもとても素晴らしく、二人が作り出す物語として個人的にはロミジュリよりも今日のジゼルの方がすんなり入ってきました。
1幕のニーナのジゼルは芯が強くてひたむきな生き方をしている明るく可憐な娘という感じでした。 幸せそうで生命力に溢れていて不幸の予兆などこれっぽっちも感じられない。 2幕で精霊となった後も、生命力というか存在する力のようなものを感じ、ただアルブレヒトの命を守ったのではなく彼に生きる力を与えて消えて行ったように感じられた。
ウヴァーロフも熱演。 このツアー、ウヴァーロフにとってもかなりきついツアーだと思うけれど、最後まで全力投球でニーナと素晴らしい舞台を作り上げるんだという強い思い、男気を感じました。
詳しくはまた後日。


<本日のキャスト>

ジゼル : ニーナ・アナニアシヴィリ
アルブレヒト : アンドレイ・ウヴァーロフ
ベルタ(ジゼルの母) : ニーノ・オチアウーリ
アルブレヒトの友人 : ユーリー・ソローキン
公爵(バチルドの父) : パータ・チヒクヴィシヴィリ
バチルド(アルブレヒトの婚約者) : マイア・アルパイーゼ
ハンス(森番) : ダヴィド・アナネリ
ジゼルの友人 : アンナ・ムラデーリ,ニーノ・ゴグア
          ナティア・ブントゥーリ,エカテリーナ・スルマーワ
          ニーノ・アルブタシヴィリ,エカテリーナ・シャヴリアシヴィリ
パ・ド・シス : テオーナ・アホバーゼ,ニーノ・マハシヴィリ、ラーナ・ムゲブリシヴィリ,
       ニーノ・マティアシヴィリ、ワシル・アフメテリ,オタール・ヘラシヴィリ
パ・ド・シス ソロ : ヤサウイ・ メルガリーエフ
ミルタ(ウィリの女王) : ラリ・カンデラキ
ウィリたち : ニーノ・ゴグア,アンナ・ムラデーリ
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国立モスクワ音楽劇場 キャスト変更
2010/03/09(Tue)
来日公演まで後ほぼ一ヶ月になったモスクワ音楽劇場のキャストに変更が出ています。 こちら
ナターリヤ・クラピーヴィナがおめでたのため、来日ができなくなった事による変更です。

エスメラルダ
   14日(水)19:00 ナターリヤ・レドフスカヤ、セミョーン・チュージン 
   15日(木)14:00 ナターリヤ・クラピーヴィナ、ゲオルギー・スミレフスキ
                          ↓ 
               ナターリヤ・ソーモア、ミハイル・プーホフ
   15日(木)19:00 ナターリヤ・レドフスカヤ、セミョーン・チュージン
                          ↓ 
               ナターリヤ・レドフスカヤ、ゲオルギー・スミレフスキ 

白鳥の湖
   17日(土)12:00 ナターリヤ・クラピーヴィナ、ゲオルキー・スミレフスキ
                          ↓ 
               マリーナ・セメニャチェンコ ゲオルギー・スミレフスキ 
   17日(土)17:30 ナターリヤ・ソーモア、セミョーン・チュージン 
   18日(日)12:00 ナターリヤ・ソーモア、ゲオルギー・スミレフスキ
                          ↓ 
               ナターリヤ・ソーモア、ミハイル・プーホフ

スミレフスキのジークフリートは絶対にはずせないからとキャスト発表を待ってチケットを取ったのに・・・。
彼自身はフェブで見られる事にはなったのですが、フェブはチュージンでけっこう楽しみにしていたのになぁぁ。 すっごく残念!! プーホフは前回くるみの王子で見ているのですが、その時の印象があまり良くなく・・・。 まぁ、まだ若いので数年の間に急成長って事もあるでしょうが、痛いなぁ、ジークフリート(悲)
そういえば、ダンチェンコの白鳥、休憩が2回になったのですね! それでも公演時間が3時間半というのは白鳥にしては長いし、休憩にはしないにしても場面転換に時間がかかるんだろうな。 舞踏会の装置は舞台転換が大変そうなセットだったもの! 
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グルジア国立バレエ「ロミオとジュリエット」 3月5日の感想<前半>
2010/03/08(Mon)
幕が開くと、ウヴァーロフ@ロミオがヴェローナの広場のマリア像の元に寄りかかっている。 ロミジュリの幕開けで群集シーンではないっていうのも珍しい? 何かに想いをはせているような表情なのだけれど(通常だとロザラインに恋している)、結局この版にはロザラインは出てこない。 ウヴァーロフはそのままジークフリートを踊れそうな黒の上着に白のタイツで貴公子然としていて、短い青春を駆け抜けていってしまったロミオという感じには見えなく、最初のうちはかなり違和感がありました。
広場に人々が集まってくると同時にロミオは広場から去ってしまう。 お決まりのモンタギュー家とキャピュレット家の家臣たちの小競り合いのシーンには、ウヴァーロフも頼りの岩田さんもいないし、衣装での判別もつきにくく、余興で楽しんでいるような雰囲気もありどちらがどちらなのか最初はわからず。 開演前に目を通したプログラムに載っていた公演写真でティボルト役のイラクリ・バフターゼとパリス役のワシル・アフメテリを確認しておいたおかげで(私は前回の来日公演を全く見ていないのでダンサーが誰も分からず)ティボルトが出てきてようやく両家の判別がついた感じ。 バフターゼはウヴァーロフとほぼ同身長で非常に威圧感を感じさせる。 パリスがこの争いの場に出てきたのには驚いたけれど、気難しそうな顔で状況を静観するのみ。 ティボルトが現れた後の剣の交え方は迫力というか、なんというか・・・、一人で2剣持っている家臣もいてかなり無茶苦茶に乱暴だった。 剣の交わるあの乾いた音があられが落ちてくるように響いてました(笑)。

一度幕が降り場面転換でジュリエットの部屋。 ニーナのステップは軽くジュテも大きく無邪気な少女らしさはあったのだけれど、テロンとしたドレスの腰周りのふくよかさがどうしても年齢というか母性を感じさせてしまい、ウヴァーロフ同様、14才のジュリエットと受け取るには時間がかかった。

再び降りた幕が上がると、そこはキャピュレット家へ続く回廊。 アルハンブラ宮殿の中庭のようなアーチ型の円柱が幾重にも重なった美術は見事。 平面に描かれただけのセットだと思うけれど立体感と遠近感がきちんと表現されていてとても美しかった。 作品を通して考え込まれた舞台美術は非常に素晴らしかったのだけれど、個人的にはこれが一番のお気に入り。 ただ、舞台転換の度に幕が降り(多すぎると思う)、時折幕の後ろでの作業の声がはっきり聞こえてきたのは気になった。 
ここで、ジュリエットの友人のカンデラキと吟遊詩人のメルガリーエフの踊りがあったような・・・。 前回のドンキで評判の良かったカンデラキを初めてみました。 メリハリのあるきちんとした踊りという印象。 メルガリーエフはその後の休憩時間にキャスト表で確認するまでは日本人だと思っていたほど東洋的な顔立ちでやや小柄なダンサーですが、跳躍力に非常に優れた踊りの上手いダンサーですね。 滞空時間も長いから空中でのポーズが綺麗だった。 
降りた幕の前で、キャピュレット家の舞踏会へ紛れ込もむ手はずを整えるベンヴォーリオとマキューシオ。(岩田さんが登場したのはここだったと記憶していますが、自信なし) 割れんばかりの拍手だったのは覚えてる。 

キャピュレット家の舞踏会。 クッションダンスと呼ばれる所以がよくわかるようなダンスで、最初は男性たちが手のひらにクッションを乗せているが、それを床に落とすと女性が跪き、男女のダンスになると後ろで控えていた小姓たちが拾い上げる。 後半は女性と男性の役を入れ替えて同じようにクッションを使ったダンスが繰り返される。 騎士たちの踊りという曲名の通り勇壮な曲なのに演奏が弱く、ダンスも優雅でおとなしめだった(だから演奏も控えめだったのか?)のが若干不満足。

宴の席のシーンがこのクッションダンスの前だったか後だったかすでに忘れてしまったけれど、テーブルの上に駆け上って一同に乾杯を促すティボルトの勇ましさというか誇示というのが印象的。
ジュリエットとパリスのダンス。 ジュリエットはパリスが婚約者だという事をそれほど重大に捉えている様子もなく微笑を浮かべながら踊っている。
ロミオたちが入ってくる。 マキューシオのソロ。 岩田さんは小柄な体をいっぱいに使ったスピーディーな動き。回転も速くて見応えがあったけれどややぶれたのが残念。
ロミオがジュリエットを見初め心奪われていく様子はやんわりモード。 なんとなく彼女に近づいてしまうロミオにジュリエットも最初は誰なのだろうと興味を示しているだけだが、仮面をはずしたハンサムなロミオに一瞬にして恋心をときめかせる。 ニーナの演技はとても自然で清清しい。
二人が舞台中央で踊る場面では舞踏会の出席者の女性たちが舞台奥に座っているキャピュレット夫妻を取り囲み、他の者たちも中央に背を向ける形で主役二人だけにスポットライトが当たっていた。 ニーナは腕の使い方がとても綺麗。 一方のウヴァーロフは、ジャンプした後ろ足を伸ばしきらないで次のパにすばやく移っていったり、少年の弾むような気持ちが伝わって来るような踊りだった(確かここの踊りだったと・・・)。
ロミオの正体に気づいたティボルトがキャピュレット卿に知らせ、ロミオたちはこの場で騒動を起こさないように館を去っていく。 その様子を見ていた乳母が青年が宿敵のモンテギュー家のロミオである事をジュリエットに伝える。 驚きながらも信じられないような顔のジュリエット。

バルコニーのシーン。 といってもバルコニーではなく、ジュリエットは中庭に繋がる数段の石段を降りてくるような感じ。 ラブロフスキー版のこのシーンは、ガラなどで見るとどうしてもマクミラン版と比べてしまい、疾走感やほとばしる熱い想いの足りなさを感じてしまうのだけれど、大人な雰囲気が漂うこの二人にはとっても合っていたように思えた。 ニーナは軽やかに蝶のように舞い、ウヴァーロフは跳躍も高く安定していて、特に床を滑るような回転が速くて美しかった。 彼はサポートも万全で高々とニーナをリフトしていた。
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ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ合同公演
2010/03/07(Sun)
金曜日の公演前にプチショック。
ボリショイとマリインスキーの合同ガラのチラシのキャストの中に願っていた一つの名前を見つけられず・・・・。
ダニーラ、来ないのか・・・。
前回よりは可能性高いんじゃないかと勝手に期待していただけにかなりショックでありました。

ジャパンアーツのバレエブログにもキャストが発表になっています。 こちら

≪予定キャスト≫
【ボリショイ・バレエ】芸術監督:ユーリー・ブルラーカ
スヴェトラーナ・ザハーロワ、アリーヤ・アレクサンドロワ、ナターリヤ・オーシポワ
アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ、ミハイル・ロブーヒン、アレクサンドル・ヴォロチコフ
イワン・ワシーリエフ、アルチョム・オフチャレンコ

【マリインスキー・バレエ】芸術監督:ユーリー・ファテーエフ
ウリヤーナ・ロパートキナ、ディアナ・ヴィシニョーワ、ヴィクトリア・テリョーシキナ
アリーナ・ソーモワ、アンドリアン・ファジェーエフ、レオニード・サラファーノフ
ウラジーミル・シクリャローフ、イーゴリ・コールプ


まだ、半年以上先の事だし、現時点で発表されたダンサーがすべて来日できるのかどうかはわかりませんが、豪華なメンバーが揃いましたねぇぇぇ。 今回はザハロワもヴィシニョーワも参加。 
8人中7人がプリンシパルというマリインカの選択にはすっご~~い!と感謝ですが、昨年末の来日公演で見られなかったコルサコフ、クズネツォフ、オスモルキナあたりも誰か来て欲しかったようにも思います。 
ボリショイのメンバーのアルチョム・オフチャレンコはたしかニコライさんの愛弟子でしたよね。 アンジェリーナ・ヴォロンツォーワというダンサーは聞き覚えがなかったのですが、JICのサイトによれば今年の1月2日のマチネでくるみ割り人形に主演しているようです。 同じその日のマチネはアフチャレンコがクリサノワとくるみに主演しているようです。 

チケットは4月25日発売との事。
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ミハイロフスキー劇場 5月公演スケジュール
2010/03/06(Sat)
ミハイロフスキー劇場の5月公演の演目がすでに発表になっています。


5月01日 海賊
  07日 Modern Ballet Company Complexions
  08日 Modern Ballet Company Complexions
  09日 マチネ 海賊
  09日 ソワレ 海賊
  12日 眠りの森の美女
  13日 くるみ割り人形
  15日 ドン・キホーテ
  19日 スパルタクス
  20日 スパルタクス
  23日 白鳥の湖
  26日 白鳥の湖
  30日 ドン・キホーテ


7日と8日の公演は、ドウェイト・ローデンと日本でもお馴染みのデズモンド・リチャードソンがNYに1994年に設立したComplexions Contemporary Balletというカンパニーのペテルブルグ初公演だそうです。
9日の日曜日は珍しい海賊のマチソワ。 ドン・キが2度あるのもジゼルが一回もないのも珍しいかもです♪ 
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「バレエの神髄」演目とキャスト詳細 & ニーナ
2010/03/06(Sat)
グルジア国立バレエの「ロミオとジュリエット」の会場でもらったチラシの中に「バレエの神髄」の正式なちらしがあり、演目&キャスト詳細が載っていました。

<第1部>
「眠りの森の美女」よりローズ・アダージョ 音楽:P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ
エカテリーナ・ハニュコワ、キエフ・バレエ

「侍」 音楽:鼓童 振付:M.ラブロフスキー
岩田守弘

「海賊」よりパ・ド・トロワ 音楽:R.ドリゴ 振付:M.プティパ
エレーナ・フィリピエワ、セルギイ・シドルスキー、ヴィクトル・イシュク

「阿修羅」 音楽:藤舎名生 振付:岩田守弘
ファルフ・ルジマトフ

「ディアナとアクティオン」 音楽:C.プーニ 振付:A.ワガノワ
ナタリア・ドムラチョワ、岩田守弘

「ライモンダ」よりグラン・パ・ド・ドゥ 音楽:A.グラズノフ、振付:M.プティパ
吉田都、ロバート・テューズリー、キエフ・バレエ

<第2部>
「シェヘラザード」 音楽:N.リムスキー=コルサコフ 振付:M.フォーキン
ファルフ・ルジマトフ、エレーナ・フィリピエワ、キエフ・バレエ



さて、今日のロミジュリ、初めのうちこそニーナとウヴァーロフに10代のジュリエットとロミオを重ねるのは辛かったけれど(ウヴァーロフの1幕の衣装、グルジア国立バレエの物ですが、白タイツのせいもあり、そのままジークフリートを踊れそうな王子衣装だった・・・)、二人の丁寧で美しい踊りや相手に恋焦がれる純粋な気持ちの表現の巧みさに知らず知らずと物語りに惹き込まれていきました。 ニーナは3月19日がお誕生日だから、もう間もなく47歳になるのですよね。 それを考えれば、絶対にあるわけないくらいの若々しさと運動能力です。 そんな舞台自体も素晴らしいけれど、彼女のカーテンコールはいつも感謝と愛情が溢れていて感動させられます。 世界一素敵なカーテンコールだわ! 最後は会場総立ち、まるで千秋楽みたいな盛り上がりようでした。 客層もいつもとは違い、ふだんはあまり目にする事のない往年のバレエファンというような年配の方が多かった気がします。
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イザベル・シアラヴォラ、ミハイロフスキー劇場「ジゼル」に客演
2010/03/04(Thu)
ミハイロフスキー劇場の4月5日の「ジゼル」にパリ・オペラ座のイザベラ・シアラヴォラがタイトルロールで客演するそうです。 バレエ評論家たち(フランスの??)が彼女の脚を「世界でもっとも美しい」と称賛していると紹介されています。 確かにもの凄い美脚ですよね。 彼女のカルメンを見てからはカルメン役のダンサーの足の基準がとてつもなく高くなってしまいましたからね~~。 彼女が昨年10月にミハイロフスキー劇場で開催されたグランプリ・ガラに出演したのは記憶に新しいところですが、初登場は2008年だったんですね。 何のイベントだったのか???
しかし、彼女、怪我で3月の日本公演に参加できなくなったのですよね・・・。 それほど深刻な怪我でなくて良かったですが、日本でも彼女のジゼルを見たかった人は多かったでしょうに・・・。

ミハイロフスキー劇場での「ジゼル」、アルベルトは誰が踊るんだろう? 
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ロシア文化フェスティバル
2010/03/03(Wed)
ロシア文化フェスティバル 2010 in JAPANのサイトがオープンしました。 こちら
今年のプログラムのオープニングは4月13日のガラ公演が初日となるモスクワ音楽劇場バレエ団公演ですが、コンサート、映画、展示会、サーカスなど多彩なプログラムが12月末まで繰り広げられるようです。
バレエ公演はダンチェンコだけとちょっと淋しいですが、7月11日~19日まで開催される「ロシアバレエの魅力 - エカテリーナ・マクシモワ&ウラジーミル・ワシーリエフの芸術活動50年によせて」という講演会はとっても魅力的だし(どなたの講演なんでしょうね?)、ロパートキナ&コルスンツェフの「白鳥の湖」、都さんの「オンディーヌ」の映画館での上映も楽しみです。
ロシアの風景が多く見られそうな現代ロシア石版画作家展というのにも非常に惹かれるし、マトリョーシカ博覧会っつーのも見たいけど、GW中の宮城県で日本のこけしに混じるのか・・・・。 あ、あとチェブラーシカも!!
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くるみの日に買ったお菓子♪
2010/03/01(Mon)
書こうと思ってずっと忘れていたのですが、1月30日に兵庫県立芸術文化センターにマールイのくるみを見に行った時、幕間のおやつを何か!と梅田阪急で買ったお菓子があるのです。
今まで食べた事のないものにトライしてみようとフロアを一回りして、人が並んでいるお店をチェック!  で、買ったのがGOKANというお菓子屋さんの「季節の果実のパイ」。 栗のパイと芋のパイの2種類でどちらも一個189円。 ジャガイモは大好きでもサツマイモには興味のない私は迷わず栗のパイを購入。 栗の味がしっかりしてパイはしっとり&サクサク感の中和がいい感じで美味しかったです♪ 

GOKANとは五感、火・水・土・風・愛の5つをテーマにして、人・鮮度・素材・旬・和にこだわったお菓子なのだそうです。 もっと他のお菓子も食べてみたくて帰ってきてすぐにサイトを調べたのですが、どうやら店舗は大阪、京都、西宮だけのようで、東京だとオンラインショップの限られた物しか買えないみたいでかな~り残念。 また来年?コベルコホールに行ったら絶対買わなくちゃ!!

疲れのせいか、最近スウィーツへの執着心が強くなっているわたしです(笑)
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