キエフ・バレエ「白鳥の湖」中野公演雑感
2007/11/30(Fri)
キエフ・バレエ「白鳥の湖」中野公演を観て来ました♪
キャストは以下の通りです。

オデット/オディール : ナタリヤ・ドムラチョワ
ジークフリート王子 :  セルギイ・シドルスキー
ロット・バルト : ルスラン・ベンツィアノフ
王妃 : リュドミーラ・メーリニク
家庭教師 : オレグ・トカリ
パ・ド・トロワ : オリガ・キフィヤク、ユリヤ・トランダシル、コスチャンチン・ポジャルニツキー
大きな白鳥 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、 ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
小さな白鳥 : ナタリヤ・コストグリズ、オクサーナ・シーラ、ナタリヤ・ソルダテンコ、ユリヤ・シュマク
花嫁候補 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
ヴェニスの踊り :  コスチャンチン・ポジャルニツキー

ゲストのコルプのパートナーをフィリピエワが務め、脇もベストメンバーで固めた24日の白鳥と比べれば見劣りする感はありましたが、バレエ団のまじめさと暖かさが伝わってくる舞台でした。 
ただ、今日は座席があまりにも前すぎて、舞台を見るのに良いポジションだったとは思えませんでした。
それと最大の不満は、客席の照明が明るすぎた事。 1幕1場と2幕は少し落とした程度の明るさで、手元にあるチラシの字が全部読める明るさなんて信じがたい(怒)。 

オデットのナタリヤ・ドムラチョワは、足が強く、高速32回転にトリプルを入れるなど、回転系が得意のテクニックのあるダンサーだとは思いますが、なにせ小柄な体型ゆえ、好きなタイプのオデットではありませんでした。 特に湖畔は元気が良すぎなのと、上体の動きに感じた「しな」のようなものが気になりました。 本当に彼女には申し訳なかったのだけれど、オディールを見ても、どうしても先日見たフィリピエワが思い出されてしまって文が悪かったです。 
でも、3幕はシドルスキーとのやりとりも上手くて良かったと思います。

そういうわけで、私的には今日はセルギイ・シドルスキー王子の日でした(笑) 穏やかな性格の中に男っぽさも隠しているというような印象。 目の表情とサポートが万全なところがマールイのシャドルーヒンに似ています。 今日もザンレールでの着地の足は綺麗に揃っていましたし、足のポジションがいつもきちんとしているんですね。

しか~し、主役を踊るダンサーは本当にブログラムに載っている通り、女性はフィリピエワとドムラチョワ、男性はシドルスキーとイシュクだけなんでしょうか?  地方では他のダンサーが主演するといいけれど。 そうじゃないとツアーの期間と回数から考えていくらなんでも無茶だと思いますが・・・。 特に、イシュクが怪我をしているという事なのでシドルスキーにかかる負担が凄い事になっているのではないでしょうか? 心配ですよね!
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2008年7月ABT来日公演など・・・
2007/11/29(Thu)
ジャパン・アーツ友の会夢倶楽部から会員誌と公演チラシが届きました。
その中に来年7月に来日するアメリカン・バレエ・シアターの特報チラシもありました。 バレリーナかカップルがフィーチャーされる事がほとんどのバレエのチラシには珍しく、カレーニョ一人のアリの写真です。
ジャパン・アーツのHPにはABTのブログももうすでにできていて、20日の記事に特集されているのですね。 チラシもご覧になれます。 こちら

公演内容をまとめてみると・・・

7月17日(木)    ABTオールスターガラ
7月18日(金)    ABTオールスターガラ
7月19日(土)    海賊
7月20日(日)    海賊
7月21日(月・祝)  海賊
7月23日(水)    白鳥の湖
7月24日(木)    白鳥の湖
7月25日(金)    白鳥の湖


公演の時間は未定ですが、会場はすべて東京文化会館。
来日予定ダンサーも豪華な面々ですね!

ニーナ・アナニアシヴィリ/マキシム・ベロセルコフスキー/ホセ・カレーニョ/アンヘル・コレーラ/エルマン・コルネホ/イリーナ・ドヴォロヴェンコ/マルセロ・ゴメス/デイヴィッド・ホールバーグ/パロマ・ヘレーラ/ジュリー・ケント/ジリアン・マーフィー/シオマラ・レイエス/イーサン・スティーフェル/ミシェル・ワイルズ

こちらの白鳥のケヴィン・マッケンジー版は見た事がありませんが、キャッチが「ロットバルトが二人!?何かが違う!」となっています。 どーいう事なんだろうな? イリーナとマキシムが主演する日があれば観に行きたいと思います。

チケットの一般発売日は2月17日(日)の予定だそうですが、さて、どのくらいの価格に設定されるんでしょうね。


夢倶楽部会員用にマリインスキー・オペラ モニター券の申込書というものも同封されていました。
全公演に枠がありB席相当の席を安く購入できる代わりにアンケートへに協力するわけですが・・・・。 う~ん、ちょっと美味しそうで迷うなぁ・・・。 マールイ公演が終わった2月の頭の週末に「イーゴリ公」があるんですよね。 アニちゃんとゲルギーと両方の「イーゴリ公」を聴くのもなんだか凄い贅沢かも。 申し込みは公演3日までオーケーだそうなので、ぎりぎりまで悩んでみようと思います。(席、あるのかな?)


そして、我らがアニハーノフですが、3月8日&9日の牧阿佐美バレエ団の「白鳥の湖」でタクトを振る予定です。 こちら。  今年の「眠りの森の美女」に続き2度目ですね。 チャイコフスキーを中心に今後も1年に1度くらいは牧バレエで振るようになるのかな? ロイヤルメトロポリタン管弦楽団ってどうなのかしらん? こちらもぎりぎりまで悩んでみます。
 
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ドレスデン 運命の日
2007/11/28(Wed)
「ドレスデン 運命の日」
原題 : DRESDEN (2006年 独 144分)
監督 : ローランド・ズゾ・リヒター
出演 : フェリシタス・ボール、ジョン・ライト、ベンヤミン・サドラー
鑑賞日 : 11月17日 (DVD)


第2次世界大戦末期の1945年1月、敗色濃厚なドイツで唯一空爆を免れていた東部の都市・ドレスデン。 恋人の医師・アレクサンダー(ベンヤミン・サドラー)を助け気丈に働く看護師のアンナ(フェリシタス・ボール)は、病院の地下に潜んでいた英国空軍の負傷兵ロバート(ジョン・ライト)の手当てをして匿う。憎むべき敵と知りつつ密かに惹かれ合うようになるアンナとロバート。ついにアレクサンダーがロバートの存在に気づいた2月13日未明、英国軍の爆撃機が彼らの上空に迫る…。 (goo映画より)

<思いっきりネタばれです♪>

1945年2月のドレスデンの大空襲で破壊された聖母教会の再建がなった2005年に、戦後60年という年月を経て作成されたこの映画、ようやく時を得て製作された映画だっただけに、ドイツ人看護婦とイギリス人パイロットの悲恋が核になるというようなキャッチに違和感を覚えたけれど、いい意味で予想を裏切られた映画だった。

敵地に不時着した英兵を見つけ、罵りながら復讐の怒りにまかせ銃殺するドイツ人の村民、街中でユダヤ人にまとわりついてユダヤ人を揶揄する歌を歌うドイツ人の子供たち、爆撃機の中で爆撃を正当化する英国空軍兵、逃亡者を匿ったドイツ人の婦人を見せしめに銃殺してしまうドイツの軍人。 空襲の夜、逃げ込んだ地下壕の中で恐怖におののく人々や、その苦しみから逃れるために拳銃を持ったドイツ兵に自らを撃ってくれとすがる老人。 空襲の翌日、残った家財道具をまとめて、生き延びるためにドレスデンから離れていく人たちの列。

主役2人の恋愛にあまり振り回される事がなかったので、かえって彼らの周囲の人々の描写にリアリティーを感じ、共感や同情を覚えた。 監督からのメッセージである戦争の無意味さ、戦争や紛争で犠牲になるのは決まって罪のない市井の人々だという酷さを受け取り心が痛んだ。 
そして爆撃のシーン、高温で激しく燃え立つ炎と灼熱の爆風の中を人々が逃げ惑うシーンはとても恐ろしかった。

ヒロインのアンナ。 裕福な医者の家に生まれ、何不自由なく育った快活奔放な娘が戦時下においても自由奔放さに酔っているようであまり心惹かれなかった。 過酷な状況で明るく健気に生きるという感じには取れないんだよな。

ロバートの母親がドイツ人でドイツ語がわかるというのも都合が良すぎるけれど、敵地で一人負傷しながらも生き残ってしまった彼の大胆な行動には軍人として、人間としての強さとしたたかさを感じた。 あの状況下ならアンナに惹かれるのは分からなくもないけれど、病院の大部屋のベッドで人目(一応皆眠っていたようだが)も気にせずmake loveとは、ひたすら呆れる・・・。

アンナの婚約者のアレクサンダーは苦学の末に医者になった努力家であり誠実な人物。 堅物な感じで、激しい恋に落ちるような情熱的な恋人ではないけれども、空襲から逃れるために批難した地下壕で、不安に怯えて泣き出した少女に指で影絵を作ってなだめるなど子供好きで優しい面も見せている。

ユダヤ人の夫ジーモンと暮らすアンナの友人マリアは、戦争が自分たち夫婦を引き離してしまうのではないかという恐怖と不安にさいなまれながらも夫を気遣い気丈に生き、またアンナの信じられないような言動にも理解を示す心優しく健気な女性。
空襲の夜、戦火の中を逃げ惑いながらお互いを見失ってしまったマリアとジーモンが、瓦礫の山と化した彼らのアパートで再会できたシーンは本当に泣かされるシーンだった。 
戦時下の愛というテーマなら文句無くこの夫妻こそだろう。

マイセン、マイセンとドイツの高級陶磁器を愛するアンナの母親と、ナチの将校の恋人になり権力の庇護の下に自分を置こうとするアンナの妹。 空襲の夜を無事生き残ったこの親子はどこか憎めない。

アンナが働く病院の医院長であるアンナの父は、モルヒネを不正に流す事によって資金を得、家族のために国外脱出を画策する。 結局は思いも掛けなかった空襲によりドレスデンを出る事が出来なかったばかりか、資金は炎の中に消え、砲弾に倒れる。 偶然居合わせたアンナとアレキサンダーに看取られながら命を落とした彼も憐れだし、父の遺体を残したままの父娘の永遠の別れも悲しい。
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地下壕での様々な出来事を経てアンナはアレクサンダーとは別れ、死を覚悟してロバートと共に地下壕に残る。 翌朝、奇跡的に脱出したアンナとロバートが目の当たりにしたドレスデンの街の変わり果てた姿も衝撃的だった。
「戦場のピアニスト」でも似たような瓦礫の廃墟が映し出されていたのをふと思い出した。
石造りの建物がすべて壊れ、瓦礫の山となったドレスデンの街でいったい何人の人が命を落としたのだろうか。

焼け残っていた聖母教会を登りつめたロバートが見下ろした焼け跡の街は、まるで死滅した珊瑚の塊のように見えた。 アンナの言葉を借りれば、石でできた建物を焼き尽くした炎の温度は1000度を超え、石はスポンジ状態になってたという。 聖母教会もなんとか1日持ちこたえただけで、無残にも崩れ落ちたという事だった。

無事帰国したロバートは、アンナとの間に生まれた娘に会いにドレスデンに向かい飛行機を操縦中に北海に墜落したという。 敵地で戦火を生き延びたロバートがそのように命を落としたのは残念だったけれど、アンナとの繋がりが消えていなかった事になんとなくほっとし、初めてアンナとロバートの悲恋物語を意識した。 
アンナと別れたアレクサンダーには、空襲がおさまり、ドレスデンから逃れていく道すがら手をかした母子づれとの間に、新しい人生が開けたのだろうと勝手に信じている。

エンディングシーン、2005年、聖母教会の再建を祝う人々の中にアンナの姿がある。 アンナの孫娘といったところなのだろうか? 美しく甦ったドレスデンの街並みを見下ろすその女性は祖母から聞かされた恋物語を思いつつ平和のありがたさを噛みしめていたのだろうか?

 
ドレスデン爆撃に関してのウィキペディアの記事はこちら

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荻野選手のために!
2007/11/27(Tue)
男子バレーのワールド・カップも今日で中盤戦.が終わり、現在日本は3勝5敗で12か国中8位です。
まぁ、予想通りといえばそうなんですが・・・。 
北京へ行ける事を信じて一生懸命応援しているファンからは怒られそうだけど、今の日本の選手事情がそれほど良いとは思っていなかったので、あまり男子には期待はしていなかった私。
個々の選手、それぞれいいものは持っていると思うけど、チームとして上手く回っているときと回っていないときの差が大きいような気がするなぁ・・。 それって結局相手が自分達より強いか弱いかによってそうなるのかな。 
あとはやはり相手の狙いが的中しているサーブレシーブ。
決して個人を責めてるわけじゃないけど、山本、ゴッツ、清水の内、誰か一人、いつでもスパイク決定率が60%以上のスーパーエースだったら、チュニジア戦やプエルトリコ戦は勝てたと思うんだよね。 勝てないのが今のチームの力なんだから仕方ないとは思うんだけど、荻野キャプテンの姿を見てるとなんとかしてよ!と思ってしまう。
荻野自身、このシリーズでこんなに出番が多いとは思ってなかったんじゃないのかな。 37歳という肉体にキャプテン&ムードメーカー&チームの柱役を背負い込んだら敵うまい・・・。  体、ボロボロだと思うんですよね・・・。 そういう姿を見ているとどうしても荻野選手に最後のオリンピックの舞台にたってもらいたい気持ちになります! 
あと3試合のワールドカップ、来年5月末の最終予選、毎試合が北京に繋がっていると思って死ぬ気で行け~~~~!
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マールイ「イーゴリ公」にはポリョフコ / Kバレエ新作
2007/11/26(Mon)
光藍社さんのマールイ公式サイトに11月29日の大宮から始まるオペラツアーのお知らせがアップされました。 こちら
「イーゴリ公」にはバレエダンサーも出演しますからね!

<引用>
『イーゴリ公』の「ポロヴェッツ人の踊り(ダッタン人の踊り)」では、同劇場のレニングラード国立バレエのオリガ・ポリョフコなどが登場し、華麗な舞台を一層盛り上げます。
<引用終わり>

わ~、ポリョフコなんだ~! うん、艶っぽいだろうしとても似合いそうだ! と同時に彼女がマールイにちゃんと残ってくれているのがわかって嬉しい!
カミロワもいるのかな? なんかポリョフコといえばカミロワなんだよな・・・。 よく並んでいたし。
私はマールイのオペラは13日の「イーゴリ公」最終公演を見に行く予定です。 上演時間はどのくらいなんだろう?


Kバレエが新作を発表するようです。
会員向けに案内が来たのですが、2008年春にオープンする赤坂ACTシアターのプレミアムオープニングとして「ベートーヴェン 第九(合唱付き)」という新作バレエの公演が予定されているそうです。
期間は3月14日(金)から20日(木・祝)まで連日の9公演。
チケット代がこれまた高く、S席で20,000円となっています。 終演後のミニ・パーティー付きのプレミアシートは25,000円だそうで・・・。
現在明らかになっているのはそれだけで、出演者等に関しては後日公式サイトで発表だそうです。 多分そんなに先の事ではないと思いますが・・・。
第九というと、ベジャールの振付けた「第九交響曲」がありますよね。 DVDの「エトワール」で映像を少しだけ見た事がありますが、なんというか、このタイミングが・・・。
赤坂ACTシアターのサイトはこちら。 1324席のホールで、座席表を見てみるとセンターブロックの椅子の並び方が互い違いにになっていて見やすくなっているのが嬉しいです。
今後Kバレエはここを拠点に公演するのでしょうか?
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キエフ公演でもらったチラシから・・・
2007/11/25(Sun)
昨日のキエフ・バレエの会場でもらった光藍社さん主催公演のチラシの中にとっても気になる一枚がありました。
4才以上のお子様から入場OKという来年の夏休みのバレエ公演です。
キエフ・クラシック・バレエによる「白雪姫」という全2幕のバレエで、「可憐な白雪姫に森の動物たち、7人の小びとたちが登場し、楽しく踊ります」という事で子供向けの楽しい作品のようなのですが・・・
日程は以下の通り、

7月24日(木)13:00  新宿文化センター
7月30日(水)14:00  大宮ソニックシティ
8月 9日(土)13:00  新宿文化センター
8月 9日(土)16:30  新宿文化センター
8月10日(日)14:00  グリーンホール相模大野
8月15日(金)14:00  神奈川県民ホール

来年の夏は、マールイの親子バレエ祭りはないという事なのかな?
あの親子向けの企画に関しては、もう2年も行ったので、これ以上マールイがやらなくてもいいんじゃないかとは思っていたから趣向が変わってそれはそれで全くかまわないのですが、そうなるとマールイの夏公演自体はどうなるのかなと・・・。
もうずいぶん長いこと夏も公演をしてくれているから、来てくれて当たり前みたいな感覚になってしまっているので、夏の公演がもしなくなってしまったらとても悲しい事。
ともかく今はマールイに関して不安だらけ、心配だらけです!
諸事情を全く考慮しないごくごく個人的な希望としては、いつもの時期に2班には分けないで、ベストメンバーで「クラシック・ハイライト」を見せてくれるか、夏にガラ公演が続いて全幕公演禁断症状が出ているバレエ公演の少ない9月に、2週間くらいの期間で数演目の全幕公演を行ってくれたらなと思います。 もちろんゲストは要りません。
今度の冬の公演をどういう状況で迎えるのかもわからないうちから来年の夏の事を言っている私もどうかしていますが、ピュアマールイファンってこんな感じなんですよ、ね!(苦笑)
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キエフ・バレエ「白鳥の湖」雑感
2007/11/24(Sat)
キエフ・バレエの「白鳥の湖」を観て来ました。 ここの白鳥は2002年に観て以来5年ぶりでしたが、良い舞台だったと思います。
以下今日のキャストです。

オデット/オディール : エレーナ・フィリピエワ
ジークフリート王子 : イーゴリ・コルプ
ロット・バルト : ルスラン・ベンツィアノフ
王妃 : リュドミーラ・メーリニク
家庭教師 : オレグ・トカリ
パ・ド・トロワ : オリガ・キフィヤク、テチヤナ・ロゾワ、セルギイ・シドルスキー
大きな白鳥 : 田北しのぶ、オリガ・キフィヤク、テチヤナ・ロゾワ、イリーナ・ボリソワ
小さな白鳥 : ナタリヤ・コストグリズ、オクサーナ・シーラ、ナタリヤ・ソルダテンコ、ユリヤ・シュマク
花嫁候補 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
ヴェニスの踊り : 菅野英男
(2幕のディヴェルティスマン、ヴェニスしかキャスト表に載っていなかったのです。 日本人だから特別に載せてくれたのかな?)

ともかく男性コール・ド・ダンサーがみな長身で足が長い。女性は身長はそこそこですが、みんな可愛いです。 なのでコール・ドの踊りだけでも眼福です(笑)。
足音もとても静かで感心してしまいました。
フィリピエワは湖畔の出だしは少し硬いような印象を受けたけれど、グラン・アダージョの途中くらいから踊りと演技がぴったりとあってきて、オデットもなかなかいいなーという感じでした。 でも、やはりこの人の魅力はオディールなんじゃないでしょうか?  王子を自分の思い通りに手玉にしていく感じで艶っぽいし、全くぶれない体の軸と完璧なテクニック。 32回転はダブルを織り交ぜながら高速であっという間に終わってしまった。
私はコルプの全幕は初めて見たのですが、今までガラで見てきた個性的な役とは全く違い、白いタイツが良く似合う上品な物腰の王子でした。 踊りはとてもしなやか。 完璧に体をコントロールしながら作り出される彼のポーズは本当に綺麗でした。 サポートも丁寧で誠実な感じで好感度高し!

パ・ド・トロワを踊ったセルギイ・シドルスキーは劇場でほとんど主役を踊っているダンサーのようで、ノーブルで綺麗な踊りのダンサーです。 着地もとても正確でテクニックも優れているダンサーのようです。 ライモンダではジャンを踊るみたいなので楽しみです。
今日、個人的にとっても気に入ってしまったのが、トロワでブルーの衣装をつけていたテチヤナ・ロゾワ。 長身で手足も長く容姿に恵まれたダンサー。 ペレンと同じような体型をしています。 足が細くて長くてまっすぐ。 踊りも大きくてポール・ド・ブラがとても綺麗なダンサーです。 花嫁候補でもチュチュが似合っていて(花嫁候補がチュチュということ自体は??なんだけど)、トロワ、4羽の白鳥以上に綺麗に見えました。 プロフィールを見る限り、レパートリーにオデットは入っていないのだけど、絶対にいいと思うんだけどなー。 30日の中野で踊ってくれないかしら?

今日は帰宅後にテニスにも行ってきたのでちょっとお疲れ気味・・・。 でも今からイギリスのTVドラマ「エリザベス1世」の後編を見ます。
「ルワンダの涙」に出演していたヒュー・ダンシーが出ているんだけど、この人のクセ毛と子犬の目は思いっきりシヴァコフなのです♪
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カリフォルニアワイン 「SIMI」
2007/11/23(Fri)


カリフォルニアの老舗ワイナリーの一つ「SIMI Alexander Valley Cabernet Sauvignon」を飲みました。 
YANAGIYAさんで2,750円で購入。 インポーターの希望小売価格は4,500円のワインです。
ワインの構成はカベルネ・ソーヴィニオン90%、メルロー6%にマルベック、プティ・シラー、プティ・ヴェルド、カベルネ・フランが1%ずつというこだわりの構成。 13ヶ月オーク樽で寝かされて今年の1月にリリースされたワインのようです。

ちょっとデカンタージュする時間が短かったので硬い状態で飲み始めましたが、グラスに注ぎだすたびに味が落ちついてまろやかになったように思います。 香りはほんのりとした果実の香り。 カベルネらしいパワーと濃さもあったけれど、上品にまとまっていた感じの方が強いワインでした。 2,750円なら妥当かな? 4,500円はちと高い。

98年にワインを飲みだしてからはエチケットをすべて剥がしてラベルレコーダーに感想を書き込んでバインダーにファイルしていました。 この写真のタイプと同じものです。
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このワインを初めて飲んだのは何時だったかなと思ってチェックしたところ、1999年の10月30日でした。
Image050.jpgそのときもYANAGIYAさんで購入し、価格は2,950円。 で、剥がしたラベルはこんな感じ。 今とはちょっとだけデザインが違います。
そのときの感想が「カベルネ独特の匂いの中にりんごのような匂いも。 タンニンがかなり強く渋みを強く感じる」となっています。

エチケットのコレクションは、ここ数年はさぼりっぱなし。 ブログなんていう便利なものができたからブログの記事を代用してしまっています(笑)。
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コルプとコレゴワのインタビュー
2007/11/22(Thu)
光藍社さんのマールイ公式サイトのコラムにイーゴリ・コルプアナスタシア・コレゴワのインタビューがアップされました。 (各ダンサーの名前をクリックしていただくとインタビューのページに飛びます)

コルプは初めて踊るドン・キホーテのバジルの役作りについて「僕だけの、オリジナルなバジルを!」と言っています。 マトヴィエンコと正反対のバジルになるかもしれないようなイーゴリアン・バジル(←何だそれ!)、恐いよーな、ぜ~~ったいに見なくちゃいけないような・・・(2回とも見ますが)。 想像がつかないけど、どんなアプローチで来るのか楽しみです。 キトリもまた、大変なんじゃ・・・(不安) 
バジルが劇場のダンサーだと、2幕始めはキトリとバジルのいちゃいちゃバージョンなのですが、その辺もどうなるのか気になるところ(笑)

今回の来日で彼のパートナーを務めるシェスタコワとペレンの印象を聞かれていますが、シェスタコワとは一緒に踊ったことはないけれど、2人とも12年前のワガノワ・コンクールに参加していたのでよく覚えていると。 コルプはそうだ、べラルーシ出身なんですよね。 ふと思い立ってマリインスキーのサイトを調べてみたら、6人の男性プリンシパルのうち、ペテルブルグ出身はファジェーエフだけなんですね。 バラノフはペテルブルグかと思っていたらペルミだった・・・。 あ、話がそれてしまった・・・。
ルジすべで一緒に踊ったペレンについてはとっても気に入っていると言ってくれてます。 ちょっとおまけもはいっているだろうけど(笑) 「一緒に作っていく気持ちを持った人」と言ってくれているのも嬉いです。 「相手の声を聞くことが大事」と言っていたペレンですからね!
ルジすべでの「海賊」のアリをどんな物語を頭に描いて踊っていたのかを聞いてみたい。 本当にメドーラを売り飛ばそうとしていたのかとか!(笑)
コルプとペレンの右手の表情がユニゾンしている「海賊」の写真、なんか気に入った♪

コレゴワはドン・キで初共演したマールイについて「バレエ学校で一緒だった人も多く、初めてのような気がしない。 とても雰囲気があたたかい」と言っています。
ゲストを盛り立てながら良い舞台を作る事にかけてはマールイはまちがいなく世界で最高の部類ですよ!  でも、ゲスト無しの舞台の時の爆発力と結束力というのはそれ以上に魅力的! だから日本でも、もっともっといろんな演目をバレエ団のダンサーだけで見せてくれる機会をもっともっともっと作って欲しいものです!
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DVD新作リリース情報
2007/11/21(Wed)
DVDでーた12月号が出たので、新しいリリース情報など。(先月と重複しているものあり)

12月05日「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」 ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム 
       「鉄板英雄伝説」 ジェイマ・メイズ、アダム・キャンベル
       「コマンダンテ」 フィデル・カストロ
   07日「パラダイス・ナウ」 カイス・ネシフ、アリ・スリマン
      「女帝 エンペラー」 チャン・ツィー、ダニエル・ウー 
   19日「トランスフォーマー」 シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス
       「オーシャンズ13」 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット
      「主人公は僕だった」 ウィル・フェレル、マギー・ギレンホール
   21日「リトル・チルドレン」 ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソン
01月01日「プレステージ」 ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル
       「ボルベール(帰郷)」 ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ
    11日「ブラック・スネーク・モーン」 サミュエル・L・ジャクソン、クリスティーナ・リッチ
    23日「ウィッカーマン」 ニコラス・ケイジ、エレン・バースティン
02月08日「さらば、ベルリン」 ジョージ・クルーニー、ケイト・ブランシェット
       「幸せのレシピ」 キャサリン・セダ・ジョーンズ、アーロン・エッカート
 
「鉄板英雄伝説」 お下劣&ナンセンスギャグ満載のパロディーとの事。 標的は「パイレーツ・オブ・カリビアン」 「チャーリーとチョコレート工場」「ナルニア国物語」。 主人公の名前はキャプテン・ジャック・スパロウならぬジャック・スワロウズだそうで・・・。
「コマンダンテ」  2003年 スペイン製作映画。 オリバー・ストーン監督がキューバ国家評議会議長フィデル・カストロの素顔に迫ったドキュメンタリー。 米国政府を批判しているという理由で米国では上映禁止になっています。  
「パラダイス・ナウ」 パレスチナ・仏・独・オランダ・イスラエルの5カ国により2005年に制作された映画。 終息する気配のないパレスチナ問題の本質を自爆テロの実行者に選ばれた青年2人の行動を通して問いかけるドラマだそうです。 出演者の中に「キングダム 見えざる敵」でアラブ警察のアル・ガージー大佐を演じたアシュラフ・バルフムの名前があります。 映画は全編アラビア語のようですね。
「ウィッカーマン」 1973年にイギリスで製作されたカルト映画のリメイク。 行方不明の少女を捜しに出かけた主人公が謎めいた島で島の秘密にかかわる恐怖を体験するというストーリーだそうで、ニコラス・ケイジも出演する映画がバラエティーに飛んでますねー。 
「幸せのレシピ」 こちらもドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイク版。 一流の腕を持つ料理長ケイトを演じるにあたり、料理の苦手なジョーンズはプロのシェフに2週間特訓を受けたそうです。
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都さん「コッペリア」追加公演
2007/11/20(Tue)
もう他のサイトさんでも話題になっていますが、来年1月のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の「コッペリア」の追加公演が発表になっています。 こちら。 
この結果、イアン・マッケイは大活躍という事になってしまいましたね。 「美女と野獣」とあわせると5公演に出演です。 頑張ってくださいまし~。

公演日:2008年1月14日(月・祝)5:00p.m.
会場:ゆうぽうとホール
出演:吉田都(スワニルダ) イアン・マッケイ(フランツ)
入場料:S=¥18,000  A=¥16,000 B=¥14,000 C=¥10,000 D=¥8,000
前売開始日:12月15日(土) 10:00より 

「コッペリア」追加公演決定!
なんて今更発表になってもちっとも嬉しくないですわ・・・(本音)。
当初、都さんの出演は1月15日の一回だけを予定していたら、NBSの予想を大幅に上回る反響になってしまったようで17日の公演も都さんに変わり・・・というドタバタがあったのももう何ヶ月前の事ですかね?
平日に無理してチケットを取った方もけっこういらっしゃるかもしれないのに今更祝日を売り出されてもねぇ・・・。
かくいう私は、14日はマールイの神奈川公演に一縷の望み(←切実)をかけている身なので、そんなに都合の良い日ではないけれど、それでも最初から都さん3回で売り出してもらえば自分の行く日にもっと良い席が取れたかもしれない!という不満が・・・。

こんなタイミングの追加公演だと真意を疑いたくもなってしまう。 
いずれにしても、今回は主催者側がいろいろ状況を見誤ったという事なのでしょうか?
NBSに限った事ではありませんが、観客のニーズ、ダンサーの集客力、などなど最新のデータをしっかり取っておくというのは大切ですよね。 既成概念に捕らわれすぎるのも考え物だし。 「バレエ」に対する価値観の多様化という事にも着目する必要があるのではないでしょうか。

NBSの最新情報として、マラーホフからの近況報告のメッセージもアップされていたんですね。 こちら
手術後の膝の状態はとても順調なようで、術後の様子を心配しているだろう日本のファンに向けてマラーホフが丁寧に状況を説明してくれているのが嬉しいですね。 人柄が伝わってくるようです。
メッセージの中に何度も何度も「好き」とか「大好き」という言葉が出て来るのがなんだか微笑ましいです。
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マールイ日本公式サイトにピーテルでのオープニング公演特集
2007/11/19(Mon)
光藍社さんのマールイの公式サイトのコラム欄がアップされています。こちら
舞踊評論家の小町直美さんが10月初旬のミハイロフスキー劇場のオープニングを訪れたときのレポートです。
先日届いたDMでも一部紹介されていましたが。 DMよりも写真がたくさん載っていて嬉しいです♪  コシェレワの背中がやけに色っぽい!
オペラ部門芸術監督のオブラツォーワと一緒に映っているアニちゃんの写真も嬉しいなぁ!! 髪はちょっと短めですね!

で、いっつも思うんですけど光藍社さん! 一枚一枚の写真が大きく見えるようにはならないんでしょうか?
カーテンコールとか終演後にルジがダンサー達に労いの言葉をかけてる写真は、ダンサーたちが大勢写っているから一人一人確かめたいじゃないですか! 右端奥のキホーテらしいのは多分マラトだろうと身長で勝手に決めつけていますが(笑) 右端手前のスーツの男性は誰だろう? なんだかカッコ良さそうだぞ!

ドン・キの3幕の背景画は以前と変わっていますよね。 昨年のプログラムの写真だと3幕は上手側に大きな船が描かれた1幕と同じものでした。 プレミア公演用に新調したのかな? 
来年1月の公演でも、この新しい背景画が使われるのかしら? この写真で見る限りはう~~むだな(笑)
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男子バレー ワールドカップ開幕!
2007/11/18(Sun)
男子バレーのワールドカップが開幕しました。
フジテレビのワールドカップのHPがこちら
今回の12人のメンバーはこういう面々なんですね。
東海大学の清水選手とNECの松本選手は初めて名前を聞く選手ですが、あとはそこそこお馴染みのメンバーです。
37歳のベテラン荻野選手が健在なのは嬉しいなぁ・・・。
しかもまだキャプテンでチームを引っ張っていく役目も負かされているのだから凄い選手です。
インタビューで、自分と同級生ですでにプレーをできなくなっている元ライバルたちの分まで頑張ると言っていましたが、中垣内、青山という懐かしい名前が出ていました。
そうか、彼らと同期なのか!

お初の清水選手も松本選手もスタメンでした。 
清水選手は荒削りなのに小技も使える不思議な選手ですが、使いすぎはまだ荷が重そうな感もなきにしもあらず。 でも頼りになりそうな選手です。
松本選手は目が青山に似ています(人相は違うけど・・・)。 時々錯覚起こしそうだった!
 
しかし、なんであそこで負けるかな・・・。
初戦のチュニジア戦、フルセットの大熱戦で最終セットも常にリードしてマッチポイントまで取っていたのにそこからポイントが取れず4連続失点で逆転負け。
最後3回も清水選手のライトからのバックアタックを繰り返したのが辛かった。 コンビに絡めてくるならまだしも見え見えのバックアタックじゃ3枚飛ばれるでしょう。
明日の韓国戦での気持ちの切り替えに期待です!


バレーボールの話題ではありませんが、急逝脳梗塞で倒れたサッカー日本代表のオシム監督、まだ予断は許さないものの快方の兆しと日本サッカー協会から報告があったそうです。
異国の地で病に倒れるほど、ご家族を含めて心細い事はないでしょうから、なんとか回復していただきたいです。
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キングダム 見えざる敵
2007/11/17(Sat)
「キングダム 見えざる敵」
原題 : THE KINGDOM (2007年 米 110分)
監督 : ピーター・バーグ 
出演 : ジェイミー・フォックス、クリス・クーパー、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン
鑑賞日 : 10月31日 (新宿オデオン座)
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サウジアラビアの外国人居住区で自爆テロ事件が発生した。事件で同僚を失ったFBI捜査官のフルーリー(ジェイミー・フォックス)は現地での捜査を強く主張し、マスコミの手を借りてそれを実現した。メイズ(ジェニファー・ガーナー)やサイクス(クリス・クーパー)ら同僚と共にサウジへと渡るフルーリー。サウジ国家警察のアル・ガージー大佐(アシュラフ・バルフム)に迎えられた彼らは空港から爆発現場へと直行し、そのすさまじい状況を見て愕然とする。そしてフルーリーたちは早速本格的な調査を開始しようとするのだが…。(goo映画より)
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<ネタばれありです>
劇中の激しい銃撃戦よりもぞっとしたのはやはり映画の最後に明らかになる双方の言葉。 事件が起った直後、親しい友人だった同僚を失って悲しむメイズを一瞬にして正気に戻したフルーリーと、事件の黒幕の老人が死に行く意識の中で孫娘の耳元で囁いた「我々の同胞が必ず奴らを皆殺しにする」という言葉。
その言葉に愕然として体の力が急に抜けたような気がした。 「報復の連鎖」を改めて意識させられた救われない現実。
 
主人公であるフルーリーは、サウジ側からの厳しい監視、規制の下で調査をし、テロリストを探し出していく過程では勇気と行動力があり判断能力に優れた精鋭捜査官というヒーローそのものだけれど、アメリカに介入されて統治能力の弱い国内の実態を曝したくないサウジとアラブ側への刺激を極力避けたいアメリカ政府の反対を押し切る為に、ワシントンポストの記者を利用し、サウジ大使に脅迫まがいな事までしてサウジアラビアでの捜査任務を得たのが、FBIの同僚、しかも親友が犠牲になったからという極個人的な理由だったように描かれていたのがある意味面白い。

FBIメンバーの任務の監視役として彼らと行動を共にしていたサウジアラビア国家警察官のアル・ガージー大佐を、サウジ側のヒーロー的存在と位置づけた事も効果的だったと思う。 実直で正義感に溢れ、家族や部下を大切にする顔立ちも精悍な人物で、イスラムでの作法や慣習をフルーリーたちに教え、厳しく監視はするものの、自国をも揺るがしかねないテロ首謀者をあげるために、可能な協力は惜しまないという少しでき過ぎではあるけれど、とても魅力的だった。

フルーリーとアル・ガージー大佐が任務中に車の中で交わした何気ない会話の中で、お互いがそれぞれに家族の幸せを願う気持ちや平和を望む想いを吐露し、お互いを見る表情が柔らいでいったシーンは印象深い。 こんな風に現実の世界でも融和を図る事ができればいいのにと思わずにはいられない。

紅一点のメイズは法医学捜査官という事で知的分野での活躍が目立つのだけれど、どうしてもエイリアスの乱暴アクション(笑)のシドニーとダブってしまい過激なアクションを期待してしまって少々物足りない気もしたけれど、終盤、テロ組織に捕らえられた仲間の一人のアダム・レビットの救出先で見せた、アラブ人の大男との捨て身の格闘は迫力ありすぎだった。 止めの一撃は親しい友人を殺された事への復讐以外の何物でもなかった気がする。

首謀者を捕らえる事はできなかったものの、アダムを無事救出し、テロ組織の拠点を破壊して建物からフルーリーたちが撤退する中、メイズのちょっとした行動が急激な事態の変化へと繋がっていったのも、意外性のある展開だった。
甘っちょろいと言われそうだけれど、アル・ガージー大佐はせめて名誉の負傷くらいにしておいて欲しかった。

他の映画を見ているのと何一つ変わらない状況の日本の映画館で見ている私には、この種の映画を、アラブ系アメリカ人、いわゆる白人、キリスト教徒、イスラム教徒が入り混じったアメリカの映画館で見るという事自体がどういう事なのかとても想像が及ばない。


この映画は1996年6月26日のホバル・タワーズ爆破事件と2003年5月12日のリヤド住居区爆破事件を基にしているそうです。 ウィキペディアによるホバル・タワーズ爆破事件の記事はこちら
実際の事件では19名のアメリカ軍人と一人のサウジアラビア人が死亡、多国籍372人の負傷者。
映画の中ではアルカイダの関与に疑惑の目を向けるような発言が何度もでてくるけれども、実際の犯行はアルカイダではないとされています。

全編サウジアラビアでの撮影に見えるこの映画、中東ロケはアラブ首長国連邦の首都アブダビで8日間行えただけで、実際に砂漠のシーンを取ったのはアメリカアリゾナ州の砂漠地帯だそうで、気温は44度から47.5度くらいまで上がる酷暑の中、朝の4時から昼2時までの間の撮影だったそうです。 確かジェニファーは熱中症になって大変な思いをしたのではなかったのかな? 華やかに見える俳優業も決して楽なものではないですね!
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女子バレー ワールドカップ終了
2007/11/16(Fri)
女子バレーのワールドカップが今日で終わりました。
日本は今日のブラジル戦に敗れて6勝5敗で7位でした。 
この大会で北京オリンピックの出場権を獲得したのが、イタリア、ブラジル、アメリカの3カ国。 中国は開催国ですでに出場権を持っているので残りは8カ国です。
日本はアジア選手権も兼ねている5月の世界選手権で出場権獲得に再び挑む事になります。

どの選手もお疲れ様なんだけど、特に栗原選手に言ってあげたい。
アメリカ戦では手ひどく止められたけれど、エースとしてチームを背負って、決して下を向かなかったものね! 彼女のクールな闘志にますますファンになってしまった。
世界選手権では大山選手と対角が組めて2枚エースとなればいいのだけれど。

強くて良いチームになったと思う日本だけど、やはり相手が高くてパワフルだと手が出ない。 
どうしたら、そういう相手に勝てるんだろう?
上位6チームは大柄な選手が多くてもレシーブ力が優れている。
スパイクもよく拾うし、何より無造作にレシーブしているように見えてもサーブレシーブがきれいにセッターに返るんだよね。
その辺、日本は劣っていると思う。
どんな練習をしたら改善されるんだろう? サーブレシーブの練習は男子選手にどんどん強いサーブを打ってもらい、キューバやアメリカチームのブロックとほぼ同じ高さに飛んでもらいながら攻撃の練習をするとか・・・。
まあ、私が思いつくような事なんてとっくにやっているのだろうけど、レシーブ力をあげて常に多彩な攻撃をしかけて相手ブロックを振っていくしかないような気がする。
北京には絶対行くべきチームだと思うぞ~~。 頑張れ~~~
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DANCE CUBE テューズリー特集♪
2007/11/15(Thu)
チャコットのWeb magazine ダンスキューブが更新されています。
今回の私的大注目は英国ダンスロイヤルシートのバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の新シーズン開幕直後の10月9日からのロンドン公演です。 こちら
ツアー前半は「パキータ」「ナイン・シナトラ・ソングス」「ダフニスとクロエ」。 筆者のアンジェラ加瀬さんによれば「パキータ」を踊った佐久間奈緒さんとチー・ツァオはバレエ団の中で現在最高のペアとの事です。
来日公演でのこの2人の「美女と野獣」もとっても見に行きたいのだけれど、マールイ中心に動いている1月は都さんの「コッペリア」を観るだけで精一杯なのが残念。

で、肝心なのはここからです!(笑)
11日からはバーミンガムの芸術監督兼振付家のビントリーが95年に振り付けた「エドワード2世」(以下引用:幼馴染のギャベストンを偏愛し、遊蕩にふけるばかりで政治に見向きもしなかった同性愛の王の、戴冠から廃位、処刑までを描いた歴史大作である。)を上演したそうですが、「舞踊技術とそれ以上に演技力が必要とされる」というこの演目のキャスト構成を充実させるためにエドワード王役の一人としてテューズリーを招いたそうです。
大~~きく頷いて納得!!
この作品はビントリーの振付ながら、95年に初演されたのはシュツットガルト・バレエ団なのだそうですが、96年から在籍していたテューズリーはこの役を踊った事があるのかな?
テューズリーが出演したのは2日目の公演で、妃イザベラは佐久間さんが演じたそうです。
「舞踊技術と演技力の充実という意味では2日目のテューズリー、佐久間、シングルトン組が抜きん出ていた。」と評されていて佐久間さんの女優としての資質も大変素晴らしいようです。
テューズリーの舞台写真もたくさん載っていてとっても嬉しい!
どの写真もこの作品のあくの強い個性がたっぷり見て取れますが、「王位を剥奪される」という両手を天に差し伸べている血だらけでボロボロな姿のテューズリーが痛々しいわ・・・。
アルマンの稽古はこの公演のあと取り組んだのでしょうかね? ずい分と役の性質が違いますねー。

「エドワード2世」というタイトルの映画も何本か制作されているようですが、私の中ではメル・ギブソンがウィリアム・ウォレス、ソフィー・マルソーがイザベラを演じた「ブレイブハート」の中で描かれていた同性愛者で卑屈で神経質そうな王のイメージが強いです。
 
英国ダンスロイヤルシートのもう一つの記事はロイヤルバレエ団による「ラ・バヤデール」
こちらもかなり舞台写真が多いですが、興味のあったヤノースキーとボッレの写真はありません。
一つ「おやっ」と思ったのが影の王国のニキヤとソロルのヴェールの踊り、二人の距離が異常に離れているような気がするけど気のせいかな?? 
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神の雫 コミックとCD
2007/11/14(Wed)
神の雫13巻を買いました。
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今回13巻では韓国料理、とくにキムチとワインのマリアージュ(mariage、組み合わせ)がテーマ。
キムチにワインって!!!という感じなんだけれど、辛さの刺激には発泡の刺激をという事で、シャンパーニュ(3,000円くらいのもの)を合わせていました。
興味のある方は試してみては?  
私はどんな料理にもワインというタイプではないので、意外性という冒険はあまり好みません。 辛いものは苦手なので、そもそもキムチが食べられない。
和食なら日本酒か焼酎だし、中華は老酒、桂花陳酒、梅酒を飲むことがほとんどです。 早い話が、酒飲みという事か!(笑) でも、バーボンは嫌いなんだよな、あの独特の匂い。

コミックだけではなく「神の雫~ワインと音楽のマリアージュ~」というCDもあるんですね。
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セブンアンドワイのHPだと収録曲がリストアップされていて試聴もできるようです。 
CDの内容を引用させてもらうと、

「講談社週刊モーニングの本格ワイン漫画『神の雫』の原作者、亜樹直監修のもと、『神の雫』の特徴である`ワインの表現の世界`と調和する音楽を、ジャンルを問わず収録したアルバム。ワインと音楽の魅力を一層引き立てる、芳香漂う作品集。」

コミックでは、ワインの味を表現するのにすごく具体的なイメージで表現しています。例えば「つる草に咲く野生の花が生み出した自然のアーチをくぐり抜けてその森に踏み入る感じ」のように。 そう言われても・・・・っていうのがほとんどなんですが(笑)
その表現から想像されるイメージと音楽のマリアージュという事なんですね。 できればそれぞれの曲をイメージさせるワインの銘柄は曲名リストには記載されていませんが、サンプルの試聴のページにはワインの銘柄も記載されているので、CDの解説書か何かにはきっと載っているのでしょうね。 ちょっと試聴してみたけどピンと来なかった私・・・(笑)
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今宵もまた・・・
2007/11/13(Tue)
マールイ劇場の新しいHPにも12月のキャストがアップされました。
変更と追加がありましたので修正したものが↓になります。

12月01日 リーズの結婚   アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム
12月02日 くるみ割り人形  エレーナ・エフセーエワ、アンドレイ・マスロボエフ
12月05日 ラ・シルフィード  アナスタシア・マトヴィエンコ、ニコライ・コリパエフ
12月07日 ジゼル       エレーナ・コチュビラ、ミハイル・シヴァコフ
12月08日 白鳥の湖     アナスタシア・コレゴワ、イーゴリ・コルプ
12月09日 海賊        シェスタコワ、シェミウノフ、アナスタシア&デニス・マトヴィエンコ
12月14日 ジゼル      アナスタシア・マトヴィエンコ、デニス・マトヴィエンコ
12月15日 チッポリーノ    エレーナ、エフセーエワ、デニス・トルマチョフ
12月16日 チッポリーノ    アレーナ・サマルスカヤ、アレクセイ・クズネツォフ
12月16日 くるみ割り人形  オクサーナ・シェスタコワ、ドミトリー・シャドルーヒン

7日のジゼル、旧サイトは依然としてコシェレワの名前なのですが、こちらはコチュビラになっています。 
14日も「ジゼル」の公演が入っていますね。
海賊にもキャストされているマトヴィ妻はギュリナーラなんでしょうね。 
16日のチッポリーノに出演するバレリーナはアレーナ・サマルスカヤと教えていただきましたが、初めて聞く名前です。 今年の来日メンバーの中にも入っていません。

さて、マトヴィエンコ夫妻、コルプに続き、マールイのソリストたちのページが出来ています。
今後さらにダンサーの名前が追加されるものと思います。 アウトソーシングで作成しているようなので情報さえそちらに渡ればHPへのアップは比較的早いのではないかしら?
このために取ったのであろうと思われる写真とプロフィール、レパートリー、受賞暦などが記載されています。(まだ写真など、データがすべて上がりきらないダンサーもいます)
写真はですね・・・、きゃー素敵と思う人もいれば、実物の方が綺麗だよ&素敵だよ、と思う人もいます(笑)顔の右側が影で暗くなっちゃっている人がチラホラ・・・。 もったいないなー。
シヴァコフの写真もなかなか美青年ですが、ちと暗い。

そのシヴァですが光藍社さんのマールイ公式サイトにメッセージが届いています。
「僕が日本の皆さんを愛するように、皆様に愛されることを期待しています。」
な~んてかわいい事も言ってくれてますが、みんな十分に愛しているからもっと踊ってくれ~って感じですよね(筆者壊れてます)!
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マールイ劇場12月公演キャスト
2007/11/12(Mon)
マールイ劇場の12月のキャストが旧ホームページ(という言い方もなんですが・・・)に出ていました。
新しいHPにはまだアップされていませんが、自分の覚書の意味もあるので書き出しておきます。

12月01日 リーズの結婚   アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム
12月02日 くるみ割り人形  エレーナ・エフセーエワ、アンドレイ・マスロボエフ
12月05日 ラ・シルフィード  アナスタシア・マトヴィエンコ、ニコライ・コリパエフ
12月07日 ジゼル       イリーナ・コシェレワ、ミハイル・シヴァコフ
12月08日 白鳥の湖     アナスタシア・コレゴワ、イーゴリ・コルプ
12月09日 海賊        シェスタコワ、シェミウノフ、デニス・マトヴィエンコ
12月15日 チッポリーノ    エレーナ、エフセーエワ、デニス・トルマチョフ
12月16日 チッポリーノ    Алена Самарская(Alain Samara)、アレクセイ・クズネツォフ
12月16日 くるみ割り人形  オクサーナ・シェスタコワ、ドミトリー・シャドルーヒン

ようやく最後にシャドルーヒンの名前が出てきましたね。 良かった良かった!
5日にマトヴィ妻がラ・シルにキャストされていますが、という事は彼女はキエフの来日公演には来ない? ご夫妻はキエフの籍はどうなっているんでしょうね? 
で、もっとびっくりなのはラ・シルのジェームズにニコライ・コリパエフがキャストされている事です。 夏祭り班で来日してロバノワと白鳥を踊ったあのコリパエフですね。 予定は未定だけど(笑)、これって大抜擢?シヴァコフはピーテルでは順調に主役を踊っていますが、アルブレヒト早くも3回目! 一回一回の舞台を大切に、舞台前の準備、練習は真剣勝負で臨んでね。
チッポリーノもどうやら上演の予定らしいですが、16日のАлена Самарская(Alain Samara)って誰なんでしょう? アラインとかアランとか男性の名前になっちゃうけど女性ですよね・・・。
白鳥は結局またゲストでマリインスキー出前公演ですか・・・。 今シーズン、まだマールイのバレリーナは誰も白鳥を踊ってないのよね。
ペレンの名前がないなぁー。 11月10日にジゼルを踊ってそれっきり? まー、暇してるわけじゃないんだろうけど、何か新しい役にでも取り組んでいるんでしょうか? ガムザッティにチャレンジして日本で踊ってくれればいいのに!
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田中さんとテューズリーの力
2007/11/11(Sun)
新国立劇場「椿姫」の最終日、田中、テューズリーペアに行って来ました。
とっても良かったです!!

マルグリット : 田中祐子
アルマン :   ロバート・テューズリー
アルマンの父: 森田健太郎
伯爵 :    イルギス・ガリムーリン
プリュダンス : 厚木三杏
ガストン :   富川祐樹
ナニーヌ(召使):神部ゆみ子
ジプシー :  川村真樹
メヌエット :  マイレン・トレウバエフ、八幡顕光
アラブ :    真忠久美子、中村誠
チャルダッシュ: 遠藤睦子、西山裕子、丸尾孝子
タランテラ :  高橋有里、吉本泰久、江本拓
村人 :    小野絢子、井倉真未、福田圭吾

音楽が進行している物語に合っていないとか、振付が凡庸とか、そんな事はもうどうでもよく、田中さんとテューズリーの作り上げた「椿姫」というバレエドラマに惹き込んでもらいました。
ご贔屓の厚木、川村、西山という3人のバレリーナも同時に見ることができて、今日は大満足の舞台でした。
主役が今日の2人での再演ならきっとまた見に行くと思います。

6日のザハロワ&マトヴィエンコの公演までにはデュマ・フィスの原作を読み終えていなかったのですが、アルマンってこんなにへタレな奴でしたっけ? はるか昔に読んだ時どう感じたかは覚えていないけど、このままじゃ演劇の主人公にはなりえない魅力のなさ。

牧さんのアルマンは純粋で一途な想いを持つ若き詩人という設定で、テューズリーはそのイメージを上手く出していたと思います。 純粋で一途で情熱的だったかな。 クランコやマクミランの作品を多く踊っている彼は、役の解釈とそれを表現するという事を本当に得意とするダンサーなのでしょうね。 
テューズリーのデ・グリューと、オネーギンが見たくてたまらなくなりました。
田中さんも役作りがとても自然だったと思います。アルマンの熱いまなざしも最初は軽く受け流し、気に留める様子もなかったのに、二人のPDDを通じて次第にアルマンに落ちていき、生き生きとした表情に変わっていくところなどは見事だったと思います。
テューズリーは踊りもとても良かったです。 アラベスクで爪先まできれいに伸ばされた脚がいつにもまして美しかったし、ピルエットもスピードのある綺麗な回転で、難しいパも柔らかにこなしていました。

2人の演技のおかげなのか、2度目で慣れたからなのか、1幕も2幕も物語の進行がスムースに感じられて飽きる事がなかったです。 そして起伏のあった物語の幕切れのマルグリッドの寝室でのマルグリッドとアルマンの踊りはただただ物悲しくて涙が溢れてしまいました。 ただ、エンディングの音楽ぶつぎれは直してもらいたい。

新国のソリストたちもレベルの高さを見せてくれて、ディヴェルティスマンはどれも完成度が高かったと思います。
ジプシーの川村さんの伸びやかな踊り、真忠さんの柔らかい踊り、西山さんの音楽に乗った踊りなどなど。 タランテラの吉本さんも回転が綺麗でした。
そして女装の怪人のマイレン、今日もノリノリで爆発していました。 5日間、たくさんの観客を笑わせてくれたのでしょうね。 ありがとう!
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チリワイン「SANTA DIGNA」&ワインな雑談
2007/11/10(Sat)
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チリワインの「SANTA DIGNA Cabernet Sauvignon 2004 Reserve」を飲みました。
YANAGIYAさんで1,480円で購入。

このワインはスペインの名門トーレス(MIGUEL TORRES)家がチリで造っているワインだそうです。
綺麗な赤紫色で口当たりの良いミディアム・ボディーのワインでした。
私的にはチリカベというとリッチでパワフルな味を期待してしまうので、少し物足りなかったです。
でもミディアムだからこれで当然なのだけれど(笑)

スペインのカタロニア以外にチリ、カリフォルニアにワイナリーを持ち、すでに中国にも進出しているようです。
2年くらい前だったか、中国でワインブームが起りニューリッチがボルドーの高いワインをかなり買っているというような話を聞いた事があります。
トーレス社は上海に拠点をおき、中国市場開拓に力を入れているようです。

今日の朝日新聞 be entertainmentのサザエさんをさがしてのコラムでワインが取り上げられていました。
1972年12月24日の朝日朝刊に掲載されたサザエさんがマスオさんにワインをついでいる磯野家のクリスマスイブという4コマが載っています。 
国内のワインの消費が動き始めたのは64年の東京オリンピックの頃で70年の大阪万博をきっかけにワインの輸入が自由化され70年代初めにワインブームがおきたのだそうです。 72年にサントリーは「金曜日はワインを買う日」というキャッチで宣伝したとか・・・。
現在では日本人の成人一人が年間2.5リットル、ボトル3本強を飲んでいる計算になるそうです。
私は一人で40本くらいかなぁ???

さて、今年は一番早くボージョレ・ヌーヴォーが飲める年なんですね。 11月の第3木曜日が15日です。 遅い年は21日ですからね(笑)

行きつけのyanagiyaさんではこんなボジョレーを揃えています。
エノテカさんでは特集が見当たりませんでした、残念! 
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クイーン
2007/11/10(Sat)
「クィーン」
原題 : THE QUEEN (2006年 英、仏、伊 104分)
監督 : スティーブン・フリアーズ
出演 : ヘレン・ミレン、マイケル・シーン、ジェイムズ・クロムウェル
鑑賞日 : 10月27日 (DVD)
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1997年8月、パリでダイアナが交通事故に遭い、帰らぬ人になった。王家においてダイアナはいつも頭痛の種で、民間人となっていたダイアナの死は本来関係のないことであった。女王はコメントを避けるが、ダイアナを称える国民の声は次第に高まっていく。やがてダイアナの死を無視し続ける女王に、国民の非難が寄せられるようになる。若き首相ブレアは、国民と王室が離れていくことに危機を感じ、その和解に力を注いでいく。 (goo映画より)

よくこの映画を作ったなというのが正直な感想です。
王室に生まれ育ち、若くして女王に即位してからは英国と英国民のためにその身を捧げて生きて来たエリザベス2世の女王として、また一人の人間としての苦悩と戸惑いを確執のあったダイアナ元皇太子妃の非業の事故死後の一週間に焦点を当てることによって見事に描き出している。
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物語としてはとてもよく出来ていると思うのだけれど、王室という閉ざされた世界の人物たちの、家族間で交わされた会話や言動をここまで赤裸々に描いてしまっていると、かえってその信憑性を疑いたくなってしまう。
チャールズ皇太子は本当にあそこまで女王に対してダイアナを擁護したのか・・・、フィリップ殿下はあんなにダイアナが嫌いだったのか・・・とか。
この映画で描かれている女王の人となり、意外なほど質素な生活をし、むやみに人を使うことも無く、一種自己犠牲的で気高い精神の持ち主である女王に心揺さぶられない人はあまりいないのではないだろうか?
それに比べてダイアナに対してのフォローが少し足りないような気がしてしまった。
それでも、現存しているエリザベス女王、フィリップ殿下、チャールズ皇太子、ブレア夫妻をどことなくご当人たちを髣髴とさせる役者を使っているのに対し、ダイアナの描写はすべて実写映像を使っている事で、映画の中の王室を現実と混同して感傷的・同情的に入り込みそうになるところを上手く引き戻してくれているような気がする。

それと同じような役目を果たしているのがトニー・ブレアと妻のシェリーではないかとも思う。
トニー・ブレアは始めのうちこそ国民の声に耳をかさない女王の言動を、生前のダイアナとの確執による感情的なものと思い、ダイアナの死に対して追悼声明や国葬を勧めたりと国民の声を背負った形で女王に働きかけていたが、国民の王室に対する真意を知って愕然としながらも、一国の主としての重圧に耐えながら伝統を重んじ、王室と国民が共にある理想の英国の姿を信じて毅然に振舞う女王の姿に触れるうちに女王に畏敬の念を抱くようになる。
そして、そんなブレアをシェリーが事あるごとに冷やかし皮肉たっぷりの言葉を投げかける。
人権問題に詳しい辣腕弁護士であったシェリーの実際の皮肉たるやどれほどのものだったんでしょうね。
シェリー・ブレアご当人は来年10月に自叙伝を出版するそうです。 出版元曰く「非凡な状況に置かれた家族についての、温かく親密で、時にとても愉快な叙述になる」そうなので楽しみではあります。

個人的に一つとても気になったのは、最愛の母親を失った二人の王子を慰めるためにフィリップ殿下がしきりに鹿狩りに誘おうとする事。 文化が違うのでわかりませんが、あの状態にある時に動物を殺傷させるという行為が果たして王子たちの慰めになるんでしょうか?

この映画で第79回アカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンの演技は演技というよりエリザベス女王そのままという感じです。 受賞後だったか、女王からお茶会に招かれたそうですが、ツーショットを見てみたいような・・・。
ヘレン・ミレンはこの映画の前に「エリザベスI世」というTV作品に出演しています。
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共演者もジェレミー・アイアンズ、ヒュー・ダンシー(ルワンダの涙)という魅力的な布陣。
トニー・ブレアに似ているから起用されたのかと思い、多分初見だと思ったマイケル・シーンは、実はいろんな映画で見ていました(『 』の映画)。 ぜ~んぜん思い出せない。

2002 「Heartlands」(ダミアン・オドネル監督)
    『サハラに舞う羽根』(シェカール・カプール監督)
2003 「Bright Young Things」(スティーブン・フライ監督)
    『アンダーワールド』(レン・ワイズマン監督)
    「The Deal」(スティーブン・フリアーズ監督)
    『タイムライン』(リチャード・ドナー監督)
2004 「Laws of Attraction」(ピーター・ヒュ-イット監督)
2005 「Dead Long Enough」(トム・コリンズ監督)
    『キングダム・オブ・ヘブン』(リドリー・スコット監督)
    「The League of Gentlemen's Apocalypse」(スティーブ・ベンデラック監督)
2006 『アンダーワールド:エヴォリュ-ション』(レン・ワイズマン監督)
   

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マールイ新作「ジゼル」&プレイビル
2007/11/08(Thu)
昨晩ミハイロフスキー劇場のHPにアクセスしたらいつもと違う画面が出てきてびっくり。 こちら
11月は新作「ジゼル」月間という事で綺麗なジゼル仕様に変わっています。 プレイビルの左側の写真も新しくなって、ジゼルの日には主役キャストの名前が記載されています。
6日に日本で踊っていたマトヴィがもう10日にはピーテルで踊るのねー。 ペレンとマトヴィの並びっていうのも見てみたいものです。 この日も指揮はアニー様♪

11月28日の「白鳥の湖」のキャストがようやく発表になりました。
アナスタシア・コレゴワとシヴァコフです。 
ふ~~~ん(低テンション)って感じ。 シヴァの扱いって何なんでしょうね。 ゲスト請負人とか飴と鞭とか(意味不明)・・・
12月のキャストはまだ未発表ですが、ピーテルのマールイファンがこの劇場に足を運びたいと思うキャスティングがされる事を願っております。 劇場を愛してくれる観客あってこそですよ!

ジゼルの話に戻って、マールイのHPのジゼルの写真、中でもコルプがジゼルの家の扉をノックしようとしている写真がとても素敵です。 ジゼルの家が立派すぎ!
INTERPRESSにも、3日の「ジゼル」プレミア公演の写真があがりました。 こちら
さすがに衣装や舞台美術が豪華ですねー。 マールイじゃないみたいだ(笑) そしてとても綺麗な色調。
以前うみーしゃさんがお知らせくださったように大きなボルゾイ犬(ロシアン・ウルフハウンド)も登場しています。 (ボルゾイ ベルサリウス犬舎をご覧下さい) とっても気品のある犬たちだわ! 近い将来の(勝手に決めてます)日本公演の時もちゃんとこの犬を調達できるんだろうか?
ヴィシも今回ばかりは自前のあのピンクの衣装は止めたのですね。 うん、当然だけど正解! この色彩じゃ浮きまくりだし質感が違う。
コルプはブーツでポワントしてる!(笑)
ミルタはマリインスキーのクテポワです。 納得のいかない人選。
ハンスは誰だったんだろう?
一枚だけ初めてみるペアの写真(ヴィシとコルプと記載されているけど違うでしょ)がありますね。 ペザントPDDだと思いますが、マールイにはこんなに身長さのあるペアっていなかったと思うので、例のタッチキンからの移籍ペアかしら? 女性は背が低くて金髪だったし。
で、何が言いたいのかというと、ペザントの女性の衣装がジゼルと似ているなーって。 ぺザントの後方で座っているバレリーナの衣装にもブルーがありますね。 ジゼルの衣装との色の濃淡の差があるのかな? 男性の衣装も色はアルブレヒトと似ているし、これじゃ主役ペアと間違えても無理ない?
バチルドとジゼル母が誰なのかがわからなくて悔しいぃ~。

さて、12月29日には「ザハロワ・ガラ」が予定されています。
共演はボリショイ劇場からウヴァーロフ、シュピレフスキー、カプツォーワ、ゴドウスキー、メルクリエフ。 ミハイロフスキー劇場からはマトヴィエンコ夫妻の名前のみなので来日メンバーは一斉に来日するという事なのでしょうね。 
みんなの元気な姿に早く会いたいです♪
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東京バレエ団「真夏の夜の夢」 10月25日マチネの感想
2007/11/07(Wed)
10月25日に観てからだいぶ時間がたってしまってから書いた感想であり、公演時にメモも取っていなかったのでもしかしたら激しく記憶違いの事もあるかもしれません。 どうかお許しを。

キャストはこちら

「バレエ・インペリアル」
幕が上がるまでの前奏曲・・・、夢の世界への誘いのひとときのはずなんだけど、ピアノの音が・・・・。 鍵盤の上をあっちに引っ掛かりこっちに引っ掛かり忙しなく移動しているというかなり残念なものだった。
幕が開き、金色の紗幕ごしに見える明るい舞台にポーズを撮っているダンサーたちの並びがとても美しい。
ソリストの奈良さんは、もうどんな役でも大丈夫なくらいばっちりお顔は覚えました(笑) 目力の強い華やかな感じのバレリーナです。 曲に乗って流れるような動きがたまに途切れてしまったようなところもあったけれど、常に笑顔で溌剌と踊っていてとても気持ちが良かった。 真ん中を踊るだけの華と貫禄も出てきたように思います。
続いて登場した上野さんはなんとなくどんよりとした感じで主役の輝きがなかった。 ただ振りをこなしているだけで体が歌っていないのが何よりも残念だったし、指先までの心配りが感じられない柔らかみのない腕の動かし方ばかり気になってしまった。 早いうちに気づいたのだけれど、左膝のお皿の周りと右の内腿にテーピングをしていた事から察して状態が悪かったのかもしれない。 
高岸さんは、舞台の空気に紛れるようにしっとりと落ち着いた様子で登場し、詩情豊かに語りかけてきた。 上野さんも頑張って答えていたとは思うけれど、なんだか音楽からも周りからも浮いちゃってるのよね・・・。 それでも彼女のフェッテなどの技術系は得に悪いとは思いませんでしたが。
高岸さんの最後のアントルシャは、ジャンプも高くスムースでした。
ゲスト公演でもない平日マチネのキャスティングなので、割り引いて見なくてはいけないのだろうけど、男性ダンサーたちの多くが小柄だったのがビジュアル的に痛かった・・・。
ソリストの一人の髪型(ざんばら髪とは言わないが・・)も衣装や作品の雰囲気に合わず、ちょっと興醒め。全体的な出来としても、う~~~んという感じでバランシンを見たという気持ちにはなりませんでした。


「真夏の夜の夢」
まず何が素晴らしいって舞台美術です。 ロイヤルご本家のセットですから、湿っぽさを感じさせる奥深い森林の夜そのもの!!

メンデルスゾーンの、細かいバイオリンの旋律が妖精たちの登場とこれから何かちょっとした騒動が始まりそうという雰囲気にぴったり合っていた。
妖精たちは名前のついた4人の衣装が色違い。 他の妖精たちの衣装もスカートが適度にふわふわっとしていて幻想的で綺麗です。 コール・ドの踊りは揃っていて良かったけれどポワントの音は物凄いものがありましたねー。

オベロンの後藤さん、長身で逞しいので衣装負けしていないし、緑のアイラインを効かせたメイクもよく似合って舞台栄えしますね。
小出さんのタイターニアは縦ロールが似合ってとっても愛らしい。 彼女的にはツンとしてちょっと居丈高な雰囲気も出しているんだけど、でも可愛い! 女王然としたオーラが少なめの、妖精の女王になりたてって感じですかね?

2人が取り合いしている男の子は、オベロンとタイターニアの間でどうしたらいいか分からないと言うよりは、舞台の上で何が何だか分からなくてプチ放心状態みたいな感じで、気の毒にも思ったけれど、とても可愛かったです。

バックの松下さんは身軽そうでよく飛んでました。 後藤@オベロンに従順なやんちゃな妖精。 ちょっと白鳥の道化の雰囲気も入っていたので、もう少し小悪魔的な表情があったら良かったと思いますが楽しそうに踊っていて良かったです。

合唱が入るタイターニアの最初のソロ、2回転しながら斜めにすすむ繰り返しも、小出さんの踊りは安定していたし、腕や脚の動きは、空気と戯れているように軽やかでした。 
オベロンの踊りもピルエットをしてそのままアラベスクという連続技でとても難しそう。

ハーミアとライサンダー、ヘレナとデミトリアスの恋人達も、踊りにお芝居に検討していたと思いますが、ヘレナの田中さんはもう一皮剥けて役になりきってもらいたかった気もします。 デミトリアスの野辺さんはもうちょっと踊りが綺麗に見えるといいな・・・と。
ハーミアの西村さんは深いオレンジの衣装が、派手な顔立ちによくお似合いで踊りもお芝居もとても良かったです。 舞台栄えという点ではナンバーワンかもしれないですね。

妖精たちがいったん寝静まった後にやってきた村人たちの踊りもテンポよく軽快で、輪になって踊っている時に一人が空中に投げられるというシーンも上手く決まってました。
バックの魔法によってロバのボトムに変えられてしまった村人役の氷室さん、ポワントでのロバ歩きはちょっとテンポが落ちて慎重になりすぎてましたが、幽霊ポーズ?のように両手首を曲げてのリズミカルなロバステップや、背中を木にこすり付けたりして笑いを取るところはきちんと取っていて感心。 あのロバの下あごは固定されていないのね。 ダンサーが動くたびにフガフガ動いていて可愛かったしとても効果的。

タイターニアとボトムの踊りも楽しかったです。 小出ちゃんがロバを相手に可愛らしい色気を振りまいていましたね(笑)

2組の恋人たちにもう一度魔法をかけてきちんと元のさやに収めた後のオベロンの踊りは、複雑なステップやジャンプの連続で非常に高度な技術を要求されると思います。 後藤さんもスムースな動きを見せていましたが、もう少しスピード感とシャープさが欲しかったです。 でも、本当に難しそう!
バックの松下さんはここでのピルエットは速くて軸もぶれずに上手かったですし、最後まで軽やかに楽しそうに踊っていたのには好感が持てました。

魔法が切れて正気に戻ったタイターニアとオベロンは男の子を巡る夫婦喧嘩に仲直り。
直後に流れる結婚行進曲。 あまりにも一人歩きしているこの曲ってもともとはこの「真夏の夜の夢」の中の曲なんですよね。 喜びと晴れやかさ溢れる良い曲だと改めて感じました。

終盤のタイターニアとオベロンのPDD。 小出ちゃんはごとやんのサポートを受けて安心しきって物語の中にすっかり入り込んでしまったように伸びやかに自然に踊っていました。 このPDDでのタイターニアの腕の振付は上手く表現できないけれどかなり独特ですね。 
2人手をつないだままアラベスクをしたり、体の向きをいろいろ変えたりととても難しそうな振付が多かったですが、息もぴったりな2人の踊りを見ているだけでとても幸せな気持ちになれました。 欲を言えば・・・、もう少し2人の動きがこなれて柔らかさが増したら、全体的にメリハリが効いてもっと良くなるのではないかと思います。

下手奥の彼らの寝室に戻って眠りにつくラストシーン、オベロンが、がしっとタイターニアを抱きしめるのが良く見えました(笑)。 あれはオベロンだったのか素の後藤さんだったのか!

いや~、いいなぁー、本当に楽しかったなぁ~~♪ということで、近いうちに是非!再演していただきたいです。 いろいろなキャストで見てみたいし! 
ただ、一度ロイヤルのセットを見てしまった以上は次も絶対にロイヤルのセットでお願いしますね!(笑) 
そしてタイアップで持ってくる作品は「インペリアル」以外でお願いしたいものです。

東バファンの人たちのようにそれほど東バの舞台を見ているわけではありませんが、小出さんに限っては「眠り」「田園」「ドン・キ」「真夏」とデビュー公演を見ているのです。 もちろん「眠り」で惹かれるものがあったから他の演目も見ているわけですが、彼女は私にとって第2の都さん的存在になりそうです♪
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新国立劇場「椿姫」に行ってきました♪
2007/11/06(Tue)
新国立劇場の「椿姫」を観て来ました。

以下今日のキャストです。

マルグリット : スヴェトラーナ・ザハロワ
アルマン :   デニス・マトヴィエンコ
アルマンの父: ゲンナーディ・イリイン
伯爵 :    ロバート・テューズリー
プリュダンス : 西川貴子
ガストン :   イルギス・ガリムーリン
ナニーヌ(召使):神部ゆみ子
ジプシー :  川村真樹
メヌエット :  マイレン・トレウバエフ、八幡顕光
アラブ :    寺島まゆみ、富川祐樹
チャルダッシュ: 遠藤睦子、西山裕子、丸尾孝子
タランテラ :  高橋有里、吉本泰久、江本拓
村人 :    小野絢子、井倉真未、福田圭吾

作品としては絶賛モードではないし、再演があった時に見に行くかどうかもわかりませんが、ザハロワの美しさをたっぷり堪能してきました。
愛の喜びの表現はどんなものかな?(悪くはないですよ!)という感じもしましたが、悲しみをこらえている表情には、心打たれました。
マトヴィも踊りもお芝居も良かったです。
口ひげを蓄えたテューズリーの伯爵姿がまたなんとも麗しく・・・。 素敵だったわぁ~~~! 11日のアルマンでの彼のお芝居に期待大です! マトヴィとどんなところが違うかしら?
で、ですね・・・。 まだネタばれになるので詳しくは申しませんが、メヌエットのマイレンは笑えます。 カーテンコールでも怪しげで、ザハロワにも不気味な視線を投げかけながら会釈をしておりました。
ザハロワはカーテンコールでもなかなか笑顔を見せなくて、マルグリッドから抜けるのに時間がかかったようですが、一旦幕が降りて幕前にマトヴィと出てきた時にようやく笑顔が見えました。 レヴェランスも非常に心がこもっていて、彼女自身とても満足していたように見えました。

ところで、劇場においてあるステージノートにこのようなものが挟まっていました。
Image046.jpg


携帯の写真では良く見えないでしょうが、「ご観劇の際のお願い」という事で前に身を乗り出さないで下さいというイラストです。 とてもよい試みだとは思いますが、身を乗り出している姿ときちんと座っている姿の比較にした方がより分かりやすいと思うんですよね。 これって分からない人には「だから何?」って思われるかもしれない。
このイラストを配布してくれた劇場には感謝ですが、できれば、幕が上がる前にカーテンに映写したらどうでしょうね? マールイの公演でコーセーがスポンサーの時に文字をカーテンに写すような感じで説明しながらやったらもっと分かりやすいと思うのだけど。
1分くらいですむだろうし・・・
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マールイ来日公演も驚愕のキャスト(泣)
2007/11/05(Mon)
えーと・・・、なんと申しましょうか、頭が大混乱しております。

光藍社さんのサイトにマールイの日本公演の男性キャストが発表されました。 こちら

あっとその前におめでたいニュース
ミリツェワちゃんがご懐妊という事です。 おめでとう
まー、そういうことですから今回は来日できなくなりましたが、元気な赤ちゃんを産んで、2008~09(来日あるんだろうか? 不安)シーズンには絶対に戻って来て欲しいですね!

さて、本題!
まず、ルジマトフは膝の手術を10月末(もう過ぎてるが)~11月に延期した為に1月の公演には出演できなくなったとの事で、ルジマトフの依頼を受けて、来日公演にはイーゴリ・コルプが出演するそうです。 こちら
コルプは「バヤデルカ」と「ドン・キホーテ」両日に出演するだけでなく、ペレン、シェスタコワと東京国際フォーラムでの「白鳥の湖」にも出演します。 

12月23日 くるみ割り人形   ロマチェンコワ、プローム
       くるみ割り人形   シェスタコワ、プハチョフ
   24日 くるみ割り人形   エフセーエワ、マスロボエフ
   25日 くるみ割り人形   シェスタコワ、シャドルーヒン
   28日 白鳥の湖      シェスタコワ、プハチョフ
 1月 5日 眠りの森の美女   ペレン、プハチョフ
    6日 眠りの森の美女   エフセーエワ、ルダチェンコ
   10日 バヤデルカ     コレゴワ、コルプ
   11日 バヤデルカ     シェスタコワ、コルプ
   12日 白鳥の湖      草刈、シヴァコフ
   13日 白鳥の湖      シェスタコワ、コルプ
   20日 白鳥の湖      ペレン、コルプ
   20日 白鳥の湖      草刈、シヴァコフ
   25日 ドン・キホーテ   ペレン、コルプ
   26日 ドン・キホーテ   コレゴワ、コルプ

書き出さなかった新春公演を含めて、鉄壁のペアはロマチェンコワとプロームだけです。
演目的には眠りのペレン&プハチョフ、エフセーエワ&ルダチェンコも不動のペアですが(片方はそうでなくてもいいのにね・・・)、あとはもう目茶苦茶・・・といったら言いすぎですが、既存のペアはほとんどない。
それより何より、シヴァコフは草刈さんとしか名前が出てないのよ・・・。 
ペレンとの白鳥はなんとなく覚悟はしていたんだけど(でも、プハチョフだと思っていた)、ドン・キだけは絶対にシヴァだと思っていたのですっご~~~くショックです。
新春のコシェレワのパートナーもシヴァじゃないのね・・・。 ひょっとしたら今のままじゃ、シヴァを見られるのはドン・キのエスパーダだけかも・・・。
でも、東京近郊の白鳥に期待しよう!!
シェスタコワのパートナーも今回プハチョフが多いのね・・・。
なんだか、やっぱり、ちょっと、納得いかない
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女子バレー 惜敗
2007/11/04(Sun)
女子バレーワールドカップ、全日本は今日の第3戦でセルビアと対戦。 接戦でしたが、1-2で迎え、終始リードしていた第4セットを最後の最後で逆転されて負けてしまいました。
う~~ん、惜しかった。 あのセットは取れるセットだったし、取らなくてはいけないセットだったのにな。
あぁいうゲームをきちんとものにしていかないとメダルは取れないぞ!
最後、セルビアに猛追撃されたときに、竹下が高橋にこだわりすぎた気がする。 あそこでもう1点取れてたら確実にあのセットは取れただろうな。

でも、良いチームになりましたねー。 確実に強くなっていると思います。
好きな杉山選手も昨日から大活躍だし、gooのスポーツニュースには「新妻スパイク」なんて書かれていて笑ってしまった! 彼女のスピードあるブロード攻撃は相変わらず美しい!
リベロの佐野のレシーブが凄い! あの反射神経は神業に近いくらいだし、どんな強打に対しても怖がらないのが凄いです。
栗原もプレッシャーに負けないタフなエースになりましたねー。 インタビューを聞いていてもエースの自覚が感じられるし、何よりバレーボールに対する真剣な姿勢とひたむきさがいいです。
荒木の力強いアタックも見ていて気持ちがいい! あぁいう力強い攻撃ができる選手が日本は少ないから、貴重な存在です。
そして、久々に全日本に戻ってきた大山がようやくコートに立ちましたが、そのときの観客の「かな! かな!」という大山コールもとても暖かかったですねー。 やっぱりみんなパワフルかなを待っていたんだよね。
強豪との試合が続く火曜日からの第2ラウンドは、今日の事は忘れてフルパワーで頑張れ!!
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けっきょくコルプ!
2007/11/03(Sat)
10月31日にイーゴリ・コルプを招いてマールイ劇場にて上演された「海賊」の写真12枚がロシアのインタープレスに上がっています。 こちら
ここのサイトはロシア語が分からなくても写真だから一目瞭然で助かります(笑)
どの写真も素敵ですねー。 特にコルプのジュテとアチチュード(?)が素晴らしく美しいです。
(やっぱり普通の奴隷には見えないんだけど・・・。笑)
コルプはルジ同様サスペンダーつきなのね・・・。 ゼレはつけてなかったよな・・・。
写真からわかるキャストは以下の通り。
 
 メドーラ: イリーナ・ペレン
 コンラッド :アルテム・プハチョフ
 アリ: イーゴリ・コルプ
 ギュリナーラ: アナスタシア・ロマチェンコワ
 アフメット: アントン・プローム
 パシャ: アレクセイ・マラーホフ(名前が出ている写真には実際に写っていない)


奴隷市場でのメドーラの衣装が変わっています。 ちょっと見、マリインスキーの衣装に似ている。 その他は変更はないようです。
コンラッドはてっきりマラトだと思っていたけれど、ゲストのコルプを迎えるにあたり、ベストメンバーを組んだという事なのかな? マラトもかっこいいけれど、コンラッドの衣装(含・バンダナ)のプハチョフはと~っても素敵ですね。 ペレンとの並びもとてもいい具合です。 
でも、コンラッドに限ってはマラトも好きなんだけどなー。

いよいよ今夜は、ニキータ・ドルグーシン版「ジゼル」のプレミア公演ですが、ここへ来てキャストが変わっている・・・。
本日3日のキャストはディアナ・ヴィシニョーワとイーゴリ・コルプです フィーリンじゃなくなった???
他の「ジゼル」もキャスト変更&キャストアップ。

 4日 ペレン&グダーノフ → エレーナ・エフセーエワ&ドミトリー・グダーノフ
10日 シェスタコワ&マトヴィエンコ → イリーナ・ペレン&デニス・マトヴィエンコ
17日 オクサーナ・シェスタコワ&ミハイル・シヴァコフ

グダーノフのお相手がペレンからエフセーエワに変わっていますが、身長的にはこのペアの方がしっくりくるような気がします。
でも、グダーノフ、彼のHPによると10月28日~31日まではモスクワでのKings of the Dance、11月1日にはルンキナとジゼルを踊って、11月2,3日とペテルブルグでのKings of the Danceという具合に予定がぎっちりです。 それで4日にマールイで「ジゼル」を踊るなんて、いつリハをするんだろう? 体力的にもお疲れではないのかしら? エフセーエワを落としたりしないでね!

まぁ、また変わるかもしれませんが、別に10日のキャストは変えないで17日にペレンとシヴァで踊ればいいのにぃ~~~。
ドン・キに続きシェスタコワとシヴァコフが組むんですね・・・。 夏のPDD見ててもどーしてもこの2人はピンと来ないんだなぁ。 でも、11月公演にシヴァの名前が出てきただけでも、怪我してないのね、元気なのねという事で安心しました。
11月の他の演目のキャスト変更は今のところありませんが、依然28日の「白鳥」のキャストは未定。 日本公演のこともあり、「白鳥」のキャストはとっても気になっているんだけどじらすよなー。

さらに12月のプレイビルも発表になりました。 いずれもキャストは未定。
12月01日 リーズの結婚
12月02日 くるみ割り人形
12月05日 ラ・シルフィード
12月07日 ジゼル
12月08日 白鳥の湖
12月09日 海賊
12月16日 くるみ割り人形


10月4日にチケット・オブ・ロシアでチェックしたときには2日は「竹取物語」だったのです。 新体制になっても「竹取」やるのねーとなんとなく嬉しかったんだけど、なくなった・・・。 予定されていた14日の「ジゼル」と15、16日(マチ、ソワ)の「チッポリーノ」がなくなっています。 オペラ隊がまだ日本にいる10日~15日の公演スケジュールが発表されていないので、そのあたりかな?
毎度の事ながらすでに売ってしまったであろうチケットってどうなるんだろう?
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都さんと民代さん
2007/11/02(Fri)
Kバレエのサイトによると、吉田都さんは11月1日付けでプリンシパルからゲスト・プリンシパルに変わったそうです。
なぜ都さんがくるみ割りにキャストされないのかなと思ったりもしたのですが、そういう意味合いもあるんですね。
12月のスターダンサーズ・バレエ団に出演できるのもこの変更によるものなのかな?
都さんが団員としてKバレエに在籍していた1年は、バレエ団にとってはこのうえなく貴重な事だったでしょうね。 それを経て、都さんに過剰に頼る事なくやっていける自信と方向性を熊川さんが確信したのかもしれませんね。 自身の怪我を通じて思い至った事でもあるのかな? 
都さんにとっても都さんファンにとっても、彼女に合った彼女が踊りたいと思うパートナーといろいろな作品を踊れるという事は望ましい事ですね。
そしてそれを可能な限り見られたらどんなに幸せで素晴らしい事か!
都さんは、スポーツ、文化、芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章を受賞されたそうです。
おめでとうございます。

イープラスからマールイの東京追加公演のお知らせが来ました。
いったい何だろうと思ったところ・・・。
1月20日(日)18時より国際フォーラムAにて草刈さん主演「白鳥の湖」を追加公演するらしいです。 こちら
すでにプレーオーダーを受付中で、期間は11月5日(月)18時までです。 尚、一般発売の開始は11月9日(金)10時です。

光藍社さんのサイトでもすでにお知らせがでています。
この日はもともと13時半からの公演が入っているし、夜も会場が空いていて、セットがそのまま使えるからという事なんでしょうが、翌日休みとはいえ、コール・ドのダンサーは大変ですね。
草刈さんのジークフリートは誰が務めるんでしょうねぇ・・・。
今度は固定制じゃなくてローテーション制でいって下さいねー、頼むから。 
しかし、今年はジークフリート何人体制で来るんだろう??  
いろいろいろいろ気になります。
早くキャスト発表して~~~!

今日は奇しくも都さんと民代さんという同い年で国外と国内で長く活躍してきた二人の話題となりました。 私にとっては全く別物の存在である2人ですが(笑)、アビアントで共演した事もある2人なんですよねぇ。
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バレエな呟き・・・(追記あり)
2007/11/01(Thu)
<独り言です>
キエフ・バレエの来日公演が7日の釧路公演を皮切りに始まりますねー。
前回の来日で「くるみ」は見ているので、今回は「白鳥の湖」を2度見に行く予定です。 もちろん、うち1回はコルプの出演する国際フォーラムでの公演ですが、コルプのお相手はやっぱりフィリピエワかしら・・・。 彼女を最後に見たのは2003年の美神だし、彼女の白鳥はまだ見た事がないので是非当たりますように!
もう一回は30日の中野公演。 こちらにはちと野望あり・・・フハハハハハ
こちらも早くキャスト出してくださいね~、光藍社さん。

ピーテルでのオシペンコ・ガラ、てきとーな体当たり検索(笑)を繰り返した結果、一つレビューらしき記事が見つかりました。 こちら。 ペレンとマラトの演目を確認できたらなと思っていたのです。 そうしたら "Мелодию"。 検索ソフトで英語に訳すと「Melody」って訳されるのだけれど「メロディー」って何? 彼らのオリジナル作品なんですかね??? マラトの衣装はメロディーって感じじゃないけどね・・・。
一方サビーナ・ヤパロヴァ&アンドレイ・ヤヌーク組はПа-де-де Обера =Obera deuxで「OberaのPDD」。 これってAubertオーベール? まーいいや。

ここのところ変更がなかったマールイの公演キャストですが、11月7日のジゼルのコルプのパートナーがコシェレワからマトヴィ妻に変わっています・・・・・。 アナスタシアだけがなぜ11月にジゼル、ドン・キ、海賊と3公演も出るんじゃ! ペレンもシェスタコワもエフセーエワも1回ずつしか予定がないのに。
17日の「ジゼル」と28日の「白鳥の湖」のキャストはいつ発表になるのかな? ゲストを予定していて調整に時間がかかっているのではない事を願おう・・・。 
<独り言でした>


追記(11月2日)

10月26日のオシペンコ・ガラについて、コメント欄でゆかりさんにも教えていただきましたが、
情報をお寄せいただいた方もいらっしゃいまして、演目がすべてわかりましたので改めて記載したいと思います。

<第一部>
 「Time of the Woman」
 (コノノフ振り付けのコンテンポラリーで、ドイツのダンサーが踊ったそうです。)

<第2部>
 「ダイヤモンド」 グーメロワ&コルスンツェフ
 「グラン・パ・クラシック」ヤパロワ&ヤヌーク
 「メロディー」ぺレン&シェミウノフ (チャブキアーニ振付の小品だそうです。)
 「マノン」テリョーシキナ&ゼレンスキー
 「愛の伝説」ヴィシニョーワ&コールプ

メロディーはチャブキアーニ振付の作品なんですね。 いや、その、オリジナルじゃなくて良かったです(アハハハ)。
でも、チャブキアーニの振付だったら男性パートは難しそうな気がしますが・・・。 マラトも頑張ったのかな!

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