ABTの白鳥・・・
2008/07/24(Thu)
微妙です・・・。 主役二人以外は・・・。
以下、雑感ですが、ネタばれにもなりますし、ほとんど褒めてないので、それでも興味あるぞ!という方だけどうぞ↓にお進み下さい。





えーと、まず、プロローグの最後と物語のエンディングのセンスがよろしくないです。
ケヴィン・マッケンジー版の特徴ともいえる二人のロットバルト。 邪悪な魔物であるロットバルトと人々を虜にする力を持ったハンサムな人間の姿をしたロットバルト。 この緑色の邪悪な方の見てくれは、映画「ザ・フライ」で主人公が転送ポッドの実験に失敗したような感じ。 バットマンが転送ポッドを試した時にハエではなくてミドリカメムシがポッドに紛れ込んでしまい悲惨な姿になったという、そんなイメージ(←ってわかります?)です。
プロローグでイケ面ロットバルトに魅了され騙されて太い木の幹の巣に連れ込まれたオデット姫。 そこまではいいけれど巣から出てきた魔物のロットバルトが腕にかかえているのはぬいぐるみ?の白鳥。 首がぴくぴくしていてまるで絞め殺しているように見えました。 ちょっとえげつない。

エンディングは湖に飛び込んだオデットと王子が天国で結ばれるんだけど、夜が明けて昇っていく太陽(子供がよく描くような○のまわりに線をつけた天気予報マーク)を描いた幕越し、その太陽の○の中に二人が浮かび上がるってどうよ・・・。 すんごくチープで思わず笑ってしまった。

普通、1幕のトロワは、主役も踊る事があるレベルのダンサーが踊るべき役だと思うのですが、今日の3人は3人ともコール・ドからの抜擢でした。 ソリスト昇進を期待されているダンサーなのかもしれませんが、今日の踊りを見る限りはちょっとなーでした。
舞踏会の花嫁候補(ロットバルトと絡んだりして踊りはしますが)にソリストを二人投入するなら、こっちに入れて欲しかったですね。

湖畔の白鳥たち・・・。 う〜〜〜む。 ABTだからしょうがないと思うべきなのか・・・。 でも群舞よりも
小さな4羽と大きな2羽の方が問題ありのような気がする。

イケ面ロットバルトのゲンナジー・サヴェリエフはお疲れなのか海賊のときのような圧倒感がなかったです。 残念。 まぁ、振り付けもあんまり面白くないしね。

舞踏会での各国の踊りはデイヴェルティスマンらしい弾け方と華やかさが足りません。 特にスペインは黄色の衣装も変だったけど踊りがつまらなかった。

イリーナはテクニックに秀でていて、どちらかというとアレグロ系でオディールの方がきらきら輝いていました。 マキシムは少し華が足りない気はしますが端正でそつのない踊り。 

まー、こんな感じでチケット代は半分なら許すという感じでした。


オデット/オディール : イリーナ・ドヴォロヴェンコ
ジークフリード王子 : マキシム・ベロセルコフスキー
王妃 : ナンシー・ラッファ
家庭教師 : クリントン・ラケット
王子の友人 : ブレイン・ホーヴェン
ロットバルト : ロマン・ズービン,ゲンナジー・サヴェリエフ

≪第1幕≫
パ・ド・トロワ : メリッサ・ト−マス,シモーン・メスマー,ブレイン・ホーヴェン

≪第2幕≫
小さな白鳥 : ジェマ・ボンド,サラ・レイン,アン・ミルースキー,レナータ・パヴァム
2羽の白鳥 : クリスティ・ブーン,カレン・アップホフ

≪第3幕≫
式典長 : クリントン・ラケット
ハンガリーの王女 : ミスティ・コープランド
スペインの王女 : サラ・レイン
イタリアの王女 : ジェマ・ボンド
ポーランドの王女 : イザベラ・ボイルストン
チャールダーシュ : マリアン・バトラー,パトリック・オーグル
             ニコール・グラニーロ,エリーナ・ミエッティネン,ローレン・ポスト,サラ・スミス
             トビン・イースター,ルイス・リバゴルダ,アロン・スコット,エリック・タム
スペインの踊り : メラニー・ハムリック,ヴィターリー・クラウチェンカ
サラワニー・タナタニット,アレクサンドル・ハムーディ
ナポリの踊り : ジョゼフ・フィリップス,トビン・イーソン
マズルカ : ニコラ・カリー,ルチアーナ・パリス,デヴォン・トイチャー,メアリー・ミルズ・トーマス
: グレイ・デイヴィス,ロディ・ドーブル,トーマス・フォースター,ショーン・スチュワート
ロットバルト : ゲンナジー・サヴェリエフ

≪第4幕≫
オデット : イリーナ・ドヴォロヴェンコ
ジークフリード王子 : マキシム・ベロセルコフスキー
ロットバルト : ロマン・ズービン
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