マールイ 神奈川県民ホール公演
2009/06/30(Tue)
マールイの冬の来日公演、神奈川県民ホールでの公演予定が県民ホールのサイトにアップデートされています。 こちら

日時   2010年1月24日(日) 開演15:00
演目   白鳥の湖
料金   S13,000 A11,000 B9,000 C6,000 D4,000
発売日  8月22日(土)
 

「バヤデルカ」を期待していたのですが、白鳥でしたか・・・。 県民ホールはいろいろなバレエ団の多彩な演目を上演しているのでオーチャードとは全く違ったキャストで「バヤデルカ」をやって欲しかったなぁ。 バレエ団にも今はニキヤ、ガムザッティを踊れるバレリーナが充実しているのにもったいないよ。 大宮ソニックもチェックしてみましたが、まだ12月も1月も公演予定がアップされていませんでした。 

マールイの日程、今回は公演数も多そうなので情報が出たものから書き足していこうと思います。

12月19日(土)12:30 くるみ割り人形 東京国際フォーラムA  ロマチェンコワ、プローム
12月19日(土)16:30 くるみ割り人形 東京国際フォーラムA  シェスタコワ、シヴァコフ
12月20日(日)12:30 くるみ割り人形 東京国際フォーラムA  ヤパーロワ、ヤフニューク
12月23日(水)11:00 くるみ割り人形 東京国際フォーラムA  ロマチェンコワ、プローム
12月25日(金)15:00 くるみ割り人形 オーチャードホール   ヤパーロワ、ヤフニューク

 1月02日(土)15:00 新春特別バレエ 東京国際フォーラムA  
 1月03日(日)12:00 白鳥の湖    東京国際フォーラムA  コシェレワ、コリパエフ
 1月03日(日)16:30 白鳥の湖    東京国際フォーラムA  シェスタコワ、プハチョフ
 1月04日(月)12:00 白鳥の湖    東京国際フォーラムA  ペレン、ヤフニューク
 1月06日(水)18:30 バヤデルカ   オーチャードホール   ペレン、ルジマトフ
 1月08日(金)18:30 バヤデルカ   オーチャードホール   ペレン、ルジマトフ
 1月10日(日)17:00 スペシャルガラ オーチャードホール
 1月15日(金)17:00 未定       聖徳大学  
 1月16日(土)17:00 眠りの森の美女 オーチャードホール  ペレン、コリパエフ
 1月17日(日)13:00 眠りの森の美女 オーチャードホール  シェスタコワ、ヤフニューク
 1月24日(日)15:00 白鳥の湖    神奈川県民ホール
 1月28日(木)      白鳥の湖    和歌山県立文化会館
 1月30日(土)      白鳥or他    兵庫県立芸術文化センター
 1月31日(日)      白鳥or他    兵庫県立芸術文化センター

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フェイク シティ ある男のルール
2009/06/29(Mon)
「フェイク シティ ある男のルール」
原題: STREET KINGS  (2008年 米 109分)
監督: デビッド・エアー
出演: キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー、クリス・エバンス、ヒュー・ローリー
鑑賞日: 6月13日 (DVD)

フェイク

ロス市警のラドロー刑事(キアヌ・リーブス)は、事件解決のためには手段を選ばず、強引なやり方を貫き通す男。上司のワンダー警部(フォレスト・ウィテカー)だけは彼を理解し、かばってくれていた。そんな時ラドローは、かつてコンビを組んでいたワシントン刑事が彼の違法捜査を密告していることを嗅ぎつける。コンビニ店内で捕まえようとしたその時、覆面強盗が店に押し入り、ワシントンは銃弾を浴びて死んでしまう。四面楚歌の状況に陥ったラドローは…。(goo映画より)

「スピード」のジャックに陥落して以来ずっと見ているキアヌだけれど、役作りのための場合もあるだろうし、自然に任せた場合もあるんだろうけど・・・、彼ほど体重の増減が激しい俳優も珍しいのではないかと、新作を見るたびに感じさせられる。 昨年末に見た「地球が静止する日」ではスリムな肢体と透明感のある美貌にうっとりしたのだけれど、今作では若干重力を感じる顎のラインと胴回りが気になった。 ま、現場命のタフガイロス市警という役どころなので悪くはないけれど・・・。 

フェイク1



ラドロー刑事の周辺事情や黒幕についてはわりとすぐに見当がついてしまい、「誰が」という犯人探しにそれほどスリルはなかったのだけれど、ラドローがワシントン刑事の死の真相に迫ろうとすればするほど真実が遠くなり、何かがおかしいと気づきだしてからの話の展開は面白かった。

キアヌは決して演技派ではないし表情も平坦、台詞回しも単調なのだけれど、演じるキャラクターのイメージが自分の中ではっきり出来上がっているからなのか、どんな役も雰囲気で魅せてしまうように思う。 今回も己の正義のまま突き進むタフで寡黙な一匹狼を好演。
元LAPD警官がテクニカル・アドバイザーとして参加し、銃の扱いや職務への重圧などをキアヌを始め警官役の俳優者たちに教えたとの事です。

フォレスト・ウィテカーをラドローの上司ワンダー警部にキャストしたのが良いのか悪いのかは微妙なところだけれど、存在感は抜群だった。

犯罪がはびこり警官と犯罪者たちの距離があまりに近いLAだけに、警察署内での腐敗に目を光らせる内部調査員のビッグス。 ヒュー・ローリーの詮索好きそうな高慢な目つきと、慢心にギラギラしているけれどどことなく宙を彷徨いがちなウィテカーの目つきのコントラストもなかなか良かった。 

強引で向こう見ずだけれどもLAに巣食う犯罪を憎むラドローの姿と現場の魅力に惹かれていくディスカントを演じたクリス・エヴァンスは、アウトロー的ヒーローとダークな悪党たちの間に挟まれ置かれるお決まりキャラなような気もするけれど、今までのちょっと軽い明るい青年というのと異なるイメージで新鮮。

監督のデビッド・エアーはデンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を獲った「トレーニング デイ」の脚本家なんですね・・・。 後味がわりとあっさりだったこの作品とは違い、あの映画は警察内部の腐敗を不快感たっぷりに描いていて、デンゼルが悪人を演じたというのもあって、かなりの後味の悪さは今でも忘れない。
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西本智実さん in 杉並公会堂
2009/06/28(Sun)
12月11日に杉並公会堂で行われる日本フィルのコンサートで西本智実さんが指揮をするようです。
今年は杉並区&日本フィル友好提携15周年なのだそうで、その日本フィル杉並公会堂シリーズの一つなんですね。

12月11日(金)19:00 「西本智実が贈る2大名曲の夕べ」
 チャイコフスキー バレエ音楽「くるみ割り人形」よりハイライト
 ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」


まだ生で西本さんの指揮する音楽を聴いたことがないのですが、手持ちの2枚のCD(5th「BOLERO」&6th「ニューイヤーコンサート2004イン・モスクワ」)を聴いた限りでは好みなのかそうではないのかイマイチわからないので是非行ってみようと思います。 チケット代はマリインスキーのガラの3分の1以下だし・・・。 そのチケットの売り出しは8月21日(金)との事。
ちなみに西本さんのオフィシャルサイトはこちらです。
えっと・・・、無理やり話を持っていきますが(笑)、12月のマールイのくるみ公演、19日と20日はマールイ管が他の公演を行うために東京ニューシティ管弦楽団演奏予定となっています。 西本さんは以前マールイの客演指揮者でしたし(バレエは振っていなかったようですが)、くるみ割り人形のCDも出しているので、彼女が振ってくれるなんて事ないんでしょうかね? まぁ、本音の本音のところではもちろんニューシティといえばアニちゃん!なんだけど・・・。

その他の日本フィルの杉並公会堂での公演は、

07月15日(水)14:00 「アフタヌーン・シリーズ 第10回 日本フィルの8人のチェリストたち」
 サウンド・オブ・ミュージック
 ヴィラ=ロボス 「ブラジル風バッハ 第1番」
 ハイドン 交響曲第60番「うつけ者」

07月31日(金)14:00 「日本フィル夏休みコンサート2009」 <完売御礼>

09月09日(水)14:00「アフタヌーン・シリーズ 第11回」
 メンデルスゾーン 八重奏曲
 サン=サーンス 動物の謝肉祭

10月09日(金)19:00 「中村紘子デビュー50周年記念」
 チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
 グリーグ ピアノ協奏曲
 ドヴォルザーク 交響曲第8番


10月の公演もプログラムが魅力的だなぁ。 中村さんのピアノも最後に聴いたのはもう10年以上前のような気がします。

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ミハイロフスキー劇場 「白鳥の湖」 プレミア 9月15日らしい・・・
2009/06/27(Sat)
なんとはなしにミハイロフスキー劇場HPの英語版レパートリーを見ていたら、

Swan Lake Premiere

ballet in three acts, four scenes
Music: Pyotr Tchaikovsky
Libretto based on the scenario by Vladimir Begichev and Vassily Geltser
Choreography: Marius Petipa, Lev Ivanov, Alexander Gorsky, Asaf Messerer, Evgenia Dolinskaya
Set and Costumes Design: Simon Virsaladze
Ballet Master: Mikhail Messerer
Assistants to the Ballet Master: Yury Gumba, Irina Ivanova, Evegeny Popov, Natalia Tsyplakova
Premiere at the Mikhailovsky Theatre: September 15, 2009


という新しい「白鳥の湖」の詳細が載っていました。
今のところプレミアは9月15日の予定のようですね。
振付にいたってはMarius Petipa, Lev Ivanov, Alexander Gorsky, Asaf Messerer, Evgenia Dolinskayaとなっておりどんな感じになるのやら・・・。 
プレミアの幕が開いてのお楽しみ!という感じですね。
できれば、ボヤルチコフ版も残してもらいたいです。
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真央ちゃんのオリンピック勝負曲!
2009/06/26(Fri)
真央ちゃんがバンクーバーオリンピックでも使う新しいプログラムの曲が決まりましたね。 こちら

 SP   ハチャトゥリアン 「仮面舞踏会」
 フリー ラフマニノフ 前奏曲嬰ハ短調 作品3-2「鐘」


真央ちゃんの選曲は2006~07あたりから毎回とても興味深くて、今度はどんな曲を持ってくるのだろうとけっこう楽しみにしていたのです。
SPに選んだ「仮面舞踏会」は「去年と違って初めての舞踏会という華やかなイメージ」だそうなので、昨年使ったワルツではない曲になるんでしょうね。 
フリーはラフマニノフと言っていたので、なんとなくオーケストラでピアノコンチェルト2番かシンフォニー2番かな?と思っていたら前奏曲嬰ハ短調というピアノ曲を選んだんですね。 とっても力強くて重厚でやや暗く、通常フリーだと緩やかになる中盤にピークが来てラストに向けて静かに終わっていくので、振付と演じ手の表現力に高い完成度が求められるような芸術点で大きく左右されそうな感じの難しい曲ですね。 さらに進化した真央ちゃんが見られるかな? 早く見てみたいプログラムです。
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今シーズンもあと15日・・・ (追記あり Jun.28)
2009/06/25(Thu)
ミハイロフスキー劇場の今シーズンもあと15日あまりとなりました。
マリインスキー劇場との「眠りの森の美女」対決(笑)だった18日のキャストは、15日くらいだったかな?ペレン&プハチョフからコチェトコワ&コリパエフへの変更が発表されていました。 マリインスキー劇場はマトヴィ夫妻の主演。 コチェトコワはかなり小柄ですが、ロミジュリでのコリパエフとの相性が良かったのかしら?
7月演目のキャスト、シヴァコフがキャストされますようにと願っていた「白鳥」の王子はプーちゃんでしたが、シーズン最終日の海賊のキャストが消えてしまいました。 何かサープライズでも考えているんでしょうかね?
(と思ったら、海賊はプレミア公演のファーストキャストに戻しただけの変更でした。 シーズン最終日、マールイのダンサーだけで締めくくって欲しかったのでまだ良かったです。 さらにキャスト変更がいくつか出ています。 記6.28)

6月18日 眠りの森の美女
        オーロラ: 未定 → イリーナ・ペレン → マリア・コチェトコワ
        デジレ: 未定 → アルテム・プハチョフ → ニコライ・コリパエフ
        リラの精: エカテリーナ・ボルチェンコ 
        指揮: ミハイル・パブージン
6月27日 ジゼル
        ジゼル: エレーナ・コチュビラ
        アルベルト: ニコライ・コリパエフ → セミョーン・チュージン
        ミルタ: イリーナ・コシェレワ → ヴィクトリア・クテポワ → ヴェラ・アルブーソワ
        指揮: パヴェル・ブベルニコフ
6月28日 眠りの森の美女
        オーロラ: サビーナ・ヤパーロワ
        デジレ: ニコライ・コリパエフ → アンドレイ・ヤフニューク
        リラの精: イリーナ・コシェレワ → エカテリーナ・ボルチェンコ
        指揮: ミハイル・パブージン

7月01日 ジゼル
        ジゼル: ナタリア・オシポワ (ボリショイ劇場)
        アルベルト: イワン・ワシーリエフ (ボリショイ劇場)
        ミルタ: オクサーナ・シェスタコワ → ヴィクトリア・クテポワ
        指揮: アナトリー・ルィバルコ     
7月02日 くるみ割り人形
        マーシャ: アナスタシア・ロマチェンコワ
        王子: アントン・プローム
        くるみ割り人形: アレクセイ・クズネツォフ
        指揮: アナトリー・ルィバルコ
7月04日 バヤデルカ
        ニキヤ: イリーナ・コシェレワ
        ソロル: アンドレイ・ヤフニューク
        ガムザッティ: ヴィクトリア・クテポワ
        指揮: ミハイル:パブージン
7月05日 ドン・キホーテ
        キトリ: サビーナ・ヤパーロワ
        バジル: アイドス・ザカン
        指揮: ミハイル:パブージン
7月08日 白鳥の湖
        オデット&オディール: エカテリーナ・ボルチェンコ
        ジークフリート: 未定 → アルテム・プハチョフ
        ロットバルト: アンドレイ・カシャネンコ → マラト・シェミウノフ 
        指揮: アナトリー・ルィバルコ
7月10日 海賊
        メドーラ: イリーナ・ペレン
        コンラッド: アルテム・プハチョフ
        ギュリナーラ: アンナ・クリギナ → サビーナ・ヤパーロワ → ユリア・チーカ
        アリ: アイドス・ザカン
        ビルバンド: ウラジーミル・ツァル → アンドレイ・カシャネンコ
        ランケデム: アントン・プローム → アレクサンドル・オマール
        指揮: アナトリー・ルィバルコ

そういえばすでに他のサイトさんでも紹介されていますが、コリパエフのHPができたのですね。 先月のオブラスツォーワとの眠りやコチェトコワとのロミジュリ、眠りの舞台写真が見られます。 写真をクリックすると大きくなるので後ろのコール・ドの顔まではっきりわかって嬉しいです♪ 

さて、ミハイロフスキー劇場では6月30日に劇場経営者、ジャーナリスト、批評家たちを対象にしたスペシャルガラを行うそうです。
以前はアフィーシャにオペラ&バレエガラとして出ていましたが、一般向けのガラではなく上述の方たちに主として来シーズンの新しいプロダクションのさわりを紹介するという嗜好らしいです。 (ロシア語の解説を自動翻訳すると)バレエ部門はメッセレル氏が復活させたアレクサンドル・ゴルスキー版「白鳥の湖」の一部(第2幕?)を上演するというように読めたのですが、あっているのかな?(笑) 
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天使と悪魔
2009/06/24(Wed)
「天使と悪魔」
原題: ANGELES&DEMONS(2009年 米 138分)
監督: ロン・ハワード
出演: トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカラルスガルド
鑑賞日: 6月12日 (新宿アカデミー)

天使

教皇が病死し、次の教皇を選出するコンクラーベが行われようとしているヴァチカンに、400年前に弾圧された秘密結社「イルミナティ」が復讐を開始する。彼らは4人の教皇候補を誘拐。科学の四大元素“土”“空気”“火”“水”を表わす焼き印を胸に押しつけ、一時間ごとに惨殺すると予告する。さらに街を吹き飛ばすほどの破壊力を持つ反物質を、ローマのどこかに隠したのだった…。この恐ろしい計画を阻止するため、ヴァチカンは宗教象徴学者のラングドン教授(トム・ハンクス)に助けを求める。(goo映画より)

前作の「ダヴィンチ・コード」は映画を見てから小説を読んだのだけれど、今回は先に原作を読んでからの映画鑑賞だった。 先に原作を読んでしまうと物語の細部まで承知済みという他に、自分の中で主要登場人物のイメージが出来あがってしまうので、映画化されると決まったものは読まないのだけれど、原作の「ダヴィンチ・コード」が面白かったので「天使と悪魔」を読みたいという欲求に勝てなかったのだった。 ただ、原作を読んでいる時も頭の中のラングドン教授はトム・ハンクスだったし、 幸いな事にヴィットリア役のアイェレット・ゾラーがイメージそのものだったので、全体的に大きな違和感はなくすんだ。 当初はナオミ・ワッツがヴィットリアの有力候補だったとか・・・。 ワッツは好きだけれど、ちょっと違う。

ANGEL.jpg


というわけで、後は文庫本で3冊約950ページの原作をどう凝縮して映画化するのか、バチカンがどの程度撮影に協力してくれるのかというのが個人的な興味点だった。
原作では宗教と科学の対立というテーマが根底にあり、それぞれに主張があるのだけれど、映画では科学側となったセルン研究所に纏わる話がほとんど削られており、次期教皇選出のためのコンクラーヴェを軸に宗教側が大きくフィーチャーされている。 
故に原作の最後に明らかにされる運命の皮肉も描かれない。 ヴィットリアの父の存在もなく、主要人物を削ったり、原作には登場しない人物を登場させ重要な役を担わせるなど映画用に思い切って手を加えている。
その結果、緊迫感の途切れないテンポの良いエンターテイメント性の高いサスペンスアクション映画として成功していると思う。
もし自分が原作を読んでいなかったら、誰が黒幕だと推理しただろう?
本を読んだ時には最後まで分からなかったけれど、映画の場合、キャスティングやカメラワークである程度見当がついてしまうので案外早くに見抜けたかもしれない。
いかにも胡散臭そうに描かれている人物はたいていはカモフラージュだし・・・。
犯人探しと共に見応えがあったのが、捕らわれた教皇候補たちを探し求めて走り回るラングドンが導いてくれるローマ市内の名所の数々。 オリヴェッティ警部役のピエルフランチェスコ・ファヴィーノがまさしくイタリアンな風貌なのもいい。
さらにコンクラーヴェの儀式については、カトリックでもなく知識もない自分のイマジネーションでは及ばない、神聖で厳粛な面を垣間見せてもらいいろいろと映画化&映像化の恩恵をこうむった感じ。 ただ、カメルレンゴのパラシュート帰還はいただけないが・・・。 
ラストシーン、尊い命の犠牲を経てようやく上がった白い煙、サン・ピエトロ大聖堂の広場で歓喜する人々を見下ろすバルコニーに新しく選出された新教皇が姿を現すシーンは圧巻で非常に感動的だった。 

コンクラーベ(Conclave)という言葉はラテン語で「鍵がかかった」という意味なのですね。 そういえばカメルレンゴが掛けたシスティーナ礼拝堂の扉の鍵はとても立派で厳重なものだった。

トム・ハンクス、アイェレット・ゾラーのコンビはとても良かったと思うけれど、彼ら以上にインパクトが強かったのが暗殺者のミスター・グレイ。 彼のバックグラウンドがもう少し欲しかったような気もするけれど、原作よりは凶悪度が低め。 グレイ役を演じているのはデンマーク出身のニコライ・リー・コスという実力派。 現在30代半ばながら、デンマークのアカデミー賞にあたるロバート賞で主演男優賞1回、助演男優賞を3回、デンマーク映画批評家協会賞で助演男優賞を3回獲得という素晴らしい経歴の持ち主のようです。

不遜でいかにも腹に一物ありそうなスイス衛兵隊隊長リヒターは映画オリジナルのキャスト。 演じているのがステラン・スカラルスガルドだというのは最後の方でようやく分かった次第・・・。

本を読んでいた時にいったい誰が演じたら納得できるのだろうと思ったカメルレンゴ。 なんとなく頭に浮かんだのはキリアン・マーフィー、ライアン・フィリップだった。 ユアンと知った時には「え?」と思ったのだけれど、原作を読んで3年経って記憶が薄れたせいか?わりとすんなり見られました。
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ウインブルドン2009 開幕♪
2009/06/23(Tue)
今年もウィンブルドンが始まりました! 大会期間は6月22日から7月5日までの2週間

すでに大会1日目の試合は終わり、フェデラーもセンターコートでの初戦を勝利で終えています。 女子では杉山愛ちゃんが無事初戦を突破。 
2日目の現在、伊達選手が第9シードのキャロリーン・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦中です。
両膝の怪我の回復が間に合わずナダルが出場しないこの大会だけれども、誰が出場しようがしまいが、私の願いはフェデラーが万全のテニスをしてウィンブルドンチャンピョンに返り咲く事。
最大のライバルがいない芝コートとはいえ、落とし穴はどこにあるかわからないし、思わぬ伏兵に出くわすかもしれない。 ともかく一戦一戦ロジャーのテニスをして頂点にたって欲しい!!

こちらがtennis365、そしてこちらがNHKのウインブルドン特集サイトです。
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Kバレエ 10周年記念全国ツアー 「ロミオとジュリエット」
2009/06/22(Mon)
Kバレエが今年の秋に予定している10周年記念全国ツアーでお披露目される、新作「ロミオとジュリエット」のキャストが発表されました。 こちら
キャスト発表を心待ちにしていたのは、ま、10周年記念だしロミジュリだし、都さんが出演するんじゃないかと淡い期待を抱いていたからなんですが・・・。 ロイヤルからマルケスが客演するのですねぇ。 こうなるといやでも来年のロイヤルの「ロミオとジュリエット」への都さんの出演に期待がふくらむなぁぁ。
Kバレエの主なキャストは以下の通りで、10月15日のオーチャードホールを皮切りに11月11日の札幌公演まで、8箇所16公演が予定されています。 
都さんの出演がないのは残念ですが、去年からロミジュリづいている自分としてはけっこう気になる新作です。

ジュリエット
 ロベルタ・マルケス(英国ロイヤルバレエ)、SHOKO、荒井祐子、奥村和恵、東野泰子
ロミオ
 熊川哲也、清水健太、遅沢佑介
マキューシオ
 橋本直樹、浅田良和、伊坂文月、西野隼人
ティボルト
 清水健太、遅沢佑介、ニコライ・ヴィユウジャーニン
ベンヴォーリオ
 ビャンバ・バットボルト、浅田良和、伊坂文月、荒井英之
ロザライン
 松岡梨絵、浅川紫織、松根花子
パリス
 宮尾俊太郎、ニコライ・ヴィユウジャーニン


さらに東京&近郊公演のみ、ジュリエット、ロミオ、マキューシオ、ティボルトの順に書き出してみました。

オーチャードホール
10月15日(木)18:30 
 ロベルタ・マルケス、熊川哲也、橋本直樹、遅沢佑介
10月16日(金)18:30 
 ロベルタ・マルケス、熊川哲也、橋本直樹、遅沢佑介
10月17日(土)14:00 
 荒井祐子、清水健太、浅田良和、N.ヴィユウジャーニン
10月18日(日)14:00 
 ロベルタ・マルケス、熊川哲也、橋本直樹、遅沢佑介


神奈川県民ホール
10月20日(火)18:30 
 ロベルタ・マルケス、熊川哲也、橋本直樹、清水健太


東京文化会館
11月03日(火)15:00 
 奥村和恵、熊川哲也、橋本直樹、清水健太
11月04日(水)18:30 
 東野泰子、熊川哲也、伊坂文月、遅沢佑介
11月06日(金)18:30 
 奥村和恵、熊川哲也、橋本直樹、清水健太
11月07日(土)14:00 
 SHOKO、遅沢佑介、西野隼人、N.ヴィユウジャーニン
11月07日(土)18:30 
 奥村和恵、熊川哲也、橋本直樹、清水健太
11月08日(日)14:00 
 SHOKO、遅沢佑介、西野隼人、N.ヴィユウジャーニン

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DVD新作リリース情報
2009/06/21(Sun)
DVDでーた7月号が出たので、新しいリリース情報など。(先月と重複しているものあり)

6月24日「マンマ・ミーア!」 メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド
      「アパルーサの決闘」 ヴィゴ・モーテンセン、ジェレミー・アイアンズ
  26日「戦場のレクイエム」 チャン・ハンユー、ドン・チャオ
      「アラトリステ」 ヴィゴ・モーテンセン、エドゥアルド・ノリエガ
      「デンジャラスな妻たち」 ダイアン・キートン、ケイティ・ホームズ   
7月03日「崖の上のポニョ」 声:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ
      「ミラーズ」 キーファー・サザーランド、エイミー・スマート
      「その土曜日、7時58分」 フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク
      「ザ・クリーナー 消された殺人」 サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス
   08日「白い肌の異常な夜」 クリント・イーストウッド、エリザベス・ハートマン
   15日「旭山動物園 ペンギンが空を飛ぶ」
      「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
   17日「チェンジリング」 アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコビッチ 
      「アラトリステ」 ヴィゴ・モーテンセン  
   24日「ワルキューレ」 トム・クルーズ、ケネス・ブラナー
      「コレラの時代の愛」 ハビエル・バルデム
8月05日「ラースと、その彼女」 ライアン・ゴズリング
      「レッドクリフPartII -未来への最終決戦-」 トニー・レオン、金城武  
   12日「オーストラリア」 ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン
   19日「ダウト あるカトリック学校で」 メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン
   21日「フロストxニクソン」 フランク・ランジェラ、マイケル・シーン、ケビン・ベーコン
9月04日「リリィ、はちみつ色の秘密」 ダコタ・ファニング
   11日「ウォッチメン」 ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン
      「バーン・アフター・リーディング」 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット
 
「アパルーサの決闘」 エド・ハリスが監督主演した日本未公開映画。 悪党牧場主のブラックに保安官を殺され、無法地帯と化していた鉱山の町アパルーサ。 町の保安を依頼された名うてのガンマンコンビと悪党たちの闘いを描き正統派西部劇の魅力を再認識させた男の友情物語だそうです。 出演者が豪華! ガンマンコンビにエド・ハリスとヴィゴ・モーテンセン、ブラックに、なんとアイアンズ(悪役きらいよ~~)。 レニー・ゼルウィガーまで出ている2008年に全米で公開された映画。

「アラトリステ」 無敵艦隊を英国に撃破され、かつての国力を失いつつあるスペインが舞台。 国王フェリペ4世の傭兵であるアラトリステは宮廷からの暗殺依頼を引き金に陰謀に巻き込まれていく。 スペイン映画史上最高の制作費約40億円をかけた歴史劇。 語学堪能なヴィゴ・モーテンセンがすべてスペイン語で演じているそうです。 彼は剣術指導を受け、スタントなしで決闘や戦場シーンに挑戦しているとの事。

「白い肌の異常な夜」 1971年のアメリカ映画。 イーストウッドは41歳。 南北戦争中に重症を負い、女性だけが暮らす寄宿舎に運ばれた兵士マクバーニーは回復するにつれて女たちを次々に口説き落とすが、嫉妬に狂った女性たちにより想像を絶する恐怖を体験する・・・。 ってどんな映画なんだ・・・。
   
「フロストxニクソン」 監督はロン・ハワード。 ウォーターゲイト事件で辞職した時の大統領リチャード・ニクソン。 疑惑の渦中にいた彼に罪を認めさせた伝説のインタビュー番組が題材の舞台劇を映画化した作品。
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ヤパーロワ&ヤフニューク 6月13日ロミオとジュリエット カーテンコール♪
2009/06/20(Sat)
6月13日のサビーナちゃんとヤフニューク主演の「ロミオとジュリエット」のカーテンコールの映像がYouTubeに上がっています。 こちら
カーテンコールだけってのがかな~り消化不良を起こすのだけれど、絶対ばりばりロミオだろうな(だってジュリエットが愛妻だものね)と思っていたヤフニュークの姿が見られるだけでも貴重だし嬉しいです♪
あとは新しいプロダクションの衣装の煌びやかさとユニークさもおわかりかと(笑)
キャピュレット家の女性たち、カーニバルの面々、ジュリエットの4人の友達、コロンビーナとアレキナーダ、神父とヴェローナ公(多分)、キャピュレット夫人&ガンダムキャピュレット氏、その後はちょっとよくわからず、水色のマラトまがいの長身がパリス役のリシャト・ユリバリソフ、マキューシオのヴァチェスラフ・チュチューキン、ティボルトのアンドレイ・カシャネンコ(この役の彼、めちゃ、かっこいーです。)
そしてヤフニュークとサビーナちゃん♪ 前髪をおろして金髪に髪を染めているヤフニュークもノーブル王子系とは違ったイメージで素敵ですね~。
う~~ん、見たい! 見たいぞ~~! この二人のロミジュリ!! 
光藍社さん、やっぱり冬の来日公演、もう1演目増やしてくださいよ~~~~。
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樫本大進くん ベルリン・フィル、コンサートマスターへの道
2009/06/19(Fri)
昼間、母親から携帯に電話がかかってきたので何事かと思ったら、「大進君がベルリン・フィルのコンサートマスターになったんだって!!  日本でコンサートないかしら??」だと・・・。
この話は知らなかったので半信半疑ながらネットをしらべたらところ・・・。

ドイツ在住のバイオリニスト、樫本大進さん(30)が、世界トップクラスのオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター(第1バイオリンの首席奏者)に内定したことが18日、明らかになった。 近く契約を結び、正式に発表される見通し。
樫本さんは9月から一定期間の試用を経た後、楽団員の3分の2以上の賛同を得られれば、正式に就任する。 (YOMIURI ONLINEより)


ひゃ~、そーなんですか・・・(まだコンサートマスターになったわけじゃないだろ・・・。)
うちのミーハー母親はベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどという名前に弱いタイプですが、私は大進君がオケの中に入るというのが正直びっくりでした。  大進君の演奏は彼が二十歳の頃から聴いていて(だからなんとなく大進君、で、きっかけは母親)、とってもその演奏スタイルが好きなのですが、ソリストとして歩んでいくものだとばかり思っていたので・・・。
最も深くオケに関与するコンサート・マスター、自分の演奏どころじゃないたいへんなチャレンジだろうけど、一年間やり抜いて欲しいです。 数ある交響曲などをこなす事でヴァイオリニストとしての世界もぐっと広がりますね。 
でもなぁ、晴れてコンマスになって凱旋公演なんてものがあったとしても、チケット高くてそうそう簡単には聴きにいけないだろうな・・。

13日には内田光子さんに英称号「ディム」が授与される事が発表されましたし、バン・クライバーン国際ピアノコンクールでの辻井伸行さんの優勝など日本クラシック界は素晴らしい出来事続きですね。

モーツァルト好きのうちの父が長年の内田さんのファンなので、実家には内田さんのCDがたくさんあるのだけれど、私はあまり聴いたことがないなぁ・・・。
そして辻井さんは帰国後初の凱旋公演が13日に岩手県北上市のさくらホールであり、コンクールの決勝で弾いたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏して会場を沸かせたそうです。 何かのニュースで見たのですが、半分くらい残っていたチケットがコンクールの優勝が発表された翌日の午前中にあっといまに完売してしまったそうです。 クラシックのコンサートでチケット完売になるのは希との事でした。 たまたまチケットを持っていた人が「こんなプラチナチケットになるなんて思ってもいませんでした」と嬉しそうな顔でインタビューに答えていたのも印象的でした。
きっとまた母親が聴きに行きたいと言って来るに違いない。
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ローヌのワイン 「ル・プティ・ヴァン・ダブリル」
2009/06/18(Thu)
フランス、ローヌの「ル・プティ・ヴァン・ダブリル」というワインを飲みました。
テーブルワインとしてはちょっと高い気もしますが、エノテカで1、800円で購入。

20090618ワイン


ほのぼのしたこのエチケットに惹かれて買ってしまったのですが、フランスワインでこういうデザインってけっこう珍しい気がします。 ワインの愛飲家とワインを生み出した葡萄の木が美味しいワインに乾杯ってのがいいですね♪

ワインをグラスに注いだだけでふわ~っと甘い匂いが広がったので、しばらくグラスの淵で立ち上る芳香を満喫してみました。
味の方はさらに甘くてフルーティー。 ミディアムボディよりやや軽めかもしれませんが、適度なタンニンが効いているので落ち着いた感じがあります。
赤ワインですが、熱い夏には10度くらいまで冷やして飲んでも美味しく飲めるような気がします。
おつまみには夕飯のトマト、ピーマン、鶏肉のワイン煮の残りとくるみパンを合わせました。

エノテカの商品解説によれば、このル・プティ・ヴァン・ダブリルの所有者は、ワインスペクテイター誌で2005年の1位を取ったり2006年にはパーカーポイント98点を獲得した「クロ・デ・パプ」という素晴らしいワインの造り手で、クロ・デ・パプを作る若い樹から取れたブドウが使用されているとの事です。

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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
2009/06/17(Wed)
「ヘルボーイ/ゴールデンアーミー」
原題:HELLBOY II THE GOLDEN ARMY (2008年 米・独 120分)
監督:ギレルモ・デル・トロ 
出演:ロン・パールマン、ダグ・ジョーンズ、セルマ・ブレア、ルーク・ゴス 
鑑賞日:6月6日 (DVD)

ヘル

極秘機関・BPRDのエージェントのヘルボーイ(ロン・パールマン)は、恋人のリズ(セルマ・ブレア)や水棲人のエイブ(ダグ・ジョーンズ)と共に怪事件の捜査にあたっていた。ある夜NYのオークション会場が凶暴な怪物に襲われる事件が発生。ヘルボーイたちはなんとかこれを退治するが、人前に姿をさらしてしまう。その頃闇の世界ではヌアダ王子(ルーク・ゴス)が人間を抹殺すべくゴールンデン・アーミーの復活を目論んでいた。しかし復活に必要なパーツを王女のヌアラ(アンナ・ウォルトン)が持ち出しており……。(goo映画より)


前作ですっかりスマートで優しいエイブのファンになってしまい、楽しみにしていた続編。 レンタルショップでずっと貸し出し中でようやく借りられた!

ヘル2


オープニングにいきなり人形劇が始まったのは面食らったけれど、その人形劇で大昔に起こった人間とエルフの対立、ゴールデンアーミー誕生のいきさつなどが語られている。 
その後のデル・トロ監督の実写にこだわった究極の映像世界との対比も印象的。

ヘル1


エイブにヘルボーイに、ともかくキャラクターが魅力的で、グロいクリーチャーが次から次へと出てくるのでストーリーそっちの気でそれだけ見ていても楽しい感じ(笑)
新キャラクターで、BPRDのメンバーの監視役として送られてきたヨハン・クラウスという官僚ロボットがユニークだった。 一見、普通の被り物キャラのようだけど、肉体のないエクトプラズムで煙のようなものでできてるのねぇぇ。 常に冷静でマニュアル通りの判断を下すヨハン・クラウスと感情的激情型のヘルボーイの対立の構図が面白く、それでも最後に血の通ったところも見せるのが心憎い。

ストーリー的には、欲深い人間を抹殺するためにゴールデン・アーミーの復活に執念を燃やすヌアダ王子とその手下たちとそれを阻止しようとするヘルボーイたち人間サイドの闘いという単純なものだけれど、ともかく新出のクリーチャーの奇抜性とCG技術が素晴らしく、そこにアクションバトルや自分自身と向き合うヘルボーイの葛藤、リズの不安や苛立ち、ヘルボーイとリズ、エイブとヌアラ王女の恋愛模様をさり気なく織り込んでいるので飽きさせない。

話の本筋からちょっと離れたところで、悩めるヘルボーイとエイブがビールを飲みながら、男同士、誰に遠慮するでもなく本音を晒すシーンにバリー・マニローの「涙色の微笑/Can't Smile Without You」がBGMとして使われているのが面白い。  昔懐かしいバリー・マニローのとろ~んとしたメロディーと歌声がみょーにこの悩める酔っ払い男達のセンチな一面にマッチしている。

エイブ役のダグ・ジョーンズは侍従と死の天使も演じているのだそうですが、パンズ・ラビリンスでも
パンとベイルマンの2役を演じているし、ギレルモ・デル・トロ監督作品を象徴するようなクリ―チャー役は彼なくてはという感じです。 もともと役者としてのキャリアのスタートは学生時代のパントマイムという彼なので、台詞のない身体での表現に秀でているという事なのだろうか。
ファンタスティック・フォーのシルバーサーファーも彼だったんですよね!

王女のヌアラを演じているのはアンナ・ウォルトンという女優さんなのだけれど、アリー・マクビールのキャリスタ・フロックハートに雰囲気が似ていると思っちゃったら、ずっとそれが頭から離れず・・・。 

幻想怪奇ファンタジーのお好きな方には超おすすめです♪
デル・トロ監督の「パンズ・ラビリンス」も是非見ていただきたい映画。 悲しいダークファンタジーではあるけれど、決して後味の悪くないエンディングが秀逸です。
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ライモンダ この一枚!
2009/06/16(Tue)
今年の1月にマールイの12公演すべてをオーケストラの演奏で聴いて以来、やっぱりクラシック音楽はいいなぁ、心が落ち着くなぁと、手持ちのCDや新しく購入したCDを時間を見つけては聞いています。 聞き流しているという事の方が圧倒的に多いですが・・・。
そのほとんどがオーケストラですが、交響曲や協奏曲なら1時間以内で一つの曲をすべて聞く事ができるけれど、バレエの音楽となるとそうはいかない。 2枚組みのCDをいっぺんに聞く時間を見つけるってなかなか難しいですね。

マールイの「ライモンダ」を2日連続で見た後、どうしてもCDが欲しくなり、タワーレコードやHMVなどで探したのですが、全曲でこれ!と感じる1枚がなく、半分あきらめた時にネットで見つけたのがこの1枚。

ライモンダ


ヴィクトル・フェドートフ指揮、 マリインスキー劇場交響楽団の全曲2枚組のCDです。
いつ録音されたものかは分からないのですが、音はとてもいいです。 弦の音が本当に美しく、メリハリがあって華やかな感じです。 目を瞑って聴いていると自分の好きなライモンダの舞台が自然に浮かんでくる感じ。
このCDはライモンダCDというクラシックCD専用の個人運営のネットショップで購入しました。 すでに何度か利用しましたがとても迅速で親切な対応をしてくれます。
 
で、ライモンダのCDを狂ったように捜し求めていた時にはすっかり忘れていたのですが、実は1枚持っていたのでした(笑)
ライモンダ1


それがナクソスのアレクサンドル・アニシモフ指揮、モスクワ交響楽団の全曲2枚組。 こちらは1995年の録音。 柔らかく包み込むようなタッチで速度は少しゆっくりめ。
好みはあると思いますが私はどちらも気に入っています。 でも特にバレエの気分に浸りたいときはやっぱりフェドートフさん!

同じくナクソスでは抜粋版として ネーメ・ヤルヴィ指揮、スコティッシュ・ナショナル管を扱っています。 こちらは聴いたことはありませんが、ネーメ・ヤルヴィさんの演奏は一度聴きに行った事があります。 正確には当時好きだったピアニストの近藤嘉宏さんがブラームスのピアノコンチェルト2番を弾くというので行ったのでしたが、お茶目なおじいちゃんだったな(笑) 最近は同じく指揮者の息子さんの来日の方が多いようですが。   
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東京バレエ団「ジゼル」 6月13日の感想
2009/06/15(Mon)
<1幕>
フォーゲル、ずいぶん男らしくなったなぁぁぁ。 ポリーナちゃんとののほほんジークフリートのイメージだったので、男前の上がりっぷりにちょっと嬉しいびっくりでした(笑)。

木村さん、フォーゲルの後にでてきてもプロポーションの良さは見劣りしないし、小尻&脚のラインは本当に美しいです。 ただ今回、髭面のせいか?いつもより森番らしい汗臭さがありました(笑)。 今までは涼しげな感じが勝っていたので村の中でも特別な娘ジゼルに恋する姿も「もっともだよね・・・」ってすんなり納得だったのですが、今回は「ちょっと高嶺の花に手を出している無理っぽさといじらしさ」みたいのを感じてしまった。 ジゼルの家の前で、一人ジゼルに思いを馳せる様子など、見ているこちらが恥ずかしくなるほど一途なんだもん・・・。

美佳さんジゼル登場。 髪は後ろ半分をロール風に下ろしていて、ちょっと姫っぽいけど美佳さんの可憐でおしとやかな雰囲気によく合っている。 白いブラウスにブルーのスカートの清潔感そのままみたいな感じなのもいいですね。
美佳さんのアルブレヒトに対する恋心の表現は恥じらいや戸惑いも含めてとても自然で、好感度大。
肝心の踊りの方も、軽やかで細かいパも安定していて良かったです。 何より踊る事が好きでたまらないジゼルの踊りに見えたもの。

フォーゲルのアルブレヒトは、自分の身分やバチルドという婚約者がいる事も忘れて、というか、疚しいところは何もないとでもいうような感じでジゼルに恋していて、ジゼルに恋する自分の幸せに酔っているようにさえ思える。 しかも舞台上の物語の進行と共にアルブレヒトのジゼルへの想いもどんどん加速していく感じで幸せな思いに自然と笑みがこぼれてしまう・・・という具合。 
フォーゲル自身の容貌も手伝って本当に真っ直ぐにジゼルに向かい合う、ロミオみたいなアルブレヒトでした。 褒めすぎなんだけど、本当にそんな様子だった。 

パ・ド・ユィット。 ここのジゼルを初めて見た頃とはずい分メンバーが変わったなぁとつくづく思う。 なので誰が誰なんだか状態だったのだけれど、東バの公演はだいたい先生付きだから(笑)、休憩時間に教えてもらいとりあえず判別がつきました。
男性では松下さんが気持ち・踊りともに余裕があって良かったです。 小柄なんだけど腕先脚先までまできれいに伸ばされているので踊りが大きく見える。 とりあえず永瀬さんと横内さんは顔を覚えた。
女性は乾さんの踊りが良かった。 佐伯さん、高村さんは落ち着いた出来で、ユイットでは初めて見る吉川さんが少し緊張気味だったように思います。
パ・ド・シスでは、上半身の動きが優雅な西村さんから目が放せず。 可愛いな~と思ったのは矢島さんと渡辺さんのどちらだったんだろー? 次回の宿題だ。 この黄色い衣装の長身6人娘を見るたびに今でも大島さんを懐かしく思い出しちゃうんですよね・・・。 

狂乱の場。
ジゼルの恋心が絶たれたのは一瞬の出来事だったのだけれど、静かに静かに壊れていく様子が痛々しかった。 ジゼルと一緒に壊れていくのがヒラリオン。 ジゼルのためを思ってした事だったのに何でこんな事になってしまったのかと、取り返しのつかない事をしてしまった自分を呪っているように見えるほどの嘆きようだった。

フォーゲル@アルブレヒトも他のアルブレヒトがよくするように村人たちに向かって「悪いのは僕じゃないよね、僕は何もしてないよね」とやっていたけれど、純愛路線ならここは違うリアクションでも良かったかなぁと。 フォーゲル@アルブレヒトに肩入れしすぎですかね?(笑)
走り去っていくアルブレヒトからは、何故なんだ、何故なんだ・・・というような悲痛な叫びが聞こえてきたようでした。

バチルダと公爵様には(若いから仕方ないんだけど)もうちょっと貴族らしい存在感と雰囲気が欲しかったかな。 特に公爵様に関してはとっつぁん(マールイのブレクバーゼ)のきょーれつな残像が・・・。 


<2幕>
田中さんのミルタは初見。 以前は地味さが気になった彼女なのだけれど、主役も経験したせいか、舞台上に一人でも居心地の悪そうな感じがなくなって堂々としてきたような気がする。 ただ、ウィリたちの上にたつ統率力や恐さ&冷ややかさがまだ少し足りないかな。
ドゥ・ウィリは西村さんと吉川さん。 どことなく井脇さんを思い出させる顔立ちの吉川さんはパ・ド・ユイットよりこちらの方が落ち着いていてゆったりとしたムーヴメントも綺麗で良かったです。 西村さんは上半身が柔らかくてアームスの動きもとても綺麗でいつもながら見入ってしまいます。
かなり前方の席でコール・ドの美しさは分かりづらいポジションだったけれど足音は前よりも静かになって良かった。 なんとなく恐さが前よりなくなったかな?という気はしたけれど・・・。
そして、そんなウィリたちに殺されてしまう木村ヒラリオンはいつ見ても気の毒。 沼に落とされる寸前の高速シェネがとても綺麗だった。

ジゼルの墓にユリを手向けに来たアルブレヒト。  自分の罪の深さに気づいて打ちひしがれたというよりは、ジゼルが命を落とし自分の前からいなくなったという現実をまだ受け止められずにいるようなアルブレヒト。
ウィリになった美佳さんは、本当に儚げな様子でフォーゲルにリフトされなくても魂が宙を漂っているような軽さを感じる。 2人の踊りは静謐で物悲しくてとても美しかったのだけれど、フォーゲルのドシンという着地音だけが残念だったかな? 
アダージョ、ジゼルがアラベスクの脚を上げていくところ、美佳さんは音楽をたっぷり使って体がぶれる事もなくゆっくりと綺麗に真上まで上げていって見事だった。
フォーゲルはジャンプも高く踊りが正確でダイナミック。 高速でのブリゼの連続も2度とも素晴らしいでき。 アルブレヒトの性格的なアプローチには(特に1幕)マラーホフに近い感じを受けたのだけれど、踊り的にはルグリを思い出させる。 ルグリの時は年相応でない若々しさと元気さに若干違和感があったのだけれど、フォーゲルの場合は本人の若さで納得させてしまうというか・・・ジゼルへの愛が嘘偽りのないものだったのだという事を訴えていたようにも見えたというか。
フォーゲルが2幕のジゼルとの踊りで、ジゼルの存在を感じていられるこのわずかな瞬間を幸せに思うというような表情で時々穏やかな笑みを見せていたのも印象的だった。 一方美佳さんのジゼルはアルブレヒトの事を今でも愛しく思っているとか許すとか許さないとかいう感情ではなく、ただ彼の事を救わなければという一念で寄り添い守っていたように感じた。 
夜が明け二人に永遠の別れが訪れる。 気配さえなくなってしまったジゼルは幻だったのかと唖然とする視線の先にジゼルが落としていったユリの花を見つけ自分が彼女に命を救われたのだと改めて理解するアルブレヒト。 ジゼルを永遠に失った悲しみに崩れ落ちる姿は痛ましかったけれど、その悲しみと苦しみから必ず立ち上がるだろうと思わせてくれたラストだった。  


とっても素晴らしい舞台でした。 
私が感じた心を閉ざしたように見えた美佳さんの2幕のジゼルは少しばかり予想と違ったのだけれど、それがフォーゲルの直球で純真なアルブレヒトとはとても合っていて、心に染み入るような静かなドラマを作ってくれたように思うのです。   
カーテンコールは拍手が鳴り止まず、いつまでもこの素晴らしい舞台の余韻に浸っていたいという観客の思いが感じとれました。 美佳さんもフォーゲルも嬉しそうでしたが、特にフォーゲルが美佳さんのジゼルに心から満足し、それ以上に感謝しているというのがとても良く分かりました。 彼自身、自分の中の知らなかったアルブレヒトに出会えたのではないでしょうか? 


ジゼル: 吉岡美佳
アルブレヒト: フリーデマン・フォーゲル
ヒラリオン: 木村和夫

<第1幕>
バチルド姫: 坂井直子
公爵: 後藤晴雄
ウィルフリード: 野辺誠治
ジゼルの母: 橘静子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
高村順子-宮本祐宜、乾友子-長瀬直義、佐伯知香-松下裕次、吉川留衣-横内国弘
ジゼルの友人(パ・ド・シス):
西村真由美、高木綾、奈良春夏、田中結子、矢島まい、渡辺理恵


<第2幕>
ミルタ: 田中結子
ドゥ・ウィリ: 西村真由美、吉川留衣
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ロミオなアルブレヒト♪
2009/06/13(Sat)
フォーゲルゲストの東京バレエ団の「ジゼル」を見て来ました。
とても良い舞台で満足です。

フォーゲルを初めて見たのは2005年11月のシュツットガルトバレエ団の「ロミオとジュリエット」だったかなぁ? それ以前に見てたかどうかは自信がないけれど、いいダンサーになりましたね。 
ほんわか甘い雰囲気の育ちの良い若さあふれる好青年って感じなので、アルブレヒトというよりまっすぐなロミオなんだな。 ロミオなアルブレヒトって初めて見たかも(笑)。 踊りも美しかったです。

美佳さんのジゼルも素晴らしい!! 1幕の自然な可愛らしさにはアルブレヒトじゃなくても胸キュンです(笑)。 彼女の舞台をそう多く見ているわけではないけれど、今日の美佳さんはかなり調子が良かったんじゃないのかな? ニキヤがぐっと楽しみになりました。
えらく中途半端ですが、今日は時間がないのでこれにて。


本日のキャスト

ジゼル: 吉岡美佳
アルブレヒト: フリーデマン・フォーゲル
ヒラリオン: 木村和夫

<第1幕>
バチルド姫: 坂井直子
公爵: 後藤晴雄
ウィルフリード: 野辺誠治
ジゼルの母: 橘静子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
高村順子-宮本祐宜、乾友子-長瀬直義、佐伯知香-松下裕次、吉川留衣-横内国弘
ジゼルの友人(パ・ド・シス):
西村真由美、高木綾、奈良春夏、田中結子、矢島まい、渡辺理恵


<第2幕>
ミルタ: 田中結子
ドゥ・ウィリ: 西村真由美、吉川留衣

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シャッフル
2009/06/12(Fri)
「シャッフル」
原題: PREMONITION (2007年 米 97分)
監督: メナン・ヤポ
出演: サンドラ・ブロック、ジュリアン・マクマホン、ニア・ロング、ケイト・ネリガン
鑑賞日: 5月30日 (DVD)

シャッフル

夫のジムや2人の娘と幸せに暮らしていたリンダ(サンドラ・ブロック)。ある日、彼女の元にジム(ジュリアン・マクマホン)が交通事故で死んだという衝撃の知らせが届く。あまりの出来事に悲しみに沈んだリンダだが、その翌日、信じられない事態が起こる。起床してキッチンへ向かうと、ジムが何事もなく朝食を食べていたのだ。しかしさらにその翌朝になると今度はジムは死んでいて、葬式のために多くの人々が集まっていた。混乱の中リンダはなんとか状況を把握しようとするが……。 (goo映画より)

シャッフル1


サスペンスという感じではなかったので、そういう視点での謎解きを期待していたら肩透かしだったかもしれない。 夫が事故死した日を中心にそれ以前とそれ以後の日々が交互にやってくる不思議な現象に戸惑い苦しみながら、ヒロインリンダが愛する夫の命を守るために奔走するというストーリー。

2人のスィートホームとして選んだ一軒家をジムがリンダに特大サプラーイズとして見せるオープニングに二人の結婚式と、幸せ一杯の2人を目に焼きつけてから現在のショットへ繋げているせいで、可愛い2人の女の子に恵まれた今のリンダとジムの間に忍び寄っている危険な香りに気がつかせるのを遅くしていたように感じる。
中途半端ながら、結局は壊れかかっていた家族の修復を描いたものだったのかとも思わせるけれど、アメリカ映画にありがちなハッピーエンドにはならなかったのが少し意外だった。 だから良かったという気もさらさらないけど・・・。
一つだけど~にも理解に苦しんだのが、事故の知らせを聞いたリンダがジムに会いに行こうとしなかった事。 事故で亡くなりましたと告げられてそれを確かめようとしないというのは不自然でしょ。

この映画の原題は予感、兆候という意味の「PREMONITION」。 一連の出来事が普通に曜日を追って進んでいれば特に予兆や虫の知らせっぽいものもなかったので邦題の「シャッフル」という方が合ってる様な気がします。

不満に感じたのは音楽の使い方・・・。 たとえば、ジムが死んだ翌日、リンダが目覚めるとシャワーの音がして、誰がシャワーを使っているのかを恐る恐る彼女が確かめようと近づいていき、シャワーカーテンを開けるシーンとか、B級ホラーっぽいあからさまな音楽に興ざめ。

サンドラの映画は「イルマーレ」以来かな? 綺麗に上手く年齢を重ねている女優だと思うし、彼女の最大の魅力である明るさを前面に出したキャラも好きだけれど、こういうごく普通の女性をナチュラルに演じる彼女も好きだなぁ。

例によってどこかで見たなー、誰だったっけと思いながら最後まで思い出せなかったジム役のジュリアン・マクマホンはファンタスティック・フォーの悪役Dr.ドゥームで見ていたのでした。 今回は微妙な表情を作りどことなく暗い影のあるジムを好演。

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マールイ2009~2010年冬公演の詳細
2009/06/11(Thu)
マールイの2009~2010年冬公演の詳細が光藍社さんのHPで発表されました。 こちら
(うちはまだDMが来ませ~~~ん・悲)

くるみ割り人形
白鳥の湖
眠りの森の美女
バヤデルカ <ルジマトフ出演>
新春特別バレエ
来日20回記念レニングラード国立バレエ スペシャル・ガラ <ルジマトフ出演>


う~~ん、ちょっと淋しいです。
ボヤルチコフ版「くるみ割り人形」をまた見られるのはとても嬉しいですが、来日20回記念でもある今回のツアー、せめてもう一演目欲しかったです。
「ドン・キホーテ」か新作の「ロミオとジュリエット」を期待していたのですが・・・。
「バヤデルカ」にルジマトフが出演というのもかなりびっくりでした。 ルジマトフはバヤデルカの全幕を踊るのは今回が最後と言っていますが、「思い出深いレニングラード国立バレエの日本公演で、この作品の最終舞台を飾るのは、とても感慨深いことです。」というのはまさにその通りなんだろうなと思います。

くるみ割り人形
12月19日(土)12:30 東京国際フォーラムA ロマチェンコワ、プローム
12月19日(土)16:30 東京国際フォーラムA シェスタコワ、シヴァコフ
12月20日(日)12:30 東京国際フォーラムA ヤパーロワ、ヤフニューク
12月23日(水)11:00 東京国際フォーラムA ロマチェンコワ、プローム
12月25日(金)15:00 オーチャードホール  ヤパーロワ、ヤフニューク


新春特別バレエ
1月02日(土)15:00 東京国際フォーラムA  
  ロマチェンコワ、プローム/ペレン、コリパエフ/ヤパーロワ、ヤフニューク


白鳥の湖
1月03日(日)12:00 東京国際フォーラムA  コシェレワ、コリパエフ
1月03日(日)16:30 東京国際フォーラムA  シェスタコワ、プハチョフ
1月04日(月)12:00 東京国際フォーラムA  ペレン、ヤフニューク


バヤデルカ
1月06日(水)18:30 オーチャードホール   ペレン、ルジマトフ
1月08日(金)18:30 オーチャードホール   ペレン、ルジマトフ


スペシャル・ガラ
1月10日(日)17:00 オーチャードホール
  「パキータ」より 音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
  「騎兵隊の休息」 音楽:I.アルムスゲイメル 振付:M.プティパ
  「アルビノーニのアダージョ」<ルジマトフ出演> 音楽:A.アルビノーニ 振付:B.エイフマン
  「海賊」よりパ・ド・ドロワ<新作>  音楽:R.ドリゴ 振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ
  「トンボ」<新作> 音楽:R.ドリゴ 振付:A.ゴルスキー
  「チッポリーノ」より<新作> 音楽:K.ハチャトゥリアン 振付:G.マイヨーロフ
  「スパルタクス」より 音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
  「春の水」 音楽:S.ラフマニノフ 振付:A.メッセレル


眠りの森の美女
1月16日(土)17:00 オーチャードホール   ペレン、コリパエフ
1月17日(日)13:00 オーチャードホール   シェスタコワ、ヤフニューク



で、ここからはつぶやきですので~~(笑)
なんだってプーちゃんとシヴァの主演が1日しかないの??? プーちゃんはたった一人のプリンシパルですよ!!!  ペレンの白鳥をミーシャに! ペレンの眠りをプーちゃんに変えていただきたいです。
バヤデルカですが、正直またルジとペレンのバヤを見るなんて思ってもいませんでした。 なんというか、正月明け、仕事が始まったばかりのこの週の集客は難しいですよね。 今年のジゼルの会場の様子など考えると光藍社さんとしてもやはりここはルジ!だったのでしょうか? ただ、なんとなくですが、ルジマトフとペレンの関係も以前とは違うように思うので今までよりはもう少し寄り添ったソロルとニキヤが見られるかもしれませんね。 2日間ともニキヤがペレンならばせめてガムザッティはダブルキャストにして欲しいです。 妥当なところでシェスタコワとコシェレワとか・・・。
7日がまる一日あいてしまってますが、舞台装置をいちいち運び出すとも思えないけれど、もしそのままなのなら、マールイのダンサーで公演を設けてもらえないでしょうか?? 
東京以外の公演予定もおいおい明らかになっていくと思いますが、関西関係で少し前に教えていただいていたのが1月28日(木)の和歌山県立文化会館の「白鳥の湖」と1月30日(土)、31日(日)の兵庫県立芸術文化センターの「白鳥の湖」他です。(どちらも劇場のHPにはまだ記載されていません) その他ってのがひじょ~~~に気になります。 1月だからくるみという事はないだろうから眠りかバヤ??? バヤデルカ激望!!! 兵庫なら絶対に劇場は埋まるはずです!! 
多分、大宮や横浜でも例年通り公演はあると思うので、そちらの演目とキャストなども楽しみです。
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ミハイロフスキー劇場 6月キャスト変更&追加 7月キャスト
2009/06/10(Wed)
ミハイロフスキー劇場のプレイビル、6月のキャスト変更&追加、7月のキャストが発表になっています。

6月18日 眠りの森の美女
        オーロラ: 未定 → イリーナ・ペレン
        デジレ: 未定 → アルテム・プハチョフ
        リラの精: エカテリーナ・ボルチェンコ 
        指揮: ミハイル・パブージン     
6月25日 バヤデルカ
        ニキヤ: オクサーナ・シェスタコワ
        ソロル: アンドレイ・ヤフニューク → ニコライ・コリパエフ
        ガムザッティ: ヴィクトリア・クテポワ
        指揮: 未発表
6月27日 ジゼル
        ジゼル: エレーナ・コチュビラ
        アルベルト: ニコライ・コリパエフ → セミョーン・チュージン
        ミルタ: イリーナ・コシェレワ
        指揮: パヴェル・ブベルニコフ
6月28日 眠りの森の美女
        オーロラ: サビーナ・ヤパーロワ
        デジレ: ニコライ・コリパエフ → アンドレイ・ヤフニューク
        リラの精: イリーナ・コシェレワ
        指揮: ミハイル・パブージン


7月01日 ジゼル
        ジゼル: ナタリア・オシポワ (ボリショイ劇場)
        アルベルト: イワン・ワシーリエフ (ボリショイ劇場)
        ミルタ: オクサーナ・シェスタコワ
7月02日 くるみ割り人形
        マーシャ: アナスタシア・ロマチェンコワ
        王子: アントン・プローム
        くるみ割り人形: アレクセイ・クズネツォフ
7月04日 バヤデルカ
        ニキヤ: イリーナ・コシェレワ
        ソロル: アンドレイ・ヤフニューク
        ガムザッティ: ヴィクトリア・クテポワ
7月05日 ドン・キホーテ
        キトリ: サビーナ・ヤパーロワ
        バジル: アイドス・ザカン
7月08日 白鳥の湖
        オデット&オディール: エカテリーナ・ボルチェンコ
        ジークフリート: 未定
        ロットバルト: アンドレイ・カシャネンコ
7月10日 海賊
        メドーラ: イリーナ・ペレン
        コンラッド: アルテム・プハチョフ
        ギュリナーラ: アンナ・クリギナ
        アリ: アイドス・ザカン
        ビルバンド: ウラジーミル・ツァル
        ランケデム: アントン・プローム

6月25日の「バヤデルカ」のソロルがヤフニュークからコリパエフに変更になりました。 コリッパー、ついにソロルもデビューですか・・・。 そのヤフニュークのソロルデビューはニキヤをコシェレワに変えてという感じですね。
そして、ヤパーロワちゃんがキトリデビュー!!  キレの良い踊りの可愛らしいキトリでしょうね。 お相手のザカンもバジルデビューなんでしょうね。 ソロルにバジルか・・・・。
っと、この溜息がミーシャに繋がるんだわ・・・・  相変わらずアフィーシャに名前が載らない。 なんでなのでしょうね・・・。  とりあえず、未定となっている8日のジークフリートに期待をしてみます。
最後はちょっと明るく!(笑) シーズンを締めくくる海賊、バンダナプーちゃんのコンラッドとツァルのビルバンド、と~~~っても見たいです。 しびれるくらいかっこいーだろうなぁ~~♪
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エルミタージュ劇場バレエ チリツアー <続報>
2009/06/09(Tue)
6月11日のタルカの劇場でのキャスト表が劇場のHPで見られるとお知らせいただきましたのでご紹介。

第1部
 「白鳥の湖」よりアダージョ
   ヴェラ・アルブーソワ、 ミハイル・ヴェンシコフ
 「海賊」よりパ・ド・トゥ
   マリア・マカレンコ、 ドミトリー・ザヴァリシン
 「春の水」
  イリーナ・ペレン、 マラト・シェミウノフ
 「眠りの森の美女」よりパ・ド・ドゥ
  エレーナ・コチュビラ、 オレグ・Kharutkin
 「エスメラルダ」よりパ・ド・ドゥ
   ヴェラ・アルブーソワ、 ミハイル・ヴェンシコフ

 第2部
 「ショピニアーナ」より
  エレーナ・コチュビラ、 ミハイル・ヴェンシコフ
 「スパルタクス」よりアダージョ
  イリーナ・ペレン、 マラト・シェミウノフ
 「くるみ割り人形」よりパ・ド・ドゥ
  エルビラ・ハビブリナ、 オレグ・Kharutkin
 「瀕死の白鳥」
  イリーナ・ペレン
 「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
   マリア・マカレンコ、 ドミトリー・ザヴァリシン


マリア・マカレンコ、 ドミトリー・ザヴァリシン、オレグ・KharutkinはこちらのエルミタージュバレエのHPでプロフィールが見られます。
男性プリンシパルダンサーの中に、なんと、ル~ダコさんも見られます。 ルダコはチリには行ってないのね。 残念!

おととい引用したプログラムとは少しだけ違いますが、キャストもきちんと出ていることだし、多分、このプログラム&キャストが8日のヴィニャ・デル・マール以降の公演のプログラムとなるのではないでしょうか??
ヴェンシコフは3演目と大活躍ですが、もしかしたら夏の日本のクラシックハイライトでも「白鳥の湖」のグラン・アダージョを踊るかしら? 
キャラクテールだと思っていたアルブーソワのオデット、見てみたいですね~~~。 次回は是非来日メンバーに入って欲しいです。
くるみにハビちゃんの名前があるのですが、う~~~ん、演目的には説得力があるのだけれど、ハビちゃんはシヴァチームとも聞いてまして、相変わらずロシアソースは・・・という感じですが、いずれにしても精力的に活動中という事で嬉しいです♪

尚、7日に行われたサンティアゴでの2公演(17:00 & 20:00)についても劇場のサイトに載っていると教えていただきました。 こちらのプログラムは先日お知らせしたものと同じですがメンバーがちょっと違う。 ま、そんなもんですね!(笑)

劇場とダンサーの名前で検索すると、けっこう関連記事が出て来ます。 昨年2月のアメリカ南部ツアーはこんなに記事が見つからなかったので驚いた次第です。 今回のような海外の、それもロシアのバレエを見られるという多分めったにないイヴェントなので、現地での期待度や話題性が高いのでしょうね。
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祝! ロジャー・フェデラー 悲願達成!!
2009/06/08(Mon)
やった~~~!
フェデラーの全仏初制覇、ほんとーに嬉しいです

7日に行われた全仏オープン男子決勝戦は、ロジャー・フェデラーがロビン・ソデルリングを6─1、7─6、6─4のストレートで下して念願の初優勝!!

これでフェデラーは史上6人目となる生涯グランドスラムを達成し、4大大会での優勝数もピート・サンプラスと並んで14勝の最多勝利となったんですね~。

全豪 2004,6,7
全仏 2009
全英 2003,4,5,6,7
全米 2004,5,6,7,8

土曜の夜のテニススクールでは、ワールドカップ出場に王手をかけたサッカーの話題よりもやはり断然フェデラーの話でしたから・・・。 そういえば女子の試合もあまり話題にならなかったな・・・。
ナダルがベストコンディションでこの大会に臨んでいたら、望みを持つのは厳しかったけれど、ナダルが姿を消してしまった以上、絶対にこの大会を逃しちゃいけないって感じで、みんななんとかフェデラーに優勝してもらいたかったんですよね。 もう、皆揃ってフェデラーファン!! うちはWOWOWの契約をしていないのでもともと試合を見られる環境にはないけれど、たとえ見られても最近のフェデラーの試合を見るのはちょっと恐くて・・・。 毎回毎回試合翌日のニュースをドキドキしながら見てました(情けないぞ、じぶん)。 でも、ベスト8を決めたトミー・ハースとの熾烈な闘いを見ていたクラスメイトが「自分が1日テニスをするより疲れた。 あれで負けたら寝込んだかも・・・」と言ってたからなぁ。
ナダルが相手ではなかった決勝戦は観客すべてがロジャーを応援していたような感じだったそうなのでソデルリングには気の毒だったけれど、これもフェデラーのテニスとテニスに打ち込む姿を敬愛する人が多いという事なんだろうな。 私自身も気がついたらフェデラーの大ファンって感じだったし・・・。

試合後のインタビューでフェデラー自身が「信じられない。ここまで勝ち上がるのは決して簡単ではなかった。目標としてきたことは、すべて達成した。これからはもっとリラックスしてテニス人生を続けることができる」と言ってたくらいだから、ここ何年もの間、想像できないくらいのプレッシャーで全仏を闘ってきたんでしょうね。 
こちらにロングインタビューが載っています。

しかしテニスってのも過酷なスポーツですね。 20代後半でもうピークは過ぎていると見なされてしまうのだから・・・。 でもフェデラーにはまだまだ頑張って4大大会の優勝数を15,16と伸ばしていって欲しいです。 
まずは、22日から始まるウィンブルドンチャンピョン奪回!!
ウィンブルドンはしっかり見るぞ~~~!!
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グリムス 4本目が大人の樹になりました!
2009/06/07(Sun)
3月16日に発芽した4本目のグリムスが6月4日に大人の樹に成長しました♪
1本目の木が発芽したのが昨年の7月12日だったので1年弱で4本がこのブログで育ったことになります。 1,2本目と比べると、最近の樹は大人になるまで少し時間がかかるように設定されているように思うけれど、その分?楽しみを増やすためか??変化がわかるかわからないかくらいの微妙な変化が多かったため、あれよあれよという間に姿が変わってしまって・・・、とりあえず、子供の日に鯉のぼりが泳いでいる様子と成長した姿です(笑)

グリムス050509        グリムス0604


昨年9月に大人の樹になった1本目は先月モンゴルに植林された5000本(凄い数だね・・・)のヨーロッパアカマツの対象となりました。 同じく12月に大人の樹になった2本目は今月か来月に西アフリカのブルキナファソに植林予定のポプラ1000本の対象となっているそうです。 昨年4月に第1回目の植林をして以来すでに6回、11800本が多くの人の力で植えられた事になります。 苗木を植えて1年以上たった内モンゴル地区の300本のポプラはどのくらい大きくなったかな? いろいろ手が回らないとは思うのだけれど、1年に1回くらいの報告があったらいいですね!
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エルミタージュ劇場バレエ チリツアー♪
2009/06/06(Sat)
エルミタージュ劇場バレエがチリツアーを行います。
当初は5月の予定だったのが6月に変更になったらしいです。 (1ヶ月ほど前にチリのメディアの古い記事を見つけたのですがそこにも5月と記されていました。)

もう一つ、わりと最近の記事がこちらこちらで、以下はそれらの記事からのピックアップです。
紹介記事によれば"Gala Concert Stars of Bolshoi Ballet and Mariinsky Theathers"というタイトルになっていて、マリインスキーとボリショイから12人のダンサーが参加しますとなっていますが・・・。
比較的新しく一番詳しそうな記事に載っているこちらのメンバーが実際の参加メンバーなのではないかと思います。

出演者
 タチアナ・トカチェンコ、ドミトリー・ZAVALISHIN 、マリア・マカレンコ、エレーナ・コチュビラ、
 ヴェラ・アルブーソワ、ミハイル・ヴェンシコフ、オレグ・KHARYUTKIN、リリヤ・キセレワ、
 イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ


会場として紹介されているのはチリの首都サンティアゴの近郊の町ヴィニャ・デル・マール、250キロほど南下したタルカ、そこから400キロほど南下したテムコ、さらに300キロほど南下したプエルト・モントですが、チリで名高いワイナリーのマイポヴァレーやコルチャグアヴァレーのすぐ側でそれだけでも羨ましいわぁぁ~(笑)

6月08日 ヴィニャ・デル・マール 20:30
  10日 タルカ 20:30
  11日 タルカ 20:00
  12日 プエルト・モント 20:00
  13日 テムコ 20:00


7日にもサンティアゴで公演があるようなのですが、この公演もペレンたちなのかはいまいちわかりにくい。

プログラムはこんな感じ。

 第1部
 「白鳥の湖」よりアダージョ
 「海賊」よりパ・ド・トロワ
 「眠りの森の美女」よりパ・ド・ドゥ
 「ディアナとアクティオン」
 「パキータ」より

 第2部
 「ジセル」よりアダージョ
 「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ
 「スパルタクス」よりアダージョ
 「くるみ割り人形」よりパ・ド・ドゥ
 「瀕死の白鳥」
 「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ


誰が何を踊るのかさっぱり見当もつきませんが、アルブーソワの名前もあったからスパルタクスが必ずしもペレンとマラトとは限らないし。 ジゼルはコチュビラちゃんかな~~~? くらいですかね(笑)

最初に見つけた記事では、アグリッピーナ・ワガノワやワガノワアカデミーについても、ポーランド人Rafal Skalsk氏のドキュメンタリーフィルムを引用して解説されていて、ワガノワに入学できるのは足の長さが身長の52%を占めるというパーフェクトな身体を持つ子供だけ。 毎年4000人以上の受験生の中から入学を許されるのはたったの60人で、その内無事に卒業してダンサーになれるのは25人しかいないとされています。
実はこの記事を見つけた時には、ほんとかな~? 実現するのかなぁ~?などと失礼な事を思っていたのですが、詳しい方から本当の話!と伺ったので今日の日記記事にした次第です。
ツアーに出掛けている期間は6月5日から15日との事(1日遅れが約2名)です。 でも、何でチリなのかしら~と思い、チリの舞台芸術事情をちょっと調べてみました。

国際交流基金の2006年11月の記事ですが、創立150周年間近のサンティアゴ市立歌劇場芸術監督アンドレス・ロドリゲス氏のインタビューがありました。 こちら。 この劇場は客席数1500のとても素晴らしい劇場で年間を通してオペラ、バレエ、オーケストラの公演があるようです。 写真からもその美しさがよくわかりますよね。
チリ国内には劇場も劇団もたくさんあり、幅広い層の観客がそれぞれの劇団を支えているようですが、国立の団体はなく、専属のオーケストラ、バレエ団、合唱団を持つ団体もサンティアゴ市立歌劇場だけとの事。 そしてこの劇場のバレエ団は元シュツットガルト・バレエのマルシア・ハイデが芸術監督を務め、活発な活動を行っているようです。
そういう劇場文化のある国なら、ロシアバレエの公演にも興味を持ち、期待を寄せている人も多いでしょうからダンサーたちもやりがいがありますね! きっと。

さて・・・、新型インフルエンザはすでにロシア・チリ両国で感染が確認されているのですが、冬を迎えたチリの状況が若干心配ではあります。 でも過度に気にしていたら何もできないですからねぇぇ。 皆さんに手洗いを慣行してもらって元気に行って帰ってきて欲しいです。
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ミハイロフスキー劇場 バレエの夏♪
2009/06/05(Fri)
ミハイロフスキー劇場の6月は「バレエの夏」。 クラシックバレエの主だった演目を劇場のトップソリストやバレエ界のスターによって上演します・・・とさっきまでロシア語HPのトップページに置かれていたハイライト記事がなくなってしまったわ・・・(笑)

summer_af_rus_convert_20090605211333.jpg


記事は消えちゃったけど劇場のこのポスターがとても素敵だったのでぎってきちゃいました(笑・許してね!)
だいぶ前に6月の演目をピックアップした時に、すでにキャストもほとんど決まっていたし、魅力的なラインナップだと思いましたが、そういう趣意があったんですね! 未定だったキャストの発表やキャスト変更も出ているので再掲載。 今回指揮者も追加してみました。

6月02日 白鳥の湖
        オデット&オディール: イリーナ・コシェレワ
        ジークフリート: ニコライ・コリパエフ
        ロットバルト: マラト・シェミウノフ
        指揮: パヴェル・ブベルニコフ
6月04日 海賊
        メドーラ: イリーナ・ペレン  
        コンラッド: アンドレイ・カシャネンコ
        ギュリナーラ: サビーナ・ヤパーロワ
        アリ: アイドス・ザカン
        ビルバンド: アレクサンドル・オマール
        指揮: パヴェル・ブベルニコフ       
6月05日 スパルタクス
        スパルタクス: デニス・モロゾフ
        ヴァレリア: アナスタシア・ロマチェンコワ
        クラッスッス: マラト・シェミウノフ
        サビーナ: イリーナ・ペレン
        指揮; カレン・ドゥルガリアン        
6月09日 眠りの森の美女
        オーロラ: オクサーナ・シェスタコワ
        デジレ: アルテム・プハチョフ
        指揮: ミハイル・パブージン
6月12日 ロミオとジュリエット
        ジュリエット: イリーナ・ペレン → マリア・コチェトコワ
        ロミオ: ニコライ・コリパエフ
        指揮: アナトリー・ルィバルコ 
6月13日 ロミオとジュリエット
        ジュリエット:サビーナ・ヤパーロワ
        ロミオ: アンドレイ・ヤフニューク
        指揮: アナトリー・ルィバルコ
6月18日 眠りの森の美女
        オーロラ: 未定 → イリーナ・ペレン
        デジレ: 未定 → アルテム・プハチョフ
        指揮: ミハイル・パブージン     
6月19日 海賊
        メドーラ: エカテリーナ・ボルチェンコ
        コンラッド: アンドレイ・カシャネンコ
        ギュリナーラ: アンナ・クリギナ
        アリ: アントン・プローム
        指揮: アナトリー・ルィバルコ
6月24日 バヤデルカ
        ニキヤ: イリーナ・ペレン
        ソロル: アイドス・ザカン
        ガムザッティ: イリーナ・コシェレワ
        指揮: パヴェル・ブベルニコフ  
6月25日 バヤデルカ
        ニキヤ: オクサーナ・シェスタコワ
        ソロル: アンドレイ・ヤフニューク
        ガムザッティ: ヴィクトリア・クテポワ
        指揮: 未発表
6月27日 ジゼル
        ジゼル: エレーナ・コチュビラ
        アルベルト: ニコライ・コリパエフ → セミョーン・チュージン
        指揮: パヴェル・ブベルニコフ
6月28日 眠りの森の美女
        オーロラ: サビーナ・ヤパーロワ
        デジレ: ニコライ・コリパエフ → アンドレイ・ヤフニューク
        指揮: ミハイル・パブージン
6月30日 オペラ&バレエ ガラ
        指揮: ピーター・フェラネツ 

12日の「ロミオとジュリエット」のジュリエット役に、サンフランシスコバレエ団プリンシパルのマリア・コチェトコワがキャストされています。 日本のバレエフェスにも出演予定のコチェトコワについては劇場のHPでも紹介されていますが、モスクワ生まれの彼女はボリショイバレエ学校で8年学んだ後、ロイヤルバレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエを経て今に至るようです。 多くのクラシックバレエ作品の主役をレパートリーにしていますが、ジュリエットを踊るのは今回が初めてとの事です。 2005年のソウル、ローマ、リエティの3つの国際バレエコンクールでゴールドメダルという受賞暦を誇るダンサーです。
27日の「ジゼル」のアルベルトにはダンチェンコのダンサーでミハイロフスキー劇場のゲストプリンシパルでもあるチュージンが久しぶりに登場予定。 
7月1日のオシポワ&ワシーリエフの「ジゼル」までが「バレエの夏」としてフィーチャーされているようですね! (そう消えてしまった記事に書いてあった・・・)
30日のオペラ&バレエ ガラの詳細はまだ発表されていませんが、指揮者は先日音楽監督兼主席指揮者就任の正式発表があったピーター・フェラネツ氏。 12月のオペラ来日公演でも指揮者として予定されています。 
(6月6日追記: 30日のオペラ&バレエ ガラがアフィーシャから消えてしまいました。 どーしたのかな?)
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小林紀子バレエシアター トリプルビル
2009/06/04(Thu)
小林紀子バレエシアターが8月19日&20日に開催するトリプルビルの公演のチケットを購入しようと会社帰りにチケットぴあに寄ったところ、ぴあでの扱いは15日からと言われてしまいました。
ダンマガにもDANZAもチケット好評発売中と出てるのに~~。 明日バレエ団に直接電話してみようかな? あ、イープラスはすでに扱っています。 一般発売が一斉ではない事があるんですね・・・。 

公演概要は以下の通り。

小林紀子バレエシアター(第94回公演)
  ケネス・マクミラン生誕80周年記念公演
  平成21年度文化庁芸術創造活動特別推進事業

ケネス・マクミラン振付「The invitation」
フレデリック・アシュトン振付「レ・ランデブー」
ケネス・マクミラン振付「エリート・シンコペーションズ」

日時: 8月19日(水) 19:00 / 8月20日(木) 19:00
会場: ゆうぽうとホール
料金: S=10,000円 A=8,000円 B=6,000円

出演者
  島添亮子、ロバート・テューズリー、後藤和雄、大森結城、大和雅美、高橋怜子、小野絢子、
  中尾充宏、冨川祐樹、中村誠、八幡顕光


バレエ団のオフィシャルサイトはこちらです。

DANZAの最新号によれば、テューズリーは「The invitation」の父役で出演との事です。
3作とも初見なので楽しみなのですが、テューズリーの役は今までの彼には見た事のない類のキャラクターなので、ちとドキドキ。 心に渦巻く衝動、そして改悛だそうで・・・・、でもきっと素晴らしい役者ぶりに違いあるまい!
自分のお目当てはテューズリーですが、他の出演者も豪華です! 小野さんも出るんですね!! 後藤和雄さんを意識してみるのはひょっとして初めてかもです。
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BOY A
2009/06/03(Wed)
「BOY A」
原題: BOY A (2007年 英 107分)
監督: ジョン・クローリー
出演: アンドリュー・ガーフィールド、ピーター・ミュラン、ケイティ・リオンズ、ショーン・エヴァンス
鑑賞日: 5月23日 (DVD)

ボーイ

24歳のジャック(アンドリュー・ガーフィールド)は、子供の頃に犯した犯罪により少年院に入れられ、14年間の刑期を終え再び外の世界へ出ようとしている。ソーシャルワーカーのテリー(ピーター・ミュラン)から仕事とアパートが与えられ、彼は過去を隠し、名前も変え新しい生活を始める。運送業の会社に就職した彼は、同世代の青年クリス(ショーン・エヴァンス)とコンビを組むことになる。職場にはミシェル(ケイティ・リオンズ)という気になる女性もいた。ある日ジャックは、クリスに後押しされてミシェルを誘う…。( goo映画より)

久しぶりに心にずしんと響いた秀作。
過去に凶悪犯罪を犯した人物はいかに更生したとしても新たな人生を送る事は許されないのだろうかという事を深く考えさせられる作品です。

ボーイ1


この映画を素晴らしい作品にした要因の一つとしてキャスティングがあげられると思う。
10歳で外界から遮断され、多感な時代を少年院で過ごしたジャックは、24歳の青年にしては幼く、頼りなげだけれど、純粋さと繊細さを持ち合わせている。 そして新しい世界に希望を見出しながらも孤独感や不安や新たな悩みに苦しみつづける。 そういう難しい役をアンドリュー・ガーフィールドが気負うことなくとてもナチュラルに演じている。 
作品はジャックの日常と少年時代の彼の様子を交互に展開させていくのだけれど、暴力的な男の子と出会い常に行動を共にするようになり、次第に自分を見失いそうになっていく少年時代を見せられても、今のジャックに無理なく感情移入できたのもガーフィールドの力ではないだろうか?
24歳のジャックが最初から否定的に見えてしまっては結果的にこの作品が投げかけているメッセージが弱くなってしまう。

もう一人、少年院からずっとジャックの更生を支え続けているソーシャルワーカー役のピーター・ミュランの深みのある演技も素晴らしかった。 どんな時にも情に流されず厳しい目で現実を見ながらも父親のような暖かさでジャックを守ろうとするテリー。 けれども皮肉な事に、その2人の強い結びつきが悲劇を招く事になったというのがなんともやりきれない。 

テリーには仕事に打ち込みすぎたあまり、愛情を注ぎきれなかったジャックと同世代の息子がいる。 その息子がジャックの新生活に合わせ住居を変えたテリーのもとに転がり込んでくる。 職があるわけでもなく一歩も外に出ない息子に苛立ちを感じながらも、過去への罪悪感から息子と本音で向きあえず、救いを求めている彼の心に気づけない父親。 遠慮がちな会話の中には息子の期待するものがないばかりか、酔った父親が無意識に呟くのは自分ではなくジャックの名前。 息子の心にジャックへの嫉妬と憎悪が生まれる。
ジャックの少年時代も両親の愛情に恵まれていたとは思えず、兄弟から暴行を受けていたと打ち明けたジャックと共に少年院に送られた少年も家庭環境には問題が多かったと思わせる。
愛情に飢えている人間がすべて過ちを犯すわけではないけれど、家族の愛情、支えあう事の重要さというのも原作者や監督が伝えたかった事なのだろうか?

仕事もまじめにこなし、クリスという兄のような友人と、ミシェルという恋人を得、勤務中に自動車事故にあった少女を無我夢中で助け出したジャック。 けれども優しくて純朴な青年にしか見えない彼を待ち受けていた結末はあまりに非情だ。

ミシェルとクリスさえ、ジャックを拒絶しなければ、ジャックの人生はまた違ったものになったのだろうか?  ジャックが過去に犯した犯罪はおそらく国中を震撼させるほどのショッキングなニュースとして報道されたのだろうから、釈放されても尚その身に懸賞金がかかるほどのジャックを彼らに受け入れろという事の方が無理な事なのだろうか? 

ただ、この映画で描かれたジャックの子供時代を見る限り、彼は無自覚な共犯者であり、凶悪な性質ではなかったように思う。 実際に何をしたのかしなかったのかも明らかにされてはいないし。 それだけに14年という長い年月をかけて刑に服し、自分の犯した事に向き合ってきた彼には人々の許しが与えられて欲しかった。 難しい事ではあるけれど、10歳の時の殺人事件に関し、彼ともう一人の少年の罪状がきちんとしていればと思わずにもいられない。

携帯に届いたジャックからの最後のメッセージを聞くテリーとクリスの半分放心したような虚ろな表情。 ジャックの悲痛な告白にクリスは何を思ったのだろう? またテリーは自分からジャックを奪った息子とどう向き合っていくのだろうか。 いろいろな事が疑問符のまま残った作品だった。 
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「忘れえぬロシア」 見て来ました♪
2009/06/02(Tue)
遅ればせながら先週の金曜日に「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」に行ってきました。
会場にいたのは18時から19時半くらいまでだったかな? 金曜日は閉館時間が21時ということもあって、18時半過ぎからは人の入りもだいぶ多かったように思います。 といっても、それほど混み合っているというわけではないので、気に入った絵はじっくり見られたし、逆走も全く問題ありませんでした(笑)。

75点ほどの作品は
第1章 叙情的リアリズムから社会的リアリズムへ
第2章 日常の情景
第3章 リアリズムにおけるロマン主義
第4章 肖像画
第5章 外光派から印象主義へ

とカテゴライズされていて、好みだったのはリアリズムにおけるロマン主義と、光や大気それらの相互作用を再現しようとした外光派の風景画。
ワシーリー・ポレーノフ「アブラムツェヴォの池」、イワン・シーシキン「陽を浴びる松」、「ペテルホフのモルドヴィノワ伯爵夫人の森で」は特に素晴らしく、いずれも描き手が緑豊かな季節を愛し、自然が見せる美しさに魅了されているような絵でした。
ロマン主義のフョードル・ワシーリエフ「白樺林の道」、イサーク・レヴィタン「静かな修道院」、アブラム・アルヒーポフ「帰り道」も良かったなぁ。
肖像画は苦手なのですが、人物を描いたものでも、セルゲイ・ヴィノグラードフ「農夫たち(女友達)」、ニコライ・カサトキン「女鉱夫」のように生命力があって動きを感じられるものは好き。
メインビジュアルである「忘れえぬ女」はやはり人気で、すぐ側でじっと見入る人、ソファに座って少し遠くからいつまでも眺めている人とそれぞれに鑑賞を楽しんでいるようでした。
う~~~ん、今度ペテルブルグに行ったら、絶対にロシア美術館に行かねば!

絵葉書があったら買おうかな?と思ったりもしたのですが、当たり前の事ながら葉書になると筆遣いなどがわからないし、平面的な感じになってしまい実際の作品と比べてかなりインパクトが弱くなってしまいますね。

その代わりに記念としてこんなものを買いました(笑)
ロシア展

絵本作家のたちもとみちこさんの作成したクマのマトリョーシカ・ファミリー「トレちゃん・チャコちゃん・コフちゃん」の葉書大のクリアファイル♪

4月4日に始まった美術展も6月7日(日)までとなっています。
終了間近の特典として?6月1日から5日の5日間、各日先着10名にクラムスコイ作「忘れえぬ女」のB2サイズポスター(非売品)をプレゼントとの事です。


ロシア関連で・・・
別の日ですが、渋谷のロシア料理の老舗「ロゴスキー」に行ってみました♪
ピロシキ、ペリメニ、きのこのつぼ焼き、ロゴスキーピラフなどをいただきましたが、すべて美味でした! 嬉しかったのはグルジアワインが何種類かおいてあり、その中に以前教えていただいたスターリンが愛飲したというキンズマラウニがあった事! けっこう甘みが強く、こくもあったのでアルコールという事を忘れて飲みすぎてしまいそうなワインでした。
ただ、ラストオーダーが9時半で10時には閉店・・・。 東急プラザのビル管理の関係で飲食店は一斉に10時で閉まるのですが、ウィークエンドなんだからもうちょっと・・・。
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ジャパンアーツ バレエブログより 
2009/06/01(Mon)
ジャパンアーツのバレエブログにラトマンスキー「イワンと仔馬」について語るという記事が掲載されています。 こちら
「イワンと仔馬」はここ数年シチェドリンの音楽に凝っているというゲルギエフの強い希望と意志で実現したのですね~。 そしてこれはこの作品に限ったことではないでしょうが、ラトマンスキーがダンサーに強く望む事は、「振付家である自分が提供する素材を一度自分の中で消化して、自分のものにしていくダンサー」 だとの事。
ゲルギエフが1公演だけ指揮をするという事でも話題になっている「イワンと仔馬」、チケットも良い席は少なくなってきているとの事です。 私はお安い方の公演を入手済みです(笑)

ゲルギエフといえば、マリインスキー歌劇場管弦楽団を率いてバレエ公演と同時期にコンサートを行う予定ですが(こちら)、うちのミーハーな母親にせがまれて、ユンディ・リがゲスト出演する11月29日のチャイコフスキープログラムのチケットを購入しました。 もち、ミーハーな彼女のお目当てはユンディ・リですけどね! 
バレエだけでもマリインスキーとキエフが重なっていて大変なのに~~。 迷ったのですが、プログラムが魅力的ですから、自分の分のチケットも買っちゃいました。 序曲「1812年」、ピアノコンチェルト1番、交響曲4番、みんな大好きなんだもの!
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