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いつか眠りにつく前に
2008/08/09(Sat)
「いつか眠りにつく前に」
原題 : EVENING (2007年 米 117分)
監督 : ラホス・コルタイ
出演 : クレア・ディンズ、ヴァネッサ・レッドグレイブ、メリル・ストリープ、トニ・コレット
鑑賞日: 8月4日 (DVD)

いつか

重い病に倒れた老女アン(ヴァネッサ・レッドグレイブ)は、2人の娘と夜勤の看護婦に見守られ、自宅のベッドで静かに人生の最期を迎えようとしていた。混濁する意識の中で、アンは娘たちが聞いたこともない「ハリス」という名を口走る。彼女の意識は、40数年前の夏の日へと戻っていた…。親友ライラ(メイミー・ガマー)の結婚式でブライズメイドをするため、ライラの別荘を訪れていたアン(クレア・ディンズ)は、ライラの弟で大学の同級生だったバディ(ヒュー・ダンシー)と再会。 さらに一家のメイドの息子で、今は医者をしているハリス(パトリック・ウィルソン)と出会う。(goo映画より)


久しぶりにしみじみとさせられるいい映画を見たなと思った。
誰でもが人生の岐路において一度は思い悩んだ事があり、自分が傷ついたり、人を傷つけてしまったり・・・、そんな事をほろ苦く思い出させるような映画だった。 イシュトヴァン・サボーやジュゼッペ・トルナーレ監督の多くの作品に撮影監督として手腕を振るってきただけあって、この映画の全編を通じての映像の美しさは特筆もの。
いつか1


死の床でアンが「ハリスとわたしがバディを殺した」と呟いたことから始まる40年前と今を繋ぐ群像劇。 
ライラの結婚式のために訪れたニューポートで出会った時からお互いを意識しないではいられなかったアンとハリス。 そのハリスの事を長い間一途に思い続けて来たアンの親友ライラ、ライラの弟で大学時代からアンに好意を寄せていたバディ。アンに思いを拒絶され悪酔いしたバディが車に撥ねられ死亡したことから二人は別々の道を歩くことに。 アンはその後結婚と離婚を繰り返し父親の違うコンスタンス(ナターシャ・リチャードソン)とニナ(トニ・コレット)の二人の娘を授かる。 
そんな母の過去の事は知らない二人の娘が、母のうわごとをきっかけに母との関係、姉妹の関係、人生のパートナーとの関係を修復しながら前向きに新たな一歩を踏み出していく様子が、とても丁寧に細やかに描かれていたと思う。

それにしてもよくここまで豪華な出演者が揃ったものだと感心してしまう。
最後に出てくるまでキャストされている事を忘れていたメリル・ストリープ、台詞を一言喋った瞬間からもう彼女の世界に引き込まれる。 昔から好きな女優で多くの映画を見てきたけれど流石としかいいようがない。 必死に自分と戦っていた娘時代のライラと人生というものを悟りきってどっしりと落ち着いているライラはあまりにもかけ離れている印象も受けたけれど、それこそが人が年を重ねて成長していく事の素晴らしさなのかもしれない。 メリルとヴァネッサがベッドで寄り添いながら何気ない会話を交わすシーンは圧巻。

いつか2

 
ライラの娘時代を演じていたエイミー・ガマーが実の娘だとは知らずに見ていた。 言われてみれば顔の真ん中あたりが似てるかな(笑) コンスタンス役のナターシャ・リチャードソンもヴァネッサ・レッドグレイブの実の娘だそうで、名女優の母相手にスクリーン上で堂々と渡り合っていた。
ライラとバディの母役だったグレン・クローズも娘と息子を心配しながらも格式を重んじて生きる両家の母を好演。 バディの死を知っての慟哭には胸がつまった。 
トニ・コレットはもともと好きな女優だけれど、今回も臆病でなかなか自分をさらけ出せないニナ役の演技が素晴らしかった。
実は、この映画を見ようと思ったのはストーリーと女優陣の豪華さに惹かれたからには違いないのだけれど、それ以上に決め手となったのが(笑)、バディ役のヒュー・ダンシーだった。 「ルワンダの涙」で見てからは大いに気になる俳優の一人となっている。 まるで自分の生きていく道が見えていない不安に怯え焦る青年をこちらも好演していたと思うけれど、彼の魅力が生きていたかというとどんなものか?
配役で唯一他の女優だったらどうだったろうと思ってしまうのがクレア・ディンズ。 彼女がとても才ある女優だというのはわかっているのだけれど、顔のパーツがすべて大きすぎて好みじゃないんだよね・・・。 だから肝心の若いアンに思い入れが少ない。 ハリスと一度だけ再会したときの彼女は本当に生活に疲れきってやつれて見えて、まぁそういう設定で間違いはないのだろうけど、それでも何か輝いているっていうのが欲しかったなぁぁ。 好みの問題です、ね。 
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
2008/07/23(Wed)
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
原題 : INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL (2008年 米 122分)
監督 : スティーブン・スピルバーグ
出演 : ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェット、カレン・アレン
鑑賞 : 7月11日 (新宿プラザ)

インディ

1957年.相棒マック(レイ・ウィンストン)に裏切られ、スパルコ(ケイト・ブランシェット)率いるソ連工作員の魔手から危うく逃れたインディ(ハリソン・フォード)。大学も強制休職となり街を出ようとしていた彼に、マット(シャイア・ラブーフ)という若者が声をかけてきた。いわく「伝説の古代秘法“クリスタル・スカル”を手に入れられる」という。その言葉を信じ、インディはマットと共にペルーへと向かう。 そこでようやくクリスタル・スカルを手に入れるものの、待ち構えていたスパルコたちに捕らえられてしまい…… (goo映画より)。

ハリソン・フォードもインディも好きだし、過去3部作のファンとしては19年ぶりの新作が楽しみな一方で、60代半ばというハリソンがファンの中のインディのイメージを壊さず上手く年齢を重ねて行ったインディ足りえるのか、あれからいろいろな映画を見てきた自分がすんなりインディの世界に戻れるのかなど不安要素も少なからず・・・。

20年近くの歳月を経て蘇ったインディの新たな冒険とはどんな過去の遺産との遭遇なのかと思って迎えた冒頭はいきなりロックンロールにオールドカー ・・・。 そうか、これがインディの時代だよなと
改めて懐かしい気持ちになり半世紀前にすんなりタイムスリップ。

インディ1

19年ぶりのハリソン@インディはいきなり捕らわれの身で登場・・・。 やはり月日を感じさせるなぁ・・・。
いきなりのアクションもそれなりに見せてくれましたが、なかなかしんどそうでもある。 スパルコの命に従いインディは倉庫内にある多くの木箱の中から異常なほどの磁気を発している一つの箱を見つける。 スパルコがその木箱を開けてみると「ロズウェル1947」と書かれた棺のようなものがあり、さらに棺をあけるとそこにはどうみても地球外生命体のような物体のミイラが・・・。 と、これだけで物語の落し所がわかってしまったのは少し残念だった。
あのスカルはエイリアンの頭の形とそっくりだよなー

次々といろいろな事件がおこり、アクションシーンもこれでもかというくらいに用意され、話の展開も飛ぶように速いし、おきまりの有り得ないシーンもほどよく散りばめられていて全く厭きさせないのだけれど、ちょっとハラハラドキドキ感に欠ける。
ロシアのナンバー2、ドフチェンコがもっとぞくっとするような冷血漢だったら緊張感も高まっただろうか? その辺を適度に補ってくれたのがウーガの戦士たち。 壁や天井が姿を変える様にしてわらわら現れるのがけっこう不気味だった。

年齢を感じさせると書いたハリソン・フォードだけれど、物語が進んでいくにつれ、やはりこの人の大らかでセクシーで男臭い魅力はハリソンだけのものと再認識させられる。 まぁ私にとってこの人は、たぶん永遠にハン・ソロなのだけれど!
しょっぱなからエンディングはわかってしまったし、マットとの関係もそれしかないだろうというくらい察しがつきやすいものだったけれど、ハリソン@インディの健在ぶりをこの目で確かめられてやはり見て良かったと思った一本でした。

今回の悪役、ロシアの麗人武官スパルコを演じるケイト・ブランシェット。 抜群の存在感を放っていたのだけれどこういうまるごとエンターテイメントな映画の役まで彼女にもっていかれちゃうのかと思わないこともなかったり。 ロシア風なまりのある英語をごく自然にしゃべっているところがさすがだし、おかっぱ風ボブの彼女はエリザベスを演じた人とも思えない変貌振り!
あっさりインディを裏切ったかと思えばまた行動を共にするマックを演じるのはレイ・ウィンストン。 多少面影はあるものの、あのベオウルフはどれだけCGで別人にしちゃったのか・・・。
カレンの息子のマット役のシャイア・ラブーフ、「アイ、ロボット」、「コンスタンティン」、「ボビー」、「ダイ・ハード4」、「トランスフォーマー」とけっこう出演作品を見ていたことに驚くけど、ボビー以前は記憶になし。 売れているようだけど個人的には好きなタイプではないし(笑)、まだまだハリソンの帽子を受け継ぐのは早いわよ!!
マットのシンボル、革ジャンにグリースはマーロン・ブランドやジェームス・ディーンにあこがれる世代を印象付けるためのものなのですね。
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AVP2  エイリアンズVSプレデター
2008/06/23(Mon)
「AVP2  エイリアンズVSプレデター」
原題 : ALIENS VS PREDATOR : REQUIEM (2007年 米 102分)
監督 : コリン&グレッグ・ストラウス
出演 : レイコ・エイルスワース、ジョン・オーティス、スティーブン・パスクール
鑑賞日 : 5月5日 (DVD)
エイリアン


死闘の末、宇宙船の中でプレデターから飛び出たチェストバスター=ニュー・エイリアンは、船内で“プレデリアン”へと成長し、プレデターを次々と殺戮していく。コントロール不能となった宇宙船はコロラドの森へ墜落し、“プレデリアン”をはじめ、宇宙船に潜んでいた無数のエイリアンたちが獲物を求め飛び出していった。一方、宇宙船の異変に気づいた、エイリアンを駆逐することを生業とするニュー・プレデター<ザ・クリーナー>が地球へと乗りこんでくる。そして遂に始まった、人類の眼前で次々と繰り広げられる壮絶かつ凄惨な戦い。史上最も恐ろしい2大モンスターの激突の行方は?そして人類を巻き込んだ戦いの果てに待ちうける、驚愕の結末とは?人類が最も恐れていた悪夢が現実となる…。果たして地球に明日はあるのか? (映画生活より)

エイリアン1


プレデター1、2、エイリアン1〜4、エイリアンvsプレデターと全部見ているので、これも見なくっちゃという半分義務感にかられて?見てみました(笑) そして、リストに入れるだけのためにこれを書いています・・・。

AVP1のラストでプレデターに寄生したエイリアンのベビーが生まれていましたからね。 今回はそのハイブリッドであるプレデリアンなるものがプレデターの宿敵になるわけで・・・。 プレデターの特徴のドレッドヘアーがプレデターのDNAを15%受け継いでいるというプレデリアンにもあるので暗い画面だとどっちがどっちだかわからない。
奴らの戦いに巻き込まれた人間たちの方のストーリーは見なくてもわかる程度のものでしたが、国家権力が国を守る為にはカウンティーまるごと一つくらいの犠牲は全く厭わないというのも、まぁありがち。 
ストラウス兄弟が企画構想にあたり、その出来ばえ次第ではフォックスがAVP3を製作する可能性もあるとの事です。
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大いなる陰謀
2008/06/03(Tue)
「大いなる陰謀」
原題 : Lions for Lambs (2007年 米 92分)
監督 : ロバート・レッドフォード
出演 : トム・クルーズ、メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード、アンドリュー・ガーフィールド
鑑賞日 : 5月9日 (新宿プラザ)
陰謀2

ベテラン・ジャーナリスト、ジャニーン・ロス(メリル・ストリープ)は、未来の大統領候補と目されるジャスパー・アーヴィング上院議員(トム・クルーズ)の独占インタビューに赴き、対テロ戦争の新作戦について知らされる。同じ時刻、カリフォルニア大学の歴史学教授マレー(ロバート・レッドフォード)は、優秀であるのに勉学に身が入らない学生トッド(アンドリュー・ガーフィールド)を呼び出し、志願兵となった教え子2人の話を始める。 そして、アフガニスタンでは志し高い2人の若き兵士が最前線に送られていた。(goo映画より)

この「大いなる陰謀」というタイトルは、客を映画館に引っ張り込むための配給会社の「陰謀」といいましょうか「ささやかな抵抗」といいましょうか・・・。 この邦題につられて、スケールの大きいポリティカルサスペンスストーリーを期待していた人にはけっこう辛い映画だったのではないでしょうか?
現在のアメリカが対外的、対内的にかかえる社会的、政治的、倫理的な問題を描いて、見る者に問いかけ何かを考えるきっかけを与えるという若干リスキーなスタイルの映画だった。

対テロ戦争の新作戦、を自分に好意的なジャーナリストであるはずのジャニーンに独占取材させる事によって、自分が未来の米国大統領に相応しい人物であるというプロパガンダを含め、作戦に対する米国民からの支持を得ようと画策するアーヴィング上院議員。
ナルシシスティックで自信と野心に満ちたアーヴィング役をトム・クルーズが熱演していたと思う。 ファンの方には怒られそうだけど、トム・クルーズって、こういう役が一番はまるような気がする。 対テロ作戦が現場を全く知らないようなこのような人物によって生み出されるというのを印象付ける事にも成功していると思うし。 そのトム・クルーズに、経験と知性に満ちた敏腕ジャーナリストという雰囲気で対しているメリル・ストリープもとても素晴らしい。
しかし、この2人の会話のシーンは長く、息が詰まりそうだった。

陰謀1


この映画の登場人物で、一番理解しやすそうでしにくかったのがレッドフォード演ずるマレー教授。
彼の優秀な教え子であるアーネスト(マイケル・ペーニャ)とアーリアン(デレク・ルーク)の二人が、自分の授業で取り扱ったテーマである「参加することの重要性」に感化されて志願兵となりアフガンの最前線に行ってしまった事をずっと引きずっている彼とトッドのかみ合わない会話は聞いていてかなり疲れた。

あと、どうでもいい事ながら、ポスターのレッドフォードの目つきがなんとなくウィリアム・デフォーに似て見えてしまって悲しかった・・・(デフォーはデフォーで好きだけど)。 

見ていたテレビ番組が芸能ネタから政治ネタに変わったとたんにチャンネルを変えてしまう友人の隣に座っていたトッドの困惑の表情で終わるラストもそれほど効果的ではないような気がする。 この映画で何よりも賢い選択だったのは上映時間が1時間半だった事なのではないだろうか・・・。

トッド役のアンドリュー・ガーフィールドは、何も深く考えることなく何不自由なく暮らしている金持ちの息子というイメージにぴったりだったけれど、今後ブレイクが予想される俳優である!と思う。 

Lions for Lambsというタイトルの意味は、第一次世界大戦の英仏連合軍対独軍のソンムの戦いで、勇敢に戦って死んでいったイギリスの若い兵士たちを「イギリス兵たちはライオンのように雄々しく戦った。 だが勇敢な彼らがロバのように無能な指揮官の下に戦ったのも事実だ」とドイツ人の将軍たちが称えたというエピソードに基づいているそうです。 
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アイ・アム・レジェンド
2008/05/10(Sat)
「アイ・アム・レジェンド」
原題 : I AM LEGEND (2007年 米 100分) 
監督 : フランシス・ローレンス
出演 : ウィル・スミス、アリーシー・ブラガ、ダッシュ・ミホック、チャーリー・ターハーン
鑑賞日: 5月3日 (DVD)

レジェンド

2012年、人類が死滅してしまった地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)だけが生き残る。彼は究極の孤独と闘いながら、愛犬サムとともにほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続ける。太陽の光が消え去ると、いっせいにうごめき出す不気味な影、“ダーク・シーカーズ”の脅威と闘いながら、途切れそうになる希望をたぐり続ける日々。そんなある日、ネビルは、ある驚くべき事実に気づく。(goo映画より)

こちらのゾンビ映画も3度目のリメイクなのだそうですね! ゾンビ映画、侮るなかれ!(笑)
昨年他の映画を観にいった映画館で何度か予告編を見たけれど、ウィル・スミスが閑散としたビル群に向かってロングショットを飛ばすシーンがとめどなく広い空間にただ一人取り残された哀切が漂っていてとても印象的でした。
あれは空母に泊められた飛行機の翼からNYの街に向かって打っていたのですね。
3度目の今作はCGを駆使しまくった映像で、野生動物の群れが出てきたり、ダーク・シーカーズたちの不気味さなどは、流石!という感じだったけれど、その作り物の世界があまりに凄すぎて、ネビルの心理的苦悩、苦闘に自分の気持ちが寄り添わなかったような気がします。
ビデオレンタル店に店員に仕立てたマネキン人形を置き、我々が普段の生活で何気なく交わしているような会話の真似事を繰り返すネビルの姿には何ともいえないものがありますが・・・。

レジェンド1


そんなこの映画、すっかり魅了されてしまったのは、シェパードのサムでした! 世界でたった一人になってしまったネビルが唯一心を通い合わせる事のできる友であり家族。 頼られている、お互いを必要としあっていると思える存在がなかったら・・・心底恐怖です。
サムって言う名前だから雄だと思っていたら、致命傷を負ったサムに向かって「サマンサ」と叫ぶネビル。 メス犬だったのですね・・・。

サムを亡くし、夜になっても家にもどらず自暴自棄になっていたネビルがゾンビたちに襲われていたところを助けたアナ(アリーシー・ブラガ)は、ある山間の集落が寒さのためにウィルスの汚染から逃れているとネビルに告げる。 極寒がウィルスの蔓延を防ぐというのは大昔の「復活の日」を思い出すなぁ・・・。 って確かそうでしたよね?
ネビルがなぜ、レジェンドなのか、それも物語の終盤でようやくわかりました。 人類復活の産みの親という事なのですね。

「幸せのちから」でスミスの息子役を演じた実の息子のジェイデンに続き、今回は愛娘のウイロウが娘マーリー役で出演。 親ばか丸出しのスミスは、今度ジェイデン主役の映画を撮るそうで・・・。
「インディペンス・デイ」あたりから「アイ・ロボット」あたりまでけっこう好きな俳優だったので、あまりそういう話は聞きたくない気もするなぁ。
撮影中、3匹の犬が交代でサム役を務めたそうだけれど、中でもその賢さにスタッフが舌を巻いたアビーという犬、スミスも「家を買ってあげるからアビーを譲って」とドッグ・トレーナーに頼み込んだほどの惚れ込み様だったそう。 ま、願いは叶わなかったようですが(笑)


全3作品です。
1964年 「地球最後の男」 正体不明の新種のウィルス
1971年 「地球最後の男 オメガマン」 中ソ細菌戦争でもたらされたもの
2007年 「アイ・アム・レジェンド」 癌の特効薬とされたものが殺人ウィルスに変異

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インベージョン
2008/05/03(Sat)
「インベージョン」
原題 : THE INVASION (2007年 米 99分)
監督 : オリバー・ヒルシュビーゲル
出演 : ニコール・キッドマン、ジャクソン・ボンド、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム
鑑賞日 : 4月19日 (DVD)
インヴェージョン

精神科医のキャロル・ベネル(ニコール・キッドマン)は、元夫タッカー(ジェレミー・ノーサム)から、息子オリバー(ジャクソン・ボンド)への面会要求を受けていた。 離婚してから全くオリバーに興味を示さなかったタッカーの突然の要求に戸惑うキャロル。 その頃、彼女の周囲で不可思議なことが起こり始める。夫が別人になってしまったと訴える患者、謎の言葉を発しながら車に轢かれる女性、その事故の目撃証言を要らないという警官。 そんな中彼女はオリバーをタッカーの元へと送り出すのだが……。 (goo映画より)

感染者から液状のものを吹きかけられてそのウィルスに感染した人が眠る事によって発症し、感情を持たない無表情な人間となってしまう。 地球外生命体のこういう形でのインベージョンというのも有なんだな・・・と意外性に感心していたら、この映画、「盗まれた街」という原作の4度目の映画化なんですね。

そんな無感情ゾンビと成り果てた周囲の人から必死に逃れ、強心剤を打たせてまで眠気と闘いながら愛する息子を守るニコールの迫真の演技が凄いです。 母は強し、そして美しい。
さらに終盤のキャロルの派手なカーアクションシーンは、ニコール自身によるものだとすれば、びっくりですが、彼女の車に群がってくる感情なき人々の様子は、本当に感情無いの?と疑いたくなるほど執念深くて、今まで見てきた数々の(笑)ゾンビと同じだわ! 違うのはアンデッドじゃないって事くらいか?
インヴェージョン1


キャロルの息子オリバーを演じたジャクソン・ボンドがと〜〜っても可愛い! あんな男の子が自分の息子だったら、まちがいなく旦那は二の次になるだろうな・・・。  どんな美少年から美青年に成長していくかが楽しみです!(笑)

キャロルを助けながら一緒にオリバーを探すベン役のダニエル・クレイグ、私的には「ミュンヘン」以来の好感度でした。 (ちなみに007シリーズを愛するわたくしは彼のジェームズ・ボンドは見ていません・・・。) 
ついにウィルスの犠牲となったベンがキャロルに向かってもっともらしく説得した「我々の世界は戦争も貧困もない平和な世界、だからこちら側に来るんだ!」みたいな言葉。 これが監督からのメッセージの一つなのだろうか? そうは言いつつも、自分達への脅威になりそうなウィルスへの抗体を持つオリバーを葬ろうとするのってどうよと突っ込みたくなりますが。

意図されているパンデミックの恐怖という点は、いまいちシリアス感が足りなかったような感じがする。 もう少しその辺の描写に時間を費やしても良かったのでは。 一番印象が強かったのはキャロルの車に群がる人間もどきたちだったからなぁぁぁ。 

過去3作の作品です
1956年 「ボディ・スナッチャー 恐怖の街」 ドン・シーゲル監督
1978年 「SF ボディ・スナッチャー」 フィリップ・カウフマン監督
1993年 「ボディ・スナッチャーズ」 アベル・フェラーラ監督
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エリザベス ゴールデン・エイジ
2008/03/12(Wed)
「エリザベス ゴールデン・エイジ」
原題 : ELIZABETHE: THE GOLDEN AGE (2007年 英・仏 114分)
監督 : シェカール・カプール
出演 : ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライブ・オーウェン、リス・エバンス
鑑賞日 : 2月29日 (新宿アカデミー)
エリザベス
 
25歳でイングランド女王に即位したエリザベス(ケイト・ブランシェット)。父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)はことあるごとに圧力をかけてきた。さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアート(サマンサ・モートン)の存在も火種となっていた。(goo映画より)

この映画を見るために2月の頭に前作の「エリザベス」を借りて来て駆け込み予習をした。 その前作では、女王に即位する前の利発そうな眼差しが印象的な初々しい娘時代のエリザベスと、自分は英国と結婚したとして”ヴァージン・クイーン”を宣言したラストシーンの白塗りの女王エリザベスの高潔な姿が脳裏に焼きついている。 あっ、あとはアンジュー公を演じたヴァンサン・カッセルね。

本作は第80回アカデミー賞の主演女優賞部門(ケイト・ブランシェット)と衣装デザイン賞部門にノミネートされ、みごと衣装デザイン賞に輝いています。

「エリザベス ゴールデン・エイジ」は即位27年後の1585年のイングランドで幕が開く。 衣装デザイン賞を受賞したのももっともな事と頷けるコスチュームの気品溢れる絢爛豪華さに幕開けから圧倒される感じ。
歴史的な面からも興味深くはあったけれど、エリザベスを演じたケイト・ブランシェットが見せる気高さ、聡明さ、哀しさなど、全編を通じての見事な演技に脱帽でした。

一国の情勢が対外的にも対内的にも宗教によって左右されたこの時代。 新しい君主の信仰する宗教が先代と変わったがために、いきなり異教徒となり、迫害の危険を恐れ身を隠して生きていかなければならなくなる恐怖がいつ転がり込んでくるかわからないという社会の恐ろしさも十分感じた。 そしてその恐怖は民衆だけのものではなく、女王エリザベスにしても、常にカトリックからの暗殺という恐怖に身をさらされて生きているのだ。
エリザベス暗殺を企てたメアリー・スチュアートとの確執はあまり深く描かれる事はなかったけれど、メアリーが使わした暗殺者トマス・バビントン(エディ・レッドメイン)が教会で祈りを捧げるエリザベスに銃を向け、彼に気づいたエリザベスがたじろぎもしないでトマスを見つめ返すシーンは圧巻。
エリザベス1


そんなエリザベスの心を前作のロバート・ダドリーに代わり魅了するのがクライブ・オーウェン演じるウォルター・ローリー。
イングランドと運命を共にすると決意し、国内や近隣諸国との間に抱える数々の問題から逃れる事のできないエリザベスにとって、自分が知る由も無い外の世界、未知の世界に生きる自信と男らしさに溢れたセクシーなウォルターはどれほど新鮮で魅力的に映ったのだろう。 
久しぶりに自分の中に眠っていた女を目覚めさせる殿方であり、自由の象徴でもあったのだろうな。
クライブ・オーウェンがまたこのキャラクターにピッタリはまりすぎ・・・。

互いに惹かれあいながらも、エリザベスとウォルターの関係が許されるはずもなく、ウォルターはエリザベスのお気に入りの侍女であるべス(アビー・コーニッシュ)とも惹かれ合い、身ごもったべスと内密に結婚した事からエリザベスの逆鱗に触れ幽閉される。
理性を失い、べスに手をあげ、ウォルターに罵倒を浴びせるエリザベスの狂気のようなものが凄かった。 べスとウォルターを近づけたのは自分であり、当然の成り行きと理解できる事も、大切に思っている二人からの裏切りは、己の望む幸せを手に入れる事はできないという現実を突きつけられた辛く耐えがたい出来事だったのだろう。
エリザベス2


べスを演じているアビー・コーニッシュは、「プロヴァンスの贈りもの」でハリウッドに進出したオーストラリア出身の新進女優。 楚々として可愛らしい感じながらちょっと気の強そうな雰囲気がなかなか好み。 今後に期待大。
実際のべス・スロックモートンはとても気丈な女性で、ウォルターを心の底から愛し、彼が斬首された後はその首に防腐処置をして彼女が死ぬまで手放さなかったそうだ。

アルマダの開戦直前に、甲冑に身を包んだエリザベスが馬上から兵士たちを鼓舞するシーンは本当にクール! ジャンヌ・ダルクのようでもあり、甲冑が反射した後光のような日の光に包まれたエリザベスはまるで勝利の女神のようだった。
アルマダの海戦自体は思ったほど時間が取られていなかったけれど、風向きを読んだ焼き討ち船や大砲を搭載した帆船による闘いなどそこそこの迫力にも満足。 大嵐が起こったために無敵艦隊が敗れ国への侵略を免れるなんてまるで元寇。

ケイト・ブランシェット同様、エリザベスの重臣、ウォルシンガムを演じたジェフリー・ラッシュの、可能な限り感情を殺したような冷静沈着さの中に、常に何かと闘っている強さと苦悩を感じさせる演技も素晴らしかった。 ウォルシンガムの諜報活動なしにはエリザベスのゴールデン・エイジもなかったに違いない。

エリザベスの晩年を描く第3作目を作るという話もちらほら出ているようだけれど、そうなるとエセックス卿の人選が大いに楽しみでもあるな。
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アメリカン ギャングスター
2008/02/21(Thu)
「アメリカン ギャングスター」
原題 : American Gangstar (2007年 米 157分)
監督 : リドリー・スコット
出演 : デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディングJr.
鑑賞日 : 2月15日 (新宿プラザ)
ギャング1

1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。(goo映画)

1970年代の米国が舞台とは言え、麻薬ビジネス、汚職警官、軍の腐敗など現在も尚蔓延っているような問題を、存命している実在の人物をモデルに描くというのもかなり度胸のいる試みかと・・・。
ギャング


黒人ギャングのカリスマ的存在だったバンピーに長年仕えてきたフランクは、バンピーの死後、彼を追い詰めた、仲介マージンを省き質の良い外国製品を扱う大型店舗の新しい商売をヒントに、自分の進んでいくべき道を麻薬ビジネスの中に見出す。 
家族に向ける優しい眼差しと深い愛情、ビジネスマンとしての嗅覚の良さと紳士的な振る舞い。 スーツ姿もびしっと決まっているデンゼルがあの調子で演じると、どうしても憎むべき罪人として見られず、自分の信念を貫くためには人も殺すし暴力的で威圧的な態度にも出るフランクに違和感すら覚えてしまう。
知略に優れているだけでなく、危険を顧みずタイ奥地に自ら大麻を買い付けにいくという大胆さも兼ね備えている彼は魅力たっぷりに描かれているけれど、決して許されてはならない人物。
大物と知れ渡り、マフィアや警察側からマークされないように目立つ行動を極力避けていたフランクが、リッチーの知る存在となってしまったのも妻エヴァへの思いやりゆえに油断をしたというのがなんとも皮肉・・・。

一方リッチーはプライベートでは離婚した妻と子供の親権を巡る裁判の只中にあり、女性関係にはかなりだらしがなさそうで、 カジュアルもフォーマルもさり気なく着こなしているフランクとは対照的に、ぼさぼさ頭でなりふりなどかまわないメタポな刑事。 まさしく麻薬にも賄賂にも手を出していそうなみてくれなのだけれど、捜査中に見つけた100万ドルという大金を横領することなくそっくりそのまま署へ持ち帰るという、悪事に手を染める事だけは絶対にしないという正義感の塊のような男。

全く違う人生を歩んでいるこの2人の生き様が交互に挿入される演出が、始めのうちは煩わしく効果的だとは感じなかったのだけれど、気がつくとフランクとリッチーのどちらにも魅せられ、どちらかに加担するという事も無く見られたような気がする。 それだけ2人の俳優が素晴らしかったのでしょうね。

デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの文字どおりの共演シーンは終盤のたったの30分ほど。 その2人の出逢いのシーンとして用意された、教会の扉の前で立ちすくむフランクをリッチーが待ち受ける映像は、言葉では言い尽くせないほど圧倒的。 特に相手を意識していただけ、リッチーのフランクをみつめる何ともいえない表情が印象深い。 
バックに流れるアメイジング・グレイスもこの曲をおいて他にはないだろうと思うほど心に染み入った。

フランクとリッチーが対峙するシーンは、2本の支流が一つになり悠々と流れる大河のような静かな迫力と、お互いがどこか惹かれあうような和やかさが漂っていてともかく秀逸。

脇役も味のある役者ばかりで固められていたと思うけれど、大勢の家族の心のよりどころであるフランクの母親を演じたルビー・ディーが、地味ながらも芯の強い存在感のある老婦人を好演していたと思う。

そして、この映画、一番のサープライズはエンドクレジットの後に・・・(笑)。
やはり映画はエンドクレジットが終わって客席が明るくなるまでは席を立ってはいけないですね!
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オーシャンズ13
2007/12/29(Sat)
「オーシャンズ13」
原題 : OCEAN`S THIRTEEN (2007年 米 122分)
監督 : スティーブン・ソダーバーグ
出演 : ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アル・パチーノ
鑑賞日 : 12月23日 (DVD)
オーシャンズ

“オーシャンズ”のメンバーの1人、ルーベン(エリオット・グールド)が心筋梗塞で倒れた。原因は世界的なホテル王ウィリー・バンク(アル・パチーノ)。だまされ、切り捨てられたショックで病に伏せたのだ。ルーベンの病床にかけつけたオーシャン(ジョージ・クルーニー)やラスティー(ブラッド・ピット)たちは、仇をとるべく行動を開始。狙う先は、バンクが新たにラスベガスに建設するカジノホテルだ。最新鋭のセキュリティに守られたこの場所で、バンクの全てを奪うための戦いが開始された…!! (goo映画より)
.オーシャン1


「オーシャンズ」シリーズ、1,2とそれほど面白かったという感じでもなかったけれど、やはりDVDが出れば、見てみようというくらいのノリの映画です。

今回はジュリア・ロバーツが出ていないんですね・・・。 ジュリア好きの私はちょっと淋しい。
その分、男女関係の変なしがらみもなくて、オーシャンズが一丸となって仲間のリベンジのために突き進むというシンプルな仕立てになっていたので、すっきりと分かりやすかったですね。

ただ、あまりにも事が障害も無く進んでいってしまい、ルーベンもなんとなく回復してしまい、ストーリーに起伏が少なくて物足りない感じもしました。
本当にメンバー全員が働いてた?とか突っ込みたくなる部分もありましたが、これだけの俳優を一度に見られるのもこのシリーズならではなので、スターの競演&共演を単純に楽しむのもいいのかもしれないですね。

今回、今までよりちょっと美味しい役だったのが、ライナス役のマット・デイモン。
リベンジの相手であるバンクの右腕のアビゲイルを有名ホテルの支配人という美味しい餌でつって利用しようとする。 でも地のままではなく、付け鼻に媚薬という戦闘用具(笑)を必要とするところがやっぱりマット・デイモンね!

そのライナスが付け鼻をつけてアビゲイルを口説く作戦には「ブロディ」という作戦名がついているそうなのですが、それって鼻が大きくて高いエイドリアン・ブロディから取ったとかなんとか・・・
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エラゴン 意志を継ぐ者
2007/06/03(Sun)
「エラゴン 意志を継ぐ者」
原題 : ERAGON (2006年 米・英 104分)
監督 : シュテファン・ファンマイアー
出演 : エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコビッチ
鑑賞日 : 5月19日 (DVD)
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17歳のエラゴン(エド・スペリアース)は、ある日、森で不思議な光を放つ青い石を見つける。その石こそが帝国アラゲイジアの命運を握る、ドラゴンの卵だった…!卵から孵ったメスのドラゴン、サフィラを密かに育て始めたエラゴンは、自分がかつて国を守っていた誇り高き種族・ドラゴンライダーに選ばれた事を知る。暴君ガルバトリックス王(ジョン・マルコビッチ)に立ち向かうため、村の語り部ブロム(ジェレミー・アイアンズ)と旅に出たエラゴンは数々の危機を乗り越え、サフィラとの絆を深めていく。 (goo映画より)

ず〜っと考えていたのは、サフィラの声は誰だろう?って事だった。 わりと聞きなれた声なのに誰だか思い出せそうで思い出せない。 結局最後のクレジット見るまでレイチェル・ワイズだとわからなかった。 悔しい!

反乱軍だ、帝国軍だ、エルフだ、魔法だと、雰囲気的にはなんだかスター・ウォーズとロード・オブ・ザ・リングスにハリー・ポッターまでがミックスされたような冒険ファンタジーでした。 特にストーリー、キャラクター的にはスター・ウォーズだね!  それから、とってもマイナーなんだけれど、「プリズン・ブレイク」で一躍スターダムにのし上がったウェイントン・ワースが出ていた「ダイノトピア」でも、卵から恐竜が孵るのを見守って世話したり、鳥類系の恐竜を操るライダーが出てきたりしたもんだから、脳内いろいろごちゃまぜになりながら楽しみました。 脳内いろいろな物語でごっちゃなわりにはこの映画の話の展開は想像に易いので、ある意味安心して見ていられました。

卵から孵ったばかりのベビー・サフィラはチビのくせにけっこう獰猛で(笑)、きっと荒馬をならすようにあのドラゴンをならして一人前のライダーになる試練の物語なのね・・・なんて思ったけど全然違いましたね!
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監督のファンマイアーは、ジョージ・ルーカスが”視覚効果の天才”と呼んでいたほどの人物だそうなので、映像は美しかったし、迫力がありました。 特にエラゴンがサフィラに乗って渓谷をすり抜けて行くシーンや、ブロムとの別れのシーンなどは印象的でした。 物語のラスト、エラゴンとサフィラが反乱軍と力を合わせ、ダーザ率いる帝国軍と闘うシーンはやや画面が暗すぎたのとゴチャゴチャしすぎていて、かえって迫力に欠けるような気もしたけれど・・・。

ブロム役のジェレミー・アイアンズは、やはりこういう静なる正義感溢れるメントウ的存在が似合いますね〜。 この映画をみたのも彼が出ていたからなんだけど。 願わくば、第2作、3作にもオビワン・ケノビ風かガンダルフ的にスクリーンに甦って欲しいものです(笑)
エルフ族の王女アーリア役のシエンナ・ギロリーってエラゴンよりもちょっと年上くらいにしか見えなかったけれど、75年生まれの、今32歳なんですね。 すっごくびっくり! 顔に覚えはなかったけれど、彼女は、キス・キス・バン・バン、タイムマシン、ラブ・アクチュアリー、バイオハザードIIと、これまでに4本の映画で見ていたらしい。 たしかにバイオではミラ・ジョヴォヴィッチより可愛くて目立ってたものね! この王女が2作、3作とどんな役割を担うのかも楽しみです。
反乱軍の指揮官アジハトに扮するジャイモン・フンスーはここでも独特な存在感を惜しみなく放っていますが、最近ちと働きすぎでは?(笑)
エラゴン役のエド・スペリーアスは18万人の中から選ばれた新人だそうですが、最初はナルニア王国の兄ちゃん再びか!というような感じもしたけれど、物語が進むに連れて落ち着きとしっかりした感じが出てきて、ヒーローらしい精悍な顔つきになったのは良かったですね。

第2作目もきっとDVDで見るのでしょうが(笑)、今作の始めの方で兵役を逃れる為に旅立って行ったエラゴンの従兄がキーパーソンとして戻ってきたりするのかなぁ?? 
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