1年間ありがとうございました
2007/12/31(Mon)
2007年もあと3時間半あまりとなりました。
今年、去年より偉かったのは、今年中に年賀状をすべて書き上げた事!(笑)
去年なんて年明けてからデザインを考える始末でしたから・・・。
毎年毎年、年賀状なんてなくなってしまえばいいのにぃ、うざぁ~!!っと思いながら書いていても、年が明け、懐かしい友人達からの賀状を受け取りそれぞれの近況が分かると、やっぱり1年に一度の便りは欠かせないと嬉しくなってしまうし、困ったもんですね(笑)

日常の細かい出来事を言ったら限がありませんが、今年も一年間、私自身それなりに健康で過ごす事ができ、両親はじめ、親戚の叔父、叔母たちがみな息災なのもありがたい事です。

そんな一年で、やはり一番自分の頭の中、心の中を揺さぶったのがマールイの首脳陣交代かな? これが一番の重大ニュースというのも、いかに自分が幸せで恵まれているかという事なのですが、遠く、見えないところで起こっている事だけに、心配で不安な時はとことん暗くなりました。
今は、その彼らが日本にいるという幸せをかみしめながら、年が明けたら、可能な限り舞台を観に行こうと思っています。

ブログを始めて2年半、ブログペットで2005年の10月からカウントを始めたユニークアクセス数が今日の20時で129、361となりました。 どうもありがとうございます。
いつも読んで下さる方、様々なコメントを寄せて下さる方、メールを下さる方、本当に多くの人に支えられているのだと実感しています。 そしてコメント欄がコメントを下さった方々のBBSのようになっているのを楽しく見守るのは管理者冥利に尽きるというものです♪ 輪が広がる・・・、素敵ですよね!

明日は隣の義母の家でブランチおせち、その後私の実家に向かい一泊して帰ってくるといういつも通りのお正月を向かえる予定です。

今年のお正月は、天気は概ね良さそうですが、朝晩の冷え込みがきつそうです。
インフルエンザ、胃腸炎もかなり流行っているようですので、体調の管理にはお気をつけ下さいね。

それでは皆様、良いお年を!
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2007年 バレエ鑑賞の総括
2007/12/30(Sun)
今年観た公演は全部で42公演で、去年より4公演少なかったです。
42公演中、マールイ=15、マリインスキー&ボリショイ=3、キエフ=3、ダンチェンコ=2、ルジ=2で、ロシア系バレエが25公演と半数を超えました。 
その他の海外からの来日公演は、ミラノスカラ座、オーストラリア・バレエ団、ルグリ仲間公演と比較的少なめで、後は国内の新国立劇場、東京バレエ団、Kバレエの公演がそれぞれ3,4回という内わけでした。

今年は自分的これ!というダントツの公演はありませんでした。 去年は1位(ロパートキナ&コルスンツェフ ダイヤモンド)と2位(ペレン&シヴァコフ ドン・キホーテ)という超ダントツがあったのですけどね。 
それでも吉田都さんの「白鳥の湖(オデット)」と「ドン・キホーテ」、チェルノブロフキナの「白鳥の湖」をみる事が出来たのはとても幸せな事だったし、「椿姫」でテューズリーのアルマンと伯爵の二役を見られた事もうふふ♪でした(笑) 演技力抜群のテューズリーがあれほど踊れるダンサーだったという事も嬉しい発見だったな! シュツットガルトとNYCBでプリンシパルだったダンサーに対して失礼な言葉だとは思いますが、マトヴィエンコの踊りを見たときには、こんなに難しい振り・・・と思ってしまったのでした。 おかげでまた惚れ直してしまったよ!

話をもとに戻しますが、超ダントツがなかったものの、やはり私にとってとても心に残る舞台だったのはペレンとシヴァコフの「白鳥の湖」です。 特に1月6日の公演はアニハーノフの素晴らしい音楽の力もあって1幕2場のグラン・アダージョと別れのシーンが秀逸でした。 二人で一つの物語を作り上げていくパートナーシップも完璧だったし、ペレンのオデットとシヴァコフのジークフリートがお互いを求め合う心がぴったり重なっていてとても切なく美しかったです。

今年観た公演一覧

 1月04日 「海賊」 ペレン、シェミウノフ、ルジマトル (マールイ)
   05日 「海賊」 コシェレワ、ツァル、シヴァコフ (マールイ)
   06日 「白鳥の湖」 ペレン、シヴァコフ (マールイ)
   08日 「眠りの森の美女」 ペレン、プハチョフ (マールイ)
   21日 「白鳥の湖」 ペレン、シヴァコフ (マールイ)
 2月01日 「白鳥の湖」 ペレン、シヴァコフ (マールイ)
   03日 「バヤデルカ」 ペレン、ルジマトフ (マールイ)
   24日 「白鳥の湖」 吉田都、芳賀望 (Kバレエ)
 4月11日 「白鳥の湖」 セミオノワ、フォーゲル (東京バレエ団)
   15日 「ドン・キホーテ」 小出領子、後藤晴雄 (東京バレエ団)
 5月18日 「コッペリア」 本島美和、サラファーノフ (新国立劇場バレエ団)
   24日 「海賊」 松岡梨絵、キャシディー、橋本直樹 (Kバレエ)
 6月08日 「ドン・キホーテ」 上野水香、サラファーノフ (ミラノスカラ座)
   28日 「ドン・キホーテ」 ザハロワ、ウヴァーロフ (新国立劇場バレエ団)
   29日 「ドン・キホーテ」 寺島ひろみ、マトヴィエンコ (新国立劇場バレエ団)
   30日 「ルジマトフのすべて」
 7月02日 「ルジマトフのすべて」
   13日 「白鳥の湖」 マーティン、ウェルチ (オーストラリア・バレエ団)
   20日 「ドン・キホーテ」 吉田都、キャシディー (Kバレエ)
   29日 「夏休みバレエ祭り」 (マールイ)
 8月02日 「華麗なるクラシック・ハイライト」 (マールイ)
   03日 「夏休みバレエ祭り」 (マールイ)
   05日 「華麗なるクラシック・ハイライト」 (マールイ)
   08日 「ルグリと輝ける仲間たち」
   10日 「夏休みバレエ祭り」 (マールイ)
   11日  「ルグリと輝ける仲間たち」
   18日 「白鳥の湖」 ジルベール、ルグリ (東京バレエ団)
   30日 「ボリショイ&マリインスキー 合同ガラ」
 9月01日 「ボリショイ&マリインスキー 合同ガラ」 マチネ
   01日 「ボリショイ&マリインスキー 合同ガラ」 ソワレ
   12日 「ニジンスキー プロ」 (東京バレエ団)
10月25日 「真夏の夜の夢」 小出領子、後藤晴雄 (東京バレエ団)
11月06日 「椿姫」 ザハロワ、マトヴィエンコ (新国立劇場バレエ団)
   11日  「椿姫」 田中祐子、テューズリー (新国立劇場バレエ団)
   24日 「白鳥の湖」 フィリピエワ、コルプ (キエフバレエ)
   30日 「白鳥の湖」 ドムラチェワ、シドルスキー (キエフバレエ)
12月01日 「祝 太刀川瑠璃子80歳バースデー」 (スター・ダンサーズ バレエ団)
   04日 「ライモンダ」 フィリピエワ、コルプ (キエフバレエ)
   21日 「白鳥の湖」 ペレン、プハチョフ (マールイ)
   22日 「くるみ割り人形」 レドフスカヤ、プーホフ (ダンチェンコ)
   24日 「くるみ割り人形」 エフセーエワ、マスロボエフ (マールイ)
   27日 「白鳥の湖」 チェルノブロフキナ、スミレフスキー (ダンチェンコ)
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オーシャンズ13
2007/12/29(Sat)
「オーシャンズ13」
原題 : OCEAN`S THIRTEEN (2007年 米 122分)
監督 : スティーブン・ソダーバーグ
出演 : ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アル・パチーノ
鑑賞日 : 12月23日 (DVD)
オーシャンズ

“オーシャンズ”のメンバーの1人、ルーベン(エリオット・グールド)が心筋梗塞で倒れた。原因は世界的なホテル王ウィリー・バンク(アル・パチーノ)。だまされ、切り捨てられたショックで病に伏せたのだ。ルーベンの病床にかけつけたオーシャン(ジョージ・クルーニー)やラスティー(ブラッド・ピット)たちは、仇をとるべく行動を開始。狙う先は、バンクが新たにラスベガスに建設するカジノホテルだ。最新鋭のセキュリティに守られたこの場所で、バンクの全てを奪うための戦いが開始された…!! (goo映画より)
.オーシャン1


「オーシャンズ」シリーズ、1,2とそれほど面白かったという感じでもなかったけれど、やはりDVDが出れば、見てみようというくらいのノリの映画です。

今回はジュリア・ロバーツが出ていないんですね・・・。 ジュリア好きの私はちょっと淋しい。
その分、男女関係の変なしがらみもなくて、オーシャンズが一丸となって仲間のリベンジのために突き進むというシンプルな仕立てになっていたので、すっきりと分かりやすかったですね。

ただ、あまりにも事が障害も無く進んでいってしまい、ルーベンもなんとなく回復してしまい、ストーリーに起伏が少なくて物足りない感じもしました。
本当にメンバー全員が働いてた?とか突っ込みたくなる部分もありましたが、これだけの俳優を一度に見られるのもこのシリーズならではなので、スターの競演&共演を単純に楽しむのもいいのかもしれないですね。

今回、今までよりちょっと美味しい役だったのが、ライナス役のマット・デイモン。
リベンジの相手であるバンクの右腕のアビゲイルを有名ホテルの支配人という美味しい餌でつって利用しようとする。 でも地のままではなく、付け鼻に媚薬という戦闘用具(笑)を必要とするところがやっぱりマット・デイモンね!

そのライナスが付け鼻をつけてアビゲイルを口説く作戦には「ブロディ」という作戦名がついているそうなのですが、それって鼻が大きくて高いエイドリアン・ブロディから取ったとかなんとか・・・
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マールイ「新春特別バレエ」「眠りの森の美女」 キャスト発表♪
2007/12/28(Fri)
マールイの公式サイトに今夜の「白鳥の湖」と「新春特別バレエ」、「眠りの森の美女」のキャストがアップされています。 こちら。 これ、本当にありがたいです! キャストによっては急遽行っちゃおうかな!という事もできるし、自分が行かれない公演でも、発表になったキャストを見ながら今日の舞台はこんな感じかなと細かいところまでイメージできるのはとっても楽しい! 誰かの初役がわかるのも嬉しいし。

今日の「白鳥」ですが、コメント欄で綾瀬川さんが教えて下さったように、パ・ド・トロワの芯(笑)は本当にルダコだったんですねぇ! 去年の白鳥で一回だけ、ハビちゃん&ヴィジェニナ&ルダコというトロワを見たのですが、その日はかな~りアップアップだったルダコが今日はペレンとステパノワという意地悪シスターズ(シンデレラ)に挟まれて、どんだけ男を見せたのか?(笑) 明日のサイト巡りを楽しみにしましょうっと!
しか~し、今年はスペインのポリョフコを見られないのか・・・、悲しいな。

年明けの「新春特別バレエ」、「眠りの森の美女」の4公演はアニちゃん4連発でもあります(笑)
眠りはやっぱりアニちゃんじゃないとね!!
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念願かなってチェルノブロフキナ!!
2007/12/28(Fri)
主役の チェルノブロフキナとスミレフスキーに大満足の舞台でした。
ちょっと大人な2人でしたが、やっぱりオデットと王子はこうでなくちゃ!
チェルノブロフキナは小さな頭と長い手足でとてもプロポーションがよく、いくつになっても可愛らしい清純な感じはそのままで、本当に美しい。
スミレフスキーもプロフの写真よりもとってもハンサムで長身、美脚、苦悩する様子も、オデットに向ける切ない視線もとっても素敵な王子様でした。
もちろん、主役としての力量あっての事ですが。
特に3幕の舞踏会での2人のPDDは盛り上がったし素晴らしかった。
詳しくは後日。

ただ、とても残念だったのが音楽。
特にグラン・アダージョでの、オデットの胸の内のどんな思いも伝わってこないようなあの速くて深みのない音楽はいただけなかったです。
実に美しくないチャイコフスキーであった。

そして上演時間。 昨夜は初日とあって、いろいろ段取りが悪かったのか、18:30に開演してカーテンコールまで終わったら22:10くらいでした。 4幕の幕間にすべて15分、20分、20分の休憩があり、その休憩が長いものでは30分くらいだったのでかなり時間がのびてしまいましたね。
一応ホワイエにあった案内を書いておくと、
 
プロローグ 5分
第1幕  33分
休憩   15分
第2幕  32分
休憩   20分
第3幕  36分
休憩   20分
第4幕  24分
(計3時間5分)

こんなCDの録音時間みたいな細かい時間まで出しておいて・・・ オイオイという感じでしたが、今日以降行かれる方は一応ご留意下さいね。

以下キャストです。

オデット/オディール : タチヤーナ・チェルノブロフキナ
ジークフリート : ゲオルギー・スミレフスキー
王妃 : インナ・ブルガーコワ
ロットバルト : アントン・ドマショーフ
道化 : デニス・アキンフェーエフ
パ・ド・カトル : オリガ・シズィフ、カドリヤ・アミーロワ、セルゲイ・クジミン、ドミトリー・ハムジン
アダージオ : アナスタシーア・ペルシェンコーワ
スペインの踊り : イリーナ・ベラヴィナ
ナポリの踊り : アナスタシーヤ・ペルシェンコーワ
ハンガリーの踊り : ダリア・ダリエンコ、エカテリーナ・ガラーエワ、アレクセイ・カラショーフ、セルゲイ・マヌイロフ
マズルカ : マリア・ボロディネツ、ドミトリー・ロマネンコ
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DVD新作リリース情報
2007/12/26(Wed)
DVDでーた1月号が出たので、新しいリリース情報など。(先月と重複しているものあり)

01月01日「プレステージ」 ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル
   11日「プロヴァンスの贈りもの」 ラッセル・クロウ、アルバート・フィニー
      「TAXi④」 サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル
   12日「ネバー・サレンダー 肉弾凶器」 ジョン・シナ、ロバート・パトリック
   25日「魔笛」 ジョゼフ・カイザー
02月02日「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」 ジェシカ・アルバ、ヨアン・グリフィズ
    08日「さらば、ベルリン」 ジョージ・クルーニー、ケイト・ブランシェット
       「ミス・ポター」 レニー・ゼルウィガー
    15日「エディット・ピアフ 愛の讃歌」 マリオン・コティヤール、シルビー・テステュー
    20日「パーフェクト・ストレンジャー」 ブルース・ウィリス、ハル・ベリー
        「ハリウッド・ランド」 エイドリアン・ブロディ、ダイアン・レイン
    22日「怪談」 尾上菊之助、黒木瞳、井上真央
04月04日「シッコ」 マイケル・ムーア
       
「プロヴァンスの贈りもの」 リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演という事で「グラディエーター」コンビ再びですが、だいぶジャンルの違う映画です。 ラッセル・クロウ演じる高慢な証券マンが遺産相続した南仏の葡萄園とシャトーの映像が楽しみな映画。
「ネバー・サレンダー 肉弾凶器」 ターミネーター2で、シュワちゃんT-800のの敵であるTー1000を演じていたロバート・パトリック。 X-Fileの第8,9シリーズにはモルダーに代わりスカリーを助けるFBI捜査官として出演していてなんとなく好きな俳優です。 このド派手なアクション映画では悪役です。  
「エディット・ピアフ 愛の讃歌」 愛の讃歌で有名なシャンソン歌手エディット・ピアフの半生の映画化。 ピアフ役のマリオン・コティヤールは資料やビデオを見てピアフの息遣いまで研究したほどの熱の入れようだったそうです。
「パーフェクト・ストレンジャー」 幼なじみを殺した犯人を捜す女性記者が、その真相に近づけば近づくほどいろいろな秘密を知ってしまい、誰も信じられなくなり窮地に陥るというサスペンス。
「シッコ」 マイケル・ムーア監督がアメリカの医療保険問題に、例によって突撃アポなし取材を敢行。 無料医療を実施する欧州各国やキューバなどを訪れ、自国の保険制度への強烈な批判を展開したドキュメンタリーだそうです。

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そういえば・・・
2007/12/25(Tue)
昨日のマールイ「くるみ割り人形」のフォーラムAのホワイエが、なんとなくいつもと違うな、なんかさっぱりしてるなと思ったら、いつもの衣装の展示がない事に気がつきました。
いつ行っても衣装の展示の周りには、子供から大人までちょっとした人だかりができていて、記念に写真を撮っている人も多かったのですが・・・。
けっこう好きだったんだけどな、あの展示。
今はバレエをならっているお子さんも多いので、プロの衣装をまじかに見られるのってとっても嬉しかったりするんじゃないのかな?
そういえば、今年からとコーセーとフジテレビもスポンサーではなくなってしまったんですね。
それと関係あるのかしらん?? (展示されている衣装の脇にはコーセーの看板があったので、やはりそれで無くなってしまったのね・・・)

ところで、私は残念ながら気がつかなかったのですが、ケフマン氏も来日していて昨日の会場にいらしていたようです。 (友人チェック!)
バレエ団はなるべくペテルブルグにいるべきだと当初おっしゃっていた氏が(まぁ、それもそうではあるのでしょうが・・・)、マールイが日本のバレエファンからどれほど愛され、文化大使である彼らの来日が、日本の冬の風物詩とまで言われるほど私たちの身近なものであるという事を肌で感じてくれるといいんだけどな! 
ピーテルの劇場の規模からして、フォーラムAがあれだけ埋まっていたらとりあえずびっくりするでしょ!(笑)  単純で素直でピュアで聡明な人だといいな~♪(笑)
で、絶対日本公演はこれからも、このペースか、これ以上のペース(もっと全幕が見たいんです!!)で続けて下さいね!
お願いです!!!!!
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マールイ「くるみ割り人形」 12月24日の感想
2007/12/24(Mon)
マーシャ : エレーナ・エフセーエワ
王子 : アンドレイ・マスロボエフ
ドロッセルマイヤー : アレクセイ・マラーホフ
くるみ割り人形 : デニス・トルマチョフ
フリッツ : アレクセイ・クズネツォフ
父 : ミハイル・ヴァンシコフ
母 : アンナ・ノヴォショーロワ 
ねずみの王様 : アントン・チェスノコフ
コロンビーナ : サビーナ・ヤパーロワ
ピエロ : ニコライ・コリパエフ
スペイン人形 : マリア・リヒテル、ニキータ・クリギン
中国の人形 : ナテリア・リィーコワ、アレクセイ・クズネツォフ
アラビアの人形 : アリョーナ・ヴィジェニナ
パストラル : エレーナ・シリャコワ、アリョーナ・サマールスカヤ、パーヴエル・ヴィノグラードフ
トレパック : ナタリア・パルフョーノワ、ナタリア・オシポワ、
         パーヴェル・ノボショーロフ、ドミトリー・クドリャーフツェフ
ワルツ : エルビラ・ハビブリナ&デニス・モロゾフ、オリガ・ステパノワ&ドミトリー・ルダチェンコ、
      ユリア・カミロワ&アルテム・プハチョフ、エレーナ・コチュビラ&ミハイル・シヴァコフ

指揮 : ミハイル・バブージン


マールイの「くるみ割り人形」を観て来ました。
ちょっとチープとは言え、やっぱりこのセット、この衣装を見ると気持ちが落ち着く。

それでも舞台上の空気がいつもとちょっと違う感じがするのはパーティーで踊っている男女コール・ドの顔が子供役も大人役も雪の国のバレリーナたちも半分くらい知らない顔だったという事。 コール・ドは聞いているよりも人が入れ替わっているような気がする・・・。 男女ともに身長の高い人が増えたみたい。

エフセーエワ、すっかりこの細い体のラインがこちらの目にも馴染んで来ています。 もう、昔はね・・・なんて話をするのも憚られるくらいしっとりと大人っぽくなったなぁ・・・。 くるみ割り人形にそっと手を触れたり、愛情たっぷりに覗き込んだりするちょっとした仕草に慈しむような優しさを見せるようになったと思う。
それでも愛らしさはしっかり残っていて彼女にニコッと微笑まれると大概の悩み事は飛んでいってしまいそうだ(笑)。
フリッツにくるみ割り人形を壊されてしまって泣いていたマーシャが、ドロッセルマイヤーがなにやら直してくれたらしい気配を感じて涙を拭きながら振り返った時のエフセーエワがまたと~~っても可愛かった!
踊りもとても丁寧で滑らかになって、本当に安心して見ていられるんだけど、以前のようなもっと溌剌として直線的な潔い踊りも懐かしい。

トルマチョフのくるみ割り人形も軽快なピルエットやユニークな振りの踊りが冴えていた。 後ろにすわっていた二人連れの女性がくるみ割り人形の一挙手一投足にすごくうけていて、思わずこちらまで笑ってしまった。 初めて見たら、けっこうインパクト強いものね。
でもなー、何度見てもあの王子とくるみ割り人形の変身ダンスはテンション下がるんだなー・・・。

その王子のマスロボエフ、人形から変身した直後の人形から人間に変わりつつある事を表現している腕の動き、芸の細かさに関心(笑)。 マスロボエフももうすっかり主役が板に付いて来た。 踊りも悪くはないけれど、もう少しためがあると綺麗に見えるような気がする。

ドロッセルマイヤーのマラーホフ。 この役もせっかくのハンサムなお顔がそのまま拝めなくてもったいない・・(笑) 相変わらず綺麗なおみ足です。 あのわけわかんないドロッセルマイヤーの振りを品良く踊ってくれました!

本日の私的見所その1だったアントン・チェスノコフのねずみの王様。 さすがに師匠(クリギン)との隔たりはまだかなり大きいものがあるようで、ハァー!!とかいう気合をこめた声もアクションもまだまだ小さいぞ!!(笑)

2幕の人形たちの踊りは、初めて見るキャストが多くてちょっと不思議な気持ち。
スペインを踊ったニキータ・クリギンは父親譲りのスタイルの良さで、踊りもまずまずだったので今後に期待です! やっと顔がわかったけれど、次に見た時に判別できるか自信なし。

コロンビーナのヤパーロワはやっぱり細くてちっちゃい。 でも華やかな感じで、きっちりした踊り。

本日の私的見所その2だったヴィジェニナのアラビア人形は超妖~~~艶!! こんなにこの役にうってつけのバレリーナは今マールイに彼女をおいて他にないというくらいはまりすぎだった。 先日、白鳥を見たときにも感じたけれど、かなり体が絞れていると思う。 思わずゾベイダを見たくなってしまったよ~~。 金の奴隷は誰にしましょうかね?

パストラルを踊ったアリョーナ・サマールスカヤは、先日ピーテルの「チッポリーノ」の二日目を飾ったバレリーナだと思うので注目していたのですが、もう一人のエレーナ・シリャコワも初見のため、どっちがどっちだかわからず。 私はここよ!オーラを放っていたのは上手側の子だったけどね・・・。

さぁぁぁー、そして! 本日のメイン・イベント「花のワルツ!!!」。 とーぜん、今日はここに登場のシヴァを観に行ったようなものなのです。 が、・・・仏頂面でしたねーーーーー、1人だけ! たまに思い出したように微笑んでいたけど、なんだか魂抜けてたなぁ。 で、また隣のルダちゃんがどーしたんだ!ってくらい思いっきり作った笑顔を振りまいてました。 こういう時、さり気なーくいつも爽やか笑顔なのがプハチョフなんですねー。 モロゾフはモロゾフだった・・・。
シヴァは夏と比べると体は少し絞れているなと思いましたが、なんとなく心配だなぁ・・・。 あの屈託のない笑顔が見たいです。 で、ただ立っているだけなのにやっぱりプハチョフは美しいんですね、胸から肩のあたりとしっかり5番な脚のラインが! 
女性陣では、ハビちゃんの優しい笑顔が印象的でした。
マーシャと王子を含めたこのパ・ド・シスの男性ダンサー、なんと5人揃って98年組みというのは、私は初めて見た気がします。 なんだかワガノワの卒業公演のノリ??(笑) 今回の変革後もみんなちゃんといてくれて嬉しかったなぁ!
そんな訳で、シヴァが舞台にいる時は、エフセーエワとマスロボエフのPDDはあんまり見ていなかったけれど、エフセーエワのヴァリは踊りをすっかり自分のものにしていてとても良かった。 
エフセーエワの終演後のレヴェランスも、いつもとても心がこもっていて、見ていて関心してしまいます。

オケも今日は概ね良好。 アニちゃんじゃなかったのは残念だったけれど・・・。
年明けの眠りはアニちゃんが振ってくれますように!!!
そういえば、今回はホリコフさんは来日していないんですよね。 エフゲニー・ぺルノフという方が来日しているようです。
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ダンチェンコ 「くるみ割り人形」 12月22日の感想
2007/12/23(Sun)
マーシャ : ナタリア・レドフスカヤ
王子 : ミハイル・プーホフ
ドロッセルマイヤー : アントン・ドマショーフ
ねずみの王様 : セルゲイ・ゴリュノーフ
人形 : ガリーナ・イスマカーエワ
ムーア人 : セルゲイ・ゴーマン
道化 : ウレジーミル・ドミトリーエフ
フリッツ&くるみ割り人形 : アンナ・アルナウートワ
パ・ド・トロワ(あし笛) : ガリーナ・イスカマエワ、ユリア・ゴリュノーワ、ボリス・ミャスニコフ
スペインの踊り : イリーナ・ベラヴィナ、ドミトリー・ハムジン
東洋の踊り : ダリア・ダリエンコ
ロシアの踊り : エカテリーナ・ガラーエワ、インナ・ブルガーコワ、ドミトリー・ロマネンコ
中国の踊り : オリガ・シズィフ、アレクセイ・ポポーフ

指揮 : ゲオルギー・ジェムチュージン
演奏 : 国立モスクワ音楽劇場管弦楽団


舞台美術はモダンでシンプル。 1幕は切り絵細工の白い雪の結晶がモチーフ。(公演サイトのこちらの写真の上2枚)
ワイノーネン版なので、ここの版だけの特別な話の運びはないのだけれど、シュタールバウム家のパーティーで他の子供たちと楽しげに遊んでいるマーシャがレドフスカヤではなかった事に一抹の不安・・・。
先日フィリピエワが開幕直前に降板となりキャスト表の変更が間に合わなかったという話を思い出し、動揺。
(レドフスカヤはドロッセルマイヤーが見せた夢の世界でのマーシャ役という事で、1幕後半から登場したので安心しました。 キャスト表にそれがわかるようにもう一人のマーシャの名前も出しておいてよー!)
ドロッセルマイヤー役のダンサーを一目見た瞬間になぜか新国立のイリインが浮かんでしまって、私の中ではその後、ずっとイリインでした・・・。
道化、人形、ムーア人の踊りは普通。 人形はもうちょっと人形っぽい方が好きだなぁ・・・。
大人たちだけの踊りの時に、おじいちゃま、おばあちゃまが出てくると、なんかそれだけでほんわかしますね。

マーシャの夢の世界。
ドロッセルマイヤーの両腕を広げた大きなマントの陰から1匹、2匹とねずみたちが現れる。
ねずみの衣装はシルバーグレーの宇宙服みたいな素材で胴と頭はそれとなく甲冑風(笑) 一際でかい紫色っぽいマントつきのねずみの王様は、登場するやいなや、下々のねずみたちに一匹ずつ崇め奉らせるという独裁者系。 くるみ割り人形率いる兵隊さんたちとの戦いはしょぼかったけど、なかなかここのねずみさんたちも面白かったです!

戦いが終わり、マーシャとくるみ割り人形の前に再び現れたドロッセルマイヤーが大きくマントを広げ、大人になったマーシャのレドフスカヤと王子のミハイル・プーホフが入れ替わりに登場する。
うー、ここまでが長かったわー、というか知っていれば何でもない事だったんだけどねー、全く!
マーシャと王子のパ・ド・ドゥ。 レドフスカヤの踊りは優雅さとシャープさがほど良く相俟って見ていて気持ちがいい。 長身のプーホフと並ぶと小柄さを改めて確認するのだけれど、踊っている時はそんなことこれっぽちも感じさせないくらい大きく堂々として見える。 プーホフは長身で見栄えは良いのだけれど、踊りはいまいちエレガンスと安定感に欠け、リフトに不安があった。 比べながら見ていたわけではないけれど、キエフのシドルスキーと同じ年らしい(99年バレエ学校卒)。 一度レドフスカヤを落としそうになった時にはヒヤッとしたけれど、二人とも何もなかったように踊り続けていたのは流石。

雪の国のコール・ドの踊りはとても綺麗だった。 ここでもダンサーのチュチュの表面に雪の結晶を形どったものがぐるっと付いていてちょっと斬新なデザイン。 二人で踊っていたダンサーが最初踊りがバラバラだったんだけど双子みたいに良く似ていたなー。

おとぎの国への旅の乗物は球面体の鳥かごみたいなものに電飾がついているちょっとユニークなもの。 他にも道化などが乗っている別の球面体が2つくらいあったかな?(失念)
おとぎの国の舞台美術もまたシンプルだけどとても綺麗。 説明するボキャブラリーがないので先ほどの公演サイトのページの写真をご覧下さい。 下2枚です(笑)
踊りはおなじみの様々な国の踊りが披露されるのだけれど、デザインはそれぞれ違うものの、
衣装が白を基調に赤、青、ピンク、黄など色違いのボンボンがついているというつまらないと言えば言えなくもないものだったのが少し残念。
スペインを踊ったドミトリー・ハムジン(2004年、ペルミ卒)といういなせなアンちゃんがいたく気に入ってしまった。 ドン・キのエスパーダなんかが似合いそうなダンサー。 プログラムの写真で素顔を見ると、マトヴィとメルクリエフを足して割ったような感じかな(笑) 
パ・ド・トロワのボリス・ミャスニコフというダンサーも上手かった。
花のワルツは女性が白いロマンティックチュチュで、男性は白のタキシード。 ダンチェンコのくるみは、ともかく白がキーカラーですね。 全体的には良かったけれど、男女が交互に並び整列した状態で男性が女性を腕だけでリフトするのは、力が足りずにブレまくっているダンサーが多かったのであまり美しくはなかった。
マーシャと王子のPDDは、やはりレドフスカヤのベテランらしいそつのない踊りが美しかった。 ただプーホフとのコンビネーションはいまいちかなぁ。 ソロでのピルエットなどは軸もぶれずに速くて美しいのに彼のサポートが入ると軸が曲がったりして、今ひとつ呼吸があっていなかったようです。 プーホフのソロは、回転の着地が乱れがちだったりと、プリンシパルだと思うと少し物足りない。 まだまだこれからのダンサーなのでしょうね。 レドフスカヤやチェルノブロフキナと組む事でもっと成長できると思います。
ラストは夢からさめた少女のマーシャにもどって幕。

美しい美術にとても満足した公演でしたが、正直S席16,000円に見合う出来かと言われると即答イエスとは言えないなぁ・・・。
次は27日の「白鳥の湖」です。 念願であるチェルノブロフキナのオデット&オディールを無事に見る事ができますように!!
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マールイのプログラムから・・・
2007/12/22(Sat)
昨夜書き忘れましたが、昨日のマールイの「白鳥の湖」で、花嫁候補の衣装が変わっていました。 なぜ、それだけ変えたのかは謎ですが、ベアトップ(細い肩紐はついてます)の白いロングドレスで、あのとんがりコーンが葬り去られていました。 あの帽子が好きだったわけではないけど、無くなってしまい、ティアラさえもない頭も淋しすぎ・・・。 それに花嫁候補がベアトップってどうよ! って感じです。

家庭教師がブレクバーゼからパヴェル・ノヴォショーロフ(プログラムには彼の名前しか出ていません)に変わったのを受けてか、家庭教師に少し道化のようなキャラを持たせていました。
パ・ド・トロワで最初のソロのミリツェワが家庭教師の帽子を取ってちょっとからかいながら踊り、次のロマチェンコワのソロでは彼が一厘の赤いバラをロマチェンコワに渡し、ロマチェンコワへの思慕を表すような芝居をしていました。 衣装は変わっていないので、少し軽い感じの家庭教師に、「いいのか?これで!」だったな。


プログラムからすでに発表になっている「くるみ」以外で目に付いたキャストをピックアップ。
もちろん、このプログラムに載っていないキャストが組まれる事も大いに考えられるので(シヴァはくるみのワルツには名前が載っていないのに24日にキャストされますから・・・、ね!そんな感じで・笑)、まぁ、皆さん、好き勝手にいろいろイメージして下さい!(笑)

「白鳥の湖」
オデットにコチュビラの名前があります。 新春だけなのか、全幕も踊るのかはわかりませんが、聖徳大学での公演や地方で踊るかも。 そういうわけで? ルダチェンコもジークフリートにキャストされています。
ロットバルトはマラト、ツァルに加えてミハイル・ヴァンシコフがデビュー!
パ・ド・トロワにペレンの名前が・・・、踊ったことあるのか?
同じくパ・ド・トロワにタッチキンから移籍してきたサビーナ・ヤパーロワもキャストされていますが、彼女とっても小さいです。 一番小さいエフセーエワと組んだとしてもすごく身長差があると思う。 彼女と一緒に移籍してきたアンドレイ・ヤフニュークの名前もあります。
えっとーえっとー、ヴィクトリア・クテポワ(ルジマトフ夫人、マリインスキー所属)も一緒に来ているようでスペインと2羽の白鳥にキャストされています。

「眠りの森の美女」
コシェレワがオーロラ主演とあります。 という事は大阪かな? おめでとう!!! 王子はプハチョフとルダコの名前しかありません・・・。 コシェレワがピーテルでオーロラデビューした時のデジレはルダちゃんなのよねー。 つー事は大阪も?? コシェレワのオーロラ、見たいなぁ・・・。 コシェレワは今回優しさの精にもキャストされています。
クリギンなきあとの4人の王子は、シヴァコフ、モロゾフ、ヴァンシコフ、ニコライ・コリパエフとなっています。 全体的な芸風はどうなるんだろうね? クリギンあってのシヴァだったところもあるしな? カラボスは今回アントン・チェスノコフ一人のようです。 白い猫はリィコワとアレクサンドラ・ラトゥースカヤ。

「バヤデルカ」
どうやらニキヤとガムザッティの組み合わせは、コレゴワvsエフセーエワ、シェスタコワvsステパノワのようです。 
大僧正にはマラトが抜擢。 う~~~ん、大役だぞぉぉ! 奴隷にシャドルーヒンとツァル!! 黄金の偶像にプロームが初キャスト。
影のトリオはペレン、エフセーエワ、コシェレワの3人の名前ですが、ガムザッティの日にエフセーエワが踊るんかいな?

「ドン・キホーテ」
キホーテはマラト。 ロレンツォはフィリモーノフがブレクバーゼの後を継ぐようです。 エスパーダにはシヴァコフとモロゾフ。 ガマーシュはマラーホフとポドショーノフ。 大道の踊り子にコシェレワと・・・クテポワ。 なんでヴィジェニナちゃんじゃないのよ!
キューピッドにサビーナ・ヤパーロワとエレーナ・ニキフォロワ。 メルセデスにモストバヤ。

尚、バヤデルカとドン・キはこのプログラム用に撮ったと思われるコルプとコレゴワの写真がたくさんあります。 写真だけ見るとコレゴワのニキヤはう~~~んという感じ。
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マールイ 初日平塚公演!
2007/12/22(Sat)
マールイの初日公演を観に行ってしまいました(笑)

主だったキャストは以下の通り

オデット/オディール : イリーナ・ペレン
ジークフリート : アルテム・プハチョフ
ロッとバルト : マラト・シェミウノフ
王妃 : ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 : パヴェル・ノヴォショーロフ
パ・ド・トロワ : アナスタシア・ロマチェンコワ、タチアナ・ミリツェワ、アンドレイ・マスロボエフ
小さい白鳥 : サビーナ・ヤパーロワ、エレーナ・ニキフォロワ、マリーナ・ニコラエワ、アレクサンドラ・ラトゥースカヤ
大きい白鳥 : タチアナ・ミリツェワ、エルビラ・ハビブリナ、エレーナ・コチュビラ、ディアナ・マディシェワ
2羽の白鳥 : タチアナ・ミリツェワ、エレーナ・コチュビラ

バレエ団は昨日の夕方来日したとの事で、まだ疲れが取れていないダンサーも多かったのではないかと思います。 無事に初日が終わってホッとしました。
ステージがあまりにも狭いのにかなり驚きました。 湖畔のコール・ドは18人でもポジションが取れない感じ。 プハチョフやマラトがマネージュしたら一回で舞台の幅を使ってしまいそうなほどでした。 奥行きも全然なかったし。
肝心のペレンですが、あまり疲れも見せず、先シーズンに続き踊りも大きくて安定していましたが、バブージン(指揮者)との息は今ひとつ。 
あとですね・・・、やはりペレンのジークフリートがシヴァじゃないのは、私には相当違和感。 でも慣れるしかないですね・・・。
コール・ドは今日の感じではわけわからず。 知らない顔も多かったです。

さてっと、これはどのよう伝えれば良いのか・・・・。
キャスト表をご覧になってお分かりのように、来日の予定がなかったミリツェワが舞台に出て踊っていました。
プログラムには彼女の名前は載っていないので、間際の参加決定だったのだと思います。
キャスト表をもらった時には誤植だろうと思っていたので、本人が登場した時にはびっくりしてしまいました。

プログラムからですが、とても残念な事にブレクバーゼ、シシコワ、ポリョフコの名前がありませんでした。 ブレクバーゼはピーテルでの開幕のドン・キにはキトリのお父さん役で出演したそうなので健在なのは確かです。 今回は留守居役を仰せつかったのかな? 
シードロフ先生はいらしているようなのでホッとしています。

夏の公演ですが、8月の下旬に華麗なるクラシック・ハイライトが予定されています!!!
良かった~~~。 東京だけではなくいつものように全国公演ですが、二班ではなさそうです。

マールイ公式サイトで23日からのくるみ割り人形のキャストが見られます。 こちら。(光藍社さん、ありがとうございます!)
まだまだいろいろ書きたいのですが、やはり疲れたので今日はこの辺で。
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冬の夜はホットワインで♪
2007/12/20(Thu)
今夜はそんなに冷えてはいないのですが、寒さが身にこたえるようになると飲みたくなるのがホット・ワイン(バンショー)です。
今日はそろそろ中途半端になっていたワインを片付けなくちゃと作りました。
でも、シナモンスティックが1本しかなかったわ(笑)

ばんしょ



好みで作り方はいろいろありますが、一番簡単なのは、ワインを温めてはちみつを混ぜてカップに注ぎ、シナモンスティックを入れるだけのもの。 そこにコショウを少し入れても美味しいです。
ワインはフルボトルを飲みきれずに残したものや、料理に使おうかなと買ってきたものなどを使っていますが、飲み残しの場合、リッチなワインよりミドルボディより軽めのワインの方がホットワインには向いているようです。
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英国ロイヤル・バレエ団 2008年7月日本公演詳細
2007/12/19(Wed)
来年7月に予定されている英国ロイヤルバレエ団の公演詳細がNBSのサイトにアップされました。 こちら
3年前の来日時とは主役として名を連ねるダンサーがだいぶ変わっている事にここのバレエ団の世代交代を感じさせられます。
私が初めて観たバレエの全幕公演が1995年のロイヤルバレエ団のダウエル版「眠れる森の美女」で、主役はダーシー・バッセルとゾルタン・ソイモジー。 その時にダーシーが好きになりました。 王子はブルース・サンソムが見たかったんだけどな(笑) そしてどうやらリラの精がゼナイダ・ヤノウスキーだったみたいなんです。 彼女はその頃から在籍しているバレリーナなんですね。 
今回、チケットを早々に取ろうかどうかと迷っているのが、そのヤノウスキーの主演する「シルヴィア」。 「シルヴィア」という作品自体、まだ未見。 録画したパリオペのものはDVDに落としたときにちら見した程度で・・・。 ロイヤルの眠りが終われば、すぐにABTが始まるんですよね。 

「シルヴィア」 全3幕
振付:フレデリック・アシュトン / 音楽:レオ・ドリーブ


7月3日(木)18:30.
シルヴィア:ゼナイダ・ヤノウスキー
アミンタ:デヴィッド・マッカテリ
オリオン:ギャリー・エイヴィス

7月4日(金)18:30.
シルヴィア:マリアネラ・ヌニェス
アミンタ:ルパート・ペネファーザー
オリオン:ヴァチェスラフ・サモドゥーロフ

7月5日(土)13:00
シルヴィア:サラ・ラム
アミンタ:フェデリコ・ボネッリ
オリオン:ティアゴ・ソアレス

7月5日(土)18:00.
シルヴィア:ゼナイダ・ヤノウスキー
アミンタ:デヴィッド・マッカテリ
オリオン:ギャリー・エイヴィス

7月6日(日)13:00
シルヴィア:マリアネラ・ヌニェス
アミンタ:ルパート・ペネファーザー
オリオン:ヴァチェスラフ・サモドゥーロフ


「眠れる森の美女」 プロローグ付き全3幕
振付:マリウス・プティパ/モニカ・メイソン / 音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー


7月11日(金)18:30
オーロラ姫:アリーナ・コジョカル
フロリムント王子:ヨハン・コボー
青い鳥のパ・ド・ドゥ:サラ・ラム、佐々木陽平

7月12日(土)13:00
オーロラ姫:ロベルタ・マルケス
フロリムント王子:イヴァン・プトロフ
青い鳥のパ・ド・ドゥ:ローレン・カスバートソン、蔵 健太

7月12日(土)18:00
オーロラ姫:タマラ・ロホ
フロリムント王子:フェデリコ・ボネッリ
青い鳥のパ・ド・ドゥ:ラウラ・モレーラ、スティーヴン・マックレー

7月13日(日)13:00
オーロラ姫:サラ・ラム
フロリムント王子:ヴァチェスラフ・サモドゥーロフ
青い鳥のパ・ド・ドゥ:崔 由姫、ホセ・マルティン

7月13日(日)13:00.
オーロラ姫:マリアネラ・ヌニェス
フロリムント王子:ティアゴ・ソアレス
青い鳥のパ・ド・ドゥ:ローレン・カスバートソン、佐々木陽平

7月14日(月)18:30
オーロラ姫:アリーナ・コジョカル
フロリムント王子:ヨハン・コボー
青い鳥のパ・ド・ドゥ:ラウラ・モレーラ、スティーヴン・マックレー

指揮:「シルヴィア」未定 「眠れる森の美女」ワレリー・オブシャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

入場料 
S=¥22,000 A=¥20,000 B=¥18,000 C=¥15,000 D=¥11,000 E=¥8,000 

チケットの発売は、一枚につき1、000円ずつ安くなる2演目セット券が1月26日(土)より販売。 一斉発売は2月2日(土)からだそうです。 その他にもペア券だの親子ペア券だのありますので、詳細はNBSのサイトで確認下さい。
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マールイのチッポリーノ♪ 観たいよぉ~
2007/12/18(Tue)
ロシアの写真サイト、インタープレスに12月15日にプレミア公演を行ったマールイの「チッポリーノ」の写真があがっていました。  こちら
バレエ「チッポリーノ」はイタリア人作家ジャンニ・ロダーリの「チポリーノの冒険」が原作だそうです。
楽しそうな舞台だし、やはり新体制での新作とあって、美術にも力が入っていて素敵ですね~。
写真からわかるキャストは以下の通り。

チッポリーノ : デニス・トルマチョフ
ラディショーシュカ : エレーナ・エフセーエワ
マグノリア : イリーナ・ペレン
トマト警察署長? : ミハイル・シヴァコフ
レモン王子 : マラト・シェミウノフ
かぼちゃおじさん? : アントン・プローム
さくらんぼ伯爵 : ニコライ・コリパエフ


一番上の段の右端、トマト警察署長をからかっているようなエフセーエワのちょっといたずらっ子な表情がキュート!!
で、そのトマト警察署長はシヴァなのね・・・。 こういうコミカルな役のシヴァっていうのも貴重ですね! 顔があんまり分からないのがちょっと悲しいけど。  反対にいつもと違って素顔が見えてるのがマラトですね。 この悪党コンビはやる気まんまんそうでも詰めが甘そうなコンビだなぁ(笑)
ペレンもこういう主役じゃない役があるのはいいですね。 マグノリアは香りによって3人の牢屋番を眠らせると聞いたのだけれど、横じま模様の衣服の3人は囚人だよね! 真ん中はマスロボエフに見えるなー。 そしてマグノリアは香りというか妙な色気をふりまいてますね(笑)。 でもこの写真気に入った!!
さくらんぼ伯爵のニコライ・コリパエフは期待の若手という事なのかな? 結局はプハチョフが 踊ったらしい先日の「ラ・シルフィード」も最初はキャストされていたものね。

観たい、観た~~いです、この作品! このキャストも最高だわ!!
是非是非1年でも早く持ってきて下さい!!!
来シーズンは新作オン・パレードでもいいぞ(笑) 

かぼちゃおじさん役で大活躍のプロームからのメッセージが新たに公式サイトにアップされていました。 こちら
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フィギュアスケート グランプリファイナル
2007/12/17(Mon)
土、日、月と久しぶりにフィギュアスケートの中継を見ました。
ご贔屓村主選手が不調気味という事もあって、グランプリシリーズは結果くらいは知っていてもほとんど中継を見てなかったんですよね。
最近ではNHK杯の高橋選手の演技を見たくらいかなぁ・・・。
高橋選手は今回本当に惜しかった! でも、NHK杯の時の方がフリーは音楽にも氷にものっていたような気がします。
ランビエールはスピンだけで金をかっさらってしまったという感じだったけど、今日のエキシヴィションでの「ロミオとジュリエット」の演技は素晴らしかったですね~~~。 そしてやはりスピン! ラストのスピンは信じられないほどのスピードで迸る情熱の塊という感じでしたが、肉体が耐えられる回転スピードの限界というほどの凄まじいスピードに見えました・・・。 遠心分離機にかけられていろんなパーツが分離寸前って・・・夢のない例えですねぇ、全く我ながら・・・・・。
  
真央ちゃん、とっても表現が滑らかで女らしくなりましたね。 2年前は浅田真央がジャンプを失敗する姿なんて想像できないと思わせるほどあまりにも無邪気に楽々とジャンプしていた彼女が、ショートプログラムでジャンプの失敗を重ねたのは驚きましたが、逆にジャンプ以外の彼女の演技に凄く成長が感じられたような。 あの状況でのフリー演技は本当に見事だったもの。
彼女がショートプログラムで使っていた曲がとても気に入ったので調べてみたところ「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」という曲名で、映画「ラベンダーの咲く庭で」で使われている曲でした。 
この映画、ずっと見逃したまま・・・! HMVだと短いですが試聴できます。 こちら。 
で、スケートの話に戻ると、真央ちゃんもいいけど、今私が応援しているのはキム・ヨナちゃん♪  体がほっそりとしていて綺麗だし、踊っているときのラインがほんとうに美しく、表現力豊かなところが好きです。
しばらくはこの同級生対決が続くのか、またまたびっくりするような新星が現れるのか・・・、いずれにしてもまだまだ当分は楽しませてもらえそうですね!!
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キエフ・バレエ「ライモンダ」 12月4日の感想
2007/12/16(Sun)
初めて見る作品なのにメモもとらなかったので、すでにあやしくなった記憶をベースに
とりあえず書いてみました。 思い違い、勘違い、順番違いもあるかもしれませんがあしからず・・・。

<プロローグ>
暗い舞台の奥にシルフィードのように宙を舞うダンサーが僅かに見える。
黒子にリフトされている白い貴婦人の田北さんのほっそりした腕の動きのしなやかで美しいこと!

<1幕>
ライモンダの誕生日を祝うためにドリス家に集まっている人たちの中にライモンダの婚約者でもあるジャン・ド・ブリエンヌの姿もある。
セルギイ・シドルスキーは本当に白タイツの良く似合うダンサーで、物腰も相変わらず優雅です。 
踊りも今日は持てる力全開!という感じでジャンプも開脚も大きく綺麗だった。
舞台下手奥からライモンダ登場。 なんとなく眠りみたい、でもライモンダの衣装はチュチュじゃなくてロミジュリみたいな上品な袖のあるドレス。
中央で女性たちから一つ一つ花を受け取り軽やかに舞っているライモンダは毅然たる輝きを放っていたが、ジャンの前に進みで、彼から永遠の愛の印である白いスカーフを渡されると若い娘らしい恥らいを見せながら幸せそうに微笑んでいる。 
ライモンダの友人のテチアナ・ロゾワとオリガ・キフィヤクは2人ともメリハリのある踊りがとても良かった。 この2人も毎日重要な役で大活躍ですね。
男性の友人の2人も足先まで綺麗に伸びた踊りが目に気持ちよかった。

アンドレ2世も祝いの席に駆けつけ、ライモンダを祝福した後、ジャンを促しその場を去る。
アンドレ2世と肩を組むようにしてジャンは旅立ってしまったが、ライモンダに別れを告げ、もっと騎士らしく堂々と出立しなくていいのか・・・。
アンドレ2世の王位を感じられないチープな衣装はちょっとどうにかしてあげた方がいいですね。 この作品で一番しょぼかった・・・。

で、いきなり宮中の照明が異様に赤みを帯びたかと思うとあの音楽が・・・、
え~??? もう出てくるの~?と心の準備のできていない私の前にはすでにコルプ@アブデラフマンが・・・・。 うわっ、なんだか周りから浮きまくった凄い衣装の色彩・・・、それに顔に書きまくったラインは何?? ちょっとこの化粧は減点度が高かった。 コルプの持つせっかくの眼光の鋭さを半減させてしまう。
踊りの方もすんばらしく爆発しておりました。 あの衣装で軽がるジャンプしてなんであそこまで背中が反るのだろう。 そして不気味に妖し過ぎ・・・。
フィリピエワ@ライモンダは彼を初めて見た瞬間は驚きと嫌悪のようなものを感じさせたけれど、次第に抗えないアブデラフマンの魔力(どう考えても魔力!)に落ちていくという感じだった。 赤いスカーフを渡された時には、離れがたく思う動揺を隠せず・・・。

ライモンダの友人が気を紛らわせようとリュートを渡すが、晴れない表情のライモンダ。 この後の友人たちとのやりとりは記憶から飛んでます・・・。
一人になり、寝入ってしまったライモンダのもとへ白い貴婦人が現れ、ライモンダの真の想いに気づかせようと夢の世界でジャンと引き会わせる。
チュチュを着たコール・ドたちの中からジャンが現れ、ライモンダと幻想的で美しいPDDを踊るのだけれど、甘い幸せに包まれたという感じではなかった。 
ジャンが消え、夢も覚めるのかと思いきや、予期せぬアブデラフマンの登場にまたもびっくり。
(白い貴婦人、ここまでは公平だったのよね・・・。)  一層情熱的で一層妖しい夢の中のアブデラフマンにライモンダはどうしようもなく心惹かれてしまう。
でもですね、やはり私にはこのメイクでこの衣装のアブデラフマンでは、無理を感じてしまったのです。 プログラム通りの白いターバンと普通のブーツと野性味だけを強調できるようなメイクだったら、もう少し端正に正統派でいってくれたら、もっとドラマティックになったと思う。
目覚めたライモンダが、白いスカーフと赤いスカーフを手に取り途方にくれて幕。

<2幕>
ドリス伯爵夫人の城では闘いに勝利したジャンを迎えるための祝典の準備をしている。 
落ち着いた色調と重厚感のあるセットは良かったけれども、かなり踊れるスペースが狭くなった。 ライモンダの友人達の踊りはここでもとても良かった。 特に菅野さんとポジャルニツキーのシンクロナイズされた動きが素晴らしかった。 一つ一つのパのタイミング、ジャンプの高さ、回転の速さと着地などがこれほど見事にそろっているデュオは見た事がない。 クレメンスとヘンリエットのヴァリもそれぞれのバレリーナの雰囲気にあっていたし、特にこの日のオリガ・キフィヤクはとても良かったと思う。

アブデラフマンが供の者たちと現れる。 
コルプの衣装が・・・。 淡いエメラルドブルーのちょっと見、飯場のスリムな作業着風・・・? 開いたドアから入って来たのがジャンではなくアブデラフマンだった事に一瞬驚くものの、高鳴る胸の鼓動を隠せないようなライモンダ。 満足そうに不敵な笑みを浮かべながら供の者達に踊りを披露させるコルプ@アブデラフマン。 
アラブっぽい衣装の女性たちの中でエロティシズム全開で踊りまくるコルプはそんなに見せつけてどーすんだーってくらい妖しかった。 ドン・キのファンダンゴを思わせるエスパーニャっぽい音楽での踊りもとってもかっこよかった。
アブデラフマンと踊っているライモンダの心はすっかりアブデラフマンに魅了され、いつまでもこのまま幸せに二人で踊っていたいというような雰囲気だった。
そこに帰還したジャン。 こんなにやばくて重たい空気のジャンの帰還のシーン、ライモンダがジャンに駆け寄り抱き留められようとしないシーンを初めて見た。
会場の空気まで緊張感漂ってましたからね・・・?
ジャンとアブデラフマンの(あまり迫力のない)決闘シーン。 ジャンがアブデラフマンに斬られそうになったその瞬間、白い貴婦人が現れ、魔法でジャンを助ける。 一挙に形勢逆転したジャンがアブデラフマンに致命傷の一撃を与える。
断末魔の苦しみの中、にじり寄るようにライモンダに近づくアブデラフマンの物凄い形相。 迫力! 体を痙攣させながらも必死でライモンダに手を伸ばし、口づけをして息絶えるドラマティックで壮絶な死。
アブデラフマンの亡骸をかかえて従者たちが立ち去った後、ジャンがライモンダに歩み寄り、変わらぬ愛を誓い二人のPDD。 アブデラフマンの死にショックを受け、ジャンの想いを受け入れる事ができず、拒絶しながら踊るライモンダにあくまでも優しく誠実な想いをぶつけて踊るジャン。 切ないPDDでした。
そこへ三度現れた白い貴婦人が白いスカーフをライモンダとジャンに巻きつけるとライモンダの心の中からアブデラフマンは消えてしまい、幸せな恋人同士に戻る二人。
うーーーぬぬぬ・・・。 白い貴婦人、だったら、最初っからライモンダがアブデラフマンに惹かれないような魔法をかけたらどうよ!!

ライモンダとジャンの盛大な結婚式。
嬉しそうに踊るドリス伯爵夫人とアンドレ2世。 二人の衣装はもう少し品があってゴージャスな方がよいのでは?
歩く姿がとても美しいリュドミーラ・メーリクでしたが、ちゃんと踊れるのね!
この結婚式のシーンはオケの奏でる美しい音楽(ライモンダのヴァリのピアノはちょっと頼りなかったが・・・)と次々に繰り出されるダンスシーンに大満足だった。 男性4人の回転&アントルシャ合戦もとても見応えがあったし、シドルスキーの端正で堂々とした踊りも良かった。 
でも、なんといっても圧巻だったのはフィリピエワの踊り。 特にヴァリエーションは、ライモンダという女性が内に持つ情熱的な面をキラキラ輝きながら表現していて素晴らしかった。
祝宴は全員がそろい大団円を迎える。 
舞台中央でよりそうライモンダとジャンを祝福しに白い貴婦人が現れ幕。


最後に小さなピンクのボンボンみたいのを散りばめた白いドレスを着て現れた白い貴婦人が主役の前に立って幕だったのが正直ブーイングだったのと、白い貴婦人の在り方自体がなんだかナーなところもありましたが、オーケストラも良かったし、バレエ団の底力を感じたとてもまとまりのある楽しい舞台でした

ライモンダ : エレーナ・フィリピエワ
ジャン・ド・ブリエンヌ : セルギイ・シドルスキー
アブデラフマン : イーゴリ・コルプ
白い貴婦人 : 田北忍のぶ
クレメンス : テチヤナ・ロゾワ
ヘンリエット : オリガ・キフィヤク
ベルナール : 菅野英男
ベランジュ : コンスチャンチン・ポジャルニツキー
ドリス伯爵夫人 : リュドミーラ・メーリク
アンドレ二世 : オレグ・トカリ
ドリス家の執事 : セルギイ・リトヴィネンコ
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国立モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」 出演者変更
2007/12/15(Sat)
「国立モスクワ音楽劇場バレエ」出演者変更のお知らせのメールが来ました。

「白鳥の湖」にオデット・オディール役として出演を予定していた、ナターリヤ・ソーモワが本国ロシアでのレッスン中に腰を痛めたため、来日できなくなったそうです。
そのために白鳥の湖のオデット・オディール役が以下のように変更になっています。

12月28日17:30 ナターリヤ・ソーモワ→オクサーナ・クジメンコ
12月29日17:30 オクサーナ・クジメンコ→ナターリヤ・クラピーヴィナ
12月30日12:30 ナターリヤ・ソーモワ→オクサーナ・クジメンコ

国立モスクワ音楽劇場バレエのサイトにも変更がアップされています。 こちら
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今度はロマチェンコワ♪
2007/12/15(Sat)
マールイ公式サイトにロマチェンコワからのメッセージがアップされています。 こちら
日本で街を歩いていて焼けてしまったのか、水着のあとなのか?
どことなくセクシーですね♪ 

そろそろもっと個性的なメッセージが欲しいような・・・。
あとは誰が寄せてくれるんでしょうねぇ?
マラトあたりに「今年もロットバルトは歌舞伎メイクでいくとか、新たにデーモンメイクでいくとか・・・」などなど、なんか面白いメッセージないでしょうか?(笑)

あと一週間でマールイの公演が始まるんですねー。 
嬉しいなぁ!!
今年は全国公演の分も主役キャストを発表してくださいねー、光藍社さん。
せっかく素敵な公式サイト作ったのだから、さらなるサイト充実のためにもよろしくお願いします!
その上に本日のキャスト表なんてものがアップされれば無敵な公式サイトですよね!!
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マールイの「イーゴリ公」!!
2007/12/14(Fri)
レニングラード国立歌劇場オペラの「イーゴリ公」に行ってきました。
オペラはすっごく久しぶり、2004年の小澤征爾さんの凱旋公演依頼です。
やはり、人の声って素晴らしいですね。 とても良い舞台でした。

イーゴリ公 : アレクサンドル・ネナドフスキー
ヤロスラーヴナ(イーゴリ公の妻) : オクサーナ・クラマレワ
コンチャク汗 : カレン・アコポフ
ガリツキー公(ヤロスラーヴナの兄) : アレクサンドル・マトヴェーエフ
ウラジーミル(イーゴリ公の息子) : ドミトリー・カルポフ
コンチャコヴナ(コンチャク汗の娘) : ナタリア・ヤルホワ
オブルール(キリスト教徒のボロヴェツ人) : アレクセイ・クリギン
スクーラ(グドーク弾き) : ユーリ・モンチャク
エローシュカ(グドーク弾き) : ヴァレンチン・シェヴェレフ
子守 : タチアナ・チェルカソワ
ダッタン人の女性 : ユリア・シモノワ


というキャストでした。
(クリギンという姓はそれほど珍しい姓ではないのでしょうか? でも親戚か??)

やはりイーゴリ公とヤロスラーヴナの歌は素晴らしかったです。 が、個人的に女性の声はソプラノよりアルトが好きなので、コンチャク汗の娘役だったナタリア・ヤルホワの歌がとても気に入りました。
ストーリー的にはイーゴリ公がボロヴェツの陣営から脱出してくるくだりがなかったのでちょっと不自然な感じはありましたが(息子、置いてきちゃうわけだし!)、ま、いいや・・・と。

私的メイン・イベントだったダッタン人の踊りは、もう踊りもパワフル、アニちゃんも大爆発と言うことなしでした!
ポリョフコは4人で一組の女性たちの一人にいたような気がするのだけれど、定かではありません。 てっきりバヤデルカのインドの踊りの衣装とほとんど同じで激しく踊る役かと思っていたのに!
ダンサーは残念ながら誰も分かりませんでした。 ふだんバレエ団の来日には来ないダンサーなのかな?  でも皆、弾けっぷりは凄かったです! ソリストの男性ダンサーの一人、あぁいう席での踊りだから、ちょっと乱れようが勢いが良くてカッコいいからそれで十分なのだけど、剣の踊りで肝心の剣を落とすなよ!(笑)
ダッタン人の踊りの後は、会場、大拍手でした。

アニハーノフの指揮も素晴らしく、アニちゃんならではのパフォーマンスもたっぷり堪能したし、本当に楽しい舞台でした。 もちろん、オーケストラの演奏も良かったです。 アニハーノフが振っている時のあのオケの音だった(笑。 やっぱり、来年はアニちゃん+マールイ管だけで聴け、怒涛のロシア音楽パート3をやって下さいね、光藍社さん!!)。 で、休憩時間に白鳥の湖の一節なんか弾いてくれちゃって、一気に思いがバレエ団に飛んでしまいましたよ! 
舞台にあがったアニちゃん、ちょっとほっそりとスリムに見えましたが、連日の指揮で体重落ちたのかしら?
バレエ隊が来るまでに、美味しいものをたくさん食べて体力回復して下さいね~!
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CANONのCMにもバレリーナ(追記あり)
2007/12/12(Wed)
バレリーナの出ている気になるCMについて教えてもらったのですが、キヤノンの(多分)一眼レフの新しいCMに、「白鳥の湖」のBGMが流れる中オデットに扮したバレリーナが出てくるのです。 
ご覧になった方います??
私は今日初めて見たのですが、ザハロワのような気がします。
一回見ただけなので自信は全くありませんが・・・。 CM用に撮ったというより舞台の映像をそのまま使っている感じ。
ペレンのウィルコムもそうでしたが、バレリーナの名前くらい紹介してくれればいいのに。
キヤノンのHPでもCMのページをチェックしたのですが、まだあがっていないようです。
わりと毎日見る番組が決まっているので、そこでスポンサーになっていれば、何回もCMを見られる可能性があるけれど、今日見たテレ朝にのJチャンはふだんなら見られない時間帯だったからなー。
これからしばらくテレビで「白鳥の湖」がかかったら画面に張り付くことにします♪(笑)

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コメント欄でキヤノンのCMのバレリーナは、ザハロワであると教えていただきました。 どうもありがとうございました。
また、こちらでCMの動画も見られるそうです♪ 
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「第21回バレエの祭典」のラインナップ
2007/12/10(Mon)
NBSからDMが届きました。 
NBSニュースvol.250には、先日亡くなられたモーリス・ベジャール氏関連の記事と来年5月10日(土)、11日(日)に予定されている東京バレエ団の追悼公演が大きく扱われていました。 次号のNBSニュースで追悼特集を組むそうです。

「第21回バレエの祭典」のラインナップも発表されました。
期間は2008年6月~2009年8月までで、7公演12演目。

2008年06月 モーリス・ベジャール・バレエ団 (2演目)
          「バレエ・フォー・ライフ」 「ボレロ」&「ダンサーの人生」
2008年08月 ポリーナ・セミオノワ主演 (1演目)
          「ドン・キホーテ」 出演:東京バレ団
2008年09月 マニュエル・ルグリ、ウラジーミル・マラーホフ主演 (1演目)
          「ジゼル」 出演:東京バレエ団
2008年12月 シュツットガルト・バレエ団 (2演目)
          「眠れる森の美女」 「「オネーギン」

2009年05月 パリ・オペラ座バレエ学校 (1演目)
          「ペシェ・ド・ジュネス」 「スカラムーシュ」 「ヨンダーリング」
2009年05月 デンマーク・ロイヤル・バレエ団 (2演目)
          「ナポリ」 「ロミオとジュリエット」
2009年07~08月 第12回世界バレエ・フェスティバル (3演目)
          「Aプロ」 「Bプロ」 
          「全幕特別プロ」 ドン・キホーテ、白鳥の湖、眠れる森の美女

今度の祭典に次回のバレエフェスが組み込まれているんですね。 「Aプロ」 「Bプロ」ですでに2演目だから、全幕の特別プログラムは祭典枠に1演目のみ含まれるという事ですね。

2008年9月のルグリとマラーホフによる「ジゼル」対決は、1演目のみ祭典枠ですね。 二人の対決は確かにそれだけでも魅力だけれど、実際昨年両方見ているし、問題なのはパートナーだよなぁ・・・。 マラーホフが美佳さんで、ルグリが小出ちゃんだったりするのかしら? それとも各々好きなパートナーを連れてくる??(笑)

シュツットガルトの「オネーギン」は蠢く野望が・・・・、うー、いかんいかん(以下自粛)

セミオノワのドン・キももちろん気になるけれど、やはりパートナーですね! 問題は!! こちらも内部調達か外部調達か・・・。 う~む、う~む。 で、ついでにこの前の「真夏」のように特別に東バだけの公演で小出&後藤なんてないだろうか?? マジに期待!!

デンマーク・ロイヤルのブルノンヴィル版「ナポリ」はこのバレエ団の18番という事なのでしょう。 「ロミジュリ」はノイマイヤー版だそうです。 でも神父様のもと、愛を誓い合っている二人の衣装がジュリエットが赤、ロミオが青い上着ってのが・・・。 美術の色彩がちと気になります。

パリオペとはいえ、バレエ学校の公演を組み込むっていうのもねぇ・・・。 デンマーク・ロイヤルと同じ5月だし。


さて、どうしようかな? 新規募集受付は1月中旬からという事です。
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「神の雫」 14巻
2007/12/09(Sun)


「神の雫」14巻を買いました♪ 
内容は13巻の最後の方で出された第4の使途である初恋をテーマにしたワイン探しに繋がる展開となっています。 例によって、よくもまぁ、使途探しに結びつくような出来事が次から次へと起こるよな・・・というつっこみはありますが・・・。 
今回は日本のワインが出てきました。
サントリーが持っている登美(とみ)の丘ワイナリーの赤(カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー)と白のシャルドネ。
ここのワイナリーは2度行った事があります。 ワインの歴史や醸造の仕方の詳しい説明や貯蔵庫を見せてくれるワイナリーガイドツアーもあってとても楽しかったです。 ワイナリーを登りつめたところにあるショップからは雄大な富士山が望めてと~っても感激したのを覚えています。 富士山好き(笑)  2度ともワインは買ってこなかったので飲んだ事は一度もないのですが、ネットでも買えるようだし、一度赤を飲んでみようかな? 価格がちょっと高めなのが悩むところですけどね。
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ステパノワ&プハチョフからのメッセージ♪
2007/12/08(Sat)
マールイ公式サイトに今度はステパノワとプハチョフからのメッセージがアップされました。 こちら
写真は夏の公演の時に撮ったのかな? 相変わらず熱々な二人(笑) ステパノワにはあぁいう大柄でビビッドカラーの服が似合いますね。
>日本公演に備えていつも、新しい役やレパートリーをたくさん練習します。
今度はどんな新しいものを見せてくれるんだろう?
プハチョフのくるみの王子は日本ではお初だけれど、ステパノワは??  ん!! 夏に踊ったリラの精を踊る??
彼はピーテルのHPのキャストがすべて正しいとすれば(笑)、10月に新シーズンが始まって、ずいぶん多くのバレリーナと踊ってますよね。 シェスタコワ、エフセーエワと組んだのは今までの日本公演では見ていないし、アナスタシア・マトヴィエンコとも踊ったようだし、今夜は久しぶりに愛妻と白鳥で、ルジマトフ芸術監督の信任あついダンサーというところなんだろうなー。 思いっきり納得ですが!

そのプハチョフも踊るマールイのくるみ、シヴァが踊らないので観に行こうかどうか迷っていたのですが、やっぱり行こうかなと気持ちが傾き中(笑)。 光藍社さんからのDMにボヤルチコフ版は最後かも?! なんて書いてあったし。 くるみに関しては散々文句を言いましたが、後から「結局アレが最後だったのね」になるのも嫌だから、「これが最後かも」と思って見届けたい気がしてきました。
でもマールイのくるみ、最後にくるみ割り人形とドロッセルマイヤーの二人のシーンで終わるっていうのはけっこう好きなんです。 なんたってタイトルロールだし! スタイリッシュなねずみたちも好きだしね(笑)。 気にいってないのは衣装&美術とくるみ割り人形と王子の変身ダンスと、2幕に人形たちがみんなで手を繋いで曲が変わるたびに出てくるのと、シャチホコかな・・・。
だからってその他の部分を踏襲して欲しいというわけでもないけれど、もし改訂するならば、踊りがたくさんあって夢のある楽しいバレエにして欲しいな。 で、いずれ芸術監督が変わった時にもそのまま受け継いでいかれるようなマールイならではの素敵な作品にして欲しいです。 
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キエフ・バレエ「白鳥の湖」 11月30日の感想
2007/12/07(Fri)
オデット/オディール : ナタリヤ・ドムラチョワ
ジークフリート王子 :  セルギイ・シドルスキー
ロット・バルト : ルスラン・ベンツィアノフ
王妃 : リュドミーラ・メーリニク
家庭教師 : オレグ・トカリ
パ・ド・トロワ : オリガ・キフィヤク、ユリヤ・トランダシル、コスチャンチン・ポジャルニツキー
大きな白鳥 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、 ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
小さな白鳥 : ナタリヤ・コストグリズ、オクサーナ・シーラ、ナタリヤ・ソルダテンコ、ユリヤ・シュマク
花嫁候補 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
ヴェニスの踊り :  コスチャンチン・ポジャルニツキー


<1幕1場>
先日のフォーラムでの白鳥と大きく違うのは王子のシドルスキーと、トロワの組み合わせ。
シドルスキーのやや節目がちな目線にナイーブな感じを受けるけれど、所作がエレガントで舞台で歩いている姿も美しい王子だった。
トロワのコスチャンチン・ポジャルニツキーは、手脚の動きは綺麗だし、ふわっとした跳躍も美しかったけれど、ザン・レールはあまり得意ではないようで着地が乱れてしまったのが残念。 
ユリヤ・トランダシルは先日の白鳥でも目を惹いていたので期待をしていたのだけれど、この日は調子が今ひとつのようで、少し安定感に欠け、踊りは繊細なのだけれど、なんとなくそのまま儚く消えていってしまいそうだった。 ジゼル向き?
一方のオリガ・キフィヤクは、軸が安定している丁寧な踊りでポール・ド・ブラも綺麗だった。
コール・ドの踊りは小刻みに刻むステップが多いような気がする。 その中でも男性はアントルシャの連発だけれど、足裁きは皆綺麗だった。
友人達も去り、一人になった王子は椅子に座りテーブルに肘をつき指を額にあてて浮かぬ様子。 まるで、ニキヤの存在を知らされ、ソロルの肖像画の側のテーブルにもたれて悩むシェスタコワのガムザッティのようだった・・・(似てたのよ~)。

<1幕2場>
ロットバルトのルスラン・ベンツィアノフは今日もよく飛んでいた。 王子の後ろに不気味に纏わりつく演出はやはり面白い。
ドムラチョワのオデット。 腕を波打たせパ・ド・ブレで横に進むオーソドックスな出。 弓を持った王子の存在に気づき怯えるオデット。 ここでシドルスキーが弓を静かに置く仕草がなんとも優しげで、オデットを驚かしてしまった事を丁寧に詫びていて、妙に後々まで印象に残ったシーンだった。
ドムラチョワは脚が強そうなダンサーで、アラベスクなどのポーズでぐらつく事が全くなく終始安心して見ていられた。 シドルスキーも丁寧に、そつなく踊ってはいたのだけれど、やや雑でたおやかさに欠けていたオデットとただ穏やかで優しげなジークフリートからは特に心に響いてくるようなものが無かったのは少し残念だった。 多分、ドムラチョワが組みなれているパートナーは怪我をしてしまったイシュクだと思うのでその辺も影響したのかもしれない。
大きな4羽の白鳥は、田北さんとトランダシルの腕の動きが特に美しかった。
小さな4羽の白鳥はこの日も見事! フォーラムと同じメンバーだけれど、ひょっとして・・・、ツアー中、不動の4人??
最後の方でコール・ドがみなトゥで立って長いこと右手を前に上げてピタッと静止していたのは見事だった。
 
<2幕>
花嫁候補の踊りはみな一様に上手くて感心しきり。 テチヤナ・ロゾワの王子への自信満々のアピールと、誰も選ばれなかった後に一人だけ恨みがましい目で王子を見ていたのがツボにはまる(笑)。
舞踏会シーンは舞台上のダンサーの数が少なくて閑散とした雰囲気なのだけれど、花嫁候補の踊りが終わってディベルティスマンが始まった時、今日はちょっと楽しみを発見してしまった(笑) 舞台奥左右に一つずつ長椅子が置かれ、正装した男女のカップルが一組ずつ座っている。 上手側のカップルは寄り添って座り時々笑顔で言葉を交わしている。(多分私語なんだろうけど、客席まで聞こえてくるわけではないし、とりあえず私は全く気にしないのですが) ところが下手側のカップルは、踊りを見るわけでもなく定まらない視線でボォ~~っとしている男性の隣に少し距離を開けて座った女性が無表情で踊りを見ている。 なんかねー、この二組の対比がわけもなく面白かった(笑) ディベルティスマンの踊りを終えたダンサーたちが、どんどん舞踏会の客として加わっていっても基本的に彼らは変わらず!
ディベルティスマンではチャルダッシュを踊った男性ダンサーの踊りが冴えていた。 彼は1幕でもアントルシャのジャンプが高く脚捌きも綺麗だったので、コール・ドの中でも目立っていた。 トロワのコスチャンチン・ポジャルニツキーがヴェニスの踊りでも活躍。
オディールと王子のGPDD. ドムラチョワは小柄な体を大きく使い伸び伸びと踊っていた。 オディールのヴァリやトリプルを混ぜた高速32回転などでは技巧の高さを感じたけれど、フェッテの軸が傾いているようであまり綺麗に見えなかった。 でも綺麗に回れるだけの技術は十分持っていると思う。 演技的にはかなり勝気で自己満足タイプのオディ-ルだった。 片側の口元だけニヤッと笑っているのは恐いわ~(笑)
シドルスキーの丁寧なサポートとエレガントな踊りには好感が持てる。 ジャンプの着地はいつも脚がそろっていて綺麗。 ただ、ジュテやアントルラッセなど、もう少しエネルギッシュでもいい感じがする。 彼の踊りから高揚する気持ちというようなものはあまり伝わってこなかった。
王子を見事に騙した後、オディールは王子を指差しながら「アッハハー!!!」という感じでご満悦で去って行った。 これもこれでフィリピエワに負けず劣らず凄い・・・。

<3幕>
やっぱりオデットが戻ってきた時のみんなで手首ひらひらは好きでないなー。
オデット、帰ってきた時は少し元気良すぎだったのだけれど、心から許しを乞う王子の気持ちに心安らいでからはしっとりとした情感が出てきたと思う。 王子も穏やかさの中に今度こそオデットを守るという強さが感じられた。
よく黒いチュチュのダンサーは子白鳥と言われるけれど、コフトゥン版では、舞台中央で寄り添うオデットとジークフリートを、3羽ずつ上手と下手に別れた黒鳥が2人を守るのではなく、ロットバルトのために逃げ出さないように囲っていたように見えたので(白鳥はこの時舞台上にいない)、この版ではロットバルトの手下のようにも思える。
オデットを助けたい一心で王子はロットバルトに立ち向かい、羽をもぎ取り悪魔を倒す。


今、世界中のバレエ団でどれだけのバージョンの白鳥の湖が上演されていて、ハッピーエンドと悲劇バージョンとどちらが多いのかな? ふとそんな事を考えました。 最近は悲劇バージョンの方が二人を想いながら自分だけの余韻に浸れて好きだな・・・。 そしてもうすぐその好きな悲劇バージョンがやって来る・・・。 
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カリフォルニア、 フォーリー 「ラ・クエスタ・メルロー 1998」
2007/12/06(Thu)


カリフォルニア州にある"FOLEY ESTATES VINEYARD & WINERY"の「ラ・クエスタ・メルロー 1998」を飲みました。
YANAGIYAさんで11月に2,980円で購入。 
このワイン、インポーター希望小売価格は5,000円なんだそうです。 YANAGIYAでも3,500円で扱っていたのを特別期間に格安で購入。
実は飲み始める前にデカンタから少しワインをこぼしてしまい、床にばら撒いちゃったのですが(大汗)、ぷぁ~~~っと甘い香りが部屋中に漂いました。 これにはちょっとびっくり&すっご~~く期待!(笑)。
色は深い紫で見るからに濃厚な感じ。 
最初は香りと同じような甘みの主張が強かったけれど、時間が経つにつれカベルネのようなタンニンの強さと締まった感じがでてきましたが、ともかく超美味しい!

98年ものを今になって飲めるとは思っていませんでした。 YANAGIYAさんによればラ・クエスタ・メルローはすでにワイナリーでも生産を終了しているワインとの事です。 もちろんワイナリーは今でも質の高いワインを造り続けているのですが、残念ながら現在日本への輸出はストップしているらしいです。 なんで~?
ワイナリーのHPを見てみると最近はピノ・ノワール、シラー、シャルドネの3品種の生産のようですが、様々なシリーズのワインが高い評価を受けているようです。
どこかのインポーターが新たに契約してくれないかなぁぁぁ。
日本でこのワインを眠らせている酒屋さんはないでしょうか??(笑) 見つけたら絶対にストックしちゃうぞ!
海外の旅行先などで、もしこのFマークのワインを見つけたら是非お試し下さい! 美味しい事まちがい無しです♪ 
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マールイ公式サイトにコルプからのメッセージ♪(追記あり)
2007/12/05(Wed)
マールイ公式サイトに来日中のイーゴリ・コルプのメッセージがアップされています♪ こちら
日本舞踊を観に行ったそうで、その時にお買い上げになったのか? プレゼントされたのか? 2枚の扇子を持つコルプ。 顔が半分隠れていますが、この表情絶対爽やかフェイスだと思うので惜しいな~!
彼のこういう顔は好きなんだな! 昨日のアブデラ君はですが。
メッセージの内容はとても普通ですが、日舞を観た感想を聞きたかった!!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

コルプはマールイ劇場で8日の「白鳥の湖」にアナスタシア・コレゴワとキャストされていましたが、はやり変更になっています。 昨日まで日本で踊ってたのだものねー、十分な休養が必要だわ! ステパノワとプハチョフが代わりにキャストされています。 わお!
他にもキャスト変更が・・・
5日の「ラ・シルフィード」、アナスタシア・マトヴィエンコのパートナーはコリパエフではなくプハチョフが踊ったようです。 これは見てみたかったな!
7日の「ジゼル」、シヴァからシャドルーヒンに変わっております。 まさか怪我じゃないよね・・・。 コチュビラちゃんはそのまま。
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祝! 星野ジャパン 北京五輪出場
2007/12/05(Wed)
2日も経ってしまいましたが、星野ジャパン、北京オリンピック出場権確保おめでとう!!
1992年のバルセロナ大会から正式競技となった野球は来年の北京大会を最後にオリンピックの競技種目から外されてしまうんですよね。 正確には2012年のロンドン大会には行われないという事で、2016年以降の大会で復活する事もあるわけですが・・・。

アジアには韓国、台湾という強豪もいるのに参加資格はたった一カ国にしか与えられないなんてちょっときついよなーと思ってみていたシリーズでした。
韓国戦は試合内容が緊迫しすぎていて見ているのも辛くなったので男子バレーボールの最終戦に逃げてしまいましたが、月曜日の台湾戦はしっかり見ました。
ダルビッシュが抑えていながら本調子には見えなくてハラハラしていたところを逆転された時にはホントに真っ青になりましたが、すぐ次の回に怒涛の反撃で大量リードして初めて落ち着いて見る事ができました。 あの展開は野球ファン冥利につきるよね。
無死満塁でのスクイズ・・・、渋くてシビレましたよ・・・。 監督はひらめきと仰ってますが、スクイズを決めたサブロー選手も凄い!

今回の日本チームは一旦解散で、来年の8月の北京代表はあらたに選手を選考するそうですが、怪我人でも出ない限り、出場権をもぎ取ったこの熱い男たちのままで臨んで欲しいです。
この時期にこういう選手権に臨むというのは、選手には凄く負担がかかる事だと思うんですよね。 4月から始まったペナントレースを10月に終え、その後のクライマックス・シリーズもセ・パで半分の球団が参加しているからみんな極限まで疲れていて当たり前だし、プロ野球選手として来年のスタートのために資本である自分の体を休めたい時期なのも当たり前。 そういうポリシーでアジア選手権代表にノミネートされても辞退した選手もいる中、オリンピックで日本の野球は強いんだ! 野球って素晴らしいスポーツなんだ!という事を証明するため、何よりその日本代表として闘うという事の喜びのために今回頑張った選手が北京代表に最優先で選ばれて欲しいです。
男、星野仙一、人情の人だから大丈夫だと思うけれど!
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キエフ・バレエ「ライモンダ」初日雑感
2007/12/04(Tue)
キエフ・バレエ「ライモンダ」の初日を観て来ました♪
とても素敵な舞台でした。
明日、行かれる方で予備知識なしで見たいという方はお読みにならないで下さい。 
そして、明日、観に行こうかどうか迷っている方は是非、足をお運び下さい。 きっとキエフ・バレエ団が好きになるはず!

以下、キャストです。

ライモンダ : エレーナ・フィリピエワ
ジャン・ド・ブリエンヌ : セルギイ・シドルフスキー
アブデラフマン : イーゴリ・コルプ
白い貴婦人 : 田北忍のぶ
クレメンス : テチヤナ・ロゾワ
ヘンリエット : オリガ・キフィヤク
ベルナール : 菅野英男
ベランジュ : コンスチャンチン・ポジャルニツキー
ドリス伯爵夫人 : リュドミーラ・メーリク
アンドレ二世 : オレグ・トカリ
ドリス家の執事 : セルギイ・リトヴィネンコ


キエフのライモンダは2幕仕立て。 1幕、2幕とも50分で休憩を挟んでちょうど2時間というわりとコンパクトな作品でした。
でも、キエフらしく踊りは満載です。 女性も男性もコール・ド・ダンサーが上手いですね~。 ライモンダの友人役の4人のソリストも皆良かったです。 

今日はともかくフィリピエワが素晴らしかった。 1幕登場の時は婚約中の幸せな娘の初々しさをごく自然に演じていたし、アブデラフマンに会い少しずつ心が揺れ動く様、アブデラフマンが決闘に敗れた後にジャンを素直に受け入れられない気持ちなど、それぞれの場面での演技が実に的確で上手かったです。 わざとらしくないのがとってもいい。 
そしてジャンとの結婚式でのヴァリエーションは圧巻でした。 ライモンダの内に秘めた情熱のようなものがそのまま踊りで表現されていて本当に素晴らしかったです。 

中野では八文加減の踊りかなと思えたセルギイ・シドルフスキーも今日はライモンダを心から愛するジャン・ド・ブリエンヌを熱演、踊りも大きく美しかったです。 ドムラチョワとの並びよりもフィリピエワとの並びの方がしっくりくる感じ。

アブデラフマンのコルプですが・・・、踊りはもちろん悪いわけはなくとても良かったのですが、衣装と化粧がね・・・・。
色合いがキエフの美術からは浮いてしまっていた感じです。 2幕の衣装は飯場の兄ちゃんみたいだったしな・・・(ごめんね!)。 お化粧はちょっといろいろ顔に書きすぎで、プログラムの写真程度にしておけばとても素敵だったのに。 
役作りもコルプのあっち側(ノーブルと反対側とでもいいましょうか・・・)系だったので、私がライモンダならちょっとびびるという感じかなぁ・・・。

白い貴婦人は主を誘惑から守る、家の伝統と秘密の守護神という役回りなんですが、ちょっと影響力が大きすぎるかも・・・。
田北さんはラインの綺麗な繊細な踊りでとてもよかったと思います。  ただ、この役も最後の衣装と立ち位置がね・・・・。

あと、今日の個人的ツボは、白鳥で王妃、今日もドリス伯爵夫人と演技だけだったリュドミーラ・メーリクの踊りを2幕最後で見られた事。 若くて美人でプロポーションもいいのに踊らない系の人なのかしら?残念!と思っていただけに感激でした(笑)
詳しい感想はまた後日。 
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キエフ・バレエ「白鳥の湖」 11月24日の感想
2007/12/03(Mon)
<1幕1場>
コール・ドの衣装は白とブルーを基調にした爽やかな衣装。 女性は皆可愛らしく、男性は長身&美脚ダンサーばかりで溜息もの。 負けてるぞ! マールイ(笑)
ワレーリー・コフトゥン版には道化は出て来ない。 すぐに踊りはしなかったけれどトロワの登場が早かったです。 トロワの登場ってその前の音楽が終わるとコール・ドの後ろにいつの間にか3人が恭しく控えているっていう版が好きだったりする。
コルプ@ジークフリート王子登場。 気になっていたのは髪型だったんだけど、ふつーでした(笑) ま、客演ですしね。 とても若々しく屈託のない表情の王子だったのにも意表を突かれる。
ここの白鳥は1幕から王子の踊るシーンが多いので、コルプのしなやかでエレガントな踊りをたっぷり堪能できました。 彼の跳躍の高さ、背中の柔らかさ、床に吸い付くような着地はネコ科の動物の動きを思わせる。 瞳も獲物を狙うように妖しく光っているし!

トロワを踊ったセルギイ・シドルスキーは劇場ではほとんどの主役を踊っている長身のダンサー。 上品な動きに余裕があるのでポーズが美しく、着地の足も綺麗に決まっていた。 ただ、少し小さく纏まっていた感じがします。 
女性二人もそれぞれに良かったと思いますが、ブルーの衣装のテチヤナ・ロゾワの音に合った踊りとポール・ド・ブラの美しさ、細く長く真っ直ぐな脚で抜群のプロポーションが印象に残りました。 
トロワの踊りの最後には王子も加わり華やかさが一層増したコーダだったと思います。

祝宴に来ていた人たちが皆去って、一人で椅子にもたれグラスにつがれたお酒を飲み干す王子。 コルプ、妖艶すぎ! 祝宴のさなかでも、ふとメランコリックな表情を浮かべる王子は多いけれど、コルプのジークフリートは一人になるまではそういう心情をほとんど見せていなかったので、臣民の前では明るく立ち振る舞いながらも、彼の背負っているものに対する悩みは深いのだと改めて感じさせられた気がする。

<1幕2場>
ロットバルトのルスラン・ベンツィアノフは比較的小柄なダンサーなので、マールイのマラトを見慣れた目には少々物足りない気もするけれど、バネがあって直線的でシャープな踊りをするダンサーだった。 
ジークフリートの背後に潜み、王子に同じような振りをさせることによって王子すら彼の魔力で翻弄できるのだと匂わしている演出がなかなか良かった。
白鳥の気配にジークフリートは弓をひこうとする・・・。 そういえば、湖に戻ってくる白鳥たちの演出がなかったような・・・? でも、オマルの白鳥よりはない方がいいかも。
フィリピエワ@オデットの登場は、あまり白鳥を意識させないあっさりとしたものだった。 彼女はザハロワのような造形美に溜息をつくようなダンサーではないけれど、丁寧な踊りに情感が込められていた。 出だしは地味で硬い印象があったのだけれど、グラン・アダージョの途中あたりから、心と体の動きが一つになり白鳥の女王らしい気品の中にしっとりとした静かな情熱が感じられた。
コルプのジークフリートの醸し出す色気がフィリピエワのオデットの雰囲気とうまく溶け合っていたと思う。
広いフォーラムAのステージにコール・ドが18人体制と少なかったのは残念だったけれど、足音がほとんどしない見事な18人だった。 ただ、振り付けにやや鬱陶しい面があり、もう少し静かな方がいいと思ったところがあった。
小さな4羽の白鳥は4人の動きが揃っていて見事。 大きな4羽も皆良かったけれど、少々腿のあたりが太目ながらイリーナ・ボリソワの静止したポーズがとても綺麗だった。
夜明けが近づき別れの迫る二人は、切ないながらもしっとりと大人な雰囲気で叙情的。 背中を向け白鳥へと姿を変え、袖へと消えて行くフィリピエワの腕の動きが非常に素晴らしく、細かく動かされた両腕の動きはまるで湖の水面に次から次へとさざなみが立つようだった。

<2幕>
王子と王妃が登場し、舞踏会が始まる。 
前回の記憶がほとんどなかったので花嫁候補がチュチュなのにびっくり。 テチヤナ・ロゾワのチュチュ姿がまた美しい。 ここで初登場のユリヤ・トランダシルはさらにか細く長身のバレリーナ。
王子が誰も選ばず、王妃に叱責されているところへオディールとロットバルト登場。
続くスペインの踊りの上手側の男性。 なんとなくジョシュ・ハートネットに似ているけれど、一幕では髪を後ろで束ねてなかったっけ? 別人?? などと思っている間に終了・・・。
ヴェニスの踊りは男性一人に3,4人(失念)の女性がバック。 菅野さんは跳躍力に加え、回転も得意なようで、最後のグランド・ピルエットではほとんど軸もぶれず見事な回転を見せてくれた。 キエフ版に道化がいたら、まちがいなく踊りそうなダンサー。
舞踏会のシーン、たいていはロットバルトが王妃の横に不敵な笑みを浮かべて座り、会話など交わしているのだけれど、キエフ版は王妃はずっとひとりぽっちで所在無さ気・・・。
パ・ド・シスの中の音楽でロットバルトのソロ。 飛びまくり、回りまくりで、テクニックの見せ場てんこ盛りだったが、気ぜわしい感もあった。 この振りだと長身のダンサーにはきついかも。
オディールと王子のGPDDはとにかく素晴らしかった。 コルプ演じるジークフリートにも全く動じる事無く余裕でしたたかに誘惑するフィリピエワのオディール。 彼女、以前よりも綺麗になったように思いました。 
コルプはここでも伸びやかな踊りがひたすら美しい。
フィリピエワのグラン・フェッテはダブルを織り交ぜながら、高速で軸もぶれずに音楽をかなり残して終わってしまいました。 最後に別の振りを入れるほど余裕のあるグラン・フェッテは初めて見たように思います。
ジークフリートの愛の宣誓を目で促すように見つめるオディール。 王子が高々と誓いの手を上げると、してやったりと高笑いしたあげく、傷ついた王子をさらになぶるような仕草をして去って行くオディール。 凄かったです・・・フィリピエワ・・・。

<3幕>
2羽の白鳥の一人の田北さんの安定した踊りが良かったです。
戻ってくるオデットを迎えるコール・ドたちが手首をヒラヒラさせていたのがやけに印象に残っているが、好みでない。
オデットの後を追い、湖にやって来た王子はオデットをみつけると自分の過ちを詫びる。 オデットは深く傷ついているのだけれど、すでにそこには許しと慈愛があったように思う。 2人の演技の波長も合っていて、お互いを求め合う苦しく一途な気持ちがよく伝わってきた。 
ロットバルトとの戦いで、マリインスキーのように王子がオデットをリフトしたままロットバルトに向かって進むシーンがあるのだけれど、コルプの足腰の強さと盤石なリフトに感心しました。
一度は倒れた王子が起き上がり、持てる力を振り絞ってロットバルトに挑みかかりついに羽をもぎ取り勝利する。 悪魔の支配から解放された事が信じられないというような表情を見せながらも喜びに溢れたオデットが王子にかけよりハッピーエンド。


ゲストのコルプとバレエ団の中で別格の存在であるフィリピエワのコンビネーションがとても良く、脇も実力あるダンサー達で固めた良い舞台でした。
ちょっとした突込みですが、ラストシーン、王子とロットバルトの死闘の最中にオデットが舞台の奥を上手の袖に消えていくのは、オデット逃げる?みたいで、ちょっと?でした(笑)。 その後王子がロットバルトを倒した後に上手手前から出てくるだもの・・・。

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ルジマトフ芸術監督の1日とインタビュー 
2007/12/02(Sun)
光藍社さんのマールイ公式サイトにルジマトフ芸術監督の一日とインタビューがアップされました。 こちら
朝の10時から夜の10時まで12時間も働いているなんて、凄いですね。 どこも芸術監督ってこんなに忙しいのかしら? まだダンサーとして時間を費やさなくてはならない部分もあるから大変ですね。
そういえば、マラーホフもベルリン国立バレエ団の芸術監督に就任した後は目が回るくらい忙しいと何かのインタビューで言っていましたよね・・・。

ルジのインタビューはいつ頃話を聞いたものなんでしょうね? それが10月でも11月でも基本的には内容が変わる事はないだろうけど、こういう記事ってルジに限らずインタビューをした日付も記載して欲しいです。

芸術監督の1日の中で、ラシッド・マミンは今は進行係の仕事をしているとありました。 ダンサーを引退してしまったんですね・・・。 彼のくるみ割り人形がもう見られないのは残念だし、「バヤデルカ」の苦行僧にいたっては今度誰が演じるんだろう? マミンの苦行僧はソロルとの間にも大僧正との間にも苦悩のドラマがあって、あの作品の魅力の一つでもあったので、とても存在感があったんですよね。 大好きだった。 大僧正のブレクバーゼも健在ですよね・・・。 ちょっと心配。  

ペテルブルグの公式サイトには1月のスケジュールも載りました。 途中2週間空いてるけど(笑)。 ほとんどオペラですが、一日だけエイフマン・バレエの公演があるのかな?  今まではユーリ・ペトゥホフのバレエ団が「白鳥の湖」なんかを上演したりしていたけど、その辺も変わるのかな。 
ありゃ!と思ったのは11日の「オペレッタの夕べ」の指揮者がアニハーノフになっていること。 本拠地でそんな公演があればアニちゃんは呼び戻されちゃうよなぁ・・・。 という事は今年もバヤデルカはアニちゃんで聞けないかもしれない? 
なんというか、好きなダンサーたち+アニちゃんじゃないと完璧マールイにならない自分としては淋しいな・・・。 でもね、ロシアの事ですからね! 予定なんてあってないようなものですよね!?(笑)
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