キエフ・バレエ「白鳥の湖」中野公演雑感
2007/11/30(Fri)
キエフ・バレエ「白鳥の湖」中野公演を観て来ました♪
キャストは以下の通りです。

オデット/オディール : ナタリヤ・ドムラチョワ
ジークフリート王子 :  セルギイ・シドルスキー
ロット・バルト : ルスラン・ベンツィアノフ
王妃 : リュドミーラ・メーリニク
家庭教師 : オレグ・トカリ
パ・ド・トロワ : オリガ・キフィヤク、ユリヤ・トランダシル、コスチャンチン・ポジャルニツキー
大きな白鳥 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、 ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
小さな白鳥 : ナタリヤ・コストグリズ、オクサーナ・シーラ、ナタリヤ・ソルダテンコ、ユリヤ・シュマク
花嫁候補 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
ヴェニスの踊り :  コスチャンチン・ポジャルニツキー

ゲストのコルプのパートナーをフィリピエワが務め、脇もベストメンバーで固めた24日の白鳥と比べれば見劣りする感はありましたが、バレエ団のまじめさと暖かさが伝わってくる舞台でした。 
ただ、今日は座席があまりにも前すぎて、舞台を見るのに良いポジションだったとは思えませんでした。
それと最大の不満は、客席の照明が明るすぎた事。 1幕1場と2幕は少し落とした程度の明るさで、手元にあるチラシの字が全部読める明るさなんて信じがたい(怒)。 

オデットのナタリヤ・ドムラチョワは、足が強く、高速32回転にトリプルを入れるなど、回転系が得意のテクニックのあるダンサーだとは思いますが、なにせ小柄な体型ゆえ、好きなタイプのオデットではありませんでした。 特に湖畔は元気が良すぎなのと、上体の動きに感じた「しな」のようなものが気になりました。 本当に彼女には申し訳なかったのだけれど、オディールを見ても、どうしても先日見たフィリピエワが思い出されてしまって文が悪かったです。 
でも、3幕はシドルスキーとのやりとりも上手くて良かったと思います。

そういうわけで、私的には今日はセルギイ・シドルスキー王子の日でした(笑) 穏やかな性格の中に男っぽさも隠しているというような印象。 目の表情とサポートが万全なところがマールイのシャドルーヒンに似ています。 今日もザンレールでの着地の足は綺麗に揃っていましたし、足のポジションがいつもきちんとしているんですね。

しか〜し、主役を踊るダンサーは本当にブログラムに載っている通り、女性はフィリピエワとドムラチョワ、男性はシドルスキーとイシュクだけなんでしょうか?  地方では他のダンサーが主演するといいけれど。 そうじゃないとツアーの期間と回数から考えていくらなんでも無茶だと思いますが・・・。 特に、イシュクが怪我をしているという事なのでシドルスキーにかかる負担が凄い事になっているのではないでしょうか? 心配ですよね!
この記事のURL | バレエ | CM(2) | TB(0) | ▲ top
2008年7月ABT来日公演など・・・
2007/11/29(Thu)
ジャパン・アーツ友の会夢倶楽部から会員誌と公演チラシが届きました。
その中に来年7月に来日するアメリカン・バレエ・シアターの特報チラシもありました。 バレリーナかカップルがフィーチャーされる事がほとんどのバレエのチラシには珍しく、カレーニョ一人のアリの写真です。
ジャパン・アーツのHPにはABTのブログももうすでにできていて、20日の記事に特集されているのですね。 チラシもご覧になれます。 こちら

公演内容をまとめてみると・・・

7月17日(木)    ABTオールスターガラ
7月18日(金)    ABTオールスターガラ
7月19日(土)    海賊
7月20日(日)    海賊
7月21日(月・祝)  海賊
7月23日(水)    白鳥の湖
7月24日(木)    白鳥の湖
7月25日(金)    白鳥の湖


公演の時間は未定ですが、会場はすべて東京文化会館。
来日予定ダンサーも豪華な面々ですね!

ニーナ・アナニアシヴィリ/マキシム・ベロセルコフスキー/ホセ・カレーニョ/アンヘル・コレーラ/エルマン・コルネホ/イリーナ・ドヴォロヴェンコ/マルセロ・ゴメス/デイヴィッド・ホールバーグ/パロマ・ヘレーラ/ジュリー・ケント/ジリアン・マーフィー/シオマラ・レイエス/イーサン・スティーフェル/ミシェル・ワイルズ

こちらの白鳥のケヴィン・マッケンジー版は見た事がありませんが、キャッチが「ロットバルトが二人!?何かが違う!」となっています。 どーいう事なんだろうな? イリーナとマキシムが主演する日があれば観に行きたいと思います。

チケットの一般発売日は2月17日(日)の予定だそうですが、さて、どのくらいの価格に設定されるんでしょうね。


夢倶楽部会員用にマリインスキー・オペラ モニター券の申込書というものも同封されていました。
全公演に枠がありB席相当の席を安く購入できる代わりにアンケートへに協力するわけですが・・・・。 う〜ん、ちょっと美味しそうで迷うなぁ・・・。 マールイ公演が終わった2月の頭の週末に「イーゴリ公」があるんですよね。 アニちゃんとゲルギーと両方の「イーゴリ公」を聴くのもなんだか凄い贅沢かも。 申し込みは公演3日までオーケーだそうなので、ぎりぎりまで悩んでみようと思います。(席、あるのかな?)


そして、我らがアニハーノフですが、3月8日&9日の牧阿佐美バレエ団の「白鳥の湖」でタクトを振る予定です。 こちら。  今年の「眠りの森の美女」に続き2度目ですね。 チャイコフスキーを中心に今後も1年に1度くらいは牧バレエで振るようになるのかな? ロイヤルメトロポリタン管弦楽団ってどうなのかしらん? こちらもぎりぎりまで悩んでみます。
 
この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ドレスデン 運命の日
2007/11/28(Wed)
「ドレスデン 運命の日」
原題 : DRESDEN (2006年 独 144分)
監督 : ローランド・ズゾ・リヒター
出演 : フェリシタス・ボール、ジョン・ライト、ベンヤミン・サドラー
鑑賞日 : 11月17日 (DVD)


第2次世界大戦末期の1945年1月、敗色濃厚なドイツで唯一空爆を免れていた東部の都市・ドレスデン。 恋人の医師・アレクサンダー(ベンヤミン・サドラー)を助け気丈に働く看護師のアンナ(フェリシタス・ボール)は、病院の地下に潜んでいた英国空軍の負傷兵ロバート(ジョン・ライト)の手当てをして匿う。憎むべき敵と知りつつ密かに惹かれ合うようになるアンナとロバート。ついにアレクサンダーがロバートの存在に気づいた2月13日未明、英国軍の爆撃機が彼らの上空に迫る…。 (goo映画より)

<思いっきりネタばれです♪>

1945年2月のドレスデンの大空襲で破壊された聖母教会の再建がなった2005年に、戦後60年という年月を経て作成されたこの映画、ようやく時を得て製作された映画だっただけに、ドイツ人看護婦とイギリス人パイロットの悲恋が核になるというようなキャッチに違和感を覚えたけれど、いい意味で予想を裏切られた映画だった。

敵地に不時着した英兵を見つけ、罵りながら復讐の怒りにまかせ銃殺するドイツ人の村民、街中でユダヤ人にまとわりついてユダヤ人を揶揄する歌を歌うドイツ人の子供たち、爆撃機の中で爆撃を正当化する英国空軍兵、逃亡者を匿ったドイツ人の婦人を見せしめに銃殺してしまうドイツの軍人。 空襲の夜、逃げ込んだ地下壕の中で恐怖におののく人々や、その苦しみから逃れるために拳銃を持ったドイツ兵に自らを撃ってくれとすがる老人。 空襲の翌日、残った家財道具をまとめて、生き延びるためにドレスデンから離れていく人たちの列。

主役2人の恋愛にあまり振り回される事がなかったので、かえって彼らの周囲の人々の描写にリアリティーを感じ、共感や同情を覚えた。 監督からのメッセージである戦争の無意味さ、戦争や紛争で犠牲になるのは決まって罪のない市井の人々だという酷さを受け取り心が痛んだ。 
そして爆撃のシーン、高温で激しく燃え立つ炎と灼熱の爆風の中を人々が逃げ惑うシーンはとても恐ろしかった。

ヒロインのアンナ。 裕福な医者の家に生まれ、何不自由なく育った快活奔放な娘が戦時下においても自由奔放さに酔っているようであまり心惹かれなかった。 過酷な状況で明るく健気に生きるという感じには取れないんだよな。

ロバートの母親がドイツ人でドイツ語がわかるというのも都合が良すぎるけれど、敵地で一人負傷しながらも生き残ってしまった彼の大胆な行動には軍人として、人間としての強さとしたたかさを感じた。 あの状況下ならアンナに惹かれるのは分からなくもないけれど、病院の大部屋のベッドで人目(一応皆眠っていたようだが)も気にせずmake loveとは、ひたすら呆れる・・・。

アンナの婚約者のアレクサンダーは苦学の末に医者になった努力家であり誠実な人物。 堅物な感じで、激しい恋に落ちるような情熱的な恋人ではないけれども、空襲から逃れるために批難した地下壕で、不安に怯えて泣き出した少女に指で影絵を作ってなだめるなど子供好きで優しい面も見せている。

ユダヤ人の夫ジーモンと暮らすアンナの友人マリアは、戦争が自分たち夫婦を引き離してしまうのではないかという恐怖と不安にさいなまれながらも夫を気遣い気丈に生き、またアンナの信じられないような言動にも理解を示す心優しく健気な女性。
空襲の夜、戦火の中を逃げ惑いながらお互いを見失ってしまったマリアとジーモンが、瓦礫の山と化した彼らのアパートで再会できたシーンは本当に泣かされるシーンだった。 
戦時下の愛というテーマなら文句無くこの夫妻こそだろう。

マイセン、マイセンとドイツの高級陶磁器を愛するアンナの母親と、ナチの将校の恋人になり権力の庇護の下に自分を置こうとするアンナの妹。 空襲の夜を無事生き残ったこの親子はどこか憎めない。

アンナが働く病院の医院長であるアンナの父は、モルヒネを不正に流す事によって資金を得、家族のために国外脱出を画策する。 結局は思いも掛けなかった空襲によりドレスデンを出る事が出来なかったばかりか、資金は炎の中に消え、砲弾に倒れる。 偶然居合わせたアンナとアレキサンダーに看取られながら命を落とした彼も憐れだし、父の遺体を残したままの父娘の永遠の別れも悲しい。
20071126214807.jpg


地下壕での様々な出来事を経てアンナはアレクサンダーとは別れ、死を覚悟してロバートと共に地下壕に残る。 翌朝、奇跡的に脱出したアンナとロバートが目の当たりにしたドレスデンの街の変わり果てた姿も衝撃的だった。
「戦場のピアニスト」でも似たような瓦礫の廃墟が映し出されていたのをふと思い出した。
石造りの建物がすべて壊れ、瓦礫の山となったドレスデンの街でいったい何人の人が命を落としたのだろうか。

焼け残っていた聖母教会を登りつめたロバートが見下ろした焼け跡の街は、まるで死滅した珊瑚の塊のように見えた。 アンナの言葉を借りれば、石でできた建物を焼き尽くした炎の温度は1000度を超え、石はスポンジ状態になってたという。 聖母教会もなんとか1日持ちこたえただけで、無残にも崩れ落ちたという事だった。

無事帰国したロバートは、アンナとの間に生まれた娘に会いにドレスデンに向かい飛行機を操縦中に北海に墜落したという。 敵地で戦火を生き延びたロバートがそのように命を落としたのは残念だったけれど、アンナとの繋がりが消えていなかった事になんとなくほっとし、初めてアンナとロバートの悲恋物語を意識した。 
アンナと別れたアレクサンダーには、空襲がおさまり、ドレスデンから逃れていく道すがら手をかした母子づれとの間に、新しい人生が開けたのだろうと勝手に信じている。

エンディングシーン、2005年、聖母教会の再建を祝う人々の中にアンナの姿がある。 アンナの孫娘といったところなのだろうか? 美しく甦ったドレスデンの街並みを見下ろすその女性は祖母から聞かされた恋物語を思いつつ平和のありがたさを噛みしめていたのだろうか?

 
ドレスデン爆撃に関してのウィキペディアの記事はこちら

この記事のURL | 映画(た行) | CM(8) | TB(4) | ▲ top
荻野選手のために!
2007/11/27(Tue)
男子バレーのワールド・カップも今日で中盤戦.が終わり、現在日本は3勝5敗で12か国中8位です。
まぁ、予想通りといえばそうなんですが・・・。 
北京へ行ける事を信じて一生懸命応援しているファンからは怒られそうだけど、今の日本の選手事情がそれほど良いとは思っていなかったので、あまり男子には期待はしていなかった私。
個々の選手、それぞれいいものは持っていると思うけど、チームとして上手く回っているときと回っていないときの差が大きいような気がするなぁ・・。 それって結局相手が自分達より強いか弱いかによってそうなるのかな。 
あとはやはり相手の狙いが的中しているサーブレシーブ。
決して個人を責めてるわけじゃないけど、山本、ゴッツ、清水の内、誰か一人、いつでもスパイク決定率が60%以上のスーパーエースだったら、チュニジア戦やプエルトリコ戦は勝てたと思うんだよね。 勝てないのが今のチームの力なんだから仕方ないとは思うんだけど、荻野キャプテンの姿を見てるとなんとかしてよ!と思ってしまう。
荻野自身、このシリーズでこんなに出番が多いとは思ってなかったんじゃないのかな。 37歳という肉体にキャプテン&ムードメーカー&チームの柱役を背負い込んだら敵うまい・・・。  体、ボロボロだと思うんですよね・・・。 そういう姿を見ているとどうしても荻野選手に最後のオリンピックの舞台にたってもらいたい気持ちになります! 
あと3試合のワールドカップ、来年5月末の最終予選、毎試合が北京に繋がっていると思って死ぬ気で行け〜〜〜〜!
この記事のURL | スポーツ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
マールイ「イーゴリ公」にはポリョフコ / Kバレエ新作
2007/11/26(Mon)
光藍社さんのマールイ公式サイトに11月29日の大宮から始まるオペラツアーのお知らせがアップされました。 こちら
「イーゴリ公」にはバレエダンサーも出演しますからね!

<引用>
『イーゴリ公』の「ポロヴェッツ人の踊り(ダッタン人の踊り)」では、同劇場のレニングラード国立バレエのオリガ・ポリョフコなどが登場し、華麗な舞台を一層盛り上げます。
<引用終わり>

わ〜、ポリョフコなんだ〜! うん、艶っぽいだろうしとても似合いそうだ! と同時に彼女がマールイにちゃんと残ってくれているのがわかって嬉しい!
カミロワもいるのかな? なんかポリョフコといえばカミロワなんだよな・・・。 よく並んでいたし。
私はマールイのオペラは13日の「イーゴリ公」最終公演を見に行く予定です。 上演時間はどのくらいなんだろう?


Kバレエが新作を発表するようです。
会員向けに案内が来たのですが、2008年春にオープンする赤坂ACTシアターのプレミアムオープニングとして「ベートーヴェン 第九(合唱付き)」という新作バレエの公演が予定されているそうです。
期間は3月14日(金)から20日(木・祝)まで連日の9公演。
チケット代がこれまた高く、S席で20,000円となっています。 終演後のミニ・パーティー付きのプレミアシートは25,000円だそうで・・・。
現在明らかになっているのはそれだけで、出演者等に関しては後日公式サイトで発表だそうです。 多分そんなに先の事ではないと思いますが・・・。
第九というと、ベジャールの振付けた「第九交響曲」がありますよね。 DVDの「エトワール」で映像を少しだけ見た事がありますが、なんというか、このタイミングが・・・。
赤坂ACTシアターのサイトはこちら。 1324席のホールで、座席表を見てみるとセンターブロックの椅子の並び方が互い違いにになっていて見やすくなっているのが嬉しいです。
今後Kバレエはここを拠点に公演するのでしょうか?
この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
キエフ公演でもらったチラシから・・・
2007/11/25(Sun)
昨日のキエフ・バレエの会場でもらった光藍社さん主催公演のチラシの中にとっても気になる一枚がありました。
4才以上のお子様から入場OKという来年の夏休みのバレエ公演です。
キエフ・クラシック・バレエによる「白雪姫」という全2幕のバレエで、「可憐な白雪姫に森の動物たち、7人の小びとたちが登場し、楽しく踊ります」という事で子供向けの楽しい作品のようなのですが・・・
日程は以下の通り、

7月24日(木)13:00  新宿文化センター
7月30日(水)14:00  大宮ソニックシティ
8月 9日(土)13:00  新宿文化センター
8月 9日(土)16:30  新宿文化センター
8月10日(日)14:00  グリーンホール相模大野
8月15日(金)14:00  神奈川県民ホール

来年の夏は、マールイの親子バレエ祭りはないという事なのかな?
あの親子向けの企画に関しては、もう2年も行ったので、これ以上マールイがやらなくてもいいんじゃないかとは思っていたから趣向が変わってそれはそれで全くかまわないのですが、そうなるとマールイの夏公演自体はどうなるのかなと・・・。
もうずいぶん長いこと夏も公演をしてくれているから、来てくれて当たり前みたいな感覚になってしまっているので、夏の公演がもしなくなってしまったらとても悲しい事。
ともかく今はマールイに関して不安だらけ、心配だらけです!
諸事情を全く考慮しないごくごく個人的な希望としては、いつもの時期に2班には分けないで、ベストメンバーで「クラシック・ハイライト」を見せてくれるか、夏にガラ公演が続いて全幕公演禁断症状が出ているバレエ公演の少ない9月に、2週間くらいの期間で数演目の全幕公演を行ってくれたらなと思います。 もちろんゲストは要りません。
今度の冬の公演をどういう状況で迎えるのかもわからないうちから来年の夏の事を言っている私もどうかしていますが、ピュアマールイファンってこんな感じなんですよ、ね!(苦笑)
この記事のURL | バレエ | CM(3) | TB(0) | ▲ top
キエフ・バレエ「白鳥の湖」雑感
2007/11/24(Sat)
キエフ・バレエの「白鳥の湖」を観て来ました。 ここの白鳥は2002年に観て以来5年ぶりでしたが、良い舞台だったと思います。
以下今日のキャストです。

オデット/オディール : エレーナ・フィリピエワ
ジークフリート王子 : イーゴリ・コルプ
ロット・バルト : ルスラン・ベンツィアノフ
王妃 : リュドミーラ・メーリニク
家庭教師 : オレグ・トカリ
パ・ド・トロワ : オリガ・キフィヤク、テチヤナ・ロゾワ、セルギイ・シドルスキー
大きな白鳥 : 田北しのぶ、オリガ・キフィヤク、テチヤナ・ロゾワ、イリーナ・ボリソワ
小さな白鳥 : ナタリヤ・コストグリズ、オクサーナ・シーラ、ナタリヤ・ソルダテンコ、ユリヤ・シュマク
花嫁候補 : 田北しのぶ、テチヤナ・ロゾワ、ユリヤ・トランダシル、イリーナ・ボリソワ
ヴェニスの踊り : 菅野英男
(2幕のディヴェルティスマン、ヴェニスしかキャスト表に載っていなかったのです。 日本人だから特別に載せてくれたのかな?)

ともかく男性コール・ド・ダンサーがみな長身で足が長い。女性は身長はそこそこですが、みんな可愛いです。 なのでコール・ドの踊りだけでも眼福です(笑)。
足音もとても静かで感心してしまいました。
フィリピエワは湖畔の出だしは少し硬いような印象を受けたけれど、グラン・アダージョの途中くらいから踊りと演技がぴったりとあってきて、オデットもなかなかいいなーという感じでした。 でも、やはりこの人の魅力はオディールなんじゃないでしょうか?  王子を自分の思い通りに手玉にしていく感じで艶っぽいし、全くぶれない体の軸と完璧なテクニック。 32回転はダブルを織り交ぜながら高速であっという間に終わってしまった。
私はコルプの全幕は初めて見たのですが、今までガラで見てきた個性的な役とは全く違い、白いタイツが良く似合う上品な物腰の王子でした。 踊りはとてもしなやか。 完璧に体をコントロールしながら作り出される彼のポーズは本当に綺麗でした。 サポートも丁寧で誠実な感じで好感度高し!

パ・ド・トロワを踊ったセルギイ・シドルスキーは劇場でほとんど主役を踊っているダンサーのようで、ノーブルで綺麗な踊りのダンサーです。 着地もとても正確でテクニックも優れているダンサーのようです。 ライモンダではジャンを踊るみたいなので楽しみです。
今日、個人的にとっても気に入ってしまったのが、トロワでブルーの衣装をつけていたテチヤナ・ロゾワ。 長身で手足も長く容姿に恵まれたダンサー。 ペレンと同じような体型をしています。 足が細くて長くてまっすぐ。 踊りも大きくてポール・ド・ブラがとても綺麗なダンサーです。 花嫁候補でもチュチュが似合っていて(花嫁候補がチュチュということ自体は??なんだけど)、トロワ、4羽の白鳥以上に綺麗に見えました。 プロフィールを見る限り、レパートリーにオデットは入っていないのだけど、絶対にいいと思うんだけどなー。 30日の中野で踊ってくれないかしら?

今日は帰宅後にテニスにも行ってきたのでちょっとお疲れ気味・・・。 でも今からイギリスのTVドラマ「エリザベス1世」の後編を見ます。
「ルワンダの涙」に出演していたヒュー・ダンシーが出ているんだけど、この人のクセ毛と子犬の目は思いっきりシヴァコフなのです♪
この記事のURL | バレエ | CM(6) | TB(0) | ▲ top
カリフォルニアワイン 「SIMI」
2007/11/23(Fri)


カリフォルニアの老舗ワイナリーの一つ「SIMI Alexander Valley Cabernet Sauvignon」を飲みました。 
YANAGIYAさんで2,750円で購入。 インポーターの希望小売価格は4,500円のワインです。
ワインの構成はカベルネ・ソーヴィニオン90%、メルロー6%にマルベック、プティ・シラー、プティ・ヴェルド、カベルネ・フランが1%ずつというこだわりの構成。 13ヶ月オーク樽で寝かされて今年の1月にリリースされたワインのようです。

ちょっとデカンタージュする時間が短かったので硬い状態で飲み始めましたが、グラスに注ぎだすたびに味が落ちついてまろやかになったように思います。 香りはほんのりとした果実の香り。 カベルネらしいパワーと濃さもあったけれど、上品にまとまっていた感じの方が強いワインでした。 2,750円なら妥当かな? 4,500円はちと高い。

98年にワインを飲みだしてからはエチケットをすべて剥がしてラベルレコーダーに感想を書き込んでバインダーにファイルしていました。 この写真のタイプと同じものです。
20071123201114.jpg


このワインを初めて飲んだのは何時だったかなと思ってチェックしたところ、1999年の10月30日でした。
Image050.jpgそのときもYANAGIYAさんで購入し、価格は2,950円。 で、剥がしたラベルはこんな感じ。 今とはちょっとだけデザインが違います。
そのときの感想が「カベルネ独特の匂いの中にりんごのような匂いも。 タンニンがかなり強く渋みを強く感じる」となっています。

エチケットのコレクションは、ここ数年はさぼりっぱなし。 ブログなんていう便利なものができたからブログの記事を代用してしまっています(笑)。
この記事のURL | ワイン | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コルプとコレゴワのインタビュー
2007/11/22(Thu)
光藍社さんのマールイ公式サイトのコラムにイーゴリ・コルプアナスタシア・コレゴワのインタビューがアップされました。 (各ダンサーの名前をクリックしていただくとインタビューのページに飛びます)

コルプは初めて踊るドン・キホーテのバジルの役作りについて「僕だけの、オリジナルなバジルを!」と言っています。 マトヴィエンコと正反対のバジルになるかもしれないようなイーゴリアン・バジル(←何だそれ!)、恐いよーな、ぜ〜〜ったいに見なくちゃいけないような・・・(2回とも見ますが)。 想像がつかないけど、どんなアプローチで来るのか楽しみです。 キトリもまた、大変なんじゃ・・・(不安) 
バジルが劇場のダンサーだと、2幕始めはキトリとバジルのいちゃいちゃバージョンなのですが、その辺もどうなるのか気になるところ(笑)

今回の来日で彼のパートナーを務めるシェスタコワとペレンの印象を聞かれていますが、シェスタコワとは一緒に踊ったことはないけれど、2人とも12年前のワガノワ・コンクールに参加していたのでよく覚えていると。 コルプはそうだ、べラルーシ出身なんですよね。 ふと思い立ってマリインスキーのサイトを調べてみたら、6人の男性プリンシパルのうち、ペテルブルグ出身はファジェーエフだけなんですね。 バラノフはペテルブルグかと思っていたらペルミだった・・・。 あ、話がそれてしまった・・・。
ルジすべで一緒に踊ったペレンについてはとっても気に入っていると言ってくれてます。 ちょっとおまけもはいっているだろうけど(笑) 「一緒に作っていく気持ちを持った人」と言ってくれているのも嬉いです。 「相手の声を聞くことが大事」と言っていたペレンですからね!
ルジすべでの「海賊」のアリをどんな物語を頭に描いて踊っていたのかを聞いてみたい。 本当にメドーラを売り飛ばそうとしていたのかとか!(笑)
コルプとペレンの右手の表情がユニゾンしている「海賊」の写真、なんか気に入った♪

コレゴワはドン・キで初共演したマールイについて「バレエ学校で一緒だった人も多く、初めてのような気がしない。 とても雰囲気があたたかい」と言っています。
ゲストを盛り立てながら良い舞台を作る事にかけてはマールイはまちがいなく世界で最高の部類ですよ!  でも、ゲスト無しの舞台の時の爆発力と結束力というのはそれ以上に魅力的! だから日本でも、もっともっといろんな演目をバレエ団のダンサーだけで見せてくれる機会をもっともっともっと作って欲しいものです!
この記事のURL | バレエ | CM(7) | TB(0) | ▲ top
DVD新作リリース情報
2007/11/21(Wed)
DVDでーた12月号が出たので、新しいリリース情報など。(先月と重複しているものあり)

12月05日「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」 ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム 
       「鉄板英雄伝説」 ジェイマ・メイズ、アダム・キャンベル
       「コマンダンテ」 フィデル・カストロ
   07日「パラダイス・ナウ」 カイス・ネシフ、アリ・スリマン
      「女帝 エンペラー」 チャン・ツィー、ダニエル・ウー 
   19日「トランスフォーマー」 シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス
       「オーシャンズ13」 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット
      「主人公は僕だった」 ウィル・フェレル、マギー・ギレンホール
   21日「リトル・チルドレン」 ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソン
01月01日「プレステージ」 ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル
       「ボルベール(帰郷)」 ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ
    11日「ブラック・スネーク・モーン」 サミュエル・L・ジャクソン、クリスティーナ・リッチ
    23日「ウィッカーマン」 ニコラス・ケイジ、エレン・バースティン
02月08日「さらば、ベルリン」 ジョージ・クルーニー、ケイト・ブランシェット
       「幸せのレシピ」 キャサリン・セダ・ジョーンズ、アーロン・エッカート
 
「鉄板英雄伝説」 お下劣&ナンセンスギャグ満載のパロディーとの事。 標的は「パイレーツ・オブ・カリビアン」 「チャーリーとチョコレート工場」「ナルニア国物語」。 主人公の名前はキャプテン・ジャック・スパロウならぬジャック・スワロウズだそうで・・・。
「コマンダンテ」  2003年 スペイン製作映画。 オリバー・ストーン監督がキューバ国家評議会議長フィデル・カストロの素顔に迫ったドキュメンタリー。 米国政府を批判しているという理由で米国では上映禁止になっています。  
「パラダイス・ナウ」 パレスチナ・仏・独・オランダ・イスラエルの5カ国により2005年に制作された映画。 終息する気配のないパレスチナ問題の本質を自爆テロの実行者に選ばれた青年2人の行動を通して問いかけるドラマだそうです。 出演者の中に「キングダム 見えざる敵」でアラブ警察のアル・ガージー大佐を演じたアシュラフ・バルフムの名前があります。 映画は全編アラビア語のようですね。
「ウィッカーマン」 1973年にイギリスで製作されたカルト映画のリメイク。 行方不明の少女を捜しに出かけた主人公が謎めいた島で島の秘密にかかわる恐怖を体験するというストーリーだそうで、ニコラス・ケイジも出演する映画がバラエティーに飛んでますねー。 
「幸せのレシピ」 こちらもドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイク版。 一流の腕を持つ料理長ケイトを演じるにあたり、料理の苦手なジョーンズはプロのシェフに2週間特訓を受けたそうです。
この記事のURL | 映画雑記 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
都さん「コッペリア」追加公演
2007/11/20(Tue)
もう他のサイトさんでも話題になっていますが、来年1月のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の「コッペリア」の追加公演が発表になっています。 こちら。 
この結果、イアン・マッケイは大活躍という事になってしまいましたね。 「美女と野獣」とあわせると5公演に出演です。 頑張ってくださいまし〜。

公演日:2008年1月14日(月・祝)5:00p.m.
会場:ゆうぽうとホール
出演:吉田都(スワニルダ) イアン・マッケイ(フランツ)
入場料:S=¥18,000  A=¥16,000 B=¥14,000 C=¥10,000 D=¥8,000
前売開始日:12月15日(土) 10:00より 

「コッペリア」追加公演決定!
なんて今更発表になってもちっとも嬉しくないですわ・・・(本音)。
当初、都さんの出演は1月15日の一回だけを予定していたら、NBSの予想を大幅に上回る反響になってしまったようで17日の公演も都さんに変わり・・・というドタバタがあったのももう何ヶ月前の事ですかね?
平日に無理してチケットを取った方もけっこういらっしゃるかもしれないのに今更祝日を売り出されてもねぇ・・・。
かくいう私は、14日はマールイの神奈川公演に一縷の望み(←切実)をかけている身なので、そんなに都合の良い日ではないけれど、それでも最初から都さん3回で売り出してもらえば自分の行く日にもっと良い席が取れたかもしれない!という不満が・・・。

こんなタイミングの追加公演だと真意を疑いたくもなってしまう。 
いずれにしても、今回は主催者側がいろいろ状況を見誤ったという事なのでしょうか?
NBSに限った事ではありませんが、観客のニーズ、ダンサーの集客力、などなど最新のデータをしっかり取っておくというのは大切ですよね。 既成概念に捕らわれすぎるのも考え物だし。 「バレエ」に対する価値観の多様化という事にも着目する必要があるのではないでしょうか。

NBSの最新情報として、マラーホフからの近況報告のメッセージもアップされていたんですね。 こちら
手術後の膝の状態はとても順調なようで、術後の様子を心配しているだろう日本のファンに向けてマラーホフが丁寧に状況を説明してくれているのが嬉しいですね。 人柄が伝わってくるようです。
メッセージの中に何度も何度も「好き」とか「大好き」という言葉が出て来るのがなんだか微笑ましいです。
この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
マールイ日本公式サイトにピーテルでのオープニング公演特集
2007/11/19(Mon)
光藍社さんのマールイの公式サイトのコラム欄がアップされています。こちら
舞踊評論家の小町直美さんが10月初旬のミハイロフスキー劇場のオープニングを訪れたときのレポートです。
先日届いたDMでも一部紹介されていましたが。 DMよりも写真がたくさん載っていて嬉しいです♪  コシェレワの背中がやけに色っぽい!
オペラ部門芸術監督のオブラツォーワと一緒に映っているアニちゃんの写真も嬉しいなぁ!! 髪はちょっと短めですね!

で、いっつも思うんですけど光藍社さん! 一枚一枚の写真が大きく見えるようにはならないんでしょうか?
カーテンコールとか終演後にルジがダンサー達に労いの言葉をかけてる写真は、ダンサーたちが大勢写っているから一人一人確かめたいじゃないですか! 右端奥のキホーテらしいのは多分マラトだろうと身長で勝手に決めつけていますが(笑) 右端手前のスーツの男性は誰だろう? なんだかカッコ良さそうだぞ!

ドン・キの3幕の背景画は以前と変わっていますよね。 昨年のプログラムの写真だと3幕は上手側に大きな船が描かれた1幕と同じものでした。 プレミア公演用に新調したのかな? 
来年1月の公演でも、この新しい背景画が使われるのかしら? この写真で見る限りはう〜〜むだな(笑)
この記事のURL | バレエ | CM(3) | TB(0) | ▲ top
男子バレー ワールドカップ開幕!
2007/11/18(Sun)
男子バレーのワールドカップが開幕しました。
フジテレビのワールドカップのHPがこちら
今回の12人のメンバーはこういう面々なんですね。
東海大学の清水選手とNECの松本選手は初めて名前を聞く選手ですが、あとはそこそこお馴染みのメンバーです。
37歳のベテラン荻野選手が健在なのは嬉しいなぁ・・・。
しかもまだキャプテンでチームを引っ張っていく役目も負かされているのだから凄い選手です。
インタビューで、自分と同級生ですでにプレーをできなくなっている元ライバルたちの分まで頑張ると言っていましたが、中垣内、青山という懐かしい名前が出ていました。
そうか、彼らと同期なのか!

お初の清水選手も松本選手もスタメンでした。 
清水選手は荒削りなのに小技も使える不思議な選手ですが、使いすぎはまだ荷が重そうな感もなきにしもあらず。 でも頼りになりそうな選手です。
松本選手は目が青山に似ています(人相は違うけど・・・)。 時々錯覚起こしそうだった!
 
しかし、なんであそこで負けるかな・・・。
初戦のチュニジア戦、フルセットの大熱戦で最終セットも常にリードしてマッチポイントまで取っていたのにそこからポイントが取れず4連続失点で逆転負け。
最後3回も清水選手のライトからのバックアタックを繰り返したのが辛かった。 コンビに絡めてくるならまだしも見え見えのバックアタックじゃ3枚飛ばれるでしょう。
明日の韓国戦での気持ちの切り替えに期待です!


バレーボールの話題ではありませんが、急逝脳梗塞で倒れたサッカー日本代表のオシム監督、まだ予断は許さないものの快方の兆しと日本サッカー協会から報告があったそうです。
異国の地で病に倒れるほど、ご家族を含めて心細い事はないでしょうから、なんとか回復していただきたいです。
この記事のURL | スポーツ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
キングダム 見えざる敵
2007/11/17(Sat)
「キングダム 見えざる敵」
原題 : THE KINGDOM (2007年 米 110分)
監督 : ピーター・バーグ 
出演 : ジェイミー・フォックス、クリス・クーパー、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン
鑑賞日 : 10月31日 (新宿オデオン座)
20071112130202.jpg

サウジアラビアの外国人居住区で自爆テロ事件が発生した。事件で同僚を失ったFBI捜査官のフルーリー(ジェイミー・フォックス)は現地での捜査を強く主張し、マスコミの手を借りてそれを実現した。メイズ(ジェニファー・ガーナー)やサイクス(クリス・クーパー)ら同僚と共にサウジへと渡るフルーリー。サウジ国家警察のアル・ガージー大佐(アシュラフ・バルフム)に迎えられた彼らは空港から爆発現場へと直行し、そのすさまじい状況を見て愕然とする。そしてフルーリーたちは早速本格的な調査を開始しようとするのだが…。(goo映画より)
20071112130235.jpg


<ネタばれありです>
劇中の激しい銃撃戦よりもぞっとしたのはやはり映画の最後に明らかになる双方の言葉。 事件が起った直後、親しい友人だった同僚を失って悲しむメイズを一瞬にして正気に戻したフルーリーと、事件の黒幕の老人が死に行く意識の中で孫娘の耳元で囁いた「我々の同胞が必ず奴らを皆殺しにする」という言葉。
その言葉に愕然として体の力が急に抜けたような気がした。 「報復の連鎖」を改めて意識させられた救われない現実。
 
主人公であるフルーリーは、サウジ側からの厳しい監視、規制の下で調査をし、テロリストを探し出していく過程では勇気と行動力があり判断能力に優れた精鋭捜査官というヒーローそのものだけれど、アメリカに介入されて統治能力の弱い国内の実態を曝したくないサウジとアラブ側への刺激を極力避けたいアメリカ政府の反対を押し切る為に、ワシントンポストの記者を利用し、サウジ大使に脅迫まがいな事までしてサウジアラビアでの捜査任務を得たのが、FBIの同僚、しかも親友が犠牲になったからという極個人的な理由だったように描かれていたのがある意味面白い。

FBIメンバーの任務の監視役として彼らと行動を共にしていたサウジアラビア国家警察官のアル・ガージー大佐を、サウジ側のヒーロー的存在と位置づけた事も効果的だったと思う。 実直で正義感に溢れ、家族や部下を大切にする顔立ちも精悍な人物で、イスラムでの作法や慣習をフルーリーたちに教え、厳しく監視はするものの、自国をも揺るがしかねないテロ首謀者をあげるために、可能な協力は惜しまないという少しでき過ぎではあるけれど、とても魅力的だった。

フルーリーとアル・ガージー大佐が任務中に車の中で交わした何気ない会話の中で、お互いがそれぞれに家族の幸せを願う気持ちや平和を望む想いを吐露し、お互いを見る表情が柔らいでいったシーンは印象深い。 こんな風に現実の世界でも融和を図る事ができればいいのにと思わずにはいられない。

紅一点のメイズは法医学捜査官という事で知的分野での活躍が目立つのだけれど、どうしてもエイリアスの乱暴アクション(笑)のシドニーとダブってしまい過激なアクションを期待してしまって少々物足りない気もしたけれど、終盤、テロ組織に捕らえられた仲間の一人のアダム・レビットの救出先で見せた、アラブ人の大男との捨て身の格闘は迫力ありすぎだった。 止めの一撃は親しい友人を殺された事への復讐以外の何物でもなかった気がする。

首謀者を捕らえる事はできなかったものの、アダムを無事救出し、テロ組織の拠点を破壊して建物からフルーリーたちが撤退する中、メイズのちょっとした行動が急激な事態の変化へと繋がっていったのも、意外性のある展開だった。
甘っちょろいと言われそうだけれど、アル・ガージー大佐はせめて名誉の負傷くらいにしておいて欲しかった。

他の映画を見ているのと何一つ変わらない状況の日本の映画館で見ている私には、この種の映画を、アラブ系アメリカ人、いわゆる白人、キリスト教徒、イスラム教徒が入り混じったアメリカの映画館で見るという事自体がどういう事なのかとても想像が及ばない。


この映画は1996年6月26日のホバル・タワーズ爆破事件と2003年5月12日のリヤド住居区爆破事件を基にしているそうです。 ウィキペディアによるホバル・タワーズ爆破事件の記事はこちら
実際の事件では19名のアメリカ軍人と一人のサウジアラビア人が死亡、多国籍372人の負傷者。
映画の中ではアルカイダの関与に疑惑の目を向けるような発言が何度もでてくるけれども、実際の犯行はアルカイダではないとされています。

全編サウジアラビアでの撮影に見えるこの映画、中東ロケはアラブ首長国連邦の首都アブダビで8日間行えただけで、実際に砂漠のシーンを取ったのはアメリカアリゾナ州の砂漠地帯だそうで、気温は44度から47.5度くらいまで上がる酷暑の中、朝の4時から昼2時までの間の撮影だったそうです。 確かジェニファーは熱中症になって大変な思いをしたのではなかったのかな? 華やかに見える俳優業も決して楽なものではないですね!
この記事のURL | 映画(か行) | CM(8) | TB(6) | ▲ top
女子バレー ワールドカップ終了
2007/11/16(Fri)
女子バレーのワールドカップが今日で終わりました。
日本は今日のブラジル戦に敗れて6勝5敗で7位でした。 
この大会で北京オリンピックの出場権を獲得したのが、イタリア、ブラジル、アメリカの3カ国。 中国は開催国ですでに出場権を持っているので残りは8カ国です。
日本はアジア選手権も兼ねている5月の世界選手権で出場権獲得に再び挑む事になります。

どの選手もお疲れ様なんだけど、特に栗原選手に言ってあげたい。
アメリカ戦では手ひどく止められたけれど、エースとしてチームを背負って、決して下を向かなかったものね! 彼女のクールな闘志にますますファンになってしまった。
世界選手権では大山選手と対角が組めて2枚エースとなればいいのだけれど。

強くて良いチームになったと思う日本だけど、やはり相手が高くてパワフルだと手が出ない。 
どうしたら、そういう相手に勝てるんだろう?
上位6チームは大柄な選手が多くてもレシーブ力が優れている。
スパイクもよく拾うし、何より無造作にレシーブしているように見えてもサーブレシーブがきれいにセッターに返るんだよね。
その辺、日本は劣っていると思う。
どんな練習をしたら改善されるんだろう? サーブレシーブの練習は男子選手にどんどん強いサーブを打ってもらい、キューバやアメリカチームのブロックとほぼ同じ高さに飛んでもらいながら攻撃の練習をするとか・・・。
まあ、私が思いつくような事なんてとっくにやっているのだろうけど、レシーブ力をあげて常に多彩な攻撃をしかけて相手ブロックを振っていくしかないような気がする。
北京には絶対行くべきチームだと思うぞ〜〜。 頑張れ〜〜〜
この記事のURL | スポーツ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
DANCE CUBE テューズリー特集♪
2007/11/15(Thu)
チャコットのWeb magazine ダンスキューブが更新されています。
今回の私的大注目は英国ダンスロイヤルシートのバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の新シーズン開幕直後の10月9日からのロンドン公演です。 こちら
ツアー前半は「パキータ」「ナイン・シナトラ・ソングス」「ダフニスとクロエ」。 筆者のアンジェラ加瀬さんによれば「パキータ」を踊った佐久間奈緒さんとチー・ツァオはバレエ団の中で現在最高のペアとの事です。
来日公演でのこの2人の「美女と野獣」もとっても見に行きたいのだけれど、マールイ中心に動いている1月は都さんの「コッペリア」を観るだけで精一杯なのが残念。

で、肝心なのはここからです!(笑)
11日からはバーミンガムの芸術監督兼振付家のビントリーが95年に振り付けた「エドワード2世」(以下引用:幼馴染のギャベストンを偏愛し、遊蕩にふけるばかりで政治に見向きもしなかった同性愛の王の、戴冠から廃位、処刑までを描いた歴史大作である。)を上演したそうですが、「舞踊技術とそれ以上に演技力が必要とされる」というこの演目のキャスト構成を充実させるためにエドワード王役の一人としてテューズリーを招いたそうです。
大〜〜きく頷いて納得!!
この作品はビントリーの振付ながら、95年に初演されたのはシュツットガルト・バレエ団なのだそうですが、96年から在籍していたテューズリーはこの役を踊った事があるのかな?
テューズリーが出演したのは2日目の公演で、妃イザベラは佐久間さんが演じたそうです。
「舞踊技術と演技力の充実という意味では2日目のテューズリー、佐久間、シングルトン組が抜きん出ていた。」と評されていて佐久間さんの女優としての資質も大変素晴らしいようです。
テューズリーの舞台写真もたくさん載っていてとっても嬉しい!
どの写真もこの作品のあくの強い個性がたっぷり見て取れますが、「王位を剥奪される」という両手を天に差し伸べている血だらけでボロボロな姿のテューズリーが痛々しいわ・・・。
アルマンの稽古はこの公演のあと取り組んだのでしょうかね? ずい分と役の性質が違いますねー。

「エドワード2世」というタイトルの映画も何本か制作されているようですが、私の中ではメル・ギブソンがウィリアム・ウォレス、ソフィー・マルソーがイザベラを演じた「ブレイブハート」の中で描かれていた同性愛者で卑屈で神経質そうな王のイメージが強いです。
 
英国ダンスロイヤルシートのもう一つの記事はロイヤルバレエ団による「ラ・バヤデール」
こちらもかなり舞台写真が多いですが、興味のあったヤノースキーとボッレの写真はありません。
一つ「おやっ」と思ったのが影の王国のニキヤとソロルのヴェールの踊り、二人の距離が異常に離れているような気がするけど気のせいかな?? 
この記事のURL | バレエ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
神の雫 コミックとCD
2007/11/14(Wed)
神の雫13巻を買いました。
20071114214837.jpg

今回13巻では韓国料理、とくにキムチとワインのマリアージュ(mariage、組み合わせ)がテーマ。
キムチにワインって!!!という感じなんだけれど、辛さの刺激には発泡の刺激をという事で、シャンパーニュ(3,000円くらいのもの)を合わせていました。
興味のある方は試してみては?  
私はどんな料理にもワインというタイプではないので、意外性という冒険はあまり好みません。 辛いものは苦手なので、そもそもキムチが食べられない。
和食なら日本酒か焼酎だし、中華は老酒、桂花陳酒、梅酒を飲むことがほとんどです。 早い話が、酒飲みという事か!(笑) でも、バーボンは嫌いなんだよな、あの独特の匂い。

コミックだけではなく「神の雫~ワインと音楽のマリアージュ~」というCDもあるんですね。
20071114214906.jpg

セブンアンドワイのHPだと収録曲がリストアップされていて試聴もできるようです。 
CDの内容を引用させてもらうと、

「講談社週刊モーニングの本格ワイン漫画『神の雫』の原作者、亜樹直監修のもと、『神の雫』の特徴である`ワインの表現の世界`と調和する音楽を、ジャンルを問わず収録したアルバム。ワインと音楽の魅力を一層引き立てる、芳香漂う作品集。」

コミックでは、ワインの味を表現するのにすごく具体的なイメージで表現しています。例えば「つる草に咲く野生の花が生み出した自然のアーチをくぐり抜けてその森に踏み入る感じ」のように。 そう言われても・・・・っていうのがほとんどなんですが(笑)
その表現から想像されるイメージと音楽のマリアージュという事なんですね。 できればそれぞれの曲をイメージさせるワインの銘柄は曲名リストには記載されていませんが、サンプルの試聴のページにはワインの銘柄も記載されているので、CDの解説書か何かにはきっと載っているのでしょうね。 ちょっと試聴してみたけどピンと来なかった私・・・(笑)
この記事のURL | ワイン | CM(2) | TB(0) | ▲ top
今宵もまた・・・
2007/11/13(Tue)
マールイ劇場の新しいHPにも12月のキャストがアップされました。
変更と追加がありましたので修正したものが↓になります。

12月01日 リーズの結婚   アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム
12月02日 くるみ割り人形  エレーナ・エフセーエワ、アンドレイ・マスロボエフ
12月05日 ラ・シルフィード  アナスタシア・マトヴィエンコ、ニコライ・コリパエフ
12月07日 ジゼル       エレーナ・コチュビラ、ミハイル・シヴァコフ
12月08日 白鳥の湖     アナスタシア・コレゴワ、イーゴリ・コルプ
12月09日 海賊        シェスタコワ、シェミウノフ、アナスタシア&デニス・マトヴィエンコ
12月14日 ジゼル      アナスタシア・マトヴィエンコ、デニス・マトヴィエンコ
12月15日 チッポリーノ    エレーナ、エフセーエワ、デニス・トルマチョフ
12月16日 チッポリーノ    アレーナ・サマルスカヤ、アレクセイ・クズネツォフ
12月16日 くるみ割り人形  オクサーナ・シェスタコワ、ドミトリー・シャドルーヒン

7日のジゼル、旧サイトは依然としてコシェレワの名前なのですが、こちらはコチュビラになっています。 
14日も「ジゼル」の公演が入っていますね。
海賊にもキャストされているマトヴィ妻はギュリナーラなんでしょうね。 
16日のチッポリーノに出演するバレリーナはアレーナ・サマルスカヤと教えていただきましたが、初めて聞く名前です。 今年の来日メンバーの中にも入っていません。

さて、マトヴィエンコ夫妻、コルプに続き、マールイのソリストたちのページが出来ています。
今後さらにダンサーの名前が追加されるものと思います。 アウトソーシングで作成しているようなので情報さえそちらに渡ればHPへのアップは比較的早いのではないかしら?
このために取ったのであろうと思われる写真とプロフィール、レパートリー、受賞暦などが記載されています。(まだ写真など、データがすべて上がりきらないダンサーもいます)
写真はですね・・・、きゃー素敵と思う人もいれば、実物の方が綺麗だよ&素敵だよ、と思う人もいます(笑)顔の右側が影で暗くなっちゃっている人がチラホラ・・・。 もったいないなー。
シヴァコフの写真もなかなか美青年ですが、ちと暗い。

そのシヴァですが光藍社さんのマールイ公式サイトにメッセージが届いています。
「僕が日本の皆さんを愛するように、皆様に愛されることを期待しています。」
な〜んてかわいい事も言ってくれてますが、みんな十分に愛しているからもっと踊ってくれ〜って感じですよね(筆者壊れてます)!
この記事のURL | マールイ劇場プレイビル | CM(6) | TB(1) | ▲ top
マールイ劇場12月公演キャスト
2007/11/12(Mon)
マールイ劇場の12月のキャストが旧ホームページ(という言い方もなんですが・・・)に出ていました。
新しいHPにはまだアップされていませんが、自分の覚書の意味もあるので書き出しておきます。

12月01日 リーズの結婚   アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム
12月02日 くるみ割り人形  エレーナ・エフセーエワ、アンドレイ・マスロボエフ
12月05日 ラ・シルフィード  アナスタシア・マトヴィエンコ、ニコライ・コリパエフ
12月07日 ジゼル       イリーナ・コシェレワ、ミハイル・シヴァコフ
12月08日 白鳥の湖     アナスタシア・コレゴワ、イーゴリ・コルプ
12月09日 海賊        シェスタコワ、シェミウノフ、デニス・マトヴィエンコ
12月15日 チッポリーノ    エレーナ、エフセーエワ、デニス・トルマチョフ
12月16日 チッポリーノ    Алена Самарская(Alain Samara)、アレクセイ・クズネツォフ
12月16日 くるみ割り人形  オクサーナ・シェスタコワ、ドミトリー・シャドルーヒン

ようやく最後にシャドルーヒンの名前が出てきましたね。 良かった良かった!
5日にマトヴィ妻がラ・シルにキャストされていますが、という事は彼女はキエフの来日公演には来ない? ご夫妻はキエフの籍はどうなっているんでしょうね? 
で、もっとびっくりなのはラ・シルのジェームズにニコライ・コリパエフがキャストされている事です。 夏祭り班で来日してロバノワと白鳥を踊ったあのコリパエフですね。 予定は未定だけど(笑)、これって大抜擢?シヴァコフはピーテルでは順調に主役を踊っていますが、アルブレヒト早くも3回目! 一回一回の舞台を大切に、舞台前の準備、練習は真剣勝負で臨んでね。
チッポリーノもどうやら上演の予定らしいですが、16日のАлена Самарская(Alain Samara)って誰なんでしょう? アラインとかアランとか男性の名前になっちゃうけど女性ですよね・・・。
白鳥は結局またゲストでマリインスキー出前公演ですか・・・。 今シーズン、まだマールイのバレリーナは誰も白鳥を踊ってないのよね。
ペレンの名前がないなぁー。 11月10日にジゼルを踊ってそれっきり? まー、暇してるわけじゃないんだろうけど、何か新しい役にでも取り組んでいるんでしょうか? ガムザッティにチャレンジして日本で踊ってくれればいいのに!
この記事のURL | マールイ劇場プレイビル | CM(4) | TB(0) | ▲ top
田中さんとテューズリーの力
2007/11/11(Sun)
新国立劇場「椿姫」の最終日、田中、テューズリーペアに行って来ました。
とっても良かったです!!

マルグリット : 田中祐子
アルマン :   ロバート・テューズリー
アルマンの父: 森田健太郎
伯爵 :    イルギス・ガリムーリン
プリュダンス : 厚木三杏
ガストン :   富川祐樹
ナニーヌ(召使):神部ゆみ子
ジプシー :  川村真樹
メヌエット :  マイレン・トレウバエフ、八幡顕光
アラブ :    真忠久美子、中村誠
チャルダッシュ: 遠藤睦子、西山裕子、丸尾孝子
タランテラ :  高橋有里、吉本泰久、江本拓
村人 :    小野絢子、井倉真未、福田圭吾

音楽が進行している物語に合っていないとか、振付が凡庸とか、そんな事はもうどうでもよく、田中さんとテューズリーの作り上げた「椿姫」というバレエドラマに惹き込んでもらいました。
ご贔屓の厚木、川村、西山という3人のバレリーナも同時に見ることができて、今日は大満足の舞台でした。
主役が今日の2人での再演ならきっとまた見に行くと思います。

6日のザハロワ&マトヴィエンコの公演までにはデュマ・フィスの原作を読み終えていなかったのですが、アルマンってこんなにへタレな奴でしたっけ? はるか昔に読んだ時どう感じたかは覚えていないけど、このままじゃ演劇の主人公にはなりえない魅力のなさ。

牧さんのアルマンは純粋で一途な想いを持つ若き詩人という設定で、テューズリーはそのイメージを上手く出していたと思います。 純粋で一途で情熱的だったかな。 クランコやマクミランの作品を多く踊っている彼は、役の解釈とそれを表現するという事を本当に得意とするダンサーなのでしょうね。 
テューズリーのデ・グリューと、オネーギンが見たくてたまらなくなりました。
田中さんも役作りがとても自然だったと思います。アルマンの熱いまなざしも最初は軽く受け流し、気に留める様子もなかったのに、二人のPDDを通じて次第にアルマンに落ちていき、生き生きとした表情に変わっていくところなどは見事だったと思います。
テューズリーは踊りもとても良かったです。 アラベスクで爪先まできれいに伸ばされた脚がいつにもまして美しかったし、ピルエットもスピードのある綺麗な回転で、難しいパも柔らかにこなしていました。

2人の演技のおかげなのか、2度目で慣れたからなのか、1幕も2幕も物語の進行がスムースに感じられて飽きる事がなかったです。 そして起伏のあった物語の幕切れのマルグリッドの寝室でのマルグリッドとアルマンの踊りはただただ物悲しくて涙が溢れてしまいました。 ただ、エンディングの音楽ぶつぎれは直してもらいたい。

新国のソリストたちもレベルの高さを見せてくれて、ディヴェルティスマンはどれも完成度が高かったと思います。
ジプシーの川村さんの伸びやかな踊り、真忠さんの柔らかい踊り、西山さんの音楽に乗った踊りなどなど。 タランテラの吉本さんも回転が綺麗でした。
そして女装の怪人のマイレン、今日もノリノリで爆発していました。 5日間、たくさんの観客を笑わせてくれたのでしょうね。 ありがとう!
この記事のURL | バレエ | CM(4) | TB(0) | ▲ top
チリワイン「SANTA DIGNA」&ワインな雑談
2007/11/10(Sat)
Image044.jpg


チリワインの「SANTA DIGNA Cabernet Sauvignon 2004 Reserve」を飲みました。
YANAGIYAさんで1,480円で購入。

このワインはスペインの名門トーレス(MIGUEL TORRES)家がチリで造っているワインだそうです。
綺麗な赤紫色で口当たりの良いミディアム・ボディーのワインでした。
私的にはチリカベというとリッチでパワフルな味を期待してしまうので、少し物足りなかったです。
でもミディアムだからこれで当然なのだけれど(笑)

スペインのカタロニア以外にチリ、カリフォルニアにワイナリーを持ち、すでに中国にも進出しているようです。
2年くらい前だったか、中国でワインブームが起りニューリッチがボルドーの高いワインをかなり買っているというような話を聞いた事があります。
トーレス社は上海に拠点をおき、中国市場開拓に力を入れているようです。

今日の朝日新聞 be entertainmentのサザエさんをさがしてのコラムでワインが取り上げられていました。
1972年12月24日の朝日朝刊に掲載されたサザエさんがマスオさんにワインをついでいる磯野家のクリスマスイブという4コマが載っています。 
国内のワインの消費が動き始めたのは64年の東京オリンピックの頃で70年の大阪万博をきっかけにワインの輸入が自由化され70年代初めにワインブームがおきたのだそうです。 72年にサントリーは「金曜日はワインを買う日」というキャッチで宣伝したとか・・・。
現在では日本人の成人一人が年間2.5リットル、ボトル3本強を飲んでいる計算になるそうです。
私は一人で40本くらいかなぁ???

さて、今年は一番早くボージョレ・ヌーヴォーが飲める年なんですね。 11月の第3木曜日が15日です。 遅い年は21日ですからね(笑)

行きつけのyanagiyaさんではこんなボジョレーを揃えています。
エノテカさんでは特集が見当たりませんでした、残念! 
この記事のURL | ワイン | CM(0) | TB(0) | ▲ top
クイーン
2007/11/10(Sat)
「クィーン」
原題 : THE QUEEN (2006年 英、仏、伊 104分)
監督 : スティーブン・フリアーズ
出演 : ヘレン・ミレン、マイケル・シーン、ジェイムズ・クロムウェル
鑑賞日 : 10月27日 (DVD)
20071108221759.jpg

1997年8月、パリでダイアナが交通事故に遭い、帰らぬ人になった。王家においてダイアナはいつも頭痛の種で、民間人となっていたダイアナの死は本来関係のないことであった。女王はコメントを避けるが、ダイアナを称える国民の声は次第に高まっていく。やがてダイアナの死を無視し続ける女王に、国民の非難が寄せられるようになる。若き首相ブレアは、国民と王室が離れていくことに危機を感じ、その和解に力を注いでいく。 (goo映画より)

よくこの映画を作ったなというのが正直な感想です。
王室に生まれ育ち、若くして女王に即位してからは英国と英国民のためにその身を捧げて生きて来たエリザベス2世の女王として、また一人の人間としての苦悩と戸惑いを確執のあったダイアナ元皇太子妃の非業の事故