マールイ最終公演「白鳥の湖」のキャスト&サプライズ♪
2010/01/31(Sun)
こうすけさんより、本日最終公演のキャストをお知らせいただきましたのでご紹介。 こうすけさん、いつもの事ながらありがとうございます(キャスト表に手とデジカメの影がうっすら写っています・笑)&お疲れ様でした♪
で、豪華なトロワに加え、なんと、サープライズがあったそうで!!(笑) 2幕のラッパ卒、オーリャ(左)とロマチェンコワ(右)が口ひげを蓄えてご出演。 わ~~~~ん、見逃したのが悔しいよぉぉぉ。 最終公演日ならではのジョーク&ファンサービスだったそうです。 なんてお茶目で素敵な二人!! 

ダンサーの皆さん、オーケストラの皆さん、先生方や裏方さんたち、一ヵ月半の日本公演、お疲れ様でした。 そして本当にありがとうございました。 気をつけてピーテルに帰って下さいね。 また次の冬(夏もあれば、言う事はありませんが)に会える事を心待ちにしています。

131キャスト


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終わりました・・・
2010/01/31(Sun)
兵庫県立芸術文化センターでの「くるみ割り人形」を見て来ました。
今日で私の冬のマールイもおしまいです。 楽しめたような、消化不良のような、相反する思いが入り混じった複雑な思いですが、ダンサーの皆様、本当にありがとうございました。
あなたたちの真摯な姿勢と真心に感謝いたします。
また、一日も早く再会の日が来ますように。 そして大ラスの明日の「白鳥の湖」が良い舞台となりますように!!

今日は取り急ぎキャストのみ。

マーシャ : イリーナ・ペレン
王子 : マラト・シェミウノフ
ドロッセルマイヤー : マキシム・ポドショーノフ
くるみ割り人形 : デニス・トルマチョフ
フリッツ : アレクセイ・ラプシャーノフ
父 : アレクセイ・マラーホフ
母 : オリガ・セミョーノワ 
ねずみの王様 : ミハイル・ヴェンシコフ
コロンビーナ : マリア・ドミトリエンコ
ピエロ : パーヴェル・ヴィノグラードフ
スペイン人形 : ナタリア・パルフョーノワ、ニキータ・クリギン
中国の人形 : ナテリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
アラビアの人形 : オリガ・セミョーノワ、
          オリガ・ラブリネンコ、ズヴェズダナ・マルチナ、クセーニャ・ルシーナ、エレーナ・スヒーフ
パストラル : アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、アンドレイ・ラプシャーノフ
トレパック : マリーナ・フィラートワ、アンナ・スーホワ、
ニコライ・アルジェエフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : オリガ・ステパノワ、ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
      アルテム・プハチョフ、ニコライ・コリパエフ、アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ

指揮 : ミハイル・バブージン

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ミハイロフスキー劇場 3月公演スケジュール
2010/01/28(Thu)
ミハイロフスキー劇場の3月の公演スケジュールもすでに発表になっています。

3月05日 白鳥の湖
  06日 海賊  
  08日 ジゼル
  09日 白鳥の湖
  12日 ドン・キホーテ
  14日 チッポリーノ
  19日 ライモンダ
  21日 ジゼル
  23日 ロミオとジュリエット
  24日 ロミオとジュリエット
  26日 ムーア人のパヴァーヌ (& オペラ:道化師)
  27日 白鳥の湖
  28日 ダンス・オープン (Tatiana Vecheslovaに捧ぐ)
  29日 ダンス・オープン (Konstantin Sergeyevに捧ぐ)
  30日 ダンス・オープン (Galina Ulanovaに捧ぐ)
  31日 ダンス・オープン (Vakhtang Chabukianiに捧ぐ)


久しぶりにライモンダを上演するのですね~。 また来年日本にも持って来てくれないかなぁ?
今度はできればトリプルキャストくらい見たいですね。 ロンドン公演も一昨年上演しているジゼルをまた持って行くより、ライモンダのようなグランドバレエを上演すればいいのに。 白鳥の湖とは違ったキャラクターダンスもあるし、美しい夢の場もあるし、なんといっても今はプリマが充実しているのに! 

28日から4日間開催されるダンス・オープンはインターナショナル・バレエ・フェスティバルとの事なのでどういうスタイルになるのでしょうね? 最近の劇場の傾向として、また海外から有名ダンサーなども招いてガラ公演などを行ったりするのでしょうか? 
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分冊百科
2010/01/27(Wed)
小学館から発売された「ウィーン・フィル 魅惑の名曲」、書店をふらふらしたついでに創刊号を買ってしまいました。 まだCDは聴けてないのですが・・・。
こういう分冊百科って一年にどれだけ発売されるのかわかりませんが、けっこう興味を引かれるものがあって買い始めても全巻制覇した事ってないんですよね・・・。 要らない週のものを省いているうちに発売日を忘れて買わなくなっちゃったり、厭きちゃったり・・・。 値段が安いから創刊号だけ買ってみたとか(笑)。
全50巻のこの「ウィーン・フィル 魅惑の名曲」は、作品、作曲家、指揮者の解説が掲載されたマガジン付きで定価1,190円なら高くはないので、こういう機会だから買って聞いてみようかと食指が動きそうな巻もけっこうあるのですが、果たして2年近くも忘れずに注意していられるか???(笑)
創刊号は1991年ライヴ録音の小澤征爾さんのドヴォルザークの「新世界より」、ドヴォルザークなら8番の方がいいなぁと思ったら19巻で同じく小澤さんで発売予定でした。 小澤さんといえば、先日食道がんが見つかって、半年間、活動休止される事を明らかにされましたが、一日も早く元気になって復帰していただきたいですね。 

分冊百科に話を戻すと、困った事に(笑)、2月2日に週間宇宙戦艦ヤマト オフィシャル・ファクトファイルが創刊になるんですよね・・・。 最新のヤマトにはアニメにも実写版にも全く興味がないけれど、昔のシリーズは大好きだったので、まず間違いなく手を出しちゃうだろうなぁぁぁ。 
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ミハイロフスキー劇場 夏のロンドン公演
2010/01/26(Tue)
Gavin Roebuckさんのサイトに今年の7月に予定されているマールイのロンドン公演の予定が早々とアップされています。

ロンドンコロセウムにて期間は7月13日(火)~25日(日)まで。
公演スケジュールは以下の通りです。

7月13日(火) 19:30 白鳥の湖
  14日(水) 19:30 白鳥の湖
  15日(木) 19:30 ジゼル
  16日(金) 19:30 ジゼル
  17日(土) 14:00 チッポリーノ
         19:30 白鳥の湖
  18日(日) 15:00 トリプルビル
  20日(火) 19:30 ローレンシア
  21日(水) 19:30 ローレンシア
  22日(木) 19:30 白鳥の湖
  23日(金) 19:30 白鳥の湖
  24日(土) 14:00 チッポリーノ
         19:30 白鳥の湖
  25日(日) 15:00 白鳥の湖


ボリショイのロンドンツアーが19日のスパルタクスから始まるようなので、不況とダブルパンチでお客さんの入りがちょっと心配ではありますが、ボリショイは白鳥を持っていかないのでその辺はまだいいのかな?
「ローレンシア」は1939年にキーロフ劇場が初演した作品で、そのプレミアキャストはナタリヤ・ドゥジンスカヤとチャブキアーニ。 1956年にはボリショイ劇場でもチャブキアーニとプリセツカヤが踊っているそうです。 東京バレエ団も1971年11月21日に初演しているようですね。 半世紀という長きを経てメッセレルがこの作品を新たに手がけ、ロンドンでワールドプレミアとしてのお披露目になるそうです。 
昨年末に武蔵野市民文化会館に眠りの特別企画を見に行った時にドルグーシンさんが仰っていたのですが、すでにリハーサルも始まっているそうで、来日が遅れたシヴァコフもそのリハーサルに参加していたとの事です。

ロンドン公演も気になりますが、それよりやっぱり気になるのは、日本のマールイの夏!ですよね。 ロンドンの後に例年通りクラシック・バレエ・ハイライト公演があるのでしょうか? 親子祭りはすでにキエフと発表されていますけれど、クラシックハイライトはまだですよね・・・。 最悪去年のように他のバレエ団との混合でもかまわないので、どーかマールイ皆無な夏にしないで下さいね、光藍社さん!!! 
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最後の白鳥
2010/01/24(Sun)
神奈川県民ホールの「白鳥の湖」に行ってきました。 勝手に期待していた王子・シヴァコフの夢はかなわず・・・。
それでも、お正月公演よりはまとまりを見せてきているし、みんなで一つの舞台を作るんだという気持ちが感じられて全体的には良い公演だったと思います。
特に2幕のコール・ドは一人一人の気持ちが重なって綺麗に揃っていたと思います。 一階の比較的前方だったので、ちょっと自信がなかったのですが、2階と3階から見ていた友人も褒めていました♪

ペレンは今日もとても良かったです。 2幕の32回転が若干前に動いて最後の方のスピードが落ちたのは残念でしたが、根性?でダブルでしめて綺麗に前方を向いてフィニッシュ。 オデットもオディールもヴァリは素晴らしかったです。
ヤフニュークとのPDDも4日よりは良かったのではないかと思いますが、ヤフニュークにペレン以上の強いアピール(わかりやすく観客に伝わるような思い)がないと、なんとなくオデットに圧倒されてしまう感じ。 これも上から見るとそうでもないそうなのですけど、近くで見るとペレンが異様に大きく見えちゃう事もあって・・・。 二人が寄り添う時もペレンが位置をとり直してヤフニュークにもたれかかるという感じで、積極的なオデットに見えちゃったのがどうにもね。 二人の距離感が自然に見えるというのもなかなか難しいものなのでしょうね。 自分の中のコルスンツェフの影もやっぱり邪魔しているのかもしれないなぁぁぁと反省。
それでもヤフニュークはとっても好きだし、踊りも美しく素晴らしいし、今後もたくさん見たいので、もっともっと二人でドラマをつくれるよう努力して欲しいです。 
ヤパーロワちゃんが入って最強になった小さな4羽、チーカをちらっと見てタイミングを合わせたクリギナ、自分のポジションをきちんと確認したエリマコワなどなど、そんな事にいちいち感激してしまった今ツアー最後の白鳥でした。
今日に限った事ではないのだけれど、スペインのノヴォショーロワさんの、人の目を惹き付けて離さない力はなんなのだろう?? やっぱり気持ち?? 挑みかけるような視線と全身全霊の踊り。 凄い気迫とオーラです。 ハラショー!!


オデット/オディール:イリーナ・ペレン
ジークフリート:アンドレイ・ヤフニューク
ロットバルト:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、アントン・プローム
小さい白鳥:サビーナ・ヤパーロワ、アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、ナタリア・クズメンコ
大きい白鳥:ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ、エカテリーナ・クラシューク
2羽の白鳥:ユリア・カミロワ、ヴィクトリア・ザリポワ
スペイン:アンナ・ノヴォショーロワ、オリガ・セミョーノワ、アレクサンドル・オマール、ミハイル・ヴェンシコフ
ハンガリー:ニーナ・オスマノワ、マクシム・ポドショーノフ
ポーランド:マリーナ・フィラートワ、エレーナ・フィールソワ、ユリア・カミロワ、オリガ・ラヴリネンコ
      ウラジーミル・ツァル、イリヤ・アルヒプツォフ、アルチョム・マルコフ、ロマン・ペトゥホフ
イタリア:タチアナ・ゴルディエンコ、ニキータ・クリギン
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うみーしゃさんより、「眠りの森の美女」 1月17日の感想
2010/01/23(Sat)
眠り、全制覇のうみーしゃさんから私が見られなかった17日の舞台の感想をいただきましたのでご紹介します。
いつもながら、ピンポイント&総体的な押さえでうみーしゃさんならではの視点ですが、何よりマールイへの溢れんばかりの真の愛情がそこかしこに感じられてとても嬉しいです。
うみーしゃさん、どうもありがとうございました♪


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今シーズンは3回見ることができました。マールイの眠りは何だかんだ言って世界で一番好きです♪

つっこみどころは多いものの、美しい舞台を堪能することができました。感謝です!

1月12日:ボルチェンコ&プハチョフ
1月16日:ペレン&コリパエフ
1月17日:シェスタコワ&ヤフニューク


Mさんの行かれなかった17日分を書きましたが、前2回とところどころ比較もしてます(笑)。

オーロラ姫: オクサーナ・シェスタコワ
デジレ王子: アンドレイ・ヤフニューク
リラの精 : イリーナ・ペレン
カラボス : アレクサンドル・オマール

王:マラト・シェミウノフ
王妃:ズベズダナ・マルチナ
式典長:ウラジーミル・ツァル
従者:アレクセイ・マラーホフ
優しさの精:ダリア・エリマコワ
元気の精:サビーナ・ヤパーロワ
鷹揚の精:ユリア・チーカ
呑気の精:アンナ・クリギナ
勇気の精:エカテリーナ・クラシューク

4人の王子:ミハイル・シヴァコフ、 アンドレイ・カシャネンコ、 デニス・モロゾフ、 ミハイル・ヴェンシコフ
ダイヤモンド:イリーナ・コシェレワ  
金:オリガ・アストレイコ 銀:エカテリーナ・クラシューク サファイア:ダリア・エリマコワ
フロリナ王女: サビーナ・ヤパーロワ 
青い鳥: ニコライ・コリパエフ
白い猫: アンナ・クリギナ
長靴をはいた猫: マキシム・ポドショーノフ
赤頭巾ちゃん: ナタリア・クズメンコ
狼:ニキータ・クリギン
人食い鬼: ロマン・ペトゥホフ
人食い鬼の奥さん: イリヤ・アルヒプツォフ
ファランドール: ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
子供たち: 高木淑子バレエ
指揮: ミハイル・パブージン 
レニングラード国立歌劇場管弦楽団


【プロローグ】
眠りで一番気合が入るのが、マールイの場合プロローグ&1幕だったりする。前みたいに妖精の小姓に男性が入った方が更にお得感があるんだけど。(キエフは結構踊るんだよね。あれは見ていて楽しかった!)
配役表に嬉しい間違いだらけなのだが、3回とも従者:アレクセイ・マラーホフ!!!やったー!(ごめんね、アパシキン) 式典長ツァルとの同世代(確か、1つ違い)美形コンビで眼福至福。1日目はとにかく嬉しかったのだが、2日目、3日目とどんどん深く細かくなっていくのがもうツボで。17日の従者は、カラボスの件を自分のせいにされ、「あああどうしよー。今度こそだめだぁ。」とひざを床につけて落ち込んでいました。目立つ!。式典長の髪がむしりとられる演技は、観客も毎回笑ってましたね。このお二人は間の取り方が最高です。一体どんな打ち合わせをしているのでしょうか。舞台に立つとスイッチが入っちゃうタイプなのかな? (あとで確認したところ、打ち合わせは一切ないそうです!お見事!)
今日のペレンちゃん、面長の美しいフェイスに浅広くつぶしたシニョン、幅広いティアラなんですが、後ろにラベンダーの花びらを刺しこんであって、とにかくキラキラで素敵でした。マールイの女の子たちは皆スタイル抜群なんですが、ここにペレンちゃんが立つとますます脚長感が目立ち、比較対象がわからなくなってきます・・・。連投でお疲れでは?特に前日(いろんな意味で)すごく寒かったし、とても心配していましたが、踊りに関しては磐石。気持ちの上で今日はよりリラックスして楽しんでいるようでした。今日はリフトもパ・ドゥ・ドゥもないもんね!(苦笑)
今回一番びっくりしたのがカラボス(アレクサンドル・オマール)!渾身の演技でした!武蔵野のコシェレワとはいい勝負だったけど(コシェレワは優しいからねぇ)ペレン@リラだと、ペレンちゃんがまぁその存在感で余裕しゃくしゃくなもんですから。リラが手を振り下ろすと、カラボスは心臓発作を起こすらしい。(笑)腰痛持ちでもあるようだ。「カラボス、・・・負けるの早くね?」 昨年のブレグバーゼさんv.s.ペレンちゃんとの、火花散って森が揺れるような緊迫した戦いではなかったですけど、オマールの、「与えられたチャンスは最大限生かす!」という心意気や、カラボスという役をとても大事に考えていて、自分なりの役作りをしたのはとてもすてきだと思います。心臓発作&のけぞり腰痛はおもしろかったです。おねえキャラもいいですね。更にツボなのが、カラボスが去った舞台上手で、さっきまで赤ちゃんオーロラを見ていたおつきの2人が平気な顔で編み物してること。わかりやすくていいんだけどさ。緊張感なさすぎじゃね?(国として、王家として・・・)
 妖精ちゃんたちは、12・17日はカナリア(呑気の精)にクリギナ、16日はなんと勇気にステパノワが入って「やっぱりこの人は違う」と思えました。良かったです。17日は全体の出来は、プリマ全員集合だった2006年頃と比べると「うーーん。」ですけれど。プティパって難しいのですよね。だけど
マールイの妖精の衣装は世界で一番好きです!(断言)
チュチュにあしらわれたお花もきれいだし、鷹揚の精(チーカ)の水色のグラデーションも上品で素敵。勇気の精のピンクもかわいい。変えないでね!布は新しくしてもいいけど!
クリギナはとってもお上手な技術の持ち主。器用ですね。音のセンスもいいし、クールです。若手で成長著しいなと思ったのはダリア・エリマコワ(優しさの精)。この曲って上手に見せにくい難しい踊りなんですが、伸びやかに静かに柔らかく、とても良かったと思います。グループに入るとシンクロとかでまだ周囲に注意を払いきれていない部分はありますが、化ければミリツェワみたいになるのかも?性格的にははつらつ系だと思うのでね。(白鳥の花嫁候補もこのくらい優雅だといいのに。なんであんなにどたどたバラバラなんでしょ。)ミリツェワの18番だったぱんくず(鷹揚の精)のチーカ。赤頭巾ちゃんや、クリギナと踊るブルーのマンドリン隊はいいんだけど、ゆっくりした踊りがまだ苦手みたいですね。周りを良く見ていて「合わせ」は良いです!クリギナとの並びはGOOD!

【1幕】
編み棒の踊りはいつもノリノリ。フィルソワ、フィラートワ、日替わりでノヴォショーロワさんらが出演。フィルソワっていつもしっかりやってくれて、頼りになります!表情も素敵♪ここに通りかかった式典長と従者が見つけて大混乱。驚き方・あわて方、怒ってるけどコワくない従者がツボ。(笑)・・・のせいか、編み棒の子たちはいつも余裕だなぁ。王様に罰を言い渡されたときは2人が抱き合ったり、門番の兵士に懇願したりと濃いぃ濃いぃ。この場面、毎回パワーアップしてるような・・・。客人の4人の王子も同情を示したり王妃にあいさつしたりと忙しい。カシャーネンコも、初日に比べるとだいぶ絵の一部になってきたかな?演技しないタイプだけど、それでも、周囲に合わせて手や表情をつけてみたり、という努力のあとが。まー、シヴァ&ヴェンシコフのダブルミーシャが濃いですから!
この日の従者(マラーホフ)はその後も式典長(ツァル)にねちねち叱られ、花のワルツでも落ち込みっぱなし。王様(マラト)は今後の対応について式典長と小声の打ち合わせをして席を外したりして、でもって心配そうな王妃さまに「ハニー、こちらは大丈夫だよ」なんて声をかけて椅子に戻る・・・。(笑)式典長は「お前はもういい。さがってろ」と声をかけて従者退散。こんなに複雑な筋書きでした?

花ワルは去年より戻したとはいえ、3回ともバラバラな感じでした。衣装も振付も音楽も大好きなのですよ。ワルツを優雅に踊るってとても難しいんです。アントラッセやらピルエットは「割と」合うのですが、ゆっくりした動きをそろえるのは大変なんです!ただ、このシーンにこんなに人を投入してくれるのはありがたい!舞台が華やかになります。

シェスタコワ登場!きらっきらです!満面の笑みです!やっぱり主役のオーラで舞台が明るくなります。不調なのかな?と思ったこともあったけど、もともと磐石な踊りの技術と演技力をお持ちなので、もう何を言っても好みなのかな、と。(苦笑)ただ、4人の王子とのからみでは、やっぱりシヴァ以外の人だとやりづらそうですね。今シーズンは、(人選ミスもあると思うが)特に男子にサポートミスが目立つ!
若手が入って感謝してることは、シヴァやぷーちゃんや歴代の男性ダンサーが軽々とやってるサポートがどんだけ難しいか、ってことがわかったことかしら!
・・・なんだろう。ある程度習えば、着物を自分で着るのはできるけど、人に着付けるのって、体型も違うし、どのくらい紐をきつく締めたら苦しくないのかわからないし、みたいな?変なたとえですみません。
それにさー、マラーホフさんだってツァルだって、ヴェンシコフだって、今までの人はキャラクテールもやりつつコールドに入れば入ったで普通にいろいろなさってたじゃないですか。笑顔で!だから、プロは皆「できて当たり前」だと思ってたんですよね。それが、昨シーズンから若手のぐだぐだっぷりを見ていて、コールドをそろえること、大人数で合わせること、女性をリフトして優雅に着地させること、一つの絵になり、風景になることがどれだけ大変か、痛感したんですよ。
そうは言ってもここまで楽しませてくれるバレエ団はマールイ以外にないと思うので、長年のファンは注文が多いですけど、まだまだ大好きですよ!(笑)
プロローグと1幕 通して更に楽しかったのが、カラボスの手下たちです。ここまではじけるか。この冬はキエフ・マリィンカ・マールイで眠りを見たけど、一番おもしろかった!特にかぶりもの組も、頭をひくひく動かしたりぷるぷるしたり、そのバランスが絶妙で、宮崎アニメに出てくる悪い妖精みたい。これを人間がやってるんだからすごい!バレエっていろんなことができてしまうのね。多分男性がやってると思うんだけど、メンバー誰なんでしょうね。
余談ですが、武蔵野のボルチェンコは緊張していたのか、周りがそれこそ「おれたちでサポートするぜっ」と言うかなーり暖かい空気だったんですが、それに気づかずご自分のソロに必死、と言う感じでしたね。1幕は笑顔がなく、お祝いの場面がとても緊張感のあるものになってしまいました。それなりのキラキラ感はあるのにもったいない!!ひとりで踊ってないで、全幕バレエではもう少し脇の空気を感じてもらえると、もっと楽になるのでは?3幕のGPDDはぷーちゃんとだし、キラキラ笑顔も戻ってよかったんだけど。それにボルチェンコの16日のリラはとても威厳があってよかったです。後ろともなじんで絵になっていました。こんな風にちょくちょく皆と一緒の舞台を踏むのは大事ですよね。
オーロラ@ペレンちゃん(16日)の場合は、周囲も「彼女なら安心!」感があり、余裕すら感じます。シェスタコワ(17日)になると最終日で更に周囲がやりたい放題・・・いやパワーアップしてましたねー。この2人は若い頃から精神的にとても強くって、「主役のあたしがきちんとやらなきゃね」って責任感が強いし、それプラス今は逆に脇を引っ張り安心させる格の高さがあります。

【2幕】
鬼ごっこをするじいや(マラーホフ)。1日目はぷーちゃん王子とからんでかなりおもしろかったけど、コリパエフ・ヤフニューク両王子はそんな余裕がなかったらしく、棒立ち。(苦笑)無理と判断したのか、貴族たちと談笑してました。
リラのペレンちゃん、いつもはものすっごいきらきらオーラを出すんだけど、今日はヤフニュークに配慮?してか、去年の女王オーラではなく、優しいお姉さんオーラでした。疲れてたわけじゃないとは思います。(心配してたのよー)
ヤフニュークは、踊りはキレイでノーブルです。ぷーちゃんとも系統が違うし、この数年マールイにあまりいなかったタイプなので、(ミャスニコフの全盛期を良く知らないから)ただ、ごめんなさい。私普段王子に興味ないんですよ。初めて恋したのが10年目にしてキエフのシドルスキーだったので、比較基準がもんのすごく高いのです・・・。
10年マールイを見てきて、主役とは、なるものではなく育てられるものなんだなぁと思いました。ヤフニュークはとても優しく、真面目で控えめな人。自分のバレエを見つけてすてきな王子になってくださいね。(サポートも頑張ってね。)踊りを完璧にこなしながら、優しく笑いかけたり心情を表現したり、そういうこともできるようになってくるんじゃないかと期待できます。マールイにいて、周りからどんどん吸収してくれればね!(笑)オペグラで見ると、一応口角を上げて笑顔を作ろうとしているのはわかるんです。でも遠くの席から見るともう緊張がばしばし伝わってきて・・・。
2幕のコールドの衣装は大好き!深いグリーンとパールホワイトの斜めラインがそろうと、草木のようで本当にきれい。振付は昔の方が好きだけど、これは踊り手のメンバーが大幅に変わったことも関係しているとも思うので、早く「世界一のコールド」と言う看板を名実ともに取り返してほしいです。
シェスタコワの静かに目をふせた表情は清楚でとても良かったです。ところどころマイナーチェンジされているオーロラの手のポーズですが、違和感なくやってました。不思議・・・。それともそんなに変更なかった???音をゆーっくりとるからなのかなぁ。
ヤフニュークが、ポーズを見せてパートナーを支えて、と基本に精一杯でしたが、ペレンとスーシャにはさまれ、物語的には前日よりもとっても「眠り」になってました。(幸せものぉ!←誰に?)
オケのパノラマは16日の方が良かったかなぁ。こちらの疲労もピークに達してたから、受け取り方の問題かも知れないけど。(管楽器がときどきふかすんだよな。)パブージンの指揮は前年と比べ物にならないくらい良いですよ。タイミングもあってるし、弦楽器も鳴らしてくれる。アニちゃんみたいに、情景がうかぶような、とか涙が出るような、とまではいきませんが、終わったあといろいろなシーンの音がリフレインしてきます。眠りの音楽ってやっぱりいいな!

余談2:眠りから覚めたシヴァ王子の寝癖は、なおってました。ローズ・アダージョでははねてたけど。式典長の「髪が生えてよかったねー」は王様が。(笑)モロゾフは一番寝坊して隣の王子に起こされてましたね。あー楽しい♪

【3幕】
スーシャとヤフニュークは鬘付!スーシャは頭がとっても小さいので、むしろ鬘があるくらいでちょうどいいバランス。100%幸せ笑顔を撒き散らしていました。ヤフニュークにもときどきすっごい笑顔でアイ・コンタクトして「結婚式の場面よ、笑って!」と訴えているような・・・。顔はこわばってましたが、ヤフニュークのポーズもサポートもヴァリもなかなか良いです。そう、そこまでは良かった!それが、最後のコーダでスーシャの進行を妨害してしまい、何と・・・ 頭突き!!!
これはもう接触事故としか・・・。一瞬でしたけど。あー。びっくりした。
でもスーシャは終始笑顔を絶やさず、ずっとずっと幸せな結婚式のままでしたね。16日に比べると王様・王妃様のご機嫌もよろしくて。16日のときは「あんな王子で大丈夫かしら・・・」と王妃様が心配そうにも・・・見えたんですよ!!!

眠りのGPDDって本当に難しいんだな、って思います。ペレンもスーシャも踊り慣れていて自分のバレエがあって、とーってもキレイでしたが、GPDDのパートナーシップを今回は堪能できませんでした。残念・・・。言いたいことわかりますね?

ペレンやシェスタコワクラスのプリマは、もう、「自分が一番踊りやすい相手を選ぶ権利があるのではないでしょうか!!???」ファンはそれが見たいんですよ!!

16日のことを蒸し返すのはどうかと思ったけど、コリッパー、言わせてもらいます。
「貴様、真ん中を何だと思ってる?!」コールドの皆さんに申し訳ないと思いなさい!主役は日替わりでも、コールドは毎日3時間舞台に乗ってるのよ!そうやってGPDDまでの道のりを最高潮に盛り上げてるのに、なんでそれを台無しにする!??

・・・ペレンちゃんもかわいそうでした。もっともっと素敵に踊れる人なのにぃーー!!

17日最も怒ったのは青い鳥でした・・・。ヤパーロワ&コリパエフで、ヤパーロワちゃんの技術はまぁいいとしても、(それでも去年のようなキラキラ感はなかったな・・・。)2人でそんなにまだ踊りこんでいないのでしょう。で、コリパエフの青い鳥。今までどれくらいやったことがあったのだろう。肩のラインを見せ切れていないポーズ、鳥を模写したポールドブラも半端に雑だし、脚裁きもストレスフルに甘い。そして何より、「リフト降ろすのが危ないからとった安全策」としか見えない変更・・・。(いや勉強不足でこーいうバージョンもあるかもしれないんだけど。)
武蔵野でロマチェンコワ&プロームの、これ以上はないくらいの無敵のパートナーシップとテクニックを見ているだけに、どうして彼女たちにやらせないのでしょうか。こっちだって悔しいよ!
前日のザカンは、賛否両論ありましょうがまだ技術やメンタルは良かった。(2F席で見ている分には、キラキラ感も脚のラインのポーズもきちんとしていたし、何より誠実さが伝わってきましたよ。ロシアの劇場だと4階5階席は相当遠いから、遠くまで光を届ける、という技量もダンサーは必要ですね。皇帝席に座れるのはごく一部ですから!まぁ、王子ではあまり・・・ごにょごにょ。)
16日のサポートミスやヴァリのお手つきは、本人が一番くやしいでしょう。でも、17日のこの不完全燃焼な青い鳥は・・・。以下自粛。そりゃぁ98年組だってぐだぐだな青い鳥やったことはあったけどさ・・・。コリパエフファンの皆様ごめんなさいね。でも本当に、長年のマールイファンとして、東京公演を楽しみにしていた者として、訴えたかったんです。なんだろね、去年の白鳥は、初見だっだし、(コシェレワ&ツァルの名演にだいぶ助けられて)それなりに初々しかったし、まぁ見守りモードで行けたんだけど、1年経った今年はちょっとダメだしを・・・止まらなくなるのでこの辺で。m(>_<)m


【そのほか・・・】
なんだか怒り口調で終わらせるのがいやなので、良い部分に戻ります(笑)
赤頭巾ちゃんはどの日もおもしろかったけど、狼の登場シーン、式典長のツァルに吠え立ててびっくりさせるシーンが楽しかった♪白い猫、16日は初見のタチアナ・ゴルディエンコ。すっばらしい美人でした。演技的に一番観客に受けてたのはクリギナかな?狼と猫の男性は2人とも技術・演技ともにはじけててGOOD!狼の二キータ・クリギンは白鳥のスペインよりこっちの方が好き。かわいい系統に向いてるのかも。猫のポドちゃんは、バレエも演技もすっごい上手な人ですよね。カラボスも良かったのよ。もしアタクシがきちんとバレエを習ってて、技術の正確さや上手さに目が止まる人だったら絶対ポドちゃん好きだもん!ただアタクシ、マニアックにどうしてもツボって楽しめる人を見つめてしまうのよ~。
ダイヤモンドのコシェレワを見たら、ミリツェワの踊りがとっても見たくなってしまった・・・!このキラキラな踊りは、彼女にぴったりだったもんね。コシェレワも上品で良かったです。でも今日はあまりキラキラしてない・・・。若手育成にお疲れ?繰り返しますが、黄金期のプリマ・バレリーナには、彼女を良さをより引き出す格のある男性ダンサーと躍らせてあげてください!
サファイアのエリマコワも去年よりはとっても良い出来。ほかの2人は昨年とは違うメンバーですね。個人的には、宝石のラストは金のジュッテで終わる方が好き。ぐだぐだだった去年の途中から、変更したのよね、立って止まってポーズに。16日のチーカのダイヤモンドは、いっぱいいっぱい感はあったけど終始きらきらな笑顔でとてもかわいかったです。踊りはもっと経験積んでいこうね、という若い芽を見る気持ちでいっぱい。98年組と10年差があるんだから、違って当たり前。
カーテンコールでリラとカラボスが手をつないで出てきたのが楽しかった。シェスタコワも極上の笑顔であいさつ。ヤフニューク、お願いだからこのときくらいさわやかに笑って下さい。できるでしょ!元から整ってる人って、作らなくてもよい分、表情硬くなりがち。活かそうよ!もったいないですよーー。

とはいえ、久々マールイらしい暖かい舞台を堪能したのでした。若干の寂しさはありますが、それでも嬉しかったです。連日の舞台、長時間本当におつかれさまでした。昔日の美しいコールドは若干失われているかもしれないけど、疲れを顔に見せず、3時間もの間集中して板に乗ってくれる皆様には脱帽です。それも連日!!ロシア人、すごいぜ!
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マールイ「眠りの森の美女」 1月16日の感想
2010/01/23(Sat)
<プロローグ>
舞台上に従者のマラさんを見つけて内心小躍り♪ (もらったキャスト表はアントン・アパシキン、怪我や病気などの変更ではないようです)  武蔵野で地味に炸裂していたマラツァルワールドがまた見られるなんて!! のっけからハッピーで眠りの幕開けとしては最高の気分。 まじめで忠義そうなツァルの式典長と優雅で気配りの塊のような従者のマラさんの分かりやすいお芝居は見ていて本当にほのぼのと楽しい。
リラの精のボルチェンコ、彼女はきつめな顔立ちのせいで表情が分かりにくいのですが、近くで見ると一応ちゃんと表情はつけているし微笑んだりしています。 ただその微笑が善とか温かみとして伝わって来ないのが残念というか、今のところは「つぇ~」とか「不敵な」感じに見えてしまうのがなんとも・・・。 5つの異なる美質を持つ妖精たちの上に立つ特別な存在という圧倒感はまだなかったです。 踊りは白鳥、オーロラよりはずっと良かった。 この方、テクニックは普通に持っているし、PDDよりも一人で踊る方が得意なのかも。 ただ、少し音感に難ありという気がする。 
5人の妖精もキャスト変更あり・・というかキャスト表がそもそも間違いなんじゃ?? 
優しさの精のエリマコワ、ラインも綺麗だし、丁寧に踊っていて良かったのですが、先日のバヤデルカあたりから、あの真っ青なアイシャドーが復活してしまったのが、ちとね・・・もったいないよ。 でも、昨年と比べ、一番変化が感じられたダンサーのような気がします。
元気の精はヤパーロワ。 なんだかスカートが円盤のようにでかくない? 踊りはきっちりと上手かった。
鷹揚の精のチーカは、どーなんだろう? 見慣れてしまったせいか、去年のような瑞々しさを感じなくなってしまい、悪くはないけどという印象でした。 いや、上手いとは思うけど。
呑気の精のクズメンコは、ちょっと踊りが大雑把。
で、いきなりオーリャが出てきたものだから(キャスト表はクラシューク)、思わず「わ!」と声を出してしまいました。 やっぱり、マールイの勇気の精はオーリャなんですよ。 場の空気を変えてしまう威厳のようなものもあるし、溌剌とした大きな踊りが素晴らしい。
カラボスの登場。 ポドショーノフはそれほど身長がないからお腹周りをかなり膨らませてボリューム感を出したのだろうか? 自分を招待リストに入れるのを忘れていた式典長の髪を腹いせにとばかり毟り取る。 その捨てられた髪をおろおろしながら一つ一つ拾う度に「あ~~、大変な事に・・・」という台詞が聞こえてきそうなマラさんがツボ。 ポドショーノフのカラボスは傲慢で何気に憎憎しい感じ? けっして乱暴ではなかったけれどステージ狭しとやたら動き回るカラボスでした。
リラの精との対決シーン。 ボルチェンコのリラははなっからカラボスなんぞ相手とも思っていないくらいの勢いなんだけど、毅然というよりちょっとオディールなみの邪悪さが漂っていた感もありう~~ん・・と思わない事もなかったな。 それより、ペレンやコシェレワはカラボスを追い込む時に綺麗なアラベスクの静止でリラの善の力を印象づけてくれるのだけれど、それがなかったのが残念だった。

<1幕>
ここの編み物の踊りは大好きです。 フィルソワを見るとなぜかとっても安心するんですわ。 式典長と従者に見つかって、4人並んで何も持っていませんよと片手ずつ見せる踊り、これなら私もできるかも・・・といつも思ってしまう(笑) ここでのツァルとマラさんの演技も実に細かくて見ごたえたっぷり。 いつもはこの4人を処罰するべきか苦悩する王様の周りでどーしたんだ、どーしたんだとやっている王子たちが気になるのですが、この日はなんとかお目溢しを・・と必死の二人の熱演から目が離せず、王様からの許しが出た時にこちらまでまじでホッとしてしまった・・・。 こんなところがこんなにドラマティックでいいのだろうか?

ワルツもね・・・、今日こそはちゃんと見ようと思っていたのですが、武蔵野同様、国王夫妻の後ろに並んでたっている二人が気になってしまい・・・。 時々中央を見ると、動きがバラバラだったので、ま、そっちはいいかと。

ペレン@オーロラの登場。 きらきらです♪ ティアラに加え、頭の両脇にまでゴージャスな飾りをつけてました。
今年のペレンの何が好きかって、ナチュラルメイク!! 10月のあちらでのガラの映像もかなり化粧が薄くなっていたので秘かに期待していたのですが、良かった~~。 顔立ちの美しさそのままでとっても喜ばしい!
彼女、本当に演技が上手くなったなぁ。 生まれついた才能は持っていないと思いますが、今は役に合わせて考えた通りに演技をするのが楽しいというのか、快感というのが感じられます。 
踊りは磐石。 ローズアダージョのアチチュードバランスは両腕をアン・オーにしてふらつきもほとんどない上に笑顔という立派なものでしたが、個人的には好きでない・・・。 ボルチェンコも前半やっていたのでこれも指示なのかはわかりませんが、今までのように優雅に腕を動かす程度の方が好きです。 オーロラの出のシーン、ローズアダージョ後のヴァリエーション、音と戯れるようなペレンの足の動きは16歳のオーロラの人生の芽吹きの幸福が感じられるよう。 オーロラをサポートするシヴァとのツーショットにほろっ。 もう何年全幕で見られてないんだよ・・・。

4人の王子に復帰のシヴァ! 被り物は鬼門というのも同時に復活させたようで、帽子をとった鬘の髪の後ろがはねてる・・・。 いい加減に帽子を被るからだぞ!! 演技の方は以前よりおとなしくなったような気がしないでもないけれど、モロゾフ王子とやたら絡んでいましたね。 で、 ヌーボーとして一人輪に加われないカシャネンコ王子・・・。 やっぱ、彼はシャイなんですかね? でも、なんかこいつはほっておけない(笑)。 その分まで目立っていたのはヴェンシコフ。 ややナルちゃん気味のヴェンシコフならではの味かと。

カラボスから受け取った紡錘に隠されていた針で指を刺し、体に周る毒に苦しみながらオーロラが踊るシーン、以前は後ろの方でカラボスが今毒がここに周っていて・・という演技をしていたんだけど、今回それがなかったな(あれ、好きだったんです)。

<2幕>
この日も貴族の中にシヴァコフはいない。 昔はポリョフコ姉さんとペアになっていて楽しそうに談笑して優雅にステップを踏んでいたんですよね、懐かしいナ。
マラじいや、目隠しで見えていないはずなのに、あの流麗で機敏な動きは?(笑)
コリパエフ@デジレ王子のソロ。 彼はジャンプが高くて着地がとても柔らかですね。 なかなか良かったのに、最後でお手つきがあって残念。 ただ体勢を崩しながらも優雅さを保とうとしていたのには感心しました。
その失敗のせいかどうかはわかりませんが、やはりまだ舞台上では踊りで精一杯で、マラじいやが子芝居をしかけてもそれを返すだけの余裕はないようです。 その後のマネージュはスピードもありフォルムも綺麗でした。
リラの精の登場。 王子とリラの精のPDDが加わったのですね。 なくてもいいと思うけど。 幻影の場へのプロローグ的な二人のPDDのはずだけれど、何も感じられないんですよね・・・。
コール・ドは比較的揃っていたと思います。 ここの緑のチュチュは大好きで、今までもそれまで揃わなかったコール・ドが不思議とこの場面になると揃うという魔法のチュチュのような気がします(笑)。 変えないでね!
と、思ったらオーロラの衣装がクリームイエローのグラデーションのチュチュに変わっていた・・。 武蔵野のボルチェンコはサーモンピンクで変わってなかったけれど、シェスタコワはどうだったのだろう? オーロラの踊りも変わっていました。 
オーロラとデジレ王子のPDDは可もなく不可もなく。 王子がオーロラに心奪われていくという感じはあまり出せていなかったと。 見ているこちらも、コリパエフに落とすなよ、とか、倒すなよ、とか思わず念を送ってしまっているようじゃ駄目なんですよね・・・。 
ゴンドラに乗ってオーロラが眠る城へ向かうデジレ王子とリラの精。 ここももう少し気持ちが欲しかったなぁ。 比べちゃいけないけど武蔵野のコシェレワとプーちゃんはここもしっかりドラマしてたんだよね。
リラたちが現れる前のカラボスって 「眠っているだけだって!! そんなんじゃぁ、すませないさ!」 というような、あんな分かりやすい演技してましたっけ?? 自分が今まで見逃していたのかなぁ? 
王子がカラボスの手下たちを蹴散らし、カラボスはリラの力に負けて逃げていく。  

<3幕>
コリパエフは3幕で鬘をつけないと聞いた事があったので、ひょっとしたら今日もないんじゃないかと期待していた3幕が開く。
この日はラッパ卒の下手のシヴァを真っ先に確認。 上手は誰だったかわからず。 全くこんなところにプリンシパルをと思いきや、なんとプハチョフ様まで脇役で・・・。 ツアーのマールイらしい贅沢さではあるけれど、別に居なくても文句は言いませんよというところより、ここに居て欲しい!居なくては困る!!という問題がなくなってこその贅沢なんだよね。
主役の登場。 「わおっ!!」。 結婚式の純白の衣装に身を包んだ2人は鬘なし!! 夏の親子祭りでさえ律儀に鬘を被り通したペレンの鬘を取ってくれてありがとう、コリッパーでした。 ここだけは。
幸福感に満ちている女性らしい笑顔でゲスト一人一人を丁寧に迎えるペレン@オーロラ姫。 

リラの精の踊り、ボルチェンコは軸ぶれする事もなく安定していたけれど、もう少しゆったり優雅に踊れれば。 金銀サファイヤは壊滅的だった去年よりはずっといいです。 真ん中にヤパーロワちゃんが入っていて全体がしまっていたし。 金のオリガ・アストレイコ、ペネロペ・クロスに似ている~~とずっと思っていた彼女の名前がやっと分かって嬉しかったです。 
ダイヤモンドのチーカは、う~~ん、と、ダイヤモンドという事もあって存在感を出そうとしたのか? 大きく踊っていて良かったとは思うけれど少し騒がしすぎな気もしました。 今の彼女にはまだ荷が重いかもしれません。 
白い猫は今ひとつキャラクターの魅力を出し切れていない踊り。 長靴ネコ、赤頭巾ちゃん、狼は、まぁ普通(という事はマールイ比としてはイマイチという事にもなるかいな?)。
フロリナ王女のクリギナは、ロマチェンコワを見た後だとやはり貫禄や完成度は落ちるものの、きっちりとした踊りはとっても好印象。 フロリナ王女(ロマチェンコワも)と青い鳥(プロームはどうだったっけ?)の衣装は新調されたようで、今までの物より若干深みのある紺色になって上質な生地になったような気がしました。 青い鳥のザカンは正直、期待はずれでした。 ジャンプも低いしバネを感じない踊りでサポートもタイミングが上手くつかめず、クリギナが踊り難そうに見えました。 舞台に対する誠意のようなものは感じたけれど、主役以外でPDDを踊れるという特別なキャストなんだし、もっと踊りなれたダンサーをキャストして欲しかったです。 トリプルキャストならなんで鉄壁ペアのロマチェンコワ&プロームを武蔵野でキャストしちゃったんだろう??  
オーロラ姫とデジレ王子のGPDD。 ペレンの全幕オーロラ鬘なしは初めてでした。 自分でも意外な反応だったのだけれど、あの鬘(質には問題あると思うが)、それなりに結婚式の厳粛さと周囲の重厚な衣装を纏った貴族たちとのバランスをとっていたりもしたんだなと思ったりもしました。 
ペレンはともかくキラキラオーラ炸裂で、物語の主役の最大の見せ場というのが彼女の晴れやかな表情、一つ一つのポーズから強烈に伝わって来た。 一方のコリパエフ・・・、やはり一杯一杯で・・・、サポートが安定せず、ペレンを回転のたびにぐらつかせていた。 そんなこんなでだんだん二人の踊りがぎこちなくなってきて、アダージョの最後のフィッシュダイブでは思わず手と腿に力が入ってしまいました・・・じぶんがふんばってどうするよ・・・。 コリパエフのソロも高くて軽かったマネージュ以外は崩れてしまいましたね。 ことごとく着地が乱れるザンレール等の連続には正直ため息が出てしまったなぁぁ。 その後のペレンのヴァリが完璧で輝いていたのが救いかな? なんだかペレンがかわいそうになってしまいました。
それでもフィナーレでは気落ちしているようなコリパエフに輝くばかりの笑顔を向け、彼をきちんと舞台に引き戻そうとぐいぐい引っ張っている姿を見て、主役としての舞台への責任、看板プリンシパルとしての力量のようなものを感じ、本当に立派になったわね!とわけの分からない感動を覚えたのでした。、  


オーロラ姫 :イリーナ・ペレン
デジレ王子 :ニコライ・コリパエフ
リラの精 :エカテリーナ・ボルチェンコ
カラボス :マキシム・ポドショーノフ
王:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
式典長:ウラジーミル・ツァル
従者:アレクセイ・マラーホフ
優しさの精:ダリア・エリマコワ
元気の精:サビーナ・ヤパーロワ
鷹揚の精:ユリア・チーカ
呑気の精:ナタリア・クズメンコ
勇気の精:オリガ・ステパノワ
4人の王子:ミハイル・シヴァコフ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・カシャネンコ、ミハイル・ヴェンシコフ
ダイヤモンド:ユリア・チーカ
金、銀、サビーナ・ヤパーロワ、オリガ・アストレイコ、エカテリーナ・クラシューク
フロリナ王女:アンナ・クリギナ
青い鳥:アイドス・ザカン
白い猫:タチアナ・ゴルディエンコ
長靴をはいた猫:パーヴェル・ヴィノグラードフ
赤頭巾ちゃん:ナタリア・クズメンコ
狼:ニコライ・アルジャエフ
人食い鬼:ロマン・ペトゥホフ
人食い鬼の奥さん:イリヤ・アルヒプツォフ
ファランドール:ナタリア・クズメンコ、デニス・トルマチョフ
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マリインスキー劇場では!
2010/01/21(Thu)
マリインスキー劇場では1月26日に久しぶりに(多分)「ライモンダ」を上演するようですが、キャストが、う~~~~見たいよぉ~~のロパートキナ&コルスンツェフです!
12月には二人のジゼルがあったし、ペテルブルグの人が本当に羨ましい・・・。
せめて世界に散らばっている二人のファンのために舞台を収録してDVDを出していただければ!!
31日にはヴィシニョーワ主演で「バヤデルカ」、こちらもコルスンツェフがパートナー。 ガムザッティはコレゴワです。 わりとピンと来ない3人である・・・・。
マリインスキーでは怪我で舞台から遠ざかっていたファジェーエフが約1年ぶりに復帰したようで良かったですね。 ファンにも本人にも長かったろうな。

今月更新されたDance Cubeには昨年12月のマリインスキー来日公演のレポートが載っています。 ロパートキナとダニーラの白鳥の写真が3枚ありますが、あの角度、どの辺から撮っているのだろう?
From Londonには吉田都さんのオペラハウスでの最後の「くるみ割り人形」の記事があります。
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ミハイロフスキー劇場2月公演キャスト発表
2010/01/20(Wed)
ミハイロフスキー劇場の2月公演のキャストが発表になりました。
当たり前の事ですが、その頃には彼らはもう日本にいないんだなぁぁと・・・。
時は過ぎるものだし、また廻ってくるものでもありますものね。
せっかくバレエ団が劇場に帰ってくるのに、2月の公演はとても少ないんですよね。 新作オペラのプレミア公演の準備のためなのでしょうか? 
特に主役デビューという公演はないと思いますが、ボルチェンコのヴァレリアは、多分ロンドン公演以来じゃないかと。何気なくダンサーリストを見てみたのですが、ツァルは今ファーストソリストなんですね! 納得納得!!
スパルタクスとラ・シルフィードの指揮者のお名前は初めてみるような気がします。 HPの指揮者名簿にも記載されていないお二人ですが、指揮者がころころ変わるというのもダンサーたちにとってはどうなのでしょうね? 昨年の日本ツアーで活躍していたドゥルガリアンさんの名前もなくなってしまったし・・・。


2月07日(マチネ) ジゼル
     ジゼル: オクサーナ・シェスタコワ
     アルベルト: ニコライ・コリパエフ
     ハンス: ウラジーミル・ツァル
     ミルタ: ヴィクトリア・クテポワ
     指揮者: ミハイル・パヴージン
2月07日(ソワレ) ジゼル
     ジゼル: イリーナ・ペレン
     アルベルト: アンドレイ・ヤフニューク
     ハンス: アレクサンドル・オマール
     ミルタ: オリガ・ステパノワ
     指揮者: ミハイル・パブージン
2月23日 スパルタクス
     スパルタクス: デニス・モロゾフ
     ヴァレリア: アナスタシア・ロマチェンコワ
     クラッスス: マラト・シェミウノフ
     サビーナ: イリーナ・ペレン
     クリクサス: アレクサンドル・オマール
     指揮者: Valery Ovsyanikov
2月24日 スパルタクス
     スパルタクス: マラト・シェミウノフ
     ヴァレリア: エカテリーナ・ボルチェンコ
     クラッスス: アンドレイ・カシャネンコ
     サビーナ: ヴェラ・アルブーソワ
     クリクサス: アンドレイ・マスロボエフ
     指揮者: Valery Ovsyanikov
2月27日 チッポリーノ
     チッポリーノ: アレクセイ・クズネツォフ
     ラディショーシュカ: ユリア・チーカ
     マグノリア: イリーナ・コシェレワ
     さくらんぼ伯爵: アルテム・プハチョフ
     レモン王子: マラト・シェミウノフ
     指揮者: ミハイル・パブージン
2月28日 ラ・シルフィード
     シルフィード: オクサーナ・シェスタコワ
     ジェームズ: ニコライ・コリパエフ
     マッジ: アンドレイ・ブレクバーゼ
     ガーン: ウラジーミル・ツァル
     指揮者: Valentin Bogdanov

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1月22日 日本テレビ「アナザースカイ」でモスクワ&ペテルブルグ
2010/01/19(Tue)
日本テレビで毎週金曜日夜23時から23時30分まで放送中の「アナザースカイ」という番組をご存知でしょうか?
全く見たことも聞いたこともない私がご紹介するのも説得力がない事この上ないのですが、番組のHPによれば、

あなたの「海外にある、第2の故郷」はどこですか?この番組は、毎回お一人のゲストをお迎えして、大好きな場所と大切なものについて熱く語っていただくトークショーです。
この番組は、1人のゲストをお招きして、以下の2つのテーマからゲストの「人生観」や「ライフスタイル」を掘り下げていくエンターテインメントです。1つめのテーマは「大好きでゆかりの深い海外の地を教えてください」2つめのテーマは「人生に欠かせない大切なモノを持ってきてください」この2つのテーマから、ゲストの人生を掘り下げていきます。

というトークショー番組らしいですが、今週の金曜日22日のANOTHER SKYはロシア。 ゲストは女優の北乃きいさんですが、番組のワールドリポーターであるKバレエの橋本直樹さんが、いたって最近番組の収録のためにモスクワとサンクトペテルブルグに出かけて来たそうです。 橋本さんにごく近い方からのお知らせなので間違いはないのですが、詳細までは伝えていただいていないので内容が確認できていないのが申し訳ないのですが、もしかしたらボリショイ劇場やマリインスキー劇場、ミハイロフスキー劇場などの劇場関係のレポートなどもあるかもしれません。
今年はペテルブルグも大雪でかなり積もっていると聞きましたが、どんな冬景色が見られるのでしょうね?? お時間のある方はご覧になってみて下さいませ。
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新国立劇場「白鳥の湖」 ザハロワ降板
2010/01/17(Sun)
今、私の頭の中にはマールイしかないのですが、東京では今日から東京バレエ団の「ラ・シルフィード」新国立劇場バレエ団の「白鳥の湖」が始まっているのですね。
その新国の「白鳥の湖」に主演予定だったザハロワが体調不良で今回のすべての公演を降板するそうです。
ホームページにお知らせが載っていました。こちら
来日してからの体調不良という事でこちらのお医者様に見てもらったようですが、いくら東京慣れしているザハロワでも外国で体調を崩すというのはとても不安だったと思います。 大事ありませんように。
今日の公演と19日は厚木さん、21日は川村さんが代役を務めるそうです。 厚木さんはもともとキャストされていたので準備は万全でしょうが、短期間に3回の公演となってしまったし、川村さんは急な代役だと思うので、お二人とも怪我などしないように頑張っていただきたいです。 足を運んで応援したいお二人ですがタイミングが悪すぎますわ・・・。
来年もマールイ真っ盛りの1月にバヤデールなんですよね・・・。 まったくな!

昨日のマールイの「眠りの森の美女」の感想は、ただ今2幕に取り掛かり中。 できれば明日あげたいなと思いますが、会社が始まると時間が取れるかどうか全くわからない状況です(悲)・・・。
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マールイ 「スペシャル・ガラ」 感想(完結編♪)
2010/01/15(Fri)
すでに記憶が薄れてしまったし、相変わらず集中力がないのですが、第1部と第3部を付け加えて完結編~~という事で!


<第1部>
「騎兵隊の休息」全1幕
音楽:I.アルムスゲイメル 振付:M.プティパ/P.グーセフ改訂演出
マリア :アナスタシア・ロマチェンコワ
ピエール:アントン・プローム
テレーズ :オリガ・セミョーノワ
少尉 :マクシム・ポドショーノフ
騎兵大尉 :ウラジーミル・ツァル
連隊長 :ニコライ・アルジャエフ
マリアの友達:クリギナ、ヤパーロワ
レニングラード国立バレエ


マールイの騎兵隊の休息を見るのは2006年以来4年ぶりでした。 衣装とセットを一新したそうですが、一目でそれとわかったのはそのままジゼルを踊れる衣装のマリアだけでした(笑)。 2005~6年のプログラムを引っ張り出してきて確認したところ、前は女の子たちのいしょうがくっきりはっきり黄色だ緑だ赤だが基調だったのがずいぶんと淡い感じになったんですね。 

ロマチェンコワはもともと大崩れする事がない堅実な踊り手ですが、本当にお手本のように上手ですね。 私は彼女のパとパの繋ぎや足捌きがとても好きなのですが、この日も滑らかなシェネと細かく刻んだパドブレが見事でした。
12月のくるみ公演からずっと好調と聞いていたプロームはこの日も素晴らしい出来。 出だしから跳躍は高いし動きが軽やか。 ピエール役はジャンプや回転などが多く、かなり体力を消耗する振付満載なのに、最後まで軸ぶれもなく踊りは躍動感に溢れていました。 演技もお茶目だったしね。
ここのテレーズというと、どうしてもポリョフコじゃないと・・・という思いが強いのですが、トレードマークの赤いブーツ(これは不変だ!)で村一番の美人という役どころを、今風の艶やかさと親しみやすさを持ったセミョーノワが溌剌と演じていて良かったです。
テレーズ以上に思いいれが深いのが少尉、騎兵大尉、連隊長の3人。 ポドショーノフの少尉は純情系。 クリギンの後を任された大尉役のツァルは、ここまでやってくれちゃうのというくらい雄雄しくて勇ましいダンスで弾けてくれて嬉しかったです(チッポリーノのトマト警察署長もあんなノリ)。 もちろんクリギンと比べれば芸暦が浅いというのは否めないんですけどね、あれはクリギンにしか出せない味だし。 一生懸命頑張っていたけど、ちーと、もの足りなかったのがアルジャエフの連隊長(テレーズとお取り込み中に出立の合図のラッパが鳴って慌てて小屋から出てきた連隊長の胸元はだけすぎ!・笑)。 なんたって、こちらのデフォはブレクバーゼさんですからね。 あの膝をバンバン打ち付けて絶妙に体を崩しながらヨロヨロ踊る燻し銀の妙技はブレクバーゼさんの至芸だものね。
上官たちのインパクトは弱くなったものの、ほのぼのと楽しい物語に満足でした。


<第2部>
「海賊」第2幕よりパ・ド・トロワ
音楽:R.ドリゴ 他  振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ、改訂振付:F.ルジマトフ
イリーナ・ぺレン、アルチョム・プハチョフ、アイドス・ザカン

プーちゃん、かっこいい!! 改訂版の「海賊」はミハイロフスキー劇場サイトの写真を見る限り、総じて衣装が好きではありませんが、コンラッドはいいですね♪ プーちゃんならではのダイナミックで美しい踊りを堪能。 今までプーちゃんってノーブルな役どころでしか見ていないので、空中で開脚した足を入れ替えるような足技や捻り系回転を見たのって初めてでしたが、何をやっても美しく決まる人だなと。 ま、ちと着地が乱れたりしたのが惜しかったですが。
ペレン@メドーラの衣装はなぁぁぁ。 上半身は普通だけれど、チュチュの部分が柔らかな生地でひざ丈ドレス。 色もゴールド。 振付はほとんど変わっていないので、やはりチュチュで見せて欲しい場面です。 フェッテは先日の白鳥同様後半にもダブルが入り今までより回転がシャープになったかな? 
ザカンのアリ、こちらも衣装がゴールド。 跳躍力があるダンサーで、ルジ直伝系アリでしたが、まだ荒削りな部分があります。 たぶん相当緊張していたと思うので本領発揮というわけにはいかなかったと思いますが・・・。 中央アジア系の顔立ちに長いエクステンションを垂らしていたのが、なんとなくアメリカ先住民を思い起こさせ、なんか雰囲気違うぞ・・・という感じで見ていたら集中力が切れてしまいました。


「トンボ」
音楽:F.クライスラー 振付:A.パブロワ
アンナ・クリギナ

2008年のロンドン公演でお披露目した時は、アンナ・パブロワが踊っていた作品の復刻という事で話題になった作品です。 衣装もパブロワが着ていた物と似せてある感じですね。
耳慣れた「美しいロスマリン」の曲に乗せてあっという間に終わってしまった作品でしたが、いつでも安定してきっちり音を掴んだ踊りを見せてくれるクリギナで見られたのが良かったです。


「チッポリーノ」よりパ・ド・トロワ
音楽:K.ハチャトゥリアン 振付:G.マイヨーロフ
アレクセイ・クズネツォフ、サビーナ・ヤパーロワ、ニコライ・コリパエフ

クズネツォフがチッポリーノ、ヤパーロワがラディショーシュカ、コリパエフがさくらんぼ伯爵で、彼らの住んでいる
国のレモン王子の足を踏みつけて牢に入れられてしまったチッポリーノのお父さんを助けに行く前に元気に踊るというシーンからだそうです。
セットが何もなくて、いきなりこのシーンだけだとちょっととっつき難い感じはしますけれど、それぞれがキャラクターになりきっていて良かったです。 コリパエフはこういうほのぼのマイペースな役があってますね。 踊りも伸びやか&優雅で良かったです。 クズネツォフは彼としては普通の出来かな? ヤパーロワちゃんは生き生きと可愛らしく。
この作品、女性も男性も多くのソリスト級ダンサーを見られるので、是非一度日本に持って来ていただきたいです。 普段の古典作品では見られないダンサーの別の顔も見られるし!


「スパルタクス」よりサビーナとクラッススのパ・ド・ドゥ
音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
アナスタシア・ロマチェンコワ、アンドレイ・カシャネンコ

昨年のスパルタクスとヴァレリアのPDDのようなドラマがあるPDDではないので、たたみかけるように圧倒的な踊りで魅せないと、見ているこちらに力が入って疲れてしまう。 踊りこみとパートナーシップが重要になってくるダンスだと思いますが、リフトが一度上がりきらなかったり、まだぎこちない面もあったのが少し残念です。 ロマチェンコワは全幕ではヴァレリアしか踊っていないから(ミハイロフスキー劇場HPのプレイビルのキャストが正しければ)仕方ないですけれどね。 それにしても騎兵隊のマリアとは別人のように妖艶なロマチェンコワ...なんですが、相変わらず男前。 彼女も何でもできてしまうダンサーなんですね。


「春の水」
音楽:S.ラフマニノフ 振付:A.メッセレル
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

大柄な二人でのこの演目を間近で見るとかな~り迫力がありますね。 ペレンはダイブとかアクロバティックな振りなど、いつも思い切りがいいですが、やはり相手がマラトだと本当に安心しきっている感じです。 足の方から飛び込むダイブも体を横に投げ出すダイブも見事なロングダイブでした。 体を反らせたままのペレンを片手でリフトして回転したり、ほとんど立ったままの姿勢のペレンを片手リフトしたまま袖に駆け抜けていくマラトも立派です。 お互いの絶対的な信頼感あってのものですね。 


「アルビノーニのアダージョ」
音楽:T.アルビノーニ 振付:B.エイフマン
ファルフ・ルジマトフ、レニングラード国立バレエ

以前にも何回か見ていますが、生演奏で見るのは初めてのような気がします。
「自由を求め、新しい世界へと飛び出そうとするが、それは果たせない。 男の孤独感に凄みさえ漂う作品」との解説ですが、それがそのままストレートに伝わってきたように思います。 個人的にはこういう表現の方が好みです。


<第3部>
「パキータ」より
音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
オクサーナ・シェスタコワ、ファルフ・ルジマトフ
イリーナ・コシェレワ、サビーナ・ヤパーロワ、オリガ・ステパノワ、アナスタシア・ロマチェンコワ
イリーナ・ペレン、エカテリーナ・ボルチェンコ
アイドス・ザカン、レニングラード国立バレエ


本日のキャスト表を見ると、パキータ役が3人で、てっきり昨年の海賊みたいに最後は3人でフェッテ合戦なんかやっちゃって大いに盛り上がったりするのかしら?と思いきや、海賊さんたちの饗宴とは違いこちらは結婚式らしく格調高く???? 
主演はシェスタコワとルジマトフ。 先日のバヤデルカより二人の息は合っていたと思うし、一時期はどうしても濃厚になりすぎてちょっと好みじゃなかった二人ですが、このくらい力が抜けているとちょうどいいです。  ルジの軍服調の白の上衣には、「ど、どうしたの」とびっくりしましたが、なかなか似合ってましたね。
コール・ドの衣装が変わりましたね。 スカート部分のボリュームがアップ。 あまりこのメンバーでパキータを踊ったことがないのかバラバラでしたね。 二人で踊るところくらいはもう少し美しく揃えて踊って欲しかったけど、でも、みんな疲れてるよね・・・。

ヴァリエーションのトップバッターはシルバー基調のチュチュのコシェレワ。 3年前、初めてマリインカのパキータを見た時、このヴァリをパキータのロパートキナが踊っていてびっくりした覚えがあります。 だからこの曲だけが他のヴァリより長いのか!なんて勝手な事思いましたっけ。 落ち着いた優しい踊りでした。
ピンクのチュチュ(オーロラの?)のヤパーロワちゃんはドンキのキューピッドの踊りだったっけ?  
オーリャは白地に赤の刺繍かな? 溌剌系の踊り。 
ロマチェンコワもピンク。 
ペレンはくるみの2幕で着るシルバーでちょっとランプ型のチュチュ。 やたら回転の多い踊りでしたが、本当は次のボルチェンコが踊ったパキータのヴァリ(多分)を見たかった。 市販されている「レニングラード国立バレエ プリマバレリーナたち」でペレンが踊っているあのヴァージョンの方が彼女にあってると思うのだ・・・。
ボルチェンコもペレンと似たようなシルバーのチュチュ。 彼女も足は強いですね。 もちっと笑顔でお願いします。


フィナーレはパキータのメンバーだけだったのが寂しかったけれど、プリマ勢ぞろいでゴージャスでした。 昨年は最後に先生方やスタッフも全員出てきて団一丸という雰囲気で良かったのですが、今回は最後にドルグーシンさんが出てきて、一人ずつソリストの手をとりエスコートしてレヴェランスさせていました。  このツアー、ドルグーシンさんがディレクターでメッセレル氏は来日していないんですかね??  
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土日の眠りのキャストが出ました♪
2010/01/14(Thu)
マールイ公式ページに今週末の「眠りの森の美女」のキャストが発表になりました。
私は16日しか行けないのですが、両日見たくなるキャストですね! 
16日の私的目玉はポドショーノフのカラボスかな? カラボス歴どれくらいなのかわかりませんが、彼が学校時代からのあこがれの役であるカラボスをどう演じるのかがとても楽しみです。 リラはボルチェンコですしね(まさか、リラの方がでかい??)。
ダイヤモンドにチーカが抜擢。 金銀サファイアにはヤパーロワちゃんもいますが、4人の身長が思いっきりでこぼこな宝石さんたちってのも初めてかも? クリギナのフロリナは楽しみです。 青い鳥はザカンですか・・・。 
17日はコシェレワがダイヤモンドなんですねぇぇ。 日本ではもしかしてお初?? 見たいよぉ!! ペレンのリラももう3年くらい見てないなぁ。 すっごく見たいんだけど再来週関西に遠征するし、土日両方でかけるのは無理です(悲)。
しか~し、武蔵野であんなにツボったマラーホフさんとツァルのツーショがないのは淋しいですねぃ。 4人の王子は武蔵野と同じキャスト。 オーロラをリードするのは変わらずシヴァのはず! 
両日とも素晴らしい舞台になりますように!! (間違って上野に行かないようにしないと・・・)


1月16日(土)17:00
オーロラ姫 :イリーナ・ペレン
デジレ王子 :ニコライ・コリパエフ
リラの精 :エカテリーナ・ボルチェンコ
カラボス :マキシム・ポドショーノフ
王:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
式典長:ウラジーミル・ツァル
従者:アントン・アパシキン
優しさの精:ダリア・エリマコワ
元気の精:マリア・ドミトリエンコ
鷹揚の精:ユリア・チーカ
呑気の精:ナタリア・クズメンコ
勇気の精:エカテリーナ・クラシューク
4人の王子:ミハイル・シヴァコフ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・カシャネンコ、ミハイル・ヴェンシコフ
ダイヤモンド:ユリア・チーカ
金、銀、サビーナ・ヤパーロワ、オリガ・アストレイコ、エカテリーナ・クラシューク
フロリナ王女:アンナ・クリギナ
青い鳥:アイドス・ザカン
白い猫:タチアナ・ゴルディエンコ
長靴をはいた猫:パーヴェル・ヴィノグラードフ
赤頭巾ちゃん:ナタリア・クズメンコ
狼:ニコライ・アルジャエフ
人食い鬼:ロマン・ペトゥホフ
人食い鬼の奥さん:イリヤ・アルヒプツォフ
ファランドール:ナタリア・クズメンコ、デニス・トルマチョフ


1月17日(日)13:00
オーロラ姫 :オクサーナ・シェスタコワ
デジレ王子 :アンドレイ・ヤフニューク
リラの精 :イリーナ・ペレン
カラボス :アレクサンドル・オマール
王:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
式典長:ウラジーミル・ツァル
従者:アントン・アパシキン
優しさの精:ダリア・エリマコワ
元気の精:オリガ・アストレイコ
鷹揚の精:ユリア・チーカ
呑気の精:アンナ・クリギナ
勇気の精:エカテリーナ・クラシューク
4人の王子:ミハイル・シヴァコフ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・カシャネンコ、ミハイル・ヴェンシコフ
ダイヤモンド:イリーナ・コシェレワ
金、銀、ダリア・エリマコワ、オリガ・アストレイコ、エカテリーナ・クラシューク
フロリナ王女:サビーナ・ヤパーロワ
青い鳥:ニコライ・コリパエフ
白い猫:アンナ・クリギナ
長靴をはいた猫:マキシム・ポドショーノフ
赤頭巾ちゃん:ナタリア・クズメンコ
狼:ニキータ・クリギン
人食い鬼:ロマン・ペトゥホフ
人食い鬼の奥さん:イリヤ・アルヒプツォフ
ファランドール:ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
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マールイ「眠り」初日♪
2010/01/13(Wed)
武蔵野市民文化会館の「眠りの森の美女」に行って来ました。
プハチョフ王子が優雅&存在感抜群で素晴らしかったです。 
プロームの青い鳥とロマチェンコワのフロリナ王女のゴールデン・ペアは、なんつーか、それぞれも好調だし、ペアとしては無敵なレベルに達しつつあるという感じで文句なしの出来でした。 
ボルチェンコのオーロラは1幕は緊張のせいか少し顔がこわばっていたような気がしますが、3幕では常に微笑みを浮かべていて姫の気品も感じられました。 踊りは・・、ローズアダージョでは両腕をアン・オーにしてバランス力のあるところをみせていましたが、GPDDの踊りは悪くはないという感じかな? 白鳥でも感じましたが、きちんとポーズをとりきらないで流してしまうのと、時々踊りが単調でメリハリがなくなるのが少し気になります。
今日のコシェレワのリラは温かさが前面に出ているリラでした。 3幕の踊りが美しかった。 そういえば、プロローグではマリインカと同じくリラの精がイタリアン・フェッテをするんですね。 去年のコシェレワ、やってたっけ?

2幕のダンスがいろいろと変わっているように思います。 リラの精と王子のPDDが入り、コール・ドの振りが煩くなり、ファランドールの男性コール・ドがそれぞれ楽器を持って踊ったりと、これもメッセレルが手を入れたのでしょうか??
ダイヤモンドもオーリャスペシャルなのか、ずいぶん頭を激しく左右に動かしていたような・・・。 GPDDのオーロラの振付も変わったのかなぁ? ボルチェンコの踊りを初めて見るのでよくわからないのですが、ともかくわさわさ煩く感じる振付が全体的に増えて、またペテルブルグ派の良さが消えていくような気がして、真ん中の踊りだけを凝視していたら、3幕のラッパ卒のシヴァに全く気がつかなかったという失態・・・(2幕の森ではちゃんと探しましたが、いませんでした)。

えっと、まだまだいろいろあるのですが、タイムリミットです。 寝ます。 あ、エリマコワ、とても良くなっていると・・・。
コメントのお返事、メールのお返事、遅れておりまして本当にすみません。



オーロラ姫 :エカテリーナ・ボルチェンコ
デジレ王子 :アルチョム・プハチョフ
リラの精 :イリーナ・コシェレワ
カラボス :アレクサンドル・オマール
王:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
式典長:ウラジーミル・ツァル
従者:アレクセイ・マラーホフ
優しさの精:ダリア・エリマコワ
元気の精:サビーナ・ヤパーロワ
鷹揚の精:ユリア・チーカ
呑気の精:アンナ・クリギナ
勇気の精:エカテリーナ・クラシューク
4人の王子:ミハイル・シヴァコフ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・カシャネンコ、ミハイル・ヴェンシコフ
ダイアモンド:オリガ・ステパノワ
金、銀、ダリア・エリマコワ、オリガ・アストレイコ、エカテリーナ・クラシューク
フロリナ王女:アナスタシア・ロマチェンコワ
青い鳥:アントン・プローム
白い猫:アンナ・クリギナ
長靴をはいた猫:アレクセイ・クズネツォフ
赤頭巾ちゃん:ユリア・チーカ
狼:ニキータ・クリギン
人食い鬼:ロマン・ペトゥホフ
人食い鬼の奥さん:イリヤ・アルヒプツォフ
ファランドール:ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
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マールイ 「スペシャル・ガラ」 の感想
2010/01/11(Mon)
実は、ほとんど書き終えた感想が新しいメールの不具合のため(これまでドラフトはメールの下書きをずっと使っていたのです)消えてしまい、ため息をつきながら大急ぎで2部だけ書き直しました・・・。
明日以降、またいつ書けるかわからないので、中途半端ですがあげてしまいます。

<第1部>
「騎兵隊の休息」全1幕
音楽:I.アルムスゲイメル 振付:M.プティパ/P.グーセフ改訂演出
マリア :アナスタシア・ロマチェンコワ
ピエール:アントン・プローム
テレーズ :オリガ・セミョーノワ
少尉 :マクシム・ポドショーノフ
騎兵大尉 :ウラジーミル・ツァル
連隊長 :ニコライ・アルジャエフ
マリアの友達:クリギナ、ヤパーロワ
レニングラード国立バレエ

<第2部>
「海賊」第2幕よりパ・ド・トロワ
音楽:R.ドリゴ 他  振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ、改訂振付:F.ルジマトフ
イリーナ・ぺレン、アルチョム・プハチョフ、アイドス・ザカン

プーちゃん、かっこいい!! 改訂版の「海賊」はミハイロフスキー劇場サイトの写真を見る限り、総じて衣装が好きではありませんが、コンラッドはいいですね♪ プーちゃんならではのダイナミックで美しい踊りを堪能。 今までプーちゃんってノーブルな役どころでしか見ていないので、空中で開脚した足を入れ替えるような足技や捻り系回転を見たのって初めてでしたが、何をやっても美しく決まる人だなと。 ま、ちと着地が乱れたりしたのが惜しかったですが。
ペレン@メドーラの衣装はなぁぁぁ。 上半身は普通だけれど、チュチュの部分が柔らかな生地でひざ丈ドレス。 色もゴールド。 振付はほとんど変わっていないので、やはりチュチュで見せて欲しい場面です。 フェッテは先日の白鳥同様後半にもダブルが入り今までより回転がシャープになったかな? 
ザカンのアリ、こちらも衣装がゴールド。 跳躍力があるダンサーで、ルジ直伝系アリでしたが、まだ荒削りな部分があります。 たぶん相当緊張していたと思うので本領発揮というわけにはいかなかったと思いますが・・・。 中央アジア系の顔立ちに長いエクステンションを垂らしていたのが、なんとなくアメリカ先住民を思い起こさせ、なんか雰囲気違うぞ・・・という感じで見ていたら集中力が切れてしまいました。


「トンボ」
音楽:F.クライスラー 振付:A.パブロワ
アンナ・クリギナ

2008年のロンドン公演でお披露目した時は、アンナ・パブロワが踊っていた作品の復刻という事で話題になった作品です。 衣装もパブロワが着ていた物と似せてある感じですね。
耳慣れた「美しいロスマリン」の曲に乗せてあっという間に終わってしまった作品でしたが、いつでも安定してきっちり音を掴んだ踊りを見せてくれるクリギナで見られたのが良かったです。


「チッポリーノ」よりパ・ド・トロワ
音楽:K.ハチャトゥリアン 振付:G.マイヨーロフ
アレクセイ・クズネツォフ、サビーナ・ヤパーロワ、ニコライ・コリパエフ

クズネツォフがチッポリーノ、ヤパーロワがラディショーシュカ、コリパエフがさくらんぼ伯爵で、彼らの住んでいる
国のレモン王子の足を踏みつけて牢に入れられてしまったチッポリーノのお父さんを助けに行く前に元気に踊るというシーンからだそうです。
セットが何もなくて、いきなりこのシーンだけだとちょっととっつき難い感じはしますけれど、それぞれがキャラクターになりきっていて良かったです。 コリパエフはこういうほのぼのマイペースな役があってますね。 踊りも伸びやか&優雅で良かったです。 クズネツォフは彼としては普通の出来かな? ヤパーロワちゃんは生き生きと可愛らしく。
この作品、女性も男性も多くのソリスト級ダンサーを見られるので、是非一度日本に持って来ていただきたいです。 普段の古典作品では見られないダンサーの別の顔も見られるし!


「スパルタクス」よりサビーナとクラッススのパ・ド・ドゥ
音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
アナスタシア・ロマチェンコワ、アンドレイ・カシャネンコ

昨年のスパルタクスとヴァレリアのPDDのようなドラマがあるPDDではないので、たたみかけるように圧倒的な踊りで魅せないと、見ているこちらに力が入って疲れてしまう。 踊りこみとパートナーシップが重要になってくるダンスだと思いますが、リフトが一度上がりきらなかったり、まだぎこちない面もあったのが少し残念です。 ロマチェンコワは全幕ではヴァレリアしか踊っていないから(ミハイロフスキー劇場HPのプレイビルのキャストが正しければ)仕方ないですけれどね。 それにしても騎兵隊のマリアとは別人のように妖艶なロマチェンコワ...なんですが、相変わらず男前。 彼女も何でもできてしまうダンサーなんですね。


「春の水」
音楽:S.ラフマニノフ 振付:A.メッセレル
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

大柄な二人でのこの演目を間近で見るとかな~り迫力がありますね。 ペレンはダイブとかアクロバティックな振りなど、いつも思い切りがいいですが、やはり相手がマラトだと本当に安心しきっている感じです。 足の方から飛び込むダイブも体を横に投げ出すダイブも見事なロングダイブでした。 体を反らせたままのペレンを片手でリフトして回転したり、ほとんど立ったままの姿勢のペレンを片手リフトしたまま袖に駆け抜けていくマラトも立派です。 お互いの絶対的な信頼感あってのものですね。 


「アルビノーニのアダージョ」
音楽:T.アルビノーニ 振付:B.エイフマン
ファルフ・ルジマトフ、レニングラード国立バレエ

以前にも何回か見ていますが、生演奏で見るのは初めてのような気がします。
「自由を求め、新しい世界へと飛び出そうとするが、それは果たせない。 男の孤独感に凄みさえ漂う作品」との解説ですが、それがそのままストレートに伝わってきたように思います。 個人的にはこういう表現の方が好みです。


<第3部>
「パキータ」より
音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
オクサーナ・シェスタコワ、ファルフ・ルジマトフ
イリーナ・コシェレワ、サビーナ・ヤパーロワ、オリガ・ステパノワ、アナスタシア・ロマチェンコワ
イリーナ・ペレン、エカテリーナ・ボルチェンコ
アイドス・ザカン、レニングラード国立バレエ
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スペシャル・ガラ ほんのちょっとだけ
2010/01/10(Sun)
マールイのスペシャル・ガラに行って来ました。
大きな不満はありますが(ハイ、プリンシパルダンサーのシヴァ不参加の事です&ヤフニュークもいないのですよね!)、とても楽しかったです。 
最後のパキータ、パキータ役が3人という書かれ方だったので最後のフェッテを去年の海賊のように3人でやるのかとか思っていたら、ペレンとボルチェンコはヴァリだけでした。 個人的にペレンとボルチェンコのヴァリは逆で見たかった~~。 メンバーが豪華と言うだけでそれほど特別な趣向はなかったです。
「騎兵隊の休息」でマールイらしい温かさと一体感があって、すっばらしーとか思っていたのですが、最後の「パキータ」のコール・ドがみんなで踊ってもばらばらだし、二人で踊ってもそれぞれ勝手に・・・という具合でちょっと残念でした。
今日はこれからDVDで「ノウイング」を見るので感想は明日書きます。
今シーズンお初のプローム(嘘でした・・・。 黄金の偶像で見ていたのでした。)、ジャンプも高く回転も速くてお見事でした~~♪

<第1部>
「騎兵隊の休息」全1幕
音楽:I.アルムスゲイメル 振付:M.プティパ/P.グーセフ改訂演出
マリア :アナスタシア・ロマチェンコワ
ピエール:アントン・プローム
テレーズ :オリガ・セミョーノワ
少尉 :マクシム・ポドショーノフ
騎兵大尉 :ウラジーミル・ツァル
連隊長 :ニコライ・アルジャエフ
マリアの友達:クリギナ、ヤパーロワ
レニングラード国立バレエ

<第2部>
「海賊」第2幕よりパ・ド・トロワ
音楽:R.ドリゴ 他  振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ、改訂振付:F.ルジマトフ
イリーナ・ぺレン、アルチョム・プハチョフ、アイドス・ザカン

「トンボ」
音楽:F.クライスラー 振付:A.パブロワ
アンナ・クリギナ

「チッポリーノ」よりパ・ド・トロワ
音楽:K.ハチャトゥリアン 振付:G.マイヨーロフ
アレクセイ・クズネツォフ、サビーナ・ヤパーロワ、ニコライ・コリパエフ

「スパルタクス」よりサビーナとクラッススのパ・ド・ドゥ
音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
アナスタシア・ロマチェンコワ、アンドレイ・カシャネンコ

「春の水」
音楽:S.ラフマニノフ 振付:A.メッセレル
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

「アルビノーニのアダージョ
音楽:T.アルビノーニ 振付:B.エイフマン
ファルフ・ルジマトフ、レニングラード国立バレエ

<第3部>
「パキータ」より
音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
オクサーナ・シェスタコワ、ファルフ・ルジマトフ
イリーナ・コシェレワ、サビーナ・ヤパーロワ、オリガ・ステパノワ、アナスタシア・ロマチェンコワ
イリーナ・ペレン、エカテリーナ・ボルチェンコ
アイドス・ザカン、レニングラード国立バレエ
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ボルチェンコとマラトの白鳥
2010/01/09(Sat)
マールイは大好きだから、自分が愛していて大切に感じているものがなくなってしまうと本当に悲しい。 でも、数多くの公演に足を運んでいると、時々涙が出そうだったり、ふぅぅ~っと幸せな気持ちになるくらい懐かしいものに出会える事もあるんですよね。 去年、白鳥で家庭教師役のブレクバーゼさんと再会した時もそうだった。 今日はツァル!!
1幕湖畔で出てきたロットバルトは今までの衣装(カシャネンコもマラトも新版)でした。 そして3幕、翼をたたんで立っていたロットバルトを見た時、なぜだかとっても嬉しかったのでした。 前述二人は新しい衣装でしゃがみ込んでいて振付も違ったので、あー、今日はボヤルチコフ版が見られる!と。


さてっと、前置きが長くなりましたが、初めて行った新宿厚生年金会館のステージは狭いです。 一応コール・ドは24人乗れましたが、きつきつな感じ。 
初見のマラトの王子、1幕1場であんなに王子が舞台上にいる事ってありましたっけ?と思うほどずっといたような気がします(笑) 今では慣れちゃったけれど、初めの頃はトロワの踊りと同時に何で王子がいなくなっちゃうんだと思いましたからね・・・。 マラト王子はずっと見ているのかと思ったら途中ではけていきましたが、踊っている3人の後ろを歩いて去って行くのもなぁ・・・。 新版がこうなのかしらね? 常にみんなに気を配り、事あれば話しかけようとする臣下目線の王子様。 良い意味で主役の存在感があり、彼の陽性オーラが生かされて舞台が華やいだ感じでした。
トロワは磐石! ロマチェンコワは安心して見ていられます。 ヤパーロワちゃんもそつのない踊り、というのは彼女あたりになると褒め言葉にはならないかな? ただ以前のような踊る喜びみたいのがあまり感じられないんだよね。 ヤフニュークも好調を維持。 3日と4日ほど完璧ではなかったけれどやはり上手くて美しい! 
でも王子との乾杯のシーンは、この3人だとマラトのでかさが異様に目立つので、大きい子チームにした方が視覚的には落ち着きますね。 それでも長身のマラさんがいたからまだ良かったけど。

ボルチェンコの白鳥も初見。 去年のガラのメドーラブルーチュチュよりはだいぶ体が絞れているように感じました。 1幕2場はまだ動きも演技もかたかったかな?? 後ろに上げた足や何気ない腕の動きがぞんざいなところもあったし、体操チックに見えてしまうところもありましたが、表情はついていました。 彼女の顔立ちのせいでその表情が儚いというより険しかったり苦しそうに見えちゃうのがかわいそうな気もしたのですが・・・。 
2幕のオディールは生き生きと踊っていて良かったです。 ちと怖いくらいの表情と見得きりがありましたけどね(笑)  アダージョの振りはペレンとほぼ同じだったので、やはりこれが新版の振付なのかと。 好きじゃありません。 考えてみれば、今日の主役ペアは新版のファーストキャストなんですよね・・・。 32回転は最後ちょっと速度が緩みましたが、その他、テクニック的には問題なく足は強そうですね。 ピルエットも一人で回っている分には綺麗なので、グランアダージョや黒鳥PDDのサポートつきで傾いていたのはマラトの責任かと・・・。 マラトもリフト系は磐石ですが回転のサポートはタイミングやパートナーとの間隔がまだ危ういです。
マラトのヴァリは舞台の狭さのせいなのか彼の力量に合わせたのか、振付がかなりはしょられていました。 通常2回のアントルラッセもマラトだと1回しかできないスペースだったしね。 あの狭さは彼には気の毒。 11日の大きい子チームのトロワもやりにくいだろうなぁぁ。 もちろんこのスペースできちっと踊ってくる人たちですけどね。
3幕はボルチェンコもオディールで落ち着いたのか1幕2場よりは雑な感じがなくなりました。 途中でみせたシェネが綺麗だったなぁ。 ただ、指先爪先まで常に神経が行き届いているというフォルムではなく、踊りにメリハリも無いので、その辺が今後の彼女の課題かと。 まだ、シェスタコワ、ペレン、ステパノワ、コシェレワたちとは差が歴然としている。 マラトに関しては、正直な気持ちを言えば、本人がやりたければそれでいいけれど、もし別の方向に進みたいと思っているのならそうさせてあげればいいのにという感じです。 確かにボルチェンコをリフトするんだったらマラト以上の相手役はいないとは思いますが・・・。 

今日の一番は、なんといってもツァルのロットバルト。 動きはシャープでジャンプも高く、ロットバルト役に求められている事を効果的に、それでいてやりすぎる事なく演じてくれるオーソドックスタイプのロットバルト、素晴らしかったです。 
マラさんの家庭教師も舞台を盛り立ててくれますね。

今日の白鳥さんたちは、バヤデルカのお疲れか? ちょっとバタバタでした。 狭いってのもあるとは思いますが。 小さい4羽は良かったけれど、いつもフィニッシュで一人微妙に遅れるのがそこまで綺麗に揃っているだけに気になりますぅ。 大きい4羽はやっぱり大味。
2幕の各国の踊りは、マズルカが最初と最後が今までよりテンポが速く、ややバタバタした以外は皆さん良かったです。 ハンガリーでポドショーノフを見られたのが嬉しかった。 二キータはいつになっても顔が覚えられない・・・なんでだろう? 
     

オデット/オディール:エカテリーナ・ボルチェンコ
ジークフリート:マラト・シェミウノフ
ロットバルト:ウラジーミル・ツァル
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:アナスタシア・ロマチェンコワ、サビーナ・ヤパーロワ、アンドレイ・ヤフニューク
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、ナタリア・クズメンコ、マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥:ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ、エカテリーナ・クラシューク
2羽の白鳥:ヴィクトリア・ザリポワ、ユリア・カミロワ
スペイン:アンナ・ノヴォショーロワ、オリガ・セミョーノワ、アンドレイ・カシャネンコ、デニス・モロゾフ
ハンガリー:ニーナ・オスマノワ、マクシム・ポドショーノフ
ポーランド:マリーナ・フィラートワ、エレーナ・フィールソワ、ユリア・カミロワ、オリガ・ラヴリネンコ
       イリヤ・アルヒプツォフ、アルチョム・マルコフ、パーヴェル・マスレンニコフ、ロマン・ペトゥホフ
イタリア:タチアナ・ゴルディエンコ、ニキータ・クリギン
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バヤデルカ 2日目
2010/01/09(Sat)
昨夜のバヤデルカ、良い舞台でした。
初日という事で散見された細かなミスも改善されていましたし、初日とは少しずつアプローチを変えてきていたニキヤ、ソロル、ガムザッティの絡みも良かったです。
初日は珍しくソロルとガムザッティの間にあるものが薄めに感じましたが、昨夜は熱いものがありましたね。
でも、ニキヤに対する想いもしっかりと表現していたと思います。 昔は3幕のペレン@ニキヤとルジ@ソロルには何の感応も見えなかったし・・・。
コール・ドは美しかったですが、32人の影たちが地上に降り立ったあとからは初日の方がぐらつきが少なかったかなとは思います。
カーテンコールでは、主演3人+大僧正のドルグーシン、指揮者のパブージンが何度も何度も出てきてくれて盛り上がりました。 最後にルジとドルグーシンの二人から労いをこめたレヴェランスを送られたペレンの感無量な顔が印象的でした。 ルジマトフの最後(ほんとでしょうか?)の全幕のパートナーとしてプレッシャーもあったとは思いますが、二日間立派に務め上げてくれてほっとしました。




業務連絡:おかげさまでメールは直りました。
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それってないよね・・・
2010/01/07(Thu)
1月9日と11日の「白鳥の湖」と10日の「記念ガラ」のキャストが発表になりました。
ま、軽く絶句・・・・という事で。

私は9日の「白鳥」と「ガラ」に行く予定です。
9日はもちろん初見の主役ペアも楽しみというか興味津々なのですが、やったぁ~~!なのはツァルのロットバルト! 去年はペレンの白鳥しか行かなかったから当たらなかったのですよね。
ロマチェンコワ、ヤパーロワ、ヤフニュークのトロワも手堅くまとめてくれるだろうなぁ。 ヤフニュークの踊りが見られるってのは、最近凄く嬉しい事に変わってきた私です♪ だって、本当に上手くて美しいのだもの。 美男子だし!(笑)

ガラも第2部までは文句はありません。 素敵なプログラムとキャストをありがとうございます。
第3部もサービス満点な趣向でけっこうですが、やっぱり違うよね・・・。
(去年もそうだったけど、ペレンは正月明けてから踊りすぎ・・・。 怪我しないで下さいね) 
これ以上は愚痴しか出てきませんからやめときます。



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マールイのバヤデルカ 初日
2010/01/07(Thu)
2年ぶりのマールイのバヤデルカはマールイのバヤデルカでした(笑)!! 大満足です♪
最後に見たのはコレゴワとコルプのバヤだったので、この主演トリオで見たのは3年ぶりだし、やっぱり、見ごたえあります!! 特にラジャの屋敷でのニキヤとガムザッティの対決シーンはもの凄い迫力! ペレンとシェスタコワの二人しかいないのに舞台が狭く見えたもの。 そしてもう一つ特筆すべきは影のコール・ド。 32人で作り出す静謐な世界は本当に美しく幻想的で感動的でした。

主役陣ですが・・・、
まず、ルジ!
3年前より踊れてたんじゃないのかと思うほどしっかり現役。 リフトも概ね問題なかったし、影の王国での長~~いルルベやマネージュなど、体力的にも問題ないみたいで、素晴らしかったです。 まだこれだけソロルを踊れるなら、いっそこのメンバーでミハイロフスキー劇場でも踊ればいいのにと思ったほどです。

ペレンのニキヤ、一幕は相変わらず恋するニキヤですが、もう少し色気を抑えてもいいかも・・・。 踊りは好調でした。 2幕の婚約式の嘆きの舞でポアントで長く立っていた後にポアントを落とさず片足を後ろに持っていった脚力とバランス力は見事でしたね。 3幕もベールの踊りを含め、ほぼ会心の出来ではないかと。

シェスタコワのガムザッティ、慣れたけど相変わらず怖い。 罪のない無邪気な笑顔と交互に見せられるからその落差もあって怖いです。 踊りもソロは安定していて綺麗でした。 ただ、できればもう少し体を絞った方がいいかも。

マラトと信じて疑っていなかった大僧正はなんと、ドルグーシンさんでした。 HPに掲載されたキャストを知らないで会場に行ったので本当にびっくり!  
さぞや威厳のある大僧正だろうと思っていたのですが、もちろん、そうなんですが、それ以上に色に現を抜かしているとでもいいましょうか、好色爺的な部分もありましてちょっと意外でした。

続きの呟きはまた明日にでも!
あ、影のトリオはやはり身長分けですね。 
(コメントのお返事、遅れております。 すみません)

ニキヤ    : イリーナ・ペレン
ソロル    : ファルフ・ルジマトフ
ガムザッティ : オクサーナ・シェスタコワ
大僧正    : ニキータ・ドルグーシン
ドゥグマンタ : アレクセイ・マラーホフ
マグダウィア : アレクセイ・クズネツォフ
黄金の偶像  : アントン・プローム
奴隷     : ウラジーミル・ツァル
インドの踊り : オリガ・セミョーノワ、アレクサンドル・オマール
太鼓の踊り  : デニス・トルマチョフ
壷の踊り   : ナタリア・クズメンコ
アイヤ    : ナタリア・グリゴルーツァ
幻影のトリオ : アナスタシア・ロマチェンコワ、サビーナ・ヤパーロワ、アンナ・クリギナ
ジャンペー  : ユリア・カミロワ、マリア・グルホワ
グラン・パ : ユリア・カミロワ、ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・クラシューク、アナスタシア・ルキヤノワ
         アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、エカテリーナ・ホメンコ、マリーナ・ニコラエワ
         アンドレイ・マスロボエフ、デニス・モロゾフ
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バヤのキャスト
2010/01/05(Tue)
マールイの公式HPを覗きに行ったのですが、バヤデルカのキャストがまだ発表になっていませんねぇ。
最近はかなり余裕を持って発表してくれていたのに、仕事始めで光藍社さんも忙しいのでしょうかね?
プログラムでダブルキャストになっている配役については、こっちの日に行きたいというのもあるでしょうから、早く出して下さいね~~。
何気に超豪華なのが影のトリオ。 ステパノワ、コシェレワ、ロマチェンコワ、ヤパーロワ、クリギナ、エリマコワとなっていますが、どう組み合わせるのでしょう? ステパノワ、コシェレワ、ロマチェンコワだったらそれだけで公演に行く価値があるほど豪華だわ! で、とーぜん初日?? エリマコワは大抜擢ですね。 いくらなんでも大きい子チームなんていってステパノワとコシェレワと組ませたりはしないだろうけど、彼女あたり次代のオデット候補なんでしょうか? つーか、そろそろ本当に必要ですよね。


話は変わりますが、ピーテルでは今日と明日、「ラ・シルフィード」が上演されます。 
シルフィードは両日ともハビちゃん!! ジェームズは今日がミャスニコフで明日がエレメーエフ。 マッジはブレクバーゼさんです。 という事でブレクバーゼさんはピーテル居残り組だったのですね、クスン。
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ミーシャのトロワ♪
2010/01/04(Mon)
本日のペレンとヤフニュークの「白鳥の湖」を見てきました。 今日もキャストはすでに公式HPで発表されているものから変更はありませんでした。

オデット/オディール:イリーナ・ペレン
ジークフリート:アンドレイ・ヤフニューク
ロットバルト:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:オリガ・ステパノワ、イリーナ・コシェレワ、ミハイル・シヴァコフ
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、ナタリア・クズメンコ、マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥:ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ、エカテリーナ・クラシューク
2羽の白鳥:ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・クラシューク
スペイン:アンナ・ノヴォショーロワ、ニーナ・オスマノワ、アレクサンドル・オマール、ニキータ・クリギン
ハンガリー:オリガ・セミョーノワ、ミハイル・ヴェンシコフ
ポーランド:マリーナ・フィラートワ、エレーナ・フィールソワ、ユリア・カミロワ、オリガ・ラヴリネンコ
      ウラジーミル・ツァル、イリヤ・アルヒプツォフ、アルチョム・マルコフ、ロマン・ペトゥホフ
イタリア:ナタリア・クズメンコ、ニコライ・アルジャエフ



ダンサーがどうのこうのと言うよりも、ボヤルチコフ版をベースにマリインカ極少々とメッセレルのニューバージョン&手直しというのが昨日のマチネよりもさらに色濃く出ていた、落ち着かない舞台でした。
昨年、少しマリインスキー仕様が加わった時には、何も真似しなくても!程度の不満だったのですが、ここまでペテルブルグ派の美しさを壊されると、正直見たくなくなります。 他のバレエ団が上演しているのなら気にもならないでしょうが、愛するマールイですから! しかもプログラムには今までと同じボヤルチコフ版と書いてあり、こちらは見納めのつもりで見に行っている。

ペレンのオデットは踊りも表現も素晴らしかったです。 ただ、かなり腕の動きが煩くなり上体の使い方も大げさになっていて、明らかにメッセレルの指導による変更だと思いました。 期待をしていたヤフニューク王子とのドラマですが、残念ながら去年とそれほど変わらず・・・。 ヤフニュークが気持ちをこめていないわけではないのですが、オデットを愛しているのか救いたいのか体からあまり伝わって来ない。 逆にペレンは以前よりも表現がはっきりと濃厚になった部分があるのでちぐはぐ。   
2幕の黒鳥のGPDDでも、ペレンの振り付けが変わっているところがあり、なんだか悲しい。 ここでもあまり王子の気持ちはわかりませんでしたが、ヤフニュークのヴァリは非常に素晴らしかったです! フォルムが美しいし、ジャンプは柔らかく高く、すべて綺麗に5番に入るザンレールは見事で完璧なヴァリでした。 後半のマネージュでも一箇所高くゆっくり飛んできちんと残りの音楽の時間と舞台の距離を調整していたのも凄いなと。 彼は本当に踊りが上手いし、ノーブル路線ではプーちゃんに次ぐダンサーだと思います。 だからね、本当にもったいないのよ!
振り付けに不満はあったものの、ペレンの踊りは美しく磐石でした。 フェッテも後半にもダブルを入れて綺麗に回っていたし。
3幕は、かなりボヤルチコフ版に近く上演されていたのですが、マラトのロットバルトだけが今までと全く違った振り付けで浮いてました・・・。 オデットと王子の愛の力でロットバルトが弱っていくというのはよく分かったんだけどさ・・・。

という事で本日一番目にも心にも心地よく素晴らしかったのは1幕1場のトロワでした♪♪♪
ミーシャ、お帰り~~~
舞台上で王子な存在感を出し、場を仕切っていたのはシヴァコフでした。 王子、トロワのパートナーズ、家庭教師に向けられたシヴァの優しい眼差し。 あんなに自然な演技で王子を気遣う友人は初めて見たよ・・・。 ジークフリートを長年踊っているシヴァだからこその友人でした。 ほんと、いい奴! 踊り的にはちょっと安全運転的な雰囲気も感じましたが、シヴァのヴァリもオーソドックスバージョンとはまたちょっと違ったような・・・。 シヴァの場合、向きが逆なのでそれだけでもちと目に違和感なんだけどね。 通常アントルラッセのところも踏み切る時に目がいってしまうような変わったジャンプだったし・・・。
オーリャもブランクを全く感じさせないメリハリのきいた彼女らしい正確な踊り。 コシェレワも昨日の疲れも全くなく、きっちりと美しい、余裕を感じさせる踊りでした。 3人の息もぴったりだったし、久しぶりにゴージャスなトロワが見られて幸せでした。
でも、シヴァ、やっぱりあなたを見たいのはそのポジションではないのよ!


余談ですが、湖畔のシーンで昨日のカシャネンコと今日のマラトが着ていた、どう見ても鱗模様が描かれているようにしか見えないロットバルトの衣装は新版のロットバルトの衣装だそうです。 羽の部分が大きくてバッサバッサ邪魔そうに見えますが、そんなに重くはないし、踊り難いわけでもないそうです。
マラトは新版になってからはジークフリートしか踊っていなくて、今日初めてあの衣装を着たのだそうですが、かなりお気に入りとの事。 新版でもいずれロットバルトを踊りたいそうです・・・。 9月以降ロットバルトを踊れなかったストレスがあったんでしょうかねぇぇ?? 


最後に業務連絡。
本日パソコンにウィンドウズ7をインストールしたところ、メールにアクセスできなくなってしまいました。 現在復旧作業中ですが、かなり深刻らしく、いつ直るかわからないそうです。
今日の9時まではチェックできているのですが、その後にいただいたメールはしばらく読む事ができなそうです・・・。 申し訳ありません。 お急ぎの方はブログのメールフォームからメールをいただけると助かります。 
 
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2010年 バレエ初め
2010/01/03(Sun)
本日のマールイ、マチネの「白鳥の湖」に行って来ました。 キャストはマールイの公式HPにアップされているものから変更はありませんでした。

オデット/オディール:イリーナ・コシェレワ
ジークフリート:ニコライ・コリパエフ
ロットバルト:アンドレイ・カシャネンコ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:サビーナ・ヤパーロワ、ユリア・チーカ、アンドレイ・ヤフニューク
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、ナタリア・クズメンコ、マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥:ダリア・エリマコワ、マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ、エカテリーナ・クラシューク
2羽の白鳥:ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・クラシューク
スペイン:アンナ・ノヴォショーロワ、ニーナ・オスマノワ、デニス・モロゾフ、アレクサンドル・オマール
ハンガリー:オリガ・セミョーノワ、ミハイル・ヴェンシコフ
ポーランド:マリーナ・フィラートワ、エレーナ・フィールソワ、ユリア・カミロワ、オリガ・ラヴリネンコ
      ウラジーミル・ツァル、イリヤ・アルヒプツォフ、アルチョム・マルコフ、ロマン・ペトゥホフ
イタリア:ナタリア・クズメンコ、ニコライ・アルジャエフ


去年はちょっとこれは・・・と思ったほどバラバラだった男性赤服長身コール・ド、今年はとても綺麗に揃っていて踊りも美しかったです。 村人役の小柄な男性チームの揃いっぷりも見事で、こんなに気持ちのいいアントルシャ群を見るのも久しぶりでした。 
マラーホフさんはあのハンサムなお顔に老けメイクが気の毒ではありましたが、期待に違わず細かい演技であちこちに気を配りまくる家庭教師。 王子に「坊っちゃま、坊っちゃま」と呼びかけているような、いつまでたっても王子の子供の頃の面影を追いかけているようなそんな印象だったなぁ。
今日、とっても良かったのがトロワのヤフニューク。 テクニック的にもとても安定していて踊りは男らしく美しい。 開脚の足のラインがとても綺麗でジャンプもふわっと滞空時間も長い。 明日の王子がとても楽しみです♪ ヤパーロワちゃんは以前の小気味良くシャープという踊りから少し柔らかいラインを出すようになったかな? チーカももちろん合格点で頑張っていましたが、二人と比べると若干余裕がないようにも見えました。 そりゃ、しょーがないが!   
王子のコリパエフ、一幕一場は踊る場面がないので、踊り以外で王子である事、主役としての存在感を出さなくてはならないのだけれど、イマイチでしたね。 いかなる場面でどう切り取っても王子以外の何物でもないコルスンツェフのジークフリートを3回見た後だけに余計に感じたのかもしれませんが、まず、舞台での歩き方から勉強し直して欲しい。 踊る事より歩く事の方が難しいという言葉の重みを実感しましたわ。 
コシェレワは愁いを帯びたオデットをしっとりと踊っていて、さらなる成長を感じさせられました。 彼女ってふとした表情がとても艶やかな時があるのですよね。 これじゃぁ、王子も一溜まりもないだろう。 ただまぁ、オデットとジークフリートとの愛のデュエットかというと・・・、やはりコリパエフがまだまだついてきていないので物語的にはいろいろと希薄でした。
コリパエフはバレリーナのピルエットのサポートをもっと練習しないと駄目ですね。 今日は何回コシェレワが傾いたり体勢を崩したりしたか・・・。
コシェレワのオディールは目力が強くて小悪魔的なんだけれど、全く悪女ではないのですよね。 見た目はオデットそっくりだけれど、全く別の魅力を持っている女性。 だから王子は惑わされた挙句、オディールに落ちていく。 踊り分けという意識がどれだけあるのかわからないけれど、作為的ではなく本当にナチュラルに違いを出していてとても良かったと思います。 まぁ、フェッテが下手側にずれていって32回に満たないところで止めてしまったのは残念でしたが、上手く音楽に合わせて舞台中央に戻ったところで切れ間なくジークフリートのヴァリに移ったので、もともとそういう筋書きだったのか?とも疑えました(笑)。 普通のピルエットなんかは軸ぶれもなくて綺麗なのになんでフェッテは苦手なんですかね?? 
コリパエフのヴァリは良い所もあればちょっと・・・という所もあって。 アントルラッセは高くて滞空時間もあって良かったです。
カシャネンコのロットバルトは初見。 やっぱりマラトやツァルと比べるとまだ彼のカラーができてないかな? カシャネンコなんで踊りは悪いわけないのですが、やや抑え目な気がする。 あとはもっと演技面というか、常に物語に参加している意識でいて欲しいかな? でも、この先とっても楽しみなダンサーである事には変わりないです。
ディベルティスマンは皆良かったです。 イタリアの二人は見ていて安心だし上手いし、ポーランドはフィルソワとペトゥホフが無敵な上手さとベテランの味。 ツァルもノリノリでした。 スペインはどうしてもノヴォショーロワに目がいってしまう。 なので彼女と組んでいたモロゾフが自然と視界に入ってくるのですが、ちと貫禄つきすぎてないかい?
白鳥のコール・ドは1幕2場は綺麗に揃っていて美しかったです(大きな4羽と小さな4羽はまだ問題ありですが)。 9月の新版白鳥のプレミア以降、ボヤルチコフ版を踊っていないのでかなり心配していたのですが、杞憂で良かったです。 身長の低いダンサーがずいぶん少なくなり、ぐっと平均身長が高くなってプロポーションも一層良くなったように思います。 3幕は少しバタバタ感があったかなぁ? ラインが乱れたり、ダンサー同士の間隔がまちまちだったりとポジショニングが崩れたところが散見されました。 今までは1幕2場で少し揃わなくても3幕ではリリシズムを感じさせてくれるパターンが多かった気がするのでラストの印象がいまひとつでした。

駆け足の雑感でしたが、ところどころ振りが変わったのか踊り方に変化が出たのかと思わされる箇所があり、オデットと王子の物語としても成り立っているのかいないのか微妙だった事もあり、見終わった後は「・・・」でした。
正直に言わせてもらえば、コリパエフを東京公演で使うのはまだ時期尚早ではないかと(彼を育てたい気持ちは十分わかります。でも、それは地元でやって!)。 もちろん、プハチョフやシヴァコフにしても今のコリパエフのような時期があり、そういう時期にも東京公演で踊っていたわけですが、その時代には残念ながらミャスニコフ以外は横並びだったという王子事情と、パートナーのバレリーナも多くが発展途上だったために、主役間の格の差というのが良くも悪くもあまりなかった。 でも、今は主演バレリーナたちが充実の時を迎えているので、王子役のダンサーもそれに釣り合うダンサーをキャスティングした上で、より良い舞台を見せて欲しいのです。 今のマールイではプハチョフ、シヴァコフ、ヤフニュークの3人でしょうか? バレリーナ同様、今ダンサーとして一番良い時期にある彼らの踊りを年に一回しか見られない日本のファンに出し惜しみなく見せて欲しいと切に思います。  
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マラトの個展に行ってきました♪
2010/01/02(Sat)
今年は元旦の夕方に実家に帰る予定はなかったので、昨日はマラトの個展のオープニングイベントに行ってきました。
家を出た時は穏やかな冬の午後という感じだったのに、片瀬江ノ島駅を降りたらすごい海風。 おまけに日も陰ってしまったので顔に当たる風がたいそう冷たく、一気に体が冷えてしまいました。
江ノ島なんて何年ぶりに行っただろう?? 初詣の人でかなりにぎやかでした。

こちらが画廊前の通りから画廊内部を移した写真です。
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作品は全部で20点ほど。 マラトのHPで見たときは白い紙に書いてあるのかと思っていましたが、白い布、綿と絹の中間の肌触りのような布に書かれているのもあり、ちょっとびっくり。 どんなインクを使っているんだろう?
 
さて、人の入りは最初はポツポツでちょいと淋しいかなぁ~なんて思っていたのですが、イベントが始まる頃には画廊のスペースの半分は人で埋まるという盛況ぶり。 
どんな趣向を凝らしてくれるのか?と楽しみにしていたマラトの登場! 黒のロングジャケットにパンツ、赤の蝶ネクタイとカマーバンドに黒サングラス、髪は細かくウエーブがかったマッシュルーム調というでいでたちで現れ、一瞬誰かと思いました(衣装は2008年の親子祭りで踊ったアリアの感じです)。
自分の作品をすべて英語で解説。 マラトの英語は流暢ですが、たまに単語につまった時、出てくるのが日本語ってのがまた凄い! エジプトに旅行した時に見たスフィンクスを描いた絵、スフィンクスの大きさの対象として一人の人間を端っこの方に描いてあったのが、なんつーかマラトらしい。 本人もこれが重要!と説明してました(笑)。 その他、作品には誰が見てもそのように見えるものもあればマラト独特のインスピレーションによる構図もありましたが、題名で一番驚いたのは「明治の女」かな?  
一通り作品の説明を終えたマラトはパフォーマンスのために退場。
パンクか?と思う頭つんつん、カラフルな全身レオタードに身をつつみ再び現れたマラトは、マールイ管団員さんによるクラリネットとタンバリンの生演奏で彼オリジナルのボレロを披露してくれました。 あらかじめ指さきにペイントをつけていて、踊りながら顔にラインを引いてましたっけ。 狭いスペースなのにピルエットで回り出したからびっくりしたけど、風圧は感じましたが彼はピルエットの軸ぶれがないから安心してけっこう側で見てました。

さらに、今度は「メリー・クリスマース!!」と叫びながらサンタクロースの格好(ロシア正教は7日がクリスマスだものね! あ、でも、しっかり明けましておめでとうございますとも言ってましたよ!!)で登場し、みんなに「プレゼント~」といいながらマラトの絵やペレンの写真のマグネットを配ってくれました。

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私がもらったのはこれ。 イーラが持っているのはキトリの扇かな?
ペレン マグネット


最後はまた最初の衣装に戻り、ご挨拶でお仕舞。
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会場にはマラトのご両親もいらっしゃってました。  明るくていかにもロシアのお母さんなんだけど上品な感じのママと、口数は少ないけれど温かい感じのパパ、お二人とも日本は今回が初めてだそうです。 マラト曰く「僕の絵の才能はママからもらったんだよ」。
私は行けませんが、1月13日にもマラトは画廊を訪れて18時からのイベントでペレンと踊りを披露するそうです。 仕事が始まったばかりの平日ではありますが、お時間の許す方、どうぞお出かけ下さいね!
個展は20日まで開催中ですので13日は無理な方も、期間中是非お出かけ下さい。

最後になりましたが、こんなに楽しくて心温まるイベントとマラトの個展を企画して下さったGallery-Tのオーナー様、本当にありがとうございました。 個展自体も素敵なのですが、国を越えたこういう人と人との出会いというのが何よりも素晴らしい事だなと。
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A Happy New Year!
2010/01/01(Fri)
新年、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。
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