日米でいい感じ♪
2007/09/30(Sun)
かな~り久しぶりに野球ネタです。

リーグ優勝は逃したものの、ヤンキースのワイルドカードでのプレイオフ進出が決まってホッとしてます。
松井もまぁそこそこの活躍ぶりだったので、あとは今年こそ優勝してリングを!という感じです。 
ちょっと膝の具合が気になりますが、この短期シリーズで打って打って打ちまくってくれれば、もっと良い印象を残して今シーズンが終われるし、来季に向けても望ましい事だし、コンディションを整えて頑張って欲しいです。
ちなみにヤンキース、わたくしは、松井&ジーター&ムッシーナ強烈ファンでございます
ア・リーグはプレイオフ進出の4チームが出揃い、10月3日からレッド・ソックスvsエンゼルス、インディアンスvsヤンキースという組み合わせで地区シリーズが始まります。 ヤンキースはレギュラーシーズン中、対インディアンスは6戦6勝で負けなし・・・。 でもこういうのってえてして逆に働いちゃったりするんだよね・・・。 気を引き締めてね!
生で中継を見られるといいんだけどなー。 サイトチェックも会社からだとブロックが・・・(悔)

一方日本のプロ野球。
今年からセ・リーグもペナント後にプレイオフを行う事になったので、両リーグ統一した名称が「クライマックス・シリーズ」。 ルールはこんな感じですが。
私はもともとプレイオフには反対なんだけど、野球の人気が落ち込んでいる中では最後に盛り上げるための手段として仕方ないんですかね? 1シーズンのペナントの結果こそがすべてだと思うんですけどね・・・。 試合の間隔の差っていうのも気になるし。
このシリーズは2位、3位の対戦する第1ステージ(2勝制)も、その勝者と1位の対戦する第2ステージ(3勝制)も、アドヴァンテージなしで、ペナントの順位の上のチームのホームゲーム。
それぞれにアドヴァンテージの1勝を与えるべき!
さらに、パ・リーグは8日からで最も遅くて18日に終了。
セ・リーグは13日に始まり最も遅いと22日。 日本シリーズ開幕は27日です。 仮にリーグ優勝を決めてから日本シリーズ開幕までの日数差が1週間くらいなら、試合感というものには影響ないのかな??
まずはジャイアンツのリーグ優勝だ
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新作(BlogPet)
2007/09/30(Sun)
きのうMと、新作ー!

*このエントリは、ブログペットの「シロジャビ」が書きました。
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ボルドー、サンテミリオンの黒馬ラベルのワイン
2007/09/29(Sat)


エノテカさんで2,940円で購入したボルドー、サンテミリオン地区のワイン「CHEVAL NOIR 2003」を飲みました。
ボルドー3級のシャトー・パルメのオーナーであるマーラ・ベッセ社の所有するワイナリーであることと、ボルドーワインのエチケットにしては変り種と思える黒馬のエチケットに惹かれて買いました。
ワインの名前のCHEVAL NOIRは黒い馬。
フルボディーでしっかりしてはいたけれど、舌触りがとっても滑らかでフルーティーな味わいの美味しいワインでした。
構成はメルロー60%、カベルネソーヴィニョン20%、カベルネフラン20%。 2003年はボルドーワインのグレイトヴィンテージなので、メルロー主体とはいえ、本当はもっと寝かせてから飲んだほうが美味しいのでしょうね。 
デカンタージュして飲むのがお勧めです。
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DDD&ダンスマガジン11月号などなど
2007/09/28(Fri)
20071010201134.jpg表紙がイリーナ・ペレンだったのでDDDの11月号を買ってしまいました。 
ファッション性の高いダンススポーツウェアでのエネルギッシュな感じのペレンがとっても魅力的な表紙。
この号のコンテンツはこんな感じです。
ペレンのインタビューもありましたが、バレエを始めた頃、彼女の足の幅がとても細かったために合うトゥ・シューズがなくて、ペレンのお母さんが縫ったり手を入れたりして大変だったというのを初めて聞きました。 バレリーナの命であるトゥ・シューズって本当にやっかいなものですね・・・。
このインタビューは夏の来日の時のものですが、そのときの予定では冬にバヤデルカを踊るはずだったようで、その後にいろいろ変わったみたいですね・・・。 あ~つくづく残念。 今の彼女のキトリもニキヤも見たかった。 
仕方がないなーとは思いつつ、あまり聞きたくなくもある「モダンをもっともっと踊りたい」という言葉・・・。 いや、まぁ怪我のないように気をつけてくれればいいんだけどね。 昨年の来日後のダンマガにも乗っていましたが、今もやはりマクミランの「マノン」を踊りたいみたいですね。 うん、今なら見てみたい気はする(笑)
絵画も音楽も映画もフランス系が好きなようで、それは彼女のルーツによるところなのかしら? 寿司好きはその他大勢と一緒!(笑)
ちなみにこの表紙のTシャツ(ブラウンにオレンジのひらひらな袖)は26,250円と書いてあります。 馬鹿高い・・・。
DDDは今月号より月刊(毎月27日)になったそうです。

そういうわけで?ダンスマガジンは立ち読み(笑)。
ルグリの公演の写真やダンサーのインタビューもありましたが、今日はマールイの夏の公演を確認したのみ。 
公演レビューはクラシック班の8月3日行田公演でした。 ありがたいことにみんなの写真が載っていましたが、シェスタコワをサポート中のグラン・パのシヴァは・・・、泣きそうな顔にも見えるし、どっかいっちゃってるような表情にも見えるし・・・。 やっぱ大丈夫かな?シヴァな気持ちが甦って来てしまった。
祭り班はまぁ写真だけのようなものでしたが、ちゃんとクズネツォフの「ゴパック」の写真もあって嬉しかったなり!

っと、ペレンはこんなプロモーションビデオにも出ています。 ケネス・プーシキンという歌手の Amorouslyという曲のPVで、マリインスキーのコンスタンティン・アジャモフ?というダンサーとワルツを踊り、まだ寒さの残るペテルブルグの街を歩き・・・。
ペレンとマラトのHPにもすでにアップされてます。
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パフューム ある人殺しの物語
2007/09/27(Thu)
「パフューム ある人殺しの物語」
原題 : DAS PARFUM -DIE GESCHICHTE EINES MORDERS
     (2006年 独、仏、西 147分)
監督 : トム・ティクバ
出演 : ベン・ウイショー、レイチェル・ハードウッド、ダスティン・ホフマン、アラン・リックマン
鑑賞日 : 9月8日 (DVD)
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18世紀、パリの魚市場で産み落とされたグルヌイユ(ベン・ウイショー)は驚異的な嗅覚を持っていた。青年に成長したある日、赤毛の少女が発する至福の香りに出会うが、夢中になるあまり彼女を殺してしまう。死と共に香りも消えてしまうことを知った彼は、香りを永遠にとどめておく方法を探るため調香師に弟子入りし、さらなる技を求めて職人の街グラースへ向かう。途中、自分自身に体臭がないことに気づき衝撃を受けるが、やがて運命の香りと再会する。 (goo映画より)
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映画館で予告を散々見ていて劇場で見たかったのに見逃してしまい、DVDリリースを心待ちにしていた映画。
予告編からも感じとれたが、全編を通して流れるクラシック基調の音楽と美しい映像が印象的な作品だった。

香りや匂いのスクリーン上での表現は、視覚的刺激の脳内変換での臭覚として伝わってきたけれど、視覚と臭覚が重なり合い、思わず目をそむけ呼吸を止めたくなったのが冒頭のグルヌイユが誕生したパリの魚市場の映像だった。
それとは対称的に、セピアがかった落ち着いた色調の中でグルヌイユに永遠の香りを求める運命を授けてしまった赤毛の少女が持っていたライムの黄金色とバルティーニ(ダスティン・ホフマン)の調合部屋で香りを収集するために使った大量の真紅の花の異質な色彩は非情に美しく、香りが漂ってくるような錯覚を起した。

グルヌイユが調香師バルティーニのもとで香水の調合の勉強に悪戦苦闘する様子や、彼の能力を得て自分の再起を図ろうとするバルティーニのどこかユーモラスな姿はこの映画で素直に楽しめたシーンだったが、ダスティン・ホフマンの円熟味あふれる演技力によるものだろう。
永遠の究極の香りを作るための脂に香りを移す冷浸法を学ぶために訪れたグラースで出会った運命の美少女ローラ(レイチェル・ハードウッド)が住む館で催された貴族たちの夜のかくれんぼも美しくとても幻想的なシーンだった。

12人もの娘が全裸の死体となって発見されたという猟奇的な殺人は、その奇抜とも思える発想ゆえか、残忍な殺害シーンがあまり描かれなかったからか、殺されてゆく若い娘たちの憐れや悲しみがかき消されてしまっているような気がする。 
グルヌイユ自身も人を殺しているという事への罪の意識はないように思えるし、見る側も気がつかないうちに彼サイドにたって、運命の香水が出来上がるのを密かに待ってしまっているような・・・。 一つ一つ小瓶に香料が満たされていくたびに観客もだんだん麻痺していくような・・。
そしてそれが、ラストの大観衆に掛けられた媚薬の魔法に繋がったのではないだろうか?

ラストはまんまと騙されてしまった。 聴衆の面前でグルヌイユに死刑判決が下された映画の幕開けに時空が戻り、死刑囚の最後を見届けるはずだったラストが驚愕的で且つファンタスティックなクライマックスに変わる。
そしてさらに意外だったグルヌイユの末路。 ナレーションで始まり、ナレーションで終わる、何か不思議な御伽噺でも見せられていた気がした。
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マールイ劇場10月公演キャスト発表!
2007/09/26(Wed)
ペテルブルグのマールイ劇場のHPに10月のプレイビルが発表になりました(昨夜はまだ出ていなかったのですよ)。
デザインも一新でとてもシンプルです。
こころなしか光藍社さんのマールイサイトに似てるって・・白がベースなところだけか!(笑)
ただ、旧サイトも残っていて、この新しいサイトはプレイビルだけだし、この後どんな感じで仕上がりとなるんでしょうね?

嬉しい事に、新サイトのプレイビルには待望のキャストが出ています!!! わ~~い、ありがとぉぉぉ。
早速10月のバレエの演目とキャスト(with指揮者)をご紹介。

10月06日 ドン・キホーテ    アナスタシア・コレゴワ、デニス・マトヴィエンコ (アニハーノフ様)
10月09日 くるみ割り人形    エレーナ・エフセーエワ、アルテム・プハチョフ (ペルノフ)     
10月10日 くるみ割り人形    オクサーナ・シェスタコワ、ヴァディム・ラズエフ (ペルノフ)     
10月11日 眠りの森の美女   イリーナ・コシェレワ、ドミトリー・ルダチェンコ(ホリコフ)
10月13日 バヤデルカ      アナスタシア・マトヴィエンコ、デニス・マトヴィエンコ、エレーナ・エフセーエワ (ホリコフ)
10月14日 くるみ割り人形    アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム (バブージン)
10月18日 白鳥の湖       アナスタシア・マトヴィエンコ、イーゴリ・コルプ (バブージン)
10月21日 リーズの結婚     タチアナ・ミリツェワ、アンドレイ・マスロボエフ (ホリコフ)
10月24日 ロミオとジュリエット  イリーナ・ペレン、ドミトリー・ルダチェンコ  (アニハーノフ様)
10月25日 ドン・キホーテ     オクサーナ・シェスタコワ、ミハイル・シヴァコフ (ホリコフ)
10月27日 白鳥の湖       スヴェトラーナ・ギリョワ、アルテム・プハチョフ (バブージン)
10月28日 くるみ割り人形    アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム (ペルノフ)
10月31日 海賊          イリーナ・ペレン、イーゴリ・コルプ (ホリコフ)

びっくり&驚き&うれしい事の目白押しなキャストですね。

マトヴィエンコ夫妻が今後、マールイ劇場にどのくらいの頻度で出演するのかはわかりませんが、ブログに彼らがマールイで踊る事は書かれていたので驚きはしなかったけど・・・。
マリインスキーのイーゴリ・コルプが2公演、ゲストで出演します。 18日にマトヴィ妻と「白鳥」を。 そして31日にペレン@メドーラを売り飛ばしにやってくるようです(笑)。 激しく見たいな~~~、この「海賊」!!!

バレリーナの名前を見ていると、なんだか「アナスタシア祭り」になっておりますが、コレゴワ筆頭にマトヴィ妻、ロマチェンコワの3人がアナスタシアなのね・・・。 でもアナスタシアといえばマールイのロマチェンコワだわ! 

意外なペアなのが、くるみを踊るエフセーエワとプハチョフ。 なんつーか、あのくるみなら王子は誰でもいいやって感じなのでねー。
ドン・キのシヴァとシェスタコワもびっくり! 
10日のくるみをシェスタコワと踊るヴァディム・ラズエフって誰だろう? シェスタコワと躍らせるんだったらゲストかな?なんて思ってちょっと調べたのですが、よくわからず。 マールイのダンサーの可能性が大ですが、2006年のペルミのコンクールに出場していてディプローマとチャイコフスキーオペラ&バレエシアター賞?を受賞しています。 このページの写真の下から3人目のダンサーです。

嬉しかったのは、まずギリョワがマールイに帰ってきた事! いきなりオデットを踊るのだからブランクも問題なしという解釈で良いのでしょうね~。 しかもジークフリートはプハチョフ! 万全の体制です!
おめでとーなのが、コシェレワのオーロラデビューですね! 多分彼女が100年の眠りから目覚めさせて欲しかった王子はこの方ではないと思いますが(笑)、デジレ歴は一応長い我らが?ルダコがしっかり姫をエスコートする予定(←ホントにしっかりしろよ! あとおかっぱデジレはやめてくれ~)。
こっちはエフセーエワに売り飛ばされたのか? リラは誰が踊るんだろう? コチュビラ? 夏に踊ったステパノワ? うーん、でもミルタペアだとますます王子が霞むなぁ・・・

で、最後に私的驚愕ペアがボヤルチコフ版「ロミオとジュリエット」を踊るペレンとルダコ・・・。 しか~~~も、なぜか指揮がこれまた我らのアニー様・・・オープニングのゲスト公演以外で唯一バレエをお振りになる日がこの日でいいんですかね? アニー様? 

ギリョワも戻って来てますます層があつくなるバレリーナ陣に対し、やはり男性ダンサーの薄さが気になります。
ルジマトフ芸監には男性ダンサーの層を厚くする事をまず一番に取り組んでいただきたいです。 日本公演にバレリーナのゲストなんていらないからさ!
10月、一ヶ月分のキャストを見ただけで気になった事は、ステパノワとシャドルーヒンの名前がないこと。 たまたまないだけだと思いますが、怪我などではありませんように。
ペテルブルグの劇場のチケットサイトをみてみると、マールイ劇場では11月に新作「ジゼル」が4公演予定されています。 どういうキャストが組まれるかとっても楽しみですね。 

あぁ、本当にぺテルブルグに行きたいよぉぉ!
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DVD新作リリース情報など
2007/09/25(Tue)
今日は中秋の名月です。
ほとんど真夏と変わらないような服装で中秋の名月っていうのも、なんだか変ですが、幸い空にはほとんど雲がなく、煌々と輝く月がとても綺麗に見えました。
今日は13夜なので、明日あさってと天気がよければまんまるで綺麗な月がまだ楽しめますね♪

本題前にもう一つ。
マールイ劇場の新しいHPが少しずつ姿を現し始めています(笑) こんなかんじ。
これから毎日チェックしなくては!


さて、DVDでーた10月号が出たので、新しいリリース情報など。(先月と重複しているものあり)

10月05日「ラストキング・オブ・スコットランド」 フォレスト・ウィテカー、ジェイムズ・マカボイ
   14日「エイリアス シーズン4」 ジェニファー・ガーナー、マイケル・ヴァルタン
   17日「スパイダーマン3」 トビー・マグアイア、キルスティン・ダンスト 
   24日「クィーン」 ヘレン・ミレン、マイケル・シーン
11月02日「バベル」 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
       「ゾディアック」 ジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニーJr
       「あるスキャンダルの覚書き」 ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット
       「フリーダム・ライダーズ」 ヒラリー・スワンク、パトリック・デンプシー
       「シュレック3」 (声)マイク・マイヤーズ、エディー・マーフィー
   07日「ダイ・ハード4.0」 ブルース・ウィリス、ティモシー・オリファント
   14日「レミーのおいしいレストラン」 (声)ルー・ロマーノ
   21日「アポカリプト」 ルディ・ヤングブラッド、ダリア・ヘルナンデス
12月05日「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」 ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム     

「エイリアス シーズン4」 二重スパイであるシドニーの活躍を描くシリーズの第4弾。 シドニー役のジェニファー・ガーナーのコスプレが1作目より話題のこのシリーズ。 私のおめあてはシドニーの恋人、マイケル・ヴォーン役のマイケル・ヴァルタン! 正統派爽やか系ハンサムなのであります。 現在、ジョシュ・ルーカスと並ぶくらいにハート飛びまくりの俳優!(笑) 
「フリーダム・ライダーズ」 すさんだ生活を送る高校生を「書くこと」で救った女性教師の実話を映画化。 出演する映画を選ばないように思えるヒラリー・スワンクもこの映画は製作指揮を兼任し、かなりの熱の入れようとか。
「シュレック」 国王代理を任された国王になりたくないシュレックがもう一人の王位継承者を捜す旅にでる。 さらに父親になる覚悟もできていない彼はフィオナ姫ご懐妊の知らせに動揺しまくりで・・・。 今回DVDリリースが前2作と比べてかなり早いような気がします。 
「ダイ・ハード4.0」 ダイ・ハード3から12年もの月日を経ての続編。 3作目よりず~~っと楽しくて、あり得な~~いと叫びたくなるシーンの連続でした。 ウィリスを見ていて、これぞはまり役と思ったこの映画、DVDが出たらもう一度見ます!
「アポカリプト」 マヤ族の人間狩りの標的にされた青年の命がけの戦いを描いたメル・ギブソンの問題作。 出演者には映画経験のない若者たちを起用して全編マヤ語で撮影した映画だそうです。 メルがマヤ語が堪能とは思えず、日本語がわからず「硫黄島からの手紙」を撮ったイーストウッドと同じ状況だったのかな?
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ワインの買出し♪
2007/09/24(Mon)
昨日はワインの買出しに久しぶりにナショナル麻布スーパーマーケットまで足を伸ばしました。
なんだかけっこう道が混んでいて、いつもだったら1時間しないで着くのに行きは1時間半もかかってしまった。
お彼岸のお中日だから??
ここのスーパーは値段はちょっと高めだけれど、輸入食品が豊富で(最近ではそれほど目新しくないけど)、見てるだけでもけっこう楽しい。 特にチーズとワインは種類が多く充実していて、ワインは価格もわりと抑え目なんです。
以前聞いた話だと、場所がらワイン産地の外国人のお客が多く、自国で売られているものとあまりにも価格がちがうとかなりクレームが多くなるのでなるべく現地価格に近づけているとか・・・。
最近はyanagiyaさん取り扱いのチリ、オーストラリアワインが減ってしまったので、今回はチリ、オーストラリアのカベルネ中心に1000円台、2000円台のワインばかり買ってきました。
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エチケットに惹かれて買ってしまったものもあり、遊び半分で取った写真がこれです。 後方6本はエチケットはどーでもいいって感じ(笑)。 
金の象さんに惹かれてエチケット買いした南アフリカの1000円のカベルネ・ソーヴィニヨンがどんな味なのかが非常に気になるところ。 近いうちに開けて飲んだ感想をアップしたいと思います。 といっても飲むのは休日前だけですけどね。
定価が1,600円くらいのところを1,260円で買ったチリの大御所コンチャイトロのディアブロ「ピノ・ノワール」も初めてなので、開けるのが楽しみです。

Image037.jpg可愛くて思わず買ってしまったのがダラ・コスタ社のミッキーマウスと仲間たちのショートパスタ。 いろんなパスタが置いてあるのもここのスーパーの魅力ですね。 ワインを飲むときにトマトソース系のものをからめてつまみにしようっと!!

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マールイ劇場10月のバレエ公演&プロームからのメッセージ
2007/09/23(Sun)
マールイ劇場の10月のバレエのプレイビルを書き出してみました。

10月06日 ドン・キホーテ (アナスタシア・コレゴワ&デニス・マトヴィエンコ)
10月09日 くるみ割り人形
10月10日 くるみ割り人形
10月11日 眠りの森の美女
10月13日 バヤデルカ
10月14日 くるみ割り人形
10月18日 白鳥の湖
10月21日 リーズの結婚
10月24日 ロミオとジュリエット
10月25日 ドン・キホーテ
10月27日 白鳥の湖
10月28日 くるみ割り人形
10月31日 海賊

「くるみ割り人形」が4回もあるんですね・・・。 
主演キャストも当然決まっているのだろうから、ゲストだけでなくすべての公演にキャストを載せてもらいたいですねー。 そこんとこもリニューアルして下さいな!

さて、こうすけさんからいただいたプロームからの新着メッセージを皆さんにもお伝えします。(こうすけさん、いつもありがとうございます!)

プロームは先シーズン、「眠りの森の美女」の全幕デビューを果たしていて、日本でもとても踊りたかったようなのですが、この冬の来日公演では願いがかなわなかったようでとても残念がっていました。
今年は東京2回と大阪1回で少ないですからね。 地方での公演というと12月なら「くるみ」、1月以降は「白鳥」が主になってしまいがちですが、「眠り」ももっと上演して欲しいとつくづく思います。 おととしは確か宇都宮でも公演があったのですよね。 
彼の希望が少しでも早く叶うといいな♪
そして、シーズン開幕まで2週間と迫った今、バレエ団はチッポリーノに取り組んでいるそうです。 「とっても楽しいバレエだよ!」という彼のメッセージでした。
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新国立劇場・情報誌 ジ・アトレ10月号
2007/09/22(Sat)
新国立劇場・情報誌 ジ・アトレ10月号が届きました。

特集はオペラ「サロメ」。 まだ、新国立劇場のオペラに行った事はないのですが、機会があったらとは思っているのです。 
「サロメ」は一度見てみたいと思っていた演目なので、どうしようなか・・・・。
昔、4つ上の従姉が高校の英語劇部に在籍していた時に「サロメ」の主人公をやる事になったと嬉しそうに話してくれたのですが、どういう話か知らなかったのであらすじを教えてもらってギョッとした想い出があります。 ストーリーそのものもですが、そんなサロメがあんたにできるんかい!と思ったという、まー失礼な記憶なんですが(笑)
新国立の謳い文句では「濃密なエロスの香り、破滅へと向かう暴力、狂気をも包み込む神秘性」と、あります。 う~~む、惹かれる~~!

今回はバレエに関してのニュースはありませんでしたが、一番興味深かったのが、エントランス正面に飾られているウェルカムフラワーの写真の数々。 確かにいつも素敵だな~、綺麗だな~とは思うのですが、こうして14点の作品が並べられると本当に素晴らしいです。 私が次に劇場に行くのは「椿姫」ですが、今度は写真を撮ってこようと思います(忘れなかったらネ!)。

あと、ちょっと気になるお知らせが。
10月公演の「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」でキャスト変更があるのですが、それに関連して「なお、新国立劇場では、今まで主役キャスト等の交代を余儀なくされた場合、お客様からのご要望に応じてチケットの払戻をお受けして参りましたが、2007~2008シーズンより、公演中止の場合を除き払戻措置をとりやめさせていただきたいと存じます。」というメッセージがありました。 
これはオペラだけでなくバレエ公演も同様だと解釈しています。 払い戻しに関してはいろいろと難しい判断があると思いますが、新国立の場合は、ゲスト公演を売り物にしているという感が比較的強いので、どんなものかとも思いますし、すでに2007~08シリーズの公演は数公演のチケットが売り出されているので、少なくともシリーズ公演チケットを売り出す前に決定すべき事だったのではないかと思います。 
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ミハイロフスキー劇場のブログ
2007/09/21(Fri)
もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、劇場スタッフによるミハイロフスキー(マールイ)劇場のブログ(コミュニティー)が出来上がりすでに記事が上がっています。
9月18日のtarkhipovaさんの記事をうみーしゃさんが要約してくださいましたのでご紹介します。(いつも本当にありがとうございます。嬉しい限り!)

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・このブログ著者は劇場のスタッフの一人で、オフィスから右手をあげたプーシキン像が見える。
・HPは来週から稼動する。
・でもスタッフはこの2,3ヶ月改修やら準備でとてもタイヘンだった。
・こけら落としは10/6ドンキでマトヴィエンコ。世界中からオファーのある彼は当劇場のプレミアを
選んでくれた。これは快挙である!
・芸術監督ルジマトフはバレエの振付マスターにНикита Долгушин (ニキータ・ダルグーシン?)を招き、
フランスで初演された版のジゼルを復刻させるつもり。舞台にはブルゾイ犬(大型猟犬)も出てくるはずだ。
(しかも複数形でしたよ)
・あまり報道されないが、劇場のトイレの数が増えた。喫煙スペースも。
訪れた人はその変化を感じ取ることができるだろう。


さらにうみーしゃさんからのメッセージですが・・・
旧マールイは確かに古かったですが、とても清潔でホコリひとつ落ちていないという感じでした。
清掃スタッフたちがなめるように掃除してくれていたのでしょうかね・・・。
喫煙者たちは外に出てぷかぷかやってました。喫煙スペースはいらないけどなー。
確かにトイレは少なかったかも。(どこの劇場もね・・・)

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マールイ劇場のHPは一部すでに再開されていて10月の公演スケジュールを見ることができます。主演キャストの名前が載るようになるといいなと思ったのですが、プレイビルのデザインは以前のまま。 もちっとスタイリッシュになるのかな?と期待していたけれど、いやー、見事に変わらず・・・(笑)
でも、今のはテンタティブで来週になったら装いも新たにキラキラ~~と登場するのかしら??
劇場のリニューアル・オープンは、バレエ、オペラ、オーケストラそれぞれの団員たちや、劇場の日常、劇場の運営を支えるすべての従業員、ペテルブルグの観客にとって、本当に待ち遠しいでしょうね! 

>清掃スタッフたちがなめるように掃除してくれていたのでしょうかね・・・。
多くの人たちに心から愛され親しまれ大事にされてきた劇場なんですねぇ。 これからもそうであって欲しいと切に願います。 
当初の予定では、今回の工事は第1期ということで劇場の本格的な改築に2009年くらいから取り組みたいとの事だったので、それまでにはマールイ劇場を一度訪れてみたいと思います。
チンタイトラベルさんという強い味方もいるんだし(笑)、いろいろプランを作って欲しいなぁ・・・・。 
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マールイ冬公演(東京)女性ソリスト発表
2007/09/20(Thu)
光藍社さんのサイトにマールイ冬ツアー東京公演の女性ソリストが発表されました。 こちら
うわー、大変、チケット外しまくりです!!!!
それに、バヤデルカにペレンの名前がなくてとってもショック!
今年の公演であんなに素晴らしかったのに。 まさか、ガムザッティは踊るまいよ・・・。
キトリももう一人はエフセーエワを期待していたのにな・・・(悲)
ゲストのコレゴワは劇場リニューアルのプレミア公演でマトヴィエンコとドン・キを踊るアナスタシア・コレゴワですね。 まだマリインスキーではコール・ドですが、ルジさんのお眼鏡にかなったダンサーという事でしょうか?
(と、思ってましたらファースト・ソリストになっていました。昨日マリインスキーのサイトで確認したのに、見落としていました。 名前で検索をかけたらプロフィールが出てきたので、コール・ドでもこうすれば出てくるのか・・とか感心したりしてました。 教えていただいた方々、ありがとうございました。) 
でも・・・・、マリインスキーのダンサー・ルジマトフのゲスト公演だったら、パートナーに誰を連れて来ても文句は言いませんが、マールイの人となったルジマトフが(彼が主演する公演のパートナーなのかはまだわかりませんが)、芸術監督となった初めての公演で自分のカンパニーのダンサーの踊る機会を減らして、マリインスキーのダンサーをゲストで踊らせるというのは悲しいです。 おそらく、実力も華もあるダンサーではあるのでしょうが、年にたったの一回だけの全幕公演をひたすら楽しみに待っているマールイファンとしては納得がいかず・・・。

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で、大ショックと混乱の末ですが(笑)、すでにチケットを購入済みの方で、以下の2公演のチケットの交換可能な方はいらっしゃらないでしょうか?

私の手持ちの12月25日(月)の「くるみ割り人形・シェスタコワ」S席1枚(11列センター)
あなたのお手持ちの12月24日(日)の「くるみ割り人形・エフセーエワ」S席1枚を交換(10列~19列を希望)


私の手持ちの1月13日(日)の「白鳥の湖・シェスタコワ」S席1枚(19列センター)
あなたのお手持ちの1月20日(日)の「白鳥の湖・ペレン」S席1枚を交換(13列~21列20番~50番を希望)


両公演ともチケットを交換して下さる方がいらっしゃいました。 本当にどうもありがとうございました。
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バレエ公演のオンエア&来日情報
2007/09/19(Wed)
いよいよあさっての夜は、8月2日に上野文化会館で行われたアレッサンドラ・フェリのさよなら公演の放送があります。 忘れないで録画しなくては!!! 楽しみにしている皆様も準備をお忘れなく!(笑)

9月21日(金)22:25~0:40 NHK教育「芸術劇場」  
【情報コーナー】
特 集 バレエ界の名花 フェリが残したもの
【公演コーナー】  
アレッサンドラ・フェリ 引退記念公演
【演目】
「ロミオとジュリエット」から「バルコニーのパ・ド・ドゥ」 音楽:プロコフィエフ 振付:ケネス・マクミラン
「マノン」第三幕から「沼地のパ・ド・ドゥ」 音楽:マスネ 振付:ケネス・マクミラン
ほか  
【出演】
アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ、ホセ・カレーニョ
ジュリー・ケント、アリシア・アマトリアン ほか

放送枠にはフェリの公演の次にメンデルスゾーンのチェロソナタ第1番の1&3楽章の公演も組まれているので、フェリの舞台の放送は何分くらいなんでしょうね? (チェロソナタ、わからないんです・・・) ちゃんとテューズリーも映してくれるよね! アマトリアンの名前があるから大丈夫だろうけど。

10月5日(金)22:25~25:20 NHK教育「芸術劇場」
ボリショイ&マリインスキー合同ガラ
ジャパンアーツによれば40分番組枠を広げAプロすべて放送だそうです!!
ファジェーエフのバランシンもOKという事ですよね! 素晴らしい!!  ロシア文化フェスティバル2007の一環であり、史上初の試みだものね。 

さらに、やはりロシア文化フェスティバル2007のプログラムである国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ全国公演スケジュールが発表になっているのですが、残念ながら東京公演はないようです。 10月19日(金)の杜のホールはしもとを皮切りに11月22日(木)の飯塚市(九州ですかね・・・?)までの日程です。 大半が「白鳥の湖」ですが、ガラ公演が3回予定されています。 
招聘元はアルス東京。

そのアルス東京の招聘で2008年7月から8月上旬にかけてワガノワ・バレエ・アカデミーの来日公演が予定されています。 AB二つのプログラムが用意されていてAプロのクラス・コンサートは芸術監督アルティナイ・アスィルムラートワ新演出によるワガノワのレッスン風景を交えたものだそうです。
日本の夏は海外からの公演ラッシュでいつも大変な事になりますが、来年の夏は今のところ比較的静かめの夏でしょうか? 時間にゆとりがあれば是非見に行こうと思います。
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バレエの勉強 / ロパートキナとコズロフのジゼル
2007/09/18(Tue)
9月26日に発売予定のロパートキナとヴィシニョーワのヴァリエーション・レッスンのDVD、迷っていたヴィシニョーワの方も結局申し込んでしまいました。(まだ、予約受付中ですよ・笑)
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  ロパートキナのヴァリエーションレッスン      ヴィシニョーワのヴァリエーションレッスン

あと1週間で手元に届くのですねー。 
2人の舞台やレッスンの映像が見られるのも嬉しいけれど、テクニックや表現方法について語ってくれるというのが、舞台を鑑賞するうえでとても役に立ちそうというか、今までは気づきもしなかった観点から新たに見られるようになる気がしてとっても楽しみにしています。
バレエをもっとわかるためには、自分で習ってみるのが一番だとは思うのですが、どうにもこの体の尋常でない硬さを人前にさらす恐怖に勝てないのです・・・。
なので(笑)、そういう意味でも同じ舞台を見た方たちの感想を読むのは、ためになりますね。 感性の違いや注目点の違いが新鮮だったりする事もあるけれど、あーあそこの動きはxxというテクニックなんだとか、あそこの表現の意味はそうだったのか!なんてわかるととっても勉強になります。
自分で教科書代わりにしているのが赤尾雅人さんの「バレエ・テクニックのすべて」という本ですが、頭の中で消化不可になると、図解の動きを見よう見真似でやってみるんだけど、確かにその方がクリアなイメージがつかめます。  誰にも見られてないし!(笑)

3月と9月になると様々なカルチャー・センターの様々な新講座の案内を目にしますが、「大人からのバレエ」的な講座が本当に増えましたね。 そんなものを何とはなしに目で追いながら、みんな似たりよったりだなーとちょっと残念だったりします。
こんな講座があったら飛びつきたい!と思っているのが、バレエ学校を持っていてそれぞれのメソッドがあるマリインスキー、ボリショイ、パリオペ、英ロイヤルの流派の特徴と違いをわかりやすく、映像やデモンストレーションを交えて解説してくれるようなワークショップ。
「ワガノワのバレエ・レッスン」という本を読んだりすると、睡魔に襲われるだけなんだもの!(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ロパートキナはマリインスキーのプレイビルによると9月19日の「ジゼル」を踊る予定ですが、アルブレヒト役がイワン・コズロフになっています。 てっきりしばらくはモダン要員なのかと思っていましたが、いきなりアルブレヒト・デビューですか・・・。
合同ガラは2演目とも上半身裸だったから、衣装を着るとどれほど逞しい感じになるんだろうな・・・。
ロパートキナが引っ張って来たダンサーだから、責任を持ってのお披露目みたいな感じなのでしょうか? 執心というようなものではないと思うけど、ともかく彼女が今とっても一緒に踊りたい人なのね。
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この夏の失敗
2007/09/17(Mon)
この3連休は、まるで真夏に戻ったような暑さでしたが、酷暑だったこの夏、肘の痛みが再発・・・。
お盆を過ぎた頃だったかなぁ? 朝起きたら右肘がすんごくこわばっていて、激痛とまではいかないけれどかなりの痛みがあって、午前中はキーボードをたたくのがけっこう辛い状態でした。 
テニスラケットを新しくしてすでに2ヶ月経っているし、今更なぁ。
ラケットを新調するとテニス肘になる事が時々あるんですよ。 それもあってなかなかラケットを変えられなかったんだけど。
じゃあ、なんでー??と考えて思いあたったのがクーラーでの冷えでした。 寒がりなたちなので、夏でも長袖のジャケットやカーディガンは必ず持っていて、オフィスでは必ず着用しているんだけど、さすがに今年の暑さでは、それほど寒さを感じる事なく冷房の効いたところで腕をさらしていたなぁぁぁと。
大失敗・・・
普段の生活には支障はないけれど、テニスはちと痛い。 打球の衝撃がかなりひびくのでドクターエルボーというサポータをしながらやってます。 普段から予防用につけてはいますが、最近はベルトをかなりきつめにしめて衝撃を緩和。
これはけっこうな優れものでテニス肘でなくてもマウスの使いすぎで肘が痛いなど、痛みのある肘を休ませる事ができない人にはお勧めです。
でも、ともかく早く治さなくては!
蒸しタオルで温めた後にサロメチールを塗ってマッサージしたり、湯船で腕のストレッチをしたり、時間のないときはドライヤーの温風をあてたりして格闘中です
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チリ最北端ワイナリーのvina TABALI
2007/09/16(Sun)


伊勢丹で3,000円で購入した「TABALI Reserva Especial」を飲みました。
このvina TABALIというワイナリーはチリで最も北に位置するワイナリーだそうですが、今まで名前も聞いた事がありませんでした。
興味をひかれたのが宗教の儀式につかいそうな仮面っぽいエチケットのデザイン。(上のTABALIのHPに入ってもらうとその図柄が大きくでてきます。)
こちらのページに詳しくでていますが、Enchanted Valleyの壁画をモチーフにしているそうです。
チリのワインはけっこう調べたつもりでいたのだけれど、思っている以上にワイナリーの数は多そうで、要勉強と実感。
このワインはカベルネ・ソーヴィニオン50%、シラーズ35%、カルメネーレ9%、メルロー6%というブレンドですが、かなり予想と違う味でした。
カベルネとシラーのパワーで押す、濃厚で甘みもある味を予想していたら、思った以上に酸味がきつく、酸味とタンニンの競い合いみたいな感じ。 30分くらいデカンタージュして飲んでみたらそれぞれの主張が少し落ち着いて飲みやすくなりました。
一口飲んだときに思い出したのがオーストラリアの「タルターニ TALTARNI」のカベルネ。 
同じように酸味とタンニンが強くて、一度飲んだきりなのですが、今はどんな感じなのか、久しぶりに飲んでみたくなりました。
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「ニジンスキー・プロ」 9月12日の感想
2007/09/15(Sat)
レ・シルフィード
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:フレデリック・ショパン
プレリュード:小出領子
詩人:木村和夫
ワルツ:西村真由美
マズルカ:奈良春夏
コリフェ:乾友子-田中結子


前奏のスピードがやけ~に遅く単調で、いきなり眠気に襲われ・・・。 ソトニコフ氏、入り方が緩めな事はいつもだけど、この演目は終始遅すぎ。 
照明がかなり明るい。 月光の元なんだから、もっと落ちた青白い照明の方がいいですね。 遅すぎる音楽でダンサーが踊りにくそうだったのと明るすぎる照明のせいで幻想的という雰囲気にはほど遠かったのが残念。 青白い光の中で白いチュチュが残像を残しながらふわふわ揺れるっていうのが好きなんです。
木村さんの踊り、もう少し伸びやかだったら良かったとは思いましたがすごく丁寧でした。 
小出ちゃんは音に良く乗って浮遊感も見事だったのだけれど、そのわりには動きが少し硬いようにも感じた。
木村さんと小出ちゃんという組み合わせを初めてみたのだけれど、一箇所リフトにミスがあったからというわけではなく、なんだか微妙な呼吸だな・・・。 見せ場であるワルツであまりうっとりとはさせてもらえなかった。
あとは、全体的に細かいパ・ド・ブレの美しさが少し足りなかったような気がしました。 


薔薇の精
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー (編曲:L.H.ベルリオーズ)
薔薇:マチアス・エイマン
少女:吉岡美佳


なんだか立派なセットだ。 上手下手の両窓(白いカーテン付き)に舞台奥には長いす。 他にも数脚壁に寄せてあり、薔薇の花台は下手奥。そして少女が座る通常の椅子。
ガウンを纏った少女が舞踏会から戻り、心持ち興奮冷めやらぬ様子で長いすにもたれる。 何か妖しい気配を演出するが如く微風にカーテンが揺れている。 その気配を感じてか?少女は立ち上がりあたりを伺うがそのまま上手手前の椅子まで進み出て胸元から出した小さな薔薇の花の匂いに誘われまどろみ始める。 いやー、薔薇の花がちっちゃくて良かったナー(合同ガラの薔薇がティッシュで作るようなデカイ薔薇だったの・・・・)、でも脱いだガウンがいかにも脱ぎっぱなしという感じのだらしなさで最初だけ気になった。 マノンの寝室とかなら気にならないが・・・(笑)。
マチアスの薔薇の精登場! ただ、窓枠のところで少し踊っていて、いきなり窓から飛び込んで来ないんですよ・・。 ここは音楽と共に華麗に一気に視界に飛び込んで来て欲しいんだけどな(笑) 
マチアスの衣装には小さな薔薇の花や蔓が刺繍されていてとっても素敵でした。 薔薇の精ってこんなにシェネでぐるぐる回ったっけ?と思うほどの高速のシェネが彼らしい。 跳躍も大きく高かったですが、2回転しての着地が若干不安定だったかな? 空中での姿勢は綺麗だったと思いますが。 くっきりはっきり力強いポール・ド・ブラや上体の動き、特に首、は、ペテルブルグ派とは全く違うものだったけれど、それは流派の違いという事で納得。 両性具有的な雰囲気や匂い立つような色気はなく、もうちょっと体の動きに柔らかさがあれば良かったと思うけれど、やんちゃで爽やかな風の精(シルフとは違いますが・・・)という感じで好印象でした。 まだ若いんだものね。 どんなダンサーに成長していくのか楽しみです。 
美佳さんは・・・。 あの被り物って微妙なんだよな・・・。 
残念ながら彼女の踊りがあまり良くなかったように思います。 ソロの時は姿勢が悪いような気がしたし、エイマンと踊るところでは、彼のスピードについていけなかったのか(彼が速すぎるのか?)乱暴な感じを受けました。 後半は良くなったと思いましたけど。
まー、しかし、いつまでコルプのルジすべでの薔薇が脳内占領し続けるのかなぁ???  ずっと居てくれていいけどね!


牧神の午後
振付:ワツラフ・ニジンスキー/音楽:クロード・ドビュッシー
牧神:シャルル・ジュド
ニンフ:井脇幸江


ルーブル美術館のギリシャの壷に描かれた神話の登場人物の絵からインスピレーションを得たといわれているこの作品を観るのは3回目です。
初回はプリセツカヤとラトマンスキー、2回目はプリセツカヤとジュドで見ています。 ニンフ=マイヤ様なので今日の井脇さんがどう映るのだろうと期待と不安がありました。
いきなりジュドの牧神の存在感に圧倒される。 笛を吹いて葡萄をばくっと齧りつくところから、もうなんだか引き込まれてしまった。
ジュドは50代半ばを過ぎた頃らしいけれど、無駄のない筋肉のスリムなボディラインに驚嘆。 半身半獣の牧神は時に野獣としてのおどろおどろしさや性的な面も垣間見せるのだけれど、決して下品にはならないところが流石。 水浴にやって来たニンフたちの事は品定めするような好奇心あふれた厭らしい目つきで見ているのに、井脇さんのニンフが現れるとキッとした表情で彼女に視線を止める。
井脇さんのニンフは、あのカツラのせいかいつもより少女っぽく見えてしまうけれど、彼女の目力は健在。 牧神と交わす視線の強さは素晴らしかったです。 独特のすり歩きというのか?その辺はもう少しといったところ、ジュドとの初日という事で緊張も半端ではなかったと思うので2日目以降はもっと良くなっていくと思います。
ニンフたちの衣装とと井脇さんのスカーフに描かれていた模様がなんとな~く変なんですが・・・。 マイヤ様は白っぽい無地だったように記憶しているんだけどな・・・。
ニンフが落として行ったのを牧神が拾い上げて残り香を愛しみ、エロティックでもあり気高い雰囲気(ジュド様だからですが・・)さえ漂わせるラストシーンに合わないなーなんて事思っていたのは私だけか・・・。 


ペトルーシュカ
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ペトルーシュカ:ローラン・イレール
バレリーナ:長谷川智佳子
ムーア人:平野玲
シャルラタン:高岸直樹


生の舞台でも映像でも今まで見た事がなく、所見でした。 
謝肉祭を祝う人々でごったがえす広場。 民衆役の人はキャストが載っていなかったのでどれが誰だかほとんど分からなかったけれど、気がついたら高村さんが弾けながらフェッテを回っていたり、奈良さんの踊り子が色っぽく闊歩していたり、古川さんが酔っ払って踊っていたり、コサックダンスなどなど、舞台が狭いのが功を奏したのか群集が喜び合い、羽目を外して楽しんでいる様子がとても良く出ていたような気がする。
ぺトルーシュカのイレールは、白塗りだけれど眉と目元が強調されているくらいで、本人の顔立ちが分かるくらいのお化粧でした。 約一ヶ月前に「さすらう若者の歌」で見たときには動きに若干しんどそうな感じも受けたのだけれど、この日はそんな感じは微塵もなかった。 人形なのに人間の心を吹き込まれてバレリーナに恋してしまった、人形なのか人間なのかどちらつかずのぺトルーシュカの辛さや苦しさを脚の動き、身もだえなど全身で訴えてくるイレールの表現は本当に素晴らしかった。 ただうつむいているだけ、ただ肩を落とすだけで言い知れぬ哀切が伝わってくるのは、年齢と経験を重ねた才能あるダンサーのみにできることなのだろうと思った。
ムーア人の平野さん、強くて大きいムーア人という設定からは外れるけれど、足音をバタバタドタドタ響かせながら大きなジェスチャーで動き回っている姿はなかなか。 
バレリーナの長谷川さんは上半身や腕の動きが人形らしくてご本人の可愛らしい雰囲気とあいまってとても良かったと思う。
人々の目の前でムーア人に殺されてしまった挙句、シャルラタンにはおがくずが詰まった人形が壊れただけと片付けられてしまったぺトルーシュカ。 シャルラタンを残し人々が去ってしまった広場に亡霊となって姿を現し、無念さと恨みを込めた声にならない悲痛な叫びをシャルラタンに浴びせながら力尽きていく姿が哀れでかわいそうだった。 
シャルラタン役の高岸さんの演技も素晴らしかった事を添えなくては。
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ラブソングができるまで
2007/09/14(Fri)
「ラブソングができるまで」
原題 : MUSIC AND LYRICS (2007年 米 104分)
監督 : マーク・ローレンス
出演 : ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ヘイリー・ベネット
鑑賞日 : 9月9日 (DVD)


80年代に爆発的な人気を博した5人組、“PoP”のメンバーだったアレックス。しかし、解散後に発売したソロアルバムが泣かず飛ばず。今では、過去のスターとなっていた。ある日、若者に絶大な人気を誇るシンガー、コーラ・コーマンからアレックスに、曲の依頼が入る。またとない復活のチャンスだが、曲を書くのは10年ぶりで、作詞が出来ない。そんな時、自宅の植木係りとして雇ったソフィーに作詞の才能があることに気が付く。 (goo映画より)
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ヒュー・グラント、好きなんです♪
そのルックスを存分に活かす事ができない、なんだか情けなくて、でも憎めない男を演じさせたら右に出る役者はいないでしょうという感じで!
ドリュー・バリモアもいくつになってもETの子役時代の可愛らしい面影を残していてキュートで魅力的。 
アレックスの家にバイトにやって来たソフィーを見た有名な作曲家に「彼女また来る?」と聞かれたアレックスが、「まっすぐ宇宙船に帰らなければね」とETにひっかけて言ってたのが笑えた。 でも、植木の水やりだけのバイトなんてホントにあるのかしらね? いったいいくらもらえるんだろう?(笑)

アレックスとソフィーのラブストーリという点では、秋風が吹いちゃったみたいなところもあったけれど、それほどヤキモキする事もドキドキする事もなく、ラブソング作りを縁に発展していった微笑ましい二人の姿に十分満足しました。
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で、やはり私的に点数が高かったのはヒュー。
映画のオープニングの彼らが80年代にアイドルとして活躍していた頃のWHAM!を意識したようなプロモーション・ビデオでまず爆笑! 顔の方は肌も艶やかにうまくCG効果(たぶん・・・)が出ているけど、気を抜いたのがお腹でしたね・・・。 20代ではなく今の彼の40代のお腹だった(笑)
同窓会のショーでのスター時代に戻ったようなキラー目線、ハイテンションでの腰振りダンス+軽いぎっくり腰などがもう笑えて笑えて・・・、なんでこの人ってこうなのかしら?
そういえば、ラブアクチュアリーの時に一発撮りだったというあのダンスはカッコ良かったな。
過去の栄光のおこぼれで生きているようなアレックスだったけれど、音楽への情熱はしっかり残っている。 ピアノは彼にとって自分の次くらいに大事な宝物で、ソフィーが無神経にピアノの上に荷物を置くと、文句は言わないけれどさっさと自分でどかして傷をつけないように大切にしている。
そしてデモテープを作っている時のアレックスの生き生きした表情と手際の良さに、それまでも細々と作曲をしてたのではないかな?と思わせられる。 あのシーンはお気に入りのシーンです。
ドリューのソフィーにも失恋の痛手で作家になる夢を諦めたとか、失恋させた張本人が現れるなどドラマはあるんだけど、やっぱり、これってヒューの映画ですよね!

また、コーラのキャラ設定が上手い。
ブディズムをここまで超過劇セクシーにパロっちゃっていいの?とも思うし、人気絶頂の歌姫らしく高ビーな様子も見せるんだけど、根はとっても素直でいい子っていうのが、クライマックスの彼女の新曲発表コンサートで伝わってくる。 アップになるとリトルマーメイドを連想させるくらいピュアで可愛らしい素顔なのよね! 

そのコンサートにアレックスからの思いがけないプレゼントがあって、ほんわりと心温まるエンディングにつながっていく。 このアレックスからのプレゼントもヒュー・グラントだからすんなり来るというか・・・。 あんな情けない歌詞でソフィーのハートに直球投げ込んじゃうんだもんナー。

コーラに贈られたアレックスとソフィーによる「愛に戻る道 Way back into Love」というデュエット曲がまたとても素敵です。 

以下、DVDでーたネタですが、ヒュー曰く、ミュージッククリップはデュラン・デュランのクリップを手本に、腰ふりダンスはトム・ジョーンズをモデルにしたそうです。 そしてこの映画に出演するにあたり、歌とダンスとピアノ演奏の猛特訓をしたそうです。 特訓の甲斐あってピアノもなかなかだし、歌も上手かったですね!
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マールイ(追加)東京公演「白鳥の湖」12月28日(金)
2007/09/13(Thu)
イープラスからマールイ東京公演「白鳥の湖」追加公演のお知らせが届きました。
イープラスの方で追加公演という表記をしているわけではないのですが、日時は次の通りで、光藍社さんのサイトのスケジュールには記載されていない公演になります。 近いうちにHPにも掲載されるのではないかと思いますが、明日あたり電話して聞いてみようかな?

<引用>
公演詳細・お申込みは下記のURLからどうぞ
http://click.eplus.jp/?4_387078_4243_1

プレオーダー:9/15(土)12:00~9/21(金)18:00

一般発売日 :9/28(金)10:00
公演名   :レニングラード国立バレエ 「白鳥の湖」
公演日・会場:12/28(金) 17:00開演 東京文化会館大ホール
<引用おわり>

実は、この公演は6月だったかな?一番最初に冬公演のスケジュールが光藍社さんのサイトで発表になった時にはあったのに、1ヶ月くらいで消えてしまってどうしたのかなと思っていたんです。
12月の東京公演はくるみばかりなので、唯一の白鳥ならペレン&シヴァかな?と思ってマークしてたのでよく覚えているというわけで・・・、ダンチェンコとの調整もあるし(笑)
12月25日のくるみのあと1月3日の新春公演までお休みってのも例年より長すぎるし、なんで消えちゃったんだろー、なぞだ~と思っていたところに、ザハロワのオフィシャルサイトのカレンダーの12月29日にマールイ劇場での彼女のガラ公演が組まれていて、ひょっとしてソリストやコール・ドが共に出演するために帰国するのかな?とか、ペレン、ステパノワ、コシェレワなどくるみを踊らないソリストは年内来ないでそちらに出演?とかいろいろ考えていたのですが・・・28日の公演は当初の予定通り白鳥で行うんですね。 よっしゃ! とりあえず空いてます(笑) 
で、これって、キャスティングも含めて冬の公演の全体像がしっかり出来上がってきたと考えていいのかなぁ??
ほんとにそろそろ我慢の限界ですよー。 早くキャストを発表して安心させて下さいね~、プッシュお願いしますね、光藍社さん!!

*追記*
今日(14日)光藍社さんに確認したところ、追加公演という事で間違いなく、光藍社さんではすでにチケットを扱っているとの事でしたが、サイトからチケット申し込みのページに入ってみるとイープラスのプレオーダー扱いしかないようなので、一般発売前に電話申し込みができるかどうかは不明です。(すみません、中途半端で)
ついでにキャスト発表についても聞いてみたのですが、まだ時間がかかるような事をおっしゃっていました。 ルジの膝の状態にある程度メドがつくまでは待ち状態という事でしょうか?
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ニジンスキー・プロ初日に行って来ました♪
2007/09/13(Thu)
東京バレエ団、ニジンスキー・プロの初日に行ってきました。
残念だったというのも憚られるのではありますが、牧神を踊る予定だった後藤さんが足の怪我の回復が遅れているという理由で降板、ジュド様が連日踊る事となりました。
私は今日しか行かないので、ジュド様の牧神がまた見られたのはありがたい事なのですが、ごとやんも見たかったなぁ・・・。
でも10月の下旬には主演の真夏の夜の夢が控えていますからね! それまでには完治させて踊ってね!

以下、今日のキャストです。

レ・シルフィード
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:フレデリック・ショパン
プレリュード:小出領子
詩人:木村和夫
ワルツ:西村真由美
マズルカ:奈良春夏
コリフェ:乾友子-田中結子


薔薇の精
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー (編曲:L.H.ベルリオーズ)
薔薇:マチアス・エイマン
少女:吉岡美佳


牧神の午後
振付:ワツラフ・ニジンスキー/音楽:クロード・ドビュッシー
牧神:シャルル・ジュド
ニンフ:井脇幸江


ペトルーシュカ
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ペトルーシュカ:ローラン・イレール
バレリーナ:長谷川智佳子
ムーア人:平野玲
シャルラタン:高岸直樹



今日はちょー簡単な一言感想を。
木村さん、右の前髪が一つまみ、もこっとなっていたのはなぜ? どーもこの方は髪が鬼門?
小出ちゃんはいつも通り音楽性あふれ・・・、でも、表情がちょっと苦しそうにも見えたので、もうちょっとリラックスした表情でもいいのでは?
エイマン君は元気な妖精。 あれがオペラ座的バラなのだろうか?
吉岡さん、うーん、ごめんなさい、踊りがちょっと期待はずれ。
ジュドさま、素晴らしい! 今でもあのボディラインというのが驚異的。
井脇さん、ジュドさま相手の初日でさすがに緊張気味なのかな? でも綺麗!
ルグリガラで、イレールの「さすらう若者の歌」を見られたのも嬉しかったですが、この「ぺトルーシュカ」を見られたのは本当にビッグサプライズで今日のチケットを取っておいて良かったなと心から思いました。 切ないぺトルーシュカでした。
平野さんのムーア人、原形をとどめない化粧でお顔がわからなく残念! 
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イリーナ・コレスニコヴァのタッチキン来春3月来日
2007/09/11(Tue)
テイト・チケットセンターからDMが届きました。
来年の3月にサンクトペテルブルグ・バレエ・シアター(タッチキン・バレエ)の「白鳥の湖」の引越し公演があるそうです。
以下、抜書きですが、詳しくはこちらのHPをご覧下さい。

3月20日(木・祝)16:00 東京文化会館
3月21日(金)  19:00 東京文化会館
3月22日(土)  16:00 東京文化会館
3月23日(日)  16:00 大田区民ホール アプリコ
3月25日(火)  15:30 神奈川県民ホール
3月26日(水)  16:00 ティアラこうとう 大ホール

チケット料金は
東京文化会館の3公演が
S席13,000円、A席11,000円、B席9,000円、C席7,000円
大田、神奈川、ティアラこうとうが
S席12,000円、A席10,000円、B席8,000円、C席6,000円

一般発売は9月22日(土)10時からですが、インターネットでの先行販売が9月15日に予定されています。 ネット上で会員登録をすませればすぐに購入できるみたいですね。

前回の来日は2004年の6月で、やはり「白鳥の湖」でした。 あの時は平日なのに文京シビックでの開演が18時というスケジュールで観客の入りも悪く、ダンサーたちが気の毒だと思いましたが、今回は東京文化での公演時間は問題ないですね。 祝日はもう少し早くてもいいかと思いますが・・・。

こちらの「白鳥の湖」はセルゲイエフ版のスタンダードな演出で、非常に美しく豪華な舞台装置に驚いた記憶があります。 ただ湖畔でのコール・ドが16名で、舞台上がなんとなく淋しかったのですが、あれから団員は増えているのかな?
このバレエ団の看板バレリーナのイリーナ・コレスニコヴァはワガノワ98年卒でマールイの98年ご一行様と同級生です。
「踊る女優」と言われている彼女は、卒業の際に周りから「キャラクテール向き」と言われていて進路に関してかなり迷ったらしく、すでにタッチキンに入団していた友人の「実力主義の新しい考え方のバレエ団だから」というような誘いの言葉で入団を決意をしたそうです。
ここのバレエ団の海外ツアーはマールイも顔負けのびっしりスケジュールで有名ですが、コレスニコヴァがかなりの公演に主演しているので、ひょっとしたら、世界で一番オデット&オディールを踊っている現役バレリーナかもしれません。
当時の私の印象はオデットよりもオディールでした。 4年近くたったらずいぶん表現が変わっているかもしれませんね。 
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体組成計
2007/09/10(Mon)
新しい体重計を買おうと言い出して、2,3年経つような気がするけれど(笑)、昨日ようやく新しい体重計を買いました♪

どうせだったら体脂肪のわかるものという事でTANITAの体組成計なるものを購入。 体脂肪率の他に内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢というものが測定できる優れもの?らしいです。 私が買ったモデルはこのサイトのページには出ていないスタンダード・モデルなので、多分型落ちなんだろうな、安かったし!

体脂肪率は5年位前にスポーツクラブに入っていたときに量ったきりだし、骨密度も量った事がないので、昨日は面白半分、何度もいろいろ測定してしまいました(笑)
体重は100グラム単位で量れるので、お茶を飲んだ、ご飯を食べたで微妙な変化がわかります。 
来週はテニスに行く前と帰ってきた後で量って、どれだけ変化があるか実験してみようっと! 真夏でクーラーかけていても暑い時以外はスポーツドリンクはほとんど飲まないたちなので、純粋に減った分だけが分かるかも?

ここでいう推定骨量というのは骨全体に含まれるカルシウムの量だそうですが、まー、なんだかそんなことまで推定してくれるのもありがたいというか・・・、なんで分かるの?というか・・・。
測定の結果、体重に対して平均値よりちょっと多目だったので、なんとなく嬉しかったりして!
基礎代謝判定なんていうのもあって、「燃えにくい - 標準 - 燃えやすい」というふうに分かれていて、燃えにくいが6段階、標準が4段階、燃えやすいが6段階というように左からラインが伸びてくるのだけど、見事に一番右まで突き抜けてました・・・。 ここまでいっちゃうと燃費が悪いだけでいろいろ不便なんだよな・・・(苦笑)
ともかく、しばらくこれで遊んでみます!(笑)
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記憶の棘
2007/09/09(Sun)
「記憶の棘」
原題 : BIRTH (2004年 米 100分)
監督 : ジョナサン・グレイザー
出演 : ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト、ダニー・ヒューストン、ローレン・バコール
鑑賞日 : 9月1日 (DVD)


ニューヨークで家族と暮らすアナ(二コール・キッドマン)は、30代の未亡人。10年前に夫のショーンを心臓発作で亡くして以来、悲しみにくれていたが、最近になりようやく新しい恋人、ジョゼフ(ダニー・ヒューストン)のプロポーズを受ける決意がついた。ところが2人の婚約パーティーの夜、ひとりの少年(キャメロン・ブライト)がアナのもとを訪ねてくる。少年は「僕はショーン、君の夫だ」とアナに告げる。最初は信じていなかったアナだが、死んだ夫と自分しか知らない出来事を、ショーン少年が話し出すうち、疑いが生じ出す。「彼は本当に生まれかわりかもしれない」と。 (goo映画より)

ニコール・キッドマンのどこか翳のある表情と抑えた色彩が非情に魅力的だった映画。

人々の心の襞の描写を次々に重ねていくような見せ方だったので、カメラワークにクセがあり、 一人の人物のズームが多く、画面が長く静止しているシーンが多い。
効果的だったりそうではなかったりだったとは思うが、圧倒的だったのはコンサートホールでのアナの表情のアップ。
彼女の心と頭の中で、劇場に来る前に、もう私を傷つけないでと拒絶の言葉を発した自分の目の前で、それがショックで失神してしまった10歳の少年へのいろいろな感情が交錯しているうちに、甦ってくる亡き夫ショーンへの愛情に心を揺さぶられ始めたアナの表情。 キッドマンのこの演技は背筋がゾォーっとしてくるほど素晴らしかった。
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ストーリーとしてはちょっと微妙・・・。 
冒頭に出てきた亡きショーンの友人の妻の行動が怪しくて、またそれを演じているのがアン・ヘッシュだからこの人物が曲者・・・という直感(笑)。  婚約パーティーでアナに渡そうと持ってきたプレゼントを公園の草むらに埋めているのを彼女のあとをつけてきた少年ショーンは見ているんだろうし・・・。 
それでも、アナ同様、輪廻転生でこの少年がショーンの生まれかわりなのかも・・・というミステリアスな気分に浸りながらこの映画を見る事はできたので満足してますが。

断られながらも3年間プロポーズし続け、ようやくアナとの婚約にこぎつけたジョゼフの心理状況もとても興味深かった。
アナの記憶の中のショーンに対しては、死んでしまった者として同じ土俵に立っていないと割り切っているのだろうけれど、たかが10歳とはいえ、ショーンの生まれ変わりと主張する生きている存在のショーンに対してはだんだん自制心を失っていく。 少年に対してというより、少年に心揺さぶられるアナに対する嫉妬がそうさせたのかもしれないけれど。
一度はアナから離れはしたものの、少年がショーンの生まれ変わりでないとわかったアナからやり直したいと言われてすんなり許してしまうあたりは惚れた弱みか・・・。

少年役のキャメロン・ブライトの演技力も秀でるものがあると思うけれど、どうも、あの丸顔が・・・。 10歳の少年でももう少しキリリとしてくれていたら、もうちょっと嘘っぽくなかった気もするし、アナとのツーショットも絵になったかも。 
でも、なぜあの子はショーンになりすましたりしたのだろうか??? 普通の小学生として学校に戻った後で、アルバムの撮影で見せたあのわざとらしいまでに屈託のない笑顔が異様な印象として目に焼きついている。

アナと亡き夫ショーンとの仲も、実は誰もがうらやむ絵に書いたような幸福な夫婦ではなかったという事が、切なくミステリアスに盛り上がってきたストーリーに水を差したようにも感じた。
ただ、ショーン少年のアナへの別れの言葉で、アナが夫ショーンから深く愛されていた幸せな妻ではなかったという事に初めて気がつかされたのだったらなんと酷な事。

邦画のタイトルは??という事が多いけれど、「BIRTH」という原題に「記憶の棘」とつけたのはなかなかセンスがあるなと思いました。
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Kバレエ2007Winterシリーズ、キャスト発表
2007/09/08(Sat)
Kバレエ2007Winter公演のキャストが発表されました。 こちら

トリプル・ビル
11月10日(土)14:00  
   パキータ   長田佳世、ニコライ・ヴィユウジャーニン
   ラプソディ  荒井祐子、清水健太
   カルメン   中村祥子、宮尾俊太郎
11月10日(土)18:30  
   パキータ   浅川紫織、遅沢祐介
   ラプソディ  東野泰子、輪島拓也
   カルメン   松岡梨絵、清水健太
11月11日(土)14:00  
   パキータ   長田佳世、ニコライ・ヴィユウジャーニン
   ラプソディ  荒井祐子、清水健太
   カルメン   中村祥子、宮尾俊太郎

白鳥の湖
11月15日(木)18:30
   中村祥子(オデット&オディール)、宮尾俊太郎
11月17日(土)14:00(オデット/ジークフリート/オディール)
   浅川紫織/清水健太 /松岡梨絵
11月17日(土)18:30
   樋口ゆり/輪島拓也 /荒井祐子
11月18日(日)14:00
   浅川紫織/清水健太 /松岡梨絵
11月21日(水)18:30 (北海道厚生年金会館)
   松岡梨絵/宮川俊太郎 /荒井祐子

くるみ割り人形
12月16日(日)17:00  荒井祐子、清水健太
12月20日(木)18:30  松岡梨絵、宮尾俊太郎
12月21日(金)18:30  東野泰子、輪島拓也
12月22日(土)14:00  松岡梨絵、宮尾俊太郎
12月22日(土)18:30  荒井祐子、清水健太

今回、都さんはどの公演にも出演しないのですね・・・。 ちょっと残念!
ロンドンでの予定がどうなっているのかはチェックしていないのですが、くるみには絶対出ると思っていたのですよ。 あわよくば白鳥も!なんて思っていたのですが・・・。
その白鳥、松岡さんと荒井さんの日があるわー、日程的にもその日なら大丈夫!と思ったら北海道なのね・・・。
中村祥子さんと宮尾俊太郎さんが主演する11月15日の白鳥のみオデットとオディール一人二役の初演版との事です。 ここの4幕はオデットとオディ-ルが一緒に舞台上にいるのでその辺がごく普通のバージョンに変わるという事なのかしら?
キャストをみると、男性ではこのシーズンから正式に団員となる清水さんと、宮尾さんの出演回数が多いですね。 輪島さんの回数が少なくて、パートナーも松岡さんから変わっています。 芳賀さんはまだ怪我?
浅川さんと樋口さんはオデットデビューかな?
ま、いずれにしても一言で片付けさせてもらうと、客席のほとんどを占めるであろうS席(熊川さんがでなくなって少し割り振りが変わるだろうか?)が15,000円ていうのはどう考えても高すぎるこのシリーズ。
一般の前売り開始は9月17日(月・祝)です。
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チェルノブロフキナのワークショップとペレンの携帯CM
2007/09/07(Fri)
動きの遅い台風はまだ北海道付近で強い勢力を保ったままのようです。(お気をつけ下さい)
あちらこちらでかなりの被害が出てしまったようですが、東海・関東以東というか以北の皆様、朝夕の通勤等は大丈夫でしたか?

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さて、キョードー東京から 「国立モスクワ音楽劇場バレエ」ワークショップのお知らせ! のメールが届きました。

<引用> 
スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念「国立モスクワ音楽劇場バレエ」メールマガジンvol.04 9月になり、暑さも和らいでまいりましたが、来週、国立モスクワ音楽劇場バレエのソリスト、タチヤーナ・チェルノブロフキナとミハイル・プーホフがプロモーションのために来日致します! 9月12日(水) 16:30~18:00には渋谷チャコットでワークショップに二人が登場!定員20名様のプレミア講座です。次のアドレスから情報をチェックしてぞひご参加ください!
<引用おわり>

という事なのですが、ワークショップは無料ではなく、受講料4、000円との事で、きちんと通訳もつき、内容的には技術よりもこの劇場独特の演技面を強化するワークショップだそうです。
チェルノブロフキナかー、かな~り興味はありますが、平日の16時半開始では仕事さぼらないとナ・・・。
プロモーションもご苦労様な事ですが、あなた様はどの公演で主演されるのですか?とワークショップで質問したい気も!(笑)
ご興味のある方はチャコットのサイトを是非覘いてみて下さい。

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光藍社さんのマールイの公式サイトで紹介されていましたが、ペレンがウィルコムの携帯電話のCMに出演していて、こちらで動画を見られます。 携帯と一緒に踊っております(笑)
今はたいていHPでCMが見られるようになっているから嬉しいけど、ハウスのカレーマルシェの時はなかったんだよね! クチュルクとエフセーエワも一緒に出ていたというのに・・・!
おとといだったかな? 報道ステーションの終盤か終わったあたりに一度見かけたのですが、ちょっとテレビまでの距離が遠く、しかもCMの途中で気が付いて、あれ?っと思ったら終わっちゃいましたが、やっぱりペレンだったのね。
いつどこで撮ったのかしらん? 衣装はライモンダの衣装ですね。 女性のナレーションが無理すればタテとかケータイとか聞こえそうで(笑)  あれはロシア語のバレエ用語??
あの携帯もけっこう売れているそうですが、たしかに未だに携帯のボタンで文字を打つのにめちゃくちゃ時間のかかる私なんかにはキーが小さいとはいえ、キーボードだと楽だよな~。 重そうだけどな!
 
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ゲストレポ! 合同ガラBプロ 9月2日
2007/09/06(Thu)
うみーしゃさんから、9月2日の合同ガラBプロの素晴らしいレポを頂きましたのでご紹介します。
この日は私は見られなかったので嬉しいわ! どうもありがとうございま~す♪
バレエを愛するゆえ、バレエを習っている方ならではの視点、隠し切れないマールイへの愛♪など、読み応えたっぷりです!

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9月2日(日)マリィンスキー・バレエ&ボリショイ・バレエ 世紀の合同ガラ公演・Bプログラム最終日ペテびいきにもかかわらず、ロパートキナ以外は、ボリショイに軍配。調整も、衣装も、きらきら感も・・・。 でも全体としてとても良かった。このような企画を実現してくれて、みんな来てくれてありがとう。ってことです。
あと、3F左寄りの座席だったので、斜めに見下ろす角度。美しい脚のラインを堪能できなかったのが残念!値段と相談だけど、やはり後ろの席はストレスがたまるわ・・・。
今回、すばらしい人とあきれる人に分かれてしまったのだが、ロシア・バレエが日本の観衆をなめていたとか、バカンス明けで直行したとかではなく、大舞台に緊張していたのだと思いたい・・・。願望です。ハイ。

“アレルキナーダ” 振付:プティパ 音楽:ドリゴ 
★エフゲーニヤ・オブラスツォーワ/アントン・コールサコフ
女性の方はロパートキナの白鳥のDVDで4羽の白鳥の一人とな。小柄でかわいらしい彼女には合っていると思いますが、この演目を持ってきた意図は?ペテルブルグらしさを出そうとしたのかしら・・・?余裕のあるアントン・コールサコフに比べ、緊張がひしひしと伝わってきて、なんだか応援モードになってしまう。マールイなら点も甘甘になるけれど(←オイ)、今回のガラはコンセプトが違う。「これがペテルブルグのバレエだ」ってことを魅せてもらえなければ満足できないのよ。音楽も振りも楽しい演目だが心配しながら見ていてあまり楽しめなかったわ・・・。エフセーエワとシャドルーヒン(またはフィリモーノフとか))の方が魅せてくれると思う。

“病めるばら”:振付:ローラン・プティ 音楽:グスタフ・マーラー
★ウリヤーナ・ロパートキナ、イワン・コズロフ
「うっとり。」
やられてしまいました。湖の底を思わせるようなゆらゆらとした暗めの光が動く照明の中、男女が浮かびあがる。
超~スローなアダージョ。これは、眠りの深渕をあらわしていたのかな?イメージですが。彼女じゃなかったらただ冗長なだけの難解な作品になっていたかもしれない。彼女が出てくると会場の緊張が高まり、しかし気温が5度くらい下がる気がする。これがバレエなんだなぁ・・・。 踊りの一つ一つから想いが聞こえ、音符が読み取れる。マーラーの音楽を存分に詠っていた。フランス語の語りは必要か?音が割れていて聞き苦しいような・・・。日本人には意味わかんないしね。プログラムがないので、どういうコンセプトの作品なのかはわからないけれど、私が白紙で見たところでは「記憶の底にある一番楽しかったけれど別れてしまった愛の思い出と後悔を夢の中で回顧したような感じ」・・・うまく言えないな。
最後の方は段々うるうるきてしまった。終わったあとは放心状態。近所の座席で鼻すする音が聞こえたから、泣いていたのは私だけじゃないはず。キナ、本当にありがとう。アナタを見られたことは今年一番の幸運だわ。。
 
キナに注視しておりましたが、彼女を支えるイワン・コズロフはまぁたくましくて、キナの頭ひとつ分大きくて、がっしりした身体付の割に動きのラインがキレイ。この作品のようにゆっくりした動きだと、優雅に見せるにはコントロールが相当大変だと思うのですが。2人で作品を踊りこんで来たということが伝わってきました。夏休みはあったのかなー??しっかし・・・スローな動きだった。この作品をガラで、この競演の場で選択するのも勇気があると思うけど。バレエはやっぱり奥が深くて、とても難しいものですね。技術はもちろん古典を充分踊り込み、精神を鍛錬し感性を研ぎ澄まし、バレエへの解釈と愛と身体のコントロールをバランスよく結びつけた、ほんの一握りのダンサーが到達しうる世界なのかも。これで今日終わりでもいいや、と思ってしまったほどでした。

“眠りの森の美女”より3幕のパ・ドゥ・ドゥ 振付:プティパ 改訂:セルゲーエフ 音楽:チャイコフスキー
★アリーナ・ソーモワ/アンドリアン・ファジェーエフ
キナの後にこれ、分が悪いです。深い深い作品を見たあとだけに、2人が子供のように見えてしまった。すまん。アンドリューシャ、昔はファンだったけど、アナタは悪くないの。私が変わってしまったの。ソーモワは美貌と長い手足に恵まれたダンサーですが、まだまだ雑。あと、髪を染めてるの??金髪なのに生え際が妙に黒々していて、それが少し美しさを損なってしまった。
首をそらす角度も気になるし、手足のコントロールが大雑把。ファジェーエフも暴走するソーモワを支えるので手一杯。この踊りに関しては、昨年「バレエの女神」のペレン・ファジェのが良かったよ!

“ジゼル” 第2幕のパ・ドゥ・ドゥ 振付:ペロー,コラーリ,プティパ 音楽:アダン
★オレシア・ノーヴィコワ/ウラジーミル・シクリャローフ
ノーヴィコワの黒髪にはなんだか安心(?)します。振り返ったとき、彼女の黒い瞳がきらきらしていてとても印象強かった。目線って大事ですね。シクリャローフ君は若手の割によく表情をつけて踊っていたと思います。一度ジャンプの着地でぐらつきがありましたがその他は形もキレイに丁寧に決めていました。写真で見ると、若いながらも目に色気があるんですよね。これは役をつける上でお得です。ノーヴィコワ相手だとちょっと華奢すぎる感もありましたが。将来、サラファーノフと両雄になるか。サポートはまぁ、この日はまぁよかったです。はい。

“イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド”よりアダージョ振付:フォーサイス 音楽:ウィムレス 
★イリーナ・ゴールプ イーゴリ・コールプ
衣装と音楽で気がついたんですが、これってギエムが昔よく踊っていたやつでしたっけ。ソロはよく見ますが男女2人の場面初です。ところで、コルプが髪をド金髪に!ヒデかと思った(笑)元からこの色でしたっけ?彼は存在感が強いですね!立っているだけでオーラが放たれている・・・。イリーナ・ゴールプもよく踊っていましたが、ギエムの印象が強すぎてすみません。しかし、恐ろしくスタイルの良い2人でしたわ。

“タリスマン” 振付:プティパ 音楽:ドリゴ 
★エカテリーナ・オスモールキナ ミハイル・ロブーヒン
オスモールキナはロパートキナのDVDではパ・ド・トロワに登場しています。ただ振付通り回るのではなく、彼女のこれが見たい!という売りがほしいところ。ロブーヒンにはノーコメント。プハチョフの方がよかった。普段あまりチェックしないが衣装はお粗末だった。今回アタクシ随分辛口ですわ。愛ゆえですよ。

“瀕死の白鳥” 振付:フォーキン 音楽:サン・サーンス
★ウリヤーナ・ロパートキナ
これを日本で見られるなんて、1日2曲も踊っていただけるなんて。彼女の、「ペテルブルグの伝統を伝えなければ」という気迫が感じられました。始まる前から会場の空気が一変。これまた夜の湖を思わせるような照明の中、白鳥の「あ・痛いのかな?つらいのかな?でも頑張るのかな?」という様子というか、瀕死の彼女の声にならない声が腕から背中から聞こえてきました。やっぱり上手く言えないな・・・。キナの踊りからは、なんとなくペテルブルグの冬の寒さとか、寂しさが感じられるのよね。

“海賊”第2幕のパ・ド・ドゥ
★ヴィクトリア・テリョーシキナ レオニード・サラファーノフ
真ん中慣れしているというか、技術の安定があるからか、安心して見ていられたカップル。サラファーノフには踊る喜びみたいなきらきら感があるし、テリョーシキナもトリにふさわしい貫禄。今後が楽しみナリ。でもリョーナ(サラファーノフ)のジャンプは、未完成ながらもやっちゃえっていう勢いがあって時々はらはらしますので、踏み込みと着地かな?頑張れ!ヴィクトリアのフェッテは、拍手が起こらないのに心配してか、真ん中で突然ドゥブルが入ったりしました(笑)
回転系で喝采するような観客層ではないのでね。この日はね。

どちらかというとペテ好みのアタクシですが、本日ロパートキナとトリの海賊以外は厳重注意ですな。キナやヴィシがいなくなったらマリィンスキーどうなっちゃうんだろう。若手の育成は大丈夫か?という、厳しい前半を終えての後半です。オブラスツォーワ、ソーモワ、オスモールキナの3人娘はこの経験を是非大事に生かしてほしい。そして偉大な先輩方をよく見るように。会場の拍手喝采にはいろんな意味があるからね。対してボリショイ側は、明らかに今回の成績が(世界選手権じゃないって)来年の日本公演に影響することを考えている気合の入れようでした。

“ばらの精” 振付:フォーキン 音楽:ウェーバー
★ニーナ・カプツォーワ/イワン・ワシーリエフ
やっぱいいなぁ。イスと花瓶だけってすごく寂しいけど。こちらのニーナには思い入れがあります。99年ボリショイの日本公演がTV放映されたとき、ドンキのキューピッドでした。まだバレエを見始めて浅かったけど、この人の音楽的な動きにほれ込んだ覚えがあります。あれから何年もたつのに、相変わらず愛らしくかわいらしく、暖かみのあるラインと表情、柔らかい動きです。衣装もいいなぁ。人によっては重たく見えてしまうかもしれないが、彼女が着ると軽やかだわ♪ ドンキは絶対いくわよー。キューピッド・アゲイン・プリーズ! 
ワシーリエフって逞しいな。 この演目が彼向けかどうかはおいといて・・・ですけどね。あちこちさまよった結果、Aプロのコルプ様で見たかったとちょっと後悔。
でもボリショイの男性皆様胸板厚くてステキです。(最近好みが変わったかも)今までノーチェックだったけど、上半身がしっかり鍛えられている男性は頼りがいありそうでマル。ばらの衣装だと少し重たく見えるけどね。

“ライモンダ”第2幕のアダージョ :振付:プティパ 改訂:グリゴローヴィチ 音楽:グラズノフ
★ネッリ・コバヒーゼ/アルテム・シュピレフスキー
まず衣装の美しさにみとれました。なんだかきらきらしてるぞ。やっぱりボリショイは、「この日のために用意した」感じがします。マリィンカは「あるものを持ってきた」っぽかったもの。(笑)コバヒーゼはノーマークだったのですが、大好きになりました。長身にしっとりとした雰囲気がなんとも美しく、詩的で音楽的で、ほっとため息・・・。ずっと見ていたい踊りでした。アダージョだけって短くない?もっとやってよ~。シュピレフスキー君は、厳しいけどアタクシまだまだ認めておりません。ハンサムなのはわかりますが、あちこちの大カンパニーを渡り歩いている割に、自分のものにしているのかなー?(って意地悪ですねー。)チャンスをいろいろもらえている幸運体質は才能でもあるので、是非大成して驚かせて下さいませ。そのときはこの言葉撤回してやるさ。待ってるぜ。

“白鳥の湖”第3幕の黒鳥のパ・ドゥ・ドゥ 振付:プティパ 改訂:グリゴローヴィチ 音楽:チャイコフスキー 
★エカテリーナ・クリサノワ/ドミートリー・グダノフ
当初チャイコフスキーのパ・ドゥ・ドゥからこちらに変更したのはなぜでしょう。あちこちでやられる黒鳥はちょっと食傷気味・・・。チャイコフスキーの方が個人の技術やら音楽性をアピールできるんじゃないかと思うんだけど・・・というのは私の意見で、久々見たかっただけなんです。ザンネン!
踊りはハッキリくっきりと気持ちよくすぱすぱ決めてましたが、なんだろう。美しさとか妖艶とか、はっとする瞬間はなかったな。特筆すべきはグランフェッテで、シングル・ダブルの次にアームスはアロンジェ、脚はアラスゴンドで回転してました。これを3セットか4セット。後半はシングル。初めて見る組み合わせ。グダノフは手首の曲げ方が好みではありませんでした。動きがちょっと重く見えるが、この方も上半身はなかなかご立派。しかし、やはり上手に下がるときすぐに舞台モードでなくなるのがマズイですよ。

“スパルタクス”第3幕のパ・ドゥ・ドゥ 振付:グリゴローヴィチ 音楽:ハチャトリアン 
★スヴェトラーナ・ルンキナ ルスラン・スクヴォルツォフ
スクヴォルツォフはこの日のメンバー中一番がっしりしていたのでは?この方だったらどんなリフトも任せられますね♪いやいやそんなことよりも~ルンキナですよ!すっばらしい!
ボリショイのメンバーは大概演技が達者だとは思いますが、彼女のモノローグのような最初のソロ・アダージョから、その容姿の美しさも手伝って引き込まれてしまいました。バレエが芸術ってこういうことなのよね。踊れる人は、回転なんてしなくても観衆を引き込めるのね。
このお2人、なんていうか恍惚?とっても気持ちよさそ~に踊るんですよ。そのくらい、動きのつなぎに澱みもブレも躊躇も力みもなく、まるでそういう生き物であるかのように自然なのです。全身の筋肉を使っているだろうに、とてもリラックスして見えて、身体のどの部分もスジが浮き出てこないってどういうことだ!?スパルタクスも全幕見たくなりましたん。というか、マールイのスパルタクスが心配になってきた・・・。

“ミドル・デュエット” 振付:ラトマンスキー 音楽:ユーリー・ハーニン
★ナターリヤ・オシポワ/アンドレイ・メルクーリエフ
衣装の感じは、先ほどのコールプたちに似ていますが、こちらは全身黒ずくめ。照明も暗い。メルクーリエフは正面向きだがオシポワが向かい合ってずっと後ろ姿。音楽は素晴らしいのだけど、起伏がない繰り返しが多いのに、振り付けも繰り返しが多い。パッセの連続など、ずっと動きっぱなしのオシポワに比べ、メルクーリエフの見せ場が少なくてザンネン!ちょっと動いたところなんて、見事に統制がとれていてステキだったのにな。後半になっても息切れを見せないオシポワのスタミナは立派!

“ドン・キホーテ” 第3幕のパ・ドゥ・ドゥ 振付:プティパ 改訂:ゴールスキー 音楽:ミンクス
★マリーヤ・アレクサンドロワ/セルゲイ・フィーリン
さすがベテラン、さすがオオトリ。さすがボリショイ。いやーすぱっばしっと決まって音楽を隅々までひっぱって、楽しい楽しいGPDDでした。
フィーリンは、映像では見ていますが、本物は初めてです。昨年の日本公演は両演目ともツィスリカーゼ兄さんでしたので。
彼は気品も風格もありながら、いたずらっぽいチョイ悪な目も良いし、回転もポーズも文句なくはまりますワ。マーシャのフェッテは普通にシングルでしたが、軸がキレイなのでほれぼれ。彼女の笑顔はステキですね。フィーリンの余裕のキメはみとれるばかり。圧巻でした。最後、レヴェランスでフィーリンがアレクサンドロワにひざまづいて手にキスを。いい絵だわ~♪盛り上げてくれるよね~!ファラオの方でも見たかったな。あのシーン大好きなのよ。覚えたい。(←オイ)TVで是非♪

★★★フィナーレ(全員)
うん?この音楽はなんだっけ。妙にロシアちっくだな・・・。白鳥から1曲目のピンクの衣装に着替えたロパートキナ組を筆頭に、1ペアずつハイライトの振りをはしょりながら交代で真ん中に。最後はマリィンカの女性が前に座り男性は後ろに立ち、ボリショイ組のペアは全員リフトをして集合写真のようなポーズで手を振り幕。ロパートキナが全員をほどよく座らせようと腰を浮かせて場所をずらしてるのがかわいかった。ちょっとしぐさがお母さんぽいぞ。

拍手喝采の中もう一度幕が開き、お決まりのレヴェランス。当然キナが真ん中で、左右の女性はキナの動きに合わせて前に出ますが・・・
2回目か3回目か、キナが前に出て挨拶しようと2歩進んで周りも動きだしたその瞬間、彼女がはっと止まってしまい周りも止まった!(多分、袖に控えている指揮者を見つけたのだと思いますが・・・・)これには観客から爆笑が。徒競走のフライングのようだった。
キナとマーシャは隣同士で何かことばを交わしてました。この4公演、いろいろお互いの舞台を見て思うところもあったのでしょうね。彼らにとっても良い刺激になったのではないかしら♪

紙テープと紙吹雪がどちゃっとデリカシーなく落ちてきたけれど、シクリャローフ君の頭が粉まみれに。ゴールプは脚にからまった紙テープを振りほどこうと必死。(笑)フィーリンはマーシャの頭に紙吹雪をばしゃばしゃかぶせてるし。お茶目だなー。最後は横断幕。ロシア語と日本語で、「またお会いしましょう。」と。 カーテンコールが終わって客席が立ち始めた頃、緞帳の裏側からピューーーっと口笛が聞こえてきました。「やったぁっ。これで無事4公演終わったね♪」という出演者の歓声でしょうか。モロ聞こえで客席また大爆笑。そして拍手。最後もう一度幕が上がり、出演者全員手を振ってお別れを。なんだか心温まる幸せな瞬間でした。

キナの「やり遂げた」感満面の笑みが嬉しかった。彼女の笑顔はなんだかありがたい。(笑)この公演を見る限り、ロシア・バレエと日本の観客は相思相愛だと思いました。また来てね~
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ボリショイ・マリインスキー合同ガラAプロ 9月1日ソワレの感想
2007/09/05(Wed)
<第1部> マリインスキーバレエ

「アルレキナーダ」
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ&アントン・コールサコフ
<プティパ振付/ドリゴ音楽>
このガラ公演で私的株が上がったのがコールサコフ。 童顔で、体型もちょっと油断をするとコロッとしがちなので勝手に苦手にしていたのだけど、いたって正統派なんですね。 この演目では一箇所ミスがあったけれど、安定したテクニックを持ち、柔らかな動きをするダンサーで、レパートリーも幅が広そう。 もーちょっとにこやかな表情の方が良かったとは思うけど。
オブラスツォーワは彼女の愛くるしい雰囲気がコロンビーナにぴったりで、パートナーも変わって安心したのか(笑)魅力全開でした。 白にピンクの刺繍?が入ったチュチュもとっても似合っていた。 

「病める薔薇」
ウリヤーナ・ロパートキナ&イワン・コズロフ
<ローラン・プティ振付/グスタフ・マーラー音楽>
プログラムの作品解説からの引用ですが、この小品は、
「目に見えない虫が、おまえのベッドを見つけた・・・その虫の暗い、秘められた愛は、おまえの命を滅ぼす」バレエは、すべてを焼き尽くすような情熱をもつ虫と、暗く内に秘められた激しいその情熱に滅ぼされてゆく美の化身としてのばらを描いている。
と説明されています。

濃いピンクのミディドレスに髪には緑色の茨の冠のロパートキナと、ホワイトグレーの長いパンツだけのコズロフ。 
ロパートキナのアームスの動きがとても滑らかで美しかった。 初めて見る作品だし、ロパートキナの一挙手一投足を見過ごすまいと、つい彼女ばかりを追いかけてしまい、コズロフの表情などをきちんと見ている余裕がなかったのが後で考えるととても残念。
ロパートキナが両腕を控えめに広げながら、コズロフだけをみつめて切なそうに走って来たときの表情がとても印象的だった。 密やかに秘めやかにかきたてられる想いがもう隠し切れなくなったというような彼女のあんな表情は初めて見た。 
そして口づけ。 あまりに美しい絵で、このまま凍りついて透明になって砕け散ってしまいそうな感じがした。 2人の運命が静かに重なった瞬間から、薔薇は死へと導かれていく。
神秘的な世界に引き込まれた美しい作品だったのに、2人の残像と音の余韻に浸っていたかったのに・・・。 
あまりにも無情にブチッとテープが切れた。

「眠れる森の美女」第3幕のパ・ド・ドゥ
アリーナ・ソーモワ&アンドリアン・ファジェーエフ
<プティパ振付/チャイコフスキー音楽>
う~~~~む、なぜこの2人を組ませる・・・と、チャイパド以上に憤慨してしまった演目でした。
ソーモア、いきなりのアチチュードで上げる足が高すぎて品が感じられず嫌な予感。 彼女としては丁寧に踊っているのかもしれないけれど、やはりいろいろ雑に見えてしまう。 表情と上体の使い方も媚を売っているように見えて、がっくり。 それに、なんだか一人で踊っているというように見えてしまうのが一番まずいかも! せっかくのファジェーエフのキラキラデジレ王子の無駄使いだよね・・・。 
そのファジェーエフもヴァリの後半のジュテはバテバテでらしくなかった気がします。 なんだか、ソーモアに振り回されてエネルギー根こそぎ取られちゃった感じだわ・・・。 
オブラスツォーワと「ロミジュリ」を踊って欲しかったです!!  

「ジゼル」第2幕のパ・ド・ドゥ
オレシア・ノーヴィコワ&ウラジーミル・シクリャローフ
<コラーリ振付/アダン音楽>
ルンキナのジゼルを見てしまった後では、どうしても分が悪く、ノーヴィコワの首から肩へのラインとか腕が逞しく感じてしまい、儚げな様子や透明感も少なくて生身の女性に見えてしまった。 でも、1幕から踊っていたジゼルであればきっともっと良い印象があったと思うので、ここだけではちと可哀想でしたね。 
それと、シクリャローフのパートナーリングの影響もあったと思い、貧乏くじ引いたかな・・・と。 シクリャローフがノーヴィコワをリフトするとき、米俵でも持ち上げるのか!と思うほどの腰の落としようは絵的にも非常に美しくないですし、リフトされる方も空中で舞いにくいでしょうね。
シクリャローフもこれからマリインスキーの中で主役を踊っていくダンサーとして期待されているのでしょうから、「若さゆえ・・」の通じるうちに苦手なものからどんどんお稽古していって欲しいです。
カーテンコールでは、ノーヴィコワはこわばった表情のままでシクリャローフをあまり見ることがなかったけれど、もし彼に対して思うところがあったとしても(ジゼルの世界から抜け出せないという感じでもなかったので・・・)、観客の前ではそれを見せてはダメよ! 袖に下がってから、お好きなように!(笑)
 
「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」アダージョ
イリーナ・ゴールプ&イーゴリ・コールプ
<フォーサイス振付/ウィレムス音楽>
短い!短すぎます!! 「アダージョ」ってところを見逃していたのよ・・・(涙)
イン・ザ・ミドルはとっても好きで、しかもコルプだっつーのに、なんでこれだけしか踊ってくれないの(怒)。 コルプのしなやかな肢体の躍動美を堪能できるのを楽しみにしていたのに、あー、物足りない!!  「ばら」では分からなかったけど、コルプの髪もかなり金髪で中央部がいつぞやのベッカムモヒカンのように盛り上がってませんでした?
ゴールプはこちらの演目の方が良かったと思いますが、この演目ってこういう感じでしたっけ?

「タリスマン」パ・ド・ドゥ
エカテリーナ・オスモールキナ&ミハイル・ロブーヒン
<プティパ振付/ドリゴ音楽>
この2人、「ディアナとアクティオン」に引き続きこの演目ですか・・・。
なーんだか変わりばえしないですね。 ステパノワとプハチョフで3回も見たばかりだったし、オスモールキナのチュチュでの古典を見てみたかったです。 オスモールキナは柔らかい肢体を強調させるような綺麗な踊りで良かったですが、ロブーヒンは少し雑だったような・・・(プハチョフのマハラジャがとってもエレガントで美しかったものだから、プチ混乱)。 あと、緊張感全く無しでどっかどっか舞台を歩くのはよろしくないと!

「瀕死の白鳥」
ウリヤーナ・ロパートキナ
<フォーキン振付/サン=サーンス音楽>
マチネの白鳥よりも死に臨む姿がもっと厳かだった気がします。 
こんな素晴らしいものを3回も見られて幸せです♪
ダンスマガジンの表紙の撮影で、彼女は「今日は白鳥になるのに時間がかかったの」と言っていたそうですが、「3つのグノシエンヌ」 「「病める薔薇」の後に、短時間の間で「瀕死」を踊る今回は、そういう気持ちの切り替えってどうだったのだろうと思いました。
それに、キナ、今日は3回も死んでしまったのだ・・・。

「海賊」 第2幕のパ・ド・ドゥ
ヴィクトリア・テリョーシキナ&レオニード・サラファーノフ
<プティパ振付/ドリゴ音楽>
サラファーノフ、やっぱりその孫悟空みたいな金の短髪が気になるよ・・・。 アリとしては十分水準の高いパフォーマンスだったとは思うけれど、どこかが微妙に不調で、彼らしい冴えにはやや欠けたような気がする。
一方のテリョーシキナ。 踊りの正確さ、美しさ、音楽性、ほど良い強さのアピール感と客席とのコンタクトはグラン・パ・クラシック同様完璧だと思う。
指先まで注意を怠ることなく本当に美しい!  素晴らしい、美しいと思う瞬間はたくさんあったけれど、一度彼女が下手手前で見せたアラベスクの美しさには思わずはっとした。  伸びきった手足を静止させた彼女のフォルムの美しいこと・・・。 思えばこの公演中、特にマリインスキーのバレリーナでこういう美しいアラベスクを見せてくれた子がいなかった・・・。
テリョーシキナにはこのままの舞踊スタイルで、マリインスキーの大プリマとなって欲しいです。 


<第2部> ボリショイバレエ

「ばらの精」
ニーナ・カプツォーワ&イワン・ワシーリエフ
<フォーキン振付/ウェーバー音楽>
ペテルブルグ派以外で見たのは初めてです。
コルプの後だからというだけでなく、ちょっと(いや、かなり)違うなぁ、なワシーリエフのばらの精だった。 ヴィジュアル的にも踊り的にも重く、しなやかさを感じられず、腕の動きも綺麗に見えないし、見る方にも踊る方にも気の毒な、どう考えてもミスキャストでしょ?
カプツォーワはわりと大人めな少女だったけれど、軽やかで丁寧な踊りは良かった。 ただばらの精がばらの精だけに、ドラマにならず残念。

「ライモンダ」 第2幕のアダージョ
ネッリ・コバヒーゼ&アルテム・シュピレフスキー
<プティパ振付/グラズノフ音楽>
ネッリちゃんの気品のあるライモンダと白いマント姿もバッチリな精悍な顔つきが騎士らしい格好いいアルテムのジャン。 まるで映画の世界から抜け出してきたような麗しの美男美女だわ!  2人とも大柄なので衣装も映えるし舞台上での存在感も抜群。 叙情的で甘美な雰囲気も漂わせながらのしっとりした美しい踊りを堪能しました。 2人の踊りがアダージョだけだったのがとても残念だった。 
派手な超絶技巧があったわけでもないパフォーマンスのカーテンコールにはアンコールがかかりました。 多くの観客が求めているものが感じられたような気がします。 

「白鳥の湖」 黒鳥のパ・ド・ドゥ
エカテリーナ・クリサノワ&ドミートリー・グダーノフ
<グリゴローヴィチ振付/チャイコフスキー音楽>
クリサノワは脚が強い回転系を得意とするダンサーなんですね。 フェッテではダブルの時に両腕を上げるというようなテクニックも披露していましたが(彼女でしたよね、確か。すでに記憶が怪しいので他のダンサーだったらすみませぬ)、最後少しよろけていたのはご愛嬌? 体のラインもとても美しいダンサーです。 黒鳥の衣装だと腕の細さが多少ギスギス感を伴うかもしれませんが、オディールとして演劇性濃く踊ってくれてなかなか好印象。 彼女のオデットも見てみたい気になりました。 
対するグダーノフは演技的にはあっさり系でクリサノワに答えていなかったのが残念だけれど、踊りは綺麗にまとめてくれました。 ただ、このダンサー、今日はカーテンコールでだったけど、ちょっとマナーが気になる。 気を抜くのが早くない?

「スパルタクス」 第3幕のパ・ド・ドゥ
スヴェトラーナ・ルンキナ&ルスラン・スクヴォルツォフ
<グリゴローヴィチ振付/ハチャトリアン音楽>
ルンキナって可憐とか繊細というイメージが強かったのですが、切なさを感じさせながらも芯の強い情熱的でダイナミックな表現もできるんですね。 見せ場のリフトで始めにちょっと危ういところもあったけれど、後はバランスを崩す事も無くお見事でした。 スクヴォルツォフも適度にマッチョな体に衣装が似合っていたし、力強さと安定感があって良かったです。
前々回の来日の時に確か「スパルタクス」を持ってきたのですよね。 見逃したのがつくづく残念だ!   

「ミドル・デュエット」
ナターリヤ・オシポワ&アンドレイ・メルクーリエフ
<ラトマンスキー振付/ハーノン音楽>
音楽も聞いた事のない初めて見るコンテは7分くらいでお願いします。という私ですが、音楽がやや単調ではあるけれど、身体能力の高い二人のダンサーによるエナジー爆発のこの演目はけっこう楽しめました。 メルクーリエフはサポートに徹する事が多く、彼のソロはあまり楽しめなかったけれど、オシポワのバネの効いたダンスは堪能! あれだけハードに踊り続けられるというのは、やはり凄い筋力の持ち主なんですね。 カーテンコールでは、さすがの彼女も踊りきって疲れきって少し放心状態に見えました。   

「ドン・キホーテ」第3幕のパ・ド・ドゥ
マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン
<ゴールスキー振付/ミンクス音楽>
マーシャとフィーリン、最高!!!
すべての観客を惹き付けて釘付けにしてしまうような素晴らしい2人のパフォーマンス。
アダージョからすべての動きが気持ちいいほど正確できっちり決まっていて、2人の間で交わされている心の会話が聞こえてくるようだった。
フィーリンのヴァリ、美しく決める決める!! このシリーズの私の大トリでもあるこの演目で、フィーリンの熟練の極みにあるような美しい踊りとテクニックを見せてもらって本当に感激です!
マーシャのヴァリ、中央に進んできたところでのポアントのコツコツという硬い音を響かせたウッドペッカー並みの(笑)のパ・ド・ブレが凄い。 一気にマーシャワールドに引き込まれた感じだった。 燦燦とふり注ぐ真夏の陽光みたいな明るさのマーシャ! こんなに強烈で心地よいオーラは見たことない! フェッテはシングルで軸は微動だにせず、音に乗って、力強く美しく、余裕の笑み。 
フィーリンのグラン・ピルエットも美しく、上手奥からのマーシャの竜巻のような回転もすごいんだけど正確で綺麗! 
クラシックバレエのGPDDはこうあるべき!と高らかに謳いあげたような見事なコーダでした! 
あの、炎のように赤いチュチュがあんなに似合うのも彼女だけだろうな!

☆フィナーレ☆
フィナーレで使われた曲はAプロもBプロも同じで「赤いけし」よりソヴィエト水夫の踊りという曲だそうです。
このソワレから、マリインスキー→ボリショイという公演順に変わったので、お互いの指揮者を迎えに行く順番もそう変更になるのですが、マーシャが思わず間違えてマリインスキーの指揮者を迎えにいこうとしてしまい、「あはっ、ごめんなさい!」という感じでロパートキナに笑顔で誤っていました。
マチ・ソワと、意外なところで両女王がお茶目な面を見せてくれて、客席も一層和みました(笑)

いろいろ生意気な事も書いてしまいましたが、すべてロシアバレエ、バレエダンサーへの愛ゆえです! 日本でこのような素晴らしい公演を実現してくれたダンサーや関係者の方々すべてに心から感謝しています。
是非、定期的にこのロシアバレエの祭典を行っていただきたいと切望します。
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ボリショイ・マリインスキー合同ガラAプロ 9月1日マチネの感想
2007/09/04(Tue)
初日に息がイマイチ?と思ったペアも修正してきたし、ミスも減った分、初日よりも全体的に出来が良かったと思います。


<第1部>ボリショイバレエ

「エスメラルダ」 第2幕のPDD
エカテリーナ・クリサノワ&ドミートリー・グダーノフ
<プティパ振付/ドリゴ音楽>
初日にタイミングが合わなかったところなどもきちんと修正されていて、断然2日目の方が良かった2人。 
クリサノワのアピール感も可愛らしくて良かったです。 足腰の強さには自信のあるダンサーなのではないかと思いますが、できればタンバリンをもう少し音楽にきちっと合わせてしっかり叩いて欲しかった。
バレリーナのアチチュードの回転をサポートしていたのはこの演目だったっけ? 足にぶつからないように距離をとってサポートするのが大変そうでした。

「マグリットマニア」
ネッリ・コバヒーゼ&アルテム・シュピレフスキー
<ポーソホフ振付/ベートーヴェン音楽>
奇を衒いすぎた感のある音楽も2度目となると聞き流す事もできて(笑)踊りを楽しめました。
赤いドレスのスリットが割れて顕わになるネッリちゃんの脚が、黒一色の舞台の上で見事な美しさを放っていました。 
シュピレフスキーのサポートも変わらず安定。 

「海賊」 第1幕の奴隷の踊り
ニーナ・カプツォーワ&アンドレイ・メルクーリエフ
<プティパ振付/ドリゴ音楽>
こちらも状況設定はほとんど気にせずに鑑賞。
メルクリエフ、爽快に踊っていたんだけど、ヴァリで下手奥からの難易度の高そうな回転の最後の着地で手をついてしまったのが悔やまれる。
一瞬見せた悔しそうなというより悲しそうな顔にこちらもキュンとなってしまったよ。
カプツォーワは売られる娘が・・・などと気にさえしなければ、足の運びが綺麗でキュートな踊りが良かったです。

「ジゼル」 第2幕のPDD
スヴェトラーナ・ルンキナ&ルスラン・スクヴォルツォフ
<コラーリ振付/アダン音楽>
ルンキナのジゼルは静かな悲しみの中にいるような精霊だった。 スーブルソーの跳躍でさえ、ほとんどポアントの音が聞こえないような見事な踊り。 彼女のふわぁぁっという重力を感じさせない浮遊感が素晴らしい。 スクヴォルツォフのリフトも一役買っていたと思う。 ただ、2人の間にそんなに愛が、というか赦しとか悔恨がなかったような気がします。

「ファラオの娘」 第2幕のPDD
マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン
<プティパ,ラコット振付/プーニ音楽>
とても素晴らしかったです。
テクニックや見せ方、ほんのわずかな時間なのに物語を紡ぎ出す力のすべてが素晴らしいと思った二人。 マーシャの踊りは相変わらず男前だけれど、フィーリンに投げる視線は女らしくて可愛らしくて、そんなところがたまらなく魅力です。
で、また、それをきちんと受けとめているジェントルフィーリンも素敵!

「パリの炎」 第4幕のPDD
ナターリヤ・オシポワ&イワン・ワシーリエフ
<ワイノーネン振付/アサフィエフ音楽>
初日同様、飛ぶは回るはでお見事です。
ワシーリエフが空中に投げ出した体を斜めにして回転するジャンプ、よくそのまま落ちないなと思いますが、当然ながら着地する時の足首の角度がもうすんごい事になっているんですよ。 もーの凄く柔らかいんだろうけど、よく怪我しないなと・・・。
ワシーリエフ、なんかサイボーグみたいだわ。


<第2部>マリインスキーバレエ

「ばらの精」
イリーナ・ゴールプ&イーゴリ・コールプ
<フォーキン振付/ウェーバー音楽>
初日の印象とさほど変わらず。
やはりコルプのしなやかな肢体の動きは美しい、そしてゴールプは肌、焼きすぎ・・・。

「ヴェニスの謝肉祭」
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ&ウラジーミル・シクリャローフ
<プティパ振付/プーニ音楽>
大きな破綻がなくて良かった・・・。 
演目解説にあるような、「ユーモラスなやり取りをしつつ高いテクニックを見せる楽しいPDD」という醍醐味を味わえたとは思わないけれど、初日がボロボロだっただけにオブラスツォーワがとりあえずにこにこ気持ち良さそうに踊っていただけで良しとしてしまった。  
シクリャローフは、ソロはサポートの呪縛から解き放たれたように伸び伸びと踊っていたけれど、二人で踊る時はかなり慎重だったみたいです。 ラストも勢いを殺してオブラスツォーワとの距離を縮めてからガシッと抑技に入ってましたものね(笑)

「3つのグノシエンヌ」
ウリヤーナ・ロパートキナ&イワン・コズロフ
<マネン振付/サティ音楽>
綱渡り的なパートナーシップを見せられた後に鉄壁のサポートによる美しいパフォーマンス。
ロパートキナの肢体を丁寧にキャッチしているコズロフの真摯な表情がまたとてもいい。 

「ディアナとアクテオン」
エカテリーナ・オスモールキナ&ミハイル・ロブーヒン
<ワガーノワ振付/ドリゴ音楽>
このペアも初日よりも切れがあって良かったです。
オスモールキナが持っていた弓ならぬただのカーブした棒切れが相変わらず気になります(笑)。 
ロブーヒンが豪快に踊って決めれば決めるほど、あまりに似合いすぎるあの衣装に神話の世界というよりも原始の世界へと妄想が膨らむ・・・・。

「グラン・パ・クラシック」
ヴィクトリア・テリョーシキナ&アントン・コールサコフ
<グゾフスキー振付/オーベール音楽>
テリョーシキナの高雅なダンススタイルに思わず溜息。 ヴァリでポアントで数歩進んだ後に体を回転させてさぁーっと水平に上がる脚の爽快さといったら・・・。 すべてに余裕があって体で音楽を聴いている感じの踊りがとても素晴らしい!
コールサコフって「白鳥」の映像のパ・ド・トロワを何度も見ているので、すごく馴染みのあるダンサーのような気がしていたんだけど、実際に見るのは初めてだった事に気が付いた。
彼のソフトな跳躍と足首の柔らかさがいい。 

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
アリーナ・ソーモワ&アンドリアン・ファジェーエフ
<バランシン振付/チャイコフスキー音楽>
ソーモアは初日よりは幾分雑さが減っていただろうか?
ファジェーエフは本当に美しいわー。 お顔も体のラインもと~っても美しいです♪  
もう、やけくそ! だってホントに悔しいんだもん!! なんでソーモア???

「瀕死の白鳥」
ウリヤーナ・ロパートキナ
<フォーキン振付/サン=サーンス音楽>
死の世界の静寂と暗闇が一羽の白鳥を、己が内に引き込もうとしている。 その力に抗う事なくたおやかに腕を波打たせるロパートキナの白鳥。 和らいでいる表情の中で瞳だけが何かを強く語りかけているようにも見える。 
一度激しく両腕を羽ばたかせると、脚を折り、翼を丁寧にたたんでうずくまる白鳥。 最後に首が落ち死の瞬間を見た時に思わず涙が溢れてしまった。     

「ドン・キホーテ」
オレシア・ノーヴィコワ&レオニード・サラファーノフ
<ゴールスキー振付/ミンクス音楽>
出だしのサラファーノフの横とび開脚180度のジャンプは高くて綺麗だったなと思うのですが、PDDを通して彼としては自分のイメージどおりの踊りができなかったのではないかな?
ガラだから(ワシーリエフも意識の中にあったかもしれぬが)5回転よりも6回転とか思ってしまうのはよく分かるのだけれど、美しく回ってくれて綺麗に止まってくれるんだったら4回転でもいいよ!と思ってしまう今回のサラファーノフでした。 
この気持ちはサラファーノフ個人へというのではなく、技巧に走りがちである今の若手ダンサーたちへの思いでもあります。
彼らにこそ、観客席から鑑賞させたかった公演かもしれません。

☆フィナーレ☆
すべてのダンサーが一堂に会するとなんて豪華なんだろうと改めて思います。 
一度閉まったカーテンが、思ったより早く開いてしまったらしく、脚を崩してちょっとだけくつろいだ体勢だったロパートキナが、「あらっ!見られちゃったわ」と照れ笑いしながらあわてて姿勢を直しているのがなんとも可愛らしかったです。 真ん中じゃなければ、見られちゃったりしなかったのにね!(笑) チャーミングな人だわ!!!


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Kバレエ 2007年Winter公演
2007/09/03(Mon)
KバレエからWinter 2007シリーズの会員用案内が届きました。

すでにオフィシャルサイトにも発表されていますが、11月~12月の東京近郊の公演予定は以下の通りです。
「ラプソディ」「パキータ」「カルメン」  
11月10日(土マチネ&ソワレ)、11日(日) 文京シビックホール
「白鳥の湖」
11月15日(木)、17日(土、マチネ&ソワレ)、18日(日) オーチャード・ホール
「くるみ割り人形」
12月16日(日)  大宮ソニックシティ
12月20日(木)、21日(金)、22日(土、マチネ&ソワレ)  東京文化会館

キャストの発表は、Kバレエフレンズの専用ウエブサイトでは8日(土)に発表されるとの事なので、オフィシャルサイトの方でもほぼ同時に発表されるのではないでしょうか?
熊川さんと橋本さんが踊れない状態でどういうキャストを組んでくるのかなー? 芳賀さんは復帰したんでしたっけ?
今回、キャスト同様に関心があったチケットのお値段ですが(熊川さんが出ないのが最初からわかっているわけですから)、全公演とも S席15,000円、A席12,000円、B席9,000円、C席(くるみのみ)7,000円となっています。
全公演に都さんが出るわけではありませんから、今後KバレエのS席の値段は、熊川さん、都さんなしでも15,000円に設定されるという事なんでしょうかね? 今までは12,000円という公演日がありましたよね! なんだか便乗値上げ?
例えば、誰かの主役デビュー公演なんてのがあったとしても、ちょっと行って応援してみようかな?という具合にはなかなかいかないですねー。 S席以外の座席数が少ないし・・・。
一般の前売り開始は9月17日(月・祝)です。
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ハンニバル・ライジング
2007/09/02(Sun)
「ハンニバル・ライジング」
原題 : HANNIBAL RISING (2007年 仏、英、米 130分)
監督 : ピーター・ウェーバー
出演 : ギャスパー・ウリエル、コン・リー、ドミニク・ウエスト
鑑賞日 :8月25日 (DVD)
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1944年リトアニア。名門家の血を引くハンニバル・レクターは、ドイツ軍の爆撃により両親を失い、幼い妹とともに山小屋でひっそりと暮らしていた。そこへ、脱走兵のグルータス(リス・エバンス)らがやって来て、山小屋を乗っ取り、妹を連れ去ってしまう。終戦後、ハンニバルは孤児院へ送られるが、そこはかつてのレクター家の古城で、難なく脱走に成功。長旅の末、パリの叔父を訪ねた彼を迎えてくれたのは、美しい日本女性レディ・ムラサキ(コン・リー)だった。(goo映画より)
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レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と前3作はすべて見ています。
知性と教養にあふれた世界的な精神科医の本当の姿は冷酷な猟奇殺人犯というハンニバルの誕生秘話という事で、どのような背景とアプローチを見せてくれるのかかなり興味があった。

舞台がヨーロッパ、しかも戦争映画かと思うようなオープニングにはいささか意表をつかれた。
ハンニバルは名門貴族の出で、戦争が激化するまではリトアニアの古城に父母と妹と幸せに暮らしていた少年だったのですね。
疎開した山小屋にも戦火が及び、彼の目の前で両親が銃撃にさらされて亡くなり、妹のミーシャもグルータスたちによって命を絶たれてしまうまで、戦争の恐怖と悲惨さと同じくらいに強い印象を残したのがハンニバル少年の妹に対する強い愛情と優しさだった。
爆音に驚いて小屋の中から出てこようとするミーシャに、墜落した爆撃機などそこらじゅうの重火器から飛び散る銃弾に被弾しないようにと、「出てきちゃダメだ、家の中にいて」と必死で叫び続けるハンニバルには涙が止まらなくなり、後の殺人鬼となったハンニバルが、クラリスだけに見せた人間らしさに繋がるものを見たような気がした。

稀代の殺人鬼の原点が復讐であり、人肉を食するようになった理由も明らかになった本作に対しては概ね満足というか、楽しめはしました。
ただ、両親を失った孤独と恐怖の中でのミーシャの殺害が想像を絶するものであっても、あの6才の健気な少年ハンニバルから8年後の孤児院のハンニバルへの変貌、さらにはギャスパー・ウリエル演じたハンニバルからホプキンズ@レクターへの深化をこちらの想像に任せられるのは少々乱暴な気もする。

彼の拠点がアメリカに移っていく過程にまた何か大きな出来事が待っているんだろうか?
「レッド・ドラゴン」に繋がる続編が出来ても不思議ではないようなエンディングだったし。

ギャスパー・ウリエルは実にいろいろな表情を持った役者ですねー。
目つき、口元の表情一つで聖人から狂人へとどんな人物にも瞬時にして変われてしまいそう。
正面を向くとどことなくキアヌに似ている気がするので「リトルブッダ」のあの衣装を着せて同じ化粧をさせてみたい(笑)
ハンニバルの伯母、レディ・ムラサキを演じたコン・リー。 あの冷静な瞳はどこかで見たぞと思っていたら「マイアミバイス」のイザベラ役で出ていた女優さんだったのね! 
一線を越えてしまいそうな危うさも漂わせながら、凛としているムラサキの存在もこの作品には欠かせなかった。
映画の中の日本文化のいい加減さには、あえて触れないけれど、未だに日本人があのポジションを射止められないというのは、悲しむべき事なんだよな・・・。
因みにムラサキという、なんで?という名前は原作者のトマス・ハリスが感化された「源氏物語」に因んでつけたそうです。 一瞬、おー、紫の上!と思ってしまいましたが、紫式部のムラサキですね(笑)
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