草刈&シヴァコフ ファイナル!!!
2009/01/31(Sat)
今日のジゼルも兵庫同様、とってもとっても素晴らしかったです。

ジゼル: 草刈民代
アルベルト: ミハイル・シヴァコフ
ミルタ :オクサーナ・シェスタコワ
森番ハンス: ロマン・ペトゥホフ
ぺザント・パ・ド・ドゥ: サビーナ・ヤパーロワ、アンドレイ・ヤフニューク
ベルタ(ジゼルの母): ヤニーナ・クズネツォーワ
バチルド(アルベルトの婚約者):エレーナ・モストヴァーヤ
公爵 :アンドレイ・ブレグバーゼ
アルベルトの従者: アレクサンドル・オマール
ドゥ・ウィリ :ユリア・カミロワ、マリア・グルホワ

ミルタ、ぺザント、ドゥ・ウィリ以外は兵庫公演と同じメンバーです。

シヴァコフは今日も優しさ、ほんのちょっと奔放、純粋さあふれるアルベルトでした。
本人の性質を上手くアルベルトという役に重ねていて、そこで一つになった魂がシヴァコフの肉体を使って踊り演じている。 あのまっすぐな眼差しがたまらないんですよね。 どこまでもどこまでも深そうな愛情と優しさのような感じで。
やはり今日も2幕の草刈さんと紡ぎ出す世界が圧巻。 嘘みたいに穏やかに響きあうアルベルトとジゼルなんですよね。 美しくて悲しい世界でした。
あ、で、兵庫公演の感想ではちょっと記憶違いのところがありまして、1幕ラスト、ジゼルが死んでしまった時、ハンスがいちゃもんつけたんじゃなくて、シヴァじゃないアルベルトが「お前のせいだ!」とハンスに詰め寄ったのでした。

ミルタはコシェレワでなくシェスタコワでした。 草刈さん引退の舞台なのでバレエ団としてもトッププリマを!と考えたのかどうかはわかりませんが、昨夜の主役に続きの登板の疲れもなさそうで良かったです。 踊りはとても良かったですが、表情や仕草は恐いけどあまり冷気はなかったかも・・・。 けっこうコシェレワの方が含みがあって恐いんだわ・・・(笑) 

それ以外の本日の二重丸は、こんなラブラブぺザントは初めて見たよ!というサビーナちゃんとヤフニュークです。 サビーナちゃんは目がハート型に見えるし、ヤフニュークはペレン相手にはとうてい見せられないようなデレデレハッピー笑顔。 やってられませんが、この二人だから許します(笑) 踊りは二人とも言う事ありません。 

あとは、後日(多分)感想で書きますが、カーテンコールはとても温かく和やか、かつ感動的でした。
草刈さんがシヴァと姿を現した時にはさすがに彼女も万感胸に迫る感じでしたが、終始明るく満足感に包まれたフィナーレだったと思います。 
2度目にカーテンが開いたときシヴァの姿がなく一瞬あれ?と思いましたが、お花だな!と思ったとおりシヴァから大きな花束が草刈さんに渡されました。 といっても床に置いたのですが。 フィナーレの彼女に花束を贈る相手としてシヴァほど適任者はいないですものね。  
この記事のURL | バレエ | CM(6) | TB(0) | ▲ top
マールイ「ライモンダ」2日目
2009/01/31(Sat)
マールイ公演も今日で東京公演が終了で残すところ2公演となってしまいました。
特別な1ヶ月が終わってしまうのは本当に淋しい。 せめて半年に1度引越し公演があればなぁぁ。

今日のライモンダもとても良かったです。

シェスタコワは1幕は足元が怪しかったり一つ決めのポーズが出来なかったり(昨日見ていなければ
分からないですが)、右足がおかしいのかなと思いましたが、2幕3幕とどんどん調子を上げていって
最後は流石はプリマという気迫でした。
目に入ってくるダンスの形やライモンダの人物像は昨日のペレンとは全く違う2者2様のライモンダでした。
ペレンがライモンダという人物を踊りで表現しながら演じていたとすれば、シェスタコワは自分をその中に入れてしまったような・・・。

マラト、出てきた瞬間、やはりデカイ!!と思いました。 シェスタコワがあんなに小さく見えたのは初めてだ・・・。
1幕2場の夢の場始め、リフトはやはり抜群の安定感があるし、3幕のヴァリも綺麗にまとまっていて良かったです。 マラトはああいう見せ場は必ず決めて来るんだよね。

ライモンダの友人たちは昨日と変わらず。 コシェレワもミリツェワも艶やかですね。 

コール・ドは3幕のハンガリーにツァル、ポドショーノフが加わって昨日より良かったように思います。
ハンガリーのフィルソワとぺトゥホフもすっばらしかった。 フィルソワ、やっぱり大好き!!
バナデロスのモストヴァヤはセクシーというより可愛くて・・(笑)
昨日周りで大不評をかっていた男性4人組み、今日は右から二人目にコリッパー投入で建て直しを図っていました。 ま、でもヤフニュークがいなければ・・・・でございました。 今日はヤフニュークのけっこうな笑顔も目撃したし、満足でした(笑) なんだかんだ言ってかなり好きになっちゃいましたねー。 なんたって主演を4回見ましたからね!!

明日は私的大ラスの「ジゼル」です。
天気は最悪になりそうですが、舞台はきっと素晴らしいはず。 ミルタは誰になるのかな??
この記事のURL | バレエ | CM(6) | TB(0) | ▲ top
楽しかった~~~!な、マールイ「ライモンダ」初日
2009/01/29(Thu)
行って来ました~~~♪♪
今日の真っ先にありがとうは、意外なダークホースのパブージンかな?
正直、覚悟を決めて今日の公演に臨んだのですが、出だしこそ、むーなところがありましたが、今までで一番綺麗でダンサーにとってもまずまず(基本がアニちゃんだからね!)な演奏だったと思います。
ライモンダでオケが歌ってくれなければ始まらないもの。
ありがとう!  

そしてプハチョフにようやく巡り合いましたが、ジャンの踊りが少なくて物足りない・・・。
もっと踊りを見たかったです(悲) 
3幕ヴァリのジャンプしての脚の打ち合わせ、パンパンと小気味よい音がしてこれぞプハチョフという高くて美しいジャンプを見せてもらいました。

で、やっぱり今日はハラショー!ペレン!!です。
もー、姫オーラ&ラインの美しさ炸裂でうっとりでした。
ライモンダは1幕から3幕まで本当に出ずっぱり。 全くタイプの異なる5つのヴァリエーションもどれも見事に踊りこなしていたし、テクニック的なことだけでなく、それぞれにきちんと気持ちを乗せてライモンダの心情を表現できていたのが素晴らしかったと思います。 もちろん、最後まで体力はおつりが出るほど・・・。
1幕の夢の場のジャンとのPDDでは、実際には遠くにいるジャンを思う切なさと、今夢の中で一緒に過ごしているという湧き上がる幸福感が手に取るように感じられました。

アブデラフマンのツァルもブラボー!!です。 ちょっとかっこ良すぎて困ってしまうくらいですが、目がいっちゃてて怖かったくらい入り込んでてライモンダに激愛を示していました。 とても恋するハンスな方とは思えないほど・・・。
アブデラとライモンダの絡みも良かったですね~。 特に1幕ラストでの二人の踊りにはぞくぞくしてしまいました。
ライモンダは嫌悪を表しているのだけれど、そこに微妙な心の隙みたいのがあって、それが2幕の拒絶にも意味を持って繋がっているように思えました。

2幕のキャラダンもとても魅力的。 サラセンは会場にはクズネツォフから二キータ・クリギンに変更という掲示がありましたが、あれ、二キータじゃないよね。 でもクズネツォフにしてはちょっと大きいようにも思ったけれど、いったい誰?
コール・ドもばらつきがあるっちゃあるんだけど、今回のメンバーなら及第点だと思います。 が、3幕のあの男性4人のザンレール合戦の見せ所、ヤフニュークの残像だけでなんとか持たせましたが、後の3人はちょっとお粗末過ぎ。 すみません、あえて言わせてもらいます。 今回人数が十分じゃないのならプロームに2幕の宮廷の人の役なんかやらせないで、あそこはせめてプローム、マスロボエフ、モロゾフ、ヤフニュークとして欲しかったです。 

最後はキツイ一言となりましたが、これも愛ゆえですし、今日の舞台にはマールイらしさも随所に感じられて大満足の舞台でした。

カーテンコールではペレン、プハチョフ、ツァルの並びが見られて眼福。
プハチョフだけでなく、最後にはツァルまで受け取った花束をペレンに渡していました。 ジャンとアブデラの二人からもらって良いものか??というペレンの苦笑いがちょっと可笑しかった。
この3人、ちょっと舞台でも笑わせてくれたところがあったのですが(笑わす場面じゃないし、気にしなければそのままスルーなんですが)、それについては感想の時に暴露!(笑)
この記事のURL | バレエ | CM(2) | TB(0) | ▲ top
マールイ「ジゼル」 1月25日(草刈&シヴァコフ)の感想
2009/01/28(Wed)
<1幕>
シヴァコフ、髪はどーすんだと思っていたらガラの時と同じ前髪を上げたままでした。
初めて見るミーシャのアルベルト。 爽やかな青年貴族で、スレンダーな長身に衣装がとてもよく似合う。 大腿部にかけてもう少し肉が落ちれば完璧かな!
従者はぺトゥホフのはずなのにこの細くて上背のある従者はオマールじゃん。 ご主人様に対する態度に恭しさがちょっと足りないぞ。 マラさんで見たかったなぁ。 
ジゼルに会いたくて逸る心のアルベルトに、「婚約者のいらっしゃる身で・・」と進言する従者を若干不快そうにきっぱりと制したシヴァのキリリとした顔。 ともかく心はジゼルへの想いで一杯という感じでした。 ジゼルの家の扉を叩く顔も真剣そのもの(笑)

オマールのはずだったハンスはぺトゥホフ。 中背の彼のハンスは、野暮ったくて短気そうで、ハンスにあまり感情移入しないですむいわゆるオーソドックスタイプな役作り。 

草刈さんジゼル登場。 衣装は自前だと思うけれど、白地に青のアクセントなのでマールイのコール・ドとの違和感もなし。 踊りに関してはかなり省略され、アルベルトとのジュテもなかったけれど、今の彼女が破綻なく踊れる振付に無理なくアレンジされていました。 草刈さんのジゼルは、芯はしっかりしているけれど、少しおっとりしていて、シャイというよりは控えめな感じ。 無理に初々しさや可愛らしさを出そうとはしないところに好感が持てた。

花占いのシーン、ジゼル以上に真顔になって花びらの数を数えていたミーシャがいじらしい(笑)。 慌ててジゼルに駆寄り、「ほら、上手く行くよ!」と微笑んだ顔のまぶしい事。 真剣にジゼルを愛していて、ただ側にいたいという気持ちでジゼルに寄り添うアルベルト。 ジークフリートを踊りながら自然に身につけていった優しさ溢れる包容力がここでも健在でした。 
ベルタがジゼルに「あなたは心臓がよくないんだから」と話しているのを聞いて、信じられないという驚いたような顔をして不安そうにジゼルを見つめたアルベルトに、「たいした事はないの」と返すジゼル。
それをそのまま信じて本当にホッとした表情を見せるシヴァ(笑)
なんだかもう、こういう一つ一つの彼の表情にこちらも一喜一憂です。 考えてみれば、ここまで特別なダンサーがアルベルトを踊った事はなかったんだよな・・・。

貴族たちが近くまで狩に来ているという事に気づいた時のシヴァの演技がとても分かりやすかった。
ヤフニュークの時はここの印象があまりなかったのでけっこう新鮮でした。

今までオシポワが多かったのでバチルダのモストヴァヤを見るのは初めてかな? ネックレスをもらったジゼルがバチルダの手に口づけをしても不快感を表さない優しそうな娘でした。

ベルタ役のヤニーナ・クズネツォーワは初見かな?と思ったら海賊のフォルバンにキャストされていました。 ノボショーロワとはタイプの違う、ジゼルの具合が心配で仕方がなく常に神経をピリピリさせているような感じ。 少し気になったのが貴族に対する振る舞い。 違う世界の人たちという恐れ多い感じがあまりなくて、ジゼルに踊りを進めるバチルダの袖をかなり無造作にポンポンと叩いていたのはちょっと。

タンバリン隊では今日もコリパエフが目立っていたなぁ。 すでに主役をいくつか経験した後でも、こういう役を一生懸命踊っている彼の姿はなんか微笑ましくもあります。

ぺザントのプロームはほぼ完璧な踊り。 ザンレールのジャンプは高く、着地の脚は床に吸い込まれるように5番に収まる。 細かい脚捌きも余裕でアントルシャのジャンプも十分な高さがあって綺麗。 太股に綺麗に筋肉がついた均整のとれたプロームの両脚をみて強靭な跳躍力を持つ蛙の脚を思い浮かべてしまった・・・。 蛙なんていったら本人怒るかもしれないけど、タイツ越しの筋肉が本当に美しかったんですよ。
ミリツェワのピルエットのサポートだけが今ひとつ。 昨夜のトロワでは全く問題なかったのに。 こちらは入りの角度とかが難しいのかな?
ミリツェワも彼女独特のニュアンスのある踊りが今日も冴えていました。 でも、せっかくの彼女のヴァリの時に周りのコール・ドにやたらマイムが多いのは、はっきり言って踊りの邪魔!

収穫祭も宴たけなわなところに戻ってきたハンスが村人たちを前にアルベルトの正体をばらす。
一度はなんとか取り繕ったアルベルトもハンスが吹いた角笛を合図に散り散りになっていた貴族たちが戻ってくるとその表情から生気が消える。 そのわりには丁寧で長い口づけだったよなぁ・・・。

ジゼルの心が壊れて狂っていくの目の当たりにしたアルベルトは自分のしてしまった事の重大性を理解し、罪の意識が大きくなっていく。 片手で顔を多い愕然とするアルベルト。
拾った剣を捨て、ハンスを指差し笑いながら後ずさりしたジゼルがバチルダにぶつかると、憤慨といたたまれなさを顕わに貴族たちが去っていく。 ついにアルベルトがジゼルに近寄って抱きしめると同時にジゼルは息絶える。 
アルベルトはこの場から去らせようとする従者を何度も振り切って倒れているジゼルに駆けより抱きしめる。
ベルタが強い調子でアルベルトにジゼルの亡骸から離れるように言うと、その様子を見ていたハンスがお前のせいだと荒々しく食って掛かる。 アルベルトは剣を抜きハンスに飛びかかろうとするけれど、従者に思いとどまらされて自分の存在を消してしまいたいとでもいうようにその場から走り去って行った。
ほとんどシヴァから目を離さなかったので草刈さんについてはチラ見程度だったのですが、大袈裟ではなく悲しさと空しさに少しずつ押しつぶされるように狂っていったジゼルでした。


<2幕>
コシェレワ、今日は東京公演と違って最初から冷ややかさのあるミルタだった。 出のパ・ド・ブレがとても細かくて美しく、踊りも軽やかで綺麗だった。 相変わらず真っ青なシャドーのエリマコワと真っ白なシャドーのジュラヴリョーワはソロで踊っていれば気にならないのだけれど、コシェレワと並んでしまうと上半身や腕の使い方がまだ硬い。 横浜ではカミロワ希望~~~!
コール・ドは東京よりも良かったです。 昨日もマチソワとこなして疲れていないわけはないだろうけど、全体的な動きがよく揃うようになった。 回数をこなした事ももちろんんだろうけど、この日本ツアーを通じてダンサーたちが思いを一つにできるようになったのだとしたら嬉しいな。
  
草刈ウィリは髪飾りもなく慎ましいながらも凛とした雰囲気。 復活の大回転はゆっくりだったけれど破綻なく。

アルブレヒトの登場。 な~んとなくオマールとのツーショットはしっくり来ないなぁ・・・。
ジゼルの死後、何一つ手につかず、ずっと後悔と罪の意識に苦しみ悩み続けて憔悴しきったアルベルト。
百合の花を静かにお墓に手向けうなだれるシヴァに早くもウルウル・・・。 跪いてジゼルの墓をじっと見つめているアルベルトの背後に現れたジゼル。 彼女の気配を感じ取ったような気がしたアルベルトははっとした表情を見せるけれどその思いを自分で打ち消す。 2度目にジゼルが姿を現した時に、そこにジゼルがいる事を確信し、見えない存在を捜して追いかけようとする。 この時のシヴァの切なくも何かにとりつかれたような目の表情がなんとも言えず・・・。
ただひたすらジゼルを感じたいとうシヴァの真っ直ぐなアルベルトを見ていたら、感極まってしまい、この直後の事はあまり覚えていません。 

ハンスを取り巻くウィリたち、東京公演よりも恐さと団結力が増している。 必死の形相で踊らされるぺトゥホフも見事。 きっと口を結んだコシェレワの表情、恐さの中にうっすら快感が漂ってない??
続いて引き出されたアルブレヒトはミルタに救いを求める。 命乞いというよりは何か救いを求めるという感じだった。 ハンスに対するよりもさらに威厳をもって冷たく拒絶するミルタ。 コシェレワ、立派!

アルベルトとジゼルのPDD。 
しっとりとアルベルトに寄り添うジゼルは押し殺した表情の中にもアルベルトへの変わらぬ愛情が感じられる。 アルベルトにもその想いが痛いほど伝わっていて、しっかりとジゼルを受け止める。 このPDDでは草刈さんとシヴァコフの間に出来上がっている信頼感を強く感じました。 リフトされる瞬間の草刈さんがとても軽々と自然な動きをするんですよね。 草刈さんの踊りの中にもちゃんと浮遊感がありました。
シヴァのヴァリは着地で一度大きな音をたててしまった以外は、体躯を活かした大きくて綺麗な踊りで、最後の渾身のアントルシャの連続もジャンプが高く脚捌きも綺麗だった。 
力尽きて倒れているアルベルトを必死になって守るジゼルは、声にはならない声で死んではだめよと叫び続けているようだった。

夜明けの鐘がなり、倒れているアルベルトに近づき優しく彼の体に触れるジゼルは、彼の命を守れた幸福感と永遠の別れの淋しさに心が震えている慈愛の人だった。 

アルベルトは自分を救ってくれたジゼルが消えていく気配を感じながらもただ呆然と前方を見詰めている。 しばらくして力なく立ち上がり、ジゼルが落としていった百合に気づき一本ずつ丁寧に拾い胸に抱きしめる。  すべてを理解したアルベルトは百合の花をお墓にたむけ泣き崩れる。
あまりに深い悲しみにこの先どう生きていくのかはわからないアルベルトだった。


PDDからは涙が止まらなくなってしまったのだけど、美しくてひたすら真っ直ぐなシヴァコフを見られて
本当に嬉しかったし幸せでした。 ピュアという言葉が今でもシヴァにはピッタリだと感じられた事も嬉しいです。
自分にとってかけがえのないものの大切さを心から分かっている今の彼ならではの舞台だったように
思います。
草刈さんはカーテンコールでは満足げで晴れやかな笑顔。 最後は手を振りながら、幕の内に下がりました。 後は神奈川の大ラスを残すだけとなりましたが、しめっぽくない人なんだな。 シヴァも草刈さんの真似して(笑)笑顔で手を振りながら消えていきました♪


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ジゼル: 草刈民代
アルベルト: ミハイル・シヴァコフ
ミルタ :イリーナ・コシェレワ
森番ハンス: ロマン・ペトゥホフ
ぺザント・パ・ド・ドゥ: タチアナ・ミリツェワ、アントン・プローム
ベルタ(ジゼルの母): ヤニーナ・クズネツォーワ
バチルド(アルベルトの婚約者):エレーナ・モストヴァーヤ
公爵 :アンドレイ・ブレグバーゼ
アルベルトの従者: アレクサンドル・オマール
ドゥ・ウィリ :ダリア・エリマコワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
ライモンダ キャスト発表
2009/01/27(Tue)
ライモンダのキャストが発表になりました♪
ペレンもシェスタコワも多くの主演を予定通りにこなして来てくれてありがとう♪
これって毎年思うけれど本当に凄い事だと思います。 残りわずかとなった日程をどうか怪我も病気もなく過ごしてください。 もちろん、バレエ団のみんなもです!

そして! ようやく、ようやく、プハチョフが見られます。 うれしいよぉ~~~(嬉泣)
それにペレン、プーちゃん、ツァルって嬉しすぎるな~。 クレメンスもプログラムには名前がなかったミリツェワが2日ともだし、とっつぁんもノヴォショーロワも両日見られます~。
プロームの名前がないのはちと残念ですが、彼もここのところ出ずっぱりだし、ここは休んで神奈川の
ジゼルに出てきてくれるかな? 
ともかく楽しみです。

で、一番気になっていたキャストはあの方ではなかったわ・・・。
それでとーぜんなんですが、今日オペラシティーで振ってるんだと思うと、諸事情全く無視して勝手に期待しちゃうじゃないですか!!!
アニハーノフさん、帰って来て~~~。


1月29日
ライモンダ: イリーナ・ペレン
騎士ジャン・ド・ブリエンヌ: アルチョム・プハチョフ
アブデラフマン: ウラジーミル・ツァル
伯爵夫人シビラ・ド・ドリス: アンナ・ノヴォショーロワ
ハンガリー王アンドレイ二世: アンドレイ・ブレクバーゼ
侍従: パーヴェル・シャルシャコフ 
ライモンダの友人:
クレメンス: タチアナ・ミリツェワ
ヘンリエット: イリーナ・コシェレワ
ベランジェ: デニス・モロゾフ
ベルナール: アンドレイ・マスロボエフ
夢の場面ヴァリエーション:ダリア・エリマコワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
サラセンの踊り: ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
パナデロス: オリガ・セミョーノワ、アンドレイ・カシャネンコ
ハンガリーの踊り: マリーナ・フィラートワ、マクシム・ポドショーノフ
3幕ヴァリエーション: アンナ・クリギナ
指揮:ミハイル・パブージン

1月30日
ライモンダ: オクサーナ・シェスタコワ
騎士ジャン・ド・ブリエンヌ: マラト・シェミウノフ
アブデラフマン: アレクサンドル・オマール
伯爵夫人シビラ・ド・ドリス: アンナ・ノヴォショーロワ
ハンガリー王アンドレイ二世: アンドレイ・ブレクバーゼ
侍従: パーヴェル・シャルシャコフ 
ライモンダの友人:
クレメンス: タチアナ・ミリツェワ
ヘンリエット: イリーナ・コシェレワ
ベランジェ: デニス・モロゾフ
ベルナール: アンドレイ・マスロボエフ
夢の場面ヴァリエーション:マリア・ドミトリエンコ、オリガ・グローモア
サラセンの踊り: ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
パナデロス: エレーナ・モストヴァーヤ、アンドレイ・カシャネンコ
ハンガリーの踊り: エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
3幕ヴァリエーション: ユリア・チーカ
指揮:ミハイル・パブージン
この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
兵庫「白鳥の湖」ソワレ&「ジゼル」のキャスト
2009/01/26(Mon)
さすがに土日出かけてしまうとやる事が溜まってしまって・・・。
とりあえず、24日「白鳥の湖」ソワレと25日「ジゼル」のキャストです。
ジゼルはアナウンスも掲示もなかったように思うのですが、ハンスにキャストされていたオマールが
従者、従者にキャストされていたぺトゥホフがハンスでした。 シヴァと同じくらいの身長の従者が出てきたときにはビックリしてしまいましたよ・・・。 これでオマール、ツァル、ぺトゥホフと、とりあえず3人のハンス、すべてを見たことになるので、〆の神奈川は個人的な好みでツァルがいいなぁ~。


1月24日「白鳥の湖」ソワレ
オデット/オディール :イリーナ・ペレン
ジークフリート :アンドレイ・ヤフニューク
ロットバルト: マラト・シェミウノフ
王妃 :ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 :アンドレイ・ブレクバーゼ
パ・ド・トロワ: オクサーナ・シェスタコワ、タチアナ・ミリツェワ、アントン・プローム
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ナタリア・クズメンコ、エレーナ・ニキフォロワ、ユリア・チーカ
大きい白鳥:タチアナ・ミリツェワ、ダリア・エリマコワ、ヴィクトリア・クテポワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
2羽の白鳥:ヴァレリア・ジュラヴリョーワ、ヴィクトリア・クテポワ
スペイン:アンナ・ノボショーロワ、オリガ・セミョーノワ、デニス・モロゾフ、アレクサンドル・オマール
ハンガリー:エレーナ・モストヴァヤ、ミハイル・ヴェンシコフ
ポーランド:マリーナ・フィラートワ、エレーナ・フィルソワ、ナタリア・グリゴルーツァ、ユリア・カミロワ
      アルチョム・マルコフ、ロマン・ペトゥホフ、デニス・サプローン、ニキータ・セルギエンコ
イタリア:ナタリア・クズメンコ、アントン・アパシキン

1月25日「ジゼル」
ジゼル: 草刈民代
アルベルト: ミハイル・シヴァコフ
ミルタ :イリーナ・コシェレワ
森番ハンス: ロマン・ペトゥホフ
ぺザント・パ・ド・ドゥ: タチアナ・ミリツェワ、アントン・プローム
ベルタ(ジゼルの母): ヤニーナ・クズネツォーワ
バチルド(アルベルトの婚約者):エレーナ・モストヴァーヤ
公爵 :アンドレイ・ブレグバーゼ
アルベルトの従者: アレクサンドル・オマール
ドゥ・ウィリ :ダリア・エリマコワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
この記事のURL | バレエ | CM(4) | TB(0) | ▲ top
感動的なジゼルでした。
2009/01/25(Sun)
草刈さん、ミーシャ、コシェレワが大変素晴らしく、感動的な舞台でした。特にニ幕が圧巻。慈愛に溢れた草刈ジゼルにシバの渾身のアルベルト。今はまだ頭が興奮状態で(しかも苦手な携帯からだし)、上手く言えませんが、シバは魂ごとアルベルトでした。表情がとっても美しかったです。
草刈さんもなんでもっと早くジゼルを披露しなかったんだか。嫌みが全くない自然体のジゼルでした。
横浜、当日券があるのなら、多くの方に是非見て欲しいです。草刈さんのラスト全幕最後を飾るに相応しい舞台になる事、間違いないと思います。
今日ほどミーシャを誇らしく思った事はないわ。素晴らしいダンサーになったね、ミーシャ!
この記事のURL | バレエ | CM(8) | TB(0) | ▲ top
兵庫ジゼル
2009/01/25(Sun)
シバコフの名前がキャスト表にちゃんと載っていて一安心。
ミルタはコシェレワ、シバ、コシェレワにいじめられるのか...ハンスはオマール、ペザントはミリツェワ、プロームです。
ベルタにヤニーナ・クズネツォワ、バチルドがモストバヤというのが東京公演と違うキャストです。
この記事のURL | バレエ | CM(2) | TB(0) | ▲ top
着きました!
2009/01/24(Sat)
兵庫県立芸術文化センターに着きました。三年振りになりますが、このホールは本当に素敵ですね。サントリーホールと同じくらい気持ちが引き締まります。
さて、やはり本日の王子はヤフニュークでした。目玉はシェスタコワのトロワかな? ちょっとびっくり。 ミリツェワとプロームのトロワです。
この記事のURL | バレエ | CM(2) | TB(0) | ▲ top
ミハイロフスキー劇場ガラ(1月21日)の感想
2009/01/23(Fri)
兵庫遠征の前になんとかあげてしまいたいと思い、ほぼ殴り書き状態ですが、以下ミハイロフスキー劇場ガラの感想です。


<第1部>
「眠りの森の美女」よりローズ・アダージョ  音楽:P.チャイコフスキー  振付:M.プティパ
イリーナ・コシェレワ
コリパエフ、モロゾフ、カシャネンコ、ヴェンシコフ

コシェレワは淡いピンクのチュチュがとてもよく似合ってキラキラ輝く奥ゆかしい姫。
出の雰囲気はとても良かったのだけれど、劇場の名前を冠するガラのトップバッターだけに彼女ほどのダンサーでもかなり緊張していたようで、バランスが大変そうだった。 
オーロラ登場の最初のソロがなく体も気持ちもこわばったままいきなりアチチュードバランスというのはキツイですね。 4人の王子が以前のようなベテラン王子たちだったら、まだ良かったのにな。
ローズアダージョって本当に難しいのだなと改めて思いましたが、来期は是非コシェレワのオーロラを全幕で見たいです!
薔薇がなかったのはちょっと淋しい・・・。


「人形の精」より  音楽:J.バイヤー  振付:S.レガート、N.レガート
サビーナ・ヤパーロワ、ヴャチェスラフ・チュチューキン、マクシム・ポドショーノフ

袖のカーテンからちょっと顔をだしたサビーナちゃんに!?。 一瞬演目を忘れてしまうほどのあの青い大きなカツラは・・・。 やはり、ここのカンパニーのヘアメイクさん(なのか衣装さんなのか?)、ちと独自路線突き進みすぎなんじゃ・・(笑)。
まぁ、そんなカツラにも負けずサビーナちゃんはラブリ~でした。 踊りは軽やかできっぱりしているし、
ピエロたちをからかう笑顔に罪はないんだけど、やりたい放題ね~~(笑)
夏にぺトゥホフさんのところで見た時はピエロの片方がやんちゃないじめっ子でもう片方が泣き虫という感じだったのだけれど、こちらは仲のいい双子のような感じで、あっちの子が人形と仲良くすればこっちの子がなくし・・・の繰り返し。 2人とも演技も上手かったし、ピルエットやジャンプも良い出来だったけどやっぱりマックス!ですかね。
 

「ロミオとジュリエット」よりバルコニーの場面 音楽:S.プロコフィエフ  振付:O.ヴィノグラードフ
イリーナ・ペレン、アンドレイ・マスロボエフ

オケがなぁ~な出だし。 ピーテルのプレミアの時は音楽も素晴らしかったのですが・・・。
マスロボエフ、髪のびたなぁ・・・。 バルコニーも何もない舞台で序盤を一人で持たすのはちょっと大変だったかな? ペレンが出てきてからは恋人同士な雰囲気も良くて、マスロボエフのジュリエットだけを食い入るように見つめるあの表情が優しさに溢れていて良かった。
こうやって切り取って見てみるとあまり好きな振り付けではないけれど、ペレンの動きのしなやかさはよく分かったのでまぁいいか。
来年、スパルタクスが無理な場合はこちらを持ってきて欲しいです。 


「せむしの仔馬」より“海と真珠の踊り” 音楽:C.プーニ  振付:M.メッセレル
アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、アンドレイ・ヤフニューク

この作品は確か昨年7月のロンドン公演用にミハイル・メッセレルが復元した新しいレパートリーだと思うのだけれど、ロンドンでも踊ったヤフニュークの踊りが素晴らしかった。 懐深い海の大らかさや包容力がもう少し感じられればさらに良かったと思うけれど、軸がぶれないスピードも十分な美しいピルエットやダイナミックなジャンプも今まで見た彼のダンスの中で今日が一番の出来だったのでは? バレリーナとのバランスもクリギナやチーカとだと全く問題ないし正統派の良いダンサーだなと思いました。 
クリギナとチーカの息も合っていたし、水の流れを感じるようなポール・ド・ブラと可憐なダンスが好印象。


「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ  音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
オクサーナ・シェスタコワ、ミハイル・シヴァコフ
ヴァリエーション:タチアナ・ミリツェワ

前奏曲の間、シヴァコフカウントダウンでドキドキしていた。 あ~ミーシャだ!
待ちに待ったミーシャがようやく! 
シヴァ、さっき髭をそったばかりみたいな顔に見えるぞ!(笑) と喜びも束の間、高揚感皆無の間延びしたスローな音楽。
シェスタコワはそんな音楽でもきちんと音をとりポーズをキープして踊っているけれど、彼女が優美に踊れば踊るほどドン・キじゃないよな・・・という感じで。 指揮者にはもうちょっとバレエ音楽を理解して振って欲しいなと切に思った。
シヴァコフも出だしは慎重な感じで表情も少し硬めだったかな? でも男らしさと逞しさが増したような気がしました。 アダージョ最後のフィッシュダイブ、遅々と進む音楽に「シヴァの腰が~~~~!!」と心の中で絶叫しておりました。 あのポーズ、あんなに悠長にされたら腰に負担がかかり過ぎるよ(泣)
シヴァのヴァリ、踊りも安定しだして、表情もいい表情になってきた。 シヴァコフらしいバジル、オレ様なんだけどいい奴なあの視線のバジル。 もう少し動きに切れがあったらいう事なしだったけれど、回転やその着地もきちんと決まっていたし、踊る事の嬉しさを観客と共有しながら踊っているように見えるシヴァコフを見られるのはこちらも本当に嬉しい。
アダージョでは少し動きが重いかなと感じたシェスタコワのヴァリも文句なし。 コーダの32回転は彼女にしては珍しく前半少し軸が定まらなくてやはり本調子ではなさそう。 後半は回転ごとに90度ずつずれていく回り方だったけど、ドンキの好みとしては、シングルで十分なのでがんがん高速で回って欲しかった。
踊り終えた時のシヴァのホッとしたような温和な表情に、今期初めて自分の心の隙間がなくなって心底幸せな気持ちになりました。
来てくれて、踊ってくれてありがとう! シヴァ!! 


<第2部>
「ムーア人のパヴァーヌ」 音楽:H.パーセル 振付:J.リモン
ファルフ・ルジマトフ、イリーナ・ペレン、アンナ・ノボショーロワ、 アンドレイ・カシャネンコ

エミリアを演じたノボショーロワが素晴らしかった。ミハイロフスキー劇場のHPが正しければ、ピーテルでこの作品を上演した時のエミリアはすべてアルブーソワが踊っているようなので、ノボショーロワはこの日が初めてだったかもしれない。 それなのに、まるで何年も踊って来て体にしみ込んでいる役のように見せてしまう彼女は素晴らしいアクトレスだと思った。 
この作品、以前シャルル・ジュドがイアーゴを演じたときには、自分の奸計に酔いしれながら悪魔と化していくジュドの迫力が他を圧倒していたようにも思えたけれど、今回はカシャネンコのイアーゴとエミリアの共謀という感じでじわじわとムーア人を追い詰めていく。 対するルジマトフも疑いや怒りを抑えながら徐々に徐々に崩壊していく感じで、静謐な中に緊迫感のあるドラマが展開されていったのが素晴らしかった。 その3人の間で何が起こっているのかわからないまま、不安にかられながらも夫への愛を示そうとする無垢で従順なデズデモーナをペレンも好演していたと思う。
ここは演奏も良かった。


<第3部>
「エスメラルダ」より 音楽:C.プーニ 振付:M.プティパ
エカテリーナ・ボルチェンコ、ニコライ・コリパエフ
レニングラード国立バレエ

4人のコール・ドの衣装がとてもかわいい。 左から2番目のペネロペ・クルスチックな顔立ちのバレリーナがちょっと前から気になっているのですが、去年はいなかったよなぁ。
ボルチェンコを初めて見ましたが、顔が小さくて横顔はちょっとシェスタコワに似てる? 白鳥ではあまり良い話は聞かなかったけれど、伸びやかなラインが綺麗だし今日は良かったと思います。
DVDで見たハビちゃんは失望の中にも健気さや可憐さがあるのだけれど、ボルチェンコは一貫して不幸な娘モード。
どこにでも誰にでも馴染んでしまいそうな不思議な空気を纏ったコリパエフは、脚の開閉がとても柔らかく踊りはしっかりしているし、長身のボルチェンコの事もしっかりサポートしてたし、この演目は良かったんじゃ? でも、詩人のトレードマークのベレー帽を被ろうよ!  


「スパルタクス」よりアダージョ 音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

よくここまで複雑なリフト連続の振付をしたものだなぁというのが正直な感想。 あの美しい旋律を活かしているとはあまり思えないけれど、本当にアクロバティックで凄かったです。 リフトする方もされる方も一瞬の躊躇や不安も許されない振付ですね。 ペレンがヴァレリアの時のスパルタクスはデニスなので実際の舞台ではこの組合わせはまだないと思うのですが、リフトされたペレンのポーズも綺麗だし二人の息はぴったりでさすがでした。 惹かれ合い求め合う激情を表したようなリフトの連続が終わり別れがやって来たときにはすっかり魅入ってしまっていた。


「アダージェット」 音楽:G.マーラー 振付:N.ドルグーシン
ファルフ・ルジマトフ

相変わらずこの人の腕の動きは綺麗だなと思う。 一時期芸術監督の仕事に専念してダンサーとして復活したのは去年の秋だったと思うけれど、それでこの体型を保っているというのも凄い。
ムーア人に続き、この作品も音楽は良かった。


「海賊」第3幕より花園の場&第2幕より 音楽:R.ドリゴ他 振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ
メドーラ: オクサーナ・シェスタコワ、ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・ボルチェンコ
アリ: アントン・プローム、 ヴャチェスラフ・チュチューキン、 アレクサンドル・オマール
ギュリナーラ:タチアナ・ミリツェワ
レニングラード国立バレエ

ピチカートの踊りが見られなかったのは残念だったけれど、マールイの海賊の花園シーンは大好き。 ピンクの衣装で踊るコール・ドがまさに咲き誇る花園で幸せな気持ちになるんだよね。
キラキラでメリハリのある踊りのミリツェワと春風のようにたおやかなシェスタコワの組み合わせもとてもいいと思う。 
花園のシーンの後にコンラッドの洞窟でのメドーラとアリのPDD。 一番手はエリマコワのメドーラにプロームのアリ。 エリマコワはかなり大柄な上にまだ踊りもいっぱいいっぱいだったのでサポートするプロームは大変そうだったけれど、リフトはきちんと上げていたし、エリマコワの緊張を解こうと絶えず彼女に向ける優しい笑顔に思わずホロリ。
無事にアダージョが終了し、さぁ、プロームのヴァリだ!と意気込んだ瞬間にチュチューキンに交替。ひぇ~、それはないでしょ!!  人形の精のピエロ役は良かったけど、アリは思いっきり緊張してましたね~。 その緊張もしょーがないよね!っていうのはもうちょっと後に判明(笑)。
メドーラのヴァリで再びシェスタコワ登場。 お次はオマールのアリのヴァリ。 この方、ずい分細い人
だったのね・・・。 アリというより風貌はアリババだな。 そんな事を思っていたら、目の前にもう一人のアリが現れ、目が点。 ルジ??(チュチューキンが舞い上がっちゃうわけだ)ちゃんと自分の青いハーレムパンツにサスペンダーを用意してきたのねなどと妙に感心している自分の周りでは、歓喜の叫び声が・・・。
ファンの方たちは心臓が止まりそうだったのでしょうね。
コーダではボルチェンコを加えた3人のメドーラによるフェッテ合戦。 ゆったりと綺麗に回っているシェスタコワの隣でのボルチェンコの表情が硬くこわばっている・・・。 上手のエリマコワはあれよあれよという間に前に進んじゃったけど、誰の邪魔にもなっていなかったのでOK(笑)
でもね、本音を言えば、メドーラのアダージョはコシェレワに踊って欲しかった。 続いてオマール、ルジ、プロームの青パンツアリによるピルエット合戦。 最後に赤パンツチュチューキンが3組の前に滑り込んできてアリポーズをとってお終い!!
大盛り上がりのエンディングでした。
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
週末は西宮
2009/01/22(Thu)
ようやくシヴァコフを見られたというのに、マールイ祭りも折り返し点を過ぎて後半戦に入ってしまい、気持ちの中に少しずつ淋しい思いが広がりつつあります。 本当に病気だよなぁ・・・。
これからは一つ一つの公演が今まで以上に愛しくて大切なものになっていくのよね。 sigh
(ところで、バレエ団のみんなはいつどうやって名古屋まで移動したんでしょう? 今日は移動だけなら良かったのにな・・・。 怪我しないでね。) 

そんなわけで?今週末は西宮遠征です。 24日の白鳥ソワレと25日のシヴァのアルブレヒトを見て来ます。
昨日の公演のフィナーレでボルチェンコがちょうどペレンの隣に立っていたのですが、彼女の方がペレンより背が高いです。 173センチくらいあるのかな? やはり彼女のパートナーはプハチョフじゃないと無理ですよね。(意表をついてコリッパーが来たりするのだろうか?)  翌日にゲストとのジゼルを控えているシヴァが踊るとも思えない。 それにだったら無茶と分かっていてもペレンと組んで!!と思ってしまうし。 やっぱりプーちゃんの踊りを見られるのは来週のライモンダまではお預けなんだろうな・・・。 用事があって土曜のマチネには間に合わないんですわ・・・。 残念な気持ちには変わりないけれど、日本で2度目となるヤフニュークとの白鳥も前回とどこか違うか楽しみではあります。
シヴァコフのアルブレヒトもとても楽しみです。 美しく切なく苦悩するアルブレヒトなんだろうな。 
この記事のURL | バレエ | CM(6) | TB(0) | ▲ top
待ち人来たり♪
2009/01/21(Wed)
ミハイロフスキー劇場ガラに行って来ました~。
シヴァコフの姿もようやく見ることが出来ましたし、公演も楽しかったです♪
今日は昨日発表のキャストからの変更はなしでした。 良かったぁ~。

シヴァ、今日は雨のせいか、ほんの少し髪爆発気味でしたが、優しくちょいオレ様なバジル。お尻から腿へのラインがもう少し絞れると一番理想的なラインなんだけど、でもとっても素敵でした♪ ヴァリエーションの出来も良くてほっとしたし!!

今日は一演目ずつ感想を書く時間がないので思いつくままに。
ドン・キホーテはアダージョの音楽が遅くてぬるくて、シェスタコワもシヴァコフも踊るの大変だったのじゃないかな? もうちょっとこれがどういうバレエのどういう場面なのかという事を意識して指揮をして欲しいです。 
最後の演目の「海賊」は、まず花園からで、メドーラがシェスタコワでギュリナーラがミリツェワ。 ピチカートの二人をまた見られるのかと喜んだのですが、そこはカットされていて残念! ま、時間の都合ってものがあるからね。 続いて2幕からのメドーラとアリのPDD. ダリア・エリマコワとプロームがアダージョを担当しました。 エリマコワ、あのテープをはっつけたような青いアイシャドウ、なんとかなりませんかね? 同級生のチーカは普通にお化粧しているのに。 踊りもまだまだで、プロームはサポートが大変そうでした。 で、ようやくプロームのヴァリかと思ったら、あっという間にチュチューキンに交代で美味しいところを持っていかれちゃったよ。 チュチューキンは人形の精では良かったけれどアリを踊るのはまだ早い・・・。 体のコントロールができてなかったものね、がんばれ! メドーラのヴァリは再びシェスタコワ。 そしてオマール@アリの登場。 で、何がびっくりってルジマトフがオテロの衣装から青のハーレムパンツに着替えて出てきてマネージュ・・・。 メドーラの32回転はシェスタコワ、ボルチェンコ、エリマコワの3人のフェッテ合戦。 ちょっとボルチェンコの表情が怖かったけど・・・。 さらに4人のアリのピルエット合戦でものすごいことになってフィニッシュでした!

今日の私的一番は海と真珠の踊りのヤフニュークかな? チーカとクリギナを上手くリードし、踊りが素晴らしかったです。 とくに最初の方の中央でのピルエットの回転の正確さと美しさ。 ジャンプも高かったし、ザンレールの着地の確かさとかもろもろ、あー本当に実力のある良いダンサーなんだなぁと感心させられました。
スパルタクスも超絶技巧のリフトの連続だし、マラトの高さでリフトすると空間が広がって見ごたえありますね。 どんなに激しくスピーティーなリフトでも綺麗なポーズを作れるペレンもお見事!。
フィナーレは最後に私服姿の先生方も全員登場。 またカーテンコールは何度もダンサーたちがみんな揃って出てきてくれて壮観!! 幸せな気持ちになりました。 
詳しくは後日また。
この記事のURL | バレエ | CM(2) | TB(0) | ▲ top
ミハイロフスキー劇場ガラ 演目&キャスト発表
2009/01/20(Tue)
光藍社さんのマールイ公式サイトに明日のミハイロフスキー劇場ガラのプログラムとキャストが発表になりました。

<第1部>
「眠りの森の美女」よりローズ・アダージョ  音楽:P.チャイコフスキー  振付:M.プティパ
イリーナ・コシェレワ
コリパエフ、モロゾフ、カシャネンコ、ヴェンシコフ

「人形の精」より  音楽:J.バイヤー  振付:S.レガート、N.レガート
サビーナ・ヤパーロワ、ヴャチェスラフ・チュチューキン、マクシム・ポドショーノフ

「ロミオとジュリエット」よりバルコニーの場面 音楽:S.プロコフィエフ  振付:O.ヴィノグラードフ
イリーナ・ペレン、アンドレイ・マスロボエフ

「せむしの仔馬」より“海と真珠の踊り” 音楽:C.プーニ  振付:M.メッセレル
アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、アンドレイ・ヤフニューク

「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ  音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
オクサーナ・シェスタコワ、ミハイル・シヴァコフ
ヴァリエーション:タチアナ・ミリツェワ

<第2部>
「ムーア人のパヴァーヌ」 音楽:H.パーセル 振付:J.リモン
ファルフ・ルジマトフ、イリーナ・ペレン、アンナ・ノボショーロワ、 アンドレイ・カシャネンコ

<第3部>
「エスメラルダ」より 音楽:C.プーニ 振付:M.プティパ
エカテリーナ・ボルチェンコ、ニコライ・コリパエフ
レニングラード国立バレエ

「スパルタクス」よりアダージョ 音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

「アダージェット」 音楽:G.マーラー 振付:N.ドルグーシン
ファルフ・ルジマトフ

「海賊」第3幕より花園の場&第2幕より 音楽:R.ドリゴ他 振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ
メドーラ: オクサーナ・シェスタコワ、ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・ボルチェンコ
アリ: アントン・プローム、 ヴャチェスラフ・チュチューキン、 アレクサンドル・オマール
ギュリナーラ:タチアナ・ミリツェワ
レニングラード国立バレエ

指揮:カレン・ドゥルガリヤン 管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団

当初第1部に予定されていた「ばらの精」が「眠りの森の美女」のローズアダージョに、第3部の「海賊」がパ・ド・トロワから上記のように変更になっています。

シヴァコフの名前がようやくキャスト表に載りました・・・。 長かったな・・・でも、心から嬉しいです。
と、思ったら、プハチョフの名前がないじゃないですか・・・(涙) 当初の演目だったら海賊のコンラッドだったかもしれないのに! マールイファンが集まるこのガラに第一人者を出さないってどういうことなのか・・・。
演目を変更するのなら、眠りはローズアダージョじゃなくてグラン・パ・ド・ドゥにしてコシェレワとプーちゃんで踊ってくれればいいのに。 眠りでのこのペアは、去年の大阪全幕と三田ガラでしか見られた人がいないし、白鳥での日程変更&降板で、プハチョフの踊りに飢えているファンが多いんだから。

ふー。

それでも気を取り直してみるとですね、「人形の精」でポドショーノフが見られるのは嬉しい♪
「ロミジュリ」はサビーナちゃんだと思ったけど、チュージンとしか踊っていないのでマスロボエフとの急造ペアは無理でしたか・・・。 あるいはヤフニュークかとも思ったのだけれど。
フィナーレの「海賊」、花園&パ・ド・ドゥを3組のメドーラ&アリでどうアレンジしてくるのか、とても楽しみですね。 だったらギュリナーラもこの際二人で!(笑)

ともかく、明日です! ミーシャ!!!

この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
新国立劇場2009~2010シーズン ラインアップ発表
2009/01/19(Mon)
新国立劇場2009~2010シーズンのラインナップが発表になりました。
ここ数年、新国立劇場の新シーズンの演目が発表になるたびにがっがりしているような記憶が・・・。
来シーズンも多くのバレエ&新国ファンが期待しているマクミランの作品が入っていませんね。 もう上演するつもりはないのかしら?

ザハロワは引き続きゲストプリンシパルのようですが、デニス・マトヴィエンコの名前は今のところありません。 2月12,13日のマールイのヴェネツィアガラにデニスの名前がなくてホッとしたのだけれど、デニス、今度のライモンダにはちゃんと日本に来てくれるよね。 
ゲストプリンシパルに関して、もうザハロワは卒業してもいいのじゃないか・・・と思うのです。 多分舞踊芸術監督が牧阿佐美さんからヴィントレーに変われば、その辺も変わるのではないかと思いますが・・・。 以前のデニスがそうであったように、新国立劇場のダンサーにデニスのような優れたダンサーと踊る機会を与えるというポジションの方が私は好きなんですけどね。
ザハロワといえば、彼女からの新年のメッセージが届いたそうです。 こちら。 足の怪我の回復も順調なようで良かったですね♪

演目に関してはエイフマンのアンナ・カレーニナが気になるところです。 白鳥の湖に小柄な小野さんとさいとうさんをキャストしてきたのがかなり意外。 未定のカップルは誰と誰の組合わせになるんでしょうね?

ドン・キホーテ (キトリ、バジル)
10月12日 スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ
10月13日 寺島ひろみ、山本隆之
10月14日 スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ
10月15日 寺田亜沙子、マイレン・トレウバエフ
10月16日 スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ
10月17日 川村真樹、未定
10月18日 本島美和、芳賀望 

くるみ割り人形 (金平糖の精、王子、雪の女王、クララ)
12月20日  小野絢子、山本隆之、西山裕子、伊東真央
12月21日  川村真樹、芳賀望、西川貴子、井倉真未
12月22日  寺島ひろみ、貝川鐵夫、湯川麻美子、さいとう美帆
12月23日マ 川村真樹、芳賀望、厚木三杏、井倉真未
    23日ソ 本島美和、山本隆之、西山裕子、伊東真央
12月24日  寺島ひろみ、貝川鐵夫、湯川麻美子、さいとう美帆
12月25日  本島美和、山本隆之、西山裕子、伊東真央
12月26日  さいとう美帆、マイレン・トレウバエフ、堀口純、小野絢子

白鳥の湖 (オデット/オディール、ジークフリート王子、ルースカヤ)
1月17日  スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ、湯川麻美子
1月19日  スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ、遠藤睦子
1月20日  小野絢子、山本隆之、井倉真未
1月21日  スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ、寺島まゆみ
1月22日  未定、未定、丸尾孝子
1月23日  さいとう美帆、マイレン・トレウバエフ、未定

ボリス・エイフマンのアンナ・カレーニナ
3月21、22、26、27マチネ、27ソワレ、28日

デヴィッド・ビントレーのカルミナ・ブラーナ & ガラントゥリーズ
5月1、2マチネ、2ソワレ、3、4、5日

牧阿佐美の椿姫 (マルグリッド、アルマン)
6月29日 スヴェトラーナ・ザハーロワ、未定(外国人ゲスト)
6月30日 酒井はな、山本隆之
7月01日 スヴェトラーナ・ザハーロワ、未定(外国人ゲスト)
7月02日 本島美和、未定
7月03日 スヴェトラーナ・ザハーロワ、未定(外国人ゲスト)
7月04日 両キャスト未定
この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
マールイ ヴェネツィアガラ & Facebook
2009/01/18(Sun)
マールイ関連のニュースを二つ。

<1>
2月12日、13日にヴェネツィアのTeatro Malibranで「ミハイロフスキー・バレエ・ガラ」を開催するようです。 こちら
Teatro Malibranは写真で見る限りマールイよりちょっと小ぶり程度の劇場でしょうか? 劇場ホームページにはまだガラのニュースは出ていないようです。

このガラの出演者とプログラムは以下の通り。

第1部
「ムーア人のパヴァーヌ」
 ファルフ・ルジマトフ、イリーナ・ペレン、アンドレイ・カスヤネンコ、ヴェラ・アルブーソワ

第2部
「春の水」
 イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ
「瀕死の白鳥」
 イリーナ・コシェレワ
「ヴェニスのカーニヴァル」
 アナスタシア・マトヴィエンコ、ミハイル・シヴァコフ
「アダージェット」
 ファルフ・ルジマトフ
「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
 イリーナ・ペレン、セミョーン・チュージン


昨年11月のヴェネツィアツアーの評判がよろしかったようで、再訪を望む多くの声に応えたといういきさつらしいです。 なにはともあれ、劇場での2月のキャストに名前があがっていないと先日嘆いたばかりのシヴァコフが参加するようで本当に嬉しいです。 ヴェニスのカーニヴァルって夏のマールイでサビーナちゃんとヤフニュークが踊ったサタネラですよね。 シヴァコフがどんな表情で踊るのか見てみたいなぁ! ちゃんとアナスタシアを突き飛ばさずに足元にしがみつけるかな?(笑)
オーケストラは同行せず、カレン・ドゥルガリアンが現地のオーケストラを振るようです。

<2>
ミハイロフスキー劇場がFacebookに加入したそうです。 
これにより個人でFacebookの登録メンバーになれば今後の劇場のプロダクションやツアー情報やらアップデートな情報をシェアできるとの事。
Facebookはすでに日本語サービスを開始しているので、マールイの情報もすでに日本語で紹介されています。 こちら
「スパルタクス」の他に嬉しいことに「ロミオとジュリエット」(ボヤルチコフ版)の写真が多数あがっていて、なんと、ルダコさんのロミオ姿を見ることが出来ます♪ これは2007年の10月にペレンとルダチェンコが踊ったときの写真だと思われますが、マキューシオがプロームでベンヴォーリオがポドショーノフかな? ジュリエットとロミオの写真が一枚しかないうえにルダコが後姿でつまらない。 パリスは誰だろう? けっこう背が高い。 ティボルトはオマール??
あ、で、ついでに訂正すると、昨年プレミアだったヴィノグラードフ版ロミオとジュリエットのあのポスターのロミオは、ジーマはジーマでもシャドルーヒンじゃなくてルダコさんだったのでした・・・。 マラトにジーマって聞いて何の疑いもなくシャドルーヒンと思い込んだのですが、この時の写真を使ったようです。
この記事のURL | マールイ劇場プレイビル | CM(2) | TB(0) | ▲ top
マールイ「眠りの森の美女」初日
2009/01/17(Sat)
鷹揚の精のミリツェワがチーカ、青い鳥のエレメーエフがプロームというキャスト変更がありました。 ここまで来ると新春の初日で青い鳥のエレメーエフを見ておいたというのがすごく貴重な事になってきますね。 プロームとのダンサーとしての差は歴然としているので、私としてはプロームを何度も見られて嬉しいですが、毎回キャストしておいて変更っていうのはどうなのかな?と思います。 

さて、今日の舞台ですが、全体的な印象としてはう~~~~んという感じでしたね。 2年前のあの素晴らしかったマールイの眠りはどこへ消えちゃったの???

オーロラのペレンは素晴らしかったと思います。 実を言うと、私は彼女のオーロラよりリラの方が好きだったのだけれど、今日見て、やっぱりオーロラも好きだと思いました。 それにある意味今日は彼女のおかげで舞台がなんとかもったかな?という感じ。 
一幕の出のシーン、快活にステップしてもジュテをしてもポアントの音がしないのは彼女ならではです。 ローズアダージョも表情にも余裕で全く危なげなし。 その後のソロでは音楽がえっら~~~く遅くて、あれ、普通のダンサーだと立っていられない長さですよ。 ペレンの美しいラインはたっぷり堪能できたけど、踊りの音楽ではないです!
ヤフニュークも良かったです。 主役としての落ち着きはあるし、ダンスも(プーちゃんと比べなければ)十分上手い。 
リラの精のコシェレワも温かみときっぱり感のある彼女のリラで万全。 ただ、髪型が・・・、なぜにオーロラと同じ縦ロールなんじゃい?? 毅然としているリラには似合いませんわよ・・・。
フロリナ王女のミリツェワもキラキラと輝いていたし、青い鳥のプロームはブラボーでした。 ジャンプも高いし、柔らかな足裁きが素晴らしい。 今シーズン、何か一つくらい主役を躍らせてあげたかったです。
あとは人食い鬼のツァルの役への没頭の仕方がナイス! ツァルも今ツアー、乗りに乗っているダンサーですね♪
良いところはここまで。

妖精と宝石たち(除、シェスタコワ)は今までのマールイの眠りの中では一番酷かったです。 
ここの妖精といえば、主役クラスがずっと踊ってきたし、宝石もきちんとソロを踊れるダンサーばかりで、ダイヤモンドと一緒に踊ってもプロとワガノワの生徒かよ!というまでの差はなかったですから・・・。
経験のない若いダンサーばかり連れてきたせいなのはわかりますが、日本の観客にしてみればこれがミハイロフスキー劇場というバレエ団のレベルと受け取ってしまうので、その辺来年はもっと真摯な姿勢で望んで欲しいです。
あと、4人の王子もま~~~~ったく面白みがなかった。 クリギン復活を激望!! まぁ、ここが面白くなくてはいけない理由はないですけどね! おかげであちこち見ないですんだので目は疲れなかった。 いつもここで動体視力の限界を感じてたからなぁ。

振付の変更もあちらこちらに見られました。 コール・ドの出来が悪かったのはその新しい振りを踊りなれていないせいなのかはわからないけれど・・・。  
2幕にオーロラとデジレ王子のわりと長めのアダージョが追加になっていてちょっとびっくり。 ここに二人のアダージョがなくてもいいけどなぁ。

今日はこれから同居人とDVDをみなくちゃならないし(笑)、これ以上書くとろくな事にならないと思うので中途半端ですがこれにて。



オーロラ姫 :イリーナ・ペレン
デジレ王子 :アンドレイ・ヤフニューク
リラの精 :イリーナ・コシェレワ
カラボス :アレクサンドル・オマール
王:マラト・シェミウノフ
王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
式典長:ウラジーミル・ツァル
従者:アントン・アパシキン
優しさの精:ダリア・エリマコワ
元気の精:マリア・ドミトリエンコ
鷹揚の精:ユリア・チーカ
呑気の精:アンナ・クリギナ
勇気の精:ヴィクトリア・クテポワ
4人の王子:ニコライ・コリパエフ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・カシャネンコ、ミハイル・ヴェンシコフ
ダイアモンド:オクサーナ・シェスタコワ
金、銀、サファイア:ヴァレリア・ジュラヴリョーワ、オリガ・グローモア、ダリア・エリマコワ
フロリナ王女:タチアナ・ミリツェワ
青い鳥:アントン・プローム
白い猫:アンナ・クリギナ
長靴をはいた猫:アレクセイ・クズネツォフ
赤頭巾ちゃん:ユリア・チーカ
狼:ニキータ・クリギン
人食い鬼:ウラジーミル・ツァル
人食い鬼の奥さん:アントン・アパシキン
ファランドール:ナタリア・クズメンコ、デニス・トルマチョフ
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(6) | TB(0) | ▲ top
マールイ「白鳥の湖」 1月12日(ペレン&ヤフニューク)の感想
2009/01/16(Fri)
プハチョフ降板でかな~りテンションが下がってしまった開演。 ドゥルガリアンの白鳥の湖はどうなのだろうと目を瞑って耳を澄ます。 前奏曲は遅めであの抑揚がない・・・、当たり前か・・・。
去年もフォーラムではアニちゃんの白鳥は聞いていないんだっけ。 懐かしいなぁ、あの旋律が・・・。

<1幕1場>
赤の長身男性コール・ド登場。 モロゾフとマスロボエフしかわからないけれど、ちょっと見チェスノコフ似の子がいる。 誰だろう?
上手から出てきた家庭教師のブレクバーゼを見て思わず泣きそうになる。 プハチョフは出てこない、赤組には知らない顔ばかり・・・で淋しい心境になっていたところに2年ぶりの懐かしい人の懐かしい姿ってのがまずかったですね。
王子@ヤフニューク登場(ちゃんと一生懸命拍手をしましたよ・笑)。 
プハチョフのこの人に国を任しておけば間違いないっていうノーブル王子とも、ちょっと心配だけど皆から好かれているまんま等身大爽やか王子のシヴァコフとも違う、責任感強く生真面目そうな王子。

8組のワルツは前代未聞の最悪の出来。 バラバラでした。 たしかにペアで手をとりながら他のペアともくっつきながらのかなり速いテンポの動きだから、それを全体的に綺麗に見せるのは難しいのだろうけど悲しくなるくらいボロボロだったよ・・・。 縦に並ぶと位置取りが悪く一人飛び出してる男の子がいたし・・・。
4組のワルツは普通だったのでホッとする。 でもポドショーノフの笑顔がいつもより少なかったなぁ。
女の子の中に多分ユリア・チーカであろう子を発見。 踊りも良かったけれど、それより新卒なのにきちんと客席を意識した視線の使い方に感心する。 すでにピーテルでチッポリーノの主役に抜擢されているのも納得。 エフセーエワの後を継ぐ子に育ってくれればいいなぁ。

王妃の登場と共にパ・ド・トロワの3人も登場。 
ん!! プロームじゃん! キャスト表のエレメーエフからの変更はアナウンスも掲示も一切なしだったので驚くと同時に嬉しくてプハチョフ不在の沈滞モードからかなり復活する。
王妃と対面する王子の表情はまだ硬いなぁ・・。
ミリツェワちゃんのあの大きなキラキラお目目は無敵ですね・・ ともかくパァーっとあたりが明るくなる。 音に乗った丁寧な踊り。 サビーナちゃんはシャープさを強調した踊りでピルエットも高速。 2人ともとても良かったです。
プロームも連投でお疲れだろうけれど、すべての動きに安定感が増して好調を持続。 ただ、左右交互に振り上げる脚やアントルラッセの後ろ脚がもう少し高く上がればもっと綺麗なんだけどな。 でもプハチョフのアントルラッセを誰にでも期待するのが間違いなんですよね・・・。
家庭教師は去年からトロワの踊りの最中にも女性とのやり取りが取り入れられたのだけれど、若いお嬢さん方にお声をかけていただいて光栄です・・・というような物腰のブレクバーゼでした。 去年のミリツェワは家庭教師の帽子を取ってちょっとからかっていた(このバージョン好きなのに)けど、さすがに今年はそれはなし(笑)
サビーナちゃんのエールな笑顔には応える余裕がなかったヤフニューク王子だけれど、プロームとの語らいシーンはなかなか絵になっておりました。

一人残った王子のソロ。 ヤフニュークは踊りはとても柔らかで上手いと思うので、自分の描いているジークフリート像を観客にうまく伝えられるようになればもっと素敵な王子になると思う。 森に向かうシーンはすべての観客の目が王子だけに注がれるからなおさらね・・・。

<1幕2場> 
マラトは新春でも思ったけれど、腕の動きがとても柔らかくなったように思う。 この湖もフォーラムもオレ様の庭さとばかりに余裕綽々のロットバルトに迫力負けしている王子に思わず応援モード。

オデットの出のアラベスク、キープも十分で美しい。
王子と出会って追いつ追われつして上手手前で2人が見つめ合うところ、ペレンがポアントで立つとヤフニュークよりもかなり高くなってしまい威圧気味・・・。 ジゼルではあまり感じなかった2人の身長のバランスの悪さが白鳥では顕著。 
音楽が少し遅めで踊りにくそうだったけれど、ポーズをとったあとのキープを長くしてペレンがよく音に合わせていた。 でもあそこまで間延びしているとだれる・・・。 ドゥルガリアンはあまり白鳥を振ったことがないんだろうか?
ぞくぞくと来るような心の感応こそなかったけれど、主役の二人には静かに切なくしっとり流れる時間を堪能させてもらえたので満足。

コール・ドは足音も小さく、それなりにまとまっていたので安心した。 
小さな4羽と大きな4羽が舞台手前で片腕をあげ体を少し傾けてポーズをとるシーン。 相変わらずクテポワの角度が他の子たちと合っていない。 本人は気がつかないかもしれないので先生方がきちんと指導してくれればいいのに・・・、訳あって口を挟めないのか??
小さな4羽は新春と比べて彼女たちの努力の賜物と本番の力か向きやテンポもとてもよく揃ってきた! 最後のキメのポーズのところだけバラバラだったのであと一歩です。 頑張れ! 

別れのシーン、王子と離れがたく何度も寄り添おうとするオデットがロットバルトの魔力で白鳥に戻っていく。 王子が消えてゆくオデットを思わず上手奥まで追いかけて行ったのは自然な感じでとても良かったのだけれど、幕が降りる前に愛を誓って下さいね~~。 ほとんどそのシーンが見えなかった。

湖畔のシーンを見て思うに、白鳥におけるヤフニュークの最大の問題は、演技力(これからいくらでも改善可)ではなく大きいプリマたちとの足りない身長差なのではないかと・・・。 やっぱりここのシーンのヴィジュアルにはいろんな意味でこだわってしまうもの・・・。


<2幕>
正面にラッパ係りのモロゾフ。 姿を見られるのは嬉しいがモロゾフがこういう役目をするのもなぁ・・・。
花嫁候補もすっかりメンバーが若返ってしまい、そのせいなのか?王子に拒絶されてもリアクションがおとなしい。 ここはヴィジェニナちゃんロス!

ロットバルト&オディール軍団の乱入(笑)
ペレンはちょっと邪悪の入った自信満々の美しき誘惑者。 黒いチュチュになるとやはり体が一層細く見える。 王子の表情は相変わらず微妙だけれど、本能でオディールを追いかけていっちゃったように見えなくもなかった。

ディベルティスマンは音楽がヌルイのがやはり気になる。 この大きな箱でどれだけの音を出せばいいかなんてすぐにはわからないよね・・・。
ハンガリーのフィロソワのしっとりした大人のムードが好きだなぁ。 
スペインはツァルの交替を知らなかったために、ヴェンシコフ認定に全神経を集中してしまったため、きちんと見られなかった(悲) セミョーノワはこのツアー、完璧にオシポワのポジションですね。
ポーランドは特にゆっくりに感じたなぁ。 カミロワ、本当に綺麗になりましたね♪ コリッパーは体も一回り大きくなったのかしら? 新しい子の顔を覚えなくちゃなぁ・・・。

黒鳥のPDD。
アダージョでの王子の手をとってのアラベスクの連続、長針52,3分くらいの位置にピンと上がる足の角度がとっても好み。 一生懸命なヤフニュークのサポートは予想していたよりも良くて好感が持てる。
オディールとロットバルトの連携は改めて言うまでもなく磐石。
ヤフニュークはザンレールやアントルラッセのジャンプも高く着地も綺麗に決まって9日より調子は良さそう。 
ペレンのヴァリは今までの姫っぽい感じよりも少しクールな雰囲気でほぼ完璧。 グランフェッテは前半にダブルを入れたり腕をアン・オーにしたり。 シングルのみの後半のフィニッシュがやや乱れたのが惜しかったけれど最初からほぼ一点で回っていた。 この後半から音楽のテンポがやや落ち気味になったと思ったら、次の王子のマネージュへの間がめちゃくちゃ長く、ヤフニュークは音楽なしでコーダのマネージュを始めてしまい音楽より先に踊りが終わってしまったけれど、これはダンサーがポジションに入ったのに全く気がつかない指揮者の責任だと思う。 ぶつ切りになってしまったのは残念だったけれど、上手後方からのオディールのステップ&アチチュードの連続のスピードの加速、ピケターンも素晴らしく盛り上がったフィニッシュだった。 

<3幕>
出だしの音楽は変わらないけれど、確か四方から一羽ずつ白鳥が出てきたような記憶があるのだけれど、ここってこんなでしたっけ? 2羽の白鳥もコール・ドも破綻のない出来だったと思うけれど、やはりコチュビラちゃんなどもっとラインの綺麗な白鳥が恋しくなる。
オデットは群れに帰って来た時よりも王子が再び湖に戻ってきてからの方が悲しみをどんどん深めていく感じ。 ペレンはとてもいい演技をしているんだけど、王子の受け止め方が弱くてやや空回り感が否めず・・。  
2人が左右に分かれてお互いを見つめながら袖にはけていくシーンは、二人の思いがきっちり一つになりきれなかったようで、このシーンの難しさと深さを改めて感じさせられた。 


なんだかんだとヤフニュークには注文の多い感想となってしまいましたが、それでも見終わった後にはほんわりとても幸福な気持ちになった良い舞台だったと感じています。
ヤフニュークももう完全にうちの子だ!!



オデット/オディール :イリーナ・ペレン
ジークフリート :アンドレイ・ヤフニューク
ロットバルト: マラト・シェミウノフ
王妃 :ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 :アンドレイ・ブレクバーゼ
パ・ド・トロワ: サビーナ・ヤパーロワ、タチアナ・ミリツェワ、アントン・プローム
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ナタリア・クズメンコ、エレーナ・ニキフォロワ、ユリア・チーカ
大きい白鳥:タチアナ・ミリツェワ、ダリア・エリマコワ、ヴィクトリア・クテポワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
2羽の白鳥:ダリア・エリマコワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
スペイン:エレーナ・モストヴァーヤ、オリガ・セミョーノワ、アンドレイ・カシャネンコ、ミハイル・ヴェンシコフ
ハンガリー:エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
ポーランド:マリーナ・フィラートワ、ナタリア・グリゴルーツァ、ユリア・カミロワ、エレーナ・スヒーフ
      ニコライ・コリパエフ、アルチョム・マルコフ、アレクサンドル・オマール、ニキータ・セルギエンコ
イタリア:ナタリア・クズメンコ、アントン・アパシキン
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
マールイ海賊初日 & 眠りキャスト発表
2009/01/15(Thu)
海賊初日行って来ました~♪
キャストは発表から変更なしです。

キエフからのゲストのナタリヤ・マツァークは、切れとスピードが身上みたいなキトリ系バレリーナで強靭な足と身体能力の持ち主です。 ピルエットはかなりの速さなのでマラトのサポートはいらないくらい。 演技も自然でとても良かったと思います。 身長は高からず低からずかな? 170センチには届かない感じで並外れて手足が長いというわけではないけれど、股関節が異常に柔らかいのかな? アラベスクの足が有り得なさそうな角度からぐわんと開いてものすごく高く上がります。
マラトのコンラッドは相変わらずいいなぁ!! 2年前よりも確実に踊りが上手くなっているし、軍団率いる頭としての存在感も十分すぎるほど。 華があって舞台映えするいいダンサーになりましたね。
ゲストのコルプ、あんなに上半身が細かったっけ? 衣装を着たマラトのそばにいるとかなり細く華奢に見えます。 踊りはしなやかでジャンプも高くて素晴らしい。 ただどうしても忠実なコンラッドの下僕には見えなくて、時にはビルバンドよりも悪人に見えてしまい困りました(笑) 洞窟で赤基調の衣装の海賊たちを背にした時なんか、赤いパンツのコルプが反乱でも起こすんじゃないかと思わせるほど怪しい眼光(笑)。
ランケデムのプロームが踊りに芝居にとっても良くて、今日は特別敢闘賞をあげたい感じでした! ちょっとした細かいミスはあったけれど、ギュリナーラとのPDDは見ごたえがありました♪
そのギュリナーラ役のサビーナちゃんもきっぱりした踊りで好調を持続。 彼女の踊りは音楽にきっちり乗っているので見ていて本当に気持ちがいい。
ビルバンドのカシャネンコもアレグロ系のソロはお見事。 で、やっぱり腹に一物も二物(笑)もありそうな油断ならない雰囲気を漂わせておりました。 
お気に入りのカミロワが花園の大きな二人の一人で踊っていてうふふ~。 ピッチカートのうち一人はチーカだと思うけれど新卒にして見せ方を心得ているようなあの子はやはり要注目!

というわけで主要キャストはそれぞれに良かったけれど、ところどころに変更がありました。 はっきりはわからないけど、あれ~、こうじゃなかったよなというものの方が多いのだけれど、花園後のラストシーン(知りたくない人はこの先読まないで下さいまし。)、ビルバンドが現れて僧に化けているコンラッドの服を剥ぎ取りいきなり剣を交えたのでびっくり。 前はメドーラが切りつけた傷口を発見してこの人が裏切った・・・という流れだったと思うけど、なんでそこを変えたのかな?? 
最後に観たマールイの海賊は2年前のシヴァがアリだった初めてのゲストなし公演。 あの、団が一丸となった弾けまくりの海賊での快感がいまだに忘れられないので、そういう点では物足りなさも残った公演でした。

最後に音楽。 1幕は良くなかった。 弦が弱いので打楽器が妙に浮くし、舞台との一体感がないんだよな・・・。 2幕の海賊ダンスあたりから徐々にパワーアップして良くなったと思うけれど。 明日は最初から飛ばしてくださいね。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

「眠りの森の美女」のキャストも公式サイトに発表になりました。 こちら
まさかペレンがオーロラ踊った翌日にリラを踊るとは思わなかった。 コシェレワ連投かなとおもったのですが、海賊で2日続けて踊った後にリラ連投も大変か・・・。 コシェレワとペレンは大学公演の白鳥も踊ったはずなのでフル回転ですねぇ。 怪我しないでね!
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
ミハイロフスキー劇場 2月公演 主役&主要キャスト発表♪
2009/01/14(Wed)
20日のバヤデルカの主演キャストしか発表になっていなかったマールイの2月の公演キャストがすべて発表になりました。 こちら
主演キャストだけでなく主要キャストも記載されています。 以前も思いついたようにいくつかの公演に関して主要キャストまで載せていた事はありましたが、全公演適用(笑)になったのは初めてです。 いろんなキャストが分かるのはとても嬉しいので今後も是非続けて欲しいですね♪
嬉しいサープライズなキャスティングもちらほら・・・(笑)

2月06日  白鳥の湖
         オデット&オディール: アナスタシア・マトヴィエンコ
         ジークフリート: アルテム・プハチョフ
         ロットバルト: マラト・シェミウノフ
         王妃: ズヴェズダナ・マルチナ
         家庭教師: アンドレイ・ブレクバーゼ
2月12日  白鳥の湖
         オデット&オディール: エレーナ・コチュビラ
         ジークフリート: ニコライ・コリパエフ
         ロットバルト: ウラジーミル・ツァル
         王妃: ズヴェズダナ・マルチナ
         家庭教師: アンドレイ・ブレクバーゼ
2月14日  くるみ割り人形
         マーシャ: アナスタシア・ロマチェンコワ  
         くるみ割り人形: ヴァチェスラフ・チュチューキン
         王子: アントン・プローム
         ドロッセルマイヤー: ミハイル・ヴェンシコフ
2月15日  チッポリーノ
         チッポリーノ: ヴァチェスラフ・チュチューキン
         ラディショーシュカ: アンナ・クリギナ
         マグノリア: イリーナ・コシェレワ
         さくらんぼ伯爵: マキシム・エレメーエフ
         レモン王子: デニス・モロゾフ
         トマト警察署長: ウラジーミル・ツァル
2月20日  バヤデルカ   
         ニキヤ: アナスタシア・マトヴィエンコ 
         ソロル: デニス・マトヴィエンコ
         ガムザッティ: イリーナ・ペレン
         大僧正: アンドレイ・ブレクバーゼ
         奴隷?: ウラジーミル・ツァル
         黄金の偶像: アンドレイ・ラプシャーノフ
2月22日  ジゼル
         ジゼル: サビーナ・ヤパーロワ
         アルベルト: アンドレイ・ヤフニューク
         ミルタ: オクサーナ・シェスタコワ
2月23日  ドン・キホーテ
         キトリ: イリーナ・ペレン
         バジル: デニス・マトヴィエンコ
         大道の踊り子: ヴェラ・アルブーソワ
2月27日  スパルタクス
         スパルタクス: デニス・マトヴィエンコ
         ヴァレリア: イリーナ・ペレン
         クラッスス: マラト・シェミウノフ
         サビーナ: アナスタシア・マトヴィエンコ
         クリクサス: デニス・モロゾフ
2月28日  スパルタクス 
         スパルタクス: アルテム・プハチョフ→アレクセイ・トゥーコ(2月28日変更)
         ヴァレリア: アナスタシア・ロマチェンコワ→ヴェーラ・アルブーソワ(2月28日変更)
         クラッスス: アンドレイ・カスヤネンコ
         サビーナ: イリーナ・ペレン
         クリクサス: アンドレイ・マスロボエフ


くるみ割り人形とチッポリーノにチュチューキンがキャストされています。 早くも頭角を現してきたな~という感じ。
ついに?ペレンがガムザッティを踊るみたいですね。 こわそ~~だ! 20日以降、2月いっぱいピーテルにいられたらどんなに幸せか・・・♪
23日のドンキは予想通り、デニスとペレンのバースデイ公演のようです(笑)。 せっかくならタイトルロールとエスパーダ、森の女王もキャストを出して欲しいな。
2月を〆るスパルタクス、初日は息もぴったりだろうファーストキャスト。 そして翌日はプハチョフのスパルタクス&ロマチェンコワのヴァレリアデビューですね!! 
おめでとう!! 見たいなぁ♪
個人的なリクエストとしてツァルにクラッススかクリクサスを踊って欲しいんですよね。 リフトは問題ないし、絶対にかっこいいはず!

と、一通りキャストを書き出して、きゃー とか わ~い というのも多々ありましたが、最後は深い溜息になるんだよな・・・・。
シヴァはどこかにキャストされるんだろうか? ドンキのエスパーダはシヴァ!と思いたいのだけれど・・・・。
この記事のURL | マールイ劇場プレイビル | CM(2) | TB(0) | ▲ top
「海賊」キャスト発表♪
2009/01/13(Tue)
マールイの公式サイトに「海賊」のキャストが発表されました。
私が行くのは15日。 つくづくプハチョフのコンラッドには縁がないのだけれど、マラトのコンラッドは大好きなので素直に嬉しい♪ マツァークとの踊りと演技が一番多いのはマラトだから、リハーサル大変だわね・・・。
ギュリナーラとランケデム(アフメットではなくなったんですね)は背の高い同士、低い同士のペアって事か! プロームもヤパーロワちゃんも初見。 今年好調のプロームを見る機会が何気に多くて嬉しいな。
ビルバンドのカシャネンコは間違いなくはまると思います(笑) ツァル、オマール、カシャネンコの3人はいろんな役で重なっているのね! 
クラシックトリオ・・・、カミロワに一日くらい踊って欲しかったわ!
それにしても・・・・、マラさんがいないのが悲しいなぁ。 パシャはマラさんで渋く決めて、とっつぁんには気のすむまでムチでたたきまくって欲しかったよ。


1月15日
コンラッド(海賊の首領) :マラト・シェミウノフ
メドーラ:ナタリヤ・マツァーク(ゲスト・ソリスト)
アリ(海賊):イーゴリ・コルプ(ゲスト・ソリスト)
ギュリナーラ:サビーナ・ヤパーロワ
ランゲデム(奴隷商人):アントン・プローム
セイード・パシャ(トルコの総督):アンドレイ・ブレクバーゼ
ビルバンド(海賊):アンドレイ・カシャネンコ
フォルバン:ヤニーナ・クズネツォーワ、エレーナ・モストヴァーヤ、オリガ・セミョーノワ
      ニコライ・アルジャエフ、ロマン・ペトゥホフ
アルジェリアの踊り:エレーナ・モストヴァーヤ
パレスチナの踊り:オリガ・セミョーノワ
クラシック・トリオ:イリーナ・コシェレワ、ダリア・エリマコワ、ヴィクトリア・クテポワ

1月16日
コンラッド(海賊の首領):アルテム・プハチョフ
メドーラ:オクサーナ・シェスタコワ
アリ(海賊):イーゴリ・コルプ(ゲスト・ソリスト)
ギュリナーラ:タチアナ・ミリツェワ
ランゲデム(奴隷商人):デニス・モロゾフ
セイード・パシャ(トルコの総督):アンドレイ・ブレクバーゼ
ビルバンド(海賊):アレクサンドル・オマール
フォルバン:エレーナ・モストヴァーヤ、アンナ・ノヴォショーロワ、オリガ・セミョーノワ
アルジェリアの踊り:エレーナ・モストヴァーヤ
パレスチナの踊り:オリガ・セミョーノワ
クラシック・トリオ:イリーナ・コシェレワ、ダリア・エリマコワ、ヴィクトリア・クテポワ
この記事のURL | バレエ | CM(6) | TB(0) | ▲ top
ハラショー! ペレン♪♪♪
2009/01/12(Mon)
9日のジゼルで地下5階くらいまで沈みこんでしまったわたくしですが、今日の白鳥で地上10階くらいまで浮上した思いです♪
そのくらい今日のペレンの白鳥は素晴らしかった。 フォーラムのカーテンコールであれだけのスタンディングオベーションになったのは初めてみました。 ペレンもとっても嬉しかったんじゃないかと思います。

しか~し、携帯から投稿したように、ジークフリートがプハチョフからヤフニュークに変更となり、かなりなショック。 別にヤフニュークがどうのこうのではないのですが、ジゼルでも当初プハチョフの予定がヤフニュークとなり、今日もプーちゃんが見られずじゃ、残念というより怒りです! 
確かに昨夜のセゾンカード公演のソワレの後で今日のマチネがきついのは分かります。 でも、今日の公演は光藍社さんのプロパーな公演なんだから、こちらのキャスト優先で昨夜のキャストを決めるべきじゃないのかと、バレエ団に対して大いに不満。 身長や経験などボルチェンコと踊れるのがプーちゃんだけなのかもしれませんが、ペレンとヤフニュークが踊れるならボルチェンコとヤフニュークだって踊れるでしょ!と言いたい放題な私! ミーシャがいれば!、ミーシャがいれば!!、ミーシャがいれば、何の問題もなかったのに~~~~!!! (壊れてます・・、すみません)
ともかく今までこんな感じの主役変更はないバレエ団だったのでとても悲しいです。 

ペレンは湖畔シーンでのアラベスクなどのラインが際立って美しかった。 キープも十分だし。 羽ばたきをあらわす腕の動きが今までよりも少し大きくより心情を表せるようになったように思います。 足の運びや腕、指先までしっかりと神経が行き届いて本当に美しい舞姿でした。 白鳥の群れを率いる白鳥の女王という貫禄も十分な今日の湖畔でのオデットは、王子に惹かれながらもなかなか決心がつかないようにも見え、小さくジャンプして足を交互に動かしながら後ろに下がっていくオデットの最後のソロで高まる気持ちにようやく決心をつけたように思いました。 
オディールは艶やかでちょっと邪悪の入った美しき誘惑者という感じで、あっという間に王子の視線を釘付けにする。 ロットバルトとのアイコンタクトも巧み。 ヴァリも文句なしだったし、グランフェッテは前半不規則にダブル(トリプルじゃなかったと思うけど)を入れたり手を上に上げたり、ほとんど一点で回っていた。 シングルのみの後半のフィニッシュがややごまかし気味だったのが残念。

ヤフニュークはペレンとの並びも思ったほど悪くはないのだけれど、オデットに本当に恋したのか、オディールに本当に心を持っていかれたのか、表情が乏しくていまいち心の内がよくわからない。 踊りは柔らかくて目に優しい。 今日はジャンプも高くて、2幕のヴァリでの十分な高さでの足の打ちつけや5番での綺麗な着地のザンレールは良かったです。 もう少しポール・ド・ブラを大きくしたら踊りももっと大きく綺麗に見えるんじゃないんだろうか? 3幕のラストで振りを忘れて?1小節棒立ちになってしまったのが残念。 まだ十分踊っていないので仕方ないとは思うけれど・・・、主役なんだから頑張ってね。 

パ・ド・トロワはアナウンスも掲示もなかったように思いますが、エレメーエフからプロームに変更。 エレメーエフは、新春で青い鳥を踊って以来舞台に出ているんだか??
この3人は磐石な踊り。 プロームの姿を見て、プハチョフ降板の落ち込みから少し持ち直しました。 3人と王子の乾杯のシーンなどでサビーナちゃんがヤフニュークに満面の笑みを向け、役を上手く利用しながら「この後も頑張ってね!」とエールを送っているようだったのに全く気がついていないようなヤフニューク・・・。 やっぱりそうとう緊張していたんでしょうかね?

家庭教師のブレクバーゼはこのツアー、心の拠り所。 幕が上がってすぐに出てきた彼を見て泣きそうになってしまった。 旧体制のマールイの良さを感じさせてくれる人、物に、今心がすごく揺すぶられてしまいます。

コール・ドは湖畔は良かったと思います。 5連荘の疲れというのは感じなかった。 
1幕の男性長身赤チームもあまり揃っていなかったけれど、8組のワルツのボロボロさに比べればまだ許容範囲。 
キャラクテールの踊りではスペインにキャストされていたツァルの変更アナウンスを聞いていなかったものだから、どう見てもヴェンシコフにしか見えない白のダンサーを何度も何度もチェックしてしまい、女の子を見るのをすっかり忘れてしまった。 ごめんねモストヴァヤ!

あとですね~、ラストシーン、マラトの高速腕ぐるぐる(見てない人、わかんないですよねー)のおかげで危うく入水する二人を見逃すところだったよ! あんなシーンであれはやめれ~~~! (まぁ、マラトの居るところは暗いので普通の人は主役しか見ていないんだろうけど、あそこにマラトがいると知ってると見ちゃうでしょ!!)

あまり書きたくも言いたくもないけれど、オケ、良くありません。
ちっとも心に響いてこないよ~~~。
詳しい感想はまた後日。


以下、本日のキャストです。

オデット/オディール :イリーナ・ペレン
ジークフリート :アンドレイ・ヤフニューク
ロットバルト: マラト・シェミウノフ
王妃 :ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 :アンドレイ・ブレクバーゼ
パ・ド・トロワ: サビーナ・ヤパーロワ、タチアナ・ミリツェワ、アントン・プローム
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ナタリア・クズメンコ、エレーナ・ニキフォロワ、ユリア・チーカ
大きい白鳥:タチアナ・ミリツェワ、ダリア・エリマコワ、ヴィクトリア・クテポワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
2羽の白鳥:ダリア・エリマコワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
スペイン:エレーナ・モストヴァーヤ、オリガ・セミョーノワ、アンドレイ・カシャネンコ、ミハイル・ヴェンシコフ
ハンガリー:エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
ポーランド:マリーナ・フィラートワ、ナタリア・グリゴルーツァ、ユリア・カミロワ、エレーナ・スヒーフ
      ニコライ・コリパエフ、アルチョム・マルコフ、アレクサンドル・オマール、ニキータ・セルギエンコ
イタリア:ナタリア・クズメンコ、アントン・アパシキン
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(8) | TB(0) | ▲ top
ジークフリート変更(泣)
2009/01/12(Mon)
本日のジークフリートがプハチョフからヤフニュークに変更になっています。
酷いわ! プーちゃんの正統派王子の踊りが見たかったんだよぉ(怒)
この記事のURL | バレエ | CM(4) | TB(0) | ▲ top
マールイ「白鳥の湖」コシェレワ&コリパエフ byうみーしゃさん
2009/01/11(Sun)
うみーしゃさんから昨夜のコシェレワ&コリパエフ主演の「白鳥の湖」の感想をいただきましたので、ご紹介します。
うみーしゃさん、お忙しいのに早速レポをいただき感謝です!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

~白鳥の湖:コリッパーワールド編~

09年1月10日(土)ソワレ 
オデット・オディール:コシェレワ
王子:コリパエフ
ロットバルト:ツァル
王妃:マルチナ
家庭教師:ブレグバーゼ
パ・ド・トロワ:ミリツェワ、ヤパーロワ、プローム
小さい白鳥:クリギナ、クズメンコ、ニキフォロワ、チーカ
大きい白鳥:ミリツェワ、エリマコワ、クテポワ、ジュラヴリョーワ
2羽の白鳥:クテポワ、ジュラヴリョーワ
スペイン:モストヴァーヤ、ノヴォショーロワ、モロゾフ、オマール
ハンガリー:セミョーノワ(でも違う人だったと思う)、ポドショーノフ
ポーランド:フィラートワ、フィルソワ、ナタリア・グリゴールツァ、カミロワ、マルコフ、ペトゥホフ、サプローン、セルギエンコ。
ナポリ:ニキフォロワ、チュチューキン

<第1幕>
小さいチームのワルツ:まずまず。リフトをしながら前列に登場するのが4羽の白鳥の女の子たち。(たぶんね) 男性のポールドブラのカウントがゆっくりになってました。よく合ってたと思います。

パ・ド・トロワ:なんでキャストが急に変わったのかわからないけど、この3人は果たしてリハできてるのか?サビーナとターニャが首一つ身長違うからね。で、おもしろかったのが3人の表情。
ミリツェワ:「ジャンプのタイミング、お互いあわせようね。」
サビーナ:「うん。任せて。いつもどおり踊ってね。」
ミ:「オッケー。大丈夫!」
アントン:「こんな身長に差のある2人、うまく続けてサポートできるかな~」
ミ&サ:「アントン、大丈夫だから。私たちを信用して!」

とこんなやりとりがあったかはわからないですが、とにかくサビーナのろくろ回しとポーズが無事終わったあとの2人のほっとした表情と、ターニャとサビーナのジャンプの滞空時間、着地時間が全く一緒だったので。(笑)上手い人たちだとこんな風になるのね~。どちらも出すぎず、3人でぴったり合わせて踊ろうという空気がとても感じられました。見ていてほほえましかったし、これが懐かしい(というのは悲しいけど)マールイだったよなぁ。と。プロームの表情も踊りも、後半に行くほど硬さがとれ、どんどん本領発揮!彼、今回あまりリハの時間とれてないんじゃないんかな?もっと踊りこんでればもっと余裕で魅せられるのに、て気がします。(去年の黄金の像もイキナリだったんだよね。)

秀逸なのが家庭教師@ブレグバーゼさん。これよ。去年とどこが違うって上手く言えないんだけど、やっぱり彼じゃなきゃって空気なのよ。ターニャとの乾杯のシーンなんて「うふふふっ」「あははは」て空気で。思わずくすっとなってしまった・・・。役って本人の性格が投影されちゃうのかなー。真っ直ぐ忠実に仕えて年輪を重ねた家庭教師がお祝いの宴でちょっとほろ酔いになっちゃった・・・。その様子がかっわいいの!

今シーズン、キャラクテールで一番気になるのが舞台を下手なり上手に去るときの去り方。逃げるように消える人が多いけど、興ざめっす!
マラーホフさん@従者や目隠し鬼(眠り)、ブレグバーゼさん@家庭教師、チェスノコフ@居酒屋の兄ちゃん(ドンキ)。皆役のまま優雅におもしろく去っていってたよ。だからもっと見たいって思うけど、オマールのハンスやペトゥ@従者、コリッパー@王子はもう退場、となるとひたすらダッシュ!おい。まだ観客見てるから。いきなり素に戻らないでくれる??こんなところもマナーだと思うのですけどね。誰か注意して。

で王子コリッパー、うーーん。るだこ以上にゆるい。頼りなーい。これで嫁さがしは無理でしょう。王妃様に言われても、口答えすらできずに黙ってしまう煮え切らないおぼっちゃん。。。と解釈もできるが、実際緊張していてあの表情だったのかも・・・。王妃様と家庭教師が本気でおろおろしてたもの。(笑)その緊張がコールドにも伝わっちゃったんですかねぇ。

続く長身コールド。これはひどかった。まずはメンバーチェック。モロゾフ・マスロボエフ以外は知らない顔。ヴェンシコフもどこかにいたかな?
あれ、男子、腕をぞんざいに上げてないかい?女子が手をとられてまわるのにやりづらそうよ・・・と思っていたら、男子のステップあたりでかなりぐだぐだに。そろってない、脚あがってない、ふらふらで倒れそう。集団食中毒?箱根駅伝?水取り忘れで途中棄権か?なくらい、終わるまでに誰か倒れて担架で運ばれるんじゃないかと思ってしまった。そりゃぁ今日は2回目だけど、白鳥のコールドも踊らなきゃいけない女子の方が数倍大変だと思うんだけど。まだ始まったばかりだし。リフトの猛特訓でも行われたのかしら。。。

というわけで、新年からこっち何で自分がこんなに疲れるのかがわかった気がした。コールドのぐでぐでを見てて、新卒を叱咤してる気分になるんだわ。

白鳥の登場:ここから心配モードだけど、コリッパーは、ラインは美しいのです。頭も小さいし、王子役としての風貌は備えてるのよね。コシェレワの凛とした白鳥は、悲劇の姫君というより、白鳥に変えられてしまった娘たちの長という気高さがありました。王子に出会ってもすぐ気を許したりはせず、涙を流す身の上話のマイムもなかったように思う。そりゃコリッパーが相手じゃ、身の上を話したところでこの少年を危険にさらすだけだし、ってことで彼を巻きこむべきではない気がしていて、迷いが生じてました。彼女の王子へ対する気持ちは愛の他に、白鳥の娘たちも助けたい、という責任感があったような・・・と勝手に解釈してましたが、相手がコリッパーだからね、そういう風に見えちゃったの。これがコリッパーの演技だとしたら大したもんだ。少年王子コリッパーは、この世のものとは思えない美しい白鳥の姫君に心奪われて、「あくまって???」など状況を理解する前にもうコシェレワから目が離せない・・・と見えなくもなかった。(笑)この日はずっとこんなパターン。こういう役作りなのか?テンパッてるだけなのか?というのがあいまいなラインの不思議なコリッパーワールドでした。私がコシェレワファンだからそう思いたかっただけなのかも。(笑)

問題はリフトとろくろ回しですね。チュチュが邪魔になってやりづらそうでした。マトヴィエンコとか、上手な人ってホントすごいんだなって思いました。若い王子には多いんだけど、コシェレワはわりと一人で立って回るタイプなので、彼女がだいぶ引っ張ってたかな。目くばせして位置を合図してるようなシーンもあったし。コリッパーが足を踏みなおして「うっ」と迷ってた部分もあったけど、なんとか持ち直しました。そう、目がうつむき加減なのは、舞台上で距離感をつかめなかったためか演技なのか?ってとこです。リハと違って照明が入ると、白鳥なんかはほんと真っ暗で舞台のしるしとかまるっきり見えないんですよー。よく客席の通路の線でこのあたりがセンターっ?って計算して動いたりします。演技しながら頭の中はフル回転なんです。

白鳥のコールド:本当にきれいにそろっていました。並んでみると、脚の長いバレリーナが増えましたね。規格は以前より厳しくなったようです。大きな白鳥も4羽の白鳥も、だいぶきれいになってました。さすがマールイ!

ツァル@ロッとバルト: すっばらしい!この日一番の収穫♪去年の感想を見ると、「きらきら感はないかもしれないけど、応援したくなる踊りなんだよね。ツァルを見るといつもカブキの見得きりを思い出してしまう・・・。絶望したオデットがことの次第を仲間に話し、悲しみにくれる・・・。なんかツァルが悪魔だと、誰が悪いとかじゃなくてこの世の常だ、人間の弱さとはこういうものなんだーー運命だ~みたいな感じがしてくるよ・・・。」

となってました。今年はもっと悪い人度がパワーアップ。姫君を誘拐して一人悦に入る頑固な悪役のようだ・・・。腕をさっとあげたときに顔をすくっと横向きにするしぐさがいいです。鳥っぽい。ふくろうっぽい(笑)。音とよく合っていてジャンプはゆったり滞空。白鳥を取り仕切ってる感が去年より前に出てます。大きく見えるんです。後述しますが、それが3幕にも生きてきます。

<2幕>
えーと、大変申し訳ないですが、2幕のキャラクテールは省かせていただき、いきなり黒鳥のGPDDに行きます。なんていうか、気持ちがのらなくてー・・・。(特にスペインね。)

イーラチカの黒鳥:妖艶で強い、色気のあるオディール。サポートに苦しむコリッパーへときどき目線を投げかけるのですが、「そう、その位置でOKよ」と言ってるようにも見えた(笑)。彼女の難しいソロが始まると、緊張してきたのか、いつもの優しいコシェレワがふっと出てくるのがかわいらしい。。アチチュードダブルも余裕をもって降りるし、本当にすごくなったなーーーって思う。毎回の本番を大切にしてきた成果ですね。継続は力なりだわ。
ここでのツァルがロットバルト史上最高。(当社比)コシェレワの動きを糸巻きのように引っ張って、ときどき眼で指示を与えて、チーム・ツァルが「この国をのっとるための作戦なのさー」って(笑)「この王子を翻弄するにはこの間合いが大事。」「もうひと息!」と細かいニュアンス。ロットバルトもかつては人間の男だったのか?と思ったりしてしまう。
いつも感心するのが王妃のマルチナさん。いろんな王子のお母さんをやってるわけだけど、コリッパーほど自覚のなく、世間知らずな王子も初めてではないかしら(笑)「息子が理解できない・・・」と悩んでるふうでした。

王子のソロ:借用させていただきます。「るんたった~」なジャンプ。これ、山を駆けのぼるハイジとペーターと子ヤギだよなぁ・・・・。
ジャンプ、高いです!線もきれいです。バリのプレパレーションが長いので、何かを端折ったのかコリッパー用のアレンジなのかわからないときがあります。(笑)こういうことできちゃうのって立派なキャラかなぁ個性かなぁ・・・と。もう応援モードなのでよくわからん。でもマナーも良かったですよ。
回転とかはこれからどんどんどんどん良くなるだろうし、すごい可能性を秘めた若者だということは、わかりました。(笑)

<第3幕>
これが載る頃には皆さん見てると思うのですが、白鳥たちのフォーメーションが変わりましたね。私には腕をばさばさ後ろ向きでされるより、みんなの顔が見られるのでこっちの方が好きです。

2羽の白鳥:クテポワとジュラヴリョーワ(ミリツェワから変更)
黒髪でエキゾチックなので彼女こそダリアだと名前で勝手に思ってましたが、ジュラヴリョーワだったようです。(汗)ミリツェワに比べたら踊りはまだまだですが妙に目立つ人ですね。白鳥よりほかの役で見たいかな。
クテポワは、顔は結構好きなんです。ウィノナ・ライダーみたいで。手足が長く、舞台に立ってるときは「おお、きれいな人がいるなー」と思うのです。コールドにいる分には映像的にOKですよ!!

湖に戻ってきたオデット。悲嘆にくれるというよりは、責任を感じてる風。「若すぎる王子に過大な期待をしてはいなかった・・・。でも、娘たちが「もしかしたら私たちも助かるかも」と思ってしまったことには申し訳ない。でもあの王子を巻き込んではいけないと思う・・・」というように聞こえた。(あくまでうみーしゃの中で)
やっちまったことの意味をやっと理解したコリッパー。必死に追いかけ、謝り、真実の愛を誓おうとする。その王子をコシェレワがさえぎる。「愛を誓うということはそんなに簡単ではないのよ」「どうしてですか?僕がふがいないからですか?」「そうじゃないの・・・」命をかけるかどうか、という質問を最後までしないオデット。PDDの中で、本当に覚悟があるのかどうかをコリッパーの態度からおしはかろうとしているように見えた。(あくまでうみーしゃの中で)

何度かのアイ・コンタクトのあと、「ふははははは」と悪魔が現れる。1・2幕では口を開くことのなかったロットバルトが、ここで高笑い、それが怖いのなんのって!!!(あり?ハッピーエンドに変わったりはしないよね?)とちょっと心配に(?)
コリッパーはここでやっと理解したのだった。もう「あなたしか見えてない」コリッパーは迷いなくオデットをとる。
具体的な戦闘シーンはなく、湖に身を投げたわけではなく2人が舞台から消えて唖然。でも悪魔はいなくなってとりあえず白鳥たちは助かった・・・ということにしていいんかな???あんなに怖いロットバルトが、そんな簡単に消えてしまうはずがないのでそこは違和感。(笑)

本当にこの解釈でいいのか、別の意味があったのかはご本人に聞いてみないとわからないですが、そんな風にとれました。物語が感じられたという意味ではよい上演でした!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

舞台の様子が浮かんでくるような詳細レポを本当にどうもありがとうございました~♪
るんたった王子(おロシア人さん命名のこの呼び名も定着しそうですね!)の黒鳥のPDDの様子はさすがに想像するのは難しいですが(笑)

ミャスニコフという存在はありましたが、シェスタコワ以下、今のプリマたちはみな同世代、同キャリアのパートナーとともに成長して来たダンサーですよね。 その彼女たちが今度は下の世代の男性ダンサーを主役として育てる立場に変わりつつあるという事に時の流れを感じます。
ただ、それも一つのあり方ですが、彼女たちとともに成長してきたダンサーたちこそ、今旬を迎えているダンサーなので彼らとの舞台も数多く見せてくれることを願わずにはいられないです。 


この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(7) | TB(0) | ▲ top
マールイ「ジゼル」 ペレン&ヤフニューク&ツァル
2009/01/10(Sat)
昨日は午前様だったので雑感も書けませんでした。 まぁ、遅かったから書けなかったというより気持ちの問題でもありましたが・・・。
一夜明け、なんとかざっとした感想を書きました。

<1幕>
ブラウン系の衣装で登場したアルベルトのヤフニュークを見てあれ?と思ったのですが、家から出てきたペレン@ジゼルも新版ドルグーシン版の青いジゼルの衣装でした。 考えてみれば、ヤフニュークは旧版のジゼルには出演したことがないわけで衣装を持っていないんですよね。 そういう事でペレンまで新版の衣装というのも周りの女の子たちとの調和が取れていなくてちょっと変でした。 こういう事ってバレエ団の誰が決める事なんでしょうね? 

ペレンのジゼルは1幕では村娘というより姫でした。 せめてあのばっちり化粧はどうにかならないものか・・・。 初めての恋らしき恋にときめき恥らっている少女という感じはあまりなく、自分の魅力をしっかりわかっている女性という感じ。 変に作っていない彼女らしい自然体なのは好感がもてるけれど、アルベルトよりもいろんな意味で上をいっちゃっている風でなんとなく話が違う。
ダンスマガジン(立ち読みしただけ)で7月のロンドン公演をとりあげていた号があって、新版ジゼルについてベルタと公爵の過去を匂わすような事が書かれていたような記憶があるのだけれど、1幕のペレンのジゼルの場合、実は身分の高い人との間にできた子供でベルタが他の村娘たちとは違うのだと育てた、出生の秘密があるジゼルと解釈すると一番納得するかもしれません・・・。 アルベルトの身分がばれ、バチルダの手をとったところに割って入るジゼルは取り乱しながらもバチルダに対してとても丁寧な落ち着いた様子で対するのだけれど、そんなところもそんな感じ(笑)
ペレンの踊りは磐石。ヤフニュークとのジュテ合戦ではペレンの方が高かったかもしれぬほどで、とても病弱には見えず(笑)。ヴァリも余裕があって上手かったです。 

ヤフニュークは育ちの良さそうな好青年という感じだけれど、貴族というにはちょっとノーブルさが足りないような気がした。 ペレンとの並びは思っていたほど違和感はなかったのだけれど、やはりもうちょっと身長があったらなぁと言う気持ちは否めない。 タイツにブーツ姿はとても綺麗でした。 
ただ、彼を上回る長身美脚のツァルがハンスだったので、どうしても目はそちらに行きがちだった。 ツァルはハンサムな素顔を生かした情熱的でちょっとアクションの派手な(笑)魅力的なハンスでした。 登場シーンの、家の中にいるジゼルを思いながら彼女の家から離れては近づき、また離れては近づきという演技が恋するハンスって感じでとっても素敵なの!

ぺザントはエレメーエフからキャスト変更でプローム。 アンナ・クリギナはヤパーロワちゃんくらいの体つきかな? 多少ピルエットでぐらついたものの、腕や脚を大きく動かしながらメリハリのある踊り。 プロームは前日よりも体が軽そうで踊りもさらに良くなっていたように思います。 パートナーリングも今日の方が良かった。

ベルタのノヴォショーロワは前日同様、ジゼルを心から愛する優しくて強い母親を好演。


<2幕>
ジゼルのお墓にやって来たハンスが鬼火に囲まれ逃げ惑うシーン、ツァルはもの凄い勢いで舞台上を左へ右へと走り回り、本当に恐ろしいものから逃げようとしているというリアルさがグッド! ウィリたちに踊らせられているときのジャンプも体のラインもとても綺麗で本日の1番は間違いなくハンスのツァルでした。

ミルタのクテポワは長身でそれなりに冷ややかな雰囲気ですが、ウィリたちを率いるという雰囲気はイマイチだったのと踊りが雑なのが残念。 夜明けが来て去っていくときも割りとあっさりでした。 前日のコシェレワは背中に「無念!」という字が見えたもの(あの時のコシェレワ、ぞくぞく~~っとしたわ~~~)。 
コール・ドは残念ながら特筆すべきほどのものはなかった。

ヤフニュークというか新版の2幕のアルベルトの上着のゴテゴテのデザインは好きじゃない。 この衣装に身を包んだシヴァの写真を見たときもギョッとしたけれど・・・。 2幕でのヤフニュークはイマイチ存在感が薄かったように思う。 踊りは可もなく不可もなくだったけれど、アントルシャのジャンプの低いのが少し気になった。

ペレンの復活の回転は軸もまっすぐでスピードも十分な見事な回転だった。 ポワントの音をほとんどさせない踊りのほうは文句なしだったのだけれど、彼女の2幕のジゼルは死にきれていないジゼルで感情の強さを感じさせるジゼル。 アルベルトへの想いの表現が1幕で生きているときとあまり変わらなかったように思う。 踊りは精霊なんだけど気持ちが精霊じゃないというか・・・。 
こういうジゼルもありなんだろうか??と自分に問いかけているうちに夜明けが来てしまった。 
最後に倒れているアルベルトを優しく愛しむ別れのシーンは良かったと思う。



ジゼル: イリーナ・ペレン
アルベルト: アンドレイ・ヤフニューク
ミルタ :ヴィクトリア・クテポワ
森番ハンス: ウラジーミル・ツァル
ぺザント・パ・ド・ドゥ: アンナ・クリギナ、アントン・プローム
ベルタ(ジゼルの母): アンナ・ノヴォショーロワ
バチルド(アルベルトの婚約者):オリガ・セミョーノワ
公爵 :アンドレイ・ブレグバーゼ
アルベルトの従者: ロマン・ぺトゥホフ
ドゥ・ウィリ :ダリア・エリマコワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(8) | TB(0) | ▲ top
マールイ「ジゼル」2日目に行って来ました~
2009/01/08(Thu)
マールイのジゼルを見なかった4年の間に、私の中での「ジゼル」のデフォが東バ版になっていた事に今日気がつきました・・・(苦笑)。 踊りもそうなんだけど、幕が上がってアルベルトの家を見た時に「あれ、違うじゃん!」って思ってしまったのだった。 すっかり頭の中はマラーホフとルグリが入っていったおうちでございました♪
ま、これも意味のない前置きではないのですが・・・、なんだか今日のジゼルは不完全燃焼でした。 ジゼルが1幕で死んでしまった時(ベルタ役のノヴォショーロワの演技はとっても良かった)も、2幕のラストで一人取り残されるアルベルトを見ても、なんだかジゼルという物語を見ている感じがしなかったのです。 シェスタコワのジゼルとコルプのアルベルトが踊りにしても演技にしても上手くかみ合っていないような感じで、それぞれはジゼルとアルベルトを演じているんですけどね・・。 なんでだろ? コルプに一つ注文は、アイメイク、かなり黒を強く入れていたので、時として目つきがとても怖く見えてしまいました。 

ぺザント・パ・ド・ドゥのミリツェワは、最初のヴァリのフィニッシュでちょっとバランスを崩したところがありましたが、丁寧な踊りで相変わらずのキラキラ笑顔。 プロームもヴァリで一箇所危なかったけれどザンレールの着地もほとんど5番で余裕を持って降りていたし、細かい足捌きが綺麗でした。 立ち姿もすっきりと美しくなりましたね! ただ、合わせる時間が足りなかったのか、二人の呼吸がイマイチで、ミリツェワの回転を支えるプロームはあきらかにいつもと勝手が違って距離感やタイミングをつかめていなかった感じ。 

8組の村人カップルの先頭をきってタンバリンを鳴らしながら出てきたコリパエフ。 このくらいの役だと本人もリラックスしてやれているし、長身なのと華やぎを感じるルックスが思い切り活きるんだけどな。

コシェレワのミルタは登場してしばらくのソロの間はちょっと優しすぎるような感じで大丈夫かな~?だったのですが、尻上がりにに表情とマイムに怖さと冷たさが出てきてミルタ化完了(笑) 良かったと思います。 個人的に嬉しかったのはドゥ・ウィリ に私の癒しのカミロワがキャストされていた事。 腕の使い方も前より柔らかくなった気がするし、ミルタの一番弟子として冷ややかにお勤め果たしていました♪

で、本日のツボ?はカーテンコールでの指揮者ドゥルガリヤン。 なんつーか、一人落ち着かず変に愛想を振りまいていて妙な人でした(笑) でも花束をコシェレワにニコニコ顔で捧げていたのは点数高いぞ! 音楽も新春よりは復活しておりました。 でもやっぱりアニちゃんが恋しい!!!!!  


以下、本日のキャストです。

ジゼル: オクサーナ・シェスタコワ
アルベルト: イーゴリ・コルプ
ミルタ :イリーナ・コシェレワ
森番ハンス: アレクサンドル・オマール
ぺザント・パ・ド・ドゥ: タチアナ・ミリツェワ, アントン・プローム
ベルタ(ジゼルの母): アンナ・ノヴォショーロワ
バチルド(アルベルトの婚約者):オリガ・セミョーノワ
公爵 :アンドレイ・ブレグバーゼ
アルベルトの従者: ロマン・ぺトゥホフ
ドゥ・ウィリ :マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(8) | TB(0) | ▲ top
ミハイロフスキー劇場3月公演の演目 / ジゼル速報♪
2009/01/07(Wed)
ミハイロフスキー劇場のプレイビルは12月から当月、来月、再来月という表示になったのですでに3月の予定まで発表になっています。 こちら

3月08日 マ チッポリーノ
       ソ ジゼル
  09日    白鳥の湖
  13日    海賊(新作)
  14日    海賊(新作)
  15日    海賊(新作)
  20日    ドン・キホーテ
  21日    くるみ割り人形
  26日    白鳥の湖
  28日    海賊(新作)
  29日    海賊(新作)

  
という事で、以前から話題になっていた新版「海賊」がついにお目見えするようです。 噂どおり全2幕に変わるようですね・・・。 どんな感じに仕立て直すんでしょうねぇぇぇ。
プレミアは13日から3日連続で、さらに月末にも2度予定されています。
振付はプティパとグーセフとなっていますが監修者としてルジマトフの名前が出ています。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


矢羽さんより、マールイ「ジゼル」初日の速報が入りました!!
どーもありがとうございます♪ 嬉しいです!

まず、改訂箇所は全幕を通してマイムと踊りが少し。でも自然な感じなので気にならないとの事です。 幕が開く前のオケの解釈に要注目だそうで・・・。 そして指揮のドルガリアンは素晴らしかったそうです。 系統としては怒涛系だそうで♪ 怒涛と聞いただけでちょっと頬がゆるみますね(笑)
民代さんは今までマールイで客演した白鳥やパキータよりもだいぶ良かったそうですよ。
ぺザント、今日はヤパーロワとヤフニュークだと思いますが、凄く良かったそうです。
コール・ドもまあまあな出来まで回復してきたようで、このへんはさすがマールイというところでしょうか?
体が一回り絞れたコルプの今日のアルベルトは完全ノーブルアルベルトだったようです。

明日行くのが、俄然楽しみになってきましたわ~♪
この記事のURL | マールイ劇場プレイビル | CM(7) | TB(0) | ▲ top
サンクト・ペテルブルグへのバレエ鑑賞の旅 (20)
2009/01/06(Tue)
4日目:11月1日 その

マールイ最寄のネフスキープロスペクト駅の運河を挟んだ反対側にある大きな書店は、CD&DVDや文房具、ちょっとしたお土産を売っている。 昨日のスーヴェニール・マーケットと先ほどのスーパーのチョコレートだけではお土産も十分ではないのでしばしこのお店で物色。
ペテルブルグの名所めぐりになっている小さなカレンダーを10個ほど購入。 白樺の表皮で作っていると言うベレスタ小物入れも自分用とプレゼント用に購入。
さらにネフスキー大通り沿いの地下にあるお土産やさんを覘く。 ここのお店はさきほどのオネーギンとは違い、そこそこのものがお手軽プライスで売っていて客の入りも良かった。 
ペンダントヘッドを見せてもらいたかったので、優しそうな顔立ちの男性に恐る恐る英語で話しかけると、流暢な英語で「どこからですか? 日本から来たの??」と聞かれてしばらく話をする。 日本には行った事はないけれど一度京都に行ってみたいと言ってました。 外国の方の京都への興味やあこがれって本当に洋の東西を問わないなという感じです。 どうせなら桜も一緒に見てもらいたいので4月上旬の桜の季節をお勧めしました(笑)

マールイを出た頃から日が差していたので、4時を回ってあたりも薄暗くなり始めていたけれどイサク寺院の写真を取りに出かけた。 おととい撮った正面からの写真の左奥側からの撮影。 

P1000131 のコピー


ここに限らずペテルブルグでは車が歩行者に遠慮するという事はないのでちょっとでも車道にはみ出ようものならこちらの命の保障はないという状態。 なかなかスリリングな写真撮影でございました・・・。

ホテルに戻り、お茶とカロリーメイトで腹ごしらえ。
ポット ロシアは客室に電気湯沸しポットのないホテルがほとんどで、ペトロパレスも例外ではない。 フロントに頼めばお湯入りのポットを持ってきてくれるのだそうだが、ロシアンタイムでやられてはこちらのスケジュールが狂うので、今回の旅行用にポットを購入。 ちょうど2人分のお茶が入れられるくらいのお湯が瞬時に沸くのでとっても重宝した。

マールイのカッサで言われた通りに6時にまた窓口へ。
当日券を求める人などでごった返しているカッサ付近。 参ったなという顔をしながらもすぐに諦める人、あーだこーだととことん粘る人と人様々な光景に思わず溜息・・・。
マラさんに教わったとおり100ルーブルの入場券を買って、一階の下手側の入り口に場所を陣取る。 まだ早かったのでそれなりのポジションは得たものの、続々と立ち見客が入ってきて通路が通れない状態になってしまった。 劇場スタッフ(超ベテランさんぽいご婦人が多いのでこういう時には本領発揮!)がしら~っとした顔で割り込みを試みる客をびしっと注意し交通整理!
開演5分ほど前だったろうか? さっきのおばちゃんが現れ、私たちを含め5,6人以外の人たちを皆連れ去ってしまった。 と同時にカメラクルーが2人入ってきて私たちの前に立ってしまった。 嘘でしょ!!!
カメラマンもかなりこちらに気をつかってくれて、できるだけ死角を減らそうとしてくれたのだけれど、
舞台の半分くらいが見えなくなる事もしばしば、疲れるわ、見えないわ・・・のストレス大溜まりの1幕だった。
ちなみに連れ去られた人たちは二階以上のバルコニー内の立ち見スペースに散らされたようだった。
休憩後はカメラを避けて4階の立ち見スペースに移動。 1幕を見ただけで帰ってしまったのか、2席が空いていた。 その席の直ぐ後ろに立っていた隣の女の子2人に座ったら?と勧めたところ(彼女たちが座れば私たちの視界もさらにクリアになるからね)、彼女たちは座らないという。 という事でラッキーにも2幕は席に座ってしかも最前列なので非常に良く見えた。

公演が終わり劇場の外に出てると・・・・・・・・、 雨、 また雨が降っている。 あんなに綺麗な夕焼けだったのに、Why~? 
どんどん強くなる雨に急き立てられるように後ろ髪を引かれる思いで劇場を後にする。
明日はもう帰国の日なのである。
早すぎるわ・・・。


5日目:11月2日 

9時に迎えの車が来るので8時半すぎにはロビーに降りてチェックアウトを済ます。 45分頃だったか、見覚えのある男性がホテルに入ってきた。 行きに空港からホテルまで連れてきてくれたドライバーだったのでなんとなくホッとした。
なんとこの日は朝から晴れ・・・・・。
車窓からの眺めを一つ一つ目に焼き付けながら名残を惜しむ。 青が鮮やかなモスクチックな可愛らしい建物があったっけ。 空港までは20分ほどでついてしまった。

ペテルブルグ発12時35分の飛行機が離陸するまで、驚くくらいスムースに予定通りに事が運ぶ。 待合室にはワンちゃんを連れた女性がいました。 犬ってケージにいれれば簡単に飛行機に乗れるんだっけ?
行きとは違い、今度はエアバスの3-3のわりと新型と思われる飛行機だったけれど、こちらも満席状態。 飛行機が動き始めたところで窓から空港の写真をとる。 
P1000304 のコピー

薄いけどサンクトペテルブルグという文字が読めるでしょ!(ってちょっと無理でしたね。 写真中央の2階建てのようなビルの屋上にあるのですが、ブログ用に解像度をかなり落としてしまったのでかすんじゃってますね。)
「また来るね!」と別れを告げてTake offした飛行機は快適な飛行であっという間にヘルシンキ空港に着陸した。 高度を下げていくにつれはっきりしてくる地上の風景。 赤い屋根の建物が点在し背の高い尖った形の木々の緑が美しい。 もうすぐ真っ白な雪に埋もれてしまうんだろうな。

5時間のトランジットで成田行きのエアバスに乗り込み、またまた一度もシートベルト着用のサインがつく事もなく定刻の11月3日10時に成田に到着した。

こうして何から何まで思い出深い楽しく幸せな旅が終わったのだった。

うみーしゃさん、本当にいろいろありがとうございました!!

また、この旅行記を読んで下さった方でペテルブルグへの旅行を考えていらっしゃる方など、何かお知りになりたいことがありましたら、遠慮なくコメント欄なりブログのメールフォームを使ってご連絡ください。 うみーしゃさんと私で力になれることがあれば協力は惜しみませんので。
この旅行記は11月1日のヤパーロワ&チュージンの「ロミオとジュリエット」を持ってフィナーレとなりますが、マールイの来日公演の合間を縫って頑張りたいと思います~。
この記事のURL | サンクト・ペテルブルグへのバレエ鑑賞の旅 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
サンクト・ペテルブルグへのバレエ鑑賞の旅 (19)
2009/01/05(Mon)
4日目:11月1日 その3

聖エカテリーナ教会の近くにあるレストランに入ってランチタイム。
軽食コーナーと食事用のフロアが分かれていたので、ゆっくりできそうな落ち着いた雰囲気の食事専用の席を選ぶ。
このお店も英語のメニューがあったので助かりました。
昨日の文学カフェでのランチに味を占めてしまった私たちは、再びポテト料理をオーダーする事にした。 うみーしゃさんはポテトの入ったビーフストロガノフ、私はポテトのパンケーキ付きのきのこと肉料理。 どちらも非常に美味。
ただ、このお店のポテトのパンケーキは昨日のクレープのようなものではなく、ポテトを細~~い短冊にしたものを掻揚げ状態に揚げたもので、腸が強くない私にはちょっとオイリーな感じだった。 
お料理は感動するくらい美味しいのに、やはりこんな素敵なお店でもサーブに関してはロシア流。 まずオーダーを取ってくれるまでにも時間がかかるし、先に紅茶が出てきたからいいようなものの、メインディッシュはなかなか出てこない。 空腹になるまでの時間を逆算して(笑)余裕をもってレストランに入らないと倒れてしまいそうだわ・・・。

<いきなりうみーしゃさんレポ>
驚いたことに、同じレストラン内にトイレがなく、別の建物の一番奥だという。食事の注文中に、別の建物まで出て行く気力がなかったのであきらめた。(すぐ見つかるかわからないしね)ロシアのレストランでは、ファーストフード以外はホントに待たされるので、時間に余裕を持った方が良い。でもそのいらいらが吹っ飛ぶほど、料理はどれも美味しい。店員の無愛想も、遅さも慣れて気にならなくなった。隣のおじいさんが「ゼリョーヌィ・チャーイ(緑茶)」を注文。嬉しかった♪ロシア料理に合わせて緑茶を頼むとは。(メニューにあるとは。)しかもポットで。(笑)

レストランを出て向かったのは確実にトイレのあるショッピングセンターのゴスチーヌィ・ドヴォール。 ここでも「ちょっと行ったところにある階段を下って・・・」という「ちょっと」という距離の間隔のロシア人と日本人の大きな違いに苦しめられた。 行けども行けども下りの階段なんてないし・・・。
お願いだから英語の案内板を出してください~~~。

先ほど食事をしたレストランの裏手にはフィルハーモニーとルダコさんが頻繁に出没するというミュージカル・コメディー劇場、大型土産店のオネーギンがある。 (ルダコさんに遭遇しないかとキョロキョロして歩いてたけど残念ながら影も形もなく・・)
ツアーなどで予め何時に何人くらいの客が来ると分かっている場合には店員の応対は親切なんだそうだけれど、閑散とした店内にフラッと入り込んだ私たちのような客には「いらっしゃいませ」の一言(言われても分からないけどともかく無言なの~~)もなく、遠くからチラチラ監視しているだけ・・・。
ここのお店はちょっと高くて何も買う気にはならなかった。

またまたマールイへ。
まだロミジュリのプレミア公演中だというのに、ロミジュリの幕は外され、イヴェントの多い11月のスケジュールの幕が張られていた。
P1000124 のコピー


こちらは壁にかけられた11月のスケジュール。
P1000125 のコピー


劇場内のカッサへ向かい、戻りチケットが出ていないかうみーしゃさんに確認してもらうが、
「当日券のキャンセルがあったら買えないのでしょうか・・・」(このキャンセルという言葉がロシア語で出てこなくてまいった)と受付の美人なおばちゃんに確認したら、「6時にもう一度試してみたら」とそっけなく答えられた。同じ人に何度も聞かれて、さぞうんざりしてるでしょう。
との事。
どっと疲れてロビーのソファーで休憩していたら、神様の助けか?マラーホフさんが入って来た。

ここからはまたまたうみーしゃ節で。
意外なことに、カッサの近くにATMがあり、お金を下ろしに来たようだった。びっくりしていた彼にかまわず(笑)、今日見たかったのに券がなくなってしまったことを伝えると、「立ち見なら入れるよ」と教えてくれた。入場チケット(100ルーブル)を買って、立ち見席でスタンバイしておいて、開演した時点で空いてる席があれば座ってかまわないとのこと。
「1階の入り口のところに立って場所とりすればよく見えるよ。(花見じゃないんだから)ボックス席でも大丈夫だけど、顔が斜めになって見難いよ。」とホントに顔を斜めにして話す(笑)。日本ではありえないが、この際挑戦するしかない。お隣のコメディ劇場でもエルミタージュ劇場でもなく、ミハイロフスキィの舞台を見たいのだもの!
意外な発見で嬉しかったのが、ここのカッサの前にいると、マールイのダンサーが次々やってきたこと。(考えてみればアタリマエだが)皆ATMでお金を下ろして、警備員のおじちゃんたちと言葉を交わして帰っていく。30分ほどの間にマラーホフ、オリガ・ラヴリネンコ、モロゾフ、ポドショーノフ、ほかオケの方も見かけた。3時頃だったけど、皆今日は本番のはず。モロゾフは誰か若手と「じゃまたあとでなー」みたいな言葉を交わして出て行き、ポドちゃんは私たちに気づいてくれて、「やぁ」と声をかけてくれた。優しいなぁー。ATMって前はなかったと思う。それより、ロシアでは銀行に口座を持つ人も少ないと聞いていたので、ちょっとこれにはびっくりしたのだった。イタリアツアーも近いし、ユーロに両替もしなきゃいけないよね!


立ち見をするなら、体力を温存しておかなくちゃ!という事で(笑)、お土産を買いながら一度ホテルに戻る事にした。
この記事のURL | サンクト・ペテルブルグへのバレエ鑑賞の旅 | CM(6) | TB(0) | ▲ top
ミハイロフスキー劇場ガラ公演プログラム / キエフ・バレエ東京公演
2009/01/04(Sun)
マールイのプログラムに1月21日のミハイロフスキー劇場ガラの公演プログラムが載っていました。
公演チラシに載っていた9演目に「ばらの精」が追加になっています。

<第1部>
「ばらの精」 音楽:M.ウェーバー 振付:M.フォーキン
「人形の精」より 音楽:J.バイヤー 振付:S&N.レガード
「ロミオとジュリエット」よりバルコニーの場面 音楽:S.プロコフィエフ 振付:O.ヴィノグラードフ
「せむしの仔馬」より海と真珠の踊り 音楽:C.ブーニ 振付:M.メッセレル
「ドン・キホーテ」よりGPDD 音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ

<第2部>
「ムーア人のパヴァーヌ」 オテロのテーマによるヴァリエーション 
音楽:H.パーセル 振付:J.リモン

<第3部>
「エスメラルダ」より 音楽:C.ブーニ 振付:M.プティパ
「スパルタクス」よりアダージョ 音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
「アダージェット」 音楽:G.マーラー 振付:N.ドルグーシン
「海賊」よりパ・ド・トロワ 音楽:R.ドリゴ他 振付:M.プティパ、V.チャブキアーニ

プログラムの解説からルジマトフ以外に出演がわかっているのはスパルタクスを踊るマラトとペレンだけです。


11月~12月にかけて来日とダンスマガジンで発表になっていたキエフの東京公演のスケジュールも以下のようになっています。

白鳥の湖
 11月15日(日)15:00 オーチャード・ホール
     20日(金)18:30 東京国際フォーラムA
くるみ割り人形
 11月21日(土)15:00 東京国際フォーラムA
眠りの森の美女
 11月27日(金)18:30 オーチャード・ホール
     28日(土)15:00 オーチャード・ホール

来日予定ソリスト:エレーナ・フィリピエワ、ヴィクトル・イシューク、セルゲイ・シドルスキー、他 

マリインスキーの東京公演が11月29日~12月11日ですからね・・・。 ぶつからないのはありがたかったですが、11月中旬からタイトなスケジュールになりそうだ!!
この記事のURL | バレエ | CM(2) | TB(0) | ▲ top
マールイ開幕!  ですが・・・ 
2009/01/03(Sat)

マールイの新春特別バレエを見て来ました。
コール・ドは昨年以上に知らない顔だらけでどこのバレエ団?という感じで淋しかった。 白鳥のコール・ドの先頭のフィルソワを見つけた時のこみ上げるような懐かしさったら・・・・。
バレエ団の方たちは昨夜遅くに日本に到着したそうで、半端じゃなく疲れてたと思うのに、ほとんど予定通りのキャストで踊ってくれてありがとう!

以下、今日の公演で気づいた事、思った事などを手短に(けっこう辛口です)。

くるみのワルツの衣装が新調されていました。 男性のほうは細かく覚えていないけど、女性は上半身は白で3箇所くらいに花の刺繍付き。 スカートは白レースにグラデーションがかかっているように見えるピンクのレースを重ねたような感じでシンプルで品の良いデザイン。
白鳥の後半、コール・ドが2列に別れ、王子が斜めに進みながらオデットをリフトするシーンのコール・ドの振り、今までみんなで手をひらひらさせていたっけ? なんか煩い感じ。 
男性ダンサーはプハチョフを除く主役のコリパエフ、ヤフニュークを含め、リフトに問題のあるダンサーが気になった。 ルダコさんなんざ、かわいいもんでしたわ・・・。
ステパノワ、ロマチェンコワ、コチュビラ、ハビブリナがいないので当たり前といえばそうなんだけど、今日の時点では今後の全幕公演の総体的な出来に不安を感じます。 
若い子が多いせいか、舞台マナーが良くないダンサーが目立つ。 袖にはいる5歩くらい前で気を緩めちゃいけません。 ぴりっとしたいい緊張感もなかったな。 2006年のマリインスキーの公演でも感じたことがあったっけ。 あの時は海賊でゼレが入ったら急に舞台が締まったんだよな。
最後にさらにきつい一言を・・・。 指揮者のパブージン、去年の6月に牧バレエにドンキの客演をしたときも私は猛烈に怒ったのですが、バレエの指揮になってない。 自分の世界に酔わないできちんとダンサーを見てバレエの音楽つくってよ! オケ(もしかしたら2軍?)にもちゃんと音を出させることができなくて今日の音楽は私がマールイ見始めて以来の出来の悪さだった。

さて、プログラムによりますと、今回シャドルーヒンが来日していません。 マラーホフさん、ヴィジェニナちゃん、リャブコフ、フィリモーノフ、ポリョフコ、シシコワ、チェスノコフ、ガルネツ、リヒテルの名前も載っていませんでした。

キャストですが、カラボスはチェスノコフがいないからかブレクバーゼさんのみ。 チェスノコフ、バレエ団にはいるのかしら? 好きな奴なんですよ! 
リラの精に一応ボルチェンコの名前もあります。 東京の二日はコシェレワとボルチェンコなのかな?
海賊のコンラッドはプーちゃんとマラトで納得。 ギュリナーラはミリツェワとヤパーロワ。 ランケデムはプロームとモロゾフで予想通り。 パシャはブレクバーゼさん。 
ライモンダのアブデラフマンはオマールとツァル。 ライモンダの友人はコシェレワ、クテポワ、モロゾフが固定でコリパエフとマスロボエフが入れ替えで。 で、ボヤルチコフ氏がこの作品をてがけるにあたり重要な人物としていた白い貴婦人がなくなっています。 貴婦人の導きや手助けなしに話が進むように変えられたようです。
眠りもどこをどーしたのかわかりませんが、一部手直しをしてスピーディーなドラマ展開になったと。 まさか間奏曲省いてないよね・・・。 でも、アニちゃんじゃないなら・・・。 さらに、白鳥はドラマの終末がよりわかりやすくなったとの事です。 どーなるんすかね?  ファンとしてはあのままでいいのに。

この記事のURL | バレエ鑑賞記 2009年 | CM(20) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ