С днем рождения Михаил !
2009/05/31(Sun)
С днем рождения Михаил !

今日はシヴァコフの29歳のお誕生日です。
おめでとう
gooの世界天気予報によれば、今日のペテルブルグはピーカン!! まだピーテルは十分明るいですね。
どうか良い誕生日を過ごせますように。

昨夜のコシェレワのジゼル、まぎわになってアルベルトがシヴァに変更にならないかとチェックにチェックを重ねていたのですが(苦笑)、予定通りコリパエフだったようですね。 ま、そう甘くはないですね。

なので、力を入れて(笑)6月8日からのドン・キツアーinベルギー&フランスの情報を探したのですが、例のサイト以外に目新しい情報もなく・・・。
ですが、エフセーエワとのバヤデルカの映像をみつけました。 まだエフセーエワがマールイにいる時のものですが、そんなに古くはなさそうです。
こちらがPDD。 そしてこちらがシヴァコフのソロ。
シヴァコフらしい踊りと表情いうか・・。 ソロルの白い衣装がとても似合っていて素敵です。

 教えていただいたところによると、ドンキツアー、シヴァにとってもエフセーエワにとっても心強い仲間が一緒にツアーを回るようですので、きっと観客に夢と幸福を与えられる素晴らしいツアーになると思います。 参加するすべてのダンサーにとっても得るものの多い素晴らしいものとなるように祈っています。
ミハイル・メッセレル氏(同じミハイルだ!!)が新しいバレエマスターに就任し、劇場もまた新たに活気を帯びていくのかな? 気持ちも新たに多くの事を学び吸収して、また新しい顔を夏の来日で見せてくれるよう願っています。

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グラン・トリノ
2009/05/30(Sat)
「グラン・トリノ」
原題: GRAN TORINO (2008年 米・豪 117分)
監督: クリント・イーストウッド
出演: クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー
鑑賞日: 5月16日 (立川シネマ2)

グラントリノ2

朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)はフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオ(ビー・バン)にウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。( goo映画より)

グラントリノ


イーストウッドはこの映画を最後に俳優稼業からは引退するというような事を言っていたようです。 イーストウッド本人が自分の映画にそんなセンチメンタルな小細工をするとは思わないけれど、こちらが半分覚悟を決めて見ているせいか、集大成ともとれるほど過去の様々なヒーロー役が浮かんで来てしまった作品でした。

冒頭、妻の葬儀で牧師の話を聞きながら、息子たちのひそひそ話や孫たちの行儀悪さ、服装のだらしなさ、果てには牧師の話にまで眉をひそめ、嫌悪感を顕わにし、死者を悼んでウォルト家の会食に集まった人々には「ハムを食べにきただけだ」と切って捨てるウォルト。 偏屈爺にしろ、こんなに分かりやすい性格の主人公をイーストウッドが演じるのも珍しいと思う。

グラントリノ1


ウォルトのもう一つの憤懣の種はフォードの街として栄えた誇り高い街が、アメリカ自動車産業の弱体化によって姿を変えていき、近隣の住民がかつての同僚たちからアジア系移民に取って代わられている事だった。 ついでに言えば、自分の息子がトヨタの車に乗っているのも気に入らない。 良き時代のアメリカを知り、気高いアメリカ人という意識を常に持つウォルトは、ごく当たり前のように有色人種に対する偏見を持っている。

そんなウォルトが、いざこざを起こしているアジア系不良グループが自分の家の芝生に立ち入った事に腹を立て、彼らを追い払うために銃を向けた事が、彼らから嫌がらせを受けていた隣家の少年タオを救う事になり、モン族であるタオ少年の一家とのかかわりが始まる。 寡黙なタオとは対照的に話好きで明るくウィットに富んだ姉のスーに、ウォルトは自分でも不思議なほど自然に心を開いていくのだった。
モン族の人たちと打ち解けていくウォルトには、愛犬のみに向けられて、牧師や息子には決して見せなかった優しい眼差しがあり、目をかけるようになったタオを見守る表情からは慈愛のようなものすら感じられた。  
また、スーとタオに素晴らしい女性と結婚できた自分は幸せだとまで語るウォルトにも彼の別な一面を見ることができる。
それでも、「どうにもならない身内より、ここの連中の方が身近に思える」と呟いたウォルトが見いだした彼らとの平穏な日常も長くは続かなかった。 心静かに暮らすモン族の人たちやタオとスーの家族を守るために、ウォルトが不良グループを徹底的に痛めつけた報復としてスーが暴行される。 その事を知ったウォルトの怒りと悲しみと罪悪感。 この出来事がウォルトの人生をある地点に向けて急速に動かしていく。

どう決着をつけるのだろうと思っていた。 馴染みの理髪店に寄ったところまでは何か別の・・・と、希望をつないでいたけれど、彼がジャケットを直しに行ったところで、それがいつ着るためのジャケットなのかというのが暗示され、その後は見るのが少し辛かった。 

ウォルトは自ら教会に出向き、ヤノビッチ神父相手に懺悔をする。 朝鮮戦争に従軍し人の命を奪い、部隊の中で自分一人生き残ってしまった事はウォルトの心の中に暗い影を落とし重くのしかかっていた。 今でこそ帰還兵の精神障害や心痛について社会の理解が進んでいるけれど、ウォルトの世代ではそれを黙って耐えて乗り越えていくしかなかったのだろう。 亡き妻がウォルトに懺悔をさせるように神父に言い残していったのは、自分亡き後、誰にも心の内を明かす事のできない彼が苦しみから解き放たれ、少しでも穏やかな日々を送れるようにと願った妻の深い愛情だったのだと思う。

事の結末は、ただただ悲しい。 こうなる事が分かってはいても、これがウォルトの正義であり贖罪であり愛だと理解できても悲しさだけが残った。

映画の締めくくり方はいかにもイーストウッドらしい。 衝撃的なウォルトの映像からごく自然にもとのトーンに戻っている。 彼の息子家族は相変わらずだけれど、ヘソダシ娘の望みだけは叶わず! 
誇らしげな顔でグラントリノを運転するタオのとなりにはウォルトの愛犬デイジーが。 思わず微笑んでしまうラストシーンだった。

エンディングに流れる「グラン・トリノ」。 息子のカイル・イーストウッドも作曲に参加し最初の数フレーズはクリント本人が歌っています。 渋いかすれ声が、客席のあちこちから聞こえてくる鼻をすする音にかき消されそうだった・・・。

明日、5月31日はクリント・イーストウッドの79歳の誕生日。
役者引退宣言など撤回して、もし彼が心惹かれる役を見つけたらいつでもスクリーンに戻って来て欲しいです。 まだまだまだまだ十分に魅力的だもの!!

この映画の音楽の事も含め、クリントの長男のカイル・イーストウッドが父親の素顔を語ったインタビュー記事がこちら
そしてクリントがロスアンジェルスでスポニチ(なんでスポニチ??)の単独インタビューに応じ、俳優引退宣言とも受け取れる発言をした記事がこちら
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FIVB女子バレーボールワールドグランプリ2009
2009/05/29(Fri)
チケットぴあから夏に行われるFIVB女子バレーボールワールドグランプリ2009先行予約のお知らせが来ました。
この大会は、「国際バレーボール連盟(FIVB)がアジアでのバレーボールの発展を目的として、世界の強豪12チームを揃え、アジア地区を中心に開催する国際大会。」で、毎年夏に開催されているのだそうですが、今年の予選ラウンドは7月31日に開幕するようです。
毎年、こんな暑い時期にバレーのこんな大きな大会あったっけ? 記憶にないなぁ。 去年はオリンピックがあったから若干時期がずれたのでしょうが。

今年の参加国は
アジア代表:    中国、日本、韓国、タイ
ヨーロッパ代表:  ポーランド、オランダ、ロシア、ドイツ
北中米代表:    ドミニカ共和国、プエルトリコ、アメリカ
南米代表:     ブラジル


この参加12チームが、予選ラウンドとして3週間に渡り、毎週末各4チームの3グループに分かれ、それぞれ1回戦総当たりで戦います。 日本チームはキエルツェ(ポーランド)、大阪(8月7日~9日)、モッポ(韓国)と転戦しながら予選リーグを戦うようです。 その予選上位5チームと日本(開催国)の計6チームで8月19日から23日まで東京体育館で決勝ラウンドが行われます。

チケットぴあからの案内はとーぜん大阪大会と東京大会だけですが、一番高いアリーナ席が大阪は7000円、東京は8000円するんですね。 これって1日通し券だから、見ようと思えば3試合見られるんだから高くはないのかな??

火の鳥NIPPONと名づけられた全日本女子チームの登録メンバーは現在この29人だそうで、新キャプテンは荒木選手。

このメンバーの中から日本の大会では誰が選ばれてくるんでしょうね~。 ご贔屓だった杉山選手は宝来選手と共にビーチバレーに転向しちゃったんですよね・・・。 ビーチでは今までに経験していない難しさがあるので大変だと思いますが頑張って欲しいです。
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デンマーク・ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」 5月24日の感想②
2009/05/28(Thu)
<2幕>
幕が上がっても音楽が流れず、舞台下手手前にしつらえた祭壇?のようなものに信者の子供たちが花(だっけ?)を捧げていたのが印象的。
乳母からジュリエットからの手紙をロミオに渡すように言いつけられた少年がピーターなんだろうか? よくもまぁ、違う人ばかり選んで手紙を渡す事! いたずらか?(笑) 
ロレンスのもとで2人だけの結婚式を挙げるロミオとジュリエット。 ロレンス神父はこの若い恋人たちの結婚に驚き、不安を覚えながらも、長年心を痛めてきた両家の諍いが収まる事を願って瞬時の判断で二人を祝福するという含みがあるのだけれど、ロレンスがロミオの親友の若者となるとその辺が・・・。 

広場では酔っ払っているティボルトとマキューシオが再び諍いを起こす。 相手が酔っ払いなので、マキューシオはちょっとからかうくらいのノリで軽やかな身のこなし。  周りの騒ぎも心底お互いを憎みあっているというよりは、なんとなく軽いんだよなぁぁ、つくづく。 隙あらば相手を血祭りにあげてやろうという冷酷さを持ったワルと不穏なムードがここにはないんだよね。 一人真顔で喧嘩を止めようとする、今やティボルトと親戚になってしまったロミオだけが浮いている。 
その気がなくなり女にちょっかいを出し始めたティボルトをさらに挑発しようとするマキューシオの体に殺意のないティボルトの剣が刺さる(というよりも、ティボルトはこの時全くマキューシオが眼中になかったのでマキューシオが自らティボルトの剣に刺さりにいったようにしか見えなかった)。 一瞬緊張が走るものの、おどけてみせ、旅芸人の一員のように舞台にあがり芝居を始めるマキューシオ。  痛みをごまかすための大袈裟な立ち振る舞いに沸き、本当に事切れて倒れこんだ彼に拍手をする群衆。 ここはとても切なく哀れでした(ただ、ちょっと長い)。 その様子を心配そうに見ていたロミオはついさっきマキューシオに触れた自分の手が血だらけな事に気づき、血相を変えてマキューシオの体を揺さぶる。
激情したロミオはベンヴォリオの制止も振り切ってティボルトに剣をつきつける。 争いながらジュリエットのいるバルコニーまで駆け上がってしまった2人。  ロミオの剣がティボルトの胸を一突きに。 バルコニーから階下に落ちるティボルト。 
騒ぎに気づいたキャピュレット夫人が現れ、ティボルトの死に気が狂いそうなほどに激高し悲憤する。 手足が抜けてバラバラに飛び散ってしまうんじゃないかと思うほどの激しい踊り。 一幕の舞踏会でティボルトとのただならぬ関係を匂わせていた妖しい魅力といい存在感といい、主役のジュリエットを食ってしまいそうなリンストロムだ。
ロミオの身を案じた芸人たちが彼に仮面を被せ広場から連れ去っていく。


<3幕>
ティボルトのお葬式。 黒い喪服に身を包んだキャピュレット家の人々がティボルトの遺体を地下墓所に安置するために祈りを捧げている。
全くノイマイヤー版は各幕の始まり方が実に巧妙かつ印象的で、幕が上がったとたんに一瞬にして観客を舞台に引き込んでしまう。

ジュリエットの寝室。 夫婦となり初めて一夜を供にした2人に待っているのは身を引き裂かれるような別れ。
このシーンも複雑なリフトが多い。 絶望と悲しみで張り裂けそうな気持ちを押さえながら、ときおり微笑みを交わす2人の姿があまりに痛々しい。 必死に引きとめようとするジュリエットに思いを残しながらも彼女を突き放し、その思いを断ち切るように背中を向け走り去るロミオ。

ジュリエットの身支度を整えに来た乳母に続いて両親がパリスを伴いやって来る。 ロミオを想い、パリスを拒み続けるジュリエット。 ジュリエットの聞き分けのない態度に腹を立てて3人が退出し、一人になったジュリエットはロレンス神父に助けを求める。
驚いた事に、数々の場面転換が速やかで鮮やかだったこの作品で、ジュリエットはロレンス神父の住まいまで舞台を数度横切りながら走り続ける。 追い立てられるような思い、何かにすがりたい、救われたい、ロミオに会いたいというようなジュリエットの心情がこの間に痛いほど伝わってきたような気がする。 

ロレンスは驚き躊躇したものの、ジュリエットに仮死状態になる薬を手渡す。
ロレンスがジュリエットに伝えたこの薬の意味は、舞台後方で旅芸人の一座が劇中劇として伝えていた。 仮死状態から目覚めたところにロミオが迎えに来て二人は再び結ばれるという未来を信じて家路につくジュリエット。

パリスとの結婚の承諾を促しに来た両親にその意を伝えたジュリエットは、もう何も恐れも迷いもしないというように一気に薬を飲み干す。
薬が効いてきて朦朧としているジュリエットの背後にティボルトが現れる。 彼の白いシャツの左胸は赤い血で染まっている。 さらに2人の間に割って入るように今度はロミオが現れ、ジュリエットとシンクロするように踊る。 ティボルトとロミオの姿が消え、麻痺して動かなくなった足を引きずるようにしてベッドに倒れこんだジュリエット。

婚礼のお祝いにジュリエットを訪ねたロザラインたちがジュリエットの異変に気づき、キャピュレット公が彼女の死を確認する。

ロレンスは自分がジュリエットに授けた計画をロミオに告げるために、旅の一座のもとへ向かうが、そこにロミオはいない。 何も知らない乳母からジュリエットの死を伝えられたロミオはすでにヴェローナへと向かってしまった。

ジュリエットはティボルトの眠る墓所に安置される。 キャピュレット家の人たちが立ち去ると、潜んでいたロミオが現れる。 ジュリエットが死んでしまった事が信じられず、彼女の体を何度も揺さぶる。 持ち上げたジュリエットの片腕はロミオが手を放すと力なくだらりと落ちる。 嘆き悲しむクロボーの表情には少年のような幼さがあり、恋人の死に対しての無力さを感じた。 ジュリエットの死を受け入れたロミオは持っていた短剣で自ら命を絶つ。
ほどなくして仮死状態から目覚めたジュリエットが、倒れているロミオを見つけて駆寄る。 ロレンスから聞いたとおりの幸福を思い浮かべるのもほんの一瞬で、揺さぶっても叩いても起きないロミオに愕然とする。 ロミオがしたのと同じように、彼の腕を持ち上げて手を放し、二度と動くことのないロミオの姿に彼の死を見て取ったジュリエットはロミオの短剣で胸をつき、ロミオに微笑みかけながら息絶えていく。
それぞれの死に際に、ロミオには純粋さ、ジュリエットには潔さのようなものを感じた結末だった。


最後は辛口です・・・。
ノイマイヤーの「ロミオとジュリエット」、非常に良く出来た作品だと思うのだけれど、心深くしみ入るほど感動を味わったというわけでもなかった。 あまりに巧妙で効果的で計算しつくされているから理屈っぽいのか余白がないのか、あるいは一回だけでは良さがわからないのか? 踊りは楽しんだけれどバレエというよりは演劇を見たような感じが強い。 歌のないミュージカル?? 
あと、ティボルトの設定に毒気が足りない。 マキューシオの死もロミオの激情も説得力に欠けるような気がするし、何より、あんたたち、ちょっと話し合えば心の通じるいい仲間になれるじゃないと思ってしまいそうな両陣営ってのも・・・。 
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デンマーク・ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」 5月24日の感想①
2009/05/27(Wed)
ラブロフスキーとグリゴローヴィチ版は見たことがないけれど、一番好きな「ロミオとジュリエット」はマクミランで次がクランコ。 マールイのヴィノグラードフ版も結局は気にいってしまった。 そんな自分がとっても楽しみにして見たノイマイヤー版は・・・、輝かしさ、性急さ、持て余すエネルギー、いたらなさ、良くも悪くも若さを前面に押し出した作品という印象でした。 

ロレンスが人生経験を重ねた熟年の神父ではなく、常にロミオの日常にもかかわりを持つ同年代の友人である事と、物語を分かりやすく説明するために配置された旅芸人の一座がこの版での独自性だったように思う。

ユルゲン・ローゼの舞台装置は舞台奥に設置した二階建ての回廊のようなものを非常に効果的に利用したシンプルでセンスの良いものだった。

<1幕>
ロレンスが登場して、ロザラインに会うためにやって来てキャプレット家の側で転寝してしまったロミオを起すというオープニングはとっても新鮮。 ロミオってそーいう奴なんだ!と分かりやすいし(笑)

ロミオのクロボーはやや体の線が細いながら均整の取れた体型ですっと伸びた脚が印象的な長身ダンサー。 ベンヴォーリオのステーゲルもほぼ同じような体型。 マキューシオのエガトが2人よりやや劣る。

ロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオの3人は何事も深くは考えず、真っ只中にある輝かしい青春期を謳歌する毎日で、腕、足、腰の動きが独特な彼らの踊りはそれを見事に表していると思う。 なんともお気楽で脳天気な男たち・・・。
軽快な踊りで一番目を引いたのはステーゲルだった。 エドガが他の2人より半テンポ遅れて見えたのはもともとの振り付けなのか? 

広場のごった返し様は目が疲れそうなくらい。 

一目でそれと分かるティボルト。 脳天気組とは違い、渋ぶって凄みをきかせているアンちゃんという感じ。 男臭さが漂ってますね~~~。

キャピュレット、モンタギュー両家の若者たちがどこからともなく現れる。 どっちにも上半身裸な奴がいるのはなぜなんだ?(笑) キャピュレットがブラウン、モンタギューがブルーの差し色で区別。
フェンシングの剣?でのチャンバラぶりは軽快で見応えありました。 ここでは特に死人は出なかったようだけれど、キャピュレット公とモンタギュー公まで剣を交える大騒ぎとなったからかヴェローナ大公が現れて両家の争いを厳しく諌める。 大公役のエリアソンが威厳があって精悍でかっこいい!

バスタオル一枚を体に巻きつけて登場したジュリエットは溌剌として屈託のないお転婆な少女。 バスタオル姿とグリンデルの落ち着いた面差しのせいか、少し大人の階段を登り始めた感じではある。 母親からはあきらかに呆れられている様子で夫人の深~~いため息が聞こえてきそう。

キャピュレット家での舞踏会。 初めて見る作品の場合、あの曲をどのような演出で使うのかというのがとても楽しみ。
夕闇のような薄暗さに照明が落ち、キャピュレット家の人々の姿が建物や柱の影から黒いシルエットとなって次々に現れる。 お洒落だわ、でも肝心のダンスがあまり記憶に残っていない・・・。
華やかな舞踏会に登場というのに、階段の下段で足を踏み外すわ、花は落とすわ、レディーとは言いがたい(笑)。
パリスのクピンスキー、物腰柔らかで端整。 しっかし、長身で足が長くしかも美脚なダンサーが次から次へと出てくるのには感心してしまう。 北欧の人って(プログラム買っていないのでダンサーの出身などは知りませんが・・・)背の高い人が多いですね。 眼福!
ここだったか3幕だったか忘れてしまったけれど、キャピュレット夫妻とジュリエットが3人手を繋いで踊るシーン、夫人のリンストロムの鋭角に高く上げられた足の動きが素晴らしかった。

ロザライン目当てで舞踏会に忍び込んだロミオは、気づけばいつの間にかジュリエットに心奪われ少し遠巻きに彼女を追う。 我慢ならなくなったかのようにジュリエットの前に進み出るロミオ。 グリンデルのジュリエットはよくわからないけれど、なぜか心が弾み、ドキドキするというような表情でロミオから目が離せないでいる。  ダンスに興じる人たちの中で急速に互いへ惹かれていく運命の恋人たち。

ティボルトにアイマスクを外され、正体がバレながらもキャピュレット公の大人の振る舞いで屋敷から無事に退散したロミオたち。 ロザラインに全く興味を示さなくなったロミオを訝しむマキューシオとベンヴォーリオと別れ、一人キャピュレット邸に潜むロミオ。

バルコニーのシーン。 ジュリエットの立つバルコニーに駆け上がって行ってしまうロミオは初めて(笑) 手をつなぎ階段を駆け降りてくる二人。 
ここはそれぞれのソロがほとんどなく常に体を寄せ合い2人で踊っている(と、記憶してますが、怪しいかも)。 アクロバティックなリフトに加え、ジュリエットを抱きかかえて走りまくるロミオの負担はかなり大きいかも。 ただ、リフトの際にほんの一瞬だけれど2人とも流れが止まる事があり、この種の振付をこなす事の難しさを感じる。 
熱い思いに身をまかせ突っ走るように過ぎてしまったこのシーンはノイマイヤー版の流れには合っていると思うけれど、個人的には美しい音楽を最大限に活かすような、もっとロマンティックな、せめてここだけでも出会いの幸福感をじっくり感じ取れるようなものであって欲しかったようにも思う。
全体を見るにはうってつけながらオペラグラスを使わなければ表情が分からなかった席だったので、自分の見方もあまり良くなかったのかもしれない。 


キャスト

キャピュレット家
キャピュレット夫人:ギッテ・リンストロム
キャピュレット公:モーエンス・ボーセン
ジュリエット:スザンネ・グリンデル
ロザライン:エイミー・ワトソン
ヘレナ:セシリー・ラーセン
エミーリア:ディアナ・クニ
ティボルト:マス・ブランストルップ
乳母:イェッテ・ブックワルド
ピーター:イェンス・ヨアキム・パレセン

モンタギュー家
モンタギュー夫人:ルイーズ・ミヨール
モンタギュー公:フレミング・リベア
ロミオ:セバスティアン・クロボー
ベンヴォーリオ:アレクサンダー・ステーゲル
バルタザール: オリヴィエ・スタロポフ

キャピュレット家の使用人
サンプソン:アルバン・レンドルフ
グレゴリー:クリスティアン・ハメケン
ポットパン:バイロン・マイルドウォーター
ルチェッタ:エレン・グリーン
グラティアーナ:ブリジット・ローレンス
カミーラ:ヒラリー・ガスウィラー
ウルスラ: ホリー・ジーン・ドジャー
ネル:マティルデ・ソーエ
スーザン:エリザベット・ダム

モンタギュー家の使用人
アブラハム:ジェイムズ・クラーク
アンジェロ:グレゴリー・ディーン
マルコ:エリアベ・ダバディア
シルヴィア:エスター・リー・ウィルキンソン
フランシス:レベッカ・ラッベ
マルガレータ:サラ・デュプイ
ポーリーナ:レナ=マリア・グルベール
リヴィア:アマリー・アドリアン
マリア:ジュリー・ヴァランタン

僧ローレンス:コンスタンティン・ベケル
エスカラス(ヴェローナ大公):エルリング・エリアソン
マキューシオ:モーテン・エガト
パリス伯爵:マルチン・クピンスキー

娼婦
イモーガン:キジー・ハワード
ヴィオレンタ:マリア・ベルンホルト

旅芸人の一座
イザベラ: ティナ・ホイルンド
ヴァレンティン:ジャン=リュシアン・マソ
ルシアーナ:アナスタシア・パスカリ
ラヴィニア:ジョルジア・ミネッラ
アントーニオ:クリストファー・リッケル
ビアンカ:キジー・ハワード
セバスティアン:セバスティアン・へインズ
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DVD新作リリース情報
2009/05/26(Tue)
DVDでーた6月号が出たので、新しいリリース情報など。(先月と重複しているものあり)

5月29日「ラフマニノフ ある愛の調べ」 エフゲニー・ツィガノフ
     「シャッフル」 サンドラ・ブロック、ジュリアン・マクマホン
6月02日「D-WARS ディー・ウォーズ」 ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックス
  03日「画家と庭師とカンパーニュ」 ダニエル・オートゥイユ、ジャン・ピエール・ダルッサン
     「きつねと私の12か月」 イヴ・ダロンドー、クリストフ・リウド
  05日「フェイクシティ ある男のルール」 キアヌ・リーブス
     「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
     「ザ・ムーン」 バズ・オルドリン、アラン・ビーン
     「バトル・イン・シアトル」 マーティン・ヘンダーソン、シャリーズ・セロン 
  10日「リカウント」 ケビン・スペイシー、トム・ウィルキンソン
  12日「チェ 39歳 別れの手紙」 ロン・パールマン
  19日「007 慰めの報酬」 ダニエル・クレイグ、オルガ・キリエンコ
  24日「マンマ・ミーア!」 メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド
  26日「ファニーゲーム」 ナオミ・ワッツ、マイケル・ピット
7月03日「崖の上のポニョ」 声:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ
  15日「旭山動物園 ペンギンが空を飛ぶ」
     「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
  17日「チェンジリング」 アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコビッチ 
     「アラトリステ」 ヴィゴ・モーテンセン  
  24日「ワルキューレ」 トム・クルーズ、ケネス・ブラナー
     「コレラの時代の愛」 ハビエル・バルデム
8月05日「ラースと、その彼女」 ライアン・ゴズリング
  12日「オーストラリア」 ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン
  19日「ダウト あるカトリック学校で」 メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン

シャップル」 最愛の夫を事故で亡くした妻が、翌日、彼が生きていると知ったら?というアイディアを発展させた時間軸が交錯するスリラーとの事。 サンドラ・ブロックが「レイクハウス」に続いて死が待ち受ける人の運命を変えようとする主人公を演じている。
ザ・ムーン」 NASAの宇宙センターで冷却保存されていた秘蔵映像とアポロ計画に参加した歴代の宇宙飛行士たちへの貴重なインタビューで構成したドキュメンタリー。 アポロ1号の悲劇的な事故や、人類初の月面着陸までの詳細な道のり、アポロ13号の奇跡的な生還などさまざまなエピソードがつづられているそうです。 必見ですね!
バトル・イン・シアトル」 未公開映画。 1999年11月シアトル。 WTOの閣僚会議当日に起きた大規模騒動を基に描いた社会派ドラマ。 初監督&製作&脚本作となるスチュワート・タウンゼントがデモ隊、市長、警官、メディアなどさまざまな視点から人それぞれの思惑と葛藤を描いた作品だそうです。 シャリーズの役どころも気になる!    
リカウント」 未公開映画。 ジョージ・ブッシュとアル・ゴアが大接戦を演じた2000年11月7日に行われた第43代米国大統領本選挙。 フロリダ州の投票用紙再集計の結果で決着がついた前代未聞の大統領選挙の内情が描かれているそうです。 第60回エミー賞TV映画部門作品賞受賞作品。
チェ 39歳 別れの手紙」 キューバ革命後、理想のために戦い続けることを選んだチェが、革命を指導するために赴いたボリビアで政府軍に捕らわれ処刑されるまでを描いた作品。
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マンデラの名もなき看守
2009/05/25(Mon)
「マンデラの名もなき看守」
原題: GOODBYE BAFANA (2008年 独・ベルギー・南ア・伊・英・ルクセンブルグ)
監督: ビレ・アウグスト
出演: ジョセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバード、ダイアン・クルーガー
鑑賞日: 5月2日(DVD)

マンデラ1

南アフリカで刑務所の看守として働くジェームズ・グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)がロベン島の刑務所に赴任した1968年、アパルトヘイト政策により、反政府運動の活動家の黒人が日々逮捕され、投獄されていた。グレゴリーはそこでネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバード)の担当に抜擢される。黒人の言葉・コーサ語が解るので、会話をスパイするためだ。妻のグロリア(ダイアン・クルーガー)は夫の出世を喜び、順風満帆のようだった。だがマンデラに初めて会った時から、グレゴリーは特別な印象を抱き始める。(goo映画より)

マンデラ


実はこの映画、少しでも多くの人に見てもらいたいとは思うのだけれど、自分として凄く良かったかというとよくわからないのです。
これだけの内容でありながら、わりと淡々としているようにも感じられ、グレゴリーとマンデラの、というよりは赴任したばかりの時には黒人を侮蔑し、鬼看守なみの気迫をみせたグレゴリーが、マンデラという人物に惹き付けられて行った過程の描写が若干弱かったような気がするけれど、グレゴリーにとって彼の信念を根底から揺さぶる事になったのはマンデラの作成した自由憲章を読んだ事だったのだろう。 マンデラがそこに謳い上げた人種の壁を超えた思想は彼を圧倒し魅了する。 

マンデラの歩き方や話し方、その独特なアクセントまでビデオを見て研究し、可能な限り近づけたというマンデラ役のデニス・ヘイスバードの演技は内面の強さを見せていて素晴らしい。 ただ、マンデラ氏本人は存命中でもありその姿は何度もテレビ等で見ているので、45歳から72歳まで収監されていたという人物にしてはあまりにも体躯が立派すぎて威圧感は拭えない。 
Mr.Gregoryと呼びかけるマンデラの台詞が「グレゴリー君」とされてしまうのもやはり違和感が・・・。

一番印象に残ったのはグレゴリーでもマンデラでもなくグレゴリーの妻のグロリアだった。
明るく社交的で夫を心から愛しているグロリアは、この時代に南アフリカに生きたごく一般的な白人として描かれている。 黒人がテロリストなのもそう言われているからそうなので、だから黒人が差別されるのも当然の事。 そしてそれは神様が決められたルール。 そう言いながらも、個人的に憎しみを持っているわけではないのでグレゴリーが子供の頃黒人の子供と仲良くしていたという事をからかいのネタにこそすれ、苦々しく思っているわけではない。
マンデラに傾倒していくグレゴリーのせいで島を追われ、再びマンデラと接するようになった新天地では一家の身に危険が迫り、同じ道を歩んだ息子のクリスが、結局はレイシストのために殺害されてしまうというような辛い目にあいながらも持ち前の芯の強さと明るさでグレゴリーを支えた彼女は主人公2人に負けず劣らず立派な人物だと思う。 
そしてまたこの人は時代の風潮のままに生きた女性で、それは映画のラストにも現れている。 彼女についてはそこまでの意識の変化が丁寧に描かれていなかったのでいささか唐突に思わなくもなかったけれど、ダイアン・クルーガーの魅力に良しとしてしまおう(笑)

映画が始まってしばらくしてスクリーン上に映し出された「Goodbye Bafana」という邦題と全く結びつかないこの映画の原題がなんとなく気になっていたのだけれど、それは劇中で徐々に明らかにされていき、味のあるラストに繋がっていく。 
Bafanaというのは、ジェイムズの子供時代の黒人の友達の名前でもあるようですが、ズールー語で「少年」という意味だそうです。

1948年に始まり1994年に撤廃されるまでの長きに渡って続いたアパルトヘイト。 この映画の中では南アフリカ内部の視点でしか描かれていないけれど、完全撤廃が遅れた一因には、例によって南アフリカを巡る先進国それぞれの思惑があったという事も覚えていなければいけないのだと思う。
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マールイプレミア「海賊」 ロシアTV局のミニ特集♪
2009/05/24(Sun)
YouTubeに、マールイの3月の「海賊」プレミア公演初日を取り上げたロシアのTV局のニュースがアップされています。
たしかこのプレミア公演ってこのTV局がスポンサーだったんですよね?
ミハイロフスキー劇場のレパートリー欄で見られる海賊の映像よりも多くの映像が見られます。
ルジ、ドルグーシンさん(す~ごく若々しくお元気そう!)、オシペンコ先生、プハチョフ、ヤパーロワ、ペレン、カシャネンコのインタビューも収録。 それぞれが何を言ってるんだかわからないのが残念なんですが、カシャネンコの声って初めて聞くなぁ。 プハチョフのさすがプリンシパルな踊りがたくさん見られて眼福。 改めてこの人のラインの美しさに見入ってしまいました♪  

その1 約9分

その2 約3.5分
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新国立劇場「白鳥の湖」 5月22日の感想
2009/05/23(Sat)
<プロローグ>
厚木さん、こういうミディなドレス姿もよく似合いますね~~。
オデットがロットバルトに捕まっていきなりロットバルトの上に白鳥姿のダンサーが姿を表すところはなんか妙だった。

<1幕1場>
幕があいて最初に目が行ってしまったのが、やはりあのハシビロコウの(いや、もちろん白鳥ですが)置物・・。 あの大きな頭とくちばしのせいだわね、きっと。
木々の緑と調和したグリーン基調のコール・ドの衣装はやっぱり綺麗ですね~。 コール・ドの中に川村真樹さんを見つけてトキメク(笑)
逸見さんを見るのは何年ぶりだろう? まさに王子らしい物腰です。
トロワは3人の息がよく合っていてとても良かったです。 そしてマイレンのすっばらしい事といったら! あのポール・ド・ブラと爪先まで綺麗に伸びた脚の美しさはため息もの。 曲のテンポが速くても動きには常に余裕があってゆったりと優雅で綺麗なフォルムを作っている。 アントルシャでさえ本当に優雅。 ヴァリでのザンレールの繰り返しも、回転が速いので音楽に遅れることなく見事だった。 マイレンに続いて出てきた遠藤さんは柔らかくて悪くないのに腕の美しさはこんなに違うものかと思ってしまったくらいだった。 かえってパキっとした動かし方の西山さんの方が比べる対象にならなくて良かった感じ。 
バリノフ君(なぜか彼には君をつけたくなる)は、体がもっとシャープだったころの切れ切れの踊りが懐かしい気もするけれど、相変わらずバネの効いた踊りを見せてもらって満足です。 やっぱり表情の豊かさと自然さにおいては彼が一番かな。

<1幕2場>
ロットバルトで芳賀さんが見られたのも嬉しい。 気負うことなく自然体なロットバルトだったような・・・。
ようやくオデット@厚木さんの登場。 手足が長くて顔の小さいまさに白鳥むきのプロポーション。 湖畔のシーンの最後まで、技術的には全く問題がなく、特に常に軸がまっすぐのピルエットは本当に綺麗でした。
大好きな厚木さんだけれど、理想的なプロポーションをもってしてもオデットというものは難しい役、グランアダージョの恐ろしさ、というのを、彼女の白鳥デビューを見て改めて感じさせられる事となりました。 最初から最後まで、踊りながら常に美しいラインを描き出す事の大変さ、ためというものの大切さ。 その日の音楽のテンポを計り取り、オデットの哀しみを表しながら流麗に途切れることなく振りを続けていく事の困難さ、などなど多くの事を改めて感じました。 もっと数多くの舞台をふませてあげたいですね。
小さい4羽の白鳥は主役級ぞろいという豪華メンバーですが、中盤まではとても良かったのに最後少しそれぞれの動きになってしまって乱れたのが残念でした。 小さい4羽の一人だった小野さんは来年の白鳥公演の主役に抜擢されています。 私は長身で手足の長いダンサーの白鳥が好きなので、本来白鳥を見たいと思うダンサーではないのだけれど、今日の彼女の空気を包み込むような腕の動きと、小柄ながらラインを美しく見せる踊りを見ていたらちょっと興味が湧いてきました。 ただ、マールイ月間というのがね・・・問題だ。 
 
<2幕1場>
スペインはもう、すみません、マイレンしか見ていませんでした。 ただ口ひげをつけただけでギラっと濃厚度が2倍も3倍もアップするようで西川さんと舞台に向ける視線もとっても熱い! 
ディベルティスマンでの一番のできはナポリでした。 若干速めかな?と思う音楽に小気味好い3人の踊りが素晴らしい。 なかでも小野さんの愛らしくて清清しい踊りが一際目を惹いた。
ルースカヤの本島さんも健闘していたと思うけれど、もうちょっと体の内から染み出てくるような情熱が欲しかった。
ハンガリーでは遠藤さんはそつなく。 ちょっと意外に思ったのが古川さんのらしくなさ。 ブーツが合っていなかったのか、バランスを崩していましたが、それよりも踊りのニュアンスがつかめていなかったように思ったし、なんだか必死で踊ってたように見えました。
マズルカ・・・、男性たち、もっと心を込めて楽しそうに踊っていただきたい。
花嫁候補(一国のお姫様らしさがない)と音楽(ファンファーレ)はもう少しなんとか・・・。
ロットバルトの衣装の前身ごろ部分が魚のうろこみたいなのが無性に気になる・・・。 芳賀さんの雰囲気、オディールとの連携はとても好かったです。 
オディールと王子のGPDD。 厚木さんのオディールはチュチュが白から黒に変わっただけという、王子が騙されるのも当然のオディールでした。 特に妖艶でオデットとは別の魅力を持っているという風でもなく、湖畔では孤独で哀しみにあふれていた一人の女性が舞踏会という華々しいシーンで本来持つ大人の女性としての魅力で、恋してしまった王子をさらに惹きつけようとしているようでした。 手足の長い厚木さんのラインはとても綺麗で、技術の高さも十分分かりました。 回転系は軸がまっすぐでとても安定してますね。 グランフェッテも序盤はダブルを入れてテンポの速い音楽にも遅れることなく大きく綺麗に回りきりました。 腕がやや棒ぎみに見えたのが気になったけど、小枝のように細いせいかな?
逸見さんはサポートが丁寧で安心して見ていられました。 1幕では踊りがちょっと物足りないと思ったのだけれど、ヴァリエーションは端正さに加えジャンプの高さなどの見どころもあって良かったと思います。 

<2幕2場>
てっきり最初が川村さんかと思っていたら、2羽の最初のヴァリは大湊さんでした。 かなり大柄で厚木さん並みに手足の長い抜群のプロポーションのダンサーです。 しっかり止められたラインが綺麗。 カーテンコールで気づいたのですが、彼女、3月のセレナーデで最後に主演のダンサー&男性コール・ドと共に出ていた長身のダンサーですよね。 女性ばかりの群舞でおどっている時も美人ぶりが目立っていた子! 以後、要注目です(笑)。
川村さんのソロ、もっともっと踊っていてと思うほどたおやかで叙情的で素晴らしかった。 彼女のためがあって美しいラインもまたため息もの。 次回の白鳥、未定がありましたね。 是非、お願いしたいです。
湖に戻ってきたオデット。 厚木さんの表情からは1幕2場で見られたような緊張感もなくなっていて悲しみに打ちひしがれるオデットを丁寧に情感を込めて踊っていたと思います。 逸見さんとの息もぴったりでした。
残念なのはやはりラストの演出かな? 死をも恐れないオデットと王子の愛の強さにロットバルトの魔力が弱められて朽ちていくと理解させるにはなんだか中途半端ですね。 
ロットバルトの魔法が溶け、再び人間に戻ることのできたオデットは喜びをかみしめる。 澄み渡る空のように晴れやかな厚木さんの表情がとても印象的でした。

カーテンコールでは会場中から暖かい拍手が送られて、主演のお二人もとても嬉しそうでした。 

指揮者はアレクセイ・バクランさんという方でしたが、アニちゃんもどきな髪にアニちゃん的怒涛系の方で、指揮台から落ちないかとちょっと心配になりました。 でもやっぱりあの指先の美しさはアニちゃんに適う人はいない!(笑)
 
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厚木さんの白鳥デビュー♪
2009/05/22(Fri)
今回のウェルカムフラワーはちょっと変わってますね・・・。 

  may220901.jpg  may220902.jpg

キャストは前もって発表されていたキャストから変更はないようでした。

オデットオディール: 厚木三杏
ジークフリート王子: 逸見智彦 
ロットバルト: 芳賀 望
王妃: 坂西麻美
道化: グリゴリー・バリノフ
王子の友人(パ・ド・トロワ): 遠藤睦子 西山裕子、マイレン・トレウバエフ
小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙
ルースカヤ: 本島美和  
スペインの踊り:湯川麻美子、西川貴子、マイレン・トレウバエフ、貝川鐵夫
ナポリの踊り: さいとう美帆、小野絢子、八幡顕光
ハンガリーの踊り:  遠藤睦子、古川和則
2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美

厚木さん、やはり1幕湖畔のシーンはかなり緊張していたのではないかな? 表情がやや硬かったように思います。 彼女、素顔は穏やかで優しそうな顔立ちなのに化粧をするとちょっときつくなってしまうので、そのせいもあるのかもしれませんが。 もともと心配していなかったオディールでは力も抜けて生き生きしていました。 オディールでのって来るとたいがい最終幕のオデットはぐんとよくなるんですよね。 今日の厚木さんもまさにそんな感じで2幕2場はしっとりとした情感もあって良かったです。 細かいところでいろいろ思うところはありましたが、改めて厚木さんの技術の確かさを感じました。

日曜日にデンマーク・バレエの「ロミオとジュリエット」を観に行くので今日の感想は明日書くつもりなのであとは二言だけ!(笑)
も~~~~~~~~、マイレンが美しくってかっこよくって!!! ふと・・・、ふと・・・なんですけど、もし、彼が日本に来ないでずっとマールイにいたら、今どういう評価を受けてどんなポジションにいたんだろうな・・・なんて思ってしまった。
あとは川村さんの2羽の白鳥のソロがすっばらしかったです!! ラインは美しいし踊りはたおやかで。 な~~~んで今回彼女の主演がないんだろう。 次回もないし・・・。 ちょっともったいなさすぎだわ! 公演予定を追加してください!!
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さがみこ野外バレエフェスティバル & 清里フィールドバレエ
2009/05/21(Thu)
2年ぶりに行われるさがみこ野外バレエフェスティバル。
先日ザハロワの公演でもチラシをもらったような気がしたけど、HPに詳しく載っています。 こちら。 

第二回 さがみこ野外バレエフェスティバル2009

「眠れる森の美女」 全幕
8月8日(土)、9日(日) 17:30開場 18:30開演 相模湖公園内特設野外会場
指定席4,500円、自由席3,500円 どちらも椅子席
演出振付 李波
オーロラ姫 酒井はな
デジレ王子 李波

2年前は「白鳥の湖」でしたが、今回は「眠れる森の美女」。 オーロラははなさんなんですねー。 
季節がら、近くでどんぱち花火大会なんてやってないといいですが(笑)。

屋外といえば、清里フィールドバレエも今年は7月29日(月)~8月9日(日)の日程で行われます。 こちらの公演もきちんとしたサイトができていてトップページの星空のステージのポスターがとっても綺麗です。
清里で周りが暗くなれば本当にこんな星空を眺める事ができるのでしょうか? だとしたらすっばらしい!
話が脱線しますが、星って本当に夜空に無数にあるものなんですよね。 10年近く前ですが、オーストラリアの東岸、野生のいるかの群れを見に行った真夏のポート・ステファンというところでこんな感じの星空を見て大感動した記憶があります。 街灯もまばらで、夜はほとんど車の往来がないような場所でしたが・・・。

さて、こちらのプログラムは

くるみ割り人形 : 7月27,30日 8月1、3,6,9日
白鳥の湖    : 7月28日 8月2、5,8日
タチヤーナ    : 7月29日 8月4,7日


出演者もヴァラエティーに富んでいて・・・、と思ったら深沢祥子さんがくるみに主演する日があるわ~~。
見たいけどこの日じゃ無理だ・・・。
どちらの公演も悪天候で流れる事がないといいですね。
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ペレン家のルーツ
2009/05/20(Wed)
先週、ネットで調べ物をしていた時に一ヶ月前に記事になったペレンのインタビューを見つけました。  こちら
ダンスマガジン等のインタビューですでに知っている事もありましたが、個人的に興味を持っていた「ペレン」というフランス系の名のルーツについて彼女が語っていたので紹介したいと思いました。 これに関しては正確に訳したかったのでフリーソフトの英訳では??だったところはうみーしゃさんから教えていただきました。 いつもながらありがとうございます。 その他の部分は読み飛ばしながらの私のてきとーな訳ですので・・・(笑)



ペレンは、「今日サンクト・ペテルブルグで最も人気のあるバレリーナの一人で、過去に他のバレエ団から移籍のオファーはあったけれど、大好きな劇場も生まれ育ったサンクト・ペテルブルグからも離れるつもりはなかった」と紹介されています。

以下インタビュアーの質問をQ, ペレンの発言をPerrenとしています。

Perren
私は自分の事をスターだとは感じていません。
私の祖母は母の事をバレリーナにしたかった事があったのだけれど、それを私が実現しました。 私の家族はずっとバレエを愛してきたんですよ。
子供の頃は体操をやっていてワガノワに入ったのは両親の勧めですが、すぐにバレエに夢中になりました。 子供の頃はカメラマン、画家、考古学者になりたかった。 考古学者といっても子供にとっては宝探しの延長のようなものです。
将来子供は欲しいです。 男の子でも女の子でもどっちでもいい。 女性にとって大事なのは仕事ではなくて家族だと思います。

Q ペレンと言う名前は美しい名前ですね。

Perren
ペレンというのは父方の苗字ですが、建築家だった先祖のジャック・ペレンから受け継がれたものです。 彼は1750年にピョートル1世による都市建築の命を受けフランスから招聘されました。 港の聖三者教会(正教)は彼が建築したものの一つです。 残念ながら20世紀の始めに壊されてしまいましたが、複製が今でもフィンランドのコトカという町に保存されています。
ジャック・ペレンはフランスには帰らず、ペテルブルグに残る事に決めました。 彼の屋敷はガガリンスカヤ通り、ペステリャ通り、マホヴァヤ通りが交差するあたりにありました。 彼の2人の息子はロシアの陸軍将官として1812年の戦争に参加しています。 これにより私の先祖は軍事に関する勲章をもらいました。 そこには古い大砲、ヘルメット、剣が描かれていました。
(注: 実際にはピョートル1世は1725年に亡くなっているので、大帝が行った港湾都市の建設に続く工事か、または1750が誤植か何かだという事なのかな?)

Q あなたは多分ダイエットする必要がないんですね?

Perren
はい。 体型的には幸運です。 バレリーナという仕事は重労働なのに、それでも多くのダンサーはダイエットをしなくてはなりません。 私は子供の頃はかなりの痩せっぽっちでした。 甘いものはそんなに好きではありませんし。 好んで食べるのは日本食とイタリアン、それからロシア料理も時々。 気分によって決めています。

Q 成功の秘訣は何ですか?

Perren
卒業生のごくわずかしかメジャーな劇場に入団できませんし、入団できても多くはコール・ド・ダンサーです。 ソリストとして踊れる自分を幸運だと思います。  生まれつき与えられた能力と厳しい練習と幸運がもたらしてくれたもの。 私の事を信じて支えてくださっている先生方にも感謝しています。
私はもの静かな人間という印象を与える事が多いですが、内面にはいろいろな感情が溢れているんですよ。

Q 今後については?

Perren
まだ踊ってみたい興味ある役はたくさんあるし、現代的な振付の作品にも挑戦したい。 教えるという事についても考えるようになってきました。 伝えたい何かがあるんです。




ざっとこんな感じです。
難しいところは飛ばしました(笑)
意外だったのは仕事より家族という発言。 意外という表現は失礼ですが、プリマとして充実の時を迎えているように思える今の彼女の口からあまりにすんなり出たもので・・・。
最後の質問に関係してオシペンコ先生についても語っていますが、ダンスマガジンのインタビューで答えていた事とほとんど同じです。 ともかく先生のすべてを信頼している感じ。 今、ペレンにインタビューしたらオシペンコ先生に話が及ばない事はありえないですね。 彼女がようやくそういう先生に出会えた事はこちらとしてもとても嬉しいです。
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オシポワ&ワシーリエフ ミハイロフスキー劇場に客演
2009/05/19(Tue)
ミハイロフスキー劇場のHPのトップ記事がちょこっと変わったから中もいじってないかな~と思って何気なく7月公演の演目をクリックしてみてびっくりでした・・・。
7月1日の「ジゼル」にボリショイのナタリア・オシポワとイワン・ワシーリエフが客演するようです。 こちら
あの二人でジゼルねぇぇぇぇ。 どーせなら観客も楽しいだろうから5日のドンキの方がいいような気もしますが、ワシーリエフはすでに2回も踊っていますからねぇ。 ワシーリエフってバナナキングか芸監のお気に入りなのかしら?
ボリショイのジゼルの衣装は以前ザハロワがマールイに客演したときのあの胴の部分が臙脂でスカートが黄色のですよね。 コール・ドがブルーだから持込だと色彩的にめちゃくちゃになりそうだな・・・。 でもオッシー、あのブルーの衣装も似合うかどうか・・・。 ミルタとハンスは誰だろう??って今から・・・(笑)
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新国立劇場「白鳥の湖」 詳細キャスト発表
2009/05/18(Mon)
明日が初日の新国立劇場の「白鳥の湖」、ようやくキャストが発表になりました。 こちら
今回、本当に遅かったですね・・・。 主役以外のご贔屓さんで日程を決めたいと思っているファンも多いという事を劇場側も十分承知のはずだと思うのですが・・・。
私は今回ザハロワはパスで、厚木さんのデビュー公演だけ観に行きます。 Kバレエで都さんのジークフリートを務めた芳賀さんのロットバルトも楽しみだし、西山さんとマイレンのトロワが見られるのもラッキー!! 川村さんはコール・ドだけれど、2羽ではソロも見られるし、美しい白鳥姿を堪能してまいりますわ♪ 寺島さんもとりあえず小さな白鳥で見られるから良かった!

新型インフルエンザの感染拡大は避けられないものと思いますが、周りの人を気遣ったマナーに徹したいですね。 劇場HPにもにもこのようなメッセージが掲載されています。 ただ・・・、今どこでも売り切れでマスクが手に入らないんですよね・・・。


5月19日
オデットオディール: スヴェトラーナ・ザハロワ
ジークフリート王子: アンドレイ・ウヴァーロフ
ロットバルト: 貝川鐵夫
王妃: 西川貴子
道化: 八幡顕光
王子の友人(パ・ド・トロワ): 本島美和、丸尾孝子、芳賀 望
小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙
ルースカヤ: 湯川麻美子  
スペインの踊り:寺島まゆみ、楠元郁子、芳賀望、中村誠
ナポリの踊り: 高橋有里、大和雅美、吉本泰久
ハンガリーの踊り: 西山裕子、マイレン・トレウバエフ 
2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美

5月20日
オデットオディール: 寺島ひろみ
ジークフリート王子: 山本隆之 
ロットバルト: 芳賀 望
王妃: 坂西麻美
道化: グリゴリー・バリノフ
王子の友人(パ・ド・トロワ): 遠藤睦子 西山裕子、マイレン・トレウバエフ
小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙
ルースカヤ: 西山裕子  
スペインの踊り:湯川麻美子、西川貴子、マイレン・トレウバエフ、貝川鐵夫
ナポリの踊り: さいとう美帆、小野絢子、八幡顕光
ハンガリーの踊り:  遠藤睦子、古川和則
2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美

5月21日
オデットオディール: スヴェトラーナ・ザハロワ
ジークフリート王子: アンドレイ・ウヴァーロフ
ロットバルト: 貝川鐵夫
王妃: 西川貴子
道化: 八幡顕光
王子の友人(パ・ド・トロワ): 本島美和、丸尾孝子、芳賀 望
小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙 
ルースカヤ: 湯川麻美子 
スペインの踊り:寺島まゆみ、楠元郁子、芳賀望、中村誠
ナポリの踊り: 高橋有里、大和雅美、吉本泰久
ハンガリーの踊り: 西山裕子、マイレン・トレウバエフ 
2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美

5月22日
オデットオディール: 厚木三杏
ジークフリート王子: 逸見智彦 
ロットバルト: 芳賀 望
王妃: 坂西麻美
道化: グリゴリー・バリノフ
王子の友人(パ・ド・トロワ): 遠藤睦子 西山裕子、マイレン・トレウバエフ
小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙
ルースカヤ: 本島美和  
スペインの踊り:湯川麻美子、西川貴子、マイレン・トレウバエフ、貝川鐵夫
ナポリの踊り: さいとう美帆、小野絢子、八幡顕光
ハンガリーの踊り:  遠藤睦子、古川和則
2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美

5月23日
オデットオディール: スヴェトラーナ・ザハロワ
ジークフリート王子: アンドレイ・ウヴァーロフ
ロットバルト: 貝川鐵夫
王妃: 西川貴子
道化: 八幡顕光
王子の友人(パ・ド・トロワ): さいとう美帆 小野絢子、江本 拓
小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙
ルースカヤ:  川村真樹 
スペインの踊り:寺島まゆみ、楠元郁子
ナポリの踊り: 伊東真央、井倉真未、福田圭吾
ハンガリーの踊り: 西山裕子、マイレン・トレウバエフ 
2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美

5月24日
オデットオディール: 真忠久美子
ジークフリート王子:  冨川祐樹
ロットバルト: 芳賀 望
王妃: 坂西麻美
道化: 吉本泰久
王子の友人(パ・ド・トロワ): さいとう美帆 小野絢子、江本 拓
小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙
ルースカヤ: 小野絢子   
スペインの踊り:湯川麻美子、西川貴子、マイレン・トレウバエフ、貝川鐵夫
ナポリの踊り: 伊東真央、井倉真未、福田圭吾
ハンガリーの踊り:  遠藤睦子、古川和則
2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美
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ウォーリー
2009/05/17(Sun)
「ウォーリー」
原題: WALL-E (2008年 米 98分) 
監督: アンドリュー・スタントン
出演(声): ベン・バート、エリッサ・ナイト、ジェフ・ガーリン、シガニー・ウィーバー
鑑賞日: 4月28日(DVD)
ウォーリー

29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。 宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年、大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては人恋しさを募らせていた。 そんなある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。 ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまい…。 (goo映画より)

とってもハートウォーミングで心の癒し&リフレッシュになる映画だった。
是非是非見てもらいたいです。

ストーリーそのものはどうという事はないけれど・・・、どうという事がないといっても、ゴミ処理はロボット任せ、地球環境を守るための自らの努力を怠ったために陥ったのであろう壊滅的な環境汚染で、外気に触れることさえ危険になった地球を捨て、地球から何万光年も離れたアクシオム艦で怠惰に暮らしている人間に対しては、皮肉たっぷりに描いています。 

しかしながらこの映画の主役はポンコツゴミ処理ロボットのウォーリーとぴっかぴかな最新ロボットのイヴ。 ともかくウォーリーが可愛い。 ウォーリーの健気さ、勇気。 愛情のような友情のような相手を思う気持ち。 そんなものが気持ちいいほどダイレクトに伝わってくる映画でした。 
イヴにときめいちゃって「イーヴァ」って呼ぶウォーリーはほおずりしたくなるくらい可愛くていじらしい!
なんとなくクリオネを思わせるぴかぴかロボットのイヴは、見た目は可愛いのにえらく凶暴(笑)。 使命を果たすためにキャノン砲を撃ちまくること・・・・。 
この2体のロボットの地球での出会いが描かれた2~30分はほとんどサイレントムービー。 それでも2人?のやりとりは台詞以上に雄弁で(笑)、きちんと物語が展開していく。 特にイヴが動かなくなってしまってからのウォーリーの描写は素晴らしかった。 遠くからのショットなんていうのがとても効果的だったし。

ウォーリー2


中盤、宇宙に浮かぶアクシオム艦に舞台が移ってから、イヴの心にもウォーリーに対するある感情が生まれ、終盤では序盤と2人の立場が逆転する。 とにかくいじらしかったウォーリーとは反対にやるべき事がわかっていてそれをテキパキと、でも必死に手を尽くすイヴの姿もまたホロリとくるものがあり、泣かせられましたねぇ。
登場キャラではウォーリーの唯一の友達のゴキブリ「ハル」と微生物除去機のモーもナイスキャラでした♪

ウォーリー1


まーしかし、ピクサーの映画は凄いです。
忘れかけてる純真な世界にさり気なく触れさせてくれながらも遊び心も満載で・・・。
ウォーリーのみてくれは私にはETを思い出させるのだけれど、DVDデータによれば1986年の「ショートサーキット」だそうで、映画は見たことがなかったのだけれど、いやいやそっくりでした。
台詞のない序盤は無声映画、シガニー・ウィーバー担当のアクシオム艦のコンピューターの声はエイリアン、アクシオム艦のワープシーンはスターウォーズ、ゴキブリの「ハル」という名前と「ツァラトゥストラはかく語りき 」は2001年宇宙の旅へのオマージュだそうです。

まぁ、ともかく!
ともかく、見てみてください!!
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シヴァコフ&エフセーエワ 「ドン・キ」ツアー in Belgium and France
2009/05/16(Sat)
ミハイロフスキー劇場の6月公演のキャストに名前の載っていないシヴァコフですが、6月8日から20日までエフセーエワと組んでベルギーとフランスで「ドン・キホーテ」ツアーを行うようです。 こちら
スケジュールは以下の通り。

6月08日    Liege リエージェ 
6月10日    Bruges ブリュージェ 
6月12、13日 Bruxelles ブリュッセル
6月15日    Anvers アントワープ 
6月17日    Lille リール 
6月19,20日 Lyon リヨン


相変わらず使い勝手がわからないこのサイト、オランダ語で説明されているこちらの公演文章はプティパの作品や音楽、ドン・キホーテについてさらっと説明しているだけで、コール・ドがどこのバレエ団なのかなど一切情報がわからず。 マールイのナタリア・オシポワがこのツアーに関してディレクターを務める事だけ確認できました。 オシポワがディレクターで主役がエフセーエワとシヴァならマールイのボヤルチコフ版的な演出になるのかな?  オシポワは昨年9月に行われ、先ごろDVDが発売されたばかりのGrand Gala avec des ETOILES de BALLETS RUSSESのディレクターも務めましたが、マールイは離れちゃったのかなぁ? 団員名簿に載っていない・・・。 
2カ国を移動しながらの8公演、どうか病気や怪我に気をつけて、エフセーエワと二人でみんなを引っ張りながら頑張って観客にハッピーな時間をプレゼントしてね!
成功を祈っています♪

さて、そのエフセーエワですが、現在カザンオペラ劇場で行われているルドルフ・ヌレエフ国際フェスティバルで5月12日にマリインスキーのロブーヒンと「ドン・キホーテ」に主演したようです。 見た事がないのが残念ですが、周りの人をみんな幸せにしちゃいそうな笑顔とチャキチャキ娘キャラのエフセーエワに、キトリはぴったりですよね。

12 мая - ДОН КИХОТ, балет Л.Минкуса в 3 действиях
Китри - ЕЛЕНА ЕВСЕЕВА (Мариинский театр)
Базиль - лауреат межд. конкурса МИХАИЛ ЛОБУХИН (Мариинский театр)
Эспада - АМИР ЖЕКСЕМБЕК (Казахстан)
Уличная танцовщица - ОЛЬГА ЗУБКОВА ("Кремлевский балет", Москва)
Дирижер - РЕНАТ САЛАВАТОВ

ついで?ですが、翌13日にはマトヴィエンコ夫妻とペレンで「バヤデルカ」を上演したようです。 

13 мая - БАЯДЕРКА, балет Л.Минкуса в 3 действиях
Никия - АНАСТАСИЯ МАТВИЕНКО (Мариинский театр)
Солор - ДЕНИС МАТВИЕНКО (Мариинский театр)
Гамзатти - ИРИНА ПЕРРЕН (Михайловский театр, Санкт-Петербург)

Золотой Божок - лауреат межд. конкурсов РУСЛАН САВДЕНОВ (ТАГТОиБ им.М.Джалиля)
Великий Брамин - лауреат Гос. премии России, засл. артист Татарстана, лауреат приза "Душа танца" НУРЛАН КАНЕТОВ
Дирижер - РЕНАТ САЛАВАТОВ

尚、昨年のフェスティバルではペレンがボリショイのルスラン・スクヴォルツォフと「白鳥の湖」に主演し、プロームとロマチェンコワが「リーズの結婚」に主演しています。
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ミハイロフスキー劇場6月公演キャスト発表(追記あり)
2009/05/15(Fri)
今夜のくるみとあさってのラ・シル&21日の海賊にまたキャスト変更が出ています。
スパルタクスも27日だけキャストが出ました。 28日か30日にシヴァがキャストされるといいな。
今年は31日にバレエがないから30日のお誕生日イヴの舞台に上がれればいいけれど。

<5月18日追記>
28日のスパルタクスと30日のアルベルトも発表になりました。
悲しかったのでこそっと追記しときました・・・


5月15日 くるみ割り人形
        クララ: 未定 → アナスタシア・ロマチェンコワ
        王子: ニコライ・コリパエフ → アントン・プローム → アンドレイ・ヤフニューク
5月17日 ラ・シルフィード
        シルフィード: 未定 → アナスタシア・ロマチェンコワ
        ジェームズ: 未定 → マキシム・エレメーエフ → ホセ・アントニオ・チャカ
5月21日 海賊
        メドーラ: イリーナ・ペレン → エカテリーナ・ボルチェンコ
        コンラッド: アルテム・プハチョフ
        ギュリナーラ: サビーナ・ヤパーロワ
        アリ: アイドス・ザカン
        ビルバンド: アンドレイ・カシャネンコ
        ランケデム: アレクサンドル・オマール
5月24日 チッポリーノ
       チッポリーノ: バチェスラフ・チュチューキン
       ラディショーシュカ: アンナ・クリギナ
       さくらんぼ伯爵: マキシム・エレメーエフ
       マグノリア: イリーナ・ペレン → イリーナ・コシェレワ

5月27日 スパルタクス
        スパルタクス: デニス・モロゾフ
        ヴァレリア: アナスタシア・ロマチェンコワ
        クラッスッス: アンドレイ・カシャネンコ
        サビーナ: イリーナ・ペレン
5月28日 スパルタクス
        スパルタクス: デニス・モロゾフ
        ヴァレリア: アナスタシア・ロマチェンコワ
        クラッスッス: マラト・シェミウノフ
        サビーナ: ヴェーラ・アルブーソワ       
5月30日 ジゼル
        ジゼル: イリーナ・コシェレワ
        アルベルト: 未定 → ニコライ・コリパエフ
        ミルタ: ヴィクトリア・クテポワ


6月のキャストも18日の眠りを除いて発表になりました。

6月02日 白鳥の湖
        オデット&オディール: イリーナ・コシェレワ
        ジークフリート: ニコライ・コリパエフ
        ロットバルト: マラト・シェミウノフ
  04日 海賊
        メドーラ: イリーナ・ペレン  
        コンラッド: アンドレイ・カシャネンコ
        ギュリナーラ: サビーナ・ヤパーロワ
        アリ: アイドス・ザカン
        ビルバンド: アレクサンドル・オマール       
  05日 スパルタクス
        スパルタクス: デニス・モロゾフ
        ヴァレリア: アナスタシア・ロマチェンコワ
        クラッスッス: マラト・シェミウノフ
        サビーナ: イリーナ・ペレン        
  09日 眠りの森の美女
        オーロラ: オクサーナ・シェスタコワ
        デジレ: アルテム・プハチョフ
  12日 ロミオとジュリエット
        ジュリエット: イリーナ・ペレン
        ロミオ: ニコライ・コリパエフ
  13日 ロミオとジュリエット
        ジュリエット:サビーナ・ヤパーロワ
        ロミオ: アンドレイ・ヤフニューク
  18日 眠りの森の美女 未定
  19日 海賊
        メドーラ: エカテリーナ・ボルチェンコ
        コンラッド: アンドレイ・カシャネンコ
        ギュリナーラ: アンナ・クリギナ
        アリ: アントン・プローム
  24日 バヤデルカ
        ニキヤ: イリーナ・ペレン
        ソロル: アイドス・ザカン
        ガムザッティ: イリーナ・コシェレワ   
  25日 バヤデルカ
        ニキヤ: オクサーナ・シェスタコワ
        ソロル: アンドレイ・ヤフニューク
        ガムザッティ: ヴィクトリア・クテポワ
  27日 ジゼル
        ジゼル: エレーナ・コチュビラ
        アルベルト: ニコライ・コリパエフ
  28日 眠りの森の美女
        オーロラ: サビーナ・ヤパーロワ
        デジレ: ニコライ・コリパエフ
  30日 オペラ&バレエ ガラ

今度こそマラト@クラッスス、ペレン@サビーナが実現するかしら?
プレミア以来のペレンのジュリエット、ロミオはマスロボエフじゃなくてコリパエフか・・・。 マスロボエフのロミオは彼のハンサムな顔立ちが今までの作品の中では一番魅力的に見えたし演技も上手かったんだけどな。
翌日のヤパーロワちゃんとヤフニュークの初顔合わせのロミジュリは是非見てみたいです♪
もし日本に持ってきてくれるならこのペアは絶対お願いしたい!
ヤフニュークはソロルもデビューですね。 でもニキヤもガムザッティもちょっと大きめ・・・。 特にガムザ。 もう一組のバヤデルカは4月末のニキヤとガムザッティが入れ替え。 こっちもソロルが小さいなぁぁ。 ペレンもずい分久しぶりのニキヤです。 イリーナ対決ならソロルはシヴァにして!!!!!
こういうキャスティングを見ると、ピーテルに在住の方たちが本当に羨ましい。 
日本公演でもバヤを5回くらいやってもらって、いろんな組み合わせで見せて欲しいなー!
それにしてもコリパエフは主演回数が多いですね・・・。 まー、このまま変更がないかはわかりませんが。 若いから舞台をこなした数だけ成長も早いだろうし、プリンシパル候補なんですかね?

6月公演に名前の上がっていないシヴァコフについてはまた明日!
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明日からデンマーク・ロイヤル・バレエ
2009/05/14(Thu)
デンマーク・ロイヤル・バレエ団の一行110名が昨日無事成田に到着したそうです。 
 
明日15日から3日間「ナポリ」、翌週22日からは3日間「ロミオとジュリエット」を上演するわけですが、ジュリエット役に変更が出ていたのですね。 こちら
当初15&17日を踊る予定だったクリスティーナ・ミシャネックが16日になり、15&17日は新たにスザンネ・グリンデルというダンサーがキャストされています。 1981年11月30日生まれの27歳で171cmの長身のダンサーとの事。 キュートな美人ですね♪ 好みだわ!(笑)
彼女のインタビューがこちらに載っています。
物事を分析してしっかり考える事が出来て、自分の表現したい事もきちんと持っている頭の良いダンサーみたいです。
私は24日に観に行きます。 ユルゲン・ローゼなのにちょっとありゃりゃなロミオの青い上着がなんだかなーだったのですが(笑)、とても楽しみになってきました♪
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ミハイロフスキー劇場 5月公演キャスト追加発表&変更
2009/05/13(Wed)
さらにマールイの5月のキャストに変更&追加です。
月末のスパルタクス2公演とジゼルはまだキャスト未発表のままです。
スパルタクスは4月の2公演と同じキャストでいくのか、また新しいキャスティングになるのか楽しみでもあり、不安でもあり・・・。
ロマチェンコワ&プロームの鉄壁ペアも久しぶりですね。
今月の公演の指揮者なのですが、「眠り」と「ライモンダ」がパブちゃんで「チッポリーノ」をオペラのスタニスラフ・コチャノフスキーさんが振る以外、後は全部Anatoly Rybalko さんという方で、この方はバレエ専門のようです。 バレエをどうとらえている人なのかちょっと興味があります。


5月15日 くるみ割り人形
        クララ: 未定 → アナスタシア・ロマチェンコワ
        王子: ニコライ・コリパエフ → アントン・プローム
5月17日 ラ・シルフィード
        シルフィード: 未定 → アナスタシア・ロマチェンコワ
        ジェームズ: 未定 → マキシム・エレメーエフ
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不明なアルバム、不明なアーチスト(泣)
2009/05/12(Tue)
マエストロ・アニハーノフのチャイコフスキー交響曲全集は無事GW前に手元に届きました。
発売国はロシアですから、4月20日発売予定がたったの4日遅れで発売されたってのは「わーい、パチパチ」ってくらいのめでたい事なんでしょうか?(笑)
因みにこの全集、新宿のタワーレコードでも売っていました♪ 店頭で見つけたのがとっても嬉しかった~!
あーしかし、このCDのジャケット、光藍社さんに受け持って欲しかったわ・・・。

真っ先に聞いたのは第3番「ポーランド」。 
愛聴盤とアニちゃんではどれだけの違いがあるだろうという聴き比べがとても楽しみだったので♪
2006年のマリインカの来日公演でロパートキナとコルスンツェフの「ダイヤモンド」にぶちのめされて以来、何回聴いたか分からない私の愛聴盤はイーゴル・マルケヴィッチ指揮、ロンドン交響楽団演奏のCD。 もっともそのCDを買ったのは、店に3番は2種類しかなく、3、000円と1,200円という値段の違いから安いほうを選んだだけなのですが、コルスンツェフ後遺症で体に染み込むほどに聴いてしまいました。 なので、いかにマエストロの旋律といえども最初は違和感がありました。 まだ2度ほどしか聞いてませんがアニちゃんの方が振り幅が狭くておとなしいってのも意外でした。 大ラスのいきなりなアレグロアッサーイ!には驚きましたが(笑)

で、ですねー、他の曲ともども喜びいさんでiPodに落とすだけ落として、GWにプチ遠出をした電車の中で聞こうと思ったら、なんと、不明なアルバム、不明なアーチストってことで曲別にならず1番から6番までがトラック順に並んでいるんですよ! トラック1が4つ(4枚組みだから)繋がって、次にトラック2が4つ並び・・・。 これじゃこまりまんがな・・・。
ピュア~なロシア製品なのでiPodがロシア語を読み込めないんでしょうね・・・。 iTunesの方に書き込みできましたっけか??

3番の話に戻りますが、チャイコフスキーの番号つき6曲の交響曲のうち、この3番だけが長調で5楽章構成なんですね。 私の場合、1楽章を飛ばすことがままありますが・・・。
「ポーランド」という名前は5楽章にポーランドの民族舞曲ポロネーズのリズムが使われているからなんだそうです。 演奏会などでは6曲のうち一番演奏されない曲らしいですが、美しい様々な曲調が楽しめて個人的には大好きな曲です。
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、ロシア国立交響楽団のCDも持っているのですが、こちらは5楽章がかなりゆっくりめなのが馴染めなくてあまり聞いていません。 ようは踊れるかってのが決め手??(笑)
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宮廷画家ゴヤは見た
2009/05/11(Mon)
「宮廷画家ゴヤは見た」
原題:GOYA`S GHOSTS (2006年 米・西 114分)
監督:ミロス・フォアマン
出演:ハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガル、ランディ・クエイド
鑑賞日:4月25日(DVD)

ゴヤ

18世紀末のスペイン。 宮廷画家に任命されながら、権力批判と社会風刺に富んだ作品も精力的に制作し続けるゴヤ(ステラン・スカルスガル)。 彼が手がけた2枚の肖像画の人物―裕福な商人の娘で天使のように美しいイネス(ナタリー・ポートマン)と、異端審問を強硬するカトリック教会の神父ロレンソ―(ハビエル・バルデム)が運命的に出会う。 異教徒の疑いで捕えられたイネスを救ってほしいとゴヤに頼まれたロレンソは、拷問を受け牢に繋がれたイネスに面会し、思わず抱きしめるのだった。 (goo映画より)

裕福な家庭に育った美しい娘イネスとカトリック教会の権威を取りもどそすために手段は選ばないロレンソ神父。 居酒屋で豚肉を食べなかったという事だけでユダヤ教徒の嫌疑をかけられ投獄されたイネスの釈放を、ゴヤを通してイネスの父から頼まれたロレンソが牢獄を訪れ彼女に接した事から二人の人生が重なっていく。 彼らの周囲の人々のみならず王族や教会関係者など激動の時代に翻弄された人々をゴヤの目を通してありのままに描いた佳作。 
「エリザベス」でも感じさせられたように、権力者の交代や正統とされている宗教の衰退などであっという間に立場が逆転し、追う者が追われる者になったり迫害されていた者が迫害する立場に変わったりという世の中の移り変わりの速さと恐ろしさをまざまざと感じた映画でもある。

ゴヤ1


「カッコーの巣の上で」と「アマデウス」で2度のアカデミー賞監督賞を受賞しているフォアマン監督のこの作品に命を与え深く考えさせる作品とさせたのは、やはり主演の3人の力ではないかと思う。
ロレンソ神父役のハビエル・バルデムは、ともかくその容貌と醸し出す雰囲気が、権力欲にとりつかれた不遜な人物そのものだったし、ステラン・スカルスガルは善的な存在でイネスを支え続けるゴヤを存在感たっぷりに演じていた。 (そのステラン・スカルスガル、映画を見ている間中、どこかで見た、何かで見たと思いながら結局分からなかったのだけれど、「マンマ・ミーア」のあの3人の父親候補の最年長の男性を演じていた役者さんだったんですねー。 あー、すっきりした!)
それでもなんといっても素晴らしかったのはナタリー。 幸福な頃の天使のようなイネス、運命を狂わされ半分廃人のようになったイネス、彼女の娘の反抗的で奔放な娼婦アリシアを見事に演じわけていた。 特にナポレオン率いるフランスの介入により10年以上に渡る投獄生活から開放され、精神を病みながらも娘のアリシアを求め続けるイネスには凄まじさが感じられた。
終盤、英国軍と手を結んだスペインの民衆がナポレオン軍を撃退すると、ロレンソは捕えられ裁判を受け死刑判決を受ける。 それまでの罪を悔い改めれば死刑は取り下げるという申し出を受け入れなかったロレンソは何を自分の命と引き換えに主張したのだろうか?
処刑後、ロレンソの死体を乗せた荷車の周りを走り回りながら追いかけていく子供たちと共にロレンソの手を握りながらゴヤに向かって振り返り、混乱の中で拾い上げた赤ん坊を抱きながら屈託のない天使の微笑を見せるイネスの姿に言い知れぬ悲しさを感じた。
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バフチサライの泉 & Evening of the 20th century ballets
2009/05/10(Sun)
こうすけさんがペテルブルグでご覧になった公演で、まだキャスト表をアップしていなかったマリインスキー劇場での2公演をご紹介。 といっても「バフチサライの泉」はキャスト名もよく分からないので、主な登場人物6人だけ。 あとは写真でご確認くださいませ。


5月3日 「バフチサライの泉」
プリンス アダム:
マリア:マヤ・ドゥムチェンコ
ヴァーツラフ:キリル・サフィン
ギレイ ハーン:ニコライ・ナウモフ
ザレマ:タチアナ・セロワ
ヌラリ:グリゴリー・ポポフ

SP09 464-70



5月5日 「Evening of the 20th century ballets」
<セレナーデ>
 エカテリーナ・コンダウーロワ
 ダニーラ・コルスンツェフ
 イリーナ・ゴールプ
 ユリアナ・Chereshkevich
 アンドレイ・エフマコフ

<イン・ザ・ナイト>
 アナスタシア・マトヴィエンコ、デニス・マトヴィエンコ
 アリーナ・ソーモワ、セルゲイ・ポポフ
 ウィリアーナ・ロパートキナ、イワン・コズロフ

<テーマとヴァリエーション>
 ヴィクトリア・テリョーシキナ
 エフゲニー・イワンチェンコ
 アンナ・ラヴィリエンコ、エリザベット・チェプラソワ、マリア・シリンキナ、オリガ・アクマトワ 
 マキシム・ジュージン、ヒョードル・ムラショフ、フィリップ・Styopin、アレクセイ・ティモフェーエフ

SP092 152-70 SP092 153-70
 
もー、こうすけさん、出来すぎてませんか???
マールイでも極上キャストで5作品ご覧になったうえ、マリインスキーではロパートキナまで見ることができたんですものね。 マリインスキー劇場で見るロパートキナって最高の幸せ&贅沢だわ! しかもダニーラを2回も!(笑)
この日の「イン・ザ・ナイト」はインタープレスに写真が5枚ほど載っていますので、興味のある方はこちらをご覧下さい。
ロパートキナは17日にジゼルを踊る予定ですが、アルベルトがイワンチェンコなんですよね。 ロパートキナ様相手にアルベルト・・・どんなアルベルトなんだか全く想像がつかないなぁぁぁ。 しかもハンスはイリヤッチだしなぁぁ。 どーすんのかな? 最近イワンチェンコとシュピレフスキーの顔が似て見えたりするんですよね・・・。 あ、でもイワンチェンコってさり気なくレパートリー広いんですね!
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マールイダンサー情報 & シードロフ先生
2009/05/09(Sat)
続けざまにキャスト変更があったので気にしていたのですが、今日のマチネのヤパーロワちゃんとシヴァ(3日のくるみで変わっちゃったからね・・・)のマチネくるみは変更なく終わったようです。 とりあえず良かった!

HPからニュースを二つ。

バレエ団のダンサーに階級がついたようです。 今まではソリストとコール・ドという区別しかしていなかったと思いますが、プリンシパル、ファーストソリスト、ソリスト、コール・ドというように4階級にカテゴライズされています。 こちら
ロシア語の表記を英訳すると女性のプリンシパルはただのBallerinaと出てきてソリストはCorifeyConsultingとなりましたが・・・。 英語版によると↑のようになっています。 名前は苗字のロシア語表記のアルファベット順です。 
旧体制からはいろいろ変わってくるものですね。

Principals
エカテリーナ・ボルチェンコ
イリーナ・ペレン
オクサーナ・シェスタコワ

アルテム・プハチョフ

First Soloists
ヴェラ・アルブーソワ
イリーナ・コシェレワ
エレーナ・コチュビラ
アナスタシア・ロマチェンコワ
タチアナ・ミリツェワ
オリガ・ステパノワ
エルビラ・ハビブリナ
サビーナ・ヤパーロワ

アイドス・ザカン
アンドレイ・カシャネンコ
ニコライ・コリパエフ
キリル・ミャスニコフ
アントン・プローム
ドミトリー・シャドルーヒン
マラト・シェミウノフ
ミハイル・シヴァコフ
アンドレイ・ヤフニューク

Soloists
ダリア・エリマコワ
オリガ・グローモア
アンナ・クリギナ
ヴィクトリア・クテポワ
クリステイナ・Makhviladze
アンナ・ノボショーロワ
オリガ・セミョーノワ
ユリア・チーカ
ヴァレリア・ジュラブリョーワ

アンドレイ・ブレクバーゼ
マキシム・エレメーエフ
アレクセイ・クズネツォフ
アンドレイ・マスロボエフ
デニス・モロゾフ
アレクサンドル・オマール
デニス・トルマチョフ
ウラジーミル・ツァル
バチェスラフ・チュチューキン

先日の白鳥でトロワを踊ったばかりのハビちゃんの名前が英語版だとどこにもなかったのでドキドキしながらロシア語版をチェックしたら、ちゃんとファーストソリストに名前が載っていました、ホッ。
ちょっと独り言を呟くなら、ボルチェンコがプリンシパルってのはなんで?と思いますが・・・。


イタリアのリエティで行われた第19回国際ダンスコンペティションでマールイから出場の3人がゴールドメダルを受賞との事です。 こちら
この3人は(クラシックダンス部門でユリア・チーカとバチェスラフ・チュチューキン、モダンダンス部門でアレクサンドル・アブドゥカリモフ)、いずれもダンサーとしてのキャリアをスタートさせたばかりの新人なんですね!
チーカとチュチューキンの「奴隷のPDD、海賊より」とアブドゥカリモフの「Post Industrial Faun」の映像が見られます。 チーカは来日公演でも大活躍だったのでほとんどの皆さんが覚えていると思いますが、チュチューキンはミハイロフスキー劇場ガラで「人形の精」のピエロとフィナーレの赤パンツのアリで登場したダンサーです♪ アブドゥカリモフも来日してましたねー。 この作品(短いし)、けっこう気に入ってしまった!


お知らせがもう一つ。 こうすけさんに教えていただいたのですが、シードロフ先生は、今、ぺトゥホフさんのアカデミー・バレエにいらっしゃるそうです。 アカデミー・バレエは今秋来日予定ですよね。 きっと一緒に日本にいらっしゃるのでは? で、もしかしたらルダコも付いてくる??
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Newborn babyは女の子♪
2009/05/08(Fri)
プハチョフとステパノワご夫妻に4月25日に女の子の赤ちゃんが誕生しました

おめでとう
身長52センチ、体重3200グラムのベイビーは"Diana"ちゃんと命名。
(ヴィシに因んでいるのだろうか?)
母子共に大変元気で、すでに退院したそうです。
ワガノワ同級生のあの2人がついにパパとママなんですね~~!
多分、このニュースを聞いて喜んでいるマールイファンは、みんな親戚のおじさん&おばさんの心境でしょうね!(笑)
ただ、ファンとはどこまでも欲張りなもので、無事産まれたと知ると、今度はオーリャの冬の来日を激望してしまうのよねぇぇ。 オーリャは大丈夫だろうけど赤ちゃんと離れられるだろうか?
尚、こうすけさん経由、プーちゃんからは女児誕生について拙ブログでお知らせする事の許可はいただいています。 こうすけさん、ありがとうございます!


さて、こうすけさんより、6日の「ジゼル」と7日の「白鳥の湖」のキャストをいただきました。
バチルダにヴィジェニナちゃんの名前を発見!
7日の白鳥はオデット&オディールがボルチェンコからペレンに変更になっていてびっくり。 全くチェックしてなかったけれど、劇場のプレイビルもきちんと変更されていました。 という事は、アップデートするまでに時間はかかるものの、最近の劇場のHPのキャストは信頼していいのかな?
ハビちゃんがトロワにキャストされています♪ 先日のくるみに引き続きポリョフコの名前も。 もうあまり踊らない役専門になっちゃうんですかね? まだまだ早いと思うけれど・・・。
残念ながらミリツェワちゃんはこの間出演がなかったようですね。
 

5月6日 「ジゼル」
ジゼル: イリーナ・コシェレワ
ベルタ(ジゼルの母): アンナ・ノヴォショーロワ
森番ハンス: ロマン・ペトゥホフ
ぺザント・パ・ド・ドゥ: サビーナ・ヤパーロワ、アンドレイ・ラプシャーノフ
アルベルト: アンドレイ・ヤフニューク
アルベルトの従者: アレクセイ・マラーホフ
バチルド(アルベルトの婚約者):アリョーナ・ヴィジェニナ
公爵 :キリル・ミャスニコフ
ミルタ :ヴィクトリア・クテポワ
ドゥ・ウィリ :アンナ・ミヘイキナ、ヴァレリア・ジュブラリョーワ
指揮: Anatoly Rybalko

SP093 038-70


5月7日「白鳥の湖」
オデット/オディール :イリーナ・ペレン
ジークフリート :アルテム・プハチョフ
ロットバルト: マラト・シェミウノフ
王妃 :オリガ・ポリョフコ
家庭教師 :パヴェル・ノボショーロフ
パ・ド・トロワ: エルビラ・ハビブリナ、アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム
スペイン:クリスティーナ・Makhviladze、オリガ・セミョーノワ、
      ニキータ・クリギン、アレクサンドル・オマール
ハンガリー:ニーナ・オスマノワ、マキシム・ポドショーノフ
マズルカ:エレーナ・フィルソワ、ナタリア・グリゴルーツァ、
      オリガ・ラヴリネンコ、オリガ・Poverennaya
      パヴェル・マスレニコフ、イリヤ・Arkhiptsov、
      ロマン・ペトゥホフ、アルチョム・マルコフ
大きい白鳥:ヴィクトリア・クテポワ、ユリア・カミロワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ、マリア・グルホワ
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ナタリア・クズメンコ、サビーナ・ヤパーロワ、ナタリア・リィコワ
2羽の白鳥:マリア・グルホワ、オリガ・グローモワ
指揮: Anatoly Rybalko

SP093 092-70


コチュビラの名前もずっと出てこなかったので、オーロラデビューの準備で忙しいのだろうと思っていました。 ところがさきほどコメントで、10日の「眠り」のオーロラがマリインカからのゲスト、オブラスツォーワに変わっていると教えていただき・・・、理由は分からないけどがっくりだな・・・。 今朝白鳥がらみでチェックした時はまだコチュビラだったのに。
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Cafe RUSSIA
2009/05/07(Thu)
GW中に以前から気になっていた吉祥寺の「カフェ ロシア」に行って来ました♪
前の用事が早く終わってしまったのでちょっと早いかな~と思いつつも6時頃に行ってみたら、けっこう混んでいて空いていたテーブルは一つだけでした。 ラッキー!!

お店の入り口にはマトリョーシカ、チュブラーシュカなどの人形や絵本、ウォッカ各種などが飾られていて、もうそこからロシアンな雰囲気♪ 店内にはロシア語のニュースらしきものが流されていて・・・。
日本人スタッフもいたけれど厨房にはあちらの方が・・。

お昼を食べたのがわりと遅かったのでそれほどたくさん食べられませんでしたが、こんなものを試してみました。

肉のピロシキ(300円)x2
 パイ生地を焼いた10センチくらいのもので、具は肉がたっぷり。
 胡椒や他のスパイスの使い方は控えめで肉の味がきちんとして美味しいピロシキだった。
 テイクアウトもできるので今度買ってみよう!

ガルショーチク(700円) 
 カップに入れたきのこのクリーム煮にパン生地を被せてオーブンで焼いたもの。
 仄かに漂うバターの香りに食欲をそそられる(笑)
 きのこの味もしっかりしていて美味しかった♪

ぺリメニ(700円) 
 メニューには載っていなかったのだけれど、どうしても食べたくて聞いてみたらありますよとの事。
 後でHPを調べたらロシア人のお客さんからのリクエストが多くて最近メニューに取り入れたそうです。 
 大いに納得。
 皮は中華の水餃子の皮くらい厚くてプリプリ。 スメタナ(サワークリーム)がついていたけど、
 私は別々に食べました。 だってペリメニだけで十分美味しいんだもん。

ボルシチ(700円)
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こちらのお店で使われている食器の赤とスビョークラの鮮やかな赤がほとんど同じ色。
とろ~っとした玉ねぎやキャベツ、人参がたっぷり入ったやや薄味のスープでした。 
添えられていたスメタナをこちらは適度に混ぜながらいただきました。





カバビ(1000円) 
 コーカサス地方のスパイスの効いたひき肉の串焼きだそうです。
 スパイスにコリアンダーが使われていたのはわかったけれど、他は分からず。
 酸味と辛味のあるソースにつけて食べるのでなんとなくタイ料理っぽくもあるけど、
 やはり肉の味がしっかりわかって美味しかった♪

ムクザニ(780円)x2
ムクザニ      





飲み物はグルジアの赤ワイン。 
映画を見ながら家でも飲むつもりだったのでお店ではグラスワインを一杯だけにしておきました。 
最近弱くなったしさぁ~~~(激悲)
サペラヴィ種というグルジア土着品種を使った「ムクザニ」というミドルボディのやや酸味のあるワインでした。
 
お料理は全体的に味付けが薄めだったけれど、だから飽きがこなくて、どんどん食べられそう。 入店前は写真を撮ってと思っていたのに、目の前に出されたお料理をみたとたんそんな事はすっかり忘れてしまってすぐに手がでてしまい・・・。 かろうじてボルシチだけ理性が残っていたわ~~ってなんて情けないじぶん!
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ミハイロフスキー劇場 7月公演演目発表
2009/05/06(Wed)
ミハイロフスキー劇場のシーズンを締めくくる7月のスケジュールが発表になりました。 こちら

7月01日 ドン・キホーテ
  02日 くるみ割り人形
  04日 バヤデルカ
  05日 ジゼル
  08日 白鳥の湖
  10日 海賊


10日のバレエ公演が劇場日程の最終日となります。
少し休んで?シヴァコフたちは日本での夏の公演に向けてピーテルを出発するのでしょうね。
しか~し、淋しい夏だなぁ・・・。
他のメンバーの夏の予定はどうなっているのでしょうね? 何かわかったらお知らせしたいと思いますが。
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「ザハーロワのすべて」 5月1日の感想
2009/05/05(Tue)
Part I
「カルメン組曲」
音楽:ジョルジュ・ビゼー 編曲:ロディオン・シチェドリン 原振付:アロンソ 改訂演出:A&A.プリセツキー

カルメン:スヴェトラーナ・ザハーロワ
ホセ:アンドレイ・ウヴァーロフ
トレアドール(エスカミリオ):アルテム・シュピレフスキー
コレヒドール(ツニガ):ヤン・ヴァーニャ
運命:オクサーナ・グリャーエワ
たばこ売りの女たち:タチヤーナ・リョーゾワ、オリガ・キフャーク

JAさんはザハーロワと表記してありますが、私はこれまで通りザハロワでいかせていただきます。
私の勝手にイメージするカルメンは雑草のような強さと奔放さと色香を持った女性なのだけれど、ザハロワのキラキラなゴージャス感はどうしても隠せないですね。 まーそれはそれで彼女のカルメンだし、迫力も伴った肢体の美しさを十分堪能させてもらったので満足です。 ただ、わたし、カルメンは生脚が好きなんだなぁ・・・、タイツじゃなくて。 
ウヴァーロフのホセ、ソフトすぎるかな? 音をよく取り腕や体の動きのシャープなコレヒドールのヤン・ヴァーニャとのユニゾンが揃わないのが残念。 でも、ウヴァーロフは後半の苦悩のソロが切なくてとても良かったです。 あの音楽も好きだなぁ。
ちよいとサラファーノフチックな髪型のシュピレフスキーは見た目はいいんですけどね・・・。 ウヴァーロフ共々ラテンな色気がないんだな。 別にラテンじゃなくてもいいけど、かっこい~としびれさせていただきたいもんだ。 
そんなもんだから?自然に目が行ってしまうのがコレヒドール。 顔つきも雰囲気もちょっと冷淡で長身でかっこいいのだわ!
たばこ売りの女たちの二人は11月のキエフ公演でも来日が予定されているソリストですね。 2年前の来日でも白鳥のトロワなどで一緒に踊っていました。 黄色の衣装のリョーゾワの方が雰囲気があって踊りも好みでした。 男性コール・ドが観客席で手拍子を打ち二人が踊る場面では、手拍子がどんどん遅くなって少し間の抜けた感じになってしまったのが残念ですが二人とも頑張って合わせて踊ってましたね~。  
後半、ザハロワが黒い衣装に着替えてからのウヴァーロフとのPDDはお互いの心の切迫感みたいのが感じられて良かった。 カード占い以降は展開にスリリングさも加わって惹きつけられましたが、運命を踊ったダンサーにもう少し踊りの切れと存在感が欲しかったです。 
   

Part Ⅱ
「パリの炎」 音楽:ボリス・アサフィエフ 振付:ワシーリー・ワイノーネン
ニーナ・カプツォーワ、イワン・ワシーリエフ

床を踏み鳴らすように歩き、無精ひげを蓄え髪もやや長めのまま整えていないワシーリエフの姿は、革命最中の義勇兵という雰囲気が出ていて1昨年夏の合同ガラの時よりもいい感じです。 超絶技巧のダンスもそればかりに意識がいっていたような前回よりも全体の流れの中にすんなりと組み込まれていて良かったと思います。 
カプツォーワの踊りを見て、このダンス、踊る人が踊れば可憐に見えるのね!と納得。 

「トリスタン」 音楽:リヒャルト・ワーグナー 振付:クシシトフ・パストール
スヴェトラーナ・ザハーロワ、アンドレイ・メルクーリエフ

わたくし的にはワーグナーのオペラというよりジェームズ・フランコのトリスタンというイメージなのですが(笑)、素敵な作品でした~~。 「トリスタンとイゾルデ」が「ロミオとジュリエット」の原点と言われるのも分かるような美しく切ない作品。 ロングドレスとドレスに隠された脚がいろいろな表情を見せるのだけれど、それも彼女の美しいラインあってこそなんだな~とも感じました。
ラスト、舞台奥に向かって進んでいく二人。 振り返り、遠い視線を投げるメルクーリエフの目をザハロワが片手で覆い、自身の別れを告げるような表情をも覆い隠して(確かそうだったと・・)二人が青い空の彼方に消えていくシーンは秀逸。

「エスメラルダ」 パ・ド・ドゥ 音楽:チェーザレ・プーニ 振付:ジュール・ペロー
オリガ・キフャーク、ヤン・ヴァーニャ

予定されていたタチヤーナ・リョーゾワとヤン・ヴァーニャによる「黒鳥のPDD」より変更。 リョーゾワの黒鳥が見たかったのでちょっとがっかり。 カルメンで見る限りどこか悪いとは思えなかったけれど何で変わっちゃったんだか?
1月のマールイのガラでも踊られたエスメラルダと詩人のPDD。 あの時は女性コール・ドもいたので華やいだ感じもあったけれど、全幕でならともかくここだけ抜き出されてもというPDDなので、どうせならタンバリンを叩く方のPDDにして欲しかった。 ヴァーニャはコレヒドールほど良くはなかったな。 クラシックよりコンテが得意なダンサーなのだろうか? 

「ブラック」 音楽:ルネ・オーブリー 振付:フランチェスコ・ヴェンティリア
スヴェトラーナ・ザハーロワ、アンドレイ・メルクーリエフ

音楽もなんとなく好みだし、テンポの良い作品でとても良かったです。 新境地というか、こういうダンスを踊る彼女を今までは想像できなかったけど、メルクーリエフとの息もとても合っていて楽しめました。 メルクーリエフのコンテはいいなぁ!

「ジゼル」 音楽:アドルフ・アダン 振付:マリウス・プティパ他
ネッリ・コバヒーゼ、アルテム・シュピレフスキー

跪き片手で顔を覆っていたシュピレフスキーが何かの気配に気づき顔を上げる・・・。 電車で転寝をしていた人がふと我に返ったような顔だったぜ・・・。 ここで笑ってしまったのは初めてだった。 アルテム、憎めないけど何とかしてくれ・・・。
今回のプログラムの中で一番録音が良くなかったように思う興ざめする音楽。 速いし音が割れてて汚い。 ネッリちゃんのジゼルはさぞかし透明感あふれる幽玄な精霊だろうと思ったんだけど、ずいぶん勢いのある元気なジゼルでした・・・。 

「クレイジー」 音楽:アストル・ピアソラ 振付:セルゲイ・ボンドゥール
イワン・ワシーリエフ

最初のジャンプの高さに驚愕。 シャツにズボン姿というどこにでもいそうなふつーの兄ちゃんから次々に飛び出す技巧に客席はため息やら歓声やらいろいろなものが入り混じってともかく大受け。 エンターテイナーとしての資質も垣間見せた彼の将来が楽しみです♪

「ヴォイス」 音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ 振付:クシシトフ・パストール
スヴェトラーナ・ザハーロワ

このブログラムではザハロワのチュチュ姿は見られないと思っていたので、浮かび上がったシルエットに意表をつかれた。 ゴールドのチュチュのスカート部分の裏側が真っ赤でザハロワのアンダー?も赤、とこの辺も作品のコミカルさを受けてのデザインなのかしら? 
基本はきちんとしたクラシックの踊りなんだけれど、時々躓いてみたりこけてみたりするザハロワの表情もあららおほほ・・・という具合。 でも、イマイチ崩しきれていないところがやっぱりザハロワ? コメディエンヌぶりはもう少しというところでしたね。 ザハロワには申し訳ないけれど、この作品オーレリで見てみたいと思ってしまった・・・。


フィナーレはパガニーニの何だっけ~と思っていたらジャパンアーツのブログに出てました。 パガニーニのカプリーズ第24番イ短調クワジ・プレスト。
ここでもワシーリエフが大きな拍手をもらっていましたが、みんながとても楽しそうだったのが良かったです。 ジゼル衣装のネッリちゃんとシュピはちょっと地味にならざるを得なくて損した?(笑) 最後の方でシュピレフスキーがウヴァーロフとザハロワの方をしきりに向いて何か打ち合わせしているようだったのでなんだろう?と思ったら、もう一度同じパフォーマンスが繰り返されました。 エスプリ公演と同じ感じね!(笑) その後の公演でも2度ずつやったのかしら??
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マールイ 1日「ジゼル」&3日「くるみ割り人形」キャスト
2009/05/04(Mon)
こうすけさんより5月1日の「ジゼル」と3日の「くるみ割り人形」のキャストが届きました。
ありがとうございます!!
「ジゼル」のぺザントはロマチェンコワとヤフニュークというペアです。 こうすけさんから別にいただいたメールにヤフニュークがかっこよすぎとありましたが、それについてはお時間のできたところで詳しく教えていただく事として(笑)、ロマチェンコワとのペアも見てみたいです♪ どーも、ヤパーロワちゃんと踊った時のデレデレ笑顔がいつまでも消えなくて・・・。 
マラーホフさんがアルベルトの従者とねずみの王様にキャストされているのも嬉しいです! 特に彼の従者は従者の鑑ですからね!!
このくるみのキャストもまたこうすけさん歓迎キャストのようで、ポリョフコ、リヒテル、リィーコワ、フィリモーノフなど今年の来日メンバーに入っていなかった会いたいダンサーの名前がたくさんありますね~。 みんな元気なんだわ、良かった!!
劇場のキャスト表はあらゆる役についてデビューという事を知らせてくれるんですね。 これはいいなぁ! 尚、キャストの順番は劇場のキャスト表通りです。 日本とはかなり違うんですね。

5月1日 「ジゼル」
ジゼル: イリーナ・ペレン
ベルタ(ジゼルの母): アンナ・ノヴォショーロワ
森番ハンス: アレクサンドル・オマール
ぺザント・パ・ド・ドゥ: アナスタシア・ロマチェンコワ、アンドレイ・ヤフニューク
アルベルト: ニコライ・コリパエフ
アルベルトの従者: アレクセイ・マラーホフ
バチルド(アルベルトの婚約者):クリスティーナ・Makhviladze
公爵 :アンドレイ・ブレグバーゼ
ミルタ :オクサーナ・シェスタコワ
ドゥ・ウィリ :ユリア・カミロワ、マリヤ・グルコワ
指揮: Anatoly Rybalko

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5月3日 「くるみ割り人形」
スターバウム氏: マラト・シェミウノフ
スターバウム夫人: オリガ・ポリョフコ 
マーシャ: オクサーナ・シェスタコワ
フリッツ: アンドレイ・ラプシャノフ
王子: アントン・プローム
ドロッセルマイヤー: ミハイル・ヴェンシコフ
くるみ割り人形: デニス・トルマチョフ
ピエロ: デニス・シャプロン
コロンビーナ: マリア・ドミトリエンコ
ねずみの王様: アレクセイ・マラーホフ
スペイン人形: マリア・リヒテル、アレクサンドル・オマール
アラビアの人形: エレーナ・モストヴァヤ
中国の人形: ナテリア・リィーコワ、アレクセイ・クズネツォフ
トレパック: オリガ・Poverennaya、アンナ・スホワ、
        イーゴリ・フィリモーノフ、ニコライ・アルジャエフ
パストラル: アンナ・クリギナ、ナタリア・クズメンコ、アンドレイ・ラプシャノフ
ワルツ : ユリア・カミロワ、マリア・グリホワ、アナスタシア・ミヘイキナ(デビュー)、
       ヴィクトリア・ザリポワ(デビュー)
アンドレイ・カシャネンコ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・マスロボエフ、ドミトリー・シャドルーヒン
指揮 : Anatoly Rybalko

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こうすけさん便り第2弾 マールイ4月30日「バヤデルカ」!!
2009/05/03(Sun)
こうすけさんの今回のバレエ鑑賞の旅のハイライトの一つ、コシェレワ主演の「バヤデルカ」のレポートも早々にいただきました。 本当にありがとうございます。




2009年4月30日 ミハイロフスキー劇場 バヤデルカ

鑑賞2日目にして、いきなり今回の旅のメインイベントを迎えてしまいました。踊りの内容の豊富さで、私のいちばん好きな演目のバヤデルカであるだけでなく、コシェレワがニキヤを踊るバヤデルカですから、それはわざわざ日本から見に来る価値が私にはありました。

また、この日の公演は、亡くなられたエカテリーナ・マクシモーワさんを追悼する公演という形をとっていました。開演前にその旨が放送されました。

ソロルは、この公演でデビューするアイドス・ザカンというダンサーでした。 ガムザッティは、ロマチェンコワがやるとネットで表示されていましたが、直前になってペレンへの変更が発表されたようで、わざわざ日本にいるMさんから携帯にメールをいただきました。 もうロマチェンコワのために文学カフェの花屋で花束を買い、劇場の係員に渡すところだったので、唖然としました。 まあ、代わりがペレンなんですから、それはそれで楽屋の同部屋対決(今はわかりませんが、3年前の時点では)から、イリーナ対決へと、新たな期待に変わりました。 ミハイロフスキー劇場の席は、1階のいちばん後ろの中央部です。私の前は通路で席がなかったので、よく見えました。斜め前には、エカテリーナ・パブロワ先生が座られました。 

公演は、まずエキストラの行進からはじまりました。興ざめする日本とは違いダンサーがやるのかと思いましたが、こちらもダンサーらしからぬ人たちでしたので、こちらでもエキストラなのでしょうか。

 セットは日本の公演と同じだと思います。ソロル登場、アイドス君とはどんな人なのかと思っていたら、日本人っぽいんですよ。 あとで、男性ダンサーのイリヤさんから紹介いただきましたが、ルジ監督がコンクールとかで注目して引っ張ってきた人らしく、入団して3か月くらいの21歳とか言っていました。 出身はカザフスタン、少しおとなしめの感じで、踊っている時は熊川さんのように見えます。 あるいは韓流スターっぽいですね。 残念ながら背はあまり高くなく、踊っているときは、ペレンやコシェレワと同じくらいに見えてしまいます。日本にも2回来たことがあるそうです。

大僧正はマラト、この背の高さがぴったりの役に彼自身がしてしまった感じです。 いつもと同じように水色の衣装を着た舞姫(フィルソワ、マルチナなどはいましたが、モストバヤはいなかった)が踊ったあと、ヴェールをかぶったコシェレワ登場、特に拍手なく、私もすっかりするのを忘れていて、今は後悔しています。 コシェレワのニキヤは、実は映像で少し見せていただいたことがあったので、全く初めて見たときほどのトキメキを感じられなかったのが少しもったいなかったです。 なお、コシェレワにとっては、2年ぶりだけど4回めのニキヤだそうです。

そのあと、場面がかわり、ペレン登場。 ペレンはスターなんですね、こちらには拍手がありました。 コシェレワがあまりに細身なのか、ペレンのおなかがふっくらみえました。 ペレンの気高い雰囲気がガムザッティにぴったりで、特に胸をはって堂々としているところはよかったですよ。 そして、コシェレワを呼びつけ、顔をそむけるコシェレワのあごに手をやり、自分の方を見させ、身につていた飾りを渡そうとしているところなどを見たとき、私の気持ちは一気に高揚しました。

2幕の婚約の儀式では、ソロルのアイドス君がソロを踊るとき、率先してパブロワ先生が拍手をしていました。 先生もお気に入りなのでしょう。 また、ペレンのソロも、イタリアンフェッテ、ダブル入りフェッテを披露して、とても華やかな雰囲気を出し、観客からもたくさんの拍手とブラボーをもらっていました。 今日の公演の主役はこっちなのかと思わせるくらい。

いやいや、そんなことはありません。コシェレワだって、けなげなニキヤをしっかりと踊っていましたよ。 また、この祝いの儀式でのニキヤの踊りは、切なさと無力さ、一時のささやかな喜び、そして絶望、ソロルへの一途な思いを、ガムザッティとは対照的に表現していました。

なお、インドの踊りは、今春の来日公演で新たに多くの役を任されたオリガ・セミョーノワとオマール。 客席は踊りの迫力に圧倒され、盛り上がりました。 そして、私にとってどことなく哀愁すら感じさせる曲の黄金の踊りは、普段からわれわれに多くの情報を提供してくれているアントン・プローム。 何か、私の歓迎のためにキャストを決めてくれているのかと勘違いしたくなる状況です。 プロームは黄金の踊りの格好をしてしまうと、プロームであることが私にはほとんどわかりません。でも、パブロワ先生にプロームであることを確認しました。

3幕の幻影の場。 上手から下手に向かって斜面を降り、下手から上手に降りて、床にたどり着きます。 隊長はフィルソワ。 最初の3人は床に降りるころまで、踊りが揃っていなかったので、心配になりましたが、それ以降は大丈夫でした。キャスト表にthree shadesにコシェレワの名前がありますが、間違えでしょうかね。 クテポワらしきおでこの広いダンサーは確かに3人の真ん中にいました。

コシェレワ、髪飾りはネックレス状の2本の飾りで、頭上からみると() のようになっていて、額には小さな宝石をぶら下げていました。 衣装は純白で、胸のⅤのラインのふちに宝石を縫いつけたものでした。 アイドス君との練習も十分行ったようで、安心して見ていられました。 そして、結婚式では日本公演と同じように、建物が崩壊して公演が終わりました。 もちろん、大きな拍手とブラボーで客席は盛り上がりました。

この劇場は、左右に分かれる幕ではないからでしょうか、カーテンコールで数人ずつ出てくるということはありませんで、何度か幕の上げ下げがあったあとは、そのまま終わってしまいました。

公演後、愕然とすることが・・・・、公演前に、係員に、オレンジと白の花束はコシェレワに、黄色とピンクの花束はペレン(買ったときはロマチェンコワをイメージしていた)にと言って託したのに、ペレンがオレンジと白の花束を持っているではありませんか。 こちらの方を若干大きめにしておいたのに、すでにペレンが持っているのに、いまから替えてともいえず・・・、ロシア人のいいかげんさ(?)にショックを受けるとともに、コシェレワさんには申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 これからは、口で言うのではなく、宛て先をカードにはっきりと書いて花束に貼りつけたいと思います。

ニキヤ: イリーナ・コシェレワ
ドゥグマンタ: アンドレイ・ブレクバーゼ
ガムザッティ:イリーナ・ペレン
ソロル: アイドス・ザカン (デビュー)
大僧正: マラト・シェミウノフ
奴隷: ウラジミール・ツァル
アイヤ: エカテリーナ・ナウモワ
マグダウィア: アントン・アパシキン(デビュー)
ジャンペー: ヴァレリア・ジュブラリョーワ、ヴィクトリア・ザリポワ(デビュー)
グラン・パ: ユリア・カミロワ、ヴァレリア・ジュブラリョーワ、オリガ・グローモワ、マリア・グルクホワ
        アンナ・クリギナ、マリア・ドミトリエンコ、エレーナ・ニキフォロワ、エレーナ・シリャコワ  
        デニス・モロゾフ、ニコライ・コリパエフ
インドの踊り: オリガ・セミョーノワ、アレクサンドル・オマール
黄金の偶像: アントン・プローム
太鼓の踊り: アレクセイ・クズネツォフ
壷の踊り: ナタリア・クズメンコ
隊長: ミハイル・ヴェンシコフ
幻影のトリオ: アンナ・Mikheykina、イリーナ・コシェレワ(誤植)、ヴィクトリア・クテポワ
指揮: パヴェル・ブベルニコフ

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こうすけさん、素晴らしいレポをありがとうございました。 マールイのバヤデルカですから、感想を読ませていただいただけで自然と音楽が聞こえてきて、衣装を纏ったダンサーたちが自分の中で踊りだしました(笑)。 ただ、肝心のソロルだけが想像できないですが・・・。 一時期YouTubeにマールイの映像が出ていたときにザカンを見ましたが、確かに黒髪とまじめでおとなしそうな面差しが印象的でした。 コシェレワには身長が低いけれどロマチェンコワとならまずまずか・・・と思っていたのですが。 それでも十分にリハの時間が取れたようなコシェレワがニキヤなら、アイドス君も緊張感もミニマムで済んだのではないかと思います。 
プロームのブロンズアイドルもまだ見た事がないので、見ることができたこうすけさんが羨ましいです。 本当にこうすけさんの劇場再訪を歓迎するようなキャストですね。 
バヤデルカ、今度の来日では見られるでしょうか? 毎年見たい演目なので、絶対に持ってきてもらいたいし、最低3公演は異なるキャストで上演して欲しいですね。
お花の手違いはなんと言っていいのやら、残念でしたね・・・。 花を選ぶときってダンサーとその日の役を考えて選ぶから、その時のこうすけさんのショックと落胆はよく分かります。 二人ともイリーナなのでスタッフが勘違いしてしまったのでしょうか? 日本だとたいてい花束受付のところでダンサーの名前を書いて花束に張ってくれますものね。 私が昨年ミハイロフスキー劇場で花を預けた時も、他に並んでいた方たちの持っていた花束は大きく名前を書いた紙やカードをセロファンの内側にしっかりとテープでとめてありました。 私は花屋さんで持っていたメモ用紙に名前を書いてセロテープをもらって(クリップしか持っていませんでした)貼り付けたような記憶があります。
幸いといったらなんですけれど、コシェレワは6日の「ジゼル」でもタイトルロールですから、コシェレワ@ジゼルにぴったりの素敵な花束をプレゼントしてあげてくださいね。
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こうすけさんより、マリインカ4月29日「白鳥の湖」レポ!
2009/05/02(Sat)
サンクト・ペテルブルグに滞在中のこうすけさんより、ホットなメッセージが届きましたので皆様にご紹介致します。 
<こうすけさん、旅行中の貴重なお時間を私たちのために割いていただき本当にありがとうございます。 キャストは私たちが昨年の秋に見た時と半数くらいが同じですが、今回はTV番組で取り上げられたオクサナ・スコリクちゃんが大きい4羽と2羽の白鳥にキャストされているんですね。 そして同じく残念だったのが、やはりエフセーエワの名前がない事です。>





2009年4月29日マリインスキー「白鳥の湖」

ペテルブルグのホテルに着いたのが、4月28日の22時ごろであったため、バレエ鑑賞は、29日が初日、この日はマールイの公演がないので、昼間、マールイでダンサーの何人かとお会いして話をしたものの、夜はマリインスキー劇場で「白鳥の湖」を鑑賞しました。主役は、Mさんお気に入りのコルスンツェフとコンダウーロワ、そうMさんとうみーしゃさんが昨年秋にこちらで見られたのと同じペアでした。 席は2階のバルコニー席の6番の部屋でした。今は簡単な報告ですみません。

コンダウーロワは、結構大柄の人で、最初の見た目の感じが以前マールイの来日公演でゲストに来ていたコレゴワみたいな印象を受けました。オデットのところは、もう少しはかなさや切なさ、苦しみを表せないかなと思いましたが、黒鳥では、とても艶があって、ときおり見せる微笑みがとても魅惑的でしたので、彼女なりにオデットを演じているんだということが、黒鳥を見てわかりました。フェッテは最後までダブル入り、後半一度バランスを崩すもすぐ持ち直した。 踊りはとても安定していて、Mさんたちのレポートにもあるように、十分に準備して、自分のものにしている感じでした。外見もきれいなので、人気が出そうです。

コルスンツェフは、地味ながら、しっかりコンダウーロワをサポート、2幕のソロは、ザンレールというのですか、ジャンプを、少しフライング気味ではあったけど、5番でしっかり決めていていました。

ちなみにプー兄は、マズルカに登場していました。コールドは、揃っていないところもあって、数年前のマールイの方が上だと思いました。

観客は上の席を除き、ほぼ満員でした。日本で見るとき以上に拍手を随所でしていました。まあ、観光客が全体の流れを知らないで、曲が終わったというだけで拍手をしているだけかもしれません。1幕1場が終わったところで幕が降りてきたので驚きましたが、パドトロワの3人が出てきて、女性2人が花束を受け取っていました。

終演後、拍手はあっけなかったですが、カーテンコールで一応、3回出てきて、少ないながらも残った観客からは暖かい拍手とブラボーを受けていました。もちろん、わたしもそれに参加しました。

3年ぶりのマリインスキーでしたが、現地では初めて見る白鳥でした。ブラボー言って少しかすれた喉がなんとも快く感じさせる夜でした

オデット&オディール: エカテリーナ・コンダウーロワ
ジークフリート:  ダニーラ・コルスンツェフ
王妃: エレーナ・バジェノワ
家庭教師: ピョートル・スタシューナス
パ・ド・ドロワ: タチアナ・トカチェンコ、マイヤ・ドゥムチェンコ、ワシリー・Shcherbakov
道化: ラファエル・ムーシン
ロットバルト: イワン・シトニコフ
4羽の白鳥: エリザヴェータ・チェプラソワ、エレーナ・ユシュコヴスカヤ、エレーナ・チミル
         ヴァレリヤ・マルチニューク
大きな白鳥: アタスタシア・ペトゥシコワ、リリヤ・リシュク、オクサナ・スコリク、ダリア・ヴァスネツォワ
2羽の白鳥 : アレクサンドラ・イオシフィディ、オクサナ・スコリク
スペイン: ヴァレリア・イワノワ、アレクサンドラ・イオシフィディ、
       アレクサンドル・ロマンチコフ、カミル・ヤングラゾフ
ナポリ: エリザヴェータ・チェブラソワ、アレクセイ・ネドヴィガ
ハンガリー: ダリア・バリノワ、ボリス・Zhurilov
マズルカ: オリガ・バリンスカヤ、オリガ・ベリク、アナスタシア・ヴァシレット、ユリア・スリヴキナ
       アレクサンダー・クリモフ、セルゲイ・コノネンコ、ニコライ・ナウモフ、ドミトリー・プハチョフ(プー兄)
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